JP2002368175A - 電子部品の製造方法 - Google Patents

電子部品の製造方法

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Shigeki Sakaguchi
茂樹 坂口
Kenichi Imazu
健一 今津
Hiroki Naraoka
浩喜 楢岡
Tomizo Sawada
富造 澤田
Kazuhiro Aoi
和廣 青井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】環境対策上好ましく、銅材のリードに限定され
ず、しかも半田付けが容易でかつ強固に行える電子部品
の製造方法を提供する。 【解決手段】外部接続用電極リード線5に、SnとBi
とからなり、Biを4重量%未満含有してなる金属層6
を付着形成し、Biを4重量%以上含有する合金層は付
着形成しない電子部品の製造方法であって、外部接続用
電極リード線5に金属層6を付着形成した後、外部接続
用電極リード線5を曲げ加工する。金属層6はPbを含
まない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置等の
電子部品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置における外部接続用電
極リード線には、予め鉛−錫(Pb−Sn)系半田層を
付着形成しておくことにより、容易にプリント基板や回
路基板に半導体装置を半田付けによって取付けることが
できるようにしていた。したがって、ほとんどの半導体
装置には、外部接続用電極リード線部分にPbを含有し
ていた。そのPb−Sn系半田層はめっきまたはディッ
プによって付着形成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、Pbを含む半
田を用いての半導体装置の半田付けは環境対策上好まし
くない。
【0004】そこで近年、半田付けの容易な金属である
パラジウム(Pd)を予めリードフレームに付着形成さ
せておくことで、組み立て後の半田付着を不要にすると
ともに、Pbを含まない半導体装置が紹介されている
(例えば、日経エレクトロニクス:no.622,p1
7,1994)。しかし、Pdめっきは、鉄系の材料に
付着形成させると、電位差により腐食反応が起こるた
め、リードフレーム材質は銅材に限定されるという問題
があった。
【0005】この発明は、環境対策上好ましく、銅材の
リードに限定されず、しかも半田付けが容易でかつ強固
に行える電子部品の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電子部品
の製造方法は、外部接続用電極リード線に、SnとBi
とからなり、Biを4重量%未満含有してなる合金層を
付着形成し、Biを4重量%以上含有する合金層は付着
形成しない電子部品の製造方法であって、外部接続用電
極リード線に合金層を付着形成した後、前記外部接続用
電極リード線を曲げ加工することを特徴とするものであ
る。
【0007】請求項1記載の電子部品の製造方法によれ
ば、SnにBiを含有したものであって適用対象が銅材
のリードに限定されない。また、Biによって接着の役
目を果たすSnの融点を下げることができ、低い温度で
電子部品をプリント基板や回路基板に半田付けによって
容易に取付けることができる。さらに、合金層に十分な
機械的強度を持たせることができ、熱疲労に対しても劣
化が少なく、プリント基板や回路基板に強固に半田付け
でき、半田接合部分の信頼性を高めることができる。ま
た、Biの含有量を4重量%未満とすることにより、曲
げ加工時にリード線の素地が見えるめっきクラックを防
止することができる。
【0008】請求項2記載の電子部品の製造方法は、請
求項1において、合金層がPbを含まないことを特徴と
するものである。
【0009】請求項2記載の電子部品の製造方法によれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、合金層にPbを含ま
ないので環境対策上好ましい。
【0010】請求項3記載の電子部品の製造方法は、請
求項1において、外部接続用電極リード線に付着形成す
る最外層の金属層として、SnとBiとからなり、Bi
の含有量が4重量%未満である合金層を付着形成するこ
とを特徴とするものである。
【0011】請求項3記載の電子部品の製造方法によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0012】請求項4記載の電子部品の製造方法は、請
求項1において、合金層を付着形成した後、アニール処
理を施して、ウイスカーを防止することを特徴とするも
のである。
【0013】請求項4記載の電子部品の製造方法によれ
ば、付着形成された合金層に対してアニール処理を施す
ことにより、Snが素材に拡散してSnと素材との間に
合金層が形成され、表面のSn濃度が低下するのでウイ
スカーを防止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】電子部品は、外部接続用電極リー
ド線に付着形成する最外層の金属層として、従来のPb
−Sn系半田に代えて、主として接着の役目を果たすS
n(融点232℃)に、その融点を低下させる金属とし
てビスマス(Bi)を混ぜたSn−Bi系合金を採用し
た。また、外部接続用電極リード線の半田付けを容易に
するための添加金属としてAgとCuを選択した。すな
わち、電子部品の外部接続用電極リード線の最外層の金
属層として、Sn−Bi系合金を用い、AgとCuを添
加している。なお、AgとCuについては、いずれか片
方だけの添加もしくは両方の添加のいずれでもよく、ま
た添加しなくてもよい。添加する場合には、同量ではC
uに比べてAgの方が効果が大である。
【0015】なお、AgまたはCuを添加すると、半田
付けが容易になるのは、Snに対してAgやCuが溶解
し易いためである。すなわち、半田付け時の半田ペース
ト中のSnに対してリード線側のAgやCuが溶解し易
くなり、半田付けが容易になるのである。一方、Biの
含有量が4重量%未満と少ないため、Snの酸化を防止
するためにAuめっき皮膜を付着形成することで、半田
付け性の向上になる。
【0016】ここで、Biの含有量を4重量%未満とし
たのは、4重量%以上であると、曲げ加工時に電極リー
ド線の素地が見えるめっきクラックが発生するためであ
る(表1参照)。
【0017】
【表1】
【0018】電極リードの素地が見えると、素地の酸化
が起こり、半田ペーストとの接合が不十分となり、接合
強度に大きな影響を及ぼすことから、Biの含有量は半
田接合部の信頼性に大きく影響する。なお、表1中3重
量%では、素地の見えない単なるクラックであり、半田
接合部の信頼性に特に大きな影響はない。
【0019】図2および図3に、接合強度試験結果を示
す。この接合強度試験は、実際に半導体パッケージが製
造されてから、セットメーカで実装されるまでの期間を
考慮した試験である。図2は、外部接続用電極リード線
の材質が鉄系の場合であり、10%ものBiを入れると
接合強度は大きく低下する。また、図3は銅系の材質で
あり、現行のSn−Pbと比較して、Biの含有量が4
%を超えると接合強度は低下する。なお、図中「after
mount 」とは、半導体パッケージを製造し、その直後に
実装して接合強度を測定した例である。その他の前処理
は、製造から実装までの保管を想定したものである。
【0020】半田付け性の向上のために、例えば3重量
%未満のAgや1重量%程度のCuというように、合計
で4重量%未満の範囲内でAgとCuの何れか少なくと
も一方を添加した。また、例えばAgを4重量%未満添
加してCuは0重量%としてもよく、またCuを4重量
%未満添加してAgを0重量%としてもよい。合計の添
加量が同じなら、Agを多くした方が効果が高い。
【0021】なお、Ag,Cuの添加量が4重量%未満
としたのは、それを超えると析出が早くなり、表面が凹
凸化してザラザラになり、またマイグレーション現象に
よって電気的ショート不良を発生し易くなり、さらに半
田付けの改善効果が弱くなるからである。
【0022】外部接続用電極リード線にSn−Biの金
属層をディップ法(浸透法)により形成する場合には、
付着形成時に金属層が酸化され易いので、AgとCuの
添加は行った方がよいが、電気めっきや無電界めっき等
で金属層を形成する場合には、付着形成時に金属層の酸
化は少なく、AgとCuの添加は行わなくてもよい。た
だ、長時間の放置あるいは後の工程で基板との接続時な
どに酸化されることが考えられるので、AgとCuは添
加した方が好ましい。
【0023】また、外部接続用電極リード線に付着形成
する際に、1つの合金層として付着するだけでなく、S
n,Bi,Ag,Cuの単体もしくは合金などの多層構
造の金属層としてもよく、この場合、外部接続用電極リ
ード線の半田付け時に金属層が溶融して混ざり合い、均
一な組成になる。
【0024】また、外部接続用電極リード線に金属層を
付着形成する前に、外部接続用電極リード線にCuもし
くはNi等の下地金属層を形成しておき、この下地金属
層の上に金属層を付着形成することにより、経時変化の
少ない接合とすることができる。つまり、下地金属層
(NiもしくはCu)の下は、一般にFe/Ni合金ま
たはCuである。このFe/Ni合金またはCuは、工
程を経過することで変質し(化合物の形成もしくは酸
化)、金属層の付着性を悪くし、経時変化によってその
接合部分にクラックが生成し、断線に至る可能性がある
が、上記のように下地金属層を設けておくと、そのよう
な問題を回避することができる。
【0025】また、電子部品の製造方法としては、金属
層を電流密度1.5A/dm2 以下の条件で電気めっき
する。電流密度を1.5A/dm2 以下としたのは、電
流密度によって粒子径が変化し、半田付け性が劣化する
からである。つまり、電流密度が大きいと粒子径が大き
くなって半田付け性が悪くなり、電流密度1.5A/d
m2 以下にすることにより外部接続用電極リード線に付
着する金属層を構成する粒子の粒径を小さくすることが
でき、その結果、外部接続用電極リード線の半田付けが
容易に行えるようになる。
【0026】以上をまとめると、以下のようになる。す
なわち、外部接続用電極リード線に、最外層の金属層と
してSnにBiを4重量%未満含有した金属層を付着形
成し、つまり被覆したことを特徴とするものである。そ
して、SnにBiを4重量%未満含有した金属層に、さ
らに4重量%未満の範囲でAgを含有し、または4重量
%未満の範囲でCuを含有し、または合計で4重量%未
満の範囲でAgとCuを含有する。さらに、Biの含有
量が少なくなるためウイスカーを防止するためアニール
処理をし、また半田付け性を向上させる目的でAu皮膜
を付着形成する。なお、単位原子層から0.1μm以下
の間にAu皮膜を付着形成する。Au皮膜を付着形成す
る目的は、Sn−Biの酸化を少なくするためであり、
単位原子層から0.1μm以下の間に付着形成するの
は、Au皮膜が厚くなってコストアップになるのを避け
るためであり、0.1μm以下で十分な耐酸化性があ
る。また、AgまたはCuまたはそれら両方の含有範囲
は4重量%未満とあるが、これは0重量%を超えて4重
量%未満ということである。
【0027】ここで、AgとCuの添加の作用について
説明する。Ag+Cuの構成は、以下の3種類のSn酸
化進行の課題を工程順に解決し、かつSn酸化後の半田
付け性の4種類の課題を総合して解決するものである。
【0028】A:金属層の形成時 A1:ディップ法(溶融したものに漬けるため、Snが
酸化し易い) Snの酸化防止のために、Ag+Cuを4重量%未満含
有させる。AgとCuは、単独でもよい。なお、酸化防
止の効果は、同じ量ならAgの方が高い。
【0029】A2:電気めっき法(Snの酸化は少な
い) Ag+Cuは、後工程を考慮すると含有させた方が望ま
しい。
【0030】B:リードが製造されてから実際に使用さ
れるまでに、長い場合で1年程度放置されることに対し
て日本の日常1年分に相当する85℃/85%/16時
間の試験で、リード金属層のSnに酸化が見られる。そ
の酸化防止に、Ag+Cuを4重量%未満含有させると
よい。AgとCuは単独でもよい。なお、酸化防止の効
果は、同じ量ならAgの方が高い。
【0031】C:基板などに電子部品を半田付けすると
きの課題 C1:半田ペースト、リード金属層のSnが酸化する。
その酸化防止に、Ag+Cuを4重量%未満含有させる
とよい。AgとCuは単独でもよい。なお、酸化防止の
効果は、同じ量ならAgの方が高い。
【0032】C2:Snの酸化があると、半田ペースト
による電子部品の半田付けが困難で、信頼性が低下す
る。その解決策として、Ag+Cuを4重量%未満含有
させるとよい。AgとCuは単独でもよい。なお、Ag
+Cuは以下のように作用する。つまり、半田ペースト
中のSnにリード金属層中のAg+Cuが溶解し、Sn
の酸化があっても半田付けが容易となり、リードと基板
と半田ペーストとの付着強度が高く、信頼性が向上す
る。
【0033】以上のように、Ag+Cuの効果は、最終
的にはC2の項に述べた通りであるが、途中段階のA
1,B,C1の項の工程での酸化防止効果も複合された
ものとなる。言い換えれば、A,B,Cの各項でのSn
の酸化防止が、半田付け容易ということになり、したが
ってリードと基板と半田ペーストとの付着強度が高く、
信頼性が向上する。
【0034】
【実施例】次に、図1を用いて具体的な実施例について
説明する。
【0035】図1は、電子部品となる半導体装置の正面
図を示しており、1は半導体素子、2は金属ワイヤ、3
はダイボンド剤、4は成形用樹脂、5は外部接続用電極
リード線、6はプリント基板や回路基板への取付けを容
易にするための金属層である。
【0036】実施例1 銅材のリードフレーム上に半導体素子がダイボンドさ
れ、外部電極との配線も施され、樹脂封止およびリード
加工の終了した半導体装置の外部接続用電極リード線
に、厚さ1〜3μmの下地Niめっき膜(下地金属層)
を形成した後、さらにその下地金属層上にBiを2重量
%含むSn−Bi合金膜(金属層)を電流密度1.0A
/dm2 で厚さ10μmに付着形成した。
【0037】実施例2 鉄−ニッケル材のリードフレーム上に半導体素子がダイ
ボンドされ、外部電極との配線も施され、樹脂封止およ
びリード加工の終了した半導体装置の外部接続用電極リ
ード線に、厚さ1〜2μmの下地Cuめっき膜(下地金
属層)を形成した後、さらにその下地金属層上にBiを
2重量%含むSn−Bi合金膜(金属層)を電流密度
1.5A/dm2 で厚さ12μmに付着形成した。
【0038】実施例3 実施例1と同様にして、樹脂封止およびリード加工の終
了した銅材の外部接続用電極リード線に、下地Ni膜
(下地金属層)を形成した後、280度に加熱させてい
るSn−Bi−Ag(85−10−5重量%)中にディ
ップし、厚さ20μmの金属層を付着形成した。
【0039】
【発明の効果】請求項1記載の電子部品の製造方法によ
れば、SnにBiを含有したものであって適用対象が銅
材のリードに限定されない。また、Biによって接着の
役目を果たすSnの融点を下げることができ、低い温度
で電子部品をプリント基板や回路基板に半田付けによっ
て容易に取付けることができる。さらに、合金層に十分
な機械的強度を持たせることができ、熱疲労に対しても
劣化が少なく、プリント基板や回路基板に強固に半田付
けでき、半田接合部分の信頼性を高めることができる。
また、Biの含有量を4重量%未満とすることにより、
曲げ加工時にリード線の素地が見えるめっきクラックを
防止することができる。
【0040】請求項2記載の電子部品の製造方法によれ
ば、請求項1と同様な効果のほか、合金層にPbを含ま
ないので環境対策上好ましい。
【0041】請求項3記載の電子部品の製造方法によれ
ば、請求項1と同様な効果がある。
【0042】請求項4記載の電子部品の製造方法によれ
ば、付着形成された合金層に対してアニール処理を施す
ことにより、Snが素材に拡散してSnと素材との間に
合金層が形成され、表面のSn濃度が低下するのでウイ
スカーを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の製造方法によって製造される電子部
品の正面図である。
【図2】鉄系の材質におけるSn−Bi合金中のBi含
有量と接合強度の関係を示す特性図である。
【図3】銅系の材質におけるSn−Bi合金中のBi含
有量と接合強度の関係を示す特性図である。
【符号の説明】
5 外部接続用電極リード線 6 金属層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 楢岡 浩喜 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 澤田 富造 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 青井 和廣 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5F067 AA00 DC12 DC16

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部接続用電極リード線に、SnとBi
    とからなり、Biを4重量%未満含有してなる合金層を
    付着形成し、Biを4重量%以上含有する合金層は付着
    形成しない電子部品の製造方法であって、 外部接続用電極リード線に合金層を付着形成した後、前
    記外部接続用電極リード線を曲げ加工することを特徴と
    する電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】 合金層はPbを含まないことを特徴とす
    る請求碩1に記載の電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】 外部接続用電極リード線に付着形成する
    最外層の金属層として、SnとBiとからなり、Biの
    含有量が4重量%未満である合金層を付着形成すること
    を特徴とする請求項1に記載の電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】 合金層を付着形成した後、アニール処理
    を施して、ウイスカーを防止することを特徴とする請求
    項1に記載の電子部品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005203781A (ja) * 2004-01-12 2005-07-28 Agere Systems Inc メッキされた導電リード上の成長形成を減少させるための方法および装置
US7547581B2 (en) 2005-09-15 2009-06-16 Renesas Technology Corp. Manufacturing method of a semiconductor device to suppress generation of whiskers

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