JP2002364160A - 緩衝床形成用床下地及びこれを用いた緩衝床 - Google Patents

緩衝床形成用床下地及びこれを用いた緩衝床

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JP2002364160A
JP2002364160A JP2001172240A JP2001172240A JP2002364160A JP 2002364160 A JP2002364160 A JP 2002364160A JP 2001172240 A JP2001172240 A JP 2001172240A JP 2001172240 A JP2001172240 A JP 2001172240A JP 2002364160 A JP2002364160 A JP 2002364160A
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馨 田島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンション,公共施設等の床に緩衝性を付与
することによって歩行等の疲れや苦痛を解消する。 【解決手段】 裏面にゴム製成型部品による緩衝部材2
を多数等間隔に配置することによって,人荷重の負荷に
よって床下地1に0.3mm程度の上下方向撓み性を備
えた床下地1を用いて,コンクリート躯体Aに浮し支持
する緩衝床Cを形成することにより,人の歩行衝撃を緩
衝し,疲れや苦痛の原因である足首,膝,腰,肩等への
衝撃を解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えばマンショ
ン,住宅,公共施設等の建物における緩衝床形成用床下
地及びこれを用いた緩衝床に関する。
【0002】
【従来の技術】建物の床として,例えば床下地を防振支
持金具によってコンクリートスラブ等建物の躯体床面に
浮し支持し,上面に床仕上を施すことによって,上階の
振動が下階に伝達するのを防止した防振構造のものが知
られており,このとき防振支持金具は,床下地の水平を
確保するように支持基板に埋込み設置したナットに回転
自在に高さ調整用のボルトを螺装し,ボルトの下端に防
振ゴムを設置し,該防振ゴムによってボルトを介して伝
達する振動を吸収するものとされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この場合防振ゴムは,
例えばゴム硬度を70とすることによって,床下地に対
する家具等の荷重を受けても床下地乃至これによる床の
水平が損なわれることなく,防振を可能とするものとさ
れる結果,一般に床が硬い面をなすものとなる傾向が強
い。
【0004】しかし乍ら,硬い床にあっては歩行時に身
体に衝撃を受けることが多く,例えば足首,膝,腰,肩
等に歩行時の衝撃を受けることによって,一般に疲れや
苦痛を招来する結果となり,また起立状態の作業を継続
することによっても同一姿勢を強要されることによっ
て,同様に疲れや苦痛を招来する結果となり易い。この
場合床仕上に用いる,例えば絨毯等の毛足の長い仕上材
等によっては,衝撃を幾分緩和し,また姿勢を変化する
ことが可能となるが,樹脂系タイルや木製のフロア材を
用いた床においては,衝撃や同一姿勢による疲れや苦痛
が顕著に生じ易い。特に裸足やスリッパで歩行や作業を
行なうのが一般である,マンション,病院,老人ホー
ム,図書館等の,居住乃至公共のスペースにあって,こ
のように疲れ,苦痛を生ずる傾向が強く,その改善が望
まれる。
【0005】本発明はかかる事情に鑑みてなされたもの
で,その解決課題とするところは,床仕上に用いる仕上
材の如何に拘らず,床の歩行や起立状態の継続に起因す
る身体の疲れや苦痛を簡易且つ確実に解消し,快適性を
確保し得るようにした緩衝床形成用床下地及びこれを用
いた緩衝床を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題に沿って研究し
た結果,弾性を有する緩衝部材を裏面に所定間隔スポッ
ト状に配置し,該緩衝部材によって剛性の高い床下地
を,人の荷重を受けることにより僅少の撓み性を発揮し
得るようにし,該床下地の撓み性によって床歩行による
身体への衝撃を吸収して緩衝性を確保する一方,起立状
態の継続による姿勢の変位を許容するようにすれば,身
体の疲れや苦痛を確実に解消し得るとともに,例えば老
人等の転倒時の骨折等の事故を可及的に防止し得るよう
になって,快適性を確保し,またマンション等に用いる
ことによって併せて高度な防振性を確保することが可能
となる床下地とすることができるとの知見を得るに至っ
た。
【0007】本発明はかかる知見に基づいてなされたも
ので,即ち請求項1に記載の発明を,上下方向に弾性を
有する同高多数の緩衝部材を所定間隔スポット状に具備
し,人荷重の負荷による緩衝部材の弾発的変位によって
上下方向僅少の緩衝用撓み性を付与してなることを特徴
とする緩衝床形成用床下地としたものである。
【0008】請求項2に記載の発明は,上記に加えて,
コンクリートスラブ等建物の躯体床面との接点を可及的
に小さく下方先細のものとすることによって,緩衝部材
の弾発的変位を容易化し,人の荷重に応じて床下地の好
ましい撓みを確保したものとし得るように,これを,上
記緩衝部材を,下方先細にして建物の躯体床面との接点
を小さく設定したゴム,合成樹脂等の成型小部材による
ものとしてなることを特徴とする請求項1に記載の緩衝
床形成用床下地としたものである。
【0009】請求項3に記載の発明は,同じく上記に加
えて,緩衝部材,その配置及びこれによる人の平均体重
(60kg程度)による荷重負荷時の床下地の撓み量を
所定のもとすることによって,違和感を生ずることなく
快適な歩行や起立を行ない得るとともに歩行衝撃の緩衝
及び同一姿勢の変位許容に極めて有効であり,老人の転
倒時の骨折等事故を可及的有効に防止し得るとの知見か
ら,これを,上記緩衝部材を,ゴム硬度40±10程度
のゴムの弾性成型部材とし且つ床下地を合板,コンクリ
ート等のパネルとし,上記緩衝部材の配置を縦横略等間
隔とし,上記緩衝用撓み性を人荷重の負荷によって上下
方向0.3±0.2mm程度としてなることを特徴とす
る請求項1又は2に記載の緩衝床形成用床下地としたも
のである。
【0010】請求項4に記載の発明は,上記緩衝部材を
備えた床下地を用いることによって,歩行,起立の双方
の快適性を確保するとともに併せて高度な防振性を確保
した緩衝床を提供するように,これを,上下方向に弾性
を有する同高多数の緩衝部材を所定間隔スポット状に具
備し,人荷重の負荷による緩衝部材の弾発的変位によっ
て上下方向僅少の緩衝用撓み性を付与した床下地を形成
し,上記緩衝部材を介して該床下地をコンクリートスラ
ブ等建物の躯体床面に浮し支持するとともに床下地の上
面に床仕上を施してなることを特徴とする緩衝床とした
ものである。
【0011】請求項5に記載の発明は,上記に加えて,
上記緩衝床の端部が,躯体壁面又はその仕上材,例えば
コンクリート壁,幅木と接触する結果,床下地が撓むこ
とによって生じることある接触音や接触傷の発生を有効
に防止し,併せて緩衝床の振動が上記躯体壁面又はその
仕上材を介して下階に伝達するのを防止し得るものとす
るように,これを,上記床下地又は床仕上と躯体壁面下
端又はその仕上材下端との間にクッション材を介設し,
これらの直接接触を回避してなることを特徴とする請求
項4に記載の緩衝床としたものである。
【0012】本発明はこれらをそれぞれ発明の要旨とし
て上記課題解決の手段としたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下図面の例に従って本発明を更
に具体的に説明すれば,図1及び図2において,Aはコ
ンクリートスラブによる躯体床面,Bは同じくコンクリ
ート壁による躯体壁面,Cは緩衝床であり,該緩衝床C
は,床下地1を,建物の上記躯体床面Aに浮し支持する
とともにその上面に床仕上を施したものとしてあり,こ
のとき該床下地1は,上下方向に弾性を有する同高多数
の緩衝部材2を所定間隔スポット状に具備し,人荷重の
負荷による緩衝部材2の弾発的変位によって上下方向僅
少の緩衝用撓み性を付与したものとしてある。
【0014】本例において上記緩衝部材2は,これを,
下方先細にして建物の躯体床面Aとの接点を小さく設定
したゴム,合成樹脂等の成型小部材によるものとしてあ
り,このとき本例の該緩衝部材2は,これを,ゴム硬度
40±10程度のゴムの弾性成型部材とし且つ床下地1
を合板,コンクリート等のパネルとし,上記緩衝部材2
の配置を縦横略等間隔とし,上記緩衝用撓み性を人荷重
の負荷によって上下方向0.3±0.2mm程度とした
ものとしてある。
【0015】即ち本例の床下地1は,例えば20乃至2
5mm程度の厚肉とすることによって高剛性とし,例え
ばいわゆるサブロク板の大きさとした,高剛性厚肉合板
のパネルを用いたものとしてある。
【0016】緩衝部材2は,例えば基部3と,該基部3
に膨出するように一体に配置した膨出部4とを備えて,
本例にあって硬度40の天然ゴム乃至合成ゴムによって
成型した成型の小部品(小ブロック部品乃至ピース部品
等といってもよい)としてあり,本例にあって上記基部
3は,膨出部4より広い面積を有する厚肉基板,本例に
おいては上下2段の断面凸形状をなすように中実の段差
板によるものとし,また膨出部4は,例えば基部3から
設置状態において下方に膨出した断面半円形状のものと
することによって上記躯体床面Aに対して点接触する同
じく中実のものとしてあり,本例の緩衝部材2は,例え
ば平面を4cm×4cm程度,高さを2cm程度として
あり,このとき基部3の下段厚さ5mm,上段厚さ5m
mにしてこれら合計の基部3高さを1cm,該基部3か
らの膨出部4の膨出高さを1cmとしたものとしてあ
る。
【0017】緩衝部材2は,上記同高多数のものを共通
に使用して,床下地1のパネル裏面に,例えば25cm
±5cm程度のピッチで略等間隔,本例にあっては25
cmピッチの等間隔のスポット状に配置してあり,本例
の緩衝部材2は,パネル裏面の外周を含めてパネルの短
辺側に4個,長辺側に8個の等間隔にして合計32個を
配置したものとしてあり,このとき緩衝部材2の配置
は,例えばその上記基板3上面をパネル所定位置に対接
して,基板3をパネルに固定することによって行なって
あり,本例の固定は,例えば基板3から図示省略のステ
ープルをパネルに打ち込むことによって,各緩衝部材2
毎に複数箇所のステープル固定によって行なったものと
してある。
【0018】このように形成した同高多数にして略等間
隔の緩衝部材2を裏面に具備した床下地1は,上記躯体
床面Aに緩衝部材2,特にその膨出部4が点接触する状
態に載置し,該緩衝部材2を介して上記躯体床面Aへの
浮し支持を行なってあり,また上面には,例えば樹脂系
タイルや木製のフロア材等の床面をなすように床仕上材
5を貼着配置することによって,その床仕上を施し,上
記緩衝床Aを形成したものとしてある。
【0019】これによって床下地1は,そのパネルが高
剛性を有し,また床仕上材5の如何に拘らず,人荷重の
負荷を受けることによって緩衝部材2が弾発的に変位
し,床下地1に上下方向に僅少の緩衝用撓み性,本例に
あっては,例えば60kg程度の標準的な人の体重負荷
によって,上下方向に,1mm以下,例えば好ましい
0.3±0.2mm程度の緩衝用撓み性を発揮したもの
となり,この緩衝用の撓み性の発揮によって,違和感を
生ずることなく快適な歩行や起立を行ない得るとともに
歩行衝撃の緩衝及び同一姿勢の変位許容に極めて有効で
あり,老人の転倒時の骨折等事故を可及的有効に防止し
得るものとなり,例えば老人家庭,老人ホーム,病院等
の老人が使用するマンションや公共施設等に好適な床下
地1乃至緩衝床Cとすることができる。
【0020】なお本例において上記緩衝用撓み性を,上
記0.3±0.2mm程度としたのは,これが0.5m
m程度を超えると緩衝床Cの撓みが大きくなりすぎ,歩
行や起立の安定性を欠き,違和感を生じさせる傾向が強
くなり,一方0.1mm程度を下回ると,歩行衝撃の緩
衝,同一姿勢の変位の作用が低下し,好ましい効果を得
ることができない傾向が大きくなるからであり,撓み量
は,これを0.3±0.1mm程度の範囲とするのが,
歩行衝撃の緩和,同一姿勢の変位許容,違和感の解消等
の面から特に好ましいものとし得る。
【0021】躯体床面Aに対する床下地1の配置は,例
えば一方の躯体壁面B側から図示省略の他方の躯体壁面
乃至間仕切壁側に向けて行なうようにすればよく,この
とき上記サブロク板の大きさとしたことによって他方端
部側に位置する床下地1については,鋸等の工具によっ
て床工事現場において適宜寸法に切断し,該端部側の寸
法調整を施してその配置を行なうようにし,また床下地
1の配置に当っては,上記床下地1又は床仕上材5と躯
体壁面A下端又はその仕上材6下端との間にクッション
材7を介設し,これらの直接接触を回避したものとし,
これによって緩衝床Cの端部が,躯体壁面A又はその仕
上材5と接触する結果,床下地1が撓むことによって生
じることある接触音や接触傷の発生を有効に防止したも
のとし,併せて緩衝床Cの振動が上記躯体壁面A又はそ
の仕上材6を介して下階に伝達したりするのを防止しう
得るようにしてある。
【0022】本例の緩衝床Cは,例えば床仕上,即ち上
記床仕上材5と躯体壁面Aの仕上材6,特に幅木との間
に,上記クッション材7として,例えばエキスパンショ
ン用のゴムを介設したものとし,例えば図1の例におい
ては,緩衝床Cの仕上材6への突きつけ納まりから,ク
ッション材7を床仕上材5と上記壁面の仕上材6である
幅木正面下部との間に,また図2の例においては,緩衝
床Cの飲み込み収まりから,クッション材7を床仕上材
5と上記壁面の仕上材6である幅木の下面との間にそれ
ぞれ介設して,上記直接の接触を回避してある。
【0023】図中8は,必要に応じて,躯体壁面A側端
部の床下地1をその最端部側において支持することによ
って,例えば家具等の荷重負荷によって緩衝床Cが傾斜
したりするのを防止するようにした木製乃至図示省略の
防振材を介設することによって防振性を付与した際根太
を示す。
【0024】図示した例は以上のとおりとしたが,本発
明の実施に当って,上記成型小部品による緩衝部材を,
例えば逆錐形乃至裁頭逆錐形にして,必要に応じて固定
用の基板を備えたものとすること,床下地への具備を,
上記ステープルの固定に代えて,ネジ,接着等適宜の固
定手段による固定によって行なうこと,緩衝部材を,コ
イルスプリングやコイルスプリングを埋め込み配置した
軟質部品とする等,上記人の荷重負荷によって僅少の撓
み性を床下地に付与自在とする程度の弾性を有する適宜
の構成によるものとすること等を含めて,緩衝部材,床
下地,これを用いた緩衝床,その床仕上,クッション材
等の各具体的形状,構造,材質,数,配置態様,これら
の関係,これらに対する付加等は,上記発明の要旨に反
しない限り,様々の形態のものとすることができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上のとおりに構成したから,
請求項1に記載の発明は,弾性を有する緩衝部材を裏面
に所定間隔スポット状に配置し,該緩衝部材によって剛
性の高い床下地を,人の荷重に応じた僅少の撓み性を発
揮し得るようにし,該床下地の撓み性によって床歩行に
よる身体への衝撃を吸収して緩衝を可能とする一方,起
立状態の継続による姿勢の変位を許容して,身体の疲れ
や苦痛を確実に解消するとともに,例えば老人等の転倒
時の骨折等の事故を可及的に防止して,床仕上に用いる
仕上材如何に拘らず,床の歩行や起立状態の継続に起因
する身体の疲れや苦痛を簡易且つ確実に解消し,快適性
を確保し,またマンション等に用いることによって併せ
て高度な防振性を確保し得るようにした緩衝床形成用床
下地を提供することができる。
【0026】請求項2に記載の発明は,上記に加えて,
コンクリートスラブ等建物の躯体床面との接点を可及的
に小さく下方先細のものとすることによって,緩衝部材
の弾発的変位を容易化し,人の荷重による床下地の好ま
しい撓みを確保したものとすることができる。
【0027】請求項3に記載の発明は,同じく上記に加
えて,緩衝部材,その配置及びこれによる人の平均体重
(60kg程度)による荷重負荷時の床下地の撓み量を
所定のもとすることによって,違和感を生ずることなく
快適な歩行や起立を行ない得るとともに歩行衝撃の緩衝
及び同一姿勢の変位に有効であり,老人の転倒時の骨折
等事故を可及的有効に防止し得るものとすることができ
る。
【0028】請求項4に記載の発明は,上記緩衝部材を
備えた床下地を用いることによって,歩行,起立の双方
の快適性を確保するとともに併せて高度な防振性を確保
した緩衝床を提供することができる。
【0029】請求項5に記載の発明は,上記に加えて,
上記緩衝床の端部が,躯体壁面又はその仕上材,例えば
コンクリート壁,幅木と接触する結果,床下地が撓むこ
とによって生じることある接触音や接触傷の発生を有効
に防止し,併せて緩衝床の振動が上記躯体壁面又はその
仕上材を介して下階に伝達するのを防止し得るものとす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】緩衝床の構造を示す縦断面図である。
【図2】他の例に係る緩衝床の構造を示す縦断面図であ
る。
【図3】床下地に対する緩衝部材の配置状態を示す平面
図である。
【図4】緩衝部材の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
A 躯体床面 B 躯体壁面 C 緩衝床 1 床下地 2 緩衝部材 3 基部 4 膨出部 5 床仕上材 6 幅木 7 クッション材 8 際根太

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に弾性を有する同高多数の緩衝
    部材を所定間隔スポット状に具備し,人荷重の負荷によ
    る緩衝部材の弾発的変位によって上下方向僅少の緩衝用
    撓み性を付与してなることを特徴とする緩衝床形成用床
    下地。
  2. 【請求項2】 上記緩衝部材を,下方先細にして建物の
    躯体床面との接点を小さく設定したゴム,合成樹脂等の
    成型小部材によるものとしてなることを特徴とする請求
    項1に記載の緩衝床形成用床下地。
  3. 【請求項3】 上記緩衝部材を,ゴム硬度40±10程
    度のゴムの弾性成型部材とし且つ床下地を合板,コンク
    リート等のパネルとし,上記緩衝部材の配置を縦横略等
    間隔とし,上記緩衝用撓み性を人荷重の負荷によって上
    下方向0.3±0.2mm程度としてなることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の緩衝床形成用床下地。
  4. 【請求項4】 上下方向に弾性を有する同高多数の緩衝
    部材を所定間隔スポット状に具備し,人荷重の負荷によ
    る緩衝部材の弾発的変位によって上下方向僅少の緩衝用
    撓み性を付与した床下地を形成し,上記緩衝部材を介し
    て該床下地をコンクリートスラブ等建物の躯体床面に浮
    し支持するとともに床下地の上面に床仕上を施してなる
    ことを特徴とする緩衝床。
  5. 【請求項5】 上記床下地又は床仕上と躯体壁面下端又
    はその仕上材下端との間にクッション材を介設し,これ
    らの直接接触を回避してなることを特徴とする請求項4
    に記載の緩衝床。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001578A1 (en) * 2004-03-18 2006-01-05 Jae-Kyung Kim A plate for reducing the noise and vibration transmitted through apartment slab, and the structure including the plate
KR100722521B1 (ko) * 2005-05-19 2007-05-28 한양대학교 산학협력단 슬래브 바닥구조물

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