JP2002353930A - マルチメディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメディア通信装置、マルチメディア通信システム、および多重化データ分離装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
マルチメディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメディア通信装置、マルチメディア通信システム、および多重化データ分離装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒体Info
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- JP2002353930A JP2002353930A JP2001160758A JP2001160758A JP2002353930A JP 2002353930 A JP2002353930 A JP 2002353930A JP 2001160758 A JP2001160758 A JP 2001160758A JP 2001160758 A JP2001160758 A JP 2001160758A JP 2002353930 A JP2002353930 A JP 2002353930A
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Abstract
自動的に多重化プロトコルを識別し、多重化データを複
数の情報源符号化データに分離することが可能なマルチ
メディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメディ
ア通信装置およびマルチメディア通信システムを提供す
る。 【解決手段】 複数の多重化分離プロトコルを選択的に
使用して多重化データを複数の情報源符号化データに分
離するためのデータ分離手段(H.225.0分離部1
5,H.223分離部17)と、入力された多重化デー
タがデータ分離手段により分離可能なデータであった場
合に、該多重化データの一部あるいは全部を用いて、該
多重化データの多重化分離プロトコルを識別するための
多重化分離プロトコル識別手段(多重化プロトコル識別
部16)とを備える。
Description
で、音声、映像およびデータ等を伝送するためのマルチ
メディア通信装置、マルチメディア通信システム、およ
びこれらに用いる多重化データ分離装置に関するもので
ある。
するいわゆるマルチメディア通信を行うためには、単一
の通信リンク上でディジタル音声/オーディオ、ディジ
タルビデオ/映像、およびデータ情報を任意に組み合わ
せて転送する多重化プロトコルが用いられている。この
多重化プロトコルの規格としては、ITU−T H.2
25.0や、ITU−T H.223などがあり、前者
はマルチメディア通信システム規格ITU−T H.3
23において、後者は同じくITU−T H.324に
おいて、使用することが定められている。
格に準拠している場合には、準拠しているシステム規格
で使用する多重化プロトコルのみに応答するとともに、
他の多重化プロトコルにより多重化されたメディア情報
が送信されてきたとしても、規格外の情報として読み捨
てればよい。
に対して、ITU−T H.225.0規格により多重
化された情報が送信された場合に、当該端末はこの情報
を適切に分離し、メディア再生処理をしなければならな
い。一方、同じ端末に対して、ITU−TH.223規
格により多重化された情報が送信されたとしても、当該
端末にとって規格外の多重化情報であるため、対応不可
情報として無視される。
端末が複数のシステム規格に準拠している場合、すなわ
ち、受信する情報の多重化プロトコルが複数存在しうる
場合には、その端末は、受信する情報がどのようなプロ
トコルにより多重化されているのかを予め知らなければ
ならない。
るために、例えばITU−T H.323システムで
は、通信の開始時に、呼制御の規格であるITU−T
Q.931で規定されるメッセージを使用した呼接続を
行い、メッセージの情報要素に多重化プロトコル情報を
付与する。しかし一方で、ITU−T H.324シス
テムでは、ITU−T H.223により多重化されて
いることを前提として動作し、多重化プロトコルの種類
通知手段は特に定めていない。
−T H.323およびITU−TH.324の両方に
準拠した単一の端末があった場合、マルチメデイア通信
の開始時に、どちらの規格を使用して接続するかをユー
ザが選択しなければならない。このような選択を行わな
ければ、端末は、受信した情報がITU−TH.22
5.0により多重化されているのか、ITU−T H.
223により多重化されているのか判断することができ
ない。
端末において、ユーザがITU−TH.323規格を選
択した場合に、当該端末にはITU−T H.324準
拠の端末と通信する能力があるにもかかわらず、ITU
−TH.324準拠の端末から情報を受信したとして
も、ITU−TH.323準拠端末として動作している
ために、受信した情報は捨てられてしまい、通信するこ
とができない。同様に、ユーザがITU−T H.32
4規格を選択した場合には、ITU−T H.323準
拠の端末と通信することができない。
もので、通信網より受信した多重化データに基づいて自
動的に多重化プロトコルを識別し、多重化データを複数
の情報源符号化データに分離することが可能なマルチメ
ディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメディア
通信装置およびマルチメディア通信システムを提供する
ことを目的とする。
ィア通信用の多重化データ分離装置は、複数の情報源符
号化データを多重化して生成されたデータを、複数の情
報源符号化データに分離するためのマルチメディア通信
用の多重化データ分離装置において、複数の多重化分離
プロトコルを選択的に使用して多重化データを複数の情
報源符号化データに分離するためのデータ分離手段と、
入力された多重化データが前記データ分離手段により分
離可能なデータであった場合に、該多重化データの一部
あるいは全部を用いて、該多重化データの多重化分離プ
ロトコルを識別するための多重化分離プロトコル識別手
段とを有し、前記多重化分離プロトコル識別手段によ
り、入力された前記多重化データの多重化分離プロトコ
ルが識別された場合に、前記データ分離手段により、入
力された前記多重化データを複数の情報源符号化データ
に分離することを特徴とするものである。
置は、前記多重化データ分離装置を用いて構成したこと
を特徴とするものである。
ステムは、前記マルチメディア通信装置を用いて構成し
たことを特徴とするものである。
用いて上述した各手段を実現するためのプログラムを記
録することが可能である。この場合、コンピュータと
は、パーソナルコンピュータのように複数の機器により
構成されたものの他に、CPU、ROM、RAM等の機
能を有するチップを搭載した基板や、いわゆるワンチッ
プマイコン等を含む概念である。
化データ分離装置、マルチメディア通信装置、マルチメ
ディア通信システムは、上述した構成を備えているた
め、以下のように動作する。すなわち、本発明に係るマ
ルチメディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメ
ディア通信装置、マルチメディア通信システムは、ユー
ザによる選択に代えて、端末内の多重分離部で多重化プ
ロトコルを識別し、使用する多重化プロトコルを切り替
える。例えばITU−T H.323とITU−T
H.324の2つの規格に準拠した端末があった場合、
当該端末は、通信網より受信した情報を読み込み、その
フォーマットがITU−T H.225.0、ITU−
T H.223のいずれに準拠しているかによって使用
する多重化プロトコルを切り替える。ここで、受信した
情報がITU−T H.225.0準拠のフォーマット
であった場合には、ITU−T H.225.0規格に
従って情報を分離する。一方、受信した情報がITU−
T H.223準拠のフォーマットであった場合には、
ITU−T H.223規格に従って情報を分離する。
このように、複数の通信システム規格に準拠した端末を
用いて、当該端末が応答し得る接続に的確に対応して、
マルチメディア通信を行うことができる。
に基づいて、本発明に係るマルチメディア通信用の多重
化データ分離装置、マルチメディア通信装置、マルチメ
ディア通信システムの実施形態を説明する。
メディア通信装置の概略構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係るマルチメディア通信装置1
は、図1に示すように、装置全体を制御するためのシス
テム制御部2、通信網8を介して他のマルチメディア通
信装置と接続のネゴシエーションを行う際に送受信する
接続制御信号を制御するための端末間信号制御部3、送
受信する音声データの符号化復号化を行うための音声コ
ーデック4、送受信する映像データの符号化復号化を行
うための映像コーデック5、接続制御信号、符号化音声
データ、符号化映像データを多重化するための多重化部
6、多重化して送られてくる接続制御信号、符号化音声
データ、符号化映像データを分離するための分離部1
4、および通信網インタフェース部7により構成され
る。また、システム制御部2には、ユーザインタフェー
ス9が接続されており、音声コーデック4には、スピー
カ10およびマイク11が接続されており、映像コーデ
ック5には、モニタ12およびカメラ13が接続されて
いる。
を示すブロック図である。分離部14は、図2に示すよ
うに、H.225.0分離部15、多重化プロトコル識
別部16、H.223分離部17により構成される。
ンタフェース部7を介して、他のマルチメディア通信装
置より送信される多重化データのプロトコルを識別し、
H.225.0プロトコルにより多重化されたデータで
あれば、該受信データをH.225.0分離部15へ送
信し、H.223プロトコルにより多重化されたデータ
であれば、該受信データをH.223分離部17へ送信
する。
トコル識別部16より受信したデータに対して、H.2
25.0プロトコルの規約に従い、接続制御信号、符号
化音声データおよび符号化映像データに分離し、端末間
信号制御部3、音声コーデック4および映像コーデック
5にそれぞれ送信する。H.223分離部17は、多重
化プロトコル識別部16より受信したデータに対して、
H.223プロトコルの規約に従い、接続制御信号、符
号化音声データおよび符号化映像データに分離し、端末
間信号制御部3、音声コーデック4および映像コーデッ
ク5にそれぞれ送信する。
識別部16を用いて、受信した多重化データのプロトコ
ルを識別する手順を説明する。図3は、多重化プロトコ
ル識別部16を用いて、受信した多重化データのプロト
コルを識別する手順を示すフローチャートである。な
お、図3に示す例では、多重化プロトコルとして、IT
U−T勧告 H.223あるいはH.225.0を使用
している。
信した多重化データのプロトコルを識別するには、図3
に示すように、多重化プロトコル識別部16において、
回線より受信した多重化データの先頭1オクテットを抽
出する(S1)。受信したデータがITU−T勧告H.
225.0に従って多重化されている場合には、先頭の
2ビットがRTPの版を示す。RTPは、RFC(In
ternet Request for Commen
ts:インターネット標準提案)1889および189
0に記述された、リアルタイムでデータを転送するため
のプロトコル(Realtime Transport
Protocol)である。ITU−T勧告H.22
5.0で使用するRTPの版は、「2」と定められてい
る。
数:以下同様)」であるか否かを判断し(S2)、先頭
の2ビットが「10」であった場合には、該受信データ
の多重化プロトコルをH.225.0と判断し、該受信
データをH.225.0分離部15に送信する(S
4)。
た場合には、受信データがH.223多重化データであ
るかどうかを判断する。すなわち、H.223プロトコ
ルにより多重化されたデータは、MUX−PDUと呼ば
れるパケットによって送信される。H.223MUX−
PDUは、その前後に固有ビットパターン「01111
110(2進数:以下同様)」で構成されるフラグがつ
いていなければならない。したがって、多重化プロトコ
ル識別部16は、受信データの先頭1オクテットを検査
し、それが「01111110」であるか否かを判断す
る(S3)。
110」であった場合には、該受信データの多重化プロ
トコルをH.223と判断し、該受信データをH.22
3分離部17に送信する(S5)。一方、先頭1オクテ
ットが「01111110」でなかった場合には、該受
信データを破棄する(S6)。
タ分離装置を用いたマルチメディア通信装置1により、
マルチメディア通信を行う場合の動作を説明する。最初
に、多重化プロトコルとしてITU−T H.225.
0を使用する場合の動作を説明する。
介して、遠隔にある他の通信端末より、ITU−TH.
225.0に従って多重化された音声または映像情報の
少なくとも一方を受信する。また、マルチメディア通信
装置1は、図3に示す手順に基づいて、受信情報の多重
化プロトコルをITU−T H.225.0と判断し、
受信情報を音声符号化データまたは映像符号化データの
少なくとも一方に分離し、音声コーデック4または映像
コーデック5の少なくとも一方に送信する。
は、受け取った符号化データを復号し、スピーカ10あ
るいはモニタ12を用いて、受信した音声/映像情報を
出力する。多重化プロトコルとしてITU−T H.2
23を使用する場合の動作も、基本的にはITU−T
H,225.0を使用する場合と同じである。ITU−
T H.223では、音声・画像・端末間信号情報が、
MUX−PDUによって送信される。
介して、遠隔にある他の通信端末より、ITU−T
H.223に従って多重化された端末間信号情報と、音
声または映像情報の少なくとも一方を受信する。また、
マルチメディア通信装置1は、図3に示す手順に基づい
て、受信情報の多重化プロトコルをITU−T H.2
23と判断し、受信情報を端末間信号情報と、音声符号
化データまたは映像符号化データの少なくとも一方に分
離し、端末間信号制御部3と、音声コーデック4または
映像コーデック5の少なくとも一方に送信する。
は、受け取った符号化データを復号し、スピーカ10あ
るいはモニタ12を用いて、受信した音声/映像情報を
出力する。端末間信号制御部3は、受信した端末間信号
から、例えば発信端末の音声・映像符号化復号化能力な
どを読み取り、システム制御部2に通知する。システム
制御部2は、その通知を受けて、例えば当該マルチメデ
ィア通信装置1からも音声・映像を送信する場合に、自
装置の符号化復号化能力を通知するように端末間信号制
御部3に対する要求を行ったり、通知された能力に合わ
せて音声・映像を符号化するように音声コーデック4お
よび映像コーデック5に対する要求を行う。
アを双方向で通信するための多重化データ分離装置、お
よび双方向通信端末について説明してきた。しかし、本
発明による多重化データ分離装置は、音声と画像、テキ
ストデータなどを多重化し、サーバからクライアントヘ
片方向で送信し、クライアントで順次再生するストリー
ミングシステムのクライアント端末にも応用することが
できる。
よびこの多重化データ分離装置を用いたクライアント端
末について説明する。なお、以下に示す例では、ストリ
ーミングシステム上で配信される情報の多重化プロトコ
ルの一つであるASF(Advanced Strea
ming Format)により多重化されたデータを
分離する場合について述べる。
のオブジェクトにより構成される。各オブジェクトの先
頭の16byteは、uuidと呼ばれるオブジェクト
を識別するためのユニークなIDである。ASFにより
多重化されたデータの先頭は、必ずヘッダオブジェクト
であるため、先頭16byteにはヘッダオブジェクト
を示すuuidが付されている。
を分離するための多重化データ分離装置の概略構成を示
す。この多重化データ分離装置を構成する分離部18
は、図4に示すように、H.225.0分離部15、多
重化プロトコル識別部19、H.223分離部17、A
SF分離部20により構成される。なお、図4に示す分
離部14を用いたマルチメディア通信装置の構成は、図
1に示すものと同様である。
は図2に示す多重化プロトコル識別部16と同様であ
る。図2に示す多重化プロトコル識別部16との相違点
は、ITU−T H.223およびITU−T H.2
25.0に加え、ASFにより多重化されたデータを識
別し、ASFにより多重化されたデータであれば該受信
データをASF分離部20へ送信することである。
離部17は、図2に示すものと全く同様の機能を有して
いる。ASF分離部20は、多重化プロトコル識別部1
9より受信したデータに対して、ASFの規約に従い、
符号化音声データと符号化映像データに分離し、音声コ
ーデック4、映像コーデック5にそれぞれ送信する。
識別部19を用いて、受信した多重化データのプロトコ
ルを識別する手順を説明する。図5は、多重化プロトコ
ル識別部19を用いて、受信した多重化データのプロト
コルを識別する手順を示すフローチャートである。
信した多重化データのプロトコルを識別するには、図5
に示すように、多重化プロトコル識別部19において、
回線より受信した多重化データの先頭1オクテットを抽
出する(S11)。続いて、先頭の2ビットが「10
(2進数:以下同様)」であるか否かを判断し(S1
2)、先頭の2ビットが「10」であった場合には、該
受信データの多重化プロトコルをH.225.0と判断
し、該受信データをH.225.0分離部15に送信す
る(S14)。
た場合には、多重化プロトコル識別部16は、受信デー
タの先頭1オクテットを検査し、それが「011111
10(2進数:以下同様)」であるか否かを判断する
(S13)。ここで、先頭1オクテットが「01111
110」であった場合には、該受信データの多重化プロ
トコルをH.223と判断し、該受信データをH.22
3分離部17に送信する(S15)。
により多重化プロトコルが識別されなかったデータにつ
いては、先頭16オクテットを抽出し(S16)、先頭
16オクテットがASFヘッダオブジェクトのuuid
であるか否かを判断する(S17)。ここで、先頭16
オクテットがASFヘッダオブジェクトのuuidであ
った場合には、該受信データをASF分離部20に送信
する。一方、先頭16オクテットがASFヘッダオブジ
ェクトのuuidでなかった場合には、該受信データを
破棄する(S19)。
タ分離装置を用いたマルチメディア通信装置1により、
ストリーミングシステムのクライアント端末として、サ
ーバより多重化情報を受信して再生する場合の動作につ
いて説明する。なお、ここでは、ASFのストリームを
受信、再生する場合について説明する。
ルチメディア通信装置1は、図5に示す手順に基づい
て、受信情報の多重化プロトコルをASFと判断する。
以降、同サーバより受信する情報をASF分離部20に
より分離し、音声符号化データまたは映像符号化データ
の少なくとも一方に分離し、音声コーデック4または映
像コーデック5の少なくとも一方に、該データを送信す
る。音声コーデック4および映像コーデック5は、受け
取った符号化データを復号し、スピーカ10あるいはモ
ニタ12を用いて、受信した音声/映像情報を出力す
る。
網8を介してリアルタイムで送信されるだけでなく、ダ
ウンロードファイルとして提供される場合もある。図6
に、このようなダウンロードASFファイルの再生を考
慮したマルチメディア通信装置の概略構成を示す。な
お、図6において、図1に示すマルチメディア通信装置
1と同様の機能を有する部分には、同一の符号を付して
説明を行う。
したマルチメディア通信装置21は、図6に示すよう
に、装置全体を制御するためのシステム制御部22、通
信網8を介して他のマルチメディア通信装置と接続のネ
ゴシエーションを行う際に送受信する接続制御信号を制
御するための端末間信号制御部3、送受信する音声デー
タの符号化復号化を行うための音声コーデック4、送受
信する映像データの符号化復号化を行う映像コーデック
5、接続制御信号、符号化音声データ、符号化映像デー
タを多重化するための多重化部6、多重化して送られて
くる接続制御信号、符号化音声データ、符号化映像デー
タを分離するための分離部18、通信網インタフェース
部7、および記憶装置23により構成される。また、シ
ステム制御部2には、ユーザインタフェース9が接続さ
れており、音声コーデック4には、スピーカ10および
マイク11が接続されており、映像コーデック5には、
モニタ12およびカメラ13が接続されている。
タ分離装置を使用したマルチメディア通信装置21によ
り、ダウンロードしたASFファイルの再生を行う場合
の動作を説明する。
チメディア通信装置21の記憶装置23に保存される。
また、マルチメディア通信装置21は、記憶装置23か
ら該ファイルの情報を読み出し、図5に示す手順に基づ
いて、該ファイルに保存されている情報の多重化プロト
コルをASFと判断する。以降、記憶装置23より読み
出す情報をASF分離部20により分離し、音声符号化
データまたは映像符号化データの少なくとも一方に分離
し、音声コーデック4または映像コーデック5の少なく
とも一方に、該データを送信する。音声コーデック4お
よび映像コーデック5は、受け取った符号化データを復
号し、スピーカ10あるいはモニタ12を用いて、受信
した音声/映像情報を出力する。
能を実現するためのプログラムを記録媒体に記録し、こ
の記録媒体を用いて当該プログラムをコンピュータに読
み込ませ、当該プログラムに従ってコンピュータを動作
させることにより、多重化データ分離装置およびこれを
用いたマルチメディアデータ通信装置を構成することが
できる。なお、記録媒体としては、例えば、CD−RO
M、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−
RAM、MO、PD、ZIP、ハードディスク記憶装置
等、各種のものを使用することができる。
化データ分離装置は、通信網からの受信データに基づい
て、ユーザ制御によらず自動的に多重化プロトコルを識
別して、音声、映像などのデータに分離することができ
る。したがって、複数の通信システム規格に準拠した端
末において、自動的に多重化プロトコルを切り替え、該
端末が可能な接続に的確に対応して、マルチメディア通
信を行うことができる。
チメディア通信システムに対して、本発明に係る多重化
データ分離装置を用いることにより、マルチメディア通
信装置およびマルチメディア通信システムにおいて、同
様の効果を奏することができる。
用いて上述した各手段を実現するためのプログラムを記
録することにより、この記録媒体を用いて当該プログラ
ムをコンピュータに読み込ませ、当該プログラムに従っ
てコンピュータを動作させることにより、多重化データ
分離装置およびこれを用いたマルチメディアデータ通信
装置を構成することができる。
装置の概略構成を示すブロック図である。
である。
信した多重化データのプロトコルを識別する手順を示す
フローチャートである。
おける多重化データ分離機能を兼ね備えた分離部の概略
構成を示すブロック図である。
信した多重化データのプロトコルを識別する手順を示す
フローチャートである。
ステムのクライアント機能を有するマルチメディア通信
装置の概略構成を示すブロック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の情報源符号化データを多重化して
生成されたデータを、複数の情報源符号化データに分離
するためのマルチメディア通信用の多重化データ分離装
置において、 複数の多重化分離プロトコルを選択的に使用して多重化
データを複数の情報源符号化データに分離するためのデ
ータ分離手段と、 入力された多重化データが前記データ分離手段により分
離可能なデータであった場合に、該多重化データの一部
あるいは全部を用いて、該多重化データの多重化分離プ
ロトコルを識別するための多重化分離プロトコル識別手
段とを有し、 前記多重化分離プロトコル識別手段により、入力された
前記多重化データの多重化分離プロトコルが識別された
場合に、前記データ分離手段により、入力された前記多
重化データを複数の情報源符号化データに分離すること
を特徴とするマルチメディア通信用の多重化データ分離
装置。 - 【請求項2】 複数の多重化分離プロトコルを選択的に
使用して多重化データを複数の情報源符号化データに分
離するためのデータ分離手段と、 入力された多重化データが前記データ分離手段により分
離可能なデータであった場合に、該多重化データの一部
あるいは全部を用いて、該多重化データの多重化分離プ
ロトコルを識別するための多重化分離プロトコル識別手
段とを有する多重化データ分離装置を備え、 前記多重化分離プロトコル識別手段により、入力された
前記多重化データの多重化分離プロトコルが識別された
場合に、前記データ分離手段により、入力された前記多
重化データを複数の情報源符号化データに分離すること
によりマルチメディア通信を行うことを特徴とするマル
チメディア通信装置。 - 【請求項3】 複数の多重化分離プロトコルを選択的に
使用して多重化データを複数の情報源符号化データに分
離するためのデータ分離手段と、 入力された多重化データが前記データ分離手段により分
離可能なデータであった場合に、該多重化データの一部
あるいは全部を用いて、該多重化データの多重化分離プ
ロトコルを識別するための多重化分離プロトコル識別手
段とを有するマルチメディア通信用の多重化データ分離
装置を備えたマルチメディア通信装置により、ネットワ
ークを介してマルチメディア通信を行うことを特徴とす
るマルチメディア通信システム。 - 【請求項4】 コンピュータを用いて、 複数の多重化分離プロトコルを選択的に使用して多重化
データを複数の情報源符号化データに分離するためのデ
ータ分離手段と、 入力された多重化データが前記データ分離手段により分
離可能なデータであった場合に、該多重化データの一部
あるいは全部を用いて、該多重化データの多重化分離プ
ロトコルを識別するための多重化分離プロトコル識別手
段とを実現し、 前記多重化分離プロトコル識別手段により、入力された
前記多重化データの多重化分離プロトコルが識別された
場合に、前記データ分離手段により、入力された前記多
重化データを複数の情報源符号化データに分離するため
の機能を有するプログラムを記録したことを特徴とする
記録媒体。
Priority Applications (1)
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JP2001160758A JP4190163B2 (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | マルチメディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメディア通信装置、マルチメディア通信システム、および多重化データ分離装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
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JP2001160758A JP4190163B2 (ja) | 2001-05-29 | 2001-05-29 | マルチメディア通信用の多重化データ分離装置、マルチメディア通信装置、マルチメディア通信システム、および多重化データ分離装置を実現するためのプログラムを記録した記録媒体 |
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JP4190163B2 (ja) | 2008-12-03 |
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