JP2002502284A

JP2002502284A - エンド・ユーザーが消費可能な物質を消費するときに電気回路を閉じる玩具

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Publication number: JP2002502284A
Application number: JP50075999A
Authority: JP
Inventors: ルードル，エリオット・エイ; フィッシャー，レイモンド・アール; フォスター，ジョージ
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1997-05-30
Filing date: 1998-05-20
Publication date: 2002-01-22
Also published as: EP0988102A4; EP0988102B1; WO1998053892A1; WO1998053892A9; EP0988102A1; AU7689898A; US6062936A

Abstract

(57)【要約】玩具（５６４）は、第１電極（５５２）と、電気回路に結合された第２電極（５５４）とを含む。第１電極はまた消費可能な物質（５５８）にも結合されている。エンド・ユーザーが第１電極と消費可能な物質とに電気的に結合されたとき、回路は閉じる。回路が閉じることによって、玩具の１つまたは複数のアクチュエータ、音声装置などを作動する。

Description

【発明の詳細な説明】エンド・ユーザーが消費可能な物質を消費するときに電気回路を閉じる玩具発明の背景関連出願に対するクロスリファレンス本出願は、１９９７年６月１９日に出願された出願第０８／９７９２３８号の係属中の一部継続出願であり、これは１９９７年５月３０日に出願された出願第０８／８６６５６１号の係属中の一部継続出願であり、これは１９９６年４月１日に出願された出願第０８／６２６２９２号の係属中の一部継続出願である。１．発明の分野本発明は、音声の発生または照明、もしくはその両方が行われる玩具「アイス・ポップ（ice pop）」に関する。２．関連技術の説明子供に不思議な要素を提供する玩具が商業的に成功している。このような形式の玩具の１つはＲＯＳＩＥという商標でＤＳＩ社が市場に出した人形であった。ＲＯＳＩＥは、エンド・ユーザーがこの人形の両手を保持するとしゃべる。それぞれの手は、人形の内部の音声発生装置に結合された１個の電極を備えていた。人形の両手を掴むことによって、エンド・ユーザーは電極に電気的に結合されたスイッチとなった。結合された電極は人形の内部にある回路を閉じるので、音声発生装置が音声を出した。ＴｉｇｅｒＥｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓａｎｄＣａｐｔｏｙｓ社は、商標ＢＵＢＢＬＥＢＯＰＰＥＲおよび商標ＭＵＳＩＣＡＬＢＵＢＢＬＥＴＵＮＥＳによって２種類の音声を発生する魔法の杖を市場に出した。杖は音声発生装置に結合された電極を有していた。エンド・ユーザーは液体の泡を作ってから、電極を泡と接触させることを試みた。杖と接触すると、泡は電極を電気的に結合する媒体となり音声発生装置に音声を発生させた。Ｓｃｈｌｏｔｔｅｒ．ＩＶ他に発行された米国特許第４９１４７４８号は、エンド・ユーザーが装置のハンドルのボタンを押すとキャンディ片を照明する目新しい閃光灯を開示している。発明の概要この玩具は第１電極を含み、また消費可能な物質と結合されている第２電極を含む。玩具はさらに、エンド・ユーザーが第１電極と消費可能な物質とに電気的に結合されたときに閉じられる電気回路を含む。図面の簡単な説明本発明の目的と利点は、下記の詳細な説明と添付の図而を見れば当業者には容易に明らかになろう。図面において、第１図は、本発明による玩具装置の斜視図である。第２図は、玩具装置の回路の概略図である。第３図は、エンド・ユーザーが玩具装置を操作しているところを示す斜視図である。第４図は、液体を型の中に注入しているところを示す斜視図である。第５図は、基板を型の中に挿入しているところを示す斜視図である。第６図は、玩具装置の代替実施形態を示す斜視図である。第７図は、本発明の玩具を示す斜視図である。第７ａ図は、直線ストローに取り付けられた玩具を示す斜視図である。第８図は、第７図の玩具を示す断面図である。第９図は、この玩具の代替実施形態を示す断面図である。第１０図は、この玩具の代替実施形態の斜視図である。第１１図は、第１０図の玩具の分解図である。第１２図は、キャンディ片を支える玩具の分解図である。第１３ａ図は、第１２図に示す玩具のハンドルの分解図である。第１３ｂ図は、第１３ａ図に示す玩具の代替実施形態の分解図である。第１４図は、第１２図に示す玩具の代替実施形態の断面図である。第１５図は、一対の電極を有する家庭用品の斜視図である。第１６図は、第１５図に示す家庭用品の代替実施形態である。第１７図は、容器に取り付けた玩具装置の代替実施形態の斜視図である。第１８図は、エンド・ユーザーが玩具装置を使用しているところを示す斜視図である。第１９図は、玩具装置の代替実施形態を示す斜視図である。第２０図は、玩具装置の代替実施形態を示す斜視図である。第２１図は、缶に取り付けた玩具装置を示す斜視図である。第２２図は、第２１図に示す玩具装置と缶の分解図である。第２３図は、缶に取り付けた玩具装置の代替実施形態の斜視図である。第２４図は、第２３図の玩具装置と缶の分解図である。第２５図は、缶に取り付けた玩具装置の代替実施形態の斜視図である。第２６図は、ポプシクルに結合された玩具装置の斜視図である。第２７図は、第２６図の玩具装置とポプシクルの分解図である。第２８図は、一対の電極を有する歯ブラシの斜視図である。第２９図は、一対の内側通路を有する玩具装置の断面図である。第３０図は、スイッチ作動式玩具装置の断面図である。第３１図は、閉じた位置にあるスイッチを示す第３０図と同様の断面図である。第３２図は、本発明の代替実施形態を示す斜視図である。第３３図は、本発明の代替実施形態を示す断面図である。第３４図は、本発明の代替実施形態を示す斜視図である。第３５図は、本発明の代替実施形態を示す斜視図である。発明の詳細な説明本発明は総括的には、電気回路に結合された第１電極と第２電極を含む玩具である。第１電極が消費可能な物質にも結合されている。エンド・ユーザーが第１電極と消費可能な物質とを電気的に連結された状態にしたときに回路が閉じられる。回路が閉じることによって、玩具の１つまたは複数のアクチュエータ、音声装置などが作動する。図面を参照番号によってさらに詳しく見ると、第１図は本発明の玩具装置１０を示している。玩具装置１０は、ハンドル１４に結合された冷凍液１２を含む。装置１０は、ハンドル１４の外側面に位置する第１電極１６を有する。第１電極１６は、エンド・ユーザーが押すことができるボタン１８と同心的であることが好ましい。装置１２はまた、ハンドル１４の環状リップ２４によって形成された空洞２２の内部に配置された第２電極２０を含む。空洞２２の底２６には電球２８が取り付けられている。ハンドル１４は一般的には安価な成形プラスチック材料で作られている。電極１６、２０は一般的には銅などの導電性材料で作られている。冷凍液１２は、エンド・ユーザーがなめて消費することができる棒付きアイス・ポップ「ポプシクル」を形成するために一般的に使用される香味のある水をベースにした物質であることが好ましい。冷凍液１２は基板３０によって支えられている。基板３０は、ベース・プレート３４から延びたタブ３２を含む。タブ３２は、冷凍物１２の形成中に冷凍液１２の基板への接着をよくする複数の孔３６を含むことが好ましい。ベース・プレート３４は複数の孔３８を有し、これらの孔によって、基板３０を空洞２２の中に挿入したときに第２電極２０が冷凍液１２に接触することができる。第２図は玩具装置１０の電気系統の概略図である。ハンドル１４は、装置１０から音声を発生させて放出することができる音声発生装置４０とスピーカ４２とを含む。音声発生装置４０は、当技術分野では周知のように印刷回路板に実装された１つまたは複数の音声発生集積回路にすることができる。装置４０は、一連の異なる音声を発生させて玩具１０の複雑性を増すことができる。例えば、装置４０は「ワー」という音に続いて「ガー」という音を出すこともできる。装置１０はまた、音声発生装置４０とスピーカ４２とに電力を供給する電池４４も有している。電池４４は一般的には、ハンドル１４の底部にあるカバー（図示せず）を外して取り付けることができる１．５ボルトまたは３ボルトの装置である。第１電極１６は線４６によって音声発生装置４０に接続されている。電池４４は線４８によって第２電極２０に接続されている。第１電極１６が第２電極２０に電気的に接続されると、音声発生装置４０は電力を受けて音声を発生させる。電球２８はボタン１８によって電池４４に結合される。ボタン１８を押して回路を閉じ、電池４４を電球２８に接続すると、電球２８は冷凍液１２の中に光線を放射する。第３図に示すように、玩具装置１０は、ハンドル１４を掴んで冷凍液１２をなめるエンド・ユーザーによって操作される。エンド・ユーザーの手は第１電極１６と接触している。エンド・ユーザーの舌は、冷凍液１２によって第２電極２０と電気的に結合されている。エンド・ユーザーと冷凍液１２は第１電極１６を第２電極２０に連結するので、音声発生装置４０とスピーカ４２は１つまたは複数の音声を放出する。玩具装置１０は、エンド・ユーザーが冷凍液１２をなめるたびに音声を放出し、これによって玩具を使用する際に驚きと不思議の要素を提供することになる。エンド・ユーザーはまた、ボタン１８を押して装置１０をなめながら冷凍液を照明することもできる。第４図および第５図は冷凍液１２の好ましい形成方法を示す。液体物質５０を型５４の内部空洞５２の中に注ぐ。型５４はスタンド５６によって支えられている。型５４は、形成した後に冷凍液から容易に取り外すことができ、別の冷凍物を作るために使用できるような、弾力性のある可撓性材料で構成されることが好ましい。物質５０が液体状態である間に基板３０を内部空洞５２の中に挿入する。それから型５４、液体５０、および基板３０を冷凍装置の中に置き、物質の液相を固体状態に変化させる。型５４と冷凍液１２をスタンド５６から持ち上げ、それから型５４を冷凍物１２から離脱させる。次に、基板３０をハンドル１４の中にカチッとはめ込んで玩具装置１０を組み立てることができる。第６図は、液体６０とエンド・ユーザーとを利用してハンドル１４の第１電極１６と第２電極２０とを結合する玩具装置１０’の代替実施形態を示す。液体６０はカップ６２の内部に位置し、このカップ６２は第２電極２０と接触している接点６４を有する。カップ６２は、液体を電球２８によって照明することができるように透明な材料で作られることが好ましい。エンド・ユーザーが液体を飲むとき、ユーザーと液体とで電極１６、２０間に電気の経路を作り出すので、音声発生装置４０とスピーカ４２が音声を放出する。いくつかの例示的な実施形態を説明し、添付の図面に示すが、このような実施形態は単に例示のためであって本発明を限定するものではなく、また当業者には様々な他の変形が起こり得るので、図示説明した特定の実施形態によって本発明が制限されるものではないことを理解されたい。例として、エンド・ユーザーが冷凍物をなめるときに玩具が冷凍液を照明するように、回路を変えることができる。さらなる代替実施形態として、エンド・ユーザーが冷凍物をなめるときに玩具が冷凍液の照明と音声の放出の両方を行うことができる。さらに、玩具装置を電極なしで製造することもでき、この場合、ボタン１８を押すことによって装置は冷凍物を照明するか、または音声を放出するか、もしくはその両方を行うようにすることもできる。第７図、第７ａ図および第８図に本発明の玩具１００を示す。この玩具１００を、液体１０６の入った容器１０４の中にある通常のまたはねじれたストロー１０２に取り付けることができる。玩具ストロー１００はハウジング１０８を含み、ハウジング１０８は、容器１０４の内部の液体１０６と流体連絡している内側通路１１０を有する。ハウジング１０８は、通常のストロー１０２の端部を受け入れるポート１１１を有している。内側通路１１０の中には第１電極１１２と第２電極１１４がある。第１電極１１２と第２電極１１４のうちのいずれかは表示器１１６に接続されている。表示器１１６は、スピーカ１２０に結合された「サウンド・チップ」１１８などの音声発生装置にすることもできる。表示器１１６が作動すると、スピーカ１２０とチップ１１８は音声を発生させる。代替案として表示器１１６を作動すると光線を放出する光源にすることもできる。さらに他の代替案として、表示器１１６は光源と音声発生装置の両方を含むことができる。ハウジング１０８は、表示器１１６および電極１１２、１１４のいずれか１つに電気的に接続された電池１２２を含むことができる。ハウジング１０８は、表示器１１６と電池１２２の両方の周りに成形された高耐衝撃性のスチレンまたはポリプロピレンなどのプラスチック材料で製造することができる。使用に際して、エンド・ユーザーは玩具１００の内側通路１１０を通して、そして電極１１２、１１４を通過させて液体１０６を吸い出す。内側通路１１０内の液体は電極１１２、１１４の間にあるとき電気の経路を作り出す。電気の経路は回路を閉じて表示器１１６を作動させる。第９図は、ハウジング１０８’が別の通常のストロー１２６を受け入れることができる第２ポート１２４を有する代替実施形態を示す。ストロー１２６をハウジング１０８’から出して、他のストローと取り換えることができる。したがって、エンド・ユーザーがハウジング１０８’に接触することを必要とせず、ハウジング１０８’を再使用することができる。ハウジング１０８’は第１電極１１２、第２電極１１４、および表示器（図示せず）を含む。第１０図および第１１図は玩具１３０の別の実施形態を示す。玩具１３０は、第１電極１３３と第２電極１３４とを有するハウジング１３２を含む。電極１３２、１３４は、光源または音声発生装置にすることができる表示器１３６に結合されている。ハウジング１３２は、内側通路１４０と外側面１４２とを有する通常のストロー１３８に取り付けてある。通路１４０と外側面１４２はストロー１３８の近位端１４４から遠位端１４６へ延びている。第１電極１３３は、外側面に沿ってストロー１３０の近位端１４４へ延びている細長い導電片１４８を含む。第２電極１３４は、遠位端１４６へ延びている細長い導電片１５０を含む。エンド・ユーザーが細長い導電片１４８と接触してストロー１３８の内側通路を通じて液体を引き出して、第１電極１３２と第２電極１３４の間に電気経路を作り出すと、表示器１３６が作動する。細長片１４８、１５０、液体、およびエンド・ユーザーが電極１３２、１３４の間に電気経路を作り出す。第１２図および第１３ａ図は、硬いキャンディ片１６２などの食べられる物質を支える玩具１６０を示す。玩具１６０は、第１電極１６６と第２電極１６８とを有するハンドル１６４を含む。電極１６６、１６８は表示器１７０に結合されている。表示器１７０は、音声発生装置１７２、電池１７４、および電池接点１７６を含むことができる。代替案として表示器１７０は、光源（図示せず）、または光源と音声発生装置１７２を含むことができる。キャンディ１６２は、ハンドル１６４に取り付けた留め具１７８に取り付けられている。キャンディ１６２と留め具１７８のベースとの間に金属箔１８０を置くことができる。留め具１７８は１つの開口１８２を有し、この開口は、キャンディ１６２と電極１６８の間に電気経路を作るための第２電極１６８と金属箔１８０との間の接触を可能にする。玩具１６０は、キャンディ１６２を保護する着脱可能なキャップ１８４を含むこともできる。使用に際して、エンド・ユーザーは第１接点１６６を掴んでキャンディ１６２をなめる。本発明はこのような動作原理に限定されるものではない。しかし、エンド・ユーザーによってキャンディの上に付着する唾液が金属箔１８０とユーザーの間に電気経路を作り出す。エンド・ユーザーがキャンディに接触すると、ユーザー、唾液、および金属箔１８０が電極１６６、１６８の間に電気経路を作り出して、表示器１７０を作動させる。第１３ｂ図は、取換え可能な表示器カートリッジ１８６を有する玩具１６０’ の代替実施形態を示す。表示器１８６は、印刷回路板１８８に取り付けられてカプセル材１８９で囲まれた音声発生集積回路（図示せず）を含んでいる。回路板１８８は複数の導電接点を有することもでき、これらの接点はハンドル１６４’ の内部にある対応するカード縁コネクタに差し込み接続し、音声発生回路を電極１６６、１６８に結合する。第１４図は玩具１９０の代替実施形態を示す。玩具１９０は、電線１９７によって表示器１９６に接続された第１電極１９２と第２電極１９４とを含む。表示器１９６は音声発生装置または光源、もしくはその両方であってもよい。第１電極１９２は留め具１９８に接続され、留め具１９８はキャンディ片２００などの食べられる物質を支えている。第２電極１９４はハンドル２０２に取り付けてある。留め具１９８と玩具のハンドル２０２は、キャンディ２００がハンドル２０２の内部で回転できるように作られている。キャンディ２００の動きは電極１９２、１９４の間の電気接触を作り出して、表示器１９６を作動させる。例として、キャンディ２００はハンドル２０２の中に組み込まれたジンバル２０４の周りに回転することもできる。エンド・ユーザーがキャンディをなめると、舌の力でモーメントが生じて、これが留め具１９８を回転させて電極間に電気接触を作り出し、表示器１９６を作動させる。第１５図および第１６図は、表示器（図示せず）に接続された一対の電極２１２、２１４を有する玩具用品２１０を示す。エンド・ユーザーが電極２１２を掴んで電極２１４を自分の口の中に入れると、表示器が作動する。第１５図に示す実施形態は、ユーザーと電極２１４の間の隣接接触を可能にするものである。第１６図に示す実施形態では、さじの中に置かれた食物も電気経路の一部であるから、ユーザーが食物を食べると表示器が作動する。第１７図は、既存の容器２２２に取り付けることができる玩具装置２２０を示す。容器２２２には液体などの消費可能な物質２２４が入っている。装置２２０は、ハウジング２３０に取り付けた第１電極２２６と第２電極２２８とを含む。第２電極２２８は消費可能な物質２２４の中に延びている。ハウジング２３０は一般的には、容器２２２のリップ部の上に置くことができる形状に成形されたプラスチック材料で作られている。ハウジング２３０は、電極２２６、２２８が電気接続されると音声または光もしくはその両方を放出する表示器２３２を含んでいる。第１８図に示すように、装置２２０は、第１電極２２６と接触して容器２２２から消費可能な物質を消費するエンド・ユーザーによって操作される。エンド・ユーザーは電極２２６、２２８の間の電気経路を閉じて、表示器２３２を作動させる。ガラス容器が図示説明されているが、容器は消費可能な物質を保持するために使用されるボウルまたはその他の装置でもよいことを理解されたい。さらに、容器から液体を飲んでいるところが図示説明されているが、本発明ではアイス・クリームなどの他の消費可能な物質でも利用可能であることを理解されたい。第１９図は、液体などの消費可能な物質２４４を保持する既存の容器２４２に取り付けることができる他の玩具装置２４０を示す。装置２４０は、第１電極２４８と表示器２５０とを有するハウジング２４６を含む。表示器２５０は音声または光もしくはその両方を放出することができる。装置２４０はまた、容器２４２のリップ部に取り付けた第２電極２５２も含む。第２電極２５２は、容器２４２の底部からリップに押し込まれた金属クリップにすることができる。使用に際して、エンド・ユーザーは物質２４４を消費しながら、第１電極２４８と接触して第２電極２５２を自分の口の中に置いている。エンド・ユーザーは電極２４８、２５２の間に電気経路を作り出し、これが表示器２５０を作動させる。第１９図に示す玩具装置は、消費可能な物質２４４と第２電極２５２との間の接触を必要とせずに動作する。第２０図は、容器２６９のベース２６６に位置する第１電極２６２と表示器２６４とを有する玩具装置２６０の代替実施形態を示す。第１電極２６２は絶縁電線２７２によって第２電極２７０に接続されている。玩具２６０は、第１９図に示す玩具と同じ方式で動作する。装置２６０は、既存の容器に取り付けるか、または新しい容器に組み込むように適合可能である。第２１図と第２２図は、金属缶２８２に取り付けた玩具装置２８０を示す。装置２８０は、第１電極２８６と第２電極２８８と表示器２９０とを含むハウジング２８４を含んでいる。表示器２９０は音声または光もしくはその両方を放出する。ハウジング２８４は缶２８２の最上部に取り付けるように作られている。第２電極２８８は缶２８２の最上部分と接触している。通常のアルムニウム缶の側部は誘電材料の層を有することがわかる。使用に際して、エンド・ユーザーは第１電極２８６と接触して、缶２８２の内部の物質を消費する。缶２８２、物質、およびエンド・ユーザーは電極２８６、２８８の間に電気経路を作り出し、これが表示器２９０を作動させる。第２３図および第２４図は、金属缶３０２に取り付けることができる他の玩具装置３００を示す。装置３００は、缶３０２の上部リップと下部縁とにクリップ留めすることができるＣ形のハウジング３０４を含む。ハウジング３０４は、第１電極３０６、第２電極３０８、および表示器３１０を含む。第２電極３０８は缶３０２の底部と接触している。代替案として、第２電極３０８を缶３０２の最上部と接触させることができる。装置は、第２１図および第２２図に示す装置と同じ方式で動作する。第２５図は、金属缶３２２に取り付けることができる他の玩具装置３２０を示す。玩具装置３２０は、第１電極３２６と第２電極３２８と表示器３３０とを有するハウジング３２４を含む。第２電極３２８は、缶３２２の開口部３３２の近くに位置している。使用に際して、エンド・ユーザーは第１電極３２６と接触して、缶３２２の内部の物質を消費しながら第２電極３２８を自分の口の中に置く。エンド・ユーザーは電極３２６、３２８の間に電気経路を作り出し、これが表示器３３０を作動させる。第１９図および第２０図に示す装置と同じように、玩具装置３２０は第２電極３２８と物質との間の接触を必要とせず、表示器３３０を作動させる。第２６図および第２７図は、棒付きアイス・ポップ３４２に取り付けた玩具装置３４０を示す。棒付きアイス・ポップ３４２は、棒に付けた冷凍食品として定義されるものとする。装置３４０は、第１電極３４６と第２電極３４８と表示器３５０とを有するハウジング３４４を含む。ハウジング３４４はまた、棒付きアイス・ポップの棒３５４を受け入れる内側通路３５２も含む。使用に際して、エンド・ユーザーは第１電極３４６と接触して棒付きアイス・ポップ３４２をなめる。エンド・ユーザーとなめられた棒付きアイス・ボップは電極３４６、３４８の間に電気経路を作り出し、これが表示器３５０を作動させる。第２８図は、第１電極３６２と第２電極３６４と表示器３６６とを有する歯ブラシ３６０を示す。第１電極３６２は歯ブラシ３６０のハンドル３６８中に位置し、第２電極３６４は歯ブラシ３６０の剛毛３７０の近くに位置している。使用に際して、エンド・ユーザーは第１電極３６２と接触し、ブラシ３７０と第２電極３６４とを自分の口の中に置く。エンド・ユーザーは電極３６２、３６４の間に電気経路を作り出し、これが表示器３６６を作動させる。代替実施形態として、第２電極３６４を歯ブラシ３６０のブラシ３７０の内部に位置付けることができる。また代替実施形態として、電極３６２、３６４と表示器３６６とを、既存の歯ブラシに取り付けたハウジングに取り付けることもできる。第２９図は、一対の通路３８４、３８６を有するハウジング３８２を含む玩具装置３８０を示す。第１電極３８８は第１通路３８４の内部に位置する。第２電極３９０は第２通路３８６の内部に位置する。電極３８８、３９０は音声又は光もしくはその両方を発生させることができる表示器３９２に接続されている。ハウジング３８２は、液体などの消費可能な物質３９８を入れた容器３９６の中に挿入された第１ストロー３９４と、エンド・ユーザーの口の中に挿入することができる第２ストロー４００とに接続することができる。使用に際して、エンド・ユーザーは、ストロー３９４、４００とハウジング３８２の両通路３８４、３８６とを通じて消費可能な物質を吸い出す。液体は電極３８８、３９０の間に電気経路を作り出して表示器３９２を作動させる。第３０図と第３１図は、音声または光もしくはその両方を発生させる表示器４１４を作動させるためのスイッチ４１２を利用する玩具装置４１０を示す。スイッチ４１２と表示器４１４はハウジング４１６に取り付け、ハウジング４１６は一対のストロー４１８、４２０に結合することができる。スイッチ４１２はハウジング４１６の内側通路４２２の内部に位置する。内側通路はストロー４１８、４２０と流体連絡している。ストロー４１８は、液体４２６などの消費可能な物質が入った容器４２４の内部に置かれている。使用に際して、エンド・ユーザーは、ストロー４１８、４２０と内側通路４２２とを通じて液体を吸い出す。液体の運動がスイッチ４１２を閉位置に動かして表示器４１４を作動させる。消費可能な物質という語は、人間によって消費されるあらゆる物質を指すが、液体、冷凍液体、固体などに限定されないことを理解されたい。消費されるとは、食べる、飲む、なめるという行為を含むがこれに限定されないものとする。第３２図は、発射体４５２を放射することができる玩具４５０を示す。玩具４５０は、ハウジング４５８に取り付けた第１電極４５４と第２電極４５６とを有する。消費可能な物質４６０は第２電極４５６に結合される。電極４５４、４５６は電池４６２とエゼクタ４６４とに結合される。エゼクタ４６４は、ソレノイド４６８に結合されているプランジャ４６６を含む。発射体４５２をプランジャ４６６に結合することができる。使用するとき、エンド・ユーザーが第１電極４５６と消費可能な物質４６０との両方に接触すると、ソレノイド４６８が付勢される。ソレノイド４６８が付勢されることによって、プランジャ４６６は外向きの方向に動いて発射体４５２を放射する。第３３図は、ハウジング５０６に結合された第１電極５０２と第２電極５０４とを有する玩具５００の別の実施形態を示す。ハウジング５０６は、一般的には人の手によって保持されるように製造されている。第２電極５０４は、キャンディ片などの消費可能な物質５０８に電気的に結合されている。消費可能な物質５０８は柱脚５１０によって支持することもできる。柱脚５１０をギヤ・アセンブリ５１４によってモータ５１２に結合することもできる。モータ５１２が作動すると柱脚５１０が回転し、消費可能な物質５０８が回転する。モータ５１２を電線５１８と端子板５２０とによって電極５０２、５０４と電池５１６とに結合することができる。エンド・ユーザーが第１電極５０２と消費可能な物質５０８とに接触すると、モータ５１２が作動して消費可能な物質５０８は回転する。第３４図は、ハウジング５５６に結合された第１電極５５２と第２電極５５４とを有する玩具５５０の他の実施形態を示す。第２電極５５４を消費可能な物質５５８に結合することができる。電極５５２、５５４を電池５６０と発信機５６２に結合することができる。エンド・ユーザーが第１電極５５２と消費可能な物質５５８とに接触すると、発信機５６２は１つまたは複数の信号を発信する。この電気信号は玩具の自動車５６４を制御することができる。玩具の自動車５６４は、電気信号に応答して自動車５６４を動かす受信機、モータ、電池、変速ギヤなど（図示せず）を含むことができる。第３５図は、カップ６０６の中に組み込まれた第１電極６０２と第２電極６０４とを含む別の玩具６００を示す。カップ６０６は液体などの消費可能な物質６０８を保持するように製造することができる。電極６０２、６０４を発信機６１０と電池６１２とに結合することができる。エンド・ユーザーが第１電極６０２と消費可能な物質６０８とに接触すると、発信機６１０は１つまたは複数の信号を発信する。電気信号は玩具の人形６１４を作動させることができる。玩具の人形６１４は、発信機６１０が電気信号を発信すると人形６１４の手足や頭などを動かす受信機、モータ、電池、変速ギヤなど（図示せず）を含むことができる。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号０９／００７，７０５ (32)優先日平成10年１月15日(1998．1．15) (33)優先権主張国米国（ＵＳ） (81)指定国ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，ＩＴ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＭＬ，ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，ＫＥ，ＬＳ，ＭＷ，ＳＤ，ＳＺ，ＵＧ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ，ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ，ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＣＡ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＥ，ＧＨ，ＧＭ，ＧＷ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＳ，ＪＰ，ＫＥ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ，ＭＷ，ＭＸ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，ＲＵ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ，ＴＲ，ＴＴ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＺ，ＶＮ，ＹＵ，ＺＷ (72)発明者フォスター，ジョージアメリカ合衆国・90809・カリフォルニア州・ロングビーチ・（番地なし）・ピーオーボックス 92135・

Claims

【特許請求の範囲】１．エンド・ユーザーが消費することができる消費可能な物質に取り付けることができる玩具であって、第１電極と、消費可能な物質に結合された第２電極と、エンド・ユーザーが前記第１電極と消費可能な物質とを電気的に結合したときに閉じられる電気回路とを含んでいる玩具。２．エンド・ユーザーが消費することができる消費可能な物質に取り付けることができる玩具であって、第１電極と、消費可能な物質に結合された第２電極と、エンド・ユーザーが前記第１電極と消費可能な物質とを電気的に結合したときに作動するエゼクタと、前記エゼクタが作動したときに放射される発射体とを含んでいる玩具。３．前記エゼクタがソレノイドを含む請求項２に記載の玩具。４．エンド・ユーザーが消費することができる消費可能な物質に取り付けることができる玩具であって、第１電極と、消費可能な物質に結合された第２電極と、エンド・ユーザーが前記第１電極と消費可能な物質とを電気的に結合すると電気信号を発信する発信機とを含んでいる玩具。５．前記電気信号を受信する玩具の自動車をさらに含む請求項４に記載の玩具。６．人形が前記電気信号を受信する請求項４に記載の玩具。７．エンド・ユーザーが消費することができる消費可能な物質に取り付けることができる玩具であって、第１電極と、消費可能な物質に結合された第２電極と、エンド・ユーザーが前記第１電極と消費可能な物質とを電気的に結合すると消費可能な物質を動かすモータとを含んでいる玩具。８．エンド・ユーザーと第１電極ならびに消費可能な物質との接触を確立するステップを含む電気回路を閉じる方法。