JP2002355723A - 組付装置 - Google Patents

組付装置

Info

Publication number
JP2002355723A
JP2002355723A JP2001167145A JP2001167145A JP2002355723A JP 2002355723 A JP2002355723 A JP 2002355723A JP 2001167145 A JP2001167145 A JP 2001167145A JP 2001167145 A JP2001167145 A JP 2001167145A JP 2002355723 A JP2002355723 A JP 2002355723A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
base
assembling
base block
assembling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001167145A
Other languages
English (en)
Inventor
Harumi Kato
春美 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2001167145A priority Critical patent/JP2002355723A/ja
Publication of JP2002355723A publication Critical patent/JP2002355723A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅の狭い組付装置のベース部であっても、そ
の前後面からの制御部品の取付や配線等の作業性が良
く、ベース部内に制御部等の配設が可能な組付装置を提
供する。 【解決手段】 本発明の組付装置1は、そのベース部2
をベースブロック21とベースプレート22とから構成
し、このベースブロックを上板211、下板212、右
板213、左板214及び中間板215の各板を溶接に
より結合して一体形成し、このベースブロック内に制御
部11を配設するようにしている。また、右板と左板に
は開孔21aが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品を被組付物に
自動で組付け作業を行う組付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】組付装置1は、図3に示されるように、
一般にベース部2、組付部5、支持部6、ハンド7、被
組付物位置決め部10、制御部11及び安全カバー12
とから構成されており、供給コンベア3から被組付物を
保持したパレットが供給されると共に、部品供給装置1
3から部品を保持した部品パレットが供給され、組付部
5に設けられたハンド7により、部品をクランプして被
組付物に部品を組付け、部品が組付けられた被組付物を
パレットと共にリターンコンベア4によって、次の工程
に送るものである。
【0003】従来の組付装置1では、ベース部2は少な
くとも4本の柱23とその柱を梁24や筋交い(図示せ
ず)等でつなぎ、上面にベースプレート22を柱23の
端面に取り付けた構成になっていた。そのため、ベース
プレート22上に取付けた組付部5の高速の移動や組付
け力の反力に対しても充分な剛性を確保することができ
た。しかしながら、組付装置の幅を狭くするとベース部
2の柱23と柱23との間が狭くなり、ベース部2内に
制御部11を配設する空間が確保できなくなるという問
題があった。特に組付装置の幅を狭くし、隣りの組付装
置とを密着させて配置すると、ベース部2内への制御部
11に関する部品の取付や配線の作業を側面から行うこ
とができず、前面もしくは後面から見るとその作業面
が、組付装置の幅がさらに柱23の幅だけ狭くなり、奥
に制御部11を配設する空間が有っても使えないという
問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みてなされたもので、その目的は、幅の狭い組付装置
のベース部であっても、その前面もしくは後面からの制
御部品の取付や配線等の作業性が良く、ベース部内に制
御部等の配設が可能な組付装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するための手段として、特許請求の範囲の各請求項に
記載の組付装置を提供する。請求項1に記載の組付装置
は、組付装置のベース部をベースブロックとベースプレ
ートとから構成し、このベースブロックを上板、下板、
右板、左板及び中間板とで形成するようにしたものであ
る。このようにベースブロックを構成したことにより、
組付装置の前面からベースブロック内を見た場合、組付
装置の幅から各板の板厚分だけ狭くなるが、ベースブロ
ック内での取付や配線等の作業をする場合に邪魔になる
ものがなく、広く使えるようになり、組付装置の幅を狭
くした場合でも、制御部等の配設が容易で、設置スペー
スが節減できる。
【0006】請求項2の組付装置は、ベースブロックを
構成する上板、下板、右板、左板及び中間板の各板を互
いに溶接により一体化したものであり、これにより、各
板が溶接により接合されているのでベースブロックの剛
性が確保される。請求項3の組付装置は、ベースブロッ
クを制御部の制御ボックスとして共用したものである。
このように、ベースブロックが板材で構成されたことに
より、制御部の制御ボックスと共用でき、それにより、
制御盤を新たに製作しベースブロックに取付ける必要が
なくなる。
【0007】請求項4の組付装置は、ベースブロックの
側面である右板と左板に開孔を形成したものであり、こ
れにより、ベースブロック内への制御部の取付け、配線
等の作業性が一層改善される。請求項5の組付装置は、
ベースブロックを構成する下板の板厚を、他の板よりも
厚くしたものであり、これにより、ベースブロックの重
心が下がり、組付装置の安定性が良くなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態の組付装置について説明する。図1は、本発明
の組付装置1の斜視図であり、図2は、その平面図であ
る。組付装置1は、ベースとなるベース部2が設けら
れ、このベース部2上には、被組付物を保持したパレッ
ト(図示せず)を供給搬送する供給コンベア3と、組付
後の被組付物を次の工程へとパレットと共に搬送するリ
ターンコンベア4と、被組付物に部品を組付ける組付部
5と、組付けする部品を保持した部品パレット(図示せ
ず)が送られてくる部品供給装置13とが設置されてい
る。さらにベース部2上には、部品パレットにより送ら
れてきた組付けする部品を位置決めする部品位置決め部
9と、搬送された被組付物を位置決めする被組付物位置
決め部10が設けられている。
【0009】ベース部2は、ベースブロック21とベー
スプレート22とから構成されており、このベースブロ
ック21は、上板211、下板212、右板213及び
左板214とで直方体状に形成され、この直方体の中間
部には仕切り板としての中間板215が配置され、これ
らの板211〜215は互いに溶接により接合され、一
体化している。この直方体状のベースブロック21の前
面及び後面は開放されており、その内部には、組付装置
1の動きを制御する制御部11が設けられている。な
お、ベースブロック21が板材から形成されているの
で、ベースブロック自体を制御部11の制御ボックスと
して利用することも可能である。また、ベースブロック
21の右板213と左板214には開孔21aが形成さ
れており、ベースブロック21内への制御部11の取付
け、配線等の作業性の向上を計っている。更にベースブ
ロック21の下板212を他の板211,213,21
4よりも板厚を厚くすることも可能である。なお、ベー
スブロック21の下部の4隅には、車輪14及びアジャ
スタ15が取り付けられている。これにより組付装置1
の移動及び据付を容易にしている。
【0010】組付部5は、支持部6によって摺動可能に
支持されており、支持部6上をX方向に摺動可能な第1
スライド部材51と、この第1スライド部材51上をY
方向に摺動可能な第2スライド部材52と、第2スライ
ド部材52に保持されたハンド7とから構成されてい
る。組付部5の第1スライド部材51は、後述する支持
部6の梁62a上にX方向に摺動可能に支持されてお
り、第2スライド部材52は、第1スライド部材51上
にY方向に摺動可能に支持されている。部品供給装置1
3によって供給された部品をクランプして被組付物に組
付けるハンド7は、第2スライド部材52に上下動及び
回動可能に保持されている。これら組付部5を構成して
いる第1、第2スライド部材51,52及びハンド7
は、適宜の駆動機構を採用することによって駆動され
る。
【0011】支持部6は、ベース部2のベースプレート
22上に立設された前1本、後2本の柱部材61a,6
1b,61cと、これらの柱部材61aと柱部材61b
間に架設された梁部材62aと、柱部材61bと柱部材
61c間に架設された梁部材62bとより構成されてい
る。梁部材62a上には、前述したように組付部5の第
1スライド部材51が摺動可能に支持されている。ま
た、梁部材62b上には、予備のハンド7を保持する予
備ハンド保持部8がY方向に摺動可能に支持されてい
る。
【0012】次に前記のように構成された組付装置1の
作動について説明する。組付装置1は、まず、先の工程
の装置から供給コンベア3により被組付物を保持したパ
レットが送られてくると、被組付物位置決め部10で精
度良く被組付物を位置決めする。一方、部品供給装置1
3から部品を保持した部品パレットが送られてくると、
部品位置決め部9で部品パレットを精度良く位置決めす
る。次いで、組付部5のハンド7をX−Y−Z方向に移
動して部品パレット上の部品をクランプし、さらに部品
をクランプした状態で被組付物上に移動し、部品を被組
付物に組み付ける。その後、被組付物を保持したパレッ
トを供給コンベア3により、次の工程の装置へと送る。
【0013】以上説明したように、本発明の組付装置1
のベースブロック21内には、供給コンベア3、リター
ンコンベア4、組付部5、ハンド7、部品位置決め部9
及び被組付物位置決め部10等の動きを制御する制御部
11が収容されているが、ベースブロック21が、上板
211、下板212、右板213、左板214及び中間
板215とから構成されていることにより、組付装置1
の幅が狭くなっても、この幅から各板の厚みだけ狭くな
るだけで、ベースブロック21内で作業する場合邪魔に
なるものがなく広く使えるようになり、開放された前面
からベースブロック21内部に制御に関する部品の取付
や配線が可能となった。また、中間板215を設けたこ
とによりベースブロック21の剛性アップと共に、制御
部品を取り付ける面を増やすことができた。
【0014】更に、ベースブロック21を構成している
各板211〜215を溶接により結合することにより、
ベースブロック21の剛性が確保でき、各板の板厚を薄
くでき、また中間板215以外の補強材を必要とせず、
ベースブロック21内を自由に活用することができるよ
うになった。また、右板213及び左板214に開孔2
1aを形成したことにより、中間板215への制御部品
の取付や配線作業が容易になった。更に、下板212の
板厚を他の板厚より厚くすることにより、ベースブロッ
ク21としての重心位置を下げることができ、組付装置
1の安定性が良くなり、ベース部2上に支持部6を介し
て組付部5を取り付け、ハンド7で部品をクランプして
高速で移動できるようになった。なお、ベースブロック
21内には、制御部11の他に他の機能部を配設するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に実施の形態の組付装置の斜視図であ
る。
【図2】図1の組付装置の平面図である。
【図3】従来の組付装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…組付装置 2…ベース部 21…ベースブロック 3…供給コンベア 4…リターンコンベア 5…組付部 6…支持部 7…ハンド 13…部品供給装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、組付装置のベースとなるベ
    ース部と、 該ベース部に取付けられ、被組付物を搬送する供給コン
    ベアと、 被組付物に部品を組付ける組付部と、 該組付部を摺動自在に支持する支持部と、 該組付部に取付けられ、部品を保持して組付けるハンド
    と、 供給された部品を位置決めする部品位置決め部と、 被組付物を位置決めする被組付物位置決め部と、 組付装置の動きを制御する制御部と、からなる組付装置
    において、 前記ベース部が、ベースブロックとベースプレートとか
    らなり、かつ前記ベースブロックが、上板、下板、右
    板、左板及び中間板とから構成されていることを特徴と
    する組付装置。
  2. 【請求項2】 前記ベースブロックを構成する上板、下
    板、右板、左板及び中間板は、互いに溶接により接合一
    体化されていることを特徴とする請求項1に記載の組付
    装置。
  3. 【請求項3】 前記ベースブロックを制御部の制御ボッ
    クスとして共用していることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の組付装置。
  4. 【請求項4】 前記ベースブロックの前記右板及び前記
    左板に開孔が形成されていることを特徴とする請求項
    1,2又は3に記載の組付装置。
  5. 【請求項5】 前記下板の板厚を他の板よりも厚くした
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の
    組付装置。
JP2001167145A 2001-06-01 2001-06-01 組付装置 Pending JP2002355723A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001167145A JP2002355723A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 組付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001167145A JP2002355723A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 組付装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002355723A true JP2002355723A (ja) 2002-12-10

Family

ID=19009572

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001167145A Pending JP2002355723A (ja) 2001-06-01 2001-06-01 組付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002355723A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011068087A1 (ja) * 2009-12-01 2011-06-09 武蔵エンジニアリング株式会社 卓上型作業装置
CN105223907A (zh) * 2015-09-28 2016-01-06 苏州中悦行自动化机械科技有限公司 多功能智能组装测试机器人

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011068087A1 (ja) * 2009-12-01 2011-06-09 武蔵エンジニアリング株式会社 卓上型作業装置
JP2011115688A (ja) * 2009-12-01 2011-06-16 Musashi Eng Co Ltd 卓上型作業装置
US8950355B2 (en) 2009-12-01 2015-02-10 Musashi Engineering, Inc. Desktop working apparatus
KR101759590B1 (ko) 2009-12-01 2017-07-19 무사시 엔지니어링 가부시키가이샤 탁상형 작업 장치
KR101822568B1 (ko) * 2009-12-01 2018-01-26 무사시 엔지니어링 가부시키가이샤 탁상형 작업 장치
TWI627019B (zh) * 2009-12-01 2018-06-21 Musashi Engineering Inc Working device
TWI627020B (zh) * 2009-12-01 2018-06-21 Musashi Engineering Inc Desktop work device
CN105223907A (zh) * 2015-09-28 2016-01-06 苏州中悦行自动化机械科技有限公司 多功能智能组装测试机器人

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6029337B2 (ja) 多車種車体組立システムのサイド位置決め装置
KR101326816B1 (ko) 차체 조립 시스템
TWI383467B (zh) Stage device
KR101806963B1 (ko) 차체 조립 시스템
KR20100122754A (ko) 차체 조립 장치
KR20180027867A (ko) 차체 조립 시스템용 프리 벅 유닛
JP2002355723A (ja) 組付装置
JP2017178280A (ja) シートフレーム組付ユニット及びシートフレーム製造方法
JP6452803B2 (ja) 別置式制御盤の搬送用治具
KR20210036578A (ko) 차체 조립 시스템
JP2000190136A (ja) 位置決め治具
JP2001269827A (ja) 立形工作機械
WO2018216237A1 (ja) 作業装置及び作業システム
KR100515402B1 (ko) 알루미늄 진공 체임버 측판용 자동 엠아이지용접 시스템
JP2003080425A (ja) 組付装置
US20040168290A1 (en) Hood latch assembling device of front end module for vehicle
JP5366778B2 (ja) 溶接治具
JP2011510821A (ja) ホルダ
JP3079907B2 (ja) 車体の組立方法および組立装置
KR20130091162A (ko) 다차종 차체 조립 시스템의 사이드 패널 얼라인 장치
TWI815500B (zh) 貨車輔助平衡臂升降部件的焊接治具
JP2002219622A (ja) 全旋回型建設機械の組立て用治具装置
KR100897266B1 (ko) 교차주행 지그장치
JP2000167734A (ja) 加工機械などの組付け構造
JPS62155178A (ja) 車体組立て装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090310