JP2002369198A - 符号化選択装置および符号化装置ならびにその方法 - Google Patents
符号化選択装置および符号化装置ならびにその方法Info
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- JP2002369198A JP2002369198A JP2001175939A JP2001175939A JP2002369198A JP 2002369198 A JP2002369198 A JP 2002369198A JP 2001175939 A JP2001175939 A JP 2001175939A JP 2001175939 A JP2001175939 A JP 2001175939A JP 2002369198 A JP2002369198 A JP 2002369198A
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Abstract
分な精度でしかも軽い処理負荷で符号量予測および符号
化選択を行う。 【解決手段】 データ入力部10およびパラメータ入力
部20は、データとパラメータの入力を受け付ける。第
1の符号量推定部30は所定の可逆符号化による符号量
を入力データの特性から統計的なデータ等に基づいて推
定する。第2の符号量推定部31は所定の非可逆符号化
による符号量をスケーリングファクタ等の入力パラメー
タに基づいて推定する。符号化選択部40は推定された
符号量に基づいて符号化手法を決定する。
Description
するものであり、特に簡易に可逆符号化と非可逆符号化
の選択を行う装置に関するものである。
るので、通信、蓄積などを行う際には圧縮してデータ量
を削減することが多い。また画像以外の用途でも、特に
大きなデータ量を扱う場合には圧縮技術は不可欠の技術
といっていい。
もの手法が存在する。大別すれば、復号したときに入力
を完全に再現する可逆方式と、何らかの損失を伴う非可
逆方式がある。さらにこの2つの方式を基本的アルゴリ
ズムやパラメータなどで分類すれば、いくつもの手法に
細分できる。これらの圧縮手法を、以下では符号化と称
する。
力であってもそれぞれ異なる符号量を出力する。これを
仮に符号化の入力依存性と呼ぶ。どの入力に対しても効
率よく圧縮できるような、単一の符号化は原理的に存在
しない。そこで、入力依存性を排したシステムが必要な
場合には、入力に応じて符号化を使い分ける機構が必要
になる。
測して符号化を選択するか、全ての符号化で圧縮してみ
て符号量を確かめてから選択するかの2つの方法が考え
られる。後者は正確だが負荷が重いので、一般的なシス
テムには向かない。ここにおいて符号化の選択技術は符
号量の予測技術に依存することになる。
(Discrete CosineTransfor
m、離散コサイン変換)を使った国際標準JPEG(J
oint Photographic Experts
Group)のような変換符号化の場合、変換処理な
しに符号量を推定することは不可能に近い。これは変換
符号化は変換後のデータを符号化対象とするためであ
る。
類の符号化を選択する従来技術である特開平10−24
3388号公報の手法を従来例として説明する。この従
来例は変換結果を分析することによって、変換符号化と
可逆符号化のうちから、最適な符号化を選択する技術で
ある。
とき画質が劣化しやすい画像がある旨記述されている。
本発明では画質についての観点は持たないので、一見従
来例と目的が違うように思われるかもしれない。しかし
非可逆符号化では一般に画質と符号量がトレードオフの
関係にあることを考えると、従来例が問題としているケ
ースは非可逆符号化で画質を維持しようとしたときの符
号量増加の問題でもあることがわかる。つまり、従来例
が問題としている点を符号量の問題としてとらえること
が可能であり、その場合は本発明が関わる問題と本質的
に同一なのである。
である。本発明の説明の趣旨に沿うように用語を一部変
更しているが、従来例の手法の本質に関わるものではな
い。図中、10はデータ入力部、30は第1の符号量推
定部、40は符号化選択部、50は選択結果出力部、1
010はA/D変換器、1020はフレームメモリ、3
010はラスターブロック変換部、3020はDCT変
換部、110は入力データ、132はブロックデータ、
133はDCTデータ、140は選択結果データであ
る。
符号化選択装置は以下の構成よりなる。A/D変換器1
010は外部からデータを受け取り、入力データ110
としてフレームメモリ1020へ送出する。フレームメ
モリ1020は入力データ110の全体を格納してか
ら、改めて入力データ110としてラスターブロック変
換部3010へ送出する。ラスターブロック変換部30
10は入力データのスキャン順を変換してブロック分割
を行い、これをブロックデータ132としてDCT変換
部3020へ送出する。DCT変換部3020はブロッ
クデータ132にDCT処理を行い、DCTデータ13
3として符号化選択部40へ送出する。符号化選択部4
0はDCTデータ133に基づいて最適な符号化を選択
し、これを選択結果データ140として選択結果出力部
50に送出する。選択結果出力部50は外部に選択結果
データ140を送出する。
従来例の記載に含まれないが、説明の都合上追加した。
また符号化選択部40は従来例では圧縮方式判定器とい
う名前であるが、これも説明の都合上変更した。また従
来例には実際の符号化を行う手段も含まれているが、こ
れも従来例の特徴を明瞭にするために便宜上省略した。
て説明する。図12は従来例の符号化選択装置の動作を
示すフローチャートである。以下、図12を用いて従来
例の動作について説明する。
レームメモリ1020においてデータの入力を行う。S
31ではラスターブロック変換部3010においてブロ
ック分割を行う。S32ではDCT変換部3020にお
いてDCT処理を行う。S40では符号化選択部40に
おいて符号化選択を行う。S50では選択結果出力部5
0において選択結果の出力を行う。
ける符号化選択はDCTデータ133の周波数分布を分
析して画像の性質を判別し、最適と思われる符号化を選
択する。具体的には高周波成分の量を評価することによ
って、DCTによる変換符号化とDPCM(Diffe
rential Pulse Code Modula
tion)による可逆符号化を自動的に切り替える。従
来例では高周波成分の多い画像ではDCTによる圧縮率
を高くすることができないと記述している。これは本発
明の観点からすれば、符号量こそ求めていないものの、
大まかな符号量予測と同等の処理をしているに他ならな
い。
圧縮処理の中でも、DCT処理は比較的重い処理であ
る。例えば従来例で選択対象となっているDPCMは1
画素につき1度の減算しか必要ないのに対して、8×8
のDCTで原理的には1画素あたり16回の乗算と14
回の加算を必要とする。実装上の工夫でこの値は減らす
ことができるが、それでもDPCMに比べると圧倒的に
処理が重い。さらにDCTの対象となるブロックを切り
出すためにブロックラインメモリが必要となるので、こ
の点でも規模の大きい処理装置が必要となる。
る画像に対しても、この重いDCT処理を行わなければ
ならない点である。これは符号化の選択にDCT処理の
結果を必要とすることに起因する。冒頭に述べたように
本発明の観点から言えば、実際に符号量を求めることな
しに符号化を切り替えるのは処理負荷を軽くするためで
あり、これを実現するためにDCT処理を行うのは目的
に矛盾する。
に、従来例の問題点として、実際の符号化処理に比較し
て符号化選択処理そのものの負荷が重くなってしまうこ
とがあげられる。
で、符号化処理に比較して処理の十分軽い符号量予測処
理ならびに符号化選択処理を提供することを目的とす
る。
的を達成するために特許請求の範囲に記載のとおりの構
成を採用している。ここでは、特許請求の範囲の記載内
容について補充的に説明を行う。
において、入力データを入力するデータ入力手段と、上
記データ入力手段により入力したデータに基づき少なく
とも1つ以上の所定の符号化に関して符号量を推定する
第1の符号量推定手段と、少なくとも1つ以上の所定の
符号化に関して符号量を推定する第2の符号量推定手段
と、上記第1の符号量推定手段および上記第2の符号量
推定手段によって推定された符号量の比較に基づいて符
号化方式を決定する符号化選択手段と、上記符号化選択
手段の結果を外部へ出力する選択結果出力手段とを具備
し、上記第2の符号量推定手段における符号量推定処理
は上記入力データと無関係に行うようにしている。
定手段による符号量推定処理は上記入力データの性質と
無関係であるので軽い処理で行うことができる。たとえ
ば、可逆符号化と変換符号化(非可逆符号化)とを選択
する場合を考える。この場合、変換符号化の従来の符号
量荷推定手法は高い負荷である反面、その符号量は、可
逆符号化に比べ入力データの性質に対して比較的安定し
ている。可逆符号化の従来の符号量推定は比較的小さな
負荷で済む反面、その符号量は、入力データの性質に対
して大幅に変化する。したがって、可逆符号化について
は通常の符号量推定を行い、変換符号化については入力
データに依存しない推定を行い、負荷を抑えながら符号
量が増加するのを抑えることができる。
ータを入力するパラメータ入力手段をさらに設け、上記
第2の符号量推定手段は上記入力データによらず、上記
パラメータ入力手段により入力したパラメータのみに基
づいて符号量を推定するようにしてもよい。また、推定
符号量の比較には重み付けを行ってもよい。
データの大きさに比例する)として推定してもよい。あ
るいは入力データの大きさに依存する関数で推定を行っ
てもよい。
る符号量推定処理は、先に述べたように、可逆符号化に
対して行うものであってもよい。
る符号量推定処理は、対象となる符号化のソースコーデ
ィングの部分的な処理もしくはその簡略処理の結果に基
づいて符号量を推定するものであってもよい。簡易シン
ボルを用いて推定するようにしてもよい。
る符号量推定処理は、ソースコーディングの部分的な処
理もしくはその簡略処理の結果と符号量の関係を統計的
にまとめた結果を表または式などの形式で参照し、必要
な場合にはこれを補間を加えて推定符号量を算出するよ
うにしてもよい。
る符号量推定処理は、先に触れたように、非可逆符号化
に対して行うものであってもよい。
る符号量推定処理は、入力される符号化パラメータと符
号量の関係を統計的にまとめた結果を参照し、また必要
な場合はこれに補間を加えて推定符号量を算出するよう
にしてもよい。
力されたパラメータに対して四則演算をはじめとする所
定の補正を行うことで、いずれかの符号化を優先的に選
択させるようにしてもよい。
記第2の符号量推定手段において算出した推定符号量の
うち少なくとも1つに対して、四則演算をはじめとする
所定の補正を行うことで、いずれかの符号化を優先的に
選択させるようにしてもよい。
定符号量のうち少なくとも1つに対して、四則演算をは
じめとする所定の補正を行うことで、いずれかの符号化
を優先的に選択させるようにしてもよい。
データ入力手段によって入力されたデータを予測する予
測手段と、上記予測が上記入力データと一致する回数を
計数する予測一致計数手段と、上記予測一致回数と符号
量との関係を保持する符号量保持手段と、上記符号量保
持手段によって与えられる推定符号量に上記予測一致回
数に応じた補間を行う補間手段とから構成するようにし
てもよい。
パラメータ入力手段によって入力されたパラメータと符
号量との関係を保持する符号量保持手段と、上記符号量
保持手段によって与えられる推定符号量に上記入力パラ
メータに応じた補間を行う補間手段とから構成するよう
にしてもよい。
は少なくとも2つ以上の予測手法によって行い、上記予
測一致計数手段は、上記予測手法のうち1つでも一致し
たときは予測一致回数として計数するようにしてもよ
い。
ータを部分的に選択して第1の符号量推定手段に送出す
るようにしてもよい。
記第2の符号量推定手段における上記符号量保持部はそ
れぞれ対応する符号化を用いて、それぞれ上記入力デー
タ、上記入力パラメータにおける、符号量との関係を事
前に統計的に求めた結果を保持するようにしてもよい。
記第2の符号量推定手段における上記符号量保持部に格
納するデータは、それぞれ上記入力データ、上記入力パ
ラメータと符号量との関係が特に非線形の部分について
は細かい間隔で保持するようにしてもよい。
記第2の符号量推定手段における上記符号量保持手段
は、それぞれ上記入力データ、上記入力パラメータに対
して、最も近いデータか、または内輪と外輪のそれぞれ
において最も近いデータの両方を選択してそれぞれの上
記補間手段に送出するようにしてもよい。
きる。
されるのみでなく、方法の態様でも実現可能であり、少
なくともその一部をコンピュータプログラムとして構成
できることはもちろんである。
に説明する。
な説明の前に、本発明の基本的な原理について述べる。
本発明は大きく2つの原理からなる。
明は可逆符号化と非可逆符号化の選択に関するものであ
る。そこでまずこの両者の特性の違いについて説明す
る。可逆符号化には理論的な圧縮限界が存在する。これ
は一般に情報量などと呼ばれるが、数値としてはエント
ロピーがその例である。従って入力データが含む情報量
によってその限界値が極端に変化し得る。結果として得
られる符号量も極端に変化することになる。
理またはその同等処理を内部に含む。例えば前出のJP
EGの場合はDCT処理された結果に線形量子化を行
う。この量子化は一般に画質に影響が少ないと思われる
情報をより粗く量子化するように行われる。JPEGの
例でいえば、高周波成分は低周波成分よりもより粗く量
子化される。このため例えば画像の情報量が高周波成分
に多く含まれる場合には、量子化の効果で符号量が大き
くなりづらい。つまり可逆符号化に比較して、より符号
量が安定する。
は、符号化パラメータが変化した場合である。このパラ
メータには量子化処理を制御する値が含まれていること
が多い。JPEGの例では量子化テーブルをパラメータ
として与えることができる。つまり、符号化パラメータ
が一定の場合、入力データによらず非可逆符号化の符号
量は可逆符号化よりも安定していることが多い、という
のがより正確な記述になる。
果を図13に示す。可逆符号化には予測符号化の一種を
使用した。また非可逆符号化はJPEGを使用し、1か
ら順に量子化を粗くした。この結果、可逆符号化は画像
に応じて符号量が100倍以上に変化したが、非可逆符
号化は最も変化が激しかった非可逆符号化1でも7倍程
度と安定していた。以上が本発明の第1の原理である。
逆符号化の符号量予測について述べる。可逆符号化は情
報を欠くことなく復元する必要があるため、誤差を含む
可能性のある計算、例えば一般的な周波数変換は処理に
含むことができない。これは原理的に可逆符号化は浮動
小数による演算をほとんど含まないことを意味する。同
様に除算も扱いづらく、一般には入力データそのまま
か、加減算を加える程度が主である。
か、またはそれを簡易化した処理が必要な点では、可逆
符号化の事情は非可逆符号化と同様である。しかし上の
ように可逆符号化は一般に軽い処理が多いので、非可逆
符号化と比較すると符号量を比較的簡単に予測すること
ができる。これが本発明を構成する第2の原理である。
符号化より入力画像への依存性が少ない、 第2の原理:可逆符号化の符号量予測は非可逆符号化の
それより容易である。
を符号量予測で推定し、これを画像によらず一定と仮定
した非可逆符号化による符号量と比較することにより、
より符号量の少ないと思われる符号化を選択する。この
とき非可逆符号化の符号量については、事前に統計的に
調べた符号化パラメータとの関係を使った補正を加える
ことで精度を向上する。
いて説明する。以下、本発明の実施例として、 (1) 一般的な例 (2) 予測符号化とJPEGの選択に適用した例につ
いて述べる。
ず一般的な例を述べる。以下、実施例1の具体的な説明
を行う。図1は実施例1における符号化選択装置を示す
ブロック図である。図中、図11と同様の部分には同一
の符号を付して説明を省略する。図中、20はパラメー
タ入力部、31は第2の符号量推定部、120はパラメ
ータデータ、130、131は推定符号量データであ
る。
部10は外部から符号化すべきデータを入力し、入力デ
ータ110として第1の符号量推定部30へ送出する。
パラメータ入力部20は外部からパラメータを入力し、
パラメータデータ120として第2の符号量推定部31
へ送出する。第1の符号量推定部30は入力データ11
0を解析して所定の可逆符号化による符号量を推定し、
推定符号量データ130として符号化選択部40へ送出
する。第2の符号量推定部31はパラメータデータ12
0から所定の非可逆符号化による符号量を推定し、推定
符号量データ131として符号化選択部40へ送出す
る。符号化選択部40は推定符号量データ130および
131に基づき、符号化手法を選択して選択結果データ
140として選択結果出力部50へ送出する。選択結果
出力部50は選択結果データ140を外部へ出力する。
動作について説明する。図2は実施例1における符号化
動作を示すフローチャートである。図中、図12と同様
の部分には同一の符号を付して説明を省略する。ただし
若干異なる部分については説明を加える。
ータ入力部20において、外部からそれぞれデータとパ
ラメータの入力を受け付ける。S20では第1の符号量
推定部30において所定の可逆符号化による符号量を推
定する。S30では第2の符号量推定部31において所
定の非可逆符号化による符号量を推定する。S40では
S20およびS30で推定された符号量に基づいて、符
号化方式を選択する。
データとパラメータを同時に入力するように説明した
が、これらはそれぞれの符号量推定処理であるS20お
よびS30に間に合えば良いので、特に同期を取る必要
はない。またS20とS30はS40に間に合えば良い
ので、実際にはこの順序が逆でも構わないし、あるいは
並行して行われても良い。
逆符号化の符号量推定処理について説明する。符号化処
理は一般に前段のソースコーディングと後段のエントロ
ピーコーディングからなる。ごく一般的な定義で言え
ば、ソースコーディングは入力に対して何らかの仮定あ
るいはモデリングをした変換処理で、エントロピーコー
ディングは統計的な圧縮処理である。前出のJPEGの
例でいえばソースコーディングはDCTと量子化を、ま
たエントロピーコーディングはハフマン符号化を採用し
ている。
出力を観察することによって得ることが多い。これは入
力データの違いによる影響がソースコーディングに出や
すいためである。これに対してエントロピーコーディン
グは入力によらず、比較的安定した圧縮率を示すことが
多い。例えばJPEGの場合、量子化の結果0にならな
かった変換係数の個数などから符号量を推定する事がで
きる。第1の符号量推定部30で行われる符号量推定処
理も、例えばこのようなソースコーディングの結果に基
づくものであってよい。
ではなく、それを簡略化した処理やその代替処理などの
結果から符号量を推定してもよい。このような例につい
ては実施例2において詳細に説明する。
めるには、事前に統計的な実験をしておく必要がある。
ここでいう統計的な実験とはそのシステムに入力され得
る画像を多く集め、これらのソースコーディングの結果
と符号量の関係を統計的に処理することを指す。この統
計的処理はあるソースコーディングの結果が得られたと
きに対応する符号量がいくつになるかを推定するのが目
的なので、最も単純な場合は平均を用いればよい。もち
ろん公知の統計的技術によって重み付けや偏差による補
正が行われてもよい。
推定部30に保持する必要がある。それは表の形式で保
持してもよいし、線形または非線形の式で近似してもよ
い。もちろんこれらの組み合わせでも構わない。例とし
て代表値を表の形式で持ち、これらの間を補間して求め
る構成を実施例2において詳細に説明する。またこの部
分は入力とすべきデータなどの細部を除いて第2の符号
量推定部31と共通する処理なので、以下で改めて説明
する。
可逆符号化の符号量推定処理について説明する。この処
理は入力データ110を参照することなく行う。例えば
統計結果として図13を得た場合、これら4画像につい
ての推定符号量は統計値、例えば平均、最大値、最小
値、最頻値あるいは中間値などから算出しておき、実際
の符号量推定処理はこれらを参照して行う。これらの統
計値は符号化パラメータ別に求めておき、例えば表のか
たちで第2の符号量推定部31に保持する。図3は符号
化パラメータが2種類ある場合における、このような表
の概念図である。
線形もしくは非線形の補間を行って、該当する値を算出
する。この場合、表にある中で近いパラメータで代用し
てもよいが、あまり好ましくない。それは非可逆符号化
の符号量がこのようなパラメータへ強く依存するためで
ある。
するような場合がある。例えば画質が厳しく問われるよ
うな用途では、結果的にではあるが使えるパラメータの
範囲に制限を生じるので、事実上は固定のパラメータで
設計してしまっても構わない。このような場合には第2
の符号量推定部31はパラメータにも入力画像にもよら
ない、固定の符号量を送出する。このときパラメータ入
力部20は本実施例の構成から省くことができる。
は、基本的には推定符号量データ130および131の
うち、小さい方に対応する符号化を選択する。しかしこ
の比較に何らかの重みをつけてもよい。ここでいう重み
づけとは、推定符号量に何らかの値を加えたり乗じたり
する処理を指す。例えば画質の問題で符号量の差がD以
下の場合は可逆符号化を選択したいような場合、推定符
号量データ130からDを減じたものを推定符号量デー
タ131と比較する事によって選択処理を行えばよい。
こともできる。例えば第1の符号量推定部30もしくは
第2の符号量推定部31にそのような重みづけをする機
能を加えてもよい。さらにパラメータ入力部20の内部
でパラメータを調整すれば、それ以外の構成を変更しな
くても同等の目的を実現することができる。これについ
て以下に説明する。
立なので、パラメータ入力部20から送出するパラメー
タデータ120は実際に符号化するときのパラメータで
なくても構わない。そこで上述のように可逆符号化を優
先したい場合、このパラメータを非可逆符号化の圧縮率
が悪くなる方に調整する。この調整の度合いは理論的に
算出できることもあるし、それができなくても予め統計
処理などで求めておける。すると推定符号量データ13
1は実際の符号量よりも多めになるので、結局符号化選
択部40で行われる選択処理を、見かけ上可逆を優先す
るような処理にすることができる。パラメータ入力部2
0は入力インターフェースの部分に実装できるので、例
えば本実施例をハードウェアで実装したような場合に
も、デバイスドライバなどのハードウェアの制御部分
や、ハードウェアを起動するアプリケーションなどでの
実装が可能である。
択対象となる非可逆符号化および可逆符号化は1つづつ
であるかのように説明したが、これがそれぞれ2つ以上
であっても構わない。そのような場合の本実施例の拡張
については、以上の説明より明らかなので説明を省略す
る。
非可逆符号化の符号量を画像によらず一定と仮定するの
で、符号量予測を可逆符号化についてのみ行えばよく、
ごく高速かつ低負荷で符号化選択処理を行うことができ
る。
符号化装置は図4に示すように構成される。この図で
は、符号化選択装置(図1)の選択結果出力部50から
の選択結果に基づいて符号化部60の第1の符号化ユニ
ット61および第2お符号化ユニット62を選択して利
用するようになっている。第1の符号化ユニット61は
第1の符号量推定部30に対応し、第2の符号化ユニッ
ト62は第2の符号量推定部31に対応する。もちろ
ん、第1符号化ユニット61および第2符号化ユニット
62が符号化部60全体に対応してもよいし、その一部
のステージに対応してもよい。
発明を非可逆符号化であるJPEGと、可逆符号化であ
る特開平09−224253号公報に開示された予測符
号化との選択に適用した例について説明する。
5は実施例2における符号化選択装置を示すブロック図
である。図中、図1および図11と同様の部分には同一
の符号を付して説明を省略する。図中、3030は予測
部、3040は予測一致計数部、3050は補間部、3
051は符号量保持部、3060は符号量保持部、30
70は補間部、134は予測データ、135は予測一致
データ、136、137は推定符号量データである。
30は所定の1つ以上の予測処理を入力データ110に
対して行い、その結果を予測データ134として予測一
致計数部3040へ送出する。予測一致計数部3040
は予測データ134と入力データ110が一致した回数
を計数し、その結果を予測一致データ135として補間
部部3050および符号量保持部3051へ送出する。
符号量保持部3051は各予測一致回数に対応する推定
符号量を保持し、予測一致データ135に基づいて適当
な推定符号量を推定符号量データ136として補間部3
050へ送出する。補間部3050は予測一致データ1
35に基づいて、必要であれば所定の補間処理を行って
推定符号量データ135を符号化選択部40へ送出す
る。符号量保持部3060は各パラメータに対応する推
定符号量を保持し、パラメータデータ120に基づいて
適当な推定符号量を推定符号量データ137として補間
部3070へ送出する。補間部3070はパラメータデ
ータ120に基づいて、必要であれば所定の補間処理を
行って推定符号量データ131を符号化選択部40へ送
出する。
から明らかなので、省略する。
定部30の詳細について説明する。予測部3030にお
ける予測は特開平09−224253号公報に開示され
た予測符号化において行われる予測のうち、一部または
全部を行う。一部の予測を行う場合、どの予測を行うか
については事前に各予測の一致率と符号量との関係を調
べ、より相関性が高い予測を優先的に採用すればよい。
また予測が複数の場合、予測別に一致を計数してもよい
し、いずれかの予測が一致した回数を計数することも考
えられる。これらの選択についても、より符号量と相関
性が高くなるような値を優先する。
って求めることができる。もちろん、理論的に算出でき
るような場合は、そのようにしても構わない。例えば特
開平09−224253号公報に開示された技術の場
合、複数の予測から一致した予測を選択するように符号
化するので、いずれかの予測が一致した回数だけを計数
すれば十分と理論的に決めることができる。
0で行われる処理は特開平09−224253号公報に
開示された符号化処理をごく単純化したものである。つ
まり実施例1の説明で触れた、ソースコーディングを簡
略化した処理で符号量を推定する例にあたる。一般には
こうした符号量の推定は実際にソースコーディングを行
って符号量を推定するものほど精度が高くないが、予測
一致データ135と実際の符号量との相関が高ければ、
本実施例の目的に供せられる程度の精度は確保すること
ができる。図6はこれを確かめる実験結果である。横軸
が予測の一致率、縦軸が特開平09−224253号公
報に開示された技術による符号量を示している。図6よ
り両者の相関性は明らかに高い。
像をサンプリングして処理することが考えられる。例え
ば画像からNラインのサンプルを取り出して、これにつ
いての予測一致率をとるだけでも符号量との相関をある
程度とることができる。Nの値は必要とする精度によっ
て異なるが、例えば全ラインの1/10程度でもいい
し、さらに高速化が必要な場合は入力画像の解像度が高
ければ1/1000程度でも比較的高い相関性を維持で
きる。またこのサンプルは画像の局所性を避けるため
に、なるべく画像全体に散っていることが望ましい。
特開平09−224253号公報に開示された技術を取
り上げたが、他の可逆符号化への応用も容易である。例
えば差分符号化に関しては、差分をとる対象となる画素
値と処理しようとする画素値との相関をとることで符号
量推定が可能である。同様にマルコフモデル符号化では
各マルコフモデルの出現確率の測定から、ブロックソー
ティング符号化では条件付き確率の測定から、LZ符号
化の場合は周辺画素との相関から、それぞれ符号量の推
定が可能である。これらの詳細については本実施例の本
質から外れるので省略する。
の処理を簡略化したものについて説明してきたが、処理
負荷の増加が許容できるのであれば、前述したソースコ
ーディングそのままでももちろん構わない。この場合の
構成は以上の説明から容易に類推可能なので、説明を省
略する。
び符号量保持部3051の詳細について説明していない
が、これは以下に述べる補間部3070および符号量保
持部3060の詳細から容易に類推可能なので、ここで
は説明を省略する。
する。符号量保持部3060は保持している推定符号量
うち、入力されたパラメータデータ120に近いものを
選択する。図3は本実施例においては符号量保持部30
60が保持する推定符号量の表に相当するが、簡単のた
め本実施例では符号化パラメータが1つの場合について
詳細に説明する。本実施例で仮定しているJPEGの場
合、スケーリングファクタと呼ばれるパラメータをこれ
に対応させることができる。図7はそのような推定符号
量の表の概念図である。いまスケーリングファクタの昇
順に、左から並べられているものとする。例えば入力さ
れたパラメータデータ120がSnより大きく、かつS
n+1より小さかった場合、Sn、Sn+1、Cn、C
n+1を推定符号量データ137として補間部3070
へ送出する。図8はこのときの推定符号量データ137
のフォーマット例である。
は、望ましい符号量の推定精度と保持可能な表のサイズ
を勘案して決める。スケーリングファクタ間の間隔は一
定でなくても構わないので、スケーリングファクタと推
定符号量の関係に非線形性が強い部分にサンプル数を多
くするのが一般には好ましい。図9はそのような表の一
例であるが、これは符号量保持部3051における例で
あって、図6に例示した予測一致率と符号量との関係を
示している。
部3051についても同様にあてはまるが、入力データ
が異なるので注意が必要である。つまり符号量保持部3
060への入力が符号化パラメータであるのに対して、
符号量保持部3051への入力は予測の一致回数であ
る。この値は画像の大きさによって異なるので、補正が
必要になる。例えば図7のスケーリングファクタを予測
の一致率に置き換え、符号量保持部3051の内部で予
測一致回数を画像サイズで除することで予測一致確率に
正規化すれば、画像サイズによらない参照が可能とな
る。もちろんこのような正規化を予測一致計数部304
0側で行っても構わない。
る。ここで行われる補間は符号量保持部3060が保持
する推定符号量が、符号化パラメータに対して十分細か
い単位でとられていれば、例えば線形補間のような単純
な補間で構わない。この場合、パラメータSに対して次
のように推定符号量Cを求める。
が広く、かつスケーリングファクタと推定符号量の関係
が非線形の場合には、もっと複雑な多次の補間式がよ
い。具体例については公知の技術が多く、また本実施例
の本質から外れるので説明を省略する。
ュータ上で本実施例のシミュレーションを行った。図1
0は実験結果である。またこのときの本実施例の処理時
間は、JPEGに比較して約1/40、特開平09−2
24253号公報に開示された予測符号化に比較しても
約1/10であった。この結果から本実施例の効果は明
らかである。
非可逆符号化と可逆符号化の選択を、軽い処理負荷で実
現することができる。
によれば複数の非可逆符号化と可逆符号化から符号量の
意味で最適なものを選択する符号化選択装置において、
十分な精度でしかも軽い処理負荷の符号化選択処理を実
現することができる。
成図である。
動作の一例を示すフローチャートである。
推定処理において保持する推定符号量の表の概念図であ
る。
装置を示す構成図である。
成図である。
可逆符号化の予測一致率と符号量の関係の一例を示す説
明図である。
推定処理において保持する推定符号量の表の概念図であ
る。
推定処理において使用する推定符号量データ137の概
念図である。
推定処理において保持する推定符号量の表の例である。
実験結果の一例を示す説明図である。
る。
すフローチャートである。
を説明する実験結果の説明図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 入力データを入力するデータ入力手段
と、 上記データ入力手段により入力したデータに基づき少な
くとも1つ以上の所定の符号化に関して符号量を推定す
る第1の符号量推定手段と、 少なくとも1つ以上の所定の符号化に関して符号量を推
定する第2の符号量推定手段と、 上記第1の符号量推定手段および上記第2の符号量推定
手段によって推定された符号量の比較に基づいて符号化
方式を決定する符号化選択手段と、 上記符号化選択手段の結果を外部へ出力する選択結果出
力手段とを具備し、 上記第2の符号量推定手段における符号量推定処理は上
記入力データと無関係に行うことを特徴とする符号化選
択装置。 - 【請求項2】 上記符号化選択装置は符号化パラメータ
を入力するパラメータ入力手段を備え、上記第2の符号
量推定手段は上記入力データによらず、上記パラメータ
入力手段により入力したパラメータのみに基づいて符号
量を推定することを特徴とする請求項1に記載の符号化
選択装置。 - 【請求項3】 上記第2の符号量推定手段は、入力デー
タの大きさの関数に基づいて符号量を推定することを特
徴とする請求項1に記載の符号化選択装置。 - 【請求項4】 上記関数は単調に増加する一次関数とす
る請求項3に記載の符号化選択装置。 - 【請求項5】 上記第1の符号量推定手段で行われる符
号量推定処理は、可逆符号化に対して行うことを特徴と
する請求項1、2、3または4に記載の符号化選択装
置。 - 【請求項6】 上記第1の符号量推定手段で行われる符
号量推定処理は、対象となる符号化のソースコーディン
グの部分的な処理もしくはその簡略処理の結果に基づい
て符号量を推定することを特徴とする請求項1〜5のい
ずれかに記載の符号化選択装置。 - 【請求項7】 上記第1の符号量推定手段で行われる符
号量推定処理は、ソースコーディングの部分的な処理も
しくはその簡略処理の結果と符号量の関係を統計的にま
とめた結果を表または式などの形式で参照し、必要な場
合にはこれを補間を加えて推定符号量を算出することを
特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の符号化選択
装置。 - 【請求項8】 上記第2の符号量推定手段で行われる符
号量推定処理は、非可逆符号化に対して行うことを特徴
とする請求項1〜7のいずれかに記載の符号化選択装
置。 - 【請求項9】 上記第2の符号量推定手段で行われる符
号量推定処理は、入力される符号化パラメータと符号量
の関係を統計的にまとめた結果を参照し、また必要な場
合はこれに補間を加えて推定符号量を算出することを特
徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の符号化選択装
置。 - 【請求項10】 上記パラメータ入力手段において入力
されたパラメータに対して四則演算をはじめとする所定
の補正を行うことで、いずれかの符号化を優先的に選択
させることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載
の符号化選択装置。 - 【請求項11】 上記第1の符号量推定手段または上記
第2の符号量推定手段において算出した推定符号量のう
ち少なくとも1つに対して、四則演算をはじめとする所
定の補正を行うことで、いずれかの符号化を優先的に選
択させることを特徴とする請求項1〜10のいずれかに
記載の符号化選択装置。 - 【請求項12】 上記符号化選択手段で入力された推定
符号量のうち少なくとも1つに対して、四則演算をはじ
めとする所定の補正を行うことで、いずれかの符号化を
優先的に選択させることを特徴とする請求項1〜11の
いずれかに記載の符号化選択装置。 - 【請求項13】 上記第1の符号量推定手段を、上記デ
ータ入力手段によって入力されたデータを予測する予測
手段と、上記予測が上記入力データと一致する回数を計
数する予測一致計数手段と、上記予測一致回数と符号量
との関係を保持する符号量保持手段と、上記符号量保持
手段によって与えられる推定符号量に上記予測一致回数
に応じた補間を行う補間手段とから構成することを特徴
とする請求項1〜12のいずれかに記載の符号化選択装
置。 - 【請求項14】 上記第2の符号量推定手段を、上記パ
ラメータ入力手段によって入力されたパラメータと符号
量との関係を保持する符号量保持手段と、上記符号量保
持手段によって与えられる推定符号量に上記入力パラメ
ータに応じた補間を行う補間手段とから構成することを
特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の符号化選
択装置。 - 【請求項15】 上記予測手段によって行われる予測は
少なくとも2つ以上の予測手法によって行い、上記予測
一致計数手段は、上記予測手法のうち1つでも一致した
ときは予測一致回数として計数することを特徴とする請
求項1〜14のいずれかに記載の符号化選択装置。 - 【請求項16】 上記データ入力手段は入力されるデー
タを部分的に選択して第1の符号量推定手段に送出する
ことを特徴とする請求項1〜15のいずれかに記載の符
号化選択装置。 - 【請求項17】 上記第1の符号量推定手段および上記
第2の符号量推定手段における上記符号量保持部はそれ
ぞれ対応する符号化を用いて、それぞれ上記入力デー
タ、上記入力パラメータにおける、符号量との関係を事
前に統計的に求めた結果を保持することを特徴とする請
求項1〜16のいずれかに記載の符号化選択装置。 - 【請求項18】 上記第1の符号量推定手段および上記
第2の符号量推定手段における上記符号量保持部に格納
するデータは、それぞれ上記入力データ、上記入力パラ
メータと符号量との関係が特に非線形の部分については
細かい間隔で保持することを特徴とする請求項1〜17
のいずれかに記載の符号化選択装置。 - 【請求項19】 上記第1の符号量推定手段および上記
第2の符号量推定手段における上記符号量保持手段は、
それぞれ上記入力データ、上記入力パラメータに対し
て、最も近いデータか、または内輪と外輪のそれぞれに
おいて最も近いデータの両方を選択してそれぞれの上記
補間手段に送出することを特徴とする請求項1〜18の
いずれかに記載の符号化選択装置。 - 【請求項20】 入力データを入力するデータ入力手段
と、 上記データ入力手段により入力したデータに基づき少な
くとも1つ以上の所定の符号化に関して符号量を推定す
る第1の符号量推定手段と、 少なくとも1つ以上の所定の符号化に関して符号量を推
定する第2の符号量推定手段と、 上記第1の符号量推定手段および上記第2の符号量推定
手段によって推定された符号量の比較に基づいて符号化
方式を決定する符号化選択手段と、 上記符号化選択手段の結果を出力する選択結果出力手段
と、 上記符号化選択手段の結果に基づいた符号化方式で上記
入力データを符号化する手段とを具備し、 上記第2の符号量推定手段における符号量推定処理は上
記入力データと無関係に行うことを特徴とする符号化装
置。 - 【請求項21】 データを入力し、上記入力データに基
づいて1つ以上の符号量を推定し、符号化パラメータを
入力し、上記入力パラメータに基づいて1つ以上の符号
量を推定し、上記推定符号量を比較することによって符
号化を選択することを特徴とする符号化選択方法。 - 【請求項22】 データを入力し、上記入力データに基
づいて1つ以上の符号量を推定し、符号化パラメータを
入力し、上記入力パラメータに基づいて1つ以上の符号
量を推定し、上記推定符号量を比較することによって符
号化を選択し、選択した符号化により上記入力データを
符号化することを特徴とする符号化方法。
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