JP2002360644A - 運動補助装置 - Google Patents

運動補助装置

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JP2002360644A
JP2002360644A JP2002081941A JP2002081941A JP2002360644A JP 2002360644 A JP2002360644 A JP 2002360644A JP 2002081941 A JP2002081941 A JP 2002081941A JP 2002081941 A JP2002081941 A JP 2002081941A JP 2002360644 A JP2002360644 A JP 2002360644A
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container
human body
load
exercise
assisting device
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JP2002081941A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yashiro
弘 家城
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Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容器の内部に人体の一部を収納し容器内部を
加圧状態に保持して収納された人体部分の活動を助成す
ることにより、人体の運動を補助するようにした運動補
助装置において、人体に装着されるシール部材の着脱の
簡素化をはかる。 【解決手段】 前記運動補助装置において、容器の加圧
手段として可変速式ブロア304とブロアの回転数制御
装置305とを設け、前記容器の内部に運動用具201
を設けるとともに、運動用具の負荷計測用の荷重計20
9と荷重設定手段403が設けられ、荷重設定値と荷重
計の計測値とを比較し、その結果に基づき前記ブロアの
回転数制御装置305を作動させることにより前記ブロ
アの回転数を制御して前記容器内の加圧状態を調整する
制御手段を設けることにより、荷重を所望の設定荷重に
調整するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内部が密閉状態に
シール可能な容器を備え、この容器の内部に人体の下半
身を収納し、容器内部を加圧又は負圧状態に保持して収
納された人体部分の活動を助成することにより、人体の
運動を補助するようにした運動補助装置に関し、特に下
肢部への負荷を軽減することにより、下肢部のリハビリ
テーションやトレーニングに好適な運動補助装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の運動補助装置、即ち、容
器内の圧力を高くして体重の軽量化をはかって、高齢者
等にあまり負担を掛けることなく、トレーニングが行え
るようにした運動補助装置として、図23に示すような
ものが知られている。図23は、運動訓練をする人(以
下、人体Aという)が、運動補助装置01を用いている
状態を示すしており、人体Aが密閉された容器010の
内部に下半身を収容し、容器底部に設けられた無端ベル
ト等の運動用具013の上で歩行訓練を行えるようにな
っている。容器010はFRP(繊維強化樹脂)、金属
板、樹脂成形品等の適宜剛性を有する材料、あるいは軟
質材料からなる。そして、容器は内部が密閉状態にシー
ル可能であり、一体に成形されたものでもよいが、この
例では、前部側面体011と後部側面体012と2個に
分割された構造となっている。前部側面体011は、前
面、底面、左右両側面及び上面を剛性又は軟質の板材に
より形成されている。上面には人体Aが歩行姿勢で出入
りできる出入り部を構成し、更に立ち姿勢の人体Aの上
半身を外部に露出させるようにする開口部を形成するた
めの半円弧状切欠きが設けられている。
【0003】また、後部側面体012もこれとほぼ同じ
構造となっており、前部側面体011及び後部側面体0
12の各半円弧状切欠きの周縁に、シール部材022の
フランジ部022を取り付けるための固定クランプ08
が複数個複数組設けられている。
【0004】容器010の底部は、台車構造になってお
り、下側に平面視四角形の台車05が取り付けられ、室
内等を簡単に移動可能であり自由に所定の位置に固定す
るために、台車05の四隅にフリーローラ03とストッ
パ04とがそれぞれ取り付けられている。台車05の後
端部は後方に延長されるとともに、その延長部分の両横
縁にレール06がそれぞれ取り付けられていて、両レー
ル06に案内されて後部側面体012が前後方向に移動
し、後部側面体012の前部側面体011に対する結合
・離脱が行えるようになっている。
【0005】図24、図25は、人体Aに装着可能なシ
ール部材020の一例をを示している。このシール部材
020は、縦横方向に伸縮性を有し、密閉性の良好な材
料からなり、筒状に形成され人体の腰部に着用可能な軟
質の筒状部021と、筒状部021を固定しする上下の
フランジ部022と、筒状部021の膨らみを押える押
え部材023とからなる。
【0006】軟質の筒状部021は、例えば伸縮性を有
する繊維を編織した生地に樹脂加工を施したものや、ウ
エットスーツ生地、ゴム等のように伸縮性があり、密閉
性のよい材料を用いて縫製したもの、成形されたものな
らば使用可能である。そして、フランジ部022との接
続部では、ラッパ状に筒径を大きくしてフランジ部02
2に取り付けられている。
【0007】フランジ部022は上部フランジと下部フ
ランジとそれらの間に介在するパッキンとからなり、金
属板、プラスチック板等で容器010の開口部周縁にパ
ッキンを介して固定クランプ08により固定される。固
定クランプ08としては、市販されている下方押え型ト
グルクランプ等のように、リンクとテコを利用したワン
タッチ式のクランプが用いられている。
【0008】フランジ部022が容器010に固定され
ていても、筒状部021を着用している人体Aは、ラッ
パ状部の柔軟性により、容器010の中で自由に歩行、
ランニングなどの活動が可能となる。
【0009】押え部材023は、軟質の筒状部021が
内部から圧力を受けた場合に、上方に膨らむのを防止す
るためのものであり、ネオプレンゴムからなり、中心に
開口部分を設け、放射状に複数の切欠きを設けた構造に
なっており、外周端はフランジ部022に固定され、開
口部付近に人体Aが装着した際の開口の大きさを調節す
るための紐024とこれを通す紐通し用の穴部025が
設けられている。
【0010】押え部材023の中心の開口部分は、通し
た紐024により人体Aの外周形状に沿って隙間を有す
る開口部を形成しているので、容器010内が加圧され
高圧になってきた場合、内圧により膨張するシール部材
020を押え込む作用をするもので、シール部材020
の人体Aに接触していない部分の膨らみを防止し、隙間
を与えることにより、人体の動きに自由度を与えている
ようになっている。
【0011】なお、シール部材020の形状は、図24
に示す021のように筒状に形成されたものや、米国特
許第5133339号明細書に開示されているように、
訓練をする人体とシール部材020との間の空気漏れを
小さくするために、図26に示すようにパンツ030と
シール部材031とを縫合するか、又は図27に示すよ
うにパンツ030と気密性布帛032と膨張自在な環状
部材033とを縫合するものが提案されている。
【0012】上記米国特許第5133339号明細書に
記載されている運動補助装置は、内部を加圧又は負圧状
態に保持可能な容器を一体構造で形成し、容器に人体の
下肢部を挿入するようにしたものである。
【0013】更に、米国特許第5356361号明細書
に記載されているように、内部を加圧又は負圧状態に保
持可能な容器を可撓材からなる蛇腹式容器で形成し、容
器の上部開口部から、人体の下肢部を挿入するようにし
たものも提案されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のような運動補助
装置では、容器と人体とを気密にする必要があり、その
ために、運動補助装置の使用に際しては、人体のウエス
ト部にシール具を装着する必要がある。ところで、シー
ル部材(シール具)の気密性は、それを装着する人のウ
エスト部分のサイズにより、大きな影響を受ける。した
がって、シール具を装着する人に適合したサイズの各種
類のシール具を準備する必要があり、その結果、コスト
や保管スペースの点で問題がある。また、気密性を重視
すると、シール部材(一般的には筒状部分)の寸法がき
つくなり、また、シール部材020(シール具)の装着
が紐024の締めつけで行われる構成のため、シール部
材の着脱に不自由が生じて装着作業性が低下する等の問
題も発生する。
【0015】また、シール部材020のサイズが、装着
する人に丁度適合したサイズであっても、運動及び加圧
等に伴うシール部材の膨らみにより、シール部材の面が
人体からめくれ上がり、ずれてシール部材の密封性現象
が低下することがある。この場合、パンツ状のシール部
材であればこのようなめくれ上がりは起こり難くなるも
のの、シール部材の装着に不自由が生じ、装着作業性が
極めて低下する。また、体の不自由な人の場合は、危険
を伴うことも考えられる。
【0016】更に、加圧される下半身活動の助成、つま
り下肢部への負担を減少させる場合、軽減される負荷の
大きさは、シール部の断面積と容器の内部の圧力の差に
よって決まる。したがって、体型が異なれば容器内部の
圧力が同じでも負荷は異なってくる。そこで、各人の負
荷(垂直方向の荷重、大気圧の場合の体重)状態を測定
し、容器内部の圧力と当該運動補助装置の使用者の体重
とから、使用者が最適な見掛け上の体重のもとで運動で
きるように体重調節をして、つまり、安定した負荷軽減
をはかる必要があるが、従来のものではそれができにく
いという問題もある。
【0017】前記の米国特許第5133339号明細書
に記載の運動補助装置の場合、容器が一体構造になって
いるため、下肢部に機能上問題を持つ人や、筋力の衰え
た高齢者、あるいは下肢部の術後の患者などにおいて、
容器のシール部分へ移動する動作やシール部分を挿着す
る動作が大きな負担となるという問題や、容器内部の圧
力調整は、容器内の空気を循環させ、また、圧力もサー
ボバルブを用いているため、複雑な制御装置が必要にな
り、コスト及び装置スペ−スで問題がある。
【0018】また、前記米国特許第5356361号明
細書に記載の運動補助装置では、装着時には、蛇腹部を
押し下げて低くできるので、容器の内部に入るのは簡単
であるが、そのためには、蛇腹開口周縁を跨ぐ動作が必
要であり、安心して容易に装着できるものではないとい
う問題点がある。
【0019】上記の両米国特許のものは、容器の内部が
導管に接続され、空気圧調整装置に接続されているの
で、運動補助装置を手軽に移動すること、自由に所定の
場所へ固定することなど、実際にリハビリテーションに
使用する際に問題となる事項が解決されていない。ま
た、加圧及び減圧のための手段が容器の外部に設置され
ていると、騒音の発生があり、リハビリテーション環境
に置いては問題になることが予想される。
【0020】本発明は、従来のこの種の運動補助装置に
おける上記の諸問題、特にシール具に関する問題、及び
体重調節関する問題を解決しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明は、内部が密閉状
態にシール可能な容器を備えるとともに、該容器の内部
に人体の下半身を収納し該容器の内部を加圧又は負圧状
態に保持して収納された前記人体の下半身の活動を助成
することにより、該人体の運動を補助するようにした運
動補助装置において、前記人体と前記容器との間を気密
に保つべく前記人体に着用されるシール部材の筒状部を
予め大きくしておくことにより、(あるいはひだ部分を
予め形成しておく)ことにより、シール具の装着を容易
にする一方、面ファスナ等の締めつけ具の調整で締めつ
け具合を調整するとともに、装着後はひだ等の余分な部
分を折り込みベルトで締めることで、適切なシールを実
現できるようにして第1の課題解決の手段としている。
【0022】また、前記容器の内部に設置した運動用具
(トレッドミル等)の下部にロードセルを設置して人が
運動用具に乗った場合の負荷(体重)を計測・表示でき
るようにして第2の課題解決の手段としている。
【0023】更にまた、前記人体と前記容器との間に気
密に保持すべく着用されたシール部材の股部に該シール
部材のめくれ上がりを防止するための着脱可能な股用部
材を取り付けることによって、第3の課題解決の手段と
している。
【0024】前記容器内部に取り付けた圧力計測手段で
計測された圧力と容器の設定内部圧力とを比較し、この
比較値に基ずいて容器の内部圧力を設定圧力に調節する
制御手段を設け、この制御手段でブロアモータの回転数
制御装置を行なって容器内圧力制御を行うようにして第
4の課題解決の手段としている。
【0025】また、容器の内部に運動用具を設けるとと
もに、該運動用具に負荷計測のための荷重計を取り付
け、該荷重計で計測された運動補助装置を使用中の人体
の見掛け上の体重と前記設定圧力値との関係から設定体
重に調整する見掛けの体重調節手段を設けて第5の課題
解決の手段としている。
【0026】そして、前記容器の加圧手段として可変速
式ブロアと該ブロアの回転数制御装置とを設け、前記容
器の内部に運動用具を設けるとともに、該運動用具の負
荷計測用の荷重計と荷重設定手段が設けられ、加重設定
値と荷重計の計測値とを比較して前記ブロアの回転数制
御装置を作動させることにより前記ブロアの回転数を制
御して前記容器内の加圧状態を調整する制御手段が設け
ることにより、荷重を所望の設定荷重に調整する運動補
助装置を構成して第6の課題解決の手段としている。
【0027】本発明では、シール具の筒状部分の素材
は、伸縮性があるため、素材の伸縮を利用して、更にベ
ルトで締めつけることで、適度な締め具合に調整するこ
とが可能になる。なお、特にひだ部分を設けなくても、
筒状部分が大きめに形成されているので、その余った部
分を折り込んでベルトで締め付けることにより、適度な
締め具合に調整することができる。また、筒状部に着脱
自在な股部材を取り付けたことにより、シール部材の面
が体からのめくれ上がりを防止することができる。
【0028】また、従来のものであれば、事前に、体重
計を設置してその人における容器内圧力と負荷(体重)
との関係を算出する作業が必要であったが、本発明によ
れば、このような事前の作業の省略化が可能となる。更
に、運動補助装置の使用中、容器内の圧力を常に設定値
に保持することが可能になる。その結果、容器内圧力を
運動補助装置の使用者に適した圧力に設定して、使用者
が最適な見掛け上の体重のもとで運動することができる
ようになる。
【0029】更に、運動用具の負荷計測用の荷重計から
の信号と荷重設定手段からの設定値とを比較して制御信
号をブロア用の回転数制御装置に入力する。ブロア用の
回転数制御装置では制御出力に応じた周波数をブロアモ
ータに送り、ブロアモータの回転数を制御して荷重計か
らの値を制御することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の実施の
形態について説明する。この実施形態の運動補助装置1
も全体構造は、図23に示した従来の運動補助装置01
とほぼ同じ構造となっている。即ち、図1において、符
号1は運動補助装置を、10は運動訓練をする人(以
下、人体Aという)がその内部に下半身を収容し、運動
を行う密閉された容器を示している。また、図1は、人
体Aが密閉された容器10の内部に下半身を収容して、
容器10の底部に設けられた無端ベルト等のような運動
用具としてのトレッドミル201の上で歩行訓練を行な
っている状態を示している。なお、トレッドミル201
は、運動用具の一実施例であり、運動用具としてはトレ
ッドミル201に限定されるものではなく、たとえば、
エルゴメータ、足踏み台等の下肢を運動する物であれば
適用可能である。
【0031】容器10はFRP(繊維強化樹脂)、金属
板、樹脂成形品等の適宜剛性を有する材料、あるいは軟
質材料、例えば、テント地、フィルム等、又はこれらの
複合材料からなる。そして、容器は内部が密閉状態にシ
ール可能であり、一体に成形されたものでもよいが、こ
の例では、前部側面体11と後部側面体12と2個に分
割された構造となっている。前部側面体11は、前面、
底面、左右両側面および上面を剛性又は軟質の板材によ
り一体形成されている。上面には人体Aが歩行姿勢で出
入りできる出入り部を構成し、更に立ち姿勢の人体Aの
下半身を外部に露出させるようにする開口部を形成する
ための半円弧状切欠きが設けられている。
【0032】また、後部側面体12もこれとほぼ同じ構
造となっており、前部側面体11及び後部側面体12の
各半円弧状切欠きの周縁に、シール部材20のフランジ
部22を取り付けるための固定クランプ8が複数個複数
組設けられている。
【0033】容器10の底部は、台車構造になってお
り、下側に平面視四角形の台車5が取り付けられ、室内
等を簡単に移動可能であり自由に所定の位置に固定する
ために、台車5の四隅にフリーローラ3とストッパ4と
がそれぞれ取り付けられている。台車5の後端部は後方
に延長されるとともに、その延長部分の両横縁にレール
6がそれぞれ取り付けられていて、両レールに案内され
て後部側面体12が前後方向に移動し、後部側面体12
の前部側面体11に対する結合・離脱が行えるようにな
っている。
【0034】まず、前部側面体11及び後部側面体12
を、前部側面体11と後部側面体12との間に人体Aが
歩行姿勢のまま両側面体11,12間に入ることの出来
る間隔(空間)が形成された状態にセットし、次いでこ
の空間に人体Aを入れてから、後部側面体12を図示で
右方向に移動させ、前部側面体11の後端部に後部側面
体12の前端部を密着させる。
【0035】そして、後部側面体12のフック(図示せ
ず)を前部側面体11の金具(図示せず)に掛けて前部
側面体11と後部側面体12とを連結して運動補助装置
の容器10が組み立てられる。したがって、人は歩行姿
勢のまま簡単かつ安全に容器10内に入ることができ
る。
【0036】容器10の内部には、容器10の底板の上
にトレッドミル201が取り付けられている。即ち、ト
レッドミル201は、後端部が左右に揺動可能なように
その前端部を固定支点14に支持されている。更に、図
1(b)に拡大して示すように、後端部下面に台車5に
転接可能なフリーローラ15が取り付けられ、フリーロ
ーラ15と対設して台車5にローラ40が設けられてい
て、後部側面体12の移動に対処できるようになってい
る。
【0037】また、容器10の内部には人体Aに接触し
ない位置に容器内部を加圧状態に保持する手段としての
加変速式ブロア304が設けられている。したがって、
容器10内でトレッドミル201を利用したトレーニン
グなどを、加圧下又は負圧下で行うことができる。また
容器10は4個のフリーローラ3とストッパ4とによ
り、任意の場所に容易に移動でき、またその場所に簡単
に固定できる。
【0038】図2〜図6は人体Aに装着可能なシール部
材20を示している。このシール部材20は、縦横方向
に伸縮性を有し、密閉性の良好な材料からなる。シール
部材20は、図1に示すように、筒状に形成され人体の
腰部に着用可能な軟質の筒状部21と、筒状部21より
も大径で筒状部21を固定するフランジ部22とから構
成されている。
【0039】軟質の筒状部21は、例えば伸縮性を有す
る繊維を編織した生地に樹脂加工を施したものや、ウエ
ットスーツ生地、ゴム等のように伸縮性があり、密閉性
のよい材料を用いて縫製したもの、成形されたものなら
ば使用可能である。ゴム等では、装着時に人体、衣服と
の滑りが悪い等の欠点もあるので、ウエットスーツ生地
等の既に人体に着用するために好適に用いられているも
のが好ましい。そして、フランジ部22との接続部で
は、ラッパ状に筒径を大きくしてフランジ部22に取り
付けられている。
【0040】図2に示すように、フランジ部22は上部
フランジ221と下部フランジ222とパッキン223
からなり、金属板、プラスチック板等で容器10の開口
部周縁にパッキン223を介して固定クランプ8により
固定される。固定クランプ8は、市販されている下方押
え型トグルクランプ等のように、リンクとテコを利用し
たワンタッチ式のクランプを取り付けている。
【0041】固定クランプ8は、フランジ部22を固定
できる構造であれば任意のものであってもよい。例え
ば、他の実施例として、図3に示すように、容器10に
設置され水平方向に旋回するハンドル81により揺動す
るレバー82に軸着されたローラ83をフランジ部22
の傾斜凹部24の溝25に嵌め込み固定する方式等も適
用可能である。
【0042】下部フランジ222は、上部フランジ22
1と同様のドーナツ形状のものであり、固定するシール
部材の高さを調節するために下部フランジ222の厚み
を調節して人体Aに着用するシール部材20の高さを調
和させる。使用する人体Aに合わせた下部フランジ22
2の厚みを設定すればよい。
【0043】フランジ部22が容器10に固定されてい
ても、筒状部21を着用している人体Aは、ラッパ状部
の柔軟性により、容器10の中で自由に歩行、ランニン
グなどの活動が可能となる。
【0044】軟質の筒状部21は、人体Aへの装着が容
易なように、「ひだ」が設けられている。しかし、素材
の伸縮性を利用してひだを設けずに、筒状部21の寸法
を大きめにしておき、装着後余った部分を折り込んで、
適度に締めつけるようにしてもよい。図4の例では、面
ファスナー24とこの面ファスナー24に着脱可能なベ
ルト25とからなる締めつけ具26が2組設けられてい
る。図5はシール部材20を人体Aに装着後締め付け具
26で締めつけた状態を示している。締め付け具合はベ
ルト25の引っ張り度で調整できる。この例では、締め
付け具26が2組設けられているが少なくとも1組あれ
ば良い。
【0045】図6の例では、締め付け具が、固定部材2
7と、この固定部材27に取り付けられたロ型部材28
と、ロ型部材28に挿入後折返えされて面ファスナー部
29aに固定されるベルト29で構成されている。締め
付け具合はベルト29の折返えし度で調整できる。
【0046】図7の例では、締め付け具が、通常のバッ
クル式のベルト30で構成されている。したがって、こ
の例の場合、ベルトに設けられている複数の孔30aの
うち適当な孔を選択してピン30bを挿入することによ
り、その人体Aに適した締めつけを行うことができる。
【0047】上記の各例によれば、シール部材20の締
め付け、及び締めつけ具合の調節を簡単に行うことがで
き、その結果、従来のものに比べてシール部材20の着
脱作業の簡易化ならびに着脱時間の短縮化を図ることが
可能となる。
【0048】なお、シール部材の高さを調節可能にする
手段としては、運動用具の高さの調節を可能にするため
の運動用具を上下方向に移動自在で高さ調節可能なリフ
ターの上に設置する方式、あるいはシール部材を固定す
るフランジの厚さ(高さ)を調節する方式等が用いられ
る。
【0049】訓練に際しては、容器10の外で、通常の
ズボンを履く要領でシール部材20を着用できる。この
とき、筒状部22が人の尻から腰部に渡って位置するよ
うに着用する。
【0050】図8に示すものは、筒状部21に予め股部
材401が取り付けられてある実施例である。股部材4
01の端部分及び股部材401を取り付けた筒状部21
の対応する部分には、面ファスナ24を取り付けてお
き、面ファスナ24,24’同士を着脱自在にできると
ともに面ファスナ24,24’はその位置の調整が自由
にできるようになっている。図9は、運動する人がシー
ル部材20を装着した後、股部材401を股部分に通
し、面ファスナ24,24’同士を重合して固定した状
態をに示している。
【0051】図10に示すものは、他の実施例として、
筒状部21には股部材401を一体に設けておかない
で、必要なとき、別体の股部材401を筒状部21に着
脱自在にすることができる例である。即ち、図10
(a)に示すように、筒状部21には2か所に面ファス
ナ24,24を設け、図10(b)に示すように、股部
材401には、筒状部21に取り付けた面ファスナ2
4,24と着脱自在な面ファスナ24’,24’を取り
付けておき、運動する人がシール部材20を装着した
後、股部材401を面ファスナ24,24,24’,2
4’で固定する。運動する人がシール部材20を装着し
た状態は、概ね図9に示すものと同様である。
【0052】なお、本実施例では、股部材401を筒状
部21に取り付けるのに面ファスナ24を例示したが、
その他、容易に着脱が可能なものであればその他の任意
の手段を適用することができる。例えば、ボタン、スナ
ップボタン、ベルト等のバックル状のものも使用するこ
とができる。また、先の実施例で説明した、シール部材
20にサイズ調整可能な締結用帯びと併用したり、ま
た、それぞれを単独で使用することも可能である。
【0053】次に、図11〜図16により、トレッドミ
ル201について説明する。容器10の内部で前後端部
付近にそれぞれ2本のガイドシャフト220が立設され
ている。そして、トレッドミル201が、2本のガイド
シャフト220でそれぞれその前後端部を上下動可能に
案内支持されている。更に、容器10の内部に、架台2
21が設けられており、この架台221上にモ−タ−2
02が取り付けられている。モ−タ−202の回転はチ
ェ−ン203およびシャフト204,206を介して、
前後一対の送りネジ207に伝達される。
【0054】前後の各送りネジ207は、容器10の内
部の前後位置でガイドシャフト220と平行に立設され
ている。更に、送りネジ207のネジ部にナット219
が螺合しており、このナット219はトレッドミル20
1の支持台201aと一体の上下板218に取り付けら
れている。このようにして、モータ202、チェーン2
03、シャフト204,206、前後一対の送りネジ2
07及びナット219により、上下機構208が構成さ
れている。したがって、モータ202を回転させること
により、上下機構208が作動してトレッドミル201
を上下動させることができる。
【0055】受け板212の下面にロードセル209が
取り付けられている。この実施形態では、ロードセル2
09は、図12に示すように受け板212の4隅に配設
されている。図11の矢Bは走行ベルト211の走行方
向を、符号217はベルト211のプーリを示す。
【0056】支持台201aに走行ベルト211が取り
付けられてトレッドミル201は構成されている。走行
ベルト211の走行面の下側に受け板212が配設され
ており、この受け板212はロ−ドセル209を介して
支持台201aに支持されるようになっている(図12
〜図16)。なお、ロードセル209は、トレッドミル
201の支持方法によっては3個でもよく、あるいは左
右または前後のバランスを考慮して、1個〜2個ですま
せることも可能である。符号213はロードセル209
の調整ネジを示している。ロードセル209を図11に
示すように支持台201aに直接取り付けるようにして
もよい。
【0057】ロードセル209よりの信号が表示器20
0に取り込まれて、トレッドミル201及びトレッドミ
ル201に立った人体Aの体重(垂直方向の床反力)が
表示される。また、必要により、人体Aがトレッドミル
201に立つ前の無負荷の状態での表示をゼロ表示とし
て、人体Aの体重測定に利用することもできる。
【0058】このように、この実施形態の運動補助装置
では、運動用具(トレッドミル等)に負荷計測のための
荷重計209を取り付けたことにより、予め体重を測定
しておく必要を無くすとともに、荷重計(ロードセル2
09)の検出信号を後述のブロアモ−タの回転数制御に
用いることにより、容器1の内部圧力を当該運動補助装
置の使用者に適した圧力に設定することができる。
【0059】この実施形態の運動補助装置では、更に図
17に示すように、必要に応じて容器1内の圧力を計測
する圧力検出センサ301が設けられており、この圧力
検出センサ301で検出された圧力信号は制御装置30
2に入力されるようになっている。制御装置302で圧
力設定器303から入力される設定圧力(この設定圧力
は上記のロ−ドセル209の検出値に基ずいて決定され
る)と、圧力検出センサ301から入力された圧力との
比較が行われ、この比較結果による制御信号が、ブロア
モータ用回転数調整器305に送られる。
【0060】ブロアモータ用回転数調整器305では、
制御信号に見合った周波数がブロアモータ304に送ら
れ、ブロアモータ304の回転数が制御されて、容器1
0内の圧力を設定圧力にする制御が行われる。
【0061】図16は、ブロアモータ304の吐出空気
量(横軸)と吐出圧力(縦軸)との関係を示すグラフ
で、このグラフから明らかなように、ブロアモータ30
4の回転数を制御することにより、容器10内の圧力を
制御することができる。
【0062】また、使用する人体Aが容器10の内部に
入り、ブロアモータ304の回転数を上昇することによ
り、容器10内が徐々に加圧される。このときの圧力値
と荷重計(ロードセル)209より得られた使用中の人
体の見掛け上の体重との関係が得られる。この場合、圧
力値と見掛け上の体重との関係は、図20に示すよう
に、概略1次式の関数として近似できる。なお、これら
の関係の精度を挙げるために、加圧→減圧→加圧→減圧
という操作を数回繰り返すとよい。この近似式により、
設定したい見掛け上の体重を見掛けの体重調節手段によ
り調整することができる。
【0063】図21、図22に示すように、荷重計(ロ
ードセル)209よりの計測値信号を容器内の加圧状態
を調整するブロア用モータの回転数制御手段303に入
力する。ここで、荷重設定手段403よりの設定値と荷
重計(ロードセル)209よりの計測値とを比較して、
制御信号をブロア用モータの回転数制御手段303に入
力する。ブロア用モータの回転数制御手段303では制
御出力に応じた周波数をブロアモータ304へ送り、ブ
ロアモータ304の回転数を制御して容器内の加圧状態
を調整し、荷重計(ロードセル)209よりの計測値を
所望の設定荷重値に制御する一連の動作を行うことがで
きる。
【0064】上述のように、この実施形態の運動補助装
置では、容器10内における人体Aの見掛け上の体重を
計測し、その見掛け上の体重にに基づいて容器10の内
部圧力を設定するようにしたので、容器内圧力を当該運
動補助装置の使用者に適した圧力に設定して、同使用者
が最適な見掛け上の体重のもとで運動することができる
ようになる。従って、当該運動補助装置の使用者は体力
(脚荷重)に適した状態のもとで無理なくトレーニング
を行うことができ、その効果を高めることができる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、以下の
ような効果が得られる。 (1)シール部材の締め付け、および締めつけ具合の調
節を簡単に行うことができ、その結果、従来のものに比
べてシール部材20の着脱作業の簡易化ならびに着脱時
間の短縮化を図ることが可能となる。 (2)着脱自在な股部材を取り付けることにより、シー
ル部材の着脱を容易にすることができ、且つ運動と加圧
等に伴うシール部材の膨らみにより、シール部材面が運
動する人体からめくれ上がるのを防止することができ
る。 (3)運動用具(トレッドミル等)に負荷計測の為の荷
重計を取り付けたことにより、予め体重を測定しておく
必要を無くすことができ、運動補助装置の使用時の煩雑
さを無くすことができる。 (4)容器内における人体Aの見掛け上の体重を計測
し、その見掛け上の体重にに基づいて容器の内部圧力を
設定するようにしたので、容器内圧力を当該運動補助装
置の使用者に適した圧力に設定して、同使用者が最適な
見掛け上の体重のもとによって運動することができるよ
うになる。従って、当該運動補助装置の使用者は体力
(脚荷重)に適した状態のもとで無理なくトレーニング
を行うことができ、その効果を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係る運動補助装置
の全体側面図、(b)は同B部の拡大側面図でである。
【図2】(a)は本発明の実施形態に係る運動補助装置
のシール具の一部切断側面図、(b)は同C部の拡大断
面図である。
【図3】(a)は本発明の実施形態に係る運動補助装置
の固定クランプの他の実施例の平面図、(b)は同側面
図である。
【図4】本発明の実施形態に係る運動補助装置のシール
具の斜視図である。
【図5】同装着時の斜視図である。
【図6】同ベルト部の変形例を示すもので(a)は装着
時の斜視図、(b)は(a)のD−D断面図である。
【図7】同ベルト部の他の変形例の装着時の斜視図であ
る。
【図8】本発明の他の実施形態に係る運動補助装置のシ
ール具の斜視図である。
【図9】同装着時の斜視図である。
【図10】(a)は本発明の更に他の実施形態に係る運
動補助装置のシール部材の斜視図、(b)は同股部材の
斜視図である。
【図11】本発明の実施形態に係る運動補助装置の正面
図である。
【図12】同トレッドミルの平面図である。
【図13】同側面図である。
【図14】図13の一部拡大図である。
【図15】同ロードセル取付け部の拡大側断面図であ
る。
【図16】同正断面図である。
【図17】同ブロアモータ制御装置の部材配置を示す側
面図である。
【図18】同装置のブロック図である。
【図19】ブロアモータの性能特性図である。
【図20】本発明の実施形態に係る運動補助装置の容器
内の圧力と設定荷重との関係特性図である。
【図21】本発明の実施形態に係る運動補助装置の荷重
設定設定値と荷重計(ロードセル)計測値との比較によ
り制御信号をブロア用モータの回転数制御手段に入力す
る例を示す全体側面図である。
【図22】同装置のブロック図である。
【図23】従来の運動補助装置の全体側面図である。
【図24】同シール部材を示すもので(a)は側面図、
(b)は(a)のA矢視拡大図である。
【図25】同シール部材の平面図である。
【図26】従来のシール具の実施例を示す部分断面図で
ある。
【図27】従来のシール具の他の実施例を示す部分断面
図である。
【符号の説明】
1 運動補助装置 5 台車 6 レール 8 ボルト(固定クランプ) 9 開口部 10 容器 11 前部側面体 12 後部側面体 20 シール部材 21 筒状部 22 フランジ部 24 面ファスナ 25 ベルト 26 締めつけ具 27 固定部材 28 ロ型部材 29 ベルト 201 トレッドミル 201a 支持台 202 モータ 203 チェーン 204 シャフト 205,206 ギヤ 207 送りネジ 208 上下機構 209 ロードセル 211 走行ベルト 212 受け板 218 上下板 220 ガイドシャフト 301 圧力検出装置 302 制御装置 303 圧力設定器 304 ブロアモータ 401 股部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部が密閉状態にシール可能な容器を備
    えるとともに、該容器の内部に人体の下半身を収納し該
    容器の内部を加圧又は負圧状態に保持して収納された前
    記人体の下半身の活動を助成することにより、該人体の
    運動を補助するようにした運動補助装置において、 前記人体と前記容器との間を気密に保持すべく前記人体
    に着用されるシール部材にサイズ調節可能な締結用帯が
    取り付けられていることを特徴とする運動補助装置。
  2. 【請求項2】 内部が密閉状態にシール可能な容器を備
    えるとともに、該容器の内部に人体の下半身を収納し該
    容器の内部を加圧又は負圧状態に保持して収納された前
    記人体の下半身の活動を助成することにより、該人体の
    運動を補助するようにした運動補助装置において、 前記容器の内部に運動用具が設けられ、該運動用具に負
    荷計測のための荷重計が取り付けられていることを特徴
    とする運動補助装置。
  3. 【請求項3】 内部が密閉状態にシール可能な容器を備
    えるとともに、該容器の内部に人体の下半身を収納し該
    容器の内部を加圧又は負圧状態に保持して収納された前
    記人体の下半身の活動を助成することにより、該人体の
    運動を補助するようにした運動補助装置において、 前記人体と前記容器との間に気密に保持すべく着用され
    たシール部材の股部に該シール部材のめくれ上がりを防
    止するための着脱可能な股部材を取り付けたことを特徴
    とする運動補助装置。
  4. 【請求項4】 内部が密閉状態にシール可能な容器を備
    えるとともに、該容器の内部に人体の下半身を収納し該
    容器の内部を加圧又は負圧状態に保持して収納された前
    記人体の下半身の活動を助成することにより、該人体の
    運動を補助するようにした運動補助装置において、 前記容器に加圧手段として可変速式ブロアを備え、該ブ
    ロアの回転数制御装置及び前記容器の内部圧力設定手段
    と圧力計測手段が取り付けられ、前記容器の設定内部圧
    力値と前記圧力計測値とを比較して前記ブロアの回転数
    制御装置を作動し、前記可変速式ブロアの回転数を制御
    して上記容器の内部圧力を設定圧力に調節する制御手段
    が設けられていることを特徴とする運動補助装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の運動補助装置においい
    て、 前記容器の内部に運動用具が設けられるとともに、該運
    動用具に負荷計測のための荷重計が取り付けられ、予め
    求められている該荷重計で計測された運動補助装置を使
    用中の人体の見掛け上の体重と容器内圧力との関係から
    設定体重に調整する見掛けの体重調節手段が設けられて
    いることを特徴とする運動補助装置。
  6. 【請求項6】 内部が密閉状態にシール可能な容器を備
    えるとともに、該容器の内部に人体の下半身を収納し該
    容器の内部を加圧又は負圧状態に保持して収納された前
    記人体の下半身の活動を助成することにより、該人体の
    運動を補助するようにした運動補助装置において、 前記容器の加圧手段として可変速式ブロアと該ブロアの
    回転数制御装置とを設け、前記容器の内部に運動用具を
    設けるとともに、該運動用具の負荷計測用の荷重計と荷
    重設定手段が設けられ、荷重設定値と荷重計の計測値と
    を比較し、その結果に基づき前記ブロアの回転数制御装
    置を作動させることにより前記ブロアの回転数を制御し
    て前記容器内の加圧状態を調整する制御手段を設けるこ
    とにより、荷重を所望の設定荷重に調整することを特徴
    とする運動補助装置。
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