JP2002359993A - モータ制御装置およびその装置を用いた電動車 - Google Patents

モータ制御装置およびその装置を用いた電動車

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JP2002359993A
JP2002359993A JP2001165574A JP2001165574A JP2002359993A JP 2002359993 A JP2002359993 A JP 2002359993A JP 2001165574 A JP2001165574 A JP 2001165574A JP 2001165574 A JP2001165574 A JP 2001165574A JP 2002359993 A JP2002359993 A JP 2002359993A
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rotor
rotation
control circuit
motor control
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Hisahiro Kazuhara
寿宏 数原
Hiroaki Sagara
弘明 相良
Toshihiro Matsumoto
敏宏 松本
Masataka Inui
乾  誠貴
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】モータに接続された負荷の大きさに係わらず、
安定した起動を行うことができるモータ制御装置、およ
びモータの起動に失敗しても振動がなく乗り心地の良い
電動車を提供することを課題とする。 【解決手段】ステータ41とロータ42からなるモータ
40のロータ42の回転方向を検出するホールIC42
を備え、このホールIC42が所定期間内でのロータ4
2の正逆回転を検出したとき、モータ40への通電量を
減少、或いは停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの回転異常
を検出してモータの駆動力を減少させるモータ制御装置
およびその装置を用いた電動車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの駆動制御は、ブラシレス
モータの場合、ロータの位置を検出する位置検出手段が
ホールICなどによって設けられており、ロータの位置
を検出してステータの磁極を順に切り替えることによっ
て回転するように制御される。このモータに負荷、例え
ばベルトを介して車輪などが接続されている場合、車輪
が停止しているときは地面の摩擦によって車輪は固定さ
れた状態になっており、モータが起動を開始するとベル
トのたるみ分だけロータは回転する。このタイミングで
通電位置が変わる状態であるとすれば、位置検出手段に
よってロータの位置が変わったことを検出し、通電する
相が切り替えられる。そして、相を切り替えて通電を始
めようとするが、通電する相が切り替えられた直後は、
モータ巻線のコイル成分によって電流は少なく、ゆっく
り立ち上がるため、モータの駆動力よりもロータに接続
されている負荷のほうが大きく、ロータは元の位置に戻
されてしまうことになる。従って、ロータの位置検出も
起動前の位置が再度検出され、再度起動を開始しようと
するが、再び負荷によって戻されてしまうことになり、
ロータは短期間で正逆転を繰り返すことになる。このよ
うに、ロータの停止位置や負荷の状態によって短期間で
正逆回転を繰り返す異常状態になることがあり、振動が
生じる原因になっていた。
【0003】また、整流子モータの場合も同様で、ロー
タが停止してから再び起動を開始する場合、ベルトの弛
みなどの負荷が少ない分だけロータは回転をする。この
時、ロータの位置が電機子接点の切り替わりの位置であ
った場合、負荷がすくない分だけ回転したところで次の
巻線に通電が切り替えられる。この時、通電初期にあっ
ては電流量が少なく駆動力も少ない。そのため、負荷の
影響によってロータは元の位置に戻されてしまうことに
なる。そして、再び駆動を始めようとするが、再び負荷
によって戻されることになり、ロータは短期間で正逆回
転を繰り返すことになる。よって、上述するブラシレス
モータと同様、ロータの停止位置や負荷の状態によって
短期間で正逆回転を繰り返す異常状態になることがあ
り、振動が生じる原因になっていた。
【0004】また、上記のモータの制御装置を、電動
車、例えば電動アシスト自転車に採用した場合に付いて
説明する。
【0005】電動アシスト自転車は、ペダルにかかる人
力駆動力を検出し、その駆動力と同じ駆動力でモータを
駆動して、人力駆動力とモータの駆動力とを併用して走
行する自転車である。この電動アシスト自転車におい
て、ブレーキを操作した状態でペダルに足をかけた時、
モータのロータの位置が上記のように切り替わりの位置
にあった場合、ロータが回転をすることができず、正逆
転を繰り返し、電動アシスト自転車にはその時の振動が
伝わることになる。従って、電動車の駆動源に上記のモ
ータ制御回路を使用した場合、乗車している使用者にこ
のモータの振動が伝わるため、乗り心地が悪くなるとい
った問題が生じることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、モータに接
続された負荷の大きさに係わらず、安定した起動を行う
ことができるモータ制御装置、およびモータの起動に失
敗しても振動がなく乗り心地の良い電動車を提供するこ
とを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1による
と、ステータとロータからなるモータと、該モータの駆
動を制御するモータ制御回路と、前記ロータの回転方向
を検出する回転検出手段とを備え、前記回転検出手段が
所定期間内での前記ロータの正逆回転を検出したとき、
前記モータ制御回路によって前記モータへの通電量を減
少させることを特徴とする。
【0008】また、請求項2によると、前記回転検出手
段は、前記ロータの回転方向を検出するエンコーダによ
って構成されることを特徴とする。
【0009】更に、請求項3によると、前記モータは、
ブラシレスモータから構成され、前記回転検出手段は、
前記ロータの位置を検出して前記モータ制御回路に位置
信号を出力することを特徴とする。
【0010】そして、請求項4によると、前記モータ制
御回路は、前記回転検出手段が全相の通電状態を検出
し、二つの相で切り替わりがあり、他の一つの相で切り
替わりが無いときに前記モータへの通電量を減少させる
ことを特徴とする。
【0011】また、請求項5によると、前記モータ制御
回路は、前記回転検出手段が全相の通電状態を検出し、
一つの相で切り替わりがあり、他の二つの相で切り替わ
りが無いときに前記モータへの通電量を減少させること
を特徴とする。
【0012】以上の構成によると、モータはモータ制御
回路によって制御され、モータ制御回路の通電量に応じ
た回転数でロータは回転する。この時、回転検出手段が
ロータの回転方向を検出し、指示された回転方向に回転
しているかどうかをモータ制御回路で判定する。そし
て、この時、ロータの停止位置や接続されている負荷に
よって、モータ制御回路が、入力された回転方向の信号
からロータが所定期間内で正逆回転を繰り返していると
判断したとき、モータへの通電を通常の通電量よりも減
少させたり遮断したりして駆動力が小さくなるように制
御する。
【0013】回転検出手段は、回転方向を検出するエン
コーダを使用したり、また、ブラシレスモータの場合
は、通電制御を行うためのロータの位置を検出するホー
ルICなどを利用して検出することができる。
【0014】また、ブラシレスモータにおいて、回転検
出手段によってロータの位置と回転方向を検出する場合
は、三相すべての位置を検出し、回転検出手段が二つの
相で切り替わりがあり、他の一つの相で切り替わりが無
いとき、或いは一つの相で切り替わりがあり、他の二つ
の相で切り替わりが無いときに短期間に正逆回転をして
いる異常と判断して通電量を減少させたり遮断したりす
る。
【0015】更に、請求項6によると、ステータとロー
タからなり駆動輪を駆動するモータと、前記ロータの回
転方向を検出する回転検出手段と、使用者によって指示
されるモータ駆動指示手段の信号を入力して前記モータ
駆動指示手段の信号に応じて前記モータを駆動し、前記
回転検出手段が所定期間内での前記ロータの正逆回転を
検出した時前記モータへの通電量を減少させるモータ制
御回路とを備えたことを特徴とする。
【0016】また、請求項7によると、前記モータ制御
回路は、前記モータ駆動指示手段からの信号が所定値を
越えたときに前記モータが動作する予め定めたしきい値
を設け、前記回転検出手段が所定期間内での前記ロータ
の正逆回転を検出したとき、前記しきい値を前記モータ
駆動指示手段で指示される値に所定値を加えた値に更新
するしきい値変更手段を設けたことを特徴とする。
【0017】そして、請求項8によると、前記しきい値
変更手段は、前記モータ駆動指示手段の値に応じて予め
定めたしきい値に戻すことを特徴とする。
【0018】また、請求項9によると、前記モータの駆
動力をベルトを介して駆動輪に伝達することを特徴とす
る。
【0019】更に、請求項10によると、前記モータ駆
動指示手段は、人力駆動力を検出する人力トルクセンサ
で、前記モータ駆動手段は、前記人力トルクに応じた駆
動力で前記モータを駆動することを特徴とする。
【0020】以上の構成によると、モータ駆動指示手段
の信号に基づいてモータはモータ制御回路によって制御
され、モータ制御回路の通電量に応じた回転数でロータ
が回転して駆動輪が駆動して走行する。この時、回転検
出手段がロータの回転方向を検出し、指示された回転方
向に回転しているかどうかをモータ制御回路で判定す
る。そして、モータ制御回路が、入力された回転方向の
信号からロータが所定期間内で正逆回転を繰り返してい
ると判断したとき、モータへの通電を通常の通電量より
も減少させたり遮断したりして駆動力が小さくなるよう
に制御する。
【0021】また、モータ制御回路は、モータ駆動指示
手段からの指示値がしきい値を越えないとモータが駆動
しないように制御され、ロータが所定期間内に正逆回転
を繰り返していると判断したとき、駆動力を減少させる
と共に、このしきい値に所定値を加えて通常よりもしき
い値を高く設定することによって、一度駆動力を減少さ
せた後に再度駆動を開始したときに、再び異常を検出し
て駆動力が減少するということがなくなり、駆動を開始
する指示駆動力が大きくなり、駆動初期に負荷によって
ロータが逆回転することが無くなる。
【0022】更に、しきい値変更手段によって設定され
たしきい値は、予め定めたしきい値に戻るため、通常の
走行に戻ったときに、停止してから再度発進する際に発
進しやすくなる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明のモータ制御装置およびそ
の装置を用いた電動車の実施の形態を電動アシスト自転
車を例に図面に基づき説明する。
【0024】まず、本実施例の制御回路のブロック図を
図1に、モータ駆動回路の回路図を図2に、異常検出の
フローチャートを図3に、モータ駆動信号のタイムチャ
ートを、正常回転時を図4に、正常停止時を図5に、異
常回転時を図6に示す。
【0025】また、電動アシスト自転車の構成につい
て、駆動部の側面断面図を図7に、駆動部の平面図を図
8に、駆動部の他の平面図を図9に示し、自転車全体の
側面図を図10に示す。
【0026】最初に電動アシスト自転車の構成につい
て、図7乃至図10に基づき説明する。
【0027】1は、前部に設けられたヘッドパイプ、2
は使用者が乗車するためのサドルで、該サドル2はシー
トパイプ3によってメインフレーム4に接続されてい
る。
【0028】5は、前記メインフレーム4とシートパイ
プ3の接合部分に設けられ、使用者が走行するために漕
ぐためのペダルである。
【0029】6は、前記ヘッドパイプ1の上端に接続さ
れ使用者が進行方向を操作するためのハンドルである。
【0030】7は、前記ハンドル6の操作によって方向
が変わる前輪で、該前輪7は、中心から放射状に設けら
れた複数のスポーク(図示せず)が取り付けられている
金属製のリム8と、該リム8に取り付けられるタイヤ9
から構成されている。
【0031】10は、前記前輪7の上方に取り付けられ
小物を入れることのできる樹脂製のカゴである。
【0032】11は、前記カゴ10の下に着脱自在に設
けられた後述する駆動部17の電源となるバッテリで、
該バッテリ11は、24ボルトのニッカド電池が用いら
れており、バッテリ11を取り外して屋内で充電できる
ようになっている。
【0033】12は、前記ペダル5の回転によって回転
し、取り付けられたチェーン13が連結した前スプロケ
ットで、該前スプロケット12の回転によって後輪14
が回転するようになっている。また、後輪14は、前記
前輪7同様、タイヤ15と、該タイヤ15に取り付けら
れた金属製のリム16と、このリム16に後輪15の中
心に向かって放射状に取り付けられる複数のスポーク
(図示せず)が取り付けられている。
【0034】17は、電動アシスト自転車の駆動源とな
る電動駆動力の駆動部で、該駆動部17は、前記ペダル
5の回転による人力駆動力と共に駆動源として用いられ
る。
【0035】18は、前記ハンドル6に取り付けられた
ブレーキレバーである。
【0036】19は、前記駆動部17に取り付けられ、
前記ブレーキレバー18の操作によって制動力が働くブ
レーキ装置である。
【0037】次に、前記駆動部17の構成について説明
する。
【0038】20は、後輪14の車軸であり、該車軸2
0には内装三段の変速機21が設けられ、前記チェーン
13からの人力駆動力が後スプロケット22を介して動
力伝達するようになっている。
【0039】23は、前記後輪14のハブを構成する回
転ケーシングであり、該回転ケーシング23は、二つの
構成部品からなっており、後スプロケット22側に位置
する一方の回転ケーシングと23aと、該一方の回転ケ
ーシング23aを施蓋する他方の回転ケーシング23b
とから構成されている。そして、一方の回転ケーシング
23aには、前記スポークを取り付けるための孔24
a、24bが形成されている。
【0040】25は、前記他方の回転ケーシング23b
にボルトによって固着された最終段を構成する大ギヤ
で、該大ギヤ25には、大ギヤ25に固定されて回転す
るブレーキホルダ26が取り付けられており、該ブレー
キホルダ26には後輪14と同心円状をなし、回転ケー
シング23b外側に向かって立壁を形成した回転片27
が設けられている。即ち、後輪14の回転と共に回転す
るように回転片27が形成されている。
【0041】28は、ブレーキ装置19を施蓋するよう
に設けられたブレーキカバーである。
【0042】29は、車軸20に沿って設けられ、前記
ブレーキカバー28を貫通して、前記バッテリ11の電
源供給や、ハンドル6に設けられた操作部(図示せず)
からの信号をこの駆動部17内に伝達するためのコード
である。
【0043】30は、前記回転ケーシング23内に内蔵
された電動駆動部で、該電動駆動部30は、固定ケーシ
ング31によって覆われており、該固定ケーシング31
は、後述するDCブラシレスモータ40を内蔵する本体
部31aと、基板ケース32、制御基板33、大プーリ
ー34が固定され前記本体部31aを施蓋する蓋部31
bと、該蓋部31bから延設され前記コード29を貫通
させた筒状部31cと、前記大プーリー34を保持する
ための保持部材31dとから構成されている。
【0044】35は、前記固定ケーシング31と変速機
21との間に介在し、変速機21の外周の回転を固定ケ
ーシングに伝達しないようにするためのベアリングであ
る。
【0045】36は、後述するDCブラシレスモータ4
0からの駆動力が伝達される大プーリー34と、該大プ
ーリー34に動力が伝達される小ギヤ37との間に介在
し、後輪14の回転方向にのみ駆動力が伝達される一方
向クラッチで、前記小ギヤ37に伝わる駆動力は前記大
ギヤ25に伝達されるようになっている。また、前記小
ギヤ37は、前記大ギヤ25に噛み合って動力伝達され
る。即ち、大ギヤ25の回転によって回転ケーシング2
3が回転するようになっている。
【0046】38は、後述するDCブラシレスモータか
ら大プーリー34にかけられたベルトBの張りを調節す
るためのテンションプーリーである。また、テンション
プーリー38は、前記蓋部31bに形成されたテンショ
ンプーリー38よりも少し大きな取付孔31nから取り
付けられる。また、テンションプーリー38は、ネジ孔
38bが設けられており、ネジ38aによって回転自在
に取り付けられる。
【0047】39は、前記大ギヤ25の内側に取り付け
られ、駆動によって回転しない蓋部31bとの動力伝達
を遮断するためのベアリングである。
【0048】40は、前記本体部31aの内側に固定さ
れ18スロットを形成する鉄心に巻線を巻いて構成した
ステータ41と、前記変速機21の外周で変速機21と
の間にベアリング43を介して取り付けられるロータ4
2とから構成されている。また、ロータ42は、軽量な
アルミ合金からなる内リング44と、該内リング44に
圧入され珪素鋼板を積層した外リング45と、該外リン
グ45の外周に設けられたマグネット46により構成さ
れている。
【0049】47は、前記変速機21の外周に設けられ
DCブラシレスモータ40の駆動力を前記大プーリー3
4に伝達するためのベルトBを結合するための小プーリ
ーである。
【0050】49は、前記ロータ42の磁極位置を検出
する位置検出手段、即ちホールICで、該ホールIC4
9は、取付基板49aに3個設けられている。また、ホ
ールIC49は、後述するフローチャートにより、ロー
タ42の回転方向を検出するための回転検出手段でもあ
る。
【0051】51は、前記ペダル5にかかる人力駆動力
の大きさを検出するためのトルクセンサ用のセンサプレ
ートであり、該センサプレート51には減速機21の外
周にベアリング53を介して取り付けられると共に回転
ケーシング23aにネジ止め固定されたセンサケース5
4が設けられており、これらセンサプレート51とセン
サケース54は、センサプレート51に固定された押さ
えピン51aとセンサケース54に設けられた収納部5
4a間に介在させたコイルスプリング55を介して連結
されている。即ち、変速機21から人力駆動力がセンサ
プレート51に伝わると、人力トルクの大きさに応じた
収縮量でコイルスプリング55を収縮させ、センサケー
ス54を介して回転ケーシング23aを回転させるよう
になっている。
【0052】52は、センサプレート51と回転ケーシ
ング23aとの間に摺接するパッキンで、回転ケーシン
グ23内に水、埃が入らないように設けられている。
【0053】56は、センサケース54の内側に設けら
れ外周に摺動自在に設けたアルミ製リング57が取り付
けられたリングホルダである。
【0054】58は、前記リング57の外周数カ所に嵌
め込まれて取り付けられたピンであり、該ピン58には
広がる方向に付勢力を有するコイルスプリング59が挿
通されている。また、リング57は、リングホルダ56
に形成した傾斜面(図示せず)と当接するようになって
おり、人力が加わったときにセンサプレート51とリン
グ57とが回転方向にズレを生じることによって、リン
グ57は回転しながらリングホルダ56の傾斜面に沿っ
てリング57が車軸方向に移動する。そして、このリン
グ57の外周に配置され、制御基板33に接続されたコ
イル60によって、リング57の車軸20方向の変位を
インダクタンスの変化として取り入れることとなる。即
ち、このインダクタンスの変化は、人力トルクの大きさ
を示す電気信号として制御基板33に取り入れられ、こ
の信号値に基づいてモータ40が制御されるようになっ
ている。
【0055】次に、前記DCブラシレスモータ40の制
御回路のブロック図について説明をする。
【0056】61は、前記バッテリ11の電圧をマイコ
ンの動作電圧の5ボルトに降圧するための降圧回路であ
る。また、バッテリ11は、モータ40を駆動するため
の電源となり、モータ駆動回路62に電源供給される。
【0057】63は、前記センサプレート51、センサ
ケース54、コイルスプリング55、リングホルダ5
6、リング57、コイル60などからなる人力トルクセ
ンサで、該人力トルクセンサ63は、前記コイル60か
らの電気信号出力をマイコン64に入力し、その信号値
に応じた値、本実施例では同じ駆動力になるようにモー
タ駆動信号をモータ駆動回路62に出力する。
【0058】次に、モータ駆動回路62について、図2
に基づいて説明をする。
【0059】前記ホールIC49は、モータ40を駆動
するためにロータ42の回転位置を検出するために設け
られており、この信号は前記マイコン64に入力され
る。このマイコン64は、モータ40を制御するための
モータ制御回路として使用される。そして、各ホールI
CをU、V、W相に割り当て、それらがN極を検出した
ときにHi信号、S極を検出したときにLow信号が出
力するようになっている。
【0060】また、モータ駆動回路62は、62a〜6
2fの6個のFETより構成されており、62a、62
b、62cは、Hiサイド、62d、62e、62f
は、LowサイドのFETとなっており、これらへのP
WM信号の通電によってモータ40を駆動する。
【0061】次に、図4、図5に基づいて、正常回転時
のホールIC49の検出信号とFETの通電状態を示
す。
【0062】図4は、正常回転時の通電状態を示し、上
からホールIC49のU、V、W各相の検出のタイムチ
ャート、HiサイドFETのU、V、W相の通電状態を
示すタイムチャート、LowサイドFETのU、V、W
相の通電状態を示すタイムチャートである。
【0063】まず、タイムチャート左より、ホールIC
49のU相とW相がN極を検出しているとき、Lowサ
イドFET62eに通電が行われると共にHiサイドF
ET62aにPWM出力される。このPWM出力のパル
ス幅を調節することによってモータ40の駆動力が調節
されることになる。
【0064】そして、ロータ42が回転し、ホールIC
49のN極の検出がU相のみの検出になったとき、Lo
wサイドFET62dのみの通電となり、HiサイドF
ETはU相への通電を継続する。
【0065】このように、図4に示すタイムチャートに
基づいて通電を行うことによって、ロータ42は回転を
継続することになる。
【0066】また、図5のタイムチャートは、ペダルに
足をかけてブレーキをかけて停止している時の通電状態
を示している。即ち、人力駆動力に応じてモータ40は
回転しようとするがブレーキ装置19の制動力によって
停止している状態である。
【0067】記載順序は、図4と同様、上からホールI
C49の検出のタイムチャート、HiサイドFETの通
電状態を示すタイムチャート、LowサイドFETの通
電状態を示すタイムチャートである。
【0068】人力駆動力が入力されている状態でモータ
制御回路62からロータ42の駆動信号が出力されてお
り、その駆動力に勝った制動力でブレーキ装置19を操
作して、ある任意の位置でロータ42が停止した場合、
図5に示す如く、ホールIC49のU相、W相ではロー
タ42のN極を検出し、人力駆動力が入力され続ける限
り、HiサイドFETはU相へ、LowサイドFETは
V相への通電を継続する。
【0069】しかし、ロータ42の停止位置が図5の如
く正常に停止しない状態の検出について、図3のフロー
チャートに基づき、図6に通電状態のタイムチャートを
用いて説明を行う。
【0070】まず、人力トルクセンサ63からマイコン
64に人力トルクが入力されると、マイコン64内に検
出された人力トルクが入力される(S1)。次に、この
人力トルクが予め定めたしきい値を越えているかどうか
を判断し(S2)、越えていなければモータは駆動せず
にS4に進む。越えていれば次に進み、人力トルクの大
きさに応じた値になるようにモータを駆動する(S
3)。そして、人力トルクに予め定めた所定値を加え、
その値が現在設定されているしきい値を越えているかど
うかを判断する(S4)。その結果、越えていればS6
の動作を行うが、越えていなければ、現在の人力トルク
に所定値を加えた値、即ち、現在設定されているしきち
値よりも低い値を新たなしきい値として設定する(S
5)。即ち、S4で求められる値が最初に定めているし
きい値よりも低ければ低い方に更新を行い、停止時から
の発進時に少しのトルク検出で発進するようにしてい
る。
【0071】次に、ホールIC49でのロータ42の位
置検出の信号を入力し(S6)、まず、U相の位置が前
回の検出と同じかどうかを判断する(S7)。そして、
同じであれば次のステップに進み、それが所定時間継続
しているかどうかを判断する(S8)。所定時間継続し
ていれば、正常な停止であると判断してカウンタをクリ
アする(S9)。所定時間継続していなければ、正常回
転、或いは正逆回転している状態であるとしてS13に
進む。また、U相の位置が前回と同じでなければ(S
7)、U相のカウンタをカウントアップし(S10)、
6回をカウントすると(S11)、ロータ42の回転が
所定期間内で正逆回転しているか正常回転しているとし
て振動フラグをセットする(S12)。この部分でU相
の回転状態が判断される。
【0072】次に、V相についても同様に検出をする。
【0073】まず、V相の位置が前回の検出と同じかど
うかを判断する(S13)。そして、同じであれば次の
ステップに進み、それが所定時間継続しているかどうか
を判断する(S14)。所定時間継続していれば、正常
な停止であると判断してカウンタをクリアする(S1
5)。所定時間継続していなければ、正常回転、或いは
正逆回転している状態であるとしてS19に進む。ま
た、V相の位置が前回と同じでなければ(S13)、V
相のカウンタをカウントアップし(S16)、6回をカ
ウントすると(S17)、ロータ42の回転が所定期間
内で正逆回転しているか正常回転しているとして振動フ
ラグをセットする(S18)。この部分でV相の回転状
態が判断される。
【0074】更に、W相について検出を行う。
【0075】まず、W相の位置が前回の検出と同じかど
うかを判断する(S19)。そして、同じであれば次の
ステップに進み、それが所定時間継続しているかどうか
を判断する(S20)。所定時間継続していれば、正常
な停止であると判断してカウンタをクリアする(S2
1)。所定時間継続していなければ、正常回転、或いは
正逆回転している状態であるとしてS25に進む。ま
た、W相の位置が前回と同じでなければ(S19)、W
相のカウンタをカウントアップし(S22)、6回をカ
ウントすると(S23)、ロータ42の回転が所定期間
内で正逆回転しているか正常回転しているとして振動フ
ラグをセットする(S24)。この部分でW相の回転状
態が判断される。
【0076】以上のように、U相、V相、W相、各相の
回転状態を検出すると、次にカウンタ0回が、一相以上
あるかどうか判定し(S25)、所定期間内で一相以上
ロータ42が停止しているという検出が無ければ、正常
に回転しているとして振動フラグをクリアし(S2
6)、全相のカウンタもクリアする(S27)。そし
て、この時点で振動、即ち正逆回転しているというフラ
グがセットされていないのでS1に戻って回転を繰り返
す。しかし、S25で、カウンタ0回が、一相以上、即
ちロータ42が回転していないと判断される場合は正逆
回転が行われているとしてS26、S27を通らずにS
28に進む。
【0077】次に振動フラグがセットされているかどう
かを判定し(S28)、セットされていればロータ42
の回転が所定期間内で正逆回転しているとして振動フラ
グをクリアして(S29)、モータの駆動を停止する
(S30)。そしてこの場合、その時の人力トルクに所
定値を加えた値、即ち今の人力トルクよりも高い値をし
きい値として設定してS1に戻る。また、振動フラグが
セットされていない場合、即ち正常回転であるとしてS
26でクリアされた場合、S29、S30、S31を通
らずにS1に戻る。
【0078】以上のフローチャートに基づいて図6の説
明をすると、S7でホールIC49のU相でN極を検出
し、所定時間毎に断続を繰り返し、また、S19でホー
ルIC49のW相で常にN極を検出していると、S25
でV相のカウンタが0回であり、S28でU相の振動フ
ラグを検知して、S30でモータの駆動を停止する。
【0079】即ち、ロータ42の停止位置が図6で示す
如く、U相とW相を検出するような位置で停止し、U相
の通電によってベルトBのたるみ分だけ回転したときに
W相のみでホールIC49がN極を検出してW相に通電
すると、ロータ42がまた元の位置に戻ることを繰り返
す場合、所定回数の6回をカウントするとモータ40へ
の通電を停止するので、このような所定期間中に正逆回
転を繰り返すことにより自転車本体が振動するというこ
とがない。
【0080】上述するように、本実施例においてはDC
ブラシレスモータを用いたが、整流子モータでも良く、
整流子モータの場合、エンコーダー等を用いてロータの
回転方向を検出するようにしても構わない。そして、起
動時に正逆回転を繰り返すような異常が生じたときにモ
ータへの駆動信号を停止させることによって、自転車へ
の振動を停止するようにしても構わない。
【0081】更に、上述する実施例では、人力トルクセ
ンサ63をモータ駆動指示手段として、人力トルクセン
サ63の信号に応じて駆動部17が駆動するようにした
が、通常の電気自動車等に本装置を用いた場合、モータ
駆動指示手段をアクセルなどの使用者が駆動力を調節す
るものとしても構わない。そして、本願発明で説明した
しきい値は、アクセル操作を所定の値まで操作しないと
駆動しないように予め定めている値でも構わない。
【0082】
【発明の効果】本発明の請求項1によると、回転検出手
段が所定期間内でのロータの正逆回転を検出したとき、
モータ制御回路によってモータへの通電量を減少させる
ので、モータに接続された負荷によって所定期間内での
ロータの正逆回転による振動が生じることがない等の効
果を奏する。
【0083】また、請求項2によると、回転検出手段
は、前記ロータの回転方向を検出するエンコーダによっ
て構成されるので、簡単な構成でロータの回転方向が検
出でき、他種類のモータに適用することができる等の効
果を奏する。
【0084】更に、請求項3によると、前記モータは、
ブラシレスモータから構成され、前記回転検出手段は、
前記ロータの位置を検出して前記モータ制御回路に位置
信号を出力するので、ブラシレスモータの場合、ロータ
の位置検出をする部材を利用して回転方向も検出できる
ので、特に別の部材を使うことなく、回転方向とロータ
の位置を検出することができる等の効果を奏する。
【0085】そして、請求項4によると、前記モータ制
御回路は、前記回転検出手段が全相の通電状態を検出
し、二つの相で切り替わりがあり、他の一つの相で切り
替わりが無いときに前記モータへの通電量を減少させる
ので、簡単にモータの正逆回転を検知することができる
等の効果を奏する。
【0086】また、請求項5によると、前記モータ制御
回路は、前記回転検出手段が全相の通電状態を検出し、
一つの相で切り替わりがあり、他の二つの相で切り替わ
りが無いときに前記モータへの通電量を減少させるの
で、簡単にモータの正逆回転を検知することができる等
の効果を奏する。
【0087】更に、請求項6によると、ステータとロー
タからなり駆動輪を駆動するモータと、前記ロータの回
転方向を検出する回転検出手段と、使用者によって指示
されるモータ駆動指示手段の信号を入力して前記モータ
駆動指示手段の信号に応じて前記モータを駆動し、前記
回転検出手段が所定期間内での前記ロータの正逆回転を
検出した時前記モータへの通電量を減少させるモータ制
御回路とを備えるので、モータに接続された負荷によっ
て所定期間内でのロータの正逆回転による振動が生じ、
電動車に乗車している使用者に振動が伝わることがない
等の効果を奏する。
【0088】また、請求項7によると、前記モータ制御
回路は、前記モータ駆動指示手段からの信号が所定値を
越えたときに前記モータが動作する予め定めたしきい値
を設け、前記回転検出手段が所定期間内での前記ロータ
の正逆回転を検出したとき、前記しきい値を前記モータ
駆動指示手段で指示される値に所定値を加えた値に更新
するしきい値変更手段を設けたので、このような異常が
生じたときにしきい値を高い値に変更し、一度このよう
な状態が生じて通電を停止し、再度通電したときに同じ
状態を繰り返すことがない等の効果を奏する。
【0089】そして、請求項8によると、前記しきい値
変更手段は、前記モータ駆動指示手段の値に応じて予め
定めたしきい値に戻すので、再度発進する際に小さな指
示値によって電動駆動力が駆動され、発進時の乗り心地
が良くなる等の効果を奏する。
【0090】また、請求項9によると、前記モータの駆
動力をベルトを介して駆動輪に伝達するので、ベルトの
弛みや伸縮によってこのような現象が起きる場合に対応
することができる等の効果を奏する。
【0091】更に、請求項10によると、前記モータ駆
動指示手段は、人力駆動力を検出する人力トルクセンサ
で、前記モータ駆動手段は、前記人力トルクに応じた駆
動力で前記モータを駆動するので、電動駆動力に勝る制
動力で電動車が停車していたとしても、電動車本体に振
動が伝わることが無く、乗車している使用者に振動が伝
わることがない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す制御回路のブロック
図である。
【図2】同モータ駆動回路の回路図である。
【図3】同モータ駆動の異常検出のフローチャートであ
る。
【図4】同正常回転時のモータ駆動信号のタイムチャー
トである。
【図5】同正常停止時のモータ駆動信号のタイムチャー
トである。
【図6】同異常時のモータ駆動信号のタイムチャートで
ある。
【図7】同駆動部の側面断面図である。
【図8】同駆動部の平面図である。
【図9】同駆動部の他の方向から見た平面図である。
【図10】同電動アシスト自転車全体の側面図である。
【符号の説明】
41 ステータ 42 ロータ 40 モータ(DCブラシレスモータ) 64 モータ制御回路(マイコン) 49 回転検出手段(ホールIC) 14 駆動輪(後輪) 63 モータ駆動指示手段(人力トルクセンサ) B ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 敏宏 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 乾 誠貴 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5H115 PA01 PC06 PG04 PI16 PU11 PV09 PV24 QE01 QH04 SE03 TD03 TO04 5H560 AA08 BB04 BB07 DA03 DC03 DC13 EB01 EB05 EC10 HA01 RR01 SS02 TT02 TT15 UA05 XA12

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ステータとロータからなるモータと、該モ
    ータの駆動を制御するモータ制御回路と、前記ロータの
    回転方向を検出する回転検出手段とを備え、前記回転検
    出手段が所定期間内での前記ロータの正逆回転を検出し
    たとき、前記モータ制御回路によって前記モータへの通
    電量を減少させることを特徴とするモータ制御装置。
  2. 【請求項2】前記回転検出手段は、前記ロータの回転方
    向を検出するエンコーダによって構成されることを特徴
    とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 【請求項3】前記モータは、ブラシレスモータから構成
    され、前記回転検出手段は、前記ロータの位置を検出し
    て前記モータ制御回路に位置信号を出力することを特徴
    とする請求項1記載のモータ制御装置。
  4. 【請求項4】前記モータ制御回路は、前記回転検出手段
    が全相の通電状態を検出し、二つの相で切り替わりがあ
    り、他の一つの相で切り替わりが無いときに前記モータ
    への通電量を減少させることを特徴とする請求項3記載
    のモータ制御回路。
  5. 【請求項5】前記モータ制御回路は、前記回転検出手段
    が全相の通電状態を検出し、一つの相で切り替わりがあ
    り、他の二つの相で切り替わりが無いときに前記モータ
    への通電量を減少させることを特徴とする請求項3記載
    のモータ制御回路。
  6. 【請求項6】ステータとロータからなり駆動輪を駆動す
    るモータと、前記ロータの回転方向を検出する回転検出
    手段と、使用者によって指示されるモータ駆動指示手段
    の信号を入力して前記モータ駆動指示手段の信号に応じ
    て前記モータを駆動し、前記回転検出手段が所定期間内
    での前記ロータの正逆回転を検出した時前記モータへの
    通電量を減少させるモータ制御回路とを備えたことを特
    徴とする電動車。
  7. 【請求項7】前記モータ制御回路は、前記モータ駆動指
    示手段からの信号が所定値を越えたときに前記モータが
    動作する予め定めたしきい値を設け、前記回転検出手段
    が所定期間内での前記ロータの正逆回転を検出したと
    き、前記しきい値を前記モータ駆動指示手段で指示され
    る値に所定値を加えた値に更新するしきい値変更手段を
    設けたことを特徴とする請求項6記載の電動車。
  8. 【請求項8】前記しきい値変更手段は、前記モータ駆動
    指示手段の値に応じて予め定めたしきい値に戻すことを
    特徴とする請求項7記載の電動車。
  9. 【請求項9】前記モータの駆動力をベルトを介して駆動
    輪に伝達することを特徴とする請求項6、請求項7、請
    求項8記載の電動車。
  10. 【請求項10】前記モータ駆動指示手段は、人力駆動力
    を検出する人力トルクセンサで、前記モータ駆動手段
    は、前記人力トルクに応じた駆動力で前記モータを駆動
    することを特徴とする請求項6、請求項7、請求項8、
    請求項9記載の電動車。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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