JP2002374345A - 発信者番号による情報通報装置 - Google Patents

発信者番号による情報通報装置

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JP2002374345A
JP2002374345A JP2001179507A JP2001179507A JP2002374345A JP 2002374345 A JP2002374345 A JP 2002374345A JP 2001179507 A JP2001179507 A JP 2001179507A JP 2001179507 A JP2001179507 A JP 2001179507A JP 2002374345 A JP2002374345 A JP 2002374345A
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telephone
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Takashi Sato
隆 佐藤
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NIPPON DIGITAL ART KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発信者番号による情報通報装置に関する。 【解決手段】 発信者番号通知サービス機能を契約して
いる電話回線1に接続された1台ないし複数の電話機3
を利用する利用者に対して、発信者番号に対応する発信
者番号情報記憶データベース部6を備え、予め録音され
た音声再生制御部7を備える拡声スピーカ10と、文字
表示制御部8を備える文字表示部9とからなる前記発信
者番号情報記憶データベース部6の情報を検索し、発信
者番号に一致する情報を所定の通報手段12,13を介
して通報可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は発信者番号による
情報通報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、発信者番号通知サービス機能を
契約している電話回線に接続された1台の電話ないし複
数の電話において、利用者が発信者番号通知サービス機
能を利用する場合、電話機に内蔵されている小型LCD
等の表示機に表示される発信者番号通知サービスの表示
を確認するか、又は発信者番号通知サービス機能を有す
るアダプタを電話機の近辺に設置し、又はパーソナルコ
ンピュータによる発信者番号通知番号を取得する機能に
より、ディスプレイに表示された番号を確認するという
ように、いずれにしても電話機1台に対して1台の発信
者番号通知機能を有した装置を設置し、その利用者又は
近くのその装置を確認可能な限定された利用者のみが利
用可能な方法であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように、顧客サービス等、業務上又は個人的な利用で、
電話応答前に対応判断準備が可能な極めて有効な、発信
者番号通知サービス機能を備えた装置は、その装置が設
置された近辺のみに対して有効な方法であり、別の番号
回線の別な場所に設置された発信者番号通知サービス機
能を、その装置から離れた場所にいる利用者は、その機
能を有効に利用しにくいという問題がある。このこと
は、その発信者番号通知サービス機能を備えた装置を増
やすことで、複数の発信者番号通知サービス情報を監視
可能となるが、設置装置費用の増大とか、設置場所の確
保等、新たな問題が発生する。ところで、このような顧
客サービス等、業務上又は個人的な利用で、電話応答前
に対応判断準備が可能となる極めて有効な機能を大勢の
利用者が必要とする形態は数多くあり、例えば、近辺に
電話が設置できないような、各種作業現場、待合室、複
数の従業員がいる店舗等、1台の電話機に対して複数の
利用者が想定されるところ、また電話機から離れた場所
でその情報を必要とされる利用形態が考えられる。
【0004】この発明は、上述のような形態に鑑み、発
信者番号によって得られる情報を所定の通報手段を介し
て通報する装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に記
載の装置によれば、発信者番号通知サービス機能を契約
している電話回線(1)に接続された1台ないし複数の
電話機(3)を利用する利用者に対して、発信者番号情
報記憶データベース部(6)を備え、この発信者番号情
報記憶データベース部(6)の情報を検索し、発信者番
号に一致する情報を所定の通報手段(12,13)を介
して通報可能としたことを特徴とする。
【0006】この発明の請求項2によれば、請求項1に
記載の装置において、前記所定の通報手段(12)が、
予め録音された音声再生制御部(7)を備える拡声スピ
ーカ(10)である。
【0007】この発明の請求項3によれば、請求項1に
記載の装置において、前記所定の通報手段(13)が、
文字表示制御部(8)を備える文字表示部(9)であ
る。
【0008】発信者から発呼が発声すると、交換局は発
信者番号を、呼び出し信号を送る前に送出する。発信者
番号送出が許可されていない場合、又はサービスエリア
外、公衆電話等から発呼が発生した場合、それに応じた
情報が送出される。通知サービス機能を契約している電
話回線に接続された発信者番号検出装置により、その情
報を取得後、文字及び音声情報を含む発信者情報データ
ベースを準備しておき、発信者番号と予め登録している
番号、名前、住所、その他必要な表示情報の一致検索を
行う。
【0009】発信者番号が得られない上記情報に対して
も、データベースに登録しておき、一致検索を行う。例
えば、公衆電話からの発信者情報に対しては公衆電話と
いうような情報を登録しておく。データベースを使用し
ない場合は、発信者番号情報を文字表示制御部へ送出す
る。データベースで一致した情報が得られた場合、その
情報を文字表示制御部及び音声再生制御部へ送出する。
文字表示制御部は、文字データを視認可能な状態に変換
表示し、音声再生制御部は、録音されたデータを可聴可
能な信号に変換し拡声スピーカから出力する。
【0010】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。すなわち、利用者としては電話呼び出しがある
前に発信者の情報を複数の利用者が一度に同時に視認可
聴な手段が得られる。その情報により対応を必要とした
複数利用者の中の1人が応答を行う。また応答に必要な
情報も事前に準備可能となるため、業務の効率化に貢献
する。視認不可能な場所では、拡声スピーカからの音声
情報による確認が、また可聴不可能な場所では文字表示
による確認が可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例にしたがって説明する。
【0012】図1は発明を実施する形態の一例であっ
て、図中、図と同一の符号を付した部分は同一又は同等
の物を表わしており、この図示例の特徴とするところ
は、発信者番号に関わる情報の文字表示及び音声情報を
電話機から離れた複数の利用者が情報共有できる場所に
設置可能としたものである。
【0013】次に、上記図示例の作用を説明する。図1
の発信者番号検出装置2に交換局から発信者番号情報が
送出されると、通信ライン4によって検出された発信者
情報をCPU中央制御部5に受け渡す。通信ライン4で
送られる発信者番号検出装置2によって得られたデータ
は、発信者番号情報のみのため、シリアルによる送出で
も時間を要しない。CPU中央制御部5は、受け取った
発信者番号データにより情報記憶データベース部6に登
録されている発信者番号に一致する情報を検索し、一致
情報があると文字制御部8及び音声再生制御部7に、そ
の情報を送る。
【0014】発信者番号情報記憶データベース6には、
予め発信者番号に対応した名前、会社名、住所等の文字
情報と音声による名前等のデータを登録しておく。発信
者番号が登録されていない場合、登録されていないこと
を伝える所定の通報手段すなわち文字及び音声情報を登
録しておく。発信者番号が得られない公衆電話、その他
発信者番号通知拒否等の情報にも対応した情報も予め登
録しておく。
【0015】文字表示制御部8に送られる情報は名前、
住所、その他表示に必要な情報を表示可能な形式に変換
し表示を行う。文字表示制御部8は、文字表示部9で可
視可能な文字にデータを変換し、遠くからも認識可能な
大型で明るい表示を行う。これら文字表示制御部8と文
字表示部9によって所定の通報手段12を構成する。
【0016】音声再生制御部7はCPU中央制御部5か
ら音声再生に必要なデータを受け取り可聴信号に変換し
遠くからも可聴可能な大きさで拡声スピーカ10から出
力する。これら音声再生制御部7と拡声スピーカ10と
で所定の通報手段13を構成する。
【0017】こうして、発信者番号の情報は電話機から
離れた複数の利用者が情報共有出来る場所に設置され発
信者番号を受け取るとすぐに文字表示及び音声出力を行
い、その情報を必要とした利用者がその情報により応答
の判断を行うことが可能となり極めて発信者番号情報の
極めて有効な利用が可能となる。
【0018】なお、この発明の発信者番号の所定の通報
手段すなわち音声及び文字による情報通報装置は、上述
の図示例にのみ限定されるものではなく、この発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えうること
はもちろんである。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の所定の通
報手段による音声及び文字による情報通報装置によれ
ば、複数の利用者に対して音声及び文字による情報通報
装置で電話番号及びその番号に付随する情報を大型文字
表示及び音声で情報共有化を行い電話応答の前に利用者
が、その情報に基づいた応答が可能となり複数の利用者
が同時情報共有応答判断可能となり、また複数装置設置
費用の削減、設置工事費の削減、電話機より離れた広い
範囲での利用可能という優れた効果を奏し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成図である。
【符号の説明】
1 電話回線 2 発信者番号検出装置 3 電話機 4 通信ライン 5 CPU中央制御部 6 発信者番号情報記憶データベース 7 音声再生制御部 8 文字表示制御部 9 文字表示部 10 拡声スピーカ 11 所定の通報手段(7,10) 12 所定の通報手段(8,9)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K027 AA03 BB04 EE15 FF03 FF22 FF28 HH19 HH23 MM17 5K036 AA12 BB11 EE03 EE13 JJ04 JJ12 JJ16 KK09 5K049 AA07 BB05 BB14 BB17 CC07 CC10 EE03 FF01 FF12 FF32 JJ02 KK02 KK12 KK14

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者番号通知サービス機能を契約して
    いる電話回線(1)に接続された1台ないし複数の電話
    機(3)を利用する利用者に対して、発信者番号情報記
    憶データベース部(6)を備え、この発信者番号情報記
    憶データベース部(6)の情報を検索し、発信者番号に
    一致する情報を所定の通報手段(12,13)を介して
    通報可能としたことを特徴とする発信者番号による情報
    通報装置。
  2. 【請求項2】 前記所定の通報手段(12)が、予め録
    音された音声再生制御部(7)を備える拡声スピーカ
    (10)である、請求項1記載の発信者番号による情報
    通報装置。
  3. 【請求項3】 前記所定の通報手段(13)が、文字表
    示制御部(8)を備える文字表示部(9)である、請求
    項1記載の発信者番号による情報通報装置。
JP2001179507A 2001-06-14 2001-06-14 発信者番号による情報通報装置 Pending JP2002374345A (ja)

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