JP2002357192A - Dcポンプ装置 - Google Patents

Dcポンプ装置

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JP2002357192A
JP2002357192A JP2001162263A JP2001162263A JP2002357192A JP 2002357192 A JP2002357192 A JP 2002357192A JP 2001162263 A JP2001162263 A JP 2001162263A JP 2001162263 A JP2001162263 A JP 2001162263A JP 2002357192 A JP2002357192 A JP 2002357192A
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pump
water jacket
pump device
stator
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Haruhiko Kono
治彦 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポンプにおけるステータは、かなりの熱量を
放出する。放出された熱量は主に空気を介した対流伝熱
によりステータと同じく隔壁とモータフレームに囲まれ
る空間に構成される制御部周囲の温度を上昇させる。こ
れに加え、ポンプの設置環境温度、駆動する流体の温度
が加わって制御部に含まれる電子部品の使用可能温度の
超過は課題となっていた。 【解決手段】 モータフレームと隔壁を樹脂による一体
成形品とし、この一体成形品にウォータジャケット部1
3を形成したDCポンプ装置の構成とし、運転時にウォ
ータジャケット部13には常に流体が充たされており、
ステータから発生した熱の一部はウォータジャケット部
13内の流体に伝達され、外部へ持ち去られ、ステータ
および周辺電子部品の温度上昇を防止し、また、構成部
品を削減して低コスト化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却機構を備えた
構成のDCポンプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のシールレスDCポンプには、ポン
プ室内部のロータマグネットと外部のステータコアとの
間の隔絶のため、樹脂製のケーシングが使われる。ま
た、ステータコアの発熱を逃がすためアルミ鋳物のモー
タフレームが採用されている。そこで、この従来の技術
について説明する。
【0003】近年、特に機器組込み用のポンプは、機器
の小型・軽量化・省エネの流れの中、ポンプ自体も小型
・軽量・省エネが望まれている。その手段の1つとし
て、ロータを隔壁で密閉し、前記ロータを駆動するステ
ータコアを前記隔壁の外側に設け、モータをDCブラシ
レスモータとしたものが提供されている。
【0004】図4は、従来のDCポンプ装置の構造を示
す断面図である。
【0005】以下に、従来の技術について図4に従い説
明を行う。ケーシング101はポンプ室を形成し、ポン
プの吸込口102およびポンプの吐出口104を有し、
内部には流体を加圧する羽根車103を備えている。ケ
ーシング101には回転しないように固定軸105を固
定してあり、固定軸105には軸受板106を介在し、
羽根車103に固定された回転自在の軸受107を嵌め
合わせている。また、軸受107の周囲には永久磁石1
08を配置してあり、ロータ109はこの永久磁石10
8を内蔵して構成され、そしてロータ109と羽根車1
03は一体となっている。
【0006】通電することによりロータ9を回転させる
ステータコア110は、ロータ109の永久磁石108
の外周側に対向するように配置してあり、ステータコア
110とロータ109の永久磁石108間には、ロータ
109を密閉する隔壁111を介在させている。ステー
タコア110には、ステータコア110のステータコイ
ルに通電する電流を制御する制御部112を付設してあ
り、制御部112には電源や制御信号を伝えるリード線
112および114を接続している。
【0007】図中の113はモータフレーム、115は
モータフレーム113と隔壁111をシールするOリン
グA、116はケーシング101と隔壁111をシール
するOリングB、117はリード線114とモータフレ
ーム113をシールするシール部材、118はドライブ
素子である。
【0008】以上のように構成されたDCポンプ装置に
おいて、制御部112よりステータコア110のステー
タコイルに通電すると、ステータ110に回転磁界が発
生しロータ109が回転する。羽根車103はロータ1
09に一体で成形されているため、ロータ109が回転
すると羽根車103も回転し流体を加圧する。実際の流
体の動きは、吸込口102より流入し、羽根車103に
より加圧され、吐出口104より吐出される。流体を加
圧すると、羽根車103の前後で圧力差が生じ、ロータ
109にスラスト荷重がかかる。このスラスト荷重は、
軸受107の吸込側に設けた軸受板106による摺動で
吸収する。また、モータフレーム113と隔壁111を
OリングA115でシールするとともに、モータフレー
ム113とリード線114をシール部材117によりシ
ールしているので、制御部112は密閉され、外部より
の水の進入により誤動作や破壊を防止できる。以上のよ
うな構成とすることで、耐水性に優れた小型・軽量・省
エネのポンプが提供されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のシ
ールレスDCポンプにおいては、一般にステータコア1
10に巻回されたステータコイルに比較的大きな電流を
流すことにより、小型ながらも大きなポンプ性能が得ら
れるようにする。そのため、ステータコア110はかな
りの熱量を放出する。また、鉄製のステータコア110
はステータコイルにより通過する磁束の向きが高速に変
化させられるため、それ自体からも熱を発生させる。放
出された熱量は主に空気を介した対流伝熱により、ステ
ータコア110と同じく隔壁109とモータフレーム1
13に囲まれる空間に構成される制御部112周囲の温
度を上昇させる。この温度上昇に加え、ポンプの設置環
境温度、駆動する流体の温度が加わって制御部112に
含まれるFETやICなどの電子部品はその使用可能温
度を超過する場合が生じ、最悪の場合制御部112に深
刻な故障を引き起こすこととなっていた。
【0010】このような事態を回避するため、使用する
電子部品をコストのかかる高温対応品としたり、モータ
フレーム113を伝熱性に優れるアルミ鋳造品とした上
でステータコア110との伝熱面積を広くとるための追
加工を施したり、モータフレーム113に放熱フィンを
構成するなどの手段がとられていた。このような手段は
いずれも製造コストを引き上げるとともに、ポンプの小
型化を阻害しかねないという課題があった。
【0011】このような課題に対し、モータフレーム外
部にウォータジャケットを設け強制的に注水してモータ
を冷却する技術例(特開平10−52002号公報な
ど)があるが、小型のDCポンプ装置ではこのような冷
却機構を構成する空間的・コスト面での余裕もなく、モ
ータによる温度上昇は課題となっていた。
【0012】そこで本発明は、簡単な構成で、かつ安価
に冷却構造を構成し、低コストおよび高信頼性のDCポ
ンプ装置を実現することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、モータフレームと隔壁を樹脂による一体成形
部品とした構成のDCポンプ装置とし、また、ポンプ室
とステータコア間の隔壁とステータコア外側のモータフ
レームを構成する前記の樹脂の一体成形部品が、ポンプ
室内部と連通するウォータジャケット部を有する構成の
DCポンプ装置とする。
【0014】本発明によれば、部品数低減や安価な部品
の採用を可能として部品コストを抑えながらDCポンプ
装置の高信頼性化を実現することができ、また、ウォー
タジャケット部を利用してステータコアおよび隔壁、制
御部付近の温度上昇の温度が極端に上昇するのを防止す
ることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載された発
明は、シールレス構造を有し、ポンプ室とステータコア
間の隔壁とステータコア外側のモータフレームを樹脂の
一体成形部品で構成したDCポンプ装置であり、隔壁と
モータフレーム間のシール用のOリングなどを不要とし
て部品数が減ると同時に組み立てのための工数も削減が
可能となるので、ポンプ製造に関わる低コスト化が可能
となるという作用を有する。
【0016】本発明の請求項2に記載された発明は、請
求項1に記載のDCポンプ装置において、ポンプ室とス
テータコア間の隔壁とステータコア外側のモータフレー
ムを構成する樹脂の一体成形部品が、ポンプ室内部と連
通するウォータジャケット部を有する構成としたもので
あり、ポンプ運転時にはウォータジャケット部には流体
が常に充たされる状態となり、ウォータジャケット部の
内部の空間はステータコア外側面に接しているため、ス
テータコア内のステータ巻線やステータコア自体から発
生した熱は空気による対流伝熱により空間全体に拡散す
るが、その熱の1部は隔壁を介してウォータジャケット
部内の流体に伝達され、外部へ持ち去られ、ステータコ
アおよび隔壁、制御部付近の温度上昇の温度が極端に上
昇することが防止できるという作用を有する。
【0017】本発明の請求項3に記載された発明は、請
求項2に記載のDCポンプ装置において、ウォータジャ
ケット部は、その隔壁の少なくとも一部をステータコア
外側表面と接触させた構成としたものであり、ステータ
コアが薄い隔壁を介してウォータジャケット部に接して
いるため、ステータコア内のステータ巻線等から発生し
た熱はウォータジャケット部内の流体に伝達され、ステ
ータコアおよび隔壁の温度が極端に上昇することが防止
できるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項4に記載された発明は、請
求項2に記載のDCポンプ装置において、ステータコア
外側表面とウォータジャケット部の隔壁の間に、熱的接
続を補強する部材を介在させた構成としたものであり、
ウォータジャケット部の隔壁の側面とステータコアの外
側面間の熱抵抗を下げ、ステータコアからの放熱量を増
加させてより一層の温度上昇抑制効果をもたらし、DC
ポンプ装置の低コスト化、高信頼性化が可能となるとい
う作用を有する。
【0019】本発明の請求項5に記載された発明は、請
求項2に記載のDCポンプ装置において、ウォータジャ
ケット部に連通するポンプ室内部の開口位置は、そこで
の静圧に差異がある少なくとも2ヶ所とする構成とした
ものであり、ウォータジャケット部の内部の流体は循環
するため、ステータコアの外側面とウォータジャケット
隔壁、ウォータジャケット部の間の温度勾配は一定に保
たれることとなり、安定した伝熱が維持されポンプの高
信頼性化が可能となるという作用を有する。
【0020】以下、本発明のDCンプ装置について図面
を用いて説明する。
【0021】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1のDCポンプ装置の断面図である。
【0022】図1において、1は流体を昇圧する構造を
有するケーシング、2は流体を吸い込む吸水口、3は外
周に配設されたモータから回転トルクを受け流体に運動
エネルギーを与える羽根車、4は流体をポンプ外部へ導
く吐出口、5は羽根車3を回転自在に支持するための固
定軸、6は羽根車3に加わるのスラスト方向の力を受け
止める軸受板、7はこの固定軸5に嵌挿され羽根車3を
回転自在に保持する軸受、8は羽根車3と一体に成型さ
れた永久磁石、9は羽根車3と永久磁石8とを結合する
ロータ、10は永久磁石8とともにモータを構成するス
テータコア、11はケーシング1とともにポンプ室を構
成する隔壁、12はモータの制御回路が構成された制御
部である。
【0023】なお、本発明のDCポンプ装置としての構
成については、図4で記載した従来のターボ型ポンプと
基本的に同様であり、動作、構成についての詳細な説明
は従来の技術の説明に譲ってここでは本発明の特徴部分
のみについて説明する。
【0024】図1に示すように、本発明の実施の形態1
では、図4において従来2つの部品であった隔壁111
とモータフレーム113が、樹脂による一体成形部品で
ある隔壁11と置き換えられている。
【0025】そのため、従来必要であった図4における
隔壁111とモータフレーム113をシールするための
Oリング115も不要となる。このように、部品数が減
ると同時に組み立てのための工数も削減が可能となるの
で、ポンプ製造に関わる低コスト化が可能となる。
【0026】なお、隔壁11に使われる樹脂材料は、耐
熱性と強度を兼ね備えたPPS系やSPS系の樹脂を用
いることで、従来のポンプと同等の信頼性を実現でき
る。
【0027】(実施の形態2)つぎに、同じく図1を用
いて本発明の実施の形態2のDCポンプ装置を説明す
る。
【0028】本発明の実施の形態2のDCポンプ装置
は、隔壁11にウォータジャケット部13を形成し、こ
のウォータジャケット部13が、複数の通水部14によ
りポンプ室に連通した構成となっている。
【0029】そのため、ポンプ運転時にはウォータジャ
ケット部13には流体が常に充たされる状態となる。隔
壁11内部の空間はステータコア10外側面に接してい
るため、ステータコア10内のステータコイルやステー
タコア10自体から発生した熱は空気による対流伝熱に
より空間全体に拡散するが、その熱の1部は隔壁を介し
てウォータジャケット部13内の流体に伝達され、外部
へ持ち去られることとなる。したがって、ステータコア
10および隔壁の温度が極端に上昇することが防止でき
る。このようにステータコア10からの熱が主に流体に
伝達されることから、ステータコア10と共に隔壁11
内に構成される制御部12付近の温度上昇も抑えられ、
推奨使用温度が比較的低い電気部品の使用が可能とな
る。また、従来と同じ推奨使用温度の部品を用いれば電
気部品の寿命を延ばすことも可能で、ポンプ装置の低コ
スト化、高信頼性化が可能となる。
【0030】(実施の形態3)つぎに、同じく図1を用
いて本発明の実施の形態3のDCポンプ装置を説明す
る。
【0031】本発明の実施の形態3のDCポンプ装置
は、ステータコア10が薄い隔壁を介してウォータジャ
ケット部13に接した構成としている。
【0032】このようにステータコア10が薄い隔壁を
介してウォータジャケット部13に接しているため、ス
テータコア10内のステータ巻線等から発生した熱はウ
ォータジャケット部13内の流体に伝達され、ステータ
コア10および隔壁の温度が極端に上昇することが防止
できる。本実施の形態3においては、ステータコア10
内のステータコイル等から発生した熱の隔壁11内側の
空間に拡散する量を抑えることができる。実験によれ
ば、本発明を実施したポンプでは、ステータコア10に
構成されるステータコイルの温度が従来のポンプに較べ
約20℃低くなっている。よって本実施の形態あでは実
施の形態2をさらに進めた形でポンプ装置の低コスト
化、高信頼性化が可能となる。
【0033】(実施の形態4)つぎに、同じく図1を用
いて本発明の実施の形態4のDCポンプ装置を説明す
る。
【0034】一般にステータコア10は、モータの効率
向上のためプレス加工などで得られる薄い鋼板、一般に
ケイ素鋼板などを積層して構成されている。そして、ス
テータコア10の外側面は鋼板のせん断面が露出した凹
凸のある面となっている。ここで、隔壁11は樹脂成形
品である以上、側面には最低でも1乃至2度の抜き勾配
をつける必要があるため、ステータコア10の外側面と
は平行とならない。つまり、そのままでは薄い空気層が
伝熱経路中に存在することとなり、熱抵抗が大きくなり
効率が悪い。
【0035】本実施の形態4では、隔壁11の側面とス
テータコア10の外側面との間に熱的接続を補強する部
材を介在させた構成としている。
【0036】この構成によれば、隔壁11の側面とステ
ータコア10の外側面間の熱抵抗を下げ、ステータコア
10からの放熱量を増加させてより一層の温度上昇抑制
効果をもたらし、低コスト化、高信頼性化が可能とな
る。熱的接続を補強する部材としてはシリコン系の充填
材やシート、レジン系やエポキシ系樹脂の充填材が使用
できる。
【0037】前記の熱的接続を補強する部材として、レ
ジン系やエポキシ系樹脂の充填後硬化するタイプの充填
材を用いる場合、充填範囲を隔壁11の側面とステータ
コア10の外側面との間だけでなく、ステータコア10
や制御部12を含む隔壁11の内側の空間全体とすれ
ば、制御部12を外部に対し絶縁、防水する必要が無く
なるとともに、ステータコア10の内側面やステータコ
イルからの伝熱も向上できるため、より一層効果的に低
コスト化、高信頼性化が可能となる。
【0038】(実施の形態5)つぎに、図2、図3を用
いて本発明の実施の形態5を説明する。
【0039】図2は本発明の実施の形態5のDCポンプ
装置におけるケーシングの斜視図、図3は同DCポンプ
装置における数値流体解析により得られたポンプ室内の
圧力分布図である。
【0040】この実施の形態5のDCポンプ装置は、図
2に示すようにケーシング1が通水部15、16、17
を有し、また、吐水口18を有し、ポンプ室から吐水口
18にむかう通水路のポンプ室内側の開口部として水切
り部19を設けた構成としている。
【0041】ここで図2と図3を対比しながら説明する
と、羽根車3により運動エネルギを得た流体の圧力は水
切り部19の付近が最も高く、ケーシング1の周に沿っ
て低くなっていく。よって通水部15での圧力が最も高
く通水部17が最も低い。ウォータジャケット部13は
通水部15、通水部16、通水部17に連通しているの
で、最も圧力の高い通水部15からウォータジャケット
部13に流体が入り通水部17から流体は流出する。通
水部16の位置、ポンプの運転状態により通水部16に
おける流体の出入りは決まる。このように、ウォータジ
ャケット部13の内部の流体は循環するため、ステータ
コア10の外側面とウォータジャケット隔壁11、ウォ
ータジャケット部13の間の温度勾配は一定に保たれる
こととなり、安定した伝熱が維持されポンプの高信頼性
化が可能となる。
【0042】なお、通水部15、通水部16、通水部1
7からウォータジャケット部13までの流体の通水抵抗
によるポンプ性能が低下が発生するため、循環量が必要
最小限となるよう各通水部の形状、位置、数が最適化さ
れるべきことは言うまでもない。
【0043】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように本発明に
よれば、部品点数を削減するとともに、加工工数も削減
することができるので、DCポンプ装置の低コスト化が
可能となる。
【0044】また、ステータコアおよび制御部の温度上
昇を抑えることができ安価な部品の使用が可能となった
り部品寿命が延長できるためDCポンプ装置の低コスト
化、高信頼性化を実現することができる。
【0045】また、ステータコアからの熱を直接ウォー
タジャケットを通して外部へ放出できるので、よりステ
ータコアおよび制御部の温度上昇を抑えることができ、
しかも安価な部品の使用が可能となったり部品寿命が延
長できるので、DCポンプ装置の低コスト化、高信頼性
化を実現することができる。
【0046】また、伝熱経路の熱抵抗を抑えることがで
きるので、DCポンプ装置の低コスト化、高信頼性化を
実現することができる。
【0047】さらに、ウォータジャケット部への伝熱量
が安定化し、DCポンプ装置の高信頼性化を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1から実施の形態4のDC
ポンプ装置の断面図
【図2】本発明の実施の形態5のDCポンプ装置におけ
るケーシングの斜視図
【図3】同DCポンプ装置における数値流体解析により
得られたポンプ室内の圧力分布図
【図4】従来のDCポンプ装置の構成を示す断面図
【符号の説明】
1 ケーシング 2 吸込口 3 羽根車 4 吐出口 5 固定軸 6 軸受板 7 軸受 8 永久磁石 9 ロータ 10 ステータコア 11 隔壁 12 制御部 13 ウォータジャケット部 14、15、16、17 通水部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F04D 29/58 F04D 29/58 D H02K 9/19 H02K 9/19 A Fターム(参考) 3H034 AA01 AA11 BB01 BB06 BB13 CC03 CC05 CC07 DD01 DD22 DD28 DD30 EE03 EE05 5H609 BB06 BB14 BB19 PP02 PP05 PP06 PP08 QQ04 QQ13 QQ23 RR36 RR37 RR40 RR43 RR73 RR74

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールレス構造を有し、ポンプ室とステー
    タコア間の隔壁とステータコア外側のモータフレームを
    樹脂の一体成形部品で構成したことを特徴とするDCポ
    ンプ装置。
  2. 【請求項2】ポンプ室とステータコア間の隔壁とステー
    タコア外側のモータフレームを構成する樹脂の一体成形
    部品は、ポンプ室内部と連通するウォータジャケット部
    を有することを特徴とする請求項1記載のDCポンプ装
    置。
  3. 【請求項3】ウォータジャケット部は、その隔壁の少な
    くとも一部をステータコア外側表面と接触させたことを
    特徴とする請求項2記載のDCポンプ装置。
  4. 【請求項4】ステータコア外側表面とウォータジャケッ
    ト部の隔壁の間に、熱的接続を補強する部材を介在させ
    たことを特徴とする請求項2記載のDCポンプ装置。
  5. 【請求項5】ウォータジャケット部に連通するポンプ室
    内部の開口位置は、そこでの静圧に差異がある少なくと
    も2ヶ所とすることを特徴とする請求項2記載のDCポ
    ンプ装置。
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