JP2002364526A - リニアモータ駆動型分注機構 - Google Patents
リニアモータ駆動型分注機構Info
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- JP2002364526A JP2002364526A JP2001167882A JP2001167882A JP2002364526A JP 2002364526 A JP2002364526 A JP 2002364526A JP 2001167882 A JP2001167882 A JP 2001167882A JP 2001167882 A JP2001167882 A JP 2001167882A JP 2002364526 A JP2002364526 A JP 2002364526A
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Abstract
を接続することにより、従来のカップリング、ボールね
じ、リニアガイド等をなくし、小型及び簡素化を目的と
する。 【解決手段】 本発明によるリニアモータ駆動型分注機
構は、リニアモータ(22)の可動子(23)にシリンダ(3)の
ピストン(4)を接続し、小型化及び簡素化されると共に
ボールねじのリード誤差を無視できることにより、ピス
トンをより正確に位置決めできる構成である。
Description
型分注機構に関し、特に、リニアモータの可動子にピス
トンを接続することにより、従来のボールねじ、カップ
リング及びリニアガイド等をなくし、小型でかつ簡素化
し、かつ、分注精度を向上させるための新規な改良に関
する。
としては、一般に、図2で示される構成が採用されてい
た。すなわち、図2において符号1で示されるものは全
体形状がほぼ箱形をなすケーシングであり、このケーシ
ング1の端部には、ノズル2を有するシリンダ3が取付
けられている。前記シリンダ3に設けられた長手棒状の
ピストン4は、このシリンダ3から外部へ突出してお
り、このケーシング1内には、長手形状のリニアガイド
5及びボールねじ6が互いに平行に配設されている。
介して回転自在に設けられており、このボールねじ6の
一端6aはケーシング1の壁1aを貫通して突出してい
る。前記ボールねじ6に螺合されて往復直線移動自在に
設けられた移動体9に前記ピストン4が接続され、移動
体9と共にピストン4が往復直線移動するように構成さ
れている。前記壁部1aには、カップリング10を有す
る接続箱11が接続され、この接続箱11にはモータ1
2が取付けられている。前記モータ12の回転軸12a
は、前記カップリング10によって前記ボールねじ6の
一端6aと接続され、モータ12によって前記ボールね
じ6が回転し、移動体9を介してピストン4が往復移動
できるように構成されている。
上のように構成されていたため、次のような課題が存在
していた。すなわち、モータの回転は、接続箱のカップ
リング、ボールねじ、リニアガイド及び移動体を介して
ピストンに伝達されるため、分注機構の形状自体を小形
化することが難しく、このような分注機構を多数個用い
る場合には、分析装置全体の形状が大形化し、小形化す
るための大きい障害となっていた。
めになされたもので、特に、リニアモータの可動子にピ
ストンを接続することにより、従来のボールねじ、カッ
プリング及びリニアガイド等をなくし、小型でかつ簡素
化し、かつ、分注精度を向上させるようにしたリニアモ
ータ駆動型分注機構を提供することを目的とする。
タ駆動型分注機構は、ケーシングに設けられノズルを有
するシリンダと、前記ケーシングに設けられ前記シリン
ダ内のピストンを作動させるためのアクチュエータとを
備え、前記ピストンの作動により前記シリンダ内の液体
を前記ノズルを介して外部に供給することができるよう
にした分注機構において、前記アクチュエータはリニア
モータよりなり、前記リニアモータの可動子に前記ピス
トンが接続されている構成であり、また、前記リニアモ
ータとピストンとは、互いに平行に配設されている構成
である。
ニアモータ駆動型分注機構の好適な実施の形態について
説明する。なお、従来例と同一又は同等部分には同一符
号を付して説明する。図1において符号1で示されるも
のは全体形状がほぼ箱形をなすケーシングであり、この
ケーシング1の端部には、ノズル2を有するシリンダ3
が取付けられている。
ストン4は、このシリンダ3から外部へ突出しており、
このピストン4はシリンダ3に設けられたガイド20の
貫通孔21を貫通して摺動自在に設けられている。前記
ケーシング1の内側には、周知の長手形状をなすアクチ
ュエータとしてのリニアモータ22が設けられており、
このアクチュエータ22の可動子23は矢印Aの方向に
沿って往復移動自在に設けられている。また、このリニ
アモータ22とピストン4とは互いに平行に配置されて
いる。
続され、ねじ24によって所定長さとなるように固定さ
れている。従って、前述の構成において、アクチュエー
タ22を作動させて可動子23を矢印Aの方向に沿って
選択的に往復動させることにより、ピストン4はシリン
ダ3内で往復動し、ノズル2及びシリンダ3内への薬液
等の吸入、あるいは、ノズル2及びシリンダ3からの薬
液等の外部への注入を行うことができる。
構は、以上のように構成されているため、次のような効
果を得ることができる。すなわち、ケースに設けられた
リニアモータ等のアクチュエータの可動子にシリンダ内
のピストンが直接接続されているため、従来のカップリ
ング、ボールねじ、リニアガイド及び移動体等を用いる
必要がなく、機構全体の形状を小型化し、構成を簡略化
することができ高精度化ができる。また、多数の分注機
構を使用する大形の分析装置等を大幅に小型化すること
ができる。
す断面構成図である。
構成図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ケーシング(1)に設けられノズル(2)を有
するシリンダ(3)と、前記ケーシング(1)に設けられ前記
シリンダ(3)内のピストン(4)を作動させるためのアクチ
ュエータ(22)とを備え、前記ピストン(4)の作動により
前記シリンダ(3)内の液体を前記ノズル(2)を介して外部
に供給することができるようにした分注機構において、
前記アクチュエータ(22)はリニアモータよりなり、前記
リニアモータの可動子(23)に前記ピストン(4)が接続さ
れていることを特徴とするリニアモータ駆動型分注機
構。 - 【請求項2】 前記リニアモータ(22)とピストン(4)と
は、互いに平行に配設されていることを特徴とする請求
項1記載のリニアモータ駆動型分注機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167882A JP2002364526A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | リニアモータ駆動型分注機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001167882A JP2002364526A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | リニアモータ駆動型分注機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002364526A true JP2002364526A (ja) | 2002-12-18 |
Family
ID=19010201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001167882A Pending JP2002364526A (ja) | 2001-06-04 | 2001-06-04 | リニアモータ駆動型分注機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002364526A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010110001A1 (ja) * | 2009-03-27 | 2010-09-30 | Thk株式会社 | シリンジ駆動ユニット |
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-
2001
- 2001-06-04 JP JP2001167882A patent/JP2002364526A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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