JP2002364577A - ポンプ装置 - Google Patents

ポンプ装置

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JP2002364577A
JP2002364577A JP2001168160A JP2001168160A JP2002364577A JP 2002364577 A JP2002364577 A JP 2002364577A JP 2001168160 A JP2001168160 A JP 2001168160A JP 2001168160 A JP2001168160 A JP 2001168160A JP 2002364577 A JP2002364577 A JP 2002364577A
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JP
Japan
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pump
pressure tank
motor
base fixing
fixing leg
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Pending
Application number
JP2001168160A
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English (en)
Inventor
Hideo Kimura
秀夫 木村
Michio Owada
道夫 大和田
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】輸送時における基礎固定用脚の変形および亀裂
等の防止。また、梱包材料の簡易化。 【解決手段】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
を貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンクに設けられ、か
つ据付時には圧力タンクの外周面より外側に突き出すよ
うに置かれる基礎固定用脚が備わるポンプ装置におい
て、梱包に際し、前記基礎固定用脚を圧力タンクの外低
部に収納することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、井戸水や水道水を
汲み上げる家庭用のポンプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,圧力タンクの胴体部や底部を形成
する鏡板は加工用普通鋼板により構成される。通常、こ
れら二部品は図6−aのようにそれぞれに成形され、溶
接により図6−bのように接合される。基礎固定用脚
は、鋼板材料から鏡板を成形する際、鏡板の一部として
成形される。よって基礎固定用脚は、胴体部および鏡板
により構成される圧力タンクと一体型の構成となる。
【0003】基礎固定用脚は圧力タンクに一体化されて
いるため、輸送時の積み上げ、揺れ等により過度の力が
集中した場合、変形、亀裂等が生じる不具合ある。これ
を防ぐため輸送時には、基礎固定用脚が過度の力で破損
しないように保護する梱包を行う必要があった。
【0004】また基礎固定用脚が圧力タンクの外周面よ
り外側に張り出すため梱包が大きくなるという問題があ
る。
【0005】さらに、基礎固定用脚が圧力タンクと別体
に形成されたものもあるが、溶接、リベット、ボルト等
で固定されたものもあるが、輸送時の破損から保護する
ような梱包を施していた。
【0006】さらにまた、腐食防止および無塗装化のた
め、圧力タンクの胴体部をステンレス製に、鏡板を合成
樹脂製とした場合、二部品の接合には溶接を用いること
ができず、二部品の接合には図5−bに示すようなスピ
ニング加工(加締加工)を用いる。この際、鏡板の側面
部は胴体部に覆われるため、従来のように鏡板に基礎固
定用脚を一体化して設けることができない。そのため、
胴体部と鏡板をスピニング加工で接合し、かつ基礎固定
用脚を有する圧力タンクをどのようにして構成するかと
いう問題もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に対処し、基礎固定用脚の破損保護を施した梱包を必要
としないものを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、圧力タンクに
基礎固定用脚を備えるポンプ装置にあって、梱包に際
し、前記基礎固定用脚を圧力タンクの外低部に収納する
ことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係わる実施の形態
を図1から図5に示す実施例に沿って説明する。
【0010】まず、図1に沿ってポンプ装置の概要から
説明する。
【0011】ポンプ装置は、ポンプ11と、ポンプ11
が載置される圧力タンク12と、圧力タンク12の上部
に配置される圧力センサ13と、ポンプ11を覆うポン
プカバー14により構成される。これは、代表的なポン
プであるウェスコポンプと称するものである。本発明
は、このウェスコポンプに限定するものではないが、ウ
ェスコポンプを実施例に挙げて説明する。
【0012】ポンプ11は、モータ1と、モータ1によ
り駆動される羽根車と、羽根車を内包するポンプケーシ
ング2と、ポンプケーシング2の前面を閉じるケーシン
グカバー3を有する。羽根車の回転で吸込口4から吸い
込まれた揚水は、ケーシング2の上部に配置された空気
分離室5を通過して圧力タンク12に貯蔵される。ま
た、羽根車の回転停止時に吸込口4から井戸内へ吸い上
げられた揚水が逆流するのを防ぐため、逆止弁6が設け
られる。
【0013】圧力タンク12は胴体7(鋼板またはステ
ンレス鋼板製)と鏡板8(合成樹脂製)により構成さ
れ、基礎固定用脚9を持つ。圧力タンク12内で貯蔵加
圧された揚水は、その圧力で吐出フランジ10に接続さ
れる配管を通り蛇口へ送水される。
【0014】ポンプ装置の運転は、圧力センサ13によ
り圧力タンク12の内圧を検知し、モータを起動停止さ
せる運転の制御を行う。また圧力検知でモータの回転数
を変えるような運転の制御を行うことも可能である。
【0015】引き続き、本発明の主要部について述べ
る。
【0016】従来のものと比較しながら説明する。図6
に従来型の圧力タンクを示す。従来は、図6の(a)の
ように胴体7の下部開口部に鏡板8を挿入し、図6の
(b)のように溶接により固定して一体とする。基礎固
定用脚9は鏡板8と同じ鋼板で一体に形成されているの
で、胴体7と鏡板8の溶接により圧力タンクと一体とな
る。基礎固定用脚9はポンプ装置の据付ないし設置時
に、基礎土台または受水槽との固定に用いられる。据付
用のボルトが取り付けられるところは圧力タンクの胴体
7の外周よりの外側に突き出している。
【0017】図5に本発明の圧力タンクの断面図を示
す。図5の(a)のような鏡板8の素材として合成樹脂
を用いる場合、従来のように溶接を用いて胴体7と鏡板
8を接合することができない。そのため、図5の(b)
のようなスピニング加工(加締加工)を用いることによ
り、胴体7と鏡板8を接合する。本接合によれば、鏡板
タ8の側面部は胴体7に覆われるため、基礎固定用脚を
設けることができない。よって、基礎固定用脚9は以下
のいずれかの方法により、スピニング加工後に圧力タン
ク12に装着するものとする。
【0018】図2に回転式の基礎固定用脚9を示す。輸
送時の梱包では図2の(b)のように回転させるように
折り畳んで鏡板8の外底部に収納する。据付時/基礎固
定時には図2の(a)のように圧力タンクの外側に出す
ことにより用いる。
【0019】輸送時には、基礎固定用脚9は圧力タンク
の外底部に収納され、圧力タンクの外周から突き出すこ
とがないので、基礎固定用脚9に無理な力がかかるよう
なことがなく、基礎固定用脚9を保護する特別の保護を
施した梱包を必要としないのである。
【0020】また圧力タンクの外周から基礎固定用脚9
が突き出すことがなく、その基礎固定用脚9を外側から
覆うような保護部材が要らないで、梱包の大きさも小さ
くてすみ、梱包体積を小さくすることが出来る。
【0021】さらに鏡板8の外底部は半球形状に上方に
凹む窪み部を有しているので、収納される基礎固定用脚
9は、圧力タンクの下面から下方に突き出すことがな
く、梱包体積が上下方向に大きくなることもないのであ
る。
【0022】図3にスナップフィット固定式の基礎固定
用脚9を示す。輸送時は圧力タンク12から外して梱包
する。据付ないし基礎固定時には図のように鏡板8に装
着するようにして用いる。
【0023】図4にスライド式の基礎固定用脚9を示
す。輸送時は図4の(b)のようにスライドさせて鏡板
8の外底面に収納し、基礎固定時には図4の(a)のよ
うに外側にスライドして用いる。
【0024】以上のように基礎固定用脚9は、鏡板8の
外周面(側面部)に突出することがないので、胴体7と
鏡板タ8を接合ないし結合するためのスピニング加工が
可能となる。加えて、基礎固定用脚を鏡板8の外底部に
収納または未装着の状態とすることにより、梱包輸送時
の基礎固定用脚の変形、亀裂を防止することが可能とな
り、梱包材料の簡易化を実現することが可能となる。
【0025】
【発明の効果】以上の本発明によれば、基礎固定用脚の
破損保護を施した梱包を必要としないものを提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るもので、ポンプ装置を
全体的に示した側面図。
【図2】本発明の一実施例に係るもので、圧力タンクお
よび基礎固定用脚を示す図。
【図3】本発明の他の実施例に係るもので、圧力タンク
および基礎固定用脚を示す図。
【図4】本発明の他の実施例に係るもので、圧力タンク
および基礎固定用脚を示す図。
【図5】本発明の一実施例に係るもので、圧力タンクを
示す図。
【図6】従来例を示すもので、圧力タンクを示す図。
【符号の説明】
1…モータ、2…ポンプケーシング、3…ケーシングカ
バー、4…吸込口、5…空気分離室、6…逆止弁、7…
胴体、8…鏡板、9…基礎固定用脚、10…吐出フラン
ジ、11…ポンプ部、12…圧力タンク、13…圧力セ
ンサ、14…ポンプカバー。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
    ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
    を貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンクに設けられる基
    礎固定用脚を備えるポンプ装置において、 梱包に際し、前記基礎固定用脚を圧力タンクの外低部に
    収納することを特徴とするポンプ装置。
  2. 【請求項2】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
    ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
    を加圧して貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンク内の圧
    力を検知して前記モータの運転を制御する圧力センサ
    と、前記圧力タンクに設けられる基礎固定用脚を備える
    ポンプ装置において、 梱包に際し、前記基礎固定用脚を圧力タンクの外低部に
    収納することを特徴とするポンプ装置。
  3. 【請求項3】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
    ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
    を加圧して貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンク内の圧
    力を検知して前記モータの運転を制御する圧力センサ
    と、前記ポンプを覆うポンプカバーと、前記圧力タンク
    に設ける基礎固定用脚を備えるポンプ装置において、 梱包に際し、前記基礎固定用脚を圧力タンクの外低部に
    収納することを特徴とするポンプ装置。
  4. 【請求項4】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
    ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
    を貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンクに設けられる基
    礎固定用脚を備えるポンプ装置において、 圧力タンクの外底部に上方に向かって凹む窪み部を設
    け、 梱包に際し、前記基礎固定用脚を前記窪み部に収納する
    ことを特徴とするポンプ装置。
  5. 【請求項5】請求項4に記載したものにおいて、 前記窪み部がほぼ半球形状であることを特徴とするポン
    プ装置。
  6. 【請求項6】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
    ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
    を貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンクに設けられる基
    礎固定用脚を備えるポンプ装置において、 前記基礎固定用脚を圧力タンクに可動自在に支持し、 梱包に際し、前記基礎固定用脚を折り畳むように動かし
    て圧力タンクの外低部に収納することを特徴とするポン
    プ装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載したものにおいて、 圧力タンクの外底部に上方に向かって凹む窪み部を設
    け、該窪み部に前記基礎固定用脚が収納されるようにし
    たことを特徴とするポンプ装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載されたものにおいて、 前記窪み部がほぼ半球形状であることを特徴とするポン
    プ装置。
  9. 【請求項9】モータで回転駆動される羽根車を有するポ
    ンプと、該ポンプを載置し、かつポンプで揚水された水
    を貯蔵する圧力タンクと、該圧力タンクに設けられ、か
    つ据付時には圧力タンクの外周面より外側に突き出すよ
    うに置かれる基礎固定用脚が備わるポンプ装置におい
    て、 梱包に際し、前記基礎固定用脚を圧力タンクの外低部に
    収納することを特徴とするポンプ装置。
  10. 【請求項10】請求項9に記載されたものにおいて、 圧力タンクの外底部に上方に向かって凹む窪み部を設
    け、該窪み部に前記基礎固定用脚が収納されるようにし
    たことを特徴とするポンプ装置。
  11. 【請求項11】請求項10に記載されたものにおいて、 前記窪み部がほぼ半球形状であることを特徴とするポン
    プ装置。
JP2001168160A 2001-06-04 2001-06-04 ポンプ装置 Pending JP2002364577A (ja)

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