JP2002359502A - 誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ - Google Patents
誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタInfo
- Publication number
- JP2002359502A JP2002359502A JP2001193398A JP2001193398A JP2002359502A JP 2002359502 A JP2002359502 A JP 2002359502A JP 2001193398 A JP2001193398 A JP 2001193398A JP 2001193398 A JP2001193398 A JP 2001193398A JP 2002359502 A JP2002359502 A JP 2002359502A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- dielectric
- pass filter
- semi
- coaxial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】 誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸
共振器バンドパスフィルタを小型化する。 【解決手段】 筐体１の相対向する側面に互いに直交し
且つ離間して取付けた誘電体共振器４（４’）と誘電体
共振器５（５’）との間に、前記一方の誘電体共振器４
（４’）で励振する電波を他方の誘電体共振器５
（５’）に結合させる結合用素子６（６’）とを備え
る。誘電体共振器４，５（４’，５’）を互いに直交し
た向きにしているので、取付距離を縮めフィルタを小型
にすることができる。前記誘電体共振器を半同軸共振器
として半同軸共振器バンドパスフィルタを小型化する。
共振器バンドパスフィルタを小型化する。 【解決手段】 筐体１の相対向する側面に互いに直交し
且つ離間して取付けた誘電体共振器４（４’）と誘電体
共振器５（５’）との間に、前記一方の誘電体共振器４
（４’）で励振する電波を他方の誘電体共振器５
（５’）に結合させる結合用素子６（６’）とを備え
る。誘電体共振器４，５（４’，５’）を互いに直交し
た向きにしているので、取付距離を縮めフィルタを小型
にすることができる。前記誘電体共振器を半同軸共振器
として半同軸共振器バンドパスフィルタを小型化する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘電体共振器バン
ドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタに
関し、より詳細には、移動体通信装置、マイクロ波やミ
リ波通信装置において使用される、筐体内で電磁界をカ
ップリングさせる誘電体共振器バンドパスフィルタ及び
半同軸共振器バンドパスフィルタに関する。
ドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタに
関し、より詳細には、移動体通信装置、マイクロ波やミ
リ波通信装置において使用される、筐体内で電磁界をカ
ップリングさせる誘電体共振器バンドパスフィルタ及び
半同軸共振器バンドパスフィルタに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、公衆通信業務用周波数帯を使い、
電話、移動体通信、テレビ中継など主な通信回線はマイ
クロ波中継により行われ、中継網が張り巡らされてい
る。このような中継網に使用される中継装置や各種機器
において誘電体共振器バンドパスフィルタが使用されて
いる。図８は、この種バンドパスフィルタの斜視図であ
り、ハウジング１００内にウィンドウが構成された仕切
り１１１により多数の空洞１１２が形成され、空洞１１
２内に誘電体共振器１１３が設置されている。ハウジン
グ１００の両側端面には、入出力コネクタ１１４，１１
５が設置され、入出力コネクタ１１４，１１５と連結し
てカップリングループ１１６，１１７が設けられる。前
記誘電体共振器１１３は、セラミック等からできている
支柱に円柱状の誘電体部材を取付けて構成する。従っ
て、入力コネクタ１１４に入力した電波は、カップリン
グループ１１６から誘電体共振器１１３に磁界結合し、
仕切り１１１のウィンドウから次の空洞１１２内の誘電
体共振器１１３と結合し、最後はカップリングループ１
１７と磁界結合して出力コネクタ１１５から出力され
る。バンドパスフィルタは、減衰特性を良くしスプリア
スや通過損失を抑えるためにＱ値を良くすることが不可
欠になるが、前記従来のバンドパスフィルタは、誘電体
共振器１１３を仕切り１１１による空洞１１２に配置す
ることによってこれらの特性を得ている。
電話、移動体通信、テレビ中継など主な通信回線はマイ
クロ波中継により行われ、中継網が張り巡らされてい
る。このような中継網に使用される中継装置や各種機器
において誘電体共振器バンドパスフィルタが使用されて
いる。図８は、この種バンドパスフィルタの斜視図であ
り、ハウジング１００内にウィンドウが構成された仕切
り１１１により多数の空洞１１２が形成され、空洞１１
２内に誘電体共振器１１３が設置されている。ハウジン
グ１００の両側端面には、入出力コネクタ１１４，１１
５が設置され、入出力コネクタ１１４，１１５と連結し
てカップリングループ１１６，１１７が設けられる。前
記誘電体共振器１１３は、セラミック等からできている
支柱に円柱状の誘電体部材を取付けて構成する。従っ
て、入力コネクタ１１４に入力した電波は、カップリン
グループ１１６から誘電体共振器１１３に磁界結合し、
仕切り１１１のウィンドウから次の空洞１１２内の誘電
体共振器１１３と結合し、最後はカップリングループ１
１７と磁界結合して出力コネクタ１１５から出力され
る。バンドパスフィルタは、減衰特性を良くしスプリア
スや通過損失を抑えるためにＱ値を良くすることが不可
欠になるが、前記従来のバンドパスフィルタは、誘電体
共振器１１３を仕切り１１１による空洞１１２に配置す
ることによってこれらの特性を得ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、仕切り
により空洞を複数構成し、空洞毎に誘電体共振器を配置
するフィルタは、誘電体共振器を近接配置することがで
きないので、フィルタを小型化することができないとい
う問題があった。
により空洞を複数構成し、空洞毎に誘電体共振器を配置
するフィルタは、誘電体共振器を近接配置することがで
きないので、フィルタを小型化することができないとい
う問題があった。
【０００４】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、その目的は、少なくとも２個の誘電体共振器間又は
半同軸共振器間に電磁界結合が生じないような向きにす
ることによって、これらを近接配置し、誘電体共振器バ
ンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ
を小型化することである。
で、その目的は、少なくとも２個の誘電体共振器間又は
半同軸共振器間に電磁界結合が生じないような向きにす
ることによって、これらを近接配置し、誘電体共振器バ
ンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ
を小型化することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、閉空
間を構成する筐体内に誘電体共振器を備えた誘電体共振
器バンドパスフィルタにおいて、筐体の相隣り合う側面
に直交且つ離間して取付けた一方の誘電体共振器と他方
の誘電体共振器と、前記誘電体共振器間に前記一方の誘
電体共振器で励振する電波を他方の誘電体共振器に結合
させる結合用素子を備えたことを特徴とする誘電体共振
器バンドパスフィルタである。
間を構成する筐体内に誘電体共振器を備えた誘電体共振
器バンドパスフィルタにおいて、筐体の相隣り合う側面
に直交且つ離間して取付けた一方の誘電体共振器と他方
の誘電体共振器と、前記誘電体共振器間に前記一方の誘
電体共振器で励振する電波を他方の誘電体共振器に結合
させる結合用素子を備えたことを特徴とする誘電体共振
器バンドパスフィルタである。
【０００６】請求項２の発明は、前記請求項１記載の誘
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各誘電体
共振器を、前記筐体の相対向する側面に両端部を接しＴ
Ｅ011モードで励振する円筒形誘電体共振器としたこと
を特徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタである。
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各誘電体
共振器を、前記筐体の相対向する側面に両端部を接しＴ
Ｅ011モードで励振する円筒形誘電体共振器としたこと
を特徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタである。
【０００７】請求項３の発明は、前記請求項１記載の誘
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各誘電体
共振器を、前記筐体の相対向する側面に両端部を接しＴ
Ｅ111モードで励振する矩形筒形誘電体共振器としたこ
とを特徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタであ
る。
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各誘電体
共振器を、前記筐体の相対向する側面に両端部を接しＴ
Ｅ111モードで励振する矩形筒形誘電体共振器としたこ
とを特徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタであ
る。
【０００８】請求項４の発明は、請求項１記載の誘電体
共振器バンドパスフィルタにおいて、前記ＴＥ011モー
ドで励振する円筒形誘電体共振器は、前記筐体への取付
側々部又は中央部を細めたことを特徴とする誘電体共振
器バンドパスフィルタである。
共振器バンドパスフィルタにおいて、前記ＴＥ011モー
ドで励振する円筒形誘電体共振器は、前記筐体への取付
側々部又は中央部を細めたことを特徴とする誘電体共振
器バンドパスフィルタである。
【０００９】請求項５の発明は、前記請求項１記載の誘
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各誘電体
共振器を、一端部が筐体側面との間に間隙を有しＴＥ01
δモードで励振する円筒形誘電体共振器としたことを特
徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタである。
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各誘電体
共振器を、一端部が筐体側面との間に間隙を有しＴＥ01
δモードで励振する円筒形誘電体共振器としたことを特
徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタである。
【００１０】請求項６の発明は、前記請求項１記載の誘
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記誘電体共
振器を、一端部が筐体側面との間に間隙を有しＴＥ11δ
モードで励振する矩形筒形誘電体共振器としたことを特
徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタである。
電体共振器バンドパスフィルタにおいて、前記誘電体共
振器を、一端部が筐体側面との間に間隙を有しＴＥ11δ
モードで励振する矩形筒形誘電体共振器としたことを特
徴とする誘電体共振器バンドパスフィルタである。
【００１１】請求項７の発明は、閉空間を構成する筐体
内に半同軸共振器を備えた半同軸共振器バンドパスフィ
ルタにおいて、筐体の相隣り合う側面に直交且つ離間し
て取付けた一方の半同軸共振器と他方の半同軸共振器
と、前記半同軸共振器間に前記一方の半同軸共振器で励
振する電波を他方の半同軸共振器に結合させる結合用素
子を備えたことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフ
ィルタである。
内に半同軸共振器を備えた半同軸共振器バンドパスフィ
ルタにおいて、筐体の相隣り合う側面に直交且つ離間し
て取付けた一方の半同軸共振器と他方の半同軸共振器
と、前記半同軸共振器間に前記一方の半同軸共振器で励
振する電波を他方の半同軸共振器に結合させる結合用素
子を備えたことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフ
ィルタである。
【００１２】請求項８の発明は、請求項７記載の半同軸
共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各半同軸共振
器を、ＴＥＭモードで励振する円筒形半同軸共振器とし
たことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフィルタで
ある。
共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各半同軸共振
器を、ＴＥＭモードで励振する円筒形半同軸共振器とし
たことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフィルタで
ある。
【００１３】請求項９の発明は、請求項７記載の半同軸
共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各半同軸共振
器を、ＴＥＭモードで励振する矩形筒形半同軸共振器と
したことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフィルタ
である。
共振器バンドパスフィルタにおいて、前記各半同軸共振
器を、ＴＥＭモードで励振する矩形筒形半同軸共振器と
したことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフィルタ
である。
【００１４】請求項１０の発明は、請求項８記載の半同
軸共振器バンドパスフィルタにおいて、前記ＴＥＭモー
ドで励振する円筒形半同軸共振器は、前記筐体への取付
側々部を細めたことを特徴とする半同軸共振器バンドパ
スフィルタである。
軸共振器バンドパスフィルタにおいて、前記ＴＥＭモー
ドで励振する円筒形半同軸共振器は、前記筐体への取付
側々部を細めたことを特徴とする半同軸共振器バンドパ
スフィルタである。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。 （実施形態１）本発明の一実施形態は、筐体の相対向す
る側面に両端部を接する誘電体共振器を用いたバンドパ
スフィルタに係るものである。図１は、その断面構成
図、図２は、図１のａ−ａ断面図であり、図中、略長方
形の筐体１は、その側面１ａ，１ｂに、それぞれ入出力
端子コネクタ２，２’が取付けられ、入出力コネクタ２
側の底面１ｃには、円筒形の誘電体共振器４が図示しな
いネジ止め等適当な手段により取付けられる。誘電体共
振器４は、筐体１に蓋体１’が取付けられた場合、その
端部が蓋体１’に接するような長さに構成される。
説明する。 （実施形態１）本発明の一実施形態は、筐体の相対向す
る側面に両端部を接する誘電体共振器を用いたバンドパ
スフィルタに係るものである。図１は、その断面構成
図、図２は、図１のａ−ａ断面図であり、図中、略長方
形の筐体１は、その側面１ａ，１ｂに、それぞれ入出力
端子コネクタ２，２’が取付けられ、入出力コネクタ２
側の底面１ｃには、円筒形の誘電体共振器４が図示しな
いネジ止め等適当な手段により取付けられる。誘電体共
振器４は、筐体１に蓋体１’が取付けられた場合、その
端部が蓋体１’に接するような長さに構成される。
【００１６】誘電体共振器４と隣り合う筐体１中央側
で、筐体１の壁面１ｄ（図２）に、円筒形の誘電体共振
器５が、誘電体共振器４と同様、ネジ止め等の手段によ
り取付けられ、この場合、その端部が反対側の壁面１ｅ
に接するような長さに構成される。従って、誘電体共振
器４と５は、相隣り合う壁面に互いに直交する関係で取
付けられることになる。これら誘電体共振器４，５間
で、誘電体共振器４及び５から等距離にある位置に、結
合用調整ネジ６が設置され、各誘電体共振器４，５に対
して４５度の角度で、斜め上方より差込まれる形態にな
っている。
で、筐体１の壁面１ｄ（図２）に、円筒形の誘電体共振
器５が、誘電体共振器４と同様、ネジ止め等の手段によ
り取付けられ、この場合、その端部が反対側の壁面１ｅ
に接するような長さに構成される。従って、誘電体共振
器４と５は、相隣り合う壁面に互いに直交する関係で取
付けられることになる。これら誘電体共振器４，５間
で、誘電体共振器４及び５から等距離にある位置に、結
合用調整ネジ６が設置され、各誘電体共振器４，５に対
して４５度の角度で、斜め上方より差込まれる形態にな
っている。
【００１７】一方、これらの取付け位置と対称をなす形
で、入出力コネクタ２’側の底面１ｃには、他の円筒形
の誘電体共振器４’が、誘電体共振器４と同様に、図示
しないネジ止め等適当な手段により取付けられ、その端
部は、筐体１に蓋体１’が取付けられた場合、蓋体１’
に接するようになっている。誘電体共振器４’と隣合う
筐体１中央側で、筐体１の側面１ｄに、他の円筒形の誘
電体共振器５’が、誘電体共振器４’と同様、図示しな
いネジ止め等の手段により取付けられ、この場合も、そ
の端部が側面１ｅに接するように構成される。従って、
誘電体共振器４’と５’とは、互いに直交する関係で取
付けられる。これら誘電体共振器４’，５’間で、誘電
体共振器４’及び５’から等距離にある位置に、結合用
調整ネジ６’が設置され、各誘電体共振器４’，５’に
対して４５度の角度で、斜め上方より差込まれるように
なっている。
で、入出力コネクタ２’側の底面１ｃには、他の円筒形
の誘電体共振器４’が、誘電体共振器４と同様に、図示
しないネジ止め等適当な手段により取付けられ、その端
部は、筐体１に蓋体１’が取付けられた場合、蓋体１’
に接するようになっている。誘電体共振器４’と隣合う
筐体１中央側で、筐体１の側面１ｄに、他の円筒形の誘
電体共振器５’が、誘電体共振器４’と同様、図示しな
いネジ止め等の手段により取付けられ、この場合も、そ
の端部が側面１ｅに接するように構成される。従って、
誘電体共振器４’と５’とは、互いに直交する関係で取
付けられる。これら誘電体共振器４’，５’間で、誘電
体共振器４’及び５’から等距離にある位置に、結合用
調整ネジ６’が設置され、各誘電体共振器４’，５’に
対して４５度の角度で、斜め上方より差込まれるように
なっている。
【００１８】又、筐体１内の誘電体共振器５及び５’か
ら等距離にある位置、即ち筐体１の中央部に位置するよ
うに、蓋体１’に、誘電体共振器４，４’に対して平行
になるよう結合用調整ネジ７を設ける。更に、必要に応
じて、結合用調整ネジ７に対向するように筐体１の壁面
に電波の結合を一部遮蔽する仕切り８を設ける。そして
筐体１は蓋体１’が取付けられたとき閉空間を構成す
る。
ら等距離にある位置、即ち筐体１の中央部に位置するよ
うに、蓋体１’に、誘電体共振器４，４’に対して平行
になるよう結合用調整ネジ７を設ける。更に、必要に応
じて、結合用調整ネジ７に対向するように筐体１の壁面
に電波の結合を一部遮蔽する仕切り８を設ける。そして
筐体１は蓋体１’が取付けられたとき閉空間を構成す
る。
【００１９】入出力コネクタ２に入力した電波は、入出
力コネクタ２に連結したカップリングループ３から誘電
体共振器４と結合してＴＥ011モードで励振する。励振
した電波は、誘電体共振器５に対しては直角に配置され
ているので直接は結合しないが、調整ネジ６の調整によ
り結合させることができる。誘電体共振器５に結合した
電波は、誘電体共振器５’とは十分に結合する。この電
波は、誘電体共振器４’とは前記と同様に結合しない
が、調整ネジ６’の調整により結合を発生させることが
可能になり、最後はカップリングループ３’に結合し、
入出力コネクタ２’から出力される。この場合、誘電体
共振器５及び５’間の結合は、結合用調整ネジ７により
任意に調整することが可能であり、結合過多になる場合
には、仕切り８の遮蔽の度合いにより調整する。又、必
要に応じ、円筒形状の誘電体共振器４，４’、５，５’
の円筒部に差込まれるように蓋体１’に設けた周波数調
整ネジ１０，１０’、及び筐体１の側面１ｅに設けた周
波数調整ネジ１１，１１’により周波数調整を行う。
力コネクタ２に連結したカップリングループ３から誘電
体共振器４と結合してＴＥ011モードで励振する。励振
した電波は、誘電体共振器５に対しては直角に配置され
ているので直接は結合しないが、調整ネジ６の調整によ
り結合させることができる。誘電体共振器５に結合した
電波は、誘電体共振器５’とは十分に結合する。この電
波は、誘電体共振器４’とは前記と同様に結合しない
が、調整ネジ６’の調整により結合を発生させることが
可能になり、最後はカップリングループ３’に結合し、
入出力コネクタ２’から出力される。この場合、誘電体
共振器５及び５’間の結合は、結合用調整ネジ７により
任意に調整することが可能であり、結合過多になる場合
には、仕切り８の遮蔽の度合いにより調整する。又、必
要に応じ、円筒形状の誘電体共振器４，４’、５，５’
の円筒部に差込まれるように蓋体１’に設けた周波数調
整ネジ１０，１０’、及び筐体１の側面１ｅに設けた周
波数調整ネジ１１，１１’により周波数調整を行う。
【００２０】前記実施形態においては、誘電体共振器
４，５，４’，５’は、ＴＥ011モードで励振する円筒
形状のものを使用したが、変形例として、ＴＥ111モー
ドで励振する矩形筒形の誘電体共振器を使用する。他の
フィルタ構成は、図１の構成と同じである。なお、円筒
及び矩形筒の長さＬと、これらの直径（又は断面の差渡
し長さ）Ｄとの関係は、Ｌ≧Ｄとするが、一般に直径Ｄ
は、使用電波の信号周波数が高くなると小さくなる。
４，５，４’，５’は、ＴＥ011モードで励振する円筒
形状のものを使用したが、変形例として、ＴＥ111モー
ドで励振する矩形筒形の誘電体共振器を使用する。他の
フィルタ構成は、図１の構成と同じである。なお、円筒
及び矩形筒の長さＬと、これらの直径（又は断面の差渡
し長さ）Ｄとの関係は、Ｌ≧Ｄとするが、一般に直径Ｄ
は、使用電波の信号周波数が高くなると小さくなる。
【００２１】本実施形態によれば、誘電体共振器４と
５、及び４’と５’は、互いに直交して取付けられた電
磁界結合を発生しない向きになっているので、互いに両
者の取付位置（距離）を接近させても電波の結合関係に
影響が生じない。従って、２個の誘電体共振器を、接近
させて設置することができ、従って、フィルタを小型化
することができる。このとき、フィルタの特性が悪化す
ることはない。又、このフィルタをカスケード接続する
ことにより、多段フィルタを小型に構成することができ
る。更に、誘電体共振器４，５及び４’，５’は、それ
ぞれ各端部が筐体１及び蓋体１’に接するように取付け
られているので、共振器に発生する熱は、筐体１及び蓋
体１’から放熱されるので、大電力の信号を取扱うこと
ができる。
５、及び４’と５’は、互いに直交して取付けられた電
磁界結合を発生しない向きになっているので、互いに両
者の取付位置（距離）を接近させても電波の結合関係に
影響が生じない。従って、２個の誘電体共振器を、接近
させて設置することができ、従って、フィルタを小型化
することができる。このとき、フィルタの特性が悪化す
ることはない。又、このフィルタをカスケード接続する
ことにより、多段フィルタを小型に構成することができ
る。更に、誘電体共振器４，５及び４’，５’は、それ
ぞれ各端部が筐体１及び蓋体１’に接するように取付け
られているので、共振器に発生する熱は、筐体１及び蓋
体１’から放熱されるので、大電力の信号を取扱うこと
ができる。
【００２２】又、前記誘電体共振器４，４’、５，５’
を、筐体への取付側々部が段階的に細くなるように構成
する（図３）。このような構成により、更にスプリアス
特性が改善される。
を、筐体への取付側々部が段階的に細くなるように構成
する（図３）。このような構成により、更にスプリアス
特性が改善される。
【００２３】更に、前記誘電体共振器４，４’、５，
５’を、その中央部が段階的に細くなるように構成する
（図４）。このような構成により、モード間の結合が強
くなり、このため金属調整ネジ６，６’の筐体１に入り
込む部分が少なくなり、挿入損失を減少させることがで
きる。
５’を、その中央部が段階的に細くなるように構成する
（図４）。このような構成により、モード間の結合が強
くなり、このため金属調整ネジ６，６’の筐体１に入り
込む部分が少なくなり、挿入損失を減少させることがで
きる。
【００２４】（実施形態２）本発明の他の実施形態は、
一端部が筐体側面との間に間隙を有する誘電体共振器を
用いたバンドパスフィルタに係るものである。図５は、
本実施形態に係る誘電体共振器バンドパスフィルタの断
面構成図であり、バンドパスフィルタとしての基本構成
は、図１で示したものと同じである。即ち、図１の誘電
体共振器４，５，４’，５’の代わりに、共振器の一端
部が閉空間を構成する筐体の側面との間にすき間を有
し、ＴＥ01δモードで励振する円筒形の誘電体共振器４
０，５０，４０’，５０’を使用する以外は、図1の構
成がそのまま適用される。本実施形態によれば、誘電体
共振器４０と５０、及び４０’と５０’は、互いに直交
して取付けられた電磁界結合を発生しない向きになって
いるので、互いに両者の取付位置（距離）を接近させて
も電波の結合関係に影響が生じない。従って、２個の誘
電体共振器を、接近させて設置することができ、従っ
て、フィルタを小型化することができる。このとき、フ
ィルタ特性が悪化することはない。本実施形態の変形例
として、ＴＥ11δモードで励振する矩形筒形の誘電体共
振器を使用する。
一端部が筐体側面との間に間隙を有する誘電体共振器を
用いたバンドパスフィルタに係るものである。図５は、
本実施形態に係る誘電体共振器バンドパスフィルタの断
面構成図であり、バンドパスフィルタとしての基本構成
は、図１で示したものと同じである。即ち、図１の誘電
体共振器４，５，４’，５’の代わりに、共振器の一端
部が閉空間を構成する筐体の側面との間にすき間を有
し、ＴＥ01δモードで励振する円筒形の誘電体共振器４
０，５０，４０’，５０’を使用する以外は、図1の構
成がそのまま適用される。本実施形態によれば、誘電体
共振器４０と５０、及び４０’と５０’は、互いに直交
して取付けられた電磁界結合を発生しない向きになって
いるので、互いに両者の取付位置（距離）を接近させて
も電波の結合関係に影響が生じない。従って、２個の誘
電体共振器を、接近させて設置することができ、従っ
て、フィルタを小型化することができる。このとき、フ
ィルタ特性が悪化することはない。本実施形態の変形例
として、ＴＥ11δモードで励振する矩形筒形の誘電体共
振器を使用する。
【００２５】（実施形態３）本発明の更に他の実施形態
は、ＴＥＭモードで励振する円筒形半同軸共振器を用い
たバンドパスフィルタに係るものであり、図６は、その
断面図である。バンドパスフィルタとしての基本構成
は、図１で示したものと同じである。即ち、図１の誘電
体共振器４，５，４’，５’の代わりに、共振器の一端
が閉空間そ構成する筐体との間にすき間を有する円筒形
半同軸共振器４００，５００，４００’，５００’を使
用する以外は、図1の構成がそのまま適用される。な
お、半同軸共振器４００，５００，４００’，５００’
は、銅、アルミニウム等の金属により作製する。本実施
形態によれば、半同軸共振器４００と５００、及び４０
０’と５００’は、互いに直交して取付けられた電磁界
結合を発生しない向きになっているので、互いに両者の
取付位置（距離）を接近させても電波の結合関係に影響
が生じない。従って、２個の半同軸共振器を、フィルタ
特性を悪化させることなく接近させて設置することがで
き、従って、フィルタを小型化することができる。この
とき、フィルタ特性が悪化することはない。本実施形態
の変形例として、ＴＥＭモードで励振する矩形筒形の半
同軸共振器を使用する。
は、ＴＥＭモードで励振する円筒形半同軸共振器を用い
たバンドパスフィルタに係るものであり、図６は、その
断面図である。バンドパスフィルタとしての基本構成
は、図１で示したものと同じである。即ち、図１の誘電
体共振器４，５，４’，５’の代わりに、共振器の一端
が閉空間そ構成する筐体との間にすき間を有する円筒形
半同軸共振器４００，５００，４００’，５００’を使
用する以外は、図1の構成がそのまま適用される。な
お、半同軸共振器４００，５００，４００’，５００’
は、銅、アルミニウム等の金属により作製する。本実施
形態によれば、半同軸共振器４００と５００、及び４０
０’と５００’は、互いに直交して取付けられた電磁界
結合を発生しない向きになっているので、互いに両者の
取付位置（距離）を接近させても電波の結合関係に影響
が生じない。従って、２個の半同軸共振器を、フィルタ
特性を悪化させることなく接近させて設置することがで
き、従って、フィルタを小型化することができる。この
とき、フィルタ特性が悪化することはない。本実施形態
の変形例として、ＴＥＭモードで励振する矩形筒形の半
同軸共振器を使用する。
【００２６】又、本実施形態は、前記半同軸共振器４０
０，４００’、５００，５００’を、前記筐体への取付
側々部が段階的に細くなるように構成する（図７）。こ
のような構成により、スプリアスが抑制されスプリアス
特性が改善される。
０，４００’、５００，５００’を、前記筐体への取付
側々部が段階的に細くなるように構成する（図７）。こ
のような構成により、スプリアスが抑制されスプリアス
特性が改善される。
【００２７】
【発明の効果】請求項１の発明によれば、誘電体共振器
を互いに直交して取付け、電磁界結合を発生しない向き
にしているので、これら誘電体共振器同士で取付位置を
接近することができ、従ってフィルタを小型にすること
ができる。このとき、フィルタ特性が悪化することはな
い。請求項2及び３の発明によれば、それぞれＴＥ011モ
ード及びＴＥ111モードで励振する誘電体共振器を用い
たバンドパスフィルタにおいてフィルタを小型に構成す
ることができる。請求項４の発明によれば、スプリアス
の発生を抑制してスプリアス特性を改善し、又は挿入損
失を減らすことができる。請求項５及び６の発明によれ
ば、それぞれＴＥ01δモード及びＴＥ11δモードで励振
する誘電体共振器を用いたバンドパスフィルタにおいて
フィルタを小型に構成することができる。又誘電体共振
機の一端部が筐体側面との間に隙間を有するので、Ｑ値
を高くしフィルタ特性を改善することができる。請求項
７の発明によれば、半同軸共振器を互いに直交して取付
け、電磁界結合を発生しない向きにしているので、これ
ら半同軸共振器同士で取付位置を接近することができ、
従ってフィルタを小型にすることができる。このとき、
フィルタ特性が悪化することはない請求項８及び９の発
明によれば、それぞれＴＥＭモードで励振する半同軸共
振器を用いたバンドパスフィルタにおいてフィルタを小
型に構成することができる。請求項１０の発明によれ
ば、スプリアスの発生を抑制し、スプリアス特性を改善
することができる。
を互いに直交して取付け、電磁界結合を発生しない向き
にしているので、これら誘電体共振器同士で取付位置を
接近することができ、従ってフィルタを小型にすること
ができる。このとき、フィルタ特性が悪化することはな
い。請求項2及び３の発明によれば、それぞれＴＥ011モ
ード及びＴＥ111モードで励振する誘電体共振器を用い
たバンドパスフィルタにおいてフィルタを小型に構成す
ることができる。請求項４の発明によれば、スプリアス
の発生を抑制してスプリアス特性を改善し、又は挿入損
失を減らすことができる。請求項５及び６の発明によれ
ば、それぞれＴＥ01δモード及びＴＥ11δモードで励振
する誘電体共振器を用いたバンドパスフィルタにおいて
フィルタを小型に構成することができる。又誘電体共振
機の一端部が筐体側面との間に隙間を有するので、Ｑ値
を高くしフィルタ特性を改善することができる。請求項
７の発明によれば、半同軸共振器を互いに直交して取付
け、電磁界結合を発生しない向きにしているので、これ
ら半同軸共振器同士で取付位置を接近することができ、
従ってフィルタを小型にすることができる。このとき、
フィルタ特性が悪化することはない請求項８及び９の発
明によれば、それぞれＴＥＭモードで励振する半同軸共
振器を用いたバンドパスフィルタにおいてフィルタを小
型に構成することができる。請求項１０の発明によれ
ば、スプリアスの発生を抑制し、スプリアス特性を改善
することができる。
【図１】本発明の実施形態に係る誘電体共振器バンドパ
スフィルタの縦断面構成図である。
スフィルタの縦断面構成図である。
【図２】本発明の実施形態に係る誘電体共振器バンドパ
スフィルタの横断面構成図である。
スフィルタの横断面構成図である。
【図３】本発明の実施形態に係る誘電体共振器バンドパ
スフィルタの横断面構成図である。
スフィルタの横断面構成図である。
【図４】本発明の実施形態に係る誘電体共振器バンドパ
スフィルタの横断面構成図である。
スフィルタの横断面構成図である。
【図５】本発明の実施形態に係る誘電体共振器バンドパ
スフィルタの横断面構成図である。
スフィルタの横断面構成図である。
【図６】本発明の実施形態に係る半同軸共振器バンドパ
スフィルタの横断面構成図である。
スフィルタの横断面構成図である。
【図７】本発明の実施形態に係る半同軸共振器バンドパ
スフィルタの横断面構成図である。
スフィルタの横断面構成図である。
【図８】従来の誘電体共振器バンドパスフィルタの斜視
図である。
図である。
１・・筐体、２・・入出力コネクタ、３・・カップリングルー
プ、４・・誘電体共振器、５・・誘電体共振器、６・・結合用
調整ネジ、７・・結合用調整ネジ、８・・仕切り、１０・・周
波数調整ネジ、４００・・半同軸共振器、５００・・半同軸
共振器
プ、４・・誘電体共振器、５・・誘電体共振器、６・・結合用
調整ネジ、７・・結合用調整ネジ、８・・仕切り、１０・・周
波数調整ネジ、４００・・半同軸共振器、５００・・半同軸
共振器
Claims (10)
- 【請求項１】 閉空間を構成する筐体内に誘電体共振器
を備えた誘電体共振器バンドパスフィルタにおいて、 筐体の相隣り合う側面に直交且つ離間して取付けた一方
の誘電体共振器と他方の誘電体共振器と、 前記誘電体共振器間に前記一方の誘電体共振器で励振す
る電波を他方の誘電体共振器に結合させる結合用素子を
備えたことを特徴とする誘電体共振器バンドパスフィル
タ。 - 【請求項２】 前記請求項１記載の誘電体共振器バンド
パスフィルタにおいて、 前記各誘電体共振器を、前記筐体の相対向する側面に両
端部を接しＴＥ011モードで励振する円筒形誘電体共振
器としたことを特徴とする誘電体共振器バンドパスフィ
ルタ。 - 【請求項３】 前記請求項１記載の誘電体共振器バンド
パスフィルタにおいて、 前記各誘電体共振器を、前記筐体の相対向する側面に両
端部を接しＴＥ111モードで励振する矩形筒形誘電体共
振器としたことを特徴とする誘電体共振器バンドパスフ
ィルタ。 - 【請求項４】 請求項１記載の誘電体共振器バンドパス
フィルタにおいて、前記ＴＥ011モードで励振する円筒
形誘電体共振器は、前記筐体への取付側々部又は中央部
を細めたことを特徴とする誘電体共振器バンドパスフィ
ルタ。 - 【請求項５】 前記請求項１記載の誘電体共振器バンド
パスフィルタにおいて、前記各誘電体共振器を、一端部
が筐体側面との間に間隙を有しＴＥ01δモードで励振す
る円筒形誘電体共振器としたことを特徴とする誘電体共
振器バンドパスフィルタ。 - 【請求項６】 前記請求項１記載の誘電体共振器バンド
パスフィルタにおいて、前記誘電体共振器を、一端部が
筐体側面との間に間隙を有しＴＥ11δモードで励振する
矩形筒形誘電体共振器としたことを特徴とする誘電体共
振器バンドパスフィルタ。 - 【請求項７】 閉空間を構成する筐体内に半同軸共振器
を備えた半同軸共振器バンドパスフィルタにおいて、 筐体の相隣り合う側面に直交且つ離間して取付けた一方
の半同軸共振器と他方の半同軸共振器と、 前記半同軸共振器間に前記一方の半同軸共振器で励振す
る電波を他方の半同軸共振器に結合させる結合用素子を
備えたことを特徴とする半同軸共振器バンドパスフィル
タ。 - 【請求項８】 請求項７記載の半同軸共振器バンドパス
フィルタにおいて、前記各半同軸共振器を、ＴＥＭモー
ドで励振する円筒形半同軸共振器としたことを特徴とす
る半同軸共振器バンドパスフィルタ。 - 【請求項９】 請求項７記載の半同軸共振器バンドパス
フィルタにおいて、前記各半同軸共振器を、ＴＥＭモー
ドで励振する矩形筒形半同軸共振器としたことを特徴と
する半同軸共振器バンドパスフィルタ。 - 【請求項１０】 請求項８記載の半同軸共振器バンドパ
スフィルタにおいて、前記ＴＥＭモードで励振する円筒
形半同軸共振器は、前記筐体への取付側々部を細めたこ
とを特徴とする半同軸共振器バンドパスフィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001193398A JP2002359502A (ja) | 2001-03-27 | 2001-06-26 | 誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001-89106 | 2001-03-27 | ||
| JP2001089106 | 2001-03-27 | ||
| JP2001193398A JP2002359502A (ja) | 2001-03-27 | 2001-06-26 | 誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002359502A true JP2002359502A (ja) | 2002-12-13 |
Family
ID=26612133
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001193398A Pending JP2002359502A (ja) | 2001-03-27 | 2001-06-26 | 誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002359502A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008205558A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィルタ装置 |
| JP2008543192A (ja) * | 2005-05-30 | 2008-11-27 | 松下電器産業株式会社 | 同軸共振器に接続可能な端壁を備えたマイクロ波フィルタ |
| WO2009067056A1 (en) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | A filter for use in a wireless communications network |
| JP2014116813A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Nec Corp | 半同軸フィルタ及び無線通信モジュール |
| EP2814111B1 (en) * | 2013-06-13 | 2020-03-18 | Alcatel Lucent | Resonant assembly |
-
2001
- 2001-06-26 JP JP2001193398A patent/JP2002359502A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008543192A (ja) * | 2005-05-30 | 2008-11-27 | 松下電器産業株式会社 | 同軸共振器に接続可能な端壁を備えたマイクロ波フィルタ |
| JP2008205558A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | フィルタ装置 |
| WO2009067056A1 (en) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | A filter for use in a wireless communications network |
| JP2014116813A (ja) * | 2012-12-11 | 2014-06-26 | Nec Corp | 半同軸フィルタ及び無線通信モジュール |
| EP2814111B1 (en) * | 2013-06-13 | 2020-03-18 | Alcatel Lucent | Resonant assembly |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US7042314B2 (en) | Dielectric mono-block triple-mode microwave delay filter | |
| US6686815B1 (en) | Microwave filter | |
| JP3506104B2 (ja) | 共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置、デュプレクサおよび通信装置 | |
| EP1732158A1 (en) | Microwave filter including an end-wall coupled coaxial resonator | |
| JP3409729B2 (ja) | 誘電体共振器装置、送受共用器および通信機 | |
| US6445263B1 (en) | Dielectric resonator, dielectric filter, duplexer, and communication device | |
| US20040041661A1 (en) | Dielectric filter, communication apparatus, and method of controlling resonance frequency | |
| JPS62204601A (ja) | 二重モ−ドフイルタ | |
| JP2004186712A (ja) | 誘電体共振素子、誘電体共振器、フィルタ、発振器装置、および通信装置 | |
| EP1148574B1 (en) | Dielectric resonator, filter, duplexer, and communication device | |
| JP3480381B2 (ja) | 誘電体共振器装置、誘電体フィルタ、複合誘電体フィルタ装置、誘電体デュプレクサおよび通信装置 | |
| KR100365452B1 (ko) | 유전체필터,유전체듀플렉서및통신장치 | |
| JP2002359502A (ja) | 誘電体共振器バンドパスフィルタ及び半同軸共振器バンドパスフィルタ | |
| JP3013798B2 (ja) | 交差線路 | |
| JPH09148810A (ja) | バンドパスフィルタ装置 | |
| JP2001085908A (ja) | 多重モード共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置、デュプレクサおよび通信装置 | |
| JP4079944B2 (ja) | 擬似楕円応答による導波管ｅ面ｒｆ帯域通過フィルター | |
| JP2000244206A (ja) | 誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ及び通信機装置 | |
| WO2017199766A1 (ja) | 帯域通過フィルタ及びその制御方法 | |
| JP2004349981A (ja) | 共振器装置、フィルタ、複合フィルタ装置および通信装置 | |
| WO2021189377A1 (zh) | 一种腔体滤波器 | |
| JP2004336496A (ja) | 多重モードフィルタ | |
| JP2003309407A (ja) | 誘電体共振器、誘電体フィルタ、誘電体デュプレクサ、および通信装置 | |
| JP2002076710A (ja) | 高周波フィルタ | |
| JP2005311862A (ja) | コムラインフィルタ |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080610 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090227 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090401 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090721 |