JP2002374582A - 被制御装置、それを含んだ遠隔制御システムおよび遠隔制御方法 - Google Patents

被制御装置、それを含んだ遠隔制御システムおよび遠隔制御方法

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JP2002374582A
JP2002374582A JP2001178283A JP2001178283A JP2002374582A JP 2002374582 A JP2002374582 A JP 2002374582A JP 2001178283 A JP2001178283 A JP 2001178283A JP 2001178283 A JP2001178283 A JP 2001178283A JP 2002374582 A JP2002374582 A JP 2002374582A
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悟史 江口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 他の遠隔制御装置からの誤操作によって、誤
動作するのを防止することが可能な被制御装置を提供す
ること。 【解決手段】 遠隔制御装置から制御命令を受信したと
きに、モード変更判断部25が、モードを特定の遠隔制
御装置からの制御コマンドのみを受付ける割込み禁止モ
ードに変更するか否かを判定する。モード変更判定部2
5によって割込み禁止モードに変更すると判定された場
合に、制御部28は、特定の遠隔制御装置からの制御コ
マンドのみを受付け、当該制御コマンドに応じて被制御
装置を動作させるための動作部29を制御する。したが
って、他の遠隔制御装置から操作されたくない状況下に
おいて、他の遠隔制御装置からの制御コマンドを受付け
て誤動作するのを防止することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠隔制御によって
被制御装置を制御する技術に関し、特に、複数の遠隔制
御装置からの制御コマンドを受付けながらも、誤動作を
防止することができる被制御装置、それを含んだ遠隔制
御システムおよび遠隔制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、AV(Audio Visual)機器などの
家電機器において、その利便性のために遠隔制御が広く
利用されるようになってきている。1つの被制御装置を
複数の遠隔制御装置で制御する場合、複数の遠隔制御装
置が同じ制御コマンドを使用することによって、どの遠
隔制御装置からでも被制御装置を制御することが可能で
ある。
【0003】しかし、たとえば、あるユーザがある遠隔
制御装置を使用してビデオの録画をしているときに、他
のユーザが他の遠隔制御装置を使用して誤って停止コマ
ンドを送信すると、ビデオの録画が停止してしまい、ビ
デオの録画を行なっていたユーザが希望する番組を録画
できないといった問題があった。この問題点を解決する
技術として、特開平4−70193号公報に開示された
発明がある。
【0004】特開平4−70193号公報に開示された
発明においては、遠隔制御装置に特定のID(IDentifi
cation)を持たせ、被制御装置に制御コマンドを送信す
る際に、制御コマンドとともにIDを被制御装置に送信
する。被制御装置は、特定のIDを持った遠隔制御装置
からの制御コマンドのみを受付け、他の遠隔制御装置か
らの制御コマンドを受付けないようにして、誤動作を防
止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平4−70193号公報に開示された発明においては、
被制御装置が特定のIDを持った遠隔制御装置からの制
御コマンドしか受付けないため、複数のユーザが異なる
遠隔制御装置を用いて、同じ被制御装置を遠隔制御する
ことができないといった問題点があった。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであり、その目的は、他の遠隔制御装置から
の誤操作によって、誤動作するのを防止することが可能
な被制御装置、それを含んだ遠隔制御システムおよび遠
隔制御方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のある局面に従え
ば、複数の遠隔制御装置により制御される被制御装置で
あって、遠隔制御装置から制御命令を受信したときに、
モードを特定の遠隔制御装置からの制御コマンドのみを
受付ける割込み禁止モードに変更するか否かを判定する
ための判定手段と、判定手段によって割込み禁止モード
に変更すると判定された場合に、特定の遠隔制御装置か
らの制御コマンドのみを受付け、当該制御コマンドに応
じて被制御装置を動作させるための動作制御手段とを含
む。
【0008】動作制御手段は、判定手段によって割込み
禁止モードに変更すると判定された場合に、特定の遠隔
制御装置からの制御コマンドのみを受付けるので、他の
遠隔制御装置から操作されたくない状況下において、他
の遠隔制御装置からの制御コマンドを受付けて誤動作す
るのを防止することが可能となる。
【0009】好ましくは、動作制御手段は、判定手段に
よって割込み禁止モードに変更すると判定された場合
に、制御コマンドを受付ける特定の遠隔制御装置の識別
子を記憶するための記憶手段と、遠隔制御装置から制御
命令を受信したときに、当該制御命令に含まれる遠隔制
御装置の識別子と記憶手段に記憶された遠隔制御装置の
識別子とを比較するための比較手段と、制御コマンドに
応じて、被制御装置に動作を行なわせるための動作手段
と、比較手段による比較結果に応じて、動作手段に動作
を行なわせるか否かを決定する決定手段とを含む。
【0010】遠隔制御装置から制御命令を受信したとき
に、比較手段が制御命令に含まれる遠隔制御装置の識別
子と記憶手段に記憶された遠隔制御装置の識別子とを比
較して、動作手段に動作を行なわせるか否かが決定され
るので、制御コマンドを受付ける遠隔制御装置であるか
否かの判定が容易に行なえるようになる。
【0011】好ましくは、記憶手段は、制御コマンドを
受付ける複数の遠隔制御装置の識別子を記憶する。
【0012】したがって、複数の遠隔制御装置からの操
作を受付け、それ以外の遠隔制御装置からの操作を受付
けないようにすることが可能となる。
【0013】本発明の別の局面に従えば、複数の遠隔制
御装置と、複数の遠隔制御装置によって制御される被制
御装置とを含んだ遠隔制御システムであって、遠隔制御
装置は、ユーザからの指示に応じて被制御装置を制御す
る制御コマンドを生成するための生成手段と、生成手段
によって生成された制御コマンドに当該遠隔制御装置の
識別子を付加した制御命令を送信するための送信手段と
を含み、被制御装置は、遠隔制御装置から制御命令を受
信したときに、モードを特定の遠隔制御装置からの制御
コマンドのみを受付ける割込み禁止モードに変更するか
否かを判定するための判定手段と、判定手段によって割
込み禁止モードに変更すると判定された場合に、特定の
遠隔制御装置からの制御コマンドのみを受付け、当該制
御コマンドに応じて被制御装置を動作させるための動作
制御手段とを含む。
【0014】動作制御手段は、判定手段によって割込み
禁止モードに変更すると判定された場合に、特定の遠隔
制御装置からの制御コマンドのみを受付けるので、他の
遠隔制御装置から操作されたくない状況下において、他
の遠隔制御装置からの制御コマンドを受付けて誤動作す
るのを防止することが可能となる。
【0015】本発明のさらに別の局面に従えば、複数の
遠隔制御装置によって被制御装置を制御する遠隔制御方
法であって、遠隔制御装置がユーザからの指示に応じて
被制御装置を制御する制御コマンドを生成するステップ
と、遠隔制御装置が生成した制御コマンドに当該遠隔制
御装置の識別子を付加した制御命令を送信するステッ
プ、被制御装置が遠隔制御装置から制御命令を受信した
ときに、モードを特定の遠隔制御装置からの制御コマン
ドのみを受付ける割込み禁止モードに変更するか否かを
判定するステップと、割込み禁止モードに変更すると判
定された場合に、被制御装置が特定の遠隔制御装置から
の制御コマンドのみを受付け、当該制御コマンドに応じ
て被制御装置を動作させるステップとを含む。
【0016】割込み禁止モードに変更すると判定された
場合に、特定の遠隔制御装置からの制御コマンドのみを
受付けるので、他の遠隔制御装置から操作されたくない
状況下において、他の遠隔制御装置からの制御コマンド
を受付けて誤動作するのを防止することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態にお
ける遠隔制御装置1の概略構成を示すブロック図であ
る。この遠隔制御装置1は、ユーザが被制御装置を制御
する際に押下されるボタン等によって構成されるユーザ
入力部11と、ユーザ入力部11による入力操作に応じ
て被制御装置へ送信する制御命令を生成する制御命令生
成部12と、遠隔制御装置1自身のIDを保持する自己
ID保持部13と、ユーザによって押下されたボタンと
制御コマンドとの対応を保持する制御コマンド保持部1
4と、制御命令生成部12によって生成された制御命令
を被制御装置へ送信する制御命令送信部15とを含む。
【0018】ユーザがユーザ入力部11を操作すると、
制御命令生成部12は制御コマンド保持部14を参照し
て、ユーザが押下したボタンに対応する制御コマンドを
選択する。そして、制御命令生成部12は、自己ID保
持部13を参照して遠隔制御装置1自身のIDを取得
し、選択した制御コマンドと遠隔制御装置1自身のID
とを組合わせて、被制御装置へ送信するための制御命令
を生成する。なお、制御命令送信部15は、赤外線通信
等によって制御命令を送信する。
【0019】図2は、本発明の実施の形態における被制
御装置2の概略構成を示すブロック図である。この被制
御装置2は、遠隔制御装置1から送信された制御命令を
受信する制御命令受信部21と、制御命令受信部21に
よって受信された制御命令から遠隔制御装置1のIDを
抽出するID抽出部22と、ID抽出部22によって抽
出された遠隔制御装置1のIDが一時的に保管されるI
D一時保管部23と、制御命令受信部21によって受信
された制御命令から制御コマンドを抽出する制御コマン
ド抽出部24と、モードを後述する割込み禁止モードに
変更するか否かを判断するモード変更判断部25と、割
込み禁止モードになったときに遠隔制御装置1のIDが
保存されるID保存部26と、被制御装置2自身のモー
ド状況を保持する自己モード保持部27と、被制御装置
2の全体的な制御を行なう制御部28と、制御部28の
制御によって被制御装置2を動作させる動作部29とを
含む。
【0020】ID抽出部22は、制御命令受信部21に
よって受信された制御命令から遠隔制御装置1のIDを
抽出し、そのIDをID一時保管部23に格納する。ま
た、制御コマンド抽出部24は、制御命令受信部21に
よって受信された制御命令から制御コマンドを抽出し、
その制御コマンドをモード変更判断部25および制御部
28へ出力する。
【0021】モード変更判断部25は、制御コマンド抽
出部25によって抽出された制御コマンドを参照して、
モードを割込み禁止モードに変更するか否かを判断す
る。モード変更判断部25が、モードを割込み禁止モー
ドに変更すると判断した場合には、ID一時保管部23
に格納されているIDをID保存部26に保存する。こ
の割込み禁止モードとは、現在制御コマンドを受付けて
いる遠隔制御装置以外の遠隔制御装置からの制御コマン
ドの受付けを禁止するモードである。
【0022】モード変更判断部25は、遠隔制御装置1
から特定の制御コマンドを受信した場合に、その制御コ
マンドに応じてモードを割込み禁止モードに変更する。
たとえば、被制御装置2がビデオデッキの場合には、遠
隔制御装置1から制御コマンド“録画”を受付けると、
その遠隔制御装置1から制御コマンド“停止”を受信す
るまで割込み禁止モードとし、他の遠隔制御装置からの
制御命令の受付けを禁止する。
【0023】また、遠隔制御装置1が、制御命令の中に
割込み禁止モードにするか否かの情報を挿入して被制御
装置2へ送信するようにしても良い。この場合、モード
変更部25は、受信した制御命令に含まれる割込み禁止
モードにするか否かの情報を抽出し、モードを割込み禁
止モードに変更するか否かを判断する。また、遠隔制御
装置1は、制御命令に制御コマンドを含めずに、割込み
禁止モードにするか否かの情報のみを含めて被制御装置
2へ送信するようにしても良い。
【0024】モード変更部25が、モードを割込み禁止
モードに変更すると判断した場合には、自己モード保持
部27にモードが割込み禁止モードであることを格納し
て保持する。
【0025】制御部28は、自己モード保持部27に保
持されるモードの状況を参照して、遠隔制御装置1から
受信した制御コマンドを受付けるか否かを判断する。た
とえば、割込み禁止モードになっていない場合(以下、
通常モードと呼ぶ。)には、制御部28は制御コマンド
抽出部24によって抽出された制御コマンドを全て受付
け、制御コマンドに応じて動作部29を動作させる。ま
た、割込み禁止モードになっている場合には、制御部2
8はID保存部26に保存されているIDとID抽出部
22によって抽出されたIDとを比較し、制御コマンド
抽出部24によって抽出された制御コマンドを受付ける
か否かを判断する。すなわち、ID保存部26に保存さ
れているIDとID抽出部22によって抽出されたID
とが一致する場合には、制御コマンド抽出部24によっ
て抽出された制御コマンドを受付け、この制御コマンド
に応じて動作部29を動作させる。また、ID保存部2
6に保存されているIDとID抽出部22によって抽出
されたIDとが一致しない場合には、制御コマンド抽出
部24によって抽出された制御コマンドを無視する。
【0026】図3は、本発明の実施の形態における被制
御装置2の処理手順を説明するためのフローチャートで
ある。まず、制御命令受信部21によって遠隔制御装置
1から制御命令が受信されたか否かが判定される(S
1)。制御命令が受信されていなければ(S1,N
o)、ステップS1に戻って制御命令を受信するまで待
機する。制御命令が受信されていれば(S1,Ye
s)、制御部28は自己モード保持部27に保持される
モードの状況を参照し、現在のモードが割込み禁止モー
ドであるか否かを判定する(S2)。
【0027】現在のモードが割込み禁止モードでなけれ
ば(S2,No)、ステップS5へ進む。また、現在の
モードが割込み禁止モードであれば(S2,Yes)、
ID抽出部22が制御命令に含まれるIDを抽出し、こ
のIDをID一時保管部23に保管する(S3)。そし
て、制御部28は、ID一時保管部23に保管されたI
DとID保存部26に保存されたIDとを比較して、制
御命令を受付けるか否かを判断する(S4)。IDが一
致する場合には(S4,Yes)、ステップS5へ進
む。また、IDが一致しない場合には(S4,No)、
ステップS1に戻って次の制御命令を受信するまで待機
する。
【0028】ステップS5において、制御部28は、制
御コマンド抽出部24によって抽出された制御コマンド
に応じて、動作部29に被制御装置2の動作を行なわせ
る。そして、制御部28は、この動作以降を割込み禁止
モードにするか否かを判定する(S6)。上述したよう
に、制御部28は、ステップS5における被制御装置2
の動作が特定の制御コマンドに対応する場合に割込み禁
止モードにするようにしても良いし、制御命令に含まれ
る情報が割込み禁止モードにすることを示すものである
場合に割込み禁止モードにするようにしても良い。ま
た、制御命令に制御コマンドが含まれていない場合に
は、ステップS5における処理が行なわれず、ステップ
S6において制御命令に含まれる情報に応じて割込み禁
止モードにするか否かを判定するようにしても良い。
【0029】ステップS6において、割込み禁止モード
にすると判定された場合には(S6,Yes)、自己モ
ード保持部27に割込み禁止モードであることを格納す
る(S7)。そして、ID一時保管部23に保管された
IDが抽出され(S8)、そのIDがID保存部26に
保存された後(S9)、ステップS1に戻って以降の処
理を繰返す。
【0030】ステップS6において、割込み禁止モード
にしないと判定された場合には(S6,No)、制御部
28が割込み禁止モードを解除するか否かを判定する
(S10)。なお、ステップS6の判定において、割込
み禁止モードにしないと判定される場合には、既に割込
み禁止モードになっている場合も含まれる。
【0031】ステップS10において、割込み禁止モー
ドを解除すると判定された場合には(S10,Ye
s)、自己モード保持部27に割込み禁止モードを解除
して通常モードであることを格納し(S11)、ステッ
プS1に戻って以降の処理を繰返す。また、割込み禁止
モードを解除しないと判定された場合には(S10,N
o)、そのままステップS1へ戻って以降の処理を繰返
す。
【0032】図4は、本発明の実施の形態における遠隔
制御システムの全体構成を示す図である。この遠隔制御
システムは、3台の遠隔制御装置1a、1bおよび1c
と、1台の被制御装置2とを含む。なお、被制御装置2
のモード状態によって、被制御装置の参照符号を2aま
たは2bと区別して記載することにする。
【0033】被制御装置2aは、通常モードになってお
り、遠隔制御装置1a〜1cのいずれからでも制御可能
となっている。遠隔制御装置1aからの制御命令を受付
けて割込み禁止モードになると、被制御装置2bは遠隔
制御装置1aからの制御命令のみを受付ける。そして、
被制御装置2bは遠隔制御装置1bまたは1cからの制
御命令を受付けないため、遠隔制御装置1bまたは1c
からの制御が不可能となる。
【0034】たとえば、被制御装置2がビデオデッキの
場合、ビデオデッキが通常モードのときには遠隔制御装
置1a〜1cのいずれからも制御命令を受付けるが、遠
隔制御装置1a〜1cのいずれかから録画命令を受付け
ると割込み禁止モードとなって、他の遠隔制御装置から
の制御命令の受付けを禁止する。このようにして、他の
遠隔制御装置がビデオデッキの録画を停止させることを
防止する。
【0035】以上の説明においては、被制御装置2が割
込み禁止モードとなったときに、1台の遠隔制御装置か
らの制御命令のみを受付けるようにしたが、特定の複数
の遠隔制御装置からの制御命令を受付けるようにしても
良い。たとえば、ID保存部26が複数のIDを保存で
きるようにし、割込み禁止モードを解除するときにID
保存部26に保存されているIDを消去または上書きし
ないようにする。そして、被制御装置2が再度割込み禁
止モードになったときに、ID保存部26に保存されて
いる複数の遠隔制御装置からの制御命令のみを受付ける
ことにより、他の遠隔制御装置からの制御を禁止するこ
とができる。
【0036】また、遠隔制御装置1が自身のID以外に
他の遠隔制御装置のIDも制御命令に付加して、送信す
るようにしても良い。被制御装置2がこの制御命令を受
信して割込み禁止モードになるときに、複数の遠隔制御
装置のIDをID保存部26に保存し、登録された複数
の遠隔制御装置からの制御命令のみを受付けることによ
り、他の遠隔制御装置からの制御を禁止することが可能
となる。
【0037】また、被制御装置2が割込み禁止モードと
なったときに、割込み禁止モードを示す表示部を設ける
ようにすれば、制御が禁止されている遠隔制御装置で操
作を行なおうとしたユーザが、その被制御装置2が故障
していると誤認することを防止できる。また、その表示
部に制御が許可されている遠隔制御装置のIDを表示す
ることにより、現在どの遠隔制御装置からの制御が受付
けられるのかをユーザに提示することが可能となる。ま
た、その表示部に表示する遠隔制御装置のIDを、ユー
ザが分かりやすい名前に変換することによって、ユーザ
は制御を受付け可能な遠隔制御装置の認識をより一層容
易に行なえるようになる。
【0038】また、遠隔制御装置1のユーザ入力部11
に制御権取得ボタンを設け、このボタンが押下されたと
きに被制御装置2が割込み禁止モードになるようにすれ
ば、ユーザの利便性がさらに向上する。また、被制御装
置2に制御権解放ボタンを設け、このボタンが押下され
たときに被制御装置2の割込み禁止モードが解除される
ようにすれば、ユーザの利便性がさらに向上する。
【0039】以上説明したように、本実施の形態におけ
る遠隔制御システムによれば、被制御装置2が遠隔制御
装置1からの制御命令を受付けて、割込み禁止モードと
なったときに、他の遠隔制御装置からの制御命令を受付
けないようにしたので、被制御装置2が他の遠隔制御装
置から操作されたくない状況下で、他の遠隔制御装置か
らの制御命令を受付けて誤動作することを防止すること
が可能となった。
【0040】今回開示された実施の形態は、すべての点
で例示であって制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請
求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味
および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
【0041】
【発明の効果】本発明のある局面によれば、動作制御手
段は、判定手段によって割込み禁止モードに変更すると
判定された場合に、特定の遠隔制御装置からの制御コマ
ンドのみを受付けるので、他の遠隔制御装置から操作さ
れたくない状況下において、他の遠隔制御装置からの制
御コマンドを受付けて誤動作するのを防止することが可
能となった。
【0042】また、遠隔制御装置から制御命令を受信し
たときに、比較手段が制御命令に含まれる遠隔制御装置
の識別子と記憶手段に記憶された遠隔制御装置の識別子
とを比較して、動作手段に動作を行なわせるか否かが決
定されるので、制御コマンドを受付ける遠隔制御装置で
あるか否かの判定が容易に行なえるようになった。
【0043】また、記憶手段が制御コマンドを受付ける
複数の遠隔制御装置の識別子を記憶するので、複数の遠
隔制御装置からの操作を受付け、それ以外の遠隔制御装
置からの操作を受付けないようにすることが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における遠隔制御装置1
の概略構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態における被制御装置2の
概略構成を示すブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態における被制御装置2の
処理手順を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明の実施の形態における遠隔制御システ
ムの全体構成を示す図である。
【符号の説明】
1 遠隔制御装置、2 被制御装置、11 ユーザ入力
部、12 制御命令生成部、13 自己ID保持部、1
4 制御コマンド保持部、15 制御命令送信部、21
制御命令受信部、22 ID抽出部、23 ID一時
保管部、24制御コマンド抽出部、25 モード変更判
断部、26 ID保存部、27 自己モード保持部、2
8 制御部、29 動作部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G06F 13/00 357 G06F 13/00 357A Fターム(参考) 5B089 GA25 GB02 HA11 JA35 JB10 KA12 5C056 BA01 BA08 CA06 DA06 DA11 DA13 FA03 5K048 AA09 BA02 DA03 DB04 EB01 EB02 HA06

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の遠隔制御装置により制御される被
    制御装置であって、 遠隔制御装置から制御命令を受信したときに、モードを
    特定の遠隔制御装置からの制御コマンドのみを受付ける
    割込み禁止モードに変更するか否かを判定するための判
    定手段と、 前記判定手段によって割込み禁止モードに変更すると判
    定された場合に、前記特定の遠隔制御装置からの制御コ
    マンドのみを受付け、当該制御コマンドに応じて被制御
    装置を動作させるための動作制御手段とを含む、被制御
    装置。
  2. 【請求項2】 前記動作制御手段は、前記判定手段によ
    って割込み禁止モードに変更すると判定された場合に、
    制御コマンドを受付ける特定の遠隔制御装置の識別子を
    記憶するための記憶手段と、 遠隔制御装置から制御命令を受信したときに、当該制御
    命令に含まれる遠隔制御装置の識別子と前記記憶手段に
    記憶された遠隔制御装置の識別子とを比較するための比
    較手段と、 前記制御コマンドに応じて、前記被制御装置に動作を行
    なわせるための動作手段と、 前記比較手段による比較結果に応じて、前記動作手段に
    動作を行なわせるか否かを決定する決定手段とを含む、
    請求項1記載の被制御装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、制御コマンドを受付け
    る複数の遠隔制御装置の識別子を記憶する、請求項1ま
    たは2記載の被制御装置。
  4. 【請求項4】 複数の遠隔制御装置と、該複数の遠隔制
    御装置によって制御される被制御装置とを含んだ遠隔制
    御システムであって、 前記遠隔制御装置は、ユーザからの指示に応じて前記被
    制御装置を制御する制御コマンドを生成するための生成
    手段と、 前記生成手段によって生成された制御コマンドに当該遠
    隔制御装置の識別子を付加した制御命令を送信するため
    の送信手段とを含み、 前記被制御装置は、前記遠隔制御装置から制御命令を受
    信したときに、モードを特定の遠隔制御装置からの制御
    コマンドのみを受付ける割込み禁止モードに変更するか
    否かを判定するための判定手段と、 前記判定手段によって割込み禁止モードに変更すると判
    定された場合に、前記特定の遠隔制御装置からの制御コ
    マンドのみを受付け、当該制御コマンドに応じて被制御
    装置を動作させるための動作制御手段とを含む、遠隔制
    御システム。
  5. 【請求項5】 複数の遠隔制御装置によって被制御装置
    を制御する遠隔制御方法であって、 遠隔制御装置が、ユーザからの指示に応じて前記被制御
    装置を制御する制御コマンドを生成するステップと、 前記遠隔制御装置が、生成した制御コマンドに当該遠隔
    制御装置の識別子を付加した制御命令を送信するステッ
    プ、前記被制御装置が、前記遠隔制御装置から制御命令
    を受信したときに、モードを特定の遠隔制御装置からの
    制御コマンドのみを受付ける割込み禁止モードに変更す
    るか否かを判定するステップと、 割込み禁止モードに変更すると判定された場合に、前記
    被制御装置が、前記特定の遠隔制御装置からの制御コマ
    ンドのみを受付け、当該制御コマンドに応じて前記被制
    御装置を動作させるステップとを含む、遠隔制御方法。
JP2001178283A 2001-06-13 2001-06-13 被制御装置、それを含んだ遠隔制御システムおよび遠隔制御方法 Withdrawn JP2002374582A (ja)

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US7088244B2 (en) 2003-07-04 2006-08-08 Mediagram Inc. Communication system
CN100378698C (zh) * 2004-05-12 2008-04-02 三星电子株式会社 信息处理系统以及控制该信息处理系统的方法
JP2014161486A (ja) * 2013-02-25 2014-09-08 Toshiba Corp ランドリー機器
JP2018027445A (ja) * 2017-11-28 2018-02-22 東芝ライフスタイル株式会社 ランドリー機器

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