JP2002353389A - 窒化ケイ素回路基板およびその製造方法 - Google Patents

窒化ケイ素回路基板およびその製造方法

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JP2002353389A JP2001156065A JP2001156065A JP2002353389A JP 2002353389 A JP2002353389 A JP 2002353389A JP 2001156065 A JP2001156065 A JP 2001156065A JP 2001156065 A JP2001156065 A JP 2001156065A JP 2002353389 A JP2002353389 A JP 2002353389A
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circuit board
sic
substrate
composite material
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Shunichi Nishiyama
俊一 西山
Hideko Fukushima
英子 福島
Toshiyuki Imamura
寿之 今村
Masahisa Sofue
昌久 祖父江
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Hitachi Metals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 はんだ付けの信頼性に劣る課題、はんだ付け
により熱抵抗が増加する課題および製造コストを高めて
しまう課題を解決し、熱サイクル寿命が長く安価に大量
に製造できる、Cu−SiC、複合材料からなる放熱部
材を具備する窒化ケイ素回路基板を提供する。 【解決手段】 窒化ケイ素回路基板とSiC粉末で形成
された多孔質プリフォームを隣接させ、前記プリフォー
ムに溶融したCuを含浸することにより、両者を一体に
金属的接合してなる。さらに、含浸したCuにより、窒
化ケイ素基板表面にCu回路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Cu−SiC系複
合材料からなる放熱部材を具備する窒化ケイ素回路基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、産業機器の分野では、半導体スイ
ッチングデバイスを用いて大電力を最適な電力に効率よ
く交換制御する大電力モジュールの開発が進んでおり、
例えば電動車輌用インバータとして高電圧、大電流動作
が可能なIGBTモジュールが用いられている。このよ
うな大電力モジュール化に伴い、半導体チップから発生
する熱も増大している。大電力モジュール回路基板では
この熱を効率よく放散させるために様々な構造を採って
きた。
【0003】この種の回路基板として、良好な熱伝導性
を有する窒化アルミニウム(AlN)からなるセラミッ
クス基板上に銅(Cu)板を接合し、回路を形成した
後、めっきを施して半導体チップを実装したものがあ
る。AlN基板とCu板との接合は、両者の間に活性金
属を含むろう材を介在させ加熱処理して接合する活性金
属ろう付け法や、表面が酸化処理されたAlN基板とC
u板をCuの融点以下でCu−Oの共晶温度以上で加熱
接合するDBC法等がある。このCu回路を接合した基
板では、Cu回路とその表面にはんだでダイボンディン
グされたシリコン半導体チップとの熱膨張差が大きいた
め、回路の作動中に繰り返し与えられる熱応力によりチ
ップ直下ではんだにクラックが生じやすい。また、Cu
回路とAlN基板の熱膨張差が大きいため、その接合部
に剥離が生じたり、AlNにクラックが発生する問題が
あり、著しく実装信頼性に劣るといった難点があった。
【0004】これに代わり、AlN基板の両面にアルミ
ニウム(Al)板を真空ろう付けしたAl回路基板が採
用されている。回路部をCuに替えAlにしたAl回路
基板では、Alの変形抵抗がCuより小さいため、回路
とAlNの接合部に働く応力を低く抑えることができ
る。また、シリコン半導体チップとのダイボンディング
部では、Alが塑性変形することにより回路表面の膨張
量がAlNのそれに近くなり、はんだに加わる応力を低
減できる。したがって、Al回路とAlN基板との接合
部が剥離しにくく接合信頼性の高いものが得られる。ま
た、Alの比重2.7g/cmはCuの比重8.9g/cmと比較
して約1/3程度のため回路基板の重量をこれまでの半
分以下に軽量化できるメリットもある。
【0005】前述したように、セラミックス回路基板の
回路部にAlを用いることで、このAl回路板とセラミ
ックス基板との接合信頼性を大幅に改善できるが、その
一方でAlの比抵抗2.66×10−6ΩcmはCuの比抵抗1.
67×10−6Ωcmより約1.6倍大きく、高耐圧・大電流
を負荷することができず、電気容量の使用範囲に制約が
あるといった問題がある。
【0006】これらの回路基板に接合して用いられる放
熱板材料として、特公平7−26174号、特開昭64
−83634号に開示されている様に、アルミニウムま
たはアルミニウム合金中に炭化ケイ素(SiC)を分散
させた低熱膨張・高熱伝導性を有するAl−SiC系複
合材料が注目されている。また、特開平10−2600
03号、特開2000−160267号に開示されてい
る様に、更に放熱性を向上させたCu−SiC複合材料
についての研究開発も進められている。これらAl−S
iC系およびCu−SiC系複合材料の製造方法として
は、粉末冶金法、高圧鋳造法、真空鋳造法または溶融金
属含浸法等が知られている。これらのうち、粉末冶金
法、高圧鋳造法および真空鋳造法はその特質上、(1)S
iCの含有量を40体積%以上にすることが困難である、
(2)ネットシェイプ成形が困難である、(3)大型の加圧装
置を必要とするため製造コストが高くなるといった問題
がある。
【0007】一方、溶融金属含浸法は、SiC粉末で形
成された多孔質プリフォームに、AlあるいはCuイン
ゴットを接触させて、これを窒素雰囲気中で加圧もしく
は非加圧で加熱溶融したAl合金あるいはCu合金を多
孔質プリフォームに含浸させるものである。この溶融金
属含浸法は、SiCの含有量を20〜90体積%の範囲で選
択でき、またプリフォーム形状の自由度が高いので複雑
な形状の製品をネットシェイプ成形できる利点を有す
る。
【0008】また、特開平11−163209号あるい
は特開2000―277953号では、アルミナ、窒化
アルミニウムまたは窒化ケイ素等のセラミックス基板表
面に金属回路を設け、しかも当該セラミックス基板の裏
面にアルミニウムを主成分とする金属を含浸してなるA
l−SiC系複合体を配設しかつ両者を含浸したアルミ
ニウムを主成分とする金属により一体に接合してなるセ
ラミックス回路基板を記載している。当該構造を採用す
ることにより、従来用いられていた接合用金属板が不要
になり、高放熱性のセラミックス回路基板を、ろう付け
等の不要な接合工程を経ずして得られるといった利点を
有している。
【0009】次に特開平11−163209号の実施例
には、予め銅板(厚さ0.1〜0.5mm)を接合して50mm
×30mm×0.635mmのセラミック基板を用意し、含浸
時に前記セラミック基板表面(前記銅板が接合されてい
る面)が溶融したアルミニウム系合金溶湯に接触しない
ようにされるとともにSiC多孔体を前記セラミックス
基板の裏面に接触させた状態として金型に納め、次に加
熱してアルミニウム系合金溶湯を流し込み含浸させ、次
いで冷却してセラミックス回路基板を作製したことが記
載されている。しかし特開平11−163209号には
SiC多孔体にCuを含浸させるとともに含浸したCu
によりセラミックス基板とCu−SiC系複合材料とを
一体に接合する記載はない。
【0010】次に特開2000―277953号では、
セラミックス基板の表面の回路を形成する材料とSiC
多孔体に含浸する材料とがいずれもアルミニウムを主成
分とする金属であることから、1回の含浸工程にて当該
回路基板を製造できる利点を有している。前述のように
回路部にAlを用いると、Al回路板とセラミックス基
板との接合信頼性を大幅に改善できるが、他方Alの比
抵抗2.66×10−6ΩcmはCuの比抵抗1.67×10−6Ωcm
より約1.6倍大きい。このため高耐圧・大電流のパワー
モジュールに用いる場合には回路部の体積拡大が必要と
なり、このため回路基板全体の厚みが増大し、モジュー
ルが大型化してしまう難点がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】放熱部材としてCu−
SiC系複合材料を用い、Cu回路を有する従来のセラ
ミックス回路基板の断面図を図4に示す。図4におい
て、セラミックス基板2はAlN、アルミナ(Al
)または窒化ケイ素(Si)等からなる絶縁基
板である。セラミックス基板2の両面にはAg−Cu−
Ti系ろう材を介してCu回路板3、Cu板4がそれぞ
れ接着されている。また回路板3にAlを用いた場合に
はAl−Si系のろう材を介してセラミックス基板2と
接合する。Cu回路板3の上面には複数の半導体チップ
5がはんだにより実装されワイヤーで配線されている。
放熱基板6はCu−SiC系複合材料からなり、その上
面にめっきを施し、はんだ7を介してCu板4が接着さ
れている。放熱基板6の下面に高熱伝導性グリス等が介
在し、放熱基板6と例えば放熱フィンを有する基板のヒ
ートシンク8とがねじ10で締結されている。このような
セラミックス回路基板1では半導体チップ5等から発生
した熱はCu回路板3、セラミックス基板2、Cu板
4、はんだ7、および放熱基板6を経由してヒートシン
ク8の表面から放散される。
【0012】上記従来例のセラミックス回路基板におい
ては、半導体チップを実装したセラミックス基板部(セ
ラミックス基板2にCu回路板3およびCu板4を接着
したCu回路基板を指す)と放熱基板6とをはんだ7付
けて接着する。そのため、回路の作動中に半導体チップ
からの発熱あるいは使用環境における温度差に起因する
繰り返しの熱応力が与えられると、セラミックス基板部
と放熱基板6との熱膨張差によりはんだ接合面が剥離す
るおそれがあり、はんだ付けの信頼性に劣る課題があ
る。また、半導体チップ5をセラミックス基板にはんだ
で接着させた後、放熱基板6を接着させるので、半導体
チップ5の接着に用いたはんだに比べ低融点のはんだ7
でセラミックス基板部と放熱基板6を接着させる必要が
ある。したがって、通常、セラミックス基板部と放熱基
板6との接着は低融点のPb−Sn系またはPb−Sb
系はんだ等が用いられる。これらのはんだは一般に熱伝
導率が低いため接着による熱抵抗が増加し、回路基板全
体の放熱能力を低下させるという課題がある。また近年
の対環境面からの要望により、はんだのPbレス化が推
進されており、はんだ組成の選択範囲に限りがあるとい
った問題も生じている。またセラミックス基板2の両面
に接着されるCuあるいはAl回路板3、Cuあるいは
Al板4を準備する必要があり、それらの接着の際には
Ag−Cu系あるいはAl−Si系のろう材を必要とす
る。さらには放熱基板6を接着させるはんだ7を必要と
するため、セラミックス回路基板の製作が煩雑となり製
造コストを高めてしまう課題がある。
【0013】したがって、本発明の目的は、はんだ付け
の信頼性に劣る課題、はんだ付けにより熱抵抗が増加す
る課題、および製造コストを高めてしまう課題を解決
し、熱サイクル寿命が長く、安価でかつ安定に工業生産
を行えるとともに、高耐圧・大電流での使用が可能な、
Cu−SiC系複合材料からなる放熱部材を具備する窒
化ケイ素回路基板およびその製造方法を提供することで
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明者らは低熱膨張性
でかつ高熱伝導性を有するCu−SiC系複合材料から
なる放熱部材を具備するセラミックス回路基板の研究を
鋭意行い、SiC粉末で形成された多孔質プリフォーム
に加熱溶融した純Cu金属またはCu合金を含浸させる
に際し、窒化ケイ素基板と前記SiC多孔質プリフォー
ムとを当接した状態とし、次いでCuを含浸させてCu
−SiC系複合材料を形成するとともに、窒化ケイ素基
板と含浸し形成したCu−SiC系複合材料とをその含
浸したCuにより一体接合することにより上記目的を達
成できることを発見した。
【0015】すなわち、本発明の窒化ケイ素回路基板
は、例えば窒化ケイ素基板とSiC粉末で形成された多
孔質プリフォームとを隣接させ、前記プリフォームに溶
融したCuを含浸させることにより両者を一体に接合し
形成したことを特徴とする。SiCプリフォームにCu
を含浸させる際に、溶融したCuがSiCプリフォーム
とSiCプリフォームを装入した型の内壁との隙間を通
り、またSiCプリフォーム中を含浸して通り、窒化ケ
イ素基板とSiC複合材料との接合界面に介在して接合
される。したがって、窒化ケイ素基板とCu−SiC系
複合材料の接合のために介在したCuは、SiCプリフ
ォームに含浸されたCuと組成は実質的に同じとなる。
また前記SiCプリフォームに含浸されたCuにより窒
化ケイ素基板の表面に半導体チップ搭載用のCu回路部
を形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の窒化ケイ素回路基板に用
いるCu−SiC系複合材料は例えば溶融金属含浸法に
より製造できるのでSiC粉末の含有量を多くすること
ができ、熱膨張係数および熱伝導率を広範囲にコントロ
ールできる。SiC粉末の含有量を体積比で60%以上と
したい場合には微細粒、細粒および粗粒を所定の割合で
混合して粒度調整し、粉末の充填率を向上させればよ
い。また、SiCプリフォーム形状を自由に変えられる
ので、平板形状のみならず複雑な形状の製品でもネット
シェイプ成形できる。窒化ケイ素基板とSiC複合材料
とをCu含浸し両者を一体接合するので、従来のような
はんだ付けの信頼性劣化および熱抵抗が増加する問題が
なくなり熱サイクル寿命が長くなる。また、SiCプリ
フォームに含浸されたCuにより窒化ケイ素基板の表面
にCu回路部を形成した場合は従来のCu回路板やろう
材が不要となる。したがって、窒化ケイ素回路基板の製
作が容易になり製造コストを安価にできる。
【0017】本発明の回路基板を構成するCu−SiC
系複合材料からなる放熱部材は、平板状の放熱基板、放
熱フィン等を設けたヒートシンク、あるいは枠体状のパ
ッケージ等いずれの形態でも構わない。また、前記放熱
部材の一部にねじ孔をあけ、放熱機能をさらに上げるた
めに別個に設けたヒートシンクとねじ等の締結部材を介
して締結すると放熱特性を更に向上できる。このねじ孔
は予めねじ孔に該当する孔を設けたSiCプリフォーム
にCuを含浸させて形成することができる。
【0018】本発明の回路基板において、窒化ケイ素基
板とCu−SiC系複合材料からなる放熱部材との接合
面に介在するCuの厚さは実用に耐える高い接合強度お
よび高い熱伝導性を有するために平均値で10〜100μ
m、好ましくは30〜50μmとするのがよい。含浸される
Cuは純Cu金属あるいはCu合金が好ましい。具体的
にいえば、JISH3100で規定される合金番号C1020、C110
0、C1201、C1220またはC1221(これらはいずれもCu純
度99.75重量%以上の純Cu金属であり0.04重量%以下
のPの含有が許容される)が好ましい。また工業生産上
安価なCu合金を用いることが有利であり、Cu純度80
重量%以上でありかつP、Zn、Pb、Fe、Sn、A
l、Mn、Ni、AsおよびSiの群から選択される少
なくとも1種の元素の含有が許容されるCu合金を使用
できる。Cu−SiC系複合材料のCu含有量を10〜80
体積%、好ましくは20〜60体積%とするのが熱膨張係数
を5×10−6〜16×10−6/Kおよび熱伝導率を150〜390
W/(m・K)にするために望ましい。特に消費電力が80Wを
超えるハイパワー半導体は動作時の到達温度が120℃以
上に上昇し作動劣化となる不具合が生じやすいので半導
体チップ部での発熱を速やかに系外へ放散するために高
い放熱性が要求され、Cu−SiC系複合材料の熱伝導
率を200 W/(m・K)以上とするのがより好ましい。
【0019】SiCのプリフォームを成形する方法はC
u含浸を完了するまで形態を保っておりかつCu含浸を
阻害しなければ公知の方法を採用可能であり特に限定さ
れない。沈降成形法、射出成形法またはCIP法の実用
性が高い。これらのCu含浸方法は加圧または非加圧で
行う等の条件に限定はない。溶融金属含浸法によりCu
を含浸し、得られたCu−SiC系複合材料の表面にS
iC粉末が露出せず、窒化ケイ素基板とCu−SiC系
複合材料の接合面間にCuが介在するのみならず、接合
面間以外のCu−SiC系複合材料表面全体にわたって
含浸Cuのリッチな被覆層を形成するのが本発明の回路
基板の特性および加工性等を向上するために望ましい。
ここで絶縁基板に高強度でかつ高熱伝導性の窒化ケイ素
を用いた理由は、窒化ケイ素基板が高強度なので溶融C
u含浸後の冷却過程でCu/窒化ケイ素界面で発生する
両者の熱膨張差に起因する残留応力により窒化ケイ素基
板にクラックを発生することがほとんどないからであ
る。また繰り返しの熱応力が負荷されてもCuの大きな
伸収縮の変化にも耐えることができる。このため本発明
の回路基板に形成されるCu回路板の厚みを平均値で1.
0〜3mm、好ましくは1.5〜2.5mmに厚く形成するこ
とができる。このようにCu回路板を厚く形成できるこ
とは、本発明の回路基板を構成する窒化ケイ素基板とC
u−SiC系複合材料からなる放熱基板との熱膨張係数
差により生じる、前記回路基板の側面から見て窒化ケイ
素基板側に生じ易い凸形状の反りの発生を非常に少なく
抑制できるという効果につながる。また本発明の回路基
板を構成するCu回路/窒化ケイ素基板/放熱基板の各
接合周辺部の残留応力を顕著に低減できるため、パワー
半導体モジュールとしての実装信頼性が飛躍的に向上す
る。更にCu回路板の厚みを増加させたことにより電気
伝導効率を上昇できるので高耐圧・大電流下での適用が
可能となる。因みに、窒化ケイ素基板に比べて低強度の
アルミナあるいは窒化アルミニウム製基板を用いて構成
した回路基板にCu含浸によりCu回路板を形成する場
合はアルミナあるいは窒化アルミニウム製基板のクラッ
ク発生を抑えるためにCu回路板の厚みを平均値でせい
ぜい0.1〜0.3mmという薄さに制限する必要がある。
【0020】
【実施例】以下図面および実施例により本発明を詳細に
説明するが、それら実施例により本発明が限定されるも
のではない。
【0021】(実施例1)図1は本発明の窒化ケイ素回
路基板の一態様を示す断面図である。図1の窒化ケイ素
回路基板1において、11は窒化ケイ素基板2の表面に形
成したCu回路であり、Cu回路11の上面には複数の半
導体チップ5がはんだにより接着されている。6はCu
−SiC系複合材料からなる放熱基板であり、窒化ケイ
素基板2の下面と放熱基板6の上面とが放熱基板6に含
浸させたCu9(JISH3100、合金番号:C1221、Cu純
度99.75重量%)により接合されている。窒化ケイ素基
板2と放熱基板6との接合面間に介在するCu9の厚さ
は30μm(平均値)であった。窒化ケイ素回路基板1の
製造方法について以下に説明する。SiC粉末(昭和電
工(株)製、商品名:ク゛リーンテ゛ンシック):60重量部と、ア
ミン系分散剤を3.5wt%添加したデカハイドロナフタ
レン(関東化学(株)製):40重量部とを攪拌機に投入
し、SiC粒子がスラリー中に良好に分散するまで攪拌
した。前記SiC粉末はプリフォームの充填密度ならび
に気孔率を調整するために、平均粒径(測定法:レーサ゛ー
回折散乱法)2μm、7μmおよび20μmの3種類のも
のをそれぞれ10重量部、35重量部および55重量部配合
し、前記混合機に投入した。分散が良好になる攪拌時間
の決定は、スポイトにより混合スラリー30mlを取り出
し、コーン型の回転式粘度計を用いて室温の粘度が一定
に飽和する時間とした。室温で測定した粘度は約2500cP
であった。次に得られたSiCスラリー:80重量部、ポ
リエステル系可塑剤:5重量部、およびポリアクリル系
結合剤:15重量部を加え再度攪拌した。続いてSiCス
ラリー中の気泡除去と粘度調整のために攪拌脱泡処理を
施し所望のスラリーを得た。次に得られたスラリーをC
u製の金型に注入して成形後、5℃以下に冷却して脱型
した。次いで乾燥してSiCの含有量が60体積%(気孔
40体積%)となるSiCプリフォームを形成した。続い
てSiCプリフォームの上に窒化ケイ素基板2を積み重
ねた状態とし炭素製型(図示省略)に装入した。SiC
プリフォームおよび窒化ケイ素基板2と型の内壁との間
に所定の隙間を確保した。次にSiCプリフォームおよ
び窒化ケイ素基板2を装入した型を容器内に複数段積み
重ね、さらにその上にCuインゴット(JISH3100、合金
番号:C1221)を置き、Cuインゴットを1100℃で加熱
溶融した後、溶融Cuを圧入し含浸させた。含浸を完了
後冷却し、型を解体した。その結果、窒化ケイ素基板2
とCu−SiC系複合材料からなる放熱基板6とはSi
Cプリフォームに含浸させたCu9を介して一体に接合
されていた。これはSiCプリフォームにCuを含浸さ
せる際に溶融したCuがSiCプリフォームとSiCプ
リフォームを装入した型の内壁との隙間を通り、またS
iCプリフォーム中を含浸して通り、窒化ケイ素基板と
Cu−SiC系複合材料との接合界面に介在して金属的
接合されたからである。またCuを含浸させる際、同時
に窒化ケイ素基板2の上面にCu被覆層を形成させた。
このCu被覆層の形状は予め所望パターンを形成した金
型を使用することで制御できる。前述と同様、溶融した
Cuが窒化ケイ素基板の上面とこれを装入した型の内壁
との隙間を通り、Cu被覆層が形成されていた。次に形
成したCu被覆層を塩酸で酸エッチングすることにより
所定パターンのCu回路11を形成した。ここで、酸エッ
チングを行わずにCu回路11を形成する方法として、前
記の窒化ケイ素基板2の上面にCu被覆層を形成させた
ものの表面のCu回路11形成予定位置にレジスト層を形
成し、次いでサンドブラスト、ショットブラストあるい
はハイドロブラストによりCu回路11形成部分以外のC
u被覆層を除去する方法が挙げられる。あるいは予め上
面にCu板をろう付けするか、または直接接合法により
接着させてなる窒化ケイ素基板2をSiCプリフォーム
に当接させ、SiCプリフォームにCuを含浸すること
により両者を一体に接合させて窒化ケイ素回路基板1を
作製してもよいし、窒化ケイ素基板2とSiCプリフォ
ームとをCu含浸により接合させた後所定パターンのC
u回路板をろう付け処理などにより接着してもよい。得
られた本実施例の窒化ケイ素回路基板を構成する放熱基
板6の熱膨張係数は8×10−6/K、熱伝導率は280W/(m・
K)であり、良好な低熱膨張・高熱伝導特性を有してい
た。即ち本発明の窒化ケイ素回路基板1では半導体チッ
プ5等から発生した熱はチップ5直下のはんだ(図示省
略)、Cu回路11、セラミックス基板2、接合面間に介
在したCu9、放熱基板6を経由して効率よく放散され
ていた。
【0022】本実施例(図1)のパワー半導体モジュー
ルの放熱特性の評価結果を表1に示す。放熱特性は、通
電時の半導体チップ5の表面温度および熱抵抗を測定し
評価した。表面温度の測定は、接触式の温度計を用い評
価した。また、熱抵抗は、熱抵抗評価装置(キャッツ電
子製:MODEL DVF050)を用い、半導体のPNジャンクシ
ョン(ベース-エミッター間)を用いた順方向立ち上が
り電圧(VF)を測定し、当該電圧差と予め装置に取り込
まれた検量線から算出される温度差を負荷電力で除した
値を用いた。半導体チップの熱抵抗は、半導体モジュー
ルを構成する金属回路板、金属板、放熱基板ならびには
んだ層の放熱性に大きく影響されるため、モジュール自
身の放熱性を評価する上で有用である。なお本発明の実
施例および後述の比較例1、2において評価に供した半
導体モジュールの金属回路板、金属板の厚みはいずれも
0.5mmとし、放熱板の厚みはいずれも3mmとし、半導体
チップの寸法および出力はそれぞれ7mm□および100Wと
した。また窒化ケイ素基板として熱伝導率:90W/m・K、
曲げ強度:750MPaおよび厚み:0.6mmのものを用いた。
【0023】
【表1】
【0024】(比較例1)比較例1として、Al含浸法
を適用し、表面に金属(Al)回路板を形成した窒化ケ
イ素基板とAl−SiC系複合材料製の放熱板とが含浸
したAlにより接合されてなる構成とした以外は上記実
施例と同一構造の複合セラミックス回路基板を作製し
た。このモジュール構造における半導体チップの表面温
度は59.3℃であり、また半導体チップの熱抵抗は0.58℃
/Wであった。このように実施例1と比較していずれも高
い値を示し放熱性に劣ることが判明した。
【0025】(比較例2)比較例2として、従来構造の
半導体モジュール構造であり、予め窒化ケイ素基板の表
面部にCu回路板を、およびその裏面部にCu板をそれ
ぞれ接合し、これに半田により放熱板のAl−SiC系
複合材料を接合した以外は上記実施例と同一構造の複合
セラミックス回路基板を作製した。このモジュール構造
における半導体チップの表面温度は62.5℃であり、また
半導体チップの熱抵抗は0.73℃/Wであった。このように
実施例1と比較していずれも高い値を示し放熱性に劣る
ことが判明した。
【0026】(実施例2)図2は本発明の回路基板の別
の態様を示す断面図である。11は窒化ケイ素基板2の表
面に形成したCu回路であり、その上面には複数の半導
体チップ5が搭載されている。8は形状が異なる以外は
実施例1と同様にして作製したCu−SiC系複合材料
からなる放熱フィンを有するヒートシンクであり、セラ
ミックス基板2の下面とヒートシンク8の上面とがヒー
トシンク8に含浸させたCu9を介して一体に接合され
ている。図2の回路基板は図1の回路基板と同様に良好
な低熱膨張性を呈し、かつ図1の回路基板よりも更に良
好な放熱性を有していた。
【0027】(実施例3)図3は本発明の回路基板の更
に別の態様を示す断面図である。11は窒化ケイ素基板2
の表面に形成したCu回路であり、その上面には複数の
半導体チップ5が搭載されている。12は形状が異なる以
外は実施例1と同様にして作製したCu−SiC系複合
材料からなる四角枠体状のパッケージである。窒化ケイ
素基板2の側面とパッケージ12の側面とがパッケージ12
に含浸させたCu9を介して一体に接合されている。ま
た窒化ケイ素基板2の下面とパッケージ12の上面もCu
9を介して一体に接合されて、パッケージ12の各々の枠
同士がCu9により連結されている。パッケージ12の下
面にグリス(信越化学(株)製、商品名:G765)を
介在させ、パッケージ12に設けたねじ孔を利用し、パッ
ケージ12と別個に設けたヒートシンク13とをねじ10で締
結した。図3の回路基板は図1、2の回路基板と同様に
良好な低熱膨張性を呈し、かつ図1、2の回路基板より
も更に良好な放熱性を有していた。
【0028】これら実施例1〜3および比較例1、2の
各窒化ケイ素回路基板をそれぞれ用いて形成したモジュ
ールを、−40℃〜室温〜+125℃を1サイクルとして100
0サイクルの冷熱サイクル試験にかけた、その結果、実
施例1〜3の回路基板を配したモジュールでは含浸させ
たCu9による接合が強固で窒化ケイ素基板2と放熱基
板6(ヒートシンク8またはパッケージ12)の接合面は
健全に保持され、熱サイクル寿命が長く接合信頼性の高
いものが得られた。また、窒化ケイ素基板2と放熱基板
6が一体に接合された状態で小サンプルを切り出し、そ
の小サンプル全体の熱伝導率を測定した結果、セラミッ
クス単体もしくはCu−SiC系複合材料単体に近似し
た熱伝導率が得られた。このことからセラミックス基板
2と放熱基板6の間にはんだが介在することにより問題
となる熱抵抗を抑えられることが確認できた。これに対
し、比較例1ではAl回路ならびにAl−SiC系放熱
基板での熱抵抗が高く放熱性に問題があり、また比較例
2ではセラミックス基板と放熱基板との間にはんだが介
在するためモジュール全体での熱抵抗が更に高くなり、
上記実施例に比べて劣っていた。なお製造条件を適宜選
択すれば、本発明の回路基板における前記熱抵抗を0.55
℃/W以下、好ましくは0.45℃/W以下にし、半導体チツプ
での発熱を速やかに放熱することが可能になる。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の回路基板は
窒化ケイ素基板とCu−SiC系放熱基板とがCuによ
り一体的に接合されてなるので製作工数が格段に短縮さ
れ製造コストが安価になり品質を向上することができ
る。同時に窒化ケイ素基板とCu−SiC系放熱基板と
の接合界面の熱抵抗を顕著に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の回路基板の一態様を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の回路基板の別の態様を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の回路基板の更に別の態様を示す断面図
である。
【図4】従来の回路基板を示す断面図である。
【符号の説明】
1 窒化ケイ素回路基板、2 窒化ケイ素基板、3 C
u回路板、4 Cu板、 5 半導体チップ、6 放熱
基板、7 はんだ、8 ヒートシンク、9 Cu、 10
ねじ、11 Cu回路、12 パッケージ、13 ヒートシ
ンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 1/02 H01L 23/36 M 1/03 610 C04B 35/58 102Y 7/20 H01L 23/36 D (72)発明者 祖父江 昌久 埼玉県熊谷市三ヶ尻5200番地日立金属株式 会社先端エレクトロニクス研究所 Fターム(参考) 4G001 BA32 BB32 BC71 BD03 BD14 BD23 4G026 BA17 BB14 BC01 BF34 BG02 BH07 5E322 AA11 5E338 AA18 BB71 EE02 5F036 AA01 BA23 BB01 BC06 BD01 BD11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化ケイ素基板とCu−SiC系複合材
    料からなる放熱部材とがCuを介して一体的に接合され
    てなることを特徴とする窒化ケイ素回路基板。
  2. 【請求項2】 窒化ケイ素基板とCu−SiC系複合材
    料からなる放熱部材とが前記Cu−SiC系複合材料に
    含浸されたCuを介して接合されてなることを特徴とす
    る窒化ケイ素回路基板。
  3. 【請求項3】 Cu−SiC系複合材料に含浸されたC
    uにより窒化ケイ素基板の表面にCu回路部を形成して
    なる請求項2に記載の窒化ケイ素回路基板。
  4. 【請求項4】 Cu−SiC系複合材料からなる放熱部
    材が放熱基板、ヒートシンクまたはパッケージである請
    求項1〜3のいずれかに記載の窒化ケイ素回路基板。
  5. 【請求項5】 別個に設けたヒートシンクを付設してな
    る請求項1〜4のいずれかに記載の窒化ケイ素回路基
    板。
  6. 【請求項6】 窒化ケイ素基板とCu−SiC系複合材
    料からなる放熱部材との接合面間に介在するCuの厚さ
    が10〜100μmである請求項1〜5のいずれかに記載の
    窒化ケイ素回路基板。
  7. 【請求項7】 Cuが純CuまたはCu合金である請求
    項1〜6のいずれかに記載の窒化ケイ素回路基板。
  8. 【請求項8】 Cu−SiC系複合材料のCu含有量が
    10〜80体積%である請求項1〜7のいずれかに記載の窒
    化ケイ素回路基板。
  9. 【請求項9】 Cu−SiC系複合材料の熱膨張係数が
    5×10−6〜16×10 −6/Kであり、熱伝導率が150〜390
    W/(m・K)である請求項1〜8のいずれかに記載の窒化ケ
    イ素回路基板。
  10. 【請求項10】 窒化ケイ素基板の熱伝導率が80W/(m・
    K)以上であり、曲げ強度が600MPa以上である請求項1〜
    9のいずれかに記載の窒化ケイ素回路基板。
  11. 【請求項11】 窒化ケイ素基板とSiC粉末で形成さ
    れた多孔質プリフォームとを隣接させ、次に前記プリフ
    ォームの多孔質空隙部に溶融したCuを含浸させ、次い
    で凝固することにより窒化ケイ素基板とSiC粉末で形
    成された多孔質プリフォームとをCuにより一体に接合
    することを特徴とする窒化ケイ素回路基板の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010283253A (ja) * 2009-06-08 2010-12-16 Hitachi Kyowa Engineering Co Ltd 発光装置及び発光装置用基板

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