JP2002358465A - 電子コンテンツデータ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents

電子コンテンツデータ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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JP2002358465A
JP2002358465A JP2001166102A JP2001166102A JP2002358465A JP 2002358465 A JP2002358465 A JP 2002358465A JP 2001166102 A JP2001166102 A JP 2001166102A JP 2001166102 A JP2001166102 A JP 2001166102A JP 2002358465 A JP2002358465 A JP 2002358465A
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JP
Japan
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lending
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electronic content
lending request
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Application number
JP2001166102A
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English (en)
Inventor
Jun Takahashi
潤 高橋
Shunji Kurokawa
俊二 黒川
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同時に利用できる利用者の数に制限のある電
子コンテンツデータを、利用者制限数を超えて利用され
ることなく、不特定多数の人に、書籍やビデオなどと同
様に、貸出をおこなうことができるシステムを提供する
こと。 【解決手段】 インターネット100を通じて送られた
貸出要求情報にかかる電子コンテンツデータの利用者数
が制限を超える場合には、貸出をおこなわない旨を貸出
要求情報の送信元に通知し、超えない場合には、電子コ
ンテンツデータを送信する。電子コンテンツデータに
は、暗号化を施しておき、復号のための情報および復号
化プログラムを用いなければ利用できないようにし、貸
出期間が過ぎた後、もしくは電子コンテンツデータの返
却操作がなされた後は、利用を停止させ、他の利用者か
ら貸出要求情報を送られた際に貸出しても、電子コンテ
ンツデータの利用者数が制限を上回らないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークを
介して接続された端末装置とサーバとによって電子コン
テンツデータの貸出をおこなう電子コンテンツデータ貸
出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コン
テンツデータ貸出方法およびその方法をコンピュータに
実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来は、図書館、貸本屋、レンタルビデ
オ店などの公共施設において、書籍、ビデオカセット、
CD(コンパクトディスク)、DVD(ディジタルビデ
オディスク)などの貸出がおこなわれてきた。貸出の対
象となるものは、書籍やビデオカセット、CD(コンパ
クトディスク)などの有体物であった。したがって、書
籍などを貸し出す場合は、貸出の対象が有体物であるた
め、貸し出ている利用者からあらかじめ書籍などを回収
しておく必要があった。
【0003】一方、電子コンテンツデータの貸出を想定
した場合、書籍などと異なり、無体物であり、その内容
の複製が容易に作成できるため、必要に応じて複製をす
れば足り、書籍などのようにその都度回収をする必要が
ない。したがって、電子コンテンツデータは貸出という
形態は、一般的にはおこなわれてはいなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
ネットワーク技術の発展によって、電子コンテンツデー
タをネットワークを通じて貸出をおこなう場合には、以
下のような問題点があった。すなわち、電子コンテンツ
データの著作者の著作権や販売者の利益を損なう可能性
がある。これは電子コンテンツデータの提供はその内容
のコピーによるため、書籍と異なり利用後も回収され
ず、ライセンス契約に定められた制限数を超えた利用者
に提供される場合があり得るためである。また、電子コ
ンテンツデータは書籍と異なり利用後も回収されず、利
用者の装置に残るため、ライセンス契約に定められたイ
ンストールの制限数を超えた装置にインストールされる
場合があり得る。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
って、電子コンテンツデータの貸出を、効率的かつ確実
に実施することができる電子コンテンツデータ貸出シス
テム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コンテンツ
データ貸出方法およびその方法をコンピュータに実行さ
せるプログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明にかかる電子コンテンツデータ貸出システ
ム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コンテンツデ
ータ貸出方法およびその方法をコンピュータに実行させ
るプログラムは、電子コンテンツデータ貸出装置と一つ
または複数の貸出要求装置とがインターネットなどのネ
ットワークによって接続され、前記電子コンテンツデー
タ貸出装置から接続された前記一つまたは複数の貸出要
求装置へ電子コンテンツデータを貸し出す電子コンテン
ツデータ貸出システムにおいて、前記電子コンテンツデ
ータ貸出装置が、電子コンテンツデータを記憶する電子
コンテンツデータ記憶手段と、前記電子コンテンツデー
タ記憶手段に記憶された電子コンテンツデータごとに利
用者数に関する情報を記憶する利用者数情報記憶手段
と、前記電子コンテンツデータごとに貸出制限数に関す
る情報を記憶する貸出制限数情報記憶手段と、前記ネッ
トワークを介して前記貸出要求装置から送信された貸出
要求情報を受信する受信手段と、前記受信手段によって
受信された貸出要求情報にかかる電子コンテンツデータ
に対応する前記利用者数と、前記貸出制限数情報記憶手
段に記憶された貸出制限数とを比較する比較手段と、前
記比較手段によって比較された結果、前記利用者数が前
記貸出制限数に達していない場合には前記貸出要求を有
効と判定するとともに、前記利用者数が前記貸出制限数
に達している場合に前記貸出要求を無効と判定する判定
手段と、前記判定手段によって判定された結果、前記貸
出要求が無効と判定された場合に、その旨を前記貸出要
求装置に通知する貸出無効通知手段と、前記判定手段に
よって判定された結果、前記貸出要求が有効と判定され
た場合に、利用者数の値を一つ加算するように前記利用
者数情報記憶手段に記憶された利用者数に関する情報を
書き換える第1の書換手段と、前記判定手段によって判
定された結果、前記貸出要求が有効と判定された場合
に、前記受信手段によって受信された貸出要求情報にか
かる前記電子コンテンツデータを前記貸出要求装置へ送
信する送信手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】この発明によれば、要求のあった電子コン
テンツデータの利用者数が貸出制限数に達していない場
合は電子コンテンツデータを貸出要求装置へ送信するこ
とにより貸出をおこなうが、貸出制限数に達している場
合は、貸出要求無効の通知を貸出要求装置に送り、貸出
をおこなわないようにすることができる。
【0008】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記電子コンテンツ
データが、コンテンツデータごとに異なる暗号化処理に
よって暗号化されており、前記電子コンテンツデータを
復号化するための復号化情報を前記コンテンツデータご
とに対応させて記憶する復号化情報記憶手段を備え、前
記送信手段が、前記受信手段によって受信された貸出要
求情報にかかる電子コンテンツデータとともに、前記電
子コンテンツデータに対応する前記復号化情報を、前記
貸出要求装置へ送信することを特徴とする。
【0009】この発明によれば、送信された電子コンテ
ンツデータの不正使用を防止することができる。また、
電子コンテンツデータごとに復号化情報が異なるため、
ある電子コンテンツデータの復号化情報を別の電子コン
テンツデータの復号に流用できないようにすることがで
きる。
【0010】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記送信手段が、前
記受信手段によって受信された貸出要求情報にかかる電
子コンテンツデータとともに、前記電子コンテンツデー
タに対応する前記復号化情報および前記復号化情報を用
いて復号化する復号化プログラムを、前記貸出要求装置
へ送信することを特徴とする。
【0011】この発明によれば、復号化プログラムを有
していないユーザに対して、電子コンテンツデータとと
もに復号化プログラムも送信されるので、暗号化された
電子コンテンツデータであっても、ユーザがその電子コ
ンテンツをすぐに利用することができる。
【0012】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記貸出要求情報
に、貸出期間に関する情報が含まれており、前記電子コ
ンテンツデータ貸出装置が、前記貸出期間に関する情報
に基づいて、前記電子コンテンツデータの貸出期間の残
りの時間を、前記送信手段が前記電子コンテンツデータ
を送信した時点を起算点として計時する計時手段と、前
記計時手段によって計時された結果、前記電子コンテン
ツデータの貸出期間が経過した場合に、前記電子コンテ
ンツデータに対応する利用者数の値を一つ減算するよう
に前記利用者数情報記憶手段に記憶された利用者数に関
する情報を書き換える第2の書換手段と、を備えたこと
を特徴とする。
【0013】この発明によれば、電子コンテンツデータ
貸出装置が電子コンテンツデータの利用期間を把握する
ことができ、利用期間が経過した時点で、その電子コン
テンツデータについての利用が終了したものとみなし
て、その分のライセンス(利用権)を他の利用者に割り
当てることが可能となる。
【0014】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記貸出要求情報
に、貸出期間に関する情報が含まれており、前記貸出要
求装置が、前記貸出期間に関する情報に基づいて、前記
復号化情報を用いた復号化をおこなうコンテンツ起動処
理手段を備えたことを特徴とする。
【0015】この発明によれば、貸出要求装置におい
て、貸出期間経過時に、復号化をおこなわないように
し、電子コンテンツデータを利用できないようにするこ
とができ、その分のライセンス(利用権)を他の利用者
に割り当てることが可能となる。したがって、書籍など
を返却したのと同様の効果を得ることができる。
【0016】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記電子コンテンツ
データ貸出装置が、さらに、前記ネットワークを介して
前記貸出要求装置から送信された返却情報を受信する返
却受信手段を備え、前記第2の書換手段が、前記返却受
信手段によって受信された返却情報に基づいて、前記電
子コンテンツデータに対応する利用者数の値を一つ減算
するように前記利用者数情報記憶手段に記憶された利用
者数に関する情報を書き換え、前記貸出要求装置におい
ては、前記コンテンツ起動処理手段が、前記返却情報が
送信されたか否かを判断し、前記判断の結果、前記返却
情報が送信されている場合には、前記復号化情報を用い
た復号化をおこなわないことを特徴とする。
【0017】この発明によれば、貸出要求装置において
利用者による返却操作がおこなわれた場合に電子コンテ
ンツデータを利用できないようにすることができる。ま
た、貸出要求装置において利用者による返却操作がおこ
なわれたときに、電子コンテンツデータ貸出装置は、そ
の電子コンテンツデータについての利用が終了したもの
とみなし、その分のライセンス(利用権)を他の利用者
に割り当てることが可能となる。
【0018】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記電子コンテンツ
データ貸出装置が、前記ネットワークを介して前記貸出
要求装置へ復号化を停止する復号化停止情報を送信する
復号化停止情報送信手段を備え、前記貸出要求装置にお
ける前記コンテンツ起動処理手段が、前記復号化停止情
報送信手段によって送信された復号化停止情報が受信さ
れたか否かを判断し、前記判断の結果、前記復号化停止
情報が受信されている場合には、前記復号化情報を用い
た復号化をおこなわないことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、貸出にともなう利用料
金の支払いがなされないなど、電子コンテンツデータを
貸出しておくことに問題が生じた場合に、復号化をおこ
なわないようにすることにより、貸出要求装置において
電子コンテンツデータを利用できないようにすることが
でき、その分のライセンス(利用権)を他の利用者に割
り当てることが可能となる。
【0020】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記電子コンテンツ
データ貸出装置が、前記判定手段による判定結果から前
記貸出要求は無効とされた場合に、貸出の予約を受け付
ける旨を前記貸出要求装置に通知する予約案内通知手段
と、前記予約案内通知手段によって通知した通知内容に
対する前記貸出要求装置からの予約申し込みに関する情
報を受信する予約受け付け受信手段と、前記予約受け付
け受信手段により予約申し込みに関する情報を受信した
場合に、前記貸出要求情報にかかる利用者に関する情報
を予約利用者に関する情報として登録する予約利用者情
報登録手段と、を備えたことを特徴とする。
【0021】この発明によれば、貸出要求が無効となっ
た電子コンテンツデータに関して、その電子コンテンツ
データを利用している他の利用者が利用を終了したとき
に、予約者に優先的に提供することができる。
【0022】また、つぎの発明にかかる電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムは、前記電子コンテンツ
データが、書籍に関する情報、映画に関する情報、また
は音楽に関する情報であることを特徴とする。
【0023】この発明によれば、書籍に関する情報、映
画に関する情報、または音楽に関する情報を電子コンテ
ンツデータとして貸し出すことにより、電子コンテンツ
データ貸出システムが、図書館、映画館、またはビデオ
レンタルショップの役割を果たすことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる電子コンテンツデータ貸出システムの好適
な実施の形態について詳細に説明する。
【0025】(電子コンテンツデータ貸出システムのシ
ステム構成)まず、この発明の本実施の形態にかかる電
子コンテンツデータ貸出システムのシステム構成につい
て説明する。図1は、この発明の本実施の形態にかかる
電子コンテンツデータ貸出システムのシステム構成を示
す説明図である。
【0026】図1において、電子コンテンツデータ貸出
システムは、インターネットなどのネットワーク100
を介して、インターネットユーザ(の端末装置)101
や携帯情報機器ユーザ(の端末装置)102と、ウェブ
サーバ103と、ファイアウォール104と、処理サー
バ105と、によって構成されている。
【0027】ここで、ウェブサーバ103はインターネ
ットなどのネットワーク100に接続し、ネットワーク
100を経由して、複数のユーザ101,102との各
種情報のやり取りをおこなう。具体的には、ユーザ10
1,102からの貸出要求情報や予約情報、返却情報を
受信したり、ユーザ101,102へ電子コンテンツデ
ータや確認情報を送信したりする。
【0028】ファイアウォール104は、ウェブサーバ
103と、処理サーバ105との間に置くことでデータ
通信を管理し、外部からの攻撃や不正アクセスから内部
ネットワークを防護するシステム(ワークステーション
など)である。
【0029】処理サーバ105は、貸出要求情報や予約
情報、返却情報を受信し、受信した貸出要求情報にかか
る電子コンテンツデータおよびそれに付随する情報やプ
ログラムをユーザ101,102へウェブサーバ103
を介して送信したり、受信した貸出要求情報や予約情
報、返却情報にかかる電子コンテンツデータに関する処
理サーバ105内の記憶情報を書き換えたりする。
【0030】インターネットユーザ(の端末装置)10
1や携帯情報機器ユーザ(の端末装置)102は、ウェ
ブサーバ103へ貸出要求情報や予約情報、返却情報を
送信し、受信した電子コンテンツデータや予約案内情報
を表示する。
【0031】本実施の形態にかかる電子コンテンツデー
タ貸出システムは、携帯情報機器ユーザ(の端末装置)
102による利用も含むため、ユーザはどこにいても利
用したい電子コンテンツデータを借りることができるも
のである。
【0032】(電子コンテンツデータ貸出システムのハ
ードウエア構成)つぎに、この発明の本実施の形態にか
かる電子コンテンツデータ貸出システムのハードウエア
構成について説明する。図2は、この発明の本実施の形
態にかかる電子コンテンツデータ貸出システムを構成す
る処理サーバ、ウェブサーバおよびインターネットユー
ザ(の端末装置)のハードウエア構成を示す説明図(ブ
ロック図)である。
【0033】図2のブロック図において、処理サーバ、
ウェブサーバおよびインターネットユーザ(の端末装
置)は、CPU201と、ROM202と、RAM20
3と、HDD(ハードディスクドライブ)204と、H
D(ハードディスク)205と、FDD(フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ)206と、着脱可能な
記録媒体の一例としてのFD(フロッピーディスク)2
07と、ディスプレイ208と、キーボード209と、
ポインティングデバイス210と、I/F(インターフ
ェース)211と、スピーカ212と、を備えている。
また、各構成部はバス213によってそれぞれ接続され
ている。
【0034】ここで、CPU201は、装置全体の制御
を司る。ROM202は、ブートプログラムなどを記憶
している。RAM203は、CPU201のワークエリ
アとして使用される。HDD204は、CPU201の
制御にしたがってHD205に対するデータのリード/
ライトを制御する。HD205は、HDD204の制御
で書き込まれたデータを記憶する。
【0035】また、FDD206は、CPU201の制
御にしたがってFD207に対するデータのリード/ラ
イトを制御する。FD207は、FDD206の制御で
書き込まれたデータを記憶する。着脱可能な記録媒体と
して、FD207のほか、MOなどであってもよい。デ
ィスプレイ208は、文書、画像、機能情報などのデー
タなどを表示する。たとえば、CRT、液晶ディスプレ
イ、プラズマディスプレイなどである。
【0036】キーボード209は、文字、数値、各種指
示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこな
う。ポインティングデバイス210は、カーソルの移動
や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変更
などをおこなう。ポインティングデバイスとしての機能
を備えるものであれば、マウス、トラックボール、ジョ
イスティックなどであってもよい。I/F(インターフ
ェース)211は、ネットワーク100に接続され、デ
ータの入出力のインターフェースを司る。スピーカ21
2は、音声を出力する。
【0037】(携帯情報機器のハードウエア構成)つぎ
に、この発明の本実施の形態にかかる電子コンテンツデ
ータ貸出システムを構成する携帯情報機器のハードウエ
ア構成について説明する。図3は、この発明の本実施の
形態にかかる電子コンテンツデータ貸出システムを構成
する携帯情報機器のハードウエア構成を示す説明図(ブ
ロック図)である。
【0038】図3のブロック図において、携帯情報機器
は、CPU301と、ROM302と、RAM303
と、メモリカードスロット304と、着脱可能な記録媒
体の一例としてのフラッシュメモリ305、ディスプレ
イ306と、キーボード307と、ポインティングデバ
イス308と、I/F(インターフェース)309と、
スピーカ310と、を備えている。また、各構成部はバ
ス311によってそれぞれ接続されている。
【0039】ここで、CPU301は、装置全体の制御
を司る。ROM302は、ブートプログラムなどを記憶
している。RAM303は、CPU301のワークエリ
アとして使用される。メモリカードスロット304は、
CPU301の制御にしたがってフラッシュメモリ30
5に対するデータのリード/ライトを制御する。フラッ
シュメモリ305は、メモリカードスロット304の制
御で書き込まれたデータを記憶する。ディスプレイ30
6は、文書、画像、機能情報などのデータなどを表示す
る。たとえば、液晶ディスプレイなどである。
【0040】キーボード307は、文字、数値、各種指
示などの入力のためのキーを備え、データ入力をおこな
う。ポインティングデバイス308は、カーソルの移動
や範囲選択、あるいはウインドウの移動やサイズの変更
などをおこなう。ポインティングデバイスとしての機能
を備えるものであれば、トラックボール、スタイラスペ
ンなどであってもよい。I/F(インターフェース)3
09は、ネットワーク100に接続され、データの入出
力のインターフェースを司る。スピーカ310は、音声
を出力する。
【0041】(電子コンテンツデータ貸出装置の機能的
構成)つぎに、電子コンテンツデータ貸出装置の機能的
構成について説明する。図4は、この発明の本実施の形
態にかかる電子コンテンツデータ貸出システムのうち、
電子コンテンツデータ貸出装置の機能的構成を示す説明
図(ブロック図)である。
【0042】図4のブロック図において、電子コンテン
ツデータ貸出装置400は、電子コンテンツデータ記憶
部401と、復号化情報記憶部402と、復号化プログ
ラム記憶部403と、利用者数情報記憶部404と、貸
出制限数情報記憶部405と、予約利用者情報記憶部4
06と、受信部407と、比較部408と、判定部40
9と、送信部410と、第1書換部411と、貸出期間
記憶部412と、計時部413と、返却受信部414
と、第2書換部415と、無効通知部416と、予約案
内通知部417と、予約申込受信部418と、復号停止
情報入力部419と、復号停止情報送信部420と、利
用者情報記憶部421と、から構成される。
【0043】電子コンテンツデータ記憶部401は、書
籍や映画、音楽などに関する情報を記憶する。電子コン
テンツデータ記憶部401は、たとえば、図2に示した
RAM203、HD205、FD207によってその機
能を実現することができる。
【0044】復号化情報記憶部402は、復号化情報を
記憶する。復号化情報は、電子コンテンツデータ記憶部
401に記憶されている暗号化された電子コンテンツデ
ータを、復号化するための情報である。復号化情報の内
容は、電子コンテンツデータごとに異なる。復号化情報
記憶部402は、たとえば、図2に示したRAM20
3、HD205、FD207によってその機能を実現す
ることができる。
【0045】復号化プログラム記憶部403は、電子コ
ンテンツデータを復号化するプログラムを記憶する。復
号化プログラムは、復号化情報記憶部402に記憶され
た復号化情報を用いて復号化する。復号化プログラム記
憶部403は、たとえば、図2に示したRAM203、
HD205、FD207によってその機能を実現するこ
とができる。
【0046】利用者数情報記憶部404は、電子コンテ
ンツデータの利用者数に関する情報を電子コンテンツデ
ータごとに記憶する。利用者数情報記憶部404は、た
とえば、図2に示したRAM203、HD205、FD
207によってその機能を実現することができる。
【0047】貸出制限数情報記憶部405は、電子コン
テンツデータを同時に貸出できる貸出制限数に関する情
報を、電子コンテンツデータごとに記憶する。貸出制限
数情報記憶部405は、たとえば、図2に示したRAM
203、HD205、FD207によってその機能を実
現することができる。
【0048】予約利用者情報記憶部406は、予約に関
する情報を記憶する。予約に関する情報は、利用者から
の予約申込を受けた際の、予約申込にかかる電子コンテ
ンツデータおよび予約申込をした利用者に関する情報で
ある。予約利用者情報記憶部406は、たとえば、図2
に示したRAM203、HD205、FD207によっ
てその機能を実現することができる。
【0049】受信部407は、インターネットなどのネ
ットワーク100を介してインターネットユーザ101
や携帯情報機器ユーザ102から送信された貸出要求情
報を受信する。受信部407は、たとえば、図2に示し
たI/F211によってその機能を実現することができ
る。
【0050】比較部408は、受信部407が受信した
貸出要求情報にかかる電子コンテンツデータに関して、
利用者数情報記憶部404に記憶されている利用者数に
関する情報に含まれる利用者数と、貸出制限数情報記憶
部405に記憶されている貸出制限数に関する情報に含
まれる貸出制限数とを比較する。比較部408は、たと
えば、図2に示したROM202、RAM203、HD
205などに記憶されたプログラムをCPU201が実
行することによってその機能を実現することができる。
【0051】判定部409は、比較部408による比較
の結果、利用者数が貸出制限数に達していない場合には
受信部407が受信した貸出要求を有効と判定するとと
もに、利用者数が貸出制限数に達している場合に受信部
407が受信した貸出要求を無効と判定する。判定部4
09は、たとえば、図2に示したROM202、RAM
203、HD205などに記憶されたプログラムをCP
U201が実行することによってその機能を実現するこ
とができる。
【0052】送信部410は、受信部407が受信した
貸出要求情報にかかる電子コンテンツデータと、受信部
407が受信した貸出要求情報にかかる電子コンテンツ
データに対応する復号化情報と、復号化プログラム記憶
部403に記憶されている復号化プログラムを、判定部
409が有効と判定した場合に、インターネットなどの
ネットワーク100を介してインターネットユーザ10
1や携帯情報機器ユーザ102へ送信する。送信部41
0は、たとえば、図2に示したI/F211によってそ
の機能を実現することができる。
【0053】第1書換部411は、判定部409が有効
と判定した場合に、受信部407が受信した貸出要求情
報にかかる電子コンテンツデータの利用者数の値を、一
つ加算するように、利用者数情報記憶手段に記憶された
利用者数に関する情報を、書き換える。第1書換部41
1は、たとえば、図2に示したROM202、RAM2
03、HD205などに記憶されたプログラムをCPU
201が実行することによってその機能を実現すること
ができる。
【0054】貸出期間記憶部412は、送信部410が
送信した電子コンテンツデータの貸出期間を記憶する。
貸出期間記憶部412は、たとえば、図2に示したRA
M203、HD205、FD207によってその機能を
実現することができる。
【0055】計時部413は、送信部410が送信した
時点を起算点として、電子コンテンツデータの貸出期間
を計時する。計時部413は、たとえば、図2に示した
ROM202、RAM203、HD205などに記憶さ
れたプログラムをCPU201が実行することによって
その機能を実現することができる。
【0056】返却受信部414は、インターネットなど
のネットワーク100を介してインターネットユーザ1
01や携帯情報機器ユーザ102から送信された返却情
報を受信する。返却受信部414は、たとえば、図2に
示したI/F211によってその機能を実現することが
できる。
【0057】第2書換部415は、計時部413による
計時の結果、貸出期間が経過したと判断した場合に、受
信部407が受信した貸出要求情報にかかる電子コンテ
ンツデータの利用者数の値を、一つ減算するように、利
用者数情報記憶手段に記憶された利用者数に関する情報
を書き換える。
【0058】また、返却受信部414が返却情報を受信
した場合に、返却情報にかかる電子コンテンツデータの
利用者数の値を、一つ減算するように、利用者数情報記
憶手段に記憶された利用者数に関する情報を書き換え
る。第2書換部415は、たとえば、図2に示したRO
M202、RAM203、HD205などに記憶された
プログラムをCPU201が実行することによってその
機能を実現することができる。
【0059】無効通知部416は、判定部409が無効
と判定した場合に、その旨をインターネットなどのネッ
トワーク100を介してインターネットユーザ101や
携帯情報機器ユーザ102へ送信する。無効通知部41
6は、たとえば、図2に示したI/F211によってそ
の機能を実現することができる。
【0060】予約案内通知部417は、判定部409が
無効と判定した場合に、貸出の予約をするか否かの旨を
インターネットなどのネットワーク100を介してイン
ターネットユーザ101や携帯情報機器ユーザ102へ
送信する。予約案内通知部417は、たとえば、図2に
示したI/F211によってその機能を実現することが
できる。
【0061】予約申込受信部418は、インターネット
などのネットワーク100を介してインターネットユー
ザ101や携帯情報機器ユーザ102から送信された予
約申込情報を受信する。予約申込受信部418は、たと
えば、図2に示したI/F211によってその機能を実
現することができる。
【0062】復号停止情報入力部419は、電子コンテ
ンツデータ貸出装置400の操作者により復号化停止情
報が入力される。復号停止情報入力部419は、たとえ
ば、図2に示したキーボード209やポインティングデ
バイス210によってその機能を実現することができ
る。
【0063】復号停止情報送信部420は、復号停止情
報入力部419によって入力された復号停止情報を、イ
ンターネットなどのネットワーク100を介してインタ
ーネットユーザ101や携帯情報機器ユーザ102へ送
信する。インターネットユーザ101や携帯情報機器ユ
ーザ102は、復号停止情報を受信すると、復号停止情
報にかかる電子コンテンツデータの復号化をおこなわな
くなる。
【0064】このようにすることによって、貸出にとも
なう利用料金の支払いがなされないなど、電子コンテン
ツデータを貸出しておくことに問題が生じた場合に、復
号化をおこなわなくさせることにより、電子コンテンツ
データを利用できなくさせることができる。復号停止情
報送信部420は、たとえば、図2に示したI/F21
1によってその機能を実現することができる。
【0065】利用者情報記憶部421は、電子コンテン
ツデータの利用者に関する情報を記憶する。利用者情報
記憶部421は、たとえば、図2に示したRAM20
3、HD205、FD207によってその機能を実現す
ることができる。
【0066】(貸出要求装置の機能的構成)図5は、こ
の発明の本実施の形態にかかる電子コンテンツデータ貸
出システムのうち、貸出要求装置の機能的構成を示す説
明図(ブロック図)である。図5のブロック図におい
て、貸出要求装置500は、受信部501と、送信部5
02と、電子コンテンツデータ記憶部503と、復号化
情報記憶部504と、復号化プログラム記憶部505
と、復号化停止情報記憶部506と、貸出期間情報記憶
部507と、貸出要求入力部508と、予約申込入力部
509と、返却情報入力部510と、返却情報記憶部5
11と、コンテンツ起動処理部512と、計時部513
と、表示部514と、音声出力部515と、貸出要求結
果記憶部516と、電子コンテンツデータ削除部517
と、から構成される。
【0067】受信部501は、インターネットなどのネ
ットワーク100を介して電子コンテンツデータ貸出装
置400から送信された電子コンテンツデータ、復号化
情報、復号化プログラム、復号化停止情報を受信する。
受信部501は、たとえば、図2に示したI/F211
や、図3に示したI/F309によってその機能を実現
することができる。
【0068】送信部502は、インターネットなどのネ
ットワーク100を介して電子コンテンツデータ貸出装
置400へ、貸出要求情報、予約申込情報、返却情報を
送信する。送信部502は、たとえば、図2に示したI
/F211や、図3に示したI/F309によってその
機能を実現することができる。
【0069】電子コンテンツデータ記憶部503は、イ
ンターネットなどのネットワーク100を介して電子コ
ンテンツデータ貸出装置400から送信された電子コン
テンツデータを記憶する。電子コンテンツデータ記憶部
503は、たとえば、図2に示したRAM203、HD
205、FD207や、図3に示したRAM303、フ
ラッシュメモリ305によってその機能を実現すること
ができる。
【0070】復号化情報記憶部504は、インターネッ
トなどのネットワーク100を介して電子コンテンツデ
ータ貸出装置400から送信された復号化情報を記憶す
る。復号化情報記憶部504は、たとえば、図2に示し
たRAM203、HD205、FD207や、図3に示
したRAM303、フラッシュメモリ305によってそ
の機能を実現することができる。
【0071】復号化プログラム記憶部505は、インタ
ーネットなどのネットワーク100を介して電子コンテ
ンツデータ貸出装置400から送信された復号化プログ
ラムを記憶する。復号化プログラム記憶部505は、た
とえば、図2に示したRAM203、HD205、FD
207や、図3に示したRAM303、フラッシュメモ
リ305によってその機能を実現することができる。
【0072】復号化停止情報記憶部506は、インター
ネットなどのネットワーク100を介して電子コンテン
ツデータ貸出装置400から送信された復号化停止情報
を記憶する。復号化停止情報記憶部506は、たとえ
ば、図2に示したRAM203、HD205、FD20
7や、図3に示したRAM303、フラッシュメモリ3
05によってその機能を実現することができる。
【0073】貸出期間情報記憶部507は、貸出期間に
関する情報を記憶する。貸出期間に関する情報は、貸出
要求情報の一部として貸出要求入力部508に入力され
る。貸出期間情報記憶部507は、たとえば、図2に示
したRAM203、HD205、FD207や、図3に
示したRAM303、フラッシュメモリ305によって
その機能を実現することができる。
【0074】貸出要求入力部508は、貸出要求装置5
00の操作者により貸出要求情報が入力される。入力さ
れた貸出要求情報は、送信部502により、インターネ
ットなどのネットワーク100を介して、電子コンテン
ツデータ貸出装置400へ送信される。貸出要求入力部
508は、たとえば、図2に示したキーボード209、
ポインティングデバイス210や、図3に示したキーボ
ード307、ポインティングデバイス308によってそ
の機能を実現することができる。
【0075】予約申込入力部509は、貸出要求装置5
00の操作者により予約申込情報が入力される。入力さ
れた予約申込情報は、送信部502により、インターネ
ットなどのネットワーク100を介して、電子コンテン
ツ貸出装置400へ送信される。予約申込入力部509
は、たとえば、図2に示したキーボード209、ポイン
ティングデバイス210や、図3に示したキーボード3
07、ポインティングデバイス308によってその機能
を実現することができる。
【0076】返却情報入力部510は、貸出要求装置5
00の操作者により返却情報が入力される。入力された
返却情報は、送信部502により、インターネットなど
のネットワーク100を介して電子コンテンツデータ貸
出装置400へ送信される。返却情報入力部510は、
たとえば、図2に示したキーボード209、ポインティ
ングデバイス210や、図3に示したキーボード30
7、ポインティングデバイス308によってその機能を
実現することができる。
【0077】返却情報記憶部511は、インターネット
などのネットワーク100を介して電子コンテンツデー
タ貸出装置400へ送信された返却情報を記憶する。返
却情報記憶部511は、たとえば、図2に示したRAM
203、HD205、FD207や、図3に示したRA
M303、フラッシュメモリ305によってその機能を
実現することができる。
【0078】コンテンツ起動処理部512は、電子コン
テンツデータ記憶部503に記憶された電子コンテンツ
データを、復号化情報記憶部504に記憶された復号化
情報を用いて、復号化プログラム記憶部505に記憶さ
れた復号化プログラムに定められた手順に従い復号化
し、表示部514に表示、または音声出力部515に出
力する。
【0079】コンテンツ起動処理部512は、たとえ
ば、図2に示したROM202、RAM203、HD2
05などに記憶されたプログラムをCPU201が実行
することによって、または、図3に示したROM30
2、RAM303、フラッシュメモリ305などに記憶
されたプログラムをCPU301が実行することによっ
て、その機能を実現することができる。
【0080】計時部513は、受信部501が受信した
時点を起算点として、電子コンテンツデータの貸出期間
を計時する。すなわち、電子コンテンツデータが受信さ
れると内臓のタイマーを始動し、貸出期間までの時間を
カウントする。計時部513は、たとえば、図2に示し
たROM202、RAM203、HD205などに記憶
されたプログラムをCPU201が実行することによっ
て、または、図3に示したROM302、RAM30
3、フラッシュメモリ305などに記憶されたプログラ
ムをCPU301が実行することによって、その機能を
実現することができる。
【0081】表示部514は、復号化された電子コンテ
ンツデータを表示する。表示部514は、たとえば、図
2に示したディスプレイ208や図3に示したディスプ
レイ306によってその機能を実現することができる。
【0082】音声出力部515は、復号化された電子コ
ンテンツデータの音声情報を出力する。音声出力部51
5は、たとえば、図2に示したスピーカ212や図3に
示したスピーカ310によってその機能を実現すること
ができる。
【0083】貸出要求結果記憶部516は、インターネ
ットなどのネットワーク100を介して電子コンテンツ
データ貸出装置400から送信された貸出要求結果情報
を記憶する。貸出要求結果記憶部516は、たとえば、
図2に示したRAM203、HD205、FD207
や、図3に示したRAM303、フラッシュメモリ30
5によってその機能を実現することができる。
【0084】電子コンテンツデータ削除部517は、電
子コンテンツデータ記憶部503に記憶されている電子
コンテンツデータの内容を削除する。電子コンテンツデ
ータ削除部517は、たとえば、図2に示したROM2
02、RAM203、HD205などに記憶されたプロ
グラムをCPU201が実行することによってその機能
を実現することができる。
【0085】(電子コンテンツデータ貸出システムのデ
ータ内容)つぎに、この発明の本実施の形態にかかる電
子コンテンツデータ貸出装置における、利用者数情報記
憶部404、貸出制限数情報記憶部405、予約利用者
情報記憶部406、貸出期間記憶部412、利用者情報
記憶部421の内容となる情報を記憶する、データベー
ス(DB)の例を示す説明図である。図6は、利用者数
情報記憶部404、貸出制限数情報記憶部405、予約
利用者情報記憶部406の内容となる情報を記憶する、
DBの例を示す説明図である。
【0086】図6において、コンテンツ欄601の値
は、電子コンテンツデータごとのタイトルを示す。コン
テンツID欄602の値は、電子コンテンツデータごと
に一意に割り振られた番号を示す。貸出制限欄603の
値は、電子コンテンツデータごとに割り当てられた、同
時に利用できる利用者の上限数を示す。貸出中欄604
の値は、電子コンテンツデータごとの利用者の数を示
す。貸出可能欄605の値は、電子コンテンツデータご
との、新たな貸出をおこなうことができる利用者の数を
示す。貸出可能欄605に示される数は、貸出制限欄6
03に示される数から貸出中欄604に示される数を差
し引いた数となる。
【0087】予約待ち欄606の値は、電子コンテンツ
データの貸出の予約申込をした利用者の数を示す。予約
待ち利用者欄607の値は、電子コンテンツデータの貸
出の予約申込をした利用者のID番号を示す。このID
番号は、後述の、利用者ID欄703において割り振ら
れたID番号である。料金(週)欄608の値は、電子
コンテンツデータごとに割り当てられた、週単位での貸
出料金を示す。
【0088】料金(月)欄609の値は、電子コンテン
ツデータごとに割り当てられた、月単位での貸出料金を
示す。貸出料金の額は、人気の度合いなどにより電子コ
ンテンツデータごとに異なる。また、月単位での貸出料
金の方が、週単位での貸出料金よりも、まとまった期間
貸し出すこととなるため、低い価額となっている。
【0089】図7は、利用者情報記憶部421の内容と
なる情報を記憶する、DBの例を示す説明図である。図
7において、氏名欄701の値は、利用者ごとの氏名を
示す。住所欄702の値は、利用者ごとの住所を示す。
利用者ID欄703の値は、利用者ごとに割り振られた
ID番号を示す。
【0090】コンテンツ読取装置ID欄704の値は、
各利用者の貸出要求装置500に対して一意に割り振ら
れた番号を示す。料金徴収用クレジット番号欄705の
値は、貸出料金の決済をする際の、各利用者のクレジッ
トカードの番号を示す。パスワード欄706の値は、各
利用者の認証をおこなう際のパスワードを示す。
【0091】コンテンツID欄707の値は、各利用者
が利用している電子コンテンツデータの番号を示す。こ
の番号は、コンテンツID欄602において、一意に割
り振られた番号である。貸出期限欄708の値は、各利
用者が利用している電子コンテンツデータの貸出期限を
示す。
【0092】図8は、貸出期間記憶部412の内容とな
る情報を記憶する、DBの例を示す説明図である。図8
において、コンテンツID欄801の値は、貸出されて
いる電子コンテンツデータの番号を示す。この番号は、
コンテンツID欄602において、一意に割り振られた
番号である。
【0093】貸出先欄802の値は、貸出されている電
子コンテンツデータを利用している利用者の番号を示
す。この番号は、利用者ID欄703において、一意に
割り振られた番号である。貸出期限欄803の値は、貸
出されている電子コンテンツデータの貸出期限を示す。
【0094】(電子コンテンツデータ貸出システムの動
作手順)つぎに、この発明の本実施の形態にかかる電子
コンテンツデータ貸出システムの動作手順について説明
する。図9は、この発明の本実施の形態にかかる電子コ
ンテンツデータ貸出システムにおいて貸出要求がおこな
われる場合の貸出要求装置500の動作の内容を示すフ
ローチャートである。
【0095】図9のフローチャートにおいて、まず、貸
出要求入力部508に貸出要求情報の入力がされたか否
かを判断する(ステップS901)。ここで、貸出要求
情報が入力されるのを待って、入力された場合(ステッ
プS901:Yes)は、入力された貸出要求情報を電
子コンテンツデータ貸出装置400へインターネット1
00を経由して送信する(ステップS902)。
【0096】つづいて、インターネット100を経由し
て電子コンテンツデータ貸出装置400から貸出要求結
果情報を受信したか否かを判断する(ステップS90
3)。ここで、貸出要求結果情報を受信するのを待っ
て、受信した場合、受信した貸出要求結果情報を貸出要
求結果記憶部516に記憶(保存)する(ステップS9
04)。
【0097】貸出要求が有効の場合(ステップS90
5:Yes)、貸出要求結果情報に含まれる電子コンテ
ンツデータと、復号化情報と、復号化プログラムと、貸
出要求情報に含まれる貸出期間に関する情報とを、それ
ぞれ電子コンテンツデータ記憶部503、復号化情報記
憶部504、復号化プログラム記憶部505、貸出期間
情報記憶部507に保存し(ステップS906)、処理
を終了する。
【0098】貸出要求が無効の場合(ステップS90
5:No)、貸出要求結果情報に含まれる予約案内情報
を表示部514に表示する(ステップS907)。つづ
いて、予約ボタンが押されたか否かを判断する(ステッ
プS908)。予約ボタンが押された場合(ステップS
908:Yes)は、電子コンテンツデータ貸出装置4
00に、予約申込情報を送信し(ステップS910)、
処理を終了する。
【0099】予約ボタンが押されていない場合(ステッ
プS908:No)、予約しないボタンが押されたか否
かを判断する(ステップS909)。予約しないボタン
が押された場合(ステップS909:Yes)は、電子
コンテンツデータ貸出装置400に、予約申込をしない
旨の情報を送信し(ステップS911)、処理を終了す
る。
【0100】つづいて、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおいて貸出要求
がされる場合の電子コンテンツデータ貸出装置400の
動作手順について説明する。図10は、この発明の本実
施の形態にかかる電子コンテンツデータ貸出システムに
おいて貸出要求がされる場合の電子コンテンツデータ貸
出装置400の動作の内容を示すフローチャートであ
る。
【0101】図10のフローチャートにおいて、まず、
インターネット100を経由して貸出要求装置から貸出
要求情報を受信したか否かを判断する(ステップS10
01)。ここで、貸出要求情報を受信するのを待って、
受信した場合(ステップS1001:Yes)、比較部
408によって、受信した貸出要求情報にかかる電子コ
ンテンツデータの利用者数と貸出制限数とを比較する
(ステップS1002)。
【0102】比較した結果から、利用者数が貸出制限数
に達していないか否かにより貸出要求が有効か無効か
を、判定部409によって判断する(ステップS100
3)。利用者数が貸出制限数に達していない場合には、
貸出要求を判定部409が有効と判断し(ステップS1
003:Yes)、貸出要求情報にかかる電子コンテン
ツデータに関する利用者数が1つ加算されるように利用
者数に関する情報を第1書換部411によって書換え
(ステップS1004)、貸出要求情報にかかる電子コ
ンテンツデータと復号化情報、復号化プログラムを貸出
要求装置500へ送信する(ステップS1005)。
【0103】利用者数が貸出制限数に達している場合に
は、貸出要求が無効と判定部409が判断し(ステップ
S1003:No)、貸出要求が無効である旨と、予約
案内情報を貸出要求装置500へ送信する(ステップS
1006)。つづいて、インターネット100を経由し
て貸出要求装置500から予約案内に対する応答を受信
したか否かを判断する(ステップS1007)。ここ
で、応答を受信するのを待って、受信した場合、受信し
た応答が、貸出予約をしない旨の内容である場合(ステ
ップS1008:No)、処理を終了する。
【0104】一方、受信した応答が貸出予約申込である
場合(ステップS1008:Yes)、予約内容を予約
利用者情報記憶部406へ登録し(ステップS100
9)、処理を終了する。
【0105】つづいて、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおける貸出期間
経過に関する電子コンテンツデータ貸出装置400の動
作手順について説明する。図11は、この発明の本実施
の形態にかかる電子コンテンツデータ貸出システムにお
ける貸出期間経過に関する電子コンテンツデータ貸出装
置400の動作の内容を示すフローチャートである。
【0106】図11のフローチャートにおいて、まず、
計時部413によって、電子コンテンツデータの貸出期
間が経過したか否かを判断する(ステップS110
1)。ここで、貸出期間が経過(満了)するのを待っ
て、経過した場合(ステップS1101:Yes)、貸
出期間が経過した電子コンテンツデータに関する利用者
数が1つ減算されるように利用者数に関する情報を第2
書換部415が書換える(ステップS1102)。
【0107】つづいて、貸出期間が経過した電子コンテ
ンツデータにかかる、予約利用者に関する情報が、予約
利用者情報記憶部406へ登録されているか否かを判断
する(ステップS1103)。登録されていない場合に
は(ステップS1103:No)、処理を終了する。登
録されている場合には(ステップS1103:Ye
s)、予約利用者の貸出要求装置500に、電子コンテ
ンツデータと復号化情報、復号化プログラムを送信し
(ステップS1104)、利用者数が1つ加算されるよ
うに利用者数に関する情報を第1書換部411が書換え
(ステップS1105)、処理を終了する。
【0108】つづいて、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおける電子コン
テンツデータの返却に関する電子コンテンツデータ貸出
装置400の動作手順について説明する。図12は、こ
の発明の本実施の形態にかかる電子コンテンツデータ貸
出システムにおける電子コンテンツデータの返却に関す
る電子コンテンツデータ貸出装置400の動作の内容を
示すフローチャートである。
【0109】図12のフローチャートにおいて、まず、
インターネット100を経由して貸出要求装置500か
ら返却情報を受信したか否かを判断する(ステップS1
201)。ここで、返却情報を受信したかを待って、受
信した場合(ステップS1201:Yes)、受信した
返却情報にかかる電子コンテンツデータに関する利用者
数が1つ減算されるように利用者数に関する情報を第2
書換部415が書換える(ステップS1202)。
【0110】つづいて、返却情報にかかる電子コンテン
ツデータに関する、予約利用者に関する情報が、予約利
用者情報記憶部406へ登録されているか否かを判断す
る(ステップS1203)。登録されていない場合には
(ステップS1203:No)、処理を終了する。登録
されている場合には(ステップS1203:Yes)、
返却情報にかかる電子コンテンツデータに関する、予約
利用者に関する情報から指定される貸出要求装置500
に、電子コンテンツデータと復号化情報、復号化プログ
ラムを送信し(ステップS1204)、利用者数が1つ
加算されるように利用者数に関する情報を第1書換部4
11が書換え(ステップS1205)、処理を終了す
る。
【0111】つづいて、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおける電子コン
テンツデータの復号化停止要求に関する電子コンテンツ
データ貸出装置400の動作手順について説明する。図
13は、この発明の本実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムにおける電子コンテンツデータの
復号化停止要求に関する電子コンテンツデータ貸出装置
400の動作の内容を示すフローチャートである。
【0112】図13のフローチャートにおいて、まず、
復号停止情報入力部419に復号化停止要求情報が入力
されたか否かを判断する(ステップS1301)。ここ
で、復号化停止要求情報が入力されるのを待って、入力
された場合(ステップS1301:Yes)は、入力さ
れた復号化停止要求情報にかかる貸出要求装置500へ
インターネット100を経由して復号化停止要求情報を
送信し(ステップS1302)、入力された復号化停止
要求情報にかかる電子コンテンツデータに関する利用者
数が1つ減算されるように利用者数に関する情報を第2
書換部415が書換える(ステップS1303)。
【0113】つぎに、復号化停止要求情報にかかる電子
コンテンツデータに関する、予約利用者に関する情報
が、予約利用者情報記憶部406へ登録されているか否
かを判断する(ステップS1304)。登録されていな
い場合には(ステップS1304:No)、処理を終了
する。
【0114】登録されている場合には(ステップS13
04:Yes)、予約利用者の貸出要求装置500に、
電子コンテンツデータと復号化情報、復号化プログラム
を送信し(ステップS1305)、利用者数が1つ加算
されるように利用者数に関する情報を第1書換部411
が書換え(ステップS1306)、処理を終了する。
【0115】つづいて、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおける返却に関
する貸出要求装置500の動作手順について説明する。
図14は、この発明の本実施の形態にかかる電子コンテ
ンツデータ貸出システムにおける返却に関する貸出要求
装置500の動作の内容を示すフローチャートである。
【0116】図14のフローチャートにおいて、まず、
返却情報入力部510に返却情報が入力されたか否かを
判断する(ステップS1401)。ここで、返却情報が
入力されるのを待って、入力された場合(ステップS1
401:Yes)は、入力された返却情報を電子コンテ
ンツデータ貸出装置400へインターネット100を経
由して送信する(ステップS1402)。つぎに、返却
情報を返却情報記憶部511へ保存し(ステップS14
03)、返却情報にかかる電子コンテンツデータの内容
を電子コンテンツデータ記憶部503から削除し(ステ
ップS1404)、処理を終了する。
【0117】つづいて、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおけるコンテン
ツの利用に関する貸出要求装置500の動作手順につい
て説明する。図15は、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおけるコンテン
ツの利用に関する貸出要求装置500の動作の内容を示
すフローチャートである。
【0118】図15のフローチャートにおいて、まず、
インターネット100を経由して電子コンテンツデータ
貸出装置400から復号化停止情報を受信した記録が復
号化停止情報記憶部506にあるか否かを判断する(ス
テップS1501)。受信した記録がある場合には(ス
テップS1501:Yes)、電子コンテンツデータの
内容を電子コンテンツデータ記憶部503から削除し
(ステップS1502)、処理を終了する。
【0119】ステップS1501において、受信した記
録がない場合には(ステップS1501:No)、電子
コンテンツデータの貸出期間が経過していないかを、貸
出期間情報記憶部507に記憶されている貸出期間に関
する情報を参照して、計時部513が判断する(ステッ
プS1503)。
【0120】貸出期間が経過(満了)している場合には
(ステップS1503:Yes)、電子コンテンツデー
タの内容を電子コンテンツデータ記憶部503から削除
し(ステップS1502)、処理を終了する。経過して
いない場合には(ステップS1503:No)、電子コ
ンテンツデータを返却した記録があるか否かを、返却情
報記憶部511を参照して判断する(ステップS150
4)。返却した記録がある場合には(ステップS150
4:Yes)、処理を終了する。一方、返却した記録が
ない場合には(ステップS1504:No)、電子コン
テンツデータを復号し(ステップS1505)、表示部
514へ表示(音声データの場合は音声出力部515へ
音声出力)をおこなう(ステップS1506)。
【0121】(貸出要求装置の画面の例)つぎに、貸出
要求装置500における貸出要求情報の入力の際の入力
画面の内容の例について説明する。図16は、この発明
の本実施の形態にかかる電子コンテンツデータ貸出シス
テムにおけるコンテンツ選択画面の一例を示す説明図で
ある。
【0122】コンテンツ選択画面1600は、インター
ネット上の所定のアドレス上のホームページとして登録
されており、その画面をダウンロードすることによっ
て、図16に示すようなコンテンツ選択画面を表示する
ことができる。
【0123】図16に示すコンテンツ選択画面1600
においては、コンテンツの一覧が表示される。ボタン1
601により、表示するコンテンツの種類を選択するこ
とができる。ここでは、コンテンツの種類として、「書
籍」が選ばれている。「ビデオ」を選択すると、図17
に示すコンテンツ選択画面1700が表示される。タイ
トル欄1602には、コンテンツ(書籍)のタイトルが
一覧で表示される。
【0124】著者欄1603には、各コンテンツ(書
籍)の著者名が表示される。前頁ボタン1604および
次頁ボタン1605により一画面中に表示しきれない他
のコンテンツ(書籍)の一覧画面を表示することができ
る。表示されている一覧の中に利用したいコンテンツが
ある場合、そのタイトルの並びにある借りるボタン16
06を押下する。借りるボタン1606を押下すると、
図18に示す、貸出要求情報入力画面が表示される。
【0125】図17は、コンテンツ選択画面1700の
ボタン1701にて「ビデオ」を選んだ場合に表示され
るコンテンツ選択画面である。タイトル欄1702に
は、コンテンツ(ビデオ)のタイトルが一覧で表示され
る。前頁ボタン1703および次頁ボタン1704によ
り一画面中に表示しきれない他のコンテンツ(ビデオ)
の一覧画面を表示することができる。表示されている一
覧の中に利用したいコンテンツがある場合、そのタイト
ルの並びにある借りるボタン1705を押下する。借り
るボタン1705を押下すると、図18に示す、貸出要
求情報入力画面が表示される。
【0126】図18は、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおける貸出要求
情報入力画面の一例を示す説明図である。図18に示す
貸出要求情報入力画面1800においては、コンテンツ
名欄1801に選択したコンテンツのタイトル、利用者
名欄1802に利用者名、Eメール欄1803にEメー
ルアドレス、利用期間欄1804に貸出期間を入力す
る。キャンセルボタン1805を押下した場合は、図1
8の画面がクローズされる。
【0127】送信ボタン1806を押下することによ
り、入力した貸出要求情報が電子コンテンツデータ貸出
装置400へ送信される。貸出要求が有効である場合、
電子コンテンツデータ貸出システム400から受信した
電子コンテンツデータ、復号化情報、復号化プログラム
を保存し、図18の画面がクローズされる。貸出要求が
無効である場合、図19に示す、予約案内画面が表示さ
れる。
【0128】図19は、この発明の本実施の形態にかか
る電子コンテンツデータ貸出システムにおける予約案内
画面の一例を示す説明図である。図19に示す予約案内
画面1900においては、コンテンツ名欄1901に貸
出要求をしたコンテンツのタイトルが表示され、メッセ
ージ欄1902に貸出要求をしたコンテンツの利用状況
と予約を促すメッセージが表示され、さらに『予約す
る』ボタン1903、『予約しない』ボタン1904が
表示される。
【0129】予約するボタン1903を押下した場合、
予約申込情報が電子コンテンツデータ貸出装置400へ
送信され、予約案内画面1900および貸出要求情報入
力画面1800がクローズする。予約しないボタン19
04を押下した場合、予約申込をしない旨の情報が電子
コンテンツデータ貸出装置400へ送信され、予約案内
画面1900および貸出要求情報入力画面1800がク
ローズする。
【0130】なお、予約案内画面1900においては、
画面をクローズするボタンが表示されない。電子コンテ
ンツデータ貸出装置400へ予約申込情報もしくは予約
申込をしない旨の情報を送信しなければ、予約案内画面
1900を閉じることはできない。
【0131】つぎに、貸出要求装置500におけるコン
テンツ起動処理の際の操作画面の内容の例について説明
する。図20は、この発明の本実施の形態にかかる電子
コンテンツデータ貸出システムにおけるコンテンツ起動
処理画面の一例を示す説明図である。
【0132】電子コンテンツデータ貸出装置から送信さ
れた電子コンテンツデータ、復号化情報、復号化プログ
ラムを用いてコンテンツ起動処理をおこなうことにより
図20に示すようなコンテンツ起動処理画面2000が
表示される。
【0133】図20に示すコンテンツ起動処理画面20
00においては、コンテンツ名欄2001にコンテンツ
のタイトル、メッセージ欄2002にコンテンツの貸出
期限、さらに利用ボタン2003、返却ボタン200
4、キャンセルボタン2005が表示される。
【0134】キャンセルボタン2005を押下すると、
コンテンツ起動処理画面2000がクローズし、利用ボ
タン2003を押下すると、コンテンツの内容が表示
(音声の場合は音声が出力)される。返却ボタン200
4を押下した場合、電子コンテンツデータ貸出装置40
0に返却情報が送信され、コンテンツ起動処理画面20
00がクローズする。
【0135】つぎに、貸出期間を経過した場合の貸出要
求装置500におけるコンテンツ起動処理の際の操作画
面の内容の例について説明する。図21は、この発明の
本実施の形態にかかる電子コンテンツデータ貸出システ
ムにおける貸出期間を経過した場合のコンテンツ起動処
理画面の一例を示す説明図である。
【0136】電子コンテンツデータ貸出装置から送信さ
れた電子コンテンツデータ、復号化情報、復号化プログ
ラムを用いてコンテンツ起動処理をおこなうと、貸出期
間が経過している場合には図21に示すような貸出期間
経過画面2100が表示される。
【0137】図21に示す貸出期間経過画面2100に
おいては、コンテンツ名欄2101にコンテンツのタイ
トル、メッセージ欄2102に貸出期間が経過した旨の
メッセージ、が表示され、さらに閉じるボタン2103
が表示される。閉じるボタン2103を押下すると、貸
出期間経過画面2100がクローズする。
【0138】つぎに、コンテンツ起動処理画面2000
にて返却ボタン2004を押下した後、再度、おなじ電
子コンテンツデータに関してコンテンツ起動処理をおこ
なった場合の操作画面の内容の例について説明する。コ
ンテンツ起動処理画面2000にて返却ボタン2004
を押下した場合、再度、おなじ電子コンテンツデータに
関してコンテンツ起動処理をおこなうと、図22に示す
ような返却済画面が表示される。
【0139】図22に示す返却済画面2200において
は、コンテンツ名欄2201にコンテンツのタイトル、
メッセージ欄2202に返却済である旨のメッセージが
表示され、さらに閉じるボタン2203が表示される。
閉じるボタン2203を押下すると、返却済画面220
0がクローズする。
【0140】つぎに、電子コンテンツデータ貸出装置4
00から復号化停止情報を受信した場合に、その復号化
停止情報にかかる電子コンテンツデータに関してコンテ
ンツ起動処理をおこなった際の、操作画面の内容の例に
ついて説明する。電子コンテンツデータ貸出装置400
から復号化停止情報を受信した場合、その復号化停止情
報にかかる電子コンテンツデータに関してコンテンツ起
動処理をおこなうと、図23に示すような復号化停止画
面が表示される。
【0141】図23に示す復号化停止画面2300にお
いては、コンテンツ名欄2301にコンテンツのタイト
ル、メッセージ欄2303に利用ができない旨のメッセ
ージが表示され、さらに閉じるボタン2304が表示さ
れる。閉じるボタン2304を押下すると、復号化停止
画面2300がクローズする。
【0142】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、受信部407がインターネット100などのネット
ワークを介して貸出要求装置500から送信された貸出
要求情報を受信し、比較部408が貸出要求情報にかか
る電子コンテンツデータに対応する利用者数と貸出制限
数とを比較し、比較部408によって比較された結果、
利用者数が貸出制限数に達していない場合には判定部4
09が貸出要求を有効と判定するとともに利用者数が貸
出制限数に達してる場合には判定部409が貸出要求を
無効と判定し、貸出要求が有効の場合は、利用者数の値
を一つ加算するように利用者数に関する情報を書き換え
た上で電子コンテンツデータと復号化情報および復号化
プログラムを貸出要求装置500へ送信し、貸出要求が
無効の場合は、その旨を貸出要求装置500に通知す
る。
【0143】そのため、要求のあった電子コンテンツデ
ータの利用者数が貸出制限数に達していない場合は電子
コンテンツデータを貸出要求装置へ送信することにより
貸出をおこなうが、貸出制限数に達している場合は、貸
出要求無効の通知を貸出要求装置に送り、貸出をおこな
わないようにすることができ、これによって、書籍やビ
デオカセットなどでおこなわれている貸出と同様のこと
を、電子コンテンツデータについて、ライセンス契約に
定められた利用者制限数を超えて利用されたり、ライセ
ンス契約に定められたインストールの制限数を超えた装
置にインストールされることなく、おこなうことができ
る。
【0144】また、電子コンテンツデータは、各々異な
る暗号化がされており、電子コンテンツデータごとの復
号化情報を用いて復号化をおこなうようにするため、第
三者の手に電子コンテンツデータが渡ることがあったと
しても、その利用をできないようにすることができ、ま
た、ある電子コンテンツデータの復号化情報を別の電子
コンテンツデータの復号に流用できないようにすること
ができ、これによって、ライセンス契約に定められた利
用者制限数を超えて利用されることなく、書籍やビデオ
カセットなどでおこなわれている貸出と同様のことを、
電子コンテンツデータについて、おこなうことができ
る。
【0145】また、電子コンテンツデータは、復号化の
際、復号化プログラムを用いて復号化をおこなうことか
ら、復号化処理をおこなうに際しての条件を加えたり、
利用が終了した電子コンテンツデータを貸出要求装置か
ら削除するなど、状況に応じた処理をおこなうことが可
能となり、これによって、ライセンス契約に定められた
利用者制限数を超えて利用されたり、ライセンス契約に
定められたインストールの制限数を超えた装置にインス
トールされることなく、書籍やビデオカセットなどでお
こなわれている貸出と同様のことを、電子コンテンツデ
ータについて、おこなうことができる。
【0146】また、貸出要求情報には貸出期間に関する
情報が含まれており、コンテンツ起動処理部512が、
貸出期間に関する情報に基づいて復号化をおこない、電
子コンテンツデータ削除部517が、コンテンツ起動処
理部512からの情報に基づき、電子コンテンツデータ
の内容を電子コンテンツデータ記憶部503から削除す
ることから、貸出期間経過時に、貸出要求装置において
電子コンテンツデータを利用できないようにすることが
でき、一方、計時部413が、貸出期間に関する情報に
基づいて、貸出期間の残りの時間を計時し、貸出期間が
経過した場合に、その電子コンテンツデータについての
利用が終了したものとみなし、利用者数の値を一つ減算
するように利用者数に関する情報を書き換える。
【0147】それによって、利用者数の値が貸出制限数
を下回ることから、その分のライセンスを他の利用者に
割り当てることが可能となり、これによって、ライセン
ス契約に定められた利用者制限数を超えて利用された
り、ライセンス契約に定められたインストールの制限数
を超えた装置にインストールされることなく、書籍やビ
デオカセットなどでおこなわれている貸出と同様のこと
を、電子コンテンツデータについて、おこなうことがで
きる。
【0148】また、返却情報入力部510に返却情報が
入力された場合、電子コンテンツデータ削除部517
が、電子コンテンツデータの内容を電子コンテンツデー
タ記憶部503から削除し、コンテンツ起動処理部51
2が復号化をおこなわないようになることから貸出要求
装置において電子コンテンツデータを利用できなくな
り、一方、返却受信部414が返却情報を受信した場
合、その電子コンテンツデータについての利用が終了し
たものとみなし、第2書換部415が利用者数の値を一
つ減算するように利用者数に関する情報を書き換える。
【0149】それによって、利用者数の値が貸出制限数
を下回ることから、その分のライセンスを他の利用者に
割り当てることが可能となり、これによって、ライセン
ス契約に定められた利用者制限数を超えて利用された
り、ライセンス契約に定められたインストールの制限数
を超えた装置にインストールされることなく、書籍やビ
デオカセットなどでおこなわれている貸出と同様のこと
を、電子コンテンツデータについて、おこなうことがで
きる。
【0150】また、復号停止情報送信部420により貸
出要求装置500へ復号停止情報が送信された場合、電
子コンテンツデータ削除部517が、コンテンツ起動処
理部512からの情報に基づき電子コンテンツデータの
内容を電子コンテンツデータ記憶部503から削除し、
コンテンツ起動処理部512が復号化をおこなわないよ
うになることから、貸出にともなう利用料金の支払いが
なされないなど、電子コンテンツデータを貸出しておく
ことに問題が生じた場合に、貸出要求装置において電子
コンテンツデータを利用できないようにすることが可能
となる。
【0151】一方、電子コンテンツデータ貸出装置40
0は、復号停止情報にかかる電子コンテンツデータにつ
いての利用が終了したものとみなし、第2書換部415
が利用者数の値を一つ減算するように利用者数に関する
情報を書き換えることができる。
【0152】それによって、利用者数の値が貸出制限数
を下回ることから、その分のライセンスを他の利用者に
割り当てることが可能となり、これによって、ライセン
ス契約に定められた利用者制限数を超えて利用された
り、ライセンス契約に定められたインストールの制限数
を超えた装置にインストールされることなく、書籍やビ
デオカセットなどでおこなわれている貸出と同様のこと
を、電子コンテンツデータについて、おこなうことがで
きる。
【0153】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電子コンテンツデータを貸し出す電子コンテンツデータ
貸出装置と一つまたは複数の貸出要求装置とがインター
ネットなどのネットワークによって接続された電子コン
テンツデータ貸出システムにおいて、前記電子コンテン
ツデータ貸出装置は、電子コンテンツデータ記憶手段
が、電子コンテンツデータを記憶し、利用者数情報記憶
手段が、前記電子コンテンツデータ記憶手段に記憶され
た電子コンテンツデータごとに利用者数に関する情報を
記憶し、貸出制限数情報記憶手段が、前記電子コンテン
ツデータごとに貸出制限数に関する情報を記憶し、受信
手段が、前記ネットワークを介して前記貸出要求装置か
ら送信された貸出要求情報を受信し、比較手段が、前記
受信手段によって受信された貸出要求情報にかかる電子
コンテンツデータに対応する前記利用者数と、前記貸出
制限数情報記憶手段に記憶された貸出制限数とを比較
し、判定手段が、前記比較手段によって比較された結
果、前記利用者数が前記貸出制限数に達していない場合
には前記貸出要求を有効と判定するとともに、前記利用
者数が前記貸出制限数に達している場合に前記貸出要求
を無効と判定し、貸出無効通知手段が、前記判定手段に
よって判定された結果、前記貸出要求が無効と判定され
た場合に、その旨を前記貸出要求装置に通知し、第1の
書換手段が、前記判定手段によって判定された結果、前
記貸出要求が有効と判定された場合に、利用者数の値を
一つ加算するように前記利用者数情報記憶手段に記憶さ
れた利用者数に関する情報を書き換え、送信手段が、前
記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が有
効と判定された場合に、前記受信手段によって受信され
た貸出要求情報にかかる前記電子コンテンツデータを前
記貸出要求装置へ送信する。
【0154】したがって、要求のあった電子コンテンツ
データの利用者数が貸出制限数に達していない場合は電
子コンテンツデータを貸出要求装置へ送信することによ
り貸出をおこなうが、貸出制限数に達している場合は、
貸出要求無効の通知を貸出要求装置に送り、貸出をおこ
なわないようにすることができる。
【0155】これによって、書籍やビデオカセットなど
でおこなわれている貸出と同様のことを、電子コンテン
ツデータについて、ライセンス契約に定められた利用者
制限数を超えて利用されたり、ライセンス契約に定めら
れたインストールの制限数を超えた装置にインストール
されることなくおこなうことが可能な、電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムを得られるという効果を
奏する。
【0156】また、つぎの発明によれば、前記電子コン
テンツデータが、コンテンツデータごとに異なる暗号化
処理によって暗号化されており、復号化情報記憶手段が
前記電子コンテンツデータを復号化するための復号化情
報を前記コンテンツデータごとに対応させて記憶し、前
記送信手段は、前記受信手段によって受信された貸出要
求情報にかかる電子コンテンツデータとともに、前記電
子コンテンツデータに対応する前記復号化情報を、前記
貸出要求装置へ送信するため、第三者の手に電子コンテ
ンツデータが渡ることがあったとしても、その利用をで
きないようにすることができ、また、電子コンテンツデ
ータごとに復号化情報が異なるため、ある電子コンテン
ツデータの復号化情報を別の電子コンテンツデータの復
号に流用できないようにすることができ、これによっ
て、ライセンス契約に定められた利用者制限数を超えて
利用されることなく、書籍やビデオカセットなどでおこ
なわれている貸出と同様に電子コンテンツデータについ
て貸出をおこなうことが可能な電子コンテンツデータ貸
出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コン
テンツデータ貸出方法およびその方法をコンピュータに
実行させるプログラムを得られるという効果を奏する。
【0157】また、つぎの発明によれば、前記送信手段
が、前記受信手段によって受信された貸出要求情報にか
かる電子コンテンツデータとともに、前記電子コンテン
ツデータに対応する前記復号化情報および前記復号化情
報を用いて復号化する復号化プログラムを、前記貸出要
求装置へ送信するため、復号化処理をおこなうに際して
の条件を加えたり、利用が終了した電子コンテンツデー
タを貸出要求装置から削除するなど、状況に応じた処理
をおこなうことが可能となり、これによって、ライセン
ス契約に定められた利用者制限数を超えて利用された
り、ライセンス契約に定められたインストールの制限数
を超えた装置にインストールされることなく、書籍やビ
デオカセットなどでおこなわれている貸出と同様に電子
コンテンツデータについて貸出をおこなうことが可能な
システムを提供することが可能な、電子コンテンツデー
タ貸出システムが得られるという効果を奏する。
【0158】また、つぎの発明によれば、前記貸出要求
情報には貸出期間に関する情報が含まれており、前記電
子コンテンツデータ貸出装置は、前記送信手段が前記電
子コンテンツデータを送信した時点を起算点として前記
貸出期間に関する情報に基づいて前記電子コンテンツデ
ータの貸出期間の残りの時間を計時手段が計時し、計時
した結果、前記電子コンテンツデータの貸出期間が経過
した場合に、前記電子コンテンツデータに対応する利用
者数の値を一つ減算するように前記利用者数情報記憶手
段に記憶された利用者数に関する情報を第2の書換手段
が書き換えるため、電子コンテンツデータ貸出装置が電
子コンテンツデータの利用期間を把握することができ、
利用期間が経過した時点で、その電子コンテンツデータ
についての利用が終了したものとみなし、その分のライ
センスを他の利用者に割り当てることが可能となり、こ
れによって、書籍やビデオカセットなどでおこなわれて
いる貸出と同様の貸出を、電子コンテンツデータについ
てライセンス契約に定められた利用者制限数を超えて利
用されることなく貸出をおこなうことが可能な電子コン
テンツデータ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出
装置、電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法を
コンピュータに実行させるプログラムが得られるという
効果を奏する。
【0159】また、つぎの発明によれば、前記貸出要求
情報には貸出期間に関する情報が含まれており、前記貸
出要求装置は、コンテンツ起動処理手段が、前記貸出期
間に関する情報に基づいて、前記復号化情報を用いた復
号化をおこなうため、貸出要求装置において、貸出期間
経過時に、復号化をおこなわないようにし、電子コンテ
ンツデータを利用できないようにすることができ、これ
によって、ライセンス契約に定められた利用者制限数を
超えて利用されることなく、書籍やビデオカセットなど
でおこなわれている貸出と同様のことを、電子コンテン
ツデータについておこなうことが可能な電子コンテンツ
データ貸出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、
電子コンテンツデータ貸出方法およびその方法をコンピ
ュータに実行させるプログラムが得られるという効果を
奏する。
【0160】また、つぎの発明によれば、前記電子コン
テンツデータ貸出装置が、さらに、返却受信手段が、前
記ネットワークを介して前記貸出要求装置から送信され
た返却情報を受信し、前記第2の書換手段が、前記返却
受信手段によって受信された返却情報に基づいて、前記
電子コンテンツデータに対応する利用者数の値を一つ減
算するように前記利用者数情報記憶手段に記憶された利
用者数に関する情報を書き換え、前記貸出要求装置は、
前記コンテンツ起動処理手段が、前記返却情報が送信さ
れたか否かを判断し、前記判断の結果、前記返却情報が
送信されている場合には、前記復号化情報を用いた復号
化をおこなわないため、貸出要求装置において、利用者
による返却操作がおこなわれた場合に電子コンテンツデ
ータを利用できないようにすることができ、また、貸出
要求装置において利用者による返却操作がおこなわれた
ときに、電子コンテンツデータ貸出装置は、その電子コ
ンテンツデータについての利用が終了したものとみな
し、その分のライセンスを他の利用者に割り当てること
が可能となり、これによって、ライセンス契約に定めら
れた利用者制限数を超えて利用されることなく、書籍や
ビデオカセットなどでおこなわれている貸出と同様に電
子コンテンツデータについて貸出をおこなうことが可能
な電子コンテンツデータ貸出システム、電子コンテンツ
データ貸出装置、電子コンテンツデータ貸出方法および
その方法をコンピュータに実行させるプログラムが得ら
れるという効果を奏する。
【0161】また、つぎの発明によれば、復号化停止情
報送信手段が、前記ネットワークを介して前記貸出要求
装置へ復号化を停止する復号化停止情報を送信し、前記
貸出要求装置は、前記コンテンツ起動処理手段が、前記
復号化停止情報送信手段によって送信された復号化停止
情報が受信されたか否かを判断し、前記判断の結果、前
記復号化停止情報が受信されている場合には、前記復号
化情報を用いた復号化をおこなわないため、貸出にとも
なう利用料金の支払いがなされないなど、電子コンテン
ツデータを貸出しておくことに問題が生じた場合に、復
号化をおこなわないようにすることにより、貸出要求装
置において電子コンテンツデータを利用できないように
することができ、これによって、ライセンス契約に定め
られた利用者制限数を超えて利用されることなく、書籍
やビデオカセットなどでおこなわれている貸出と同様に
電子コンテンツデータについて貸出をおこなうことが可
能な電子コンテンツデータ貸出システム、電子コンテン
ツデータ貸出装置、電子コンテンツデータ貸出方法およ
びその方法をコンピュータに実行させるプログラムが得
られるという効果を奏する。
【0162】また、つぎの発明によれば、前記電子コン
テンツデータ貸出装置が、前記判定手段によって判定さ
れた結果、前記貸出要求が無効と判定された場合に、貸
出の予約を受け付ける旨を前記貸出要求装置に予約案内
通知手段が通知し、前記予約案内通知手段によって通知
した通知内容に対する前記貸出要求装置からの予約申し
込みに関する情報を予約受け付け受信手段が受信し、前
記予約受け付け受信手段により予約申し込みに関する情
報を受信した場合に、前記貸出要求情報にかかる利用者
に関する情報を予約利用者に関する情報として予約利用
者情報登録手段が登録するため、貸出要求が無効となっ
た電子コンテンツデータに関して、その電子コンテンツ
データを利用している他の利用者が利用を終了したとき
に、予約者に優先的に提供することができ、これによっ
て、書籍やビデオカセットなどでおこなわれている貸出
と同様に電子コンテンツデータの貸出をおこなうことが
可能な電子コンテンツデータ貸出システム、電子コンテ
ンツデータ貸出装置、電子コンテンツデータ貸出方法お
よびその方法をコンピュータに実行させるプログラムが
得られるという効果を奏する。
【0163】また、つぎの発明によれば、前記電子コン
テンツデータが、書籍に関する情報、映画に関する情
報、または音楽に関する情報であるため、書籍に関する
情報、映画に関する情報、または音楽に関する情報を電
子コンテンツデータとして貸し出すことができ、これに
より、図書館、映画館、またはビデオレンタルショップ
の機能を実現することが可能な電子コンテンツデータ貸
出システム、電子コンテンツデータ貸出装置、電子コン
テンツデータ貸出方法およびその方法をコンピュータに
実行させるプログラムを得られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる電子コンテンツ
データ貸出システムの構成例を示す説明図である。
【図2】この発明の本実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムを構成する処理サーバ、ウェブサ
ーバおよびインターネットユーザ(の端末装置)のハー
ドウエア構成を示す説明図(ブロック図)である。
【図3】この発明の本実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムを構成する携帯情報機器のハード
ウエア構成を示す説明図(ブロック図)である。
【図4】この発明の本実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出装置を構成する携帯情報機器の機能的構成
を示す説明図(ブロック図)である。
【図5】この発明の実施の形態にかかる電子コンテンツ
データ貸出要求装置の機能的構成を示す説明図(ブロッ
ク図)である。
【図6】この発明の実施の形態にかかる電子コンテンツ
データ貸出システムのデータの構成例を示す説明図であ
る。
【図7】この発明の実施の形態にかかる電子コンテンツ
データ貸出システムのデータの構成例を示す説明図であ
る。
【図8】この発明の実施の形態にかかる電子コンテンツ
データ貸出システムのデータの構成例を示す説明図であ
る。
【図9】この発明の実施の形態にかかる電子コンテンツ
データ貸出システムの処理の手順を示すフローチャート
である。
【図10】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図11】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図12】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図13】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図14】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図15】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの処理の手順を示すフローチャー
トである。
【図16】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図17】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図18】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図19】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図20】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図21】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図22】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【図23】この発明の実施の形態にかかる電子コンテン
ツデータ貸出システムの貸出要求装置の画面の表示内容
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ネットワーク(インターネット) 101 インターネットユーザ 102 携帯情報機器ユーザ 103 ウェブサーバ 104 ファイアウォール 105 処理サーバ 201 CPU 202 ROM 203 RAM 204 HDD 205 HD 206 FDD 207 FD 208 ディスプレイ 209 キーボード 210 ポインティングデバイス 211 I/F 212 スピーカ 213 バス 301 CPU 302 ROM 303 RAM 304 メモリカードスロット 305 フラッシュメモリ 306 ディスプレイ 307 キーボード 308 ポインティングデバイス 309 I/F 310 スピーカ 311 バス 400 電子コンテンツデータ貸出装置 401 電子コンテンツデータ記憶部 402 復号化情報記憶部 403 復号化プログラム記憶部 404 利用者数情報記憶部 405 貸出制限数情報記憶部 406 予約利用者情報記憶部 407 受信部 408 比較部 409 判定部 410 送信部 411 第1書換部 412 貸出期間記憶部 413 計時部 414 返却受信部 415 第2書換部 416 無効通知部 417 予約案内通知部 418 予約申込受信部 419 復号停止情報入力部 420 復号停止情報送信部 500 貸出要求装置 501 受信部 502 送信部 503 電子コンテンツデータ記憶部 504 復号化情報記憶部 505 復号化プログラム記憶部 506 復号化停止情報記憶部 507 貸出期間情報記憶部 508 貸出要求入力部 509 予約申込入力部 510 返却情報入力部 511 返却情報記憶部 512 コンテンツ起動処理部 513 計時部 514 表示部 515 音声出力部 516 貸出要求結果記憶部 517 電子コンテンツデータ削除部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子コンテンツデータ貸出装置と一つま
    たは複数の貸出要求装置とがインターネットなどのネッ
    トワークによって接続され、前記電子コンテンツデータ
    貸出装置から接続された前記一つまたは複数の貸出要求
    装置へ電子コンテンツデータを貸し出す電子コンテンツ
    データ貸出システムにおいて、 前記電子コンテンツデータ貸出装置は、 電子コンテンツデータを記憶する電子コンテンツデータ
    記憶手段と、 前記電子コンテンツデータ記憶手段に記憶された電子コ
    ンテンツデータごとに利用者数に関する情報を記憶する
    利用者数情報記憶手段と、 前記電子コンテンツデータごとに貸出制限数に関する情
    報を記憶する貸出制限数情報記憶手段と、 前記ネットワークを介して前記貸出要求装置から送信さ
    れた貸出要求情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された貸出要求情報にかかる
    電子コンテンツデータに対応する前記利用者数と、前記
    貸出制限数情報記憶手段に記憶された貸出制限数とを比
    較する比較手段と、 前記比較手段によって比較された結果、前記利用者数が
    前記貸出制限数に達していない場合には前記貸出要求を
    有効と判定するとともに、前記利用者数が前記貸出制限
    数に達している場合に前記貸出要求を無効と判定する判
    定手段と、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    無効と判定された場合に、その旨を前記貸出要求装置に
    通知する貸出無効通知手段と、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    有効と判定された場合に、利用者数の値を一つ加算する
    ように前記利用者数情報記憶手段に記憶された利用者数
    に関する情報を書き換える第1の書換手段と、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    有効と判定された場合に、前記受信手段によって受信さ
    れた貸出要求情報にかかる前記電子コンテンツデータを
    前記貸出要求装置に送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子コンテンツデータ貸出シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記電子コンテンツデータは、コンテン
    ツデータごとに異なる暗号化処理によって暗号化されて
    おり、 前記電子コンテンツデータを復号化するための復号化情
    報を前記コンテンツデータごとに対応させて記憶する復
    号化情報記憶手段を備え、 前記送信手段は、前記受信手段によって受信された貸出
    要求情報にかかる電子コンテンツデータとともに、前記
    電子コンテンツデータに対応する前記復号化情報を、前
    記貸出要求装置に送信することを特徴とする請求項1に
    記載の電子コンテンツデータ貸出システム。
  3. 【請求項3】 前記送信手段は、前記受信手段によって
    受信された貸出要求情報にかかる電子コンテンツデータ
    とともに、前記電子コンテンツデータに対応する前記復
    号化情報および前記復号化情報を用いて復号化する復号
    化プログラムを、前記貸出要求装置に送信することを特
    徴とする請求項2に記載の電子コンテンツデータ貸出シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記貸出要求情報には貸出期間に関する
    情報が含まれており、 前記電子コンテンツデータ貸出装置は、 前記貸出期間に関する情報に基づいて、前記電子コンテ
    ンツデータの貸出期間の残りの時間を、前記送信手段が
    前記電子コンテンツデータを送信した時点を起算点とし
    て計時する計時手段と、 前記計時手段によって計時された結果、前記電子コンテ
    ンツデータの貸出期間が経過した場合に、前記電子コン
    テンツデータに対応する利用者数の値を一つ減算するよ
    うに前記利用者数情報記憶手段に記憶された利用者数に
    関する情報を書き換える第2の書換手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2または3に記載の電
    子コンテンツデータ貸出システム。
  5. 【請求項5】 前記貸出要求情報には貸出期間に関する
    情報が含まれており、 前記貸出要求装置は、 前記貸出期間に関する情報に基づいて、前記復号化情報
    を用いた復号化をおこなうコンテンツ起動処理手段を備
    えたことを特徴とする請求項2または3に記載の電子コ
    ンテンツデータ貸出システム。
  6. 【請求項6】 前記電子コンテンツデータ貸出装置は、 さらに、前記ネットワークを介して前記貸出要求装置か
    ら送信された返却情報を受信する返却受信手段を備え、 前記第2の書換手段が、前記返却受信手段によって受信
    された返却情報に基づいて、前記電子コンテンツデータ
    に対応する利用者数の値を一つ減算するように前記利用
    者数情報記憶手段に記憶された利用者数に関する情報を
    書き換え、 前記貸出要求装置は、 前記コンテンツ起動処理手段が、前記返却情報が送信さ
    れたか否かを判断し、前記判断の結果、前記返却情報が
    送信されている場合には、前記復号化情報を用いた復号
    化をおこなわないことを特徴とする請求項2または3に
    記載の電子コンテンツデータ貸出システム。
  7. 【請求項7】 前記電子コンテンツデータ貸出装置は、 前記ネットワークを介して前記貸出要求装置へ復号化を
    停止する復号化停止情報を送信する復号化停止情報送信
    手段を備え、 前記貸出要求装置は、 前記コンテンツ起動処理手段が、前記復号化停止情報送
    信手段によって送信された復号化停止情報が受信された
    か否かを判断し、前記判断の結果、前記復号化停止情報
    が受信されている場合には、前記復号化情報を用いた復
    号化をおこなわないことを特徴とする請求項2〜6のい
    ずれか一つに記載の電子コンテンツデータ貸出システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記電子コンテンツデータ貸出装置は、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    無効と判定された場合に、貸出の予約を受け付ける旨を
    前記貸出要求装置に通知する予約案内通知手段と、 前記予約案内通知手段によって通知した通知内容に対す
    る前記貸出要求装置からの予約申し込みに関する情報を
    受信する予約受け付け受信手段と、 前記予約受け付け受信手段により予約申し込みに関する
    情報を受信した場合に、前記貸出要求情報にかかる利用
    者に関する情報を予約利用者に関する情報として登録す
    る予約利用者情報登録手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つ
    に記載の電子コンテンツデータ貸出システム。
  9. 【請求項9】 前記電子コンテンツデータは、書籍に関
    する情報、映画に関する情報、または音楽に関する情報
    であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに
    記載の電子コンテンツデータ貸出システム。
  10. 【請求項10】 一つまたは複数の貸出要求装置とイン
    ターネットなどのネットワークによって接続され、接続
    された前記一つまたは複数の貸出要求装置へ電子コンテ
    ンツデータの貸出をおこなう電子コンテンツデータ貸出
    装置において、 電子コンテンツデータを記憶する電子コンテンツデータ
    記憶手段と、 前記電子コンテンツデータ記憶手段に記憶された電子コ
    ンテンツデータごとに利用者数に関する情報を記憶する
    利用者数情報記憶手段と、 前記電子コンテンツデータごとに当該電子コンテンツデ
    ータの貸出制限数に関する情報を記憶する貸出制限数情
    報記憶手段と、 前記ネットワークを介して前記貸出要求装置から送信さ
    れた貸出要求情報を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された貸出要求情報にかかる
    電子コンテンツデータに対応する前記利用者数と、前記
    貸出制限数情報記憶手段に記憶された貸出制限数とを比
    較する比較手段と、 前記比較手段によって比較された結果、前記利用者数が
    前記貸出制限数に達していない場合には前記貸出要求を
    有効と判定するとともに、前記利用者数が前記貸出制限
    数に達している場合には前記貸出要求を無効と判定する
    判定手段と、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    無効と判定された場合に、その旨を前記貸出要求装置に
    通知する貸出無効通知手段と、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    有効と判定された場合に、利用者数の値を一つ加算する
    ように前記利用者数情報記憶手段に記憶された利用者数
    に関する情報を書き換える第1の書換手段と、 前記判定手段によって判定された結果、前記貸出要求が
    有効と判定された場合に、前記受信手段によって受信さ
    れた貸出要求情報にかかる前記電子コンテンツデータを
    前記貸出要求装置へ送信する送信手段と、 を備えたことを特徴とする電子コンテンツデータ貸出装
    置。
  11. 【請求項11】 前記電子コンテンツデータは、コンテ
    ンツデータごとに異なる暗号化処理によって暗号化され
    ており、 前記暗号化処理によって暗号化された電子コンテンツデ
    ータを復号化するための復号化情報を前記コンテンツデ
    ータごとに対応させて記憶する復号化情報記憶手段を備
    え、 前記送信手段は、前記受信手段によって受信された貸出
    要求情報にかかる電子コンテンツデータとともに、前記
    復号化情報記憶手段に記憶された、前記電子コンテンツ
    データに対応する復号化情報を、前記貸出要求装置へ送
    信することを特徴とする請求項10に記載の電子コンテ
    ンツデータ貸出装置。
  12. 【請求項12】 前記送信手段は、前記受信手段によっ
    て受信された貸出要求情報にかかる電子コンテンツデー
    タとともに、前記電子コンテンツデータに対応する前記
    復号化情報および前記復号化情報を用いて復号化する復
    号化プログラムを、前記貸出要求装置へ送信することを
    特徴とする請求項11に記載の電子コンテンツデータ貸
    出装置。
  13. 【請求項13】 前記貸出要求情報には貸出期間に関す
    る情報が含まれており、 前記貸出期間に関する情報に基づいて、前記電子コンテ
    ンツデータの貸出期間の残りの時間を、前記送信手段が
    前記電子コンテンツデータを送信した時点を起算点とし
    て計時する計時手段と、 前記計時手段によって計時された結果、前記電子コンテ
    ンツデータの貸出期間が経過した場合に、前記電子コン
    テンツデータに対応する利用者数の値を一つ減算するよ
    うに前記利用者数情報記憶手段に記憶された利用者数に
    関する情報を書き換える第2の書換手段と、 を備えたことを特徴とする請求項11または12に記載
    の電子コンテンツデータ貸出装置。
  14. 【請求項14】 さらに、前記ネットワークを介して前
    記貸出要求装置から送信された返却情報を受信する返却
    受信手段を備え、 前記第2の書換手段が、前記返却受信手段によって受信
    された返却情報に基づいて、前記電子コンテンツデータ
    に対応する利用者数の値を一つ減算するように前記利用
    者数情報記憶手段に記憶された利用者数に関する情報を
    書き換えることを特徴とする請求項11または12に記
    載の電子コンテンツデータ貸出装置。
  15. 【請求項15】 さらに、前記ネットワークを介して前
    記貸出要求装置へ復号化を停止する復号化停止情報を送
    信する復号化停止情報送信手段を備えたことを特徴とす
    る請求項11〜14のいずれか一つに記載の電子コンテ
    ンツデータ貸出装置。
  16. 【請求項16】 前記判定手段によって判定された結
    果、前記貸出要求が無効と判定された場合に、貸出の予
    約を受け付ける旨を前記貸出要求装置に通知する予約案
    内通知手段と、 前記予約案内通知手段によって通知した通知内容に対す
    る前記貸出要求装置からの予約申し込みに関する情報を
    受信する予約受け付け受信手段と、 前記予約受け付け受信手段により予約申し込みに関する
    情報を受信した場合に、前記貸出要求情報にかかる利用
    者に関する情報を予約利用者に関する情報として登録す
    る予約利用者情報登録手段と、 を備えたことを特徴とする請求項10〜15のいずれか
    一つに記載の電子コンテンツデータ貸出装置。
  17. 【請求項17】 前記電子コンテンツデータは、書籍に
    関する情報、映画に関する情報、または音楽に関する情
    報であることを特徴とする請求項10〜16のいずれか
    一つに記載の電子コンテンツデータ貸出装置。
  18. 【請求項18】 電子コンテンツデータ貸出装置と一つ
    または複数の貸出要求装置とがインターネットなどのネ
    ットワークによって接続され、前記電子コンテンツデー
    タ貸出装置から接続された前記一つまたは複数の貸出要
    求装置へ電子コンテンツデータを貸し出す電子コンテン
    ツデータ貸出方法において、 電子コンテンツデータごとに利用者数に関する情報を登
    録する利用者数情報登録工程と、 前記電子コンテンツデータごとに貸出制限数に関する情
    報を登録する貸出制限数情報登録工程と、 前記貸出要求装置から送信された貸出要求情報にかかる
    電子コンテンツデータに対応する前記利用者数と、前記
    貸出制限数情報登録工程によって登録された貸出制限数
    とを比較する比較工程と、 前記比較手段によって比較された結果、前記利用者数が
    前記貸出制限数に達していない場合には前記貸出要求を
    有効と判定するとともに、前記利用者数が前記貸出制限
    数に達している場合に前記貸出要求を無効と判定する判
    定工程と、 前記判定工程によって判定された結果、前記貸出要求が
    無効と判定された場合に、その旨を前記貸出要求装置に
    通知する貸出無効通知工程と、 を含んだことを特徴とする電子コンテンツデータ貸出方
    法。
  19. 【請求項19】 電子コンテンツデータ貸出装置と一つ
    または複数の貸出要求装置とがインターネットなどのネ
    ットワークによって接続され、前記電子コンテンツデー
    タ貸出装置から接続された前記一つまたは複数の貸出要
    求装置へ電子コンテンツデータを貸し出す電子コンテン
    ツデータ貸出方法において、 電子コンテンツデータごとに利用者数に関する情報を登
    録する利用者数情報登録工程と、 前記電子コンテンツデータごとに貸出制限数に関する情
    報を登録する貸出制限数情報登録工程と、 前記貸出要求装置から送信された貸出要求情報にかかる
    電子コンテンツデータに対応する前記利用者数と、前記
    貸出制限数情報登録工程によって登録された貸出制限数
    とを比較する比較工程と、 前記比較工程によって比較された結果、前記利用者数が
    前記貸出制限数に達していない場合には前記貸出要求を
    有効と判定するとともに、前記利用者数が前記貸出制限
    数に達している場合に前記貸出要求を無効と判定する判
    定工程と、 前記判定工程によって判定された結果、前記貸出要求が
    有効と判定された場合に、利用者数の値を一つ加算する
    ように登録された利用者数に関する情報を書き換える第
    1の書換工程と、 前記判定工程によって判定された結果、前記貸出要求が
    有効と判定された場合に、前記貸出要求情報にかかる前
    記電子コンテンツデータを前記貸出要求装置に送信する
    送信工程と、 を含んだことを特徴とする電子コンテンツデータ貸出方
    法。
  20. 【請求項20】 前記請求項18または19に記載の方
    法をコンピュータに実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20140045751A (ko) * 2012-10-09 2014-04-17 주식회사 유비온 전자도서 패키지에 대한 대여서비스 제공방법 및 시스템
CN117555250A (zh) * 2024-01-02 2024-02-13 珠海格力电器股份有限公司 控制方法、装置、设备及存储介质

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