JP2002373722A - 端子構造 - Google Patents

端子構造

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JP2002373722A
JP2002373722A JP2001180274A JP2001180274A JP2002373722A JP 2002373722 A JP2002373722 A JP 2002373722A JP 2001180274 A JP2001180274 A JP 2001180274A JP 2001180274 A JP2001180274 A JP 2001180274A JP 2002373722 A JP2002373722 A JP 2002373722A
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terminal
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tongue piece
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Yujiro Imai
裕次郎 今井
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雄型端子と雌型端子の接触荷重を高く保持し
て、コネクタの電気的接続に係る信頼性を高く維持する
とともに、製造に係る歩留まりが良く、生産コストを低
減することができる雌型端子。 【解決手段】 筒状の嵌合部21と、嵌合部21の底面
部から切起されて嵌合部21の長手方向かつ中心方向に
向かって延びる弾性舌片22と、弾性舌片22の先端近
傍にある嵌合部21の側面部から切起されて、雄型端子
1と反対側の面に対向するように延びる少なくとも一つ
の補助舌片23とを備え、補助舌片23の先端は、雄型
端子1と反対方向への弾性舌片22の変位を弾性的に規
制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用ワイヤーハ
ーネスのコネクタ等に適用される端子構造のうち、雄型
端子と互いに嵌合されることにより、電気的に接続され
る雌型端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に自動車用ワイヤーハーネスのコネ
クタ等には、雄型端子と雌型端子とが互いに嵌合するこ
とにより、各端子に連なる電線等の導電体が電気的に接
続されるようになっている。
【0003】このコネクタは、長期にわたって電気的な
接続を維持することができるような信頼性が求められ
る。
【0004】ところで、このコネクタの端子構造のうち
雌型端子は、一般に弾性舌片を備え、この弾性舌片と、
雄型端子の棒状又は板状のタブとを嵌合させる構成とな
っているが、最近では生産コスト低減の観点から、一枚
の金属性板材を曲折して雌型端子を製作する傾向にあ
る。
【0005】雌型端子の形状は従来から種々提案されて
いるが、歩留まりを良くする形状としては例えば図6、
図7に示すようなものが考えられている。
【0006】図6は、従来の雌型端子の模式的な断面図
であり、図7は、従来の雌型端子の展開形態を示す平面
図である。
【0007】これらの図を参照して、この雌型端子は、
嵌合部21が、略矩形の金属製板材30を筒状に曲折し
て形成されたものであり、かつ弾性舌片22が、切起し
により形成されている。つまり、弾性舌片22は、前記
略矩形の金属製板材30の一部分を略コの字状に切り目
を入れるとともに、上記略矩形の金属製板材30に連接
する片22aを上記嵌合部21の内側に向かって曲折し
て形成された舌状部分から構成されている。このため、
嵌合部21の展開形態である略矩形の金属製板材30に
おいて凹凸がない結果、製造に係る歩留まりが改善さ
れ、雌型端子の生産コストを低減することができるもの
となっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ように一枚の金属性板材を曲折して雌型端子を製作する
場合、特に端子構造が比較的小型の場合などは、雌型端
子の弾性舌片の板厚や幅が小さくなる傾向にあり、この
ため弾性舌片の弾性力が不足して雄型端子と雌型端子の
弾性舌片との間にコネクタの端子構造として必要な接触
荷重が得られず、前述のコネクタの脱着と長期の電気的
接続に係る信頼性が不充分になるという問題があった。
【0009】図8と図9はこれらの事情を示す図であ
る。
【0010】図8は、雄型端子1と雌型端子2との嵌合
状態を示す模式的な断面図である。
【0011】同図を参照して、(a)は、雄型端子1の
先端と弾性舌片22とが最初に接触した時の状態を示し
ている(雄型端子1の水平方向の位置DD0=0、反力
FF0=0)。
【0012】また(b)は、弾性舌片22が雄型端子1
の先端でさらに押圧されて点AAを支点として変位し、
弾性舌片22の変位が飽和した時の状態を示している
(雄型端子1の水平方向の位置DD1、反力FF1)。
【0013】さらに(c)は、そのまま雄型端子1の先
端がさらに進んで雌型端子2との嵌合が完了した状態を
示している(雄型端子1の水平方向の位置DD2、反力
FF2)。
【0014】図9は、雄型端子1の水平方向の位置Dと
弾性舌片22の反力Fとの関係を示した模式的なグラフ
である。
【0015】同図を参照して、雄型端子1がDD0とD
D1の間に位置する時は、弾性舌片22が雄型端子1の
先端で押圧されて雄型端子1の水平方向の位置Dに略比
例して雄型端子1と反対側に変位する。そしてこの弾性
舌片22の変位に略比例して反力Fが生じる結果、雄型
端子1の水平方向の位置Dに略比例して反力Fを得る。
【0016】一方、雄型端子1がDD1とDD2の間に
位置する時は、弾性舌片22の変位が飽和しているた
め、反力Fは一定となる。
【0017】このように、最後に雄型端子1と雌型端子
2との嵌合が完了した位置DD2において、コネクタ端
子の性能として必要な接触荷重FF2を得るが、小型の
コネクタの弾性舌片22など、弾性舌片22の板厚や幅
が小さい場合などは、弾性舌片の弾性力が不足するの
で、反力FF2が小さくなる傾向にある。このため雄型
端子と雌型端子の弾性舌片との間にコネクタの端子構造
として必要な接触荷重が得られず、コネクタの脱着と長
期の電気的接続に係る信頼性が不充分になる本発明は、
このような事情に鑑みてなされたものであり、雄型端子
と雌型端子の接触荷重を高く保持して、コネクタの電気
的接続に係る信頼性を高く維持することができるととも
に、製造に係る歩留まりが良く、生産コストを低減する
ことができる雌型端子を提供することを課題としてい
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の請求項1記載の発明は、雄型端子と嵌合されることに
より、電気的に接続される雌型端子であって、筒状に形
成された嵌合部と前記嵌合部の底面部から切起されて嵌
合部の長手方向かつ中心方向に向かって延び、前記雄型
端子が嵌合部に嵌合された時にこれに圧接する弾性舌片
と、前記弾性舌片の先端近傍にある嵌合部の側面部から
切起されて、雄型端子と反対側の弾性舌片の面に対向す
るように延びる少なくとも一つの補助舌片とを備え、前
記補助舌片の先端は、雄型端子と反対方向への前記弾性
舌片の変位を弾性的に規制するものであることを特徴と
する雌型端子。
【0019】この構成によれば、筒状に形成された嵌合
部において、弾性舌片の先端近傍にある嵌合部の内側面
から、弾性舌片の下面であって雄型端子と反対側の面に
向かって延びる少なくとも一つの補助舌片の先端が、弾
性舌片の雄型端子と反対方向への変位を弾性的に規制す
るので、雄型端子と雌型端子の接触荷重を高く保持する
ことができる。
【0020】しかも、弾性舌片および補助舌片がそれぞ
れ底面部、側面部の一部を切起すことで形成されている
ので、製造に係る歩留まりが改善され、雌型端子の生産
コストを低減することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好ましい実施形態について詳述する。
【0022】図1は、本実施形態に係る雌型端子2の概
略構成を示す斜視図であり、図2は、本実施形態に係る
雌型端子2の模式的な断面図である。また、図3は、本
実施形態に係る端子構造の展開形態を示す平面図であ
る。
【0023】これらの図を参照して、図示の雄型端子1
と雌型端子2とは、例えば自動車用ワイヤーハーネスの
コネクタ等に適用され、電線等の導電体を接続するため
の図示しないコネクタの一部を成すものであって、各々
はコネクタのハウジング内に格納されている。各コネク
タのハウジングは、互いに嵌合可能な形状であって、両
端子1、2の嵌合を一直線上にガイドし、嵌合状態で固
定し、両端子1、2の酸化等による劣化を防ぐ役割を担
う。
【0024】そしてこの図示しないハウジングに収容さ
れた雄型端子1と雌型端子2とは、互いに嵌合すること
により、各端子に連なる図示しない2本の導電体を電気
的に接続するようになっている。
【0025】上記雄型端子1は、例えば棒状又は板状の
硬質金属から形成される部材であり、後述する雌型端子
2の弾性舌片22に嵌合される。この雄型端子1は、雌
型端子2の弾性舌片22への導入を容易にするために、
先端部分に先細りの勾配部分1aを備えている。
【0026】本発明に係る雌型端子2は、前述の雄型端
子1と弾性舌片22とが互いに嵌合されることにより、
電気的に接続される略筒状の端子であり、嵌合部21
と、この嵌合部21内に位置する弾性舌片22および補
助舌片23と、嵌合部21の後方に配設された電線圧着
部24および電線被覆圧着部25とを備えている。
【0027】そして、この雌型端子2は、生産コスト低
減の観点から一枚の金属性板材を曲折して形成されてい
る。
【0028】上記嵌合部21は、図3に示すように、略
矩形の金属製板材30を矩形筒状に曲折して、前述の雄
型端子1を嵌合可能にするように形成された金属製部材
であり、雄型端子1を囲繞するようにしてその内部に雄
型端子1を嵌合する。
【0029】上記弾性舌片22および補助舌片23は、
嵌合部の底面部および側面部の各一部分が切起されて形
成されている。
【0030】すなわち、上記弾性舌片22は、略矩形の
金属製板材30の一部分を略コの字状に切り目を入れる
とともに、略矩形の金属製板材30に連接する片22a
を嵌合部21の内側に向かって曲折して形成された舌状
部分であり、嵌合部21の内側面から嵌合部21の長手
方向かつ中心方向に向かって延びるとともに、雄型端子
1と嵌合される山形に屈曲した部分を有し、その頂部に
よって接点22bが形成されている。また、この弾性舌
片22は雄型端子1を受け入れて圧接するための適度な
弾力性を有している。
【0031】上記補助舌片23は、前記略矩形の金属製
板材30において弾性舌片22の近傍部分を弾性舌片2
2と同様、略コの字状に切り目を入れるとともに、略矩
形の金属製板材30に連接する片23aを嵌合部21の
内側に向かって曲折して形成された舌状部分であり、弾
性舌片22の先端近傍にある嵌合部21の内側面から、
弾性舌片22の下面であって雄型端子1と反対側の面に
向かって延びている。そして、補助舌片23の先端は、
雄型端子1と反対方向への弾性舌片22の変位を弾性的
に規制している。
【0032】なお、上記電線圧着部24は雌型端子2に
接続される図示しない電線の端部を圧着等の方法で接続
するために設けられた一対の略矩形の突出部であり、電
線端部を囲繞するように圧着するためのものである。ま
た、上記電線被覆圧着部25は雌型端子2に接続される
図示しない電線の被覆端部を電線圧着部24同様、圧着
等の方法で接続するために設けられた一対の略矩形の突
出部であり、前述の電線圧着部24と同様、電線の被覆
端部を囲繞するように圧着するためのものである。
【0033】次に、図4〜図5を参照して、本実施形態
の作用を説明する。
【0034】図4は、雄型端子1と雌型端子2との嵌合
状態を示す模式的な断面図である。
【0035】同図を参照して、(a)は、雄型端子1の
先端と弾性舌片22とが最初に接触した時の状態を示し
ている(雄型端子1の水平方向の位置D0=0、反力F
0=0)。
【0036】また、(b)は、弾性舌片22が雄型端子
1の先端で押圧されて点Aを支点としてD1だけ変位
し、補助舌片23の上端に接触を開始した状態を示して
いる(雄型端子1の水平方向の位置D1、反力F1)。
【0037】また(c)は、弾性舌片22が雄型端子1
の先端でさらに押圧されて点Bを支点として変位し、弾
性舌片22の変位が飽和した時の状態を示している(雄
型端子1の水平方向の位置D2、反力F2)。
【0038】さらに(d)は、そのまま雄型端子1の先
端がさらに進んで雌型端子2との嵌合が完了した状態を
示している(雄型端子1の水平方向の位置D3、反力F
3)。
【0039】図5は、雄型端子1の水平方向の位置Dと
弾性舌片22の反力Fとの関係を示した模式的なグラフ
である。
【0040】同図を参照して、雄型端子1がD0とD1
の間に位置する時は、弾性舌片22が雄型端子1の先端
で押圧されて雄型端子1の水平方向の位置Dに略比例し
て雄型端子1と反対側に変位する。そしてこの弾性舌片
22の変位に略比例して反力Fが生じる結果、雄型端子
1の水平方向の位置Dに略比例して反力Fを得る。
【0041】次に、雄型端子1がD1とD2の間に位置
する時は、弾性舌片22の下面が補助舌片23の上面と
接触して、補助舌片23とともに変位しているので、弾
性舌片22の反力と補助舌片23の反力とが合成される
結果、弾性舌片22だけの場合と比較して、大きな反力
F1〜F2が得られる。
【0042】そして、雄型端子1がD2とD3の間に位
置する時は、弾性舌片22の変位が飽和しているため、
反力Fは一定となる。
【0043】このように、最後に雄型端子1と雌型端子
2との嵌合が完了した位置D3では弾性舌片22だけの
場合と比較して、大きな反力F3が得られる。その結
果、雄型端子1と雌型端子2の接触荷重を高く保持する
ことができる。
【0044】以上説明したように、本発明の実施形態に
よれば、筒状に形成された嵌合部21において、弾性舌
片22の先端近傍にある嵌合部21の内側面から、雄型
端子1と反対側の面に向かって延びる補助舌片23の先
端が、弾性舌片の雄型端子1と反対方向への変位を弾性
的に規制するので、雄型端子1と雌型端子2の接触荷重
を高く保持することができる。
【0045】また、嵌合部21が、略矩形の金属製板材
30を筒状に曲折して形成されたものであり、かつ弾性
舌片22と補助舌片23とが、前記略矩形の金属製板材
30の一部分を略コの字状に切り目を入れるとともに、
略矩形の金属製板材30に連接する片22a、23aを
上記嵌合部21の内側に向かって曲折して形成された舌
状部分から構成されているので、嵌合部21の展開形態
である略矩形の金属製板材30において凹凸がない結
果、製造に係る歩留まりが改善され、雌型端子2の生産
コストを低減することができる。
【0046】上述した実施形態は本発明の好ましい具体
例を例示したものに過ぎず、本発明は上述した実施の形
態に限定されない。
【0047】例えば、本発明は小型コネクタの端子に限
らず、比較的大型のコネクタであっても弾性舌片22の
接触荷重が不足する場合などにも適用が可能である。
【0048】また、嵌合部21の断面は必ずしも図示の
ように矩形である必要はなく、円筒状など曲線を含むも
のであってもよく、その断面形状については限定しな
い。
【0049】また、弾性舌片22や、補助舌片23の形
状は必ずしも矩形である必要はなく、台形であったり、
先端が丸く形成されていてもよく、舌状の形状を形成し
ていれば、その平面形状については限定されるものでは
ない。
【0050】さらに、補助舌片23の数量は必ずしも一
つである必要はなく、2枚の補助舌片23を嵌合部21
の両側壁に配するなど、複数の補助舌片23を設けて、
弾性舌片22の反力を補助するものであってもよい。
【0051】いずれの場合であっても、補助舌片23の
先端が、雄型端子1と反対方向への弾性舌片22の変位
を弾性的に規制するものであれば、雄型端子1と雌型端
子2の接触荷重を高く保持することができる。
【0052】また、嵌合部21が、略矩形の金属製板材
30を筒状に曲折したものであり、かつ弾性舌片22と
補助舌片23が、金属製板材30の一部分を略コの字状
に切り目を入れるとともに、金属製板材30に連接する
片22aを嵌合部21の内側に向かって曲折して形成さ
れた舌状部分から構成されているものであれば、嵌合部
21の展開形態である略矩形の金属製板材30において
凹凸がない結果、製造に係る歩留まりが改善され、雌型
端子2の生産コストを低減することができる。
【0053】その他、本発明の特許請求の範囲内で種々
の設計変更が可能であることはいうまでもない。
【0054】
【発明の効果】このように、本発明によれば、雄型端子
と雌型端子の接触荷重を高く保持して、コネクタの電気
的接続に係る信頼性を高く維持することができるととも
に、製造に係る歩留まりが良く、生産コストを低減する
ことができる雌型端子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態に係る雌型端子の概略構成を示す
斜視図である。
【図2】 本実施形態に係る雌型端子の概略構成を示す
模式的な断面図である。
【図3】 本実施形態に係る端子構造の展開形態を示す
平面図である。
【図4】 本実施形態に係る雄型端子と雌型端子との嵌
合状態を示す模式的な断面図である。(a)は、雄型端
子の先端と弾性舌片とが最初に接触した状態を示してい
る。また、(b)は、弾性舌片が雄型端子の先端で押圧
されて、補助舌片の上端に接触を開始した状態を示して
おり、(c)は、弾性舌片が雄型端子の先端でさらに押
圧されて、弾性舌片と補助舌片の変位が飽和した状態を
示している。さらに(d)は、雄型端子の先端がさらに
進んで雌型端子との嵌合が完了した状態を示している。
【図5】 本実施形態に係る雄型端子の水平方向の位置
Dと弾性舌片の反力Fとの関係を示した模式的なグラフ
である。
【図6】 従来の雌型端子の概略構成を示す模式的な断
面図である。
【図7】 従来の雌型端子の展開形態を示す平面図であ
る。
【図8】 雄型端子と雌型端子との嵌合状態を示す模式
的な断面図である。(a)は、雄型端子の先端と弾性舌
片とが最初に接触した状態を示しており、(b)は、弾
性舌片が雄型端子の先端でさらに押圧されて弾性舌片の
変位が飽和した状態を示している。さらに(c)は、雄
型端子の先端が進んで雌型端子との嵌合が完了した状態
を示している。
【図9】 従来の雄型端子の水平方向の位置Dと弾性舌
片の反力Fとの関係を示した模式的なグラフである。
【符号の説明】
1 雄型端子 2 雌型端子 21 嵌合部 22 弾性舌片 23 補助舌片 22a、23a 片 30 金属製板材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今井 裕次郎 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雄型端子と嵌合されることにより、電気
    的に接続される雌型端子であって、 筒状に形成された嵌合部と 前記嵌合部の底面部から切起されて嵌合部の長手方向か
    つ中心方向に向かって延び、前記雄型端子が嵌合部に嵌
    合された時にこれに圧接する弾性舌片と、 前記弾性舌片の先端近傍にある嵌合部の側面部から切起
    されて、雄型端子と反対側の弾性舌片の面に対向するよ
    うに延びる少なくとも一つの補助舌片とを備え、 前記補助舌片の先端は、雄型端子と反対方向への前記弾
    性舌片の変位を弾性的に規制するものであることを特徴
    とする雌型端子。
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Cited By (4)

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