JP2002368628A - ビタビ復号器 - Google Patents

ビタビ復号器

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JP2002368628A JP2001175932A JP2001175932A JP2002368628A JP 2002368628 A JP2002368628 A JP 2002368628A JP 2001175932 A JP2001175932 A JP 2001175932A JP 2001175932 A JP2001175932 A JP 2001175932A JP 2002368628 A JP2002368628 A JP 2002368628A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビタビ復号器のパスメモリ回路におけるパス
メモリ長可変に伴う処理遅延およびパスメモリの未使用
部分による消費電力の無駄をなくする。 【解決手段】 パスメモリ長可変に伴うリタイミングを
行うための回路を別途設ける必要がなく、記憶回路の出
力タイミングをそのまま用いることができる構成とす
る。また、未使用部分のフリップフロップ回路を動作さ
せない構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はビタビアルゴリズム
を用いた最尤復号装置に利用する。ビタビアルゴリズム
では、あらかじめパスメモリ回路に設けられた複数のパ
スの中から尤度の優れるものを選択し、生き残りパスを
得ることにより送信信号の誤り訂正を行うが、本発明
は、このパスメモリ回路に設けられたパスの段数を可変
する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ビタビ復号器は、無線アクセスシステム
や衛星通信システムなどの情報通信システムで、効率的
に誤り訂正を行うために用いられる回路である。これは
受信回路に配備され、ビタビアルゴリズムによる最尤復
号法により、受信信号と、想定される送信信号とを比較
して、想定される送信信号の中から最も確からしい系列
を復号信号として採用し、誤り訂正を行う回路である。
【0003】図3はビタビ復号器の構成例である。符号
7はブランチメトリック計算回路、符号8はACS(Ad
d Compare Select)回路、符号9はメトリックメモリ回
路、符号10はパスメモリ回路である。
【0004】ブランチメトリック計算回路7には、送信
側の畳み込み符号化器によって畳み込み処理が行われた
2系列のデータ符号列InとQnが、周期f[Hz]の
クロック信号CLKに同期して入力される。このブラン
チメトリック計算回路7は、このビタビ復号器の拘束長
をkとして、2本の枝(ブランチ)用のブランチメト
リック信号BM0〜BM(2−1)を生成する。この
本のブランチメトリック信号は、ACS回路8に入
力される。
【0005】このACS回路8の中には拘束長kによっ
て定まる計2k−1個の状態が規定され、ブランチメト
リック計算回路7より入力されるブランチメトリック値
BM0〜BM(2−1)およびメトリックメモリ回路
9から入力される現在のメトリック値MP0〜MP(2
k−1−1)を用いて、各状態0〜2k−1−1毎に新
メトリック値MN0〜MN(2k−1−1)を算出して
メトリックメモリ回路9に対して出力するとともに、パ
スセレクト信号PS0〜PS(2k−1−1)をパスメ
モリ回路10に対して出力する。このパスセレクト信号
PS0〜PS(2k−1−1)は、各状態0〜2k−1
−1毎に二つのメトリック値を算出して、そのメトリッ
ク値のうちの尤度の優れるものを示す選択信号であり、
トレリス線図を考えたときに、このパスセレクト信号に
したがってパスを選んで行けば、生き残りパスが得られ
るものである。
【0006】パスメモリ回路10は、ACS回路8から
パスセレクト信号PS0〜PS(2 k−1−1)を受け
取り、逐次その情報に基づいて受信データを保持して行
く回路であり、生き残りパスを記憶する役割を持つ。
【0007】図4は従来のパスメモリ回路の構成例を説
明する図である。図4に示すパスメモリ回路は11−1
〜11−Nまでの計N段(Nは任意の正の整数)の記憶
回路が縦続接続されており、各記憶回路11−m(mは
1以上、N以下の正の整数)は、2k−1個の記憶要素
回路12−m−1〜12−m−2k−1で構成される。
つまり、各段11−mは、状態番号0〜2k−1−1に
応じた記憶要素回路を有している。
【0008】図4は拘束長k=3のパスメモリ回路構成
を示しており、任意のm段目のパスメモリ記憶回路11
−mは、12−m−1〜12−m−4の4個の記憶要素
回路で構成されている。任意の記憶要素回路12−m−
j(jは1以上2k−1以下の正の整数)は、それぞれ
1個の2−1セレクタ回路と1個のフリップフロップ回
路で構成される。これらのフリップフロップ回路は周期
f[Hz]のクロック信号CLKにしたがって動作す
る。また、各2−1セレクタ回路も、CLKに同期した
パスセレクト信号に基づいて動作し、任意の記憶要素回
路12−m−j(jは1以上2k−1以下の正の整数)
の2−1セレクタ回路は、パスセレクト信号PS(j−
1)により切り替わる。
【0009】このように、このパスメモリ回路は、N×
k−1個のフリップフロップ回路がクロックCLKの
周期f[Hz]毎に同時動作し、逐次、次段の記憶回路
に選択データ信号を転送してゆく。最終的に、最終段1
1−Nの2k−1個(ここでは4個)の各状態番号の出
力信号に、生き残りパスのデータが出力される。したが
って、パスメモリ回路10での処理遅延はNクロックと
なる。
【0010】ビタビ復号器の復号データとして、2
k−1個の各状態番号の出力データ信号のうち、ACS
回路でのメトリック値の尤度が最も優れるものと同一状
態番号のデータを、このビタビ復号器の復号データ出力
するML法(Maximum Likelihood法)や、記憶回路11
−Nの2k−1個の出力データ信号の内容のうち、
“0”が過半数を占めるのか、“1”が過半数を占める
のかを1クロック毎に調べ、優勢な方のデータをこのビ
タビ復号器の復号データとして出力してゆくMJ法(Ma
jority法)などがある。
【0011】次に、無線アクセスシステムの一つとして
標準化活動が進められている、IEEE802.11a
/D7.0(1999)の無線LAN(Local Area Net
work)システムについて説明する。図5はIEEE80
2.11a/D7.0で規定される無線LANシステム
の変復調回路において使用されるパケットフレームのフ
ォーマットを示した図である。
【0012】パケットフレームは24ビットのSIGN
ALシンボル領域と、ビット長可変のデータシンボル領
域で構成される。SIGNALシンボル領域は、4ビッ
ト長のRATE領域、予備(Reserved)領域1
ビット、12ビット長のLENGTH領域、パリティビ
ット1ビット、およびTAILビット6ビットで構成さ
れる。一方、データシンボル領域は、SERVICE領
域16ビット、可変ビット長のPSDU(PHY sublayer
Service Data Units)領域、6ビット長のTAIL領
域、可変ビット長のPAD領域で構成される。このう
ち、SIGNALシンボルのLENGTH領域には、デ
ータシンボルのPSDU領域のビット長が格納されてお
り、RATE領域には、このデータシンボルの変調速度
が格納されている。
【0013】変調回路では、SIGNALシンボル領域
をBPSK(Binary Phase Shift Keying)方式で変調
し、データシンボル領域は、SIGNALシンボルのR
ATE領域に記された変調速度にしたがって、BPSK
方式、QPSK(QuadraturePhase Shift Keying)方
式、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)
方式、64QAM方式のいずれかの変調方式で変調を行
う。
【0014】復調回路では、SIGNALシンボル領域
はBPSK方式で復調し、データシンボル領域は、この
SIGNALシンボル領域のRATE領域に記された変
調速度に応じて、BPSK方式、QPSK方式、16Q
AM方式、64QAM方式により復調を行う。
【0015】図6は受信回路の構成例である。符号15
は復調回路、符号16はビタビ復号器、符号17はRA
TE判定回路である。復調回路15はSIGNALシン
ボル領域をBPSK方式で復調する。復調されたSIG
NALシンボル領域はビタビ復号器16に入力され、そ
こで誤り訂正を行った後に、RATE判定回路17に入
力される。RATE判定回路17では、RATE領域を
検出し、そこに書き込まれている変調速度を判定し、復
調方式切替信号を復調回路15に対して出力する。ま
た、ビタビ復号器16では、SIGNALシンボル領域
の復号が終了すると、回路を全てリセットし、引き続き
到着するデータシンボル領域の復号に備える。復調回路
15は、復調方式切替信号にしたがって復調方式をBP
SK方式、QPSK方式、16QAM方式、64QAM
方式に切り替えて、データシンボル領域の復調を行う。
復調されたデータシンボル領域もビタビ復号器16で誤
り訂正され、データ信号として出力される。
【0016】ここで、ビタビ復号器16のパスメモリ長
として、60段以上の場合に誤り訂正能力が高まること
が良く知られている。IEEE802.11aで規定さ
れる無線LANシステムでもパスメモリ長を60段とす
る場合を考える。この場合に、データシンボル領域の復
号では、データシンボルが60ビットよりも大きい場合
は、60段あるパスメモリが全て誤り訂正のために機能
するが、SIGNAL領域の復号に際しては、SIGN
ALシンボル領域は24ビットしかないため、60段の
うちのはじめの24段のみで誤り訂正が行われ、後ろの
36段は機能せず、固定遅延としてSIGNALシンボ
ル領域の出力を遅らせる働きをするのみである。
【0017】IEEE802.11aで規定される無線
LANシステムは、アクセス方式としてCSMA/CA
(Carrier Sense Multiple Access / Collision Avoida
nce)が使用されている。CSMA/CA方式では、送
受信処理時間を短縮すると伝送効率が向上する。したが
って、ビタビ復号器での処理遅延を短縮すると、無線L
ANシステムの伝送効率が向上する。特に、SIGNA
L領域の復号遅延を短縮して、RATE判定回路17で
速くRATEを検出し、早急に復調回路15に変調速度
情報を転送することができれば、復調回路15では早め
に復調方式の変更を行うことができる。しかし、ビタビ
復号器での処理遅延が大きく、SIGNAL領域の復号
に時間がかかり復調回路15になかなか変調速度情報が
届かない場合は、復調回路15では、変調速度情報がR
ATE判定回路17より届くまで、データシンボル領域
の復号開始を待ち、その結果、受信処理時間が伸び、伝
送効率の低下を招く。
【0018】したがって、SIGNALシンボル領域の
復号に際しては、ビタビ復号器16ではパスメモリ長を
SIGNALシンボル長にあわせて短くし、単に固定遅
延としてのみ挿入される部分を使用しない構成として、
復号遅延を短縮することが効果的である。
【0019】ビタビ復号器のパスメモリ段数を変更する
従来例として、公開特許公報昭63−166332号が
ある。図7に、その構成例を示す。全体のパスメモリ長
をN段として、M段目(Mは1以上N−1以下の正の整
数)の記憶回路11−Mの出力と、最終段である11−
Nの出力を2−1セレクタ回路13−1〜13−4によ
り、制御信号SELによって選択出力することで、パス
メモリ長をN段もしくはM段に可変設定とするものであ
る。符号14−1〜14−4はフリップフロップ回路で
あり、リタイミングを行うことで、2−1セレクタ回路
によって生じる出力波形上のひげなどの誤パルスを除去
するために配備する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のパス
メモリ長が可変のビタビ復号器の第一の問題点として
は、復号遅延が大きいことが挙げられる。その理由は、
図7のパスメモリ回路では、2−1セレクタ回路13−
1〜13−4の出力をフリップフロップ回路14−1〜
14−4でリタイミングする必要があり、パスメモリ回
路での処理遅延は、パスメモリ長がN段のときは、N+
1クロック、パスメモリ長がM段のときはM+1クロッ
クとなる。
【0021】また、ここではパスメモリ長をN段とM段
の長短2段階に設定する場合であるが、さらに、K種類
(Kは3以上の正の整数)以上に設定する場合には、2
−1セレクタ回路13−1〜13−4のかわりに、K−
1セレクタ回路を配備することになる。Kが大きく、そ
のセレクタ動作が1クロック内に終了しない場合には、
K−1セレクタ回路中に、さらにフリップフロップ回路
によるリタイミングが必要になり、処理遅延の増加が顕
著になる。
【0022】CSMA/CA方式のように、処理遅延が
伝送効率すなわちスループットに大きく影響を与えるア
クセス方式では、この処理遅延の増大は問題である。
【0023】また、第二の問題点としては、消費電力が
大きいことが挙げられる。その理由は、図7のパスメモ
リ回路では、パスメモリ長をM段の短設定とした場合で
あっても、N段の長設定時と同様にすべての段数のフリ
ップフロップ回路が動作し、すなわち、短設定時には使
用していないM+1段目からN段目のフリップフロップ
回路まで動作し、無駄な消費電力を発生する。
【0024】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、処理遅延を低減することができるパスメモリ
長が可変なビタビ復号器を提供することを目的とする。
本発明は、消費電力の低減を図ることができるパスメモ
リ長が可変なビタビ復号器を提供することを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、パスメモリ長
が可変でありながら、処理遅延を低減させることができ
る。すなわち、ビタビ復号器のパスメモリ回路をパスメ
モリ長可変設定構成とする場合に、リタイミングを行う
ための回路を別途設ける必要がなく、記憶回路の出力タ
イミングをそのまま用いることができるため、回路遅延
の増加無しに長短設定を行うことができる。特に、IE
EE802.11aで規定される無線LANシステムで
は、パスメモリ長を長短設定できることが伝送効率を向
上するためには不可欠であるが、本発明に基づいたパス
メモリ回路では、パスメモリ回路での処理遅延が増加せ
ずに、パスメモリ長を可変にできることから、復調回路
の処理遅延が短くなり、回線使用率、すなわち伝送効率
を向上することができる。したがって、無線LANシス
テムをはじめとする受信回路において伝送効率を向上す
ることができる。
【0026】また、本発明は、パスメモリ回路での消費
電力を低減することができる。すなわち、パスメモリ長
を短設定とする場合に、イネーブル信号によって使用し
ない部分のフリップフロップ回路の動作を停止させるこ
とができる。パスメモリ回路はN×2k−1個(Nは最
大のパスメモリ段数、kは拘束長)のフリップフロップ
回路を有し、通常は、その全てが1クロック毎に動作す
るため、消費電力は増加する。しかし、本発明に基づい
たパスメモリ回路では、短設定でM段構成とした場合に
は、未使用の(N−M)×2k−1個のフリップフロッ
プ回路を停止させることができるため、その分、消費電
力を低減することができる。この効果はMが小さく、ま
た、拘束長kが大きい場合により顕著になる。なお、低
消費電力化の結果として、例えば無線LAN装置のよう
に携帯型パーソナルコンピュータや携帯端末中に該ビタ
ビ復号器を含んだ受信回路を組み込み、このパーソナル
コンピュータや携帯端末から電源を供給する場合には、
このパーソナルコンピュータ装置あるいは携帯端末装置
内のバッテリ装置などの電源装置の消費電力を減らすこ
とができる。その結果として、このバッテリ装置の小型
化や、長時間動作が可能になる。
【0027】すなわち、本発明は、N段縦続接続された
記憶回路を備え、この記憶回路は、拘束長kとするとき
に2k−1個の記憶要素回路をそれぞれ含み、この記憶
要素回路は、到来する入力のうち“1”または“0”の
いずれかの入力を選択する第一のセレクタ回路とこの第
一のセレクタ回路の選択結果にしたがって“1”または
“0”のいずれかの出力を保持するフリップフロップ回
路とを含むビタビ復号器である。
【0028】ここで、本発明の特徴とするところは、1
以上の前記記憶回路に含まれる前記記憶要素回路には、
1段目の前記記憶回路に到来する入力が接続される第二
のセレクタ回路と、前記第一のセレクタ回路と前記フリ
ップフロップ回路との間に介挿され前記第一のセレクタ
回路の出力またはこの第二のセレクタ回路の出力のいず
れかを選択する第三のセレクタ回路とを備えたところに
ある。
【0029】N−M+1段目の前記記憶回路に設けられ
た前記第三のセレクタ回路が前記第二のセレクタ回路の
出力を選択したときには、1段目からN−M段目までの
前記記憶回路の動作を停止させる手段を備えることが望
ましい。
【0030】これにより、本発明では、パスメモリ長の
短設定であるM段時と、長設定であるN段時のパスメモ
リ回路での処理遅延を、それぞれMクロックとNクロッ
クとすることができる。
【0031】また、パスメモリ長の短設定(M段設定)
時には、1段目からN−M段目までの記憶回路の動作を
停止することによって、N×2k−1個あるフリップフ
ロップ回路のうち、(N−M)×2k−1個のフリップ
フロップ回路の動作を停止させることができる。その
分、パスメモリ長の短設定時には、無駄な回路動作が起
こらず、消費電力を低減することができる。この効果
は、拘束長kが大きく、短設定時のパスメモリ段数Mが
小さいほど顕著になる。
【0032】
【発明の実施の形態】(第一実施例)本発明第一実施例
のパスメモリ回路の構成を図1を参照して説明する。図
1は本発明第一実施例のビタビ復号器に用いられるパス
メモリ長をN段、M段(N>M;いずれも正の整数)の
2段階に設定可能な、パスメモリ回路のブロック構成図
である。拘束長k=3である。
【0033】本発明は、図1に示すように、N段縦続接
続された記憶回路1−1〜1−Nを備え、この記憶回路
1−1〜1−Nは、拘束長3とするときに4個の記憶要
素回路をそれぞれ含み、この記憶要素回路は、到来する
入力のうち“1”または“0”のいずれかの入力を選択
する第一の2−1セレクタ回路2−1−1〜2−N−4
とこの2−1セレクタ回路2−1−1〜2−N−4の選
択結果にしたがって“1”または“0”のいずれかの出
力を保持するフリップフロップ回路3−1−1〜3−N
−4とを含むビタビ復号器である。
【0034】ここで、本発明の特徴とするところは、N
−M+1段目の記憶回路1−(N−M+1)に含まれる
前記記憶要素回路には、1段目の記憶回路1−1への入
力と同等の入力信号が接続される第二の2−1セレクタ
回路4−(N−M+1)−1〜4と、2−1セレクタ回
路2−(N−M+1)−1〜4とフリップフロップ回路
3−(N−M+1)−1〜4との間に介挿され2−1セ
レクタ回路2−(N−M+1)−1〜4の出力またはこ
の2−1セレクタ回路4−(N−M+1)−1〜4の出
力のいずれかを選択する第三の2−1セレクタ回路5−
(N−M+1)−1〜4とを備えたところにある。
【0035】本発明第一実施例のビタビ復号器は、パス
メモリ長を長設定(N段)と短設定(M段;Mは1以
上、N未満の正の整数)に設定可能なパスメモリ回路の
実施例であり、拘束長k=3の例である。
【0036】1−m(mを1以上、N以下の正の整数)
は、パスメモリm段目の記憶回路であり、1段目からN
段目まで縦続接続されている。各段の記憶回路1−mは
状態番号0〜3に応じた記憶要素回路を有している。j
を1以上、4(=2k−1)以下の正の整数として、符
号2−m−jは、m段目の状態番号jの2−1セレクタ
回路である。また、符号3−m−jは、m段目の状態番
号jのフリップフロップ回路である。
【0037】そして、N−M+1段目である記憶回路1
−(N−M+1)にのみ、パスセレクト信号PS0〜P
S3に基づいて“0”または“1”を選択出力する2−
1セレクタ回路4−(N−M+1)−1〜4および制御
信号SELに基づいて2−1セレクタ回路2−(N−M
+1)−1〜4の出力信号または2−1セレクタ回路4
−(N−M+1)−1〜4の出力信号を選択する2−1
セレクタ回路5−(N−M+1)−1〜4を配備した構
成である。
【0038】また、N−M+1段目からN段目のフリッ
プフロップ回路3−(N−M+1)−1〜3−N−4に
は、イネーブル信号ENB1とリセット信号RST1を
入力し、1段目からN−M段目のフリップフロップ回路
3−1−1〜3−(N−M)−4には、イネーブル信号
ENB2およびリセット信号2を入力する。
【0039】イネーブル信号ENB1は常時動作可能設
定としてもよいし、図6の復調回路15でSIGNAL
シンボル領域もしくはデータシンボル領域を受信開始す
ると同時に動作可能設定に切り替えてもよい。また、イ
ネーブル信号ENB2は、SEL信号によって制御を行
い、長設定時は動作可能設定、短設定時は動作停止状態
に設定してもよい。あるいは、復調回路15でデータシ
ンボル領域を受信開始すると同時に動作可能設定に切り
替えてもよい。
【0040】リセット信号RST1とリセット信号RS
T2は同一信号としてもよいが、IEEE802.11
aで規定された無線LANの受信機に用いる場合には、
RST1はSIGNALシンボル領域の受信開始直前も
しくは直後、および、データシンボル領域の受信開始直
前もしくは直後に動作して、フリップフロップ回路をリ
セットする構成とし、一方、リセット信号RST2は、
データシンボル領域受信開始直前もしくは直後に動作し
て、フリップフロップ回路をリセットする構成としても
よい。
【0041】次に、本発明第一実施例のビタビ復号器の
動作を説明する。まず、制御信号SELがパスメモリ短
設定であるときを説明する。N−M+1段目の記憶回路
1−(N−M+1)の2−1セレクタ回路5−(N−M
+1)−1〜5−(N−M+1)−4は、2−1セレク
タ回路4−(N−M+1)−1〜4−(N−M+1)−
4からの出力を選択する。これにより、N−M+1段目
〜N段目までの記憶回路1−(N−M+1)〜1−Nを
用いた、パスメモリ長M段のパスメモリ回路が構成され
る。
【0042】この記憶回路1−(N−M+1)〜1−N
は、パスセレクト信号PS0〜PS3にしたがって、1
クロックCLK毎にパス選択結果を次段に逐次転送して
ゆく。そして、最終段の記憶回路1−Nの出力に復号結
果出力が得られる。一連の入力データ系列の復号が終了
したら、リセット信号RST1によって、フリップフロ
ップ回路3−(N−M+1)−1〜3−N−4をリセッ
トする。
【0043】一方、1段目からN−M段目までの記憶回
路1−1〜1−(N−M)は機能しなくてもよいため、
イネーブル信号ENB2によって、そのフリップフロッ
プ回路3−1−1〜3−(N−M)−4の動作を停止さ
せる。
【0044】IEEE802.11aのパケットフレー
ムで考えると、まずSIGNALシンボル領域が入力さ
れるときにはビット長が24ビットであり、24段あれ
ば復号が完了するのでM=24となる。記憶回路1−
(N−M+1)〜1−Nを用いたSIGNAL領域24
ビットの復号が完了すると、リセット信号RST1によ
って、フリップフロップ回路3−(N−M+1)−1〜
3−N−4をリセットする。
【0045】次に、制御信号SELがパスメモリ長設定
であるときを説明する。N−M+1段目の記憶回路1−
(N−M+1)の2−1セレクタ回路5−(N−M+
1)−1〜5−(N−M+1)−4は、2−1セレクタ
回路2−(N−M+1)−1〜2−(N−M+1)−4
からの出力を選択する。これによって、1段目〜N段目
までの記憶回路1−1〜1−Nを用いた、パスメモリ長
N段のパスメモリ回路が構成される。この場合には、1
段目からN−M段目までの記憶回路1−1〜1−(N−
M)のイネーブル信号は解除して、動作可能設定にす
る。
【0046】この記憶回路1−1〜1−Nは、パスセレ
クト信号PS0〜PS3にしたがって、1クロックCL
K毎にパス選択結果を次段に逐次転送してゆく。そし
て、最終段の記憶回路1−Nの出力に復号結果出力が得
られる。一連の入力データ系列の復号が終了したら、リ
セット信号RST1によって、フリップフロップ回路3
−1−1〜3−N−4をリセットする。
【0047】IEEE802.11aのパケットフレー
ムで考えると、データシンボル領域の復号に相当し、デ
ータ領域の復号動作が終了したら、リセット信号RST
1およびRST2によって、フリップフロップ回路3−
1−1〜3−N−4をリセットする。
【0048】(第二実施例)本発明第二実施例のパスメ
モリ回路の構成を図2を参照して説明する。図2は本発
明第二実施例のビタビ復号器に用いられるパスメモリ長
をN段、L段、M段(N>L>M;いずれも正の整数)
の3段階に設定可能な、パスメモリ回路のブロック構成
図である。拘束長k=3である。
【0049】符号1−m(mを1以上、N以下の正の整
数)は、パスメモリm段目の記憶回路であり、1段目か
らN段目まで縦続接続されている。各段の記憶回路1−
mは状態番号0〜3に応じた記憶要素回路を有してお
り、jを1以上、4(=2k− )以下の正の整数とし
て、符号2−m−jは、m段目の状態番号jの2−1セ
レクタ回路である。また、符号3−m−jは、m段目の
状態番号jのフリップフロップ回路である。
【0050】そして、N−M+1段目である記憶回路1
−(N−M+1)には、パスセレクト信号PS0〜PS
3に基づいて“0”と“1”を選択出力する2−1セレ
クタ回路4−(N−M+1)−1〜4および制御信号S
EL1に基づいて2−1セレクタ回路2−(N−M+
1)−1〜4の出力信号および2−1セレクタ回路4−
(N−M+1)−1〜4の出力信号を選択する2−1セ
レクタ回路5−(N−M+1)−1〜4を配備した構成
である。
【0051】また、N−L+1段目である記憶回路1−
(N−L+1)にもパスセレクト信号PS0〜PS3に
基づいて“0”と“1”を選択出力する2−1セレクタ
回路4−(N−L+1)−1〜4および制御信号SEL
2に基づいて2−1セレクタ回路2−(N−L+1)−
1〜4の出力信号および2−1セレクタ回路4−(N−
L+1)−1〜4の出力信号を選択する2−1セレクタ
回路5−(N−L+1)−1〜4を配備した構成であ
る。
【0052】そして、N−M+1段目からN段目のフリ
ップフロップ回路3−(N−M+1)−1〜3−N−4
には、イネーブル信号ENB1とリセット信号RST1
を入力し、N−L+1段目からN−M段目のフリップフ
ロップ回路3−(N−L+1)−1〜3−(N−M)−
4には、イネーブル信号ENB2とリセット信号RST
2を入力し、1段目からN−L段目のフリップフロップ
回路3−1−1〜3−(N−L)−4には、イネーブル
信号ENB3およびリセット信号3を入力する。
【0053】イネーブル信号ENB1は常時動作可能設
定としてもよいし、このビタビ復号器16にパケットフ
レームが入力されているときは常時動作可能設定として
もよい。イネーブル信号ENB2は、制御信号SEL1
がパスメモリ長M段設定のときは動作停止設定としてよ
い。また、イネーブル信号ENB3は、制御信号SEL
2がパスメモリ長L段設定のときは動作停止設定として
よい。また、リセット信号RST1とRST2およびR
ST3は同一信号としてもよい。
【0054】次に、本発明第二実施例のパスメモリ回路
の動作を図2を参照して説明する。まず、制御信号SE
L1がパスメモリM段設定であるときを説明する。N−
M+1段目の記憶回路1−(N−M+1)の2−1セレ
クタ回路5−(N−M+1)−1〜4は、2−1セレク
タ回路4−(N−M+1)−1〜4からの出力を選択す
る。これにより、N−M+1段目〜N段目までの記憶回
路1−(N−M+1)〜1−Nを用いたパスメモリ長M
段のパスメモリ回路が構成される。
【0055】この記憶回路1−(N−M+1)〜1−N
は、パスセレクト信号PS0〜PS3にしたがい、1ク
ロックCLK毎にパス選択結果を次段に逐次転送してゆ
く。そして、最終段の記憶回路1−Nの出力に復号結果
出力が得られる。データ系列の復号が終了したら、リセ
ット信号RST1により、フリップフロップ回路3−
(N−M+1)−1〜3−N−4をリセットする。
【0056】一方、1段目からN−M段目までの記憶回
路1−1〜1−(N−M)は機能しなくてもよいため、
イネーブル信号ENB2およびENB3によって、その
フリップフロップ回路3−1−1〜3−(N−M)−4
の動作を停止させる。
【0057】次に、制御信号SEL1およびSEL2が
パスメモリL段設定であるときを説明する。この場合、
N−M+1段目の記憶回路1−(N−M+1)の2−1
セレクタ回路5−(N−M+1)−1〜4は、2−1セ
レクタ回路2−(N−M+1)−1〜4からの出力を選
択する。そして、N−L+1段目の記憶回路1−(N−
L+1)の2−1セレクタ回路5−(N−L+1)−1
〜4は、2−1セレクタ回路4−(N−L+1)−1〜
4からの出力を選択する。これにより、N−L+1段目
〜N段目までの記憶回路1−(N−L+1)〜1−Nを
用いた、パスメモリ長L段のパスメモリ回路が構成され
る。
【0058】この記憶回路1−(N−L+1)〜1−N
は、パスセレクト信号PS0〜PS3にしたがい、1ク
ロックCLK毎にパス選択結果を次段に逐次転送してゆ
く。そして、最終段の記憶回路1−Nの出力に復号結果
出力が得られる。データ系列の復号が終了したら、リセ
ット信号RST1およびRST2により、フリップフロ
ップ回路3−(N−L+1)−1〜3−N−4をリセッ
トする。
【0059】一方、1段目からN−L段目までの記憶回
路1−1〜1−(N−L)は機能しなくてよいため、イ
ネーブル信号ENB3によって、そのフリップフロップ
回路3−1−1〜3−(N−L)−4の動作を停止させ
る。
【0060】最後に、制御信号SEL1およびSEL2
がパスメモリN段設定であるときを説明する。この場
合、N−M+1段目の記憶回路1−(N−M+1)の2
−1セレクタ回路5−(N−M+1)−1〜4は、2−
1セレクタ回路2−(N−M+1)−1〜24からの出
力を選択する。また、N−L+1段目の記憶回路1−
(N−L+1)の2−1セレクタ回路5−(N−L+
1)−1〜4も2−1セレクタ回路2−(N−L+1)
−1〜4からの出力を選択する。これにより、1段目〜
N段目までの記憶回路1−1〜1−Nを用いた、パスメ
モリ長N段のパスメモリ回路が構成される。
【0061】この記憶回路1−1〜1−Nは、パスセレ
クト信号PS0〜PS3にしたがい、1クロックCLK
毎にパス選択結果を次段に逐次転送してゆく。そして、
最終段の記憶回路1−Nの出力に復号結果出力が得られ
る。データ系列の復号が終了したら、リセット信号RS
T1およびRST2およびRST3により、フリップフ
ロップ回路3−1−1〜3−N−4をリセットする。
【0062】以上はパスメモリ長を3段階に設定可能な
場合の構成例であるが、同様に、4段階以上に設定可能
なパスメモリ回路に適用してもよい。
【0063】また、本発明第一および第二実施例は、拘
束長k=3の場合の実施例であるが、拘束長kを4以上
とする場合にも用いてもよい。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
処理遅延を低減することができるとともに、消費電力の
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例のパスメモリ回路のブロック
構成図。
【図2】本発明第二実施例のパスメモリ回路のブロック
構成図。
【図3】ビタビ復号器のブロック構成図。
【図4】従来のパスメモリ回路のブロック構成図。
【図5】IEEE802.11aに規定される無線LA
Nシステムのパケットフレーム構成を説明する図。
【図6】IEEE802.11a の無線LANシステ
ム受信器のブロック構成図。
【図7】従来の可変長パスメモリ回路のブロック構成
図。
【符号の説明】
1−m パスメモリのm段目の記憶回路 2−m−j パスメモリm段目の状態番号jにおける
2−1セレクタ回路 3−m−j パスメモリm段目の状態番号jにおける
フリップフロップ回路 4−(N−M+1)−1 パスメモリN−M+1段目
の2−1セレクタ回路 5−(N−M+1)−1 パスメモリN−M+1段目
の2−1セレクタ回路 7 ブランチメトリック計算回路 8 ACS回路 9 メトリックメモリ回路 10 パスメモリ回路 11−1〜11−N パスメモリの各段の記憶回路 12−1−1〜12−N−4 各段内の記憶要素回路 13−1〜13−4 2−1セレクタ回路 14−1〜14−4 フリップフロップ回路 15 復調回路 16 ビタビ復号器 17 RATE判定回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鬼沢 武 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B001 AA10 AB05 AC01 AD06 AE02 5J065 AA01 AB01 AC02 AD10 AE06 AF01 AF03 AG05 AH06 AH23 5K014 AA01 BA11 EA01 HA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 N(Nは正の整数)段縦続接続された記
    憶回路を備え、 この記憶回路は、拘束長kとするときに2k−1個の記
    憶要素回路をそれぞれ含み、 この記憶要素回路は、到来する入力のうち“1”または
    “0”のいずれかの入力を選択する第一のセレクタ回路
    とこの第一のセレクタ回路の選択結果にしたがって
    “1”または“0”のいずれかの出力を保持するフリッ
    プフロップ回路とを含むビタビ復号器において、 1以上の前記記憶回路に含まれる前記記憶要素回路に
    は、1段目の前記記憶回路に到来する入力が接続される
    第二のセレクタ回路と、前記第一のセレクタ回路と前記
    フリップフロップ回路との間に介挿され前記第一のセレ
    クタ回路の出力またはこの第二のセレクタ回路の出力の
    いずれかを選択する第三のセレクタ回路とを備えたこと
    を特徴とするビタビ復号器。
  2. 【請求項2】 N−M+1(Mは正の整数、N>M)段
    目の前記記憶回路に設けられた前記第三のセレクタ回路
    が前記第二のセレクタ回路の出力を選択したときには、 1段目からN−M段目までの前記記憶回路の動作を停止
    させる手段を備えた請求項1記載のビタビ復号器。
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