JP2002369314A - ハイブリッド車両の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車両の制御装置

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JP2002369314A JP2001176055A JP2001176055A JP2002369314A JP 2002369314 A JP2002369314 A JP 2002369314A JP 2001176055 A JP2001176055 A JP 2001176055A JP 2001176055 A JP2001176055 A JP 2001176055A JP 2002369314 A JP2002369314 A JP 2002369314A
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  • Arrangement Of Transmissions (AREA)
  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】車両の走行状態に応じて適切に、モータのトル
クアシスト量や回生発電量を設定することの出来る、ハ
イブリッド車両の制御装置の提供。 【解決手段】運転者の加速意思を要求加速度areqとし
て演算する要求加速度演算手段を設け、車両の実際の加
速度を実加速度aactとして演算する実加速度演算手段
を設け、要求加速度と実加速度との差(areq−aact)
を偏差として演算する偏差演算手段を設け、偏差演算手
段により演算された偏差に基づいて、該偏差が縮小する
方向に前記モータを制御する、モータ制御手段を設けて
構成される。運転者の加速意思と実際の車両の加速状態
の差、即ち、車両の走行状態に応じて適切に、モータの
トルクアシスト量や回生発電量を、運転者に違和感を生
じさせることなく設定することが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関とモータ
/ジェネレータを駆動源とするハイブリッド車両の制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のハイブリッド車両は、スロット
ルの踏み込み量に応じてモータ(本明細書で、単に「モ
ータ」と言った場合には、モータをジェネレータとして
回生使用するモータ/ジェネレータを含むものである)
の回生発電量が設定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、例えば下り坂
をアクセルがOFF状態で走行する場合には、スロット
ルの踏み込み量がゼロとなり、モータの回生発電量は最
低のレベルに設定されることとなる。これでは、下り坂
で車両が増速されて、回生発電のチャンスであるにもか
かわらず、モータの回生発電量がスロットルの踏み込み
量で設定されるために、速度エネルギを有効に発電に生
かして車両を減速させることが出来ず、運転者はブレー
キを踏んで、車速を落とさざるを得なくなる不都合が生
じる。
【0004】また、スロットルの踏み込み量が大きい、
急加速が要求された場合には、モータは駆動されてトル
クアシストを行うが、車両が十分に加速されてトルクア
シストが不要となって状態となっても、スロットルが踏
み込まれている限り、トルクアシストが継続され、バッ
テリーのSOCが低下する原因となる。
【0005】本発明は、上記した事情に鑑み、ハイブリ
ッド車両において、車両の走行状態に応じて適切に、モ
ータのトルクアシスト量や回生発電量を設定することの
出来る、ハイブリッド車両の制御装置を提供することを
目的とするものである。
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内燃
機関(2)及びモータ(3)を駆動源とする、ハイブリ
ッド車両において、運転者の加速意思を要求加速度(a
req)として演算する要求加速度演算手段(13、モー
タ制御プログラムMCPのステップS1など)を設け、
前記車両の実際の加速度を実加速度(aact)として演
算する実加速度演算手段(13、モータ制御プログラム
MCPのステップS1など)を設け、前記要求加速度と
実加速度との偏差(areq−aact)を演算する偏差演算
手段(13、モータ制御プログラムMCPのステップS
3、ステップS7など)を設け、前記偏差演算手段によ
り演算された偏差に基づいて、該偏差が縮小する方向に
前記モータを制御する、モータ制御手段(12、モータ
制御プログラムMCPのステップS4、ステップS6な
ど)を設けて構成される。
【0006】請求項2の発明は、前記モータ制御手段
は、前記モータに、駆動動作、回生動作を行わせること
により前記偏差が縮小するように制御することを特徴と
して構成される。
【0007】請求項3の発明は、前記モータ制御手段
は、前記要求加速度演算手段により演算された要求加速
度および、前記偏差に基づいて、該偏差が縮小する方向
に前記モータを制御することを特徴として構成される。
【0008】請求項4の発明は、請求項3の発明におい
て、前記モータ制御手段は、前記要求加速度が0以下
で、前記偏差が正の場合に、前記モータを、非入出力状
態とすることを特徴として構成される。
【0009】請求項5の発明は、前記要求加速度演算手
段は、スロットル開度及びエンジンの出力軸回転数に基
づいて、要求加速度を演算することを特徴として構成さ
れる。
【0010】請求項6の発明は、前記モータ制御手段に
より行われるモータの駆動動作におけるモータ駆動トル
クは、前記偏差に応じて演算決定されることを特徴とし
て構成される。
【0011】請求項7発明は、前記モータ制御手段によ
り行われるモータの回生動作におけるモータ回生トルク
は、前記偏差に応じて演算決定されることを特徴として
構成される。
【0012】請求項8の発明は、前記モータ制御手段に
よるモータの駆動制御に際して、モータトルク出力の変
化率を所定の値に制限する、モータトルク出力変化率制
限手段を設けて構成される。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によると、偏差演算手段
(13、モータ制御プログラムMCPのステップS3、
ステップS7など)により、要求加速度と実加速度との
偏差(areq−aact)が求められ、該演算された偏差に
基づいて、該偏差が縮小する方向にモータ(3)を制御
するので、運転者の加速意思と実際の車両の加速状態の
差、即ち、車両の走行状態に応じて適切に、モータのト
ルクアシスト量や回生発電量を、運転者に違和感を生じ
させることなく設定することが出来る。
【0014】請求項2の発明によれば、モータは、偏差
が縮小するように駆動動作、回生動作が行われ、適切な
制御が可能となる。
【0015】請求項3の発明によれば、要求加速度の正
負に応じた、木目の細かな制御が可能となる。
【0016】請求項4の発明によれば、運転者の加速意
思が無く、車両の減速が進んでいる場合には、モータは
非入出力状態となり、トルクアシストや回生動作を行わ
ないので、運転者の意図に反して、車両の加減速動作が
行われることが無く、違和感のない制御が可能となる。
【0017】請求項5の発明によれば、スロットル開度
及びエンジンの出力軸回転数に基づいて、要求加速度が
演算されるので、内燃機関の出力状態を的確に反映した
形での要求加速度が求められる。
【0018】請求項6の発明によれば、モータ駆動トル
クは、前記偏差に応じて演算決定されるので、運転者の
加速意思と実際の車両の加速状態の差に応じた量でトル
クアシストを行うことが出来、適切な駆動動作が可能と
なる。
【0019】請求項7の発明によれば、モータ回生トル
クは、前記偏差に応じて演算決定されるので、運転者の
加速(減速)意思と実際の車両の加速(減速)状態の差
に応じた量で回生動作を行うことが出来、適切な回生動
作が可能となる。
【0020】請求項8の発明によれば、モータトルク出
力変化率制限手段により、モータトルク出力の変化率は
所定の値に制限されるので、モータによるトルク制御に
際して、急激な変化が防止され、車両の急加減速の発生
が防止される。
【0021】なお、括弧内の番号等は、図面における対
応する要素を示す便宜的なものであり、従って、本記述
は図面上の記載に限定拘束されるものではない。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図に沿って説明する。
【0023】図1は本発明に係る車輌の駆動系を示すブ
ロック模式図、図2は本発明に適用される自動変速機構
を示す図で、(a)は自動変速機構のスケルトン図、
(b)はその作動表、図3はハイブリッド車両の制御系
を示すブロック図、図4は、モータ制御プログラムの一
例を示すフローチャート、図5は要求加速度算出マップ
の一例を示す図、図6は、各道路状況における、加速度
状態及びモータの制御状態を示すタイムチャートであ
る。
【0024】図1に示すように、ハイブリッド車両の駆
動源は、車体に搭載されたエンジン2及びモータ・ジェ
ネレータ(M/G)3により構成されており、エンジン
2とモータ/ジェネレータ3の出力軸は直結され、その
駆動力は、自動変速機構を構成するトルクコンバータ
(T/C)4を介して自動変速機構5に出力される。
【0025】なお、図1に示すエンジン2及びモータ・
ジェネレータ(M/G)3が接続される自動変速機構5
は、入力される駆動力を所定の車輌走行状況に基づいて
変速し、車輪等に出力する。また、該自動変速機構5に
は、変速を行うための複数の摩擦係合要素が配設されて
おり、その摩擦係合要素の係合を油圧制御して変速し、
かつ上記トルクコンバータ4を制御するための油圧制御
装置6が備えられている。そして、該油圧制御装置6に
油圧を供給するための機械式オイルポンプ7及び電動オ
イルポンプ8が、それぞれ配設されている。該機械式オ
イルポンプ7は、トルクコンバータ4と連動するように
配設されており、エンジン2及びモータ・ジェネレータ
3の駆動力により駆動される。また、電動オイルポンプ
8は、エンジン2及びモータ・ジェネレータ3の駆動力
とは独立しており、不図示のバッテリーから電力供給さ
れるモータにより駆動される。
【0026】ついで、自動変速機構について図に沿って
説明する。図2は本発明に適用される自動変速機構5を
示す図で、(a)は自動変速機構5のスケルトン図、
(b)はその作動表、である。図2(a)に示すよう
に、主自動変速機構30は、エンジン出力軸に整列して
配置される第1軸に配置されており、エンジン2(E/
G)及びモータ・ジェネレータ(M/G)3よりロック
アップクラッチ36を有するトルクコンバータ4を介し
て駆動力が伝達される入力軸37を有している。該第1
軸には、トルクコンバータ4に隣接する機械式オイルポ
ンプ7及び電動オイルポンプ8、ブレーキ部34、プラ
ネタリギヤユニット部31、クラッチ部35が順に配置
されている。
【0027】プラネタリギヤユニット部31はシンプル
プラネタリギヤ32とダブルピニオンプラネタリギヤ3
3から構成されている。該シンプルプラネタリギヤ32
は、サンギヤS1、リングギヤR1、及びこれらギヤに
噛合するピニオンP1を支持したキャリヤCRからな
り、また、該ダブルピニオンプラネタリギヤ33は、サ
ンギヤS2、リングギヤR2、並びにサンギヤS2に噛
合するピニオンP2及びリングギヤR2に噛合するピニ
オンP3を互に噛合するように支持するキャリヤCRか
らなる。そして、サンギヤS1及びサンギヤS2は、そ
れぞれ入力軸37に回転自在に支持された中空軸に回転
自在に支持されている。また、キャリヤCRは、前記両
プラネタリギヤ32,33に共通しており、それぞれサ
ンギヤS1,S2に噛合するピニオンP1及びピニオン
P2は一体に回転するように連結されている。
【0028】ブレーキ部34は、内径側から外径方向に
向って順次ワンウェイクラッチF1、ブレーキB1そし
てブレーキB2が配設されており、また、カウンタドラ
イブギヤ39はスプラインを介してキャリヤCRに連結
している。更に、リングギヤR2にワンウェイクラッチ
F2が介在しており、該リングギヤR2外周とケースと
の間にはブレーキB3が介在している。また、クラッチ
部35は、フォワードクラッチC1及びダイレクトクラ
ッチC2を備えており、該フォワードクラッチC1は、
リングギヤR1外周に介在しており、また、該ダイレク
トクラッチC2は、不図示の可動部材の内周と中空軸先
端に連結されたフランジ部との間に介在している。
【0029】副変速機構40は、入力軸37からなる第
1軸に平行に配置された第2軸43に配設されており、
これら第1軸及び第2軸は、ディファレンシャル軸(左
右車軸)45l ,45rからなる第3軸と合せて、側面
視3角状に構成されている。そして、該副変速機構40
は、シンプルプラネタリギヤ41,42を有しており、
キャリヤCR3とリングギヤR4が一体に連結すると共
に、サンギヤS3,S4同士が一体に連結して、シンプ
ソンタイプのギヤ列を構成している。更に、リングギヤ
R3がカウンタドリブンギヤ46に連結して入力部を構
成し、またキャリヤCR3及びリングギヤR4が出力部
となる減速ギヤ47に連結している。更に、リングギヤ
R3と一体サンギヤS3,S4との間にUDダイレクト
クラッチC3が介在し、また一体サンギヤS3(S4)
がブレーキB4にて適宜係止し得、かつキャリヤCR4
がブレーキB5にて適宜係止し得る。これにより、該副
変速機構40は、前進3速の変速段を得られる。
【0030】また、第3軸を構成するディファレンシャ
ル装置50は、デフケース51を有しており、該ケース
51には前記減速ギヤ47と噛合するギヤ52が固定さ
れている。更に、デフケース51の内部にはデフギヤ5
3及び左右サイドギヤ55,56が互に噛合してかつ回
転自在に支持されており、左右サイドギヤから左右車軸
45l,45rが延設されている。これにより、ギヤ5
2からの回転が、負荷トルクに対応して分岐され、左右
車軸45l,45rを介して左右の前輪に伝達される。
【0031】ついで、本自動変速機構5の作動を、図2
(b)に示す作動表に沿って説明する。1速(1ST)
状態では、フォワードクラッチC1,ワンウェイクラッ
チF2及びブレーキB5が係合する。これにより、主変
速機構30は、1速となり、該減速回転がカウンタギヤ
39,46を介して副変速機構40におけるリングギヤ
R3に伝達される。該副変速機構40は、ブレーキB5
によりキャリヤCR4が停止され、1速状態にあり、前
記主変速機構30の減速回転は、該副変速機構40によ
り更に減速されて、そしてギヤ47,52及びディファ
レンシャル装置50を介して車軸45l,45rに伝達
される。
【0032】2速(2ND)状態では、フォワードクラ
ッチC1の外、ブレーキB2が係合すると共に、ワンウ
ェイクラッチF2からワンウェイクラッチF1に滑らか
に切換わり、主変速機構30は2速状態となる。また、
副変速機構40は、ブレーキB5の係合により1速状態
にあり、この2速状態と1速状態が組合さって、自動変
速機構5全体で2速が得られる。
【0033】3速(3RD)状態では、主変速機構30
は、フォワードクラッチC1、ブレーキB2及びワンウ
ェイクラッチF1が係合した上述2速状態と同じであ
り、副変速機構40がブレーキB4を係合する。する
と、サンギヤS3,S4が固定され、リングギヤR3か
らの回転は2速回転としてキャリヤCR3から出力し、
従って主変速機構30の2速と副変速機構40の2速
で、自動変速機構5全体で3速が得られる。
【0034】4速(4TH)状態では、主変速機構30
は、フォワードクラッチC1、ブレーキB2及びワンウ
ェイクラッチF1が係合した上述2速及び3速状態と同
じであり、副変速機構40は、ブレーキB4を解放する
と共にUDダイレクトクラッチC3が係合する。この状
態では、リングギヤR4とサンギヤS3(S4)が連結
して、両プラネタリギヤ41,42が一体回転する直結
回転となる。従って、主変速機構30の2速と副変速機
構40の直結(3速)が組合されて、自動変速機構5全
体で、4速回転が得られる。
【0035】5速(5TH)状態では、フォワードクラ
ッチC1及びダイレクトクラッチC2が係合して、入力
軸37の回転がリングギヤR1及びサンギヤS1に共に
伝達されて、主変速機構30は、ギヤユニット31が一
体回転する直結回転となる。また、副変速機構40は、
UDダイレクトクラッチC3が係合した直結回転となっ
ており、従って主変速機構30の3速(直結)と副変速
機構40の3速(直結)が組合されて、自動変速機構5
全体で、5速回転が得られる。
【0036】後進(REV)状態では、ダイレクトクラ
ッチC2及びブレーキB3が係合すると共に、ブレーキ
B5が係合する。この状態では、主変速機構30にあっ
ては、後進回転が取り出され、また副変速機構40は、
ブレーキB5に基づきキャリヤCR4が停止され、1速
状態に保持される。従って、主変速機構30の逆転と副
変速機構40の1速回転が組合され、逆転減速回転が得
られる。
【0037】なお、図2(b)において、三角印は、エ
ンジンブレーキ時に作動することを示す。即ち、1速に
あっては、ブレーキB3が係合して、ワンウェイクラッ
チF2に代ってリングギヤR2を固定する。2速、3
速、4速にあっては、ブレーキB1が係合して、ワンウ
ェイクラッチF1に代ってサンギヤS2を固定する。
【0038】また、車両には、図3に示すように、モー
タ/ジェネレータ3を制御するモータ制御部12が接続
しており、モータ制御部12には、車両制御部13及び
変速機制御部15などが接続している。
【0039】ハイブリッド車両は、以上のような構成を
有するので、内燃機関であるエンジン2を駆動しなが
ら、車両を運転する際に、車両制御部13は、図示しな
いメモリからモータ制御プログラムMCPを読み出し
て、該プログラムに基づいてモータ/ジェネレータ3を
制御する。
【0040】即ち、車両制御部13は、モータ制御プロ
グラムMCPのステップS1で、運転者のアクセル踏み
込み量、即ちスロットル開度に応じて、運転者が現在要
求している要求加速度areqを、図5に示す要求加速度
算出マップMAPから演算する。要求加速度算出マップ
MAPは、図5に示すように、現在のスロットル開度θ
及び現在のエンジン出力軸回転数rpmをパラメータとし
て表されており、該マップMAPは、図示しない適宜な
メモリ中に格納されている。
【0041】また、車両制御部13は、エンジン出力軸
回転数rpmの単位時間当たりの変化量から、車両の実加
速度aactを演算し、ステップS2で、要求加速度areq
が正であるか否か、即ち、運転者に車両を加速する意思
があるか否かを判定する。
【0042】要求加速度areqが正の場合、即ち、運転
者に車両を加速する意思があるものと判定された場合に
は、ステップS3に入り、要求加速度areqと実加速度
aactの差、即ち、運転者の車両の加速意思と、現実の
車両の加速状態の偏差(areq−aact)を求める。
【0043】運転者の車両の加速意思と、現実の車両の
加速状態の偏差が、正の場合には、要求加速度areqが
実加速度aactを上回っている状態、即ち、加速する意
思があるにもかかわらず、車両の加速が遅れいている状
態(この場合を、後の説明で、「領域I」と称する)と
判断して、車両制御部13はモータ制御部12に対し
て、モータ/ジェネレータ3を所定のアシストトルクで
トルクアシストするように指令する。
【0044】これを受けて、モータ制御部12は、ステ
ップS4に入り、偏差(areq−aact)に所定の係数K
1を掛けて、モータ/ジェネレータ3によるアシストト
ルクの値を演算する。モータ/ジェネレータ3によるア
シストトルクが求められたところで、モータ制御部12
は、モータ/ジェネレータ3を駆動して、エンジン2に
対してトルクアシストを行うが、その際に、ステップS
5で、モータ/ジェネレータ3によるアシスト動作に際
して、急激なモータ出力トルクの変動を防止し、違和感
を軽減するために、トルクアシストに際したモータトル
クの出力の変化率を所定の値に制限する動作を行う。
【0045】こうして、モータ/ジェネレータ3による
トルクアシスト動作は行われて、エンジン2はトルクア
シストにより、運転者が要求した要求加速度areqに対
応する形で加速され、運転者の車両の加速意思と、現実
の車両の加速状態の偏差(areq−aact)は縮小する方
向に制御され、違和感のない加速動作が行われる。
【0046】また、ステップS3で、運転者の車両の加
速意思と、現実の車両の加速状態の偏差(areq−aac
t)が0以下の場合、即ち、要求加速度areqよりも実加
速度aactの方が大きい場合には、ステップS6に入
る。この場合は、運転者の加速の意思はあるが、車両の
実際の加速が運転者の意図する加速よりも大きな場合で
ある。この場合を、後の説明で、「領域II」と称する。
【0047】こうした場合には、モータ/ジェネレータ
3に回生動作を行わせて車両の実加速度aactを減少さ
せる制御を行い、車両の加速度状態を、運転者の意図す
る加速状態に近づける制御を行う。
【0048】車両制御部13はモータ制御部12に対し
て、モータ/ジェネレータ3に対して回生動作を行わせ
るように指令し、モータ制御部12は、モータ/ジェネ
レータ3による回生発電トルクを、偏差(areq−aac
t)に所定の係数K2を掛けて演算算出する。モータ/
ジェネレータ3による発電トルクが求められたところ
で、モータ制御部12は、モータ/ジェネレータ3を回
生駆動して、エンジン2のトルクによる回生発電を行う
が、その際に、ステップS5で、モータ/ジェネレータ
3による回生発電動作に際して、急激なモータ出力トル
クの変動を防止し、違和感を軽減するために、回生発電
に際したモータトルク出力の変化率を所定の値に制限す
る動作を行う。
【0049】こうして、モータ/ジェネレータ3による
回生発電動作が行われて、エンジン2はモータ/ジェネ
レータ3による回生発電により余分なトルクが吸収され
る。これにより、車両は、運転者が要求した要求加速度
areqに対応する形でその加速度が減少され、運転者の
車両の加速意思と、現実の車両の加速状態の偏差(are
q−aact)が縮小する方向に制御され、違和感のない加
速動作が行われる。
【0050】また、ステップS2で、要求加速度areq
がゼロ又は負の場合、即ち、運転者に車両を加減速する
意思がない(要求加速度areqがゼロ)、あるいは運転
者に車両を減速する意思がある(要求加速度areqが
負)ものと判定された場合には、ステップS7に入り、
要求加速度areqと実加速度aactの差、即ち、運転者の
車両の加速意思(減速意思は、加速意思がマイナスの状
態と考えることが出来るので、本明細書では、本来の車
両を加速させる「加速意思」と「減速意思」を、共に
「加速意思」と表現する)と、現実の車両の加速状態
(減速状態は、加速状態がマイナスの状態と考えること
が出来るので、本明細書では、本来の車両が加速状態と
なっている「加速状態」と「減速状態」を、共に「加速
状態」と表現する)の偏差(areq−aact)を求める。
【0051】ステップS7で、運転者の車両の加速意思
と、現実の車両の加速状態の偏差(areq−aact)が負
の場合、即ち、要求加速度areq(0以下)よりも実加
速度aact(負値)の方が大きな場合(符号を含む大小
比較)には、ステップS6に入る。この場合は、運転者
の減速の意思が有るにも係わらず、車両の実際の減速が
運転者の意図する減速よりも遅れている場合である。こ
の場合を、後の説明で、「領域III」と称する。
【0052】こうした場合には、モータ/ジェネレータ
3に回生動作を行わせて車両の実加速度aactをマイナ
ス方向に減少させる制御を行い、車両の減速状態を、運
転者の意図する減速状態に近づける制御を行う。
【0053】車両制御部13はモータ制御部12に対し
て、モータ/ジェネレータ3に対して回生動作を行わせ
るように指令し、モータ制御部12は、モータ/ジェネ
レータ3による回生発電トルクを、偏差(areq−aac
t)に所定の係数K2を掛けて演算算出する。モータ/
ジェネレータ3による発電トルクが求められたところ
で、モータ制御部12は、モータ/ジェネレータ3を回
生駆動して、エンジン2のトルクによる回生発電を行う
が、その際に、ステップS5で、モータ/ジェネレータ
3による回生発電動作に際して、急激な出力トルクの変
動を防止し、違和感を軽減するために、回生発電に際し
たトルク変動を所定の値に制限する動作を行う。
【0054】こうして、モータ/ジェネレータ3による
回生発電動作が行われて、エンジン2はモータ/ジェネ
レータ3による回生発電により余分なトルクが吸収され
る。これにより、車両は、運転者が要求した要求加速度
areq(実際は、減速)に対応する形で減速され、運転
者の車両の加速意思と、現実の車両の加速状態の偏差
(areq−aact)が縮小する方向に制御され、違和感の
ない減速動作が行われる。
【0055】なお、ステップS2で、要求加速度areq
がゼロの場合においては、ステップS7で、偏差が負と
なることは、実加速度aactが正値を取っていることと
なるので、運転者に車両を加減速する意思がないにも係
わらず、車両が加速しているものと判断される。この場
合にも、ステップS6及びステップS5で、モータ/ジ
ェネレータ3による回生発電を行い、車両の実加速度a
actを減少させる制御を行い、車両の走行状態を、運転
者の意図に沿った状態にするような制御を行う。
【0056】また、ステップS7で、偏差(areq−aa
ct)が0以上の場合には、運転者の減速意思に対して、
実際の車両の減速が、運転者の減速意思の通り(偏差が
0の場合)、または、運転者の減速意思よりも進んでい
る場合(偏差が正の場合)である。この場合を、後の説
明で、「領域IV」と称する。
【0057】この場合には、車両制御部13は運転者の
減速意思を尊重して、モータ/ジェネレータ3によるア
シスト動作を行わずに、ステップS8で、モータ/ジェ
ネレータ3の出力を0Nm(非入出力動作状態)とする
ように、モータ制御部12に指令する。これにより、減
速させたいのに、モータ/ジェネレータ3によるアシス
ト動作が行われて、加速されるといった不自然な加速動
作が回避され、違和感のない制御が可能となる。なお、
この場合にも、ステップS5で、モータ/ジェネレータ
3に対する0Nm指令、即ち、非入出力動作指令に際し
て、急激な出力トルクの変動を防止し、違和感を軽減す
るために、モータ/ジェネレータ3のトルク変動を所定
の値に制限する動作を行う。
【0058】なお、ステップS2で、要求加速度areq
が0の場合には、ステップS7で、偏差が0又は正とな
ることは、実加速度aactが負値を取っていることとな
るので、運転者に車両を加減速する意思がなく、車両も
加減速が行われていないか、または減速しているものと
判断される。この場合には、車両制御部13は、モータ
/ジェネレータ3によるアシスト動作を行わずに、ステ
ップS8で、モータ/ジェネレータ3の出力を0Nmと
するように、モータ制御部12に指令する。これによ
り、不用意にモータ/ジェネレータ3によるアシスト動
作が行われて、加速されるといった不自然な動作が回避
され、違和感のない制御が可能となる。なお、この場合
にも、ステップS5で、モータ/ジェネレータ3に対す
る0Nm指令に際して、急激な出力トルクの変動を防止
し、違和感を軽減するために、モータ/ジェネレータ3
のトルク変動を所定の値に制限する動作を行う。
【0059】以下、図6に基づき、実際の道路状態に応
じて、モータ制御プログラムMCPにより、どのように
制御が行われるかについて、説明する。
【0060】車両が、平坦路を走行している場合に、図
6(a)に示すように、運転者が急にスロットルを踏み
込んで、要求加速度areqが状態P1に示すように、急
激に上昇した場合、モータ制御プログラムMCPは、前
述のステップS2、ステップS3及びステップS4を経
由する、領域Iモードとなる。ステップS4で、状態P
2のアシストトルクが算出され、モータ/ジェネレータ
3によるアシスト動作が状態P4に示すように行われ、
車両の実加速度aactは、状態P3に示すように、急激
に上昇し、運転者の加速意思に沿った制御が行われる。
【0061】次に、運転者が、スロットルを戻して加速
を止めると、要求加速度areqは状態P5のように、0
方向に減少してゆき、その場合には、車両の実加速度a
actが要求加速度areqを上回る状態P6となり、領域II
モードとなる。すると、ステップS6で、発電トルクが
状態P7に示すように、演算され、モータ/ジェネレー
タ3による回生発電が、状態P8に示すように実行さ
れ、駆動源の余分なトルクがモータ/ジェネレータ3に
よる回生発電により吸収され、車両の過大な加速動作は
抑えられ、運転者の加速意思を的確に反映した加速動作
が行われる。
【0062】また、スロットルが戻されて、運転者の要
求加速度areqが負となった、状態P9では、実加速度
aactが正を維持する状態P10では、モータ制御プロ
グラムMCPの領域IIIとなり、状態P7、P8でのモ
ータ/ジェネレータ3による回生発電が継続され、車両
の加速状態は減速状態にまで抑えられ、運転者の減速意
思を的確に反映した減速動作が行われる。
【0063】更に、要求加速度areqが負となった状態
P9で、実加速度aactも負となって状態P11とな
り、偏差(areq−aact)が、0又は正となる領域IVで
は、減速が進行しているので、ステップS8で、モータ
/ジェネレータ3のトルクが0Nmに制御され、適正な
状態で車両は減速される。
【0064】次に、降坂路の場合、実加速度aactが先
行して増加し、状態P12となり、これに対して、運転
者は、車両が加速されることからスロットルを離して、
要求加速度areqが負となる状態P13となる。しか
し、当初は、車両の減速が遅れることから、モータ制御
プログラムMCPの領域IIIの状態となり、ステップS
6で演算される発電トルクは、状態P23となり、モー
タ/ジェネレータ3による回生発電が状態P14のよう
に行われて、余分な加速エネルギが吸収され、車両は減
速される。
【0065】車両の実加速度aactが、負となり、更
に、要求加速度areqを下回ると、状態P24の領域IV
となり、モータ/ジェネレータ3による回生発電は停止
され、ステップS8によりモータ/ジェネレータ3のト
ルクが0Nmに制御され、適正な状態で車両は減速され
る。
【0066】また、車両が登坂路を走行する場合、坂道
にさしかかり、車両の実加速度aactは、図6(c)の
状態P15に示すように、負となり、これに対して運転
者がスロットルを踏み込むことにより、要求加速度are
qを正とし、状態P16とする。これにより、モータ制
御プログラムMCPは、領域Iとなり、ステップS4
で、アシストトルクが状態P17に示すように、演算さ
れ、モータ/ジェネレータ3によるアシスト動作が、状
態P18に示すように、行われる。
【0067】モータ/ジェネレータ3によるアシスト動
作により、車両の実加速度aactが、負から正となっ
て、運転者の要求加速度areqを上回るようになると、
運転者はスロットルの踏み込みを緩めることから、要求
加速度areqが低下して、状態P19となる。すると、
偏差(areq−aact)が実加速度aactが要求加速度ar
eqを上回って、負となり、モータ制御プログラムMCP
は領域IIとなり、ステップS6で、モータ/ジェネレー
タ3による回生発電に際した発電トルクが状態P20に
示すように演算され、次いで、モータ/ジェネレータ3
による回生発電が、状態P21に示すように実行され
て、余分な車両の加速エネルギーが吸収され、車両の加
速状態は徐々に緩和されるように制御される。
【0068】車両の実加速度aactが、所定の値にな
り、運転者がそれ以上の加速が不要と判断した場合に
は、スロットルが戻され、運転者の要求加速度areq
は、0となり、状態P22となる。すると、実加速度a
actはまだ正値なので、モータ制御プログラムMCPは
領域IIIとなり、モータ/ジェネレータ3による回生発
電が継続され、車両の加速状態の抑制制御が継続され
る。
【0069】更に、車両の実加速度aact減少して、0
となる状態P22では、モータ制御プログラムMCP
は、領域IVとなり、それ以上のモータ/ジェネレータ3
による回生発電は停止され、車両の加速状態は、解除さ
れる。
【0070】なお、上述の実施例は、駆動源の内燃機関
としてのエンジン2とモータ/ジェネレータ3の出力軸
が直結された状態の例について説明したが、内燃機関と
モータ/ジェネレータの接続態様は、任意であり、適宜
なクラッチを介在させたのもや、遊星歯車機構を介在さ
せたものなど各種の態様を採用しうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る車輌の駆動系を示すブロッ
ク模式図である。
【図2】図2は本発明に適用される自動変速機構を示す
図で、(a)は自動変速機構のスケルトン図、(b)は
その作動表である。
【図3】図3はハイブリッド車両の制御系を示すブロッ
ク図である。
【図4】図4は、モータ制御プログラムの一例を示すフ
ローチャートである。
【図5】図5は要求加速度算出マップの一例を示す図で
ある。
【図6】図6は、各道路状況における、加速度状態及び
モータの制御状態を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
2……内燃機関(エンジン) 3……モータ(モータ・ジェネレータ) 5……自動変速機構 12……モータ制御手段(モータ制御部) 13……要求加速度演算手段、実加速度演算手段、偏差
演算手段(車両制御部) MCP……モータ制御プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B60K 6/02 B60K 9/00 E (72)発明者 高須 栄治 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 (72)発明者 粥川 篤史 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3D039 AA01 AA04 AA05 AB27 AC24 AC36 AC39 AC40 AC74 AC77 AD22 AD23 AD53 3G084 BA00 CA04 DA04 FA05 FA10 FA33 3G093 AA07 BA14 CB06 DA01 DA06 DB05 DB21 EC02 FA04 5H115 PA01 PC06 PG04 PI16 PU25 QE08 QI04 QI14 QN04 SE03 TO02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関及びモータを駆動源とする、ハ
    イブリッド車両において、 運転者の加速意思を要求加速度として演算する要求加速
    度演算手段を設け、 前記車両の実際の加速度を実加速度として演算する実加
    速度演算手段を設け、 前記要求加速度と実加速度との偏差を演算する偏差演算
    手段を設け、 前記偏差演算手段により演算された偏差に基づいて、該
    偏差が縮小する方向に前記モータを制御する、モータ制
    御手段を設けて構成した、ハイブリッド車両の制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記モータ制御手段は、前記モータに、
    駆動動作、回生動作を行わせることにより前記偏差が縮
    小するように制御することを特徴とする、請求項1記載
    のハイブリッド車両の制御装置。
  3. 【請求項3】 前記モータ制御手段は、前記要求加速度
    演算手段により演算された要求加速度および、前記偏差
    に基づいて、該偏差が縮小する方向に前記モータを制御
    することを特徴とする、請求項1記載のハイブリッド車
    両の制御装置。
  4. 【請求項4】 前記モータ制御手段は、前記要求加速度
    が0以下で、前記偏差が正の場合に、前記モータを、非
    入出力状態とすることを特徴とする、請求項3記載の、
    ハイブリッド車両の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記要求加速度演算手段は、スロットル
    開度及びエンジンの出力軸回転数に基づいて、要求加速
    度を演算することを特徴とする、請求項1記載のハイブ
    リッド車両の制御装置。
  6. 【請求項6】 前記モータ制御手段により行われるモー
    タの駆動動作におけるモータ駆動トルクは、前記偏差に
    応じて演算決定されることを特徴とする、請求項1記載
    のハイブリッド車両の制御装置。
  7. 【請求項7】 前記モータ制御手段により行われるモー
    タの回生動作におけるモータ回生トルクは、前記偏差に
    応じて演算決定されることを特徴とする、請求項1記載
    のハイブリッド車両の制御装置。
  8. 【請求項8】 前記モータ制御手段によるモータの駆動
    制御に際して、モータトルク出力の変化率を所定の値に
    制限する、モータトルク出力変化率制限手段を設けて構
    成した、請求項1記載のハイブリッド車両の制御装置。
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