JP2002361383A - 伸長材料の少なくとも部分的に張り出した部分の検出法 - Google Patents

伸長材料の少なくとも部分的に張り出した部分の検出法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 連続鋳造機で作り出される伸張材料の少なく
とも部分的に張り出した部分を検出する方法を提供する
ことを目的とする。 【解決手段】 材料が、ローラのローラ部分26の各支
持部材24に加える半径方向荷重を測定する工程と、互
いに他から遠ざかる方向に向いた二つの隣接するローラ
部分26の端部に配設された該支持部材24の半径方向
の荷重値と、互いに他と向き合う該二つの隣接するロー
ラ部分26の端部に配設された該支持部材24のそれら
とを比較する工程と、互いに他から遠ざかる方向に向い
た該二つの隣接するローラ部分26の端部に配設された
該支持部材24の荷重値と互いに他と向き合う該二つの
隣接するローラ部分26の端部に配設された該支持部材
24の荷重値との間の差が、予め決められた値を超える
場合は、該伸張材料の少なくとも部分的に張り出した部
分が存在する、と判定する工程と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連続鋳造機で作り
出される伸張材料の少なくとも部分的に張り出した部分
を検出する方法に関する。
【0002】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】連続鋳造
機は、溶融鋼から鋼材を作り出し、該鋼材は、例えば、
車両などに用いる薄板を作り出すための圧延工程におけ
る出発材料として使用できる。
【0003】連続鋳造機では、溶融鋼は、とりべから流
れ出て、タンディッシュに入り、そこからさらに流れ下
って、鋳型に入る。鋳型は、水冷されており、連続鋳造
材料のスラブは、ここで固体のシェルになり始める。次
いで、スラブは、セグメント状に配設された多数のロー
ラにより、二つのトラック、すなわち、第一のトラック
と第二のトラックとの間を連続的に搬送され、該ローラ
により連続的に成形および冷却されて、最終厚さの鋼材
になる。トラックの終端では、材料は、適当な個片に切
断される。冷却は、スラブおよびローラに水を噴霧する
ことにより行われる。
【0004】連続鋳造機のローラは、軸が、前記湾曲ト
ラックの長手方向延長線に対して実質的に垂直になるよ
う取り付けられ、かつ、それらは、連続鋳造材料のスラ
ブをリードし、かつ、支持できるよう、それぞれ第一ト
ラックからのローラおよび第二トラックからのローラを
含む対として、配設されている。
【0005】さらに、ローラは、ローラの各端部におい
て、支持部材に回動可能に取り付けられており、かつ、
ローラは、一般に、ローラの長さ、およびそれらへの荷
重により、少なくとも二つのローラ部分に分割されてお
り、該ローラ部分は、支持部材に独立的に取り付けられ
ているか、あるいは、共通の軸上に回動不能に設けら
れ、該軸は、支持部材に回動可能に取り付けられている
かのいずれかである。支持部材は、例えば、対応する軸
受ハウジング付きのころがり軸受あるいはすべり軸受で
あってよい。
【0006】鋳造材料の凝固工程を考えると、凝固工程
は、スラブの表面で始まり、実質的に凝固した材料の薄
層が、液状コアーの周りに形成される。さらに冷却が進
むと、スラブの側縁部が徐々に凝固し、一方、スラブの
中央部は、表面層を除き、依然として、実質的に液状で
ある。しかし、液状材料のコアーは、徐々に減少し、遂
にコアーは、完全に凝固する。凝固の際、材料が冷却さ
れると、材料は、高温金属の方が低温金属より体積が大
きいため、一般に収縮する。
【0007】この収縮では、問題が生ずる。なぜなら、
品質が高く、厚さが一様な鋳造材料を得るために満足し
なければならない条件の一つは、工程全体を通じて、第
一トラックのローラと第二トラックのローラで、スラブ
を正しく支持し、かつ、その厚さを制御できねばならな
いということだからである。したがって、二つのトラッ
クの間の相互距離は、工程中のどの時点でも、スラブの
所望の厚さに対応していなければならず、また、機械の
そのような段取りは、達成が極めて難しい。
【0008】しかしながら、二つのトラックが、互いに
他に向かって収束しなければならないかどうかは、判定
可能である。これは、スラブの温度が非常に高い機械の
上部において、第一トラックのローラと第二トラックの
のローラの間の相互距離が、スラブが冷却し、したがっ
ていくらか収縮している機械のさらに下流の場所におけ
るそれよりも大きいことを意味する。
【0009】トラック間の相互距離が、正しくない場
合、すなわち、トラックが、互いに他に向かって正確な
やり方で収束していない場合は、鋳造材料の厚さは、一
様でなくなる。ローラ間の相互距離が、大きすぎる場合
のローラ対を考えると、鋳造材料の横断面輪郭は、少な
くとも部分的に外方に張り出した輪郭、すなわち、スラ
ブの中央部が、側縁部よりより厚い凸輪郭となる。これ
は、側部が凝固し始めても、スラブの中心部は、依然と
して液状である、という事実による。ローラからの圧力
がなければ、鋳型から流れ下る材料の内部圧力により、
より多くの材料がスラブの液状中心部に押し込まれ、し
たがって、スラブの中央部が、膨張することになる。変
形は、スラブコーナー部近くの凹みとなる場合があり、
さらに、長手方向のコーナー亀裂となる場合がある。
【0010】他方、ローラ間の相互距離が、小さすぎる
場合のローラ対を考えると、材料は、少なくとも部分的
に内方に張り出した状態で、ローラ間で圧搾され、か
つ、圧延されることになる。圧延運動は、溶融コアーの
材料のいくらかを搬送方向に対して逆流させる。したが
って、スラブが冷却された時、その中央部には、少なす
ぎる材料が残ることになり、スラブの輪郭は、凹にな
る。さらに、この圧延運動は、ローラおよび支持部材に
対して、動的な力を加え、これは、スラブの荷重および
ローラの重量と相俟って、支持部材に対する非常に高い
荷重となり、そのため、支持部材の破損となる場合があ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】トラック
間の相互距離の間違いを検出して、ローラの正しい調整
ができるならば、有利であろうことは、以下の論議から
理解できる。
【0012】今後、第一トラックと第二トラックとの間
の相互距離の間違いは、トラック間の間違った収束とし
て表されることになり、本発明の目的の一つは、連続鋳
造機で作り出される伸張材料の少なくとも部分的に張り
出した部分を検出する方法であって、該方法は、該材料
が、ローラの該ローラ部分の各支持部材に加える半径方
向荷重を測定する工程と、互いに他から遠ざかる方向に
向いた二つの隣接するローラ部分の端部に配設された該
支持部材の半径方向の荷重値と、互いに他と向き合う該
二つの隣接するローラ部分の端部に配設された該支持部
材のそれらとを比較する工程と、互いに他から遠ざかる
方向に向いた該二つの隣接するローラ部分の端部に配設
された該支持部材の荷重値と互いに他と向き合う該二つ
の隣接するローラ部分の端部に配設された該支持部材の
荷重値との間の差が、予め決められた値を超える場合
は、該伸張材料の少なくとも部分的に張り出した部分が
存在する、と判定する工程と、を含むことを特徴とする
方法によって達成される。
【0013】互いに他から遠ざかる方向に向いた該二つ
の隣接するローラ部分の端部に配設された該支持部材の
荷重値が、互いに他と向き合う該二つの隣接するローラ
部分の端部に配設された該支持部材の荷重値より大きい
場合は、該トラックの間の相互距離が、小さすぎる、と
判定することができる。
【0014】互いに他から遠ざかる方向に向いた該二つ
の隣接するローラ部分の端部に配設された該支持部材の
荷重値が、互いに他と向き合う該二つの隣接するローラ
部分の端部に配設された該支持部材の荷重値より小さい
場合は、該トラックの間の相互距離が、大きすぎる、と
判定することができる。
【0015】したがって、互いに他から遠ざかる方向に
向いた該二つの隣接するローラ部分の端部に配設された
該支持部材の荷重値が、互いに他と向き合う該二つの隣
接するローラ部分の端部に配設された該支持部材の荷重
値に等しいか、あるいは、実質的に等しい場合は、該ト
ラックの間に適切な相互距離が、存在する、と判定する
ことができる、と言える。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、上部セグメント12、内
部冷却室14および外部冷却室16を有する連続鋳造機
の代表的な一部のローラ列10を図式的に示す斜視図で
あり、ローラ対10は、長尺の連続鋳造材料のスラブ1
8をリードし、かつ、支持している。上部セグメント1
2では、スラブ18は、多かれ少なかれ、液状のコアー
19を有しているが、矢印で示した方向における連続送
り運動中に、例えば、スラブ18およびローラ10に噴
霧される水によって冷却されつつ凝固していく。
【0017】ローラ10は、それぞれ、二つのトラッ
ク、すなわち、第一のトラック20および第二のトラッ
ク22の長手方向延長線に対して実質的に垂直な軸に取
り付けられており、該トラック20およびトラック22
において、ローラ10は、各ローラ10の各端部におけ
る支持部材24に、回動可能に取り付けられている。
【0018】一般に、ローラ10は、少なくとも二つの
ローラ部分26に分割されており、該ローラ部分26
は、互いに他の後に軸方向に位置決めされており、ま
た、該ローラ部分26は、支持部材24に独立的に取り
付けられているか、あるいは、共通の軸上に回動不能に
設けられ、該軸は、支持部材24に取り付けられている
かのいずれかである。例えば、支持部材24は、対応す
る軸受ハウジングを有するころがり軸受またはすべり軸
受であってよい。
【0019】上述の通り、高温の溶融金属は、低温の凝
固した金属よりも体積が大きいので、スラブ18の厚さ
は、スラブ18の液状コアー19が冷却する際、収縮に
より、徐々に減少する。したがって、二つのトラック2
0,22は、互いに他に向かって徐々に収束し(図
2)、したがって、各ローラ対10におけるトラック2
0,22の間の相互距離は、その時点におけるスラブ1
8の所望の厚さに対応するのが望ましい。そうすれば、
ローラ10は、スラブ18を正しく支持可能であり、作
り出された材料の厚さは、実質的に一様なものとなるで
あろう。
【0020】上述のように、スラブ18は、二つのトラ
ック20,22の間の収束が間違うと、張り出し始め
る。トラック20,22の間の相互距離が、小さすぎる
と、スラブ18は、少なくとも部分的に内方に張り出
す、すなわち、スラブ18は、凹輪郭を有することにな
る。これは、ローラ10が、スラブ18を共に圧搾し
て、スラブ18の中心部における液状コアー19のいく
らかを進行の後方に押しやるという事実による。したが
って、スラブ18の中心部は、側部よりより少ない材料
を有し、スラブ18のコアー19の残りは、凝固し、し
たがって、収縮し、スラブ18の中心部における厚さ
は、側部より小さいことになる。
【0021】一方、トラック20,22の間の相互距離
が、大きすぎると、スラブ18は、少なくとも部分的に
外方に張り出す、すなわち、スラブ18は、凸輪郭28
を有することになる。スラブ18の中央部は、側部が凝
固し始めた時、側縁部より厚く、一方、スラブ18の中
心部は、依然として液状で、したがって、鋳型から流れ
下る材料の内部圧力により、より多くの材料がスラブ1
8に押し込まれる。したがって、スラブ18の中央部
が、膨張することになる。
【0022】鋳造されつつある材料のこの種の変形は、
本発明の方法により検出可能である。基本原理は、材料
がローラのローラ部分の各支持部材に加える半径方向の
荷重を測定し、次いで、互いに他から遠ざかる方向に向
いた二つの隣接するローラ部分の端部に配設された支持
部材の半径方向の荷重値と、互いに他と向き合う二つの
隣接するローラ部分の端部に配設された支持部材のそれ
らとを比較し、かつ、互いに他から遠ざかる方向に向い
た二つの隣接するローラ部分の端部に配設された支持部
材の荷重値と互いに他と向き合う二つの隣接するローラ
部分の端部に配設された支持部材の荷重値との間の差
が、予め決められた値を超える場合は、伸張材料の少な
くとも部分的に張り出した部分が存在する、と判定する
ことに関する。
【0023】互いに他から遠ざかる方向に向いた二つの
隣接するローラ部分の端部に配設された支持部材の荷重
値が、互いに他と向き合う二つの隣接するローラ部分の
端部に配設された支持部材の荷重値より大きい場合は、
トラックの間の相互距離が、小さすぎる、と判定するこ
とができ、また、互いに他から遠ざかる方向に向いた二
つの隣接するローラ部分の端部に配設された支持部材の
荷重値が、互いに他と向き合う二つの隣接するローラ部
分の端部に配設された支持部材の荷重値より小さい場合
は、トラックの間の相互距離が、大きすぎる、と判定す
ることができる。
【0024】以下、図3を参照して、本発明の一実施形
態を、スラブ18の凸輪郭28に至る二つのトラック2
0,22の間の間違った収束の場合で説明する。
【0025】本実施形態は、本発明の基本原理を説明す
るものであり、連続鋳造機におけるローラ10の第二の
トラックのみを考えることにする。また、ローラ10
は、支持部材24に独立的に取り付けられている部分2
6に分割されている。
【0026】スラブ18のこの凸輪郭28を検出するた
めに、鋳造されつつある材料がローラ10のローラ部分
26の各支持部材24に加える半径方向荷重(Fで表
す)を測定する。
【0027】この方法によれば、各ローラ部分26の各
支持部材24に、測定装置30が設けられる。この測定
装置30は、支持部材に作用する半径方向荷重値Fを測
定することが可能である。
【0028】この実施形態では、互いに他から遠ざかる
方向に向いた二つの隣接するローラ部分26の端部に配
設された支持部材24の半径方向荷重値Fを測定する。
これら二つの端部を、それぞれ、AおよびDで表し、支
持部材への荷重をFおよびFで表す。また、互いに
他に向いた二つの隣接するローラ部分26の端部に配設
された支持部材24の半径方向荷重値Fを測定する。こ
れら二つの端部を、それぞれ、BおよびCで表し、支持
部材への荷重をFおよびFで表す。ローラ10のこ
のような全ての半径方向荷重値Fが集められると、互い
に他から遠ざかる方向に向いた二つのローラ部分26の
端部AおよびDに配設された支持部材24の半径方向荷
重値Fと、互いに他に向いた二つのローラ部分26の端
部BおよびCに配設された支持部材24のそれらとが比
較される。すなわち、荷重FおよびFの値と、荷重
およびFの値とが比較される。
【0029】スラブ18が、凸輪郭28を有している場
合は、中央部分は、外方に張り出し、スラブ18は、ロ
ーラ10とその側端部で疎に接触することになる。した
がって、スラブ18の荷重は、ローラ10の中央部分
に、すなわち、互いに他に向いたローラ部分26の端部
BおよびCの支持部材24に集中する。したがって、互
いに他に向いたローラ部分26の端部BおよびCに配設
された支持部材の半径方向荷重値Fは、互いに他から遠
ざかる方向に向いたローラ部分26の端部AおよびDに
配設された支持部材24のそれらより大きくなる。
【0030】したがって、この例では、値F+F
値F+Fとの間に差が有り、この差は、スラブ18
の張り出しが大きすぎると考えられる直前の最高許容値
である予め決められた値を超えている。
【0031】このような差が有る場合は、トラック2
0,22の間に間違った収束が有る、と判定することが
でき、互いに他から遠ざかる方向に向いた二つの隣接す
るローラ部分の端部に配設された支持部材の荷重値が、
互いに他に向いた二つの隣接するローラ部分の端部に配
設された支持部材の荷重値より小さい場合は、トラック
20,22の間の相互距離が、大きすぎる、と判定する
ことができる。
【0032】次いで、ローラ10を変位させて、二つの
トラック20,22の間の相互距離を正しく調整するこ
とが可能である。スラブ18が、上例のように、凸輪郭
28を有する場合は、距離が低減されることになる。ま
た、スラブの輪郭が、凹の場合は、トラック20,22
の間の相互距離が小さすぎ、したがって、増加されるこ
とになる。
【0033】本発明は、上記の、かつ、図示の実施形態
に限定されず、添付のクレームの範囲内で変形ができる
ことを理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】連続鋳造機の一組のローラの図式的な斜視図で
ある。
【図2】第一のトラックと第二のトラックが、互いに他
に向かって収束する有様を示す側面図である。
【図3】トラック間の相互距離が大きすぎるため外側に
張り出したスラブの模式図である。
【符号の説明】
10 ローラ 12 連続鋳造機の上部セグメント 14 内部冷却室 16 外部冷却室 18 スラブ 19 液状コアー 20 第一のトラック 22 第二のトラック 24 支持部材 26 ローラ部分 28 凸輪郭 30 測定装置 F 半径方向荷重 F 端部Aの半径方向荷重 F 端部Bの半径方向荷重 F 端部Cの半径方向荷重 F 端部Dの半径方向荷重

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続鋳造機で作り出される伸張材料の少
    なくとも部分的に張り出した部分を検出する方法であっ
    て、該連続鋳造機は、二つのトラックの長手方向延長線
    に対して実質的に垂直に配設された複数のローラを有
    し、該トラックは、互いに他に向かって収束し、かつ、
    該ローラは、それぞれ支持部材に回動可能に取り付けら
    れた少なくとも二つのローラ部分に分割されており、か
    つ、前記伸張材料を搬送するように配設されている方法
    において、 - 該材料が、ローラの該ローラ部分の各支持部材に加
    える半径方向荷重を測定する工程と、 - 互いに他から遠ざかる方向に向いた二つの隣接する
    ローラ部分の端部に配設された該支持部材の半径方向の
    荷重値と、互いに他と向き合う該二つの隣接するローラ
    部分の端部に配設された該支持部材のそれらとを比較す
    る工程と、 - 互いに他から遠ざかる方向に向いた該二つの隣接す
    るローラ部分の端部に配設された該支持部材の荷重値と
    互いに他と向き合う該二つの隣接するローラ部分の端部
    に配設された該支持部材の荷重値との間の差が、予め決
    められた値を超える場合は、該伸張材料の少なくとも部
    分的に張り出した部分が存在する、と判定する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 互いに他から遠ざかる方向に向いた二つ
    の隣接するローラ部分の端部に配設された支持部材の荷
    重値が、互いに他と向き合う該二つの隣接するローラ部
    分の端部に配設された該支持部材の荷重値より大きい場
    合は、トラックの間の相互距離が、小さすぎる、と判定
    することができることとする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 互いに他から遠ざかる方向に向いた二つ
    の隣接するローラ部分の端部に配設された支持部材の荷
    重値が、互いに他と向き合う該二つの隣接するローラ部
    分の端部に配設された該支持部材の荷重値より小さい場
    合は、トラックの間の相互距離が、大きすぎる、と判定
    することができることとする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 支持部材は、ころがり軸受であることと
    する請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 支持部材は、すべり軸受であることとす
    る請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 支持部材は、測定装置を含むこととする
    請求項1に記載の方法。
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