JP2002371306A - 廃棄合成樹脂類の処理方法 - Google Patents
廃棄合成樹脂類の処理方法Info
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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- Y02P20/143—Feedstock the feedstock being recycled material, e.g. plastics
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- Coke Industry (AREA)
- Manufacture Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 製銑工程において、多額の設備投資や製品品
質への悪影響を懸念することなく廃棄合成樹脂類を効率
的に処理できる手段を確立する。 【解決手段】 廃棄合成樹脂類をコ−クス炉で熱分解処
理すると共に、コ−クス炉への装入処理過程で二次的に
発生する“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”
を高炉にて燃焼処理する。この場合、高炉で処理する廃
棄合成樹脂類は原料炭と混合して使用するのが良い。ま
た、廃棄合成樹脂類を粒度の大きいものと小さいものと
に分別し、大きさの大きいものをコ−クス炉で、大きさ
の小さいものを高炉で処理するのも効果的である。
質への悪影響を懸念することなく廃棄合成樹脂類を効率
的に処理できる手段を確立する。 【解決手段】 廃棄合成樹脂類をコ−クス炉で熱分解処
理すると共に、コ−クス炉への装入処理過程で二次的に
発生する“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”
を高炉にて燃焼処理する。この場合、高炉で処理する廃
棄合成樹脂類は原料炭と混合して使用するのが良い。ま
た、廃棄合成樹脂類を粒度の大きいものと小さいものと
に分別し、大きさの大きいものをコ−クス炉で、大きさ
の小さいものを高炉で処理するのも効果的である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、廃棄合成樹脂類
をコ−クス炉と高炉を用いて効果的に処理する方法に関
するものである。
をコ−クス炉と高炉を用いて効果的に処理する方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、経済活動の拡大に伴って合成樹脂
類(プラスチック類やタイヤ類等)の廃棄量は年間1千
万トンに達する勢いで増加する傾向にあり、これらにつ
いては有効利用されている量は少なく、大部分が埋め立
て処理あるいは焼却処理されている。
類(プラスチック類やタイヤ類等)の廃棄量は年間1千
万トンに達する勢いで増加する傾向にあり、これらにつ
いては有効利用されている量は少なく、大部分が埋め立
て処理あるいは焼却処理されている。
【0003】しかしながら、廃棄物を埋め立て処理する
処理地の確保が次第に困難となってきており、その対策
が大きな社会環境問題となっている。また、合成樹脂類
の焼却処理では、焼却時に発生するダイオキシン対策が
大きな課題となっている。このため、環境への悪影響を
回避できる廃棄合成樹脂類の処理方法あるいは有効利用
の開発が急がれている。
処理地の確保が次第に困難となってきており、その対策
が大きな社会環境問題となっている。また、合成樹脂類
の焼却処理では、焼却時に発生するダイオキシン対策が
大きな課題となっている。このため、環境への悪影響を
回避できる廃棄合成樹脂類の処理方法あるいは有効利用
の開発が急がれている。
【0004】ところで、上記状況を踏まえた廃棄合成樹
脂類の処理技術として、廃プラスチック等の合成樹脂類
をコ−クス炉で熱分解処理する方法や高炉で還元剤とし
て燃焼させる方法が注目されている。
脂類の処理技術として、廃プラスチック等の合成樹脂類
をコ−クス炉で熱分解処理する方法や高炉で還元剤とし
て燃焼させる方法が注目されている。
【0005】例えば特開平6−228565号公報に
は、廃プラスチックをコ−クス炉で熱分解処理する方法
が示されている。この方法は、廃プラスチックを3mm以
下程度の粒径に砕いて装入炭に混ぜ、これをコ−クス炉
に装入して乾留することを特徴とするものであり、40
0℃以上で分解するプラスチックの“分解ガス成分”や
“残渣としてのカ−ボン”がそれぞれ石炭の乾留による
“生成ガス”及び“残渣であるコ−クス”に類似してい
ることから、プラスチックと装入炭とを混合して乾留し
てもコ−クス炉やガス精製設備に問題を生じないとの知
見に基づいた技術である。
は、廃プラスチックをコ−クス炉で熱分解処理する方法
が示されている。この方法は、廃プラスチックを3mm以
下程度の粒径に砕いて装入炭に混ぜ、これをコ−クス炉
に装入して乾留することを特徴とするものであり、40
0℃以上で分解するプラスチックの“分解ガス成分”や
“残渣としてのカ−ボン”がそれぞれ石炭の乾留による
“生成ガス”及び“残渣であるコ−クス”に類似してい
ることから、プラスチックと装入炭とを混合して乾留し
てもコ−クス炉やガス精製設備に問題を生じないとの知
見に基づいた技術である。
【0006】しかし、上記方法のように微粉砕した合成
樹脂類をそのまま装入炭あるいは成型炭(以降、 これら
を“原料炭”と総称する)と混合してコ−クス炉で処理
する技術には、乾留して生産されるコ−クスの品質(特
に品質の重要な指標である強度)が低下するという問題
があった。
樹脂類をそのまま装入炭あるいは成型炭(以降、 これら
を“原料炭”と総称する)と混合してコ−クス炉で処理
する技術には、乾留して生産されるコ−クスの品質(特
に品質の重要な指標である強度)が低下するという問題
があった。
【0007】そこで、合成樹脂類と原料炭をコ−クス炉
に挿入する前に予備処理を施し、これによってコ−クス
炉で生産されるコ−クスの品質低下を防止する方法が提
案された。例えば特開平2000−53970号公報に
は、廃プラスチックと重質油とを混合して加熱・重合処
理を行い、これを石炭の粘結助剤として原料炭に添加し
てからコ−クス炉へ装入する方法が示されており、この
方法によれば得られるコ−クスの強度上昇が可能である
とされている。また、特開平2000−192049号
公報には、“樹脂の粉体に無機物を含む粉体が混合され
ているプリンタ−等の廃トナ−”を重質油と混合し、こ
の混合物を新装炭と共にコ−クス炉に装入することによ
って廃トナ−を熱分解する方法が開示されており、これ
によっても得られるコ−クスの強度上昇が可能になると
説明されている。
に挿入する前に予備処理を施し、これによってコ−クス
炉で生産されるコ−クスの品質低下を防止する方法が提
案された。例えば特開平2000−53970号公報に
は、廃プラスチックと重質油とを混合して加熱・重合処
理を行い、これを石炭の粘結助剤として原料炭に添加し
てからコ−クス炉へ装入する方法が示されており、この
方法によれば得られるコ−クスの強度上昇が可能である
とされている。また、特開平2000−192049号
公報には、“樹脂の粉体に無機物を含む粉体が混合され
ているプリンタ−等の廃トナ−”を重質油と混合し、こ
の混合物を新装炭と共にコ−クス炉に装入することによ
って廃トナ−を熱分解する方法が開示されており、これ
によっても得られるコ−クスの強度上昇が可能になると
説明されている。
【0008】しかしながら、コ−クス炉へ装入する前に
重質油を加えて予備処理を施すこれらの方法は、バイン
ダ−となる前記重質油の準備が必要であるほか、加熱・
重合処理のための熱源や設備、更には重質油混入物を原
料炭へ添加するための格別な設備が必要であり、少なか
らぬコスト高を余儀無くされるものであった。
重質油を加えて予備処理を施すこれらの方法は、バイン
ダ−となる前記重質油の準備が必要であるほか、加熱・
重合処理のための熱源や設備、更には重質油混入物を原
料炭へ添加するための格別な設備が必要であり、少なか
らぬコスト高を余儀無くされるものであった。
【0009】一方、特開平2000−136393号公
報には、廃プラスチックの一部を高炉で還元剤として燃
焼処理すると共に、高炉で処理し切れない廃プラスチッ
クをコ−クス炉で熱分解処理する方法が提案されてい
る。
報には、廃プラスチックの一部を高炉で還元剤として燃
焼処理すると共に、高炉で処理し切れない廃プラスチッ
クをコ−クス炉で熱分解処理する方法が提案されてい
る。
【0010】ただ、上記提案に基づいて廃棄合成樹脂類
を高炉で燃焼処理する場合、燃焼性向上のために極力細
かい粒径のもの(微粉状のもの)が要求される。また、
合成樹脂類の高炉への装入にはPCI炭と同様に高炉羽
口からの装入方式が採られるので、合成樹脂類を単に粉
砕しただけで使用することは工業規模では極めて難し
く、そのため熱により溶融又は半溶融化させた後に固化
させることにより減容化したものを粒状化して使用する
ことが望まれるが、このように粒状化したものについて
も、燃焼性や羽口からの装入性の観点から粒径の小さい
ものが必要である。しかも、廃棄合成樹脂類に含まれて
いる塩素等の害のため、高炉での廃棄合成樹脂類の処理
量をむやみに増やすことはできず、その一部あるいは残
部についてはコ−クス炉による処理が欠かせなかった。
ところが、このような高炉装入用合成樹脂類の“高炉で
処理し切れない分”をコ−クス炉に回して処理した場合
には、コ−クス炉で生産されるコ−クスの品質低下(品
質の重要な指標である強度の低下)を招いてしまうとい
う問題を生じ、高炉とコ−クス炉の両者で廃棄合成樹脂
類を処理しようとした上記提案は十分に満足できるもの
とは言えなかった。
を高炉で燃焼処理する場合、燃焼性向上のために極力細
かい粒径のもの(微粉状のもの)が要求される。また、
合成樹脂類の高炉への装入にはPCI炭と同様に高炉羽
口からの装入方式が採られるので、合成樹脂類を単に粉
砕しただけで使用することは工業規模では極めて難し
く、そのため熱により溶融又は半溶融化させた後に固化
させることにより減容化したものを粒状化して使用する
ことが望まれるが、このように粒状化したものについて
も、燃焼性や羽口からの装入性の観点から粒径の小さい
ものが必要である。しかも、廃棄合成樹脂類に含まれて
いる塩素等の害のため、高炉での廃棄合成樹脂類の処理
量をむやみに増やすことはできず、その一部あるいは残
部についてはコ−クス炉による処理が欠かせなかった。
ところが、このような高炉装入用合成樹脂類の“高炉で
処理し切れない分”をコ−クス炉に回して処理した場合
には、コ−クス炉で生産されるコ−クスの品質低下(品
質の重要な指標である強度の低下)を招いてしまうとい
う問題を生じ、高炉とコ−クス炉の両者で廃棄合成樹脂
類を処理しようとした上記提案は十分に満足できるもの
とは言えなかった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようなことから、
本発明が目的としたのは、合成樹脂類の分解温度以上の
高温操業がなされる上に合成樹脂類の処理余力があると
考えられる鉄鋼製造の製銑工程において、多額の設備投
資を要することなく、また製品品質に悪影響を及ぼすこ
となく廃棄合成樹脂類を効率的に処理できる手段を確立
することである。
本発明が目的としたのは、合成樹脂類の分解温度以上の
高温操業がなされる上に合成樹脂類の処理余力があると
考えられる鉄鋼製造の製銑工程において、多額の設備投
資を要することなく、また製品品質に悪影響を及ぼすこ
となく廃棄合成樹脂類を効率的に処理できる手段を確立
することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記目的
を達成すべく、特に高炉及びコ−クス炉で合成樹脂類を
処理する際の問題点につき鋭意研究を行い、次の事項を
確認した。
を達成すべく、特に高炉及びコ−クス炉で合成樹脂類を
処理する際の問題点につき鋭意研究を行い、次の事項を
確認した。
【0013】即ち、まず、処理される合成樹脂類をコ−
クス炉で熱分解処理する際には、原料炭1トン当り10
kgを超えて合成樹脂類を装入すると急激にコ−クス品質
が低下するが、原料炭への同一装入量(添加量)で比較
すると、処理する合成樹脂類の粒径が大きいほどコ−ク
ス品質の低下が抑制されることを知見した。これは、コ
−クス炉で生産されたコ−クスを調査すると、添加した
合成樹脂類の粒径が小さかったものほど気孔が多く存在
し、粒径が大きかったものほど気孔の存在が少なかった
ことから、この気孔数の違いがコ−クス品質の最も重要
な指標である“コ−クス強度”に影響を及ぼすためであ
ると考えられる。従って、コ−クス炉で熱分解処理する
合成樹脂類としては、コ−クス品質の低下防止のため、
粉状ではなくて粒径が大きいもの(ペレット状のもの)
とすることが必要である。
クス炉で熱分解処理する際には、原料炭1トン当り10
kgを超えて合成樹脂類を装入すると急激にコ−クス品質
が低下するが、原料炭への同一装入量(添加量)で比較
すると、処理する合成樹脂類の粒径が大きいほどコ−ク
ス品質の低下が抑制されることを知見した。これは、コ
−クス炉で生産されたコ−クスを調査すると、添加した
合成樹脂類の粒径が小さかったものほど気孔が多く存在
し、粒径が大きかったものほど気孔の存在が少なかった
ことから、この気孔数の違いがコ−クス品質の最も重要
な指標である“コ−クス強度”に影響を及ぼすためであ
ると考えられる。従って、コ−クス炉で熱分解処理する
合成樹脂類としては、コ−クス品質の低下防止のため、
粉状ではなくて粒径が大きいもの(ペレット状のもの)
とすることが必要である。
【0014】一方、前述したように、高炉で処理する合
成樹脂類には燃焼性や羽口からの装入性の観点から粒径
の小さいものが必要である。
成樹脂類には燃焼性や羽口からの装入性の観点から粒径
の小さいものが必要である。
【0015】それ故、前記特開平2000−13639
3号公報に開示されている方法のように、廃棄合成樹脂
類の一部を高炉で還元剤として燃焼処理し、高炉で処理
し切れない廃棄合成樹脂類をコ−クス炉での熱分解処理
に回すためには、高炉処理用に粒度調整した廃棄合成樹
脂類をコ−クス炉での処理に適するように粒径を大きく
する装置(例えば成型器)が別に必要となる。つまり、
この方法は経済的に有効な方法でないと結論された。
3号公報に開示されている方法のように、廃棄合成樹脂
類の一部を高炉で還元剤として燃焼処理し、高炉で処理
し切れない廃棄合成樹脂類をコ−クス炉での熱分解処理
に回すためには、高炉処理用に粒度調整した廃棄合成樹
脂類をコ−クス炉での処理に適するように粒径を大きく
する装置(例えば成型器)が別に必要となる。つまり、
この方法は経済的に有効な方法でないと結論された。
【0016】そして、分解処理に供する合成樹脂類の望
ましい粒径は、一般的にはコ−クス炉で10mm以上、高
炉では10mm未満であり、コ−クス炉,高炉の両炉で好
適に共用できる合成樹脂類の粒径範囲は見つからなかっ
た。
ましい粒径は、一般的にはコ−クス炉で10mm以上、高
炉では10mm未満であり、コ−クス炉,高炉の両炉で好
適に共用できる合成樹脂類の粒径範囲は見つからなかっ
た。
【0017】しかし、本発明者等は、実際操業の検討を
通じて次のことを知るに至った。つまり、廃棄合成樹脂
類をコ−クス炉で熱分解処理する場合、コ−クス炉への
装入までの間に貯留ホッパ−等といった幾つかの設備に
被処理合成樹脂類を搬送したり、当該設備からの出し入
れを行ったりする工程が採られるが、コ−クス炉での処
理に適するように大きめに粒径調整された合成樹脂類で
あっても、この搬送過程等で受ける衝撃のために一部が
破壊され、粉化して粒径の小さいものとなる。このハン
ドリング過程における被処理合成樹脂類粉化量はそれほ
ど少なくはなく、この粉化した合成樹脂類をコ−クス炉
に投入することは前述したように問題である。
通じて次のことを知るに至った。つまり、廃棄合成樹脂
類をコ−クス炉で熱分解処理する場合、コ−クス炉への
装入までの間に貯留ホッパ−等といった幾つかの設備に
被処理合成樹脂類を搬送したり、当該設備からの出し入
れを行ったりする工程が採られるが、コ−クス炉での処
理に適するように大きめに粒径調整された合成樹脂類で
あっても、この搬送過程等で受ける衝撃のために一部が
破壊され、粉化して粒径の小さいものとなる。このハン
ドリング過程における被処理合成樹脂類粉化量はそれほ
ど少なくはなく、この粉化した合成樹脂類をコ−クス炉
に投入することは前述したように問題である。
【0018】しかるに、粉化して細粒となった合成樹脂
類は高炉での処理対象としては好適であるため、これを
分別して高炉で燃焼処理するようにすれば、コ−クス炉
で生産されるコ−クスの品質に悪影響を及ぼすことなく
廃棄樹脂類の効果的な分解処理が可能になる。
類は高炉での処理対象としては好適であるため、これを
分別して高炉で燃焼処理するようにすれば、コ−クス炉
で生産されるコ−クスの品質に悪影響を及ぼすことなく
廃棄樹脂類の効果的な分解処理が可能になる。
【0019】即ち、コ−クス炉への装入処理過程で二次
的に発生する粉化した廃棄合成樹脂類を回収し、これを
高炉で処理することによって、多額の設備投資を要する
ことなく、また環境問題や製銑用コ−クスの品質に係る
問題等を引き起こす懸念もない、廃棄合成樹脂類の効率
的な処理が可能であることを確認した。
的に発生する粉化した廃棄合成樹脂類を回収し、これを
高炉で処理することによって、多額の設備投資を要する
ことなく、また環境問題や製銑用コ−クスの品質に係る
問題等を引き起こす懸念もない、廃棄合成樹脂類の効率
的な処理が可能であることを確認した。
【0020】また、処理すべき廃棄合成樹脂類を大きさ
の大きいもの(粒径10mm以上)と小さいもの(粒径1
0mm未満)とに分別し、そのまま大きさの大きいものを
コ−クス炉で、大きさの小さいものを高炉で処理しても
同様の効果を得られることが分かった。
の大きいもの(粒径10mm以上)と小さいもの(粒径1
0mm未満)とに分別し、そのまま大きさの大きいものを
コ−クス炉で、大きさの小さいものを高炉で処理しても
同様の効果を得られることが分かった。
【0021】本発明は、上記知見事項等に基づいてなさ
れたものであり、次の合成樹脂類あるいは合成樹脂類を
含む廃棄物の処理方法を提供するものである。 廃棄合成樹脂類をコ−クス炉で熱分解処理すると共
に、コ−クス炉への装入処理過程で二次的に発生する
“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”を高炉に
て処理することを特徴とする、廃棄合成樹脂類の処理方
法。 コ−クス炉への装入処理過程で二次的に発生する
“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”を原料炭
と混合し、これを高炉にて処理することを特徴とする、
前記項記載の廃棄合成樹脂類の処理方法。 廃棄合成樹脂類を大きさの大きいものと小さいもの
とに分別し、大きさの大きいものをコ−クス炉で、大き
さの小さいものを高炉で処理することを特徴とする、廃
棄合成樹脂類の処理方法。
れたものであり、次の合成樹脂類あるいは合成樹脂類を
含む廃棄物の処理方法を提供するものである。 廃棄合成樹脂類をコ−クス炉で熱分解処理すると共
に、コ−クス炉への装入処理過程で二次的に発生する
“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”を高炉に
て処理することを特徴とする、廃棄合成樹脂類の処理方
法。 コ−クス炉への装入処理過程で二次的に発生する
“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”を原料炭
と混合し、これを高炉にて処理することを特徴とする、
前記項記載の廃棄合成樹脂類の処理方法。 廃棄合成樹脂類を大きさの大きいものと小さいもの
とに分別し、大きさの大きいものをコ−クス炉で、大き
さの小さいものを高炉で処理することを特徴とする、廃
棄合成樹脂類の処理方法。
【0022】
【発明の実施の形態】なお、前記「合成樹脂類」とは例
えばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)を始めとす
るポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,塩化
ビニル等の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂あるいは合成ゴ
ム等を意味し、本発明で言う「廃棄合成樹脂類」とは、
一般に廃プラスチックと呼ばれている“前記合成樹脂類
あるいはそれを含有する廃棄物(例えば古タイヤ等も含
む)”を意味するものである。
えばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)を始めとす
るポリエチレン,ポリプロピレン,ポリスチレン,塩化
ビニル等の熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂あるいは合成ゴ
ム等を意味し、本発明で言う「廃棄合成樹脂類」とは、
一般に廃プラスチックと呼ばれている“前記合成樹脂類
あるいはそれを含有する廃棄物(例えば古タイヤ等も含
む)”を意味するものである。
【0023】上述のように、本発明は、コ−クス炉で処
理する廃棄合成樹脂類(粒径の大きい合成樹脂類が対象
とされる)のハンドリング時に二次的に発生する“コ−
クス炉での処理に適しない合成樹脂類(粒径の小さい合
成樹脂類等)”を回収し、この回収した分を高炉で処理
することを骨子としているが、コ−クス炉での処理に供
される合成樹脂類等の粒径は、搬送性,原料炭との混合
性,原料炭と共に乾留した際のコ−クス品質を考慮し、
概ね10mm以上、好ましくは20mm以上程度の粒径であ
ることが好ましい。
理する廃棄合成樹脂類(粒径の大きい合成樹脂類が対象
とされる)のハンドリング時に二次的に発生する“コ−
クス炉での処理に適しない合成樹脂類(粒径の小さい合
成樹脂類等)”を回収し、この回収した分を高炉で処理
することを骨子としているが、コ−クス炉での処理に供
される合成樹脂類等の粒径は、搬送性,原料炭との混合
性,原料炭と共に乾留した際のコ−クス品質を考慮し、
概ね10mm以上、好ましくは20mm以上程度の粒径であ
ることが好ましい。
【0024】このような粒径の廃棄合成樹脂類をコ−ク
ス炉に装入する過程(ハンドリング過程)は、廃棄合成
樹脂類の受け入れホッパ−,受け入れた廃棄合成樹脂類
を貯留して適宜送り出すための貯留ホッパ−,原料炭に
添加するための切り出しホッパ−等を必要しており、更
に原料炭に添加された廃棄合成樹脂類はコ−クス炉に装
入するためにベルトコンベア−で一時貯留する石炭塔の
ホッパ−へと搬送されるが、この搬送過程において廃棄
合成樹脂類は衝撃を受けて破壊され、その一部は粒径の
小さい廃棄合成樹脂類となる。
ス炉に装入する過程(ハンドリング過程)は、廃棄合成
樹脂類の受け入れホッパ−,受け入れた廃棄合成樹脂類
を貯留して適宜送り出すための貯留ホッパ−,原料炭に
添加するための切り出しホッパ−等を必要しており、更
に原料炭に添加された廃棄合成樹脂類はコ−クス炉に装
入するためにベルトコンベア−で一時貯留する石炭塔の
ホッパ−へと搬送されるが、この搬送過程において廃棄
合成樹脂類は衝撃を受けて破壊され、その一部は粒径の
小さい廃棄合成樹脂類となる。
【0025】破壊されても10mm以上の粒径が確保され
ている廃棄合成樹脂類はコ−クス炉に装入されるもの
の、より粒径の小さい廃棄合成樹脂類については受け入
れホッパ−,貯留ホッパ−,切り出しホッパ−,ベルト
コンベア−の乗り継ぎ部等において集塵機等で捕集され
る。これら捕集された粒径の小さい廃棄合成樹脂類は、
コ−クス炉に装入すると前述したようにコ−クス品質
(特に品質の重要な指標である強度)に悪影響を及ぼす
ので、別途回収される。この回収された廃棄合成樹脂類
は、粒径が小さくて高炉での燃焼処理に適した粒径が1
0mm未満のものが殆どであるため、これを高炉に装入す
る還元剤の一部として処理する。
ている廃棄合成樹脂類はコ−クス炉に装入されるもの
の、より粒径の小さい廃棄合成樹脂類については受け入
れホッパ−,貯留ホッパ−,切り出しホッパ−,ベルト
コンベア−の乗り継ぎ部等において集塵機等で捕集され
る。これら捕集された粒径の小さい廃棄合成樹脂類は、
コ−クス炉に装入すると前述したようにコ−クス品質
(特に品質の重要な指標である強度)に悪影響を及ぼす
ので、別途回収される。この回収された廃棄合成樹脂類
は、粒径が小さくて高炉での燃焼処理に適した粒径が1
0mm未満のものが殆どであるため、これを高炉に装入す
る還元剤の一部として処理する。
【0026】これによって、特異な新設設備を要した
り、環境汚染や生産コ−クスの品質低下をもたらしたり
することなく、廃棄合成樹脂類のほぼ100%近い処理
を効率良く行うことが可能となる。
り、環境汚染や生産コ−クスの品質低下をもたらしたり
することなく、廃棄合成樹脂類のほぼ100%近い処理
を効率良く行うことが可能となる。
【0027】勿論、廃棄合成樹脂類を粒径の大きいもの
と小さいものに分別し、そのまま大きいものをコ−クス
炉で処理し、小さいものを高炉で処理してもほぼ同様の
効果を得られることは前述した通りである。
と小さいものに分別し、そのまま大きいものをコ−クス
炉で処理し、小さいものを高炉で処理してもほぼ同様の
効果を得られることは前述した通りである。
【0028】なお、高炉で処理する廃棄合成樹脂類は、
原料炭と混合してから高炉に補助燃料・還元剤として吹
き込むのが良い。原料炭である微粉炭と混合してから吹
き込むことにより、補助燃料としての均質性が保たれ、
燃焼効率が向上する。
原料炭と混合してから高炉に補助燃料・還元剤として吹
き込むのが良い。原料炭である微粉炭と混合してから吹
き込むことにより、補助燃料としての均質性が保たれ、
燃焼効率が向上する。
【0029】続いて、本発明を実施例により更に具体的
に説明する。
に説明する。
【実施例】コ−クス炉で廃棄合成樹脂類を処理する場合
には、例えば特開平6−228565号公報にも示され
ているように廃棄合成樹脂類を原料炭と事前に混合して
装入する手順が一般的に採用されるので、本実施例にお
いてもこの手順に従ってコ−クス炉による廃棄合成樹脂
類の処理を実施した。
には、例えば特開平6−228565号公報にも示され
ているように廃棄合成樹脂類を原料炭と事前に混合して
装入する手順が一般的に採用されるので、本実施例にお
いてもこの手順に従ってコ−クス炉による廃棄合成樹脂
類の処理を実施した。
【0030】図1は、本実施例で採用した廃棄合成樹脂
類の処理工程図である。図1において、コ−クス炉へ装
入する原料炭1は、原料炭貯蔵槽2を経て粉砕機3等に
より3mmアンダ−のものが約80%程度となる粒度に調
整され、更に配合槽4を経てから調湿炭設備5によって
6%前後の水分となるまで乾燥せしめられた後、原料炭
搬送コンベア−7によってコ−クス炉10の石炭塔8まで
搬送される。なお、符号9は装炭車である。
類の処理工程図である。図1において、コ−クス炉へ装
入する原料炭1は、原料炭貯蔵槽2を経て粉砕機3等に
より3mmアンダ−のものが約80%程度となる粒度に調
整され、更に配合槽4を経てから調湿炭設備5によって
6%前後の水分となるまで乾燥せしめられた後、原料炭
搬送コンベア−7によってコ−クス炉10の石炭塔8まで
搬送される。なお、符号9は装炭車である。
【0031】廃棄合成樹脂類をこの原料炭1に混合する
手法としては、原料炭1が調湿炭設備5から石炭塔8に
搬送される過程のベルトコンベア−7上に合成樹脂類添
加設備6によって合成樹脂類を添加する方法を採用し
た。
手法としては、原料炭1が調湿炭設備5から石炭塔8に
搬送される過程のベルトコンベア−7上に合成樹脂類添
加設備6によって合成樹脂類を添加する方法を採用し
た。
【0032】図2は、合成樹脂類添加設備6の詳細説明
図である。この合成樹脂類添加設備6では、廃棄合成樹
脂類を運搬してきたトラック20から受入れホッパ−21に
投入されてベルトコンベア−22で貯留ホッパ−23に一時
保管された廃棄合成樹脂類を、定量払い出し装置24によ
って一定量ずつ切り出し、ベルトコンベア−25で原料炭
搬送コンベア−7で搬送される原料炭に添加される処理
がなされる。
図である。この合成樹脂類添加設備6では、廃棄合成樹
脂類を運搬してきたトラック20から受入れホッパ−21に
投入されてベルトコンベア−22で貯留ホッパ−23に一時
保管された廃棄合成樹脂類を、定量払い出し装置24によ
って一定量ずつ切り出し、ベルトコンベア−25で原料炭
搬送コンベア−7で搬送される原料炭に添加される処理
がなされる。
【0033】これら廃棄合成樹脂類の受入れ及び搬送過
程において、合成樹脂類の粉化による発塵又は原料炭の
発塵が起きるが、その弊害を防ぐため要所に集塵機26を
配置して塵埃の捕集を行っている。表1に、設備の各場
所における合成樹脂類の粉化率を調査した結果の一例を
示した。
程において、合成樹脂類の粉化による発塵又は原料炭の
発塵が起きるが、その弊害を防ぐため要所に集塵機26を
配置して塵埃の捕集を行っている。表1に、設備の各場
所における合成樹脂類の粉化率を調査した結果の一例を
示した。
【0034】
【表1】
【0035】集塵機26で捕集された“合成樹脂類”又は
“合成樹脂類を添加した原料炭”をコ−クス炉10で使用
することは、コ−クスの品質に影響を及ぼすこととなる
ので必ずしも有利な方法ではない。そこで、この集塵機
26で捕集された“合成樹脂類”又は“合成樹脂類を添加
した原料炭”を、気流搬送設備27によって高炉用合成樹
脂類添加設備28に輸送し、高炉羽口29を介して高炉30に
吹き込み、補助燃料・還元剤として使用する。なお、高
炉羽口29からの吹き込み法としては、例えば特公昭51
−33493号公報等に記載されている方法、即ち“合
成樹脂類”又は“合成樹脂類を添加した原料炭”を気体
輸送して羽口から補助燃料・還元剤として吹き込むか、
あるいは“合成樹脂類”又は“合成樹脂類を添加した原
料炭”を重油と混合してスラリ−状として羽口から補助
燃料・還元剤として吹き込む等の方法によれば良い。
“合成樹脂類を添加した原料炭”をコ−クス炉10で使用
することは、コ−クスの品質に影響を及ぼすこととなる
ので必ずしも有利な方法ではない。そこで、この集塵機
26で捕集された“合成樹脂類”又は“合成樹脂類を添加
した原料炭”を、気流搬送設備27によって高炉用合成樹
脂類添加設備28に輸送し、高炉羽口29を介して高炉30に
吹き込み、補助燃料・還元剤として使用する。なお、高
炉羽口29からの吹き込み法としては、例えば特公昭51
−33493号公報等に記載されている方法、即ち“合
成樹脂類”又は“合成樹脂類を添加した原料炭”を気体
輸送して羽口から補助燃料・還元剤として吹き込むか、
あるいは“合成樹脂類”又は“合成樹脂類を添加した原
料炭”を重油と混合してスラリ−状として羽口から補助
燃料・還元剤として吹き込む等の方法によれば良い。
【0036】このように、集塵機26で捕集された“合成
樹脂類”又は“合成樹脂類を添加した原料炭”を高炉30
で使用するようにすれば、コ−クスの品質に悪影響を及
ぼさず、廃棄合成樹脂類もほぼ100%リサイクル使用
が可能となる。
樹脂類”又は“合成樹脂類を添加した原料炭”を高炉30
で使用するようにすれば、コ−クスの品質に悪影響を及
ぼさず、廃棄合成樹脂類もほぼ100%リサイクル使用
が可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上に説明した如く、この発明によれ
ば、コ−クス炉で処理する廃棄合成樹脂類の搬送過程等
で発生する“コ−クス炉での処理が不適切な(例えば細
粒の)合成樹脂類”を高炉で処理するようにし、コ−ク
ス炉では処理に適した廃棄合成樹脂類の処理を行うよう
にしたので、コ−クス品質の悪化を懸念することなく、
また処理が不適だとして廃棄合成樹脂類の一部を廃棄処
分するような事態を招くことなく、廃棄合成樹脂類のほ
ぼ完全なリサイクル利用が可能となるなど、極めて有用
な効果がもたらされる。
ば、コ−クス炉で処理する廃棄合成樹脂類の搬送過程等
で発生する“コ−クス炉での処理が不適切な(例えば細
粒の)合成樹脂類”を高炉で処理するようにし、コ−ク
ス炉では処理に適した廃棄合成樹脂類の処理を行うよう
にしたので、コ−クス品質の悪化を懸念することなく、
また処理が不適だとして廃棄合成樹脂類の一部を廃棄処
分するような事態を招くことなく、廃棄合成樹脂類のほ
ぼ完全なリサイクル利用が可能となるなど、極めて有用
な効果がもたらされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例で採用した廃棄合成樹脂類の処理工程
図である。
図である。
【図2】図1に示した合成樹脂類添加設備6の詳細説明
図である。
図である。
1 原料炭 2 原料炭貯留槽 3 粉砕機 4 配合槽 5 調湿炭設備 6 合成樹脂類添加設備 7 原料炭搬送コンベア− 8 石炭塔 9 装炭車 10 コ−クス炉 11 押出し機 12 ガイド車 13 バケット車 20 トラック 21 受入れホッパ− 22 ベルトコンベア− 23 貯留ホッパ− 24 定量払出し装置 25 ベルトコンベア− 26 集塵機 27 気流搬送設備 28 高炉用合成樹脂類添加設備 29 高炉羽口 30 高炉
Claims (3)
- 【請求項1】 廃棄合成樹脂類をコ−クス炉で熱分解処
理すると共に、コ−クス炉への装入処理過程で二次的に
発生する“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”
を高炉にて処理することを特徴とする、廃棄合成樹脂類
の処理方法。 - 【請求項2】 コ−クス炉への装入処理過程で二次的に
発生する“コ−クス炉での処理が不適切な合成樹脂類”
を原料炭と混合し、これを高炉にて処理することを特徴
とする、請求項1記載の廃棄合成樹脂類の処理方法。 - 【請求項3】 廃棄合成樹脂類を大きさの大きいものと
小さいものとに分別し、大きさの大きいものをコ−クス
炉で、大きさの小さいものを高炉で処理することを特徴
とする、廃棄合成樹脂類の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184282A JP2002371306A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 廃棄合成樹脂類の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001184282A JP2002371306A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 廃棄合成樹脂類の処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002371306A true JP2002371306A (ja) | 2002-12-26 |
Family
ID=19024073
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001184282A Withdrawn JP2002371306A (ja) | 2001-06-19 | 2001-06-19 | 廃棄合成樹脂類の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002371306A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057078A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Nippon Steel Corp | 製鉄用石炭の貯蔵方法および貯蔵設備 |
CN104726120A (zh) * | 2013-12-23 | 2015-06-24 | Posco公司 | 用于生产焦炭的混合物及使用所述混合物生产焦炭的方法 |
-
2001
- 2001-06-19 JP JP2001184282A patent/JP2002371306A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057078A (ja) * | 2010-09-10 | 2012-03-22 | Nippon Steel Corp | 製鉄用石炭の貯蔵方法および貯蔵設備 |
CN104726120A (zh) * | 2013-12-23 | 2015-06-24 | Posco公司 | 用于生产焦炭的混合物及使用所述混合物生产焦炭的方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040615 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20061031 |