JP2002365360A - 水中探知機 - Google Patents

水中探知機

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JP2002365360A
JP2002365360A JP2001174935A JP2001174935A JP2002365360A JP 2002365360 A JP2002365360 A JP 2002365360A JP 2001174935 A JP2001174935 A JP 2001174935A JP 2001174935 A JP2001174935 A JP 2001174935A JP 2002365360 A JP2002365360 A JP 2002365360A
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JP2001174935A
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English (en)
Inventor
Yoichi Umehara
洋一 梅原
Hiroyasu Fujimoto
博康 藤本
Hiroaki Awano
宏昭 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furuno Electric Co Ltd
Original Assignee
Furuno Electric Co Ltd
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N29/00Investigating or analysing materials by the use of ultrasonic, sonic or infrasonic waves; Visualisation of the interior of objects by transmitting ultrasonic or sonic waves through the object
    • G01N29/04Analysing solids
    • G01N29/06Visualisation of the interior, e.g. acoustic microscopy
    • G01N29/0609Display arrangements, e.g. colour displays

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水中の様子を多角的に解析できるようにす
る。 【解決手段】 送受波器2から超音波信号を発射し、そ
のエコー信号を抽出部15aでサンプリングすることで
多数のデータを得る。得られたデータは二次元レベル分
布として表示器8に表示される。また、密度算出部15
で密度算出演算を行って、スイッチ類9で設定された深
度範囲での密度が求められる。求められた相対密度も表
示器8に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を送受信す
ることにより水中を探知する水中探知機に関する。
【0002】
【従来の技術】超音波式の水中探知機を用いて下水処理
場の各種沈殿槽内での汚泥と水との境界レベルを検出す
る技術が、特開2000−258534号公報に記載さ
れている。かかる水中探知機は、発信部と受信部とが水
平方向に対向配置されかつ深さ方向に移動させることが
可能な超音波センサを有している。従って、これを沈殿
槽内に配置して深さ方向に移動させつつ発信部から水中
に超音波を発射し、受信部で超音波を受信することに基
づいて汚泥と水との境界レベルを検知することができ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
水中探知機は、単に沈殿槽内の汚泥と水との境界レベル
を検知することができるに過ぎないものであり、沈殿槽
内の様子を多角的に解析することができないものであ
る。また、上述のような水中探知機が魚群探知機として
用いられた場合にも同様の問題がある。
【0004】そこで本発明の目的は、水中の様子を多角
的に解析することが可能な水中探知機を提供することで
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の水中探知機は、超音波信号を送信
する送信手段と、超音波エコー信号を受信する受信手段
と、水中での深度範囲を設定するための深度設定手段
と、前記受信手段で受信した超音波エコー信号に基づい
て、前記深度設定手段で設定された深度範囲内における
水中の密度を算出するための密度算出手段とを備えてい
ることを特徴とする水中探知機。
【0006】請求項1によると、超音波を送受信するこ
とにより設定された深度範囲内の密度を算出することが
できるので、算出された密度に基づいて、用途や目的に
応じて水中の様子を多角的に解析することが可能とな
る。
【0007】請求項2に記載の水中探知機は、請求項1
において、前記密度算出手段が、前記受信手段で受信し
た超音波エコー信号から複数のデータを抽出する抽出手
段と、前記抽出手段によって抽出された複数のデータ
中、前記深度設定手段で設定された深度範囲に属するデ
ータの総数を計数する第1の計数手段と、前記抽出手段
によって抽出された複数のデータ中、前記深度設定手段
で設定された深度範囲に属するデータのそれぞれをその
レベルに応じて複数のグループに分別する分別手段と、
前記分別手段による分別結果に基づいて、複数の前記グ
ループのそれぞれに属するデータの数を計数する第2の
計数手段と、複数の前記グループのそれぞれについてそ
のレベルに応じた係数を記憶する係数記憶手段と、前記
第2の計数手段で計数されたデータの数に前記係数記憶
手段に記憶された係数を複数の前記グループごとにそれ
ぞれ乗算したものを合計し、その合計値を前記第1の計
数手段で計数されたデータの総数で除算する演算手段と
を有している。
【0008】請求項2によると、設定された深度範囲内
の密度を比較的簡易な演算により迅速に算出することが
できるようになる。
【0009】請求項3に記載の水中探知機は、請求項2
において、複数の前記グループの少なくともいずれか1
つを指定するためのグループ指定手段をさらに備えてお
り、前記分別手段が、前記抽出手段によって抽出された
複数のデータ中、前記深度設定手段で設定された深度範
囲に属するデータであって前記グループ指定手段で指定
された1または複数の前記グループに対応するレベルを
有するデータだけを、そのレベルに応じて前記グループ
指定手段で指定された1または複数のグループに分別
し、前記第2の計数手段が、前記グループ指定手段で指
定された1または複数の前記グループのそれぞれに属す
るデータの数を計数する。
【0010】請求項3によると、エコー信号から抽出さ
れたデータのレベルは超音波信号が反射した水中物体の
大きさと相関があるため、設定された深度範囲内におい
て所望の大きさを有する水中物体(例えば、魚群探知機
として用いられたときにはイカや鯛などの魚群)に係る
密度を大きさが異なる水中物体(例えばプランクトン)
から切り離して高精度に求めることが可能となる。
【0011】請求項4に記載の水中探知機は、請求項2
または3において、表示器と、前記密度算出手段により
算出された密度および前記抽出手段によって抽出された
複数のデータの二次元レベル分布の少なくともいずれか
一方を前記表示器に表示させるための表示制御手段とを
さらに備えている。
【0012】請求項4によると、密度および抽出手段に
よって抽出された複数のデータの二次元レベル分布の少
なくともいずれか一方を表示器に表示することで、これ
を操作者に知らせることができる。特に表示器に密度を
表示することにより、密度の正確な値を操作者に知らせ
ることができ、しかも密度のみが必要とされる場合には
小さな表示器を用いることが可能となる。一方、表示器
にデータの二次元レベル分布を表示することにより、操
作者は水中の状況を一目で知ることが可能となる。デー
タは棒グラフや折線グラフ等で表示することにより、更
に見易く表示することができる。
【0013】請求項5に記載の水中探知機は、超音波信
号を送信する送信手段と、超音波エコー信号を受信する
受信手段と、表示器と、前記受信手段で受信した超音波
エコー信号に基づいて、前記表示器に表示された範囲内
の水中の密度を算出するための密度算出手段とを備えて
いる。請求項5によると、深度方向に範囲を設定するこ
となく、表示器画面内の全体の密度を算出することがで
きる。
【0014】請求項6に記載の水中探知機は、水処理場
の沈殿槽中の浮遊汚泥状況を監視するために用いられ
る。請求項6によると、設定された深度範囲内の密度が
所定値を超えた場合には、警報を鳴らす、沈殿槽内への
水の流入を止める、沈殿槽に沈降剤を投入するなどの処
置をとることが可能となるので、浮遊汚泥が沈殿槽から
排出されるのを未然に防止することができるようにな
る。また、沈殿槽内の底部に沈積する汚泥層の位置を検
知したり、汚泥層の上限を設定したりすることができ
る。
【0015】請求項7に記載の水中探知機は、魚群探知
機として用いられる。請求項7によると、設定された深
度範囲内で算出された密度から、魚群に含まれる魚のお
およその総量を求めることが可能となる。特に、請求項
3のようにグループが指定可能な場合には、設定された
深度範囲内において所望の大きさを有する水中生物に係
る密度を大きさが異なる水中生物から切り離して高精度
に求めることが可能であるので、所望の大きさを有する
水中生物の総量を高い精度で算出することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
一実施の形態を説明する。
【0017】図1は、本実施の形態に係る水中探知機の
ブロック図である。図1に示すように、水中探知機1
は、超音波の送受波器2と、制御部4と、表示器8と、
スイッチ類9とを有している。送受波器2は、後述する
切換部11aでの切り換えに応じて超音波を送波するか
またはそのエコー信号を受波する。
【0018】制御部4は、送受信部11と、深度範囲記
憶部12と、指定色記憶部14と、密度算出部15と、
表示制御部16とを含んでいる。送受信部11は、送受
波器2の動作を送波側と受波側とに選択的に切り換える
切換部11aと、切換部11aを介して送受波器2に送
信信号を与える送信回路11bと、送受波器2が受け取
ったエコー信号を切換部11aを介して受信する受信回
路11cとを含んでいる。
【0019】RAMなどのメモリで構成された深度範囲
記憶部12は、スイッチ類9で設定された水中深度範囲
を記憶する。RAMなどのメモリで構成された指定色記
憶部14は、スイッチ類9で指定された色を記憶する。
ここで、色とは、水中の相対密度レベルの大小を表すも
のであり、本実施の形態においては、相対密度が大きい
方から順に「赤茶」、「赤」、「橙」、「黄」、
「緑」、「淡青」、「青」、「藍」の8つのグループに
色分けされている。
【0020】密度算出部15は、受信回路11cで受信
したエコー信号に基づいて、設定された深度範囲の相対
密度を算出する。このとき、指定色記憶部14で1また
は複数の色が指定されている場合には、指定された色だ
けを抜き出して相対密度が算出される(詳細な密度算出
手順については後述する)。密度算出部15は、抽出部
15aと、ドット総数計数部15bと、分別部15c
と、色別ドット数計数部15dと、係数記憶部15e
と、演算部15fとを含んでいる。
【0021】抽出部15aは、アナログ信号をデジタル
信号に変換するA/D変換器を含んでおり、受信回路1
1cが受信したエコー信号を適切なサンプリング周期で
サンプリングすることにより、サンプリング周期ごとに
そのときのエコー信号のレベルに対応した大きさを有す
る多数のデジタルデータを生成する。このデータの1つ
は、表示器8に表示される1ドットに対応するものであ
る。
【0022】ドット総数計数部15bは、抽出部15a
で抽出された多数のデータ中、深度範囲記憶部12に記
憶された深度範囲に属するデータの総数を計数する。
【0023】分別部15cは、抽出部15aで抽出され
た多数のデータ中、深度範囲記憶部12に記憶された深
度範囲に属するデータであって指定色記憶部14に記憶
された1または複数の色に対応するレベルを有するデー
タだけを、そのレベルに応じて指定色記憶部14に記憶
された色のいずれかに分別する。
【0024】色別ドット数計数部15dは、分別部15
cでの分別結果に基づいて、指定色記憶部14に記憶さ
れた1または複数の各色に属するデータの数を計数す
る。
【0025】係数記憶部15eは、上記8色の各色のそ
れぞれについてそのレベルに応じて相対密度が大きいも
のほど大きい係数(密度比率)を記憶している。具体的
には、「赤茶」に対して1.00000、「赤」に対し
て0.50000、「橙」に対して0.25000、
「黄」に対して0.12500、「緑」に対して0.0
6250、「淡青」に対して0.03125、「青」に
対して0.01563、「藍」に対して0.00000
が記憶されている。
【0026】演算部15fは、色別ドット数計数部15
dで計数された色別のデータの数に係数記憶部15eに
記憶された係数を色別にそれぞれ乗算したものを合計
し、その合計値をドット総数計数部15bで計数された
データの総数で除算する。つまり、演算部15fは、色
分けにしたがって抽出されたデータの相加平均値を求め
る。さらに、演算部15fは、得られた相加平均値を1
00倍する演算を行って、相対密度値をパーセント
(%)単位で算出する。
【0027】表示制御部16は、表示器8の表示内容を
制御する。表示器8は、表示制御部16の制御に基づい
て、密度算出部15で求められた水中の相対密度を表示
する。或いは、表示器8は、複数回断続的に送信された
超音波に基づく複数の一連のエコー信号からそれぞれ抽
出部15aによって抽出された多数のデータがそのレベ
ルに応じて色分けされたものを経時的に二次元的なグラ
フとして表現した二次元レベル分布を、相対密度に代え
てまたは相対密度と共に表示する。
【0028】スイッチ類9は、密度測定開始のトリガ信
号を生成したり、深度範囲記憶部12および指定色記憶
部14の記憶内容を更新したりするために用いられるも
のであって、スイッチ、キーボード、マウスなどのうち
少なくともいずれか1つを有している。
【0029】次に、水中探知機1の概略動作を説明す
る。スイッチ類9が操作されて密度測定開始のトリガ信
号が生成されると、送信回路11bに送信指令が与えら
れるとともに、切換部11aが送波側に切換えられる。
そして、送信回路11bから出力された送信信号を受け
取った送受波器2が、水中に向けて超音波信号(パル
ス)を発射する。
【0030】送受波器2から発射された超音波は、水中
の浮遊物や水底などで反射してエコー信号となって送受
波器2で受波される。送受波器2で受波されたエコー信
号は、受波側に切り換えられた切換部2を介して受信回
路11cで受信され、密度算出部15に与えられる。密
度算出部15の各部15a〜15fで上述したような動
作が行われることで、設定された深度範囲内での相対密
度が算出される。算出された相対密度およびデータの二
次元レベル分布は、表示制御部16の制御にしたがって
表示器8に表示される。
【0031】次に、本実施の形態の水中探知機1を水処
理場の沈殿槽の浮遊汚泥状況を監視するために用いる場
合について説明する。図2は、本実施の形態の水中探知
機1の送受波器2が設置された沈殿槽20の断面図であ
る。沈殿槽20の上方外周部には環状の溝21が設けら
れ、溝21の内側には、沈殿槽20から溝21に流れ出
す水に含まれるゴミ等を受け止めるための柵22が設け
られている。また、沈殿槽20の側面部は、流入管23
に接続されている。沈殿槽20には、汚水24が満たさ
れており、底部に汚泥25が沈積されている。流入管2
3から新たな汚水が流入して汚水24のレベルが柵22
の高さを超えると、沈殿槽20内の汚水24の上澄み液
が柵22を経てオーバーフローし、溝21に浄化水26
として流出する。
【0032】次に、本実施の形態の水中探知機1を水処
理場の沈殿槽の浮遊汚泥状況を監視するために用いた場
合の表示器8の表示内容について、その一例を示す図3
に基づいて説明する。図3に示す画面30内に二重線で
描かれたライン(発振線)31は、送受波器2からの超
音波の発射位置を示している。図3に示す画面30にお
いて発射ライン31よりも上方にある画面30a内の破
線で囲まれた領域33には、密度算出部15で求められ
た相対密度(図3の場合は「3.35」)が表示され
る。また、発射ライン31よりも下方にある画面30b
には、沈殿槽20内の状況(具体的には、上記色分けさ
れた二次元レベル分布)が描かれる。上述したように、
画面30bの1ドットは、抽出部15aにより抽出され
た1つのデータに対応している。
【0033】画面30b内では、水中に存在する浮遊物
35および水底ライン36が周囲とは異なる色で描かれ
る。また、画面30b内には、スイッチ類9で設定され
深度範囲記憶部12に記憶された深度範囲の上限ライン
38および下限ライン39が破線で描かれている。従っ
て、水中探知機1の操作者は画面30bを見ることによ
って、相対密度が算出される範囲が一目でわかるように
なっている。画面30bの右端部41の近傍には、25
m間隔で設けられた水深スケール40が描かれている。
画面30bの右端部41には、最新に発射された超音波
に基づく最新の水中の状態が描かれ、この位置から左方
向に行くにつれて、より古くに発射された超音波に基づ
く水中の状態が描かれる。
【0034】なお、図3において、深度範囲の下限ライ
ン39を沈殿層20の底面に設定し、上限ライン38を
水底ライン36と略同位置に設定することができる。上
限ライン38の設定は、画面30bを目視しながらスイ
ッチ類9を調整したり、送受波器2で受信した超音波信
号により水底ライン36の位置を検知したりしつつ行う
ようにしてよい。このような深度範囲を設定することに
より、図2の沈殿層20の底部に沈積した汚泥25の密
度を算出し、汚泥25を除去するべきタイミングを知る
ことができる。
【0035】また、画面30には、メニュー画面からの
選択によって、操作者に色指定を促すような表示が行わ
れてもよい。図4に示す例では、色の上側として
「黄」、下型として「藍」が指定されている。図4に示
すような表示を行うことによって、操作者が色指定を、
画面30を見ながら容易に、しかもほとんど誤操作なく
行うことができるようになる。
【0036】また、図3において、深度範囲の上限ライ
ン38と下限ライン39を設定せず、画面30b全体の
密度を算出することもできる。このとき、スイッチ類9
のレンジを調節することにより、画面30bに水底ライ
ン36の上方が表示されるものとすれば、画面30b内
全体の水中の浮遊物35の密度を算出することができ
る。
【0037】図5に表示器8の画面30の部分拡大図を
示す。図5に示すように、画面30bは、マトリックス
状に配列された多数のドット(例えば、横方向に240
ドット、縦方向に300ドット)によって構成されてい
る。画面30b内の各ドット51は、表示制御部16の
制御により、エコー信号からサンプリングされたデータ
のレベルにしたがって色分けされている。本実施の形態
において、水中探知機1の密度算出部15は、画面30
bのドットマトリックスにおける縦方向の各列につい
て、深度範囲の上限ライン38下に隣接するドット51
aと下限ライン39上に隣接するドット51bとの間に
あるドットだけを用いて相対密度を算出する。
【0038】次に、本実施の形態の水中探知機1によっ
て相対密度を算出する処理に関連した手順について、図
6および図7に示すフローチャートに基づいて説明す
る。なお、以下で説明する処理は、切換部11aの1回
の切り換えに対応した一連のエコー信号を受信するごと
に行われる。一方で、表示器8の画面30aにおける相
対密度の画面更新及びNMEAポートからのNMEA信
号の出力は、相対密度算出処理とは関係なく1秒ごとに
実行される。また、相対密度計算を行う深度範囲は、ス
イッチ類9を用いて予め設定するものとし、選択された
深度範囲内でさらに所望の大きさを有する浮遊物に係る
相対密度をその他の物体から切り離して高精度に求める
ことを希望する場合には、その大きさに対応する色をス
イッチ類9で予め指定しておくものとする。指定する色
は1つだけでもよいし、複数であってもよい。また、指
定する色は必ずしもレベルが連続していなくてもよい。
【0039】まず、ステップS1において、抽出部15
aでの一連のエコー信号のサンプリングが完了したこと
によってDMA(direct memory access)または制御部
4のCPUへの割り込みが発生したかどうかが密度算出
部15で判断される。DMAまたは割込みが確認されれ
ばステップS2に進み、そうでなければ確認されるまで
ステップS1を繰り返す。サンプリングによって得られ
た多数のデータは、抽出部15aに記憶される。
【0040】そして、ステップS2では、密度算出部1
5においてKP出力の準備が行われる。KPとは、次回
に受信回路11cで受信する一連のエコー信号を抽出部
15aでサンプリングするためのトリガとなるパルスで
ある。KPのパルス幅や周波数等の条件を設定すること
で、サンプリング条件が決定される。その後、ステップ
S3において、ステップ2で準備されたKPが抽出部1
5aに供給される。
【0041】ステップS4では、前回の処理で抽出部1
5aに供給されたKPでエコー信号をサンプリングする
ことによって得られた多数のデータのそれぞれについ
て、8ビット=256段階のレベルが抽出部15aから
表示制御部6に供給される。
【0042】ステップS5では、表示制御部6が、抽出
部15aから取得した各データのレベルが上記8色のう
ちの対応した色に置換される。さらに、ステップS6で
は、ステップS5で処理対象とされた多数のデータが、
画面30bの右端部41にドットマトリックスにおける
縦方向の1列として色分けされて表示される。これに伴
って、それまで表示器8の画面30bに表示されていた
ドットマトリックスの縦方向の各列は1ドット分だけ左
にスライドし、最も左にあった縦方向の1列は画面30
bから消える。
【0043】そして、ステップS7では、密度算出部1
5において図7に詳細に示すような手順で相対密度が算
出される。
【0044】最初に、図7に示すステップS11におい
て、前回の密度計算により求められたドット総数計数部
15bに記憶された総ドット数(ステップS16参照)
と、色別ドット数計数部15dに記憶された各色のドッ
ト数(ステップS15参照)とが初期化される。つま
り、これらの数値が現在表示器8に表示されている範囲
の値に変更される。具体的には、これらの数値が、前回
表示で画面の一番左列に表示されたデータの分だけ減算
される。ただし、この時点で、表示器8画面の一番右に
表示されている最新データの分は加算しない。
【0045】続いて、ステップS12において、抽出部
15aに記憶された多数のデータの先頭アドレス(例え
ば沈殿槽20内で最も深度が浅い部分に対応するデータ
のアドレス)がドット総数計数部15bに与えられる。
【0046】そして、ステップS13では、ステップS
12でドット総数計数部15bに与えられた先頭アドレ
ス(或いは、後述するステップS17をn回繰り返して
先頭アドレスからnドット分進められたアドレス)が、
深度範囲記憶部12に記憶された深度範囲に該当するア
ドレスであるかどうかがドット総数計数部15bで確認
される。その結果、該当するアドレスであればステップ
S14に進み、そうでなければステップS17に進む。
【0047】ステップS14では、処理対象データのレ
ベルが、指定色記憶部14に記憶された色に該当するか
どうかが色別ドット数計数部15dで判断される。もし
該当する色であれば、処理対象のデータが、そのレベル
に応じて、指定色記憶部14に記憶された1または複数
の色のいずれかに分別部15cによって分別され、その
後にステップS15に進む。また、該当する色でなけれ
ばステップS16に進む。
【0048】ステップS15では、色別ドット数計数部
15dによって、分別部15cでの分別結果に基づい
て、指定色記憶部14に記憶された各色のうち処理対象
データに対応する色のドット数が1だけインクリメント
される。そして、ステップS16では、ドット総数計数
部15bによって、密度算出に係る総ドット数(ステッ
プS13で深度範囲記憶部12に記憶された深度範囲に
該当するアドレスを有するとされたデータの数)が1だ
けインクリメントされる。
【0049】さらに、ステップS17では、密度算出部
15での処理対象データのアドレスが1ドット分進めら
れる。引き続き、ステップS18では、処理対象データ
のアドレスが終了アドレス(深度範囲の上限ライン38
下に隣接するドット51aのアドレスまたは下限ライン
39上に隣接するドット51bのアドレス)かどうか判
断する。もし終了アドレスであればステップS19に進
み、終了アドレスでなければステップS13に戻って終
了アドレスに達するまでステップS13からS18まで
のステップが繰り返し行われる。
【0050】このようにして、終了アドレスまでのデー
タ処理が終了した時点において、ドット総数計数部15
bには、深度範囲記憶部12に記憶された深度範囲に該
当するアドレスを有するデータの総数が記憶されること
になる。また、同じく終了アドレスまでのデータ処理が
終了した時点において、色別ドット数計数部15dに
は、指定色記憶部14に記憶された各色に分別されたデ
ータの数が色ごとに記憶されていることになる。
【0051】ステップS19では、ドット総数計数部1
5bによって計数された総ドット数が、0かどうかが判
断される。もし0であればステップS20に進み、相対
密度を0として図7に示すサブルーチンを終了する。ま
た、ステップS19において総ドット数が0でなけれ
ば、ステップS21において、以下の計算式に従って相
対密度が演算部15fによって計算されて図7に示すサ
ブルーチンを終了する。
【0052】相対密度(%)={(赤茶のドット数×
1.00000)+(赤のドット数×0.50000)
+(橙のドット数×0.25000)+(黄のドット数
×0.12500)+(緑のドット数×0.0625
0)+(淡青のドット数×0.03125)+(青のド
ット数×0.01563)}/総ドット数×100
【0053】例えば、設定された深度範囲内の総ドット
数の1/7ずつがそれぞれ藍色以外の7色のいずれかの
色となり、色として「黄」、「緑」、「淡青」、
「青」、「藍」の5つが指定された場合の相対密度は、
総ドット数をAとして、{(A/7×0.12500)
+(A/7×0.06250)+(A/7×0.031
25)+(A/7×0.01563)}/A×100=
3.35%になる。
【0054】このようにしてステップS7が終了する
と、再びステップS1に戻り、次の一連のエコー信号か
ら得られた多数のデータ(右方向に1ドット分ずれた縦
方向の一列のデータとして表示される)の処理が行われ
る。このような処理が超音波の送受信が行われるごとに
繰り返して行われることにより、表示器8の画面30a
にはリアルタイムで密度が表示されるとともに、画面3
0bにはエコー信号からサンプリングによって得られた
多数のデータの2次元レベル分布が色分けされて表示さ
れる。
【0055】なお、本実施の形態の水中探知機1を用い
て絶対密度を計算する場合は、1探知パルス信号分の生
の入力信号(色レベルに変換する前の信号)のうちの所
望レベルを有するデータだけを用いて絶対密度を計算す
るようにしてよい。例えば、1探知パルス信号分の生の
入力信号レベルの範囲が0乃至255で、データ数が3
20個とする。この時、以下に示すように、150乃至
200の範囲のレベルを有するデータだけを用いて絶対
密度を計算する。 絶対密度(%)={(レベル150乃至200に属する
データのレベルの総和)/320個のデータのレベルの
総和}×100
【0056】また、本実施の形態の水中探知機1におい
て、深度範囲の上限ライン38及び下限ライン39を設
定しないことも可能である。なお、本実施の形態の水中
探知機1を常に深度範囲を設定しない用途に用いる場合
には、深度範囲記憶部12は必ずしも設ける必要はな
い。
【0057】以上説明したように、本実施の形態の水中
探知機1によると、超音波を送受信することにより設定
された深度範囲内での相対密度を求めるようにしている
ために、用途や目的に応じて水中の様子を多角的に解析
することが可能となる。特に、本実施の形態では、密度
算出部15が上述のような手順で演算を行うので、設定
された深度範囲内の密度が比較的簡易な演算により迅速
に算出される。また、本実施の形態では、指定された色
を取り出して相対密度を求めるようにしているので、設
定された深度範囲内において所望の大きさを有する浮遊
物などの水中物体に係る密度を大きさが異なる水中物体
から切り離して高精度に求めることが可能である。
【0058】さらに、本実施の形態によると、密度算出
部15で算出された密度および抽出部15aで抽出され
た多数のデータの二次元レベル分布の少なくともいずれ
か一方を表示器8に表示して、これを操作者に知らせる
ことができる。特に表示器8に密度を表示するようにす
れば、密度の正確な値を操作者に知らせることができ、
しかも密度のみが必要とされる場合には小さな表示器8
を用いることが可能となる。一方、表示器8にデータの
二次元レベル分布を表示するようにすれば、操作者は水
中の状況を一目で知ることができる。
【0059】また、本実施の形態においては、水中探知
機1を水処理場の沈殿槽中の浮遊汚泥状況を監視するた
めに用いている。そのため、設定された深度範囲内の相
対密度が所定値を超えた場合には、警報を鳴らす、沈殿
槽20内への水の流入を止める、沈殿槽20に沈降剤を
投入するなどの処置をとることが可能となる。従って、
浮遊汚泥が沈殿槽20から排出されるのを未然に防止す
ることができるようになる。また、沈殿槽20内の底部
に沈積する汚泥層の位置を検知したり、汚泥層の上限を
設定したりすることができる。
【0060】また、本実施の形態の水中探知機1は、船
などに装備することによって、海や湖において魚群探知
機としても使用することができる。このようにすると、
設定された深度範囲内で算出された密度とその二次元レ
ベル分布の範囲とを掛け合わせることによって、魚群に
含まれる魚のおおよその総量を求めることが可能であ
る。特に、色指定を行った場合には、設定された深度範
囲内において所望の大きさを有する水中生物に係る密度
を大きさが異なる水中生物から切り離して高精度に求め
ることが可能であるので、所望の大きさを有する水中生
物の総量を高い精度で算出することができる。
【0061】以上、本発明の好適な一実施の形態につい
て説明したが、本発明は上述の一実施の形態に限られる
ものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて
様々な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実
施の形態では、画面30bの1ドットが抽出部15aに
より抽出された1つデータに対応するとしているが、画
面30bの1ドットが抽出部15aにより抽出された複
数のデータに対応していてもよいし、或いは、抽出部1
5aにより抽出された1つのデータが画面30bの複数
のドットに対応していてもよい。また、上述の実施の形
態では、画面を8色に色分けしているが、画面の色分け
数は2以上の任意の数に変更可能である。また、上述の
実施の形態では、表示制御部16および表示器8が用い
られているが、本発明は必ずしもこれらを必要とするも
のではない。また、指定色記憶部14も必ずしも必要で
はない。
【0062】
【発明の効果】請求項1によると、超音波を送受信する
ことにより深度方向に範囲を設定し、設定された範囲内
で密度を算出することができるので、算出された密度に
基づいて、用途や目的に応じて水中の様子を多角的に解
析することが可能となる。
【0063】請求項2によると、深度方向に範囲を設定
し、設定された範囲内で密度を比較的簡易な演算により
迅速に算出することができるようになる。
【0064】請求項3によると、エコー信号から抽出さ
れたデータのレベルは超音波が反射した水中物体の大き
さと相関があるため、設定された深度範囲内において所
望の大きさを有する水中物体に係る密度を大きさが異な
る水中物体から切り離して高精度に求めることが可能と
なる。
【0065】請求項4によると、密度および抽出手段に
よって抽出された複数のデータの二次元レベル分布の少
なくともいずれか一方を表示器に表示することで、これ
を操作者に知らせることができる。特に表示器に密度を
表示することにより、密度の正確な値を操作者に知らせ
ることができ、しかも密度のみが必要とされる場合には
小さな表示器を用いることが可能となる。一方、表示器
にデータの二次元レベル分布を表示することにより、操
作者は水中の状況を一目で知ることが可能となる。
【0066】請求項5によると、レンジ等により表示画
面を所望の範囲内に設定し、表示器画面内の全体の密度
を算出することができる。
【0067】請求項6によると、設定された深度範囲内
の密度が所定値を超えた場合には、警報を鳴らす、沈殿
槽内への水の流入を止める、沈殿槽に沈降剤を投入する
などの処置をとることが可能となるので、浮遊汚泥が沈
殿槽から排出されるのを未然に防止することができるよ
うになる。また、沈殿槽内の底部に沈積する汚泥層の位
置を検知したり、汚泥層の上限を設定したりすることが
できる。
【0068】請求項7によると、設定された深度範囲内
で算出された密度から、魚群に含まれる魚のおおよその
総量を求めることが可能となる。特に、請求項3のよう
にグループが指定可能な場合には、設定された深度範囲
内において所望の大きさを有する水中生物に係る密度を
大きさが異なる水中生物から切り離して高精度に求める
ことが可能であるので、所望の大きさを有する水中生物
の総量を高い精度で算出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る水中探知機のブロ
ック図である。
【図2】図1に示す水中探知機の送受波器が設置された
沈殿槽の断面図である。
【図3】図1に示す水中探知機を水処理場の沈殿槽の浮
遊汚泥状況を監視するために用いた場合の表示器の表本
内容の一例を描いた模式図である。
【図4】図1に示す水中探知機の表示器に表示される操
作者に色指定を促すような表示例を描いた模式図であ
る。
【図5】図3に描かれた表示器の画面の部分拡大図であ
る。
【図6】図1に示す水中探知機によって相対密度を算出
する手順を説明するためのフローチャートである。
【図7】図6のステップS7で行われる処理を詳細に説
明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 水中探知機 2 送受波器 4 制御部 8 表示器 9 スイッチ類(深度設定手段) 11 送受信部 12 深度範囲記憶部 14 指定色記憶部 15 密度算出部(密度算出手段) 16 表示制御部 11a 切換部 11b 送信回路(発信手段) 11c 受信回路(受信手段) 12 深度範囲記憶部 14 指定色記憶部 15 密度算出部 15a 抽出部 15b ドット総数計数部 15c 分別部 15d 色別ドット数計数部 15e 係数記憶部 15f 演算部 16 表示制御部 20 沈殿槽 21 溝 22 柵 23 流入管 24 汚水 25 汚泥 26 浄化水 30 画面 30a、30b 画面 31 発射ライン 38 深度範囲の上限ライン 39 深度範囲の下限ライン 41 画面30bの右端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粟野 宏昭 兵庫県西宮市芦原町9番52号 古野電気株 式会社内 Fターム(参考) 2F014 FB01 2G047 AA02 BA03 BC01 DA02 EA08 EA10 GG19 GG27 GH13 GH17 5J083 AA02 AB01 AD30 BE58 BE60 EA34 EA46

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波信号を送信する送信手段と、 超音波エコー信号を受信する受信手段と、 水中での深度範囲を設定するための深度設定手段と、 前記受信手段で受信した超音波エコー信号に基づいて、
    前記深度設定手段で設定された深度範囲内における水中
    の密度を算出するための密度算出手段とを備えているこ
    とを特徴とする水中探知機。
  2. 【請求項2】 前記密度算出手段が、 前記受信手段で受信した超音波エコー信号から複数のデ
    ータを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された複数のデータ中、前記
    深度設定手段で設定された深度範囲に属するデータの総
    数を計数する第1の計数手段と、 前記抽出手段によって抽出された複数のデータ中、前記
    深度設定手段で設定された深度範囲に属するデータのそ
    れぞれをそのレベルに応じて複数のグループに分別する
    分別手段と、 前記分別手段による分別結果に基づいて、複数の前記グ
    ループのそれぞれに属するデータの数を計数する第2の
    計数手段と、 複数の前記グループのそれぞれについてそのレベルに応
    じた係数を記憶する係数記憶手段と、 前記第2の計数手段で計数されたデータの数に前記係数
    記憶手段に記憶された係数を複数の前記グループごとに
    それぞれ乗算したものを合計し、その合計値を前記第1
    の計数手段で計数されたデータの総数で除算する演算手
    段とを有していることを特徴とする請求項1に記載の水
    中探知機。
  3. 【請求項3】 複数の前記グループの少なくともいずれ
    か1つを指定するためのグループ指定手段をさらに備え
    ており、 前記分別手段が、前記抽出手段によって抽出された複数
    のデータ中、前記深度設定手段で設定された深度範囲に
    属するデータであって前記グループ指定手段で指定され
    た1または複数の前記グループに対応するレベルを有す
    るデータだけを、そのレベルに応じて前記グループ指定
    手段で指定された1または複数のグループに分別し、 前記第2の計数手段が、前記グループ指定手段で指定さ
    れた1または複数の前記グループのそれぞれに属するデ
    ータの数を計数することを特徴とする請求項2に記載の
    水中探知機。
  4. 【請求項4】 表示器と、 前記密度算出手段により算出された密度および前記抽出
    手段によって抽出された複数のデータの二次元レベル分
    布の少なくともいずれか一方を前記表示器に表示させる
    ための表示制御手段とをさらに備えていることを特徴と
    する請求項2または3に記載の水中探知機。
  5. 【請求項5】 超音波信号を送信する送信手段と、 超音波エコー信号を受信する受信手段と、 表示器と、 前記受信手段で受信した超音波エコー信号に基づいて、
    前記表示器に表示された範囲内の水中の密度を算出する
    ための密度算出手段とを備えていることを特徴とする水
    中探知機。
  6. 【請求項6】 水処理場の沈殿槽中の浮遊汚泥状況を監
    視するために用いられることを特徴とする請求項1〜5
    のいずれか1項に記載の水中探知機。
  7. 【請求項7】 魚群探知機として用いられることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の水中探知
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007196108A (ja) * 2006-01-25 2007-08-09 Penta Ocean Constr Co Ltd 水質改善方法およびその装置

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