JP2002370803A - 医療廃棄物の管理方法 - Google Patents
医療廃棄物の管理方法Info
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Abstract
者の経済的負担及び作業負担を軽減しつつ、排出事業者
から廃棄物処分業者まで医療廃棄物を追跡するための管
理方法を提供すること。 【解決手段】 支援センターは、排出事業者10及び処
分業者16とネットワークを介して接続されている。支
援センターは、排出事業者から受信したマニフェスト情
報から、排出事業者にとって報告義務ある情報を抽出し
て排出時マニフェスト情報を生成する。支援センター
は、処分業者から受信したマニフェスト情報から、処分
業者にとって報告義務ある情報を抽出して処分時マニフ
ェスト情報を生成する。さらに、支援センターは、排出
事業者から受信したマニフェスト情報及び処分業者から
受信したマニフェスト情報から、運搬業者にとって報告
義務ある情報を抽出して運搬時マニフェスト情報を生成
する。
Description
物の排出事業者から産業廃棄物処分場等の医療廃棄物の
処理業者までの医療廃棄物の管理方法に関する。
る注射針等は、不法投棄を防止するための産業廃棄物法
により、運搬及び処分が終了したことを排出事業者自身
が確認しなければならない。従来から行われている方法
は、病院等の排出事業者がマニフェストを作成し、その
マニフェストを添付した医療廃棄物を運搬業者に渡し、
運搬業者がマニフェストを添付した医療廃棄物を廃棄物
処理業者に持ち込み、廃棄物処理業者がマニフェストを
確認の上、その医療廃棄物を処理している。
ることで、医療廃棄物の一定の不法投棄を防止すること
ができている。しかし、排出事業者と廃棄物処理業者と
の間の過程において、マニフェスト全体を偽造したり、
マニフェストの一部を偽造する運搬業者がある。マニュ
フェスト全体が改竄された場合、医療廃棄物を不当投棄
しても、排出事業者及び廃棄物処理業者は適法に医療廃
棄物が処理されたものとみなし、偽造等の行為を発見す
ることができず、生活環境に悪影響を及ぼす危険があ
る。
合、注射針等の医療廃棄物が市場に流出する問題があ
る。さらに、マニフェストの一部が改竄された場合、複
数の医療廃棄物が1つの医療廃棄物にまとめられ、医療
機関作成のマニフェストの内容と廃棄物処理機関のマニ
フェストの内容に差異が生じて、責任の所在が不明確に
なる問題がある。
PSを利用して運行情況を把握する方法や、排出事業者
と廃棄物処理業者との間の運搬業者にも報告義務を課す
方法がある。しかし、前者のようにGPSを利用する方
法では、GPS自体が高価である。運搬業者への経済的
負担が大きいという理由で、中小の運搬業者へのGPS
の普及が遅れている。また、GPSを利用する方法で
は、トラック等の輸送経路が特定できるだけであり、医
療廃棄物自体の処分が終了したことを確認するには不十
分である。後者のように運搬業者にも報告義務を課す方
法においても、同様に、マニフェストの内容を報告する
ための設備投資が運搬業者への経済的負担になっている
現状がある。また、報告を行うために運搬業者に作業負
担を強いることになり、排出事業者、運搬業者及び処分
業者の総てにおいて報告義務を課すことは現実的でな
い。
防止するために、排出事業者から廃棄物処分業者まで医
療廃棄物を客観的に追跡するための管理方法を提供する
ことにある。本発明の他の目的は、排出事業者と廃棄物
処理業者との間の運搬業者の経済的負担及び作業負担を
軽減しつつ、排出事業者から廃棄物処分業者まで医療廃
棄物を追跡するための管理方法を提供することにある。
排出事業者から搬出時の運搬業者情報が含まれる排出時
マニフェスト情報を受信し、医療廃棄物の処分業者から
搬入時の運搬業者情報が含まれる処分時マニフェスト情
報を受信し、前記排出時マニフェスト情報に含まれる搬
出時の運搬業者情報と前記処分時マニフェスト情報に含
まれる搬入時の運搬業者情報から総合運搬業者情報を生
成する医療廃棄物の管理方法により前記課題を解決し
た。
生成する。排出事業者が報告を義務付けられる排出時マ
ニフェスト情報とは、排出事業者を特定する人的情報、
排出事業者の担当者を特定する人的情報、排出される医
療廃棄物を特定する物的情報等である。また、排出時マ
ニフェスト情報には、搬出時の運搬業者情報が含まれ
る。
成する。処分業者が報告を義務付けられる処分時マニフ
ェスト情報とは、処分業者を特定する人的情報、処分業
者の担当者と特定する人的情報、処分される医療廃棄物
を特定する物的情報である。また、処分時マニフェスト
情報には、搬入時の運搬業者情報が含まれる。
を義務付けられる。しかし、本発明では、管理支援機関
が運搬時マニフェスト情報を生成する。管理支援機関
は、医療廃棄物の排出事業者から搬出時の運搬業者情報
が含まれる排出時マニフェスト情報をインターネット等
のネットワークを介して受信し、医療廃棄物の処分業者
から搬入時の運搬業者情報が含まれる処分時マニフェス
ト情報をインターネット等のネットワークを介して受信
する。管理支援機関は、受信した排出時マニフェスト情
報及び処分時マニフェスト情報から、必要な情報を抽出
して運搬時マニフェスト情報を生成する。
ニフェスト情報とは、運搬業者を特定する人的情報、運
搬業者の担当者を特定する人的情報、搬出日や搬入日に
関する時間的情報等である。これらの情報は、排出事業
者及び処分業者において収集可能な情報である。すなわ
ち、排出事業者から医療廃棄物を搬出する際、排出事業
者は運搬業者の担当者から搬出時の運搬業者情報として
所定の情報を入手することができる。所定の情報とは、
運搬業者の名称、運搬業者の連絡先、車両番号、運転者
名等である。また、処分業者に医療廃棄物を搬入する
際、処分業者は運搬業者の担当者から搬入時の運搬業者
情報として所定の情報を入手することができる。所定の
情報とは、運搬業者の名称、運搬業者の連絡先、車両番
号、運転者名等である。排出事業者及び処分業者が、運
搬時マニフェスト情報を構成する情報を入手し、その情
報をそれぞれに義務付けられた情報とともに管理支援機
関に送信することにより、管理支援機関は運搬時マニフ
ェスト情報を生成することができる。
者及び処分業者のそれぞれについて、管理支援機関が報
告義務を代行することができる。また、少なくとも、運
搬業者について管理支援機関が報告義務を代行すること
ができる。本発明では、特に、運搬業者の報告義務を管
理支援機関が代行することにより、排出事業者から処分
業者まで医療廃棄物の追跡を確実にして、医療廃棄物の
不法投棄を防止しようとする。
出時の運搬業者情報と前記処分時マニフェスト情報に含
まれる搬入時の運搬業者情報から運搬業者固有の情報を
マッチングすることが好ましい。こうすることにより、
処分業者において運搬途中において、業者変更等の異常
事態を迅速にチェックすることができる。
まれる排出時マニフェスト情報を送信することが好まし
い。現物としての医療廃棄物が到来する前に、処分業者
がマニフェスト情報を入手可能な状態にすることによ
り、運搬業者が医療廃棄物を搬入する際、運搬業者の人
的情報、医療廃棄物の物的情報を速やかにチェックする
ことができる。
る医療廃棄物の管理方法の一実施形態を説明する。
法を示す概略図である。病院等の医療機関である排出事
業者10では、注射針のような市場流出を禁止されてい
る医療廃棄物が日常的に排出される。本発明では、医療
廃棄物の全部又は一部の不法投棄、医療廃棄物の全部又
は一部の抜き取り、マニフェスト情報の改竄を防止する
ことを目的としている。この目的は、医療廃棄物を生み
出す始点である排出事業者、医療廃棄物を処分する終点
である処分業者、及び、排出事業者と処分業者との間で
医療廃棄物を輸送する運搬業者において、医療廃棄物の
排出、運搬、処分が確実に行われたことを確認すること
で達成される。
ボール箱のような梱包容器12に投入され、その梱包容
器12は厳重に封印される。一般的な医療廃棄物の流通
経路を説明すると、その後、医療廃棄物入りの梱包容器
12は、運搬業者14により搬出され、所定の処分業者
16まで輸送される。処分業者16では、搬入された医
療廃棄物入り梱包容器12を開封し、医療廃棄物を処分
する。
者16は、法律により報告義務を課されている。図2
は、排出事業者10、運搬業者14及び処分業者16に
課されるマニフェスト情報を列挙した表である。排出事
業者10、運搬業者14及び処分業者16は、総ての項
目について報告義務があるのではない。しかし、図2の
表のうち、例えば、引渡し日、運搬日、処分終了日等の
少なくとも一定の項目については報告義務がある。
を前提とした上で、排出事業者10、運搬業者14及び
処分業者16の報告義務の負担を軽減することを目的と
している。その特徴とすることろは、情報入手と情報流
通に工夫を加えることにより、運搬業者14が報告すべ
きマニフェスト情報を、排出時マニフェスト情報及び処
分時マニフェスト情報から生成する点にある。そのた
め、管理支援機関である支援センターMが、排出事業者
10及び処分業者16からマニフェスト情報を入手する
ことにより、その支援センターMが運搬業者14のマニ
フェスト情報の生成及び報告義務を代行する。本実施形
態では、支援センターMは、排出事業者10及び処分業
者16の報告義務も代行する。
者10のシステム、運搬業者14のシステム及び処分業
者16のシステムとインターネット等のネットワークを
介して接続されている。もっとも、支援センターMは、
運搬業者14と接続されていなくてもよい。支援センタ
ーMが、運搬業者14が報告すべきマニフェスト情報を
生成するためである。ただし、運搬業者14が報告すべ
きマニフェスト情報を、排出時マニフェスト情報及び処
分時マニフェスト情報から生成するために、運搬業者1
4は排出事業者10及び処分業者16に一定の情報を提
供する必要がある。
者10、運搬業者14及び処分業者16のそれぞれのシ
ステム構成について説明する。
スト情報生成手段(方法)及びマニフェスト情報流通手
段(方法)を示す概略図である。
る空の梱包容器12と、電子媒体が準備されている。電
子媒体とは、梱包容器12毎に医療廃棄物を特定する識
別タグ18と、排出単位毎に医療廃棄物を特定するマニ
フェストカード20である。梱包容器12は、上述の通
り、例えば、段ボール箱である。梱包容器12毎に医療
廃棄物を特定する識別タグ18は、例えば、FD(フロ
ッピー(登録商標)ディスク)、CD(コンパクトディ
スク)、MD(ミニディスク)である。好ましい電子媒
体として、磁気カード型の電子媒体がある。磁気カード
型の電子媒体は、市場において、RFタグの名称で販売
されているものが利用できる。この電子媒体は、数セン
チ離れた位置から、ハンディターミナル22等の特定装
置を用いて書込及び読取を行うことができる。排出単位
毎に医療廃棄物を特定するマニフェストカード20は、
識別タグと同様に、例えば、FD(フロッピーディス
ク)、CD(コンパクトディスク)、MD(ミニディス
ク)である。好ましい電子媒体として、磁気カード型の
電子媒体がある。磁気カード型の電子媒体は、市場にお
いて、RFタグの名称で販売されているものが利用でき
る。
ることが好ましことから、小型である。また、識別タグ
18は、接着または封入等の手段により予め梱包容器1
2に添付されていてもよい。図2では、識別タグ18を
予め添付した梱包容器12を示している。マニフェスト
カード20は、排出単位毎、すなわち、複数の梱包容器
12を特定するために、比較的大きなものが利用され
る。
ル番号等の識別コードが書き込まれている。マニフェス
トカード20も、シリアル番号等の識別コードが書き込
まれている。また、本実施形態では、識別タグ18及び
マニフェストカード20とも、書き直しができず、識別
コードの読取りのみ可能なように構成されている。
22、端末装置24、ルータ26が備えられている。端
末装置24は記憶装置を内蔵している。ハンディターミ
ナル22は、識別タグ18及びマニフェストカード20
への読取及び書込ができる装置である。もっとも、本実
施形態では、識別タグ18及びマニフェストカード20
とも、書込みができないように構成されているので、ハ
ンディターミナル22は読取りのみできるような装置で
もよい。ハンディターミナル22は、有線又は無線で端
末装置24に接続されている。端末装置24は、市場で
入手可能なパーソナルコンピュータであり、所定のソフ
トウェアがインストールされている。端末装置24は、
ルータ26を介してインターネット等のネットワークに
接続されている。
に排出時マニフェスト情報を作成した後、識別タグ18
及びマニフェストカード20の識別コードが追加入力さ
れる。医療廃棄物を収納した梱包容器12は、運搬業者
14により搬出される。このとき、搬出時の運搬業者情
報が排出時マニフェスト情報に追加入力される。運搬業
者14は、排出事業者10に対して運搬業者14に関す
る情報を提供するために車両カード28及び運転者カー
ド30を持参する。車両カード28及び運転者カード3
0は、支援センターMが予め運搬業者14に交付されて
いる。
す概略図である。運搬業者14は、排出事業者10にお
いて、車両カード28、運転者カード30及びマニフェ
ストカード20を提示した後、医療廃棄物を収納した梱
包容器12とともに、識別タグ18、マニフェストカー
ド20、引渡し伝票21を受け取る。その後、トラック
等により処分業者16まで医療廃棄物を輸送する。運搬
業者14は、処分業者16において、車両カード28、
運転者カード30及びマニフェストカード20を提示し
た後、医療廃棄物を収納した梱包容器12とともに、識
別タグ18、マニフェストカード20、受入れ伝票を渡
す。運搬業者14は、処分業者16による医療廃棄物の
確認後、受け入れ伝票を受領する。
て、車両カード28、運転者カード30及びマニフェス
トカード20を提示し、従来のように医療廃棄物を搬出
し、処分業者16において、車両カード28、運転者カ
ード30及びマニフェストカード20を提示し、従来の
ように医療廃棄物を搬入するだけである。
け取り伝票に基づいて、独自に運搬時マニフェスト情報
を作成し、報告義務を履行してもよい。しかし、本発明
の管理方法では、運搬業者14は独自に運搬時マニフェ
スト情報を作成することから解放される。
体である。電子媒体は、運搬業者14が輸送に利用する
車両毎に準備されている。電子媒体には、運搬業者14
及び車両を特定する情報、例えば、運搬業者名称、車種
名、車両番号等が記録されている。
媒体である。電子媒体は、運搬業者の運転者毎に準備さ
れている。電子媒体には、運転者を特定する情報、例え
ば、運転者の氏名、免許証番号等が記録されている。
ト情報生成手段及びマニフェスト情報流通手段を示す概
略図である。
2、端末装置34、記憶装置36が備えられている。ハ
ンディターミナル32は、排出事業者のハンディターミ
ナルと同じである。記憶装置36は、処分業者16が医
療廃棄物の処分管理を行なう情報を保存する機能を備え
いている。ハンディターミナル32は、有線又は無線で
端末装置34に接続されている。端末装置34は、ルー
タを介してインターネット等のネットワークに接続され
ている。
援センターMから搬入・処分予定を受信し、その情報を
記憶装置に保存している。運搬業者14による医療廃棄
物の搬入時、処分業者16は、車両カード28、運転者
カード30及びマニフェストカード20をハンディター
ミナル32により読取り、その情報を端末装置34に送
信する。処分業者16は、図2右欄のように処分時マニ
フェスト情報を作成した後、車両カード28、運転者カ
ード30及びマニフェストカード20の情報が追加入力
される。処分業者16は、運搬業者14に対して受け入
れ伝票38を交付する。
棄物を処分する。このとき、識別タグ18を読み取る。
読み取った識別タグ18の情報は、端末装置34に送信
する。端末装置34は、記憶装置36に保存した処分時
マニフェスト情報のうち、識別タグ18に関する情報を
マッチングする。総ての識別タグのマッチングが完了す
ると、処分業者16は、処分時マニフェスト情報を完成
させる。
について、図6及び図7のフローチャートを参照して説
明する。
に添付する識別タグ及び排出単位毎に添付するマニフェ
ストカードを排出事業者に提供する(ステップS5
1)。例えば、支援センターは、識別タグ及びマニフェ
ストカードを排出事業者に貸与又は販売する。排出事業
者は、識別タグ及びマニフェストカードを支援センター
から受理し、医療廃棄物の排出時まで保管する(ステッ
プS1)。
ェスト情報を作成する(ステップS2)。この段階の排
出時マニフェスト情報は、排出事業者に関する情報と医
療廃棄物に関する情報である。排出事業者に関する情報
及び医療廃棄物に関する情報とは、図2の左欄に記載し
た情報である。
利用する場合には、マニフェスト情報にわかる範囲内で
運搬業者に関する情報及び収集運搬業者に関する情報を
作成してもよい。例えば、運搬業者の人的情報や処分業
者の人的情報については、マニフェスト情報に予め入力
することができる。
を利用して作成する。そして、排出時マニフェスト情報
を端末装置の記憶装置に保存する。
事業者は、医療廃棄物を梱包容器に収納する(ステップ
S3)。本実施形態では、梱包容器毎に識別タグを関連
付け(ステップS4)、その識別タグを梱包容器に添付
する(ステップS5)。なお、ステップ4及びステップ
5は、順序が逆でもよい。
例えば、ハンディターミナルで識別タグを読取って、排
出時マニフェスト情報に識別タグのシリアルナンバーを
入力することである。これにより、端末装置の記憶装置
に保存した排出時マニフェスト情報の医療廃棄物(梱包
容器毎の医療廃棄物)に識別タグのシリアルナンバーを
追加入力する(ステップS7)。
ば、梱包容器毎に識別タグを接着したり、梱包容器毎に
識別タグを梱包したりすることである。
ェストカードを関連付ける(ステップS6)。なお、こ
のステップは、ステップ4及びステップ5と順序が逆で
もよい。
ードを関連付けるとは、例えば、ハンディターミナルで
マニフェストカードを読取って、排出時マニフェスト情
報にマニフェストカードのシリアルナンバーを入力する
ことである。これにより、端末装置の記憶装置に保存し
た排出時マニフェスト情報の医療廃棄物(排出単位毎の
医療廃棄物)にマニフェストカードのシリアルナンバー
を追加入力する(ステップS8)。
は、運搬業者の到着を待つ。また、運搬業者及び処分業
者に対して医療廃棄物の排出がある旨を電話等の通信手
段で連絡する。
の連絡を受け、車両カード及び運転者カードを持参して
排出事業者に向う(ステップS21)。運搬業者は、排
出事業者に対して車両カード及び運転者カードを提示す
る(ステップS22)。
車両カード及び運転者カードを読取る(ステップS
9)。車両カード及び運転者カードには、運搬業者の情
報が保存されている。端末装置の記憶装置に保存した排
出時マニフェスト情報に車両カード及び運転者カードの
情報を追加入力する(ステップ10)。さらに、端末装
置において、車両カード及び運転者カードの情報を入力
した際、排出時マニフェスト情報に時期的情報として搬
出日や搬出時間を追加入力する。
ト情報が完成する。この排出時マニフェスト情報には、
運搬業者に報告義務がある情報の一部が含まれている。
出事業者は、端末装置を利用して引渡し伝票を作成す
る。引渡し伝票は、マニフェスト情報の一部が記載され
ている。しかし、医療廃棄物の内容は記載されておら
ず、運搬業者に対して医療廃棄物の内容は秘密にされて
いる。排出事業者は、運搬業者に対して、引渡し伝票、
マニフェストカード及び識別タグ付き梱包容器を引き渡
し(ステップS11)、運搬業者は、引渡し伝票及びマ
ニフェストカードを受理するとともに、識別タグ付き梱
包容器を搬出する(ステップS23)。
出した後、又は、運搬業者が医療廃棄物を搬出できる状
態を確認した後、完成した排出時マニフェスト情報を端
末装置からネットワークを介して支援センターに送信す
る(ステップS12)。支援センターは、完成した排出
時マニフェスト情報を受信し(ステップS52)、その
データを保存する(ステップS53)。この段階におい
て、排出事業者のマニフェスト情報は完成しているが、
支援センターは、未だ、排出時マニフェスト情報を報告
しない。もっとも、排出事業者、運搬業者及び処分業者
のそれぞれのマニフェスト情報を逐次報告することもで
きる。
を受信した後、処分業者に対して、ネットワークを介し
て、運搬業者による医療廃棄物の搬入が近々行なわれる
内容の処分予告を行なう(ステップS54)。処分業者
は、処分予告を受信する(ステップS31)。また、支
援センターは、処分業者に対して、ネットワークを介し
て、排出時マニフェスト情報の一部、例えば、医療廃棄
物の内容、医療廃棄物の数量、運搬業者名称、車種名、
車両番号等の情報を送信する(ステップS55)。処分
業者は、支援センターからマニフェスト情報を受信し
(ステップS32)、これらの情報から、医療廃棄物の
内容おおよその搬入日時についての情報を得る。
ないまま、排出事業者から処分業者まで医療廃棄物を運
搬する(ステップS24)。運搬業者は、処分業者に到
着すると(ステップS25)、処分業者に対して車両カ
ード及び運転者カードを提示する(ステップS26)。
車両カード及び運転者カードは、排出事業者に提示した
ものと同じである。運搬業者は、排出事業者から医療廃
棄物の搬出後、処分業者への医療廃棄物の搬入までの間
に、義務付けられている情報を生成したり、報告したり
することはない。
車両カード及び運転者カードを読み取る(ステップS3
3)。また、運搬業者は、引渡し伝票を処分業者に渡す
(ステップS27)。処分業者は、運搬業者から引渡し
伝票を受理する(ステップS34)。
物を収納した識別タグ付き梱包容器を搬入し、マニフェ
ストカードを提出する(ステップS28)。運搬業者
は、そのまま待機する。処分業者は、ハンディターミナ
ルを利用してマニフェストカードを読み取る(ステップ
S36)。
報、運転者カードから読みとった情報及びマニフェスト
カードから読み取った情報を、支援センターから受信し
たマニフェスト情報とマッチングする(ステップS3
7)。このマッチングによって、適正な搬出されたこ
と、適正に運搬されたことを確認し、引取り判定を行な
う(ステップS38)。処分業者への搬入に不正を発見
すると、引取りを拒否し(ステップS29)、待機して
いる運搬業者に医療廃棄物を返却する。
ことを確認した場合、医療廃棄物の搬入を行なう(ステ
ップS39)。運搬業者は、搬入後、処分業者を離れ
る。処分業者は、識別タグ付き梱包容器を処分する。こ
のとき、ハンディターミナル等により識別タグを読取っ
て、支援センターから受信したマニフェスト情報やマニ
フェストカードから読み取った情報との確認を行う。
ニフェスト情報に追加入力する(ステップS40)。こ
の段階で、処分時マニフェスト情報が完成する。処分業
者は、支援センターに対して、ネットワークを介して、
完成した処分時マニフェスト情報を送信し(ステップS
41)、支援センターは処分時マニフェスト情報を受信
する(ステップS56)。また、支援センターは、排出
事業者に対して、ネットワークを介して、所定の医療廃
棄物について処分が行われたことを送信し(ステップS
57)、排出事業者はこれを受信する(ステップS1
3)。
マニフェスト情報から、排出事業者にとって報告義務あ
る情報を抽出して排出時マニフェスト情報を生成する。
この処理は、排出事業者からマニフェスト情報を受信し
た段階で行われている。また、支援センターは、処分業
者から受信したマニフェスト情報から、処分業者にとっ
て報告義務ある情報を抽出して処分時マニフェスト情報
を生成する(ステップS58)。さらに、支援センター
は、排出事業者から受信したマニフェスト情報及び処分
業者から受信したマニフェスト情報から、運搬業者にと
って報告義務ある情報を抽出して運搬時マニフェスト情
報を生成する(ステップS59)。その後、支援センタ
ーは、公的な管理機関に対して、それぞれのマニフェス
ト情報を送信する(ステップS60)。
者から廃棄物処分業者まで医療廃棄物を追跡して医療廃
棄物の不法投棄を防止することができる。この医療廃棄
物に関する情報は、運搬業者に対して秘密が保つことが
でき、不法投棄に加えて医療廃棄物の内容の改竄や抜き
取りも防止することができる。
及び処分業者から得た情報から運搬業者に報告義務ある
情報を生成することができるので、運搬業者の経済的負
担及び作業負担を軽減することができる。したがって、
医療廃棄物の確実な管理を実効あらしめることができ
る。
略図。
るマニフェスト情報の内容を示す表。
チャート。
チャート。
Claims (5)
- 【請求項1】 医療廃棄物の排出事業者から搬出時の運
搬業者情報が含まれる排出時マニフェスト情報を受信
し、 医療廃棄物の処分業者から搬入時の運搬業者情報が含ま
れる処分時マニフェスト情報を受信し、 前記排出時マニフェスト情報に含まれる搬出時の運搬業
者情報と前記処分時マニフェスト情報に含まれる搬入時
の運搬業者情報から運搬時マニフェスト情報を生成する
ことを特徴とする、 医療廃棄物の管理方法。 - 【請求項2】 前記排出時マニフェスト情報に含まれる
搬出時の運搬業者情報と前記処分時マニフェスト情報に
含まれる搬入時の運搬業者情報から運搬業者固有の情報
をマッチングする、請求項1記載の医療廃棄物の管理方
法。 - 【請求項3】 前記処分業者に搬出時の運搬業者情報が
含まれる排出時マニフェスト情報を送信する、請求項1
記載の医療廃棄物の管理方法。 - 【請求項4】 排出事業者において、医療廃棄物のマニ
フェスト情報を作成し、医療廃棄物にマニフェスト情報
に関連する電子媒体を添付し、運搬業者による搬出時に
運搬業者情報をマニフェスト情報に追加入力し、前記マ
ニフェスト情報を管理支援機関に送信し、 管理支援機関において、前記マニフェスト情報を処分業
者に送信し、 処分業者において、管理支援機関から前記マニフェスト
情報を受信し、運搬業者による搬入時に運搬業者情報を
マニフェスト情報に追加入力し、前記マニフェスト情報
を管理支援機関に送信し、 前記管理支援機関において、排出時マニフェスト情報と
処分時マニフェスト情報から運搬時マニフェスト情報を
生成することを特徴とする、 医療廃棄物の管理方法。 - 【請求項5】 運搬業者による処分業者への搬入時に医
療廃棄物に添付した電子媒体を参照して管理支援機関か
ら受信したマニフェスト情報を特定する、請求項4記載
の医療廃棄物の管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179163A JP2002370803A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 医療廃棄物の管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001179163A JP2002370803A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 医療廃棄物の管理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002370803A true JP2002370803A (ja) | 2002-12-24 |
Family
ID=19019765
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001179163A Pending JP2002370803A (ja) | 2001-06-13 | 2001-06-13 | 医療廃棄物の管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002370803A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008502956A (ja) * | 2004-04-12 | 2008-01-31 | サニテック インダストリーズ, インコーポレイテッド | 医療廃棄物およびその他の廃棄物を追跡する方法およびシステム |
CN111882148A (zh) * | 2019-08-05 | 2020-11-03 | 河南新辰环保科技有限公司 | 一种固体废物污染防治物联网监管系统 |
-
2001
- 2001-06-13 JP JP2001179163A patent/JP2002370803A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008502956A (ja) * | 2004-04-12 | 2008-01-31 | サニテック インダストリーズ, インコーポレイテッド | 医療廃棄物およびその他の廃棄物を追跡する方法およびシステム |
CN111882148A (zh) * | 2019-08-05 | 2020-11-03 | 河南新辰环保科技有限公司 | 一种固体废物污染防治物联网监管系统 |
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