JP2002370688A - 船、船の組立て方法、船のインフレータブルスキン及び船のフレーム。 - Google Patents

船、船の組立て方法、船のインフレータブルスキン及び船のフレーム。

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JP2002370688A JP2001400545A JP2001400545A JP2002370688A JP 2002370688 A JP2002370688 A JP 2002370688A JP 2001400545 A JP2001400545 A JP 2001400545A JP 2001400545 A JP2001400545 A JP 2001400545A JP 2002370688 A JP2002370688 A JP 2002370688A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素早い組立て及び分解ができると共に、比較
的安価で軽量であり、たわみを防ぐ剛性、良好な操作
性、様々な水の状態において動きが容易である船を提供
する。 【解決手段】膨張時に船体形状を形成するインフレータ
ブルスキン12と、該スキン内で硬直なキール形状41を形
成し、該スキンを緊張し、該スキンと係合し得る伸張性
のある硬直なキール部材16を備えたフレーム14とから成
る。前記フレームは更に、インフレータブルスキンの左
舷及び右舷側面に沿って又は上方に縦方向に伸びる、キ
ール部材と結合可能なチェイン又はガンネルスチッフナ
ー36、38、40、42を有する。前記インフレータブルスキ
ンは更に、船10の船首19及び船尾21において、該スキン
をフレームに夫々接続する船首及び船尾コネクター13、
15を有する。前記フレーム14は伸長時、船首及び船尾に
おいて上方に屈曲した硬直なキール形状41を形成して、
長い喫水線と一段と速い船を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、船に関するもので
あり、より具体的にはフレーム、インフレータブルスキ
ン、さらにこれらから形成される船及びその組立て方法
である。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】インフレータブルな船
は、実用的且つ効率的なアウトドア用具として大変人気
になって来た。アウトドア好きの冒険家からは、分解が
出き、素早い組立が出来るインフレータブルな船で比較
的遠い所へ行くことが出来る。インフレータブルな船
は、また、例えば海の大波から受けるエネルギーを吸収
し、水の変化に積極的に反応し、パドラーは安全に漕ぐ
ことだ出来る。更に、初心者から経験豊かなパドラーま
で、インフレータブルな船によって、、日帰りツーリン
グ及び長期の遠征、探検旅行を、急流河川や静水の湖、
穏やかな川或いは海で、費用をかけずに水上スポーツを
楽しめる。インフレータブルな船は、河川の急流用とし
て人気がある。その理由は、例えば、船体に幅が広く、
大変安定しているため、ハードシェルのボートでは初心
者は到底試しそうも無い急流も、インフレータブルな船
なら船体の幅が広く、大変安定しているため、チャレン
ジすることが出来る。
【0003】しかし、インフレータブルな船は、荷物又
は人を積んだときに船体の中央部で弛む傾向があり、そ
の結果船首と船尾が反り上がって、波のない水上では、
ハードシェルの船に比べて速度が遅い。この理由によ
り、インフレータブルな船は、急流河川での使用が一般
的である。船首及び船尾のある程度の反り上がりは、船
の旋回を容易にし、且つ船首及び船尾への水の浸入を妨
げるが、反り上がりが大きすぎると大波に影響を受け易
く、特に横波を受けて沈没する危険性が高まる。更に、
上流から風が吹くと、インフレータブルな船の反り上が
った船首又は船尾は、帆のように作用し、下流への進行
を困難にする。
【0004】波の無い水上でインフレータブルな船を使
用すると、ほとんどのインフレータブルな船はキールバ
ーがないため、通常、絶えずパドルでコースを修正しな
い限り直進することが難しいという問題があり、特に超
距離を漕ぐ際、かなり押し流されてしまう。
【0005】これらの問題を解決する試みとして、剛性
を高めるために、スキン(船体布)内側にプラケット
(サポート板)を使用し、それに複数の縦と横の支柱を
取り付け、スキンと同じ骨格のフレームが作られた。船
に浮力を与えるために、スキンと同じ骨格のフレームに
取付けられたプラケットのほんのいくつかにインフレー
タブルな空気袋が用いられる。インフレータブルな空気
袋は、それ自身では船体の形状を形成せず、また人や荷
物の重量を支えることもできず、船に防水の表面を提供
することもできない。更に、スキンと同じ骨格のフレー
ムには多くの部品が使用され、それらは紛失や損傷の可
能性もあり、また、そのような構成は、フレームのない
インフレータブルな船が持つ、浮力とび岩の衝撃に対す
る耐久性を持っていない。従って、これらの問題を解決
する船が要望される。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、船を形成する
ためにフレーム、船を形成するためのインフレータブル
スキン、及びそれらから形成された船を作ることで、上
記の問題を解決する。
【0007】本発明の一側面に従って、膨張時にハル
(船体)の形状を形成し得るインフレータブルスキン
と、インフレータブルスキン内で硬直なキール形状を形
成し、インフレータブルスキンを緊張するためにインフ
レータブルスキンと係合する、伸張性のある硬直なキー
ル部材からなる船を作る。伸長された硬直なキール部材
により、荷物又は人の積載時に起こる船のたわみを防
ぎ、かなり真直ぐなハルが形成される。これにより、船
の全長と比較して、フレームサポートのないインフレー
タブルな船より、喫水線が長くなり、その結果、船の操
縦性が増し、強風や大波による有害な影響が軽減され
る。さらに、形成されたキール形状により、フレームの
ないインフレータブルな船に比べて、船は優れた直線能
力を持つ。加えて、形成されたキール形状は、水の乱れ
を防ぎ、スピードが出るインフレータブルな船の船首も
作る。
【0008】本発明の他の側面に従って、船のインフレ
ータブルスキンが提供される。インフレータブルスキン
は、フレームの伸張性のある硬直なキール部材をその間
に縦方向に収容し得る左舷船体部と右舷船体部と、イン
フレータブルスキンをフレームに船の船首及び船尾近く
に夫々接続し得る船首及び船尾コネクターを含む。イン
フレータブルスキンは膨張時船体形状を形成し得ると共
に、インフレータブルスキン内で硬直なキール形状を形
成し、該インフレータブルスキンを緊張するフレームと
係合し得る。
【0009】左舷及び右舷船体部は膨張し得ると共に、
キール部材を収容するキールポケッを形成するために互
いに接続し得る。キール部材は、左舷船体部と右舷船体
部間に縦方向に収容し得る。
【0010】左舷及び右舷船体部は、夫々のインフレー
タブルスポンソンを収容し得る左舷及び右舷チャンバー
を含む。インフレータブルスキンは、左舷及び右舷チャ
ンバー内に収容され得るインフレータブルスポンソンも
含む。或いは又は更に、左舷及び右舷チャンバーは、気
密であり膨張され得る。
【0011】左舷及び右舷船体部は、夫々のインフレー
タブルスポンソンの挿入と取出しを可能にし、左舷及び
右舷チャンバーへのアクセスを提供する閉鎖可能な開口
を有する。
【0012】左舷及び右舷船体部は夫々、左舷と右舷の
ハル及びデッキチャンバーを含む。左舷及び右舷デッキ
チャンバーは左舷及び右舷デッキスポンソンを、左舷及
び右舷ハルチャンバーは左舷及び右舷ハルスポンソンを
夫々収容し得ると共に、左舷と右舷のデッキ及びハルス
ポンソンを収容するための閉鎖可能な開口を夫々有す
る。左舷と右舷のデッキ及びハルインフレータブルスポ
ンソンも含み得る。インフレータブルスキンは更に、左
舷及び右舷チャンバーを、左舷と右舷のデッキ及びハル
チャンバーに分割する左舷及び右舷の仕切りを含む。
【0013】インフレータブルスキンは、ハルスキン部
と、左舷及び右舷のデッキスキン部も含む。ハルスキン
部と左舷及び右舷のデッキスキン部は、ウレタン、ネオ
プレン、PVC、ラバー被覆ナイロン又はポリエステル
生地のような、耐磨耗性、耐水性生地からなる。ハルス
キン部は、スケッグを支持し得る。
【0014】ユーザーが座わるためのシートが左舷と右
舷のデッキスキン部に接続できる。
【0015】また、本発明の他の側面に従って、船のフ
レームが提供される。フレームは、インフレータブルス
キン内で硬直なキール形状を形成し、インフレータブル
スキンを緊張し、該インフレータブルスキンに係合し得
る伸張性のある硬直なキール部材を含む。キール部材
は、互いに回動可能に接続し得る第一及び第二のキール
部材を含み、第一及び第二のキール部材を相対的な回動
運動に対してロックし得るロックを含む。
【0016】フレームは、インフレータブルスキンの左
舷及び右舷側面に沿って縦方向に伸びる、キール部材に
接続可能な左舷及び右舷チャインスチッフナーを含む。
そして、フレームは、左舷デッキチャンバーと左舷ハル
チャンバー間に縦方向に伸び、また右舷デッキチャンバ
ーと右舷ハルチャンバー間に縦方向に伸びる。左舷及び
右舷チャインスチッフナーとキール部材は互いに回動可
能に接続し得る。
【0017】フレームは、キール部材に左舷及び右舷の
チャインスチッフナーを一緒に接続するための、船首及
び船尾ジョイナーも含む。船首及び船尾ジョイナーは、
インフレータブルスキンを船の船首及び船尾において夫
々フレームに接続するために、インフレータブルスキン
の船首及び船首コネクターと協力する。キール部材、左
舷及び右舷のチャインスチッフナーは、インフレータブ
ルスキンの左舷及び右舷デッキチャンバー上に夫々横た
えて、インフレータブルスキンのレセプタクル内に収容
するために上方に屈曲形成されている。
【0018】左舷及び右舷チャインスチッフナーは折り
畳み得る、そして、キール部材と左舷及び右舷のチャイ
ンスチッフナーは、多数の分離可能なスチッフナー部を
含む。更に、左舷及び右舷チャインスチッフナーの少な
くとも一つは、フットサポートを含む。
【0019】フレームは、インフレータブルスキンの左
舷及び右舷側面の上方に縦方向に伸びる、キール部材に
接続可能な左舷及び右舷ガンネルスチッフナーも含む。
そして、フレームは、インフレータブルスキンの左舷デ
ッキチャンバー及び左舷デッキチャンバーの夫々上方に
縦方向に伸びる。左舷及び右舷ガンネルスチッフナーと
キール部材は、互いに回動可能に接続し得る。そして、
左舷及び右舷ガンネルスチッフナーは折り畳み得る。キ
ール部材と左舷及び右舷ガンネルスチッフナーは多数の
分離可能なスチッフナー部から構成される。
【0020】フレームのキール部材はスケッグを支持し
得る、またフレームはスケッグを取付けることが可能で
ある、
【0021】更に、本発明の他の側面に従って、船の組
立て方法が提供される。本方法は、インフレータブルス
キン内で硬直なキール形状を形成し、インフレータブル
スキンを緊張するフレームの伸長されたキール部材を、
膨張時に船体形状を形成し得るインフレータブルスキン
に係合する方法を有する。フレームの伸長されたキール
部材は、キール部材の第一部分の第二部分に対する回動
によりインフレータブルスキンと係合され、そしてま
た、キール部材がインフレータブルスキンに係合された
ときに、キール部材を相対的な回動運動に対してロック
する。本方法は、インフレータブルスキンを硬直するた
めに、チャインスチッフナーをインフレータブルスキン
に係合する方法も含む。これは、インフレータブルスキ
ンをキール部材に沿って縦方向に緊張するために、チャ
インスチッフナーをキール部材に向かって下側へ回動す
る方法を含む。本方法は、インフレータブルスキンの膨
張も含む。
【0022】フレームのキール部材は伸長時、船の船首
及び船尾において上方に屈曲した硬直なキール形状を形
成する。フレームのチャイン及びガンネルスチッフナー
は伸長時に、船首及び船尾の反り上がりに抵抗し、長い
喫水線と一段と速い船を可能にする。
【0023】フレーム、インフレータブルスキン及びそ
れらより形成された船は、比較的安価で、軽量な船で、
素早く組立てができ、また、収納スペースを抑え、遠方
の海、湖、川への移動を容易にできる分解が可能であ
る。船に使用されている材料は、低料金の修理と部品交
換の容易なものである。更に、ここに記述された船は、
弛みを防ぐ剛性、操作性のよさ、様々な水の状態におけ
ての動きの容易さを備え、プラスチック製の船の性能に
匹敵する性能を持つ。
【0024】本発明の他の側面及び特徴は、添付図面と
共に、発明の明確な実施態様に関する下記記述をよく吟
味することによって、通常の熟練者にとって明瞭になる
だろう。
【0025】
【発明の実施の形態】図1、2、及び3について説明す
ると、本発明の第一実施態様によるカヌーを符号10に
より示してある。この実施態様に於いて、カヤック10
は、図2において符号37で示したように、膨張時に船
体形状を形成し得るインフレータブルスキン12と、図
3に於いて符号41で示したように、インフレータブル
スキン内で硬直なキール形状を形成し、インフレータブ
ルスキンを緊張して、インフレータブルスキンと係合し
得る、伸張性のある硬直なキール部材16を具備するフ
レームを有する。
【0026】図2について説明すると、伸張性のある硬
直なキール部材16の一つの機能は、積載時に、水位2
0下へのカヤック10のたわみを減らすために、かなり
直線的なハル37を提供することである。これは、カヤ
ック10の全長と比べて、フレームの支持のないインフ
レータブルカヌーより長い喫水線22を与える。また、
静かな層状水流への優れた入水を与え、また、強風と大
波の有害な影響を余り受けない。
【0027】図3について説明すると、硬直なキール形
状41の採用により、カヤックの直進から方向を変え易
い性質が抑えられ、カヤックはより直線上を進む。これ
によって、カヤック10は(キールが採用されていな
い)インフレータブルなカヤックに比べ、静水域におい
て、より早く進む。又、図2に示されたほぼ直線の船底
をもつカヤックは、大波や強風に影響を受けることが少
ない。
【0028】インフレータブルスキン:再度図1につい
て説明すると、上記有利性を達成するために、本実施態
様に於いて、インフレータブルスキン12は、カヤック
の全長の沿って縦方向に延びた、左舷ハル部17及び右
舷ハル部18を含む。或いは、インフレータブルスキン
12を一つのハル部から構成してもよい。本実施態様に
於いては、左舷ハル部17は右舷ハル部18と連結され
ており、カヤック10の船首19及び船尾21に夫々結
合されている。キール部材16は、左舷ハル部17と右
舷ハル部18の間に縦方向に収容される。本実施態様に
於いて、インフレータブルスキン12は、カヤック10
の船首19及び船尾21において、インフレータブルス
キンをフレーム14に連結する為の船首及び船尾コネク
ター13、15を含んでいる。
【0029】インフレータブルスキン12は、左舷及び
右舷ハル部17、18の対水面を夫々覆うハルスキン部
(船底側の船体布)32と、左舷及び右舷ハル部のデッ
キ表面を夫々覆う左舷及び右舷デッキスキン部(デッキ
側の船体布)56、58を含む。
【0030】図4及び5について説明すると、図1の線
3−3に沿ったカヤック10の断面図は、図4及び5の
符号34で示されている。左舷及び右舷デッキスキン部
56、58は、カヤック10のインフレータブルスキン
12を形成する為に、船底スキン部32とデッキ/ハル
縫い目60,62で夫々結合されている。
【0031】本実施態様に於いて、船底スキン部32は
デュラテック(商標名)製である。デュラテックは、バ
リスティック840デニールの高強度ナイロンを均等に
織った生地の両面に、ポリウレタン液を染み込ませてコ
ーティングすると共に該コーティングを繰り返し行った
素材からなる。基礎素材への溶液膜の染み込みは、剥離
のない完全な結合を保証する。接着性があり高耐磨耗性
のハイパロンや、柔軟性があるが熱接着性があるPVC
(ポリビ二ールクロライド)のような他の素材も使用で
きる。
【0032】本実施態様に於いては、左舷及び右舷のデ
ッキスキン部56、58は、ウレタン被覆ポリエステル
生地製の、左舷の縫成布と右舷の縫成布から作られる。
また、完全防水密閉するために、他の素材への溶着が可
能で、耐磨耗性があるナイロンコーデュラなどの他の生
地が代用できる。
【0033】更に、船底スキン部、左舷及び右舷デッキ
スキン部32、56、58は、ネオプレン又はラバー被
覆ナイロン又はポリエステル生地からも製造できる。言
い換えれば、右舷縫成布デッキ58、左舷縫成布デッキ
56、船底スキン部32は、カヌー10の本質的に防水
性で、高耐磨耗性のインフレータブルスキン12を形成
する。
【0034】他の実施態様において、左舷及び右舷の縫
成布デッキ56,58は、、インフレータブルカヤック
10のインフレータブルスキン12上に取付けられるべ
き、例えば、デッキ索具、かじ、及び/又はシートの接
続を可能にする、外側面上に設置されたマウント(図示
省略)を含む。他のカヤックを据付けたり、カヤックに
カヤック索具小物類を装備できる他のマウントも含ませ
ることができる。
【0035】右舷縫成布デッキ58は、カヤック10の
全長に沿って、右舷デッキ/ハルの縫い目60でハルス
キン部32に縫合されている。また、左舷縫成布デッキ
56は、カヤック10の全長に沿って右舷デッキ/ハル
の縫い目62で、ハルに縫合されている。本実施態様に
於いて、ウレタン被覆ナイロン生地の4つのストリップ
48、50、52及び54は、そのほぼ全長に沿って、
船底スキン部32の内側に熱気溶着されている。他の素
材もこれらのストリップとして使用してもよい。右舷縫
成布デッキ58はストリップ54と、左舷縫成布デッキ
56はストリップ48と、カヤック10の全長に沿って
縫合されている。ストリップ48、54は船底スキン部
32と溶着されているので、本実施態様に於いて、イン
フレータブルスポンソン(浮き)を含むインフレータブ
ルな浮力体を収容する為の、伸長された左舷デッキチャ
ンバー64と右舷デッキチャンバー66がカヌー10の
全長に沿って形成される。さらに、左舷縫成布デッキ5
6は、それを船底スキン部32に接続するストリップ5
0に、一方、右舷縫成布デッキ58は、それを船底スキ
ン部に接続するストリップ52に縫合されている。これ
は、インフレータブルな浮力体を収容し得る伸長された
左舷ハルチャンバー68と右舷ハルチャンバー70を形
成する。
【0036】換言すれば、インフレータブルスキン12
は、左舷及び右舷船体部17,18を夫々、左舷と右舷
のデッキチャンバー及びハルチャンバー64、68、6
6、70に分割する、左舷及び右舷の仕切り48、5
0、52、54を含む。従って、要するに、左舷及び右
舷船体部17、18は、夫々のインフレータブルスポン
ソンを収容し得る、左舷と右舷のハルチャンバー及びデ
ッキチャンバー64、68と66、70を含む。他の実
施態様に於いて、左舷及び右舷ハル部17、18は、例
えばインフレータブルスポンソンを収容し得る、分離し
た左舷と右舷のデッキチャンバー及びハルチャンバーを
含む。或いは、左舷と右舷のデッキチャンバー及びハル
チャンバー64、68、66、70は、例えば、エアブ
ラダーシステム(空気袋装置)のような膨張可能な他の
ものを収容することができる。更に、インフレータブル
スキン12が気密であるように、縫い目60,62は溶
着又は接着され、左舷縫成布デッキ56は仕切り48,
50で左舷船体部17に溶着又は接着され、また、右舷
縫成布デッキ58は、仕切り54,52で右舷ハル部1
8に溶着又は接着されることが可能である。この実施態
様に於いて、インフレータブルスポンソン24、26、
28、30は必要とされない。
【0037】図5について説明すると、この実施態様に
於いては、カヌー10の断面図34は、夫々のチャンバ
ー64、66、68、70の内側に配設された、左舷及
び右舷のデッキとハルのインフレータブルスポンソン2
4、26、28、30を示している。この実施態様に於
いて、インフレータブルスポンソン24、26、28、
30は、ウレタン製の修繕可能なスポンソンである。或
いは、カヌー10に浮力を与える、エアブラダーシステ
ム(空気袋装置)のような他の浮き装置の使用も可能で
ある。
【0038】更に、左舷及び右舷縫成布デッキ56、5
8は、本実施例に於いては夫々、フック及びループファ
スナー45、49及び46、47である、左舷及び右舷
のデッキ及びハルチャンバー64、66、68及び70
にアクセスし得る、閉鎖可能な開口を有する。これは、
インフレータブルな左舷と右舷のデッキ及びハルスポン
ソンが、カヌー10の全体形状を形成するために夫々の
チャンバーに挿入されることを可能にし、また修理又は
交換のためにインフレータブルスポンソンの取外しを容
易にする。従って、左舷及び右舷ハル部17,18は、
左舷と右舷のデッキ及びハルチャンバー64、66、6
8、70に夫々アクセスし、夫々のインフレータブルス
ポンソン24、26、28、30の挿入及び取出しを可
能にする、閉塞可能な開口を有する。
【0039】更に、船底スキン部32と左舷及び右舷船
体部17,18は、カヤック10の船尾21下方に位置
する、水を自動で排出する開口(図示省略)を含む。も
し、パドラーが喫水線より高い位置に座った場合、水は
左舷及び右舷船体部17,18の開口を通って、カヤッ
クの喫水線の水位まで船内に浸入し、それ以上の浸入は
ない。
【0040】左舷及び右舷船体部17,18は、キール
部材16を収容するキールポケット44を形成する為に
一緒に接合されている。左舷及び右舷船体部のつなぎ目
の沿って、最低三ヶ所で、ハル部の内側面に溶着された
生地(船体部17,18に使用された生地と類似)の上
面に縫合された付加的なフック及びループファスナー
(図示省略)は、キール部材16を、カヤックの長さに
沿ってキールポケット44内に正確に整列させる為に使
用される。従って、キール部材16は、左舷船体部17
と右舷船体部18間に縦方向に収容される。
【0041】図6について説明すると、他の実施態様に
基づくカヤック10の断面図が図6の符号35で表わさ
れている。この実施態様に於いて、左舷及び右舷船体部
17、18は、例えばサーフスキーとしての使用に特に
適しているカヤックの狭い横梁を与える為に形成されて
いる。
【0042】図7について説明すると、図6に示された
ほかの実施態様に基づくインフレータブルスキンの平面
図が、符号200で示されている。この実施態様に於い
て、インフレータブルスキン200は、カヤックの船体
中央部近くの左舷と右舷のデッキチャンバー64、66
間に形成され、カヤックに安定性を与えるために喫水線
又は丁度その下に置かれる、シートの配置が可能な空所
202を含んでいる。前記空所は通常、パドラーのヒッ
プが左舷及び右舷のデッキチャンバー64,68間に収
まるのに充分な広さがある。
【0043】図6、7について説明すると、この実施態
様に於いて、カヤックの船体中央部近くで左舷デッキチ
ャンバー64は、船底スキン部32に溶着され且つ左舷
デッキスキン部56に縫着された付加的な生地細片51
により、左舷ハルチャンバー68から分離されている。
また、右舷デッキチャンバー66は、船底スキン部32
に溶着され且つ左舷デッキスキン部58に縫着された他
の付加的な生地細片53により、右舷ハルチャンバー7
0から分離されている。従って、左舷と右舷のデッキ及
びハルチャンバー64、66、68、70は、カヤック
10の他の部分のそれより船体中央部が狭い。つまり、
分離された空所204、206、208を夫々形成する
ために、左舷及び右舷ハルチャンバー68、70は左舷
及び右舷側に於いてカットされ、一方、左舷及び右舷デ
ッキチャンバー64,66は夫々のハルチャンバーに面
した側でカットされている。
【0044】フレーム:図1、3、8及び9について説
明すると、インフレータブルスキンと協力するフレーム
は符号14で示され、図1の破線で示された伸張性を有
する硬直なキール部材16を含む。図1、3、4につい
て説明すると、本実施態様に於いて、キール部材16
は、左舷船体部17と右舷船体部18間に縦方向に収容
される。
【0045】再び図1、3、8及び9について説明する
と、本実施態様に於いては、フレーム14は、キール部
材16と接続可能で、インフレータブルスキン12の左
舷及び右舷船体部17、18に沿って縦方向に伸びる、
左舷及び右舷のチャインスチッフナー36、38も含
む。
【0046】図1、3、4、5、8及び9について説明
すると、カヤック10の中央部に沿って、左舷チャイン
スチッフナー36は、左舷デッキチャンバー64と左舷
ハルチャンバー68間に縦方向に伸び、右舷チャインス
チッフナー38は、右舷デッキチャンバー66と右舷ハ
ルチャンバー70間に縦方向に伸びる。左舷及び右舷の
チャインスチッフナー36,38は、シートがその間に
フィットするように充分に広げることができ、また、例
えばシートストラップやフットサポートを取付け得るよ
うに配置することが出来る。左舷及び右舷チャインスチ
ッフナー36,38は夫々、左舷及び右舷デッキチャン
バー64、66上に横たわり、インフレータブルスキン
12の側面の膨張を容易にし、また、キール部材16と
共に人目を引き、且つ機能的な船首及び船尾を形成する
ために、カヤック10の船首及び船尾19、21近くで
屈曲されている。
【0047】キール部材16、左舷及び右舷のチャイン
スチッフナー36,38は、インフレータブルスキン1
2の左舷及び右舷デッキチャンバー64、66上に横た
わり、船首及び船尾コネクター13、15内に収納する
ために、上方に屈曲されている。
【0048】図1、3、6、7、10について説明する
と、他の実施態様に於いて、フレーム14は、キール部
材16に接続可能であり、インフレータブルスキン12
の左舷及び右舷船体部17、18上方に縦方向に伸び
る、左舷及び右舷のガンネルスチッフナー40,42を
含む。本実施態様に於いて、左舷及び右舷のガンネルス
チッフナー40、42は、左舷デッキチャンバー64と
右舷デッキチャンバー66に沿って夫々縦方向に伸びる
ように配置されている。カヌーの船体中央部の近くで、
左舷及び右舷ガンネルスチッフナー40、42は、ウェ
ビングループ(図示省略)によって、左舷及び右舷のデ
ッキスキン部56、58に接続されている。左舷及び右
舷のガンネルスチッフナー40、42は、船10の船首
及び船尾19,21に、曲げることなく直接接続されて
いる。左舷及び右舷のガンネルスチッフナー40、42
は、その間にシートがフィットするように充分に広げる
ことができ、また、例えば、シートトラップ及び/又は
フットサポートの装着が可能なように配置し得る。
【0049】或いは、チャイン又はガンネルスチッフナ
ー36、38、40、42は、他の部位に配置される。
いずれの実施態様に於いても、チャインスチッフナー3
6、38又はガンネルスチッフナー40、42は、イン
フレータブルスキン12を硬直し、カヌーに硬直性を与
えるために、カヌー10の船首19又は船尾21近く
で、キール部材16に枢着されている。
【0050】図9について説明すると、フレーム14
は、カヤック10のインフレータブルスキン12と別に
示されている。本実施態様に於いて、キール部材16
と、左舷及び右舷のチャインスチッフナー36、38
は、分離可能な複数のスチッフナー部75、77、7
9、81、82、84、86、88、90、92、94
及び96から構成され、組立て時にショックコードで連
結され、フレーム14を形成する。ショックコードは、
第一スチッフナー部の内面に鋲着されたインサートを通
って、ショックコードの一方の先端を結んで固定され
る。ショックコードは引っ張られ、ショックコードの他
方の先端は、第二スチッフー部の内面に鋲着された内部
スペーサ内に取付けられ、且つ結ばれている。本実施態
様に於いて、インサート及びスペーサとも、ブラインド
リベットにより、第一スチッフナー部と第二スチッフナ
ー部夫々の特定の位置に固定されている。本実施態様に
於いて、複数の分離可能なスチッフナー部75、77、
79、81、82、84、86、88、90、92、9
4及び96は、軽量で、引張り強さがあり、且つ耐腐食
性を有する、アルマイト加工された6061−T6アル
ミニウムマグネシウム合金管から作られている。しか
し、スチッフナー部75、77、79、81、82、8
4、86、88、90、92、94及び96には他の材
料を使用することもできる。
【0051】なお、図9について説明すると、キール部
材16は、キール部材の丈の中心近くで、ヒンジ102
で互いに枢着可能である、第一及び第二キール部材部7
6、78からなる。本実施態様に於いて、第一及び第二
キール部材部76、78は夫々、2つのスチッフナー部
75と77、79と81からなる。本実施例に於いて、
第一及び第二キール部材部76,78のスチッフナー部
77及び81は、フレーム14の船首及び船尾の端部を
形成するために、カヤック10の船首18及び船尾21
において夫々上方に屈曲されている。スチッフナー部7
5及び79は、比較的真っ直ぐである。キール部材16
は更に、相対的な枢軸運動に抗して、第一及び第二キー
ル部材部76、78をロックし得るロック80を含む。
【0052】図11について説明すると、第一及び第二
キール部材部76、78は、その相対的な枢軸運動に抗
してロックするために、ロック80においてピン102
により一緒に蝶着されており、第一及び第二キール材部
上の開口内に挿入し得るリンクピン104によりロック
されている。
【0053】再び図9について説明すると、本実施態様
に於いて、左舷チャインスチッフナー36は、カヤック
10の船首19から船尾21に向かって縦方向に走る、
多数のスチッフナー部82、84、86及び88からな
っている。同様に、右舷チャインスチッフナー38は、
4つのスチッフナー部90、92、94及び96からな
っている。図10に示す実施態様に於いて、左舷及び右
舷のガンネルスチッフナー40、42は、多数の分離可
能なスチッフナー部からなる。本実施態様における、多
数の分離可能なスチッフナー部82、84、86、8
8、90、92、94及び96は、組立て及び分解を容
易にし、スチッフナー部を一緒に結合するコネクターと
して働くためのショックコードを含んでいる。しかし、
スチッフナー部82,84、86,88,90,92,
94を一緒に結合する他のタイプのコネクターには、例
えば、フック又はスプリングボタン、及び補足的なボタ
ンリセプタクルが想定される。カヤック10の船首及び
船尾の端部19、21近くで、左舷及び右舷のチャイン
スチッフナー部82、90、88および96は、他の部
分84、86、92及び94から上方に曲がり、船首及
び船尾ジョイナー98、100において夫々、キール部
材16の船首及び船尾端部で上方に曲がったスチッフナ
ー部77、81に付設されたプラスチック板に通しボル
トを装着することにより、取付けられている。特に、分
離可能なスチッフナー部82、90は、船首ジョイナー
98において、第一キール部材部76の上方に曲がった
スチッフナー部77に取付け、分離可能なスチッフナー
部88、96は、船尾ジョイナー100において、第二
キール部材部78の上方に曲がったスチッフナー部81
に結合する。図6、7及び10に示す他の実施態様に於
いて、左舷及び右舷のガンネルスチッフナー40、42
は、カヤック10の船首及び船尾の端部において上方に
曲がっていないが、左舷及び右舷のデッキチャンバー6
4、66上に夫々横たわるように比較的真っ直ぐであ
る。
【0054】図12について説明すると、符号98で示
された船首ジョイナーは、左舷チャインスチッフナー部
82、右舷チャインスチッフナー部90及び第一キール
部材部76の上方に曲げられたスチッフナー部77を、
プラスチック板108に通しボルト110によって一緒
に結合する。同様に、船首ジョイナー98は、図10に
示す実施態様において、左舷及び右舷ガンネルスチッフ
ナー40及び42の、左舷及び右舷スチッフナー部を結
合する。或いは、キール部材16と左舷及び右舷のチャ
インスチッフナー36、38、又は左舷及び右舷のガン
ネルスチッフナー40、42を、カヌー10のフレーム
14の船首端部で一緒に結合するために、他の形状のコ
ネクターが使用され得る。船尾ジョイナー100は、船
首ジョイナー98と構造的に似ている。船首及び船尾ジ
ョイナー98、100は、インフレータブルスキン12
の船首及び船尾コネクター13、15内に夫々収容し得
る。
【0055】再度図1及び図3について説明すると、本
実施態様において、船首及び船尾コネクター13、15
は、左舷デッキチャンバー64と右舷デッキチャンバー
66間に張渡された左舷及び右舷デッキスキン部56、
58から形成された、フレーム14の船首及び船尾ジョ
イナー98、100を収容し得るところの、通常三角形
状のフラップ33から形成される。言い換えれば、イン
フレータブルスキン12の船首と船尾コネクター13、
15は、カヌーの10の船首19及び船尾21において
インフレータブルスキンをフレームに接合する、フレー
ム14の船首と船尾ジョイナー98、100を収容する
格納部として働く。
【0056】再度図9について説明すると、更に、左舷
及び右舷のチャインスチッフナー36、38は、左舷チ
ャインスチッフナー84、86と右舷チャインスチッフ
ナー92、94のつなぎ目に夫々位置する、2つのフッ
トサポート111,112を含む。或いは、他の実施態
様において、フットサポートは、左舷又は右舷のチャイ
ンスチッフナー36,38のどちらか一方だけでよい。
同様に、フットサポートは、左舷及び右舷のガンネルス
チッフナー40、42上に配置してもよい。
【0057】組立て:図1、4、5、8、9及び13に
ついて説明すると、カヤック10を組立てるために、イ
ンフレータブルスキン12が始めに広げられる。空気が
入ってない状態のスポンソン24、26、28及び30
が、各チャンバー64、66、68、70内に挿入され
るか、又は予め挿入される。左舷及び右舷のチャインス
チッフナー82、90に接続された左舷ジョイナー98
と、第一キール部材部76の上方に曲がったスチッフナ
ー部77が、カヤック10の船首19で船首コネクター
13内に挿入される。船首ジョイナー98は、第一キー
ル部材部76が、図1、4及び5に示された、左舷及び
右舷ハル部17と18間のキールポケット44内に配置
されるように中心に置かれる。そして、船首ジョイナー
98は、カヤック10の船首19において、船首コネク
ター13内にぴったり押入れられる。船尾ジョイナー1
00は同様に、カヤック10の船尾コネクター15内に
配置され、第二キール部材部78がキールポケット44
内に配置されるように中心に置かれる。 第一及び第二
キール部材部77、81の真直ぐなスチッフナー部7
5、79は、上方に曲がったスチッフナー部77,81
に夫々取付けられる。この段階で、カヤックは、図13
において、符号140の破線で示されたような外観を現
す。
【0058】そして第一キール部材部76は、図3に示
されたように、インフレータブルスキン内で硬直なキー
ル形状41を形成し、インフレータブルスキンを緊張
し、インフレータブルスキン12に係合する、フレーム
14の伸長性のあるキール部材16を伸張するために、
図13の矢印142で示されたように、第二キール部材
部78より相対的に下方に回動される。第一及び第二キ
ール部材部76、78は、図11で示されたロック80
のピン104が、第一及び第二キール部材部の相対的な
回動動作に抗してロックするために、第一及び第二キー
ル部材部の開口を通して挿入されるまで下方に押され
る。それから、フック及びループファスナー(図示省
略)は、キール部材16を適切に保持するために接続さ
れる。
【0059】左舷及び右舷のチャインスチッフナー部8
2、88、90及び96は、キール部材16上に位置す
るように上方に旋回される。それから、左舷及び右舷の
チャインスチッフナー部84、86及び92、94は、
キール部材16上に弧状を描いて、空中に持ち上げられ
ている間、船首及び船尾ジョイナー98、100に夫々
結合される。特に、左舷チャインスチッフナー部84、
86は、ショックコードで一緒に結ばれ、船首及び船尾
ジョイナー98、100の左舷チャインスチッフナー部
82、88に夫々取付けられている。同様に、右舷チャ
インスチッフナー部92、94は、ショックコードで一
緒に結ばれ、船首及び船尾ジョイナー98、100の右
舷チャインスチッフナー部90、96に夫々取付けられ
ている。
【0060】図14について説明すると、矢印144で
示された方向の下向き及び外向きの力が、スチッフナー
を、キール部材16と夫々の左舷及び右舷のデッキスポ
ンソン24と26に向かって回動中に、左舷及び右舷の
チャインスチッフナー36,38に対し加わる。この動
きは、カヤック10の船首及び船尾19、21間の距離
を伸ばし、インフレータブルスキン12を、キール部材
16に沿って、船首から船尾に縦方向に緊張する。左舷
及び右舷のチャインスチッフナー36、38は、カヌー
10の船首19及び船尾21において、インフレータブ
ルスキンをフレームに接続し、インフレータブルスキン
12の船首及び船尾コネクター13,15内にフレーム
14の船首及び船尾ジョイナー98,100を収容する
ために、左舷デッキチャンバー64と右舷デッキチャン
バー66間に伸びた、左舷及び右舷のデッキスキン部5
6,58の三角フラップ33内に押込まれる。この実施
態様において、左舷及び右舷のチャインスチッフナー3
6、38は、左舷デッキチャンバー64と左舷ハルチャ
ンバー68間、右舷デッキチャンバー66と右舷ハルチ
ャンバー70間に形成されたポケット33に、フック及
びループファスナー(図示省略)によって保持される。
左舷及び右舷のチャインスチッフナー36、38は、船
首及び船尾ジョイナー98、100に結合する前に上へ
曲げられる。インフレータブルスポンソン24、36、
28及び30が膨張すると、左舷及び右舷のチャインス
チッフナー36、38は離される。これは、スチッフナ
ー部82、88、90及び90を離れるように広げ、そ
の時、船首及び船尾コネクター13、15によって夫々
保持される。言い換えれば、左舷及び右舷のチャインス
チッフナー36、38は、カヌー10のインフレータブ
ルスキン12を硬直する働きをする。
【0061】第一及び第二キール部材部76,78の曲
がりは、図13の符号160と162に示したように、
わずかに上方に屈曲されたカヤック10の船首19及び
船尾21を生じさせ、そしてカヤック10に水中で旋回
するため能力を与え、且つ水がカヌー内へ浸入する危険
を減らす。反り上がり160、162は、カヤック10
の船首19及び船尾21近くの小領域に限定され、フレ
ータブルスキン12の長さに沿った、図2に示す喫水線
22は比較的長くなる。
【0062】図3、5、9及び15について説明する
と、左舷及び右舷のデッキ及びハルスポンソン24、2
6、28及び30は、インフレータブルスキン12を膨
らませ、キール部材16からインフレータブルスキンを
外側に緊張するために膨張される。左舷及び右舷のフッ
トペダル111,112は夫々、左舷及び右舷のチャイ
ンスチッフナー36及び38に取付けられる。
【0063】再度図6、7、10及び13について説明
すると、本実施態様において、カヤック10が図8に示
された破線略図140に示されたような外観を持つま
で、組立てにおける同様な方針が取られる。しかし、キ
ール部材16がインフレータブルスキン12内に挿入さ
れる前に、先ず左舷及び右舷のガンネルレバー(図示省
略)を用いて、左舷と右舷のガンネルスチッフナー4
0,42を伸長し、インフレータブルスキンが緊張させ
る。特に、左舷レバーは、左舷ガンネルスチッフナー4
0に装着され又は前以て装着される、そして、左舷レバ
ーは、インフレータブルスキン12の左舷デッキスキン
部を引伸ばし、2つの左舷ガンネルスチッフナー部をカ
ヌー10の船首19と船尾21に向かって押し離すため
に、下側にてこで動かされる。レバーは、一方のガンネ
ルスチッフナー部上のスプリングボタンが他方の左舷ス
チッフナー部上の穴に入るまで下に押される。同様に、
右舷ガンネルスチッフナー42は、インフレータブルス
キン12の右舷デッキスキン部58を緊張するために伸
長される。そのときキール部材16は伸長され、インフ
レータブルスポンソン24、26、28及び30は、先
に述べたような方法で膨張される。
【0064】組立てられたカヌーの他の実施態様が、図
15の符号150で示される。本実施態様において、シ
ート152、かじ154及びデッキ索具156,158
が左舷及び右舷の縫成布デッキ56及び58上のマウン
ト(図示省略)に夫々装着される。
【0065】図16及び17について説明すると、カヤ
ックの他の実施態様が符号300で示される。本実施態
様において、フレーム301のキール部材310は、格
納式のドロップスケッグ302を支持する。該スケッグ
は、直進性を高めるために、船底スキン部305の開口
303を通して、左舷及び右舷船体船体部306、30
8間の、インフレータブルスキン304の真下に突き出
すように配置される。或いは、スケッグを船尾307近
くのカヤックの下部に配置するために、より簡単なスケ
ッグを、例えばひもによりカヤック300に装着し得
る。この実施態様において、ドロップスケッグ302は
アルミ製であるが、しかし代わりに、他のかなり硬質の
材料から製造してもよい。図16について説明すると、
本実施態様において、インフレータブルスキン304の
船底スキン部305は、インフレータブルスキンに対し
てドロップスケッグ302を支持するために、船底スキ
ン部に補強された材料の付加的ストリップ310を含
む。船底スキン部305は、開口303のほかに、本実
施態様におけるカヤック300が自動排水できるような
いくつかの開口311を有する。
【0066】図17について説明すると、ドロップスケ
ッグ302は、第一及び第二キール部材部312、31
4を結合するキール部材310のヒンジ316近くに配
置される。ドロップスケッグ302は、ドロップスケッ
グが図12の船303の点線319内へ引っ込むよう
に、他のヒンジ318で第二キール部材部314に蝶着
されている。本実施態様において、キール部材310の
第一及び第二キール部材部312,314は、ヒンジ3
16とドロップスケッグ302がフレーム301の船首
端部に接近して置かれるように配置される。本実施態様
において、ショックコードのような弾性コード322
と、非弾性コード320が、ドロップスケッグの出し入
れを容易にするためにドロップスケッグ302の縁に結
束される。ショックコード322は、フレーム301の
船首端部近くに装着され、一方、コード320はカヤッ
ク300の船体中央部近くまで渡されているため、パド
ラーは、そのコードを引き、索具に結び付けてドロップ
スケッグ302を持ち上げ、カヤックの格納部319へ
引っ込めることが出き、また、コードを緩めてスケッグ
を水に落とすことが出来る。或いは、連続の一本のルー
プ状コードをドロップスケッグ302の先端に装着し
て、フレーム301のピボット(図示省略)に通し、パ
ドラーはそのコードを異なる方向に引っ張って、ドロッ
プスケッグを上下することが出来る。
【0067】再度図1及び3について説明すると、組立
ての上記ステップを実行することにより、伸長性のある
硬直なキール部材16は、インフレータブルスキン12
を緊張し、インフレータブルスキン内で硬直なキール形
状41を形成して、インフレータブルスキン12に係合
される。硬直なキール部材16は、硬直なキール形状4
1を形成して船底スキン部32を緊張し、左舷及び右舷
船体部17、18間のインフレータブルスキン12の中
央部に横たわり、また、カヤック10の船首19と船尾
21において上方に屈曲する。フレーム14のチャイン
スチッフナー36及び38、またはガンネルスチッフナ
ー40及び42は、膨張時、船首19及び船尾21の上
向きの曲がりに抵抗し、長い喫水線と一段と早い船とな
る。
【0068】フレーム14、デフレータブル(空気を抜
くことが出来る)スポンソン24、26、28及び3
0、取外し得るアクセサリー152、154、156、
及び158の特長は、カヌー150を、例えば飛行機の
ような乗り物による旅行のために小さいサイズにコンパ
クト化できることである。更に、スポンソン24、2
6、28及び30内の圧力とシート152の高さは、パ
ドラーが座ることを希望するレベルが、水位20よりど
の位上かを決めるために調整できる。もし、シート15
2及びスポンソン24、26、28及び30内の空気圧
が、パドラーが水位20近くに座るように調節されるな
らば、船はサーフスキーとして用いることができる。も
し、インフレータブルスキン12が、インフレータブル
スキン12に沿って入り込んだ水が周囲の水に排出する
ことができる開口を有する場合には、そのカヤック10
は自動排水が可能である。
【0069】発明の特別の実施態様が記述及び例証され
たとしても、そのような実施態様は単なる発明の例示的
ものと考えられるべきであり、付随する請求の範囲に従
って解釈される発明を制限するべきものではない。
【0070】
【発明の効果】本発明においては、組立て及び分解が素
早く且つ容易に出来るので、保管及び水上遊びを行う遠
隔地への移送が容易であると共に、比較的安価であり且
つ軽量な船を提供することが出来る。又、その使用され
た材料は、低料金での修理並びに部品の取替えが容易で
ある利点がある。
【0071】更に、本発明に係る船は、弛みに対する硬
直性、操作性、様々な水の状態における動きの容易さを
提供し、それによって、ハードシェルの船の性能に匹敵
する性能を提供する。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の一実施態様に対応したカヌーの平面図で
ある。
【図2】図1に示されたカヌーの側面図である。
【図3】図1に示されたカヌーの正面図である。
【図4】図1に示されたカヌーの線3−3に沿った断面
図である。
【図5】図1に示されたカヌーの線3−3に沿った断面
図である。
【図6】本発明の他の実施態様における、図1の線3−
3に沿ったカヌーの断面図である。
【図7】図6に示された本発明の他の実施態様における
カヌーの平面図である。
【図8】図1に示されたカヌーのフレームの等角図であ
る。
【図9】図8に示されたフレームの平面図である。
【図10】図6と図7に示された本発明の他の実施態様
における、カヌーのフレームの等角図である。
【図11】図8、図9及び図10に示されたフレームの
キール部材の部分側面図である。
【図12】図8、図9及び図10に示されたフレームの
船首コネクターの部分側面ある。
【図13】キール部材の2つの位置を示す、図1に示さ
れたカヌーの側面図である。
【図14】左舷及び右舷チェインスチッフナーの2つの
位置を示す、図8及び図9に示されたフレームの平面図
である。
【図15】本発明の他の実施態様におけるカヌーの平面
図である。
【図16】本発明のもう一つの他の実施態様におけるカ
ヌーの部分底面図である。
【図17】図16に示された実施態様におけるカヌーの
キール部材の部分側面図である。
【符号の説明】
10 カヤック 12 インフレータブルスキン 13 船首コネクター 14 フレーム 15 船尾コネクター 16 キール部材 17 左舷船体部 18 右舷船体部 19 船首 21 船尾 24 インフレータブルスポンソン 26 インフレータブルスポンソン 28 インフレータブルスポンソン 30 インフレータブルスポンソン 32 船底スキン部 33 三角フラップ 36 左舷チャインスチッフナー 37 船底 38 右舷チャインスチッフナー 40 左舷ガンネルスチッフナー 41 キール形状 42 右舷ガンネルスチッフナー 44 キールポケット 45 フック 46 ループファスナー 47 ループファスナー 48 仕切り 49 フック 50 仕切り 52 仕切り 54 仕切り 56 左舷デッキ部 58 右舷デッキ部 60 縫い目 62 縫い目 64 左舷デッキチャンバー 66 右舷デッキチャンバー 68 左舷ハルチャンバー 70 右舷ハルチャンバー 75 スチッフナー部 76 第一キール部材部 77 スチッフナー部 78 第二キール部材部 79 スチッフナー部 80 ロック 81 スチッフナー部 82 左舷チャインスチッフナー部 84 左舷チャインスチッフナー部 86 左舷チャインスチッフナー部 88 左舷チャインスチッフナー部 90 右舷チャインスチッフナー部 92 右舷チャインスチッフナー部 94 右舷チャインスチッフナー部 96 右舷チャインスチッフナー部 98 船首ジョイナー 100 船尾ジョイナー 102 ピン 104 リンクピン 108 プラスチック板 110 通しボルト 111 フットサポート 112 フットサポート 150 カヌー 152 シート 154 かじ 156 デッキ索具 158 デッキ索具 160 反り上り 162 反り上り 200 インフレータブルスキン 202 空所 204 空所 206 空所 208 空所 300 カヌー 301 フレーム 302 スケッグ 303 開口 304 インフレータブルスキン 305 船底スキン部 306 左舷船体部 307 船尾 308 右舷船体部 310 キール部材 311 付加的開口 312 第一キール部材部 314 第二キール部材部 316 ヒンジ 318 ヒンジ 320 非弾性コード 322 弾性コード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダグラス・エドワード・シンプソン カナダ国 ブイ・シックス・ケイ ワン・ エム・ナイン ブリティッシュ・コロンビ ア州 バンクーバー ウェスト・サード・ アベニュ 3091

Claims (86)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張時に船体形状を形成し得るインフレ
    ータブルスキンと、該インフレータブルスキン内で硬直
    なキール形状を形成し、該インフレータブルスキンを緊
    張し、インフレータブルスキンに係合し得る伸張性のあ
    る硬直なキール部材を有するフレームとから成る船。
  2. 【請求項2】 前記インフレータブルスキンは更に、船
    首及び船尾において、前記フレームに接続するための船
    首及び船尾コネクターを有する請求項1記載の船。
  3. 【請求項3】 前記インフレータブルスキンは更に、左
    舷船体部及び右舷船体部、前記左舷船体部及び右舷船体
    部間に縦向きに収容されるキール部材を有する請求項2
    記載の船。
  4. 【請求項4】 前記左舷及び右舷船体部は、キール部材
    を受入れるキールポケットを形成するために互いに結合
    されている請求項3記載の船。
  5. 【請求項5】 前記左舷及び右舷ハル部は、膨張可能で
    ある請求項3記載の船。
  6. 【請求項6】 前記左舷及び右舷船体部は、左舷及び右
    舷チャンバーを有する請求項5記載の船。
  7. 【請求項7】 前記左舷及び右舷チャンバーは夫々、イ
    ンフレータブルスポンソンを収容し得るものである請求
    項6記載の船。
  8. 【請求項8】 前記左舷及び右舷チャンバー内に収容さ
    れ得るインフレータブルスポンソンを更に含むものであ
    る請求項7記載の船。
  9. 【請求項9】 前記左舷及び右舷船体部は、前記左舷及
    び右舷チャンバーへの入口となり、各インフレータブル
    スポンソンの挿入及び取出しを可能にする閉鎖可能な開
    口を有するものである請求項7記載の船。
  10. 【請求項10】 前記左舷及び右舷船体部は夫々、左舷
    のハルチャンバー及びデッキチャンバー、右舷のハルチ
    ャンバー及びデッキチャンバーを有する請求項3記載の
    船。
  11. 【請求項11】 前記左舷及び右舷のデッキチャンバー
    は、右舷及び左舷のデッキスポンソンを、また、前記右
    舷及び左舷ハルチャンバーは、右舷及び左舷ハルスポン
    ソンを夫々収容し得る請求項10記載の船。
  12. 【請求項12】 前記左舷及び右舷の、各デッキチャン
    バー及びハルチャンバーは夫々、前記左舷及び右舷のデ
    ッキ及びハルスポンソンを収容するための閉塞可能な開
    口を有する請求項11記載の船。
  13. 【請求項13】 更に、前記左舷及び右舷の、デッキ及
    びハルのインフレータブルスポンソンを含む請求項12
    記載の船。
  14. 【請求項14】 前記インフレータブルスキンは更に、
    前記左舷及び右舷チャンバーを、左舷及び右舷のデッキ
    チャンバーとハルチャンバーに分ける左舷及び右舷の仕
    切りを含む請求項6記載の船。
  15. 【請求項15】 前記インフレータブルスキンは更に、
    ハルスキン部と、左舷及び右舷のデッキスキン部とを含
    む請求項1記載の船。
  16. 【請求項16】 前記船底スキン部と、左舷及び右舷の
    デッキスキン部は、耐磨耗性、防水性の生地からなる請
    求項15記載の船。
  17. 【請求項17】 前記船底スキン部と、左舷及び右舷の
    デッキスキン部は、ウレタンで被覆されたナイロン生
    地、またはウレタンで被覆されたポリエステル生地から
    なる請求項16記載の船。
  18. 【請求項18】 前記船底スキン部と、左舷及び右舷の
    デッキスキン部は、ポリ塩化ビニールで被覆されたナイ
    ロンまたはポリエステル生地からなる請求項16記載の
    船。
  19. 【請求項19】 前記船底スキン部と、左舷及び右舷の
    デッキスキン部は、ネオプレンまたはゴムで被覆された
    ナイロンまたはポリエステル生地からなる請求項16記
    載の船。
  20. 【請求項20】 前記左舷及び右舷チャンバーは、気密
    であり、膨張可能なものである請求項6記載の船。
  21. 【請求項21】 更に、前記左舷及び右舷のデッキスキ
    ン部と接続可能なシートを含む請求項16記載の船。
  22. 【請求項22】 更にスケッグを含む請求項1記載の
    船。
  23. 【請求項23】 前記キール部材は、互いに回動可能に
    接続され得る第1キール部材と第2キール部材とからな
    る請求項1記載の船。
  24. 【請求項24】 前記第一及び第二キール部材を、相対
    的な回動運動に対してロックするロックを含む請求項2
    3記載の船。
  25. 【請求項25】 前記フレームは更に、前記キール部材
    と接続可能であり、前記インフレータブルスキンの左舷
    及び右舷側部に沿って縦方向に延びる、左舷及び右舷の
    チャインスチッフナーを含む請求項1記載の船。
  26. 【請求項26】 前記インフレータブルスキンは、左舷
    と右舷のハルチャンバー及びデッキチャンバー、インフ
    レータブルスキンの左舷のデッキチャンバーとハルチャ
    ンバー間及び、右舷のデッキチャンバーとハルチャンバ
    ー間に夫々縦向きに伸びる、左舷及び右舷のチャインス
    チッフナーを有する請求項25記載の船。
  27. 【請求項27】 前記左舷及び右舷のチャインスチッフ
    ナー及びキール部材は、互いに回動可能に接続されてい
    る請求項26記載の船。
  28. 【請求項28】 前記フレームは更に、前記キール部
    材、前記左舷及び右舷のチャインスチッフナーを夫々一
    緒に結合するための船首及び船尾ジョイナーを有する請
    求項27記載の船。
  29. 【請求項29】 前記インフレータブルスキンは更に、
    船首及び船尾コネクターを含み、前記船首及び船尾ジョ
    イナーは、船首及び船尾において夫々前記インフレータ
    ブルスキンを前記フレームと接続するために、前記船首
    及び船尾コネクターと協力する請求項28記載の船。
  30. 【請求項30】 前記インフレータブルスキンの船首及
    び船尾コネクターは、前記フレームの船首及び船尾のジ
    ョイナーを夫々収容するための格納部を有する請求項2
    9記載の船。
  31. 【請求項31】 前記リセプタクルは、船の船首及び船
    尾において、前記インフレータブルスキンの前記左舷及
    び右舷のデッキチャンバー間に延びた一般的に三角形状
    のフラップを有し、前記フラップは、フレームの船首及
    び船尾ジョイナーを収容し得るものである請求項30記
    載の船。
  32. 【請求項32】 前記キール部材と左舷及び右舷チャイ
    ンスチッフナーは、前記インフレータブルスキンの左舷
    及び右舷デッキチャンバー上に横たえ、前記リセプタク
    ル内に収容するように、上方に屈曲形成されている請求
    項31記載の船。
  33. 【請求項33】 左舷及び右舷チャインスチッフナー
    は、折畳み可能である請求項25記載の船。
  34. 【請求項34】 前記キール部材と左舷及び右舷チャイ
    ンスチッフナーは、接続可能な多数のスチッフナー部を
    有する請求項33記載の船。
  35. 【請求項35】 前記左舷及び右舷チャインスチッフナ
    ーの少なくとも一つは、更にフットサポートを有する請
    求項34記載の船。
  36. 【請求項36】 前記フレームは更に、インフレータブ
    ルスキンの左舷及び右舷側面上方に縦向きに延びる、前
    記キール部材と接続可能な左舷及び右舷のガンネルスチ
    ッフナーを有する請求項1記載の船。
  37. 【請求項37】 前記インフレータブルスキンは、左舷
    及び右舷デッキチャンバー、該インフレータブルスキン
    の左舷及び右舷デッキチャンバーの上方に縦向きに夫々
    伸長されている右舷及び左舷ガンネルスチッフナーを有
    する請求項36記載の船。
  38. 【請求項38】 左舷及び右舷ガンネルスチッフナーと
    キール部材は互いに回動可能に接続し得る請求項36記
    載の船。
  39. 【請求項39】 左舷及び右舷ガンネルスチッフナーは
    折畳み可能である請求項37の船。
  40. 【請求項40】 キール部材と、左舷及び右舷ガンネル
    スチッフナーは、多数の接続可能なスチッフナー部を有
    する請求項40の船。
  41. 【請求項41】 インフレータブルスキン内で硬直なキ
    ール形状を形成し、該インフレータブルスキンを緊張す
    るフレームの伸長されたキール部材の、膨張時にハル形
    状を形成するインフレータブルスキンへ係合方法から成
    る船の組立て方法。
  42. 【請求項42】 前記キール部材の第一部分を前記キー
    ル部材の第二部分に相対的に回動させて係合する請求項
    41記載の船の組立て方法。
  43. 【請求項43】 更に、前記キール部材がインフレータ
    ブルスキンに係合される時に、前記キール部材の一部を
    相対的な回動動作に対してロックする請求項42記載の
    船の組立て方法。
  44. 【請求項44】 更に、前記インフレータブルスキンを
    硬直する為に、チャインスチッフナーを船のインフレー
    タブルスキンに係合する請求項43記載の船の組立て方
    法。
  45. 【請求項45】 前記インフレータブルスキンを前記キ
    ール部材に沿って縦方向に伸張するために、チャインス
    チッフナーをキール部材に向かって下方に回動して係合
    する請求項44記載の船の組立て方法。
  46. 【請求項46】 更に、前記インフレータブルスキンを
    膨張する請求項44記載の船の組立て方法。
  47. 【請求項47】 フレームの伸張性のある硬直な部材を
    それらの間に縦向きに収容し得る前記左舷及び右舷船体
    部と、船の船首及び船尾近くにインフレータブルスキン
    をフレームに接続する船首及び船尾コネクターを夫々有
    するものであり、膨張時に船体形状を形成し、インフレ
    ータブルスキン内で硬直なキール形状を形成し、インフ
    レータブルスキンを緊張するフレームに係合し得るもの
    である船のインフレータブルスキン。
  48. 【請求項48】 前記左舷及び右舷船体部は、キール部
    材を収容するキールポケットを形成するために一緒に結
    合されている請求項47記載のインフレータブルスキ
    ン。
  49. 【請求項49】 前記左舷及び右舷船体部は、膨張可能
    である請求項48記載のインフレータブルスキン。
  50. 【請求項50】 前記左舷及び右舷船体部は、左舷及び
    右舷チャンバーを含む請求項49記載のインフレータブ
    ルスキン。
  51. 【請求項51】 前記左舷及び右舷チャンバーは夫々、
    インフレータブルスポンソンを収容し得る請求項50記
    載のインフレータブルスキン。
  52. 【請求項52】 更に、前記左舷及び右舷チャンバー内
    に収容され得るインフレータブルスポンソンを含む請求
    項51記載のインフレータブルスキン。
  53. 【請求項53】 前記左舷及び右舷ハル部は、前記イン
    フレータブルスポンソンの挿入及び取出しを可能にする
    ために、左舷及び右舷チャンバーにアクセスし得る閉鎖
    可能な開口を有する請求項51記載のインフレータブル
    スキン。
  54. 【請求項54】 前記左舷及び右舷ハル部は夫々、左舷
    及び右舷ハルチャンバー、左舷及び右舷デッキチャンバ
    ーを有する請求項47記載のインフレータブルスキン。
  55. 【請求項55】 前記左舷及び右舷デッキチャンバーは
    左舷及び右舷デッキスポンソンを、前記左舷及び右舷ハ
    ルチャンバーは左舷及び右舷ハルスポンソンを夫々収容
    し得る請求項54記載のインフレータブルスキン。
  56. 【請求項56】 前記左舷及び右舷のデッキチャンバー
    とハルチャンバーは、前記左舷と右舷のデッキ及びハル
    スポンソンを収容するための閉鎖可能な開口を有する請
    求項55記載のインフレータブルスキン。
  57. 【請求項57】 更に、前記左舷と右舷のデッキ及びハ
    ルインフレータブルスキンを有する請求項56記載のイ
    ンフレータブルスキン。
  58. 【請求項58】 前記インフレータブルスキンは更に、
    前記左舷及び右舷チャンバーを、右舷及び左舷のデッキ
    チャンバーとハルチャンバーに分割する、左舷及び右舷
    の仕切りを有する請求項50記載のインフレータブルス
    キン。
  59. 【請求項59】 前記インフレータブルスキンは更に、
    船底スキン部と右舷及び左舷デッキスキン部を有する請
    求項47記載のインフレータブルスキン。
  60. 【請求項60】 前記船底スキン部と右舷及び左舷デッ
    キスキン部は、耐磨耗性で耐水性の生地からなる請求項
    59記載のインフレータブルスキン。
  61. 【請求項61】 前記船底スキン部と右舷及び左舷デッ
    キスキン部は、ウレタン被覆ナイロン生地又はウレタン
    被覆ポリエステル生地からなる請求項60記載のインフ
    レータブルスキン。
  62. 【請求項62】 前記船底スキン部と右舷及び左舷デッ
    キスキン部は、PVC被覆ナイロンまたはポリエステル
    生地からなる請求項60記載のインフレータブルスキ
    ン。
  63. 【請求項63】 前記船底スキン部と右舷及び左舷デッ
    キスキン部は、ネオプレン又はゴム被覆ナイロン又はポ
    リエステル生地からなる請求項60記載のインフレータ
    ブルスキン。
  64. 【請求項64】 前記左舷及び右舷チャンバーは、気密
    であり、また、膨張可能である請求項54記載のインフ
    レータブルスキン。
  65. 【請求項65】 更に、前記左舷及び右舷のデッキスキ
    ン部に接続し得るシートを有する請求項60記載のイン
    フレータブルスキン。
  66. 【請求項66】 前記ハルスキン部は、スケッグを支持
    し得る請求項59記載のインフレータブルスキン。
  67. 【請求項67】 インフレータブルスキン内で硬直なキ
    ール形状を形成し、インフレータブルスキンを緊張し、
    インフレータブルスキンと係合し得る伸張性のある硬直
    なキール部材を有する船のフレーム。
  68. 【請求項68】 前記キール部材は、互いに回動可能に
    接続し得る第一及び第二のキール部材部からなる請求項
    67記載のフレーム。
  69. 【請求項69】 更に、前記第一及び第二キール部材部
    を、相対的な回動運動に対してロックするロックを含む
    請求項68記載のフレーム。
  70. 【請求項70】 更に前記フレームは、インフレータブ
    ルスキンの左舷及び右舷側面に沿って縦方向に伸び、前
    記キール部材に接続可能な左舷及び右舷チャインスチッ
    フナーを有する請求項67記載のフレーム。
  71. 【請求項71】 前記左舷及び右舷チャインスチッフナ
    ーは、インフレータブルスキンの左舷デッキチャンバー
    と左舷ハルチャンバー間、右舷デッキチャンバーと右舷
    ハルチャンバー間に、夫々縦方向に伸びる請求項71記
    載のフレーム。
  72. 【請求項72】 前記左舷及び右舷チャインスチッフナ
    ーは、前記キール部材に沿ってインフレータブルスキン
    を縦方向に伸張するために、キール部材に向かって下方
    に回動し得る請求項71記載のフレーム。
  73. 【請求項73】 前記左舷及び右舷チャインスチッフナ
    ーとキール部材は、互いにピボットのように接続し得る
    請求項71記載のカヌー。
  74. 【請求項74】 前記フレームは更に、前記キール部材
    と前記右舷及び左舷チャインスチッフナーを夫々互いに
    結合する船首及び船尾ジョイナーを有する請求項73記
    載のフレーム。
  75. 【請求項75】 船首及び船尾ジョイナーは、インフレ
    ータブルスキンを、船の船首及び船尾において夫々前記
    フレームに接続するために、インフレータブルスキンの
    船首及び船尾コネクターと協力する請求項74記載のフ
    レーム。
  76. 【請求項76】 前記キール部材、前記左舷及び右舷チ
    ェインスチッフナーは、インフレータブルスキンの左舷
    及び右舷デッキチャンバー上に横たえ、且つインフレー
    タブルスキンのリセプタクル内に収容するように、上方
    に屈曲している請求項75記載のフレーム。
  77. 【請求項77】 前記左舷及び右舷のチャインスチッフ
    ナーは、折り畳み可能である請求項70記載のフレー
    ム。
  78. 【請求項78】 前記キール部材、前記左舷及び右舷チ
    ャインスチッフナーは、多数の接続可能なスチッフナー
    部からなる請求項77記載のフレーム。
  79. 【請求項79】 更に、前記キール部材、前記右舷及び
    左舷チャインスチッフナーの少なくとも一つは、フット
    サポートを有する請求項78記載のフレーム。
  80. 【請求項80】 更に前記フレームは、前記キール部材
    に接続可能であり、且つインフレータブルスキンの左舷
    及び右舷側面上方に、縦方向に伸びる左舷及び右舷ガン
    ネルスチッフナーを有する請求項67記載のフレーム。
  81. 【請求項81】 前記左舷及び右舷ガンネルスチッフナ
    ーは、インフレータブルスキンの左舷デッキチャンバー
    と右舷デッキチャンバーの夫々上方に縦向きに伸びる請
    求項80記載のフレーム。
  82. 【請求項82】 前記左舷及び右舷ガンネルスチッフナ
    ーと前記キール部材は、互いに回動可能に接続し得る請
    求項81記載のフレーム。
  83. 【請求項83】 前記左舷及び右舷ガンネルスチッフナ
    ーは、折畳み可能である請求項82記載のフレーム。
  84. 【請求項84】 前記キール部材と右舷及び左舷ガンネ
    ルスチッフナーは、多数の接続可能なスチッフナー部か
    らなる請求項83記載のフレーム。
  85. 【請求項85】 前記キール部材はスケグを支持し得る
    請求項67記載のフレーム。
  86. 【請求項86】 更に前記スケッグを有する請求項85
    記載のフレーム。
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