JP2002352769A - 高圧放電ランプおよび照明装置 - Google Patents

高圧放電ランプおよび照明装置

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JP2002352769A
JP2002352769A JP2001153425A JP2001153425A JP2002352769A JP 2002352769 A JP2002352769 A JP 2002352769A JP 2001153425 A JP2001153425 A JP 2001153425A JP 2001153425 A JP2001153425 A JP 2001153425A JP 2002352769 A JP2002352769 A JP 2002352769A
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JP
Japan
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phosphor
discharge
discharge vessel
discharge lamp
pressure discharge
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JP2001153425A
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Inventor
Shinji Atago
慎司 愛宕
Hisashi Honda
久司 本田
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Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透明形と比較して高いランプ効率、良好な演色
性および安定した相関色温度を有する高圧放電ランプを
提供する。 【解決手段】放電空間を包囲する包囲部1aを備え、少
なくとも包囲部1aが透光性セラミックスからなる放電
容器1、先端が放電容器1の包囲部1aに臨んで放電容
器1内に封装された一対の電極2A、2B、ならびに少
なくともNaおよびTlのハロゲン化物を含み放電容器
1内に封入された放電媒体を備えた発光管LTと;発光
管LTを収納する外管OTと;外管OTの内部に配設さ
れ、波長365nmの紫外線により励起させたときに発
光ピークが波長400〜560nmの範囲にある発光を
生じる第1の蛍光体および発光ピークが波長580〜7
70nmの範囲にある発光を生じる第2の蛍光体を主体
として構成されている蛍光体層FRと;を具備してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、透光性セラミック
スからなる発光管を内部に収納する外管および外管の内
部に蛍光体層を備えた高圧放電ランプおよびこれを用い
た照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発光管の放電容器に透光性セラミックス
を用いたことにより、高効率、高演色および長寿命なメ
タルハライドランプが実現し、さらに加えて水銀灯安定
器適合形のものも開発されている。透光性セラミックス
を用いた発光管は、一般に口金を装着した外管内部に所
定位置に固定して収納される。しかし、外管が透明であ
ると、発光管からの発光が直接目に入るため、非常に眩
しく見えたり、不快に感じたりすることがある。
【0003】そこで、特開平9−213276号公報な
どに記載されているように、外管の内面に蛍光体層を配
設することにより、拡散形の高圧放電ランプを構成する
ことができる。そして、発光管から放射された光が蛍光
体層を透過する際に拡散されて眩しさが大幅に緩和され
るばかりか、蛍光体層の発光により演色性を向上させる
ことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、拡散形の高
圧放電ランプに対する演色性およびランプ効率について
の市場ニーズは年々大きくなり、従来の改善では満足さ
れなくなっている。
【0005】また、従来の拡散形の高圧放電ランプは、
透明形と比較して相関色温度が低下方向に変化してしま
う傾向にある。また、蛍光体層によって発光管からの光
が遮蔽され、透明形に比較してランプ効率が低下してし
まうという問題がある。
【0006】本発明は、透光性セラミックス放電容器を
備えていて、透明形と比較して高いランプ効率、良好な
演色性および安定した相関色温度を有する高圧放電ラン
プおよびこれを用いた照明装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の高圧放
電ランプは、放電空間を包囲する包囲部を備え、少なく
とも包囲部が透光性セラミックスからなる放電容器、先
端が放電容器の包囲部に臨んで放電容器内に封装された
一対の電極、ならびに少なくともNaおよびTlのハロ
ゲン化物を含み放電容器内に封入された放電媒体を備え
た発光管と;発光管を収納する外管と;外管の内部に配
設され、波長365nmの紫外線により励起させたとき
に発光ピークが波長400〜560nmの範囲にある発
光を生じる第1の蛍光体および発光ピークが波長580
〜770nmの範囲にある発光を生じる第2の蛍光体を
主体として構成されている蛍光体層と;を具備している
ことを特徴としている。
【0008】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。本発明の高圧放電ランプは、発光管、外管および蛍
光体層を備えて構成されている。以下、これらの各構成
要素ごとに説明する。
【0009】<発光管について>発光管は、放電容器、
一対の電極および放電媒体を備えて構成されている。
【0010】(放電容器について)放電容器は、放電空
間を包囲する包囲部を備え、少なくとも包囲部が透光性
セラミックスからなる。包囲部は、放電空間したがって
点灯中電極間に生起する主として陽光柱を包囲する。そ
して、包囲部は、球状、楕円球状、紡錘状など種々の形
状であることを許容する。
【0011】また、放電容器は、所要により包囲部以外
の部分を備えることが許容される。たとえば、小径筒部
を備えることができる。小径筒部は、包囲部の両端また
は一端部に形成され、放電容器を封止するとともに、一
対の電極を支持し、さらに小径筒部の内部に電極が挿通
されることにより、その内面と電極との間にわずかな隙
間を形成して、所望の最冷部温度と低い封止部温度とを
両立させることができる。そして、要すれば、小径筒部
の部分も包囲部と一体に透光性セラミックスによって形
成することができる。
【0012】なお、本発明において、「透光性セラミッ
クス」とは、単結晶の金属酸化物たとえばサファイヤ
と、多結晶の金属酸化物たとえば半透明の気密性アルミ
ニウム酸化物、イットリウム−アルミニウム−ガーネッ
ト(YAG)、イットリウム酸化物(YOX)と、多結
晶非酸化物たとえばアルミニウム窒化物(AlN)のよ
うな光透過性および耐熱性を備えた材料を意味する。ま
た、「透光性」とは、放電によって発生した光を透過し
て外部に導出できる程度に光透過性であることをいい、
透明ばかりでなく、光拡散性であってもよい。
【0013】次に、放電容器が包囲部および一対の小径
筒部を備えた構造である場合に、透光性セラミックスに
よって一体化された状態の放電容器として製作するに
は、中央の包囲部と、包囲部の両端に位置するする小径
筒部とを最初から一体に形成したり、たとえば包囲部を
形成する球形部と球形部の両端に接続して小径筒部を形
成する小径筒体とをそれぞれ別に仮焼結してから所要に
接合させて全体を焼結するいわゆる焼き嵌めにより形成
したりすることができる。また、焼き嵌めの場合には、
たとえば包囲部を形成する筒状体と、筒状体の両端面に
嵌合して閉鎖する一対の端板と、端板の中心孔に嵌合し
て小径筒部を形成する小径筒体とを、それぞれ別に仮焼
結して所要に嵌合させて、全体を焼結することもでき
る。
【0014】また、放電容器に小径筒部を形成する場合
に、小径筒部の構成材料が上記のように透光性セラミッ
クスによって形成されているだけでなく、要すれば実質
的に遮光性のセラミックス、サーメットまたは耐火性金
属たとえばモリブデン、タングステンなどであってもよ
い。また、小径筒部の構成材料やサイズを上下で異なら
せてもよい。
【0015】さらに、放電容器を封止するには、小径筒
部がセラミックスやサーメットからなる場合には、小径
筒部と導入導体との間にセラミックス封止用コンパウン
ドを加熱溶融してなるシール部を形成することによっ
て、これを行うことができる。すなわち、セラミックス
封止用コンパウンドを小径筒部の端面において導入導体
および小径筒部の間に施与し、これを加熱により溶融し
て小径筒部と導入導体との間に浸透させ、冷却により固
化することによってシールを形成して両者間を気密に封
止する。このシールにより導入導体は、所定の位置に固
着される。なお、シールは、導入導体の少なくとも封着
性の部分が小径筒部内に露出しないように完全に被覆し
ていることが望ましい。さらに、シールは、導入導体の
先端に固着している電極の基端部をもわずかな距離、好
適には0.2〜3mmにわたって被覆するように構成す
れば、導入導体がハロゲン化物などの放電媒体によって
腐食されにくくなる。
【0016】さらにまた、小径筒部が耐火性金属からな
る場合には、包囲部と小径筒部との間をたとえばサーメ
ットを主体とする接合層を用いて気密に接合することが
できる。なお、包囲部の小径筒部を受け入れる部位に小
径筒部との間の接合面積を所要に確保するために、包囲
部に連続して比較的短寸の筒状座を形成することができ
る。また、小径筒部と導入導体との間は溶接により封止
することができる。
【0017】(一対の電極について)一対の電極は、材
料にタングステンまたはドープドタングステンを用いて
いて、その先端が放電容器の包囲部に臨んでいる状態で
放電容器内に適当な手段により封装されている。放電容
器の端部に小径筒部を形成して、小径筒部内に電極を封
着する場合には、電極は、細長く形成されてその基端が
小径筒部に封着され、中間が小径筒部内に挿通されて小
径筒部の内面との間にわずかな隙間を形成しながら先端
が包囲部に臨むように構成される。なお、電極の先端が
「包囲部に臨んで」いるとは、電極の先端が包囲部内に
位置する態様および包囲部内に位置しないものの包囲部
内に放電を生起し得るように小径筒部など包囲部以外の
構造部分内に位置している態様のいずれをも含む意味で
ある。
【0018】また、電極は、交流点灯および直流点灯の
いずれの方式に適応する構造であってもよい。交流点灯
方式においては一対の電極を耐火性金属棒により形成す
ることができるが、直流点灯方式においては陰極を耐火
性金属棒により形成し、陽極は少なくとも先端部を陰極
より太く形成することができる。電極の先端部は、表面
積を大きくして放熱を良好にするために、必要に応じて
タングステンのコイルを巻装することができる。
【0019】さらに、放電容器の端部に小径筒部を形成
している場合、電極の中間部は、小径筒部の内面との間
になるべく均一なわずかな隙間すなわちキャピラリーを
形成するために、一定の太さであることが望ましい。ま
た、要すれば、電極の中間部には、耐火性金属からなる
相対的に細い金属線を巻装したり、セラミックスチュー
ブを嵌めたりすることができる。電極の基端部は、後述
する導入導体に溶接などにより固着されることによって
電気的および機械的に支持される。
【0020】(放電媒体について)放電媒体は、少なく
ともNaおよびTlのハロゲン化物を含み、放電容器の
内部に封入されている。NaおよびTlは、発光金属と
して作用して放電により発光する。Naは専ら可視光の
みを発生するが、Tlは可視光とともに一部紫外線を発
生する。紫外線の波長は、352nm、292nmおよ
び277nmである。発光金属は、しかし、これらの金
属だけでなく、必要に応じてその他の金属を含むことが
許容される。たとえば、Dy、Ho、In、Liおよび
Scのグループから選択した一種または複数種を所望に
より添加することができる。これらの金属の大部分は、
可視光を発生するとともに、紫外線を発光する。主な波
長を以下に示す。Hoは389nm、Inは326n
m、Liは323nm、Scは391nmなどである。
また、NaおよびTl以外の発光金属を含む放電媒体の
構成例としては、Dyまたは波長440〜550nmに
発光ピークを有する希土類金属を発光金属として添加す
るとともに、水銀およびアルゴンなどの希ガスを用いる
ことである。
【0021】また、発光金属のハロゲン化物を構成する
ハロゲンとしては、主としてヨウ素および臭素を用いる
ことができる。
【0022】さらに、始動ガスおよびバッファガスとし
て希ガスたとえばアルゴンを含み、点灯中約1気圧以上
の圧力を呈するように放電容器内に封入することができ
る。
【0023】さらに加えて、必要に応じて、適量の水銀
をバッファ蒸気として用いることができる。しかし、バ
ッファ蒸気として水銀に代えて蒸気圧が比較的高くて可
視光領域における発光が少ないか、発光しない金属たと
えばZn、Sn、Fe、Al、Sb、Ni、Mn、M
g、Re、Ga、Co、Cr、CdおよびBeなどの金
属のハロゲン化物を封入することができる。上記の金属
のうちAlは309nm、Znは334nm、Snは3
26nmおよびFeは374nmの紫外線を主として発
光するので、蛍光体層の励起に寄与する。
【0024】<外管について>外管は、その内部に発光
管を気密に収納してそれらを機械的に保護し、発光管の
作動温度を所望の範囲に維持する。そして、外管は、適
当な透光性、気密性、耐熱性および加工性を備えている
材料たとえば硬質ガラスを用いて、これを構成すること
ができる。
【0025】また、外管を気密に封止する場合は、片封
止および両端封止のいずれの構造をも所望により採用す
ることができる。なお、「片封止」とは、外管の一端に
のみピンチシールなどによる封止部が形成されていて、
他端が封止部を形成しないで閉塞されている構造をい
う。これに対して、「両端封止」とは、外管の両端にピ
ンチシールなどによる封止部が形成されている構造をい
う。
【0026】さらに、外管は、発光管を機械的に保護
し、発光管の作動温度を所望の範囲に維持する場合に用
いることができる。外管内は、必要に応じて排気されて
真空ないし低圧または不活性ガスたとえば希ガスや窒素
を封入することができる。
【0027】<蛍光体層について>蛍光体層は、外管の
内部に配設されていればよく、したがって外管の内面や
外管の内面と発光管との間にたとえば円筒状の筒体を配
設して、その壁面などに形成することができる。さら
に、蛍光体の耐熱性が許容すれば、発光管の外面に蛍光
体層を配設することもできる。また、蛍光体層を外管の
内面に形成する場合、蛍光体層を外管のほぼ全体にわた
って形成してもよいし、一部たとえば頭部およびまたは
ネック部近傍を残して形成してもよい。
【0028】また、蛍光体層は、波長365nmの紫外
線により励起させたときに発光ピークが波長400〜5
40nmの範囲にある発光を生じる第1の蛍光体および
発光ピークが波長580〜770nmの範囲にある発光
を生じる第2の蛍光体を主体として構成されている。
【0029】さらに、第1および第2の蛍光体は、上記
の発光ピークを有する蛍光体であれば、特定の組成に限
定されない。さらに、蛍光体層に含まれる第1の蛍光体
と、第2の蛍光体との比率は種々の態様であることを許
容するが、第1の蛍光体に対して第2の蛍光体を、1:
1.1ないし1:4の割合の範囲にすることにより、全
光束を増加するのが容易になるので、好適である。
【0030】さらにまた、蛍光体層の膜構成としては、
第1および第2の蛍光体を混合した単一の蛍光体層であ
ってもよいし、第1の蛍光体からなる蛍光体層と、第2
の蛍光体からなる蛍光体層とを分けて直接または金属酸
化物微粒子などの層を挟んで積層した構成であってもよ
い。
【0031】さらにまた、蛍光体に加えて金属酸化物た
とえば酸化ケイ素などの微粒子が蛍光体層中に含まれて
いることが許容される。この場合の金属酸化物微粒子の
平均粒径は、蛍光体粒子の周囲に付着するように蛍光体
粒子の平均粒径より1桁以上小さいサイズたとえば0.
3μm程度がよい。これにより、蛍光体層が安定に付着
しやすくなる。
【0032】<その他の構成について>本発明の必須構
成要件ではないが、以上説明の構成要素に加えて、以下
の構成を必要に応じて選択的に付加することにより、高
圧放電ランプの製造が容易になったり、機能が充実した
りする。 1 パルス始動器について 外管の内部にパルス始動器を内蔵することができる。パ
ルス始動器は、グロースタータを主体として構成され、
発光管に対して並列的に接続される。メタルハライドラ
ンプ形の高圧放電ランプにおいては、発光金属のハロゲ
ン化物を封入する際に放電を妨げるHOといった不純
物が混入しやすい。このため、水銀灯に比べて始動しに
くい。そこで、パルス始動器を内蔵することにより、高
圧放電ランプの始動が容易になる。
【0033】2 導入導体について 外部から発光管内の電極に給電するために、導入導体を
透光性セラミックスからなる放電容器に小径筒部を形成
して、小径筒部から気密に導出することができる。すな
わち、導入導体は、電極間に電圧を印加するとともに、
電極に電流を供給し、かつ、放電容器を封止するために
機能する導体で、先端が電極の基端部に接続し、基端が
透光性放電容器の外部に露出している。また、放電容器
から外部に導出されている導入導体の部分を支持するこ
とにより、高圧放電ランプ全体を支持するのに導入導体
を利用してもよい。
【0034】また、上記小径筒部が透光性セラミックス
により形成されている場合、導入導体は、封着性部分と
して熱膨張係数が透光性セラミックスのそれと近似して
いる導電性金属であるニオブ、タンタル、チタン、ジル
コニウム、ハフニウムおよびバナジウムなどを用いるこ
とができる。透光性セラミックスとしてアルミナセラミ
ックスなどのアルミニウム酸化物を用いる場合、ニオブ
およびタンタルは、平均熱膨張係数がアルミニウム酸化
物とほぼ同一であるから、封止に好適である。イットリ
ウム酸化物およびYAGの場合も差が少ない。窒化アル
ミニウムを用いる場合には、導入導体にジルコニウムを
用いるとよい。なお、「封着性部分」とは、シールによ
り放電容器の小径筒部と当該封着性部分との間で、また
は要すればさらにセラミックスチューブをそれらの間に
介在させて封止する部分をいう。
【0035】さらに、導入導体には、所望により上記封
着性部分の先端に耐火性部分を接続することができる。
耐火性部分は、モリブデン、タングステンまたはこれら
の一種または複数種を成分として含むサーメットであっ
てもよい。さらに、耐火性部分にタングステン棒を用い
た場合、タングステン棒の先端部を電極として作用させ
ることもできる。なお、「耐火性部分」とは、高圧放電
ランプの作動中の高温に十分耐える高い融点を備えると
ともに、放電容器内に存在する放電媒体に対する耐腐食
性を備えている導電性物質からなる部分である。
【0036】さらにまた、導入導体をニオブなどの棒状
体、パイプ状体やコイル状体など適当な形状に成形して
なる封着性金属を少なくとも備えて構成することができ
る。なお、ニオブなどは酸化性が強いので、高圧放電ラ
ンプを大気に通じた状態で点灯する場合には、耐酸化性
の導体を導入導体の封着性部分にさらに接続するととも
に、封着性部分が大気に接触しないようにたとえばシー
ルなどによって被覆する必要がある。
【0037】3 始動補助導体について 高圧放電ランプの始動電圧を一層低下させるために、放
電容器の外側に近接して始動補助導体を配設することが
できる。すなわち、始動補助導体は、基端を一方の電極
と同電位の個所に接続し、中間を放電容器の透光性セラ
ミックスからなる包囲部に近接させながら先端を他方の
電極に近接した位置まで延在させる。
【0038】<本発明の作用について>本発明において
は、高圧放電ランプが所定構成の蛍光体層を具備してい
ることにより、発光管の透光性セラミックスからなる包
囲部を透過して外部へ放射される可視光が蛍光体層を通
過する際に拡散されるので、高圧放電ランプは拡散形と
なる。
【0039】また、発光管内の放電により紫外線が発生
する。紫外線は、発光金属のTlなどからの発光中に含
まれる。Tlは、放電により波長535nmの可視光の
他に波長378nmおよび352nmの紫外線をも放射
する。また、バッファガスとして水銀を封入している場
合には、放電により上記に加えて波長254nm、36
5nm、405nmの紫外線も発生する。
【0040】発光管から放射されたこれらの紫外線によ
って蛍光体が励起されるために、蛍光体層が発光する。
発光は、波長400〜560nmの範囲に発光ピークを
有する青色系ないし青緑色系の可視光と、波長580〜
770nmの範囲に発光ピークを有する赤色系の可視光
とであり、これらの可視光は、外管から外部へ放射され
る。
【0041】したがって、高圧放電ランプからは、発光
管内に発生した可視光と蛍光体層から放射された可視光
とが外部へ放射される。その結果、全光束が透明形の場
合より多くなり、ランプ効率が高くなる。しかも、蛍光
体層から放射される可視光が青色系ないし青緑色系と赤
色系なので、演色性が良好になる。また、相関色温度を
透明形と同程度にすることができる。また、要すれば、
所望の相関色温度にすることもできる。すなわち、安定
した相関色温度を得ることができる。
【0042】請求項2の発明の高圧放電ランプは、放電
空間を包囲する包囲部を備え、少なくとも包囲部が透光
性セラミックスからなる放電容器、先端が放電容器の包
囲部に臨んで放電容器内に封装された一対の電極、なら
びに少なくともNaおよびTlのハロゲン化物を含み放
電容器内に封入された放電媒体を備えた発光管と;発光
管を収納する外管と;外管の内部に配設され、波長25
4nmの紫外線により励起させたときに色度図における
xが0.14〜0.30の範囲、yが0.14〜0.3
5の範囲にある発光色の発光を生じる第1の蛍光体およ
び同じく色度図におけるxが0.53〜0.73の範
囲、yが0.25〜0.40の範囲にある発光色の発光
を生じる第2の蛍光体を主体として構成されている蛍光
体層と;を具備していることを特徴としている。
【0043】本発明は、蛍光体層の第1および第2の蛍
光体をその発光の青色系ないし青緑色系および赤色系の
色度により規定している。なお、作用、効果は請求項1
と同様である。
【0044】請求項3の発明の高圧放電ランプは、請求
項1または2記載の高圧放電ランプにおいて、蛍光体層
は、第1の蛍光体がユーロピウムおよびマンガン付活ア
ルミン酸塩蛍光体、ユーロピウム付活ハロリン酸塩蛍光
体、ユーロピウムハロケイ酸塩蛍光体、ならびに銅付活
リン酸塩蛍光体の少なくとも一種を主体として構成され
ており、第2の蛍光体がユーロピウム付活リン酸バナジ
ン酸イットリウム蛍光体、ならびにユーロピウム付活バ
ナジン酸イットリウム蛍光体の少なくとも一種を主体と
して構成されていることを特徴としている。
【0045】本発明は、第1および第2の蛍光体を蛍光
体の種類によって規定している。
【0046】1 第1の蛍光体について (1)ユーロピウムおよびマンガン付活アルミン酸塩蛍
光体 一般式;a(M1、Eu、Mn)O・bAlなど ただし、式中、M1は、Mg、Ca、Sr、Ba、Z
n、Li、RbおよびCsのグループから選択された少
なくとも一種を示す。aおよびbは、a>0、b>0、
0.2≦a/b≦1.5を満足する数とする。 (2)ユーロピウム付活ハロリン酸塩蛍光体 一般式;(M2、Eu)10(PO・Clなど ただし、式中、M2は、Mg、Ca、SrおよびBaの
グループから選択された少なくとも一種を示す。 (3)ユーロピウム付活ハロケイ酸塩蛍光体 たとえば、SrSi・2SrCl:Euなど (4)銅付活リン酸塩蛍光体 たとえば、(Sr、Mg)(PO:Cu (Sr、Al)(PO:Cuなど 2 第2の蛍光体 (1)ユーロピウム付活リン酸バナジン酸イットリウム
蛍光体 YPVO:Euなど (2)ユーロピウム付活バナジン酸イットリウム蛍光体 YVO:Euなど 第1および第2の蛍光体の好適な組み合わせは、BaM
Al1627:Eu2+、Mn2+およびユーロ
ピウム付活リン酸バナジン酸イットリウム蛍光体YPV
:Euなどである。
【0047】そうして、本発明においては、上記の中か
ら蛍光体を選択して用いることにより、高いランプ効率
が得られる。
【0048】また、上記第1および第2の蛍光体に加え
て、波長365nmの紫外線により励起させたときに、
波長660nmに発光ピークを有する深赤色発光を有す
る蛍光体たとえば3.5MgO・0.5MgF・Ge
:Mnなどを添加することにより、相関色温度およ
び演色性を補正することができる。
【0049】さらに、上記第1および第2の蛍光体に加
えて、波長365nmの紫外線により励起させたとき
に、波長480〜620nmの波長域に発光ピークを有
する緑色系発光を有する蛍光体たとえばYAl
12:Ceなどを添加することができる。この蛍光体を
添加しない場合の色度が黒体放射の色度より低い色度の
ときに、この蛍光体を添加することで、色度を黒体放射
の色度の上側へ補正することができる。
【0050】請求項4の発明の高圧放電ランプは、請求
項1ないし3のいずれか一記載の高圧放電ランプにおい
て、蛍光体層は、直線透過率が55〜80%であること
を特徴としている。
【0051】本発明において、「直線透過率」とは、蛍光
体層を備えていない場合の直線透過率を100%とした
ときの、蛍光体層を配設した部分に対向する外管の直線
透過率をいう。直線透過率が上記の範囲であることによ
り、透明形の高圧放電ランプとの比較において、高い全
光束と良好な演色性が得られる。なお、最適には65%
である。
【0052】請求項5の発明の高圧放電ランプは、請求
項1ないし4のいずれか一記載の高圧放電ランプにおい
て、蛍光体層は、第1の蛍光体の平均粒径が4〜10μm
で、かつ、第2の蛍光体の平均粒径より大きいことを特
徴としている。
【0053】本発明は、第1および第2の蛍光体におけ
る平均粒径の好適な範囲を規定している。なお、平均粒
径は、BET法によるものとする。
【0054】そうして、本発明においては、蛍光体層の
温度特性が改善されて良好になる。
【0055】請求項6の発明の照明装置は、照明装置本
体と;照明装置本体に配設された請求項1ないし5のい
ずれか一記載の高圧放電ランプと;交流電源および高圧
放電ランプの間に直列に介在して、高圧放電ランプを安
定に点灯する安定器と;を具備していることを特徴とし
ている。
【0056】本発明において、照明装置は、高圧放電ラ
ンプの発光を何らかの目的で用いるあらゆる装置を含む
広い概念である。たとえば、照明器具、画像投射装置、
光化学装置などに適用することができる。
【0057】「照明装置本体」とは、上記照明装置から
高圧放電ランプを除いた残余の部分をいう。
【0058】なお、照明装置が照明器具である場合にお
いては、その照明装置本体に安定器およびランプソケッ
トを備えていて、そのランプソケットに高圧放電ランプ
を装着するようにした構成にすることができる。しか
し、安定器は、照明器具から離間した位置に別置きにす
ることもできる。
【0059】また、本発明において、安定器は、水銀灯
安定器および専用形安定器のいずれであってもよい。水
銀灯安定器の場合には、高圧放電ランプを水銀灯安定器
に適合するように構成するものとする。
【0060】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0061】図1は、本発明の高圧放電ランプの一実施
形態を示す正面図である。
【0062】図2は、同じく蛍光体層などを除去して示
す正面図である。
【0063】図3は、同じく発光管を示す拡大縦断面図
である。
【0064】図4は、同じく内部の電気接続および高圧
放電ランプ点灯回路を示す回路図である。
【0065】各図において、高圧放電ランプHPLは、
発光管LT、外管OT、蛍光体層FR、口金B、支持構
体SM、接続導体7およびパルス始動器PSなどを備え
て構成されている。また、高圧放電ランプ点灯回路は、
200V商用交流電源ASと高圧放電ランプHPLとの
間に水銀灯安定器Bが直列に介在することによって構成
されている。以下、構成要素ごとに説明する。
【0066】<発光管LTについて><発光管LTは、
放電容器1、電極2A、2B、一対の導入導体3、3、
一対のシール4A、4Bおよび放電媒体からなる。
【0067】(放電容器1について)放電容器1は、透
光性アルミナセラミックスからなり、包囲部1aおよび
包囲部1aの両端に連通して配設された小径筒部1b、
1cを備えている。そして、小径筒部1b、1cは、包
囲部1aに焼き嵌めすることによって、放電容器1が一
体化されている。なお、小径筒部1bは点灯中上側とな
り、小径筒部1cは下側となる。
【0068】包囲部1aは、連続的な曲面からなるほぼ
楕円球状をなしていて、両端が絞られて内部に連通する
小径筒部1b、1cの挿入座1a1、1a2が形成され
ている。
【0069】小径筒部1b、1cは、それぞれパイプ状
をなし、先端が対応する包囲部1aの挿入座1a1、1
a2に挿入して焼き嵌めされている。小径筒部1bは、
相対的に外径が小さくて、包囲部1aから突出している
部分の長さが大きく形成されている。これに対して、小
径筒部1cは、相対的に外径が大きくて、包囲部1aか
ら突出している部分の長さが小さく形成されている。し
かし、小径筒部1b、1cは、その貫通孔の内径がとも
に等しくなっている。
【0070】(電極2A、2Bについて)電極2Aは、
ドープドタングステンからなり、細長い軸部2Aa、先
端コイル部2Abおよび中間コイル部2Acを備えてい
る。細長い軸部2Aaは、小径筒部1b内に挿通されて
いる。先端コイル部2Abは、包囲部1a内に突出して
いる。中間コイル部2Acは、小径筒部1Abの内面と
の間にわずかな隙間gを形成している。
【0071】電極2Bは、電極2Aと同様にドープドタ
ングステンからなり、細長い軸部2Ba、先端コイル部
2Bbおよび中間コイル部2Bcを備えている。細長い
軸部2Baは、小径筒部1c内に挿通されている。先端
コイル部2Bbは、包囲部1a内に突出している。中間
コイル部2Bcは、小径筒部1cの内面との間にわずか
な隙間gを形成している。
【0072】(一対の導入導体3、3について)一対の
導入導体3、3は、それぞれニオブからなる棒状体をな
していて、先端が小径筒部1b、1c内に挿入されると
ともに、基端が放電容器1の外部に突出している。そし
て、一対の導入導体3、3の先端には、電極2A、極2
Bの細長い軸部2Aa、2Baの基端部が溶接されてい
る。
【0073】(一対のシール4A、4Bについて)一対
のシール4A、4Bは、いずれもセラミックス封止用コ
ンパウンドを溶融し、固化することにより形成されてい
る。そして、放電容器1の小径筒部1b、1cの端面側
の部分と、これに対向する導入導体3、3と、の間に介
在して放電容器1を気密に封止していて、いわゆる導入
導体挿入封止構造を提供するとともに、導入導体3、3
が放電容器1の内部に露出しないように小径筒部1b、
1c内に挿入されている部分の全体を被覆している。そ
うして、以上の封止により、電極2A、2Bを放電容器
1の所定の位置に固定している。
【0074】また、シール4A、4Bを形成するには、
放電容器1を縦位置にセットし、さらにセラミックス封
止用コンパウンドのリング状ペレット(図示しない。)
を封止しようとする小径筒部1bまたは1cの端面の上
に載置して、リング状ペレットを加熱して溶融させて導
入導体3および小径筒部1bまたは1c内面の間の隙間
に進入させ、小径筒部1bまたは1c内に挿入されてい
る部分の導入導体3の全体を被覆するとともに、さらに
電極2Aまたは2Bの細長い軸部2Aaまたは2Baの
基端部をも被覆する。
【0075】(放電媒体について)放電媒体は、始動ガ
スおよびバッファガスとして希ガスを、発光金属として
の金属ハロゲン化物、ならびにバッファ蒸気としての水
銀からなり、透光性セラミックス放電容器1内に封入さ
れている。
【0076】また、金属ハロゲン化物および水銀は、蒸
発する分より過剰に封入されているので、その一部が安
定点灯時に小径筒部1b、小径筒部1c内に形成される
わずかな隙間g内に液相状態で滞留している。そして、
小径筒部1c内に液相状態で滞留している放電媒体の表
面が最冷部を形成する。
【0077】<外管OTについて>外管OTは、硬質ガ
ラスからなり、中央部に紡錘状の胴部5a、上端にネッ
ク部5b、下端に短円筒状の頭部5cを有するBT形の
形状をなしていて、ネック部5bにフレアステム5dを
封着して備えている。フレアステム5dは、一対の導入
線5d1、5d2を気密に導入している。
【0078】<蛍光体層FRについて>蛍光体層FR
は、図1に示すように、外管OTの内面のネック部5b
を除いた部分に形成されている。
【0079】<口金Bについて>口金Bは、E39形口
金であり、外管OTのネック部5bに固着され、外管O
Tから外部へ露出した一対の導入線5d1、5d2の一
方がシェル部に、他方がセンターコンタクトに、それぞ
れ接続している。
【0080】<支持構体SMについて>支持構体SM
は、枠形導体6a、第1のブリッジ導体6b、絶縁子6
c、6d、第1の導体6e、第2のブリッジ導体6f、
第2の導体6gおよびスプリング片6hからなる。
【0081】枠形導体6aは、縦長のロ字状をなしてい
て、フレアステム5dに封着されている導入線5d1
に、その上部が溶接されることによって電気的に接続
し、かつ機械的に支持されている。そして、枠形導体6
aの内部に発光管LTが位置している。
【0082】第1のブリッジ導体6bは、その両端が絶
縁子6c、6dを介して枠形導体6aのやや上部部分に
絶縁して掛け渡されていて、中央部が上方へ湾曲してい
る。
【0083】第1の導体6eは、その中間部で発光管L
Tの上部の導入導体3を溶接により挟持し、両端を第1
のブリッジ導体6bに溶接している。これにより発光管
LTの上部は、支持構体SMに支持されている。
【0084】第2のブリッジ導体6fは、その両端が枠
形導体6aの下部部分に直接溶接されることによって掛
け渡されていて、中央部が下方へ湾曲している。
【0085】第2の導体6gは、その中間部で発光管L
Tの上部の導入導体3を溶接により挟持し、両端を第1
のブリッジ導体6bに溶接している。これにより発光管
LTの下部は、支持構体SMに支持されている。
【0086】スプリング片6hは、その一対が枠形導体
6aの下端部の両側に溶接され、外管OTの下端にある
短円筒状の頭部5cの内面に弾性的に接触している。こ
れにより、枠形導体6aの下端部が外管OTに対して支
持されている。
【0087】<接続導体7について>接続導体7は、リ
ボン状導体からなり、導入線5d2と第1のブリッジ導
体6bとの間を接続している。これにより、導入線5d
2は、接続導体7、第1のブリッジ導体6bおよび第1
の金属バンド6eを介して発光管LTの上部の導入導体
3に接続する。なお、導入線5d1は、枠形導体6a、
第2のブリッジ導体6fおよび金属バンド6gを介して
発光管LTの下部の導入導体3に接続する。
【0088】<パルス始動器PSについて>始動器PS
は、グロースタータ8a、バイメタル接点8b、接続導
体8c、8d、8e、セラミックス基板8f、金属リン
グ8gおよび限流抵抗器8hを備えて構成され、発光管
LTと並列接続している。
【0089】(グロースタータ8aについて)グロース
タータ8aは、グロー放電容器、一対の電極、放電媒
体、外部導入線8a1、8a2を備えて構成されてい
る。グロー放電容器は、Feを少なくして希ガス
放電による波長300nm以下の紫外線を実質的に透過
する軟質ガラスからなり、T形バルブおよびフレアステ
ムを封着して製作されている。一対の電極は、バイメタ
ル板からなり、基端がフレアステムの内部導入線の先端
に溶接されて、互いに離間対向しているが、加熱された
ときに互いに接近する方向に偏倚して接触する。グロー
放電容器内には、イオン化媒体としてアルゴンが封入さ
れている。
【0090】外部導入線8a1、8a2は、その一対が
互いに離間した状態でグロー放電容器のピンチシール部
内に封止されたジュメット線に接続して、グロー放電容
器から外部へ突出している。そして、外部導入線8a1
は枠形導体6aに接続され、外部導入線8a2は接続導
体8cに接続されている。
【0091】(バイメタル接点8bについて)バイメタ
ル接点8bは、その基端が接続導体8cに溶接され、自
由端が接続導体8dに接離する。
【0092】(接続導体8c、8d、8eについて)接
続導体8c、8d、8eは、セラミックス基板8fに互
いに絶縁関係に固着されている。接続導体8dは、さら
に第1のブリッジ導体5bに溶接されている。接続導体
8eは、さらに枠形導体5aに溶接されている。
【0093】(セラミックス基板8fについて)セラミ
ックス基板8fは、その板面が外管OTの管軸に直交す
るように配設され、接続導体8eおよび8dにより支持
構体SMに支持されている。
【0094】(金属リング8gについて)金属リング8
gは、枠形導体5aに溶接されるとともに、グロースタ
ータ8aを包持している。
【0095】(限流抵抗器8hについて)限流抵抗器8
hは、セラミックス基板8fにプリントされていて、図
4に示すように、バイメタル接点8dに直列される。
【0096】次に、図4を参照して、高圧放電ランプH
PLの内部接続および点灯回路OCについて説明する。
パルス始動器PSは、全体を一言でいえば、発光管LT
と並列的に接続されている。さらに詳細にいえば、限流
抵抗器8d、バイメタル接点8bおよびグロースタータ
8aの直列回路が発光管LTに並列接続している。
【0097】さらに、点灯回路OCについて説明する。
点灯回路OCは、交流電源ASと高圧放電ランプHPL
との間に安定器Bを介在させることによって構成されて
いる。すなわち、安定器Bの入力端子を定格電圧200
V商用交流電源ASの両極に接続し、出力端子を高圧放
電ランプHPLの口金Bに図示しないランプソケットを
介して接続する構成である。
【0098】安定器Bは、チョークコイル形のインダク
タを主体として構成されていて、定格電圧が200V
で、高圧放電ランプHPLに所定のランプ電圧を形成し
て、高圧放電ランプHPLを安定に点灯するように構成
されている。
【実施例1】放電容器:透光性アルミナセラミックス
製、内径18mm 電極間距離:18mm 放電媒体:発光金属のハロゲン化物がNaI、TlI、
DyI=3:2:3(質量比)、封入量11mg、水
銀40mg、アルゴン15Pa 蛍光体層:第1の蛍光体(A)=BaMnAl16
27:Eu2+、Mn2+ 第2の蛍光体(B)=YPVO 配合比A:B=1:2(質量比)、直線透過率70%
(外管を含む。) ランプ特性:ランプ電力360W(管壁負荷30W/c
)、ランプ電流 3.3A、ランプ電圧128V 発光特性 :全光束33600lm(透明形32200
lm)、相関色温度(CCT)4200K(透明形41
30K)、演色評価数(CRI)91(透明形85)、
色度偏差(duv.)−0.002(透明形−0.00
8)
【実施例2】放電容器、電極間距離および放電媒体:実
施例1と同じ 蛍光体層:第3の蛍光体(C)=3.5MgO・0.5M
gF・GeO:Mn 配合比A:B:C=31:64:5(質量%) ランプ特性:実施例1と同じ 発光特性 :相関色温度(CCT)3800K(透明形
4130K)、その他は実施例1と同じ
【実施例3】放電容器:透光性アルミナセラミックス
製、内径14mm 電極間距離:18mm 放電媒体:発光金属のハロゲン化物がNaI、TlI、
DyI=3:2:3(質量比)、封入量7mg、水銀
20mg、アルゴン15Pa 蛍光体層:第1の蛍光体(A)=BaMnAl16
27:Eu2+、Mn2+ 第2の蛍光体(B)=YPVO 配合比A:B=1:3(質量比)、直線透過率70%
(外管を含む。) ランプ特性:ランプ電力220W(管壁負荷30W/c
)、ランプ電流2.6A、ランプ電圧123V 発光特性 :全光束21650lm(透明形19880
lm)、相関色温度(CCT)4180K(透明形41
70K)、演色評価数(CRI)91 (透明形86)、色度偏差(duv.)−0.008
(透明形−0.007)
【実施例4】放電容器、電極間距離および放電媒体:実
施例3と同じ 蛍光体層:第1の蛍光体(A)および第2の蛍光体
(B)は実施例と同じ 配合比A:B=1:2(質量比)、直線透過率70%
(外管を含む。) ランプ特性:実施例3と同じ 発光特性 :全光束20800lm(透明形19880
lm)、相関色温度(CCT)4100K(透明形41
70K)、演色評価数(CRI)91 (透明形86)、色度偏差(duv.)+0.01(透
明形−0.007)
【実施例5】放電容器、電極間距離および放電媒体:実
施例3と同じ 蛍光体層:第1の蛍光体(A)および第2の蛍光体
(B)は実施例と同じ 第3の蛍光体(C)=3.5MgO・0.5MgF
GeO:Mn 配合比A:B:C=24:71:5(質量%)、直線透
過率70%(外管を含む。) ランプ特性:実施例3と同じ 発光特性 :全光束21400lm(透明形19880
lm)、相関色温度(CCT)4150K(透明形41
70K)、演色評価数(CRI)91(透明形86)、
色度偏差(duv.)0(透明形−0.007)
【実施例6】放電容器、電極間距離および放電媒体:実
施例1と同じ 蛍光体層:第1の蛍光体(A)=SrSi・2
SrCl2:Eu 第2の蛍光体(B)=YPVO 配合比A:B=1:2(質量比)、直線透過率を30、
50、80%(外管を含む。)とし、透明形と同じ発光
管を用いて特性を測定した結果、図5に示すとおりであ
った。
【0099】図5は、本発明の高圧放電ランプの実施例
6において蛍光体層の直線透過率を変化させた場合の全
光束および演色評価数の関係を示すグラフである。図に
おいて、横軸は直線透過率(%)を、縦軸は左側が全光
束(lm)、右側がCRI(演色評価数)を、それぞれ
示す。また、図中、曲線Aは光束値、曲線BはCRI、
をそれぞれ示す。
【0100】図から理解できるように、全光束は直線透
過率50および80%が良好であるが、CRIは直線透
過率が高くなるにしたがって低下する傾向が見られるの
で、全体として55〜70%の範囲が良好である。
【0101】図6は、本発明の照明装置の一実施形態と
しての埋込ダウンライトを示す一部中央断面正面図であ
る。
【0102】図において、図1と同一部分については同
一符号を付して説明は省略する。
【0103】本実施形態の埋込ダウンライトは、埋込ダ
ウンライト本体11および高圧放電ランプHPLからな
る。なお、安定器(図示しない。)は、埋込ダウンライ
ト本体21から離間した位置に別置きとする構成であ
る。
【0104】埋込ダウンライト本体11は、支持枠11
a、ランプソケット11b、反射鏡11c、反射鏡支持
金具11dおよび化粧枠11eを備えている。
【0105】支持枠11aは、環状枠11a1およびコ
字状枠11a2からなる。環状枠11a1は、その下部
外周に係止フランジfを備えていて、図示しない取付手
段により天井ボードの取付穴BBに嵌合した状態で配設
される。係止フランジfは、環状枠11a1を天井ボー
ドの取付穴BBに嵌合した際に、天井ボードに当接す
る。コ字状枠11a2は、環状枠11a1の上に跨座す
るように環状枠11a1に固定されている。
【0106】ランプソケット11bは、支持枠11aに
おいて、そのコ字状枠11a2の上部下面の中央に配設
されている。
【0107】反射鏡11cは、その反射面が回転放物面
形状をなしていて、頂部中央にランプ挿入口を、また、
下面に投光開口を、それぞれ有している。そして、投光
開口が環状枠11a1内に位置する。
【0108】反射鏡支持金具11dは、ランプソケット
11bの両側に位置して反射鏡11cのランプ挿入口に
隣接する部位をコ字状枠11a2に固定している。
【0109】化粧枠11eは、環状枠11a1に取り付
けられていて、天井ボードの取付穴BBの体裁を整え
る。
【0110】高圧放電ランプHPLは、図1に示すのと
同じものであり、天井ボードの下方からランプソケット
に装着することができる。
【0111】
【発明の効果】請求項1ないし5の各発明によれば、少
なくとも包囲部が透光性セラミックスからなる放電容
器、その包囲部に先端が臨んで封装された一対の電極、
ならびに少なくともNaおよびTlのハロゲン化物を含
む放電媒体を備えた発光管と、発光管を収納する外管
と、外管の内部に配設されて波長365nmの紫外線に
より励起させたときに発光ピークが波長400〜560
nmの範囲にある発光を生じる第1の蛍光体および発光
ピークが波長580〜770nmの範囲にある発光を生
じる第2の蛍光体を主体とする蛍光体層とを具備してい
ることにより、透明形と比較して高いランプ効率、良好
な演色性および安定した相関色温度を有する高圧放電ラ
ンプを提供することができる。
【0112】請求項2の発明によれば、少なくとも包囲
部が透光性セラミックスからなる放電容器、その包囲部
に先端が臨んで封装された一対の電極、ならびに少なく
ともNaおよびTlのハロゲン化物を含む放電媒体を備
えた発光管と、発光管を収納する外管と、外管の内部に
配設されて波長2534nmの紫外線により励起させた
ときに色度図におけるxが0.14〜0.30の範囲、
yが0.14〜0.35の範囲にある発光色の発光を生
じる第1の蛍光体および同じく色度図におけるxが0.
53〜0.73の範囲、yが0.25〜0.40の範囲
にある発光色の発光を生じる第2の蛍光体を主体とする
蛍光体層とを具備していることにより、透明形と比較し
て高いランプ効率、良好な演色性および安定した相関色
温度を有する高圧放電ランプを提供することができる。
【0113】請求項3の発明によれば、加えて第1の蛍
光体がユーロピウムおよびマンガン付活アルミン酸塩蛍
光体、ユーロピウム付活ハロリン酸塩蛍光体、ユーロピ
ウムハロケイ酸塩蛍光体、ならびに銅付活リン酸塩蛍光
体の少なくとも一種を主体として構成されており、第2
の蛍光体がユーロピウム付活リン酸バナジン酸イットリ
ウム蛍光体、ならびにユーロピウム付活バナジン酸イッ
トリウム蛍光体の少なくとも一種を主体とする蛍光体層
を具備していることにより、透明形と比較して高いラン
プ効率、良好な演色性および安定した相関色温度を有す
る高圧放電ランプを提供することができる。
【0114】請求項4の発明によれば、加えて蛍光体層
が外管の内面に配設されていて、蛍光体層の配設位置に
おける外管の直線透過率が蛍光体層を配設する前の直線
透過率を100%としたときに、55〜80%であるこ
とにより、透明形の高圧放電ランプとの比較において、
高い全光束と良好な演色性が得られる拡散形の高圧放電
ランプを提供することができる。
【0115】請求項5の発明によれば、加えて第1の蛍
光体の平均粒径が4〜10μmで、かつ、第2の蛍光体の
平均粒径より大きい蛍光体層を具備していることによ
り、蛍光体層の温度特性が改善されて良好な高圧放電ラ
ンプを提供することができる。
【0116】請求項6の発明によれば、請求項1ないし
5の効果を有する照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の高圧放電ランプの一実施形態を示す正
面図
【図2】同じく蛍光体層などを除去して示す正面図
【図3】同じく発光管を示す拡大縦断面図
【図4】同じく内部の電気接続および高圧放電ランプ点
灯回路を示す回路図
【図5】本発明の高圧放電ランプの実施例6において蛍
光体層の直線透過率を変化させた場合の全光束および演
色評価数の関係を示すグラフ
【図6】本発明の照明装置の一実施形態としての埋込ダ
ウンライトを示す一部中央断面正面図
【符号の説明】
1…放電容器 1b…小径筒部 1c…小径筒部 3…導入導体 4A…シール 4B…シール 5a…胴部 5b…ネック部 5c…頭部 6a…枠形導体 6b…第1のブリッジ導体 6c…絶縁子 6d…絶縁子 6e…第1の金属バンド 6f…第2のブリッジ導体 6g…第2の金属バンド 6h…スプリング片 7…接続導体 8a…グロースタータ 8b…バイメタル接点 8c…接続導体 8d…接続導体 8e…接続導体 8f…セラミックス基板 8g…金属リング B…口金 FR…蛍光体層 LT…発光管 PS…パルス始動器 OT…外管 SM…支持構体

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】放電空間を包囲する包囲部を備え、少なく
    とも包囲部が透光性セラミックスからなる放電容器、先
    端が放電容器の包囲部に臨んで放電容器内に封装された
    一対の電極、ならびに少なくともNaおよびTlのハロ
    ゲン化物を含み放電容器内に封入された放電媒体を備え
    た発光管と;発光管を収納する外管と;外管の内部に配
    設され、波長365nmの紫外線により励起させたとき
    に発光ピークが波長400〜560nmの範囲にある発
    光を生じる第1の蛍光体および発光ピークが波長580
    〜770nmの範囲にある発光を生じる第2の蛍光体を
    主体として構成されている蛍光体層と;を具備している
    ことを特徴とする高圧放電ランプ。
  2. 【請求項2】放電空間を包囲する包囲部を備え、少なく
    とも包囲部が透光性セラミックスからなる放電容器、先
    端が放電容器の包囲部に臨んで放電容器内に封装された
    一対の電極、ならびに少なくともNaおよびTlのハロ
    ゲン化物を含み放電容器内に封入された放電媒体を備え
    た発光管と;発光管を収納する外管と;外管の内部に配
    設され、波長253.7nmの紫外線により励起させた
    ときに色度図におけるxが0.14〜0.30の範囲、
    yが0.14〜0.35の範囲にある発光色の発光を生
    じる第1の蛍光体および同じく色度図におけるxが0.
    53〜0.73の範囲、yが0.25〜0.40の範囲
    にある発光色の発光を生じる第2の蛍光体を主体として
    構成されている蛍光体層と;を具備していることを特徴
    とする高圧放電ランプ。
  3. 【請求項3】蛍光体層は、第1の蛍光体がユーロピウム
    およびマンガン付活アルミン酸塩蛍光体、ユーロピウム
    付活ハロリン酸塩蛍光体、ユーロピウムハロケイ酸塩蛍
    光体、ならびに銅付活リン酸塩蛍光体の少なくとも一種
    を主体として構成されており、第2の蛍光体がユーロピ
    ウム付活リン酸バナジン酸イットリウム蛍光体、ならび
    にユーロピウム付活バナジン酸イットリウム蛍光体の少
    なくとも一種を主体として構成されていることを特徴と
    する請求項1または2記載の高圧放電ランプ。
  4. 【請求項4】蛍光体層は、直線透過率が55〜80%で
    あることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記
    載の高圧放電ランプ。
  5. 【請求項5】蛍光体層は、第1の蛍光体の平均粒径が4
    〜10μmで、かつ、第2の蛍光体の平均粒径より大きい
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の
    高圧放電ランプ。
  6. 【請求項6】照明装置本体と;照明装置本体に配設され
    た請求項1ないし5のいずれか一記載の高圧放電ランプ
    と;交流電源および高圧放電ランプの間に直列に介在し
    て、高圧放電ランプを安定に点灯する安定器と;を具備
    していることを特徴とする照明装置。
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