JP2002363078A - 皮膚病抑制作用をもたせた衣類及びその製造方法 - Google Patents

皮膚病抑制作用をもたせた衣類及びその製造方法

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JP2002363078A
JP2002363078A JP2001173941A JP2001173941A JP2002363078A JP 2002363078 A JP2002363078 A JP 2002363078A JP 2001173941 A JP2001173941 A JP 2001173941A JP 2001173941 A JP2001173941 A JP 2001173941A JP 2002363078 A JP2002363078 A JP 2002363078A
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catechin
clothing
skin disease
suppressing action
dermatosis
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Hajime Kamiko
一 神子
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  • Socks And Pantyhose (AREA)
  • Gloves (AREA)
  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 衣類に皮膚病抑制作用をもたせることによ
り、皮膚病の長期間に亘る治療を容易に可能にすること
にある。 【解決手段】 下着や靴下や手袋のように肌着として使
用される衣類又はその他の衣類にカテキンを保持させ
る。こうして、衣類に白癬菌による皮膚病に対する優れ
た抑制作用をもたせた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下着や靴下や手袋
のように肌着として使用される衣類又はその他の衣類、
及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に水虫や田虫と呼ばれるような白癬
菌による皮膚病が知られている。これらの皮膚病はなか
なか治癒しくいため、これで苦しんでいる患者が多くい
る。
【0003】従来、このような皮膚病の治療薬は多種類
提案されかつ開発されている。それらの治療薬は、患部
に直接に塗布する等により付着させるタイプのものが多
い。この種の治療薬は、短期間の使用では顕著な治療効
果が得られないが、根気強く長期間に亘り使用し続けれ
ば相当な治療効果を期待できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、治療薬
の使用が短期間では病状に顕著な効果が得られないた
め、治療を開始してからしばらくすると、完治していな
くても治療薬の使用を休止してしまう患者が多い。この
繰り返しにより、病状をさらに悪化させることもある。
治療薬の使用を休止する主な原因は、治療薬を患部に塗
布する等の作業の継続が面倒なことにある。
【0005】また、白癬菌による皮膚病は、治療により
外観上では完治したように見えても、治療薬の使用を休
止すると暫くの後に病状が再発することがある。これ
は、治療薬の使用により白癬菌の活動が休止状態になっ
ているが、白癬菌そのものは生存していたことを意味す
る。
【0006】結局、白癬菌による皮膚病の治療は長期間
に亘り継続する必要があるが、患部に塗布するタイプの
従来の治療薬はそのような治療には不適当であると言え
る。
【0007】それ故に本発明の課題は、衣類に皮膚病抑
制作用をもたせることにより、皮膚病の長期間に亘る治
療を容易に可能にすることにある。
【0008】本発明の具体的な課題は、皮膚病抑制作用
をもった下着や靴下や手袋のように肌着として使用され
る衣類又はその他の衣類、及びその製造方法を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、カテキ
ンを保持させ、皮膚病抑制作用をもたせたことを特徴と
する衣類が得られる。
【0010】本発明によれば、カテキンを保持させ、皮
膚病抑制作用をもたせたことを特徴とする肌着が得られ
る。
【0011】本発明によれば、カテキンを保持させ、皮
膚病抑制作用をもたせたことを特徴とする下着が得られ
る。
【0012】本発明によれば、カテキンを保持させ、皮
膚病抑制作用をもたせたことを特徴とする靴下が得られ
る。
【0013】本発明によれば、カテキンを保持させ、皮
膚病抑制作用をもたせたことを特徴とする手袋が得られ
る。
【0014】本発明によれば、緑茶からカテキンを抽出
し、前記カテキンを生地に付着させ、前記生地を用いて
衣類を作ることを特徴とする皮膚病抑制作用をもつ衣類
の製造方法が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
衣類及びその製造方法について説明する。
【0016】国内で多く生産されている緑茶を用意し、
これを湯に浸してエキスを抽出する。具体的には、煎茶
6gに対し80℃以上の湯を180ml以上(例えば1
80〜200ml)の割合で注ぎ、エキスを含む所謂お
茶を得る。そのエキスには様々な成分の一つとしてカテ
キンが含まれている。カテキンは殺菌作用をもち、例え
ば水虫や田虫のような白癬菌による皮膚病に対し優れた
抑制作用や改善作用を期待できる。
【0017】そこで、緑茶のエキスに含まれたカテキン
を、パンツやシャツなどの下着や、靴下や、手袋等のよ
うに肌着として使用される衣類に付着又は保持させる。
カテキンの衣類への保持は、緑茶のエキスに衣類を直接
に浸すことによっても可能であるが、エキスに含まれた
様々な成分からカテキンのみを取り出し、そのカテキン
を衣類に付着させることが望ましい。
【0018】また、衣類を作った後にその衣類にカテキ
ンを保持させてもよいが、カテキンを付着させた繊維や
糸や布を作り、その繊維や糸や布を用いて衣類を作って
もよい。
【0019】こうしてカテキンを保持させた衣類は、白
癬菌による皮膚病に対し優れた抑制作用や改善作用をも
つため、そのような皮膚病をもつ人が着用するのに適す
る。この衣類を着用するのみで、治療薬を患部に継続的
に塗布するという面倒な作業を要することなく、治療を
長期間に亘り継続することが容易に可能になる。例え
ば、足に所謂水虫をもつ人は靴下を履くのみでその治療
ができ、またパンツを着用するという日常的な作業のみ
で所謂陰金田虫の治療が可能である。したがって、白癬
菌による皮膚病の長期間に亘る治療が容易に可能にな
る。
【0020】しかも、カテキンを抽出する原料である緑
茶は国内で多く生産されており、比較的安価に入手でき
る。したがって、ほとんどコスト高になることなく皮膚
病抑制作用をもつ衣類を提供できる。
【0021】所謂水虫は足指の間にできやすいので、靴
下の場合には足指を一本ずつ挿入する指部分を作り、そ
の指部分と指部分との間の部分にカテキンをより多く付
着させることは効果的であろう。
【0022】また特に、紙類等で作られた所謂使い捨て
タイプの衣類に本発明を適用することは好ましい。
【0023】なお、本発明は、下着や靴下や手袋のよう
に肌着として使用される衣類の他、肌に触れることが予
想できるその他の衣類にも同様に適用できることは言う
までもない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
衣類に皮膚病抑制作用をもたせることにより、皮膚病の
長期間に亘る治療が容易に可能になる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A41D 19/00 A41D 19/00 A 4C086 31/00 31/00 Z 4C088 A61F 13/00 355 A61F 13/00 355Z 13/06 13/06 F 13/10 13/10 B A61K 35/78 A61K 35/78 X A61P 17/00 101 A61P 17/00 101 31/10 31/10 Fターム(参考) 3B011 AB09 3B018 AC09 AD07 AD11 3B028 DA03 3B029 HA01 HB05 3B033 AB12 AC04 4C086 AA01 AA02 BA08 MA01 MA04 MA70 NA10 ZA89 ZA90 ZB35 4C088 AB45 AC05 BA14 MA70 NA10 ZA89 ZA90 ZB35

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カテキンを保持させ、皮膚病抑制作用を
    もたせたことを特徴とする衣類。
  2. 【請求項2】 カテキンを保持させ、皮膚病抑制作用を
    もたせたことを特徴とする肌着。
  3. 【請求項3】 カテキンを保持させ、皮膚病抑制作用を
    もたせたことを特徴とする下着。
  4. 【請求項4】 カテキンを保持させ、皮膚病抑制作用を
    もたせたことを特徴とする靴下。
  5. 【請求項5】 カテキンを保持させ、皮膚病抑制作用を
    もたせたことを特徴とする手袋。
  6. 【請求項6】 緑茶からカテキンを抽出し、前記カテキ
    ンを生地に付着させ、前記生地を用いて衣類を作ること
    を特徴とする皮膚病抑制作用をもつ衣類の製造方法。
JP2001173941A 2001-06-08 2001-06-08 皮膚病抑制作用をもたせた衣類及びその製造方法 Pending JP2002363078A (ja)

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