JP2002365132A - 車両用日射センサ - Google Patents

車両用日射センサ

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JP2002365132A
JP2002365132A JP2001177331A JP2001177331A JP2002365132A JP 2002365132 A JP2002365132 A JP 2002365132A JP 2001177331 A JP2001177331 A JP 2001177331A JP 2001177331 A JP2001177331 A JP 2001177331A JP 2002365132 A JP2002365132 A JP 2002365132A
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signal
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charging
power
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Yoshio Shinoda
芳夫 篠田
Ryuichi Onoda
隆一 小野田
Ikuo Hayashi
育生 林
Shigeto Tsuge
重人 柘植
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Denso Corp
Soken Inc
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Denso Corp
Nippon Soken Inc
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  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用日射センサの取付け工数を減らす。 【解決手段】 ソーラーセル11は、日射を受け光電流
を電源12及び分圧回路13に流す。二次電池123に
は、逆流防止用ダイオード121及び抵抗素子122を
通して充電され、アナログ−デジタル変換器14、デジ
タル−周波数変換器15、及び、送信回路16に電力を
供給する。分圧回路13は、日射強度に比例するアナロ
グ信号を出力できる。アナログ−デジタル変換器14
は、アナログ信号をアナログ−デジタル変換してデジタ
ル信号を発生する。デジタル−周波数変換器15は、デ
ジタル信号を高周波信号に変換して高周波信号を出力す
る。送信回路16は、高周波信号を電力増幅して電力増
幅信号を出力するため、アンテナ17は、電力増幅信号
を電波を媒体として送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に搭載され
て、日射を検出する車両用日射センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平3−32924号公報にて
示すように、日射を検出する日射センサを車室内に配置
し、この日射センサの検出に応じて、車室内の日射熱負
荷に対応して車室内の空気温度を維持する車両用空調装
置がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の車両
用空調装置において、日射センサの検出信号を電子制御
装置に伝送するための信号線と、バッテリから日射セン
サに電力を供給するための電力線とを必要する。このた
め、日射センサを車室内に取り付けるにあたり、車室内
の見栄えを保ちつつ、電力線及び専用信号線を取り付け
るには、手間がかかるといった問題がある。
【0004】本発明は、上記点に鑑みて、電力線及び信
号線といった配線をなくすことで、取り付ける手間を減
らすようにした車両用日射センサを提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、車両に搭載
された車両用日射センサ装置であって、日射による光エ
ネルギーを電気エネルギーに変換して、電気信号を出力
する光電変換素子によるセンサエレメント(11)と、
電気信号に基づいて電力を蓄積する電力蓄積手段(1
2、21)と、電力蓄積手段から電力が供給されて、電
気信号に応じて送信信号を、例えば、電磁波を媒体とし
て、送信する送信手段(13〜17、22、23)とを
有することを特徴とする。
【0006】これにより、電力線及び信号線といった配
線をなくすことができるので、日射センサの取り付ける
作業性も大幅に向上でき、車両用日射センサの取り付け
自由度を向上させることができる。
【0007】具体的には、請求項2に記載の発明のよう
に、送信手段は、電気信号をデジタル信号に変換するデ
ジタル変換回路(13、14)と、デジタル信号を変調
することによって送信信号を求める変調回路(15、1
7)とを有するようにしてもよい。
【0008】ここで、請求項1に記載の電力蓄積手段に
おいて、時間単位の蓄電量は、日射強度は強くなるにつ
れて多くなるとともに、日射強度はが弱くなるにつれて
少なくなる。また、送信手段は、電力蓄積手段から電力
が供給されて、送信信号を送信するため、日射強度が弱
くなったとき、電力蓄積手段から送信手段への電力供給
を節約することが好ましい。
【0009】これに対して、請求項3に記載の発明で
は、送信手段は、電気信号に基づいて電力を充電する充
電回路(21)と、送信信号を、可変時間間隔にて、間
欠的に発生する発生手段(22、23、16A)とを有
し、可変時間間隔は、日射の強度が強くなり、充電回路
の充電速度が速くなるにつれて短くなるとともに、日射
の強度が弱くなり、充電速度が遅くなるにつれて長くな
ることを特徴とする。
【0010】これにより、可変時間間隔は、日射の強度
が強くなるにつれて短くなるとともに、日射の強度が弱
くなるにつれて長くなる。従って、送信信号の出力数
は、日射の強度が強くなるにつれて多くなるとともに、
日射の強度が弱くなるにつれて少なくなる。
【0011】これにより、電力蓄積手段から送信手段へ
の電力供給は、日射強度は強くなるにつれて多くなると
ともに、日射強度はが弱くなるにつれて少なくすること
ができる。よって、日射強度が弱くなるにつれて、電力
蓄積手段から送信手段への電力供給を節約できる。
【0012】具体的には、請求項4に記載の発明のよう
に、充電回路は、電力の充電に基づいて充電電圧を発生
し、送信手段は、充電電圧が一定値以上のとき、充電回
路から電力を放電させる一方、充電電圧が一定値未満の
とき、充電回路に電力を充電させる充放電制御回路(2
2、23)と、充放電制御回路の放電のタイミングで、
送信信号を出力する出力回路(16A)とを採用しても
よい。
【0013】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の
いずれか1つに記載の車室用日射センサを備え、車室用
日射センサによって検出された日射に基づいて、車室内
の空気温度を調整することを特徴とする車両用空調装
置。このように、請求項1〜4のいずれか1つに記載の
車室用日射センサを車両用空調装置に適用することは好
適である。
【0014】また、請求項6に記載の発明のように、送
信信号は、電波を媒体としてもよく、請求項7に記載の
発明のように、送信信号は、光を媒体としてもよい。
【0015】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する各実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示
す一例である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に本発明の
車両用空調装置の第1実施形態を示す。図1は、車両用
空調装置の概略構成を示すブロック図である。図1に示
すように、車両用空調装置は、日射センサ1、電子制御
装置(エアコンECU)2、及び、空調ユニット(HV
AC)3を有する。日射センサ1は、車室内のインスト
ルメントパネル4上に配置されており、日射センサ1
は、太陽からの日射5を検出し、後述する電力増幅信号
を電波を媒体として送信する。
【0017】電子制御装置2は、アンテナ2aにて電波
を媒体として検出信号を受信し、この検出信号に基づい
て空調ユニット3を制御する。空調ユニット3は、電子
制御装置2によって制御されて、吹き出し温度、風量、
及び、風の吹き出しパターンなどを車室内の日射の熱負
荷に応じて調節することで、車室内温度を所定値に維持
する。
【0018】次に、日射センサ1の電気回路構成および
作動について図2を参照して説明する。図2は日射セン
サ1の電気回路構成を示す。
【0019】図2に示すように、日射センサ1は、ソー
ラーセル(センサエレメント)11、電源12、分圧回
路13、アナログ−デジタル(A/D変換器)変換器1
4、デジタル−周波数変換器(D−F変換器)15、送
信回路16、及び、アンテナ17を有する。
【0020】ソーラーセル11は、太陽からの日射5を
受けると電荷が発生して光電流を電源12及び分圧回路
13に流す。電源12は、逆流防止用ダイオード12
1、抵抗素子122、及び、二次電池123を直列接続
して構成されている。二次電池123は、逆流防止用ダ
イオード121及び抵抗素子122を通して光電流が流
れ込こんで、充電されて出力電圧を発生する。逆流防止
用ダイオード121は、二次電池123から分圧回路1
3に電流が流れるのを防止する。
【0021】二次電池123の正極端子123aは、ア
ナログ−デジタル変換器14、デジタル−周波数変換器
15、及び送信回路16の各電源端子に接続されてい
る。二次電池123は、アナログ−デジタル変換器1
4、デジタル−周波数変換器15、及び、送信回路16
のそれぞれに電力を供給する。
【0022】分圧回路13は、抵抗素子131、132
が直列接続されて構成されており、分圧回路13は、ソ
ーラーセル11の光電流が流れることにより、抵抗素子
131、132の共通端子133から分圧電圧を出力す
る。これにより、分圧回路13は、日射強度に比例する
分圧電圧としてアナログ信号を出力できる。
【0023】アナログ−デジタル変換器14は、アナロ
グ信号をアナログ−デジタル変換して、例えば2進数の
ようなデジタル信号を発生する。
【0024】デジタル−周波数変換器15は、送信回路
16とともに変調回路を構成して、デジタル信号をこの
デジタル信号が表す大きさに比例する周波数の高周波信
号に変換する。
【0025】送信回路16は、デジタル−周波数変換器
15からの高周波信号を電力増幅して電力増幅信号を出
力し、アンテナ17は、電力増幅信号を電波を媒体とし
て送信することにより、上記検出信号を電波を媒体とし
て送信する。
【0026】以下、本第1実施形態の特徴につき述べ
る。即ち、日射センサ1では、ソーラーセル11にて発
生する電荷(電気エネルギー)を二次電池123に蓄え
ることにより電源12を形成し、ソーラーセル11の検
出日射量を示すアナログ信号を電力増幅信号に変換しこ
の電力増幅信号を電波を媒体として送信する。
【0027】これにより、日射センサ1及びバッテリ間
の電源線と、日射センサ1及び電子制御装置間の信号線
といった配線をなくすことができるので、日射センサの
取り付ける作業性も大幅に向上する。
【0028】さらに、配線を取り付ける作業もなくなる
ので、配線を取り付けることによる日射センサ1の取り
付け位置の制約がなくなる。
【0029】ここで、車両用空調装置において、太陽の
日射強度の弱いとき、電源12が充電されないものの、
吹き出し温度、風量等を日射の熱負荷に応じて調節する
ことは、太陽の日射強度の強いとき行うものなので、日
射強度の弱いとき、電源12が充電されないことがあっ
ても、問題がない。
【0030】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
ソーラーセル11の検出日射量に関わりなく、二次電池
123がアナログ−デジタル変換器14、デジタル−周
波数変換器15、及び、送信回路16にそれぞれ電力を
供給できる限り、電力増幅信号を電波を媒体として送信
する。
【0031】しかし、ソーラーセル11の受光面には、
制限があるため、二次電池123に充電される電力には
限りがある。さらに、太陽からの日射量が減れば、二次
電池123に流れ込む、時間単位の光電流が減り、二次
電池123の充電電力量が減る。
【0032】従って、太陽からの日射量が減るにつれ
て、二次電池123から各回路14〜16への電力供給
を節約することが好ましい。
【0033】そこで、本第2実施形態では、ソーラーセ
ル11の検出日射量に応じた時間間隔で、間欠的に、後
述する高周波信号を送信する。この場合の電気回路構成
を図3に示す。
【0034】本第2実施形態の日射センサ1は、図3に
示すように、ソーラーセル11、電源12、充電回路2
1、比較回路22、放電回路23、送信回路16A、及
び、アンテナ17から構成される。図3において、図2
中の同一符号は、同一物を示す。また、電源12は、比
較回路22のコンパレータ221及び送信回路16Aの
それぞれに電力を供給する。
【0035】充電回路21は、抵抗素子211及び蓄電
コンデンサ212を直列接続されて構成されている。蓄
電コンデンサ212は、抵抗素子211を通してソーラ
ーセル11から充電される。
【0036】比較回路22は、コンパレータ221及び
抵抗素子222〜225から構成される。抵抗素子22
2、223は、直列接続されており、抵抗素子222、
223は、二次電池123の出力電圧を分圧して共通端
子223aから分圧電圧を出力する。
【0037】コンパレータ221は、蓄電コンデンサ2
12の充電電圧と、二次電池123の出力電圧の分圧電
圧とを比較する。なお、二次電池123の出力電圧は、
ほぼ一定電圧になる。また、225はバイパスコンデン
サでる。
【0038】放電回路23は、トランジスタ231、及
び、抵抗素子232〜234から構成されている。トラ
ンジスタ231は、コンパレータ221の出力信号に応
じて、スイッチングすることにより、蓄電コンデンサ2
12を放電、或いは、充電させる。
【0039】なお、234は抵抗素子で、トランジスタ
231のベース端子及びグランド端子間に接続されてい
る。
【0040】送信回路16Aは、コンパレータ221の
出力信号に応じて、高周波信号を間欠的に出力する。ア
ンテナ17は、高周波信号を間欠的に電波を媒体として
送信する。
【0041】但し、高周波信号の周期は、コンパレータ
221の出力信号の可変周期に比べて、短い。
【0042】以下、本第2実施形態の作動につき説明す
る。先ず、ソーラーセル11は、太陽からの日射5を受
けると電荷が発生して光電流を電源12及び充電回路2
1に流す。すると、電源12では、二次電池123は、
逆流防止用ダイオード121及び抵抗素子122を通し
て光電流が流れ込んで充電される。
【0043】このため、二次電池123は、正極端子1
23aから出力電圧を発生するとともに、コンパレータ
221及び送信回路16Aのそれぞれを給電する。
【0044】ここで、充電回路21においては、蓄電コ
ンデンサ212は、抵抗素子211を通してソーラーセ
ル11から充電されて充電電圧を正極端子21aにて出
力する。
【0045】よって、比較回路22において、抵抗素子
222、223は、二次電池123の出力電圧を分圧し
て、共通端子223aから分圧電圧を出力する。このた
め、蓄電コンデンサ212の充電電圧の方が、共通端子
223aの分圧電圧に比べて小さいとき、コンパレータ
221は、出力端子22aにて、ローレベル信号を出力
する。
【0046】その後、蓄電コンデンサ212が、ソーラ
ーセル11から抵抗素子211を通して充電されて、正
極端子21aの充電電圧の方が共通端子223aの分圧
電圧に比べて大きくなると、コンパレータ221は、出
力端子22aにてハイレベル信号を出力する。
【0047】ここで、送信回路16Aは、コンパレータ
221のハイレベル信号を受け、一定期間にて高周波信
号を発生する。すなわち、送信回路16Aは、蓄電コン
デンサ212の放電タイミングにて、高周波信号を一定
期間にて出力する。これに伴って、アンテナ17は、高
周波信号を電波を媒体として送信する。
【0048】また、放電回路23のトランジスタ231
は、ベース端子にて、コンパレータ221のハイレベル
信号を抵抗素子232を通して受けてオンする。よっ
て、トランジスタ231は、そのオンにて、蓄電コンデ
ンサ212の正極端子21aを抵抗素子233を通して
グランドに接続する。
【0049】これにより、蓄電コンデンサ212の正極
端子21aから放電電流が、抵抗素子233を通してト
ランジスタ231を経てグランドに流れるため、蓄電コ
ンデンサ212の蓄電電荷が放電される。
【0050】この放電に伴って、蓄電コンデンサ212
の充電電圧の方が、共通端子223aの分圧電圧に比べ
て小さくなると、コンパレータ221は、出力端子22
aにて、ローレベル信号を出力する。
【0051】このため、放電回路23のトランジスタ2
31は、ベース端子にて、コンパレータ221のローレ
ベル信号を抵抗素子232を通して受けてオフする。よ
って、トランジスタ231は、そのオフにて、蓄電コン
デンサ212の正極端子21a及びグランドの間を開放
するため、蓄電コンデンサ212の蓄電電荷の放電が停
止し、蓄電コンデンサ212の蓄電電荷の充電が開始さ
れる。
【0052】このように、蓄電コンデンサ212の蓄電
電荷の放電と、蓄電電荷の充電とが交互に繰り返される
ため、図4(a)に示すように、蓄電コンデンサ212
の正極端子21aの充電電圧は、鋸波状に変化する。
【0053】このため、コンパレータ221は、図4
(b)に示すように、正極端子21aの充電電圧の変化
に伴って、ローレベル信号とハイレベル信号とを交互に
出力する。すなわち、コンパレータ221は、ハイレベ
ル信号を間欠的に出力するため、送信回路16Aは、図
4(c)に示すように、間欠的に高周波信号を発生する
ことになる。
【0054】ここで、ソーラーセル11に照射される日
射5の強度が強いほど、多くの光電流が蓄電コンデンサ
212に流れ込む。従って、蓄電コンデンサ212の充
電速度(正極端子21aの充電電圧の時定数数)は、ソ
ーラーセル11に照射される日射5の強度に略比例し
て、日射5の強度が強いほど、大きくなる。一方、充電
電圧変化は、ソーラーセル11に照射される日射5の強
度が弱いほど、小さくなる。
【0055】ここで、充電速度は、図4(a)に示す立
ち上がり時の充電電圧の傾きを示し、この傾きは、ソー
ラーセル11に照射される日射5の強度が強いほど、大
きくなる一方、日射5の強度が弱いほど、小さくなる。
【0056】これに伴って、充電電圧の周期(図4
(a)中のT1)は、ソーラーセル11に照射される日
射5の強度が強いほど、短くなる一方、日射5の強度が
弱いほど、長くなる。
【0057】従って、高周波信号の送信間隔(図4
(c)中のT1’)は、ソーラーセル11に照射される
日射5の強度が強いほど、短くなる一方、日射5の強度
が弱いほど、長くなる。
【0058】このため、高周波信号は、ソーラーセル1
1に照射される日射5の強度が強いほど、数多く送信さ
れる一方、日射5の強度が弱いほど、高周波信号の送信
数が少なくなる。
【0059】これにより、昼間等の、ソーラーセル11
に照射される日射5の強度が強いとき、高周波信号の送
信比率(高周波信号における時間単位の送信数)が高く
なる一方、夜間等の、日射5の強度が弱いとき、送信比
率が低くなるので、日射量が少なくなるにつれて、消費
電力を節約できる。
【0060】なお、本第2実施形態では、電子制御装置
2は、アンテナ2aにて電波を媒体として高周波信号を
受信すると、高周波信号の送信間隔によって日射量を求
めることになる。
【0061】なお、上記第2実施形態では、送信回路1
6Aは、蓄電コンデンサ212の放電タイミングにて、
高周波信号を出力する例につき説明したが、これに限ら
ず、蓄電コンデンサ212の充電タイミングにて、高周
波信号を出力するようにしてもよい。
【0062】なお、本発明の実施にあたり、高周波信号
(電力増幅信号)を光を媒体として送信するようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る車両用空調装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す日射センサの電気回路構成を示す図
である。
【図3】本発明の第2実施形態に係る日射センサの構成
を示すブロック図である。
【図4】上記第2実施形態に係る日射センサの作動を示
すタイミングチャートである。
【符号の説明】
11…ソーラーセル、12…電源、13…分圧回路、1
4…アナログ−デジタル変換器、15…デジタル−周波
数変換器、16…送信回路、17…アンテナ、121…
逆流防止用ダイオード、122…抵抗素子、123…二
次電池。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野田 隆一 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 林 育生 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 (72)発明者 柘植 重人 愛知県西尾市下羽角町岩谷14番地 株式会 社日本自動車部品総合研究所内 Fターム(参考) 2G065 AA03 AA15 BA10 BC31 BC40 DA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載された車両用日射センサ装置
    であって、 日射による光エネルギーを電気エネルギーに変換して、
    電気信号を出力する光電変換素子によるセンサエレメン
    ト(11)と、 前記電気信号に基づいて電力を蓄積する電力蓄積手段
    (12、21)と、 前記電力蓄積手段から電力が供給されて、前記電気信号
    に応じて送信信号を送信する送信手段(13〜17、2
    2、23)とを有することを特徴とする車両用日射セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、 前記電気信号をデジタル信号に変換するデジタル変換回
    路(13、14)と、 前記デジタル信号を変調することによって前記送信信号
    を求める変調回路(15、16)と、 を有することを特徴とする請求項1に記載の車両用日射
    センサ。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、 前記電気信号に基づいて電力を充電する充電回路(2
    1)と、 前記送信信号を、可変時間間隔にて、間欠的に発生する
    発生手段(22、23、16A)とを有し、 前記可変時間間隔は、前記日射の強度が強くなり、前記
    充電回路の充電速度が速くなるにつれて短くなるととも
    に、前記日射の強度が弱くなり、前記充電速度が遅くな
    るにつれて長くなることを特徴とする請求項1に記載の
    車両用日射センサ。
  4. 【請求項4】 前記充電回路は、前記電力の充電に基づ
    いて充電電圧を発生し、 前記送信手段は、 前記充電電圧が一定値以上のとき、前記充電回路から電
    力を放電させる一方、前記充電電圧が前記一定値未満の
    とき、前記充電回路に電力を充電させる充放電制御回路
    (22、23)と、 前記充放電制御回路の放電のタイミングで、前記送信信
    号を出力する出力回路(16A)とを有することを特徴
    とする請求項3に記載の車両用日射センサ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載の車
    室用日射センサを備え、 前記車室用日射センサによって検出された日射に基づい
    て、車室内の空気温度を調整することを特徴とする車両
    用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記送信信号は、電波を媒体とすること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両
    用日射センサ。
  7. 【請求項7】 前記送信信号は、光を媒体とすることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の車両用
    日射センサ。
JP2001177331A 2001-06-12 2001-06-12 車両用日射センサ Withdrawn JP2002365132A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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