JP2002368643A - 電波送受信装置 - Google Patents

電波送受信装置

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JP2002368643A
JP2002368643A JP2001169495A JP2001169495A JP2002368643A JP 2002368643 A JP2002368643 A JP 2002368643A JP 2001169495 A JP2001169495 A JP 2001169495A JP 2001169495 A JP2001169495 A JP 2001169495A JP 2002368643 A JP2002368643 A JP 2002368643A
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JP
Japan
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antenna
radio wave
radio waves
radio
receiving apparatus
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JP2001169495A
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English (en)
Inventor
Masaru Sasaki
勝 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な電波の送受信を確保することができる
電波送受信装置を提供すること。 【解決手段】 携帯端末10の無線部に接続する給電パ
ターンの端部に形成した給電点23に、アンテナ13の
基部に形成した球部を支持させることにより、傾斜する
アンテナ13と給電部23との接触状態を確保し、ま
た、アンテナ13の球部には連結棒15で重り16を吊
り下げることにより、携帯端末10が傾斜してもアンテ
ナ13は垂直な姿勢を維持するように構成した。この構
成により、携帯電話など地上波電波に代表される水平方
向から飛んでくる電波に対して常に最良の効率で送受信
することを可能にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電波送受信装置に
関し、詳しくは、良好な電波の送受信を実現するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、装置本体に固定したダイポー
ルアンテナやヘリカルアンテナを介して電波を送受信す
ることができるように、無線部およびアンテナ部で構成
された電波送受信装置が知られている。
【0003】この種の電波送受信装置は、無線部の電力
給電点から給電された電力をアンテナ部を介して電波と
して空中に放出する一方、空中から受けた電波を電力給
電点を通して電力に変換するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の電波送受信装置にあっては、アンテナ部の延
在する方向が装置本体に対して一方向に固定されていた
ため、装置本体を傾けて使用するとアンテナ部も装置本
体と同じ角度で傾き、例えば、携帯電話などが利用する
地上波電波に代表される水平方向から飛んでくる電波に
対しては、偏波面がずれて送受信感度が落ちてしまって
電波を良好に送受信することができない、という問題が
あった。
【0005】また、アンテナ部の近傍に物体があるとイ
ンピーダンスマッチングがずれて送受信効率が落ちてし
まって電波を良好に送受信することができない、という
問題があった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、良好な電波の送受信を確保すること
ができる電波送受信装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の電波送受信装置
は、電波を送受信するためのアンテナ部を装置本体が傾
斜したときにも垂直に支持する手段を設けた構成を有し
ている。
【0008】この構成により、装置本体が傾斜してもア
ンテナ部を常に垂直状態にすることができる。したがっ
て、携帯電話などが利用する水平方向に飛んでくる電波
の地上波電波などでも、常に最良の送受信感度で効率よ
く送受信することができ、良好に電波を送受信すること
ができる。
【0009】また、本発明の電波送受信装置は、電波を
送受信するためのアンテナ部に隣接する障害物の有無を
検出する手段と、前記障害物の検出結果に基づいて前記
アンテナ部を移動させる手段とを設けた構成を有してい
る。
【0010】この構成により、電波の送受信を妨げる障
害物がアンテナ部に隣接している場合には、そのアンテ
ナ部を障害物による影響を受けない位置に移動させるこ
とができる。したがって、付近の障害物に影響されてイ
ンピーダンスマッチングがずれてしまうことを回避する
ことができ、最良の効率で電波を送受信することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて説
明する。図1〜図3は本発明に係る電波送受信装置の第
1実施形態を適用した携帯端末を示す図である。
【0012】図1において、携帯端末10は、操作部1
1や表示部12を配設された装置本体内に電波送受信装
置を内蔵して、無線部が電波を送受信するためのアンテ
ナ13は上部に配設しており、このアンテナ13は送受
信する電波の波長λの1/4の長さに設定されている。
【0013】また、アンテナ13は、一辺が送受信する
電波の波長の2倍以上となるようにグランドパターンを
形成されたプリント基板21上の給電パターン22に地
面に対して垂直する姿勢を維持しつつ接触して無線部に
電気的に接続されるようになっている。
【0014】具体的には、図2に示すように、給電パタ
ーン22は、アンテナ13と接続させる端部をリング形
状に形成されて中央にホールが開口する給電点23を有
するのに対して、アンテナ13は、基部側に球形状の球
部14を形成されるとともに、その球部14の下方には
アンテナ13の延在方向に延長した連結棒15により重
り16が吊り下げられており、このため、アンテナ13
は、傾斜しても地面に対して直立する姿勢を維持しつ
つ、球部14の外周で給電パターン22の給電点23に
接触することができるようになっている。
【0015】したがって、携帯端末10は、給電パター
ン22の給電点23に波長λの1/4の長さのアンテナ
13の球部14が接触しているので、その給電パターン
22から給電される電力をアンテナ13を介して周波数
f(=位相速度v/波長λ)の電波として放出すること
ができるとともに、空中から受けた固定の周波数(f=
v/λ)の電波を給電パターン22を通して電力に変換
することができる。
【0016】このとき、この携帯端末10は、図3およ
び図4に示すように、アンテナ13が連結棒15により
重り16を吊り下げているので、装置本体(プリント基
板21)をいずれの方向に傾斜させたとしても、アンテ
ナ13はプリント基板21につられて傾くことなく常に
垂直姿勢を維持することができ、周波数f(=v/λ)
の電波を効率よくアンテナ13により送受信することが
できる。
【0017】このように本実施形態においては、携帯端
末10を傾斜させる状態で使用する場合でも、アンテナ
13を常に垂直状態にすることができ、携帯電話などが
利用する水平方向に飛んでくる電波の地上波電波などで
も、常に最良の送受信感度で効率よく送受信することが
できる。したがって、携帯端末10は良好に電波を送受
信することができる。
【0018】なお、アンテナ13を垂直に支持する手段
は、これに限るものではなく、他の構成によって実現し
ても同様な作用効果が得られることはいうまでもない。
【0019】次に、図5〜図8は本発明に係る電波送受
信装置の第2実施形態を適用した携帯端末を示す図であ
る。なお、本実施形態では、上述実施形態と同様な構成
には同一の符号を付して特徴部分を説明する。
【0020】図5および図6において、携帯端末30
は、アンテナ13が隣接する位置に形成された給電点4
3に同軸ケーブル44を介して接続されて無線部51に
電気的に接続されている。
【0021】アンテナ13は、直交方向に延在する検出
棒31が先端に連設されて、基部側に連結されている回
転モータ32を回転させることにより検出棒31を回転
させることができるようになっており、検出棒31の半
径に満たない距離内に障害物があるときにはその検出棒
31の回転が衝止されるようになっている。すなわち、
検出棒31と回転モータ32が距離測定手段52を構成
している。なお、検出棒31は、アンテナ13近傍界の
物体によるインピーダンスマッチングのミスマッチを許
容できる最小値である電波の波長λの1/4の長さに設
定された非金属製ポールである。また、アンテナ13
は、検出棒31を同一方向に無限回転可能に同軸ケーブ
ル44を接触接続させる構造でも良く、または、同軸ケ
ーブル44を固設接続して検出棒31を1回転以上回転
させた後には逆回転させるようにしても良い。
【0022】また、アンテナ13は、同軸方向に延在す
る支持ポール33に支持されており、この支持ポール3
3が側面に形成されているラック34に移動モータ35
のピニオンが噛合してその軸方向に移動することによ
り、装置本体上部で延在方向に伸縮することができるよ
うになっている。すなわち、支持ポール33と移動モー
タ35が伸縮手段53を構成している。
【0023】そして、このアンテナ13は、装置本体の
制御部54が検出棒31の回転の可否を監視して、検出
棒31の回転が衝止されたときには支持ポール33を装
置本体30の上部からある程度露出させるように移動さ
せるようになっている。すなわち、無線部51を含む装
置本体30の制御部54が解析処理手段55を構成して
いる。
【0024】具体的には、図7および図8に示すよう
に、制御部(解析処理手段)55は、無線送受信操作が
行われると、回転モータ32の回転駆動を開始して検出
棒31を回転させるようになっており、例えば、携帯電
話などのようにユーザの頭部100(図中には模式的に
図示しているのみ)がアンテナ13に隣接する状態の場
合には、その検出棒31がユーザの頭部100により衝
止されるので、回転モータ32の停止を検出して障害物
が隣接していると判断(検出)し、移動モータ35の回
転駆動を開始する。
【0025】この後に、制御部55は、ユーザの頭部1
00よりも検出棒31が露出することにより、検出棒3
1が衝止されることなく、回転モータ32が回転を再開
したことを検出したときには、少なくともアンテナ13
の長さ分だけ移動モータ35の回転駆動を継続した後
に、モータ32、35の駆動を停止する。
【0026】したがって、ユーザの頭部100とアンテ
ナ13の距離が送受信する電波の1/4波長λよりも短
い場合には、アンテナ13を伸ばして露出させることに
より、アンテナ13の周囲の障害物との間隔を電波の1
/4波長λ以上離れた状態にすることができる。
【0027】このように本実施形態においては、電波の
送受信を妨げる障害物がアンテナ13に隣接している場
合には、その障害物の影響を受けない位置にアンテナ1
3を移動させることができ、その障害物によりインピー
ダンスマッチングがずれて電波の送受信効率が落ちてし
まうことを回避することができる。したがって、携帯端
末30は最良の効率で良好に電波を送受信することがで
きる。
【0028】なお、アンテナ13に隣接する障害物の有
無を検出する手段や、その検出結果に基づいてアンテナ
13を移動させる手段は、これに限るものではなく、他
の構成によって実現しても同様な作用効果が得られるこ
とはいうまでもない。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、装置本
体が傾斜してもアンテナ部を常に垂直状態にすることに
より、携帯電話などが利用する水平方向に飛んでくる電
波の地上波電波などでも、常に最良の送受信感度で効率
よく送受信することができる。したがって、良好に電波
を送受信することができる、という優れた効果を有する
電波送受信装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電波送受信装置の第1実施形態の
概略全体構成を示す透視斜視図
【図2】本発明に係る電波送受信装置の第1実施形態の
要部構成を示す斜視図
【図3】本発明に係る電波送受信装置の第1実施形態の
作用効果を説明する透視斜視図
【図4】本発明に係る電波送受信装置の第1実施形態の
作用効果を説明する斜視図
【図5】本発明に係る電波送受信装置の第2実施形態の
概略全体構成を示す透視斜視図
【図6】本発明に係る電波送受信装置の第2実施形態の
制御構成を示すブロック図
【図7】本発明に係る電波送受信装置の第2実施形態の
作用効果を説明する透視斜視図
【図8】本発明に係る電波送受信装置の第2実施形態の
作用効果を説明する透視斜視図
【符号の説明】
10、30 携帯端末 13 アンテナ 14 球部 15 連結棒 21 プリント基板 22 給電パターン 23、43 給電点 31 検出棒 32 回転モータ 33 支持ポール 34 ラック 35 移動モータ 44 同軸ケーブル 51 無線部 52 距離測定手段 53 伸縮手段 54 制御部 55 解析処理手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波を送受信するためのアンテナ部を装
    置本体が傾斜したときにも垂直に支持する手段を設けた
    ことを特徴とする電波送受信装置。
  2. 【請求項2】 電波を送受信するためのアンテナ部に隣
    接する障害物の有無を検出する手段と、前記障害物の検
    出結果に基づいて前記アンテナ部を移動させる手段とを
    設けたことを特徴とする電波送受信装置。
JP2001169495A 2001-06-05 2001-06-05 電波送受信装置 Pending JP2002368643A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008118711A (ja) * 2008-01-25 2008-05-22 Willcom Inc 移動通信用の無線通信モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP4686558B2 (ja) * 2008-01-25 2011-05-25 株式会社ウィルコム 移動通信用の無線通信モジュール

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