JP2002358777A - 半導体記憶装置及びそれを含む半導体装置 - Google Patents

半導体記憶装置及びそれを含む半導体装置

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JP2002358777A
JP2002358777A JP2001163370A JP2001163370A JP2002358777A JP 2002358777 A JP2002358777 A JP 2002358777A JP 2001163370 A JP2001163370 A JP 2001163370A JP 2001163370 A JP2001163370 A JP 2001163370A JP 2002358777 A JP2002358777 A JP 2002358777A
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circuit
logic circuit
semiconductor chip
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Takashi Fujiwara
崇 藤原
Atsushi Kunimatsu
敦 国松
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 メモリと演算回路とのデータ伝送速度を、演
算回路内のデータ伝送速度より高速化することが困難で
あった。 【解決手段】 メモリブロック13近傍のI/O部20
にローカルロジック回路21を設けることにより、メモ
リブロック13とローカルロジック回路とのデータ伝送
を高速化している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体記憶装置、
例えばダイナミック・リード・オンリー・メモリ(DR
AM)と、このDRAMとロジック回路とを混載した半
導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のDRAMの一例を示し
ている。このDRAMは、半導体チップ11の中央部に
図示せぬバッファ回路を有する入出力部(以下、I/O
部と記す)12が配置されている。このI/O部12の
長手方向と直交する両側に複数のメモリブロック13が
配置されている。
【0003】各メモリブロック13は、複数のメモリセ
ルアレイ14a、14b、複数のセンスアンプ15a、
15b、15c、15d、複数のカラムデコーダ16
a、16b、及びロウデコーダ17を有している。前記
メモリセルアレイ14a、14bには、図示せぬ複数の
メモリセルがマトリクス状に配置され、これらメモリセ
ルは、図示せぬワード線、及びビット線により選択され
る。これらワード線、及びビット線は、カラムデコーダ
16a、16b、及びロウデコーダ17により選択され
る。各メモリブロック13は、I/O部12を介して、
チップ11外部の図示せぬ他の回路と信号の授受が行わ
れる。
【0004】例えばメモリセルアレイ14aのメモリセ
ルから信号を読み出す場合、ロウデコーダ17と例えば
カラムデコーダ16aによりメモリセルが選択される。
この選択されたメモリセルから読み出された信号は、セ
ンスアンプ15aにより増幅され、I/O部12に供給
される。
【0005】また、前記メモリセルに信号を書き込む場
合、I/O部12からセンスアンプ15aに供給された
書き込み信号は、カラムデコーダ16a及びロウデコー
ダ17により選択された前記メモリセルに書き込まれ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
DRAMにおいて、各メモリブロック13とI/O部1
2との相互間は、多数の配線により接続されている。こ
のため、各メモリブロック13とI/O部12との間
は、バンド幅(単位時間内のデータ伝送量)が大きい。
しかし、チップ11のI/O部12と外部回路とを接続
する配線は、ボード実装における制約により、チップ1
1内の配線に比較すると本数が少なく、しかも、チップ
11内の配線に比較すると長い。このため、チップ11
と外部回路とを接続する配線を高速で動作させることは
困難であり、チップ11内と同等のバンド幅を設定する
ことが困難であった。
【0007】例えばグラフィックプロセッサは、DRA
Mから読み出した信号を演算し、この演算結果をDRA
Mに書き込むというような処理を頻繁に行う。しかし、
上記の理由により、DRAMと演算回路とを接続する配
線のバンド幅を十分確保することが困難であるため、演
算速度の高速化を図ることが困難であった。
【0008】また、上記課題は、DRAMとこれに接続
される外部回路を例に説明した。しかし、これに限ら
ず、CPUやロジック回路を有する半導体チップ内に、
複数のDRAMが混載される所謂ロジック混載DRAM
の場合、各DRAMのマクロセルと、CPUやロジック
回路との相互間においても上記と同様の問題が発生す
る。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、メモリブロ
ック近傍のI/O部に演算回路を設けることにより、メ
モリブロックと演算回路とのデータ伝送を高速化するこ
とができ、高速動作が可能な半導体記憶装置及びそれを
含む半導体装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、上記課題を解決するため、半導体チップ上に配置さ
れたメモリブロックと、前記メモリブロックに隣接し、
前記メモリブロックに接続されたバッファ回路を有する
入出力部と、前記入出力部に配置され、前記メモリブロ
ックから読み出され、前記バッファ回路を介して供給さ
れたデータを演算する演算回路とを具備している。
【0011】本発明の代表的な半導体装置は、半導体チ
ップ上のメモリブロックと、前記メモリブロックに隣接
し、前記メモリブロックに第1の高さの第1の配線層に
より接続されたバッファ回路を有する入出力部と、前記
入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み出さ
れ、前記バッファ回路を介して供給されたデータを演算
する第1のロジック回路と、前記半導体チップ外部で前
記入出力部に前記第1の配線層より高い第2の高さに配
置された第2の配線層により接続された第2のロジック
回路が配置される第2の領域とを具備している。
【0012】本発明の代表的な半導体装置は、半導体チ
ップ上でメモリが配置される第1の領域と、前記半導体
チップ上で第1のロジック回路が配置される第2の領域
と、前記メモリは、メモリセルアレイを含むメモリブロ
ックと、前記メモリブロックに隣接し、前記メモリブロ
ックに接続されたバッファ回路を有する入出力部と、前
記入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み出
され、前記バッファ回路を介して供給された信号を演算
する第2のロジック回路とを具備している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の第1の実施形態を示すも
のであり、本発明をDRAMに適用した場合を示してい
る。図1において、図14と同一部分には同一符号を付
し、異なる部分についてのみ説明する。
【0015】図1に示すDRAM10において、半導体
チップ11の中央部には、I/O部20が配置されてい
る。このI/O部20の両側には、I/O部20に隣接
して複数のメモリブロック13が配置されている。前記
I/O部20には、メモリブロック13の動作以外を制
御するローカルロジック回路21が配置されている。こ
のローカルロジック回路21は、例えば演算回路により
構成され、メモリブロック13のメモリセルから読み出
された信号を演算処理する。
【0016】すなわち、図1に示すローカルロジック回
路21を有するDRAM10は、信号を記憶するだけで
なく、メモリセルから読み出された信号を演算処理する
機能を有している。ローカルロジック回路21は、メモ
リブロック13と隣接して配置されている。このため、
ローカルロジック回路21とメモリブロック13とを多
数の短い配線で接続することが可能である。したがっ
て、バンド幅を向上することができ、動作の高速化が可
能である。
【0017】図2(a)(b)は、上記ローカルロジッ
ク回路21を有するDRAMと外部のグローバルロジッ
ク回路31との関係を示しており、図1と同一部分には
同一符号を付す。
【0018】図2(a)(b)において、例えば同一構
成の2つの半導体チップ11a、11bは、外部のグロ
ーバルロジック回路31に接続されている。各半導体チ
ップ11a、11bにおいて、各メモリブロック13と
I/O部20及びローカルロジック回路21は、第1の
配線32によりそれぞれ接続される。また、グローバル
ロジック回路31に近い半導体チップ11aのI/O部
20及びローカルロジック回路21は、第2の配線33
によりグローバルロジック回路31に接続される。この
第2の配線33は前記第1の配線32より高い位置に配
置されている。さらに、グローバルロジック回路31に
遠い半導体チップ11bのI/O部20及びローカルロ
ジック回路21は、第3の配線34によりグローバルロ
ジック回路31に接続される。この第3の配線34は前
記第2の配線33より高い位置に配置されている。
【0019】次に、ローカルロジック回路21の実施例
について説明する。このローカルロジック回路21とし
ては、種々の回路を適用できる。ここでは、図形処理に
適用されるフィルタ回路、ブレンド回路、Z値テスト回
路を例に説明する。
【0020】グラフィックプロセッサは、メモリから一
連のデータを読み出して処理する。例えばあるピクセル
部分に貼り付けるテクスチャをサンプリングするテクス
チャサンプリング時に行うフィルタ処理としてトライリ
ニアフィルタリングがある。このトライリニアフィルタ
リングは、メモリから演算対象の点に対応する例えば8
つのテクセル値を示すデータが読み出し、このデータを
線形補完することにより、処理対象の点のテクスチャ値
を決定する。
【0021】図3(a)(b)は、トライリニアフィル
タリングの例を示すものであり、テクスチャの拡大、縮
小レベルを表すミップマップレベルを示している。演算
対象としての点Zのテクチャ値は、図3(a)に示すミ
ップマップレベルNと、図3(b)に示すミップマップ
レベルN+1において、点Zの近傍のテクセル値“a”
〜“h”を線形補完することにより決定される。すなわ
ち、点Zのテクセル値は、テクセル値“a”〜“h”に
それぞれ重み付けデータを乗算し、これら乗算結果を加
算することにより求められる。
【0022】図4は、従来のDRAMを用いたトライリ
ニアフィルタリングの例を概略的に示している。従来の
DRAM40は、チップ41の内部に演算回路を有して
いない。このため、各メモリブロック42,43から読
み出されたテクスチャ値に対応する8つのデータ“a”
〜“h”は、I/O部44及び狭いバンド幅のバス45
を介してチップ41の外部に出力され、図示せぬテクス
チャフィルタ回路に供給される。このテクスチャフィル
タ回路において、8つのデータ“a”〜“h”を用いて
点Zのテクスチャ値が演算される。
【0023】このように、従来のDRAM40の場合、
メモリブロック42,43から読み出された8つのデー
タ“a”〜“h”は狭いバンド幅のバス45を介してフ
ィルタ回路に供給される。このため、従来の回路は高速
処理が困難であった。
【0024】図5は、ローカルロジック回路21の第1
の実施例を示すものであり、図1と同一部分には同一符
号を付す。また、ここでは、2つのメモリブロック1
3,13のみを代表して示す。
【0025】本発明のDRAM10において、ローカル
ロジック回路として例えばテクスチャフィルタ回路(以
下、フィルタ回路と称す)51を有している。メモリブ
ロック13、13から読み出された8つのデータ“a”
〜“h”及び重み付けデータ“w”は、フィルタ回路5
1に供給される。このフィルタ回路51において、8つ
のデータ“a”〜“h”及び重み付けデータ“w”を用
いて点Zのテクスチャ値が演算される。このフィルタ回
路51により演算された点Zのテクスチャ値は、バス5
2を介して半導体チップ11外部の図示せぬグローバル
ロジック回路に供給される。
【0026】図6は、I/O部20とフィルタ回路51
の一例を示している。I/O部20は、バッファ回路6
0を含んでいる。このバッファ回路60は、メモリブロ
ック及びフィルタ回路51に接続されている。フィルタ
回路51は、例えば乗算器61、加算器62、演算バッ
ファ63、フリップフロップ回路64により構成されて
いる。
【0027】前記乗算器61の第1、第2の入力端はバ
ッファ回路60に接続されている。第1の入力端には、
メモリブロックから読み出されたテクスチャ値に対応す
るデータ“a”〜“h”が順次供給される。第2の入力
端には、メモリブロックから読み出された重み付けデー
タ“w”が供給される。乗算器61は、先ず、メモリブ
ロックから供給されるデータ“a”と重み付けデータ
“w”とを乗算する。この乗算結果は加算器62の第1
の入力端に供給される。この加算器62の第2の入力端
には演算バッファの出力端が接続されている。この加算
器62は、乗算器61から供給される演算結果と演算バ
ッファ63から供給されるデータとを加算する。加算器
62の出力信号は、演算バッファ63及びフリップフロ
ップ回路64に供給される。演算バッファ63及びフリ
ップフロップ回路64は加算器62から出力されるデー
タを保持する。
【0028】このような動作がデータ“b”〜“h”に
対しても同様に行われ、点Zのテクスチャ値が求められ
る。このテクスチャ値はフリップフロップ回路64を介
して外部のグローバルロジック回路に出力される。
【0029】図5、図6に示す第1の実施例の場合、フ
ィルタ回路51は、半導体チップ11の内部に設けられ
ている。このため、メモリブロック13とフィルタ回路
51との間はデータを高速に転送することが可能であ
る。したがって、高速な演算が可能である。しかも、演
算された点Zのテクスチャ値のみを半導体チップ11の
外部に転送すればよいため、バンド幅の狭いバス52に
より十分高速に転送することができる。したがって、全
体的に高速な動作が可能となる。
【0030】次に、ローカルロジック回路21としてグ
ラフィック処理に適用される色データのブレンド回路を
用いる場合について説明する。
【0031】グラフィックプロセッサは、例えば2つの
図形を重ね合わせる場合、各図形の色データをブレンド
する処理を行う。この処理は、一般にリード・モディフ
ァイ・ライトと呼ばれる処理であり、この処理が頻繁に
実行される。
【0032】図7は、従来のリード・モディファイ・ラ
イト処理の例を概略的に示している。従来のDRAM7
0は、半導体チップ71の内部に演算回路を有していな
い。このため、各メモリブロッ72,73から読み出さ
れた第1の図形に対応する色データR、G、B、及び透
明度データTは、I/O部74及び狭いバンド幅のバス
75を介して半導体チップ71外部のブレンド回路76
に供給される。このブレンド回路76にはバス77を介
して第2の図形に対応する色データR、G、B、及び透
明度データTが供給されている。このブレンド回路76
は、第1、第2の図形の色データR、G、B、及び透明
度データTに基づいて上記演算を実行する。このブレン
ド回路76の演算結果Zはバス78を介して半導体チッ
プ71に供給され、メモリブロック73に書き込まれ
る。
【0033】このように、従来の回路は、メモリブロッ
ク72,73から読み出されたデータを狭いバンド幅の
バス75を介してブレンド回路76に供給し、ブレンド
回路76の演算結果を狭いバンド幅のバス78を介して
半導体チップ71に供給している。このため、従来の回
路は高速処理が困難であった。
【0034】これに対して、本発明の場合、ブレンド回
路をローカルロジック回路21に設け、チップ内で演算
を行うことを可能としている。
【0035】図8は、ローカルロジック回路21の第2
の実施例を示すものであり、図1と同一部分には同一符
号を付す。半導体チップ11は、ローカルロジック回路
21として例えばブレンド回路81を有している。メモ
リブロック13、13から読み出された第1の図形に対
応する色データR、G、B及び透明度データTは、ブレ
ンド回路81に供給される。このブレンド回路81に
は、バス82を介してグローバルロジック回路から出力
された第2の図形に対応する色データR、G、B及び透
明度データTが供給されている。このブレンド回路81
は、第1、第2の図形の色データR、G、B、及び透明
度データTに基づいて上記演算を実行する。このブレン
ド回路81の演算結果Zはメモリブロック13に書き込
まれる。
【0036】図9は、I/O部20とブレンド回路81
の一例を示している。I/O部20は、バッファ回路6
0を含んでいる。このバッファ回路60は、メモリブロ
ック13及びブレンド回路81に接続されている。ブレ
ンド回路81は、例えば第1、第2の乗算器91、9
2、加算器93、シフタ94により構成されている。
【0037】前記第1の乗算器91の第1、第2の入力
端はバッファ回路60に接続されている。第1の入力端
には、メモリブロック13から読み出された第1の図形
に対応する色データR、G、Bが順次供給される。第2
の入力端には、メモリブロック13から読み出された第
1の図形に対応する透明度データTが供給される。第1
の乗算器91は、先ず、メモリブロック13から供給さ
れる色データRと透明度データTとを乗算する。この乗
算結果は加算器93の第1の入力端に供給される。この
加算器93の第2の入力端には第2の乗算器92の出力
端が接続されている。第2の乗算器92の第1の入力端
には、グローバルロジック回路から出力される第2の画
像に対応する色データR、G、Bが順次供給される。ま
た、第2の入力端には第2の図形に対応する透明度デー
タTが供給される。第2の乗算器92は、先ず色データ
Rと透明度データTとを乗算する。第2の乗算器92の
出力信号は加算器93に供給され、第1の乗算器91の
出力信号と加算される。この加算器93の出力信号はシ
フタ94を介してバッファ回路60に供給され、このバ
ッファ回路60を介してメモリブロック13に書き込ま
れる。
【0038】上記と同様の動作が色データG、Bに対し
ても同様に実行される。
【0039】図8、図9に示す第2の実施例の場合、ブ
レンド回路81は、半導体チップ11の内部に設けられ
ている。このため、メモリブロック13とブレンド回路
81との間はバンド幅を広くすることができ、データを
高速転送することができる。しかも、従来のように、メ
モリブロック13から読み出したデータを半導体チップ
11の外部に狭いバンド幅のバスを介して出力する必要
がないため、高速な演算が可能である。
【0040】図10は、ローカルロジック回路21の第
3の実施例を示すものであり、図1と同一部分には同一
符号を付す。半導体チップ11は、ローカルロジック回
路21として例えばZ値テスト回路100を有してい
る。このZ値テスト回路100は第1の図形と第2の図
形を重ねる場合、手前に位置する図形と奥に位置する図
形を判別し、手前の図形のデータをメモリブロック13
に書き込む機能を有している。
【0041】Z値テスト回路100は、比較器101を
有している。この比較器101の第1の入力端はバッフ
ァ回路60に接続されている。この第1の入力端には、
メモリブロック13から読み出された第1の図形の奥行
きデータZ1が供給される。比較器101の第2の入力
端はバス102を介して半導体チップ11の外部に位置
するグローバルロジック回路に接続されている。この第
2の入力端にはグローバルロジック回路から出力される
第2の図形の奥行きデータZ2が供給される。比較器1
01の出力端はバッファ回路60に接続されている。さ
らに、前記バス102はバッファ回路60に供給されて
いる。
【0042】比較器101は、第1、第2の図形の奥行
きデータZ1、Z2を比較し、第2の図形の奥行きデー
タZ2が第1の図形の奥行きデータZ1より手前に位置
する場合、ライトイネーブル信号WEを出力する。この
ライトイネーブル信号WEはバッファ回路60を介して
メモリブロック13に供給される。メモリブロック13
はライトイネーブル信号WEに応じて、バス102に供
給されている第2の図形の奥行きデータZ2を第1の図
形の奥行きデータZ1に上書きする。
【0043】図10に示す第3の実施例の場合、Z値テ
スト回路100は、半導体チップ11の内部に設けられ
ている。このため、メモリブロック13とZ値テスト回
路100との間はデータを高速に転送することが可能で
ある。したがって、高速な演算が可能である。
【0044】(第2の実施形態)ロジック回路が混載さ
れたDRAMにおいて、ロジック回路は、メモリセルに
比べて発熱量が大きい。このため、半導体チップ上にお
いて、ロジック回路が配置された領域とメモリブロック
が配置された領域とでは発熱量が相違する。
【0045】図11は、従来のロジック混載DRAMの
一例を示している。図11において、ロジック回路11
1は、半導体チップ112上の中央部に位置し、このロ
ジック回路111の両側にメモリとしての複数のDRA
M113が配置されている。このような構成の場合、半
導体チップ112上の中央部に発熱部が集中し、半導体
チップ112の中央部が高温となり、中央部の両側の温
度が低くなる。このため、半導体チップ112の温度分
布が不均一となり、放熱効率が低下する。
【0046】一方、図12は、本発明の第2の実施形態
を示すものであり、ロジック混載DRAMの一例を示し
ている。
【0047】図12において、半導体チップ121上の
例えば中央部にはグローバルロジック回路122が配置
されている。このグローバルロジック回路122は、例
えばCPU等のロジック回路を含んでいる。このグロー
バルロジック回路122の配置方向に線対称の領域、す
なわち、グローバルロジック回路122の長手方向と直
交する方向でグローバルロジック回路122の両側に
は、複数のDRAM123が配置されている。各DRA
M123は、図1、図2と同様に、メモリブロック13
と隣接するI/O部20にローカルロジック回路21が
配置されている。
【0048】上記構成によれば、半導体チップ120上
の広い領域に、本来グローバルロジック回路に含まれる
ロジック回路をローカルロジック回路121として分散
して配置している。このため、グローバルロジック回路
121の面積を縮小することができ、グローバルロジッ
ク回路121の発熱量を抑えることができる。しかも、
半導体チップ121の全体に亘ってロジック回路が分散
して配置されているため、図11のように、半導体チッ
プの中央部に発熱部が集中することを防止でき、半導体
チップ120の放熱効率を向上できる。
【0049】図13は、図12の変形例を示すものであ
り、図12と同一部分には同一符号を付す。
【0050】図13において、グローバルロジック回路
122は、半導体チップ121の一辺に沿って配置さ
れ、グローバルロジック回路122の長手方向と直交す
る方向でグローバルロジック回路122の片側に複数の
DRAM123が配置されている。各DRAM123の
構成も図12と同一である。
【0051】図13に示す構成によっても半導体チップ
121の広い範囲にロジック回路を分散して配置するこ
とができる。このため、半導体チップ121の一部分が
高温となることを防止でき、放熱効率を向上することが
できる。
【0052】また、図12、図13に示す第2の実施形
態に示すように、ローカルロジック回路21を含むDR
AM123と、例えばCPUを含むグローバルロジック
回路122を半導体チップ121に混載した場合、ロー
カルロジック回路21とグローバルロジック回路122
を広いバンド幅のバスにより接続することが可能であ
る。このため、ローカルロジック回路21を駆動するた
めのクロック信号の周波数と、グローバルロジック回路
122を駆動するためのクロック信号の周波数とほぼ同
等の周波数により駆動することが可能である。すなわ
ち、メモリブロック13の動作周波数をfm、ローカル
ロジック回路21の動作周波数をfl、前記グローバル
ロジック回路の動作周波数をfgとした場合、これらの
関係はfm<fg≦flとなる。したがって、半導体チ
ップ全体の動作速度を一層高速化できる。
【0053】その他、本発明の要旨を変えない範囲にお
いて種々変形実施可能なことは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
メモリブロック近傍のI/O部に演算回路を設けること
により、メモリブロックと演算回路とのデータ伝送を高
速化することができ、高速動作が可能な半導体記憶装置
及びそれを含む半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すものであり、半
導体記憶装置を示す構成図。
【図2】図1に示す半導体記憶装置と外部回路との接続
関係を示す図。
【図3】トライリニアフィルタリングの例を示す図。
【図4】従来のDRAMを用いたトライリニアフィルタ
リングの動作を示す図。
【図5】ローカルロジック回路の第1の実施例を示すも
のであり、フィルタ回路を有する本発明のDRAMを用
いたトライリニアフィルタリングの動作を示す図。
【図6】図5に示すフィルタ回路の一例を示す構成図。
【図7】従来のDRAMを用いたリード・モディファイ
・ライト処理の動作を示す図。
【図8】ローカルロジック回路の第2の実施例を示すも
のであり、ブレンド回路を有する本発明のDRAMを用
いたリード・モディファイ・ライト処理の動作を示す
図。
【図9】図8に示すブレンド回路の一例を示す構成図。
【図10】ローカルロジック回路の第3の実施例を示す
ものであり、Z値テスト回路の一例を示す構成図。
【図11】従来のロジック混載DRAMの一例を示す構
成図。
【図12】本発明の第2の実施形態を示すものであり、
ロジック混載DRAMの一例を示す構成図。
【図13】本発明の第2の実施形態を示すものであり、
ロジック混載DRAMの他の例を示す構成図。
【図14】従来のDRAMの一例を示す構成図。
【符号の説明】 10、123…DRAM、 11…半導体チップ、 13…メモリブロック、 20…I/O部、 21…ローカルロジック回路、 51…フィルタ回路、 60…バッファ回路、 81…ブレンド回路、 100…Z値テスト回路、 122…グローバルロジック回路。
フロントページの続き Fターム(参考) 5F083 GA01 ZA12 5M024 AA50 BB30 BB33 BB34 GG20 KK35 LL06 PP01 PP05 PP10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリブロックと、 前記メモリブロックに隣接し、前記メモリブロックに接
    続されたバッファ回路を有する入出力部と、 前記入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み
    出され、前記バッファ回路を介して供給されたデータを
    演算する演算回路とを具備することを特徴とする半導体
    記憶装置。
  2. 【請求項2】 半導体チップ上のメモリブロックと、 前記メモリブロックに隣接し、前記メモリブロックに第
    1の高さの第1の配線層により接続されたバッファ回路
    を有する入出力部と、 前記入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み
    出され、前記バッファ回路を介して供給されたデータを
    演算する第1のロジック回路と、 前記半導体チップ外部で前記入出力部に前記第1の配線
    層より高い第2の高さに配置された第2の配線層により
    接続された第2のロジック回路が配置される第2の領域
    とを具備することを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 半導体チップ上でメモリが配置される第
    1の領域と、 前記半導体チップ上で第1のロジック回路が配置される
    第2の領域と、 前記メモリは、 メモリセルアレイを含むメモリブロックと、 前記メモリブロックに隣接し、前記メモリブロックに接
    続されたバッファ回路を有する入出力部と、 前記入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み
    出され、前記バッファ回路を介して供給された信号を演
    算する第2のロジック回路とを具備することを特徴とす
    る半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記メモリの動作周波数をfm、前記第
    1のロジック回路の動作周波数をf1、前記第2のロジ
    ック回路の動作周波数をf2とした場合、これらの関係
    が fm<f1≦f2 であることを特徴とする請求項3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 半導体チップ上の中央部に第1の方向に
    沿って配置された第1のロジック回路と、 前記第1のロジック回路に対して対照的に前記半導体チ
    ップ上に配置された複数のメモリとを有し、 前記複数のメモリのそれぞれは、 メモリセルアレイを含むメモリブロックと、 前記メモリブロックに隣接し、前記メモリブロックに接
    続されたバッファ回路を有する入出力部と、 前記入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み
    出され、前記バッファ回路を介して供給された信号を演
    算する第2のロジック回路とを具備することを特徴とす
    る半導体装置。
  6. 【請求項6】 半導体チップ上に第1の辺に沿って配置
    された第1のロジック回路と、 前記第1のロジック回路と直交する方向で、前記第1の
    ロジック回路の一方側に配置された複数のメモリとを有
    し、 前記複数のメモリのそれぞれは、 メモリセルアレイを含むメモリブロックと、 前記メモリブロックに隣接し、前記メモリブロックに接
    続されたバッファ回路を有する入出力部と、 前記入出力部に配置され、前記メモリブロックから読み
    出され、前記バッファ回路を介して供給された信号を演
    算する第2のロジック回路とを具備することを特徴とす
    る半導体装置。
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