JP2002355457A - 刺繍データ作成装置 - Google Patents

刺繍データ作成装置

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JP2002355457A
JP2002355457A JP2001165814A JP2001165814A JP2002355457A JP 2002355457 A JP2002355457 A JP 2002355457A JP 2001165814 A JP2001165814 A JP 2001165814A JP 2001165814 A JP2001165814 A JP 2001165814A JP 2002355457 A JP2002355457 A JP 2002355457A
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JP2001165814A
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English (en)
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Yasushi Baba
康史 馬場
Akira Saito
顕 斎藤
Takeshi Fukuda
健 福田
Yuichi Sukegawa
祐一 助川
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色数の多い模様を刺繍縫いするための刺繍デ
ータであっても短時間でしかも容易に作成できるように
する。 【解決手段】 模様を表わす画像データから、該模様を
刺繍縫いするための縫いデータを作成する際、1以上の
閉領域を含む花の模様の画像データをスキャナ入力し、
入力された画像データに基づいて画面上に前記模様を表
示し、前記画面上に表示された模様に含まれる閉領域の
輪郭の画像データを縫いデータ作成用のパーツとして登
録し、前記画面上に表示された模様に含まれる左側の花
芯の閉領域を指定し、指定された閉領域の内部の画像デ
ータを、新たなパーツとして個別に登録するとともに、
画面上にハーフトーン表示させ、登録済の各パーツの画
像データを、それぞれ異なる糸色の縫いデータに変換し
刺繍データを作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、刺繍データ作成装
置、特に刺繍ミシンによる刺繍縫いに使用する刺繍デー
タを作成する際に適用して好適な刺繍データ作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】模様を刺繍縫いする刺繍縫いミシンにお
いては、予め作成した刺繍データをミシン制御部に読み
込ませることにより、自動的に刺繍縫いが行われるよう
になっている。
【0003】このような刺繍模様の自動縫製に使用する
刺繍データの作成には、従来より模様が描かれている原
画をイメージスキャナ(以下、単にスキャナともいう)
等の画像入力装置を使用して、CPU、ROM及びRA
M等からなる装置本体に取り込むことにより、その画像
データを刺繍模様を縫うための針落ちデータである刺繍
データ(縫いデータ)に自動的に変換して作成する刺繍
データ作成装置が用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように原画をスキャナ等の画像入力装置により取り込
み、その画像データを模様を縫うための刺繍データに変
換して作成する刺繍データ作成装置では、その模様が複
数色の部分模様(パーツ)で構成されている場合は、各
部分模様の刺繍データを作成するために、各パーツの画
像データを作成する必要があり、そのために従来は各模
様部分がそれぞれ単独で描かれている原画を用意し、そ
れらを目標位置からずれないようにそれぞれ画像入力す
る必要があった。それ故に、色数の多い刺繍データを作
成する場合には、原画の用意に多大な時間を要する上
に、各原画を正確に位置決めして取り込まなければなら
ないことから、作業能率が極めて悪いという問題があっ
た。
【0005】本発明は、前記従来の問題点を解決するべ
くなされたもので、色数の多い模様であっても、刺繍縫
いするための刺繍データを短時間でしかも容易に作成す
ることができる刺繍データ作成装置を提供することを課
題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、模様を表わす
画像データから、該模様を刺繍縫いするための縫いデー
タを作成する刺繍データ作成装置において、1以上の閉
領域を含む模様の輪郭を表わす画像データを入力する画
像入力手段と、入力された画像データに基づいて画面上
に前記模様を表示する表示手段と、前記画面上に表示さ
れた模様に含まれる閉領域の輪郭の画像データを縫いデ
ータ作成用のパーツとして登録する主記憶領域と、前記
画面上に表示された模様に含まれる閉領域を指定する指
定手段と、指定された1以上の閉領域の内部の画像デー
タを、新たなパーツとしてそれぞれ個別に登録する1以
上の副記憶領域と、主記憶領域及び副記憶領域に登録さ
れている各パーツの画像データを、それぞれ縫いデータ
に変換する変換手段と、を備えたことにより、前記課題
を解決したものである。
【0007】即ち、本発明においては、画像入力された
原画の画像データに含まれる任意の閉領域を、同一の画
像上で指定することにより、閉領域の輪郭と各閉領域毎
の内部の画像データをそれぞれ独立したメモリ領域に格
納するようにしたので、1回の画像入力操作により各パ
ーツ毎の画像データを抽出することが可能となり、各メ
モリ領域に、縫い条件として糸色を割り当てることによ
り、これらの画像データからそれぞれ糸色の異なる複数
の縫いデータを作成することが可能となる。従って、色
数の多い模様であっても、刺繍縫いするための刺繍デー
タを短時間でしかも容易に作成することができるように
なる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明に係る一実施形態の刺繍デ
ータ作成装置を、蓋体を開けた状態で示す、外観斜視図
である。
【0010】本実施形態の刺繍データ作成装置は、収納
ケース10に、装置本体12と、フラットベッドタイプ
のスキャナ(画像入力手段)14とが収納されていると
共に、該ケース10の後部フレーム10Aの上端部には
蓋体16が開閉可能に取り付けられている。
【0011】本実施形態において、前記装置本体12
は、収納ケース10に一体的に形成されており、その上
面には画像データ等を表示する液晶表示部(表示手段)
18と、該表示部18に表示される各種操作を行うため
に押す複数のキー20とが設けられている。
【0012】又、前記フラットベッドタイプのスキャナ
14は、図中上に位置する表面が透明なガラス板で形成
され、該ガラス板に原画を載せ、必要に応じて開閉可能
なカバー14A(一部のみを示す)を閉じた後、ボタン
スイッチ14B又は該当するキー20を押すことによ
り、該原画の模様を画像データとして装置本体12に取
り込むことができるようになっている。
【0013】又、この装置では、装置本体12とスキャ
ナ14とを電気的に接続するスキャナコード22は、ケ
ース10の内側から外側の背面側に引き出され、その先
端の接続部がスキャナ14の後側面に設けられている前
記コネクタ14Cに接続されている。又、横フレームの
上端部には切欠溝30が形成されており、スキャナコー
ド22をその切欠溝30に逃がした状態で完全に蓋体1
6を閉じることができる。
【0014】又、この刺繍データ作成装置では、収納ケ
ース10の側面部に電源コード24が接続され、又、該
側面部には電源スイッチ26と、前記液晶操作部18の
明るさを調整するボリューム28とが設置されている。
又、上記収納ケース10の内部には、不使用時に前記ス
キャナコード22を収容する収容スペース10Bと、電
源コード24を収容する電源コード収容スペース10C
とが形成されている。又、収納ケース10の前面部に設
けられているカバー12Aの内側には、メモリカード等
の記録媒体を装着する装着ポケット(図示せず)が設け
られ、装置本体12で作成された刺繍データを該記録媒
体に保存することができ、該媒体を図示しないミシンの
ポケットに装着することにより、その制御部に該データ
を読み込ませることができるようになっている。
【0015】本実施形態の刺繍データ作成装置では、前
記装置本体12が、図2のブロック図に示すように、画
像処理等の各種演算を実行するCPU32と、該CPU
32に各種演算を実行させるプログラム等が格納されて
いるROM34と、各種演算結果等を保存するRAM3
6とを備えた基本構成を有している。このRAM36に
は、データ処理のためのワークエリアの他、刺繍縫いデ
ータを作成する過程で生まれたデータを格納するための
領域として、スキャナから読み込まれた原画データとし
てのパーツイメージデータを「主」とし、この原画デー
タから抽出したパーツイメージデータを「副」とする主
副コードと、Z/Z幅コード、縫い方コード、色コード
をそれぞれ配置した第1〜第8までのパーツメモリP1
〜P8(図25の画面21に表示したデータが図示され
ている)、合成パーツ表示メモリDs、データ作成確認
画面表示メモリDc、刺繍縫いミシン用表示データメモ
リMp、刺繍縫いデータメモリMsが配置されている。複
数の刺繍縫いデータを作成するために、これらの領域を
複数セット用意してもよい。
【0016】上記CPU32には、前記スキャナ14と
液晶表示部18がそれぞれ接続され、このスキャナ14
から上記CPU32に画像データが入力され、入力され
た画像データは直接又は所定の処理が施された後に、前
記液晶表示部18の画面に表示されるようになってい
る。又、このCPU32には、前記メモリカード等の外
部メモリ38が接続可能になっている。
【0017】本実施形態の刺繍データ作成装置は、模様
を表わす画像データから、該模様を刺繍縫いするための
縫いデータを作成するものである。そのために、前記ス
キャナ14により、図示しない原画から1以上の閉領域
を含む模様の画像データを入力するとともに、入力され
た画像データに基づいて、前記液晶表示部18の画面上
に前記模様を表示するようになっている。又、前記画面
上に表示された模様に含まれる閉領域の輪郭の画像デー
タを縫いデータ作成用のパーツとして登録する主記憶領
域と、前記画面上に表示された模様に含まれる閉領域を
指定する指定手段と、指定された1以上の閉領域の内部
の画像データを、新たなパーツとしてそれぞれ個別に登
録する1以上の副記憶領域と、主記憶領域及び副記憶領
域に登録されている各パーツの画像データを、それぞれ
縫いデータに変換する変換手段とを備えている。具体的
には、前述した如く、上記主及び副の各記憶領域は、前
記RAM36により構成され、上記指定手段と変換手段
は、前記CPU32においてソフトウェア等により実現
されている。
【0018】又、本実施形態の刺繍データ作成装置は、
前記液晶表示部18の画面上には、前記副記憶領域に登
録されている各パーツを配列して表示し、その後に前記
主記憶領域に記憶されているパーツを配列して表示する
手段を備えている。又、この手段により、前記副記憶領
域に登録(「記憶」、以下同じ)されている各パーツ
が、登録された順に表示されるようになっている。
【0019】又、前記各パーツの画像データから作成さ
れる縫いデータの縫い順序を、前記画面上に表示される
各パーツと同一に設定する手段を備えている。又、前記
画面上に表示されている前記主記憶領域に登録されてい
るパーツに重ねて、前記副記憶領域に登録されたパーツ
をハーフトーン表示する手段を備えている。以上の各手
段も、同様に前記CPU32においてソフトウェアによ
り実現されている。
【0020】次に、本実施形態による刺繍データの作成
を、具体例を挙げて図3のフローチャートに従って説明
する。
【0021】まず、オペレータは、花びらと花芯を持つ
花2輪と、1枚の葉をそれぞれ閉領域で表わすようにし
た輪郭線による花模様が描かれている原画を、前記図1
に示したスキャナ14の表面側のガラス面に載置し、前
記スイッチボタン14B又は装置本体12のキー20を
押して、該原画のイメージデータとして画像を読み込
み、RAM36の第1パーツメモリP1に主記憶領域と
して「主」のコードを付し、さらにデフォルト値として
予め設定されているZ/Z幅4mm、縫い方として放射
縫い、色として緑コードが自動的に格納され、同時に合
成パーツ表示メモリDsに輪郭部模様が格納される(ス
テップ1)。そして、前記液晶表示部18の画面上に
は、上記模様のイメージ画像が表示される(ステップ
2)。
【0022】図4に示す画面1は、ここで最初に入力し
た模様のイメージ画像の一例を表わしたものである。上
記ステップ1の画像入力の前は、模様を構成する部分模
様(パーツ)が幾つ目であるかを表わすパーツカウント
は初期値の0であり、画像が入力され、イメージ画像が
画面上に表示された段階でパーツカウントが1加算さ
れ、図4の右側の操作機能を表わすスイッチ領域の下に
示されているように、1つ目のパーツであることを表わ
す“色パーツ1”と反転表示される。なお、この図4の
画像入力が失敗した場合には、“よみなおし”キーを押
して、最初からやり直すことができる。
【0023】上記ステップ1の画像入力が正しくできた
ときには、オペレータが“終了”キーを押すと(ステッ
プ3)、その画像データは主記憶領域に格納されるとと
もに、液晶表示部18では図5に示す画面2のパーツ確
認画面に切り替わる(ステップ4)。
【0024】この図5の確認画面は、8分割されたパー
ツ表示領域を有し、各領域にはスキャナで入力された輪
郭を表わすデータと、この輪郭データから抽出したパー
ツを単位にそれぞれ表示されるようになっており、ステ
ップ1で読み込んだ花模様の輪郭データが表示されてい
る。従って、オペレータはこの確認画面を見ることによ
り、画像入力した原画が刺繍データを作成するための部
品(パーツ)として登録されたことを確認することがで
きると共に、この原画を元に以下に詳述する領域指定を
行うことにより、希望する閉領域から順次新たなパーツ
を作成し、登録することができるようになっている。
【0025】上記図4、図5の画面1、2で原画が正し
く入力されたことを確認できた後、パーツとして花芯の
イメージデータを作成するために、色部品の作成に使用
する“はんい指定”キーを押すと(ステップ5)、パー
ツ作成のサブルーチンに移行する(ステップ6)。
【0026】このサブルーチンでは、最初に後述する同
色パーツであるか、次(異色)パーツかを区別するため
のフラグFの値を0にし(ステップ7)、図6に示す画
面3の閉領域指定画面が表示される(ステップ8)。こ
の画面には、色パーツ1として登録された前記画面1と
同一の模様を構成する閉領域の輪郭画像が拡大して表示
されると共に、白抜きの矢印からなるポインタが出現し
ており、この画面上で上下左右の各矢印キーからなる4
方向キーを使って上記ポインタを希望する閉領域に移動
させ(ステップ9、10)、その領域に一致させた状態
で“指定”キーを押すことにより、指定した閉領域を、
いわゆる境界線追跡アルゴリズムにより抽出することが
できる(ステップ11、12)。ここでは、左側の花芯
が抽出されたとする。なお、上記ステップ11で指定を
行わずに、“戻る”キーを押すと、前記パーツ確認画面
画面2に戻るようになっている(ステップ13)。
【0027】このように所望の閉領域が抽出されると、
前記合成パーツ表示メモリDsに格納されている花模様
の輪郭データを読み出して抽出された閉領域の内部を画
面上にハーフトーンで塗りつぶした表示とするための選
択画面用表示データの編集処理が行われ、RAM36の
合成パーツ表示メモリDsに格納される(ステップ1
4)。そして、更に抽出された閉領域を登録されたパー
ツとしてフルトーン表示するためのパーツイメージデー
タの作成及び縫いの種類、色等の縫い条件に関する刺繍
コード付けが行われた後(ステップ15)、その閉領域
についてフラグ判定が行われる(ステップ16)。
【0028】このフラグ判定後に、該当する閉領域内部
の画像データは副記憶領域に格納される。但し、このス
テップ16で、F=0と判定されたときは、前回指定
(登録)されたパーツとは異なるパーツとして独立して
登録したい場合であるので、別な副記憶領域である次パ
ーツメモリに格納され、F=1と判定されたときは、前
回と同色のパーツとして登録したい場合であるので、ス
テップ15で作成したイメージデータを前回のパーツイ
メージデータが記憶されているパーツメモリと同一の副
記憶領域に対して前回のパーツイメージデータに合成し
て格納するようになっている(ステップ17、18)。
【0029】現段階、即ち前記図6に示した画面3の指
定画面で左側の花芯が指定された段階では、F=0であ
るので、上記ステップ17によりその花芯(閉領域)の
画像データは、その輪郭の位置データと共にRAM36
の第2パーツメモリP2に副記憶領域を示す「副」及び
Z/Z幅コード4、縫い方コード、色コード等のコード
を付して格納され、パーツカウントが1増加させる表示
処理が行われた後、図7に示す上記ステップ14で編集
された表示データを合成パーツ表示用メモリDsから読
み出して画面4の領域指定モード選択画面が表示される
(ステップ19、20)。この画面4では、左側の花芯
が既に指定され、登録されていることが分るようにハー
フトーン表示され、それが2番目のパーツであることが
分るように右下に色パーツ2が反転表示されている。な
お、この画面で“戻る”ボタンを押すと、パーツカウン
トが1減少されて前記ステップ8に戻るようになってい
る(ステップ21、22)。
【0030】又、この画面4で、右側の花芯を異なる色
のパーツとしたい場合は、再度“はんい指定”ボタンを
押す。すると、F=0に設定したまま前記ステップ8に
戻り、図8に示す次の段階の領域指定画面(画面5)が
表示される(ステップ23、24)。この画面5でも、
前記画面3の場合と同様に、ステップ9〜12の各操作
を行って右側の花芯を指定すると、ステップ14〜19
までの処理が実行され、第3パーツメモリP3に右側の
花芯のパーツイメージデータが「副」のコード及びZ/
Z幅コード4、縫い方コード「放」、色コードを付して
格納されるとともに、前記合成パーツ表示メモリDsに
格納されているイメージデータに対して右側の花芯もハ
ーフトーン表示された表示データで合成パーツ表示メモ
リDsに格納された表示データが更新され、この更新デ
ータを読み出してステップ20で図9に示す画面6の領
域指定モード選択画面が表示される。
【0031】この画面6では、右側の花芯もハーフトー
ン表示されていると共に、前回の左側の花芯とは異なる
パーツとして指定されているため、パーツカウントは1
加算され、右下に色パーツ3が反転表示されている。
【0032】その後、同様にしてステップ23で、画面
6上の“はんい指定”キーを押すことにより、ステップ
8に戻って図10に示す画面7の領域指定画面を表示さ
せ、左側の花びら(閉領域)をF=0の別パーツとして
指定することにより、第4パーツメモリP4に左側の花
びらのパーツイメージデータが抽出され、副コード、Z
/Z幅4、縫い方放、黄色の各コードとともに格納され
る。さらに左側花びらもハーフトーン表示された表示デ
ータにより合成パーツ表示メモリDsの表示データが更
新される。そして、ステップ20で合成パーツ表示メモ
リDsの表示データが読み出され、図11に示す領域指
定された3つのパーツがハーフトーン表示されていると
共に、色パーツ4が反転表示された画面8の領域指定モ
ード選択画面に変わる。
【0033】この画面8では、この後指定する右側の花
びらを前回指定した左側の花びらと同じ色糸で糸切りす
ることなく連続して縫う縫いデータにしたいため、前記
ステップ23の範囲指定ではなく、画面上の“追加”キ
ーを押して追加を選択する(ステップ25)。この追加
が選択されると、フラグはF=1に設定され(ステップ
26)、ステップ8に戻って図12に示す画面9の領域
指定画面に変わる。この画面上で、4方向キーを使って
ポインタを右側花びらに合わせて、“指定”キーを押す
ことにより、ステップ14、16までは他の閉領域の場
合と同様に処理されるが、ステップ16のフラグ判定で
はF=1であるため、右側花びらのパーツイメージデー
タ(閉領域内部の画像データ)は、第4パーツメモリP
4に格納された前回の左側の花びらと合成されて再度第
4パーツメモリP4に格納される(ステップ18)と共
に、この右側花びらもハーフトーン表示された表示デー
タにより合成パーツ表示メモリDsの表示データが更新
される。ステップ19のパーツカウントを行わずに、ス
テップ20でこの右側花びらもハーフトーン表示された
表示データを合成パーツ表示メモリDsから読み出して
図13に示す画面10の領域指定モード選択画面が表示
される。この画面では、指定された閉領域は全てハーフ
トーン表示されているが、パーツ番号は左側花びらと同
じ色パーツ4のままである。
【0034】この画面10では、未だ葉をパーツとする
ための領域指定を行っていないため、通常はステップ2
3の範囲指定を選択する必要があるが、それを忘れて刺
繍データを作成するために“終了”キーを押すという誤
操作を行ってしまったとする(ステップ27)。
【0035】この場合は、ステップ4に移り、前記図5
に相当する図14に示す画面11のパーツ確認画面が表
示される。このパーツ確認画面は、後述する縫い順変更
操作が行われた場合を除いて、原則として抽出したパー
ツを抽出順に表示してからその後抽出元の輪郭データを
表示することになっている。即ちこれまで指定して登録
した全ての閉領域のパーツイメージデータ及びコードデ
ータを副コードが付された第2〜第4パーツメモリから
パーツデータを順に読み出して表示するとともに、最後
に主コードが付された花模様の輪郭データを表示して全
データを確認できる。そして、この画面11上で、前述
のように誤操作して“データ作成”キーを押すと(ステ
ップ31)、縫いデータ作成のサブルーチンに移行し
(ステップ32)、前記合成パーツ表示メモリDsに記
憶された表示データを読み出してハーフトーン表示され
ている、指定された閉領域が全てフルトーン表示に変更
されてデータ作成確認画面表示メモリDcに格納され、
これを読み出して図15に示す画面12が、データ作成
確認画面として表示され(ステップ33)、刺繍データ
作成を実行するか否かの最終確認を促す。
【0036】この画面12では、フルトーン表示であっ
てコントラストが大きいため、明らかに葉が白ヌキ表示
されていることから、未指定領域として残っていると気
づき、縫いデータを作成しないようにするため、オペレ
ータは“いいえ”のキーを押すと(ステップ34)、前
記図14の画面11と同じパーツ確認画面に戻り、更に
画面上でキーを使ってステップ5のはんい指定を選択す
ると、ステップ24でF=0となり、ステップ8で合成
パーツ表示メモリDsに格納された表示データを読み出
して図16に示す画面13の指定画面が表示され、パー
ツ作成を継続することができるようになる。
【0037】この画面13上で、4方向キーを操作して
残っている葉にポインタを一致させ、“指定”キーを押
すことにより、同様の処理の後、ステップ24でF=0
であることから、抽出された葉のパーツイメージデータ
が次パーツメモリとして、第5パーツモメリP5に格納
されて「副」コードとZ/Z幅4、縫い方を放射縫い、
黒色コードが付されるとともに、その葉もハーフトーン
表示された表示データにより合成パーツ表示メモリDs
が更新される。ステップ20でこの合成パーツ表示メモ
リDsの表示データが読み出され、図17に示す画面1
4の選択画面が表示され、葉がハーフトーン表示される
とともに、色パーツ5として登録される。この画面上で
改めて“終了”キーを押すことにより、副コードが付さ
れた第2〜第5パーツメモリからパーツイメージデータ
を順次読み出すと共に、主記憶領域コードが付された第
1パーツメモリP1から輪郭データを読み出して図18
に示す画面15のパーツ確認画面が表示される。ここ
で、“データ作成”キーを選択すると、縫いデータ作成
のサブルーテンが作動し、ステップ33で画面12に相
当する図19に示す画面16のデータ作成確認画面が、
データ作成確認画面表示用メモリが更新されることで表
示される。この画面16から全ての閉領域が指定され、
パーツとして登録されていることが確認できるので、オ
ペレータは“はい”のキーを押すことにより(ステップ
35)、縫いデータ作成が既知の方法により以下のよう
に実行される(ステップ36)。なお、前記ステップ3
1でデータ作成をしない場合には、ステップ37でステ
ップ2に戻るか、又はステップ4に移動する。
【0038】上記画面16で“はい”キーを選択する
と、上記画面15のパーツ確認画面にフルトーン表示さ
れている各パーツについて作成され、該当するメモリ領
域である第1〜第5パーツメモリP1〜P5にそれぞれ
格納されているイメージデータ(画像データ)から、各
パーツ間に糸切り一時停止コマンドが付され、パーツ確
認画面に表示された〜の順で各パーツを縫えるよう
にした縫いデータがRAM36の刺繍縫いデータメモリ
Msに格納される。さらに各パーツの色で表示された完
成模様カラー表示データ及び、各パーツに付された色名
表示を伴う5個のカラーパーツ表示データが作成され、
RAM36の刺繍縫いミシン用表示データメモリMpに
格納される。作成されたこれらデータ等は、メモリカー
ド等の外部メモリに格納されるか、送信ラインを介して
ミシンに転送することにより、刺繍縫いに供される。
【0039】本実施形態では、作成された各パーツは、
図18等のパーツ確認画面に示したように、8分割され
たパーツ表示領域にパーツ毎に表示される。その表示に
際しては、原則的には画像入力され、主記憶領域に保存
されている原画(輪郭画像)の直前に、作成されたパー
ツが挿入され、領域指定により作成されたパーツ、即ち
色パーツ2以降は作成順に並べられ、原画の輪郭を表わ
す色パーツ1が最後に配列されるようになっている。
【0040】この配列順序は、各パーツのイメージデー
タから作成される縫いデータを使って実際に刺繍を縫製
する場合の縫い順序と同一になっている。従って、実際
に作成された縫いデータを使って刺繍縫いをする場合に
は、必ず最後に輪郭部分に相当する箇所が縫われること
になるため、美しい仕上りの刺繍にすることができる。
【0041】又、各パーツを縫うための糸色や放射縫い
や水平縫い等の縫い方、ジグザグ縫いの最大幅寸法等の
縫い条件は、予めデフォルトで設定されている。ここで
は、図に示されているように、色は緑、赤、青、黄色等
で示すように、16色のデフォルト色が設定され、第1
パーツイメージデータP1を緑、第2パーツイメージデ
ータP2を赤のようにデフォルト色をパーツの作成順に
自動的に付すようにしている。また、縫い方は放射縫い
が、ジグザグ幅は4mmが、全て一律に初期設定されて
いる。
【0042】又、縫いデータと共に作成される各パーツ
の表示データは、表示されている領域毎に設定されてい
る糸色と同一の色からなる表示用カラーイメージデータ
が、刺繍全体と各パーツとについて作成され、それらを
ミシンに読み込んだときには、該ミシンに設置されてい
るカラー液晶にそれぞれ表示させることができるように
なっている。
【0043】又、本実施形態では、前記画面2等のパー
ツ確認画面で“色部品変更”キーを選択すると、図20
のフローチャートのサブルーチンに移行し(ステップ4
0)、色部品変更画面が表示される(ステップ41)。
ここでは、便宜上前述した花の原画の場合とは異なる
が、後述する組合せ機能を使用して、2種類のパーツを
それぞれ異なる原画からスキャナ14により取り込ん
だ、図21に示す画面17がこの変更画面であるとす
る。
【0044】この画面17上で右方向矢印の“選択”キ
ーを1回ずつ押しながら、変更したいパーツを選択した
後(ステップ42、43)、上下矢印の色変換キーを使
用して、キー配列の左側に配列表示されている16色の
デフォルト色として、緑、赤、青・・・の色名表示の中
から希望する色名を選択し(ステップ44、45)、
“設定終わり”キーを押すと(ステップ46)、選択さ
れたパーツのパーツイメージデータの色コード情報が変
更され、ステップ4に戻り、“データ作成”キーを押す
と(ステップ47)、前記ステップ32の縫いデータ作
成サブルーチンに移り、縫いデータ作成により、刺繍縫
いミシン表示メモリMpに格納されるパーツのうち、こ
こで色部品変更されたパーツの表示データに対して、変
更された色名表示と、その色によるカラーパーツ表示デ
ータが作成される。
【0045】また、“縫い方変更”キーを押すと(ステ
ップ48)、そのサブルーチンに移り、図22に示す画
面18が表示される(ステップ49、50)。
【0046】この画面18上で、同様に“選択”キーを
使って対象のパーツを選択した後(ステップ51、5
2)、画面上で“放射”キーを押して、放射縫いを選択
するか(ステップ53、54)、“水平”キーを押して
水平縫いを選択する(ステップ55、56)。因みに、
この画面18の例では、放射縫いがデフォルト設定され
ているので、変更するならば水平縫いを選択することに
なる。又、“設定終わり”キーを押せば、ステップ42
に戻り(ステップ57)、“データ作成”キーを押せ
ば、前記ステップ32のデータ作成サブルーチンに移行
し(ステップ58)、選択された縫い方で縫いデータが
作成され、刺繍縫いデータメモリMsに格納される。
【0047】また、“Z/Z幅変更”キーを押せば、Z
/Z(ジグザグ)幅変更のサブルーチンに移行し(ステ
ップ59、60)、図23に示す画面19の変更画面が
表示される(ステップ61)。
【0048】この画面19では、同様にパーツを選択し
た後(ステップ62、63)、ジグザグの最大幅を2m
m、4mm、6mmの各変更キーを使用し、それぞれ設
定変更することができ(ステップ64〜69)、“設定
終わり”キーでステップ51へ戻り(ステップ70)、
“データ作成”キーを押すと前記ステップ32のサブル
ーチンに移行でき、選択された縫い方で縫いデータが作
成され、刺繍縫いデータメモリMsに格納されるように
なっている(ステップ71)。なお、ジグザグの最大幅
は、その幅まではジグザグ縫いを、それを超えると畳み
縫いをする寸法である。
【0049】又、本実施形態では、前記ステップ4で表
示されたパーツ確認画面上で“組合せ”キーを押すと、
ステップ1に戻り、新たに前記スキャナ14を使って別
の原画を画像入力することができるようになっている
(ステップ29)。ここでは、前記図18に示した画面
15の確認画面で、“組合せ”キーを押して新しい原画
を追加入力する場合を例に、以下に具体的に説明する。
【0050】実際に、前記スキャナ14のガラス面に
“蜂”の輪郭が描かれた第2の原画を載置し、前記画面
1の花の場合と同様に、該スキャナ14により蜂が描か
れている原画の画像データを取り込む。取り込まれたイ
メージデータは第6パーツメモリP6に格納され、主記
憶領域として「主」コードの他、Z/Zコード、、縫い
方コード、色コードが、デフォルト値に従って自動入力
的に付される。同時に、合成パーツ表示メモリDsに格
納されている既パーツデータを含む花模様に蜂模様が合
成された表示データに更新され、図24に示す画面20
のように、前記画面1に相当するイメージ画像が表示さ
れる。この画面では、前述したように“やり直し”キー
を押して画像入力のやり直しができると共に、入力した
蜂の位置が適切でない場合には、“ズレナオシ”キーを
押して、第6パーツメモリP6に格納された蜂の輪郭デ
ータを修正することにより、その位置ずれを調整するこ
とができるようになっている。
【0051】画像入力した蜂の状態が適切であれば、
“終了”キーを押すことにより、花模様に蜂模様を合成
した更新イメージデータを合成パーツ表示メモリDsに
格納する。その後、図25に示す画面21のパーツ確認
画面が表示され、これまでは主記憶領域として「主」コ
ードが付されることで最終領域に表示されていた第1の
原画の花の輪郭より後ろのパーツ表示領域に、「主」コ
ードが付された第2の原画の蜂が表示される。その後、
この蜂の絵について、花の場合と同様に領域指定するこ
とにより、パーツを作成することもできるが、ここでは
蜂全体を1つのパーツとして“データ作成”キーを押す
ことにより、前記ステップ33で画面16に相当する図
26に示す画面22のデータ作成確認画面を表示させ、
OKであれば“はい”キーを押すことにより、花の周り
に蜂が飛んでいる構成の刺繍データ及びカラー表示デー
タを作成することができる。
【0052】更に、本実施形態では、ステップ4で表示
されているパーツ確認画面上で、“編集”キーを押すこ
とにより(ステップ30)、図27に示す編集のサブル
ーチンに移行するようになっている(ステップ80)。
【0053】このサブルーチンでは、前記図18に示し
た画面15のパーツ確認画面で“編集”キーを押した場
合であれば、これと同じパーツが表示されている、図2
8に示す画面23の編集画面が表示される(ステップ8
1)。この編集画面上では、“選択”キーにより所望の
パーツを選択するし(ステップ82、83)、さらに
“移動”キーによりこの選択されたパーツの移動(ステ
ップ84、85)が、また“回転・反転”キーにより選
択されたパーツの回転・反転処理(ステップ86、8
7)が、それぞれ実行できるようになっている。又、
“ぬい順変更”キーを押すと縫い順変更のサブルーチン
に移行し(ステップ88、89)、縫い順変更画面が表
示される。この画面は、その図示を省略するが、次に説
明する図29に示す変更前の画面24と略同じであり、
図29にも表示された、手のマークで表わされた“変更
するパーツ”キーと、矢印マークで表わされた“挿入さ
れる場所”キーの位置が、図30に示す変更後の画面2
5と同じ位置(初期位置)とする画面に相当する。
【0054】上記縫い順変更画面で、変更操作する一例
を図29で説明する。まず“変更するパーツ”キーを操
作して手のマークを移動させ(ステップ91、92)、
次いで“挿入される場所”キーを操作して矢印マークを
移動することにより(ステップ93、94)、手のマー
クがあることから3番目の花びらが変更パーツとして選
択され、矢印マークがあることから挿入場所が最後の輪
郭パーツの後ろに指定された、上記図29の画面24の
状態にする。この画面24上で、“変更”キーを押す
と、縫い順の入れ替えが実行され、上記図30の画面2
5の状態に変更される(ステップ95、96)。“戻
る”キーを押せば、上記操作はキャンセルされ(ステッ
プ97、98)、“終了”キーを押せば、変更後の画面
25の状態でステップ82に戻り(ステップ99、10
0)、縫い順が変更された前記図28に相当する編集画
面(図示せず)が表示され、該画面上で更に上述した編
集操作ができると共に、“戻る”キーにより以上の操作
をキャンセルすることができ(ステップ101、10
2)、“終了”キーにより編集を実行し、ステップ4の
パーツ確認画面に戻ることができる(ステップ103、
104)。この縫い順変更を実行する方法としては、R
AM36のP1〜P8のパーツメモリに格納されている
データを設定された順に入れ換えればよく、又は別に縫
い順とP1〜P8のパーツメモリの対応するテーブルを
もたせ、このテーブルを変更してパーツ確認画面表示の
表示順を設定するようにしてもよい。
【0055】本実施形態の刺繍データ作成装置では、最
後の表示領域に実際に表示されているパーツについて、
領域指定を選択することにより新たな閉領域を抽出して
新たなパーツを作成することができるようになってい
る。従って、例としては必ずしも適切ではないが、以上
説明した編集機能を使って、花びらのパーツを最後の表
示領域に移動させたことにより、この花びらから、仮に
花芯が領域指定されていなかった場合には、花芯(閉領
域)を新たなパーツとして作成する作業を行うこともで
きる。
【0056】以上詳述した本実施形態によれば、前記図
4〜図11を参照して詳述した如く、複数のパーツから
なる刺繍データを、1回の画像入力により取り込んだ原
画を表示させた領域指定画面上で、閉領域を指定するこ
とにより容易に作成することができる。従って、色数の
多い刺繍データを作成する場合でも、短時間で且つ容易
に作成することができるため、作業能率を大幅に向上す
ることができる。
【0057】又、従来のように画像入力した複数枚のイ
ラスト(原画)を使用する場合には、それらをスキャナ
14の読取り面に置く位置によってイラスト間のズレが
発生する可能性があったが、本実施形態では、画面上の
輪郭から作成する2個目以降のパーツは、イラストを使
用せずに作成できるため、ズレが発生することのない刺
繍データを作成することができる。
【0058】又、本実施形態のように、領域指定方法を
用いてパーツ(画像データ)を作成することにより、上
記のように複数枚のイラストが必要とされないため、イ
ラスト作成に多大な時間をかけずに済み、読み取り回数
も1回で済むため作業効率が向上する。
【0059】又、本実施形態では、先に読み取った絵か
ら領域指定により作成されるパーツの作り順と、それか
ら作成される縫いデータの縫い順とを同一とし、先に読
み取った絵が最後に縫われるようにしたことにより、領
域指定された画像データから作成される縫いデータによ
っては閉領域の内部が縫われ、その外側の輪郭部分に相
当する箇所は最後に縫われることになるため、仕上りの
美しい刺繍縫製をすることができる。
【0060】以上、本発明について具体的に説明した
が、本発明は、前記実施形態に示したものに限られるも
のでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能で
ある。
【0061】例えば、本発明の刺繍データ作成装置の具
体的な構成は、前記実施形態に示したものに限定され
ず、スキャナはフラットベッドタイプでなく、いわゆる
ハンディタイプのものであってもよい。又、画像入力手
段は、前記スキャナに限られるものでなく、CD−RO
M等の記録媒体から画像データを読み込むドライバであ
ってもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
色数の多い模様を刺繍縫いするための刺繍縫いデータで
あっても、短時間でしかも容易に作成することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態の刺繍データ作成装置
の外観を示す概略斜視図
【図2】上記刺繍データ作成装置が有する装置本体の要
部を示すブロック図
【図3】実施形態によるデータ作成のメインルーチンを
示すフローチャート
【図4】画像入力された原画を表わす画面1のイメージ
を示す画面例
【図5】画面2のパーツ確認画面を画面例
【図6】画面3の領域指定画面を示す画面例
【図7】画面4の領域指定モード選択画面を示す画面例
【図8】画面5の領域指定画面を示す画面例
【図9】画面6の領域指定モード選択画面を示す画面例
【図10】画面7の領域指定画面を示す画面例
【図11】画面8の領域指定モード選択画面を示す画面
【図12】画面9の領域指定画面を示す画面例
【図13】画面10の領域指定モード選択画面を示す画
面例
【図14】画面11のパーツ確認画面を示す画面例
【図15】画面12のデータ作成確認画面を示す画面例
【図16】画面13の領域指定画面を示す画面例
【図17】画面14の領域指定モード選択画面を示す画
面例
【図18】図15のパーツ確認画面を示す画面例
【図19】画面16のデータ作成確認画面を示す画面例
【図20】色部品変更のサブルーチンを示すフローチャ
ート
【図21】画面17の色変更画面を示す画面例
【図22】画面18の縫い方変更画面を示す画面例
【図23】画面19のジグザグ最大幅変更画面を示す画
面例
【図24】画面20の原画像追加入力画面を示す画面例
【図25】画面21のパーツ確認画面を示す画面例
【図26】画面22のデータ作成確認画面を示す画面例
【図27】編集のサブルーチンを示すフローチャート
【図28】編集前のパーツ確認画面23を示す画面例
【図29】変更前の編集画面24を示す画面例
【図30】変更後の編集画面25を示す画面例
【符号の説明】
10…収納ケース 12…装置本体 14…スキャナ 16…蓋体 18…液晶表示部 20…キー 22…スキャナコード 32…CPU 34…ROM 36…RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 健 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 (72)発明者 助川 祐一 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 ジ ューキ株式会社内 Fターム(参考) 3B150 AA15 CB04 CE23 GE28 GE29 GF02 GF03 GG04 LA44 LA67 LA71 LA72 LA73 LA74 LA78 LA79 LB02 MA07 MA08 NA53 NA62 NB18 QA06 QA07 QA08 5B046 AA10 BA08 CA05 DA02 EA09 HA05

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】模様を表わす画像データから、該模様を刺
    繍縫いするための縫いデータを作成する刺繍データ作成
    装置において、 1以上の閉領域を含む模様の輪郭を表わす画像データを
    入力する画像入力手段と、 入力された画像データに基づいて画面上に前記模様を表
    示する表示手段と、 前記画面上に表示された模様に含まれる閉領域の輪郭の
    画像データを縫いデータ作成用のパーツとして登録する
    主記憶領域と、 前記画面上に表示された模様に含まれる閉領域を指定す
    る指定手段と、 指定された1以上の閉領域の内部の画像データを、新た
    なパーツとしてそれぞれ個別に登録する1以上の副記憶
    領域と、 主記憶領域及び副記憶領域に登録されている各パーツの
    画像データを、それぞれ縫いデータに変換する変換手段
    と、を備えていることを特徴とする刺繍データ作成装
    置。
  2. 【請求項2】前記表示手段の画面上には、前記副記憶領
    域に登録されている各パーツを配列して表示し、その後
    に前記主記憶領域に登録されているパーツを配列して表
    示する手段を備えていることを特徴とする請求項1に記
    載の刺繍データ作成装置。
  3. 【請求項3】前記副記憶領域に登録されている各パーツ
    が、登録された順に表示されるようになっていることを
    特徴とする請求項2に記載の刺繍データ作成装置。
  4. 【請求項4】前記各パーツの画像データから作成される
    縫いデータの縫い順序を、前記表示手段の画面上に表示
    された各パーツの配列順序と同一に設定する手段を備え
    ていることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の刺
    繍データ作成装置。
  5. 【請求項5】前記表示手段の画面上に表示されている前
    記主記憶領域に登録されているパーツに重ねて、前記副
    記憶領域に登録されたパーツをハーフトーン表示する手
    段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の刺繍
    データ作成装置。
JP2001165814A 2001-05-31 2001-05-31 刺繍データ作成装置 Abandoned JP2002355457A (ja)

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