JP2002353430A - 光電変換装置及び撮像装置 - Google Patents

光電変換装置及び撮像装置

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JP2002353430A JP2001152386A JP2001152386A JP2002353430A JP 2002353430 A JP2002353430 A JP 2002353430A JP 2001152386 A JP2001152386 A JP 2001152386A JP 2001152386 A JP2001152386 A JP 2001152386A JP 2002353430 A JP2002353430 A JP 2002353430A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素子分離用絶縁膜にLOCOS酸化膜を用いた場
合に生じるリーク電流の発生の抑制と、フォトダイオー
ドの開口率の向上をはかる。 【解決手段】 第1導電型の半導体からなる領域を有す
る隣接する一対のフォトダイオードの間に設けられた第
2導電型の半導体からなるチャネルストップ層と、前記
チャネルストップ層の上に設けられた素子分離用絶縁膜
と、前記フォトダイオードの表面に設けられ前記素子分
離用絶縁膜より薄い絶縁膜と、を有する光電変換装置に
おいて、前記フォトダイオードと前記絶縁膜との界面
と、前記チャネルストップ層と前記素子分離用絶縁膜と
の界面が、同一レベルの平面上にあり、前記第1導電型
の半導体領域と前記チャネルストップ層とが互いに接し
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光電変換装置、およ
びそれを用いた増幅型固体撮像装置、システムに関する
ものでありディジタルカメラ、ビデオカメラ、複写機、
ファクシミリなどの撮像装置およびシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】光電変換素子を含む固体撮像素子を1次
元あるいは2次元に配列したイメージセンサはディジタ
ルカメラ、ビデオカメラ、複写機、ファクシミリなどに
数多く搭載されている。固体撮像素子には例えばCCD
撮像素子や増幅型固体撮像素子がある。
【0003】これらの撮像素子は多画素化の傾向に有
り、1画素の面積の縮小にともないフォトダイオード面
積もまた減少していく傾向にある。特にMOS型固体撮像
素子では単位画素内に少なくともフォトダイオードとフ
ォトダイオードに蓄積された信号電荷を読み出す為のMO
Sトランジスタを有している。
【0004】図11は、従来の単位画素のフォトダイオ
ードの断面構造を示したものである。図11に示される
ように、P型シリコン基板200とともにフォトダイオ
ードを構成するN型半導体からなるN型領域203は素
子分離のLOCOS(Local Oxidization of Silicon)酸
化膜201に対して自己整合的に作られており、フォト
ダイオードの面積に相当するN型領域203の面積を限
界まで大きくする構造になっている。また、LOCOS酸化
膜201の下には予めP型チャネルストップ層202が
形成されている。
【0005】しかしながら、LOCOS酸化膜201に対し
て自己整合的にフォトダイオードのN型領域203を形
成した場合は、LOCOS酸化膜201形成時に生じるスト
レスによる欠陥領域20がフォトダイオードの空乏層内
に取り込まれることにより、大きなリーク電流が発生す
る。
【0006】図12は、別のフォトダイオードの断面構
造を示したものであり、LOCOS酸化膜201の下には予
めP型チャネルストップ層202を形成している。この
従来例では、フォトダイオードを構成するN型領域20
3をLOCOS酸化膜201端から離すことで、欠陥領域2
0からフォトダイオードの空乏層205が欠陥領域20
に接しにくい構造としている。
【0007】しかしながら、空乏層205から欠陥領域
20までの距離Lが必要であるほかに、LOCOS酸化膜20
1に対して自己整合的にN型領域203の形成を行うこ
とができなくなるためアライメントマージンL’が別途
必要となり、フォトダイオードの実質的な受光領域の面
積が減る。従って画素の微細化が進むにつれてこの(L+
L’)の占める割合は大きくなり、フォトダイオードの開
口率を低減することとなる。
【0008】一方、図13に示す別のフォトダイオード
の断面構造は、LOCOS酸化膜201端に新たにチャネル
ストップ層202より不純物濃度の高いP++層204を
形成してリーク電流を減少させる構造をとっている。し
かしながら、P++層204を形成する工程が増えるばか
りでなく、P++層204は欠陥領域20を完全に覆う必
要があるため、フォトダイオードに占めるP++層204
の面積が大きくなり感度が低下する。さらには、N型層
203とP++層204との接合部では耐圧が低下してし
まう。
【0009】また、LOCOS酸化膜201の形成時に形成
されるバーズビークがフォトダイオードの開口率を向上
できない原因になっている。
【0010】一方、巣14の(a)は特開昭55-154784に
記載されているPINフォトダイオードの断面構造を示し
ている。図14の(b)は図14の(a)における空乏層の
拡がりを拡大して示している。具体的には、N型高抵抗
基板205に、イオン注入によりリンを全面に打込み低
抵抗層206を形成し、次に、受光部のP+層208をボ
ロン拡散により、低抵抗層206と同等かわずかに深く
形成する。そして、次にN+型チャンネルストッパー20
7の形成と、受光効率をあげるための窒化膜による無反
射コーティング膜212を形成する。211は酸化膜で
ある。また、図14の(a)の素子に逆バイアスを印加し
た時の空乏層の拡がりが図14の(b)における209と
210である。
【0011】しかしながら、複数のフォトダイオードを
集積化することに関する記載はない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】光電変換装置、および
それを用いた増幅型個体撮像装置において、単位画素に
おける光電効果によって発生した信号電荷以外のノイ
ズ、すなわちリーク電流はできるだけ小さいことが望ま
しい。さらには、隣接画素間もできるだけ小さいことが
望ましいので、隣接画素間を狭くしても十分な素子分離
の実現が求められる。さらに、画素においてはその感度
を下げないことは勿論のことである。
【0013】前記素子分離用絶縁膜にLOCOS酸化膜を用
いた場合には、LOCOS酸化膜により生じるストレスによ
る欠陥領域がフォトダイオードの空乏層内に取り込まれ
ることにより、リーク電流が発生していた。さらに、LO
COS酸化膜のバーズビークにより、フォトダイオードの
開口率を向上できない。
【0014】本発明は上述の問題に鑑みて発明されたも
ので、その目的は、リーク電流の低減と、フォトダイオ
ードの開口率を向上させることができる光電変換装置を
提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、第1導電型の半導体からなる領
域を有する隣接する一対のフォトダイオードの間に設け
られた第2導電型の半導体からなるチャネルストップ層
と、前記チャネルストップ層の上に設けられた素子分離
用絶縁膜と、前記フォトダイオードの表面に設けられ前
記素子分離用絶縁膜より薄い絶縁膜と、を有する光電変
換装置において、前記フォトダイオードと前記絶縁膜と
の界面と、前記チャネルストップ層と前記素子分離用絶
縁膜との界面が、同一レベルの平面上にあり、前記第1
導電型の半導体領域と前記チャネルストップ層とが互い
に接していることを特徴とする。
【0016】上記課題を解決するために、請求項6の発
明は、第1導電型の半導体からなる領域を有するフォト
ダイオードと第1導電型の半導体からなるソース・ドレ
イン領域を有するMOSトランジスタとを備えた画素が共
通の半導体基体上に複数配列された光電変換装置におい
て、前記フォトダイオードと前記MOSトランジスタとの
間に形成された第2導電型の半導体からなるチャネルス
トップ層と、前記チャネルストップ層の上に設けられた
素子分離用絶縁膜と、を有する素子分離構造を備えてお
り、前記チャネルストップ層と前記素子分離用絶縁膜と
の界面と、前記フォトダイオードの表面に設けられ前記
素子分離用絶縁膜より薄い絶縁膜と前記フォトダイオー
ドとの界面とが、同一レベルの平面上にあることを特徴
とする。
【0017】上記課題を解決するために、請求項18の
発明は、第1導電型の半導体からなる領域を有するフォ
トダイオードを備えた画素が複数配列された撮像領域
と、前記画素を駆動するための駆動回路と前記画素から
の信号を読み出すための読み出し回路とが形成された周
辺回路領域と、が共通の半導体基体上に設けられた光電
変換装置において、前記撮像領域の素子分離構造は、素
子間に形成された第2導電型の半導体からなるチャネル
ストップ層と、前記チャネルストップ層の上に設けられ
た素子分離用絶縁膜と、を有し、前記チャネルストップ
層と前記素子分離用絶縁膜との界面と、前記フォトダイ
オードの表面に設けられ前記素子分離用絶縁膜より薄い
絶縁膜と前記フォトダイオードとの界面とが、同一レベ
ルの平面上にある構造であり、前記周辺回路領域の素子
分離構造は、素子間に形成された第2のチャネルストッ
プ層と、前記チャネルストップ層の上に設けられ、前記
素子分離用絶縁膜の底面より深い底面を有する第2の素
子分離用絶縁膜と、を有する構造であることを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1は、本発明の
実施形態1の光電変換装置の1画素の構成を示す模式図
である。図1の(b)は本実施形態の光電変換装置の平面
構造を示しており、図1の(a)は図1の(b)のQ−Q’
における断面構造を示している。また、図1は1画素の
みを示しているが、実際の光電変換装置は、このような
構造の画素が1次元又は2次元状に多数隣接して配置さ
れている。図1において、101はP型基板、102は
第1導電型の半導体からなる領域を有するフォトダイオ
ードとしてのN型半導体からなるN型領域、105は隣接
する一対のフォトダイオード間に設けられた第2導電型
の半導体からなるチャネルストップ層としてのP型基板
101よりも濃いP+型のチャネルストップ層、103は
チャネルストップ層105の上に設けられたメサ型にパ
ターニングされた素子分離用絶縁膜、104はN型領域
102の表面に設けられた素子分離用絶縁膜103より
薄い絶縁膜である。
【0019】このフォトダイオード構造を形成するため
には、始めに、後に隣接する一対のフォトダイオードの
間に設けられたことになるP+型のチャネルストップ層1
05を、P型基板101の表面付近にイオン注入により
形成する。次に、CVD法によって堆積した酸化膜を異方
性エッチングによりメサ型にパターニングして素子分離
用絶縁膜103をチャネルストップ層105の上に形成
する。次に、N型領域102がP型基板101の表面付近
に、素子分離用絶縁膜103に対して自己整合的にイオ
ン注入される。さらにN型領域102の表面に熱酸化法
によって素子分離用絶縁膜103より薄い絶縁膜104
を形成する。以上の手順により、N型領域102と絶縁
膜104との界面と、チャネルストップ層105と素子
分離用絶縁膜103との界面が同一レベルの平面上に形
成できる。よって、LOCOS構造のような凹凸を形成しな
いことで、LOCOS酸化膜形成時にできる欠陥領域がフォ
トダイオードの空乏層内に取り込まれることで流れるリ
ーク電流と、LOCOS酸化膜のバーズビークがフォトダイ
オードの開口率を下げていた問題を改善した。
【0020】さらに、本発明では、チャネルストップ層
105がN型領域102と必ず互いに接するように工夫
されている。そのためには、チャネルストップ層105
の上に素子分離用絶縁膜103を形成する際に、チャネ
ルストップ層105の端部が、CVD法で堆積された酸化
膜を異方性エッチングしてできた素子分離用絶縁膜10
3の端部よりも界面方向に沿って長さAだけ外側に形成
されるようにする素子分離用絶縁膜103を形成する。
さらに、その素子分離用絶縁膜103に対してN型領域
102は自己整合的にイオン注入で形成するので、チャ
ネルストップ層105の端部は素子分離用絶縁膜103
の端部よりも長さAだけN型領域102の受光面内方に形
成され、その重なった領域が重なり幅Aとなる。
【0021】このことに関して図2を用いてさらに詳し
く述べる。
【0022】図2は、図1の光電変換装置における重な
り幅Aを有しない光電変換装置の模式図である。図2の
(a)はチャネルストップ層105が素子分離用絶縁膜1
03の直下に形成された構造を示しており、図2の(b)
は図2の(a)の素子分離用絶縁膜103を形成する際に
アライメントのズレが生じた構造を示している。
【0023】N型領域102表面におけるリーク電流
は、空乏層が絶縁膜104、または素子分離用絶縁膜1
03に接している幅に依存するので、できるだけその幅
は狭い方が良い。理想的には図2の(a)のようにチャネ
ルストップ層105の端部とN型領域102の端部とが
一致している状態である。この時、界面付近における空
乏層の拡がりは最も狭くなり、流れるリーク電流も小さ
くなる。しかしながらこのような構造を再現性良く形成
することはきわめて難しい。実際には図2の(b)に示す
ように、チャネルストップ層105と素子分離用絶縁膜
103を形成するときに、アライメントのズレが生じる
などのプロセス的な要因で、図2の(b)の領域Xが形
成される。領域Xでは空乏層の幅の拡がりを充分に小さ
くできないので、チャネルストップ層105がN型領域10
2に接していない時よりも若干大きなリーク電流が流れ
てしまう。一方で、空乏層が絶縁膜104又は、素子分
離用絶縁膜103に接しないようにするためには、P+
型のチャネルストップ層105をN型領域102の表面
を覆うように配置することでも可能であるが、この方法
だとN型領域102の表面付近における感度が低下して
しまう。また、同様にP+型のチャネルストップ層10
5とN型領域102とが受光面内方に重なれば重なるほ
ど、N型領域102の感度は低下する。そこで、チャネ
ルストップ層105とN型領域102とが受光面内方に
重なって形成された領域の界面方向に沿った重なり幅A
は、界面方向に沿って薄い程よく、さらにアライメント
のズレなどが生じても、互いに離れてしまい領域Xを形
成しないことが望まれる。したがって、重なり幅Aとし
ては、素子分離用絶縁膜103とチャネルストップ層1
05の間のアライメントズレ、あるいは加工寸法の変動
が生じた場合でもチャネルストップ層105とN型領域
102とが必ず接するような値が求められる。また、そ
の重なり幅Aの値は望ましくは、リーク電流の抑制とア
ライメント誤差と開口率とのバランスを考慮し0.05μm
〜0.3μmとすることが良い。
【0024】また、本実施形態では、チャネルストップ
層105とN型領域102との重なり幅Aの導電型はチャ
ネルストップ層105と同一の導電型で表示されている
が、例えば、N型領域102の濃度がチャネルストップ
層105に比べて濃度が充分に濃ければ、重なり幅Aの
導電型はN型領域102と同一の導電型となる。その場
合は、チャネルストップ層105の端部はN型領域10
2の端部と一致することになる。
【0025】また、以後本明細書で述べる界面方向とは
N型領域102と絶縁膜104との界面を含む平面のこ
とである。
【0026】(実施形態2)図3は、本発明の実施形態
2の光電変換装置における1画素の構成を示す模式図で
ある。図3の(b)は本実施形態の光電変換装置の平面構
造を示しており、図3の(a)は図3の(b)のR−R’にお
ける断面構造を示している。より効果的にリーク電流を
低減するために、図1の構成の中にP+型のチャネルス
トップ層105と同じ導電型で、且つ、絶縁膜104と
N型領域102との界面からの深さがチャネルストップ
層105よりも浅くなるようにP+層106をN型領域1
02の表面全域にイオン注入により形成した光電変換装
置である。この方法によりN型領域102はP型導電型
の半導体で完全に囲まれたことになる。
【0027】また、図3は1画素のみを示しているが、
実際の光電変換装置は、このような構造の画素が1次元
又は2次元状に多数隣接して配置されている。
【0028】このフォトダイオード構造は、P+層106
を、実施形態1のフォトダイオードを形成する中で、N
型領域102がP型基板101の表面付近に素子分離用
絶縁膜103に対して自己整合的にイオン注入によって
形成された後に、同じく素子分離用絶縁膜103に対し
て自己整合的にイオン注入することで形成できる。
【0029】本実施形態では、実施形態1における効果
に加えて、さらにP+層106を形成したことで、P型基
板101とN型領域102とで形成されたフォトダイオ
ードの空乏層が絶縁膜104に接することが無くなり、
リーク電流が発生しなくなった。
【0030】また、本実施形態は、実施形態1と同様
に、チャネルストップ層105とN型領域102とが重
なり幅Aで重なる領域を有する構造である。
【0031】このことに関して図4を用いてさらに詳し
く説明する。
【0032】図4は、図3の光電変換装置における重な
り幅Aを有しない光電変換装置の模式図である。図4の
(a)はチャネルストップ層105が素子分離用絶縁膜1
03の直下に形成された構造を示しており、図4の(b)
は図4の(a)の素子分離用絶縁膜103を形成する際に
アライメントのズレが生じた構造を示している。
【0033】図4の(a)のようにチャネルストップ層1
05の端部とN型領域102の端部とが一致している状
態が、最もN型領域102における感度を低下させず理
想的であるが、このような構造を再現性良く形成するこ
とはきわめて難しい。実際には図4の(b)に示すよう
に、チャネルストップ層105と素子分離用絶縁膜10
3を形成するときに、アライメントのズレが生じるなど
のプロセス的な要因で、図4の(b)の領域Xが形成さ
れる。その結果、リーク電流が流れてしまうこととな
る。一方、P+型のチャネルストップ層105とN型領域
102との重なり幅Aが大きければ大きいほど、フォト
ダイオードの感度は低下するので、重なり幅Aは界面方
向に沿って薄い程よい。したがって、重なり幅Aは、素
子分離用絶縁膜103とチャネルストップ層105を形
成する際のアライメントのズレ、あるいは加工寸法の変
動が生じた場合でもN型領域102とチャネルストップ
層105とが必ず接するような値が求められる。また、
その重なり幅Aの値は望ましくは、リーク電流の抑制と
アライメント誤差と開口率とのバランスを考慮し0.05μ
m〜0.3μmとすることが良い。
【0034】また、本実施形態では、N型領域102と
チャネルストップ層105との重なり幅Aの導電型はチ
ャネルストップ層105と同一の導電型で表示されてい
るが、例えば、N型領域102の濃度がチャネルストッ
プ層105に比べて濃度が充分に濃ければ、重なり幅A
の導電型はN型領域102と同一の導電型となる。その
場合は、チャネルストップ層105の端部はN型領域1
02の端部と一致することになる。
【0035】(実施形態3)図5は、本発明の実施形態
3による光電変換装置を示す模式図であり、詳しくはフ
ォトダイオードとソース・ドレイン領域を有するMOSト
ランジスタとを備えた画素が共通の半導体基体上に複数
配列された光電変換装置における単位画素領域の一部を
示している。図5の(b)は単位画素領域の一部の平面構
造を示しており、図5の(a)は図5の(b)のB−B’間
における断面構造を示している。一方、図5の(c)、
(d)、(e)は図5の(b)のT−T’の断面における領域
Yの断面構造を示している。
【0036】本実施形態は、光電変換装置において、リ
ーク電流や、開口率の問題から、フォトダイオードとMO
Sトランジスタとの間の素子分離用絶縁膜にはLOCOSを用
いない分離方法で形成し、画素内における複数のMOSト
ランジスタ間の素子分離用絶縁膜にはLOCOS酸化膜40
1を形成するものである。
【0037】本実施形態は、第1導電型の半導体からな
る領域を有するフォトダイオードとしてN型半導体から
なるN型領域102と、フォトダイオードと隣接するM
OSトランジスタとを素子分離するためにメサ型にパタ
ーニングされた素子分離用絶縁膜103とP+型のチャ
ネルストップ層105と、N型領域102の表面付近に
チャネルストップ層105よりも浅く形成されたP+層1
06と、N型領域102の表面に素子分離用絶縁膜10
3より薄い絶縁膜104と、第1導電型の半導体からな
るソース・ドレイン領域を有するMOSトランジスタと
して転送MOSトランジスタ302と増幅MOSトラン
ジスタ303と、複数のMOSトランジスタ間に設けら
れた第2導電型の半導体からなる第2のチャネルストッ
プ層としてチャネルストップ層402と、第2チャネル
ストップ層の上に設けられ素子分離用絶縁膜103より
も深い底面を有する第2の素子分離用絶縁膜としてLOCO
S酸化膜401と、増幅MOSトランジスタで増幅され
た信号電荷を出力する信号線307で構成されている。
また、本実施形態では、複数のMOSトランジスタとし
て転送MOSトランジスタ及び増幅MOSトランジスタ
を用いたが、リセットMOSトランジスタなどのように、
ソース・ドレイン領域を有するMOSトランジスタを有す
るものであってもよい。
【0038】N型領域102で光電変換された信号電荷
はゲート線304への転送信号の印加によって転送MOS
トランジスタ302のドレイン領域309に転送され、
増幅MOSトランジスタ303のゲート部305の電位を
変化させる。増幅MOSトランジスタ303のドレイン領
域306は動作するのに適当な電圧が供給されており、
ゲート部305の電圧に応じた出力がソース領域310
に接続された信号線307に出力される構成となってい
る。
【0039】本実施形態では、素子分離用絶縁膜103
とチャネルストップ層105との界面と、N型領域10
2表面のP+層106と絶縁膜14との界面は同一レベル
の平面にある。
【0040】さらに、本実施形態では、転送MOSトラン
ジスタ302と増幅MOSトランジスタ303との間の素
子分離構造にLOCOS酸化膜401とチャネルストップ層
402とを配置した事を特徴としており、すなわちチャ
ネルストップ層402と増幅MOSトランジスタ303の
ソース領域306とドレイン領域310の間のチャネル
領域とは離れた構造となる。その結果、増幅MOSトラン
ジスタ303のチャネル領域のチャネル幅は最大にでき
ることから、駆動能力も最大となる。
【0041】しかしながら、単位画素領域内においてLO
COS酸化膜401と素子分離用絶縁膜103とを併用す
ると図5の(b)における領域Yで問題が生じる。領域Y
とは素子分離用絶縁膜103とLOCOS酸化膜401との
つなぎ目の領域である。
【0042】図5の(c)のように、領域Yにおいてアラ
イメントのズレが完全にない場合でも微妙な凹部分にゲ
ート線304を形成する配線用のポリシリコンが残り易
くなり配線の短絡を生じる可能性がある。
【0043】また、図5の(d)のように、領域Yにおい
てアライメントのズレにより素子分離用絶縁膜103と
LOCOS酸化膜401とが離れて形成された場合、その隙
間にゲート線304を走らせてしまうと余計なMOSトラ
ンジスタを形成し誤作動を誘発する可能性や、面積的に
無駄が多い構成となる。
【0044】また、図5(e)のように、領域YにおいてL
OCOS酸化膜401と素子分離用絶縁膜103とが重なり
合って形成された場合、ゲート線304のような配線を
走らせる時に凹凸が大きくなるため、細かい配線の形成
が困難となる。
【0045】よって、単位画素領域内において素子分離
用絶縁膜103とLOCOS酸化膜401とを併用すること
は好ましくない。
【0046】また、本実施形態では、N型領域102で
光電変換されている間ゲート線304に負電圧を印加す
ることで、ゲート線304の下のP型基盤を比較的濃い
P型にすることで空乏層が絶縁膜104と接しないこと
から、リーク電流は発生しない。
【0047】また、増幅MOSトランジスタ303でリー
ク電流を考慮に入れなくて良いのは、増幅MOSトランジ
スタのゲート部305に電圧がかかる瞬間は一瞬(受光
領域で電荷をためる事に比べて)であるため、リーク電
流の影響が少ないからである。
【0048】(実施形態4)図6は、本発明の実施形態
4による光電変換装置を示す図であり、詳しくはフォト
ダイオードとソース・ドレイン領域を有するMOSトラン
ジスタとを備えた画素が共通の半導体基体上に複数配列
された光電変換装置における単位画素領域の一部を示し
ている。図6の(b)は単位画素領域の一部の平面構造を
示しており、図6の(a)は図6の(b)のD−D’間におけ
る断面構造を示しており、また、図6の(c)は図6の
(b)のE−E’間における断面構造を示している。
【0049】図5との相違点は、実施形態3の問題に備
えて、複数MOSトランジスタ間の素子分離構造に、すな
わち転送MOSトランジスタ302と増幅MOSトランジスタ
303との素子分離構造に素子分離用絶縁膜103と第
2導電型の半導体からなるチャネルストップ層としてP+
型のチャネルストップ層308とを配置したことであ
る。
【0050】図6の(c)は、N型領域102と増幅MOSト
ランジスタ303のソース領域310とを素子分離する
ために素子分離用絶縁膜103とチャネルストップ層3
08と配置した構成を示している。N型領域102表面
のP+層106と絶縁膜104との界面と、素子分離用絶
縁膜103とチャネルストップ層308との界面が同一
レベルの平面上になるように形成している。従来はフォ
トダイオードと隣接するMOSトランジスタとの間の素子
分離用絶縁膜にはLOCOS酸化膜が用いられてきたが、本
実施形態の構成にすることでリーク電流が低減されると
ともに、フォトダイオードの開口率を向上できる。ま
た、図6においては、チャネルストップ層105と同じ
導電型の薄いP+層106をN型領域102表面に形成し
た構造を示しているが、P+層106は無くてもよい。
【0051】また、N型領域102と増幅MOSトランジス
タ303との間の電気的な耐圧は、N型領域102と増
幅MOSトランジスタ303との距離により決まる。N
型領域102及びドレイン領域309、ソース領域31
0は共に素子分離用絶縁膜103に対して自己整合的に
形成することができるため、仮にチャネルストップ層1
05及び308と素子分離用絶縁膜103間にアライメ
ントのズレが生じても素子間の距離は変化しないため安
定した素子分離耐圧が得られ、精度の良い微細な加工が
可能となる。
【0052】一方、図6の(a)では転送MOSトランジ
スタ302と増幅MOSトランジスタ303とを素子分
離するために素子分離用絶縁膜103とチャネルストッ
プ層308とを配置した構造を示している。本実施形態
では、チャネルストップ層105とN型領域102との
重なり幅よりもチャネルストップ層308とソース・ド
レイン領域を有するMOSトランジスタとソース領域と
の、或いはドレイン領域との、或いはソース領域とドメ
イン領域との間のチャネル領域との重なり幅は小さくて
も良い。さらには、重なり幅がなく離れて形成されてい
ても良い。
【0053】それは、図6の(a)において、転送MOSト
ランジスタ302と増幅MOSトランジスタ303とを素
子分離する際に、チャネルストップ層308の端部が素
子分離用絶縁膜103の端部よりも界面方向に沿って外
側に形成されていると、増幅MOSトランジスタ303の
ゲート部305に電圧が印加された際に反転するチャネ
ル領域が狭くなる。すなわちチャネル幅が狭くなること
で増幅MOSトランジスタ303の駆動能力が低減するこ
ととなる。
【0054】また、チャネルストップ層308の端部が
界面方向に沿って素子分離用絶縁膜103よりも内側に
形成されていると、チャネルストップ層308と増幅MO
Sトランジスタ303のソース領域との、或いはドレイ
ン領域との、或いは前記ソース領域と前記ドメイン領域
との間のチャネル領域との重なり幅はなく、離れた構成
となる。結果、増幅MOSトランジスタ303のチャネル
幅は最大となるので駆動能力も最大となる。
【0055】よって、増幅MOSトランジスタ303の駆
動能力を低減しないためにはチャネルストップ層308
と増幅MOSトランジスタ303との重なり幅は小さい、
もしくは離れた構成が望ましい。
【0056】また、本実施形態では、N型領域102で
光電変換されている間ゲート線304に負電圧を印加す
ることで、ゲート線304の下のP型基盤を比較的濃い
P型にすることで空乏層が絶縁膜104と接しないこと
から、リーク電流は発生しない。また、増幅MOSトラン
ジスタ303でリーク電流を考慮に入れなくて良いの
は、増幅MOSトランジスタのゲート部305に電圧がか
かる瞬間は一瞬(受光領域で電荷をためる事に比べて)
であるため、リーク電流の影響が少ないからである。
【0057】(実施形態5)図7は、本発明の実施形態
5による光電変換装置を示す図である。本図はフォトダ
イオードを備えた画素が複数配列された撮像領域と、前
記画素を駆動するための駆動回路と前記画素からの信号
を読み出すための読み出し回路とが形成された周辺回路
領域と、が共通の半導体基体上に設けられた光電変換装
置を概念的に示したものである.図7の(b)は本実施形
態の光電変換装置の平面構造を示しており、図7の(a)
は図7(b)のC−C’における断面構造の中で配置され
ているの素子分離用絶縁膜を示している。
【0058】本実施形態の光電変換装置のセンサチップ
基板501は、フォトダイオードを有する画素が複数配
列された撮像領域502と、センサを駆動するための周
辺回路の領域503〜506とから構成されている。さ
らに詳しく述べると、503はセンサを順次駆動する垂
直シフトレジスタ、504は水平シフトレジスタ、50
5は、必要に応じて設けられるタイミングジェネレー
タ、506は、必要に応じて設けられるA/D変換器で
ある。実際に駆動する際にはその他にアンプ等も必要で
あるが本概念図では特に図示していない。また、本実施
例は光電変換装置のセンサチップの一例を示したもの
で、センサチップ内の構成はこの限りでない。
【0059】本実施例では図7の(a)に示したように、
撮像領域502ではすべて素子分離用絶縁膜103を用
いて素子分離し、それ以外の周辺領域は、LOCOS酸化膜
401により素子分離することを特徴としている。
【0060】それは、撮像領域502は、フォトダイオ
ードに流れ込むリーク電流および開口率を考慮して、フ
ォトダイオードと隣接する素子間の間の素子分離には、
ストレスによる欠陥領域やバーズビークを形成しない素
子分離用絶縁膜103を配置するが望ましい。さらに
は、実施形態3のように単位画素領域内においてLOCOS
酸化膜401と素子分離用絶縁膜103とを併用する時
の問題から、撮像領域内において素子間を素子分離する
にはすべて素子分離用絶縁膜103を形成することが望
ましい。一方、LOCOS酸化膜401は、各素子を自己整
合的に形成できるので、微細化に関して素子分離用絶縁
膜103よりも優れているため、リーク電流の影響も少
なく、開口率の問題も無い周辺回路領域503〜506
ではLOCOS酸化膜401を素子間の間に形成することが
望ましい。
【0061】このことにより周辺回路の分離性能、集積
性が向上する一方、画素のリーク電流が低減されたS/
Nの高い光電変換装置が実現できた。
【0062】また一方で、撮像領域502、周辺回路領
域503〜506をすべて素子分離用絶縁膜103で各
素子間を分離すれば、LOCOS酸化膜401と両方を併用する
時に比べて工程が少なくなるので、コスト面ではメリッ
トがある。
【0063】図8は、本発明に用いられる光電変換装置
の回路構成図である。図8では、単位画素はフォトダイ
オード31と、転送MOSトランジスタ32と、増幅MO
Sトランジスタ33と、増幅MOSトランジスタ33のゲー
ト電極をリセットするリセットMOSトランジスタ34
と、フォトダイオードを選択する選択MOSトランジスタ
35と、で構成されている。図8では、タイミングジェ
ネレータ505やA/D変換器506は省略されている。
図8では、単位画素が3×4個配列された回路を示して
いるが、本発明はその画素数、及び単位画素の回路構成
はこれに限定されず、この発明の要旨を変えない範囲に
おいて、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0064】図9は、本発明の撮像装置として、前述し
た各実施形態の光電変換装置を用いた撮像装置のシステ
ムの構成図である。撮像装置は、レンズのプロテクトと
メインスイッチを兼ねるバリア1、被写体の光学像を固
体撮像素子4に結像させるレンズ2、レンズ2を通った
光量を可変するための絞り3、レンズ2で結像された被
写体を画像信号として取り込むための固体撮像素子4
(上記の各実施形態で説明した光電変換装置に相当す
る)、固体撮像素子4から出力される画像信号に各種の
補正、クランプ等の処理を行う撮像信号処理回路5、固
体撮像素子4より出力される画像信号のアナログ−ディ
ジタル変換を行うA/D変換器6、A/D変換器6より
出力された画像データに各種の補正を行ったりデータを
圧縮する信号処理部7、固体撮像素子4及び撮像信号処
理回路5及びA/D変換器6及び信号処理部7に各種タ
イミング信号を出力するタイミング発生部8で構成され
る。なお、5〜8の各回路は固体撮像素子4と同一チッ
プ上に形成しても良い。また、各種演算とスチルビデオ
カメラ全体を制御する全体制御・演算部9、画像データ
を一時的に記憶するためのメモリ部10、記録媒体に記
録又は読み出しを行うための記録媒体制御インターフェ
ース部11、画像データの記録又は読み出しを行うため
の半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体12、外部コン
ピュータ等と通信するための外部インターフェース(I
/F)部13で固体撮像システムは構成される。
【0065】次に、図9の動作について説明する。バリ
ア1がオープンされるとメイン電源がオンされ、次にコ
ントロール系の電源がオンし、さらに、A/D変換器6
などの撮像系回路の電源がオンされる。それから、露光
量を制御するために、全体制御・演算部9は絞り3を開
放にし、固体撮像素子4から出力された信号は、撮像信
号処理回路5をスルーしてA/D変換器6へ出力され
る。A/D変換器6は、その信号をA/D変換して、信
号処理部7に出力する。信号処理部7は、そのデータを
基に露出の演算を全体制御・演算部9で行う。
【0066】この測光を行った結果により明るさを判断
し、その結果に応じて全体制御・演算部9は絞りを制御
する。次に、固体撮像素子4から出力された信号をもと
に、高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算を全
体制御・演算部9で行う。その後、レンズ2を駆動して
合焦か否かを判断し、合焦していないと判断したとき
は、再びレンズ2を駆動し測距を行う。
【0067】そして、合焦が確認された後に本露光が始
まる。露光が終了すると、固体撮像素子4から出力され
た画像信号は、撮像信号処理回路5において補正等がさ
れ、さらにA/D変換器6でA/D変換され、信号処理
部7を通り全体制御・演算9によりメモリ部10に蓄積
される。その後、メモリ部10に蓄積されたデータは、
全体制御・演算部9の制御により記録媒体制御I/F部
を通り半導体メモリ等の着脱可能な記録媒体12に記録
される。また外部I/F部13を通り直接コンピュータ
等に入力して画像の加工を行ってもよい。
【0068】次に、本発明に用いられるメサ型の素子分
離領域の形成方法の一例について説明する。図10は、
メサ型にパターニングされた素子分離用絶縁膜103
と、重なり幅Aを有してチャネルストップ層105とN型
領域102とが接する構造の形成方法を説明するための
模式的断面図である。
【0069】シリコンからなるP型基板101上に熱酸
化膜602を形成した後、既存のフォトリソグラフィー
技術によりレジストパターン603を形成し、そこに選
択的にチャネルストップ層105を、イオン注入技術に
より形成する(図10の(a))。
【0070】上記レジストパターン603を剥離した
後、減圧CVD法によりCVD酸化膜605を堆積させる。こ
れに、またリソグラフィー技術によって新たにレジスト
パターン606を形成する。このリソグラフィー工程
は、先程のチャネルストップ層105を形成するための
リソグラフィー工程とは異なる工程であり、これら2層
間の整合精度には有限のアライメントのズレZが存在す
る(図10の(b))。
【0071】次に、選択的にCVD酸化膜605を反応性
イオンエッチング装置を用いて異方性エッチングを行
い、CVD酸化膜からなる素子分離用絶縁膜103を形成
する。この際、異方性エッチングといえども、残した素
子分離用絶縁膜103の側壁に、適度なテーパー角が付
くように条件を定めれば、後の膜形成およびエッチング
工程での素子分離用絶縁膜103側壁におけるエッチン
グ残渣等を回避できる。また、このエッチングの際に、
素子分離用絶縁膜103を残さない領域の熱酸化膜60
2は完全にエッチングされる。この後、レジストパター
ン606を剥離する(図10の(c))。
【0072】さらに、素子領域に閾値コントロールのた
めのイオン注入を行うために、熱酸化により犠牲酸化膜
608を形成してから、イオン注入を行う。この工程は
同時に素子分離用絶縁膜103のデンシファイ工程を兼
ねている。デンシファイ工程とは、CVDフィールド酸化
膜である素子分離用絶縁膜103を密な膜にするために
熱を加えることである(図10の(d))。
【0073】続いて、犠牲酸化膜608を、HF溶液を用
いたウェットエッチング法により剥離する。このとき素
子分離用絶縁膜103の寸法は幅、高さともに縮小す
る。この後、熱酸化により素子分離用絶縁膜103より
薄い熱酸化膜である絶縁膜104を形成する(図10の
(e))。前記素子分離用絶縁膜103とチャネルストッ
プ層105との間のアライメントのズレZがあっても、
素子分離用絶縁膜103の端部が、チャネルストップ層
105の端部よりも、界面方向に沿って長さAだけ短く
形成されるように、レジストパターン606の位置と寸
法が定められている。
【0074】しかる後、絶縁膜104を介して、P型基
板101上の素子領域内に選択的にMOSトランジスタの
ゲート電極となるゲート線304やドレイン領域30
9、およびN型領域102を形成する(図10の
(f))。
【0075】上記半導体装置の製造方法によれば、素子
分離用絶縁膜103とチャネルストップ層105との間
にアライメントのズレZが存在しても、素子分離用絶縁
膜103の下に常にチャネルストップ層105が形成さ
れるとともに、N型領域102とチャネルストップ層1
05とは必ず重なり幅Aを有して接する構造となる。
【0076】また、上記半導体装置の製造方法によれ
ば、素子分離用絶縁膜103とチャネルストップ層10
5との界面と、N型領域102と絶縁膜104との界面
が、同一レベルの平面上に形成されることとなる。
【0077】また、ここでいう同一レベルの平面とは、
素子分離用絶縁膜103の下界面がLOCOS酸化膜のよう
に極端に下方向に突出しない構造であり、実際にはN型
領域102と絶縁膜104との界面は、製造工程におけ
るエッチング作用により若干、素子分離用絶縁膜103
の下界面よりも深く形成されることもあるが、これも同
一レベルの平面という範疇に含む。具体的な数値として
は、素子分離用絶縁膜103の下界面と絶縁膜104の
下界面との深さの差が16.7nm程度であれば同一レ
ベルの平面とする。本数値は現状どの程度N型領域10
2と絶縁膜104との界面が下がるかを考慮した値であ
る。
【0078】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、フ
ォトダイオードのリーク電流を低減できるとともに、フ
ォトダイオードの開口率を向上した光電変換装置及び固
体撮像装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光電変換装置の断面図及び平面図
【図2】素子分離用絶縁膜とチャネルストップ層との内
包関係を示した断面図
【図3】本発明の光電変換装置の別実施形態の断面図及
び平面図
【図4】素子分離用絶縁膜とチャネルストップ層との内
包関係を示した断面図
【図5】本発明の光電変換装置の別実施形態の断面図及
び平面図
【図6】本発明の光電変換装置の別実施形態の断面図及
び平面図
【図7】本発明の光電変換装置の別実施形態の断面図及
び平面図
【図8】本発明の光電変換装置を用いたの回路構成図
【図9】本発明の光電変換装置を用いた固体撮像システ
ムの構成図
【図10】本発明の光電変換装置の構成手順
【図11】従来の増幅型MOSセンサにおける単位セル内
のフォトダイオードの断面構造
【図12】従来の増幅型MOSセンサにおける単位セル内
のフォトダイオードの断面構造
【図13】従来の増幅型MOSセンサにおける単位セル内
のフォトダイオードの断面構造
【図14】従来のPINフォトダイオード
【符号の説明】
1 バリア 2 レンズ 3 絞り 4 固体撮像素子 5 撮像信号処理回路 6 A/D変換器 7 信号処理部 8 タイミング発生部 9 全体制御・演算部 10 メモリ部 11 記録媒体制御インターフェース(I/F)部 12 記録媒体 13 外部インターフェース(I/F)部 20 欠陥領域 31 フォトダイオード 32 転送MOSトランジスタ 33 増幅MOSトランジスタ 34 リセットMOSトランジスタ 35 選択MOSトランジスタ 101 P型基板 102 N型領域 103 素子分離用絶縁膜 104 絶縁膜 105 チャネルストップ層 106 薄いP+層 200 P型シリコン基板 201 LOCOS酸化膜 202 チャネルストップ層 203 N型領域 204 P++層 205 N型高抵抗基板 206 表面の低抵抗層 207 N+型チャンネルストッパー 208 受光部のP+層 209 表面付近の空乏層の拡がり 210 受光部分の拡がり 211 熱酸化膜 212 受光部の無反射コーティング膜 302 転送MOSトランジスタ 303 増幅MOSトランジスタ 304 ゲート線 305 増幅MOSトランジスタのゲート部 306 増幅MOSトランジスタのドレイン領域 307 信号線 308 チャネルストップ層 309 転送MOSトランジスタのドレイン領域 310 増幅MOSトランジスタのソース領域 401 LOCOS酸化膜 402 LOCOS酸化膜下のチャネルストップ層 501 センサチップ基板 502 画素部分を構成する領域 503 垂直シフトレジスタ 504 水平シフトレジスタ 505 タイミングジェネレータ 506 A/D変換装置 602 熱酸化膜 603 レジストパターン 605 CVD酸化膜 606 レジストパターン 608 犠牲酸化膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA01 AA02 AA05 AB01 BA06 BA14 CA03 CA04 CA05 EA16 FA06 FA26 5C024 AX01 BX01 CX32 CX41 CY47 GX03 GY31 HX01 HX23 5F049 MA02 MB02 NA05 NB05 PA10 PA14 QA04 QA14 SS03

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体からなる領域を有す
    る隣接する一対のフォトダイオードの間に設けられた第
    2導電型の半導体からなるチャネルストップ層と、前記
    チャネルストップ層の上に設けられた素子分離用絶縁膜
    と、前記フォトダイオードの表面に設けられ前記素子分
    離用絶縁膜より薄い絶縁膜と、を有する光電変換装置に
    おいて、 前記フォトダイオードと前記絶縁膜との界面と、前記チ
    ャネルストップ層と前記素子分離用絶縁膜との界面が、
    同一レベルの平面上にあり、 前記第1導電型の半導体領域と前記チャネルストップ層
    とが互いに接していることを特徴とする光電変換装置。
  2. 【請求項2】 前記領域と前記絶縁膜との間に、前記チ
    ャネルストップ層より薄い第2導電型の半導体層が形成
    されている請求項1記載の光電変換装置。
  3. 【請求項3】 前記領域と前記チャネルストップ層とは
    界面方向に沿って0.05μm〜0.3μmの重なり幅を有す
    る請求項1記載の光電変換装置。
  4. 【請求項4】 前記チャネルストップ層の端部が、前記
    素子分離用絶縁膜の端部より、前記フォトダイオードの
    受光面内方にある請求項1記載の光電変換装置。
  5. 【請求項5】 前記素子分離用絶縁膜は、メサ型にパタ
    ーニングされた絶縁膜である請求項1記載の光電変換装
    置。
  6. 【請求項6】 第1導電型の半導体からなる領域を有す
    るフォトダイオードと第1導電型の半導体からなるソー
    ス・ドレイン領域を有するMOSトランジスタとを備えた
    画素が共通の半導体基体上に複数配列された光電変換装
    置において、 前記フォトダイオードと前記MOSトランジスタとの間に
    形成された第2導電型の半導体からなるチャネルストッ
    プ層と、前記チャネルストップ層の上に設けられた素子
    分離用絶縁膜と、を有する素子分離構造を備えており、 前記チャネルストップ層と前記素子分離用絶縁膜との界
    面と、前記フォトダイオードの表面に設けられ前記素子
    分離用絶縁膜より薄い絶縁膜と前記フォトダイオードと
    の界面とが、同一レベルの平面上にあることを特徴とす
    る光電変換装置。
  7. 【請求項7】 前記領域と前記絶縁膜との間に、前記チ
    ャネルストップ層より薄い第2導電型の半導体層が形成
    されている請求項6記載の光電変換装置。
  8. 【請求項8】 前記領域と前記チャネルストップ層とは
    界面方向に沿って0.05μm〜0.3μmの重なり幅を有す
    る請求項6記載の光電変換装置。
  9. 【請求項9】 前記チャネルストップ層の端部が、前記
    素子分離用絶縁膜の端部より、前記フォトダイオードの
    受光面内方にある請求項6記載の光電変換装置。
  10. 【請求項10】 前記素子分離構造は、前記フォトダイ
    オードと同じ画素を構成する前記MOSトランジスタと、
    該フォトダイオードとの間に形成されている請求項6記
    載の光電変換装置。
  11. 【請求項11】 前記チャネルストップ層と前記ソース
    ・ドレイン領域を有するMOSトランジスタのソース領域
    との、或いはドレイン領域との、或いは前記ソース領域
    と前記ドレイン領域との間のチャネル領域との重なり幅
    は、前記領域と前記チャネルストップ層との重なり幅よ
    り小さい請求項6記載の光電変換装置。
  12. 【請求項12】 前記チャネルストップ層と前記ソース
    ・ドレイン領域を有するMOSトランジスタのソース領域
    との、或いはドレイン領域との、或いは前記ソース領域
    と前記ドレイン領域との間のチャネル領域との重なり幅
    はなく、離れて形成されている請求項6記載の光電変換
    装置。
  13. 【請求項13】 前記MOSトランジスタは、前記フォト
    ダイオードからの信号を増幅する増幅MOSトランジス
    タ、或いは前記フォトダイオードの受光領域をリセット
    するリセットMOSトランジスタ、或いは前記増幅MOSトラ
    ンジスタのゲート電極をリセットするリセットMOSトラ
    ンジスタ、或いは画素を選択する選択MOSトランジスタ
    のうち、少なくともいずれか一種である請求項6記載の
    光電変換装置。
  14. 【請求項14】 複数の前記MOSトランジスタ間の素
    子分離構造は、前記チャネルストップ層と前記素子分離
    用絶縁膜とを有し、前記チャネルストップ層と前記素子
    分離用絶縁膜との界面と、前記薄い絶縁膜と前記フォト
    ダイオードとの界面とが、同一レベルの平面上にある請
    求項6記載の光電変換装置。
  15. 【請求項15】 前記素子分離用絶縁膜は、メサ型にパ
    ターニングされた絶縁膜である請求項6記載の光電変換
    装置。
  16. 【請求項16】 複数の前記MOSトランジスタ間の素子
    分離構造は、該複数のMOSトランジスタ間に設けられた
    第2導電型の半導体からなる第2のチャネルストップ層
    と、前記第2のチャネルストップ層の上に設けられ、前
    記素子分離用絶縁膜の底面より深い底面を有する第2の
    素子分離用絶縁膜と、を有する請求項6に記載の光電変
    換装置。
  17. 【請求項17】 前記第2の素子分離用絶縁膜は、選択
    酸化法により形成された酸化シリコン膜である請求項1
    6記載の光電変換装置。
  18. 【請求項18】 第1導電型の半導体からなる領域を有
    するフォトダイオードを備えた画素が複数配列された撮
    像領域と、前記画素を駆動するための駆動回路と前記画
    素からの信号を読み出すための読み出し回路とが形成さ
    れた周辺回路領域と、が共通の半導体基体上に設けられ
    た光電変換装置において、 前記撮像領域の素子分離構造は、 素子間に形成された第2導電型の半導体からなるチャネ
    ルストップ層と、前記チャネルストップ層の上に設けら
    れた素子分離用絶縁膜と、を有し、 前記チャネルストップ層と前記素子分離用絶縁膜との界
    面と、前記フォトダイオードの表面に設けられ前記素子
    分離用絶縁膜より薄い絶縁膜と前記フォトダイオードと
    の界面とが、同一レベルの平面上にある構造であり、 前記周辺回路領域の素子分離構造は、 素子間に形成された第2のチャネルストップ層と、前記
    チャネルストップ層の上に設けられ、前記素子分離用絶
    縁膜の底面より深い底面を有する第2の素子分離用絶縁
    膜と、を有する構造であることを特徴とする光電変換装
    置。
  19. 【請求項19】 前記素子分離用絶縁膜は、メサ型にパ
    ターニングされた絶縁膜である請求項18記載の光電変
    換装置。
  20. 【請求項20】 前記第2の素子分離用絶縁膜は、選択
    酸化法により形成された酸化シリコン膜である請求項1
    8記載の光電変換装置。
  21. 【請求項21】 前記周辺回路領域とは、前記画素を順
    次駆動する垂直シフトレジスタと、A/D変換器と、水
    平シフトレジスタと、タイミングジェネレータとを有す
    る請求項18記載の光電変換装置。
  22. 【請求項22】 撮像装置において、 請求項1、6又は18に記載の光電変換装置と、 前記光電変換装置に画像を結像するレンズと、 前記光電変換装置からの画像信号を記憶する記憶手段
    と、 を有することを特徴とする撮像装置。
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