JP2002354550A - 通信システムにおける情報伝達方法 - Google Patents

通信システムにおける情報伝達方法

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JP2002354550A JP2002130868A JP2002130868A JP2002354550A JP 2002354550 A JP2002354550 A JP 2002354550A JP 2002130868 A JP2002130868 A JP 2002130868A JP 2002130868 A JP2002130868 A JP 2002130868A JP 2002354550 A JP2002354550 A JP 2002354550A
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/20Services signaling; Auxiliary data signalling, i.e. transmitting data via a non-traffic channel

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信システムを介してあるタイプのユーザ情
報を伝達する方法において、通信システム容量を維持
し、さらには増加させる。 【解決手段】 ユーザはリアルタイムではなく送信され
るユーザ信号を特定し、シグナリング・チャネルを介し
てそのような信号を送信する。システムはそのようなノ
ン・リアルタイム信号を受信・記憶し、使用可能なトラ
フィック・チャネルを介して、一定時間後に宛先まで送
信する。ユーザや通信システムはその送信時間を規定で
きる。このようにして、リアルタイム信号とユーザによ
って特定されたノン・リアルタイム信号とがトラフィッ
ク・チャネルやその他のリソースをめぐって競合する可
能性を大きく減少させ、通信システムの容量を維持し、
さらには増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信システムに関
し、特に、通信システムにおける情報伝達方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信システムを構成する機器を所有し、
動作させ、管理する事業体であるサービス・プロバイダ
は、システムの容量を改善させる方法を常に探し求めて
いる。システムの容量は、ある時間のシステムによって
サービスされるユーザ数、および/またはそのシステム
で搬送(送信・受信)できる情報量に関係する。システ
ム・プロバイダが利用できるリソースは限られているの
で、プロバイダはシステム容量の維持・改善のため、効
率的にそれらのリソースを利用する新しい技術を展開し
なくてはならない。通信システムのリソースとは、さま
ざまな機器であり、それらの機器を動かすために使用す
るいろいろな技術であり、通信システムに用いられる種
々のプロセス・アルゴリズムである。システム・リソー
スの例を挙げると、無線の送信・受信機器や、システム
に割り当てられる帯域幅の量、送信される信号に割り当
てられる電力がある。これらのシステムの帯域幅や信号
を送信する際に使用する電力量などのリソースは、政府
や規格団体によって規制されている。また、無線機器な
どその他のリソースは比較的高価である。よって多くの
場合、サービス・プロバイダは、容量を増加させるため
にただリソースを増加させるという贅沢を享受しない。
よって、サービス・プロバイダはシステムの容量を維持
したり、増加させたりするために、通信信号を効率的に
処理できる技術の探索に依存する。通信システムの多く
は、さまざまなタイプのユーザ信号を搬送し、ユーザ信
号はシステム情報を運ぶ機器によって生成される信号か
ら特定されるユーザ情報を運ぶ。一般にユーザ情報は通
信システムのユーザ間で搬送されるどんなタイプの情報
でもよい。システム情報を運ぶ信号は、システムに使用
されるユーザ機器によって生成され、通信システムを動
作させ、あるいは管理する。ユーザ信号はユーザ機器に
よって生成される。ユーザ信号のうち重要なのは送信中
に起きるギャップや遅延に敏感なリアルタイム信号であ
る音声信号である。リアルタイム信号は生成と同時に送
信される。つまり、信号が生成されるとすぐに送信され
る。いったんリアルタイム信号が生成され始めると、そ
の信号はフロントエンド遅延以外には処理中のいかなる
重大な遅延をも許容しない。例えば、音声信号は送信開
始前には遅延することもあるが、いったんそのような信
号の送信が始まると、送信中はほんの少しのギャップで
も信号を理解不能としてしまう。リアルタイム信号がラ
イブ・ビデオ信号の場合でも、送信中はどんなギャップ
も許されない。一般にリアルタイム信号は、パケット間
にどんなに小さな時間的ギャップもなしに送信される、
連続するパケットのブロックとしてフォーマット化され
る。通信システムはリアルタイムではない信号(以下、
ノン・リアルタイム信号)よりもリアルタイム信号の方
に優先権を与える。システム機器によって受信されてい
るリアルタイム信号は、信号が理解不能になることを避
けるために、ある時間内にそのような機器によって送信
されなくてはならない。その通信システムは、リアルタ
イム信号を扱うことができるリソースを有する必要があ
り、そうでない場合、受信されたリアルタイム信号は歪
んでしまうだろう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】システム機器にユーザ
信号が受信されると、通信チャネルは信号が宛先に到着
するよう使用可能となる。システムは、信号の通信を確
立するために到着する信号にさまざまなリソースを割り
当てるために、それに応じるプロトコルの規則を適用す
る。一般にプロトコルは、機器を動作させ、制御し、も
しくは維持するための通信システムによって適用される
基準によって規定される一連のルールである。確立され
た通信は、信号が発生場所から宛先まで進むことを可能
とする通信チャネルを提供するシステムに関係する。シ
ステム機器は、いろいろなリソース(例えば、アルゴリ
ズム、無線装置、帯域幅の一部や伝送電力量)を通信チ
ャネルを確立するために割り当てる。ユーザ信号を搬送
するのに用いられる通信チャネルは、通例、トラフィッ
ク・チャネルと呼ばれる。よってトラフィック・チャネ
ルは通信システムのいろいろなリソースの組み合わせで
ある。システムの情報を運ぶ信号は、シグナリング・チ
ャネルを介して送信(受信)される。シグナリング・チ
ャネルは、ユーザがシステムの使用を許可されると、使
用可能となる。シグナリング・チャネルを介して搬送さ
れるシステム情報は、ユーザ間で通信(すなわち、リソ
ース割り当て)を確立するのに使用される。受信された
ユーザ信号がリアルタイム信号の場合、システムはリソ
ース(すなわち、トラフィック・チャネル)を、上述の
理由からある時間内に割り当てなければならない。受信
された信号がノン・リアルタイム信号の場合、システム
は規定される時間内にそのような信号のためのリソース
を割り当てる必要はない。リアルタイム信号のリソース
に関する拘束のために、システム容量はそのような信号
を正しく処理する能力に著しく依存する。
【0004】システム内で搬送されるリアルタイム信号
の量が増加するとき、システムはノン・リアルタイム信
号の処理を危険にさらすことなく、リアルタイム信号へ
のリソースの提供を可能としなくてはならない。リアル
タイム信号とノン・リアルタイム信号が同じトラフィッ
ク・チャネルを得るために競合する状況がある。そのよ
うな状況では、システムは最初に、トラフィック・チャ
ネルを到着するリアルタイム信号に割り当て、それから
残りのチャネルをノン・リアルタイム信号に割り当て
る。トラフィック・チャネルが残っていない場合、ノン
・リアルタイム信号はチャネルが使用可能となるまで待
機しなければならない。次の使用可能なチャネルは、そ
の他の最近到着したリアルタイム信号に再度優先権が与
えられるため、待機中のノン・リアルタイム信号には割
り当てられないこともある。結果として、ノン・リアル
タイム信号は、通信システムによって扱われる以前に重
大な遅延を受け、多くの場合、これらのノン・リアルタ
イム信号は最終的にシステムから外れ、システム容量は
減少してしまう。あるいは、システムは単にノン・リア
ルタイム信号が遅延したときに、リアルタイム信号より
もノン・リアルタイム信号の方に優先権を与えることも
できる。しかし、これはリアルタイム信号を失うことを
覚悟で行われるもので、結果としてシステムの容量を減
少させてしまうだろう。システムが優先権を与えるのが
リアルタイム信号かノン・リアルタイム信号かというこ
ととは無関係に、同じリソースを得るために競合する二
種類の信号のために、システムの容量が悪影響を受ける
という状況もあるだろう。
【0005】ゆえに、通信システム内でリアルタイム信
号とノン・リアルタイム信号とが同じリソースを得るた
めに競合する確率を減少させ、それによって、通信シス
テム容量を維持し、さらには増加するような方法が必要
とされる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、リソースの効
率的な利用を通じて、通信システムの容量を維持し、さ
らには増加させる方法を提供する。本発明による方法
は、すべてのユーザ情報がリアルタイムで送信される必
要はないという事実を利用している。特定のユーザ情
報、つまりユーザが特定した記憶可能な情報として定義
された情報は、システムに送信され、システムは、ユー
ザやトラフィック・チャネルの使用可能性によって規定
された一定時間後、最終的にその情報を宛先に送信す
る。ユーザが特定した記憶可能な情報とは、いったんシ
ステムによって受信され、ユーザあるいはシステムが指
定する時間で使用可能なトラフィック・チャネルを介し
て宛先に送信(リアルタイムではない)されるべき情報
だとユーザによって特定された、ユーザ信号によって運
ばれる情報である。
【0007】ユーザが特定した記憶可能な情報は、フォ
ーマット化され、ラベル付けされ、システムが採用する
あらゆるプロトコルにしたがい、システムのシグナリン
グ・チャネルを介して受信される。システムはユーザが
特定した記憶可能な情報をシグナリング・チャネルを介
して受信し、そのような情報を記憶する。そして、シス
テムはそのユーザが特定した記憶可能な情報の内容か
ら、その情報の宛先と、送信されるべき時間とを決定す
る。送信時間の直前に、システムはシグナリング・チャ
ネルを介して宛先に警告信号を送信して警告する。宛先
からその警告信号への返答を(シグナリング・チャネル
を介して)受信すると、システムは記憶された情報を、
使用可能なトラフィック・チャネルを介して宛先に送信
する。使用可能なトラフィック・チャネルは、到着ある
いは待機するリアルタイム信号のそのようなチャネルの
使用を奪うことなしに送信される、ユーザが特定した記
憶可能な情報を通す、トラフィック・チャネルである。
よって、本発明の方法によれば、システムはシグナリン
グ・チャネルを介してユーザが特定した記憶可能な情報
を受信し、一定時間後に使用可能なトラフィック・チャ
ネルを介してそのような情報を送信することが可能とな
る。ユーザが特定した記憶可能な情報を運ぶユーザ情報
が、シグナリング・チャネルを介してシステムに受信さ
れ、トラフィック・チャネルが使用可能になる適切な時
間に送信されるので、リソース(例えばトラフィック・
チャネル)を得るためにそのような信号がリアルタイム
信号と競合する可能性が減少し、それによってシステム
容量は維持され、さらには増加することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、リソースの効率的な利
用を通じて、通信システムの容量を維持し、さらには増
加させる方法を提供する。本発明による方法は、すべて
のユーザ情報がリアルタイムで送信される必要はないと
いう事実を利用している。特定のユーザ情報、つまりユ
ーザが特定した記憶可能な情報として定義された情報
は、システムに送信され、システムは、ユーザやトラフ
ィック・チャネルの使用可能性によって規定された一定
時間後、最終的にその情報を宛先に送信する。ユーザが
特定した記憶可能な情報とは、いったんシステムによっ
て受信され、ユーザあるいはシステムが指定する時間で
使用可能なトラフィック・チャネルを介して宛先に送信
(リアルタイムではない)されるべき情報だとユーザに
よって特定された、ユーザ信号によって運ばれる情報で
ある。通信システムが採用するプロトコルにしたがって
ラベルが付けられ、フォーマット化され、シグナリング
・チャネルを介して通信システムの装置によって送信さ
れると、ユーザが特定した記憶可能な情報はシグナリン
グ・チャネルを介してシステムによって受信される。シ
ステムはその受信された、ユーザが特定した記憶可能な
情報を記憶する。そして、システムはそのユーザが特定
した記憶可能な情報の内容からその情報の宛先と、送信
されるべき時間を決定する。送信時間の直前に、システ
ムはシグナリング・チャネルを介して宛先に警告信号を
送信して警告する。宛先からのその警告信号への返答を
(シグナリング・チャネルを介して)受信すると、シス
テムは記憶された情報を使用可能なトラフィック・チャ
ネルを介して宛先に送信する。使用可能なトラフィック
・チャネルは、到着あるいは待機するリアルタイム信号
のそのようなチャネルの使用を奪うことなしに送信され
る、ユーザが特定した記憶可能な情報を通す、トラフィ
ック・チャネルである。よって、本発明の方法によれ
ば、システムはシグナリング・チャネルを介してユーザ
が特定した記憶可能な情報を受信し、一定時間後に使用
可能なトラフィック・チャネルを介してそのような情報
を送信すること、すなわち、そのような情報を伝達する
ことが可能となる。ユーザが特定した記憶可能な情報を
運ぶユーザ情報がシステムによってシグナリング・チャ
ネルを介して受信され、トラフィック・チャネルが使用
可能になる適切な時間に送信されるので、リソースを得
るためにそのような信号がリアルタイム信号と競合する
可能性が減少し、それによってシステム容量は維持さ
れ、さらには増加することが可能となる。
【0009】図1には本発明の方法が図示されている
が、とりあえず、図2で表示される通信システムの内容
で、本発明による方法を見ていこう。図2は、ワイヤー
ラインの通信システム・ネットワーク218に接続され
たワイヤレス通信システムの一部が表されている。その
ワイヤレス通信システムの一部は、エンド・ユーザの通
信装置202、エアー・インタフェース204、基地局
206、エアー・インタフェース208、および、エン
ド・ユーザの通信装置210を含んでいる。基地局20
6は、通信リンク212を介して、宛先サーバ214に
接続している。宛先サーバ214は、ワイヤレス通信シ
ステムの一部、あるいは、ワイヤーライン通信システム
218の一部、もしくはどちらでもないシステムの一部
だと考えられる。ワイヤーライン通信システム218
は、エンド・ユーザ3のような、通信装置222を有す
るエンド・ユーザを出入りする情報を送受信する他のシ
ステム機器に相互に連結したさまざまなスイッチ(例え
ば、スイッチ220)を含む。ここで、エンド・ユーザ
1により使用される通信装置202と、エンド・ユーザ
2により使用される通信装置210は携帯電話機として
表示しているのは、図示する目的からだけである。ま
た、同じく図解のためだけに、エンド・ユーザ3に使用
される通信装置222はワイヤーラインの電話機で示し
てある。本発明が特定の通信装置によらないことは容易
に理解されよう。例えば、パーソナル・デジタル・アシ
スタント(PDA)や、有線・無線のコンピュータに対
しても、本発明の方法は適用される。
【0010】エンド・ユーザ1がユーザ210との通信
(例えば、音声メッセージの送信など)を望む、ただし
リアルタイムではない通信、と仮定する。エンド・ユー
ザ2へ電話をかけるかわりに、エンド・ユーザ1は、送
信するべき情報をユーザが特定した記憶可能な情報とし
てラベル付けするように携帯電話202を機能させる。
システムが採用するプロトコルと一致するスキームであ
ればどんなフォーマットでもよい。携帯電話202は通
信システムで使用されるあらゆるシグナリング・プロト
コルにしたがって、ユーザが特定した記憶可能な情報を
フォーマット化し、ラベル付けするように構成される。
多くのシグナリング・プロトコルがデータがシグナリン
グ・チャネルを介してエンド・ユーザとシステム機器間
で搬送されるようなフォーマットを有し、本発明の方法
はそのようなフォーマットに適用される。音声メッセー
ジの終了を受け、ユーザは、ユーザが特定した記憶可能
な情報の宛先、あるいは宛先データ(例えば、電話番
号)と、その情報が宛先に送信されるときの一定の制
限、すなわち、送信時間データを有する。情報のラベリ
ングとフォーマッティングは、ユーザ1によって実行さ
れる記憶コマンドを受けて行われる。ゆえに、記憶コマ
ンドを実行するユーザ1は、その情報を、シグナリング
・チャネルを介してシステム機器に送信すべき情報とし
て特定する。その情報を受信したら、システム機器は、
そのような情報を適切な時間経過後に、トラフィック・
チャネルを介して宛先に送信する。
【0011】ひきつづき図2を参照すると、ユーザ1
は、携帯電話202をエンド・ユーザ2に音声メッセー
ジを送信するよう処理(特定の連続するキーをアクティ
ブに)する。エンド・ユーザ1はまた、メッセージの宛
先、例えば携帯電話210の電話番号、と、メッセージ
が携帯電話210に送信される時間についてのおよその
時間を入力する。携帯電話202は連続するキーを、ユ
ーザのメッセージやメッセージの宛先、メッセージの送
信時間を得るためのコマンドとして認識するよう構成さ
れる。携帯電話202はその獲得された情報をユーザが
特定した記憶可能な情報としてラベリングする。そし
て、携帯電話202は、そのユーザが特定した記憶可能
な情報をエアー・インタフェース204のシグナリング
・チャネルを介して、基地局206に送信する。エアー
・インタフェース204もエアー・インタフェース20
8もシグナリング・チャネルとトラフィック・チャネル
とを有する。
【0012】図1では、ステップ102で、送信された
音声メッセージが基地局206によって受信される。基
地局206は受信した情報を記憶する。受信した情報を
記憶する前に基地局206は受信された情報があるタイ
プの情報フォーマッティングをされ、ワイヤレス通信シ
ステムのサービス・プロバイダによって案出された、ユ
ーザが特定した記憶可能な情報だと認識する。例えば、
基地局の処理装置は、特定のフラグを検索したり、ワイ
ヤレス通信システムが採用するプロトコルの情報フォー
マット・スキーム内の特定のデータ・フィールドを探し
たりする。フラグは、受信された情報がユーザが特定し
た記憶可能な情報であるか、そして、データ・フィール
ドが、エアー・インタフェース204のシグナリング・
チャネルを介して送信される、ユーザが特定した記憶可
能な情報の一部あるいは全部を含んでいるか、というこ
とを示す(図2参照)。
【0013】ステップ104では、基地局の装置が、受
信され、記憶された、ユーザが特定した記憶可能な情報
の宛先と送信時間を決定する。基地局の装置は、受信さ
れた情報の特定のフィールドから情報を取り出し、宛先
(そして、設定されているなら送信時間)を決定する。
データ・フィールド中にも設定されうる宛先は、携帯電
話210の電話番号の場合もある。受信された情報の宛
先設定には、他の技術の使用も可能である。エンド・ユ
ーザ1は、データ・フィールド中に、受信された、ユー
ザが特定した記憶可能な情報のための送信時間について
の指示を設定することもできる。しかし、受信された、
ユーザが特定した記憶可能な情報は、送信時間を含まな
い場合もある。ユーザによる送信時間の指定がない場
合、本発明の方法によれば、トラフィック・チャネルの
使用可能性に基づいて受信された情報が送信される。ト
ラフィック・チャネルの使用可能性は、トラフィック・
チャネルがそのようなチャネルを使用するリアルタイム
信号の能力に悪影響を与えることなく、ユーザが特定し
た記憶可能な情報を受信するよう割り当てられるかどう
かに関係する。
【0014】ステップ106では、受信された、ユーザ
が特定した記憶可能な情報の送信前に、(1)該当する
宛先アドレスを有する通信装置があるかどうかを確認し
(2)その通信装置の準備が整い、ユーザが特定した記
憶可能な情報を受信することができるかを確認するため
に、システムは警告信号を宛先に送信する。警告信号は
システムのシグナリング・チャネルを介して送信され
る。図2の例を参照すれば、基地局206はエアー・イ
ンタフェース208のシグナリング・チャネルを介して
警告信号を携帯電話210に送信する。
【0015】ステップ108では、宛先の準備が整い、
ユーザが特定した記憶可能な情報を受信することができ
るということを示す、警告信号への応答が受信されたか
どうかを判定する。ここで、応答信号のフォーマットは
システムが採用するどんなプロトコルでも応じられる、
ということに再度言及しておく。図2で表される例の参
照を続けると、携帯電話210は、エアー・インタフェ
ース208のシグナリング・チャネルを介して応答信号
を基地局206に送信する。応答信号はシステムのプロ
トコルごとにフォーマット化される。応答が肯定的な場
合、ステップ112に移動し、ユーザが特定した記憶可
能な情報は使用可能なトラフィック・チャネルを介して
宛先に送信される。トラフィック・チャネルが使用不可
能なとき、情報の送信はトラフィック・チャネルが使用
可能になるまで延期される。送信が完了すると、ステッ
プ102に移動して、新しい情報を待つ。応答が否定
的、あるいは応答がない場合は、ステップ110に移
る。
【0016】ステップ110では、警告信号を一定回数
再送信できる。その回数は、システムのプロバイダやユ
ーザが決定する。例えば、ユーザが特定した記憶可能な
情報の一部として、ユーザは応答信号を受信する前に警
告信号を送信すべき回数を指定することができる。ある
いは、システムは警告信号が再送信される前に指定され
た時間待機することもできる。待機時間はユーザが(ユ
ーザが特定した記憶可能な情報に含まれることによっ
て)、または、システムが指定できる。所定時間経過
後、すなわち、警告信号の再送信が一定回数行われて
も、応答信号が未受信の場合、システムは、もはや記憶
された情報を送信しようとはしなくなり、新しい情報を
受信しようとステップ102に移動する。この場合、シ
ステムはユーザに(シグナリング・チャネルを介して)
情報が宛先まで送信されなかったことを通知するメッセ
ージを送信するだろう。そのとき、ユーザは、情報送信
の試行を中止するというメッセージをシステムに(これ
もまたシグナリング・チャネルを介して)送信すること
もできるし、指定時間(すなわち新しい送信時間)後、
システムが再試行するようにすることもできる。ユーザ
が情報送信の試行を中止することを望む場合、新しい情
報を待ち受けるためにステップ102に進む。そうでな
い場合、ステップ106に進み、再度、ユーザが特定し
た記憶可能な情報を送信しようと試みる。
【0017】上述の方法は、ワイヤレス通信システムの
エンド・ユーザが同じワイヤレス通信システムの別のエ
ンド・ユーザに音声メッセージを送ろうとする場合を記
載しているが、本発明による方法はそのような筋書きだ
けに限ったものではないことは容易に理解できるであろ
う。つまり、本発明はすべての通信システム、および、
すべてのユーザ情報に適用できる。例えば、図2で、エ
ンド・ユーザ1は、ワイヤーライン通信システム218
のエンド・ユーザ3に音声メッセージを送信する本発明
による方法にも適用できる。本発明の方法を実行する通
信装置は、ユーザが採用するプロトコルにしたがってユ
ーザ信号をフォーマット化し、シグナリング・チャネル
を介して信号を送信するように構成されることがさらに
理解されるであろう。このような装置は、警告信号をシ
ステムの装置(基地局、宛先サーバ、スイッチなど)か
ら受信し、その警告信号を認識し、その警告信号に対し
て、システム機器が、(シグナリング・チャネルを介し
て、)ユーザが特定した記憶可能な情報を送信するか否
かを知らせる応答をする。また、本発明の方法は、基地
局や宛先サーバ、スイッチやその他システム機器に常駐
するソフトウェア、ハードウェア、ファームウェアで実
行される。あるいは、さまざまなシステム機器の組み合
わせにも対応しうる。
【0018】ユーザ情報を伝達する方法に加えて、本発
明は、携帯電話やPDA、パソコンのような通信装置
で、ユーザが特定した記憶可能な情報を送信する方法も
含む。ユーザが特定した記憶可能な情報は獲得され、ラ
ベル付けされ、フォーマット化される。宛先や送信時間
は、通信装置の周知の操作によって、ユーザが特定した
記憶可能な情報に挿入されたり、含まれたりする。さら
に、ユーザが特定した記憶可能な情報は、トラフィック
・チャネルを介して、PDAや携帯電話、パソコンなど
の通信装置で受信される。通信装置は最初、警告信号を
求めてシグナリング・チャネルを監視する。警告信号を
受信すると、通信装置はシグナリング・チャネルを介し
て、応答信号をシステム(基地局、その他のシステム機
器)に送信する。応答信号は通信システムが採用するプ
ロトコルにしたがって、フォーマットされる。そして、
通信装置は通信システムのトラフィック・チャネルを介
して、ユーザが特定した記憶可能な情報を受信する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による方法のフローチャートである。
【図2】本発明による方法が適用されるワイヤレス通信
システムとワイヤーライン通信システムの一部を表示し
た図である。
【符号の説明】
202 エンド・ユーザ(1)の通信装置 204、208 エアー・インタフェース 206 基地局 210 エンド・ユーザ(2)の通信装置 212 通信リンク 214 宛先サーバ 218 ワイヤーライン・ネットワーク 220 スイッチ 222 エンド・ユーザ(3)の通信装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ヴィクラム ライ アメリカ合衆国、ニュージャージー州 07869、ランドルフ、モリス ターンパイ ク 62 Fターム(参考) 5K067 AA13 BB04 BB21 DD23 DD24 DD28 EE02 EE10 GG01 GG11 HH23 HH28

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)シグナリング・チャネルを介し
    て、ユーザが特定した記憶可能な情報を受信するステッ
    プと、 (B)使用可能なトラフィック・チャネルを介して、受
    信されたユーザ情報を宛先まで送信するステップと、を
    含むことを特徴とする通信システムを介してユーザ情報
    を伝達する方法。
  2. 【請求項2】 前記(A)ステップが、 (A1)受信されたユーザ情報を記憶するステップと、 (A2)前記受信されたユーザ情報から送信時間と宛先
    を決定するステップと、 (A3)シグナリング・チャネルを介して、警告信号を
    宛先まで送信するステップと、 (A4)前記シグナリング・チャネルを介して、宛先か
    ら応答信号を受信するステップと、を含むことを特徴と
    する請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記(A3)ステップが、 (A31)通信システムが採用するプロトコルにしたが
    って、前記警告信号をフォーマット化するステップと、 (A32)ユーザやシステムによって指定された送信時
    間より前に、シグナリング通信チャネルを介して警告信
    号を送信するステップと、を含むことを特徴とする請求
    項2記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記警告信号がユーザによって規定され
    る回数分送信されることを特徴とする請求項2または3
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記(A3)ステップが、 (A33)ユーザが指定した時間、送信された警告信号
    に応答する信号を待つステップと、 (A34)ユーザが指定した回数分、警告信号を再送信
    するステップと、 (A35)一定回数分の再送信が行われた後も応答信号
    が受信されない場合、シグナリング・チャネルを介して
    ユーザ情報が宛先に伝達されないことを通知するメッセ
    ージをユーザに送信するステップと、を含む請求項2〜
    4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記(A2)ステップが、 (A21)受信されたユーザ情報から送信時間データと
    宛先データを取り出すステップと、を含む請求項2〜5
    のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記受信されたユーザ情報は、ユーザが
    送信時間を指定しない場合、通信システムによって規定
    された時間で、使用可能なトラフィック・チャネルを介
    して送信されることを特徴とする請求項2〜6のいずれ
    かに記載の方法。
  8. 【請求項8】 (C)トラフィック・チャネルが使用可
    能になるまで受信されたユーザ情報の送信を延期するス
    テップと、をさらに含む請求項2〜7のいずれかに記載
    の方法。
  9. 【請求項9】 前記(A31)ステップは、 (A311)通信装置で前記ユーザが特定した記憶可能
    な情報を獲得するステップと、 (A312)前記ユーザが特定した記憶可能な情報に送
    信時間データと宛先データを挿入するステップと、を含
    む請求項2〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記通信装置は、携帯電話、PDA、
    パソコンの少なくとも一つであることを特徴とする請求
    項2〜9のいずれかに記載の方法。
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