JP2002373360A - 硬貨搬送装置ならびにその利用装置 - Google Patents

硬貨搬送装置ならびにその利用装置

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JP2002373360A JP2001179226A JP2001179226A JP2002373360A JP 2002373360 A JP2002373360 A JP 2002373360A JP 2001179226 A JP2001179226 A JP 2001179226A JP 2001179226 A JP2001179226 A JP 2001179226A JP 2002373360 A JP2002373360 A JP 2002373360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 導入路と硬貨搬送路との接続箇所を合理的な
構成して、導入路の屈曲箇所での硬貨の行き詰まりを簡
便な現場作業で解消し得る構成の硬貨搬送路装置ならび
にその利用装置を提供する。 【解決手段】 硬貨搬送装置200は硬貨入込部分20
Xから導入路22を介して入れ込まれた硬貨10を搬送
路20で搬送して終端の収納部分80に収納する。機器
の配置都合により装備距離Lx・Lvが変化して導入路
22の可撓性による屈曲の曲率1/Rが大きくなり硬貨
10が行き詰まる。搬送路20に間隔P1で複数箇所に
設けた接続箇所20Zのうちの1つを装備距離Lx・L
vの変化に対応して選択して導入路22を接続すること
により硬貨10が通過できる曲率1/Rにする。間隔P
1の移動に代えて連続的に移動させる構成、導入路22
と搬送路20との交差角度を所定の角度または任意の角
度で変化させる構成などを設けることもできる。搬送路
20の終端箇所以外に搬送路20の途中箇所に適用して
構成することもできる。利用装置としてパチンコ台島装
置がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨を水平方向
の搬送路によって搬送する硬貨搬送装置ならびにその利
用装置、例えば、パチンコ台島装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】こうした硬貨搬送装置として、一種の小
型のベルトコンベヤを用いた水平方向の搬送路により、
硬貨を目的の箇所、例えば、収納部分に搬送するように
した図15〜図19のような硬貨搬送装置200の構成
(以下、第1従来技術という)が周知である。
【0003】なお、以下の各図において、同一の符号で
示す部分は、いずれかの図において説明する同一符号の
部分と同一の機能をもつ部分である。また、この発明に
おいて、水平とは水平から±20°程度の傾斜をもつ範
囲を含むものであり、垂直とは垂直から±20°程度の
傾斜をもつ範囲を含むものである。さらに、この発明に
おいて、部材とは所要の部分を構成する構成材をいうも
のである。
【0004】図15〜図17において、硬貨搬送装置2
00は、硬貨入口21から入れ込んだ硬貨10を、硬貨
入込部分20X内の通路(図示せず)を通して導入路2
2から搬送路20に入れ込み、搬送路20の終端に設け
た収納部分80に入れ込むように構成してある。なお、
この発明において、上流側・下流側とは搬送路20の搬
送方向Mにおける上流側・下流側をいうものである。
【0005】搬送路20は、図15〜図17のように、
無端状のベルト12を掛け渡した両端のベルト車、すな
わち、プーリ11A・11Bを、駆動モータ26Aと減
速伝動機構26Bとの組み合わせによる駆動部分26に
よって、回転することにより、ベルト12の上に入れ込
まれた硬貨10を水平方向に搬送している。
【0006】導入路22は、可撓性をもつ管状体、例え
ば、図18のように、密着コイル状の管状体22Pを主
体にして構成してあり、硬貨入込部分20Xの硬貨出口
20Yと、導入路22と搬送路20との接続箇所20Z
との間における硬貨10の通過を、阻止することなく、
円滑に行える曲率をもった流路にできるように構成して
いる。なお、必要に応じて、管状体22Pを、例えば、
ベローズなどのような蛇腹状の可撓性をもつ管状体に変
更して構成し得ることは言うまでもない。
【0007】図18において、管状体22Pは、例え
ば、直径が1.5mm程度の鋼線22wを線間が密着し
たコイル状に巻いて、内部に断面が細長い長円形状の通
路22vを形成した密着コイル状体であって、長円形状
の通路22vの内径寸法における短径d2を最も大きい
硬貨10の厚みの3倍程度、例えば、6.5mm程度に
し、長径d1を最も大きい硬貨10の直径の1.2倍程
度、例えば、33mm程度にして形成したものである。
【0008】したがって、外形寸法では、短径D2が
9.5mm程度、長径D1が36mm程度になってい
る。なお、管状体22Pは、メーカによって、長径D1
・短径D2の寸法に約1mm程度の差異がある。また、
搬送路20の接続箇所20Zには、管状体22Pの長円
形状の通路22vよりも大きい入込穴20Z1を設け
て、硬貨10が搬送路20の内部に入り込めるように構
成してあることはいうまでもない。
【0009】搬送路20は、図19のように、ベルト1
2を案内する案内部分13を、例えば、縦断面をH字形
に形成した案内体13Aを主体にして構成してあり、H
字形の水平部分13A1の上面でベルト12の往側を案
内するとともに、ベルト12の復側を水平部分13A1
の下方側に通すように構成している。
【0010】案内体13Aの上方側には蓋体13Bを設
けて他の落下物などが搬送路20の内部に入らないよう
するとともに、必要に応じて、下方側にも蓋体13Cを
設けている。
【0011】案内部分13は、例えば、合成樹脂材また
は鋼板で構成してあり、鋼板の場合には、縦方向の部材
と水平方向の部材とをスポット溶接などによって一体に
組み立てている。なお、図15〜図17では、構成を理
解し易くするために案内部分13を箱状の図形に省略し
て画いてある。
【0012】転向部分60は、図17のように、導入路
22から搬送路20に入れ込まれた硬貨10が搬送方向
Mに沿った方向に向かって入れ込まれるように転向させ
るためのものであって、転向部分60の下端とベルト1
2との間の隙間61の部分を上流側からの硬貨10が通
れるように構成してある。なお、転向部分60は、合成
樹脂板または鋼板などで形成してあり、案内部分13に
ねじ止めまたはスポット溶接などによって固定してい
る。
【0013】分離ローラ25は、図17のように、搬送
方向Mを横断する方向の突起25Aを設けたローラであ
って、突起25Aの先端とベルト12の上面との間の隙
間25Bを硬貨10の厚さ程度にするとともに、減速伝
動機構26Bによって、突起25Aの先端を搬送方向M
と逆向きに回転させている。
【0014】この回転により、同図の分離ローラ25の
上流側に示したように、重なり合って搬送されてくる硬
貨10を、突条25Aが1枚ずつに分離して、下流側に
送るように構成してある。このため隙間25Bを調整す
るための調整機構(図示せず)を設けてあるが、内部の
搬送構成を理解し易くするために、調整機構の部分を省
略して画いてある。
【0015】収納部分80は、図15・図17のよう
に、搬送路20の終端に配置した収納口80Aから入れ
込まれる硬貨10を、計数部分81、例えば、ホール素
子によって硬貨10の通過を検出して硬貨10の通過量
を計数する計数部分によって計数した後に、貯留箱82
に入れ込んで貯留するように構成してあり、外側に盗難
防止用の保護覆83を設けてある。
【0016】なお、収納部分80は、適宜の固定用部材
(図示せず)によって、保護覆83の上流側の壁部51
に固定してある。なお、この壁部51は、後記のパチン
コ台島装置500の場合には、パチンコ台島装置500
の外箱50の壁部51になっている。
【0017】こうした硬貨搬送装置200を利用する装
置として、図15のようなパチンコ台島装置500の構
成(以下、第2従来技術という)が周知である。そし
て、パチンコ遊技機またはパチンコ遊技機に跳ね返しゲ
ート機能やスロットマシン機能を設けたパチンコ・スロ
ット遊技機などの遊技機(この発明では、これらの遊技
機を総称して、パチンコ台という)100を複数配置し
て1つのブロック状に構成したものをパチンコ台島装置
500と言い、このパチンコ台島装置500は、パチン
コ店の内部において、あたかも複数の「島」を配置した
ように見えるので、通称を「島」とも呼ばれている。
【0018】パチンコ台装置500には、図15・図1
6のように、パチンコ台100の遊技に使用する遊技球
(図示せず)の貸付を行う玉貸機40をパチンコ台10
0の右側または左側に配置している。この玉貸機40
は、主として、パチンコ台100の間に配置されるの
で、台間型玉貸機40とも言っており、一般に、台間機
と略称されている。
【0019】図15には図示していないが、図16のよ
うに、玉貸機40には、硬貨入込部分20X・紙幣入込
部分30X・遊技球送出部分70Xとが設けてある。硬
貨入込部分20Xは硬貨入口21から入れ込まれた硬貨
10が正規の硬貨か否かを判別して、正規の硬貨である
ときは、入れ込まれた硬貨10の金額に対応する遊技球
(図示せず)を遊技球送出部分70から所定の送出路
(図示せず)を経て遊技者の手元またはパチンコ台10
0の遊技球受皿(図示せず)に送出する。なお、正規で
ない硬貨10は所定の返却口(図示せず)に戻し入れ
る。
【0020】硬貨入込部分20Xを通過した硬貨10
は、導入路22を通って下方に配置された水平方向の搬
送路200により搬送され、搬送路200の終端に配置
した硬貨の収納部分80に収納される。
【0021】紙幣入込部分30Xは紙幣入口31から入
れ込まれた紙幣30が正規の紙幣か否かを判別して、正
規の紙幣であるときは、入れ込まれた紙幣30の金額に
対応する遊技球(図示せず)を遊技球送出部分70か
ら、上記の硬貨入込部分20Xの場合と同様に送出す
る。なお、正規でない紙幣30は紙幣入込口31から戻
し出される。
【0022】紙幣入込部分30Xを通過した紙幣30
は、奥側に配置された水平方向の紙幣搬送路300によ
り搬送されて、紙幣搬送路300の終端に配置した紙幣
の収納部分(図示せず)に収納される。
【0023】硬貨10は、硬貨入込部分20Xと導入路
22とを、硬貨20の自重で通過させるように構成して
いるため、硬貨搬送路200を硬貨入込部分20Xより
も下方に配置するようにしてある。
【0024】玉貸機40は装置の外箱50の下方に設け
た台枠部分50Aと上方に設けた蓋枠部分50Bとに、
適宜の固定用部材(図示せず)によって固定してあり、
紙幣30の搬送路300は玉貸機40の背面側に適宜の
固定用部材(図示せず)によって固定してあり、硬貨2
0の搬送路200は玉貸機40の背面側または台枠部分
50Aに適宜の固定用部材(図示せず)によって固定し
てある。
【0025】なお、玉貸機40を、外枠部分40Aと本
体部分40Bとで構成し、上記の各固定を外枠部分40
Aで行った後に、本体部分40Bを外枠部分40Aに差
し込んだ後に、適宜の鍵止め用部材(図示せず)で固定
するように変更した構成(以下、第3従来技術という)
も周知である。
【0026】上記の第1従来技術・第2従来技術の構成
では、搬送路20を1つの搬送路で構成しているが、図
20のように、搬送路20を複数に分割、例えば、硬貨
入込部分20Xの2つ置きに、分割した分割搬送路20
Aを設けるように変更した構成(以下、第4従来技術と
いう)が周知である。
【0027】図20において、各分割搬送路20Aの間
は、連動機構23、例えば、ベルト伝動機構または歯車
伝動機構で連動するとともに、各分割搬送路20Aの間
を橋渡しして補助的に搬送を行うための補助路24、例
えば、板状体を配置して、硬貨10を連続的に搬送でき
るように構成してある。
【0028】上記の第1従来技術〜第4従来技術の構成
では、搬送路20の最終端に配置する導入路22の接続
箇所20Zにおける硬貨10の入込方向を水平面内にお
いて搬送方向Mと硬貨10の直径方向とが平行になる方
向に配置し、それ以外の接続箇所20Z、つまり、途中
の接続箇所20Zでは、水平面内において搬送方向Mと
硬貨10の直径方向とが直交するように配置している
が、搬送路20の最終端に配置する導入路22の接続箇
所20Zも、他の接続箇所20Zと同様に、水平面内に
おいて搬送方向Mと硬貨10の直径方向とが直交するよ
うに変更した構成(以下、第5従来技術という)も周知
である。
【0029】また、上記の第1従来技術・第3従来技術
〜第5従来技術の硬貨搬送装置200の構成では、硬貨
入込部分20Xを前側と後側との両側に配置している
が、硬貨入込部分20X・導入路22を、前側のみ、ま
たは、後側のみ、すなわち、片側のみに配置した構成
(以下、第6従来技術という)が周知である。
【0030】さらに、第2従来技術〜第5従来技術のパ
チンコ台島装置500では、導入路22・台間型玉貸機
40・パチンコ台100を、前側のみ、または、後側の
み、すなわち、片側のみに配置した構成(以下、第7従
来技術という)が周知である。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】上記の第1従来技術〜
第4従来技術の構成において、硬貨搬送装置200で
は、硬貨入込部分20Xの配置の都合によって、図16
・図21のように、搬送路20の最終端に配置した硬貨
入込部分20Xの硬貨出口20Yから収納部分80まで
の搬送方向における距離(以下、搬送方向装備距離とい
う)Lxが変化する。
【0032】また、パチンコ台島装置500では、装置
の外箱50の全長Lzに対する各パチンコ台100・台
間型玉貸機40の搬送方向Mの長さL1・L2の差異に
よって、同様に、搬送方向装備Lxが変化する。
【0033】この搬送方向装備距離Lxの変化によっ
て、搬送路20の最終端に配置した導入路22の硬貨出
口20Yから接続箇所20Zまでの搬送方向Mにおける
距離(以下、接続距離という)Lyが変化するため、図
21の〔小距離組付状態〕のように、導入路22の管状
体、例えば、密着コイル状の管状体22Pの可撓性によ
る屈曲の曲率1/Rが大きくなり、硬貨10が導入路2
2内を通過できない状態になるという不都合が生ずる。
【0034】さらに、硬貨搬送装置200では、硬貨入
込部分20Xの配置の都合によって、また、パチンコ台
島装置500では、パチンコ店の店内配置の都合によっ
て、図16・図21のように、前側と後側との硬貨入込
部分20Xを配置する幅Wが変化するため、搬送路20
の最終端に配置した硬貨入込部分20Xの硬貨出口20
Yから接続箇所20Zまでの搬送方向Mと直交する方向
における距離(以下、直交方向装備距離という)Lvが
変化する。
【0035】この直交方向装備距離Lvの変化によっ
て、図21の〔小幅組付状態〕のように、導入路22の
管状体、例えば、密着コイル状の管状体22Pの可撓性
による屈曲の曲率1/Rが大きくなり、硬貨10が導入
路22内を通過できない状態になるという不都合が生ず
る。
【0036】つまり、具体的には、例えば、図22のよ
うに、導入路22の途中箇所に、導入路22の管状体、
例えば、密着コイル状の管状体22Pに、長手方向の曲
がりと捩り方向の曲がりとによる極度な屈曲箇所22x
が生じて、硬貨10が導入路22内を通過できずに、屈
曲箇所22xで硬貨10が行き詰まってしまうことにな
る。なお、この発明において、曲率1/Rとは、長手方
向の曲がりと捩り方向の曲がりとによる総合的な曲率を
いうものである。
【0037】こうした不都合は、上記の第4従来技術の
構成において、連動機構23・補助路24の配置位置の
都合によって、搬送方向装備距離Lx・直交方向装備距
離Lvの変化と同様の距離変化が生ずるため、例えば、
図23のように、導入路22の途中箇所に、図22の場
合と同様の屈曲箇所22xが生じて、硬貨10が行き詰
まってしまうという不都合がある。このため、こうした
不都合のない硬貨搬送装置ならびにその利用装置、例え
ば、パチンコ台島装置の提供が望まれているという課題
がある。
【0038】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な可撓性をもつ管状体による導入路から入れ込まれる硬
貨を水平方向の搬送路によって搬送する硬貨搬送装置に
おいて、
【0039】上記の導入路と上記の搬送路とを接続する
接続箇所を上記の搬送路に沿って複数設けるとともに、
上記の複数のうちの1つを選択して上記の接続を行うこ
とにより、上記の可撓性による上記の管状体の屈曲を所
定の曲率以下に低減する曲率低減手段を設ける第1の構
成と、
【0040】この第1の構成における硬貨搬送装置と同
様の硬貨搬送装置において、上記の導入路と上記の搬送
路とを接続する接続箇所に上記の導入路の方向と上記の
搬送路の方向との交差角度を変更して固定する接続固定
部分を設けるとともに、上記の交差角度を変更すること
により、上記の可撓性による上記の管状体の屈曲を所定
の曲率以下に低減する曲率低減手段を設ける第2の構成
と、
【0041】上記の第1の構成における硬貨搬送装置と
同様の硬貨搬送装置において、上記の導入路と上記の搬
送路とを接続する接続箇所に上記の導入路の方向と上記
の搬送路の方向とを斜めの交差角度にして固定する接続
固定部分を設けるとともに、上記の交差角度によって上
記の可撓性による上記の管状体の屈曲を所定の曲率以下
に低減する曲率低減手段を設ける第3の構成と、
【0042】上記の第1の構成における硬貨搬送装置と
同様の硬貨搬送装置において、上記の導入路と上記の搬
送路とを接続する接続箇所を上記の搬送路に沿って移動
した後に固定する接続固定部分を設けるとともに、上記
の上記の移動によって上記の可撓性による上記の管状体
の屈曲を所定の曲率以下に低減する曲率低減手段を設け
る第4の構成と、
【0043】パチンコ台島装置において、上記の第1の
構成〜第4の構成による硬貨搬送装置を設ける第5の構
成とにより上記の課題を解決したものである。
【0044】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態として、上
記の第1従来技術〜第7従来技術の構成に、この発明を
適用した実施例を説明する。
【0045】
【実施例】〔第1実施例〕以下、図1〜図6により第1
実施例を説明する。この第1実施例の構成が上記の第1
従来技術〜第3従来技術の構成と異なる箇所は次の箇所
である。
【0046】第1には、図1のように、1つの導入路2
2に対する搬送路20との接続箇所20Zを搬送路20
に沿って、複数、例えば、適宜の間隔P1を置いて2箇
所設けるようにした箇所である。
【0047】第2には、図1の〔小距離組付状態〕また
は〔大距離組付状態〕のように、複数の接続箇所20Z
のうちの1つを選択して、導入路22と搬送路20との
接続を行うことにより、導入路22の管状体22Pの可
撓性による管状体22Pの屈曲の曲率1/Rを、所定の
曲率1/Rs以下、すなわち、導入路22内を硬貨10
が通過できる曲率限度の曲率以下に低減するように構成
した箇所である。
【0048】図1において、搬送方向装備距離Lxが小
さいときは、〔小距離組付状態〕のように、複数の接続
箇所20Zのうちの下流側の接続箇所20Zを選択し
て、導入路22を搬送路20に接続することにより、接
続距離Lyを曲率1/Rが所定の曲率1/Rs以下にで
きる距離になるように構成にしてある。
【0049】また、搬送方向装備距離Lxが大きいとき
は、〔大距離組付状態〕のように、複数の接続箇所20
Zのうちの上流側の接続箇所20Zを選択して、導入路
22を搬送路20に接続することにより、実質的な接続
箇所を間隔P1だけ上流側に移動させて、接続距離Ly
を曲率1/Rが所定の曲率1/Rs以下にできる距離に
なるように構成してある。
【0050】したがって、複数の接続箇所20Zの数と
間隔P1とを予め想定される搬送方向装備距離Lxの変
化量に対応させて設けることにより、複数のうちのいず
れか1つを選択して接続すれば、接続距離Lyを曲率1
/Rを所定の曲率1/Rs以下にできる距離にすること
ができるわけである。
【0051】なお、図示していないが、直交方向装備距
離Lvの変化に対しても、接続箇所20Zの数と間隔P
1とを予め想定される直交方向装備距離Lvの変化量に
対応させて設けることにより、同様にして、曲率1/R
を所定の曲率1/Rs以下にできる距離にすることがで
きるわけである。
【0052】つまり、この第1実施例の構成は、概括的
には、第1には、可撓性をもつ管状体、例えば、密着コ
イル状の管状体22Pによる導入路22から入れ込まれ
る硬貨10を水平方向の搬送路20によって搬送する硬
貨搬送装置200において、
【0053】上記の導入路22と上記の搬送路20とを
接続する接続箇所20Zを上記の搬送路20に沿って複
数設けるとともに、上記の複数のうちの1つを選択して
上記の接続を行うことにより、上記の可撓性による上記
の管状体22Pの屈曲を所定の曲率1/Rs以下に低減
する曲率低減手段を設けた上記の第1の構成を構成して
いるものである。
【0054】第2には、パチンコ台島装置500におい
て、上記の第1の構成・第4の構成による硬貨搬送装置
200を設けた上記の第5の構成を構成していることに
なるものである。
【0055】そして、具体的には、図3・図4のよう
に、導入路22は、図18と同様の密着コイル状の管状
体22Pを主体にして構成してあり、導入路22の下端
側の端末部分に、図3のように、垂直方向の姿勢のまま
で、接続箇所20Zに接続するための端末接続用部材2
2Sを設ける垂直接続型の導入路22の構成と、図4の
ように、斜め方向の姿勢で、接続箇所20Zに接続する
ための端末接続用部材22Rを設ける斜め接続型の導入
路22の構成との2つの接続構成ができるように構成し
てある。
【0056】図3において、端末接続用部材22Sは、
比較的強靭な弾性もつ合成樹脂材、例えば、ポリアセタ
ール樹脂材などで形成してあり、管状体22Pを入れ込
んで保持するための保持枠部分22S1と、保持部分2
2S1内に管状体22Pを固定するための固定枠部分2
2S2とで構成してある。
【0057】保持枠部分22S1は、図3の〔分解状
態〕の姿勢において、横断面が上向きコ字形、すなわ
ち、U字形の基体部分s1の上向きの開口部分s2の両
側に上向きの掛け爪s3を設け、管状体22Pの両側の
引っ掛け溝22g、例えば、隣接する鋼線22wの間の
溝に入れ込むための縦方向の突条s4を内側に設けると
ともに、一端側から両側に張り出した固定用の張出部分
s5を設けて構成してある。
【0058】固定枠部分22S2は、平面の中央に長四
角形の貫通穴s11を設けたロ字形に形成した部材であ
り、貫通穴s11に保持枠部分22S1の掛け爪s3を
無理に押し込むと掛け爪s3が貫通穴s11の縁に掛け
止めされるように構成してある。
【0059】そして、図3の〔分解状態〕の配置状態
で、管状体22Pを保持枠部分22S1の開口部分s2
から保持枠部分22S1の中に入れ込むと、管状体22
Pの引っ掛け溝22cに突条s4が入り込み、その状態
で、掛け爪s3を固定枠部分22S2の貫通穴s11に
入れ込むと、図3の〔組立状態〕のように、端末接続用
部材22Sが管状体22Pに組付固定されて、垂直接続
型の導入路22として構成される。なお、搬送路20に
対する固定は、張出部分s5に設けた取付穴22bを取
付ねじ22aで固定するように構成してある。
【0060】図4の〔分解状態〕において、端末接続用
部材22Rは、斜め方向の導管部分22L1と垂直方向
の導管部分22L2とを連続させた曲管状体22L、す
なわち、斜めに折れ曲がる流路をもつエルボー状の曲管
状体を基体にして形成してあり、曲管状体22Lの上端
側には張出部分s21を、曲管状体22Lの上端側には
張出部分s22を設けて構成してある。
【0061】なお、曲管状体22Lの内径は管状体22
Pの通路22vの内径よりも少し大きい内径にしてあ
り、また、斜め方向の導管部分22L1の垂直方向に対
する傾斜角度θ1は、例えば、45°程度にして、垂直
面内における曲率1/Rを低減できるようにしてある。
【0062】なお、必要に応じて、傾斜角度θ1の異な
るもの、例えば、30°・45°・60°のものを予め
揃えておくことにより、垂直面内における曲率1/Rを
更に低減させることができる。
【0063】そして、端末接続用部材22Rの張出部分
s21に設けたねじ穴22cに、図3における垂直接続
型の導入路22の張出部分s5に設けた取付穴22bの
部分を取付ねじ22aで固定すると、図3の〔組立状
態〕のように、斜め接続型の導入路22として構成され
る。
【0064】そして、図4の斜め接続型の導入路22に
よる場合には、図2のように、張出部分s22に設けた
取付穴22dの部分を搬送路20の下流側の接続箇所2
0Zに設けたねじ穴22eに取付ねじ22fで組付固定
すると、図1の〔小距離組付状態〕になり、上流側の接
続箇所20Zに設けたねじ穴22eに、同様にして、組
付固定すると、図1の〔大距離組付状態〕になる。
【0065】ここで、搬送路20は、構成を理解し易く
するために、図2では、図19における案内部分13の
案内体13Aと蓋体13Bとを一体にした形状に略して
画いてある。
【0066】導入路22を組付固定していない接続箇所
20Zの入込穴20Z1には、覆蓋22Z2、例えば、
金属板または合成樹脂板の覆蓋を取付穴22hと取付ね
じ22jとでねじ穴22eに固定して、落下物などが搬
送路20の内部に入り込まないようにしている。なお、
落下物などの可能性が無い場合には、必要に応じて、覆
蓋20Z2を除去して構成できることはいうまでもな
い。
【0067】また、図3の垂直接続型の導入路22によ
る場合には、図5のように、張出部分s5に設けた取付
穴22bの部分を搬送路20の下流側の接続箇所20Z
に設けたねじ穴22eに取付ねじ22aで組付固定する
と、図1の〔小距離組付状態〕と同様の状態に、組付固
定されることになり、上流側の接続箇所20Zに設けた
ねじ穴22eに、同様にして、組付固定すると、図1の
〔大距離組付状態〕になる。
【0068】上記の曲率1/Rを所定の曲率1/Rs以
下に低減することを、補助するために、導入路22の上
端側と、硬貨入込部分20Xの硬貨出口20Yとの接続
部分を図6のように構成している。
【0069】図6において、上端固定用部材22Tは、
肉厚の薄い金属板、例えば、厚さ0.5mm程度のステ
ンレス鋼板または亜鉛メッキ鋼板をプレス加工により成
形したものである。そして、管状体22Pを固定する枠
体部分u1は、管状体22Pの外周を包囲する縦長四角
形の枠形に形成するとともに、下方の開口部分u2から
張り出した張出部分u3・u4に設けた貫通穴u5とね
じ穴u6の部分を締付用ねじu7で締め付けることによ
って、管状体22Pの外周を挟み込んで固定するように
構成してある。
【0070】枠体部分u1の縦方向の壁部u11・u1
2の中間箇所には、管状体22Pの上端部分22kを押
え込むための凹部u13を設けてあり、また、壁部u1
1・u12の外端側u10には、管状体22Pの両側の
引っ掛け溝22m、例えば、隣接する鋼線22wの間の
溝に入れ込むための掛け爪u14を設けるとともに、管
状体22Pの両側の側面に沿って張り出した2つの舌状
部分u15を設けてある。
【0071】さらに、壁部u11・u12の内端側u9
には、入込部分20Xの背面20aに沿って張り出した
張出部分u21と、入込部分20X内の硬貨10の通路
20bに沿って張り出した張出部分u22とを設けると
ともに、張出部分u21に取付穴u23を設けてある。
【0072】そして、図6の〔分解状態〕のように、管
状体22Pを上端固定用部材22Tの開口u2から枠体
部分u1に入れ込んだ後に、締付用ねじu7で締め付け
ることにより、管状体22Pに上端固定用部材22Tを
組付固定した後に、上端固定用部材22Tの取付穴u2
3を取付ねじ22nで入込部分20Xに設けたねじ穴2
2pに組付固定すると、図6の〔組付状態〕になる。な
お、この組付固定は、外枠部分40Aをもつ台間型玉貸
機40の場合には、外枠部分40Aに設けたねじ穴22
pに組付固定することになる。
【0073】ここで、水平方向に対する枠体部分u1の
上面u1aの傾斜角度θ2と、垂直方向に対する外端側
u10の傾斜角度θ3は、それぞれ30°程度になって
いるので、図6の〔組付状態〕にすると、管状体22P
が水平方向に対して、30°程度の下向き傾斜状態にな
るので、垂直面内における曲率1/Rを低減させること
ができる。
【0074】なお、必要に応じて、傾斜角度θ2・θ3
の異なるもの、例えば、30°・45°・60°のもの
を予め揃えておくことにより、垂直面内における曲率1
/Rを更に低減させることができる。
【0075】また、図6の〔ロ−ロ横断平面〕のよう
に、組付現場で作業員が舌状部分u15を手で曲線状に
曲げることにより、水平面内における曲率1/Rを低減
させることができるようにしてある。
【0076】〔第2実施例〕以下、図7・図8により第
2実施例を説明する。この第2実施例の構成は上記の第
5従来技術の構成に上記の第1従来技術の構成を適用し
て構成したものであり、上記の第1実施例の構成と異な
る箇所は次の箇所である。
【0077】第1には、図7の構成では、図2の構成に
対して、接続箇所20Zの入込穴20Z1とねじ穴22
eとを、上記の第5従来技術の構成と同様に、水平面内
において搬送方向Mと硬貨10の直径方向とが直交する
配置になるように変更した箇所である。
【0078】第1には、図7の構成では、図2の構成に
対して、接続箇所20Zの入込穴20Z1とねじ穴22
eとを、上記の第5従来技術の構成と同様に、水平面内
において搬送方向Mと硬貨10の直径方向とが直交する
配置になるように変更した箇所である。
【0079】第2には、図8の構成では、図5の構成に
対して、接続箇所20Zの入込穴20Z1とねじ穴22
eとを、上記の図7の構成と同様に、水平面内において
搬送方向Mと硬貨10の直径方向とが直交する配置にな
るように変更した箇所である。
【0080】つまり、この第2実施例の構成は、概括的
には、上記の第1実施例の構成と同様に。上記の第1の
構成・第4の構成・第5の構成を構成していることにな
るものである。
【0081】そして、図7の構成では、曲管状体22L
によって導入路22が搬送方向Mと交差する方向に傾斜
させられているので、直交方向装備距離Lvが比較的大
きい場合に、曲率1/Rを所定の曲率1/Rs以下に低
減できることになる。
【0082】また、図8の構成では、曲管状体22Lが
無く導入路22を垂直方向にもできるので、直交方向装
備距離Lvが極度に小さい場合に、曲率1/Rを所定の
曲率1/Rs以下に低減できることになる。
【0083】〔第3実施例〕以下、図9・図10により
第3実施例を説明する。この第3実施例の構成が上記の
第1実施例の構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0084】第1には、図10のように、接続箇所20
Zに、導入路22の方向Sと、搬送路20の搬送方向M
とを斜めの交差角度θ11・θ12にして固定できるよ
うにするとともに、交差角度を時計方向の交差角度θ1
1と反時計方向の交差角度θ12とに変更して固定でき
るようにした接続固定部分を設けるように変更した箇所
である。
【0085】第2には、上記第1によって、図9の〔小
距離組付状態〕または〔大距離組付状態〕のように、交
差角度θ11または交差角度θ12にして、導入路22
と搬送路20との接続を行うことにより、導入路22の
管状体22Pの可撓性による管状体22Pの屈曲の曲率
1/Rを、所定の曲率1/Rs以下、すなわち、導入路
22内を硬貨10が通過できる曲率限度の曲率以下に低
減するように構成した箇所である。
【0086】したがって、交差角度θ11・θ12を予
め想定される搬送方向装備距離Lxの変化量に対応させ
て設けることにより、交差角度θ11または交差角度θ
12に変更して接続すれば、接続距離Lyの変更に対し
て、曲率1/Rを所定の曲率1/Rs以下にできるよう
にすることができるわけである。
【0087】なお、図9の〔小距離組付状態〕と〔大距
離組付状態〕とのように、直交方向装備距離Lvの変化
に対しても、交差角度θ11・θ12を予め想定される
直交方向装備距離Lvの変化量に対応させた角度にして
設けることにより、同様にして、曲率1/Rを所定の曲
率1/Rs以下にできる距離にすることができるわけで
ある。
【0088】つまり、この第3実施例の構成は、概括的
には、第1には、上記の第1の構成における硬貨搬送装
置200と同様の硬貨搬送装置200において、上記の
導入路22と上記の搬送路20とを接続する接続箇所2
0Zに上記の導入路22の方向Sと上記の搬送路の方向
Mとの交差角度を、例えば、交差角度θ11または交差
角度θ12に変更して固定する接続固定部分を設けると
ともに、上記の交差角度を、例えば、交差角度θ11ま
たは交差角度θ12に変更することにより、上記の可撓
性による上記の管状体22Pの屈曲の曲率1/Rを所定
の曲率以下1/Rsに低減する曲率低減手段を設けた上
記の第2の構成を構成しているものである。
【0089】第2には、上記の第1の構成における硬貨
搬送装置200と同様の硬貨搬送装置200において、
上記の導入路22と上記の搬送路20とを接続する接続
箇所20Zに上記の導入路22の方向Sと上記の搬送路
20の方向Mとを斜めの交差角度θ11またはθ12に
して固定する接続固定部分を設けるとともに、上記の交
差角度θ11またはθ12によって上記の可撓性による
上記の管状体22Pの屈曲の曲率1/Rを所定の曲率以
下1/Rsに低減する曲率低減手段を設けた上記の第3
の構成を構成しているものである。
【0090】第3には、パチンコ台島装置500におい
て、上記の第2の構成・第3の構成による硬貨搬送装置
200を設けた上記の第5の構成を構成していることに
なるものである。
【0091】そして、具体的には、接続固定部分を、図
10のように、入込穴20Z1・ねじ穴22eの複数方
向分を複合させた入込穴20Zx、例えば、搬送方向M
に沿った入込穴20Z1・ねじ穴22eと、交差角度θ
11の方向、例えば、時計方向30°の方向に沿った入
込穴20Z1・ねじ穴22eと、交差角度θ12の方
向、例えば、反時計方向30°の方向に沿った入込穴2
0Z1・ねじ穴22eとを1つの接続箇所20Zに重ね
合わせて加工した穴に変更したものである。
【0092】したがって、交差角度θ11または交差角
度θ12の方向に対応するねじ穴22eを選んで、導入
路22の下端側の取付穴22bを取付ねじ22fで固定
すれば、図9の〔小距離組付状態〕または〔大距離組付
状態〕にすることができるわけである。
【0093】なお、導入路22を、図5の構成と同様
に、図3の垂直接続型の導入路22に変更して構成する
ことによって、接続距離Ly・直交方向装備距離Lvが
ごく小さい場合に、曲率1/Rを更に低減することがで
きる。
【0094】〔第4実施例〕以下、図9・図11により
第4実施例を説明する。この第4実施例の構成が上記の
第3実施例の構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0095】第1には、図11のように、接続箇所20
Zに、導入路22の方向Sを水平面内における全方向の
うちの任意の方向に向けて、搬送路20に接続できるよ
うにした接続固定部分に変更して構成した箇所である。
【0096】第2には、上記の任意の方向を、例えば、
図10の構成と同様に、交差角度θ11・θ12にして
固定すれば、図9の〔小距離組付状態〕または〔大距離
組付状態〕によって説明したように、導入路22の管状
体22Pの可撓性による管状体22Pの屈曲の曲率1/
Rを、所定の曲率1/Rs以下、すなわち、導入路22
内を硬貨10が通過できる曲率限度の曲率以下に低減す
るように構成した箇所である。
【0097】つまり、この第3実施例の構成は、概括的
には、上記の第3実施例の構成と同様に、上記の第2の
構成・第3の構成・第5の構成を構成していることにな
るものである。
【0098】そして、具体的には、接続固定部分の構成
を、図11のように、搬送路20の接続箇所20Zに
は、入込穴20Z1に代えて、入込穴20Z1の対角点
箇所の外径Dxと同一の直径Dxによる円形穴v1を設
けるとともに、導入路22と搬送路20との間に、中央
に入込穴20Z1と同様の入込穴v3を設けた交差角度
変更用の間座v2を配置することにより、導入路22の
方向Sを水平面内における全方向のうちの任意の方向に
向けて、搬送路20に接続できるように構成したもので
ある。
【0099】図11において、間座v2は、金属板、例
えば、ステンレス鋼板または亜鉛メッキ鋼板をプレス加
工して形成してあり、中央に入込穴20Z1と同様の入
込穴v3と、ねじ穴22eと同様のねじ穴v4とを配置
して、導入路22の下端側をねじ22f・取付穴22d
により間座v2に固定できるように構成してある。
【0100】さらに、間座v2には、導入路22の下端
側の張出部分s22の外周よりも取付ねじv5の頭の分
だけ大きくした半径R11の円弧と、取付ねじv5のね
じ部分の幅とをもつ円弧状の長穴v6を、円弧の扇形角
度θ21を90°程度の大きさにして、接続箇所20Z
を中心とした対称位置に2箇所設けるとともに、搬送路
20の上面側には、円弧状の長穴v6の半径R11と同
一半径の円周上にねじ穴v7を45°の等間隔で設ける
ことにより、導入路22の下端側を水平面内で回転にさ
せた任意の方向で、取付ねじv5・長穴v6・ねじ穴v
7によって組付固定できるようにしてある。
【0101】したがって、導入路22の方向Sを任意の
方向に向けた状態で、取付ねじv5によって搬送路20
に組付固定できるため、図9の〔小距離組付状態〕また
は〔大距離組付状態〕における交差角度θ11・θ12
を、組付現場で任意の交差角度に変更して組付固定でき
るので、上記の第3実施例の場合よりも、曲率1/R
を、所定の曲率1/Rs以下にすることが、さらに、容
易になるわけである。
【0102】〔第5実施例〕以下、図9・図10・図1
2により第5実施例を説明する。この第5実施例の構成
が上記の第3実施例の構成と異なる箇所は次の箇所であ
る。
【0103】第1には、図9・図10の構成では、交差
角度θ11・θ12に変化させる中心位置(以下、角度
変化中心位置という)を接続箇所20Z、すなわち、入
込穴20Z1の中心位置にして構成していたが、この第
5実施例の構成では、図12のように、入込穴20Z1
よりも上流側に設けた角度変化中心位置置20Z2に変
更するとともに、導入路22の下端側側を角度変化中心
位置置20Z2にして下流側が交差角度θ11・θ12
の方向に変化させて組付固定するように接続固定部分を
変更して構成した箇所である。
【0104】第2には、上記第1による交差角度θ11
・θ12の変化によって、図9の〔小距離組付状態〕ま
たは〔大距離組付状態〕により説明したように、導入路
22の管状体22pの可撓性による管状体22Pの屈曲
の曲率1/Rを、所定の曲率1/Rs以下、すなわち、
導入路22内を硬貨10が通過できる曲率限度の曲率以
下に低減するように構成した箇所である。
【0105】つまり、この第5実施例の構成は、概括的
には、上記の第3実施例の構成と同様に、上記の第2の
構成・第3の構成・第5の構成を構成していることにな
るものである。
【0106】そして、具体的には、図12のように、交
差角度θ11・θ12を変化させる中心点を接続箇所2
0Zの位置、すなわち、入込穴20Z1の中心の位置に
代えて、角度変化中心置20Z2を中心にして、上記の
第1実施例の構成における入込穴20Z1を交差角度θ
11からθ12までの間を移動させた扇形状の入込穴v
11に変更しておき、導入路22と搬送路20との間
に、図11の構成における間座v2と同様の間座v13
を配置するとともに、間座v13の上流側に角度変化中
心位置置20Z2に設けたねじ穴v14に取付ねじv1
5で組付固定するための取付穴v16を設けることによ
り、導入路22の方向Sを交差角度θ11からθ12ま
での方向のうちの任意の方向に向けて、搬送路20に接
続できるように構成したものである。
【0107】間座v13が図11の構成における間座v
2と異なる箇所は、上流側の角度変化中心位置置20Z
2に設けた取付穴v16を中心として、導入路22の下
端側に設けた張出部分s22の外周よりも取付ねじv1
7の分だけ大きい半径R21の円弧で交差角度θ11か
らθ12に亙る扇形の扇形穴v18を設けるとともに、
搬送路20の上面側には扇形穴v18の半径R21でθ
11・搬送方向M・θ12の箇所にねじ穴v19を設け
ることによって、取付ねじv17のいずれか2つと扇形
穴v18とをねじ穴v17のうちのいずれか2つに組付
固定するように構成したものである。
【0108】なお、扇形穴v18の両脇の中間部分に設
けた切欠穴v20は取付ねじ22fの下端が交差角度θ
11・θ12の箇所で邪魔にならないようにするための
逃げ穴である。
【0109】したがって、導入路22の方向Sを交差角
度θ11から交差角度θ12までの任意の方向に向けた
状態で、取付ねじv17によって搬送路20に組付固定
できるため、図9の〔小距離組付状態〕または〔大距離
組付状態〕における交差角度θ11・θ12を、組付現
場で、交差角度θ11から交差角度θ12までの間の任
意の角度にして組付固定できるので、上記の第3実施例
の場合よりも、曲率1/Rを、所定の曲率1/Rs以下
にすることが容易になるわけである。
【0110】〔第6実施例〕以下、図13・図14によ
り第6実施例を説明する。この第6実施例の構成が上記
の第1実施例の構成と異なる箇所は次の箇所である。
【0111】第1には、接続箇所20Zに接続する導入
路22の下端側を、図13のように、図7または図8の
第5従来技術の構成と同様に、搬送方向Mと入れ込む硬
貨10の直径方向とが直交する方向になるように組付方
向を変更した箇所である。
【0112】第2には、導入路22と搬送路20とを接
続する接続箇所20Zを搬送路20に沿って、例えば、
図13のように、距離Lsの範囲で任意の位置に移動し
た後に、取付ねじv26で固定できるようにした接続固
定部分を設けるように変更した箇所である。
【0113】第3には、上記第2による接続箇所20Z
の移動によって、図13の〔小距離組付状態〕または
〔大距離組付状態〕のように、導入路22の管状体22
Pの可撓性による管状体22Pの屈曲の曲率1/Rを、
所定の曲率1/Rs以下、すなわち、導入路22内を硬
貨10が通過できる曲率限度の曲率以下に低減するよう
に構成した箇所である。
【0114】なお、図13では、移動させた後の状態を
画いてあるので、導入路22には屈曲が全く生じていな
いが、上記の移動がなければ、当然、導入路22にはS
字状、Z字状などの複雑な屈曲が生ずるわけである。
【0115】つまり、この第6実施例の構成は、概括的
には、第1には、上記の第1の構成における硬貨搬送装
置200と同様の硬貨搬送装置200において、上記の
導入路22と上記の搬送路20とを接続する接続箇所2
0Zを上記の搬送路20に沿って、例えば、距離Lsの
範囲で移動した後に固定する接続固定分を設けるととも
に、上記の上記の移動、例えば、距離Lsの範囲での移
動によって上記の可撓性による上記の管状体22Pの屈
曲の曲率1/Rを所定の曲率1/Rs以下に低減する曲
率低減手段を設けた上記の第4の構成を構成しているも
のである。
【0116】第2には、パチンコ台島装置500におい
て、上記の第4の構成による硬貨搬送装置200を設け
た上記の第5を構成していることにるものである。そし
て、具体的には、接続箇所20Zの搬送路20に設ける
入込穴20Z1の部分を、図14のように、搬送路20
の搬送方向Mに沿って長さLrに広げた移動入込用長穴
v22に構成するとともに、図11の構成における間座
v2と同様の間座v21を、図14のように、搬送方向
Mに沿った移動固定用長穴v23を設けた短冊状の覆板
に変更することによって、導入路22の下端側が間座v
21によって距離Lsの範囲で移動できるよう構成した
ものである。
【0117】図14において、間座v21には、上流側
に移動固定用長穴v23を移動する距離Lsの長さにし
て設けてあり、また中央付近に入込穴20Z1・ねじ穴
2222eと同様の入込穴v3・ねじ穴v4を設けると
とともに、入込穴v3の上流側に転向部分60をスポッ
ト溶接・ねじ止めなどにより固定してある。
【0118】また、移動入込用長穴v22の長さLrを
移動固定用長穴v23の長さLsよりも入込穴v3・転
向部分60の長さLtの分だけ大きくすることによっ
て、入込穴v3・転向部分60が距離Lsの範囲で移動
できるように構成してある。
【0119】さらに、転向部分の幅B12を入込穴v3
の幅B11と同一または幅B11よりも大きくするとと
もに、転向部分の幅B12と移動入込用長穴v22の幅
B13とを遊び嵌めできる程度の大きさにすることによ
って、転向部分60が移動入込用長穴v22内を摺動し
ながら移動するように構成してある。
【0120】なお、移動入込用長穴v22の下流側の中
央に設けた切欠穴v24は、導入路22を最下流側に移
動した際に取付ねじ22fの下端が邪魔にならないよう
にするための逃げ穴である。
【0121】そして、導入路22を取付ねじ22f・取
付穴22d・ねじ穴v4によって間座v21に組付固定
した後に、入込穴v3・転向部分60の部分を移動入込
用長穴v22に入れ込み、取付ねじv26v・移動固定
用長穴v23を移動固定用長穴v23の上流側の設けた
ねじ穴v25に固定することによって、導入路22を搬
送路20に組付固定できる。
【0122】したがって、管状体22Pの屈曲の曲率1
/Rを所定の曲率1/Rs以下に低減した位置に導入路
22を位置付けるには、取付ねじv26を緩めた状態
で、導入路22を移動して、図13の〔小距離組付状
態〕または〔大距離組付状態〕の状態にした後に、取付
ねじv26を締め付ければよいわけである。
【0123】なお、図13において、直交方向距離Lv
が更に小さい場合には、導入路22を、図8の構成と同
様に、図3の垂直接続型の導入路22に変更して構成す
ることによって、管状体22Pの屈曲の曲率1/Rを所
定の曲率1/Rs以下に低減することができる。
【0124】〔変形実施〕この発明は次のように変形し
て実施することを含むものである。 (1)図10・図11・図12の構成における導入路2
2を図3の垂直接続型の導入路22に変更して構成す
る。
【0125】(2)図13・図14の構成における導入
路22の下端側を、図1・図2の構成と同様に、入込口
20Z1が搬送方向Mと平行な方向、すなわち、硬貨1
0の直径方向が搬送方向と平行な方向になるように変更
して構成する。
【0126】(3)図10・図12の構成を、上記の第
5従来技術の構成、すなわち、導入路22を水平面内に
おいて搬送方向Mと硬貨10の直径方向とが直交するよ
に配置した構成に適用して構成する。
【0127】(4)第1実施例〜第6実施例・上記
(1)〜(3)の構成のうちの任意の複数を組み合わせ
て構成することにより、さらに、曲率1/Rの低減を向
上し得るように構成する。
【0128】(5)第1実施例〜第6実施例・上記
(1)〜(4)の構成を、図20・図23の構成におけ
る連動機構23・補助路24の上流側・下流側に位置付
けられた導入路22と搬送路20との接続箇所20Zに
適用して構成する。 (6)第1実施例〜第6実施例・上記(1)〜(5)の
構成を、上記の第6従来技術・第7従来技術の構成に適
用して構成する。
【0129】
【発明の効果】この発明によれば、以上のように、硬貨
の入込部分の配置の都合によって搬送方向装備距離・直
交方向装備距離が変化した場合でも、導入路と搬送路と
の接続箇所を、装置の組付現場で、複数所の接続箇所の
1つを選択したり、導入路の方向と搬送路の方向との交
差角度を変更したり、接続箇所を搬送路の方向に沿って
移動したりすることができるので、導入路の管状体の可
撓性による曲率を硬貨の通過が阻害されない曲率以下に
低減できる。
【0130】したがって、組付現場での再加工が不要に
なり、現場での作業期間を短縮できるので、硬貨搬送装
置を安価に提供し得るほか、装置の設置場所の制限を緩
和することができる。
【0131】また、硬貨搬送装置を設けたパチンコ台島
では、現場での作業期間を短縮できるため、開店や改装
を遅延させることが無くなり、稼働効率を向上させるこ
とができるなどの特長が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面中、図1〜図14はこの発明の実施例を、また、図
15〜図23は従来技術を示し、各図の内容は次のとお
りである。
【図1】要部構成横断平面図
【図2】要部構成分解状態斜視図
【図3】要部構成分解状態・組立状態斜視図
【図4】要部構成分解状態・組立状態斜視図
【図5】要部構成分解状態斜視図
【図6】要部構成分解状態斜視・横断平面・分解状態背
面図
【図7】要部構成分解状態斜視図
【図8】要部構成分解状態斜視図
【図9】要部構成横断平面図
【図10】要部構成分解状態斜視図
【図11】要部構成分解状態斜視図
【図12】要部構成分解状態斜視図
【図13】要部構成横断平面図
【図14】要部構成分解状態斜視図
【図15】全体構成正面図
【図16】全体構成縦断側面・横断平面図
【図17】要部構成内部斜視図
【図18】要部構成斜視図
【図19】要部構成縦断側面図
【図20】全体構成正面図
【図21】要部構成横断平面図
【図22】要部構成背面部分断面斜視図
【図23】要部構成背面部分断面斜視図
【符号の説明】
10 硬貨 11A・11B プーリ 12 ベルト 13 案内部分 13A 案内体 13A1 水平部分 13B 蓋体 13C 蓋体 20 搬送路 20A 分割搬送路 20a 背面 20b 通路 20X 硬貨入込部分 20Y 硬貨出口 20Z 接続箇所 20Z1 入込穴 21 硬貨入口 22 導入路 22L 曲管状体 22L1 導管部分 22L2 導管部分 22P 管状体 22R 端末接続用部材 22S 端末接続用部材 22S1 保持部分 22S2 固定枠部分 22T 上端固定用部材 22Z2 蓋体 22a 通路 22b 取付穴 22c ねじ穴 22d 取付穴 22e ねじ穴 22f 取付ねじ 22g 引っ掛け溝 22h ねじ穴 22j 取付ねじ 22k 上端部分 22m 引っ掛け溝 22n 取付ねじ 22p ねじ穴 22w 鋼線 22x 屈曲箇所 23 連動機構 24 補助路 25 分離ローラ 25A 突条 25B 隙間 26 駆動部分 26A 駆動モータ 26B 減速伝動機構 30 紙幣 30X 紙幣入込部分 31 紙幣入口 40 玉貸機 40A 本体部分 40B 外枠部分 50 外箱 50A 台枠部分 50B 蓋枠部分 51 壁部 60 転向部分 61 隙間 70X 遊技球送出部分 80 収納部分 80A 収納口 81 計数部分 82 貯留箱 83 保護覆 100 パチンコ台 200 硬貨搬送装置 300 紙幣搬送路 500 パチンコ台島装置 B11 幅 B12 幅 B13 幅 D1 長径 D2 短径 Dx 外径・直径 d1 長径 d2 短径 L1 長さ L2 長さ Lt 長さ Lv 直交方向装備距離 Lx 搬送方向装備距離 Ly 接続距離 Lz 全長 Lr 長さ Ls 距離 M 搬送方向 P1 間隔 R 曲率1/Rの半径 R11 半径 R21 半径 S 導入路の方向 s1 基体部分 s2 開口部分 s3 掛け爪 s4 突条 s5 張出部分 s11 貫通穴 s21 張出部分 s22 張出部分 u1 枠体部分 u1a 上面 u2 開口部分 u3・u4 張出部分 u5 貫通穴 u6 ねじ穴 u7 締付用ねじ u9 内端側 u10 外側端 u11・u12 壁部 u13 凹部 u14 掛け爪 u15 舌状部分 u21・u22 張出部分 u23 取付穴 v1 円形穴 v2 間座 v3 入込穴 v4 ねじ穴 v5 取付ねじ v6 長穴 v7 ねじ穴 v11 入込穴 v13 間座 v14 ねじ穴 v15 取付ねじ v16 取付穴 v17 取付ねじ v18 扇形穴 v19 ねじ穴 v20 切欠穴 v21 間座 v22 移動入込用長穴 v23 移動固定用長穴 v24 切欠穴 v25 ねじ穴 v26 取付ねじ W 幅 θ1・θ2・θ3 傾斜角度 θ11・θ12 交差角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤谷 潔 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 2C088 BC78 CA23 3E001 AA01 AB01 BA01 CA08 DA14 FA22 FA23

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性をもつ管状体による導入路から入
    れ込まれる硬貨を水平方向の搬送路によって搬送する硬
    貨搬送装置であって、 前記導入路と前記搬送路とを接続する接続箇所を前記搬
    送路に沿って複数設けるとともに、前記複数のうちの1
    つを選択して前記接続を行うことにより、前記可撓性に
    よる前記管状体の屈曲を所定の曲率以下に低減する曲率
    低減手段を具備することを特徴とする硬貨搬送装置。
  2. 【請求項2】 可撓性をもつ管状体による導入路から入
    れ込まれる硬貨を水平方向の搬送路によって搬送する硬
    貨搬送装置であって、 前記導入路と前記搬送路とを接続する接続箇所に前記導
    入路の方向と前記搬送路の方向との交差角度を変更して
    固定する接続固定部分を設けるとともに、前記交差角度
    を変更することにより、前記可撓性による前記管状体の
    屈曲を所定の曲率以下に低減する曲率低減手段を具備す
    ることを特徴とする硬貨搬送装置。
  3. 【請求項3】 可撓性をもつ管状体による導入路から入
    れ込まれる硬貨を水平方向の搬送路によって搬送する硬
    貨搬送装置であって、 前記導入路と前記搬送路とを接続する接続箇所に前記導
    入路の方向と前記搬送路の方向とを斜めの交差角度にし
    て固定する接続固定部分を設けるとともに、前記交差角
    度によって前記可撓性による前記管状体の屈曲を所定の
    曲率以下に低減する曲率低減手段を具備することを特徴
    とする硬貨搬送装置。
  4. 【請求項4】 可撓性をもつ管状体による導入路から入
    れ込まれる硬貨を水平方向の搬送路によって搬送する硬
    貨搬送装置であって、 前記導入路と前記搬送路とを接続する接続箇所を前記搬
    送路に沿って移動した後に固定する接続固定部分を設け
    るとともに、前記前記移動によって前記可撓性による前
    記管状体の屈曲を所定の曲率以下に低減する曲率低減手
    段を具備することを特徴とする硬貨搬送装置。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    の硬貨搬送装置を具備することを特徴とするパチンコ台
    島列装置。
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