JP2002366305A - タッチパネル入力装置 - Google Patents
タッチパネル入力装置Info
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- JP2002366305A JP2002366305A JP2001169378A JP2001169378A JP2002366305A JP 2002366305 A JP2002366305 A JP 2002366305A JP 2001169378 A JP2001169378 A JP 2001169378A JP 2001169378 A JP2001169378 A JP 2001169378A JP 2002366305 A JP2002366305 A JP 2002366305A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単な操作で何時でも確実に位置補正モード
に移行させることができるタッチパネル入力装置を提供
する。 【解決手段】 位置補正モードの起動中に、表示画面に
表示された位置補正用表示画面部位に平面座標的に対応
する位置補正用タッチパネル部位がタッチ操作された場
合に位置補正用タッチパネル部位相当位置信号データを
検出して記憶可能で、各入力用表示画面部位に平面座標
的に対応する各入力用タッチパネル部位の各入力用位置
信号データを記憶されている位置補正用タッチパネル部
位相当位置信号データを基準として自動的に補正可能で
あって、タッチパネル上の任意のタッチパネル部位が予
め設定されたタッチ操作態様要件を満たす態様でタッチ
操作された場合に当該時モードから位置補正モードに自
動移行可能に形成されている。
に移行させることができるタッチパネル入力装置を提供
する。 【解決手段】 位置補正モードの起動中に、表示画面に
表示された位置補正用表示画面部位に平面座標的に対応
する位置補正用タッチパネル部位がタッチ操作された場
合に位置補正用タッチパネル部位相当位置信号データを
検出して記憶可能で、各入力用表示画面部位に平面座標
的に対応する各入力用タッチパネル部位の各入力用位置
信号データを記憶されている位置補正用タッチパネル部
位相当位置信号データを基準として自動的に補正可能で
あって、タッチパネル上の任意のタッチパネル部位が予
め設定されたタッチ操作態様要件を満たす態様でタッチ
操作された場合に当該時モードから位置補正モードに自
動移行可能に形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置補正モードの
起動中に、表示画面に表示された位置補正用表示画面部
位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル部位
がタッチ操作された場合に当該位置補正用タッチパネル
部位相当位置信号データを検出して記憶可能であるとと
もに各入力用表示画面部位に平面座標的に対応する各入
力用タッチパネル部位の当該各入力用位置信号データを
記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当位置信
号データを基準として補正可能に形成されたタッチパネ
ル入力装置に関する。
起動中に、表示画面に表示された位置補正用表示画面部
位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル部位
がタッチ操作された場合に当該位置補正用タッチパネル
部位相当位置信号データを検出して記憶可能であるとと
もに各入力用表示画面部位に平面座標的に対応する各入
力用タッチパネル部位の当該各入力用位置信号データを
記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当位置信
号データを基準として補正可能に形成されたタッチパネ
ル入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6,図7において、携帯型のタッチパ
ネル入力装置10Pは、制御部(CPU11,ROM1
2,RAM13)、スイッチ部15、コントローラ25
を介して接続された表示器(例えば、LCD)20およ
びコントローラ35を介して接続されたタッチパネル3
0から形成されている。
ネル入力装置10Pは、制御部(CPU11,ROM1
2,RAM13)、スイッチ部15、コントローラ25
を介して接続された表示器(例えば、LCD)20およ
びコントローラ35を介して接続されたタッチパネル3
0から形成されている。
【0003】スイッイ部15には、平面的大きさの最小
化要請から最小限的な電源ON/OFF用のスイッチS
W1,コントラスト調整用のスイッチSW2および輝度
調整用のスイッチSW3が設けられている。その他の指
令スイッチやデータの入力用スイッチ等は、表示器20
に表示される表示スイッチとして形成される。そして、
表示スイッチに対応するタッチパネル30の部位をタッ
チ操作(タップ)することにより、入力用スイッチのス
イッチ操作をしたことになる。
化要請から最小限的な電源ON/OFF用のスイッチS
W1,コントラスト調整用のスイッチSW2および輝度
調整用のスイッチSW3が設けられている。その他の指
令スイッチやデータの入力用スイッチ等は、表示器20
に表示される表示スイッチとして形成される。そして、
表示スイッチに対応するタッチパネル30の部位をタッ
チ操作(タップ)することにより、入力用スイッチのス
イッチ操作をしたことになる。
【0004】すなわち、例えば抵抗薄膜方式のタッチパ
ネル30の位置検出(測定)原理を、X座標測定時の等
価回路を示す図8,Y座標測定時の等価回路を示す図9
および接触検出時の等価回路を示す図10を参照して説
明する。
ネル30の位置検出(測定)原理を、X座標測定時の等
価回路を示す図8,Y座標測定時の等価回路を示す図9
および接触検出時の等価回路を示す図10を参照して説
明する。
【0005】タッチパネル30は、2枚のプレートを有
し、タッチパネル抵抗網31中のR1,R2はXプレー
トのプレート抵抗で、R3,R4はYプレートのプレー
ト抵抗で、R5はXプレートとYプレートとの接触抵抗
である。
し、タッチパネル抵抗網31中のR1,R2はXプレー
トのプレート抵抗で、R3,R4はYプレートのプレー
ト抵抗で、R5はXプレートとYプレートとの接触抵抗
である。
【0006】したがって、タッチパネル30の所望部位
を押圧(タップ)することでXプレートとYプレートと
は、接触抵抗R5により接触する。この際のR1とR2
との抵抗比がX座標の物理的位置を示し、R3とR4と
の抵抗比がY座標の物理的位置を示す。
を押圧(タップ)することでXプレートとYプレートと
は、接触抵抗R5により接触する。この際のR1とR2
との抵抗比がX座標の物理的位置を示し、R3とR4と
の抵抗比がY座標の物理的位置を示す。
【0007】図8において、接点の位置(X座標)を測
定する場合、まずX1端子・X2端子間に電圧(bia
s)を印加する。タッチパネル30が押圧された位置の
接点電圧Vpは、R1とR2とにより分圧された電圧で
あり、接点抵抗R5とYプレート抵抗R3,R4を介し
て出力される。この出力電圧VoutをA/Dコンバー
タで数値化することで、X座標の位置を測定することが
できる。
定する場合、まずX1端子・X2端子間に電圧(bia
s)を印加する。タッチパネル30が押圧された位置の
接点電圧Vpは、R1とR2とにより分圧された電圧で
あり、接点抵抗R5とYプレート抵抗R3,R4を介し
て出力される。この出力電圧VoutをA/Dコンバー
タで数値化することで、X座標の位置を測定することが
できる。
【0008】同様に、接点の位置(Y座標)を測定する
場合、図9に示すようにY1端子・Y2端子間に電圧
(bias)を印加する。タッチパネル30が押圧され
た位置の接点電圧Vpは、R3とR4とにより分圧され
た電圧であり、接点抵抗R5とXプレート抵抗R1,R
2を介して出力される。この出力電圧VoutをA/D
コンバータで数値化することで、Y座標の位置を測定す
ることができる。
場合、図9に示すようにY1端子・Y2端子間に電圧
(bias)を印加する。タッチパネル30が押圧され
た位置の接点電圧Vpは、R3とR4とにより分圧され
た電圧であり、接点抵抗R5とXプレート抵抗R1,R
2を介して出力される。この出力電圧VoutをA/D
コンバータで数値化することで、Y座標の位置を測定す
ることができる。
【0009】これら測定は、図10に示す接触検出後に
行われる。同図において、Xプレート・Yプレート間に
入力抵抗Rintを介してバイアス電圧biasを印加
しておく。タッチパネル30が押圧されていない時は接
触抵抗R5の抵抗値が非常に大きいので、Xプレート・
Yプレート間には電流は流れない。
行われる。同図において、Xプレート・Yプレート間に
入力抵抗Rintを介してバイアス電圧biasを印加
しておく。タッチパネル30が押圧されていない時は接
触抵抗R5の抵抗値が非常に大きいので、Xプレート・
Yプレート間には電流は流れない。
【0010】ここで、タッチパネル30のある部位が例
えばペン先で押圧されると、Xプレート・Yプレート間
に電流が流れ、X1端子またはX2端子の電圧が降下す
る。この電圧降下をシュミットトリガタイプのバッファ
32,33およびNORゲート34でON検出する。つ
まり、接触検出を行っている。
えばペン先で押圧されると、Xプレート・Yプレート間
に電流が流れ、X1端子またはX2端子の電圧が降下す
る。この電圧降下をシュミットトリガタイプのバッファ
32,33およびNORゲート34でON検出する。つ
まり、接触検出を行っている。
【0011】逆に、タッチパネル30から例えばペン先
が離れると、Xプレート・Yプレート間に電流が流れな
くなり、X1端子またはX2端子の電圧が上昇する。こ
の電圧上昇をシュミットトリガタイプのバッファ32,
33およびNORゲート34でOFF検出する。つま
り、非接触検出を行っている。
が離れると、Xプレート・Yプレート間に電流が流れな
くなり、X1端子またはX2端子の電圧が上昇する。こ
の電圧上昇をシュミットトリガタイプのバッファ32,
33およびNORゲート34でOFF検出する。つま
り、非接触検出を行っている。
【0012】かくして、LCD(20)の表示画面20
G上で選択された位置補正用表示画面部位[例えば、図
11に示すポイントマーク(+)P1〜P5]を表示さ
せ、各ポイントマーク(+)P1〜P5に対応する各位
置補正用タッチパネル部位のそれぞれに押圧した時の当
該各部位相当位置信号を当該各補正用位置信号データと
して例えば図7に示す補正用位置信号データファイル1
3HSDMに格納しておく。
G上で選択された位置補正用表示画面部位[例えば、図
11に示すポイントマーク(+)P1〜P5]を表示さ
せ、各ポイントマーク(+)P1〜P5に対応する各位
置補正用タッチパネル部位のそれぞれに押圧した時の当
該各部位相当位置信号を当該各補正用位置信号データと
して例えば図7に示す補正用位置信号データファイル1
3HSDMに格納しておく。
【0013】そして、データ入力用スイッチ(例えば、
図11に点線で示したスイッチSW100)に対応する
タッチパネル部位の位置信号データを、補正用位置信号
データファイル13HSDMに格納されている各補正用
位置信号データを基準にして決定しかつ入力用位置信号
データ(X座標およびY座標の各位置)として例えば入
力用位置信号データファイル13IIDMに格納してお
く。
図11に点線で示したスイッチSW100)に対応する
タッチパネル部位の位置信号データを、補正用位置信号
データファイル13HSDMに格納されている各補正用
位置信号データを基準にして決定しかつ入力用位置信号
データ(X座標およびY座標の各位置)として例えば入
力用位置信号データファイル13IIDMに格納してお
く。
【0014】かくして、タッチパネル30のある部位が
押圧された場合に、入力用位置信号データファイル13
IIDMを参照して、当該時に検出されたX座標および
Y座標の各位置信号データに対応する入力用位置信号デ
ータを特定すること、つまりデータを入力することがで
きる。
押圧された場合に、入力用位置信号データファイル13
IIDMを参照して、当該時に検出されたX座標および
Y座標の各位置信号データに対応する入力用位置信号デ
ータを特定すること、つまりデータを入力することがで
きる。
【0015】ところで、諸事情(例えば、温度変化等)
により各抵抗値が増減変化すると、入力用位置信号デー
タファイル13IIDMを参照して当該時に検出された
位置信号データに対応する入力用位置信号データを特定
していたのでは狂いが生じる。
により各抵抗値が増減変化すると、入力用位置信号デー
タファイル13IIDMを参照して当該時に検出された
位置信号データに対応する入力用位置信号データを特定
していたのでは狂いが生じる。
【0016】そこで、特定補正用位置信号データファイ
ル13HSDMに格納されている各補正用位置信号デー
タを見直し、見直し後の各補正用位置信号データを利用
して入力用位置信号データファイル13IIDMに格納
されている入力用位置信号データ(X座標およびY座標
の位置)を補正しなければならない。
ル13HSDMに格納されている各補正用位置信号デー
タを見直し、見直し後の各補正用位置信号データを利用
して入力用位置信号データファイル13IIDMに格納
されている入力用位置信号データ(X座標およびY座標
の位置)を補正しなければならない。
【0017】すなわち、位置補正モードの起動中(図1
2)に、表示画面20Gに表示された位置補正用表示画
面部位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル
部位がタッチ操作された場合に当該位置補正用タッチパ
ネル部位相当位置信号データを検出して記憶可能である
とともに、各入力用表示画面部位に平面座標的に対応す
る各入力用タッチパネル部位の各入力用位置信号データ
を記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当位置
信号データを基準として補正可能に形成されている。
2)に、表示画面20Gに表示された位置補正用表示画
面部位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル
部位がタッチ操作された場合に当該位置補正用タッチパ
ネル部位相当位置信号データを検出して記憶可能である
とともに、各入力用表示画面部位に平面座標的に対応す
る各入力用タッチパネル部位の各入力用位置信号データ
を記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当位置
信号データを基準として補正可能に形成されている。
【0018】この位置補正は、詳しくは、図12に示す
手順で実行される。位置補正モードを起動させてから、
オペレータが表示画面20Gに表示(ST30)された
位置補正用表示画面部位(例えば、ポイントマークP
1)に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル部
位にタッチ操作(ST31でYES)すると、当該位置
補正用タッチパネル部位相当位置信号データが検出(S
T32)され、補正用位置信号データメモリ(13HS
DM)に格納されていた補正用位置信号データを今回検
出の新たな補正用位置信号データに更新して記憶(ST
33)する。全ポイントマークP2〜P5について行う
(ST34でYES)。
手順で実行される。位置補正モードを起動させてから、
オペレータが表示画面20Gに表示(ST30)された
位置補正用表示画面部位(例えば、ポイントマークP
1)に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル部
位にタッチ操作(ST31でYES)すると、当該位置
補正用タッチパネル部位相当位置信号データが検出(S
T32)され、補正用位置信号データメモリ(13HS
DM)に格納されていた補正用位置信号データを今回検
出の新たな補正用位置信号データに更新して記憶(ST
33)する。全ポイントマークP2〜P5について行う
(ST34でYES)。
【0019】すると、入力用位置信号データファイル1
3IIDMに格納されていた各入力用表示画面部位(P
1〜P5)に平面座標的に対応する各入力用タッチパネ
ル部位の各入力用位置信号データを、補正用位置信号デ
ータメモリ(13HSDM)に更新記憶された今回の位
置補正用タッチパネル部位相当位置信号データを基準と
して、自動的に補正(ST35)しかつ各入力用位置信
号データ(補正用位置信号データ)を更新(書換え)す
る。
3IIDMに格納されていた各入力用表示画面部位(P
1〜P5)に平面座標的に対応する各入力用タッチパネ
ル部位の各入力用位置信号データを、補正用位置信号デ
ータメモリ(13HSDM)に更新記憶された今回の位
置補正用タッチパネル部位相当位置信号データを基準と
して、自動的に補正(ST35)しかつ各入力用位置信
号データ(補正用位置信号データ)を更新(書換え)す
る。
【0020】したがって、各抵抗値に変化が生じた場合
でも、自動補正をしてから、例えば図11に示すスイッ
チSW100をタッチ操作すれば、スイッチSW100
に対応するデータを正確に入力することができるわけで
ある。
でも、自動補正をしてから、例えば図11に示すスイッ
チSW100をタッチ操作すれば、スイッチSW100
に対応するデータを正確に入力することができるわけで
ある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来装置1
0Pでは、電源スイッチSWIをOFF状態からON状
態に切換える電源投入時に位置補正モードを起動させて
いる。この方法であれば、電源投入時に必ず実行される
ので、位置補正モードの起動忘れを防止できる。
0Pでは、電源スイッチSWIをOFF状態からON状
態に切換える電源投入時に位置補正モードを起動させて
いる。この方法であれば、電源投入時に必ず実行される
ので、位置補正モードの起動忘れを防止できる。
【0022】しかし、位置補正モードを起動させるため
には、必ずへ電源スイッチSWIをON状態からOFF
状態に切換えた後に、再びON状態としなければならな
い。したがって、OFF状態への切換えまたは再ON状
態に復帰する際に、それまでのデータを自動的にリセッ
トしてしまうCPU11あるいはOSが採用されている
場合には、入力データが消失しますので、電源スイッチ
SWIを用いて位置補正モードを起動させることは認め
られない。
には、必ずへ電源スイッチSWIをON状態からOFF
状態に切換えた後に、再びON状態としなければならな
い。したがって、OFF状態への切換えまたは再ON状
態に復帰する際に、それまでのデータを自動的にリセッ
トしてしまうCPU11あるいはOSが採用されている
場合には、入力データが消失しますので、電源スイッチ
SWIを用いて位置補正モードを起動させることは認め
られない。
【0023】そこで、図6に示す平面状で表示画面20
G以外の領域に配設された各スイッチSW1,SW2,
SW3の他に、2点鎖線で示した位置補正モード起動ス
イッチ(SW120)を設けたものがある。しかし、こ
の方法は、一段の小型化・軽量化およびコスト低減化が
求められる装置(特に、携帯型である場合。)では、ス
イッチの大きさによる全体平面の大型化や内部配線の必
要性等の理由から許され難い場合が多い。
G以外の領域に配設された各スイッチSW1,SW2,
SW3の他に、2点鎖線で示した位置補正モード起動ス
イッチ(SW120)を設けたものがある。しかし、こ
の方法は、一段の小型化・軽量化およびコスト低減化が
求められる装置(特に、携帯型である場合。)では、ス
イッチの大きさによる全体平面の大型化や内部配線の必
要性等の理由から許され難い場合が多い。
【0024】かくして、表示画面20G内に図11に2
点鎖線で示すように表示された位置補正モード起動用ス
イッチSW110を設け、点線で示すように表示された
データ入力用スイッチSW100の場合と同様に、位置
補正モード起動用スイッチSW110をタッチ操作する
ことで、位置補正モードを起動できるように形成したも
のが試行されている。
点鎖線で示すように表示された位置補正モード起動用ス
イッチSW110を設け、点線で示すように表示された
データ入力用スイッチSW100の場合と同様に、位置
補正モード起動用スイッチSW110をタッチ操作する
ことで、位置補正モードを起動できるように形成したも
のが試行されている。
【0025】しかし、タッチパネル30の方式(例え
ば、上記の抵抗薄膜方式,静電方式等)や使用環境(温
度変化等)によって検出位置が大きく狂ってしまう装置
では、この方法は、採用することが難しいとの指摘があ
る。例えば、2点鎖線で示すように表示された位置補正
モード起動用スイッチSW110を押圧したら、点線で
示すように表示されたデータ入力用スイッチSW100
を押圧した場合と同様に当該データが入力されたものと
誤作動する場合があり得るからである。
ば、上記の抵抗薄膜方式,静電方式等)や使用環境(温
度変化等)によって検出位置が大きく狂ってしまう装置
では、この方法は、採用することが難しいとの指摘があ
る。例えば、2点鎖線で示すように表示された位置補正
モード起動用スイッチSW110を押圧したら、点線で
示すように表示されたデータ入力用スイッチSW100
を押圧した場合と同様に当該データが入力されたものと
誤作動する場合があり得るからである。
【0026】本発明の目的は、簡単な操作で何時でも確
実に位置補正モードに移行させることができるタッチパ
ネル入力装置を提供することにある。
実に位置補正モードに移行させることができるタッチパ
ネル入力装置を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】本願発明は、例えば抵抗
薄膜方式の場合にタッチパネル上の押圧された位置の測
定(検出)前に、その準備として当該位置にペンや指先
が接触されたことを検出していることに着目し、位置補
正モード起動用スイッチをタッチパネルおよび表示画面
上の絶対位置として定義するのでなく、その全画面を位
置補正モードへの移行用スイッチ相当として取扱可能に
形成したものである。
薄膜方式の場合にタッチパネル上の押圧された位置の測
定(検出)前に、その準備として当該位置にペンや指先
が接触されたことを検出していることに着目し、位置補
正モード起動用スイッチをタッチパネルおよび表示画面
上の絶対位置として定義するのでなく、その全画面を位
置補正モードへの移行用スイッチ相当として取扱可能に
形成したものである。
【0028】すなわち、請求項1の発明は、位置補正モ
ードの起動中に、表示画面に表示された位置補正用表示
画面部位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネ
ル部位がタッチ操作された場合に当該位置補正用タッチ
パネル部位相当位置信号データを検出して記憶可能であ
るとともに各入力用表示画面部位に平面座標的に対応す
る各入力用タッチパネル部位の当該各入力用位置信号デ
ータを記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当
位置信号データを基準として自動的に補正可能に形成さ
れたタッチパネル入力装置において、前記タッチパネル
上の任意のタッチパネル部位が予め設定されたタッチ操
作態様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該
時モードから前記位置補正モードに自動移行可能に形成
した、タッチパネル入力装置である。
ードの起動中に、表示画面に表示された位置補正用表示
画面部位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパネ
ル部位がタッチ操作された場合に当該位置補正用タッチ
パネル部位相当位置信号データを検出して記憶可能であ
るとともに各入力用表示画面部位に平面座標的に対応す
る各入力用タッチパネル部位の当該各入力用位置信号デ
ータを記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当
位置信号データを基準として自動的に補正可能に形成さ
れたタッチパネル入力装置において、前記タッチパネル
上の任意のタッチパネル部位が予め設定されたタッチ操
作態様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該
時モードから前記位置補正モードに自動移行可能に形成
した、タッチパネル入力装置である。
【0029】かかる発明では、オペレータは、例えばデ
ータ入力モードにおいて入力操作した結果が異常であっ
たり、ミス入力が生じたりすることを発見した場合に
は、位置補正の必要性を感じる。そこで、タッチパネル
上の任意のタッチパネル部位をタッチ操作する。このタ
ッチ操作の態様が、予め設定されたタッチ操作態様要件
(例えば、設定時間間隔で設定回数だけタッチ操作され
る態様)を満たす態様であった場合に、タッチ操作され
た時に起動されていたモードつまり当該時モード(例え
ば、初期画面モード,データ入力モード,データ転送モ
ード等)から位置補正モードに自動移行させることがで
きる。
ータ入力モードにおいて入力操作した結果が異常であっ
たり、ミス入力が生じたりすることを発見した場合に
は、位置補正の必要性を感じる。そこで、タッチパネル
上の任意のタッチパネル部位をタッチ操作する。このタ
ッチ操作の態様が、予め設定されたタッチ操作態様要件
(例えば、設定時間間隔で設定回数だけタッチ操作され
る態様)を満たす態様であった場合に、タッチ操作され
た時に起動されていたモードつまり当該時モード(例え
ば、初期画面モード,データ入力モード,データ転送モ
ード等)から位置補正モードに自動移行させることがで
きる。
【0030】すなわち、表示画面内およびタッチパネル
面以外の面に補正モード移行指令スイッチを設けなくと
も、タッチパネル部位と表示画面部位との信号関係のミ
スマッチが生じたとしても、任意のタッチパネル部位を
触れることで当該時モードから位置補正モードに確実に
移行させることができる。
面以外の面に補正モード移行指令スイッチを設けなくと
も、タッチパネル部位と表示画面部位との信号関係のミ
スマッチが生じたとしても、任意のタッチパネル部位を
触れることで当該時モードから位置補正モードに確実に
移行させることができる。
【0031】したがって、簡単な操作で何時でも確実に
位置補正モードに移行させることができるとともに、取
扱い簡素化を図りつつ装置全体の平面的小型化を達成で
き、かつ電源投入を条件に位置補正をする方式でないか
ら例えばOS上の事由からそれまでの入力データ等が消
失されてしまうという不都合を回避できるので、適応性
が広い。
位置補正モードに移行させることができるとともに、取
扱い簡素化を図りつつ装置全体の平面的小型化を達成で
き、かつ電源投入を条件に位置補正をする方式でないか
ら例えばOS上の事由からそれまでの入力データ等が消
失されてしまうという不都合を回避できるので、適応性
が広い。
【0032】また、請求項2の発明は、前記タッチ操作
態様要件が時間的態様要件,回数的態様要件または時間
的態様と回数的態様との組合せ態様要件とされたタッチ
パネル入力装置である。
態様要件が時間的態様要件,回数的態様要件または時間
的態様と回数的態様との組合せ態様要件とされたタッチ
パネル入力装置である。
【0033】かかる発明では、タッチ操作態様要件が、
時間的態様要件(例えば、設定時間毎にタッチ操作がな
される態様),回数的態様要件(例えば、設定された複
数回の繰返しタッチ操作がなされる態様)または時間的
態様と回数的態様との組合せ態様要件(例えば、設定時
間内に設定回数のタッチ操作がなされる態様あるいは設
定時間間隔毎になされたタッチ操作回数が設定回数に達
す態様)を満たした場合に位置補正モードに自動移行さ
せることができる。
時間的態様要件(例えば、設定時間毎にタッチ操作がな
される態様),回数的態様要件(例えば、設定された複
数回の繰返しタッチ操作がなされる態様)または時間的
態様と回数的態様との組合せ態様要件(例えば、設定時
間内に設定回数のタッチ操作がなされる態様あるいは設
定時間間隔毎になされたタッチ操作回数が設定回数に達
す態様)を満たした場合に位置補正モードに自動移行さ
せることができる。
【0034】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに当
該時モード(例えば、データ入力モード)における目的
別タッチ操作と位置補正モードへの移行用タッチ操作と
の混乱による誤操作等を未然防止できる。
な作用効果を奏することができることに加え、さらに当
該時モード(例えば、データ入力モード)における目的
別タッチ操作と位置補正モードへの移行用タッチ操作と
の混乱による誤操作等を未然防止できる。
【0035】また、請求項3の発明は、前記タッチ操作
態様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該時
モードから前記位置補正モードに自動移行された旨を前
記表示画面に表示可能に形成されたタッチパネル入力装
置である。
態様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該時
モードから前記位置補正モードに自動移行された旨を前
記表示画面に表示可能に形成されたタッチパネル入力装
置である。
【0036】かかる発明では、タッチ操作の態様がタッ
チ操作態様要件を満たす場合に、当該時モードから位置
補正モードに自動移行された旨が、表示画面に表示され
る。したがって、オペレータは、直ちに、表示画面に表
示された位置補正用表示画面部位に平面座標的に対応す
る位置補正用タッチパネル部位をタッチ操作することが
できる。
チ操作態様要件を満たす場合に、当該時モードから位置
補正モードに自動移行された旨が、表示画面に表示され
る。したがって、オペレータは、直ちに、表示画面に表
示された位置補正用表示画面部位に平面座標的に対応す
る位置補正用タッチパネル部位をタッチ操作することが
できる。
【0037】かくして、位置補正用タッチパネル部位相
当位置信号データが検出され補正用位置信号データメモ
リに更新記憶される。さらに、各入力用表示画面部位に
平面座標的に対応する当該各入力用タッチパネル部位の
各入力用位置信号データを、補正用位置信号データメモ
リに記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当位
置信号データを基準として自動補正しつつ更新書換えす
る、つまり位置補正を迅速に行える。
当位置信号データが検出され補正用位置信号データメモ
リに更新記憶される。さらに、各入力用表示画面部位に
平面座標的に対応する当該各入力用タッチパネル部位の
各入力用位置信号データを、補正用位置信号データメモ
リに記憶されている位置補正用タッチパネル部位相当位
置信号データを基準として自動補正しつつ更新書換えす
る、つまり位置補正を迅速に行える。
【0038】すなわち、請求項1および請求項2の各発
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらにオペレータは位置補正モードに自動移行さ
れた旨を表示により確認できるから、一段と迅速にかつ
容易に位置補正することができる。
明の場合と同様な作用効果を奏することができることに
加え、さらにオペレータは位置補正モードに自動移行さ
れた旨を表示により確認できるから、一段と迅速にかつ
容易に位置補正することができる。
【0039】さらに、請求項4の発明は、前記表示画面
上の選択された表示画面部位に平面座標的に対応する選
択タッチパネル部位の当該時における選択位置信号デー
タを検出可能であるとともに予め設定記憶されていた選
択タッチパネル部位の選択位置基準信号データと検出さ
れた選択位置信号データとを比較して差がある場合には
選択位置信号データが変化している旨を前記表示画面に
表示可能に形成されたタッチパネル入力装置である。
上の選択された表示画面部位に平面座標的に対応する選
択タッチパネル部位の当該時における選択位置信号デー
タを検出可能であるとともに予め設定記憶されていた選
択タッチパネル部位の選択位置基準信号データと検出さ
れた選択位置信号データとを比較して差がある場合には
選択位置信号データが変化している旨を前記表示画面に
表示可能に形成されたタッチパネル入力装置である。
【0040】かかる発明では、例えば定期的に、表示画
面上の予め選択された表示画面部位に平面座標的に対応
する選択タッチパネル部位の当該各時における選択位置
信号データを検出する。すると、予め設定記憶されてい
た当該選択タッチパネル部位の選択位置基準信号データ
と検出された選択位置信号データとを比較して差がある
場合には、選択位置信号データが変化している旨が、表
示画面に表示される。なお、タッチパネル特性が一定に
維持されている場合には、検出される選択位置信号デー
タは一定(選択位置基準信号データと同じ。)であるか
ら、変化している旨が表示されることはない。
面上の予め選択された表示画面部位に平面座標的に対応
する選択タッチパネル部位の当該各時における選択位置
信号データを検出する。すると、予め設定記憶されてい
た当該選択タッチパネル部位の選択位置基準信号データ
と検出された選択位置信号データとを比較して差がある
場合には、選択位置信号データが変化している旨が、表
示画面に表示される。なお、タッチパネル特性が一定に
維持されている場合には、検出される選択位置信号デー
タは一定(選択位置基準信号データと同じ。)であるか
ら、変化している旨が表示されることはない。
【0041】かくして、オペレータは例えば表示画面に
表示されたタッチスイッチに触れても当該入力がなされ
ない入力不能状態やミス入力状態が生じたことを感知し
てから位置補正に移行させようとする場合に比較して、
早期にその必要性を知ることができる。
表示されたタッチスイッチに触れても当該入力がなされ
ない入力不能状態やミス入力状態が生じたことを感知し
てから位置補正に移行させようとする場合に比較して、
早期にその必要性を知ることができる。
【0042】したがって、請求項1から請求項3までの
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにオペレータの取扱い容易化を一段と向
上させつつ、狂いの小さな状態において早期に位置補正
することができる。
各発明の場合と同様な作用効果を奏することができるこ
とに加え、さらにオペレータの取扱い容易化を一段と向
上させつつ、狂いの小さな状態において早期に位置補正
することができる。
【0043】さらにまた、請求項5の発明は、前記選択
位置基準信号データと検出選択位置信号データとの比較
による選択位置信号データの変化の度合が予め設定され
ていた基準度合以上となった場合に前記位置補正モード
に自動移行可能に形成されたタッチパネル入力装置であ
る。
位置基準信号データと検出選択位置信号データとの比較
による選択位置信号データの変化の度合が予め設定され
ていた基準度合以上となった場合に前記位置補正モード
に自動移行可能に形成されたタッチパネル入力装置であ
る。
【0044】かかる発明では、選択位置基準信号データ
と検出選択位置信号データとの比較による選択位置信号
データの変化の度合(差)が予め設定されていた基準度
合(差)以上となった場合に、当該時モードから積極的
に位置補正モードに自動移行される。
と検出選択位置信号データとの比較による選択位置信号
データの変化の度合(差)が予め設定されていた基準度
合(差)以上となった場合に、当該時モードから積極的
に位置補正モードに自動移行される。
【0045】したがって、請求項4の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらにオ
ペレータはタッチパネル特性の狂いや劣化に対する監視
義務から開放されるので、データ入力を一段と迅速に行
える。
な作用効果を奏することができることに加え、さらにオ
ペレータはタッチパネル特性の狂いや劣化に対する監視
義務から開放されるので、データ入力を一段と迅速に行
える。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0047】本タッチパネル入力装置10は、図1に示
す如く、基本的構成・機能が従来例の場合(図6〜図1
2)と同様であるが、タッチパネル30上の任意のタッ
チパネル部位が予め設定されたタッチ操作態様要件を満
たす態様でタッチ操作された場合に当該時モードから位
置補正モードに自動移行可能に形成されている。
す如く、基本的構成・機能が従来例の場合(図6〜図1
2)と同様であるが、タッチパネル30上の任意のタッ
チパネル部位が予め設定されたタッチ操作態様要件を満
たす態様でタッチ操作された場合に当該時モードから位
置補正モードに自動移行可能に形成されている。
【0048】この実施形態では、タッチパネル入力装置
10は、抵抗薄膜方式のタッチパネル30を採用しかつ
携帯情報端末(PDA)として利用される。
10は、抵抗薄膜方式のタッチパネル30を採用しかつ
携帯情報端末(PDA)として利用される。
【0049】確認的に、タッチパネル入力装置10は、
位置補正モードの起動中(図12)に、表示画面20G
に表示された位置補正用表示画面部位(P1〜P5)に
平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル部位がタ
ッチ操作された場合(ST31でYES)に当該位置補
正用タッチパネル部位相当位置信号データを検出(ST
32)して補正用位置信号データメモリ(補正用位置信
号データファイル13HSDM)に更新記憶(ST3
3)可能であるとともに各入力用表示画面部位に平面座
標的に対応する各入力用タッチパネル部位の当該各入力
用位置信号データを補正用位置信号データメモリ(13
HSDM)に記憶されている位置補正用タッチパネル部
位相当位置信号データを基準として自動的に補正しかつ
入力用位置信号データファイル13IIDMに記憶され
ている各入力用位置信号データを補正後の当該各入力用
位置信号データに更新書換え(図12のST35の補
正)可能に形成されている。
位置補正モードの起動中(図12)に、表示画面20G
に表示された位置補正用表示画面部位(P1〜P5)に
平面座標的に対応する位置補正用タッチパネル部位がタ
ッチ操作された場合(ST31でYES)に当該位置補
正用タッチパネル部位相当位置信号データを検出(ST
32)して補正用位置信号データメモリ(補正用位置信
号データファイル13HSDM)に更新記憶(ST3
3)可能であるとともに各入力用表示画面部位に平面座
標的に対応する各入力用タッチパネル部位の当該各入力
用位置信号データを補正用位置信号データメモリ(13
HSDM)に記憶されている位置補正用タッチパネル部
位相当位置信号データを基準として自動的に補正しかつ
入力用位置信号データファイル13IIDMに記憶され
ている各入力用位置信号データを補正後の当該各入力用
位置信号データに更新書換え(図12のST35の補
正)可能に形成されている。
【0050】図1において、タッチパネル入力装置10
は、図7の従来装置10Pと同様に構成されているが、
さらにRAM12内に位置補正モード移行プログラムメ
モリ12PRGが設けられている。位置補正モード移行
プログラムには、図2〜図5に示した各プログラムおよ
び他が含まれる。
は、図7の従来装置10Pと同様に構成されているが、
さらにRAM12内に位置補正モード移行プログラムメ
モリ12PRGが設けられている。位置補正モード移行
プログラムには、図2〜図5に示した各プログラムおよ
び他が含まれる。
【0051】図6を参照し、表示器20の表示画面20
Gに対応するタッチパネル30の任意の部位がオペレー
タによってタッチ操作された場合(図2のST10でY
ES)に、図10に示す接触検出回路が働く。
Gに対応するタッチパネル30の任意の部位がオペレー
タによってタッチ操作された場合(図2のST10でY
ES)に、図10に示す接触検出回路が働く。
【0052】すなわち、タッチ操作態様記憶制御手段
(CPU11,ROM12)が、接触・非接触状態並び
にそれらの各発生時刻およびそれら間のインターバルを
検出してメモリ(13)のワーキングエリアに記憶す
る。時刻・インターバルは、時計回路(図示省略)から
読込む。
(CPU11,ROM12)が、接触・非接触状態並び
にそれらの各発生時刻およびそれら間のインターバルを
検出してメモリ(13)のワーキングエリアに記憶す
る。時刻・インターバルは、時計回路(図示省略)から
読込む。
【0053】また、タッチ操作態様要件判別手段(CP
U11,ROM12)が、図1に示す設定データファイ
ル13STMに設定されたタッチ操作態様要件と、ワー
キングエリア(13)に記憶されたタッチ操作態様とを
比較して、当該タッチ操作態様がタッチ操作態様要件を
満たすか否かを判別(ST11またはST12)する。
U11,ROM12)が、図1に示す設定データファイ
ル13STMに設定されたタッチ操作態様要件と、ワー
キングエリア(13)に記憶されたタッチ操作態様とを
比較して、当該タッチ操作態様がタッチ操作態様要件を
満たすか否かを判別(ST11またはST12)する。
【0054】タッチ操作態様要件判別手段(11,1
2)によってタッチ操作態様がタッチ操作態様要件を満
たすと判別(ST11のYESまたはST12YES)
された場合に、自動移行制御手段(CPU11,ROM
12)が働き、当該時モード(例えば、データ入力モー
ド)から位置補正モード(図12)に自動移行(自動起
動)させる(ST13)。
2)によってタッチ操作態様がタッチ操作態様要件を満
たすと判別(ST11のYESまたはST12YES)
された場合に、自動移行制御手段(CPU11,ROM
12)が働き、当該時モード(例えば、データ入力モー
ド)から位置補正モード(図12)に自動移行(自動起
動)させる(ST13)。
【0055】この際は、表示通知制御手段(CPU1
1,ROM12)が、表示器20に「位置補正モードに
移行した旨」を表示(ST14)する。かくして、オペ
レータはデータ入力を停止し、図11に示すポイントマ
ークP1〜P5を順番にタッチ操作して位置補正を実行
する(図12)。
1,ROM12)が、表示器20に「位置補正モードに
移行した旨」を表示(ST14)する。かくして、オペ
レータはデータ入力を停止し、図11に示すポイントマ
ークP1〜P5を順番にタッチ操作して位置補正を実行
する(図12)。
【0056】ここで、タッチ操作態様要件判別手段(1
1,12)は、ST11の時間的態様要件判別の場合は
例えば図4に示す如く、タッチパネル30の任意の部位
が接触維持(タップ)されたとき(ST111のYE
S)にタイマをセット(ST112)し、タップ継続中
(ST115でYES)に計数した経過時間Tが設定時
間TS以上になった場合(ST116でYES)に時間
的態様要件を満たすものと判別する。図4の場合は、S
T113およびST114で、X座標とY座標とを検出
するものと形成してある。
1,12)は、ST11の時間的態様要件判別の場合は
例えば図4に示す如く、タッチパネル30の任意の部位
が接触維持(タップ)されたとき(ST111のYE
S)にタイマをセット(ST112)し、タップ継続中
(ST115でYES)に計数した経過時間Tが設定時
間TS以上になった場合(ST116でYES)に時間
的態様要件を満たすものと判別する。図4の場合は、S
T113およびST114で、X座標とY座標とを検出
するものと形成してある。
【0057】また、タッチ操作態様要件判別手段(1
1,12)は、ST12の回数的態様要件判別の場合は
例えば図5に示す如く、タッチパネル30の任意の部位
が一定時間間隔で接触維持(タップ)されたとき(ST
121のYES)に、当該タップが設定時間間隔である
場合にその回数Nを歩進(N=N+1)させ(ST12
4でYES,ST125)させ、そのカウント回数Nが
設定回数Ns以上になった場合(ST128でYES)
に、回数的態様要件を満たすものと判別する。
1,12)は、ST12の回数的態様要件判別の場合は
例えば図5に示す如く、タッチパネル30の任意の部位
が一定時間間隔で接触維持(タップ)されたとき(ST
121のYES)に、当該タップが設定時間間隔である
場合にその回数Nを歩進(N=N+1)させ(ST12
4でYES,ST125)させ、そのカウント回数Nが
設定回数Ns以上になった場合(ST128でYES)
に、回数的態様要件を満たすものと判別する。
【0058】なお、タップされた時間間隔が一定でない
場合(ST126でNO)は、カウント回数Nをクリア
する(ST127)。また、図5の場合は、ST122
およびST123で、X座標とY座標とを検出するもの
と形成してある。
場合(ST126でNO)は、カウント回数Nをクリア
する(ST127)。また、図5の場合は、ST122
およびST123で、X座標とY座標とを検出するもの
と形成してある。
【0059】さて、タッチ操作(タップ)が成されない
場合(図2のST10でNO)は、検出タイミングごと
(ST15でYES)に、選択位置信号検出制御手段
(CPU11,ROM12)が、予め決定しておいた選
択位置(例えば、図11のポイントマークP1)の選択
位置信号データを、図8,図9の回路に検出(ST1
6)させる。
場合(図2のST10でNO)は、検出タイミングごと
(ST15でYES)に、選択位置信号検出制御手段
(CPU11,ROM12)が、予め決定しておいた選
択位置(例えば、図11のポイントマークP1)の選択
位置信号データを、図8,図9の回路に検出(ST1
6)させる。
【0060】すると、信号変化有無判別手段(CPU1
1,ROM12)が、この検出された選択位置信号デー
タと設定ファイル13STMから読取り(ST17)さ
れた選択位置基準信号データとを比較(ST18)し
て、選択位置基準信号データ(Ds)に対して検出選択
位置信号データ(Di)が変化しているか否かを判別
(ST19)する。
1,ROM12)が、この検出された選択位置信号デー
タと設定ファイル13STMから読取り(ST17)さ
れた選択位置基準信号データとを比較(ST18)し
て、選択位置基準信号データ(Ds)に対して検出選択
位置信号データ(Di)が変化しているか否かを判別
(ST19)する。
【0061】なお、変化が有るかどうかは、閾値を導入
して判断するのが好ましい。例えば、△is(=Di−
Ds)が閾値△ss以上の場合であるとする。
して判断するのが好ましい。例えば、△is(=Di−
Ds)が閾値△ss以上の場合であるとする。
【0062】変化有りと判別(ST19でYES)され
た場合は、変化有表示制御手段(CPU11,ROM1
2)が、タッチパネル30の位置信号(電圧)変化が生
じている旨を表示器20に表示して通知する(ST2
0)。オペレータは、位置補正の必要性を判断し易くな
る。
た場合は、変化有表示制御手段(CPU11,ROM1
2)が、タッチパネル30の位置信号(電圧)変化が生
じている旨を表示器20に表示して通知する(ST2
0)。オペレータは、位置補正の必要性を判断し易くな
る。
【0063】さらに、自動設定済である場合(ST21
でYES)は、自動移行制御手段(CPU11,ROM
12)が働き、当該時モードから位置補正モード(図1
2)に自動移行(自動起動)させる(図2のST1
3)。
でYES)は、自動移行制御手段(CPU11,ROM
12)が働き、当該時モードから位置補正モード(図1
2)に自動移行(自動起動)させる(図2のST1
3)。
【0064】かかる構成の実施形態では、オペレータ
は、例えばデータ入力モードにおいて入力操作した結果
が異常であったり、ミス入力が生じたりすることを発見
した場合には、位置補正の必要性を感じる。そこで、タ
ッチパネル30上の任意のタッチパネル部位をタッチ操
作する(図2のST10でYES)。
は、例えばデータ入力モードにおいて入力操作した結果
が異常であったり、ミス入力が生じたりすることを発見
した場合には、位置補正の必要性を感じる。そこで、タ
ッチパネル30上の任意のタッチパネル部位をタッチ操
作する(図2のST10でYES)。
【0065】このタッチ操作の態様が、予め設定された
タッチ操作態様要件(図4)を満たす態様であった場合
(ST11でYES)に、当該時モード(例えば、デー
タ入力モード)から位置補正モードに自動移行(ST1
3)させることができる。
タッチ操作態様要件(図4)を満たす態様であった場合
(ST11でYES)に、当該時モード(例えば、デー
タ入力モード)から位置補正モードに自動移行(ST1
3)させることができる。
【0066】すなわち、表示画面20G内およびタッチ
パネル面以外の面に補正モード移行指令スイッチ(例え
ば、図6のSW120)を設けなくとも、タッチパネル
部位と表示画面部位との信号関係のミスマッチが生じた
としても、任意のタッチパネル部位を触れることで当該
時モードから位置補正モードに確実に移行させることが
できる。
パネル面以外の面に補正モード移行指令スイッチ(例え
ば、図6のSW120)を設けなくとも、タッチパネル
部位と表示画面部位との信号関係のミスマッチが生じた
としても、任意のタッチパネル部位を触れることで当該
時モードから位置補正モードに確実に移行させることが
できる。
【0067】したがって、簡単な操作で何時でも確実に
位置補正モードに移行させることができるとともに、取
扱い簡素化を図りつつ装置全体の平面的小型化を達成で
き、電源投入を条件に位置補正をする方式でないから例
えばOS上の事由からそれまでの入力データ等が消失さ
れてしまうという不都合を回避できるので適応性が広
い。
位置補正モードに移行させることができるとともに、取
扱い簡素化を図りつつ装置全体の平面的小型化を達成で
き、電源投入を条件に位置補正をする方式でないから例
えばOS上の事由からそれまでの入力データ等が消失さ
れてしまうという不都合を回避できるので適応性が広
い。
【0068】また、タッチ操作態様要件が、時間的態様
要件(図4),回数的態様要件(図5)または時間的態
様と回数的態様との組合せ態様要件(例えば、設定時間
内に設定回数のタッチ操作がなされる態様あるいは設定
時間間隔毎になされたタッチ操作回数が設定回数に達す
態様)を満たした場合に位置補正モードに自動移行させ
ることができるので、当該時モードにおける目的別タッ
チ操作と位置補正モードへの移行用タッチ操作との混乱
による誤操作等を未然防止できる。「当該時モード」と
は、タッチ操作された時に起動されていたモード(例え
ば、初期画面モード,データ入力モード,データ転送モ
ード等)である。
要件(図4),回数的態様要件(図5)または時間的態
様と回数的態様との組合せ態様要件(例えば、設定時間
内に設定回数のタッチ操作がなされる態様あるいは設定
時間間隔毎になされたタッチ操作回数が設定回数に達す
態様)を満たした場合に位置補正モードに自動移行させ
ることができるので、当該時モードにおける目的別タッ
チ操作と位置補正モードへの移行用タッチ操作との混乱
による誤操作等を未然防止できる。「当該時モード」と
は、タッチ操作された時に起動されていたモード(例え
ば、初期画面モード,データ入力モード,データ転送モ
ード等)である。
【0069】なお、時間的態様要件,回数的態様要件お
よび組合せ態様要件は、上記場合(図4,図5,他)の
態様要件に限定されない。
よび組合せ態様要件は、上記場合(図4,図5,他)の
態様要件に限定されない。
【0070】また、タッチ操作の態様がタッチ操作態様
要件を満たす場合(図2のST11でYES,ST12
でYES)に、当該時モードから位置補正モードに自動
移行(ST13)された旨が、表示器20の表示画面2
0Gに表示通知(ST14)されるので、オペレータ
は、直ちに、表示画面20Gに表示された位置補正用表
示画面部位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパ
ネル部位をタッチ操作することができる。
要件を満たす場合(図2のST11でYES,ST12
でYES)に、当該時モードから位置補正モードに自動
移行(ST13)された旨が、表示器20の表示画面2
0Gに表示通知(ST14)されるので、オペレータ
は、直ちに、表示画面20Gに表示された位置補正用表
示画面部位に平面座標的に対応する位置補正用タッチパ
ネル部位をタッチ操作することができる。
【0071】かくして、位置補正用タッチパネル部位相
当位置信号データが検出され補正用位置信号データメモ
リ(補正用位置信号データファイル13HSDM)に更
新記憶される。さらに、各入力用表示画面部位に平面座
標的に対応する当該各入力用タッチパネル部位の各入力
用位置信号データを、補正用位置信号データメモリ(1
3HSDM)に記憶されている位置補正用タッチパネル
部位相当位置信号データを基準として自動補正しつつ更
新書換える、つまり位置補正を迅速に行える。すなわ
ち、オペレータは位置補正モードに自動移行された旨を
表示により確認できるから、一段と迅速にかつ容易に位
置補正することができる。
当位置信号データが検出され補正用位置信号データメモ
リ(補正用位置信号データファイル13HSDM)に更
新記憶される。さらに、各入力用表示画面部位に平面座
標的に対応する当該各入力用タッチパネル部位の各入力
用位置信号データを、補正用位置信号データメモリ(1
3HSDM)に記憶されている位置補正用タッチパネル
部位相当位置信号データを基準として自動補正しつつ更
新書換える、つまり位置補正を迅速に行える。すなわ
ち、オペレータは位置補正モードに自動移行された旨を
表示により確認できるから、一段と迅速にかつ容易に位
置補正することができる。
【0072】さらに、表示画面20G上の予め選択され
た表示画面部位に平面座標的に対応する選択タッチパネ
ル部位の当該各時における選択位置信号データを定期的
に、検出(図3のST15でYES,ST16)する。
た表示画面部位に平面座標的に対応する選択タッチパネ
ル部位の当該各時における選択位置信号データを定期的
に、検出(図3のST15でYES,ST16)する。
【0073】そして、予め設定記憶されていた選択タッ
チパネル部位の選択位置基準信号データと検出された選
択位置信号データとを比較して差がある場合(ST19
でYES)には、選択位置信号データが変化している旨
を表示画面20Gに表示(ST20)する。つまり、一
定度合の変化有りを表示通知する。
チパネル部位の選択位置基準信号データと検出された選
択位置信号データとを比較して差がある場合(ST19
でYES)には、選択位置信号データが変化している旨
を表示画面20Gに表示(ST20)する。つまり、一
定度合の変化有りを表示通知する。
【0074】かくして、オペレータは表示画面20Gに
表示されたタッチスイッチに触れても当該入力がなされ
ない入力不能状態やミス入力状態が生じたことを感知し
てから位置補正に移行させようとする場合に比較して、
早期にその必要性を知ることができる。つまり、オペレ
ータの取扱い容易化を一段と向上させつつ、狂いの小さ
な状態において早期に位置補正することができる。
表示されたタッチスイッチに触れても当該入力がなされ
ない入力不能状態やミス入力状態が生じたことを感知し
てから位置補正に移行させようとする場合に比較して、
早期にその必要性を知ることができる。つまり、オペレ
ータの取扱い容易化を一段と向上させつつ、狂いの小さ
な状態において早期に位置補正することができる。
【0075】さらにまた、選択位置基準信号データと検
出選択位置信号データとの比較による選択位置信号デー
タの変化の度合(差)が予め設定されていた基準度合
(差)以上となった場合(図3のST19でYES,S
T21でYES)に、当該時モードから積極的に位置補
正モードに自動移行(図2のST13)されるので、オ
ペレータはタッチパネル特性の狂いや劣化に対する監視
義務から開放され、データ入力を一段と迅速に行える。
出選択位置信号データとの比較による選択位置信号デー
タの変化の度合(差)が予め設定されていた基準度合
(差)以上となった場合(図3のST19でYES,S
T21でYES)に、当該時モードから積極的に位置補
正モードに自動移行(図2のST13)されるので、オ
ペレータはタッチパネル特性の狂いや劣化に対する監視
義務から開放され、データ入力を一段と迅速に行える。
【0076】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、タッチパネル
上の任意のタッチパネル部位が設定されたタッチ操作態
様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該時モ
ードから位置補正モードに自動移行可能に形成されたタ
ッチパネル入力装置であるから、簡単な操作で何時でも
確実に位置補正モードに移行させることができるととも
に、取扱い簡素化を図りつつ装置全体の平面的小型化を
達成でき、かつ電源投入を条件に位置補正をする方式で
ないから例えばOS上の事由からそれまでの入力データ
等が消失されてしまうという不都合を回避できるので、
適応性が広い。
上の任意のタッチパネル部位が設定されたタッチ操作態
様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該時モ
ードから位置補正モードに自動移行可能に形成されたタ
ッチパネル入力装置であるから、簡単な操作で何時でも
確実に位置補正モードに移行させることができるととも
に、取扱い簡素化を図りつつ装置全体の平面的小型化を
達成でき、かつ電源投入を条件に位置補正をする方式で
ないから例えばOS上の事由からそれまでの入力データ
等が消失されてしまうという不都合を回避できるので、
適応性が広い。
【0077】また、請求項2の発明によれば、タッチ操
作態様要件が時間的態様要件,回数的態様要件または時
間的態様と回数的態様との組合せ態様要件とされている
ので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏すること
ができることに加え、さらに当該時モード(例えば、デ
ータ入力モード)における目的別タッチ操作と位置補正
モードへの移行用タッチ操作との混乱による誤操作等を
未然防止できる。
作態様要件が時間的態様要件,回数的態様要件または時
間的態様と回数的態様との組合せ態様要件とされている
ので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏すること
ができることに加え、さらに当該時モード(例えば、デ
ータ入力モード)における目的別タッチ操作と位置補正
モードへの移行用タッチ操作との混乱による誤操作等を
未然防止できる。
【0078】また、請求項3の発明によれば、タッチ操
作態様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該
時モードから位置補正モードに自動移行された旨を画面
に表示可能に形成されているので、請求項1および請求
項2の各発明の場合と同様な効果を奏することができる
ことに加え、さらにオペレータは位置補正モードに自動
移行された旨を表示により確認できるから、一段と迅速
にかつ容易に位置補正することができる。
作態様要件を満たす態様でタッチ操作された場合に当該
時モードから位置補正モードに自動移行された旨を画面
に表示可能に形成されているので、請求項1および請求
項2の各発明の場合と同様な効果を奏することができる
ことに加え、さらにオペレータは位置補正モードに自動
移行された旨を表示により確認できるから、一段と迅速
にかつ容易に位置補正することができる。
【0079】さらに、請求項4の発明によれば、表示画
面上の選択された表示画面部位に平面座標的に対応する
選択タッチパネル部位の当該時における選択位置信号デ
ータを検出可能で、設定記憶されていた当該選択タッチ
パネル部位の選択位置基準信号データと検出された選択
位置信号データとを比較して差がある場合には選択位置
信号データが変化している旨を表示画面に表示可能に形
成されているので、請求項1から請求項3までの各発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらにオペレータの取扱い容易化を一段と向上させつ
つ、狂いの小さな状態において早期に位置補正すること
ができる。
面上の選択された表示画面部位に平面座標的に対応する
選択タッチパネル部位の当該時における選択位置信号デ
ータを検出可能で、設定記憶されていた当該選択タッチ
パネル部位の選択位置基準信号データと検出された選択
位置信号データとを比較して差がある場合には選択位置
信号データが変化している旨を表示画面に表示可能に形
成されているので、請求項1から請求項3までの各発明
の場合と同様な効果を奏することができることに加え、
さらにオペレータの取扱い容易化を一段と向上させつ
つ、狂いの小さな状態において早期に位置補正すること
ができる。
【0080】さらにまた、請求項5の発明によれば、選
択位置基準信号データと検出選択位置信号データとの比
較による選択位置信号データの変化の度合が予め設定さ
れていた基準度合以上となった場合に位置補正モードに
自動移行可能に形成されているので、請求項4の発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らにオペレータはタッチパネル特性の狂いや劣化に対す
る監視義務から開放されるので、データ入力を一段と迅
速に行える。
択位置基準信号データと検出選択位置信号データとの比
較による選択位置信号データの変化の度合が予め設定さ
れていた基準度合以上となった場合に位置補正モードに
自動移行可能に形成されているので、請求項4の発明の
場合と同様な効果を奏することができることに加え、さ
らにオペレータはタッチパネル特性の狂いや劣化に対す
る監視義務から開放されるので、データ入力を一段と迅
速に行える。
【図1】本発明の実施形態を説明するためのブロック図
である。
である。
【図2】同じく、作用・動作を説明するためのフロチャ
ート(1)である。
ート(1)である。
【図3】同じく、作用・動作を説明するためのフロチャ
ート(2)である。
ート(2)である。
【図4】同じく、時間的態様を満たすか否かの判別動作
を説明するためのフロチャートである。
を説明するためのフロチャートである。
【図5】同じく、回数的態様を満たすか否かの判別動作
を説明するためのフロチャートである。
を説明するためのフロチャートである。
【図6】従来例を説明するための平面図である。
【図7】従来例を説明するためのブロック図である。
【図8】従来例および本願発明の実施形態におけるX座
標検出時の等価回路を説明するための回路図である。
標検出時の等価回路を説明するための回路図である。
【図9】従来例および本願発明の実施形態におけるY座
標検出時の等価回路を説明するための回路図である。
標検出時の等価回路を説明するための回路図である。
【図10】従来例および本願発明の実施形態におけるタ
ッチ操作(タップ)検出時の等価回路を説明するための
回路図である。
ッチ操作(タップ)検出時の等価回路を説明するための
回路図である。
【図11】従来例における位置補正用表示画面および問
題点を説明するための平面図である。
題点を説明するための平面図である。
【図12】従来例および本願発明の実施形態における位
置補正用作用・動作を説明するためのフローチャートで
ある。
置補正用作用・動作を説明するためのフローチャートで
ある。
10 携帯情報端末(タッチパネル入力装置) 11 CPU 12 ROM 12PRG 位置補正モード移行プログラムメモリ 13 RAM 13HSDM 補正用位置信号データファイル(補正用
位置信号データメモリ) 13IIDM 入力用位置信号データファイル 13STM 設定データファイル 20 表示器 20G 表示画面 30 タッチパネル P1〜P5 ポイントマーク(位置補正用表示画面部
位)
位置信号データメモリ) 13IIDM 入力用位置信号データファイル 13STM 設定データファイル 20 表示器 20G 表示画面 30 タッチパネル P1〜P5 ポイントマーク(位置補正用表示画面部
位)
Claims (5)
- 【請求項1】 位置補正モードの起動中に、表示画面に
表示された位置補正用表示画面部位に平面座標的に対応
する位置補正用タッチパネル部位がタッチ操作された場
合に当該位置補正用タッチパネル部位相当位置信号デー
タを検出して記憶可能であるとともに各入力用表示画面
部位に平面座標的に対応する各入力用タッチパネル部位
の当該各入力用位置信号データを記憶されている位置補
正用タッチパネル部位相当位置信号データを基準として
補正可能に形成されたタッチパネル入力装置において、 前記タッチパネル上の任意のタッチパネル部位が予め設
定されたタッチ操作態様要件を満たす態様でタッチ操作
された場合に当該時モードから前記位置補正モードに自
動移行可能に形成した、タッチパネル入力装置。 - 【請求項2】 前記タッチ操作態様要件が時間的態様要
件,回数的態様要件または時間的態様と回数的態様との
組合せ態様要件とされている請求項1記載のタッチパネ
ル入力装置。 - 【請求項3】 前記タッチ操作態様要件を満たす態様で
タッチ操作された場合に当該時モードから前記位置補正
モードに自動移行された旨を前記表示画面に表示可能に
形成されている請求項1または請求項2記載のタッチパ
ネル入力装置。 - 【請求項4】 前記表示画面上の選択された表示画面部
位に平面座標的に対応する選択タッチパネル部位の当該
時における選択位置信号データを検出可能であるととも
に予め設定記憶されていた選択タッチパネル部位の選択
位置基準信号データと検出された選択位置信号データと
を比較して差がある場合には選択位置信号データが変化
している旨を前記表示画面に表示可能に形成されている
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載された
タッチパネル入力装置。 - 【請求項5】 前記選択位置基準信号データと検出選択
位置信号データとの比較による選択位置信号データの変
化の度合が予め設定されていた基準度合以上となった場
合に前記位置補正モードに自動移行可能に形成されてい
る請求項4記載のタッチパネル入力装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169378A JP2002366305A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | タッチパネル入力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001169378A JP2002366305A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | タッチパネル入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002366305A true JP2002366305A (ja) | 2002-12-20 |
Family
ID=19011458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001169378A Pending JP2002366305A (ja) | 2001-06-05 | 2001-06-05 | タッチパネル入力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002366305A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011065301A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Fujitsu General Ltd | タッチパネルを備えた電子機器 |
US8188979B2 (en) | 2006-02-24 | 2012-05-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and voltage adjusting method therefor |
KR101259801B1 (ko) * | 2005-10-11 | 2013-04-30 | 엘지전자 주식회사 | 터치스크린이 구비되는 세탁기 및 그 동작방법 |
-
2001
- 2001-06-05 JP JP2001169378A patent/JP2002366305A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101259801B1 (ko) * | 2005-10-11 | 2013-04-30 | 엘지전자 주식회사 | 터치스크린이 구비되는 세탁기 및 그 동작방법 |
US8188979B2 (en) | 2006-02-24 | 2012-05-29 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Display device and voltage adjusting method therefor |
JP2011065301A (ja) * | 2009-09-16 | 2011-03-31 | Fujitsu General Ltd | タッチパネルを備えた電子機器 |
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