JP2002500776A - 非球面プラノ型アイウェア - Google Patents

非球面プラノ型アイウェア

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    • G02C7/02Lenses; Lens systems ; Methods of designing lenses

Abstract

(57)【要約】 新規なプラノ型レンズと、そのレンズを採用したアイウェアとが開示されている。このプラノ型レンズは、非円形をその非円形の軸から離れた回転軸の周囲で回転させて提供された前方湾曲面を有している。好適実施例においては、この非円形は楕円か、少なくとも楕円弧を含んだ形状である。この楕円弧はその楕円の長軸あるいは短軸から離れて位置する回転軸の周囲で回転される。好適実施例においては、この回転軸はその楕円の長軸あるいは短軸と平行で共面関係にある。得られたこのレンズ面は楕円弧である第1経線での断面と、円弧である第2経線(第1経線とは垂直)での断面とを有している。この好適レンズ前面形状の重要な特徴の1つはそのレンズ面が回転対称であることである。

Description

【発明の詳細な説明】 非球面プラノ型アイウェア 発明の分野 本発明は一般的に眼具あるいはアイウェアに関する。さらに特定すれば本発明 は眼保護用及び娯楽用(例:スポーツ)のプラノ型アイウェア(plano eyewear)に 関する。アイウェアとしての好適な利用例には、眼鏡、ゴーグル、フェース防具 、呼吸器あるいはガスマスク用レンズ、バイザー、ヘルメット等が含まれる。 発明の背景 伝統的なプラノ型(非矯正用すなわちゼロ倍率)アイウェアは平面状あるいは 球面状のレンズを使用して提供されている。球状レンズ面は円を直径周囲に回転 させることで得られる。従来技術を示す図1と図2は、従来型の球面レンズを図 示している。図1のものは一体型球面状レンズであり、図2のものは双球面状の レンズである。図1と図2とに示すように、これらレンズ面は球面の一部であり 、球体の中心を通過するどの経線も均等な半径Rの円弧(曲率)を有している。 近年になって、着用者の眼をさらに完全に保護する目的で着用者の顔面に沿っ て湾曲するレンズの提供が図られるようになった。すなわち、顔面の左右側部を 保護するようにさらに大きく湾曲したレンズの提供が図られている。この目的は 円環状面レンズと円筒状面レンズの提供で達成された。これらは円幾何学あるい は球体幾何学に基づいたものである。円環状面は円を、その円と同一平面上で、 その直径からいくらか離れた回転軸の周囲で回転させたときに提供される。得ら れた三次元形状(立体形状)はドーナツ体あるいは環状体であり、その円環状レ ンズはそのドーナツ形状面の一部で提供される。図3と図4のものは従来型の円 環状レンズを図示している。図3のものは一体式円環状レンズであり、図4のも のは双円環状レンズである。両図とも得られたレンズは半径 R2の水平経線と、半径R1の垂直経線とに一定の曲率を有している。円環状プラ ノ型アイウェアの従来例はジャナードの米国特許第4867550号とバーンズ の第4741611号に開示されている。 円筒は円がその円の直径から無限に離れた回転軸の周囲で回転されたときに得 られる。図5はアイウェアに使用される従来型の一体型円筒状レンズを図示して いる。この円筒は、円がその円の平面と垂直な方向に押し出されたときに得られ る表面としても説明できる。図5に示すように、得られたレンズは水平経線に曲 率R1を有しており、無限大の曲率R2(本質的に直線)である垂直経線を有して いる。円筒状プラノ型アイウェアの例はジャナードの米国特許第4674851 号と第4859048号に開示されている。 前述のように、前記全てのレンズ面(平面状、球面状、円環面状、円筒面状) は円幾何学あるいは球体幾何学に基づいている。このような幾何学の利用で得ら れるいくつかの利点は、それらレンズの光学性能が容易に調節可能であり、それ らレンズ面の提供が成型製法やラップポリッシュ製法等によって容易なことであ る。 しかしながら、前記の従来型レンズ面はいくつかの重大な弱点や欠点を有して いる。例えば、プラノ型保護用アイウェアに球状面、円環状面あるいは円筒状面 レンズが使用されると、眼の側面の保護のためには別体のサイドシールドの使用 が必要となる。市販のものにはそのサイドシールドを別体部材として提供し、ア イウェアのテンプル(こめかみ)部分に取り付けたり、一体化させているものが 存在する。そのサイドシールドをレンズと一体的に成型しているものも存在する 。後者の場合には、レンズとサイドシールドとの間には明瞭な境界線が形成され る。このようなサイドシールド(別体式及び一体成形式)の1例は米国特許第5 381192号に記述されており、図6で示す。 円幾何学あるいは球体幾何学に基づくレンズは製造が容易であり、それらの光 学的な特性の調整も容易ではあるが、デザインの幅は限定される。なぜなら、水 平方向と垂直方向のそれぞれの曲率はどこも一定だからである。サイドシー ルドがレンズと一体的に成型され、その境界部を消滅させた一体型レンズの提供 が試みられてきた。しかし、このようなレンズ(球状面、円筒状面あるいは円環 状面)は眼の側面を充分に保護することはできない。たとえ保護はできてもアイ ウェアの美観や機能性を損ねるであろう。眼の側面を充分に保護するには、眼鏡 は”昆虫眼”ような突き出た外観(突出外観)となる。この突出外観は平坦性の 高いレンズ面の利用で改善が可能ではあるが、平坦性が高ければテンプル部分を 機能的に覆うことはできない。この”突出外観”は円環状面レンズの提供で幾分 かは軽減できる。円環状レンズは垂直曲率か低いが、水平曲率は高い。ゼロ倍率 を達成し、安全基準を満たしたレンズ縁部の厚みを提供し、別体のサイドシール ドを利用せずに充分なテンプル覆部分を提供するにはレンズの中央厚は厚くなり 、レンズが重くなる。このタイプの従来レンズの例はボール他の米国特許第50 32017号に開示されている。 充分なテンプル覆部分を提供するが、多くの適用において非常に大きな”突出 外観”を有する別なレンズ面はテデスコの米国特許第4978182号に開示さ れている。この後者の特許においては、楕円がその長軸周囲で回転された楕円体 面を提供している。この楕円体面の一部はアイシールドの提供に利用される。し かし、得られた楕円状レンズ面は着用者の顔面から相当程度に飛び出しており、 結局は従来の球状レンズ面と同様な”突出外観”の弱点を有している。 発明の要旨 以上のごとき従来技術に伴う問題や欠点は本発明の新規なプラノ型レンズ及び そのレンズを採用したアイウェアによって克服または軽減される。本発明によれ ば、プラノ型レンズは非円形(非球面:aspheric shape)を、その非円形の軸から 離れた回転軸の周囲で回転させることで提供される前方湾曲面を含む。1好適実 施例においては、この非円形は楕円(長円)または少なくとも楕円弧を備えたも のである。この楕円弧はその楕円の長軸あるいは短軸から幾分離れている回転軸 の周囲で回転される。さらに好適な実施例においては、この楕円 はその楕円の長軸あるいは短軸から平行に離れた回転軸の周囲で回転される。さ らに好適な実施例においては、この回転軸はその楕円と共面関係である。この好 適なレンズの表面はその第1経線にて楕円弧であり、第2経線(第1経線に垂直 )にて円弧となる。この好適な前方レンズ面の重要な特徴はその提供された表面 が回転対称なことである。 その楕円弧の方向を両眼に対して水平に配置させることが好ましい。比較的に 平坦な中央部から、水平方向に曲率が高くなるこのレンズ形状でテンプル(こめ かみ)周囲を充分に覆うことができる。1体の長い楕円弧を有したレンズで両テ ンプル周囲を保護するような一体型レンズの提供が可能である。あるいは、それ ぞれの眼に対応する別体となった2体の楕円弧レンズが利用可能である。それら 2体のレンズは中央連結具で連結され、眼鏡用の双レンズを提供する。 前方(外側)レンズ面は前述のごとくに非球面形状であるが、後方(内側)レ ンズ面は異なる形状を有するであろう。これで前後の両レンズ面でプラノ型また は実質的にプラノ型あるいはゼロ倍率のレンズが提供される。ここでの”ゼロ倍 率”あるいはプラノ型とは眼鏡が人の眼に対して認知できるような矯正作用を提 供しないことである。当業技術者であれば理解しようが、例えば+0.125か ら−0.250程度の幾分かの矯正作用が提供されることがあっても、眼鏡はし ばしば”ゼロ倍率”と称される。 本発明のこの新規な非球面プラノ型レンズ形状は、従来式の平面、球面、円筒 面及び円環状プラノ型レンズのものと比較して多数の優れた特徴と利点とを提供 する。まず、本発明のレンズは広いテンプル覆面を提供し、分離式あるいは一体 式のサイドシールドの必要性を低減させる。実際に、このテンプル覆面は非常に 広いので本発明のアイウェアは主要国市場の現行の安全基準を満たし、追加的サ イドシールドの必要性を排除する。加えて、本発明のレンズは広いテンプル覆面 を提供しながらも、従来の球面状レンズあるいは円環状レンズの場合よりも”突 出外観”を軽減化させている。本発明のさらに別で重要な特徴は、 この新規な非球面プラノ型レンズが従来の球面状、円環状あるいは円筒状プラノ 型レンズよりも薄い中央部を提供し、軽量化が図られていることである。 よって、本発明のこの新規なプラノ型レンズと、それを採用したアイウェアは 商業的に魅力的であり、軽量であって、その広いテンプル覆面によって充分な顔 側面保護を提供し、サイドシールドを必要とせず、薄いレンズでの利用を可能に しており、”突出外観”も有せず、安全目的及び娯楽目的にて優れた眼の保護効 果を提供する。これら利点によって本発明のプラノ型レンズは安全用、娯楽用あ るいはスポーツ用の保護レンズとして優れた利用性を提供する。 本発明の前述及び他の特徴と利点とは以下の詳細な説明と図面とから当業技術 者には充分に理解されるであろう。 図面の簡単な説明 図面を通じて同様な要素には同一番号が付されている。 図1と図2とはそれぞれ従来の一体式球面状レンズと双球面状レンズの斜視図 である。 図3と図4とはそれぞれ従来の一体式円環状レンズと双円環状レンズの斜視図 である。 図5は従来の一体式円筒状レンズの斜視図である。 図6は一体的に成形されたサイドシールドを備えた従来の保護用眼鏡の側面図 である。 図7と図8とは本発明に従ったレンズ面を提供するのに利用される幾何学理論 を示した概略図である。 図9は本発明の非球面プラノ型レンズの定義に利用される三次元形状の斜視図 である。 図10は本発明の非球面プラノ型レンズと従来技術による球状面、円環状面及 び円筒面レンズとの比較を示す概略平面図である。 図11は本発明の眼鏡に利用される一体型レンズの斜視図である。 図12A−図12Cはそれぞれ本発明に従った別実施例のレンズの正面図と 横断面図及び縦断面図である。 図13−図15はそれぞれ本発明の眼鏡用双レンズの斜視図、正面図及び側面 図である。 図16A−図16Cは図13から図15に示すタイプのレンズの実例をそれぞ れの基本的な寸法と曲率と共に図示した平面図、正面図及び側面図である。 図17と図18とは本発明のレンズのデザイン考察を示す略図である。 図19−図22はそれぞれ本発明による眼鏡の正面図、平面図、側面図及び背 面図である。 図23と図24とはそれぞれのレンズの縁部に提供されたフレームを有した本 発明の眼鏡の正面図と側面図である。 図25Aと図25Bとはそれぞれ本発明に従ったスナップ式ノーズピースを示 す正面図と側面図である。 図26は本発明のレンズの側面図であり、テンプル取付構造と眼鏡アングル調 節機構とを示している。 図27は図26の一部の拡大図である。 図28は図27の28−28線に沿った断面図である。 図29は本発明によるテンプルエンド部材の正面図である。 図30と図31とはそれぞれスナップ式保持具を備えた図29のエンド部材の 側面図と端部図である。 図32−図35はそれぞれ本発明によるテンプル長調節具の正面図、側面図及 び端部図である。 図36と図37とはそれぞれ本発明のテンプルフレームの側面図と平面図であ る。 図38は別例のテンプル取付構造を含んだレンズの側面図である。 図39は図38の39−39線に沿った断面図とエンド部材の側面図である。 図40は図38に示すレンズに取り付けられたテンプル部材の側面図である。 図41は図40の41−41線に沿った断面図である。 図42−図44はそれぞれ弾性フォーム製フランジを採用した本発明による眼 鏡の平面図、正面図及び背面図である。 好適実施例の説明 本発明に従って非球面フラノ型レンズが提供される。好適には保護用及び娯楽 用の分野で利用されるアイウェア用である。本発明の非球面フラノ型レンズの前 面は非球面(非円形の例えば楕円、長円:ellipse)を、その非球面の軸から離れて おり、好適にはその非球面と共面関係(coplaner)にある回転軸の周囲で回転させ て提供される。従って、提供されたレンズ面は回転対称であり、非球面である。 この対称回転で提供された三次元形状の一部がフラノ型レンズとして利用される 。 好適にはこの非球面(非円形)は楕円である。図7と図8とに示す概略図は本発 明のこの好適な形状の提供手法を表している。図7に示すように、本発明の非球 面フラノ型レンズの前面は、楕円Eの長軸と共面関係にあって離れて位置する回 転軸の周囲にその楕円を回転させて形成することが可能である。この回転軸は図 7に示すように平行回転軸でも非平行回転軸でもよい。よって、例えば、本発明 の1実施例においては、このレンズ前面は楕円Eの長軸と平行であって共面関係 にあり、距離R1だけ離れた平行回転軸A1の周囲でその楕円Eを回転させて形成 された三次元形状の一部で提供が可能である。別実施例においては、本発明のレ ンズは、楕円Eの長軸に非平行で共面関係にあり、距離R2だけ離れた回転軸A2 の周囲でその楕円Eを回転させて定義した三次元形状の一部によって形成される 。 図8は本発明のさらに2つの別実施例を示している。ここではプラノ型レンズ の前面は、楕円Eの短軸に平行で距離R1だけ離れた回転軸A1の周囲か、楕円E の短軸と非平行で距離R2だけ離れた回転軸A2の周囲でその楕円Eを回転させる ことで定義される三次元形状の一部で形成されている。 図7と図8の両方とも、楕円Eの長軸あるいは短軸から離れた回転軸A1ある いはA2はその長軸あるいは短軸とは共面関係にあり、得られた三次元的表 面は楕円弧状の径線と、その径線とは垂直な円弧状の径線とを有するであろう。 その1例として図9は図7の回転軸A1の周囲で楕円Eを回転させて形成された 三次元形状を示している。本発明のフラノ型レンズの前面は図示されたレンズ部 分のごとき図9の三次元形状から適当な部分を選択することで提供が可能である 。 前述の実施例に加えて本発明のさらに別な実施例においては、その回転軸がそ の非球面(楕円)の軸から離れている”距離”は無限である。この場合には得ら れた非球面レンズは楕円弧状の水平断面と、直線状の垂直断面を有するであろう 。この別例のレンズ形状は図12A−図12Cにおいて10’として示されてい る。 このレンズの背面も好適には非球面であるが、典型的にはこの背面は前面とは 異なる形状を有している。このレンズの背面は、レンズ全面を、あるいは少なく とも視界を提供するレンズ部分をゼロ倍率あるいはフラノ型とするような形状で ある。このレンズの着用者の顔面周囲を覆うレンズの側部あるいはサイド部分は 必ずしもゼロ倍率である必要はない。 図10に示すように好適には楕円弧を両眼に対して水平方向に配向させる。レ ンズ面を中央部で比較的に平坦とし、両端部で大きく湾曲させることで、本発明 の非球面フラノ型レンズは図10で概略的に示すようにテンプル周囲を充分に覆 うことができる。本発明の新規な非球面フラノ型レンズが、図10で概略的に示 すような従来型の球状、円環状あるいは円筒状レンズよりもずっと大きなテンプ ル覆面積を提供することは理解されよう。 本発明よれば、図11と図12の10と10’とで示すように1つの大きな楕 円部分で両テンプル部分周囲を覆う連続タイプのレンズの製造が可能である。あ るいは、2体の楕円部分を利用し、それぞれの眼に対応させた眼鏡用の双レンズ に、着用者のテンプル部分のカバーを提供することもできる。このタイプのレン ズは図13−図15の12で示されている。レンズ12の左右のレンズ部分14 と16とは分離が可能である(例えば、単純な中央フレーム部材によ って連結)。好適にはレンズ部分14と16とは中央連結部18によって一体的 に成形されており、眼鏡用の一体型双レンズを提供する。 本発明のレンズは好適にはポリカーボネート(polycarbonate)、アリルジグリ コールカーボネート(allyl diglycol carbonate:CR-39)あるいはガラスのごとき 光学的に透明な材料で成型あるいは鋳造される。 レンズのデザイン例 例1 図16A−図16Cは2体のレンズを有した図13−図15のタイプの眼鏡の 例を示す。それぞれのレンズは水平方向に楕円弧断面を有している。この楕円の 長軸は4.125インチ(約10.478センチ)であり、短軸は4.000インチ(約1 0.16センチ)である。このレンズの垂直湾曲は、各楕円をその眼鏡の背後に5. 217インチ(約13.251センチ)だけ短径線の前面頂点(ポイントA)から離れた 回転軸の周囲で回転させることで得られる。この回転軸を通過するどの水平レン ズ断面部分も同一楕円の楕円弧を示すであろう。レンズ背面湾曲は瞳孔距離(pu pillary distance)64mmにおいてゼロ倍率となるようにデザインされている 。これら2体のレンズは一体的にも成型が可能な連結具によって中央部分で連結 される。 例2 同一の原理が図11と図12とに示すタイプの一体型レンズのデザインに適用 される。このレンズは約5.700(約14.478センチ)インチの長軸と約4.00 0インチの短軸とを有した楕円を、その短径線の前面頂点から5.217インチ にある回転の周囲で回転させることで提供される。このレンズの背面は瞳孔距離 64mmにおいてゼロ倍率となるようにデザインされている。 例3 本例では本発明に従ったレンズのデザインのさらに詳細な分析を提供する。ま ず、前述したようにレンズの前面は非球面である。このレンズの背面はこの デザインでの光学的中心でゼロ倍率となるようにデザインされる。この非球面レ ンズの前面の水平経線に沿った断面は、不定曲率を有した弧(非円弧)を提供す る。この好適レンズで提供される弧は楕円弧(図17)である。x=楕円弧の頂 点の接線に沿った表面頂点からの水平距離;z=その楕円弧の頂点の接線に沿っ た点からの楕円弧上の点までの垂直距離である曲線の傾斜度(sag)と定義する 。さらに、点(x,y)=0,0を楕円弧の頂点、すなわち、楕円の短軸が交差 する楕円上の点(図18参照)と定義する。回転対称球体の水平断面部分の傾斜 度は以下の式で提供される。 c=曲率(curvature) k=円錐定数(conic constant) z=円錐傾斜度(conic sag) x=表面頂点(x,z)=(0,0)からの水平距離 A,B,C,D,・・・=高次非球面定数(high order aspheric constant)=0:楕円(el lipse)の場合 望ましいヘッドスペース、眉毛との距離、美的外観及び側面保護のための研究 分析後、眼鏡はそれぞれ水平方向に楕円弧を有した2体のレンズで提供されるこ とが好適であると判定された。好適な楕円とはそれぞれ4.125インチ(約10. 478センチ)の長軸と4.000インチ(約10.16センチ)の短軸とを有したもので ある。瞳孔距離2.520インチ(約6.4008センチ)において光学性は最良化され ているが、それら楕円弧の頂点は他方の頂点とから1.473インチ(約3.7414 センチ)離されている。 それら楕円に対して以下が適用されている。 c=0.470/インチ (.470in-1) k=0.0635 楕円弧の頂点からR=5.217インチ(約13.251センチ)離れ、その長軸に平 行な回転軸の周囲のその楕円弧の回転でその好適レンズ(図17)の前面が提供 される。 前述したように、それら楕円弧の頂点あるいは短軸の間隔を1.473インチ 離すと、好適な双レンズ型眼鏡が得られる。そのレンズの背面は光学的中心にて 実質的にゼロ倍率となる。その中心はx=0.473インチ=d2(図18)に 位置する。(0.473インチ=約1.2014センチ) 好適なレンズ背面は前面から面頂点にて0.091インチ(約0.2311センチ)の 距離d1だけ離れている(図18参照)。水平経線(horizontal meridian)の光学 的中心で実質的にゼロ倍率を達成させるには、好適な背面楕円弧の傾斜度は以下 の曲率と円錐定数に従ってそのポイントから水平方向に定義される。 c=0.477/インチ (.477in-1) k=0.094 式1にc、k及び変数xをインチで代入する。 垂直径線における倍率を実質的にゼロとするには、背面の楕円弧は、好適には その背面の楕円弧の頂点から距離r=5.184インチ(約13.167センチ)離れ、 その楕円弧を提供する楕円の長軸と平行な回転軸の周囲で回転される。 また、さらに大きな次数の非球面項(higher order aspheric terms)が式1に 含まれている場合には、レンズ縁部を薄くして衝撃に対する耐久力をさほど減少 させずにレンズの中心部を薄くすることが可能である。このように得られたレン ズは軽量で、衝撃に強く、良好な光学特性を有している。 水平経線が楕円ではないレンズ背面の1例は、前記の曲率と円錐定数を適用し 、以下のような大きな次数の非球面(円形)項Gを導入することで得られる。 c=0.477/インチ (.477in-1) k=0.0974 G=−1.77x10-6/インチ15 (-1.77x10-6in-15) 代入すると以下が得られる。 別例 c=0.477/インチ k=0.0974 G=1.28x10-5/インチ15 (1.28x10-5in-15) H=−2.88x10-6/インチ17 (-2.88x10-6in-17) 代入すると以下が得られる。 最後の2例ではそのレンズ背面楕円断面は前面頂点にてレンズ前面から0.9 1インチ(約2.311センチ)だけ離れている。両方の楕円弧とも、表面頂点から5 .184インチ(約13.167センチ)離れ、その楕円の長軸と平行で同一平面上の回 転軸の周囲で回転され、それら別例のレンズ背面を提供する。 本発明に従った前述のプラノ型レンズは保護用眼鏡としての利用以外にも多様 な利用法が存在する。それらの例にはバイザー、ゴーグル、マスク、ヘルメット 等が含まれる。 図19−図22の説明をする。図では本発明によるプラノ型眼鏡が20として 示されている。眼鏡20は図13から図15にかけて図示されているタイプのレ ンズを含む。1好適実施例においては、2体のテンプル部材22と24はそれぞ れレンズ14と16の両端にヒンジ接続されている。もちろん、レンズ14と1 6とを眼鏡フレームに接続し、テンプル部材22と24とを図19で示すような レンズではなく、その眼鏡フレームに接続することもできる。そのような実施例 の1例では、図23と図24の27で示すように眼鏡フレーム25でレンズ12 を囲んでいる。また1好適実施例においては、ノーズピース2 6がコネクタ18にスナップ式に取り付けられている。 図42−図44を説明する。ここでは本発明のプラノ型眼鏡の別例が100と して示されている。眼鏡100は図19−図22で示す眼鏡とほぼ同一のもので あるが、この眼鏡100は弾性フォーム体のごとき弾性材料からなるフランジ1 02を含む。図42と図44で明瞭に図示されているように、弾性フランジ10 2はレンズ14と16の縁部に接着あるいは直接的に一体成型された1体あるい は複数体の帯部材で提供される。このフランジ102は1本の弾性紐体であって もよい。その場合にはノーズピースやヒンジ部分を含んでレンズの全周囲に沿っ て提供される。しかし好適には図44で示すようにフランジ102は、眼鏡の保 管時にテンプルフレームが簡単に折り畳めるようにテンプル部材のヒンジ部で切 断されており、さらに、不要であるノーズピース部分で切断されている。 このフォーム製フランジは本発明のアイウェアの重要な特徴と利点とに貢献す る。このフォーム製フランジ102は、浮遊塵粒子が多く、空気汚染された作業 環境及び/又は海岸等の砂塵が多い環境等で着用者の眼を効果的に保護すること ができる。現在、最も一般的な産業環境での眼への障害は眼に飛び込む異物が原 因である。フォーム製フランジ102の利用によって、図42から図44にかけ て図示された眼鏡を着用する作業員の眼を空中に浮遊する異物から効果的に保護 する。もちろん、図42から図44に図示されたフォーム製フランジ102をフ レーム25を採用した図23と図24の眼鏡に利用することも可能である。本発 明の弾性フランジによって提供されるさらに別な特徴は、使用フォームの柔軟性 と他の特性とを適正化することで着用者に対するフランジの着用感を向上させ、 長時間にわたる着用を快適なものとすることである。 図25Aと図25Bを解説する。このノーズピース26は鼻稜のサイズに即し た逆U形状あるいはサドル形状のパッド部28(開脚ノーズパッド29)を含む 。上方に延びたクリップ部30は下方溝部32を含む。下方溝部32はコネクタ 18の下縁部34を保持するサイズである。クリップ部30はさらに上 方溝部36を含む。この上方溝部36はクリップ部30と弾性フック部との間に 定義されている。上方溝部36はコネクタ18の上縁部40を保持するサイズで ある。このノーズピース26は従来形状を有しており、周知技術でコネクタ18 上にスナップ式に設置される。それぞれの端部が丸加工されており、平行に配置 された1対の装飾用長形突起部38と40とはクリップ部30の前面に提供され ている。好適実施例においてはノーズパッド29は2体のレンズ14と16から 下側に広がって延びている。 また、好適実施例においては、パット部28(着用者の鼻稜と接触)はノーズ ピース26の他の部分とは異なる色あるいは異なるデュロメータ値(柔硬度)を 有した材料で提供される。例えば、ノーズパッド部28をゴム、シリコン、熱可 塑性柔軟材料あるいはソフトフォーム材料のごとき柔軟な材料で提供し、クリッ プ部30を熱可塑性硬質材料(例:ポリカーボネート、ABS、ナイロン)、硬 質フォームあるいは金属で提供することができる。 本発明の新規な特徴によれば、異なる材料からなる2部分28と30とは、そ れらを別々に成型して接着するような従来の手法とは異なり、共射出成型(co-in jection molding)によって製造される。ノーズピースの共射出成型によってノー ズピースの製造時間の相当な短縮が達成される。これら共射出成型された部分2 8と30とは、化学結合(2種の共成型材料の適宜な選択による)か、あるいは 物理的結合、あるいはさらに好適には化学結合と物理結合の組み合せによって結 合される。 図20に示されるテンプル部材22と24とはエンド部材60とスナップ式保 持部材62とをそれぞれ含んでおり、これらはテンプル部材22と24をそれぞ れレンズ14と16の外側縁部に接続させる。エンド部材60はレンズの外縁に 可動式に提供され、使用者に眼鏡20のアングル調整をさせる。テンプル長調節 具70はエンド部材60にピボット式に連結されており、テンプルフレーム22 と24とをレンズ14と16の方向に折り畳ませる。これで眼鏡20は保管時に 折り畳まれ、テンプルフレーム22と24に対する破損を防止す る。テンプルフレーム80はテンプル長調節具70に移動式に登載され、ユーザ ーにテンプル部材22と24の全長を調整させる。これら要素を図26−図41 にかけてさらに詳細に説明する。 図26は図20に示すレンズ16の側面図である。レンズ16は孔部50と突 起部52とを含んでおり、エンド部材60と協調して眼鏡20のアングル調整を 可能にしている。孔部50は略長円形であり、中央円部51を有している。突起 部52はレンズ16の表面上に形成され、レンズ面から隆起している。図28は 図27の28−28線に沿った断面図である。 図29はテンプルエンド部材60の正面図である。このエンド部材60はレン ズ16上に形成された突起部52と係合する複数の溝部61を有している。柱体 63は円形頚部64と長円形状等の長形頭部65を有している。エンド部材ヒン ジ66はテンプル長調節具70をエンド部材60にピボット式に登載させるもの である。図27と図28はレンズ16上に形成された突起部52とエンド部材6 0に形成された溝部61とを示しているが、これら要素の提供は逆であってもよ い。 図30と図31とはそれぞれ図29のエンド部材60とスナップ式キャップ6 2の側面図と端面図である。頭部65はカット部652を有しており、スナップ 式キャップ62の溝内に形成された突起622と係合する。これでスナップ式キ ャップ62は頭部65から不慮的に外れることはない。このスナップ式キャップ 62は約90のデュロメータ度を有した柔軟材料製である。エンド部材60のレ ンズ16への取付方法を説明することにする。 頭部65は円形頚部64が円形部51に隣接するまで孔部50内に挿入される 。次にエンド部材60は溝部61が突起部52と隣接するまで回転される。スナ ップ式キャップ62は頭部65上に配置され、頭部65の粗いエッジあるいは鋭 利なエッジが着用者の皮膚と接触することを防止する。頭部65の外側寸法は円 形部51の直径よりも大きく、エンド部材60がレンズ16から不慮的に外れる ことを防止している。エンド部材60をレンズ16から取り外すに は頭部65が長円孔部50と整合している必要がある。エンド部材60がレンズ 16に取り付けられると、眼鏡アングルは容易に調整できる。エンド部材60は 突起部52が望む溝部61と係合するまでレンズ16に対して回転される。図2 9に示す例示的実施例においては3セットの溝部61が示されており、3様のア ングルを提供する。可能な眼鏡アングルの数を増減させるように溝部61の数を 増減させることは可能である。突起部52と溝部61との間の係止によってエン ド部材60は望むアングルで保持される。溝部61の上部を丸加工して鋭利な部 分を排除するとともにアングルの変更を容易化することもできる。眼鏡アングル を変更するには、ユーザーはエンド部材60を望むアングルが得られるまでレン ズ16に対して回転させる。 本発明のアイウェアは図20に示すようにテンプル部材22と24との長さの 調節を可能としている。このテンプル長調節は図32−図37に示されている。 図32−図35はそれぞれテンプル長調節具70の正面図、側面図及び端面図で ある。このテンプル長調節具70はテンプルヒンジ部材71を含む。テンプルヒ ンジ部材71はピン72によってエンド部材ヒンジ66にピボット式に結続され ている(図30に図示)。テンプル長調節具70はテンプルフレーム80を受領 するための内孔74を有している。一連の穴溝73は内孔74の一方側に形成さ れており、図36と図37とで示すようにテンプルフレーム80に形成された複 数の突起体81と係合する。テンプルフレーム80は開口部75を通して内孔7 4内に挿入される。ユーザーは、突起体81が望む穴溝73と整合するまで内孔 74内でテンプルフレーム80をスライドさせる。2体の突起体がテンプルフレ ーム80上に図示されているが、1体の突起体であっても構わない。突起体81 と穴溝73との係止によって、テンプルフレーム80がテンプル長調節具70内 で自由にスライドするのを防止している。 弾性保持具82はテンプルフレーム80がテンプル長調節具70から不慮的に 外れないように防止している。内孔74への開口部75の寸法は、テンプルフレ ーム80の上縁から弾性保持具82の底縁までの距離dよりは多少小さく 提供されている。テンプルフレーム80がテンプル長調節具70内に挿入される と、この弾性保持具82はテンプルフレーム側に押され、テンプルフレーム80 は内孔74に挿入される。この弾性保持具82が開口部75を完全に通過すると 、弾性保持具82はその元の位置に戻る。弾性保持具82は開口部75の内側と 接触し、テンプルフレーム80のテンプル長調節具70からの不慮的な脱却を防 止する。テンプル長調節具70の底部には孔部(図示せず)が提供されており、 テンプルフレーム80をテンプル長調節具70から外すために弾性保持具82を テンプルフレーム80側に押し付け可能としている。図38−図41は別例の眼 鏡アングル調節機構を示している。図38はスリット90を有したレンズ16の 側面図である。このレンズ16の背面には一連の凹部91が提供されており、多 様な眼鏡アングルを提供する。図39は図38の39−39線に沿った断面図と エンド部材60の側面図である。図39に示すように、エンド部材60は頭部9 5と頚部94とを備えた柱体を有している。この頭部95はスリット90を介し て凹部91内で係合するように形状化されている。 エンド部材60は、まず頭部95をスリット90と整合させ、頭部95をスリ ット90内に配置させることでレンズ16に取り付けられる。次にエンド部材6 0は、頭部95が望む眼鏡アングルを提供する凹部91と係合するまでレンズ厚 方向で回転される。この眼鏡アングルは、頭部95が次の凹部91と係合するま でエンド部材60を回転させることで調節される。眼鏡アングルの調節を助ける ため、凹部91の上縁部は丸加工されており、鋭利なエッジを排除するとともに 凹部間の移動を容易にしている。頭部95と凹部91との係止によってエンド部 材60は保持される。図40はテンプル長調節具70とテンプルフレーム80に 沿ってレンズ16に取り付けられたエンド部材60を図示している。図41は図 40の41−41線に沿った断面図である。頭部95は好適には弾性プラスチッ ク製であり、頭部95が凹部間を移動する際に変形し、整合したときに凹部内に スナップ式に固定される。 以上、好適な実施例をいくつか解説してきたが、本発明の精神と範囲とから 逸脱せずにそれらの多様な改良と代用とが可能である。よって、それら実施例は 本発明の説明を目的として提供されており、本発明の限定の意図はない。
【手続補正書】 【提出日】平成10年3月23日(1998.3.23) 【補正内容】 特許請求の範囲 1.レンズであって、 第1面と、その第1面と間隔を開けて提供されている第2面とを備え、視 覚用部分をさらに備えたレンズを含んでおり、 前記第1面は三次元面の一部を含んでおり、その三次元面とは非円形(asp heric shape)をその非円形の1軸から離れた回転軸の周囲で回転させることで定 義されるものであり、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で前記レンズに対し て少なくとも前記の視覚用部分においてプラノ型光学特性を提供する、 ことを特徴とするレンズ。 2.前記非円形は、楕円弧(elliptical arc)を含むことを特徴とする請求項1 記載のレンズ。 3.前記非円形は、楕円(ellipse)であることを特徴とする請求項2記載のレ ンズ。 4.前記楕円の前記軸は、その楕円の長軸であることを特徴とする請求項3記 載のレンズ。 5.前記回転軸は、前記長軸と平行であることを特徴とする請求項4記載のレ ンズ。 6.前記楕円の前記軸は、その楕円の短軸であることを特徴とする請求項3記 載のレンズ。 7.前記回転軸(offset axis)は、前記短軸と平行であることを特徴とする請 求項6記載のレンズ。 8.前記回転軸は、前記非円形と共面(coplanar)であることを特徴とする請求 項3記載のレンズ。 9.前記回転軸は、前記非円形の前記軸から無限距離に存在することを特徴と する請求項8記載のレンズ。 10.請求項1記載のレンズを含むことを特徴とするアイウェア。 11.前記レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジが さらに含まれていることを特徴とする請求項10記載のアイウェア。 12.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項11記載のアイウェア。 13.一対のテンプル部材(つる)をさらに含むことを特徴とする請求項10 記載のアイウェア。 14.前記両テンプル部材は、前記レンズにヒンジ式に取り付けられているこ とを特徴とする請求項13記載のアイウェア。 15.前記レンズは、着用者のそれぞれの眼に対応する双レンズ部分を含むこ とを特徴とする請求項13記載のアイウェア。 16.前記双レンズ部分は、一体式連結部材で連結されていることを特徴とす る請求項15記載のアイウェア。 17.前記レンズは、着用者の両テンプル部分を覆うための連続的レンズ部分 を含むことを特徴とする請求項13記載のアイウェア。 18.前記第1面は、三次元面の一部を含んでおり、その三次元面は楕円をそ の楕円の1軸と共面であって平行であり、且つ離れて存在する回転軸の周囲で回 転させて定義されることを特徴とする請求項10記載のアイウェア。 19.前記楕円の前記軸は、その楕円の長軸であることを特徴とする請求項1 8記載のアイウェア。 20.前記楕円の前記軸は、その楕円の短軸であることを特徴とする請求項1 8記載のアイウェア。 21.前記回転軸は、前記楕円である非円形の前記軸から無限距離に存在する ことを特徴とする請求項18記載のアイウェア。 22.前記プラノ型光学特性は、前記レンズの前記第1面と前記第2面の間の 厚みを変更することで提供されることを特徴とする請求項18記載のアイウェア 。 23.前記レンズの全面は、プラノ型光学特性を備えていることを特徴とする 請求項10記載のアイウェア。 24.前記レンズは、成型されたプラスチック材料製であることを特徴とする 請求項10記載のアイウェア。 25.前記楕円は4.125cmの長軸と、4.0cmの短軸とを有している ことを特徴とする請求項18記載のレンズ。 26.プラノ型レンズを含んだアイウェアであって、そのプラノ型レンズは第 1面と第2面とを有しており、それら第1面と第2面との間の距離はレンズ厚を 定義しており、そのプラノ型レンズは視界用部分をさらに含んでおり、 前記第1面は楕円弧である第1経線での断面と、円弧または直線である第 2経線での断面とを備えており、 前記第2面はレンズ厚を変更させている湾曲面を有しており、少なくとも 前記の視覚用部分においてプラノ型光学特性を提供する、 ことを特徴とするアイウェア。 27.前記第1経線は、前記第2経線と垂直であることを特徴とする請求項2 6記載のアイウェア。 28.前記レンズの周縁の少なくとも一部に提供された弾性フランジをさらに 含むことを特徴とする請求項26記載のアイウェア。 29.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項28記載のアイウェア。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,BR,CA,J P,MX (72)発明者 ホール ジェームズ アメリカ合衆国 ロードアイランド州 02861 リンカーン カークブレー ドラ イブ 14番地 (72)発明者 デシー ラウル アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01518 スターブリッジ キャンプ ロー ド 14番地 (72)発明者 サルス ジョン アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 01501 オーボーン セントラル ストリ ート 166番地 (72)発明者 ハセナウアー デビッド エム. アメリカ合衆国 カリフォルニア州 91016 モンロビア ノース メイ アベ ニュー 365番地

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.レンズであって、 第1面と、その第1面と間隔を開けて提供されている第2面とを備え、視 覚用部分(viewing portion)をさらに備えたレンズを含んでおり、 前記第1面は三次元面の一部を含んでおり、その三次元面とは非円形(球 面)をその非円形の1軸から離れた回転軸の周囲で回転させることで定義される ものであり、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で前記レンズに対し て少なくとも前記の視覚用部分においてゼロ倍率を提供する、 ことを特徴とするレンズ。 2.前記非円形は、楕円弧(elliptical arc)を含むことを特徴とする請求項1 記載のレンズ。 3.前記非円形は、楕円(ellipse)であることを特徴とする請求項2記載のレ ンズ。 4.前記楕円の前記軸は、その楕円の長軸であることを特徴とする請求項3記 載のレンズ。 5.前記回転軸(offset axis)は、前記長軸と平行であることを特徴とする請 求項4記載のレンズ。 6.前記楕円の前記軸は、その楕円の短軸であることを特徴とする請求項3記 載のレンズ。 7.前記回転軸は、前記短軸と平行であることを特徴とする請求項6記載のレ ンズ。 8.前記回転軸は、前記非円形と共面(coplanar)であることを特徴とする請求 項3記載のレンズ。 9.前記回転軸は、前記非円形の前記軸から無限距離に存在することを特徴 とする請求項8記載のレンズ。 10.本レンズは、双レンズ部分を含むことを特徴とする請求項1記載のレン ズ。 11.前記双レンズ部分は、中央接続具で連結されていることを特徴とする請 求項10記載のレンズ。 12.本レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジ(res ilient flange)がさらに含まれていることを特徴とする請求項1記載のレンズ。 13.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項12記載のレンズ。 14.本レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジがさ らに含まれていることを特徴とする請求項3記載のレンズ。 15.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項14記載のレンズ。 16.アイウェアであって、 第1面と、その第1面と間隔を開けて提供されている第2面とを備え、視 覚用部分をさらに備えたレンズを含んでおり、 前記第1面は三次元面の一部を含んでおり、その三次元面とは楕円をその 楕円の長軸または短軸から離れた回転軸の周囲で回転させることで定義されるも のであり、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で少なくとも前記の 視覚用部分においてゼロ倍率を提供する、 ことを特徴とするアイウェア。 17.前記レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジが さらに含まれていることを特徴とする請求項16記載のアイウェア。 18.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項17記載のアイウェア。 19.2体のテンプル部材と1体のノーズピース(nose bridge)とをさらに含 むことを特徴とする請求項16記載のアイウェア。 20.前記テンプル部材は、前記レンズの両側にヒンジ式に取り付けられてい ることを特徴とする請求項19記載のアイウェア。 21.前記レンズは、それぞれの眼に対応する双レンズ部分を含むことを特徴 とする請求項19記載のアイウェア。 22.前記双レンズ部分は、一体式連結部材で連結されていることを特徴とす る請求項21記載のアイウェア。 23.前記レンズは、着用者の両テンプル部分を覆うための連続的レンズ部分 を含むことを特徴とする請求項19記載のアイウェア。 24.レンズであって、 第1面と、その第1面と間隔を開けて提供されている第2面とを備え、視 覚用部分をさらに備えたレンズを含んでおり、 前記第1面は楕円弧である第1経線での断面と、円弧である第2経線での 断面とを備えており、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で少なくとも前記の 視覚用部分においてゼロ倍率を提供する、 ことを特徴とするレンズ。 25.前記第1経線は、前記第2経線と垂直であることを特徴とする請求項2 4記載のレンズ。 26.本レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジがさ らに含まれていることを特徴とする請求項24記載のレンズ。 27.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項26記載のレンズ。 28.プラノ型レンズと2体のテンプル部材とを含んだアイウェアであって、 そのプラノ型レンズは第1面と第2面及び視覚用部分を有しており、 前記第1面は楕円弧である第1経線での断面と、円弧である第2経線で の断面とを備えており、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で少なくとも前記の 視覚用部分においてゼロ倍率を提供する、 ことを特徴とするアイウェア。 29.前記第1経線は、前記第2経線と垂直であることを特徴とする請求項2 8記載のアイウェア。 30.前記レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジが さらに含まれていることを特徴とする請求項28記載のアイウェア。 31.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項30記載のアイウェア。 32.プラノ型レンズと2体のテンプル部材とを含んだアイウェアであって、 そのプラノ型レンズは第1面と第2面及び視覚用部分を有しており、 前記第1面は楕円弧である第1経線での断面と、直線である第2経線での 断面とを備えており、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で少なくとも前記の 視覚用部分においてゼロ倍率を提供する、 ことを特徴とするアイウェア。 33.前記第1経線は、前記第2経線と垂直であることを特徴とする請求項3 2記載のアイウェア。 34.前記レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジが さらに含まれていることを特徴とする請求項32記載のアイウェア。 35.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項34記載のアイウェア。 36.レンズであって、 第1面と、その第1面と間隔を開けて提供されている第2面とを備え、視 覚用部分をさらに備えたレンズを含んでおり、 前記第1面は三次元面の一部を含んでおり、その三次元面とは楕円をそ の楕円の1軸と共面で平行であり、且つ離れた回転軸の周囲で回転させることで 定義されるものであり、 前記第2面は湾曲面を有しており、前記第1面と共同で前記レンズに対し て少なくとも前記の視覚用部分においてゼロ倍率を提供する、 ことを特徴とするレンズ。 37.前記楕円の前記軸は、その楕円の長軸であることを特徴とする請求項3 6記載のレンズ。 38.前記楕円の前記軸は、その楕円の短軸であることを特徴とする請求項3 6記載のレンズ。 39.前記回転軸は、前記楕円である非円形の前記軸から無限距離に存在する ことを特徴とする請求項36記載のレンズ。 40.本レンズの周縁の少なくとも一部に沿って提供された弾性フランジがさ らに含まれていることを特徴とする請求項36記載のレンズ。 41.前記弾性フランジは、フォーム製フランジであることを特徴とする請求 項40記載のレンズ。
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