JP2002360110A - 砂地生息水中生物の養殖装置 - Google Patents

砂地生息水中生物の養殖装置

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JP2002360110A
JP2002360110A JP2001168953A JP2001168953A JP2002360110A JP 2002360110 A JP2002360110 A JP 2002360110A JP 2001168953 A JP2001168953 A JP 2001168953A JP 2001168953 A JP2001168953 A JP 2001168953A JP 2002360110 A JP2002360110 A JP 2002360110A
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Japan
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seawater
sandy
breeding seawater
circulating
peripheral wall
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JP2001168953A
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Hideo Mochizuki
秀郎 望月
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MITSUI NORIN MARINE PRODUCTS DEVELOPMENT CO Ltd
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MITSUI NORIN MARINE PRODUCTS D
MITSUI NORIN MARINE PRODUCTS DEVELOPMENT CO Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生育環境から残餌、排泄物、脱皮殻等の汚物
を確実に除去できるクルマエビ、ヒラメ等の砂地生息水
中生物の養殖装置を提供すること。 【解決手段】 平面円形状の円形水槽の底部の中央部に
排水管を設ける。底部は中央部から周縁部方向に向かっ
て下向きに傾斜する傾斜面が形成され、この傾斜面には
複数の飼育海水供給管が配置される。また、円形水槽の
周壁に沿って環状の浄化槽を設け、この浄化槽に該飼育
海水供給管と該排水管とを連結する。該円形水槽の上面
に、飼育海水を一方向に循環させる第1、第2循環機構
を配備する。該底部の傾斜面の上部に砂地生息水中生物
の生息用の砂床を配備する。なお、砂床を傾斜面と平行
状に配置された通水性多孔体の上面に設けることもでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クルマエビやヒラ
メ等の砂地に潜んで生息する砂地生息水中生物の養殖装
置に関し、特に、養殖時に発生した残餌や排泄物、脱皮
殻等の汚物を養殖装置から効率的に除去することができ
る砂地生息水中生物の養殖装置に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な砂地生息水中生物であるクルマ
エビ(Penaeus japonicus)の養殖技術は、30年ほど
前に我が国で確立され、その後、急速に発展し我が国を
初めとして、東南アジア、中南米諸国等で頻繁に実施さ
れている。諸外国においては、クルマエビ養殖は外貨獲
得の主要な産業になっているが、生産量の増加を求める
あまり、高密度の養殖が一般的に行われている。この結
果、飼育環境内にクルマエビに採食されない残餌や排泄
物、脱皮殻等の汚物が充分に除去されることなく大量に
残存することが多く、飼育環境が極端に悪化しビブリオ
症やウイルス症などの疾病が多発生し、一晩にして大量
のクルマエビが斃死することも少なくない。
【0003】図6は従来のクルマエビの養殖装置Aの概
要を示す断面図。図7は同平面図である。これらの図
6、図7に示すように、周壁16を平面円形状に形成さ
れた円形水槽1の底部10の上面に、厚さ10cmの程度
のクルマエビ生息用の砂床Sが設けられている。円形水
槽1の中央部11には、側面に多数の通水孔122を穿
設した円筒状フィルタ121が立設され、飼育海水中に
浮遊する汚物は、この円筒状フィルタ121を通じて飼
育海水Wと共に排水管13から槽外に排出される。
【0004】また、該底部10の複数箇所には、フィル
タ12を配置した別の複数の排水管13が開口してお
り、砂床S中に残存する残餌、排泄物、脱皮殻等の汚物
はこの排水管13を通じて排出されるようになってい
る。一方、円形水槽1の上部には、該水槽1の中央部1
1を横切って対向する周壁まで延在する飼育海水供給管
14が配置されている。この飼育海水供給管14の先端
部は閉塞され、基端部は飼育海水Wを一時貯留する貯留
槽30に連結されている。また、該飼育海水供給管14
の両側面には、該中央部11の近傍を境として、互いに
反対方向に開口した多数の放水孔141が穿設されてい
る(図7)。
【0005】従って、貯留槽30の飼育海水が、図示さ
れないポンプにより飼育海水供給管14に供給されて放
水孔141より円形水槽1内の飼育海水Wの表面に放水
さると、放水孔141が該飼育海水供給管14の両側面
に中央部11を境として互いに反対方向に開口されてい
るため、水槽1内の飼育海水Wは、放水孔141からの
放水力により、図7の矢印に示す方向に循環する。この
結果、飼育海水Wに渦流が発生して、飼育海水中に浮遊
する汚物は、中央部11方向に移動し円筒状フィルタ1
21を通じて排水管13から排出される。なお符号13
1は、主排水管である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このクルマエ
ビの養殖装置Aでは、飼育海水Wの循環力を各放水孔1
41からの放水力に依存しているため、各放水孔141
の周縁に海藻等が付着したり、汚物により閉塞されたり
すると、放水孔141からの放水力が弱くなり、飼育海
水Wを一方向に循環できなくなり、飼育海水W中の汚物
を、円筒状フィルタ121を通じて排水管13から排出
できないと言う問題があった。
【0007】また、砂床Sに残存している残餌や排泄物
等の汚物は、飼育海水Wと共に底部10に開口した複数
の排水管13から排水される構成であるが、砂床Sの厚
さは均一でなく、またフィルタ12からの距離により砂
床に加わる排水力が異なるため、砂床の厚い区域や排水
管から遠い区域では、排水力が弱く汚物を充分に排出す
ることができなかった。
【0008】従って、従来のクルマエビの養殖装置Aで
は、飼育海水供給管14や砂床Sの洗浄を頻繁に行なわ
なくてはならず、これを怠ると、残餌やクルマエビの排
泄物、脱皮殻等の汚物が残存し、この結果、残存した汚
物が腐敗して有害ガスが発生したり、ビブリオ症やウイ
ルス症等の疾病が発生する等の飼育環境の悪化をまねく
ことが多かった。
【0009】本発明は、上記のような問題を解決するた
めになされたもので、砂地生息水中生物、例えばクルマ
エビを高密度で養殖しても、砂床に残存している残餌、
排泄物、脱皮殻等の汚物や飼育海水中を浮遊するこれら
の汚物を完全に槽外に排出することができ、この結果、
有害ガスの発生や各種の疾病の発生等のクルマエビの飼
育環境の悪化をまねくことなく、また、排出された汚物
を含んだ飼育海水を自然浄化して再使用することができ
る砂地生息水中生物の養殖装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは鋭意研究したところ、従来の飼育海水
供給管を用いた放水力による飼育海水の循環方法では、
飼育海水供給管の洗浄を頻繁に行っても、放水力は、放
水時の飼育海水面との衝突で大部分が吸収され、更に、
円形水槽内の内壁面と接触している飼育海水には接触抵
抗があるため、構造的に、飼育海水を一方向に循環させ
るに必要な循環力を確保することが困難なことを発見し
た。
【0011】そこで、砂地生息水中生物の生息活動に影
響を与えることがなく、飼育海水中に浮遊する汚物や砂
床に残存している汚物を速やかに槽外に排出し、且つこ
れを再使用する手段を研究したところ、砂床に残存して
いる汚物は、一度、飼育海水中に放散し、次いで円形水
槽の中央部に設けた飼育海水を一方向に循環させる第1
循環機構と、円形水槽の周縁近傍部に設けた同方向に飼
育海水を循環させる第2循環機構とによって円形水槽の
底部より排出し、排出した飼育海水を円形水槽の周りに
設けれられた環状の浄化槽で自然浄化することで解決で
きることを見出して本発明を完成した。
【0012】具体的に述べると、本発明に係る砂地生息
水中生物の養殖装置は、底部に砂床が設けられ、周壁に
沿って海水を浄化する環状の浄化槽が配置された平面円
形状の円形水槽と、該底部の中央部に設けられた排水管
の上方周縁の海水を一方向に循環させる第1循環機構
と、該円形水槽の周壁近傍の海水を同方向に循環させる
第2循環機構とを有する砂地生息水中生物の養殖装置に
おいて、該排水管と該底部に開口する海水供給管とをそ
れぞれ該浄化槽に連結することを特徴とする。
【0013】ここで、本発明で言う「砂地生息水中生
物」とは、砂床に潜って生息する海水や淡水中に生息す
る生物の総称であり、具体例を掲げるとクルマエビ、ガ
ザミ等の甲殻類、ヒラメ、フグ等の魚類の他アサリ、蛤
等の貝類が相当する。また円形水槽は、内部に収納した
飼育海水が一方向に循環し易いように周壁を平面円形状
に形成され、該水槽の外周には、該水槽から排出された
飼育海水を浄化するための環状の浄化槽が該水槽の周壁
に沿って設けられている。
【0014】円形水槽の底部の中央部には、飼育海水が
循環することで発生した渦流により、中央部に集積した
残餌、排泄物、脱皮殻等の汚物を飼育海水と共に排出す
る排水管が開口しており、該排水管の端部は、該環状の
浄化槽の川上側に開口している。また、円形水槽の底部
に該環状の浄化槽の川下側に連結する複数の飼育海水供
給管が開口している。なお、該底部にその中央部から周
壁方向に向かって下向きに傾斜する傾斜面を形成するこ
ともできる。この傾斜面の傾斜角度は、飼育海水が一方
向に循環することに伴って発生する渦流で、傾斜面上に
配置された砂床が中央部に移行し排水孔から排出される
のを防止できる角度であれば良い。
【0015】本発明は、排水管の上方の周縁近傍の飼育
海水を循環させて、渦流を発生させる第1循環機構と、
水槽の周壁近傍の海水を循環させる第2循環機構と有す
る。第1循環機構、第2循環機構を、それぞれ海水中又
は海水に一部が浸漬して回転する回転羽根で構成した
り、第2循環機構を水槽の周壁内面に設けた複数のエア
ーリフトで構成することもできる。
【0016】第1、第2循環機構を回転羽根で構成する
場合、羽根の形状や取付構成等は、飼育海水を一方向に
押し出す作用を奏する構成で有れば、特に限定されるな
いが、第1循環機構は、砂床に開口する排水管の近傍の
飼育海水を、砂が撹拌されることなく循環させるもので
あるから、飼育海水を緩やかに押し出す構成が好まし
い。
【0017】本発明では、砂地生息水中生物が生息する
砂床を底部の傾斜面上に直接配置することもできるが、
傾斜面の上方に僅かな間隔を保持して平行状に配置され
た多孔板、網体等の通水性多孔体の上面に配置すること
も可能である。また環状の浄化槽での飼育海水の浄化効
率を上げるため、該浄化槽の内部でアオサ等の海草類を
培養させることもできる。
【0018】本発明では、浄化された新鮮な飼育海水
を、傾斜面に開口した複数の飼育海水供給管から、直接
砂地生息水中生物が生息する砂床に供給することができ
る。また、供給された飼育海水は、砂床の下部から上部
に向かって上昇するため、砂床を上昇する飼育海水によ
って、砂床中に堆積した汚物を飼育海水中に放散でき
る。さらに、円形水槽から排出された汚物を含んだ飼育
海水は、環状の浄化槽を循環中に自然浄化されて、飼育
海水供給管から再び水槽内に供給されて再利用される。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、砂地生息水中生物としてク
ルマエビの場合について本発明の実施の形態を図面を参
照しながら説明する。図1は、飼育海水を一方向に循環
する循環機構を有するクルマエビの養殖装置の1実施の
形態の概要を示す断面図、図2は同養殖装置の概要を示
す平面図である。
【0020】本発明に係るクルマエビの養殖装置Aは、
周壁16が平面円形状に形成され、底部10に砂床Sが
配置された円形水槽1と、該円形水槽1内に収納された
飼育海水を一方向に循環させる循環機構Rとを具備して
いる。該円形水槽1の周壁16の外周に沿って環状の浄
化槽20が設けられている。円形水槽1の底部10に
は、中央部11から該周壁16方向に向かって漸次下向
きに傾斜する傾斜面18が形成され、中央部11が高く
周縁部が低い形状に構成されている。
【0021】該中央部11に形成された円形状の凹部1
7のほぼ中心位置に排水管13が開口している。排水管
13の開口部の周りには、従来と同様に多数の通水孔が
穿設された円筒状フィルタ121が配置されている。該
排水管13の他端部13’は、後述するように該環状の
浄化槽20の川上側の上部に開口し、該排水管13から
排出された飼育海水Wは、ポンプP1により該環状の浄
化槽20に供給されるように構成されている(図2)。
【0022】底部10の上方には、図示されていない支
持部材を介して、該傾斜面18と僅かな間隔を保持して
平行状に通水性多孔体19が配置され、該傾斜面18と
該通水性多孔体との間に飼育海水Wを一時貯留する貯留
部Hが形成されている。通水性多孔体19の上面に、約
10cm程度の厚さに敷き広げられた砂床Sが配置されて
いる。なお、通水性多孔体19を介在させることなく、
直接底部の傾斜面18上に砂床Sを配置することもでき
る。
【0023】通水性多孔体19は、砂を支持できる強度
と通水性を確保できるものであれば構造や素材に特に限
定されず、砂床に使用する砂の粒度、クルマエビの生育
段階、養殖密度等に基づいて適宜選定できるものである
が、合成樹脂製の多孔板、多孔性織物、網体から選ばれ
た少なくとも一つで構成するとことが好ましい。
【0024】底部10の傾斜面18には、底部10の全
域に対して、ほぼ等間隔で飼育海水Wを供給する複数の
飼育海水供給管14が開口しており、各開口部には従来
周知のフィルタ12が配置されている。図2には、底部
10の全域に対してほぼ等間隔に配置された4個のフィ
ルタ12が示されている。
【0025】各飼育海水供給管14に飼育海水Wを供給
する主飼育海水供給管15は、該環状の浄化槽20から
供給される飼育海水Wと濾過器、滅菌器を通じて浄化さ
れた新鮮な海水とを一時貯留する貯留槽30の上端部近
傍に連結している(図1)。該主飼育海水供給管15の
管路上には貯留槽30の飼育海水Wを送水するポンプP
2と、飼育海水Wに弁V3を介して酸素を供給する酸素
供給装置31とが配置されている。なお、濾過器、滅菌
器で浄化された新鮮な海水を供給する供給管25は、弁
体V2を介して貯留槽30の底部近傍に連結している。
【0026】環状の浄化槽20は、該周壁16の外側面
の一部から、外周方向に張り出した環状の底部21と、
該底部21の端部周縁に立設された周壁22とで構成さ
れ、飼育海水Wが周壁16の外側面に沿って一方向に流
れる流路Fが形成されている。該流路Fの一部には、流
路を横切り飼育海水Wの流れを遮断する着脱可能な遮蔽
壁23が配置されている(図2)。
【0027】該遮蔽壁23の一側面側の周壁22、即ち
飼育海水が流れる流路Fの川下側には、流路F内を流れ
る飼育海水Wを該貯留槽30に案内する連結管24が連
結され、また該遮蔽壁23の他側面の流路F上、即ち飼
育海水が流れる流路Fの川上側には、排水管13から排
出された飼育海水Wを該環状の浄化槽20に供給する供
給口13’が開口している。該連結管24の管路上に
は、貯留槽30に供給する飼育海水Wの流量を調整する
弁体V1が設けられると共に、該連結管24は貯留槽3
0の底部近傍と連結している。
【0028】この構成により、該排水管13の供給口1
3’から供給された飼育海水Wは、流路Fに沿って該環
状の浄化槽20内を遮蔽壁23方向にゆっくりと流れ、
該遮蔽壁23により連結管24方向に案内されて該連結
管24を通じて貯留槽30に排出される。飼育海水Wの
浄化を促進するため、該環状の浄化槽20内でアオサ等
の海藻を培養したり、適宜の濾過材を配置することもで
きる。また、飼育海水の浄化効率を向上するため、浄化
槽20内の流路Fを蛇行状に構成することもできる。
【0029】該循環機構Rは、円形水槽1内の飼育海水
を一方向に循環させるためのものであり、飼育海水W中
に浮遊する汚物を排水管13方向に導くための渦流を発
生させる第1循環機構40と、円形水槽1の周壁近傍に
位置する飼育海水Wを一方向に循環させる第2循環機構
60とで構成される。図3は第1循環機構40を示す斜
視図、図4は同第2循環機構60を示す斜視図である。
【0030】第1循環機構40は、前記底部10に設け
られた円形状の凹部17の周縁に立設され、上端が飼育
海水Wの水面上に位置する複数本の支柱41と、該支柱
41の上部に配置された駆動装置43と、該駆動装置4
3からの駆動力により水平方向に回転する回転体45、
この回転体45から垂下する複数の回転腕50と、各回
転腕50の先端に設けた羽根51とから構成されてい
る。
【0031】対向する支柱41の上端間は水平状に配置
された横板42で互いに連結され、該横板42の上面に
該駆動装置43が配置されている。また、この横板42
を配置することで、各支柱41間に円筒状フィルタ12
1を配置する空間が形成されている。該駆動装置43の
駆動軸44は垂直になるように配置され、この駆動軸4
4に、該回転体45が水平方向に回転可能に取り付けら
れている。
【0032】該回転体45は、その中央部が駆動軸44
に取り付けられた水平桿46と、水平桿46の中央から
垂直方向に立設する垂直桿47と、垂直桿47の先端部
と該水平桿46の両端部とをそれぞれ連結する連結桿4
8,48とで構成された三角形状の枠部材である。
【0033】回転腕50は、水平桿46の両端から下方
に垂下し、その先端は飼育海水W中に位置している。そ
して、各回転腕50の先端に羽根51が固着され、各羽
根51には、回転中に飼育海水Wの通過を許容する複数
の通孔52が穿設されている。符号49は回転腕50を
補強する補強桿である。なお、本実施の形態では、回転
軸44に対して回転体を1つ取り付けた場合を説明した
が、円形水槽の大きさや収納する飼育海水量に応じて、
回転軸44に複数の回転体45を取り付けて回転腕5
0、羽根51の数を増やしたり、1本の回転腕50に複
数の羽根51を取り付ける等の設計変更は可能である。
【0034】第2循環機構60は、1組のフロート6
1、61’間に水平方向に配置された駆動軸33と、こ
の駆動軸63に基端が固定され、その先端部が飼育海水
Wに浸る複数の羽根64と、一方のフロート61に設け
られ該駆動軸63を駆動する駆動装置62と、他方のフ
ロート61’に設けられ該駆動軸63の他端部を軸支す
る軸受部65とで構成される。この第2循環機構60
は、円形水槽1の周縁近傍の飼育海水面上に複数台配置
され、羽根64が水面に対して垂直方向に回転すること
で、円形水槽内の飼育海水Wを一方向に循環させる。
【0035】第2循環機構60の配備は、水槽の周壁の
近傍に位置する飼育海水を一方向に循環できる構成であ
れば台数や配置状態に限定されないが、周壁16の内面
と接触する飼育海水には接触抵抗があるため、一方向の
循環をさせにくいこと等を考慮すると、周壁16に沿っ
て定間隔で複数台配置することが好ましい。
【0036】本発明に係る砂地生息水中生物の養殖装置
の作用を説明する。貯留槽30に貯留されている飼育海
水Wを、ポンプP2により主飼育海水供給管15、飼育
海水供給管14を通じて貯留部Hに供給する。主飼育海
水供給管15の管路上に酸素供給装置21が配置されて
いるので、弁体3を調整して飼育海水の溶存酸素量を適
宜増加させることができる。
【0037】該貯留部Hに貯留された飼育海水Wは、通
水性多孔体19を通じて砂床Sの全面下部より上昇し、
砂床Sに残存している排泄物、脱皮殻、残餌等の汚物
を、この飼育海水Wの上昇流と共に砂床Sから飼育海水
W中に放散させる。飼育海水Wを一時貯留する貯留部H
が砂床Sの下部に設けられているので、飼育海水Wは、
砂床Sの全域において、ほぼ均等に上昇することができ
るため、砂床に残存している汚物を偏りなく飼育海水中
に放散させることができる。
【0038】この状態で、第1、第2循環機構40,6
0の各駆動装置43、62を駆動させる。先ず、第1循
環機構40の回転腕50は、円筒状フィルタ121の周
りを一方向に水平回転するため、回転腕50の下端に取
り付けた羽根51は、円筒状フィルタ121の周りの飼
育海水Wを同方向に循環させて、円筒状フィルタ121
の周りの飼育海水Wに緩やかな渦流を発生させる。
【0039】この結果、飼育海水W中に浮遊している汚
物は、この渦流に乗って中央部11近辺に集積されて円
筒状フィルタ121を通じて排水管13から飼育海水と
共に排出される。なお、通水性多孔体19は、底部10
の傾斜面18と同様に中央部11が高い傾斜状に構成さ
れているため、排水管13から飼育海水Wが排出されて
も、また渦流が生じても、砂床Sの砂が排水管13の方
向に引き寄せられて排水管13から排出することはな
い。
【0040】また、第2循環機構60の羽根66は、水
面に対して垂直方向に回転して、周壁16の近傍の飼育
海水Wを同方向に循環させ、第1循環機構40による渦
流の発生作用と相俟って、周壁16の近傍の飼育海水W
中に浮遊している汚物を、円筒状フィルタ121方向に
移動させる。第2循環機構の羽根66は、接触抵抗が大
きくて滞留しやすい周壁16近傍の飼育海水Wを、海水
表面から叩くように一方向に循環させるため、同水域の
飼育海水の溶存酸素量を同時に向上させることができ
る。
【0041】排水管13から排出された汚物を含んだ飼
育海水Wは、ポンプP1により供給口13’から環状の
浄化槽20に供給される。環状の浄化槽20は周壁16
に沿って設けられているため、流路Fが長くまた直接、
太陽光線が照射されているため汚物の分解が促進されて
浄化効率が向上する。特に、環状の浄化槽20内に飼育
海水中の汚物を栄養源とするアオサ等の海藻を培養した
場合には、太陽光線の照射を受けて海藻の培養が促進さ
れるため、一層の汚物の分解吸収が進み浄化効率が向上
する。
【0042】環状の浄化槽20で浄化された飼育海水W
は、遮蔽板23により流路Fから連結管24を通じて貯
留槽30に供給される。該連結管24及び新鮮な海水を
供給する供給管25は、いずれも貯留槽30底部の近傍
に連結されるているが、各飼育海水供給管14に浄化さ
れた海水を供給する主飼育海水供給管15は、貯留槽3
0の上縁部近傍に連結していることから、浄化された飼
育海水Wに含まれる砂や金属片等の比重の大きい不純物
は、貯留槽30の底部に堆積除去された状態で主飼育水
供給管15に供給される。
【0043】また、弁体V1は、排水管13からの飼育
海水を再利用しない時に、弁体V2は、新鮮な海水を使
用しない時にそれぞれ閉鎖される。また、該環状の浄化
槽20での浄化が所望の程度までに達しなかった場合に
は、弁体1を閉鎖して、遮蔽板23を流路Fから取り外
すことにより、飼育海水を環状の浄化槽20内で数回循
環させて浄化を促進させることもできる。
【0044】図5は、飼育海水の第2循環機構の他の実
施の形態として、エアーリフト70を用いた場合の概要
を示す斜視図である。エアーリフト70は、下端部に飼
育海水を吸引する海水吸引口72と、上端部に吸引され
た飼育海水を周壁16に沿って放出する海水放出口73
とを有する管体70と、該海水吸引口72に近接する管
体71内面に開口するエアー供給チューブ74とで構成
される。
【0045】このエアーリフト70は、取付具75によ
って周壁16の全内面に沿って定間隔で垂直状に取付ら
れている。該海水吸引口72は、管体71の軸線に対し
傾斜状に開口し、且つ開口方向は、該海水放出口73の
放出方向とは、ほぼ反対方向に開口している。なお、符
号76は周壁16の周縁に配置されたエアーチューブ7
4に空気を供給するエアー供給パイプである。なお、飼
育海水の放出方向を調整可能にするため、管体71をそ
の軸心に沿って回動可能に取り付けたり、あるいは海水
放出口73を管体71とは別部材で作製して管体71に
対して回動可能挿入することもできる。
【0046】この実施の形態によれば、エアーリフト7
0により、周壁16の基部に集積した汚物を飼育海水の
上方に搬送して一方向に循環する飼育海水の流れに乗せ
ることができるため、砂床Sが傾斜していても周壁16
の基部に汚物が堆積することがない。また、接触抵抗が
強く滞留しやすい周壁16近傍の飼育海水の溶存酸素を
向上できる。更に海水吸引口72は、海水放出口73と
ほぼ反対方向に開口しているため、放出された汚物を再
度吸引することがない。
【0047】
【発明の効果】請求項1に係る発明によると、砂床中に
残存している汚物は、底部に設けられた海水供給管から
供給される海水によって海水中に放散することができ、
放散された汚物は、第1、第2循環機構により、飼育海
水と共に一方向に循環されて排水管から確実に槽外に排
出できる。この場合、第2循環機構は、周壁内面の接触
抵抗の大きい飼育海水に一方向の循環作用を与え、第1
循環機構は、飼育海水を排水管方向に移動させる渦流を
発生させるため、飼育海水中の汚物をほぼ完全に槽外に
排出できる。
【0048】また、浄化槽が円形水槽の周壁に沿って環
状に設けられているので、流路が長く、且つ該流路には
太陽光線が直接照射するため、浄化槽の汚物の分解微生
物の増殖が促進し飼育海水の浄化効率が向上する。更
に、砂地生息生物が生息する砂床の下方からは、新鮮な
飼育海水が常時供給されているため、生育環境の悪化を
防止できる。
【0049】請求項2に係る発明によると、渦流が発生
しても砂床の砂が渦流に乗って中央部方向に移動するこ
とがないため、ほぼ均質の厚さの砂層を維持できる。ま
た、排水管から砂が排出されることがない。請求項3に
係る発明によると、通水性多孔体の下部に形成された間
隙部分に飼育海水が一貯留されるので、砂床全域からほ
ぼ均等の速度で飼育海水を上昇させることができるた
め、砂床に残存している汚物を偏りなく放散できる。
【0050】請求項4に係る発明によると、飼育海水の
状況に応じて外部の新鮮な海水を供給できる。請求項5
に係る発明によると、飼育海水中の汚物が海藻の栄養成
分となるので飼育海水の浄化が一層促進する。
【0051】請求項6に係る発明によると、羽根は飼育
海水中で水平方向に回転しているため、渦流を確実に発
生させることができる。また、羽根は多孔状で飼育海水
の通過を許容できるため、飼育海水を大きく撹拌するこ
とがなく、このため、砂床の砂を撹拌させたり移動させ
たりすることがなく、生息する砂地生息生物に影響を与
えることがない。
【0052】請求項7に係る発明によると、接触抵抗が
大きくて滞留しやすい周壁近傍の飼育海水を、海水表面
から叩くように一方向に循環させるため、同水域の飼育
海水の循環作用を確実に行うと共に同水域の溶存酸素を
向上させる。請求項8に係る発明によると、周壁近傍の
接触抵抗の大きい飼育海水中の汚物を第2循環機構で飼
育海水と共に一方向に循環させて中央部方向に移動さ
せ、次いで、第1循環機構で発生する渦流に乗って排水
管から排出できるので、周壁近傍の飼育海水中の汚物を
ほぼ完全に排出できる。
【0053】請求項9に係る発明によると、円形水槽の
周壁の基部に集積した汚物を、飼育海水の上方に搬送し
て一方向に循環する飼育海水の流れに乗せることができ
るため、周壁の基部に汚物が堆積しない。また、接触抵
抗が強く滞留しやすい周壁近傍の飼育海水の溶存酸素を
向上できる。請求項10に係る発明によると、第2循環
機構で円形水槽の周壁の基部に集積した汚物を飼育海水
の上方に搬送して一方向に循環する飼育海水として循環
させ、次いで、第1循環機構で発生する渦流に乗せて確
実に排水管から排出することができる。
【0054】請求項11に係る発明によると、海水を吸
引する海水吸引口が斜めに開口しているので、広い範囲
の汚物を吸引できる。請求項12に係る発明によると、
海水吸引口から吸引された汚物は、吸引方向とは反対方
向に放出されるため、放出した汚物を再度吸引すること
がない。請求項13に係る発明によると、広範な砂地生
息水中生物の養殖に適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】砂地生息水中生物の養殖装置の概要を示す断面
図。
【図2】同養殖装置の概要を示す平面図。
【図3】第1循環機構の概要を示す斜視図。
【図4】第2循環機構の概要を示す斜視図。
【図5】第2循環機構の他の実施の形態の概要を示す斜
視図。
【図6】従来の砂地生息水中生物の養殖装置の概要を示
す断面図。
【図7】同養殖装置の概要を示す平面図。
【符号の説明】
1 円形水槽 10、21 底部 11 中央部 12 フィルタ 121 円筒状フィルタ 122 通水孔 13 排水管 13’ 供給口 131 主排水管 14 飼育海水供給管 131 放水孔 15 主飼育海水供給管 16、22 周壁 17 凹部 18 傾斜面 19 通水性多孔体 20 環状の浄化槽 23 遮蔽板 24 連結管 25 供給管 30 貯留槽 31 酸素供給装置 40 第1循環機構 41 支柱 42 横板 43、62 駆動装置 44、63 駆動軸 45 回転体 46 水平桿 47 垂直桿 48 連結桿 49 補強桿 50 回転腕 51 羽根 52 通孔 60 第2循環機構 61、61’ フロート 64 羽根 65 軸受部 70 エアーリフト 71 管体 72 海水吸引口 73 海水放出口 74 エアー供給チューブ 75 取付具 76 エアー供給パイプ A クルマエビの養殖装置 F 流路 H 貯留部 R 循環機構 S 砂床 W 飼育海水

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部に砂床が設けられ、周壁に沿って海
    水を浄化する環状の浄化槽が配置された平面円形状の円
    形水槽と、該底部の中央部に設けられた排水管の上方周
    縁の海水を一方向に循環させる第1循環機構と、該円形
    水槽の周壁近傍の海水を同方向に循環させる第2循環機
    構とを有する砂地生息水中生物の養殖装置において、該
    排水管と該底部に開口する海水供給管とをそれぞれ該浄
    化槽に連結することを特徴とする砂地生息水中生物の養
    殖装置。
  2. 【請求項2】 該底部が、その中央部から周壁に向かっ
    て下り傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項
    1に記載の砂地生息水中生物の養殖装置。
  3. 【請求項3】 該砂床が、該底部と間隔を保持して平行
    状に配置された通水性多孔体の上面に設けられているこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の砂地生息
    水中生物の養殖装置。
  4. 【請求項4】 該海水供給管の管路上に外部海水の供給
    手段を配置することを特徴とする請求項1乃至3いずれ
    かに記載の砂地生息水中生物の養殖装置。
  5. 【請求項5】 該浄化槽で、海藻を培養することを特徴
    とする請求項1乃至4いずれかに記載の砂地生息水中生
    物の養殖装置。
  6. 【請求項6】 該第1循環機構が、排水管の周りに立設
    した複数の支柱と、該支柱の上端部で水平回転する回転
    体と、該回転体から海水中に垂下し、その先端に多孔状
    の羽根を取り付けた回転腕とからなることを特徴とする
    請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の砂地生息水中
    生物の養殖装置。
  7. 【請求項7】 該第2循環機構が、板状のフロートに垂
    直方向に回転可能に支持され、その一部が海水に浸漬す
    る羽根を具備することを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載の砂地生息水中生物の養殖装置。
  8. 【請求項8】 該排水管の周りに立設した複数の支柱
    と、該支柱の上端部で水平回転する回転体と、該回転体
    から海水中に垂下し、その先端に多孔状の羽根を取り付
    けた回転腕とからなる該第1循環機構と、板状のフロー
    トに垂直方向に回転可能に支持され、その一部が海水に
    浸漬する羽根を具備する該第2循環根機構と、からなる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記
    載の砂地生息水中生物の養殖装置。
  9. 【請求項9】 該第2循環機構が、周壁の内面に沿って
    垂直方向に配置した複数のエアーリフトであることを特
    徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の砂地
    生息水中生物の養殖装置。
  10. 【請求項10】 該排水管の周りに立設した複数の支柱
    と、該支柱の上端部で水平回転する回転体と、該回転体
    から海水中に垂下し、その先端に多孔状の羽根を取り付
    けた回転腕とからなる該第1循環機構と、周壁の内面に
    沿って垂直方向に配置した複数のエアーリフトからなる
    該第2循環機構と、からなることを特徴とする請求項1
    乃至請求項5のいずれかに記載の砂地生息水中生物の養
    殖装置。
  11. 【請求項11】 該エアーリフトが、上端部に海水放出
    口を、下端部に海水吸引口を有する垂直状の管体と、該
    海水吸引口の近傍に開口するエアー放出口とからなり、
    該海水吸引口が管体の軸心に対して斜めに開口している
    ことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の砂地
    生息水中生物の養殖装置。
  12. 【請求項12】 該海水放出口と該吸引口とが互いに反
    対方向に開口していることを特徴とする請求項11に記
    載の砂地生息水中生物の養殖装置。
  13. 【請求項13】 該砂地生息水中生物が、クルマエビ、
    ガザミ、ヒラメ、フグ、アサリ、蛤から選ばれた一つで
    あることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれ
    かに記載の砂地生息水中生物の養殖装置。
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CN100464032C (zh) * 2006-09-08 2009-02-25 中国科学院南海海洋研究所 一种集约化虾池用移动式排污罩
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