JP2002370120A - ケーブル切断工具 - Google Patents

ケーブル切断工具

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JP2002370120A
JP2002370120A JP2001176923A JP2001176923A JP2002370120A JP 2002370120 A JP2002370120 A JP 2002370120A JP 2001176923 A JP2001176923 A JP 2001176923A JP 2001176923 A JP2001176923 A JP 2001176923A JP 2002370120 A JP2002370120 A JP 2002370120A
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JP
Japan
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cutting
cable
main body
slit
cutting tool
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Tomohiro Yokoyama
友宏 横山
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の工具で手数をかけずに容易かつ安全
に、ケーブルを長手方向と垂直の方向で平滑な切断面に
切断できるようにする。 【解決手段】 互いに結合された本体1と切断レバー2
とからなり、本体1は、ケーブルの外周部に係合する保
持凹部7と、保持凹部7がケーブルに係合した状態にお
いてケーブル長手方向と直交する方向に沿って開口する
切断用スリット6とを有している。そして、切断レバー
2には、スリット6内で揺動するよう本体1に枢着し、
保持凹部7と交差する個所には曲線状もしくは直線状の
刃部を有する切断刃14を設けて、本体1に対して切断
レバー2を一方向に揺動させることで、切断刃14が保
持凹部7に保持されているケーブルCに切れ込むように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルのよ
うなケーブルの切断工具に関する。
【0002】
【従来の技術】同軸ケーブルの端部は、後の端末加工、
端末処理のために、長手方向と垂直で平滑な切断面に切
断しておくことが望ましい。
【0003】従来、同軸ケーブルの切断には金属用の鋸
刃を使用しているが、切断面をケーブルの長手方向と垂
直にするために、同軸ケーブルの端部を所要の向きに保
持するとともに、鋸刃をケーブルの長手方向と垂直の方
向に案内する治具が必要である。
【0004】前記の治具は、例えば特許第285540
7号公報に示されているもので、図7にあるように、同
軸ケーブルCの端部が挿入される筒体21と、その端部
に固着された2枚のガイド板22,22からなり、筒体
21内に同軸ケーブルCの端部を挿入すると、同軸ケー
ブルCが所要の向きに保持されるとともに、ガイド板2
2からの突出量が決まり、同軸ケーブルCの所要位置に
切断位置が設定されるようになっている。そして、同軸
ケーブルCが治具20に保持されている状態で、その治
具20のガイド板22,22の間のスリット23に鋸刃
24を差し入れて同軸ケーブルCに作用させることで、
同軸ケーブルCは、端面から所定の長さの位置で垂直に
切断される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の切断手段では、必ず2つの工具(治具と鋸刃)
を用意しこれらを現場で扱うことになるので、作業が面
倒である。
【0006】また、鋸刃で切断するので、切り粉が多く
発生するだけでなく、切断面が粗くなり、切断後には、
ブラシで切り粉を除去したり、ヤスリ等で切断面を削っ
て平滑に仕上げたりしなければならなず、余分な作業が
必要である。
【0007】これに対しては、ナイフのような曲線状も
しくは直線状の刃部を有する切断刃を用いれば、平滑な
切断面に切断することができるのであるが、このような
切断刃で人力により銅管や銅線を切断するのは容易では
なく、また、鋭利な刃が剥き出しになって扱いに危険性
を伴う等の問題がある。
【0008】さらに、従来の切断手段による切断では、
後の端末処理を考慮して、予め同軸ケーブルの被覆を所
要幅除去して外部導体を露出させておき、外部導体が露
出した部分に鋸刃を作用させるようにしているのである
が、これでは事前の処理が必要で、切断に手間がかか
る。
【0009】この場合、被覆の上から鋸刃を直接同軸ケ
ーブルに作用させるようにしてもよいが、そうすると、
被覆が鋸刃の刃先に噛み込まれて必要以上に大きく剥が
れたり、鋸刃の刃先に食い込んだ被覆の切り屑が鋸刃の
切り味を悪くする等の不具合が生じるので、やはり被覆
は事前に取り除いておくことが望ましい。
【0010】本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなさ
れたものであって、単一の工具で手数をかけずに容易か
つ安全に、ケーブルの端部を長手方向と垂直の方向で平
滑な切断面に切断できるようにすることを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
に、本願発明の請求項1は、ケーブルをその長手方向と
直交する方向に切断するための工具であって、ケーブル
を所要の向きに保持しうる本体と、この本体に取り付け
られた切断レバーとからなり、前記本体は、ケーブルの
外周部に係合する保持凹部と、この保持凹部がケーブル
に係合した状態においてケーブル長手方向と直交する方
向に沿って開口する切断用スリットとを有し、前記切断
レバーは、前記スリット内で揺動可能に前記本体に枢着
されるとともに、前記保持凹部と交差する個所に切断刃
が設けられていることに特徴を有している。
【0012】上記の構成によれば、ケーブルは本体に所
要の向きに保持されるとともに、その切断位置が設定さ
れ、この本体とケーブルとに対して切断レバーを揺動さ
せることで、切断レバーのテコの作用により、操作力に
倍する力が切断刃からケーブルに加わり、ケーブルはそ
の長手方向と垂直で平滑な切断面に切断される。
【0013】この場合、本体と切断レバーとは互いに結
合されているので、単一の工具として扱える。しかも、
切断レバーは本体のスリット内に収まり、切断刃の鋭利
な刃先はほとんど外部に露出しない。
【0014】本願発明のケーブル切断工具においては、
本体は、切断レバーに対して動かないように固定できれ
ばよいが、請求項2に記載したように、本体には、切断
方向に揺動する切断レバーの遊端部に近接もしくは重な
るよう、スリットに沿う一方向の外方に延出するグリッ
プが一体に形成されている構成とすると、一方の手で本
体のグリップと切断レバーの遊端部とを握り締めること
で、ペンチで線を切るようにケーブルの切断が可能にな
る。
【0015】また、本体はスリットの両側外方に張り出
した形状であってもよいが、請求項3に記載したよう
に、本体は、2枚の互いに対向するガイド板を、切断用
スリットに相当する厚みのスペーサを介して結合したも
のにすると、全体が偏平な形状にまとまる。
【0016】さらに、本体の保持凹部は、ケーブルを長
手方向に挿入する丸孔形状、もしくは筒体中空部の形状
としてもよいが、請求項4に記載したように、本体の保
持凹部は、スリットに沿う一方向の外方に向けて開いた
側面形状ほぼU字形の凹部とすると、保持凹部にはその
開放側からケーブルを横向きに嵌め入れることができる
ほか、本体の外部から保持凹部の開放部を通して、保持
されたケーブルの切断個所を目視で確認しながら正確に
切断が行える。
【0017】また、請求項5に記載したように、本体の
保持凹部の内周に、波付き同軸ケーブルのリング状突起
が嵌入しうる凹溝が形成されていると、リング状波付き
同軸ケーブルを切断する場合、そのリング状突起を保持
凹部の内周の凹溝に嵌めることで、該同軸ケーブルの長
手方向の位置が正確に設定される。
【0018】このほか、請求項6に記載したように、切
断刃は丸刃であって、その取り付け向きを変更可能に前
記切断レバーに取り付けられていると、次のような利点
がある。すなわち、操作者が切断刃に対してその周方向
に意図的に加える力や切断時に切断刃に自ずと加わる
力、といった外力によって切断刃の取り付け向き(ケー
ブルに対する刃先の位置)を変更することが可能とな
る。これにより、切断刃の鋭利な状態の刃先を絶えずケ
ーブル側に臨ませることができるようになるうえ、その
刃先の変更を切断刃の全周にわたって行うことができる
ようになる。そして、刃先の変更ができる分、切れ味を
長く良好な状態に維持することが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】図面に基づいて本発明の実施の形
態を説明すると、図1ないし図4は本発明の一実施形態
を示し、図1はケーブル切断工具の側面図、図2はその
正面図、図3は分解斜視図、図4は作用説明図で、図4
の(A)は切断直前の状態を、(B)は切断途中の状態
をそれぞれ示している。
【0020】本発明のケーブル切断工具は、主としてリ
ング状波付き同軸ケーブルを切断するためのもので、図
1ないし図3に示すように、本体1と、この本体1に可
動に取り付けられた切断レバー2とからなる。
【0021】本体1は、切断レバー2に対してリング状
波付き同軸ケーブル(以下、単に同軸ケーブルCと言
う)を所要の向きに保持しうるもので、2枚の互いに対
向する同形同大ガイド板3,3と、その間に固定された
スペーサ4,5とからなる。
【0022】本体1を構成する2枚のガイド板3,3の
間には、前記スペーサ4,5により一定幅の切断用スリ
ット6が形成されている。また、両ガイド板3,3の互
いに対応する個所には、側面形状がほぼU字形で、ガイ
ド板3,3の外縁に開いた凹部が設けられており、これ
により、本体1には同軸ケーブルCの外周に係合してこ
れを保持するための保持凹部7が形成されており、同軸
ケーブルCは、この保持凹部7内に保持されるようにな
っている。さらには、切断用スリット6は、保持凹部7
が同軸ケーブルCに係合した状態においてケーブル長手
方向と直交する方向に沿って開口している。
【0023】ガイド板3,3の外面で保持凹部7の周縁
に当たる部分には、円弧状の張り出し縁8が一体に形成
されており、一方のガイド板3の外面には、保持凹部7
内の同軸ケーブルCの抜け出しを防止するバネ9が取り
付けられている。また、保持凹部7の内周、すなわち各
ガイド板3,3およびスペーサ4に形成された各凹部の
内周には、図3に示すように、波付き同軸ケーブルのリ
ング状突起が嵌入しうる凹溝10,11が形成されてい
る。そして、これらの各凹溝10,11に同軸ケーブル
Cのリング状突起が嵌入することで、本体1に対する同
軸ケーブルの軸方向位置が固定されるようになってい
る。
【0024】この実施形態では、両ガイド板3,3の一
部を、スリット6の広がり方向で保持凹部7から遠ざか
る方向に延出させることで、本体1にはグリップ12が
一体に連成されている。このグリップ12は、切断レバ
ー2の遊端部に対応して設けられたもので、このグリッ
プ12と切断レバー2の遊端部とを片手で握ることで、
グリップ12に対して切断レバー2の遊端部を引き寄せ
られるようになっている。
【0025】切断レバー2は、その内端部が本体1のス
リット6内でスリット6の広がり方向に沿って揺動する
よう本体1に枢着されている。符号13はその枢着軸
で、本体1の保持凹部7の近傍に設けられている。切断
レバー2の遊端部は、保持凹部7から遠ざかる側に延出
しており、グリップ12と広い角度をなす位置からグリ
ップ12と重なる位置まで揺動するが、切断レバー2の
遊端部がグリップ12と重なるときには、切断レバー2
の枢着軸13寄りの部分が本体1の保持凹部7と交差す
るようになっている。
【0026】切断レバー2の各部分のうち、前記のよう
に本体1の保持凹部7と交差しうる部分、具体的には枢
着軸13寄りで、グリップ12側の部分に切断刃14が
取り付けられている。切断刃14は全周に刃部がある丸
刃であって、切断レバー2の本体部に対してその取り付
け向きを変更可能に取り付けられている。
【0027】上記構成のケーブル切断工具では、切断レ
バー2を本体1のグリップ12の側に引き寄せると、切
断レバー2は折り畳まれたようにその大部分が本体1の
スリット6内に収まり、全体が小さな形にまとまるとと
もに、切断刃14は本体1の保持凹部7内に臨み外部へ
の露出量が少なくなるので、安全かつ便利に持ち運びが
できる。
【0028】次に、所要の同軸ケーブルCを切断する場
合は、切断レバー2を本体1のグリップ12から遠ざか
る側へ開いた状態で、本体1の保持凹部7内にその開放
側から同軸ケーブルCを横向きに嵌め入れればよい。こ
れで、同軸ケーブルCは本体1にスリット6と直交する
向きに保持されるとともに、その切断位置が設定され
る。
【0029】この場合、同軸ケーブルCの切断部分をそ
のまま本体1の保持凹部7にセットできるので、同軸ケ
ーブルCをその長手方向に差し入れて位置決めする場合
に比べ、同軸ケーブルCの位置決めが容易にできる。
【0030】リング状波付き同軸ケーブルの場合、その
リング状突起を保持凹部7の内周の凹溝10,11に嵌
めることで、該同軸ケーブルの長手方向の位置が正確に
決まり、またその位置に固定されることになる。
【0031】上記のようにして、同軸ケーブルCが本体
1の保持凹部7内に位置決め固定されると、次には、図
4の(A)に示すように、本体1のグリップ12に切断
レバー2の遊端部を近づけておいて、片手で両者を握
り、これを固く握り締めて両者が重なるようにすればよ
い。すると、切断レバー2が揺動して、図4の(B)に
示すように、切断刃14がスリット6の広がり方向に沿
って旋回して保持凹部7内の同軸ケーブルCに切れ込
み、同軸ケーブルCをその長手方向と直交する方向に切
断して行くことになる。
【0032】この場合、切断レバー2の遊端部に握り締
めの力が加わるのに対して、切断刃14は枢着軸13寄
りの位置にあるから、テコの作用で、切断刃14から同
軸ケーブルCには握り締めの力の数倍の力が作用し、そ
のため、切断刃14は強力に同軸ケーブルCの内部に切
れ込んで行く。
【0033】また、この場合、本体1の外部から保持凹
部7の開放部を通して、保持された同軸ケーブルCの切
断個所も、その個所に作用する切断刃14も見えるか
ら、切断個所を目視で確認しながらの切断動作が可能
で、正確に切断できる。
【0034】本体1のグリップ12と切断レバー2の遊
端部とを握り締めた状態で、さらに、同軸ケーブルCの
周りで本体1と切断レバー2とを、要するに工具全体を
回していけばよい。そうすると、同軸ケーブルCの全周
に切断刃14が作用することになり、同軸ケーブルCを
周囲から芯部へと切断していくことになる。
【0035】このように、この実施形態での切断は、丸
刃の切断刃14による切断であるから、同軸ケーブルC
の被覆が剥がれたり、切り粉が発生したりすることがな
く、平滑な切断面に切断される。
【0036】上記の実施形態では、本体1にグリップ1
2を設けたが、このグリップ12は、図5および図6に
示すように、省略してもよい。図5および図6は他の実
施形態に係るケーブル切断工具を示すもので、図5はそ
の側面図、図6は正面図である。
【0037】この実施形態のケーブル切断工具では、本
体1は、その厚み内に切断用スリット6を有するととも
に、保持凹部7が形成されたものであるが、グリップを
有しておらず、延出部分のない小さな形にまとまってい
る。他の部分は前記の実施形態のケーブル切断工具と変
わりがなく、したがって、対応する部分には同一の符号
を付して、詳細な説明は省略する。
【0038】この実施形態では、本体1の保持凹部7に
同軸ケーブルCを所要の向きに保持させた状態で、本体
1を固定し、この本体1に対して切断レバー2を揺動さ
せ、それで切断刃14が同軸ケーブルCに切れ込むと、
その状態で、本体1と切断レバー2とを握り持ち、両者
を同軸ケーブルCの周りで回せばよい。使用方法は図1
ないし図4の実施形態のものと若干異なるが、同様の作
用効果が得られる。
【0039】上記各実施形態では、保持凹部7をスリッ
ト6に沿う一方向の外方に開いた側面形状U字形の凹部
としたが、ケーブルCを所要の向きに保持しうるもので
あれば、丸孔形状でも筒形中空部の形状でもよい。
【0040】また、図示の各実施形態では、本体1を2
枚のガイド板3,3とその間のスペーサ4(5)とで構
成したが、1枚の板体を曲げ成形することで構成しても
よいし、また外側に張り出した形の部材で構成してもよ
く、要するに、厚み内に切断用スリット6があり、ケー
ブルCの保持凹部7が形成されていればよい。
【0041】切断刃は、各実施形態のように、丸刃の切
断刃14を用いるのが好ましい。これは、次のような理
由によっている。すなわち、操作者が切断刃14に対し
てその周方向に意図的に加える力や切断時に切断刃14
に自ずと加わる力、といった外力によって切断刃14の
取り付け向き(ケーブルCに対する刃先の位置)を変更
することが可能となる。これにより、切断刃14の鋭利
な状態の刃先を絶えずケーブルC側に臨ませることがで
きるようになるうえ、その刃先の変更を切断刃14の全
周にわたって行うことができるようになる。そして、刃
先の変更ができる分、切れ味を長く良好な状態に維持す
ることが可能となる。しかしながら、その他の曲線状も
しくは直線状の刃部を有する切断刃でも使用可能である
のはいうまでもない。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、ケーブルを所要の向き
に保持する本体と、切断刃を有する切断レバーとが互い
に結合されて単一の工具になっているから、持ち運びに
も現場の使用にも便利で、しかも、切断レバーは本体の
スリット内に収まり、切断刃の鋭利な刃先はほとんど外
部に露出しないので、安全に使用できる。
【0043】また、本発明では、曲線状もしくは直線状
の刃部を有する切断刃をテコの作用でケーブルに切れ込
むようにしているから、切り粉を生じることなくケーブ
ルを平滑な切断面に切断することができ、事後のヤスリ
掛けのような作業が不要である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るケーブル切断工具の
側面図である。
【図2】上記ケーブル切断工具の正面図である。
【図3】上記ケーブル切断工具の分解斜視図である。
【図4】上記ケーブル切断工具の作用説明図で、(A)
は切断直前の状態を、(B)は切断途中の状態をそれぞ
れ示している。
【図5】本発明の他の実施形態に係るケーブル切断工具
の側面図である。
【図6】上記他の実施形態に係るケーブル切断工具の正
面図である。
【図7】従来の切断手段の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 本体、 2 切断レバー、6
切断用スリット、 7 保持凹部、13 枢
着軸、 14 切断刃、C 同軸ケーブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーブルをその長手方向と直交する方向
    に切断するための工具であって、 ケーブルを所要の向きに保持しうる本体と、この本体に
    取り付けられた切断レバーとからなり、 前記本体は、ケーブルの外周部に係合する保持凹部と、
    この保持凹部がケーブルに係合した状態においてケーブ
    ル長手方向と直交する方向に沿って開口する切断用スリ
    ットとを有し、 前記切断レバーは、前記スリット内で揺動可能に前記本
    体に枢着されるとともに、前記保持凹部と交差する個所
    に切断刃が設けられている、 ことを特徴とするケーブル切断工具。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のケーブル切断工具にお
    いて、 前記本体には、切断方向に揺動する切断レバーの遊端部
    に近接もしくは重なるよう、スリットに沿う一方向の外
    方に延出するグリップが一体に形成されている、ことを
    特徴とするケーブル切断工具。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のケーブル切断
    工具において、 前記本体は、2枚の互いに対向するガイド板を、切断用
    スリットに相当する厚みのスペーサを介して結合したも
    のである、 ことを特徴とするケーブル切断工具。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のケ
    ーブル切断工具において、 前記保持凹部は、前記切断用スリットに沿う一方向の外
    方に向けて開いた側面形状ほぼU字形の凹部である、 ことを特徴とするケーブル切断工具。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のケ
    ーブル切断工具において、 前記保持凹部の内周には、波付き同軸ケーブルのリング
    状突起が嵌入しうる凹溝が形成されている、 ことを特徴とするケーブル切断工具。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかに記載のケ
    ーブル切断工具であって、 前記切断刃は丸刃であって、その取り付け向きを変更可
    能に前記切断レバーに取り付けられている、 ことを特徴とするケーブル切断工具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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