JP2002360600A - 超音波治療装置 - Google Patents

超音波治療装置

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JP2002360600A
JP2002360600A JP2001175964A JP2001175964A JP2002360600A JP 2002360600 A JP2002360600 A JP 2002360600A JP 2001175964 A JP2001175964 A JP 2001175964A JP 2001175964 A JP2001175964 A JP 2001175964A JP 2002360600 A JP2002360600 A JP 2002360600A
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Satoru Nomura
哲 野村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照射治療禁止部への位置合せを禁止し、熱変
性範囲が体表面まで及ぶようになる事故を未然に防ぐ。 【解決手段】 生体治療部3の治療部位7を特定する画
像診断装置9と、画像診断装置9によって特定された治
療部位7に対して周囲から照射治療用の超音波を照射す
る超音波照射体11とを備えた超音波治療装置1におい
て、熱変性範囲と体表面3aとが干渉し合う超音波照射
体11の照射治療禁止部への位置合せを禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、乳房等の生体内
部に発生した腫瘍等の照射治療に適する超音波治療装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生体内に発生した腫瘍等の治療部
位に対して超音波を照射し、その時に生じる発熱等の作
用を利用して治療を行なう超音波治療装置にあっては、
生体治療部の治療部位を特定する画像診断装置と、画像
診断装置によって特定された治療部位へ超音波を照射す
る超音波照射体とを備えている。超音波照射体は、焦点
に向かって超音波が集められるよう断面円弧状に形成さ
れる一方、その中央部位に超音波プロ−ブと呼ばれる前
記画像診断装置が配置された構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】超音波照射体は、体外
から体表面を通じて体内の治療部位へ超音波を照射する
ことで照射治療が行なわれるようになり、その説明図を
図7に示す。
【0004】図7(a)は一点照射時、(b)は2点照
射時をそれぞれ示したもので、乳房等の生体治療部10
1の治療部位103に対して平面からみた照射治療時の
説明図であって、図7(a)に示すように、超音波照射
体105から照射される超音波は焦点107に集中す
る。照射治療する際には、画像診断装置109によって
生体治療部101の治療部位103に焦点107を合わ
せる。超音波は体表面111を通って治療部位103に
到達する。この時の期待される熱変性範囲113を点々
で示す。
【0005】熱変性範囲113は、照射時間が長い場合
や強度が強い時、あるいは、生体の超音波吸収が高い場
合には焦点107から照射方向となる体表面111へ向
かって斜線115のように広がる特性を有する。
【0006】また、図7(b)に示すように治療部位1
03に対してずらせた位置に続いて2回目の照射を行な
う場合、1回目の照射によって治療部位103の周囲の
温度が高くなっているところへ2回目の熱変性が加わる
ため、1回目の熱変性範囲と2回目の熱変性範囲がプラ
スされるだけでなく、意図しない熱変性範囲117の拡
大が認められるようになる。
【0007】したがって、例えば、鎖線で示す生体治療
部101に対して治療部位103が体表面111から近
い位置にある時、超音波の照射時間、強度等の照射条件
によって熱変性範囲115、117が体表面111まで
及び、場合によっては火傷の原因となる。特に、表面に
傷跡等を残したくない乳房等の生体治療にあっては大き
な問題となっていたものである。
【0008】そこで、この発明は、生体内に発生した治
療部位に対して効率よく、しかも、熱変性の範囲が体表
面まで及ぶことなく正確、確実に照射治療が行なえるよ
うにした超音波治療装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1にあっては、生体治療部の治療
部位を特定する画像診断装置と、画像診断装置によって
特定された治療部位に対して周囲から照射治療用の超音
波を照射する超音波照射体とを有し、音波照射体は、照
射治療禁止部への位置合せが禁止されることを特徴とす
る。
【0010】これにより、治療部位に対して超音波照射
体から超音波を照射することで照射治療を行なう。この
時、超音波照射体は、例えば、治療部位が体表面から最
も近くなる照射治療禁止部への位置合せが禁止されるた
め、熱変性範囲が体表面まで及ぶようになる事故を未然
に妨げるようになる。
【0011】また、この発明の請求項2によれば、生体
治療部の治療部位を特定する画像診断装置と、画像診断
装置によって特定された治療部位に対して周囲から照射
治療用の超音波を照射する超音波照射体とを有し、超音
波照射体は、その超音波照射体が照射治療禁止部位に位
置合せされた時、照射治療が禁止されることを特徴とす
る。
【0012】これにより、治療部位に対して超音波照射
体から超音波を照射することで照射治療が行なえるよう
になる。この場合、例えば、治療部位が体表面から最も
近くなる照射治療禁止部へ超音波照射体が位置合わせさ
れた時には、照射操作を行なってもその照射操作による
命令信号を装置内部で無効にすることで照射治療を禁止
し、熱変性範囲が体表面まで及ぶようになる事故を未然
に防げるようになる。
【0013】また、この発明の請求項3によれば、超音
波照射体が照射治療禁止部位に位置合せされた時、前記
超音波照射体による照射治療の禁止を解除する照射禁止
解除手段を備えていることを特徴とする。
【0014】これにより、例えば、体表面から近い位置
に治療部位があって、治療上どうしても超音波照射をし
なくてはいけない場合でも、厳重な照射管理下のもとで
支障なく照射治療が行なえるようになる。
【0015】また、この発明の請求項4によれば、少な
くとも超音波照射体は、生体治療部に対して前進及び後
退可能な前後進制御機構と、前後進方向と直交し合うと
共に左右方向へ移動可能な左右移動制御機構と、上昇及
び下降可能な昇降制御機構と、上下に回動可能な上下首
振り制御機とで支持されていることを特徴とする。
【0016】これにより、超音波照射体の焦点となる照
射位置を、生体内のいずれの治療部位に対しても正確に
位置決めすることが可能となる。
【0017】また、この発明の請求項5によれば、生体
治療部を固定セットする位置決め部を、冷却水が供給さ
れると共に前記生体治療部が挿入される挿入用開口を備
えた冷却容器となっていることを特徴とする。
【0018】これにより、乳房等の生体治療部の位置決
めが容易になると共に、照射治療時に発生する熱変性領
域の冷却が可能となり体表面の温度上昇が抑えられる。
【0019】また、この発明の請求項6によれば、冷却
容器の内部と超音波照射体の正面全領域とは、水が満さ
れた伸縮可能な筒状の連結部材によって水密状態に連結
されていることを特徴とする。
【0020】これにより、冷却水は冷却容器と連結部材
の内部に納まるため、超音波照射体を動かす制御機構に
防水装置を施こさなくても何等悪影響を与えることがな
くなる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6の図面を参照
しながらこの発明の実施の形態について具体的に説明す
る。
【0022】図1はこの発明にかかる超音波治療装置1
の概要説明図を示している。
【0023】超音波治療装置1は、乳房等の生体治療部
3を位置決めする位置決め部5と、生体治療部3にでき
た腫瘍等の治療部位7を特定する超音波プローブと呼ば
れる画像診断装置9と、その画像診断装置9によって特
定された治療部位7に対して超音波を照射する超音波照
射体11とを有している。
【0024】生体治療部3を位置決めする位置決め部5
は、乳房等の生体治療部3を上方から挿入する上方が開
放された挿入用開口13を有し冷却水が満される冷却容
器17となっている。
【0025】冷却容器17は回転支持軸19によって回
転自在に支持されると共に、上方の挿入用開口13は治
療台21に設けられた開口部の下位で対向し合う位置に
設けられている。なお、挿入用開口13の開口周縁には
生体治療部3と軽く弾接し合うシール部材(図示してい
ない)が設けられ水密状態が確保されるようになってい
る。または、生体治療部3は冷却容器17の水に直接接
し、冷却容器17から水があふれる場合は図示しない経
路で水を回収するようになっている。
【0026】冷却容器17の底部に設けられた給排水口
23は、図6に示すように、温度制御装置、脱気装置、
水流ポンプ等から成る水処理ユニット25と接続し、操
作部27の水処理ユニット操作スイッチ29の操作信
号、あるいは冷却水検知センサ31から検知信号、ある
いは、図3で示すようにモニタ33に生体治療部3の体
表面3aの気泡を低減する処理をしたか、どうかを確認
するYESスイッチS1又はNOスイッチS2のスイッ
チ信号がシステムコントローラ部35に入力されること
で、システムコントローラ部35から出力される指令信
号に基づき、所定の温度に制御された冷却水の供給管理
と排水管理の制御が可能となっている。
【0027】冷却容器17を支持する回転支持軸19
は、正転及び逆転可能な駆動部37によって回転動力が
与えられるようになっていて後述する超音波照射体支持
装置39と一緒に回動可能となっている。
【0028】駆動部37は、モーションコントローラ部
41を介してシステムコントローラ部35と持続し、操
作部27の回動操作スイッチ43の操作により、システ
ムコントローラ部35から出力される指令信号に基づい
て矢印Eに示すように正転又は逆転の回転動力が与えら
れるようになっている。
【0029】超音波照射体11は、超音波を発生する発
生素子がベース部材45によって支持された構造となっ
ていて、駆動回路47を介してシステムコントローラ部
35と接続している。超音波照射体11の正面となる発
射面11aは、発射された超音波が焦点Pに集まるよう
円弧面に形成される一方、蛇腹状の伸縮可能な連結部材
49を介して前記冷却容器17と接続連通し、内部には
冷却容器17を介して冷却水が満された構造となってい
る。
【0030】ベース部材45に支持された超音波照射体
11は、図6に示すように操作部27の発射操作スイッ
チ51の操作信号がシステムコントローラ部35に入力
されることでシステムコントローラ部35から出力され
る指令信号に基づいて超音波が発生し、焦点Pへ向けて
発射されるようになっている。画像診断装置9は、超音
波を発射することで生体治療部3にできた腫瘍等の治療
部位7の照射位置を特定するもので、その特定領域の情
報は、超音波診断装置53及び画像処理装置55を介し
て図3に示すように熱変性領域マーカ57としてモニタ
33に表示される一方、システムコントローラ部35に
入力されるようになっている。
【0031】なお、モニタ33では、距離表示部59に
熱変性領域マーカ57と体表面3aまでの距離が、警告
表示部61には警告文字がそれぞれ表示される一方、熱
変性領域マーカ57が体表面3aから突出した部分63
は赤色で表示されるようになっている。
【0032】一方、システムコントローラ部35に入力
されたモニタ時の照射位置情報が、例えば図3に示すよ
うに熱変性領域マーカ57と体表面3aとが干渉し合う
時、システムコントローラ部35は、操作部27の発射
操作スイッチ51を操作しても駆動回路47に照射命令
信号を送らない回路機能を備えている。加えて、後述す
る前後進制御機構65の駆動部37(回動用の駆動部3
7を兼ねている)と左右移動制御機構67の駆動部7a
と昇降制御機構69の駆動部69aと上下首振り制御機
構71の駆動部71aの作動制御を可能としている。
【0033】これにより、例えば、超音波照射体11
は、図4実線で示すように熱変性領域マーカ57と体表
面3aまで十分距離がある照射治療可能部から、鎖線で
示すように熱変性領域マーカ57が体表面3aと干渉し
合う照射治療禁止部への位置合せ(回動矢印)を禁止す
る回路機能を備える。
【0034】この場合、図5に示すように治療部位7が
生体治療部3の中心に近い場合には、いずれの位置から
でも熱変性範囲が体表面3aに及ぶことはないが、焦点
Pとなる効率のよい照射位置の関係から白抜き領域を照
射治療可能部w−1、斜線領域を照射治療禁止部w−2
とする手段とすることも可能である。なお、図5上で、
禁止部w−2が生体治療部3の円下部に広がっているの
は左右移動制御機構67による移動機構の制限のためで
ある。
【0035】なお、システムコントローラ部35は、操
作部27に設けられた照射禁止解除手段となるリセット
用操作スイッチ73のスイッチ操作により、発射照射ス
イッチ73の操作を無効にする機能の解除を可能とし
て、前記発射操作スイッチのスイッチ操作が支障なく行
なえるようになっている。
【0036】超音波照射体支持装置39は、超音波照射
体11を生体治療部3の位置決め部5となる冷却容器1
7に対して矢印Aのように前進及び後退可能な前後進制
御機構65と、前後進方向と直交し合うと共に平面から
見て矢印Bのように左右(図2上下)方向へ移動可能な
左右移動制御機構67と、矢印Cのように上昇及び下降
可能な昇降制御機構69と、矢印Dのように上下に回動
可能な上下首振り制御機構71とから成る構造となって
いる。
【0037】なお、超音波照射体11を前後進させる前
後進制御機構65を始めとして左右移動制御機構67及
び昇降制御機構69は、図示していないが、各駆動部3
7,67a,69aによって正転又は逆転の回転動力が
与えられる回転ねじと螺合し合う可動支持部がガイドレ
ールに沿ってスライド移動する構造となっている。
【0038】また、上下首振り制御機構71は、駆動部
71aからの回転動力が減速機を介して超音波照射体1
1を上下動させる機械的な制御構造となっているが、電
気制御あるいは油圧制御を用いるいずれの手段であって
もよい。
【0039】このように構成された超音波治療装置1に
おいて、照射治療手順について説明する。
【0040】患者は、生体治療部3となる乳房の中心が
位置決め部5内の中心にくるよう治療寝台21にうつ伏
せとなる。
【0041】次に、操作部27の水処理ユニット操作ス
イッチ29を操作する。この時、モニタ33に体表面3
aの気泡を低減する処置をしたかどうか確認するメッセ
ージが出され、YESスイッチS1又はNOスイッチS
2を押すよう表示される。処置の有無に基づいてYES
スイッチS1あるいはNOスイッチS2を押す。NOス
イッチS2の場合には水処理ユニット操作スイッチ29
からの信号が入力されてもキャンセルされる。一方、処
理が終ってYESスイッチS1を操作した場合には水が
供給され、規定された水位に達すると供給が停止され
る。
【0042】次に、超音波照射体11を動かし画像診断
装置9によって生体治療部3の治療部位7を探し出し特
定する。この時、モニタ33には、画像処理装置55に
よって熱変性領域マーカ57と、熱変性領域マーカ57
が示す領域と抽出された体表面3aとの最短距離があわ
せて表示される。この場合、例えば、照射治療がX軸線
方向からは、体表面3aまでの距離が十分に確保される
ため照射治療可能部となる一方、照射治療がY軸線方向
からは、熱変性領域マーカ57と体表面3aとが干渉し
合う照射治療禁止部となる。
【0043】したがって、例えば、生体治療部3の治療
部位7が図4に実線で示す位置にある時、実線位置から
超音波照射体11による照射治療が可能になると共に、
各制御機構65,67,69,71によって治療部位7
に対して焦点Pとなる照射位置を正確に位置決めするこ
とが可能となる。また、体表面3aは冷却水によって温
度上昇が抑えられる。加えて、各制御機構65,67,
69,71は、防水装置を施こさなくても冷却水による
悪影響が起きることはない。
【0044】一方、超音波照射体11が鎖線位置の時、
熱変性範囲が体表面3aと干渉し合う照射治療禁止部と
なるため、照射治療禁止部となる鎖線位置への位置合せ
は禁止される。この結果、熱変性範囲が体表表3aまで
及ぶようになる事故を未然に妨げるようになる。
【0045】次に、超音波照射体11が図4鎖線で示す
ように、照射治療禁止部にある時、発射操作スイッチ5
1の照射操作を行なってもその照射操作は装置内部で無
効とすることにより照射治療が禁止される。
【0046】この場合、どうしても照射治療が必要な場
合には、リセット用操作スイッチ73を操作すること
で、厳重な照射管理下のもとで支障く照射治療が行なえ
るようになる。
【0047】なお、この実施形態では、画像診断装置と
して超音波プローブを用いた超音波診断装置として使用
する説明を行なったが、MRI等の他の画像診断装置を
使用することも可能である。
【0048】この場合、超音波照射体支持装置39を構
成する材料は非磁性体で構成することが望ましい。
【0049】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明の請求
項1によれば、照射治療禁止部への位置合せが禁止され
るため、熱変性範囲が体表面まで及びようになる事故を
未然に防ぐことができる。
【0050】また、この発明の請求項2によれば、照射
操作を行なってもその照射操作は装置内部で無効とする
ことで照射治療が禁止されるため、熱変性範囲が体表面
まで及ぶようになる事故を未然に防ぐことができる。
【0051】また、この発明の請求項3によれば、照射
禁止解除手段によって、体表面から近い位置にある治療
部位へどうしても治療上照射しなくてはいけない場合で
も、厳重な照射管理下のもとで支障なく照射治療が行な
える。
【0052】また、この発明の請求項4によれば、超音
波照射体の焦点となる照射位置を生体内のいずれの治療
部位に対しても正確に位置決めすることができる。
【0053】また、この発明の請求項5によれば、生体
治療部の位置決め容易に行なえると共に、照射治療時の
体表面の温度上昇を抑えることができる。
【0054】また、この発明の請求項6によれば、冷却
水は冷却容器及び連結部材内に水密状態で収まるため、
防水装置を施こさなくても各制御機構への悪影響を回避
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる超音波治療装置の概要側面
図。
【図2】超音波治療装置の概要平面図。
【図3】モニタに表示された表示部の一例を示した説明
図。
【図4】治療部位に対する照射治療の動作説明図。
【図5】照射位置となる治療部位が中心部に近く深い位
置の時の動作説明図。
【図6】超音波治療装置全体のブロック図。
【図7】従来の超音波治療装置による照射治療の説明
図。
【符号の説明】
1…超音波治療装置 3…生体治療部 3a…体表面 5…位置決め部 7…治療部位 9…画像診断装置 11…超音波照射体 13…挿入用開口 65…前後進制御機構 67…左右移動制御機構 69…昇降制御機構 71…上下首振り制御機構 73…リセット用操作スイッチ(照射禁止解除手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体治療部の治療部位を特定する画像診
    断装置と、画像診断装置によって特定された治療部位に
    対して周囲から照射治療用の超音波を照射する超音波照
    射体とを有し、超音波照射体は、照射治療禁止部への位
    置合せが禁止されることを特徴とする超音波治療装置。
  2. 【請求項2】 生体治療部の治療部位を特定する画像診
    断装置と、画像診断装置によって特定された治療部位に
    対して周囲から照射治療用の超音波を照射する超音波照
    射体とを有し、超音波照射体は、その超音波照射体が照
    射治療禁止部位に位置合せされた時、照射治療が禁止さ
    れることを特徴とする超音波治療装置。
  3. 【請求項3】 超音波照射体が照射治療禁止部位に位置
    合せされた時、前記超音波照射体による照射治療の禁止
    を解除する照射禁止解除手段を備えていることを特徴と
    する請求項2記載の超音波治療装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも超音波照射体は、生体治療部
    に対して前進及び後退可能な前後進制御機構と、前後進
    方向と直交し合うと共に左右方向へ移動可能な左右移動
    制御機構と、上昇及び下降可能な昇降制御機構と、上下
    に回動可能な上下首振り制御機とで支持されていること
    を特徴とする請求項1,2,3のいずれかに記載の超音
    波治療装置。
  5. 【請求項5】 生体治療部が固定セットされる位置決め
    部は、冷却水が供給されると共に前記生体治療部が挿入
    される挿入用開口を備えた冷却容器となっていることを
    特徴とする請求項1記載の超音波治療装置。
  6. 【請求項6】 冷却容器の内部と超音波照射体の正面全
    領域とは、水が満された伸縮可能な筒状の連結部材によ
    って水密状態に連結されていることを特徴とする請求項
    5記載の超音波治療装置。
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