JP2002374456A - 撮像手段付き端末装置 - Google Patents

撮像手段付き端末装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタルスチルカメラ機能を有する端末装置
において、交流商用電源を用いた照明の照度変化による
フリッカを防ぐために、簡易な方法で電源周波数に応じ
た撮像素子の電荷蓄積時間を決定する。 【解決手段】 当該端末装置の位置情報を獲得する位置
情報獲得手段(12、13、14)と、位置情報獲得手
段が獲得した位置情報と電源周波数を対応付けて電荷蓄
積時間を決定する蓄積時間選択手段(10)を設け、電
荷蓄積時間を電源周波数f(Hz)に対して1/(2
f)(秒)の整数倍とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
の機能を備えた携帯電話やPDA、あるいはGPS受信
機などの撮像手段付き端末装置に関するもので、特に、
蛍光灯照明下で発生するフリッカを抑圧して良好な画像
を得ることが可能な撮像手段付き端末装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】デジタルスチルカメラなどCCDやCM
OSセンサを撮像素子に使用した撮像装置において、蛍
光灯照明下で撮影を行うと、フレーム毎に輝度変動が発
生したり、あるいは撮影画像上に明暗の横縞が発生す
る。この現象はフリッカと呼ばれ、蛍光灯が商用電源の
周期の1/2の周期で点滅を繰り返していることに起因
して発生する。
【0003】このようなフリッカを抑圧する方法とし
て、電荷蓄積時間を光源の点滅周期の整数倍に設定する
方法が知られている。しかし、商用電源の周波数は日本
国内では地域によって50Hz(東日本)と60Hz
(西日本)に分かれているため、設定可能な電荷蓄積時
間の値は地域によって異なる。そのため、光源の点滅周
波数を正しく検知しなければ適切にフリッカを抑圧する
ことができない。光源の点滅周波数を検知する方法とし
て、撮像装置に接続されている商用電源から直接周波数
を検出する方法や、点滅周波数検出用の光検出手段を設
け、光検出手段の出力を処理することで周波数を検出す
る方法、撮像データにデジタル信号処理を施し、その結
果に基づいて周波数を検出する方法などが挙げられる。
特開平01−081580には、点滅周波数検出用の光
検出手段としてフォトダイオードを設け、100Hzの
帯域通過フィルタ、全波整流回路およびコンパレータが
直列に接続された回路の出力と、120Hzの帯域通過
フィルタ、全波整流回路およびコンパレータが直列に接
続された回路の出力とから光源の点滅周波数を検出する
方法が開示されている。
【0004】図9は、特開平01−081580に示さ
れた従来のフリッカを抑圧するための回路構成を示すブ
ロック図である。図9において、100はCCD、10
4は基準信号を発生する発振器、105は商用電源の周
波数が50Hzであるか60Hzであるかを検出するフ
リッカ発生周波数検知回路である。フリッカ発生周波数
検知回路105は、フォトダイオード106、100H
zの帯域通過フィルタ107、全波整流回路108、お
よびコンパレータ109が直列に接続された回路と、フ
ォトダイオード106、120Hzの帯域通過フィルタ
110、全波整流回路111、およびコンパレータ11
2が直列に接続された回路より構成される。103はフ
リッカ発生周波数検知回路105で検知された商用電源
周波数に基づいて垂直走査用クロックパルスおよび水平
走査用クロックパルスを所定のタイミングで出力するC
CD駆動パルス発生回路、101は水平走査用クロック
パルスをCCDが駆動されるレベルに変換するCCD水
平ドライバ、102は垂直走査用クロックパルスをCC
Dが駆動されるレベルに変換するCCD垂直ドライバで
ある。
【0005】次に動作について説明する。光源が商用電
源周波数50Hzで駆動されている蛍光灯である場合、
蛍光灯の点滅周波数は100Hzであるので、フォトダ
イオード106と対になっている図示しないフォトトラ
ンジスタからの出力信号は、後段の100Hzの帯域通
過フィルタ107を通過する。また、光源が商用電源周
波数60Hzで駆動されている蛍光灯である場合は、蛍
光灯の点滅周波数は120Hzであるので、上記フォト
トランジスタからの出力信号は、120Hzの帯域通過
フィルタ110を通過することになる。100Hzの帯
域通過フィルタ107を通過してきた出力信号は、全波
整流回路108で整流され、コンパレータ109で基準
電圧と比較されてCCD駆動パルス発生回路103に制
御信号として出力される。また、120Hzの帯域通過
フィルタ110を通過してきた出力信号は、同様に全波
整流回路111で整流され、コンパレータ112で基準
電圧と比較されてCCD駆動パルス発生回路103に制
御信号として出力される。CCD駆動パルス発生回路1
03は、入力信号が100Hzの帯域通過フィルタ10
7を通過してきたものであれば、シャッタスピードが1
/100秒になるように垂直用クロックパルスと水平用
クロックパルスを出力し、120Hzの帯域通過フィル
タ110を通過してきたものであれば、シャッタスピー
ドが1/60秒あるいは1/120秒になるように垂直
用クロックパルスと水平用クロックパルスを出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】電源から直接周波数を
検出する方法は、撮像装置が交流電源で駆動されている
必要があり、バッテリにより駆動されている撮像装置に
は適用できないという問題がある。また点滅周波数検出
用の光検出手段を設け、光検出手段の出力を処理するこ
とで周波数を検出する方法は、光検出手段およびその出
力信号を処理する専用回路を装置内に設ける必要があ
る。特に、近年普及し始めているデジタルカメラを内蔵
した携帯電話では装置容量の制限が厳しく、光検出手段
や専用回路を装置内に設けることは困難である。更に
は、回路構成が複雑になるので、コスト的にも不利であ
る。撮像データにデジタル信号処理を施し、その結果に
基づいて周波数を検出する方法は、光検出手段は不用で
あるが、やはり専用回路が必要になるため、前述したよ
うに、実装面、コスト面で問題が発生する。
【0007】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、デジタルカメラの機能を備えた
携帯電話やPDA、あるいはGPS受信機などの撮像手
段付き端末装置において、移動体通信網の基地局やGP
S衛星から電波を介して入手した位置情報により光源の
点滅周波数を間接的に判別し、電荷蓄積時間を光源の点
滅周波数の整数倍に設定することでフリッカの発生を確
実に抑制して良好な画像を得ることが可能な撮像手段付
き端末装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る撮像手段
付き端末装置は、所定の電荷蓄積時間ずつ画像情報の取
り込みを行い、取り込んだ画像情報を上記取り込み毎の
単位で転送する撮像手段を備えた撮像手段付き端末装置
であり、該撮像手段付き端末装置の位置情報を獲得する
位置情報獲得手段と、該位置情報獲得手段が獲得した位
置情報を複数の位置情報分類のいずれかに分類し、上記
位置情報がいずれの位置情報分類に分類されたかを示す
分類情報を生成し、該分類情報に基づいて上記電荷蓄積
時間を決定する蓄積時間選択手段を備えたものである。
【0009】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、基地局を介して他の通信装置と無線通信する通信手
段を有し、上記位置情報獲得手段は、当該撮像手段付き
端末装置に対応する基地局が報知する該基地局の固有情
報を上記位置情報とするものである。
【0010】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記基地局の固有情報は、該基地局の識別符号を含
むようにしたものである。
【0011】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記基地局の固有情報は、該基地局の位置の地名を
含むようにしたものである。
【0012】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記基地局の固有情報は、該基地局の緯度及び経度
を含むようにしたものである。
【0013】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記蓄積時間選択手段は、上記位置情報と上記複数
の位置情報分類を対応つけるテーブルを有し、該テーブ
ルを参照して上記位置情報獲得手段が獲得した位置情報
を上記複数の位置情報分類のいずれかに分類するように
したものである。
【0014】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記テーブルは電気的に書換え可能な不揮発性メモ
リに格納されているものである。
【0015】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記位置情報獲得手段は、GPS衛星からのデータ
を受信し、該受信したデータに基づいて上記位置情報を
獲得するようにしたものである。
【0016】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、固有の事業体識別番号を有し特定の地域内の撮像手
段付き端末装置の無線通信を媒介する通信事業体に対応
し、該通信事業体の事業体識別番号を記憶する事業体識
別番号記憶手段を有し、上記位置情報獲得手段は、上記
事業体識別番号記憶手段から読み出した事業体識別番号
を位置情報とするようにしたものである。
【0017】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記蓄積時間選択手段が生成した分類情報を記憶す
る分類情報記憶手段を備え、上記蓄積時間選択手段は、
上記分類情報記憶手段から読み出した分類情報に基づい
て上記電荷蓄積時間を決定するようにしたものである。
【0018】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記位置情報は、当該撮像手段付き端末装置が位置
する地域における商用電源の電源周波数f(Hz)に対
応し、上記蓄積時間選択手段は、電荷蓄積時間を1/
(2f)(秒)の整数倍として決定するようにしたもの
である。
【0019】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施形態1による撮像手段付き端末装置の構成を示すブ
ロック図である。この撮像手段付き端末装置は、例えば
日本国内の東日本と西日本のように、商用電源の電源周
波数が50Hzの地域および60Hzの地域の双方にお
いて使用される可能性があるものとする。商用電源の周
波数をf(Hz)とすると、この電源を用いた蛍光灯な
どの照明器具は2f(Hz)の周波数で照度の変動を生
じ、その周期は1/(2f)秒である。すなわち、電源
周波数が50Hzなら照度変動の周期は1/100秒、
電源周波数が60Hzなら照度変動の周期は1/120
秒である。
【0020】図1において、1は光電変換を実行してア
ナログ信号である画像信号を生成するCCDやCMOS
センサなどの撮像素子であり、所定の電荷蓄積時間ずつ
画像情報の取り込みを行い、取り込んだ画像情報を上記
取り込み毎の単位で画像信号として転送する。2は上記
撮像素子1から転送された画像信号におけるノイズをキ
ャンセルするCDS(相関二重サンプリング回路)、3
は画像信号を増幅する増幅器、4は画像信号をデジタル
データに変換するA/D変換器、5は撮像素子1の電荷
蓄積時間と増幅器3の利得を制御する自動レベル調整手
段である。
【0021】自動レベル調整手段5において、6は積算
手段、7は積算手段6の出力に基づいて自動レベル調整
処理を実行する演算手段、8は演算手段7の演算結果に
応じて撮像素子1の電荷蓄積時間を1/100秒の整数
倍のうちのいずれかの時間に設定するための設定信号お
よび増幅器3の利得を電荷蓄積時間に応じて設定するた
めの設定信号を出力する第1の撮像パラメータ設定手
段、9は演算手段7の演算結果に応じて撮像素子1の電
荷蓄積時間を1/120秒の整数倍のうちのいずれかの
時間に設定するための設定信号および増幅器3の利得を
電荷蓄積時間に応じて設定するための設定信号を出力す
る第2の撮像パラメータ設定手段である。10は第1の
撮像パラメータ設定手段8から出力される設定値と第2
の撮像パラメータ設定手段9から出力される設定値を選
択して出力する選択手段、11は選択手段10を介して
供給される電荷蓄積時間の設定信号に基づいて撮像素子
1の電荷蓄積時間を制御するタイミングジェネレータで
ある。
【0022】さらに端末装置は、携帯電話としての無線
通信機能を満たすために、アンテナ12、送受信手段1
3、制御手段14、位置情報記憶手段15を備えてい
る。
【0023】上記撮像素子1とタイミングジェネレータ
11からこの発明における撮像手段が形成される。ま
た、上記選択手段10がこの発明における蓄積時間選択
手段であり、アンテナ12、送受信手段13、制御手段
14からこの発明における位置情報獲得手段が形成され
る。アンテナ12、送受信手段13、制御手段14はこ
の発明における通信手段でもある。
【0024】携帯電話で使用されているセル方式による
移動通信システムは、サービスエリアをセルと呼ばれる
多数のエリアに分割し、各セルに基地局を設置し、ユー
ザの移動にあわせて追跡接続する通信システムである。
端末装置が複数のセルのまたがって空間的に移動するた
め、端末装置がどこのセルに位置しているかを移動体通
信網側で常に把握しておく必要があり、位置登録と呼ば
れる制御が行われている。
【0025】位置登録の動作について説明する。基地局
(図示せず)は各基地局の固有情報を常に報知してい
る。通信端末装置はアンテナ12、送受信手段13を介
して上記固有情報を位置情報として受信し、制御手段1
4は受信した位置情報と位置情報記憶手段15に記憶さ
れている位置情報を逐次比較する。比較結果が不一致の
場合は、位置情報記憶手段のデータを受信した位置情報
に更新し、送受信手段13、アンテナ12を介して移動
体通信網側に位置登録信号を送信する。上記各基地局の
固有情報である位置情報は、各基地局が識別可能なよう
に各基地局毎に設定されたID番号(識別符号)でも良
いし、各基地局の位置の地名でも良いし、各基地局の位
置の緯度と経度でも良い。
【0026】次に撮像手段であるカメラ部の動作につい
て説明する。画像情報は、撮像素子1に入射し取り込ま
れると、撮像素子1により画像信号に変換されて上記の
取り込みの単位毎にCDS2に転送され、その画像信号
はCDS2によってノイズが除去される。CDS2から
出力された画像信号は増幅器3により増幅され、A/D
変換器4によりデジタルデータに変換され、画素データ
として図示せぬ後段の処理部へ出力される。
【0027】一方、自動レベル調整手段5において、積
算手段6は、1フレーム毎に画面全体あるいは画面の一
部の領域の画素データを積算し、積算値を演算手段7に
出力する。
【0028】演算手段7は、積算手段6より入力された
積算値から現在の画像の信号レベル、つまりは画像の明
暗の度合いを検知する。積算値が所定の値より小さい場
合は、画像が暗いと判断し、画像が現状より明るくなる
ような設定を行うような指示を撮像パラメータ設定指標
値として、第1の撮像パラメータ設定手段8および第2
の撮像パラメータ設定手段9に出力する。積算値が所定
の値より大きい場合は、画像が明るいと判断し、画像が
現状より暗くなるような設定を行うような指示を撮像パ
ラメータ設定指標値として、第1の撮像パラメータ設定
手段8および第2の撮像パラメータ設定手段9に出力す
る。
【0029】第1の撮像パラメータ設定手段8および第
2の撮像パラメータ設定手段9は、撮像パラメータ設定
指標値に基づき増幅器3に対する利得設定信号とタイミ
ングジェネレータ11に対する電荷蓄積時間の設定信号
を出力する。
【0030】このとき、第1の撮像パラメータ設定手段
8は、交流電源の周波数が50Hzの地域でフリッカが
発生しないようにするために、電荷蓄積時間を1/10
0秒の整数倍のいずれかで1フレームの時間を超えない
時間にする電荷蓄積時間の設定信号を出力し、第2の撮
像パラメータ設定手段9は、交流電源の周波数が60H
zの地域でフリッカが発生しないようにするために、電
荷蓄積時間を1/120秒の整数倍のいずれかで1フレ
ームの時間を超えない時間にする電荷蓄積時間の設定信
号を出力する。
【0031】選択手段10は、位置情報記憶手段15に
記憶されている位置情報から端末装置が存在している位
置(地域)の商用電源の周波数が50Hzの地域である
か、あるいは60Hzの地域であるかを判断し、50H
zの地域であると判断した場合には、第1の撮像パラメ
ータ設定手段8から入力された利得設定信号と電荷蓄積
時間の設定信号を増幅器3とタイミングジェネレータ1
1に出力する。逆に60Hzの地域であると判断した場
合には、第2の撮像パラメータ設定手段9からの入力さ
れた利得設定信号と電荷蓄積時間の設定信号を増幅器3
とタイミングジェネレータ11に出力する。
【0032】商用電源の周波数判別方法について説明す
る。位置情報が、各基地局が識別可能なように各基地局
毎に設定されたID番号である場合には、例えばID番
号の1つのビットを、基地局が存在する場所の商用電源
が50Hzであるか60Hzであるかを示すビットとし
てアサインしておけば、位置情報記憶手段15から読み
出したデータに論理演算を施すことにより商用電源の周
波数を判別することが可能である。この場合、選択手段
10は、図2に示すように演算手段20、スイッチ2
1、スイッチ22を具備した構成となる。演算手段20
は、例えば、商用電源周波数50Hzに対しては0、6
0Hzに対しては1を出力する。そして演算手段20の
出力が0ならスイッチ21、22は第1の撮像パラメー
タ設定手段8を接続し、演算手段20の出力が1ならス
イッチ21、22は第2の撮像パラメータ設定手段9を
接続する。ここでは位置情報が2つの位置情報分類(0
または1)のいずれかに分類され、演算手段20の出力
(0または1)がこの発明における分類情報である。
【0033】位置情報が、各基地局の地名である場合、
単純な論理演算で商用電源の周波数を判別することは困
難である。位置情報が、各基地局の緯度と経度である場
合も、商用電源の周波数が50Hzの地域と60Hzの
地域の境界線が直線ではないため、単純な演算で商用電
源の周波数を判別することは困難である。上記のような
場合は、図3に示すように、選択手段10にLUT(L
ook Up Table)25を設け、各基地局の地
名、あるいは各基地局の緯度と経度の組合せとテーブル
データと照合して商用電源の周波数を判別する。テーブ
ルデータは商用電源の周波数が50Hzは0、60Hz
は1というように記述されている。また、LUT25を
電気的に書換え可能で不揮発性メモリであるフラッシュ
メモリに記憶し、端末装置内にフラッシュメモリの書換
え手段を設ければ、基地局の増設などに対応してテーブ
ルデータを更新することが可能である。上記テーブルデ
ータが位置情報分類であり、LUT25の出力が分類情
報である。
【0034】以上のように、蓄積時間選択手段である選
択手段10は、位置情報に基づいて電荷蓄積時間を決定
する。また選択手段10における演算手段20またはL
UT25の出力である分類情報(0または1)は電荷蓄
積時間と対応するものであり、この分類情報は電荷蓄積
時間と同じ意味を持つ。
【0035】なお、この上記の撮像手段付き端末装置
は、デジタルカメラ機能を有する携帯電話でも良いし、
デジタルカメラ機能を有するPDAでも良い。またデジ
タルカメラ機能のみを有する端末装置であってもよい。
ここでデジタルカメラとは静止画を出力するものと静止
画の連続である動画を出力するもののいずれであっても
よい。
【0036】以上のように、実施の形態1の撮像機能付
き端末装置は、移動体通信網の基地局から電波を介して
入手した位置情報、例えば各基地局が識別可能なように
各基地局毎に設定されたID番号、あるいは各基地局の
地名、あるいは各基地局の緯度と経度から商用電源の周
波数f(Hz)、つまりは光源の点滅周波数2f(H
z)を間接的に判別し、電荷蓄積時間を光源の点滅周波
数の逆数の整数倍であるk/(2f)秒(k=1、2、
・・・)に設定するようにしている。電荷蓄積時間を光
源の点滅周波数の逆数の整数倍に設定すれば、電荷蓄積
の期間と光源の照度変動との位相関係にかかわらず、電
荷蓄積の期間における光源の照度の積分値は一定になる
ので、周波数検出用の光検出素子や複雑な処理回路を設
けることなくフリッカの発生を確実に抑制して良好な画
像を得ることができるという効果がある。
【0037】また、位置情報が、各基地局の地名や各基
地局の緯度と経度である場合には、テーブルデータと上
記位置情報を照合して商用電源の周波数を判別するよう
にしているので、論理性を有しないランダムな位置情報
でも、商用電源の周波数を容易に判別することが可能で
あるという効果がある。
【0038】また、、テーブルデータは電気的に書換え
可能な不揮発性の半導体メモリに記憶しているので、テ
ーブルデータの更新が可能であり、基地局の増設などに
も対応できるという効果がある。
【0039】実施の形態2.この発明の実施の形態2の
撮像手段付き端末装置は、GPSから位置情報を入手す
るようにしたものである。
【0040】図4は、本発明の実施の形態2による撮像
手段付き端末装置の構成を示すブロック図である。図4
において、30はGPS受信用アンテナ、31はダウン
コンバータ、32は受信信号処理手段、33は測位演算
手段である。その他の構成要素は、実施の形態1と同様
であるので、説明を省略する。GPS受信用アンテナ3
0、ダウンコンバータ31、受信信号処理手段32、測
位演算手段33からこの発明における位置情報獲得手段
が形成される。
【0041】次に動作について説明する。この実施の形
態2の撮像手段付き端末装置は、GPS受信用アンテナ
30を介して、図示しない複数のGPS衛星よりGPS
信号を受信する。ダウンコンバータ31は、高周波信号
であるGPS信号を処理に適した周波数に変換し、さら
にデジタルデータに変換して受信信号処理手段32に出
力する。受信信号処理手段32は、ダウンコンバータ3
1から入力されたデータを衛星毎のデータに分離し、分
離したデータから各衛星の送信時刻や軌道位置を示す航
法メッセージデータを抽出し、さらに各衛星までのおお
よその距離を示す擬似距離を算出して測位演算手段33
に出力する。測位演算手段33は、受信信号処理手段3
2から入力された航法メッセージデータと擬似距離から
撮像手段付き端末装置の緯度、経度、高さを演算して位
置情報とし、位置情報記憶手段15に記憶する。
【0042】この実施の形態2の選択手段10は、図2
における位置情報記憶手段15から経度を読み出し、そ
の値が商用電源の周波数の境界線が存在しない地域の経
度である場合は、読み出した経度の値により、商用電源
の周波数が50Hzの地域であるか、あるいは商用電源
の周波数が60Hzの地域であるかを演算手段20によ
り判断する。読み出した値が、商用電源の周波数の境界
線が存在する地域の経度である場合は、例えば、選択手
段10内の境界線情報記憶手段(図示せず)に経度に対
する境界線の存在する緯度の情報を1度単位で予め記憶
しておき、位置情報記憶手段15から読み出した緯度と
経度をその値と比較して、商用電源の周波数が50Hz
の地域であるか、あるいは商用電源の周波数が60Hz
の地域であるかを判断する。演算手段20は実施の形態
1と同様に、例えば商用電源周波数50Hzに対しては
0、60Hzに対しては1を分類情報として出力する。
【0043】このようにして、選択手段10は、端末装
置が存在している位置が、商用電源の周波数が50Hz
の地域であるか、あるいは商用電源の周波数が60Hz
の地域であるかを判断し、50Hzの地域であると判断
した場合には、第1の撮像パラメータ設定手段8から入
力された利得設定信号と電荷蓄積時間の設定信号を増幅
器3とタイミングジェネレータ11に出力する。逆に6
0Hzの地域であると判断した場合には、第2の撮像パ
ラメータ設定手段9からの入力された利得設定信号と電
荷蓄積時間の設定信号を増幅器3とタイミングジェネレ
ータ11に出力する。
【0044】以上のように、実施の形態2の端末装置
は、GPSから入手した位置情報から商用電源の周波
数、つまりは光源の点滅周波数を間接的に判別し、電荷
蓄積時間を光源の点滅周波数の整数倍に設定するように
しているので、周波数検出用の光検出素子や複雑な処理
回路を設けることなくフリッカの発生を確実に抑制して
良好な画像を得ることができるという効果がある。
【0045】実施の形態3.実施の形態1および実施の
形態2では位置情報を基地局やGPS衛星から電波信号
を介して獲得する例を示したが、この実施の形態3にお
いては、携帯電話の機能を有する撮像手段付き端末装置
が、電波信号を介して位置情報を受信できない場合に、
商用電源の周波数を端末内の情報で判別するようにした
ものである。
【0046】実施の形態1や実施の形態2で説明した例
のように電波信号を介して位置情報を基地局から入手す
る端末装置の場合、端末装置の周辺環境によっては位置
情報を受信できない可能性があり、このような場合に
は、商用電源の周波数を特定できないため電荷蓄積時間
と増幅器の利得の組み合わせを適切に選択することがで
きない。
【0047】日本の携帯電話番号には、事業者を識別す
るためのコード(事業体識別番号)が含まれている。全
国規模で通信サービスを提供している事業者もあるが、
東日本、あるいは西日本といった特定地域を主なサービ
スエリアとし、その地域内の端末装置の通信を媒介する
事業者(通信事業体)も存在する。したがって、事業体
識別番号も商用電源の周波数を判別する要素の1つとな
り得るので、電源投入時等の基地局から位置情報が受信
できない場合に、端末装置に登録されている事業体識別
番号に基づいて電荷蓄積時間と増幅器の利得の組み合わ
せを選択するように構成すれば、間違った選択をする可
能性を減らすことができ、結果としてフリッカが発生す
る確率も減少することが可能である。
【0048】図5は、本発明の実施の形態3による撮像
手段付き端末装置の構成を示すブロック図、図6はこの
実施の形態3における選択手段10を中心とする構成を
示すブロック図である。図5、図6において、40は電
話番号記憶手段である。その他の構成要素は、実施の形
態1と同様であるので、説明を省略する。
【0049】次に動作について説明する。基地局から位
置情報を正常に受信できる場合は、撮像手段付き端末装
置は実施の形態1と同様の動作を行い、選択手段10は
位置情報記憶手段15に記憶されている位置情報から端
末装置が存在している位置(地域)の商用電源の周波数
が50Hzの地域であるか、あるいは60Hzの地域で
あるかを判断する。位置情報を正常に受信できない場
合、制御手段14で位置情報を受信できないことを検知
し、制御手段14は、位置情報が受信できない状態であ
ることを示す信号を選択手段10に出力する。選択手段
10の演算手段20は電話番号記憶手段40から読み出
した電話番号から事業体識別番号を抽出し、抽出した事
業体識別番号に所定の演算を施して商用電源の周波数を
推定判断する。演算手段20が50Hzの地域であると
判断した場合には、実施の形態1と同様に選択手段10
は、第1の撮像パラメータ設定手段8から入力された利
得設定信号と電荷蓄積時間の設定信号を増幅器3とタイ
ミングジェネレータ11に出力する。逆に演算手段20
が60Hzの地域であると判断した場合には、選択手段
10は第2の撮像パラメータ設定手段9から入力された
利得設定信号と電荷蓄積時間の設定信号を増幅器3とタ
イミングジェネレータ11に出力する。
【0050】また演算手段20は上記所定の演算を行わ
ない代りに図示しないテーブルを設けてもよい。このテ
ーブルは事業体識別番号とこれに対応する商用電源周波
数が0または1と記述されており、演算手段は抽出した
事業体識別番号とテーブルデータと照合して、商用電源
周波数を推定判断してもよい。
【0051】以上のように、この実施の形態3の撮像手
段付き端末装置は、基地局から位置情報が受信できない
場合に、電話番号に含まれている事業体識別番号から商
用電源の周波数、つまりは光源の点滅周波数を間接的に
推定判別し、電荷蓄積時間を判別した光源の点滅周波数
の整数倍に設定するようにしているので、基地局から位
置情報が受信できない場合でも、フリッカの発生を抑制
して良好な画像を得ることができるという効果がある。
【0052】撮像手段付き端末装置の携帯電話機能が、
全国規模で通信サービスを提供している事業者に対応し
ている場合は、基地局から位置情報が受信できない時の
電荷蓄積時間を、主にこの撮像手段付き端末装置が使用
される地域に応じて予め固定しておけばよい。
【0053】実施の形態4.この発明の実施の形態4の
端末装置は、選択手段で生成された分類情報を不揮発性
メモリに保存するように構成し、基地局やGPS衛星か
ら位置情報が受信できない場合に、不揮発性メモリに記
憶されている分類情報に基づいて電荷蓄積時間と増幅器
の利得の組み合わせを選択するようにしたものである。
【0054】図7は、本発明の実施の形態4による撮像
手段付き端末装置の構成を示すブロック図、図8はこの
実施の形態4における選択手段10を中心とする構成の
ブロック図である。図7、図8において、50は分類情
報記憶手段、51はスイッチであり、制御手段14から
の信号に応じて演算手段20からの出力または分類情報
記憶手段50からの出力のいずれかをスイッチ21、2
2に接続する。その他の構成要素は、実施の形態1と同
様であるので、説明を省略する。選択結果記憶手段50
は、フラッシュメモリなどの電気的に書換え可能な不揮
発性メモリで構成され、出力は1ビットである。演算手
段20の出力がこの発明における分類情報である。
【0055】次に動作について説明する。基地局やGP
S衛星から位置情報を正常に受信できる場合は、選択手
段10は実施の形態1または実施の形態2と同様に位置
情報記憶手段15から位置情報を読出し、演算手段20
は商用電源周波数が50Hzなら0、60Hzなら1を
選択結果として出力する。そして図示しない比較手段が
現在の選択結果と選択結果記憶手段50に記憶されてい
る選択結果(0または1)を比較し、不一致の場合は、
選択結果記憶手段50に記憶する内容を現在の選択結果
に更新する。また位置情報を正常に受信できる場合、ス
イッチ51は図8のように演算手段20の出力をスイッ
チ21、22に接続し、実施の形態1、2と同様に商用
電源周波数が50Hzの地域であれば第1の撮像パラメ
ータ設定手段8から入力された利得設定信号と電荷蓄積
時間の設定信号を増幅器3とタイミングジェネレータ1
1に出力し、60Hzの地域であれば、第2の撮像パラ
メータ設定手段9からの入力された利得設定信号と電荷
蓄積時間の設定信号を増幅器3とタイミングジェネレー
タ11に出力する。
【0056】次に基地局やGPS衛星から位置情報を正
常に受信できない場合、制御手段14で位置情報を受信
できないことを検知し、制御手段14は、位置情報が受
信できない状態であることを示す信号を選択手段10に
出力する。選択手段10は、スイッチ51を選択結果記
憶手段50とスイッチ21、22を接続するように動作
させ、分類情報記憶手段50から前回までの分類情報
(0または1)を読み出す。この読み出した分類情報に
基づいて、スイッチ21、22を動作させ第1の撮像パ
ラメータ設定手段8および第2の撮像パラメータ設定手
段9から入力された2組の利得設定信号と電荷蓄積時間
の設定信号のうちの1組の設定値を増幅器3とタイミン
グジェネレータ11に出力する。
【0057】以上のように、実施の形態4の端末装置
は、選択手段の分類情報を不揮発性メモリに保存するよ
うに構成し、電源投入時に基地局から位置情報が受信で
きない場合に、不揮発性メモリに記憶されている分類情
報に基づいて電荷蓄積時間と増幅器の利得の組み合わせ
を選択するようにしているので、基地局やGPS衛星か
ら位置情報が受信できない場合でも、フリッカの発生を
抑制して良好な画像を得ることができるという効果があ
る。
【0058】上記の説明における演算手段20は実施の
形態1で説明したLUT25であってもよい。
【0059】
【発明の効果】以上のようにこの発明に係る撮像手段付
き端末装置は、所定の電荷蓄積時間ずつ画像情報の取り
込みを行い、取り込んだ画像情報を上記取り込み毎の単
位で転送する撮像手段を備えた撮像手段付き端末装置で
あり、該撮像手段付き端末装置の位置情報を獲得する位
置情報獲得手段と、該位置情報獲得手段が獲得した位置
情報を複数の位置情報分類のいずれかに分類し、上記位
置情報がいずれの位置情報分類に分類されたかを示す分
類情報を生成し、該分類情報に基づいて上記電荷蓄積時
間を決定する蓄積時間選択手段を備えたので、撮像手段
付き端末装置の位置に対応した適切な電荷蓄積時間を決
定できるという効果がある。
【0060】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、基地局を介して他の通信装置と無線通信する通信手
段を有し、上記位置情報獲得手段は、当該撮像手段付き
端末装置に対応する基地局が報知する該基地局の固有情
報を上記位置情報とするので、位置情報を獲得するため
の手段を別途設ける必要がなく、構成が簡略になるとい
う効果がある。
【0061】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記基地局の固有情報は、該基地局の識別符号を含
むので、基地局の特定が容易になり、構成が簡略になる
という効果がある。
【0062】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記基地局の固有情報は、該基地局の位置の地名を
含むので、基地局の特定が容易になり、構成が簡略にな
るという効果がある。
【0063】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記基地局の固有情報は、該基地局の緯度及び経度
を含むので、基地局の特定が容易になり、構成が簡略に
なるという効果がある。
【0064】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記蓄積時間選択手段は、上記位置情報と上記複数
の位置情報分類を対応つけるテーブルを有し、該テーブ
ルを参照して上記位置情報獲得手段が獲得した位置情報
を上記複数の位置情報分類のいずれかに分類するので、
電荷蓄積時間の決定が容易であるという効果がある。
【0065】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記テーブルは電気的に書換え可能な不揮発性メモ
リに格納されているので、基地局の増減などの変化に対
応しやすいという効果がある。
【0066】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記位置情報獲得手段は、GPS衛星からのデータ
を受信し、該受信したデータに基づいて上記位置情報を
獲得するので、位置情報の獲得が容易であるという効果
がある。
【0067】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、固有の事業体識別番号を有し特定の地域内の撮像手
段付き端末装置の無線通信を媒介する通信事業体に対応
し、該通信事業体の事業体識別番号を記憶する事業体識
別番号記憶手段を有し、上記位置情報獲得手段は、上記
事業体識別番号記憶手段から読み出した事業体識別番号
を位置情報とするので、無線通信により位置情報が受信
できない場合でも撮像手段付き端末装置の位置に対応し
た適切な電荷蓄積時間を決定できるという効果がある。
【0068】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記蓄積時間選択手段が生成した分類情報を記憶す
る分類情報記憶手段を備え、上記蓄積時間選択手段は、
上記分類情報記憶手段から読み出した分類情報に基づい
て上記電荷蓄積時間を決定するので、無線通信により位
置情報が受信できない場合でも撮像手段付き端末装置の
位置に対応した適切な電荷蓄積時間を決定できるという
効果がある。
【0069】またこの発明に係る撮像手段付き端末装置
は、上記位置情報は、当該撮像手段付き端末装置が位置
する地域における商用電源の電源周波数f(Hz)に対
応し、上記蓄積時間選択手段は、電荷蓄積時間を1/
(2f)(秒)の整数倍として決定するので、商用電源
周波数に起因する照度変動があってもフリッカが発生し
ないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による撮像手段付き
端末装置の構成図。
【図2】 この発明の実施の形態1による選択手段の例
の構成図。
【図3】 この発明の実施の形態1による選択手段の他
の例の構成図。
【図4】 この発明の実施の形態2による撮像手段付き
端末装置の構成図。
【図5】 この発明の実施の形態3による撮像手段付き
端末装置の構成図。
【図6】 この発明の実施の形態3における選択手段周
辺の構成図。
【図7】 この発明の実施の形態4による撮像手段付き
端末装置の構成図。
【図8】 この発明の実施の形態4における選択手段周
辺の構成図。
【図9】 従来のフリッカ抑圧回路のブロック図。
【符号の説明】
1 撮像素子、 2 CDS(相関二重サンプリング回
路)、 3 増幅器、4 A/D変換器、 5 自動レ
ベル調整手段、 6 積算手段、 7 演算手段、 8
第1の撮像パラメータ設定手段、 9 第2の撮像パ
ラメータ設定、 10 選択手段、 11 タイミング
ジェネレータ、 12 アンテナ、13 送受信手段、
14 制御手段、 15 位置情報記憶手段、 30
GPS受信用アンテナ、 31 ダウンコンバータ、
32 受信信号処理手段、33 測位演算手段、 4
0 電話番号記憶手段、 50 分類情報記憶手段、
51 スイッチ、 100 CCD、 101 CCD
水平ドライバ、 102 CCD垂直ドライバ、 10
3 CCD駆動パルス発生回路、 104発振器、 1
05 フリッカ発生周波数検知回路、 106 フォト
ダイオード、 107 100Hzの帯域通過フィル
タ、 108 全波整流回路、 109 コンパレー
タ、 110 120Hzの帯域通過フィルタ、 11
1 全波整流回路、 112 コンパレータ。
フロントページの続き (72)発明者 美濃部 正 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 杉浦 博明 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 冨森 健史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA11 AB03 AB17 AC42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の電荷蓄積時間ずつ画像情報の取り
    込みを行い、取り込んだ画像情報を上記取り込み毎の単
    位で転送する撮像手段を備えた撮像手段付き端末装置で
    あり、 該撮像手段付き端末装置の位置情報を獲得する位置情報
    獲得手段と、 該位置情報獲得手段が獲得した位置情報を複数の位置情
    報分類のいずれかに分類し、上記位置情報がいずれの位
    置情報分類に分類されたかを示す分類情報を生成し、該
    分類情報に基づいて上記電荷蓄積時間を決定する蓄積時
    間選択手段を備えたことを特徴とする撮像手段付き端末
    装置。
  2. 【請求項2】 上記撮像手段付き端末装置は、基地局を
    介して他の通信装置と無線通信する通信手段を有し、 上記位置情報獲得手段は、 当該撮像手段付き端末装置に対応する基地局が報知する
    該基地局の固有情報を上記位置情報とすることを特徴と
    する請求項1に記載の撮像手段付き端末装置。
  3. 【請求項3】 上記基地局の固有情報は、該基地局の識
    別符号を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像手
    段付き端末装置。
  4. 【請求項4】 上記基地局の固有情報は、該基地局の位
    置の地名を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮像
    手段付き端末装置。
  5. 【請求項5】 上記基地局の固有情報は、該基地局の緯
    度及び経度を含むことを特徴とする請求項2に記載の撮
    像手段付き端末装置。
  6. 【請求項6】 上記蓄積時間選択手段は、上記位置情報
    と上記複数の位置情報分類を対応つけるテーブルを有
    し、 該テーブルを参照して上記位置情報獲得手段が獲得した
    位置情報を上記複数の位置情報分類のいずれかに分類す
    ることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1
    項に記載の撮像手段付き端末装置。
  7. 【請求項7】 上記テーブルは電気的に書換え可能な不
    揮発性メモリに格納されていることを特徴とする請求項
    6に記載の撮像手段付き端末装置。
  8. 【請求項8】 上記位置情報獲得手段は、GPS衛星か
    らのデータを受信し、該受信したデータに基づいて上記
    位置情報を獲得することを特徴とする請求項1に記載の
    撮像手段付き端末装置。
  9. 【請求項9】 上記撮像手段付き端末装置は、 固有の事業体識別番号を有し特定の地域内の撮像手段付
    き端末装置の無線通信を媒介する通信事業体に対応し、
    該通信事業体の事業体識別番号を記憶する事業体識別番
    号記憶手段を有し、 上記位置情報獲得手段は、 上記事業体識別番号記憶手段から読み出した事業体識別
    番号を位置情報とすることを特徴とする請求項2に記載
    の撮像手段付き端末装置。
  10. 【請求項10】 上記蓄積時間選択手段が生成した分類
    情報を記憶する分類情報記憶手段を備え、 上記蓄積時間選択手段は、 上記分類情報記憶手段から読み出した分類情報に基づい
    て上記電荷蓄積時間を決定することを特徴とする請求項
    1から請求項9のいずれか1項に記載の撮像手段付き端
    末装置。
  11. 【請求項11】 上記位置情報分類は、 当該撮像手段付き端末装置が位置する地域における商用
    電源の電源周波数f(Hz)に対応し、 上記蓄積時間選択手段は、 電荷蓄積時間を1/(2f)(秒)の整数倍として決定
    することを特徴とする請求項1から請求項10のいずれ
    か1項に記載の撮像手段付き端末装置。
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