JP2002368742A - コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法 - Google Patents

コンテンツ配信システムおよびコンテンツ配信方法

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JP2002368742A
JP2002368742A JP2001176081A JP2001176081A JP2002368742A JP 2002368742 A JP2002368742 A JP 2002368742A JP 2001176081 A JP2001176081 A JP 2001176081A JP 2001176081 A JP2001176081 A JP 2001176081A JP 2002368742 A JP2002368742 A JP 2002368742A
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Toru Kitagawa
亨 喜多川
Toshiyuki Kano
利之 狩野
Norio Sakai
紀雄 堺
Akihiro Yamaguchi
晃弘 山口
Yoshinori Masaki
良典 正木
Hideyuki Yasumura
英幸 保村
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Nippon Telegraph and Telephone West Corp
Nippon Telegraph and Telephone East Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、接続地域が制限された閉域網内に
存在しているユーザの通信端末にのみコンテンツを配信
することができるコンテンツ配信システムおよびコンテ
ンツ配信方法を提供することにある。 【解決手段】 コンテンツ配信センタ15に設けられた
コンテンツ配信サーバ19とユーザの通信端末41の間
に、コンテンツ配信サーバ19から専用回線を介して受
信したコンテンツを蓄積しておき、蓄積されたコンテン
ツを接続地域が制限された閉域網27を介してユーザの
通信端末41に配信する閉域網内サーバ29を備えたこ
とで、接続地域が制限された閉域網27内に存在してい
るユーザの通信端末41にのみコンテンツを配信するこ
とができ、サービス地域を制限したコンテンツの配信が
できるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接続地域が制限さ
れた閉域網内に存在しているユーザの通信端末にのみコ
ンテンツを配信することができるコンテンツ配信システ
ムおよびコンテンツ配信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンテンツ配信システムとして
は、図14に示すように、インターネット101上に設
けられたコンテンツサーバ103からインターネット1
01、CATV網105を介して通信端末(A1)へコ
ンテンツを配信するという通信技術が知られている。
【0003】従来のコンテンツ配信システムでは、コン
テンツサーバ103に蓄積された大容量コンテンツを例
えばCATV網やxDSL網を利用して、その通信事業
者の加入者に向けて配信するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
コンテンツ配信システムにあっては、コンテンツ事業者
又はコンテンツ毎に特定のエリアを区別して配信先に指
定することができなかった。また、コンテンツ事業者
は、配信するコンテンツをユーザが属するエリア毎に区
別することができず、さらに、ユーザを選択することが
できなかった。
【0005】また、インターネットでは、世界的規模で
不特定多数のWebサーバと通信端末との間で接続が可
能であるので、セキュリティの確保が必要なコンテンツ
配信にはWebサーバは適さないといった問題があっ
た。
【0006】さらに、インターネットと個人の通信端末
とを接続するプロバイダでは、ユーザIDとパスワード
のみによる認証を行っていたので、このユーザIDとパ
スワードが第三者に漏洩した場合には、第三者による不
正利用が可能であり、セキュリティの確保が十分にでき
ないといった問題があった。
【0007】また、コンテンツ配信サーバに蓄積されて
いるコンテンツが事業者によりアップデートされたとき
に、コンテンツがアップデートされたという情報を当該
コンテンツのユーザに直接に通知することができなかっ
た。
【0008】また、インターネットは複数の通信事業者
のネットワークを跨ぐため、通信事業者のネットワーク
に固有の通信容量や通信量に依存して通信速度が変動し
易く、安定したスループットが得難いので、特に広帯域
を必要とする動画データや音声データなどのストリーミ
ングを配信するには不向きであった。
【0009】コンテンツ事業者がインターネット上に分
散配置されたサーバにコンテンツをアップロード(配
信)する場合、それぞれのサーバに対してコンテンツを
登録する必要があったため、複数のプロバイダとの契約
が必要であり、また、アップロード時の作業が繁雑にな
るといった問題があった。
【0010】インターネットを利用して配信地域を限定
してコンテンツ配信を行うには、インターネットが物理
的にエリア単位に区切ったネットワーク構成を取ってい
ないため、ユーザIDとパスワードによる認証時に、ユ
ーザ属性としてユーザIDを発行した時にユーザが入力
した居住地情報等を参照することで、アクセスの可否を
判別するという手法があるが、コンテンツ事業者が指定
したエリア外からのアクセスも可能になるといった問題
があった。
【0011】また、コンテンツ事業者は、コンテンツの
価格、課金方法(利用の都度申込む従量型課金と一定契
約期間内は何度も利用が可能で契約が自動継続される定
額型課金)等のコンテンツ属性情報をオンラインで設定
することはできないといった問題があった。
【0012】コンテンツ事業者は、ユーザによるコンテ
ンツの購入状況等、ユーザに関する情報をリアルタイム
で把握することができないといった問題があった。一
方、ユーザは、コンテンツの利用料明細等の情報をリア
ルタイムで確認することができないといった問題があっ
た。
【0013】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的としては、接続地域が制限された閉域網内に存
在しているユーザの通信端末にのみコンテンツを配信す
ることができるコンテンツ配信システムおよびコンテン
ツ配信方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、コンテンツを蓄積してこのコ
ンテンツを利用者の通信端末に配信するセンタサーバを
コンテンツ配信センタに備えたコンテンツ配信システム
であって、前記センタサーバと前記通信端末の間に、前
記センタサーバから専用回線を介して受信したコンテン
ツを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積されたコ
ンテンツを接続地域が制限された閉域網を介して前記通
信端末に配信する第1の配信手段を有する閉域網内サー
バを備えたことを要旨とする。
【0015】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記閉域網内サーバと利用者の通信端末との間
に、両者を中継する広帯域の中継網を備えたことを要旨
とする。
【0016】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、コンテンツ事業者の通信
端末からコンテンツ名とコンテンツと閉域情報および登
録指示を受信した場合には、閉域情報により指定された
閉域網内サーバにのみこのコンテンツを配信する第2の
配信手段を有することを要旨とする。
【0017】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、前記コンテンツ事業者の
通信端末からコンテンツ名と閉域情報と削除指示を受信
した場合には、閉域情報により指定された閉域網内サー
バにのみこのコンテンツ名と削除指示を送信する第1の
送信手段を有することを要旨とする。
【0018】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、利用者の通信端末からユ
ーザIDの発行申請とパスワードおよび利用者の回線を
識別するための識別情報を受信した場合には、この利用
者に対してユーザIDを発行する発行手段と、このユー
ザIDとパスワードおよび識別情報を記憶する第1の記
憶手段と、このユーザIDとパスワードおよび識別情報
を前記閉域網内サーバに送信する第2の送信手段とを有
し、前記閉域網内サーバは、前記センタサーバから受信
したこのユーザIDとパスワードおよび識別情報を記憶
する第2の記憶手段と、利用者の通信端末から受信した
ユーザIDとパスワード、交換機から利用者の回線を識
別するための識別情報が、前記第2の記憶手段に記憶し
ておいたユーザIDとパスワードおよび識別情報と一致
する場合に利用者を認証する認証手段を有することを要
旨とする。
【0019】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、前記閉域網内サーバを介
して利用者の通信端末からコンテンツの利用要求を受信
した場合に、利用者のユーザIDおよびコンテンツの価
格からなる購入履歴を生成する第1の生成手段と、当該
コンテンツの利用許可を前記閉域網内サーバに送信する
第3の送信手段を有することを要旨とする。
【0020】請求項7記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、前記閉域網内サーバを介
して利用者の通信端末からコンテンツの利用明細を要求
された場合には、利用者の購入履歴を前記閉域網内サー
バを介して利用者の通信端末に送信する第4の送信手段
を有することを要旨とする。
【0021】請求項8記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、前記コンテンツ事業者の
通信端末から更新されたコンテンツを受信した場合に、
前記利用者の購入履歴に更新前の当該コンテンツがある
ときには、更新されたコンテンツの案内情報を利用者毎
に生成する第2の生成手段と、第2の生成手段により生
成された案内情報を前記閉域網内サーバを介して前記利
用者の通信端末に送信することを要旨とする。
【0022】請求項9記載の発明は、上記課題を解決す
るため、前記センタサーバは、前記利用者の購入履歴か
ら前記コンテンツ事業者が提供したコンテンツを抽出す
る抽出手段と、前記コンテンツ事業者の売上情報を生成
する第3の生成手段と、前記コンテンツ事業者の通信端
末にこの売上情報を送信する第5の送信手段を有するこ
とを要旨とする。
【0023】請求項10記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記利用者の通信端末は、情報通信ネットワ
ーク上にあるWebサーバからコンテンツのリンク情報
が記載されたホームページを受信した場合に、このリン
ク情報に記載された閉域網内サーバが提供するコンテン
ツが選択されたときには、情報通信ネットワーク上にあ
るWebサーバとの回線を切断する切断手段と、前記閉
域網内サーバに回線を接続する接続手段とを有すること
を要旨とする。
【0024】請求項11記載の発明は、上記課題を解決
するため、コンテンツを蓄積してこのコンテンツを利用
者の通信端末に配信するセンタサーバをコンテンツ配信
センタに備えたコンテンツ配信システムであって、前記
センタサーバと前記通信端末の間に、前記センタサーバ
から専用回線を介して受信したコンテンツを蓄積する蓄
積ステップと、前記蓄積ステップにより蓄積されたコン
テンツを接続地域が制限された閉域網を介して前記通信
端末に配信する第1の配信ステップを有する閉域網内サ
ーバを備えたことを要旨とする。
【0025】請求項12記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、コンテンツ事業者の通
信端末からコンテンツ名とコンテンツと閉域情報および
登録指示を受信した場合には、閉域情報により指定され
た閉域網内サーバにのみこのコンテンツを配信する第2
の配信ステップを有することを要旨とする。
【0026】請求項13記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記コンテンツ事業者
の通信端末からコンテンツ名と閉域情報と削除指示を受
信した場合には、閉域情報により指定された閉域網内サ
ーバにのみこのコンテンツ名と削除指示を送信する第1
の送信ステップを有することを要旨とする。
【0027】請求項14記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、利用者の通信端末から
ユーザIDの発行申請とパスワードおよび利用者の回線
を識別するための識別情報を受信した場合には、この利
用者に対してユーザIDを発行する発行ステップと、こ
のユーザIDとパスワードおよび識別情報を記憶する第
1の記憶ステップと、このユーザIDとパスワードおよ
び識別情報を前記閉域網内サーバに送信する第2の送信
ステップとを有し、前記閉域網内サーバは、前記センタ
サーバから受信したこのユーザIDとパスワードおよび
識別情報を記憶する第2の記憶ステップと、利用者の通
信端末から受信したユーザIDとパスワード、交換機ま
たは閉域網内から利用者の回線を識別するための識別情
報が、前記第2の記憶ステップに記憶しておいたユーザ
IDとパスワードおよび識別情報と一致する場合に利用
者を認証する認証ステップを有することを要旨とする。
【0028】請求項15記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記閉域網内サーバを
介して利用者の通信端末からコンテンツの利用要求を受
信した場合に、利用者のユーザIDおよびコンテンツの
価格からなる購入履歴を生成する第1の生成ステップ
と、当該コンテンツの利用許可を前記閉域網内サーバに
送信する第3の送信ステップを有することを要旨とす
る。
【0029】請求項16記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記閉域網内サーバを
介して利用者の通信端末からコンテンツの利用明細を要
求された場合には、利用者の購入履歴を前記閉域網内サ
ーバを介して利用者の通信端末に送信する第4の送信ス
テップを有することを要旨とする。
【0030】請求項17記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記コンテンツ事業者
の通信端末から更新されたコンテンツを受信した場合
に、前記利用者の購入履歴に更新前の当該コンテンツが
あるときには、更新されたコンテンツの案内情報を利用
者毎に生成する第2の生成ステップと、第2の生成ステ
ップにより生成された案内情報を前記閉域網内サーバを
介して前記利用者の通信端末に送信することを要旨とす
る。
【0031】請求項18記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記利用者の購入履歴
から前記コンテンツ事業者が提供したコンテンツを抽出
する抽出ステップと、前記コンテンツ事業者の売上情報
を生成する第3の生成ステップと、前記コンテンツ事業
者の通信端末にこの売上情報を送信する第5の送信ステ
ップを有することを要旨とする。
【0032】請求項19記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記利用者の通信端末は、情報通信ネットワ
ーク上にあるWebサーバからコンテンツのリンク情報
が記載されたホームページを受信した場合に、このリン
ク情報に記載された閉域網内サーバが提供するコンテン
ツが選択されたときには、情報通信ネットワーク上にあ
るWebサーバとの回線を切断する切断ステップと、前
記閉域網内サーバに回線を接続する接続ステップとを有
することを要旨とする。
【0033】請求項20記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、コンテンツ事業者の通
信端末からコンテンツ名を含む属性情報とコンテンツと
閉域情報および登録指示を受信した場合には、閉域情報
により指定された閉域網内サーバにのみこのコンテンツ
を配信する第2の配信手段を有することを要旨とする。
【0034】請求項21記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記コンテンツ事業者
の通信端末からコンテンツ名を含む属性情報と閉域情報
と削除指示を受信した場合には、閉域情報により指定さ
れた閉域網内サーバにのみこのコンテンツ名と削除指示
を送信する第1の送信手段を有することを要旨とする。
【0035】請求項22記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、コンテンツ事業者の通
信端末からコンテンツ名を含む属性情報とコンテンツと
閉域情報および登録指示を受信した場合には、閉域情報
により指定された閉域網内サーバにのみこのコンテンツ
を配信する第2の配信ステップを有することを要旨とす
る。
【0036】請求項23記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記センタサーバは、前記コンテンツ事業者
の通信端末からコンテンツ名を含む属性情報と閉域情報
と削除指示を受信した場合には、閉域情報により指定さ
れた閉域網内サーバにのみこのコンテンツ名と削除指示
を送信する第1の送信ステップを有することを要旨とす
る。
【0037】請求項24記載の発明は、上記課題を解決
するため、前記属性情報は、利用者向けの名称となるコ
ンテンツ名、前記センタサーバがコンテンツを特定する
ためのディレクトリとパスおよびファイル名、定額また
は従量または無料を表す料金種別情報、前記コンテンツ
の料金情報、コンテンツを利用者に提供するメニュー上
の分類を表すコンテンツ分類、利用者向けのコンテンツ
の説明を表すコンテンツ概要情報、コンテンツの利用許
諾書のファイル名を表すコンテンツ利用許諾情報の少な
くとも1つを含むことを要旨とする。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の一実施の形態に
係るコンテンツ配信システムの構成を示す図である。
【0039】図1に示すように、インターネット11に
は、コンテンツ配信事業者に設けられたパーソナルコン
ピュータなどの通信端末13と、コンテンツ配信センタ
15に設けられたルータ17とが接続されている。な
お、コンテンツ配信センタ15は、1ヶ所のみに設置さ
れている。
【0040】さらに、コンテンツ配信センタ15に設け
られたルータ17には、コンテンツ事業者が登録したコ
ンテンツを保存するとともに各エリア(例えば県)に設
けられた閉域網内サーバA〜Cにこのコンテンツを配信
するコンテンツ配信サーバ19と、データベースDBを
参照して顧客管理や認証機能などを提供するとともにユ
ーザID等の管理やアクセス制御を行うDBサーバ21
と、ユーザが購入したコンテンツの課金情報を保存する
課金サーバ23とが接続されている。また、コンテンツ
配信サーバ19とDBサーバ21および課金サーバ23
には、ルータ25の一端が接続されている。
【0041】さらに、コンテンツ配信センタ15に設け
られたルータ25の他端には、A県,B県,C県を接続
対象にした閉域網A27,B31,C35に設けられた
閉域網内サーバA29,B33,C37がそれぞれ専用
回線を介して接続されている。
【0042】閉域網内サーバA29,B33,C37
は、ユーザに配信するコンテンツを保存するとともに、
ユーザからのダウンロード要求に応じて保存されている
コンテンツを配信する。なお、閉域網A27,B31,
C35は、閉域網内サーバA29,B33,C37を接
続するコンテンツ配信用のネットワークである。
【0043】また、閉域網A27,B31,C35に
は、A県,B県,C県を接続対象にした広帯域の中継網
A39,B43,C47を介して通信端末A41,B4
5,C49がそれぞれ接続されている。なお、中継網A
39,B43,C47は、ユーザA,B,Cに設けられ
た通信端末A41,B45,C49からインターネット
11や閉域網A27,B31,C35へアクセスするた
めに直接接続されるネットワークである。
【0044】なお、本実施の形態においては、説明を簡
略化するため、それぞれの閉域網A27,B31,C3
5がA県,B県,C県を接続対象として担当しているよ
うに説明したが、閉域網を例えば都道府県ごとに設けて
もよく、また、複数の市ごとに設けてもよい。
【0045】次に、図2に示すブロック図を参照して、
コンテンツ配信センタ15に設けられたコンテンツ配信
サーバ19、DBサーバ21、課金サーバ23の構成を
説明する。なお、図2に示すように、この3種類のサー
バの基本構成は同様であり、本実施の形態において特に
区別して説明する必要がある場合にのみ、サーバ名を付
記して説明することとする。
【0046】図2において、通信制御部71は、ルータ
17からインターネット11を介して通信端末13や他
の通信端末との間での通信を制御する。通信制御部73
は、ルータ25から専用回線を介して閉域網内サーバと
の間での通信を制御する。キーボード75は、利用者の
操作に応じて入力される文字情報を制御部83に出力す
る。表示制御部77は、文字情報や画像情報をディスプ
レイ79に表示するための画像処理を行う。ハードディ
スクHD81は、当該装置を制御するためのOSプログ
ラムやアプリケーションソフトウエアや制御データを記
憶する。
【0047】制御部83には、OSプログラムや制御デ
ータやアプリケーションプログラムを一時的に記憶する
RAM(図示せず)と、制御プログラムやアプリケーシ
ョンプログラムに従ってこのサーバ全体を制御するCP
U(図示せず)とが設けられている。
【0048】次に、図3に示すブロック図を参照して、
閉域網内サーバ29,33,37の構成を説明する。な
お、図2に示すように、この3種類のサーバの基本構成
は同様であり、本実施の形態において特に区別して説明
する必要がある場合にのみ、サーバ名を付記して説明す
ることとする。
【0049】図3において、通信制御部85は、専用回
線を介してコンテンツ配信センタ15に設けられたサー
バとの間での通信を制御する。通信制御部87は、閉域
網と中継網を介して県内に設けられた通信端末との間で
の通信を制御する。キーボード89は、利用者の操作に
応じて入力される文字情報を制御部97に出力する。表
示制御部91は、文字情報や画像情報をディスプレイ9
3に表示するための画像処理を行う。ハードディスクH
D95は、当該装置を制御するためのOSプログラムや
アプリケーションソフトウエアや制御データを記憶す
る。
【0050】制御部97には、OSプログラムや制御デ
ータやアプリケーションプログラムを一時的に記憶する
RAM(図示せず)と、制御プログラムやアプリケーシ
ョンプログラムに従ってこの閉域網内サーバ全体を制御
するCPU(図示せず)とが設けられている。
【0051】次に、図4〜図9に示すシーケンス図やフ
ローチャートを参照して、コンテンツ配信システムの動
作を説明する。
【0052】(1)コンテンツ登録シーケンス まず、図4に示すシーケンス図を参照して、コンテンツ
事業者がコンテンツ配信サーバにコンテンツを登録する
場合の動作ついて説明する。予め、コンテンツ事業者が
パーソナルコンピュータなどを利用してコンテンツを作
成し、一旦、通信端末13に設けられた例えばハードデ
ィスクHD(図示しない)に保存しておく。そして、コ
ンテンツ事業者は、通信端末13に保存しておいたコン
テンツを全国1ヶ所に設置されたコンテンツ配信センタ
15に以下のシーケンスに従ってコンテンツを一括して
登録を行なう。
【0053】いま、コンテンツ事業者に設けられた通信
端末13に電源が投入されWWWブラウザが起動され、
さらに、コンテンツ配信センタ15のDBサーバ21の
URLアドレスをWWWブラウザに入力してインターネ
ット11への送信を開始すると、初めに、コンテンツ事
業者が接続契約しているプロバイダの電話番号に回線が
接続され、そして、このプロバイダからインターネット
11を介してコンテンツ配信センタ15に設けられたル
ータ17からDBサーバ21に接続される。さらに、通
信端末13は、DBサーバ21にホームページ要求を送
信する。
【0054】ここで、インターネット11を介して通信
端末13と接続されたDBサーバ21は、受信したホー
ムページ要求に応じて予め保存されているコンテンツ登
録ページの情報を読み出して通信端末13に送信する。
この結果、通信端末13のディスプレイには、コンテン
ツ登録ページの入力画面が表示される。そこで、このコ
ンテンツ登録画面に対して、ユーザ認証のために予めコ
ンテンツ配信センタ15から払い出されたユーザIDと
パスワードをキーボードから入力し、さらに、「送信」
ボタンをクリックする。
【0055】ステップS10では、通信端末13はコン
テンツ事業者のユーザIDとパスワードをインターネッ
ト11を介してDBサーバ21に送信する。ステップS
20では、通信端末13からユーザIDとパスワードを
受信したDBサーバ21は、データベースに登録されて
いるユーザIDとパスワードを参照して認証処理を実行
し、当該ユーザが認証処理により予め登録されているユ
ーザであるので、確認情報を通信端末13に返信する。
同時に、DBサーバ21はコンテンツ配信サーバ19に
通信端末13との接続指示をルータ17を介して与え
る。この結果、コンテンツ配信サーバ19と通信端末1
3とがインターネット11を介して接続される。
【0056】ステップS40では、DBサーバ21から
確認情報を受信した通信端末13は、ハードディスクH
Dに保存しておいたコンテンツをコンテンツ配信サーバ
19に送信してアップロードする。ステップS50で
は、通信端末13からコンテンツを受信したコンテンツ
配信サーバ19は、例えばハードディスクHDに受信し
たコンテンツを保存するとともに、受信したコンテンツ
の配信エリアの指定や価格設定などを促すコンテンツ情
報登録ページを通信端末13に送信する。
【0057】コンテンツ配信サーバ19からコンテンツ
情報登録ページを受信した通信端末13は、ディスプレ
イに表示されたコンテンツ情報登録ページに対して、配
信エリアとして例えばA県を指定し、コンテンツ価格と
して△△△△円を設定する。そして、ステップS60で
は、通信端末13は設定さてた配信エリアやコンテンツ
価格などのコンテンツ情報を設定してコンテンツ配信サ
ーバ19に送信し、登録することができる。
【0058】なお、コンテンツ事業者に対して、コンテ
ンツ価格、課金方式等のコンテンツ情報の登録とは別
に、コンテンツ情報の内容を変更して再設定することが
できるようにしてもよい。また、コンテンツ事業者の通
信端末からコンテンツ名を含む属性情報と閉域情報と削
除指示を受信するようにしてもよい。さらに、コンテン
ツ事業者に対して、登録するコンテンツ単位にコンテン
ツの利用料の請求方法を電話料金に加算して請求する方
法、クレジットカードの利用などの決済方法を選択でき
るようにしてもよい。
【0059】なお、上述した属性情報としては、利用者
向けの名称となるコンテンツ名、前記センタサーバがコ
ンテンツを特定するためのディレクトリとパスおよびフ
ァイル名、定額または従量または無料を表す料金種別情
報、前記コンテンツの料金情報、コンテンツを利用者に
提供するメニュー上の分類を表すコンテンツ分類、利用
者向けのコンテンツの説明を表すコンテンツ概要情報、
コンテンツの利用許諾書のファイル名を表すコンテンツ
利用許諾情報の少なくとも1つを含むこととする。
【0060】通信端末13からコンテンツ情報登録の内
容を受信したコンテンツ配信サーバ19は、ハードディ
スクHDに保存してあるコンテンツに配信エリアやコン
テンツ価格などを付加して登録を終了する。
【0061】そして、ステップS70では、通信端末1
3はコンテンツの配信指示をコンテンツ配信サーバ19
に送信する。通信端末13からコンテンツの配信指示を
受信したコンテンツ配信サーバ19は、ステップS80
では、ハードディスクHDに保存しておいたコンテンツ
とその配信エリア(A県)を読み出し、配信エリアが例
えばA県と指定されているので、ルータ25から専用回
線を介してA県の閉域網A27を担当する閉域網内サー
バA29へこのコンテンツを送信する。
【0062】コンテンツ配信サーバ19からコンテンツ
を受信した閉域網内サーバA29は、このコンテンツを
例えばハードディスクHDに記憶する。さらに、ステッ
プS90では、通信端末13はコンテンツの提供開始指
示をコンテンツ配信サーバ19に送信する。
【0063】通信端末13からコンテンツの提供開始指
示を受信したコンテンツ配信サーバ19は、ステップS
80において、閉域網内サーバA29に配信しておいた
コンテンツの提供開始を許可されたことを表す提供開始
許可情報をハードディスクHDに保存してあるコンテン
ツに付加して記憶する。
【0064】この結果、図10に示すように、コンテン
ツ配信サーバ19のハードディスクHDには、コンテン
ツ情報としてユーザIDごとにコンテンツ名、配信エリ
ア、価格、登録日時などが記憶される。
【0065】このように、センタサーバとユーザの通信
端末の間に、センタサーバから専用回線を介して受信し
たコンテンツを蓄積しておき、蓄積されたコンテンツを
接続地域が制限された閉域網を介して利用者の通信端末
に配信する閉域網内サーバを備えたことで、接続地域が
制限された閉域網内に存在している利用者の通信端末に
のみコンテンツを配信することができ、サービス地域を
制限したコンテンツの配信ができるようになる。
【0066】また、コンテンツ事業者は、コンテンツを
配信したい特定の配信エリアを指定することができ、ユ
ーザのニーズに応じて配信エリアを限定してコンテンツ
を提供することができる。このため、コンテンツ事業者
は、従来のようにユーザ属性により居住するエリアを判
別する場合と比較し、確実に配信エリアを限定したコン
テンツ配信が可能となる。従って、コンテンツ事業者の
権利関係や代理店との関係から、コンテンツを限定され
た特定のエリアに配信したいという映画配給や新聞社等
のコンテンツ事業者に対して利便性の高いサービスを提
供することができる。
【0067】また、コンテンツ事業者の通信端末からコ
ンテンツ名と閉域情報と削除指示を受信するようにして
もよく、この場合、閉域情報により指定された閉域網内
サーバにのみこのコンテンツ名と削除指示を送信するこ
とで、例えば配信を必要としないコンテンツを削除する
ことができる。
【0068】また、コンテンツ事業者は、コンテンツ配
信センタに設けられたコンテンツ配信サーバにのみコン
テンツを一括してアップロードすることで、コンテンツ
事業者が指定した配信エリアの閉域網内サーバへ自動的
に配信されるので、コンテンツ事業者に利便性の高いサ
ービスを提供することができる。
【0069】さらに、コンテンツ事業者に対して、コン
テンツ価格、課金方式等のコンテンツ情報の登録とは別
に、コンテンツ情報の内容を変更して再設定することが
できるようにしてもよい。また、コンテンツ事業者に対
して、登録するコンテンツ単位にコンテンツの利用料の
請求方法を電話料金に加算して請求する方法、クレジッ
トカードの利用などの決済方法を選択できるようにして
もよい。
【0070】(2)ユーザID発行シーケンス 次に、図5に示すシーケンス図を参照して、DBサーバ
がユーザIDを発行する場合の動作ついて説明する。い
ま、ユーザAに設けられた通信端末A41に電源が投入
されWWWブラウザが起動され、さらに、閉域網内サー
バA29のURLアドレスをWWWブラウザに入力して
A県を担当する中継網Aから閉域網A27を介して閉域
網内サーバA29への送信を開始すると、閉域網内サー
バA29に接続される。さらに、通信端末A41は、閉
域網内サーバA29にホームページ要求を送信する。
【0071】ここで、ステップS110では、閉域網A
27と中継網Aを介して通信端末13と接続された閉域
網内サーバA29は、受信したホームページ要求に応じ
て予め保存されているユーザID、パスワード申請ペー
ジの情報を読み出して通信端末A41に送信する。
【0072】この結果、通信端末41のディスプレイに
は、ユーザID、パスワード申請ページの画面が表示さ
れる。そこで、このユーザID、パスワード申請画面に
対してユーザ認証のために、氏名、住所、連絡先、回線
番号、パスワード、支払方法などのユーザ情報をキーボ
ードから入力し、さらに、「送信」ボタンをクリックす
る。ステップS120では、通信端末41は、入力した
ユーザ情報を閉域網内サーバA29へ送信する。また、
ユーザに対して、コンテンツの利用料の支払方法を電話
料金に加算して請求する方法、クレジットカードの利用
などの決済方法を選択できるようにしてもよい。
【0073】通信端末41からユーザ情報を受信した閉
域網内サーバA29は、ステップS130では、このユ
ーザ情報を例えばハードディスクHDに保存するととも
に、このユーザ情報をコンテンツ配信センタ15に設け
られたDBサーバ21へ送信する。
【0074】閉域網内サーバA29からユーザAに関す
るユーザ情報を受信したDBサーバ21は、ステップS
140では、他のユーザとは異なる特有のユーザIDを
発行し、このユーザIDとともにユーザAが入力したパ
スワードを閉域網内サーバA29に送信する。同時に、
受信したユーザ情報にこのユーザIDと閉域網特定情報
を付加して例えばハードディスクHDに登録しておく。
【0075】DBサーバ21からユーザIDとパスワー
ドを受信した閉域網内サーバA29は、ステップS15
0では、このユーザIDを例えばハードディスクHDに
上述したユーザ情報に付加して保存するとともに、この
ユーザIDとパスワードを通信端末A41に送信する。
閉域網内サーバA29からこのユーザIDとパスワード
を受信した通信端末A41では、このユーザIDとパス
ワードをプリンタ(図示しない)に出力して印字する。
【0076】この結果、図11に示すように、DBサー
バ21のハードディスクHDには、ユーザ情報としてユ
ーザIDごとに氏名、住所、連絡先、回線番号、パスワ
ード、閉域網などが記憶される。このように、ユーザに
対して、コンテンツの利用料の支払方法を電話料金に加
算して請求する方法、クレジットカードの利用などの決
済方法を選択できるようにしてもよい。
【0077】(3)コンテンツ申込・利用シーケンス (3−1)コンテンツ申込シーケンス 次に、図6に示すシーケンス図を参照して、ユーザがコ
ンテンツ配信サーバにコンテンツの申し込みを行う場合
の動作ついて説明する。いま、ユーザAに設けられた通
信端末A41に電源が投入されWWWブラウザが起動さ
れ、さらに、閉域網内サーバA29のURLアドレスを
WWWブラウザに入力してA県を担当する中継網Aから
閉域網A27を介して閉域網内サーバA29への送信を
開始すると、閉域網内サーバA29に接続される。さら
に、通信端末A41は、閉域網内サーバA29にホーム
ページ要求を送信する。
【0078】ここで、閉域網A27と中継網Aを介して
通信端末13と接続された閉域網内サーバA29は、受
信したホームページ要求に応じて予め保存されているユ
ーザ認証ページと複数のコンテンツに関する案内情報を
含むコンテンツ申込情報ページの情報を読み出して通信
端末A41に送信する。
【0079】この結果、通信端末41のディスプレイに
は、ユーザ認証ページの画面が表示されるので、ユーザ
認証ページの画面に対してユーザ認証のためにユーザI
D、パスワードを入力し、さらに、「送信」ボタンをク
リックする。ステップS210では、通信端末41は、
入力したユーザ認証のための情報と実際に利用されてい
る回線番号を閉域網内サーバA29へ送信する。
【0080】通信端末41からユーザ認証のためにユー
ザID、パスワード、回線番号などを受信した閉域網内
サーバA29は、認証処理として、ハードディスクHD
に前もって記憶されている複数のユーザID、パスワー
ド、回線番号を参照して、受信したユーザID、パスワ
ード、回線番号と一致するユーザが存在するかどうかを
判断する。この認証処理により当該ユーザが正規ユーザ
である場合には、次の受信情報を受け付ける。
【0081】通信端末41では、ステップS210にお
ける送信の直後に、ディスプレイにコンテンツ申込情報
ページの画面に複数のコンテンツに関する案内情報が表
示されるので、複数のコンテンツ名から所望のコンテン
ツ名を選択し、さらに、「送信」ボタンをクリックす
る。ステップS220では、通信端末41は、選択した
所望のコンテンツ名を含むコンテンツ申込情報を閉域網
内サーバA29へ送信する。
【0082】通信端末41からコンテンツ申込情報を受
信した閉域網内サーバA29は、このユーザにより選択
されたコンテンツ名をユーザID、パスワード、回線番
号とともにハードディスクHDに記憶しておく。同時
に、閉域網内サーバA29は、ステップS230では、
所望のコンテンツ名を含むコンテンツ申込情報をコンテ
ンツ配信センタ15に設けられたDBサーバ21に送信
する。
【0083】閉域網内サーバA29からコンテンツ申込
情報を受信したDBサーバ21は、このコンテンツ申込
情報を購入履歴としてハードディスクHDに記憶させ
る。この結果、DBサーバ21のハードディスクHDに
は、図12に示すように、購入履歴としてユーザID、
コンテンツ名、パスワード、回線番号、申込受付日時な
どが記憶される。
【0084】そして、ステップS240では、DBサー
バ21は、このユーザIDによるコンテンツのダウンロ
ードの申し込みが完了したことを表すコンテンツ申込完
了通知を閉域網内サーバA29に送信する。DBサーバ
21からコンテンツ申込完了通知を受信した閉域網内サ
ーバA29は、ステップS250では、このコンテンツ
申込完了通知を通信端末41へ送信する。
【0085】このように、コンテンツ配信センタに設け
られたDBサーバは、ユーザの認証処理を行う場合に、
ユーザID、パスワード等のユーザが直接に入力する情
報に加え、交換機または閉域網内から利用者の回線を識
別するための識別情報に基づいて認証するので、他県に
存在する第三者による不正利用を防止することができ
る。なお、識別情報として、例えばPSTN回線やIS
DN回線を利用している場合には交換機から発出される
電話番号を利用し、光通信回線やADSL回線を利用し
ている場合には閉域網内から発出されるユーザのアクセ
スする回線を一意に識別できる情報を利用すればよい。
【0086】(3−2)コンテンツ利用シーケンス(ダ
ウンロード) 次に、図6に示すシーケンス図を参照して、ユーザが閉
域網内サーバからコンテンツをダウンロードする場合の
動作ついて説明する。ステップS260では、ステップ
S210と同様にして、通信端末41に入力されたユー
ザ認証のための情報と実際に利用されている回線番号を
閉域網内サーバA29へ送信する。
【0087】通信端末41からユーザ認証のためにユー
ザID、パスワード、回線番号などを受信した閉域網内
サーバA29は、認証処理として、ハードディスクHD
に前もって記憶されている複数のユーザID、パスワー
ド、回線番号を参照して、受信したユーザID、パスワ
ード、回線番号と一致するユーザが存在するかどうかを
判断する。この認証処理により当該ユーザが正規ユーザ
である場合には、次の受信情報を受け付ける。
【0088】通信端末41では、ステップS260にお
ける送信の直後に、ディスプレイにコンテンツ利用要求
の送信を促す案内情報が表示されるので、さらに、「送
信」ボタンをクリックする。ステップS270では、通
信端末41は、コンテンツ利用要求を閉域網内サーバA
29へ送信する。
【0089】通信端末41からコンテンツ利用要求を受
信した閉域網内サーバA29は、このユーザから受信し
たユーザID、パスワード、回線番号に対応するコンテ
ンツ申込情報にダウンロード日時を付加してハードディ
スクHDに記憶しておく。同時に、閉域網内サーバA2
9は、ステップS280では、このコンテンツ申込情報
に関するアクセス権の確認を要求するためのアクセス権
確認要求をコンテンツ配信センタ15に設けられたDB
サーバ21に送信する。
【0090】閉域網内サーバA29からアクセス権確認
要求を受信したDBサーバ21は、このアクセス権確認
要求に対して、ハードディスクHDに記憶されているコ
ンテンツ申込情報(ユーザID、コンテンツ名、パスワ
ード、回線番号)が一致する場合にはアクセス権を与え
ることと判断する。そして、ステップS290では、D
Bサーバ21は、このユーザIDによるコンテンツのダ
ウンロードのアクセス権を確認したことを表すコンテン
ツ利用許可通知を閉域網内サーバA29に送信する。
【0091】DBサーバ21からコンテンツ利用許可通
知を受信した閉域網内サーバA29は、ステップS30
0では、このコンテンツ利用許可通知を通信端末41へ
送信する。さらに、ステップS310では、閉域網内サ
ーバA29は、このコンテンツ利用許可通知に応じてハ
ードディスクHDに記憶されている当該コンテンツを読
み出して通信端末41へ送信してダウンロードさせる。
この結果、通信端末41では、閉域網内サーバA29か
ら受信したコンテンツをハードディスクHDに記憶して
ダウンロードを終了する。
【0092】さらに、ステップS320では、閉域網内
サーバA29は、通信端末41へのコンテンツのダウン
ロードが完了したので、ダウンロード完了報告をDBサ
ーバ21に送信する。
【0093】閉域網内サーバA29からダウンロード完
了報告を受信したDBサーバ21は、申し込み時に記憶
しておいた購入履歴にダウンロード日時を付加してハー
ドディスクHDに記憶させる。この結果、DBサーバ2
1のハードディスクHDには、図12に示すように、購
入履歴としてユーザID、コンテンツ名、パスワード、
回線番号、申込受付日時に加えてダウンロード日時が記
憶される。
【0094】このように、閉域網は、インターネットの
ような他ネットワークから直接にアクセスすることがで
きないように構成されているため、高セキュリティを必
要とするコンテンツの配信に最適である。
【0095】また、ユーザが配信エリア内の閉域網内サ
ーバからコンテンツをダウンロードする場合には、ユー
ザが属する配信エリアの広帯域の中継網のみを経由する
ため、インターネットを経由する場合と比較し、安定し
たスループット(通信速度)を得ることができる。この
結果、特に広帯域を必要とする動画データや音声データ
などのストリーミングを配信するのに最適である。
【0096】(3−3)コンテンツ利用明細通知シーケ
ンス 次に、図6に示すシーケンス図を参照して、ユーザがコ
ンテンツ配信サーバからコンテンツを利用した際の明細
通知を受信する場合の動作ついて説明する。ステップS
330では、ステップS210と同様にして、通信端末
41に入力されたユーザ認証のための情報と実際に利用
されている回線番号を閉域網内サーバA29へ送信す
る。
【0097】通信端末41からユーザ認証のためにユー
ザID、パスワード、回線番号などを受信した閉域網内
サーバA29は、認証処理として、ハードディスクHD
に前もって記憶されている複数のユーザID、パスワー
ド、回線番号を参照して、受信したユーザID、パスワ
ード、回線番号と一致するユーザが存在するかどうかを
判断する。この認証処理により当該ユーザが正規ユーザ
である場合には、次の受信情報を受け付ける。
【0098】通信端末41では、ステップS330にお
ける送信の直後に、ディスプレイにコンテンツ利用明細
要求の送信を促す案内情報が表示されるので、さらに、
「送信」ボタンをクリックする。ステップS340で
は、通信端末41は、コンテンツ利用明細要求を閉域網
内サーバA29へ送信する。
【0099】通信端末41からコンテンツ利用明細要求
を受信した閉域網内サーバA29は、ステップS350
では、このコンテンツ利用明細要求をDBサーバ21に
送信する。閉域網内サーバA29からコンテンツ利用明
細要求を受信したDBサーバ21は、このコンテンツ利
用明細要求とともにユーザから受信したユーザID、パ
スワード、回線番号に対応するコンテンツの購入履歴を
DBサーバ21のハードディスクHDから読み出す。さ
らに、この購入履歴に記載されているコンテンツ名に対
応するコンテンツの価格をDBサーバ21に設けられた
ハードディスクHDから読み出し、ユーザID、コンテ
ンツ名、回線番号、申込受付日時、ダウンロード日時、
コンテンツの価格からなるコンテンツ利用明細通知を生
成する。そして、ステップS360では、生成したコン
テンツ利用明細通知を閉域網内サーバA29に送信す
る。
【0100】DBサーバ21からコンテンツ利用明細通
知を受信した閉域網内サーバA29は、ステップS37
0では、このコンテンツ利用明細通知を通信端末41へ
送信する。この結果、通信端末41のディスプレイに
は、コンテンツ利用明細通知として購入履歴に含まれる
ユーザID、コンテンツ名、回線番号、申込受付日時、
ダウンロード日時、コンテンツの価格が表示される。
【0101】このように、ユーザは、コンテンツ配信セ
ンタから受信したコンテンツ利用料明細を参照して、コ
ンテンツの利用状況をリアルタイムで確認することがで
きる。
【0102】(3−4)最新のアップデートデータ 次に、図7に示すフローチャートを参照して、コンテン
ツ配信サーバ19に最新のアップデートデータが登録さ
れた場合の動作について説明する。まず、ステップS4
10では、コンテンツ配信サーバ19は、ハードディス
クHDに登録されているコンテンツ情報に含まれる登録
日時を読み出す。ここで、ステップS420では、タイ
マから現在の日付を読み出し、登録日が本日付けの最新
のアップデートデータがコンテンツ情報に含まれている
かどうかを判断する。
【0103】本日付けの最新のアップデートデータがあ
る場合には、ステップS430に進み、コンテンツ情報
に含まれる本日登録されたアップデートデータのコンテ
ンツ名を抽出する。そして、ステップS440では、コ
ンテンツ配信サーバ19は、ハードディスクHDに登録
されている購入履歴を読み出し、当該コンテンツ名を含
む全てのユーザIDとユーザ数nを抽出してリストテー
ブル(1)に記憶しておく。そして、ステップS450
では、ループカウンタkに対してk=1を代入する。
【0104】ステップS460では、上述したリストテ
ーブル(1)に記憶しておいたk番目のユーザIDに対
して、アップデートデータがあるコンテンツの案内情報
ページを生成し、DBサーバ21のハードディスクHD
に記憶されているユーザ情報から当該ユーザが属する閉
域網を読み出し、当該ユーザIDが属する閉域網のアド
レスと当該ユーザIDを有するURLアドレスを生成
し、
【数1】http://www.flets/閉域網アドレス/ユーザID このURLアドレスを案内情報ページに付加してハード
ディスクHDに一旦記憶する。
【0105】そして、ステップS470では、ステップ
S460において生成しハードディスクHDに記憶して
おいた案内情報ページとURLアドレスを読み出し、当
該URLアドレスにより指定された閉域網内サーバへ送
信する。この送信の後に、ハードディスクHDに記憶し
ておいた当該案内情報ページを削除する。
【0106】ここで、ステップS480では、ループカ
ウンタkがn+1に到達したかどうかを判断する。ルー
プカウンタkがn+1に到達していない場合には、ステ
ップS490に進み、ループカウンタkに1を加えて、
ステップS460に戻り、上述した処理を繰り返す。一
方、ループカウンタkがn+1に到達した場合には、処
理を終了する。
【0107】この結果、それぞれの閉域網内サーバのハ
ードディスクHDには、図13に示すような案内情報ペ
ージが記憶される。ユーザが通信端末に設けられたWW
Wブラウザを起動して閉域網内サーバにユーザIDやパ
スワードを送信した後にホームページ要求を送信した場
合には、閉域網内サーバは記憶してある当該ユーザID
を有するURLアドレスから案内情報ページを読み出
し、このユーザの通信端末に案内情報ページを送信す
る。この結果、このユーザの通信端末のディスプレイに
は、図13に示すような案内情報ページが表示される。
【0108】このように、コンテンツ事業者の通信端末
から更新されたコンテンツを受信した場合に、ユーザの
購入履歴に更新前の当該コンテンツがあるときには、更
新されたコンテンツの案内情報をユーザ毎に生成し、生
成された案内情報を閉域網内サーバに送信することで、
このユーザがアクセス可能な閉域網内サーバにコンテン
ツの案内情報を記憶することができ、ユーザからのアク
セスに応じてこの案内情報をユーザが通信端末に送信す
ることができ、更新されたコンテンツの案内情報をユー
ザに確認させることができる。
【0109】(4)課金シーケンス (4−1)請求プロセス(1) 次に、図8に示すシーケンス図を参照して、ユーザが利
用したコンテンツの利用料を請求するまでの動作ついて
説明する。いま、コンテンツ事業者に設けられた通信端
末13に電源が投入されWWWブラウザが起動され、さ
らに、コンテンツ配信センタ15のDBサーバ21のU
RLアドレスをWWWブラウザに入力してインターネッ
ト11への送信を開始すると、初めに、コンテンツ事業
者が接続契約しているプロバイダの電話番号に回線が接
続され、そして、このプロバイダからインターネット1
1を介してコンテンツ配信センタ15に設けられたルー
タ17からDBサーバ21に接続される。さらに、通信
端末13は、DBサーバ21にホームページ要求を送信
する。
【0110】ここで、インターネット11を介して通信
端末13と接続されたDBサーバ21は、受信したホー
ムページ要求に応じて予め保存されている購入履歴送信
ページの情報を読み出して通信端末13に送信する。こ
の結果、通信端末13のディスプレイには、コンテンツ
登録ページの入力画面が表示される。そこで、この購入
履歴送信画面に対して、ユーザ認証のために予めコンテ
ンツ配信センタ15から払い出されたユーザIDとパス
ワードをキーボードから入力し、さらに、「送信」ボタ
ンをクリックする。
【0111】そして、通信端末13はコンテンツ事業者
のユーザIDとパスワードをインターネット11を介し
てDBサーバ21に送信する。そこで、DBサーバ21
は、ハードディスクHDに記憶されている購入履歴から
ユーザID(消費者)ごとに購入したコンテンツ名とそ
の価格をリストテーブル(2)上に生成し、コンテンツ
配信サーバ19のハードディスクHDに記憶されたコン
テンツ情報からリストテーブル(2)上に生成されたコ
ンテンツ名と対応するユーザID(コンテンツ事業者)
を抽出し、さらに、リストテーブル(2)上のコンテン
ツ名にユーザID(コンテンツ事業者)を付加し、リス
トテーブル(2)をユーザID(コンテンツ事業者)ご
とに並べ替えてリストテーブル(3)を生成する。
【0112】ステップS610では、DBサーバ21
は、リストテーブル(3)に記憶されているユーザID
(コンテンツ事業者)ごとのコンテンツ名とその価格お
よびユーザID(消費者)から1つのユーザID(コン
テンツ事業者)ごとのコンテンツ売上情報(CSVファ
イル)を含むホームページを生成し、コンテンツ事業者
の通信端末13に送信する。
【0113】この結果、コンテンツ事業者の通信端末1
3のディスプレイには、当該コンテンツ事業者のコンテ
ンツ売上情報の画面が表示される。ステップS620で
は、DBサーバ21は、リストテーブル(2)上に記憶
されているユーザID(消費者)ごとのコンテンツ名に
対する価格を合計して売り上げ計算処理を実行し、ユー
ザ単位の請求情報を生成し、さらに、当該ユーザのユー
ザ情報を読み出し、請求情報にユーザ情報を付加して課
金サーバ23に転送する。同時に、DBサーバ21は、
この請求情報をハードディスクHDに記憶する。
【0114】DBサーバ21からユーザ単位の請求情報
とユーザ情報を受信した課金サーバ23は、この請求情
報に含まれているコンテンツの利用料に電話機を使用し
た際の電話料金を加えて電話料金請求書の情報を生成
し、この電話料金請求書をプリンタから印字するととも
に、ユーザ情報から例えば住所氏名からなるタックシー
ルを印字し、電話料金請求書として当該ユーザに郵便に
て送付する。
【0115】この電話料金請求書を受け取ったユーザ
は、最寄りの金融機関から払い込み手続きを行ない、コ
ンテンツ利用料をコンテンツ配信センタ15の振り込み
口座に振り込む。ステップS630では、この金融機関
の端末から収納情報が課金サーバ23に送信される。
【0116】金融機関の端末から収納情報を受信した課
金サーバ23は、ステップS640では、指定された期
限までに収納された収納情報に基づいて、ユーザのコン
テンツ利用料に関する回収情報を生成し、DBサーバ2
1に転送する。
【0117】課金サーバ23から回収情報を受信したD
Bサーバ21は、ハードディスクHDに記憶されている
請求情報を読み出し、ユーザごとに回収情報と請求情報
を比較して未払いのユーザを抽出し、このユーザIDに
対して閉域網内サーバの利用停止を通知するための未払
者利用停止通知ページを生成する。そして、ステップS
650では、DBサーバ21は、生成された未払者利用
停止通知ページをこのユーザが利用している閉域網内サ
ーバに送信する。
【0118】DBサーバ21から未払者利用停止通知ペ
ージを受信した閉域網内サーバは、この未払者利用停止
通知ページをハードディスクHDに記憶する。
【0119】この結果、ユーザが通信端末に設けられた
WWWブラウザを起動して閉域網内サーバに認証のため
にユーザIDやパスワードを送信した後にホームページ
要求を送信した場合には、閉域網内サーバは記憶してあ
る当該ユーザIDを有するURLアドレスから未払者利
用停止通知ページを読み出し、このユーザの通信端末に
未払者利用停止通知ページを送信する。この結果、この
ユーザの通信端末のディスプレイには、未払者利用を停
止することを表す通知画像が表示される。
【0120】このように、コンテンツ事業者は、コンテ
ンツ配信センタから受信したコンテンツ売上情報を参照
して、ユーザによるコンテンツの購入状況をリアルタイ
ムで確認することができる。
【0121】(4−2)請求プロセス(2) 次に、図8に示すシーケンス図を参照して、ユーザが利
用したコンテンツの利用料をユーザに代わってコンテン
ツ配信センタがコンテンツ事業者に支払うまでの動作つ
いて説明する。金融機関の端末から収納情報を受信した
課金サーバ23は、ステップS670では、指定された
期限までに収納された収納情報に基づいて、回収分の計
算書情報を生成し、回収分の計算書情報(CSVファイ
ルを含む)からホームページを生成し、コンテンツ事業
者の通信端末13に送信する。
【0122】そして、ステップS680では、課金サー
バ23は、ハードディスクHDに記憶されている請求情
報を読み出し、ユーザごとに回収情報と請求情報を比較
して未払いのユーザを抽出し、このユーザIDに対して
個別回収を行うための未納者情報を生成し、未納者情報
(CSVファイルを含む)からホームページを生成し、
コンテンツ事業者の通信端末13に送信する。
【0123】さらに、ステップS690では、ステップ
S670において計算された回収分の計算書情報からコ
ンテンツ事業者に対するコンテンツ利用料の支払いを表
す支払依頼を生成し、この支払依頼を金融機関に送信
し、金融機関に開設されているコンテンツ事業者の口座
にコンテンツ利用料の支払いを行う。
【0124】ここで、コンテンツ事業者が通信端末13
を起動してメーラーを立ち上げ、プロバイダのメールサ
ーバに蓄積されているメールを受信する。この結果、課
金サーバ23から送信された回収分の計算書情報と未納
者情報が通信端末13のディスプレイに表示され、プリ
ンタから印字される。また、金融機関に開設されている
コンテンツ事業者の口座を確認することで、ユーザから
回収されたコンテンツ利用料を確認することができる。
【0125】また、通信端末13では、課金サーバ23
から受信したユーザ単位の未納者情報から請求書を生成
し、この請求書をプリンタから印字する。そして、コン
テンツ事業者は、この請求書により当該ユーザからコン
テンツの利用料を個別回収する。
【0126】(4−3)請求プロセス(3)(コンテン
ツ事業者への請求) 次に、図8に示すシーケンス図を参照して、コンテンツ
事業者がコンテンツ配信センタを利用した際のホスティ
ング料と代行手数料を請求するまでの動作ついて説明す
る。ステップS610において、リストテーブル(3)
に記憶されているユーザID(コンテンツ事業者)ごと
のコンテンツ名とその価格およびユーザID(消費者)
から1つのユーザID(コンテンツ事業者)ごとに生成
されたコンテンツ売上情報(CSVファイル)を参照
し、この売上金額に予めコンテンツ事業者との間で設定
しておいた契約内容に従ってホスティング料、代行手数
料を算出する。なお、ホスティング料は、閉域網内サー
バに蓄積しておいた当該コンテンツ事業者のコンテンツ
の総容量から予めコンテンツ事業者との間で設定してお
いた契約内容に従って算出してもよい。
【0127】ステップS710では、DBサーバ21
は、この代行手数料からコンテンツ事業者単位の請求情
報を生成し、課金サーバ23に転送する。同時に、DB
サーバ21は、この請求情報をハードディスクHDに記
憶する。DBサーバ21からコンテンツ事業者単位の請
求情報とユーザ情報を受信した課金サーバ23は、この
請求情報をプリンタから印字するとともに、ユーザ情報
から例えば住所氏名からなるタックシールを印字し、配
信サービスを利用したことを示す請求書として当該コン
テンツ事業者に郵便にて送付する。
【0128】この請求書を受け取ったコンテンツ事業者
は、最寄りの金融機関から払い込み手続きを行ない、ホ
スティング料、代行手数料の支払いをコンテンツ配信セ
ンタ15の振り込み口座に振り込む。ステップS720
では、この金融機関の端末から収納情報が課金サーバ2
3に送信される。
【0129】金融機関の端末から収納情報を受信した課
金サーバ23は、ステップS730では、指定された期
限までに収納された収納情報に基づいて、コンテンツ事
業者のホスティング料、代行手数料に関する回収情報を
生成し、DBサーバ21に転送する。
【0130】課金サーバ23から回収情報を受信したD
Bサーバ21は、ハードディスクHDに記憶されている
請求情報を読み出し、コンテンツ事業者ごとに回収情報
と請求情報を比較して未払いのコンテンツ事業者を抽出
し、このユーザIDに対してコンテンツ配信センタ15
や閉域網内サーバの利用停止を通知するための未払者利
用停止通知ページを生成する。そして、DBサーバ21
は、この未払者利用停止通知ページをハードディスクH
Dに記憶する。
【0131】この結果、コンテンツ事業者が通信端末1
3に設けられたWWWブラウザを起動してコンテンツ配
信センタ15のDBサーバ21に認証のためにユーザI
Dやパスワードを送信した後にホームページ要求を送信
した場合には、DBサーバ21は記憶してある当該ユー
ザIDを有するURLアドレスから未払者利用停止通知
ページを読み出し、このコンテンツ事業者の通信端末に
未払者利用停止通知ページを送信する。この結果、この
コンテンツ事業者の通信端末13のディスプレイには、
未払者利用を停止することを表す通知画像が表示され
る。
【0132】(5)インターネットと連携したコンテン
ツのダウンロードシーケンス 次に、図9に示すシーケンス図を参照して、接続先をイ
ンターネット上のWebサーバから閉域網上の閉域網内
サーバに切り替える方法について説明する。
【0133】インターネット上に設けられたプロバイダ
のサーバがリンク先として、閉域網内サーバに蓄積され
たコンテンツを示している場合の接続切り替え方法につ
いて説明する。
【0134】いま、ユーザAに設けられた通信端末A4
1に電源が投入されWWWブラウザが起動され、さら
に、インターネット上に設けられたプロバイダのサーバ
のURLアドレス(www.isp-a)をWWWブラウザに入
力する。ここで、ステップS810では、A県を担当す
る中継網Aからインターネット11上のWebサーバへ
の送信を開始すると切替手段に当該URLアドレスが渡
され、さらに、ステップS820では、インターネット
上に設けられたプロバイダのサーバに接続される。
【0135】この結果、ステップS830では、プロバ
イダのWebサーバからメニュー画面ページがブラウザ
に送信され、ディスプレイにメニュー画面が表示され
る。
【0136】このメニュー画面には、閉域網内サーバに
蓄積されたコンテンツに関する文や、そのコンテンツの
リンク先アドレス(www.flets)が表示されている。そ
こで、ユーザAがマウスを用いてこのコンテンツのリン
ク先アドレス(www.flets)上にカーソルを移動してク
リックした場合、ステップS840では、このコンテン
ツのリンク先アドレス(www.flets)が選択されて切替
手段に出力される。
【0137】そこで、ステップS850では、通信端末
41に設けられた切替手段は、予め設定しておいたリン
ク先アドレス(www.flets)が入力されるので、このリ
ンク先アドレス(www.flets)が閉域網内サーバのアド
レスであると判断し、今までのインターネット上に設け
られたプロバイダのWebサーバへの接続を切断する。
【0138】そして、ステップS860では、通信端末
41に設けられた切替手段は、リンク先アドレス(www.
flets)が閉域網内サーバのアドレスであるので、中継
網Aから閉域網A39を介して閉域網内サーバA29に
接続する。そして、ステップS870では、閉域網内サ
ーバA29に蓄積されているコンテンツが通信端末41
のブラウザへダウンロードされる。
【0139】このようにして、ユーザは例えばフレッツ
サービス(フレッツ網)を用いて、ダウンロードしたい
コンテンツ毎、または、コンテンツの存在場所毎に閉域
網とインターネット上の接続先を切替え、コンテンツを
ダウンロードすることができる。
【0140】このように、ユーザがインターネット上に
あるWebサーバが提供するメニューページから閉域網
内サーバが提供するコンテンツを指定し、閉域網内サー
バから所望のコンテンツをダウンロードする場合、ユー
ザの属する配信エリアの広帯域の中継網のみを経由する
ため、インターネットを経由してダウンロードする場合
と比較し、安定したスループット(通信速度)を得るこ
とができる。この結果、特に広帯域を必要とする動画デ
ータや音声データなどのストリーミングを配信するのに
最適である。
【0141】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、センタ
サーバと通信端末の間に、センタサーバから専用回線を
介して受信したコンテンツを蓄積しておき、蓄積された
コンテンツを接続地域が制限された閉域網を介して利用
者の通信端末に配信する閉域網内サーバを備えたこと
で、接続地域が制限された閉域網内に存在している利用
者の通信端末にのみコンテンツを配信することができ、
サービス地域を制限したコンテンツの配信ができるよう
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るコンテンツ配信シ
ステムの構成を示す図である。
【図2】コンテンツ配信センタ15に設けられたコンテ
ンツ配信サーバ19、DBサーバ21、課金サーバ23
の共通した構成を説明するためのブロック図である。
【図3】閉域網内サーバ29,33,37の共通した構
成を説明するためのブロック図である。
【図4】コンテンツ事業者がコンテンツ配信サーバにコ
ンテンツを登録する場合の動作について説明するための
シーケンス図である。
【図5】DBサーバがユーザIDを発行する場合の動作
について説明するためのシーケンス図である。
【図6】コンテンツの申込・利用・明細通知を行う場合
の動作について説明するためのシーケンス図である。
【図7】コンテンツ配信サーバ19に最新のアップデー
トデータが登録された場合の動作について説明するため
のフローチャートである。
【図8】課金シーケンスについて説明するためのシーケ
ンス図である。
【図9】接続先をインターネット上のWebサーバから
閉域網上の閉域網内サーバに切り替える方法について説
明するためのシーケンス図である。
【図10】コンテンツ配信サーバ19のハードディスク
HDに記憶されるコンテンツ情報のデータ構造である。
【図11】DBサーバ21のハードディスクHDに記憶
されるユーザ情報のデータ構造である。
【図12】DBサーバ21のハードディスクHDに記憶
される購入履歴のデータ構造である。
【図13】ユーザの通信端末のディスプレイに表示され
る案内情報ページである。
【図14】従来のコンテンツ配信システムのシステム構
成を示す図である。
【符号の説明】
11 インターネット 13 通信端末 15 コンテンツ配信センタ 17,25 ルータ 19 コンテンツ配信サーバ 21 DBサーバ 23 課金サーバ 27,31,35 閉域網 29,33,37 閉域網内サーバ 39,43,47 中継網 41,45,49 通信端末 71,73,85,87 通信制御部 75,89 キーボード 83,97 制御部 77,91 表示制御部 79,93 ディスプレイ 81,95 ハードディスクHD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 狩野 利之 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 堺 紀雄 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山口 晃弘 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 正木 良典 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 保村 英幸 大阪府大阪市中央区馬場町3番15号 西日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K030 HC14 HD06 LD06

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツを蓄積してこのコンテンツを
    利用者の通信端末に配信するセンタサーバをコンテンツ
    配信センタに備えたコンテンツ配信システムであって、 前記センタサーバと前記通信端末の間に、 前記センタサーバから専用回線を介して受信したコンテ
    ンツを蓄積する蓄積手段と、 前記蓄積手段に蓄積されたコンテンツを接続地域が制限
    された閉域網を介して前記通信端末に配信する第1の配
    信手段を有する閉域網内サーバを備えたことを特徴とす
    るコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記閉域網内サーバと利用者の通信端末
    との間に、 両者を中継する広帯域の中継網を備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  3. 【請求項3】 前記センタサーバは、 コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名とコンテ
    ンツと閉域情報および登録指示を受信した場合には、閉
    域情報により指定された閉域網内サーバにのみこのコン
    テンツを配信する第2の配信手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  4. 【請求項4】 前記センタサーバは、 前記コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名と閉
    域情報と削除指示を受信した場合には、閉域情報により
    指定された閉域網内サーバにのみこのコンテンツ名と削
    除指示を送信する第1の送信手段を有することを特徴と
    する請求項1記載のコンテンツ配信システム。
  5. 【請求項5】 前記センタサーバは、 利用者の通信端末からユーザIDの発行申請とパスワー
    ドおよび利用者の回線を識別するための識別情報を受信
    した場合には、この利用者に対してユーザIDを発行す
    る発行手段と、 このユーザIDとパスワードおよび識別情報を記憶する
    第1の記憶手段と、 このユーザIDとパスワードおよび識別情報を前記閉域
    網内サーバに送信する第2の送信手段とを有し、 前記閉域網内サーバは、 前記センタサーバから受信したこのユーザIDとパスワ
    ードおよび識別情報を記憶する第2の記憶手段と、 利用者の通信端末から受信したユーザIDとパスワー
    ド、交換機から利用者の回線を識別するための識別情報
    が、前記第2の記憶手段に記憶しておいたユーザIDと
    パスワードおよび識別情報と一致する場合に利用者を認
    証する認証手段を有することを特徴とする請求項1記載
    のコンテンツ配信システム。
  6. 【請求項6】 前記センタサーバは、 前記閉域網内サーバを介して利用者の通信端末からコン
    テンツの利用要求を受信した場合に、利用者のユーザI
    Dおよびコンテンツの価格からなる購入履歴を生成する
    第1の生成手段と、 当該コンテンツの利用許可を前記閉域網内サーバに送信
    する第3の送信手段を有することを特徴とする請求項1
    記載のコンテンツ配信システム。
  7. 【請求項7】 前記センタサーバは、 前記閉域網内サーバを介して利用者の通信端末からコン
    テンツの利用明細を要求された場合には、利用者の購入
    履歴を前記閉域網内サーバを介して利用者の通信端末に
    送信する第4の送信手段を有することを特徴とする請求
    項6記載のコンテンツ配信システム。
  8. 【請求項8】 前記センタサーバは、 前記コンテンツ事業者の通信端末から更新されたコンテ
    ンツを受信した場合に、前記利用者の購入履歴に更新前
    の当該コンテンツがあるときには、更新されたコンテン
    ツの案内情報を利用者毎に生成する第2の生成手段と、 第2の生成手段により生成された案内情報を前記閉域網
    内サーバを介して前記利用者の通信端末に送信すること
    を特徴とする請求項3記載のコンテンツ配信システム。
  9. 【請求項9】 前記センタサーバは、 前記利用者の購入履歴から前記コンテンツ事業者が提供
    したコンテンツを抽出する抽出手段と、 前記コンテンツ事業者の売上情報を生成する第3の生成
    手段と、 前記コンテンツ事業者の通信端末にこの売上情報を送信
    する第5の送信手段を有することを特徴とする請求項7
    記載のコンテンツ配信システム。
  10. 【請求項10】 前記利用者の通信端末は、 情報通信ネットワーク上にあるWebサーバからコンテ
    ンツのリンク情報が記載されたホームページを受信した
    場合に、このリンク情報に記載された閉域網内サーバが
    提供するコンテンツが選択されたときには、情報通信ネ
    ットワーク上にあるWebサーバとの回線を切断する切
    断手段と、 前記閉域網内サーバに回線を接続する接続手段とを有す
    ることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信シス
    テム。
  11. 【請求項11】 コンテンツを蓄積してこのコンテンツ
    を利用者の通信端末に配信するセンタサーバをコンテン
    ツ配信センタに備えたコンテンツ配信システムであっ
    て、 前記センタサーバと前記通信端末の間に、 前記センタサーバから専用回線を介して受信したコンテ
    ンツを蓄積する蓄積ステップと、 前記蓄積ステップにより蓄積されたコンテンツを接続地
    域が制限された閉域網を介して前記通信端末に配信する
    第1の配信ステップを有する閉域網内サーバを備えたこ
    とを特徴とするコンテンツ配信方法。
  12. 【請求項12】 前記センタサーバは、 コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名とコンテ
    ンツと閉域情報および登録指示を受信した場合には、閉
    域情報により指定された閉域網内サーバにのみこのコン
    テンツを配信する第2の配信ステップを有することを特
    徴とする請求項11記載のコンテンツ配信方法。
  13. 【請求項13】 前記センタサーバは、 前記コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名と閉
    域情報と削除指示を受信した場合には、閉域情報により
    指定された閉域網内サーバにのみこのコンテンツ名と削
    除指示を送信する第1の送信ステップを有することを特
    徴とする請求項11記載のコンテンツ配信方法。
  14. 【請求項14】 前記センタサーバは、 利用者の通信端末からユーザIDの発行申請とパスワー
    ドおよび利用者の回線を識別するための識別情報を受信
    した場合には、この利用者に対してユーザIDを発行す
    る発行ステップと、 このユーザIDとパスワードおよび識別情報を記憶する
    第1の記憶ステップと、 このユーザIDとパスワードおよび識別情報を前記閉域
    網内サーバに送信する第2の送信ステップとを有し、 前記閉域網内サーバは、 前記センタサーバから受信したこのユーザIDとパスワ
    ードおよび識別情報を記憶する第2の記憶ステップと、 利用者の通信端末から受信したユーザIDとパスワー
    ド、交換機または閉域網内から利用者の回線を識別する
    ための識別情報が、前記第2の記憶ステップに記憶して
    おいたユーザIDとパスワードおよび識別情報と一致す
    る場合に利用者を認証する認証ステップを有することを
    特徴とする請求項11記載のコンテンツ配信方法。
  15. 【請求項15】 前記センタサーバは、 前記閉域網内サーバを介して利用者の通信端末からコン
    テンツの利用要求を受信した場合に、利用者のユーザI
    Dおよびコンテンツの価格からなる購入履歴を生成する
    第1の生成ステップと、 当該コンテンツの利用許可を前記閉域網内サーバに送信
    する第3の送信ステップを有することを特徴とする請求
    項1記載のコンテンツ配信方法。
  16. 【請求項16】 前記センタサーバは、 前記閉域網内サーバを介して利用者の通信端末からコン
    テンツの利用明細を要求された場合には、利用者の購入
    履歴を前記閉域網内サーバを介して利用者の通信端末に
    送信する第4の送信ステップを有することを特徴とする
    請求項15記載のコンテンツ配信方法。
  17. 【請求項17】 前記センタサーバは、 前記コンテンツ事業者の通信端末から更新されたコンテ
    ンツを受信した場合に、前記利用者の購入履歴に更新前
    の当該コンテンツがあるときには、更新されたコンテン
    ツの案内情報を利用者毎に生成する第2の生成ステップ
    と、 第2の生成ステップにより生成された案内情報を前記閉
    域網内サーバを介して前記利用者の通信端末に送信する
    ことを特徴とする請求項12記載のコンテンツ配信方
    法。
  18. 【請求項18】 前記センタサーバは、 前記利用者の購入履歴から前記コンテンツ事業者が提供
    したコンテンツを抽出する抽出ステップと、 前記コンテンツ事業者の売上情報を生成する第3の生成
    ステップと、 前記コンテンツ事業者の通信端末にこの売上情報を送信
    する第5の送信ステップを有することを特徴とする請求
    項16記載のコンテンツ配信方法。
  19. 【請求項19】 前記利用者の通信端末は、 情報通信ネットワーク上にあるWebサーバからコンテ
    ンツのリンク情報が記載されたホームページを受信した
    場合に、このリンク情報に記載された閉域網内サーバが
    提供するコンテンツが選択されたときには、情報通信ネ
    ットワーク上にあるWebサーバとの回線を切断する切
    断ステップと、 前記閉域網内サーバに回線を接続する接続ステップとを
    有することを特徴とする請求項11記載のコンテンツ配
    信方法。
  20. 【請求項20】 前記センタサーバは、 コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名を含む属
    性情報とコンテンツと閉域情報および登録指示を受信し
    た場合には、閉域情報により指定された閉域網内サーバ
    にのみこのコンテンツを配信する第2の配信手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信シス
    テム。
  21. 【請求項21】 前記センタサーバは、 前記コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名を含
    む属性情報と閉域情報と削除指示を受信した場合には、
    閉域情報により指定された閉域網内サーバにのみこのコ
    ンテンツ名と削除指示を送信する第1の送信手段を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信シス
    テム。
  22. 【請求項22】 前記センタサーバは、 コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名を含む属
    性情報とコンテンツと閉域情報および登録指示を受信し
    た場合には、閉域情報により指定された閉域網内サーバ
    にのみこのコンテンツを配信する第2の配信ステップを
    有することを特徴とする請求項11記載のコンテンツ配
    信方法。
  23. 【請求項23】 前記センタサーバは、 前記コンテンツ事業者の通信端末からコンテンツ名を含
    む属性情報と閉域情報と削除指示を受信した場合には、
    閉域情報により指定された閉域網内サーバにのみこのコ
    ンテンツ名と削除指示を送信する第1の送信ステップを
    有することを特徴とする請求項11記載のコンテンツ配
    信方法。
  24. 【請求項24】 前記属性情報は、 利用者向けの名称となるコンテンツ名、前記センタサー
    バがコンテンツを特定するためのディレクトリとパスお
    よびファイル名、定額または従量または無料を表す料金
    種別情報、前記コンテンツの料金情報、コンテンツを利
    用者に提供するメニュー上の分類を表すコンテンツ分
    類、利用者向けのコンテンツの説明を表すコンテンツ概
    要情報、コンテンツの利用許諾書のファイル名を表すコ
    ンテンツ利用許諾情報の少なくとも1つを含むことを特
    徴とする請求項20乃至23項に記載のコンテンツ配信
    システムまたはコンテンツ配信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007526654A (ja) * 2003-06-04 2007-09-13 バーナディスク コーポレイション ネットワークアクセスを提供するシステムおよび方法
JP2007272659A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Nec Corp 限定配信無線ネットワークシステムおよび限定配信無線ネットワーク形成方法

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