JP2002370973A - 生薬パッチ剤 - Google Patents
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 患部に付けて痛みを緩和させるだけでなく、
有効性分として天然物を使用するので皮膚に付着しても
全く副作用のない新しい概念の生薬パッチ剤を提供しよ
うとする。 【解決手段】 有効性分として、天然物を使用する。梔
子及び生地黄を使用し、更に味噌、小麦粉及び緑茶を特
定比率に追加的に混合処方する。すなわち梔子100重量
部に対して、生地黄50〜200重量部、味噌30〜120重量部
及び小麦粉10〜120重量部を包含して生薬パッチ剤を製
造する。 【発明の効果】 前記各生薬を化学的操作を行うことな
く、自然に近い状態で使用することで、有機化合物の使
用による副作用を防止し、それら生薬の薬効を極大化し
得る効果がある。
有効性分として天然物を使用するので皮膚に付着しても
全く副作用のない新しい概念の生薬パッチ剤を提供しよ
うとする。 【解決手段】 有効性分として、天然物を使用する。梔
子及び生地黄を使用し、更に味噌、小麦粉及び緑茶を特
定比率に追加的に混合処方する。すなわち梔子100重量
部に対して、生地黄50〜200重量部、味噌30〜120重量部
及び小麦粉10〜120重量部を包含して生薬パッチ剤を製
造する。 【発明の効果】 前記各生薬を化学的操作を行うことな
く、自然に近い状態で使用することで、有機化合物の使
用による副作用を防止し、それら生薬の薬効を極大化し
得る効果がある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、生薬パッチ剤に係
るもので、詳しくは、有効性分として、抗菌、鎮静解
熱、止血などの効能を有する梔子及び、血の熱を下ろし
固まった血を解いてお血（古い血、また、とどこおった
血のこと）を良くし創傷の治療効能を有する生地黄を使
用し、味噌、小麦粉及び緑茶を特定比率に追加的に混合
処方することで、鎮痛／消炎、捻挫、打撲、筋肉痛、関
節通、腰痛、肩こり、神経痛、リューマチなどを病んで
いる患部に付けて痛みを緩和させるだけでなく、有効性
分として天然物を使用するので皮膚に付着しても全く副
作用のない新しい概念の生薬パッチ剤に関するものであ
る。
るもので、詳しくは、有効性分として、抗菌、鎮静解
熱、止血などの効能を有する梔子及び、血の熱を下ろし
固まった血を解いてお血（古い血、また、とどこおった
血のこと）を良くし創傷の治療効能を有する生地黄を使
用し、味噌、小麦粉及び緑茶を特定比率に追加的に混合
処方することで、鎮痛／消炎、捻挫、打撲、筋肉痛、関
節通、腰痛、肩こり、神経痛、リューマチなどを病んで
いる患部に付けて痛みを緩和させるだけでなく、有効性
分として天然物を使用するので皮膚に付着しても全く副
作用のない新しい概念の生薬パッチ剤に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、鎮痛／消炎、捻挫、打撲、筋肉
痛、関節通、腰痛、肩こり、神経痛及びリューマチを治
療するために、内用薬の鎮痛剤またはパッチ剤が使用さ
れていた。
痛、関節通、腰痛、肩こり、神経痛及びリューマチを治
療するために、内用薬の鎮痛剤またはパッチ剤が使用さ
れていた。
【０００３】然るに、前記内用薬は、特定薬物を経口投
与するので、胃腸障害を引き起こすという不都合な点が
あった。
与するので、胃腸障害を引き起こすという不都合な点が
あった。
【０００４】また、前記パッチ剤は、薬物を経皮投与す
るもので、薬物を比較的長時間に亘って少しずつ持続的
に投与する長所があるが、従来のパッチ剤は、薬物の主
成分が特定の効能を有するように人工的に製造された有
機化合物で、且つ、そのような有機化合物を製造するた
めの製造工程が複雑で、高価であるという不都合な点が
あった。
るもので、薬物を比較的長時間に亘って少しずつ持続的
に投与する長所があるが、従来のパッチ剤は、薬物の主
成分が特定の効能を有するように人工的に製造された有
機化合物で、且つ、そのような有機化合物を製造するた
めの製造工程が複雑で、高価であるという不都合な点が
あった。
【０００５】このような問題点を解決するために、大韓
民国登録実用新案第20-0161528号には、梔子を使用して
製造したシップ剤が開示されている。然し、前記発明
は、有効性分として梔子だけを使用しているので、効果
が充分でないという不都合な点があった。
民国登録実用新案第20-0161528号には、梔子を使用して
製造したシップ剤が開示されている。然し、前記発明
は、有効性分として梔子だけを使用しているので、効果
が充分でないという不都合な点があった。
【０００６】また、大韓民国特許登録第96-0004017号
は、梔子の抽出物を利用した経皮投与剤に関して開示し
ているが、同じように有効性分として梔子だけを使用し
ているので、効果が不十分であった。
は、梔子の抽出物を利用した経皮投与剤に関して開示し
ているが、同じように有効性分として梔子だけを使用し
ているので、効果が不十分であった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、上述し
たような問題点を解決するために、特定の薬理効果を有
する漢方材の梔子及び生地黄を混合処方することで、従
来は期待することのできなかった新しい概念の生薬パッ
チ剤を製造して本発明を完成した。
たような問題点を解決するために、特定の薬理効果を有
する漢方材の梔子及び生地黄を混合処方することで、従
来は期待することのできなかった新しい概念の生薬パッ
チ剤を製造して本発明を完成した。
【０００８】従って、本発明は、日常生活で容易に接す
ることができる生薬材からなるパッチ剤を提示すること
で、有機化合物の使用による副作用を防止すると共に、
患部に直接付けることで鎮痛／消炎、捻挫、打撲、筋肉
痛、関節通、腰痛、肩こり、神経痛及びリューマチなど
の痛み緩和に効果的な生薬成分のパッチ剤を提供するこ
とを目的とする。
ることができる生薬材からなるパッチ剤を提示すること
で、有機化合物の使用による副作用を防止すると共に、
患部に直接付けることで鎮痛／消炎、捻挫、打撲、筋肉
痛、関節通、腰痛、肩こり、神経痛及びリューマチなど
の痛み緩和に効果的な生薬成分のパッチ剤を提供するこ
とを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るため、本発明に係る生薬パッチ剤においては、梔子10
0重量部に対して、生地黄50〜200重量部、味噌30〜120
重量部及び小麦粉10〜120重量部を包含して構成され、
緑茶20〜30重量部を追加包含することを特徴とする。
るため、本発明に係る生薬パッチ剤においては、梔子10
0重量部に対して、生地黄50〜200重量部、味噌30〜120
重量部及び小麦粉10〜120重量部を包含して構成され、
緑茶20〜30重量部を追加包含することを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に対
し、図面を用いて説明する。本発明に係る生薬パッチ剤
は、梔子を包含する成分からなるパッチ剤であって、梔
子100重量部に対し、生地黄50〜200重量部、味噌30〜12
0重量部及び小麦粉10〜120重量部を包含する生薬パッチ
剤であることを特徴とする
し、図面を用いて説明する。本発明に係る生薬パッチ剤
は、梔子を包含する成分からなるパッチ剤であって、梔
子100重量部に対し、生地黄50〜200重量部、味噌30〜12
0重量部及び小麦粉10〜120重量部を包含する生薬パッチ
剤であることを特徴とする
【００１１】以下、本発明について一層詳しく説明す
る。本発明の有効成分として用いられる前記梔子は、従
来から利尿、眼病及び黄疸などを治癒するための漢方材
として広用されるもので、利胆、肝臓保護、坑菌、抗錆
菌、鎮静解熱及び止血などの効果があって、このような
梔子は、水溶液またはアルコール水溶液により冷沈また
は加温抽出した後、不溶性物質を除去して得られた凍結
乾燥粉末または減圧乾燥粉末や流動エキスを利用するこ
とができる。
る。本発明の有効成分として用いられる前記梔子は、従
来から利尿、眼病及び黄疸などを治癒するための漢方材
として広用されるもので、利胆、肝臓保護、坑菌、抗錆
菌、鎮静解熱及び止血などの効果があって、このような
梔子は、水溶液またはアルコール水溶液により冷沈また
は加温抽出した後、不溶性物質を除去して得られた凍結
乾燥粉末または減圧乾燥粉末や流動エキスを利用するこ
とができる。
【００１２】前記梔子は、生薬パッチ剤中に100重量部
を含有することが好ましく、もし、前記範囲を外れる
と、薬効が低下する。
を含有することが好ましく、もし、前記範囲を外れる
と、薬効が低下する。
【００１３】そして、本発明のもう1つの有効性分とし
て用いられる前記生地黄は、主に心臓及び肝臓に作用す
るもので、慈蔭凉血作用が強く、糖尿病による津液消失
や渇きに効果的で、心血を補し、胸の熱を除去して、血
を生成し血の熱を冷ますので全ての熱を下ろし、固まっ
た血を解いてお血（ふるい血、また、とどこおった血の
こと）を良くする。また、生地黄は薬の性質が冷たいの
で、熱くなった血を冷まして鼻血や血を吐く場合に止血
作用を行うと共に、皮膚に熱による斑点が生じた時、該
斑点を除去する作用がある。
て用いられる前記生地黄は、主に心臓及び肝臓に作用す
るもので、慈蔭凉血作用が強く、糖尿病による津液消失
や渇きに効果的で、心血を補し、胸の熱を除去して、血
を生成し血の熱を冷ますので全ての熱を下ろし、固まっ
た血を解いてお血（ふるい血、また、とどこおった血の
こと）を良くする。また、生地黄は薬の性質が冷たいの
で、熱くなった血を冷まして鼻血や血を吐く場合に止血
作用を行うと共に、皮膚に熱による斑点が生じた時、該
斑点を除去する作用がある。
【００１４】このような薬理効果を有する生地黄は、前
記梔子100重量部に対して50〜200重量部を含有すること
が好ましく、もし、含有量が50重量部未満であると薬効
が発揮されず、200重量部を超えると長期保管時に安定
性が低下するという問題点がある。
記梔子100重量部に対して50〜200重量部を含有すること
が好ましく、もし、含有量が50重量部未満であると薬効
が発揮されず、200重量部を超えると長期保管時に安定
性が低下するという問題点がある。
【００１５】且つ、前記味噌は、坑癌効果、血栓分解効
果、抗体生成効果、解毒作用、消化剤役割、高血圧予防
及び肝機能強化などの効果などがあり、本発明では、主
に消毒と毒を中和させる役割をする。その含有量は、前
記梔子100重量部に対して30〜120重量部が好ましく、も
し、含有量が30重量部未満であると薬効が低下し、120
重量部を超えると長期保管時に安定性が低下するという
問題点がある。
果、抗体生成効果、解毒作用、消化剤役割、高血圧予防
及び肝機能強化などの効果などがあり、本発明では、主
に消毒と毒を中和させる役割をする。その含有量は、前
記梔子100重量部に対して30〜120重量部が好ましく、も
し、含有量が30重量部未満であると薬効が低下し、120
重量部を超えると長期保管時に安定性が低下するという
問題点がある。
【００１６】また、前記小麦粉は、生薬パッチ剤を製造
するための接着性基剤として用いられるもので、パッチ
剤が皮膚に接触する時、皮膚を柔らかくして薬効の浸透
を容易にさせると共に、微細な傷を治癒する。また、常
温で皮膚または粘膜に容易に貼付されて、防腐、消毒、
収斂、麻酔、痛み緩和、傷口の保護の他に、痂皮（おで
きの瘡蓋）の軟化、分泌物の吸収及び肉芽の発生を促進
する目的で用いられる。前記小麦粉の含有量は、前記梔
子100重量部に対して10〜120重量部が好ましく、もし、
含有量が前記範囲を外れるとパッチ剤の製造が困難であ
る。また、前記小麦粉の代わりに澱粉を使用することも
できる。
するための接着性基剤として用いられるもので、パッチ
剤が皮膚に接触する時、皮膚を柔らかくして薬効の浸透
を容易にさせると共に、微細な傷を治癒する。また、常
温で皮膚または粘膜に容易に貼付されて、防腐、消毒、
収斂、麻酔、痛み緩和、傷口の保護の他に、痂皮（おで
きの瘡蓋）の軟化、分泌物の吸収及び肉芽の発生を促進
する目的で用いられる。前記小麦粉の含有量は、前記梔
子100重量部に対して10〜120重量部が好ましく、もし、
含有量が前記範囲を外れるとパッチ剤の製造が困難であ
る。また、前記小麦粉の代わりに澱粉を使用することも
できる。
【００１７】更に、前記緑茶は、一般に坑癌作用、動脈
硬化抑制作用、血圧上昇抑制作用、虫歯予防作用、血小
板凝集抑制作用、抗酸化作用、老化抑制作用及び重金属
除去作用などの薬効を有するもので、本発明では、消臭
作用を行うだけでなく、老化防止、各種菌に対して坑菌
作用及び抗炎症作用を行い、前記組成成分を有する本発
明の生薬パッチ剤に、前記梔子100重量部に対して前記
緑茶を20〜30重量部追加的に添加することができる。も
し、前記緑茶の含有量が20重量部未満であると消臭作
用、坑菌作用及び抗炎症作用を十分に発揮することがで
きず、また、含有量が30重量部を超えると薬効は優れる
が長期保管時に安定性が低下するという問題点がある。
本発明においては、このような緑茶の有効性分を水また
は適当な有機溶剤により抽出して得たエキスまたは乾燥
粉末を使用することができる。
硬化抑制作用、血圧上昇抑制作用、虫歯予防作用、血小
板凝集抑制作用、抗酸化作用、老化抑制作用及び重金属
除去作用などの薬効を有するもので、本発明では、消臭
作用を行うだけでなく、老化防止、各種菌に対して坑菌
作用及び抗炎症作用を行い、前記組成成分を有する本発
明の生薬パッチ剤に、前記梔子100重量部に対して前記
緑茶を20〜30重量部追加的に添加することができる。も
し、前記緑茶の含有量が20重量部未満であると消臭作
用、坑菌作用及び抗炎症作用を十分に発揮することがで
きず、また、含有量が30重量部を超えると薬効は優れる
が長期保管時に安定性が低下するという問題点がある。
本発明においては、このような緑茶の有効性分を水また
は適当な有機溶剤により抽出して得たエキスまたは乾燥
粉末を使用することができる。
【００１８】このような本発明に係る生薬パッチ剤は、
前記各組成成分を混合使用することで、それらが相互協
調体制を形成して上昇作用をもたらすので、その効果が
複合的且つ確実で、副作用が少なく、有効性分の吸収が
緩和されてその作用が持続的である。
前記各組成成分を混合使用することで、それらが相互協
調体制を形成して上昇作用をもたらすので、その効果が
複合的且つ確実で、副作用が少なく、有効性分の吸収が
緩和されてその作用が持続的である。
【００１９】本発明に係る生薬パッチ剤は、梔子、生地
黄、味噌、及び緑茶を混合した後、接着性基剤の小麦粉
を添加し、混合して練った後、それを所定大きさのモー
ルドに薄く塗布して乾燥させることでパッチ剤を製造す
ることができる。
黄、味噌、及び緑茶を混合した後、接着性基剤の小麦粉
を添加し、混合して練った後、それを所定大きさのモー
ルドに薄く塗布して乾燥させることでパッチ剤を製造す
ることができる。
【００２０】本発明に係る生薬パッチ剤の構造において
は、図1に示したように、治療剤含有層1及び異型紙2に
より構成され、このように構成された本発明に係るパッ
チ剤は、適当な粘度を有するので患部に容易に付着する
ことが可能で、患部を外部と遮断させて治療剤効果を長
時間持続させるために、前記パッチ剤を患部に付着した
後、密着布を使用して固定させて使用することもでき
る。
は、図1に示したように、治療剤含有層1及び異型紙2に
より構成され、このように構成された本発明に係るパッ
チ剤は、適当な粘度を有するので患部に容易に付着する
ことが可能で、患部を外部と遮断させて治療剤効果を長
時間持続させるために、前記パッチ剤を患部に付着した
後、密着布を使用して固定させて使用することもでき
る。
【００２１】且つ、本発明の生薬パッチ剤は、通常のパ
ッチ剤の製造に用いられる吸着剤、粘増剤、通常の添加
剤を添加することができる。
ッチ剤の製造に用いられる吸着剤、粘増剤、通常の添加
剤を添加することができる。
【００２２】また、本発明に係る生薬パッチ剤は、有効
性分として日常生活で容易に接することができる梔子及
び生地黄を使用するので誰でも簡便に製造することが可
能で、食用としても用いられる材料であるので、皮膚に
付着して使用しても副作用が全くなく、頭痛、歯痛及び
関節筋肉痛の痛み緩和に非常に効果的であるだけでな
く、消炎、鎮静及び抗ウイルス作用により皮膚掻痒症な
どにも効果的である。
性分として日常生活で容易に接することができる梔子及
び生地黄を使用するので誰でも簡便に製造することが可
能で、食用としても用いられる材料であるので、皮膚に
付着して使用しても副作用が全くなく、頭痛、歯痛及び
関節筋肉痛の痛み緩和に非常に効果的であるだけでな
く、消炎、鎮静及び抗ウイルス作用により皮膚掻痒症な
どにも効果的である。
【００２３】以下、本発明を実施例に基づいてより詳し
く説明するが、本発明は実施例に限定されるものではな
い。
く説明するが、本発明は実施例に限定されるものではな
い。
【００２４】
【実施例】次の表1に示したように、梔子、生地黄及び
味噌を混合した後、小麦粉を添加して練って所定大きさ
のモールドに薄く塗布し、乾燥させて、パッチ剤を製造
した。
味噌を混合した後、小麦粉を添加して練って所定大きさ
のモールドに薄く塗布し、乾燥させて、パッチ剤を製造
した。
【表１】
【００２５】
【試験例】本発明に係る実施例の生薬パッチ剤と、対照
群として市販されているパッチ剤のケペン（第一薬品製
品）と、を打撲傷及び筋肉痛で苦しむ患者4人に付着し
た後、第1日、第3日及び第5日が経過した後を観察し、
その結果を次の表2(打撲傷)及び表3(筋肉痛)にそれぞれ
示した。
群として市販されているパッチ剤のケペン（第一薬品製
品）と、を打撲傷及び筋肉痛で苦しむ患者4人に付着し
た後、第1日、第3日及び第5日が経過した後を観察し、
その結果を次の表2(打撲傷)及び表3(筋肉痛)にそれぞれ
示した。
【００２６】次の表2及び3の記載において、+++は、打
撲傷及び筋肉痛が治った状態、---は、打撲傷及び筋肉
痛で苦しむ状態、をそれぞれ示す。
撲傷及び筋肉痛が治った状態、---は、打撲傷及び筋肉
痛で苦しむ状態、をそれぞれ示す。
【表２】
【表３】
【００２７】上表2及び3に示したように、本発明に係る
実施例1〜4の生薬パッチ剤は、対照群に比べて筋肉痛及
び打撲傷などの患部に付着した場合、その効果が優秀で
あることが分かる。
実施例1〜4の生薬パッチ剤は、対照群に比べて筋肉痛及
び打撲傷などの患部に付着した場合、その効果が優秀で
あることが分かる。
【００２８】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る生薬
パッチ剤においては、日常生活で容易に接することがで
きる生薬剤を使用するので誰でも簡便に製造することが
可能で、食用としても用いられる材料であるので皮膚に
付着して使用しても全く副作用がなく、鎮痛／消炎、捻
挫、打撲、筋肉痛、関節通、腰痛、肩こり、神経痛、リ
ューマチなどを病んでいる患部に付けて即刻的に痛みを
緩和し得る効果がある。
パッチ剤においては、日常生活で容易に接することがで
きる生薬剤を使用するので誰でも簡便に製造することが
可能で、食用としても用いられる材料であるので皮膚に
付着して使用しても全く副作用がなく、鎮痛／消炎、捻
挫、打撲、筋肉痛、関節通、腰痛、肩こり、神経痛、リ
ューマチなどを病んでいる患部に付けて即刻的に痛みを
緩和し得る効果がある。
【図１】本発明に係る生薬パッチ剤の構造を示した概略
図である。
図である。
1：治療剤含有層 2：異型紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ６１Ｐ 29/00 Ａ６１Ｌ 15/06 (71)出願人 502184862 448−２， Ｎｏｃｈｅｏｎ ２−ｎ， Ｄｏｎｇ−Ｍｙｅｏｎ， Ｈｏｎｇｃｈｅ ｏｎ−ｇｕｎ， 250−892， Ｇａｎｇｗ ｏｎ−ｄｏ， Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｋｏｒｅａ (72)発明者 キム、キホン 大韓民国、カンワン−トウ、250−892、ホ ンズヨン−クン、トン−ムヨン、ノズヨン ２−リ、448−２ Ｆターム(参考） 4C076 AA72 BB31 CC03 EE58A 4C081 AA03 AA12 BC03 CD31 DA02 DA12 4C088 AB14 AB37 AB45 AB59 BA07 BA08 CA01 CA03 MA07 MA32 MA63 NA14 ZA08 ZA89 ZA94 ZB15
Claims (2)
- 【請求項１】梔子を含む成分からなるパッチ剤であっ
て、梔子100重量部に対して、生地黄50〜200重量部、味
噌30〜120重量部及び小麦粉10〜120重量部を包含するこ
とを特徴とする生薬パッチ剤。 - 【請求項２】前記梔子100重量部に対し、緑茶20〜30重
量部を追加包含することを特徴とする請求項1記載の生
薬パッチ剤。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| KR2001-032958 | 2001-06-12 | ||
| KR1020010032958A KR100358819B1 (ko) | 2001-06-12 | 2001-06-12 | 생약 패취제 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002370973A true JP2002370973A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19710721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002148840A Pending JP2002370973A (ja) | 2001-06-12 | 2002-05-23 | 生薬パッチ剤 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
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