JP2002364829A - ごみ焼却装置及びごみ焼却方法 - Google Patents

ごみ焼却装置及びごみ焼却方法

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JP2002364829A
JP2002364829A JP2001149980A JP2001149980A JP2002364829A JP 2002364829 A JP2002364829 A JP 2002364829A JP 2001149980 A JP2001149980 A JP 2001149980A JP 2001149980 A JP2001149980 A JP 2001149980A JP 2002364829 A JP2002364829 A JP 2002364829A
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oxide
exhaust gas
halogenated organic
organic compound
refuse
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Application number
JP2001149980A
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English (en)
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Hideki Nagano
英樹 永野
Kunio Miyazawa
邦夫 宮澤
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操業が容易でかつ処理コストが安い、ご
み焼却炉排ガスに含まれるハロゲン化有機化合物の分解
装置及び方法を提供する。 【解決手段】 上記課題は、ごみを焼却させる燃焼炉か
ら発生する排ガスに3価又は4価のMn酸化物を吹き込
む吹込装置と、吹き込んだ該Mn酸化物を含む混合物を
捕集する捕集装置と、捕集した該Mn酸化物を含む混合
物を回収する回収装置からなるハロゲン化有機化合物の
分解装置を具備することを特徴とするごみ焼却装置、及
びそれを用いたごみ焼却方法によって達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、都市ごみや産業廃
棄物、医療廃棄物などを焼却した際に、焼却炉より生ず
る排ガスに含まれるダイオキシン類などのハロゲン化有
機化合物を分解する装置と方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市ごみや産業廃棄物を焼却する
過程あるいは電気炉などによる金属精錬の過程などから
発生する排ガス中に、極めて毒性の強いダイオキシン類
あるいはその他のハロゲン化有機化合物が検出され、重
大な問題となっている。
【0003】最近におけるダイオキシン類の排出量に対
する規制は厳しくなっており、例えば、新設の連続式焼
却炉に対しては、排ガス中のダイオキシン類の含有量を
0.1ng−TEQ/Nm以下にすることが定められ
ている。そして、ダイオキシン類の生成を抑制する技術
を駆使するだけでは上記の規制値を守ることはできず、
例えば、現状のごみ焼却炉などにおいては、除塵器(バ
グフィルタ)の上流側に活性炭を吹き込むとともに除塵
器内のガス温度を低下させることにより、排ガス中のダ
イオキシン類を除去する処理が行われている。ただし、
この方法による処理においては、排ガス中からダイオキ
シン類が除去されるだけであって、ダイオキシン類その
ものは集塵灰とともに捕集されて排出される。このた
め、捕集された集塵灰中のダイオキシン類を無害化する
処理を行わなければならず、この方法による処理は本質
的な解決策にはならない。
【0004】一方、ダイオキシン類のような毒性の強い
塩素化芳香族化合物を分解する研究が行われており、次
に挙げるような種々の技術が開発されている。これらの
技術としては、高温焼却処理法、微生物による処理
法、化学的分解処理法があり、これらのうち、化学的
分解処理法は低い温度領域で反応が行われること、短時
間で効率よく分解できること、などの特徴を有してい
る。この化学分解処理法では、触媒等の反応薬剤を固定
層方式で充填し、そこに排ガスを通過させることにより
酸化反応などによりダイオキシン類を分解する方法が1
例として挙げられる。その他にも、貴金属触媒と水素ガ
スを使用する方法や触媒、アルカリ、水素供与体存在下
で300℃〜350℃に加熱する方法等、ハロゲン化有
機化合物の塩素を水素供与体から供給される水素により
還元的に置換し、脱塩素化を行う方法がある。
【0005】この化学的分解処理法のひとつに、排ガス
に酸化剤を添加した後、この排ガスを二酸化マンガンの
触媒層に接触させてダイオキシンを酸化分解するととも
に、前記触媒層が目詰まりした場合は、触媒層の下方に
設けた空洗管と水洗管により、水張り、空気洗浄、水洗
浄、水抜きを順に行って触媒層を洗浄し、その後、前記
排ガス処理を再開することを特徴とする排ガス中のダイ
オキシンの除去方法が知られている(特許第28992
70号公報)。上記酸化剤は過マンガン酸塩や過酸化水
素であり、マンガン酸化物は含まれていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の化学的
分解処理法においては、一般的に複雑な反応工程があ
り、実装置の操業に際しては、厳密な操業管理を要す
る。また、高価な物質を使用しなければならず、処理コ
ストが高くなる。さらに、固定層方式を採用する場合に
は、排ガスに含まれるダストや焼却飛灰などにより目詰
まりを生じることが問題となり、目詰まりを解消するた
めの装置や洗浄用の薬剤などやはり複雑な工程が必要と
なり処理コストも高くなる。
【0007】本発明は、上記のような問題を解決し、操
業が容易でかつ処理コストが安いハロゲン化有機化合物
の分解装置及び方法を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するべく鋭意検討の結果、ごみを燃焼させる燃焼炉
から発生するダイオキシン類等を含む排ガスに直接3価
又は4価のマンガン酸化物を吹き込むことによって、あ
るいは、ダイオキシン類等を含む排ガスを3価又は4価
のマンガン酸化物が充填された移動層に通過させること
によって、ダイオキシン類等のハロゲン化有機化合物を
酸化分解し、該マンガン酸化物を捕集あるいは回収すれ
ば排ガスは無害なものとして大気中に放出可能になるこ
とを見出した。
【0009】本発明は、かかる知見に基づいてなされた
ものでありごみを焼却させる燃焼炉から発生する排ガス
に3価又は4価のMn酸化物を吹き込む吹込装置と、吹
き込んだ該Mn酸化物を含む混合物を捕集する捕集装置
と、捕集した該Mn酸化物を含む混合物を回収する回収
装置からなるハロゲン化有機化合物の分解装置を具備す
ることを特徴とするごみ焼却装置、ごみを焼却させる燃
焼炉から発生する排ガスが通過する3価又は4価のMn
酸化物が充填された移動層と、該移動層から該Mn酸化
物を含む混合物を回収する回収装置からなる、排ガス中
のハロゲン有機化合物の分解装置を具備することを特徴
とするごみ焼却装置、前記回収装置が、捕集された該M
n酸化物を含む混合物からMn酸化物を分離する手段を
具備することを特徴とする上記のごみ焼却装置、前記回
収装置がMn酸化物の再生処理手段を具備することを特
徴とする上記のごみ焼却装置、前記回収されたMn酸化
物を含む混合物、分離されたMn酸化物又は再生処理さ
れたMn酸化物を再度排ガス中に吹き込む吹込装置を具
備していることを特徴とする上記のごみ焼却装置、前記
回収されたMn酸化物を含む混合物、分離されたMn酸
化物又は再生処理されたMn酸化物を再度移動層に充填
する装置を具備していることを特徴とする上記のごみ焼
却装置、ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排ガス中
のハロゲン化有機化合物の発生量に基づいて3価又は4
価のMn酸化物の吹込量又は移動量を制御する制御装置
を具備することを特徴とする上記のごみ焼却装置、ごみ
を焼却させる燃焼炉から発生する排ガス中のハロゲン化
有機化合物の発生量を測定する測定装置をさらに有し、
前記制御装置が、該測定装置が測定した前記ハロゲン化
有機化合物の発生データに基づいて3価又は4価のMn
酸化物の吹込量又は移動量を制御するものである上記の
ごみ焼却装置、ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排
ガスに3価又は4価のMn酸化物を吹き込む工程と、吹
き込んだ該Mn酸化物を捕集する工程と、捕集したMn
酸化物を含む混合物を回収する工程よりなるごみ焼却装
置から発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解
方法、前記混合物からMn酸化物を分離する工程と、該
分離されたMn酸化物を再生処理する工程と、該回収さ
れたMn酸化物を含む混合物、分離されたMn酸化物又
は再生処理されたMn酸化物を排ガスに吹き込む工程よ
りなる上記ごみ焼却装置から発生する排ガス中のハロゲ
ン化有機化合物の分解方法、ごみを焼却させる燃焼炉か
ら発生する排ガスを3価又は4価のMn酸化物が移動す
る移動層を通過させる工程と、移動層を移動したMn酸
化物を含む混合物を回収する工程よりなるごみ焼却装置
から発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解方
法、前記混合物からMn酸化物を分離する工程と、該分
離されたMn酸化物を再生処理する工程と、該回収され
たMn酸化物を含む混合物、分離されたMn酸化物又は
再生処理されたMn酸化物を移動層に導入する工程より
なる上記のごみ焼却装置から発生する排ガス中のハロゲ
ン化有機化合物の分解方法、ごみを焼却させる燃焼炉か
ら発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の発生量を
測定する工程と、前記ハロゲン化有機化合物の発生量に
基づいて排ガスに3価又は4価のMn酸化物を制御して
吹き込む工程と、吹き込んだ該Mn酸化物を捕集する工
程と、捕集したMn酸化物を含む混合物を回収する工程
とよりなるごみ燃焼装置から発生する排ガス中のハロゲ
ン化有機化合物の分解方法、ごみを焼却させる燃焼炉か
ら発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の発生量を
測定する工程と、前記ハロゲン化有機化合物の発生量に
基づいて移動量が制御された3価又は4価のMn酸化物
が充填された移動層に排ガスを通過させる工程と、移動
層を移動したMn酸化物を含む混合物を回収する工程と
よりなるごみ焼却装置から発生する排ガス中のハロゲン
化有機化合物の分解反応、3価又は4価のMn酸化物が
吹き込まれる部位の排ガスの温度が、少なくともハロゲ
ン化有機化合物が気相中にある温度である上記のごみ焼
却装置から発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の
分解方法、及び移動層に進入する排ガスの温度が、少な
くともハロゲン化有機化合物が気相中にある温度である
上記のごみ焼却装置から発生する排ガス中のハロゲン化
有機化合物の分解方法、に関するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明が適用されるハロゲン化有
機化合物は、都市ごみ焼却炉、その他各種の含ハロゲン
可燃物焼却プロセスにてごみあるいは可燃物を燃焼させ
る燃焼炉から発生する排ガス中に含まれるクロロベンゼ
ン類、クロロジベンゾジオキシン、クロロジベンゾフラ
ン、ポリ塩化ビフェニルなどの塩素化有機化合物、その
他ブロモベンゼン類、ブロモジベンゾジオキシン、ブロ
モジベンゾフラン、ポリ臭素化ビフェニルやフルオロベ
ンゼン類、フルオロジベンゾジオキシン、フルオロジベ
ンゾフラン、ポリフッ化ビフェニルなどである。
【0011】3価又は4価のMn酸化物は、三二酸化マ
ンガン又は二酸化マンガンであり、その混合物も含まれ
る。例えば、マンガン鉱石(BHP鉱、インドマンガン
鉱、Mt.ニューマン鉱、ハマスレー鉱など)も使用で
きる。
【0012】排ガス中に3価又は4価のMn酸化物を吹
き込む装置としていくつかの形式のものを採用すること
ができる。
【0013】その一方法として、3価又は4価のMn酸
化物を粉砕し、その粉末を消石灰や活性炭などを吹き込
む吹込ノズルなどから排ガス中に吹き込むことにより、
排ガス中のハロゲン化有機化合物を分解させることがで
きる。この場合、粉末状のMn酸化物を煙道中に直接吹
き込むことで排ガス中に共存させる。
【0014】また、上記のMn酸化物の粉末を水などの
液体と混合して、スラリー状にし、このスラリー同様の
吹込ノズルなどの吹込手段により排ガス中に吹き込むこ
とによっても、ハロゲン化有機化合物を分解することが
できる。例えば、ごみ焼却施設などにおいて、ガス温度
を下げるための水噴霧を行う装置などが設けられている
場合には、この水に替わり上記スラリーを噴霧し、ハロ
ゲン化有機化合物を含有する排ガスと接触させることも
できる。
【0015】上記のようにしてハロゲン化有機化合物を
含有する排ガスと共存させるMn酸化物粉末は、ガスの
処理方法により、その最適粒径を選択する。Mn酸化物
をハロゲン化有機化合物を含有する排ガス中に吹き込む
場合には、粒子の表層部分に存在する3価又は4価のM
n酸化物がハロゲン化有機化合物の分解に関与すると考
えられるため、その粒子はできるだけ微細であることが
望ましいが、その後の捕集装置での捕集を考慮すると5
〜100μmにすることがより望ましい。
【0016】3価又は4価のMn酸化物が充填された移
動層は、移動する充填層にガスを接触させる層であり、
例えば排ガスを水平方向から導入して、垂直方向に移動
する3価又は4価のMn酸化物に接触させることによ
り、効率よく排ガス中のハロゲン化有機化合物の酸化分
解を行うことが可能である。ここで、移動層とは、Mn
酸化物の充填された層を一方向に移動させ、排ガス中の
ハロゲン化有機化合物と反応したMn酸化物を逐次移動
させて一端から排出しつつ、他端から常に3価又は4価
のMn酸化物を供給してハロゲン化有機化合物と反応さ
せることのできる層のことである。移動層に充填する3
価又は4価のMn酸化物は、排ガス中に含まれるダスト
や焼却飛灰により目詰まりを起こさないよう、粒径を制
御して用いる。その粒径は微細であることが望ましい
が、目詰まりを起こさないようある程度の粒度が必要で
あり0.5mm以上10mm以下の程度のものであるこ
とが望ましい。しかし、15mm程度のものでも、効率
よく排ガス中のハロゲン化有機化合物の酸化分解を行う
ことができる。移動層本体の大きさは、ガス流速により
充填されたMn酸化物が吹き飛ばされないようなガス流
速を実現できる大きさでなければならない。
【0017】移動層方式を用いることにより、排ガスへ
のMn酸化物の大量接触が可能となり理論上排ガス中の
ハロゲン化有機化合物の完全分解が可能となる。また、
排ガス中のハロゲン化有機化合物を酸化分解できるばか
りでなく、排ガス中のダストや焼却飛灰の一部を除塵す
る効果もあり、後段の集塵機の負担を軽減できるという
利点や排ガス中に含まれるHClガスや塩素ガスと反応
することで、後段におけるダイオキシン類などの再合成
を防止するといった利点もある。
【0018】Mn酸化物を固定床で用いることもでき
る。その場合、接触させる排ガスは除塵後とし、温度は
450℃以上とすることが好ましい。
【0019】また、Mn酸化物を薄い箱に充填して充填
層を形成し、これを排ガスの流れるダクトに挿入して接
触させることもできる。ある程度使用したら、この箱を
引き抜いて新しいものと交換する。
【0020】Mn酸化物によるハロゲン化有機化合物の
分解反応は、排ガス温度が50℃程度あれば進行し、高
温であれば促進されるが、実用的には、100℃以上で
あることが望ましい。しかしながら、例えば530℃を
越えると、4価のMn酸化物である二酸化マンガンは自
己分解し、950℃を越えると3価のMn酸化物である
三二酸化マンガンが自己分解する。そこで、これらの温
度に達しない程度の温度領域で反応させる必要がある。
しかし、反応領域での温度が変動し、特に低温側から高
温側へ温度が変動する場合には、1000℃程度であっ
ても未分解の三二酸化マンガンが存在するため、ハロゲ
ン化有機化合物の分解反応は進行する。また、ダイオキ
シン類が気相にある温度もしくはダイオキシン類がダス
トに吸着しない温度(具体的には400℃以上、より好
ましくは450℃以上)が望ましい。本発明におけるM
n酸化物によるハロゲン化有機化合物の分解は酸化分解
反応であり、最終生成物は二酸化炭素と水とHCl等で
ある。
【0021】Mn酸化物のほかにハロゲン化有機化合物
を酸化分解するものとして、CeO 、Fe等の
金属酸化物やその混合物も使用できる。これらの金属酸
化物やその混合物もMn酸化物と同様な使用方法によ
り、ハロゲン化有機化合物を酸化分解することが可能で
ある。
【0022】吹込装置により煙道内に共存させたMn酸
化物を捕集する装置としては、通常ごみ焼却炉などで採
用されている、電気集塵機(EP)やバグフィルタ(B
F)などの捕集装置を使用できる。
【0023】捕集されたMn酸化物等を回収する装置と
しては、ごみ焼却炉などで採用されているバグフィルタ
(BF)を例にとると、バグフィルタの炉布に捕集され
たMn酸化物や消石灰などの成分を、パルス空気を送り
込むことなどにより払い落とすことができ、払い落とさ
れたMn酸化物等を回収することが可能となる。その
他、水中を通過させるなどの回収手段や超音波などによ
り集塵する回収手段なども採用することができる。
【0024】移動層方式の場合には、移動層下部にて充
填された3価又は4価のMn化合物を回収するととも
に、排ガス通過時に吸着したダストや焼却飛灰なども同
時に回収される。
【0025】回収されたMn酸化物や消石灰や活性炭、
ダスト、飛灰などを含んだ混合物からMn酸化物を分離
するための分離装置の1例として、比重差を利用するも
のがある。例えば、振動を加えることにより、比重の大
きなMn酸化物(平均比重5程度)を分離する装置や、
遠心器などを採用した遠心分離装置などである。なお、
回収装置を集塵機の後段に設けると、ダスト、飛灰など
が少ないため、混合物からのMn酸化物を分離する必要
がなくなる場合がある。また、回収装置が集塵機の前段
にあってもダスト、飛灰などが少ない場合には混合物か
らのMn酸化物の分離が不要になる。
【0026】回収されたMn酸化物中の3価又は4価の
Mn酸化物は酸化分解反応により減少しているが、これ
を再生し、再度吹込装置へ搬入して使用する、あるいは
移動層に再充填して再利用することが好ましい。酸化分
解反応により二酸化マンガンから失われた酸素を補充す
ることで再生する。酸素を補充する方法としては、空気
中又は酸素高濃度の条件での加熱反応やオゾンや過酸化
水素など酸素を放出しやすい分子や化合物と同伴させ、
酸素を補充できる程度の反応温度に設定することで、失
われた酸素が補充でき、元の3価又は4価のMn酸化物
の状態が再生される。これらの化合物以外にも、過マン
ガン酸カリウムなどの酸化剤やこれらの混合による方法
もある。また、この際劣化したMn酸化物すべてが再生
されるわけではないため、その分の3価又は4価のMn
酸化物は補充を行い、全体のハロゲン化有機化合物の分
解性能を維持することができる。さらに劣化したハロゲ
ン化有機化合物分解剤(Mn酸化物を含む混合物や、該
混合物から分離されたMn酸化物等)は回収し、製鉄プ
ロセス(転炉での成分調整用等に添加、焼結炉への原料
等として使用、高炉での原料・成分調整用等として使
用、電炉での原料・成分調整用等として使用)のMn原
料に利用することで、ハロゲン化有機化合物の分解工程
での排出物総量の削減を図ることが出来る。
【0027】
【実施例】実施例1 本発明の一実施例であるごみ焼却装置の構造の概要を図
1に示す。
【0028】この装置は、燃焼室1から発生する排ガス
にMn酸化物を吹き込む吹込装置2、吹き込まれたMn
酸化物を捕集する集塵機3、捕集されたMn酸化物を回
収する回収装置4、回収されたMn酸化物を含む混合物
からMn酸化物を分離する分離装置5及び分離されたM
n酸化物を再生する再生装置6から構成される。
【0029】燃焼炉1から発生した排ガスに対し、排ガ
ス温度450℃にて吹込装置2から装置に装填されたM
n酸化物を吹き込み、排ガス中のハロゲン化有機化合物
を酸化分解できる。
【0030】吹込装置2はMn酸化物を貯蔵する貯蔵ホ
ッパ、Mn酸化物の切り出しを行うテーブルフィーダか
らなり、切り出されたMn酸化物はブロアーを用いてホ
ースなどで搬送され、吹込ノズルを用いて排ガス中へ導
入される。捕集装置3は集塵機でたとえばバグフィルタ
などである。集塵機3からのMn酸化物等の回収は捕集
された粒子の蓄積量が増えてフィルター速度が低下する
前に行えばよい。回収装置4は集塵機3から払い落され
た粒子の受槽である。
【0031】使用されるMn酸化物の粒径はハロゲン化
有機化合物の酸化分解反応の特性から、微細なものが好
ましい。しかしながら、集塵機3にて捕集される程度の
粒径でなければならない。回収されたMn酸化物を含む
混合物は分離装置5に搬送され、Mn酸化物とそれ以外
の物質に分離される。分離装置はたとえばサイクロンで
ある。分離されたMn酸化物は、再生装置6にて、3価
又は4価のMn酸化物に再生される。再生装置は、酸素
濃度32%の雰囲気下にて500℃,2時間の加熱によ
り再生する装置である。再生されたMn酸化物は再び吹
込装置2に供給され、吹込ノズルによりダクトから導入
される。このような焼却装置により、焼却灰などの増量
無しに、燃焼炉から発生するダイオキシンなどを含むハ
ロゲン価有機化合物の完全分解が可能となる。
【0032】実施例2 ごみを燃焼させる燃焼炉、Mn酸化物の吹込装置、Mn
酸化物の捕集装置、捕集したMn酸化物を回収する回収
装置からなる試験ごみ焼却炉を用いてMn酸化物を排ガ
ス中に吹き込み、排ガス中に含まれるダイオキシン類を
分解・除去する試験を実施したので説明する。
【0033】燃焼炉から発生した排ガスに、吹込装置を
用いてMn酸化物の吹き込みを行った。使用したMn酸
化物は、豪州産のマンガン鉱石を20〜30μmに粉砕
したものを用いた。吹込装置は、内容量1.5mで、
切り出しはテーブルフィーダーにて定量切り出しが可能
となっている。切り出したマンガン鉱石は、ブロアーに
て搬送し、煙道内に吹込ノズルから吹き込んだ。吹き込
み場所の排ガス温度は概ね450℃程度であった。吹込
量は、1kg/hとなるよう切出量を調整して行った。
吹き込まれたマンガン鉱石は、捕集装置である電気集塵
機にて全量を捕集した。集塵温度は200℃で実施し
た。また、捕集後のMn酸化物は、回収装置により集塵
灰とともに回収した。上記のようにして吹込試験を実施
し、吹き込み前後においてダイオキシン類の公定分析
(JIS K 0311)に従い、排ガスをサンプリング
し、ダイオキシン類濃度を分析した。その結果を表1に
示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1によれば、Mn酸化物を吹き込むこと
により、Mn酸化物中の二酸化マンガンの酸化作用によ
り排ガス中のダイオキシン類が分解され、毒性換算濃度
が低下することが確認された。
【0036】実施例3 本発明の別の実施例である焼却装置を図2に示した。こ
の装置は、燃焼室1から発生する排ガスにMn酸化物を
接触させるための移動層7、移動層から移動するMn酸
化物を回収する回収装置4、回収されたMn酸化物を再
生する再生装置6及び再生後Mn酸化物を再度供給する
供給装置8から構成される。移動層を接触したあとの排
ガスは集塵機3にてダスト、焼却飛灰などが集塵され、
排ガスは煙突から排出される。
【0037】燃焼炉1から発生した排ガスに対し、排ガ
ス温度450℃にて移動層7に接触させることにより、
排ガス中のハロゲン化有機化合物を酸化分解できる。
【0038】移動層7はMn酸化物が充填された充填
部、移動速度を調節できる切出装置からなる。本実施例
では、排ガスを移動層に対し水平方向から充填されたM
n酸化物に接触させることで、排ガス中ハロゲン化有機
化合物の酸化分解を行う。使用済のMn酸化物及び移動
層で捕集された焼却灰、ダストなどの回収は回収装置4
で行う。回収装置はたとえば、焼却飛灰などの受槽であ
る。
【0039】使用されるMn酸化物の粒径は5mm粒径
のものを用いる。回収されたMn酸化物は再生装置6に
て、3価又は4価のMn酸化物に再生される。再生装置
は、空気中で800℃,1時間の加熱により再生する装
置であり、3価のMn酸化物(Mn)に再生でき
る。空気中での加熱という簡便な方法により、ハロゲン
化有機化合物の酸化分解能力を有するMnへの再
生が容易であり、再使用に非常に有効なことがわかる。
再生されたMn酸化物は再生後Mn酸化物供給装置8に
搬送され、移動層7に供給される。このような焼却装置
により、焼却灰などの増量無しに、燃焼炉から発生する
ダイオキシンなどを含むハロゲン化有機化合物の完全分
解が可能となる。また、本実施例のような方式の場合に
は、後段の集塵機の負荷を大幅に低減でき、集塵機の小
型化が可能になるというメリットもある。
【0040】実施例4 排ガス発生設備から発生した排ガスを採取し、Mn酸化
物が移動する移動層を通過させることで、排ガス中に含
まれるダイオキシン類を分解・除去する試験を行った結
果について説明する。
【0041】図3は、試験方法の説明図である。図3に
おいて1は燃焼炉、3は除塵器、11は上記各装置を接
続する煙道を示した。7はMn酸化物が移動する移動
層、4は移動したMn酸化物を回収する回収装置であ
る。移動層は内径が100mmのものを用い、Mn酸化
物充填高さが500mmのものを用いた。充填時の空隙
率は約50%であった。排ガスは移動層の下部からMn
酸化物の移動方向に向流で接触させた。移動層を通過し
た排ガスはポンプ12で吸引し、排ガスを煙道に戻し
た。移動層中のMn酸化物の移動は移動層下部の回転フ
ィーダにて定量を排出した。同量のMn酸化物供給機1
3から供給し、一定量のMn酸化物が移動層内を移動す
るように調節した。移動層内に充填されたMn酸化物は
豪州産のマンガン鉱石を1mm粒径に粉砕して用いた。
移動層の移動速度は50mm/hの線速度となるように
調節した。移動層内の温度を所定範囲とするために、排
ガス取り入れノズルから反応後排ガスのサンプリングノ
ズルまでの配管にはヒータートレースを施し、また移動
層も所定温度とするため電気炉14内で所定温度になる
ように調整した。上記のようにして試験装置を設置し、
排ガスをガス流速1m/minとなるように吸引し
た。排ガス温度は450℃であり、ヒータートレース、
電気炉温度も450℃となるように調節して吸引を行っ
た。定常となった後、サンプリングノズル15及び16
から、ダイオキシン類を分析するときに採用されている
通常の方法に準拠して排ガスサンプリングを実施し、ダ
イオキシン類を分析した。その結果を表2に示す。
【0042】
【表2】
【0043】表2によれば、Mn酸化物を充填した移動
層にダイオキシン類を含む排ガスを通過させることによ
り、略100%の分解効果が得られることが確認され
た。
【0044】
【発明の効果】本発明により、ごみを燃焼させる燃焼炉
から発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物を効果的
かつ安価な手段で酸化分解することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるごみ焼却装置の構成
を示す図である。
【図2】 本発明の別の実施例であるごみ焼却装置の構
成を示す図である。
【図3】 本発明の別の実施例であるごみ焼却装置の構
成を示す図である。
【符号の説明】
1…燃焼炉 2…吹込装置 3…集塵機 4…回収装置 5…分離装置 6…再生装置 7…移動層 8…再生Mn酸化物供給装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K062 AA01 AB01 AC01 BA02 CB08 DA21 3K070 DA05 DA12 DA27 DA60 4D002 AA17 AC04 BA05 BA14 DA24 EA07

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排
    ガスに3価又は4価のMn酸化物を吹き込む吹込装置
    と、吹き込んだ該Mn酸化物を含む混合物を捕集する捕
    集装置と、捕集した該Mn酸化物を含む混合物を回収す
    る回収装置からなるハロゲン化有機化合物の分解装置を
    具備することを特徴とするごみ焼却装置
  2. 【請求項2】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排
    ガスが通過する3価又は4価のMn酸化物が充填された
    移動層と、該移動層から該Mn酸化物を含む混合物を回
    収する回収装置からなる、排ガス中のハロゲン有機化合
    物の分解装置を具備することを特徴とするごみ焼却装置
  3. 【請求項3】 前記回収装置が、捕集された該Mn酸化
    物を含む混合物からMn酸化物を分離する手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のごみ焼却装置
  4. 【請求項4】 前記回収装置がMn酸化物の再生処理手
    段を具備することを特徴とする請求項1、2又は3記載
    のごみ焼却装置
  5. 【請求項5】 前記回収されたMn酸化物を含む混合
    物、分離されたMn酸化物又は再生処理されたMn酸化
    物を再度排ガス中に吹き込む吹込装置を具備しているこ
    とを特徴とする請求項1、3又は4記載のごみ焼却装置
  6. 【請求項6】 前記回収されたMn酸化物を含む混合
    物、分離されたMn酸化物又は再生処理されたMn酸化
    物を再度移動層に充填する装置を具備していることを特
    徴とする請求項2、3又は4記載のごみ焼却装置
  7. 【請求項7】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排
    ガス中のハロゲン化有機化合物の発生量に基づいて3価
    又は4価のMn酸化物の吹込量又は移動量を制御する制
    御装置を具備することを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5又は6記載のごみ焼却装置
  8. 【請求項8】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排
    ガス中のハロゲン化有機化合物の発生量を測定する測定
    装置をさらに有し、前記制御装置が、該測定装置が測定
    した前記ハロゲン化有機化合物の発生データに基づいて
    3価又は4価のMn酸化物の吹込量又は移動量を制御す
    るものである請求項7記載のごみ焼却装置
  9. 【請求項9】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する排
    ガスに3価又は4価のMn酸化物を吹き込む工程と、吹
    き込んだ該Mn酸化物を捕集する工程と、捕集したMn
    酸化物を含む混合物を回収する工程よりなるごみ焼却装
    置から発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解
    方法
  10. 【請求項10】 前記混合物からMn酸化物を分離する
    工程と、該分離されたMn酸化物を再生処理する工程
    と、該回収されたMn酸化物を含む混合物、分離された
    Mn酸化物又は再生処理されたMn酸化物を排ガスに吹
    き込む工程よりなる請求項9記載のごみ焼却装置から発
    生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解方法
  11. 【請求項11】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する
    排ガスを3価又は4価のMn酸化物が移動する移動層を
    通過させる工程と、移動層を移動したMn酸化物を含む
    混合物を回収する工程よりなるごみ焼却装置から発生す
    る排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解方法
  12. 【請求項12】 前記混合物からMn酸化物を分離する
    工程と、該分離されたMn酸化物を再生処理する工程
    と、該回収されたMn酸化物を含む混合物、分離された
    Mn酸化物又は再生処理されたMn酸化物を移動層に導
    入する工程よりなる請求項11記載のごみ焼却装置から
    発生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解方法
  13. 【請求項13】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する
    排ガス中のハロゲン化有機化合物の発生量を測定する工
    程と、前記ハロゲン化有機化合物の発生量に基づいて排
    ガスに3価又は4価のMn酸化物を制御して吹き込む工
    程と、吹き込んだ該Mn酸化物を捕集する工程と、捕集
    したMn酸化物を含む混合物を回収する工程とよりなる
    ごみ燃焼装置から発生する排ガス中のハロゲン化有機化
    合物の分解方法
  14. 【請求項14】 ごみを焼却させる燃焼炉から発生する
    排ガス中のハロゲン化有機化合物の発生量を測定する工
    程と、前記ハロゲン化有機化合物の発生量に基づいて移
    動量が制御された3価又は4価のMn酸化物が充填され
    た移動層に排ガスを通過させる工程と、移動層を移動し
    たMn酸化物を含む混合物を回収する工程とよりなるご
    み焼却装置から発生する排ガス中のハロゲン化有機化合
    物の分解反応
  15. 【請求項15】 3価又は4価のMn酸化物が吹き込ま
    れる部位の排ガスの温度が、少なくともハロゲン化有機
    化合物が気相中にある温度である請求項9、10又は1
    3記載のごみ焼却装置から発生する排ガス中のハロゲン
    化有機化合物の分解方法
  16. 【請求項16】 移動層に進入する排ガスの温度が、少
    なくともハロゲン化有機化合物が気相中にある温度であ
    る請求項11、12又は14記載のごみ焼却装置から発
    生する排ガス中のハロゲン化有機化合物の分解方法
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004314040A (ja) * 2003-04-17 2004-11-11 Ethyl Corp 電気集塵装置の効率を改良する方法及び電気集塵装置におけるバックコロナ放電を減少させる方法
WO2013000407A1 (zh) * 2011-06-28 2013-01-03 日照市福泰环保科技有限公司 一种双排气道窑炉

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