JP2002352434A - 記録再生装置、および記録再生方法 - Google Patents

記録再生装置、および記録再生方法

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JP2002352434A JP2002152112A JP2002152112A JP2002352434A JP 2002352434 A JP2002352434 A JP 2002352434A JP 2002152112 A JP2002152112 A JP 2002152112A JP 2002152112 A JP2002152112 A JP 2002152112A JP 2002352434 A JP2002352434 A JP 2002352434A
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昭栄 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロックの抽出を容易にする。 【解決手段】 データ0をバイフェーズ変調して、チャ
ンネルビット00または11のデータで表し、データ1
をバイフェーズ変調して、チャンネルビット10または
01で表す。データ0は、7波の周波数変調波とし、デ
ータ1は、8波の周波数変調波とする。チャンネルビッ
トの切り替え点(始点と終点)を、周波数変調波のゼロ
クロス点に対応させる。これにより、クロックの検出を
容易にするとともに、より高密度にデータを記録再生す
るようにすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録再生装置、お
よび記録再生方法に関し、特に、アドレスの検出を容易
にし、また、より高密度にデータを記録または再生する
ことができるようにした、記録再生装置、および記録再
生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスクにデータを記録するには、デー
タを所定の位置に記録することができるように、アドレ
ス情報を予め記録しておく必要がある。このアドレス情
報は、プリグルーブを、アドレス情報で周波数変調した
周波数変調波によりウォブリングすることにより記録さ
れる場合がある。
【0003】このようなことは、MD(ミニディスク)
(商標)、CDR(記録が可能なコンパクトディスク)
(CD)などにおいて行われている。
【0004】すなわち、これらのディスクにおいては、
データを記録するトラックをプリグルーブとして、予め
形成するようにするのであるが、このプリグルーブの側
壁をアドレス情報に対応してウォブリングする(蛇行さ
せる)。このようにすると、ウォブリング情報(アドレ
ス情報)からアドレスを読み取ることができ、所望の位
置にデータを記録することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、ウォ
ブリング情報(アドレスデータ)と周波数変調波の位相
が正確には一致していないため、アドレスデータのビッ
トの境界部の識別が困難であり、アドレスデータを誤検
出するおそれがあった。
【0006】また、ウォブリング情報は、記録再生情報
に対して、非常に低密度であるため、このウォブリング
情報を基準として、所定のセクタにデータを記録するよ
うにすると、セクタの記録位置が記録の度にずれる結果
となり、前後のセクタと干渉することがある。また、偏
心などによるジッタを吸収するためには、セクタとセク
タの間に実質的にデータが記録されないバッファエリア
を形成しておく必要があるが、このように前後のセクタ
との干渉が大きいと、このバッファエリアを大きくしな
ければならないことになる。その結果、実質的にデータ
を記録することができない領域が増加し、結果的に、そ
のディスクの記録容量が低下してしまうことになる。そ
の結果、非常に冗長なシステムとなり、高密度にランダ
ム記録再生を行うことが困難になる課題があった。
【0007】そこで、ディスクの容量をできるだけ大き
くするために、角速度を一定とするCAV(Constant A
ngular Velocity)ディスクとせずに、線速度一定のC
LV(Constant Linear Velocity)ディスクとすること
が考えられる。しかしながら、CLVディスクは、CA
Vディスクに較べて迅速なアクセスが困難となる。
【0008】そこで、CAVディスクとCLVディスク
の中間のディスクとして、ゾーンCAVディスクが知ら
れている。このゾーンCAVディスクにおいては、ディ
スクのデータ記録領域が、複数のゾーンに区分される。
ディスクは、角速度が一定となるように回転されるが、
各ゾーンにおいては、より外周側のゾーンが、より内周
側のゾーンより、1トラック(1回転)当りのセクタ数
が多くなるようになされている。これにより、CAVデ
ィスクより記録密度を向上させることができるととも
に、CLVディスクにおける場合より、迅速なアクセス
が可能となる。
【0009】しかしながら、最近、データの高密度化に
ともなって、データのエラーを訂正する符号量を大きく
する傾向にある。その結果、上記したゾーンCAVディ
スクにおいても、十分な容量の確保が困難になる課題が
あった。
【0010】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、クロックの検出を容易にするとともに、よ
り高密度にデータを記録再生するようにすることができ
るようにするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の記録再
生装置は、ディスクに対して情報を記録または再生する
記録再生手段と、記録再生手段の再生出力から、アドレ
スデータを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出さ
れたアドレスデータに対応して記録再生手段のディスク
上の位置を制御する制御手段とを備えることを特徴とす
る。
【0012】請求項2に記載の記録再生方法は、ディス
クの再生出力から、アドレスデータを抽出し、抽出され
たアドレスデータに対応してディスク上のアクセス点を
制御することを特徴とする。
【0013】請求項1に記載の記録再生装置および請求
項2に記載の記録再生方法においては、ディスクの再生
出力からアドレスデータが抽出される。このディスクに
は、プリグルーブをアドレスデータに対応してウォブリ
ングすることにより、アドレスデータが記録されてい
る。アドレスデータは、バイフェーズ変調され、その結
果得られたチャンネルビットデータが、チャンネルビッ
トの始点と終点が、周波数変調波のゼロクロス点とさ
れ、チャンネルビットの長さが、周波数変調波の波長の
1/2の整数倍の長さとされ、チャネルビットの第1の
値、および、チャネルビットの第2の値のそれぞれに対
応する、正の半波から始まる周波数変調波と、負の半波
から始まる周波数変調波のうち、直前の信号と連続する
周波数変調波が選択されるようになされている。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のディスクを応用
した光ディスクの構成例を示している。同図に示したよ
うに、ディスク(光ディスク)1には、プリグルーブ2
がスパイラル状に内周から外周に向かって予め形成され
ている。もちろん、このプリグルーブ2は、同心円状に
形成することも可能である。
【0015】また、このプリグルーブ2は、図1におい
てその一部を拡大して示したように、その左右の側壁
が、アドレス情報に対応してウォブリングされ、周波数
変調波に対応して蛇行している。1つのトラックは、複
数のウォブリングアドレスフレームを有している。
【0016】図2は、ウォブリングアドレスフレームの
構成(フォーマット)を示している。同図に示したよう
に、ウォブリングアドレスフレームは48ビットで構成
され、最初の4ビットは、ウォブリングアドレスフレー
ムのスタートを示す同期信号(Sync)とされる。次の4
ビットは、複数の記録層のうちいずれの層であるかを表
すレイヤー(Layer)とされている。次の20ビットは
トラックアドレス(トラック番号)とされる。さらに次
の4ビットは、アドレスフレームのフレーム番号を表す
ようになされている。その後の14ビットは、誤り訂正
符号(CRC)とされ、同期信号(Sync)を除いたエラー
訂正符号が記録される。最後の2ビット(Reserved)
は、将来のために予備として確保されている。
【0017】ウォブリングアドレスフレームは、1トラ
ック(1回転)につき例えば、8フレーム分、ディスク
の回転角速度が一定のCAVディスク状に記録されてい
る。従って、図2のフレーム番号としては、例えば0乃
至7の値が記録される。
【0018】図3は、図2に示すフォーマットのアドレ
スフレームに対応して、プリグルーブ2をウォブリング
させるためのウォブリング信号を発生するウォブリング
信号発生回路の構成例を表している。発生回路11は、
115.2kHzの周波数の信号を発生する。発生回路
11が発生する信号は、割算回路12に供給され、値
7.5で割算された後、周波数15.36kHzのバイ
フェーズクロック信号としてバイフェーズ変調回路13
に供給されている。バイフェーズ変調回路13にはま
た、図2に示すフレームフォーマットのADIP(Ad
dress InPre−groove)データが供給
されている。
【0019】バイフェーズ変調回路13は、割算器12
より供給されるバイフェーズクロックを、図示せぬ回路
から供給されるADIPデータ(アドレスデータ)でバ
イフェーズ変調し、バイフェーズ信号をFM変調回路1
5に出力している。FM変調回路15にはまた、発生回
路11が発生した115.2kHzの信号を、割算器1
4により値2で割算して得られた周波数57.6kHz
のキャリアが入力されている。FM変調回路15は、こ
の割算器14より入力されるキャリアを、バイフェーズ
変調回路13より入力されるバイフェーズ信号で周波数
変調し、その結果得られる周波数変調信号を出力する。
ディスク1のプリグルーブ2の左右側壁は、この周波数
変調信号に対応して形成(ウォブリング)される。
【0020】図4と図5は、バイフェーズ変調回路13
が出力するバイフェーズ信号の例を表している。この実
施例においては、先行するビットが0であるとき、図4
に示すように、同期パターン(SYNC)として、“1
1101000”が用いられ、先行するビットが1であ
るとき、同期パターンとして、図5に示すように、図4
に示す場合と逆相の“00010111”が用いられ
る。SYNCは変調では現れない規則外のユニークパタ
ーンとされる。
【0021】アドレスデータ(ADIPデータ)のデー
タビット(Data Bits)のうち、“0”は、バイフェー
ズ変調され、“11”(前のチャンネルビットが0のと
き)または“00”(前のチャンネルビットが1のと
き)のチャンネルビット(Channel Bits)に変換され
る。また、“1”は、“10”(前のチャンネルビット
が0のとき)または“01”(前のチャンネルビットが
1のとき)のチャンネルビットに変換される。2つのパ
ターンのいずれに変換されるかは、前の符号に依存す
る。すなわち、図4と図5の「Wave Form」
(波形)は、チャンネルビットの1,0のパターンを、
1を高レベル、0を低レベルの信号として表したもので
あるが、この波形が連続するように、2つのパターンの
いずれかが選択される。
【0022】FM変調回路15は、図4または図5に示
したようなバイフェーズ信号に対応して、割算器14よ
り供給されるキャリアを図6に示すように周波数変調す
る。
【0023】すなわち、チャンネルビットデータ(バイ
フェーズ信号)が0であるとき、FM変調回路15は、
1データビットの半分の長さに対応する期間に、3.5
波のキャリアを出力する。この3.5波のキャリアは、
正の半波または負の半波から始まるものとされる。
【0024】これに対して、チャンネルビットデータ
(バイフェーズ信号)が1であるとき、1データビット
の半分の長さに対応する期間に、4波のキャリアが出力
される。この4波のキャリアも正の半波から始まるキャ
リアまたは負の半波から始まるキャリアとされる。
【0025】従って、FM変調回路15は、データ0に
対応してチャンネルデータビット00が入力されると、
データビットの長さに対応する期間に、7波(=3.5
+3.5)の周波数変調波を出力し、チャンネルデータ
ビット11が入力されると、8波(=4+4)の周波数
変調波を出力する。また、データ1に対応してチャンネ
ルデータビット10または01が入力されると、7.5
波(=4+3.5=3.5+4)の周波数変調波が出力
される。
【0026】FM変調回路15に入力される57.6k
Hzのキャリアは、7.5波に対応しており、FM変調
回路15は、データに対応して、この7.5波のキャリ
ア、またはこれを±6.67%(=0.5/7.5)ず
らした7波または8波の周波数変調波を生成する。
【0027】上述したように、チャンネルデータ0とチ
ャンネルデータ1に対応する、それぞれ正の半波から始
まるキャリアと負の半波から始まるキャリアは、前の信
号と連続する方が選択される。
【0028】図7は、このようにして、FM変調回路1
5より出力される周波数変調波の例を表している。この
例においては、最初のデータビットが0とされており、
そのチャンネルデータビットは00とされている。最初
のチャンネルデータビット0に対して、始点から正の半
波で始まる3.5波のキャリアが選択されている。その
結果、そのキャリアの終点は、正の半波で終了する。そ
こで次のチャンネルデータビット0に対して、負の半波
から始まる3.5波が選択され、データビット0に対し
て、合計7波の周波数変調波とされる。
【0029】このデータビット0の次には、データビッ
ト1(チャンネルビット10)が続いている。前のデー
タビット0に対応するチャンネルデータビット0の3.
5波は、負の半波で終了しているため、データビット1
に対応する最初のチャンネルデータビット1の4波のキ
ャリアとしては、正の半波から始まるものが選択され
る。このチャンネルデータビット1の4波は負の半波で
終了するので、次のチャンネルデータビット0の4波
は、正の半波から始まるものが選択される。
【0030】以下同様にして、データビット1(チャン
ネルデータビット10),データビット0(チャンネル
データビット11),データビット0(チャンネルデー
タビット00)に対応して、7.5波、8波、7波のキ
ャリアが、データビットの境界部(始点と終点)におい
て連続するように形成出力される。
【0031】図7に示すように、この実施例において
は、チャンネルビットの長さは、7波、7.5波、また
は8波のキャリアのいずれの場合においても、キャリア
の波長の1/2の整数倍の長さとされている。すなわ
ち、チャンネルビットの長さは、7波のキャリア(周波
数変調波)の波長の1/2の7倍の長さとされ、かつ、
8波のキャリア(周波数変調波)の1/2の8倍の長さ
とされている。そして、チャンネルビットの長さは、
7.5波のキャリアの波長の1/2の7倍(チャンネル
ビットが0のとき)、または8倍(チャンネルビットが
1のとき)とされる。
【0032】さらに、この実施例においては、バイフェ
ーズ変調されたチャンネルビットの境界部(終点または
始点)が、周波数変調波のゼロクロス点となるようにな
されている。これにより、アドレスデータ(チャンネル
ビットデータ)と周波数変調波の位相が一致し、そのビ
ットの境界部の識別が容易となり、アドレスデータビッ
トの誤検出を防止することができ、その結果、アドレス
情報の正確な再生が容易となる。
【0033】また、この実施例においては、データビッ
トの境界部(始点と終点)と、周波数変調波のエッジ
(ゼロクロス点)が対応するようになされている。これ
により、周波数変調波のエッジを基準としてクロックを
生成することもできる。ただし、この実施例において
は、図9を参照して後述するように、クロック同期マー
クを基準にしてクロックが生成される。
【0034】図8は、プリグルーブを有するディスク1
を製造するための記録装置(ディスク形成装置)の構成
例を表している。ウォブリング信号発生回路21は、上
述した図3に示す構成を有しており、FM変調回路15
が出力する周波数変調信号を合成回路22に供給してい
る。マーク信号発生回路23は、所定のタイミングにお
いてクロック同期マーク信号を発生し、合成回路22に
出力している。合成回路22は、ウォブリング信号発生
回路21が出力する周波数変調信号と、マーク信号発生
回路23が出力するクロック同期マーク信号とを合成
し、記録回路24に出力している。
【0035】合成回路22は、クロック同期マーク信号
が供給されたとき、そのクロック同期マーク(Fine Clo
ck Mark)を、図9に示すように、ウォブリング信号発
生回路21より供給されるキャリアに合成する。記録再
生データの変調を、DVD等のEFM(Eight To Fourt
een Modulation:(8−14)変調)+とした場合、ク
ロック同期マークの長さは、6乃至14T(Tはビット
セルの長さ)の長さとされる。
【0036】すなわち、図9(a)乃至(d)に示すよ
うに、チャンネルビットデータが00(データ0),1
1(データ0),10(データ1)または01(データ
1)であるとき、それぞれのデータの中心(チャンネル
ビットの切り替え点)のキャリアのゼロクロス点におい
て、アドレス情報の変調周波数(57.6kHz)より
高い周波数のクロック同期マークを合成させる。このク
ロック同期マークは、各データビット毎、あるいは所定
の数のデータビット毎に記録される。
【0037】このように、アドレスデータビットの中心
(チャンネルデータビットの切り替え点)に対応するウ
ォブリング周波数変調波のゼロクロス点にクロック同期
マークを挿入することで、クロック同期マークの振幅変
動が少なくなり、その検出が容易となる。
【0038】すなわち、FM変調回路15において、チ
ャンネルデータビットが0のとき、例えば中心周波数か
ら−5%だけ周波数をずらすように周波数変調し、チャ
ンネルデータビットが1のとき、+5%だけ中心周波数
からずれるように、周波数変調を行うようにした場合、
データビットまたはチャンネルデータビットの境界部と
周波数変調波のゼロクロス点が一致せず、チャンネルデ
ータビット(またはデータビット)を誤検出し易い。ま
た、クロック同期マークの挿入位置は、必ずしもゼロク
ロス点とはならず、周波数変調波の所定の振幅値を有す
る点に重畳される。その結果、クロック同期マークのレ
ベルが、その振幅値の分だけ、増加または減少し、その
検出が困難になる。本実施例によれば、常に、周波数変
調波のゼロクロスの位置にクロック同期マークが配置さ
れるので、その検出(周波数変調波との識別)が容易と
なる。
【0039】記録回路24は、合成回路22より供給さ
れた信号に対応して光ヘッド25を制御し、原盤26に
プリグルーブ(クロック同期マークを含む)を形成する
ためのレーザ光を発生させる。スピンドルモータ27
は、原盤26を一定の角速度(CAV)で回転させるよ
うになされている。
【0040】すなわち、ウォブリング信号発生回路21
が発生した周波数変調信号が、合成回路22においてマ
ーク信号発生回路23より出力されたクロック同期マー
ク信号と合成され、記録回路24に入力される。記録回
路24は、合成回路22より入力された信号に対応して
光ヘッド25を制御し、レーザ光を発生させる。光ヘッ
ド25より発生したレーザ光が、スピンドルモータ27
で一定の角速度で回転されている原盤26に照射され
る。
【0041】原盤26を現像し、この原盤26からスタ
ンパを作成し、スタンパから多数のレプリカとしてのデ
ィスク1を形成する。これにより、上述したクロック同
期マークを有するプリグルーブ2が形成されたディスク
1が得られることになる。
【0042】図10は、このようにして得られたディス
ク1に対して、データを記録または再生する光ディスク
記録再生装置の構成例を表している。スピンドルモータ
31は、ディスク1を一定の角速度で回転するようにな
されている。光ヘッド32は、ディスク1に対してレー
ザ光を照射し、ディスク1に対してデータを記録すると
ともに、その反射光からデータを再生するようになされ
ている。記録再生回路33は、図示せぬ装置から入力さ
れる記録データをメモリ34に一旦記録させ、メモリ3
4に記録単位としての1クラスタ分のデータ(または1
セクタ分のデータでもよい)が記憶されたとき、この1
クラスタ分のデータを読み出し、所定の方式で変調する
などして、光ヘッド32に出力するようになされてい
る。また、記録再生回路33は、光ヘッド32より入力
されたデータを適宜復調し、図示せぬ装置に出力するよ
うになされている。
【0043】アドレス発生読取回路35は、制御回路3
8からの制御に対応してトラック(プリグルーブ2)内
に記録するデータアドレス(セクタアドレス)(図1
3)を発生し、記録再生回路33に出力している。記録
再生回路33は、このアドレスを図示せぬ装置から供給
される記録データに付加して、光ヘッド32に出力して
いる。また、記録再生回路33は、光ヘッド32がディ
スク1のトラックから再生する再生データ中にアドレス
データが含まれるとき、これを分離し、アドレス発生読
取回路35に出力している。アドレス発生読取回路35
は、読み取ったアドレスを制御回路38に出力する。
【0044】また、マーク検出回路36は、光ヘッド3
2が再生出力するRF信号からクロック同期マークに対
応する成分を検出している。フレームアドレス検出回路
37は、光ヘッド32が出力するRF信号からウォブリ
ング信号に含まれるアドレス情報(図2のトラック番号
やフレーム番号)を読み取り、クラスタカウンタ46と
制御回路38に供給するようになされている。
【0045】マーク周期検出回路40は、マーク検出回
路36がクロック同期マークを検出したとき出力する検
出パルスの周期性を判定する。すなわち、クロック同期
マークは一定の周期で発生するため、マーク検出回路3
6より入力される検出パルスが、この一定の周期で発生
した検出パルスであるか否かを判定し、一定の周期で発
生した検出パルスであれば、その検出パルスに同期した
パルスを発生し、後段のPLL回路41の位相比較器4
2に出力する。また、マーク周期検出回路40は、一定
の周期で検出パルスが入力されてこない場合において
は、後段のPLL回路41が誤った位相にロックしない
ように、所定のタイミングで疑似パルスを発生する。
【0046】PLL回路41は、位相比較器42の他、
ローパスフィルタ(LPF)43、電圧制御発振器(V
CO)44、および分周器45を有している。位相比較
器42は、マーク周期検出回路40からの入力と、分周
器45からの入力との位相を比較し、その位相誤差を出
力する。ローパスフィルタ43は、位相比較器42の出
力する位相誤差信号を平滑し、VCO44に出力する。
VCO44は、ローパスフィルタ43の出力に対応する
位相のクロックを発生し、分周器45に出力する。分周
器45は、VCO44より入力されるクロックを所定の
値(制御回路38で指定する値)で分周し、分周した結
果を位相比較器42に出力している。
【0047】VCO44の出力するクロックは、各回路
に供給されるとともに、クラスタカウンタ46にも供給
される。クラスタカウンタ46は、フレームアドレス検
出回路37より供給されるフレームアドレスを基準とし
て、VCO44の出力するクロックの数を計数し、その
計数値が予め設定された所定の値(1クラスタの長さに
対応する値)に達したとき、クラスタスタートパルスを
発生し、制御回路38に出力している。
【0048】スレッドモータ39は、制御回路38に制
御され、光ヘッド32をディスク1の所定のトラック位
置に移送するようになされている。また、制御回路38
は、スピンドルモータ31を制御し、ディスク1を一定
の角速度(CAV)で回転させるようになされている。
【0049】ROM47には、アドレスフレーム中のト
ラック番号(図2)と、ディスク1のデータ記録領域を
区分したゾーンとの対応関係を規定するテーブルが記憶
されている。
【0050】すなわち、制御回路38は、ディスク1を
図11に示すように、複数のゾーン(この実施例の場合
第0ゾーン乃至第m+1ゾーンのm+2個のゾーン)に
区分してデータを記録または再生する。いま、第0ゾー
ンの1トラック当たりのデータフレーム(このデータフ
レームは、図2を参照して説明したアドレスフレームと
は異なり、データのブロックの単位である)の数をn個
とするとき、次の第1ゾーンにおいては、1トラック当
たりのデータフレーム数はn+16とされる。以下、同
様に、より外周側のゾーンは、隣接する内周側のゾーン
に較べて16個づつデータフレーム数が増加し、最外周
の第m+1ゾーンにおいては、n+16×(m+1)個
のデータフレーム数となる。
【0051】第0ゾーンの最内周線密度と同じ線密度
で、n+16フレームの容量が得られる半径位置から第
1ゾーンに切り替えられる。以下同様に、第mゾーンで
は、第0ゾーンの最内周線密度と同じ線密度で、n+1
6×mフレームの容量が得られる半径位置から第mゾー
ンとされる。
【0052】例えば、ディスク1の半径が、24mm乃
至58mmの範囲を記録再生エリアとし、トラックピッ
チを0.87μm、線密度を0.38μm/bitとす
ると、記録再生エリアは48個のゾーンに区分される。
ディスク半径が24mmの第0ゾーンにおいては、1ト
ラック当たり528フレームとなり、ゾーンが1づつイ
ンクリメントするにつれて、1トラック当たり16フレ
ームが増加される。
【0053】後述するように、この実施例の場合、1セ
クタは24フレーム(データフレーム)により構成され
るので、ゾーン毎にインクリメントされるフレームの数
(=16)は、この1セクタを構成するフレームの数
(=24)より小さい値に設定されていることになる。
これにより、より細かい単位で多くのゾーンを形成する
ことが可能となり、ディスク1の容量を大きくすること
ができる。
【0054】次に、図10の実施例の動作について説明
する。ここでは、データ記録時の動作について説明す
る。光ヘッド32は光ディスク1にレーザ光を照射し、
その反射光から得られるRF信号を出力する。フレーム
アドレス検出回路37は、このRF信号からウォブリン
グ情報(アドレス情報)を読み取り、その読み取り結果
を制御回路38に出力するとともに、クラスタカウンタ
46にも供給する。また、このウォブリング情報は、マ
ーク検出回路36にも入力され、そこで、クロック同期
マークが検出され、マーク周期検出回路40に供給され
る。
【0055】マーク周期検出回路40は、クロック同期
マークの周期性を判定し、それに対応した所定のパルス
を発生し、PLL回路41に出力する。PLL回路41
はこのパルスに同期したクロック(記録クロック)を生
成し、クラスタカウンタ46に供給する。
【0056】制御回路38は、フレームアドレス検出回
路37より供給されるフレームアドレス(フレーム番
号)から、1トラック(1回転)における基準のクロッ
ク同期マークの位置を検出することができる。例えばフ
レーム番号0のフレーム(アドレスフレーム)の最初に
検出されるクロック同期マークを基準として、記録クロ
ックのカウント値より、トラック上の任意の位置にアク
セスすることが可能となる。
【0057】以上のようにして、トラック上の任意の位
置にアクセスした場合、さらにそのアクセス点が、どの
ゾーンに属するか否かを判定し、そのゾーンに対応する
周波数のクロックをVCO44に発生させる必要があ
る。そこで、制御回路38は、図12のフローチャート
に示すようなクロック切り替え処理をさらに実行する。
【0058】すなわち、最初にステップS1において、
制御回路38は、フレームアドレス検出回路37が出力
したアクセス点のフレームアドレスの中からトラック番
号を読み取る。そして、ステップS2において、ステッ
プS1で読み取ったトラック番号に対応するゾーンを、
ROM47に記憶されているテーブルから読み取る。上
述したように、ROM47のテーブルには、各番号のト
ラックが第0ゾーン乃至第m+1ゾーンのいずれのゾー
ンに属するかが、予め記憶されている。
【0059】そこで、ステップS3において、いま読み
取ったトラック番号が、それまでアクセスしていたゾー
ンと異なる新しいゾーンであるか否かを判定する。新し
いゾーンであると判定された場合においては、ステップ
S4に進み、制御回路38は、分周器45を制御し、そ
の新しいゾーンに対応する分周比を設定させる。これに
より、各ゾーン毎に異なる周波数の記録クロックがVC
O44より出力されることになる。
【0060】なお、ステップS3において、現在のゾー
ンが新しいゾーンではないと判定された場合において
は、ステップS4の処理はスキップされる。すなわち、
分周器45の分周比は変更されず、そのままとされる。
【0061】次に、記録データのフォーマットについて
説明する。この実施例においては、上述したように、1
クラスタ(32kバイト)を単位として、データが記録
されるが、このクラスタは次のようにして構成される。
【0062】すなわち、2kバイト(2048バイト)
のデータが、1セクタ分のデータとして抽出され、これ
に図13に示すように、16バイトのオーバーヘッドが
付加される。このオーバーヘッドには、セクタアドレス
(図10のアドレス発生読取回路35で発生され、ある
いは読み取られるアドレス)と、エラー検出のためのエ
ラー検出符号などが含まれている。
【0063】この、合計2064(=2048+16)
バイトのデータが、図14に示すように、12×172
(=2064)バイトのデータとされる。そして、この
1セクタ分のデータが16個集められ、192(=12
×16)×172バイトのデータとされる。この192
×172バイトのデータに対して、10バイトの内符号
(PI)と16バイトの外符号(PO)が、横方向およ
び縦方向の各バイトに対して、パリティとして付加され
る。
【0064】さらに、このようにして208(=192
+16)×182(=172+10)バイトにブロック
化されたデータのうち、16×182バイトの外符号
(PO)は、16個の1×182バイトのデータに区分
され、図15に示すように、12×182バイトの番号
0乃至番号15の16個のセクタデータの下に1個ずつ
付加されて、インタリーブされる。そして、13(=1
2+1)×182バイトのデータが1セクタのデータと
される。
【0065】さらに、図15に示す208×182バイ
トのデータは、図16に示すように、縦方向に2分割さ
れ、1フレームが91バイトのデータとされ、208×
2フレームのデータとされる。91バイトのフレームデ
ータの先頭には、さらに2バイトのフレーム同期信号
(FS)が付加される。その結果、図16に示すよう
に、1フレームのデータは合計93バイトのデータとな
り、合計208×(93×2)バイトのブロックのデー
タとなる。これが、1クラスタ分のデータとなる。その
オーバヘッド部分を除いた実データ部の大きさは32k
バイト(=2048×16/1024kバイト)とな
る。
【0066】すなわち、この実施例の場合、1クラスタ
が16セクタにより構成され、1セクタが24フレーム
により構成される。
【0067】このようなデータが、ディスク1にクラス
タ単位で記録されるのであるが、このとき制御回路38
は、図17に示すように、クラスタとクラスタの間に、
リンクエリアを配置する。
【0068】図17に示すように、リンクエリアは、4
つのフレーム(データフレーム)により構成され、デー
タエリア(クラスタ中)の場合と同様に、1フレームの
データは93バイトとされる。各フレームの先頭には、
2バイトのフレーム同期信号(FS)(Frame Sync)が
配置されている。
【0069】リンクエリアは、32kバイトのデータブ
ロック(クラスタ)の前に、86バイトと3フレームの
データを付加して記録する。86バイトのデータのう
ち、先頭の20バイトはプリバッファ(Prebuffer)と
ALPC(Automatic Laser Power Control)とされ
る。プリバッファは、ジッタによるクラスタのスタート
位置のずれを吸収するバッファであり、ALPCは、レ
ーザ光の記録時または再生時の出力を所定の値に設定す
るためのデータが記録される記録パワー設定用エリアで
ある。
【0070】次の66バイトには、Slice/PLL
が配置される。Sliceは、再生データを2値化する
ための時定数を設定するためのデータであり、PLL
は、クロックを再生するためのデータである。
【0071】続く2つのフレームには、Slice/P
LLが、それぞれ配置される。最後の1フレームには、
先頭の83バイトに、Slice/PLLが配置され、
次の4バイトに同期信号(Sync)が配置され、最後
の4バイトは、将来の利用のために留保(Reserv
e)とされる。
【0072】また、32kバイト(クラスタ)のデータ
ブロックの後には、2バイトのフレーム同期信号、1バ
イトのポストアンブル(Postamble)および8バイトの
ポストバッファ(Postbuffer)が形成される。ポストア
ンブルは、最後のデータのマーク長を調節し、信号極性
を戻すためのデータが記録される。ポストバッファは、
偏心などによるジッタを吸収するためのバッファエリア
である。ジッタが全く存在しない理想的な状態の場合、
8バイトのポストバッファのうち4バイトがオーバーラ
ップして、次のクラスタのプリバッファおよびALPC
が記録される。
【0073】このリンクエリアをROMディスクにも適
用し、ROMディスクとRAMディスクを共通のフォー
マットにすることも可能である。その場合、ROMディ
スクでは、リンクエリアのポストバッファ、プリバッフ
ァ、およびALPCに情報を記録することが可能であ
る。例えば、アドレスを入れ、アドレスの情報確率を上
げるようにすることも可能である。
【0074】なお、上記実施例における各領域の長さ
(バイト数)は、1例であり、適宜、所定の値を設定す
ることが可能である。
【0075】また、本発明は、光ディスク以外のディス
クにデータを記録または再生する場合にも適用すること
が可能である。
【0076】
【発明の効果】以上の如く、請求項1に記載の記録再生
装置および請求項2に記載の記録再生方法によれば、チ
ャンネルビットの始点と終点が、周波数変調波のゼロク
ロス点とされ、チャンネルビットの長さが、周波数変調
波の波長の1/2の整数倍の長さとされ、チャネルビッ
トの第1の値、および、チャネルビットの第2の値のそ
れぞれに対応する、正の半波から始まる周波数変調波
と、負の半波から始まる周波数変調波のうち、直前の信
号と連続する周波数変調波が選択されるようになされて
いるディスクからアドレスデータを抽出するようにした
ので、正確な位置制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスクがウォブリングされた状態を
説明する図である。
【図2】ウォブリングアドレスフレームの構成例を示す
図である。
【図3】ウォブリング信号発生回路の構成例を示す図で
ある。
【図4】図3のバイフェーズ変調回路13が出力するバ
イフェーズ信号の例を示す図である。
【図5】図3のバイフェーズ変調回路13が出力するバ
イフェーズ信号の他の例を示す図である。
【図6】図3のFM変調回路15が行う周波数変調を説
明する図である。
【図7】図3のFM変調回路15の出力する周波数変調
波を示す図である。
【図8】プリグルーブを有するディスク1を製造するた
めの記録装置の構成例を示す図である。
【図9】図8の合成回路22の動作を説明する図であ
る。
【図10】本発明の記録再生装置を応用した光ディスク
記録再生装置の構成例を示すブロック図である。
【図11】ディスクにおけるゾーンを説明する図であ
る。
【図12】図10の実施例におけるクロック切り替え処
理を説明するフローチャートである。
【図13】1セクタ分のデータのフォーマットを説明す
る図である。
【図14】32kバイトのデータの構成を説明する図で
ある。
【図15】図14の外符号をインタリーブした状態を説
明する図である。
【図16】32kバイトのブロックのデータの構成を説
明する図である。
【図17】リンクエリアの構成例を示す図である。
【符号の説明】
1 光ディスク, 2 プリグルーブ, 11 発生回
路, 12,14 割算器, 13 バイフェーズ変調
回路, 15 FM変調回路, 21 ウォブリング信
号発生回路, 22 合成回路, 23 マーク信号発
生回路, 24記録回路, 25 光ヘッド, 26
原盤, 27 スピンドルモータ,31 スピンドルモ
ータ, 32 光ヘッド, 33 記録再生回路, 3
4メモリ, 35 アドレス発生読取回路, 36 マ
ーク検出回路, 37 フレームアドレス検出回路,
38 制御回路, 39 スレッドモータ, 40マー
ク周期検出回路, 41 PLL回路, 42 位相比
較器, 43 LPF, 44 VCO, 45 分周
器, 46 クラスタカウンタ, 47ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 修二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC04 CC06 DE22 DE38 DE40 EF06 FG19 JJ01 JJ02 5D090 AA01 BB04 CC01 CC05 CC14 CC16 EE01 EE15 FF11 GG02 GG03 HH01 LL08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データを記録するトラックがプリグルー
    ブとして予め形成されているとともに、前記プリグルー
    ブが、アドレスデータに対応してウォブリングされてい
    るディスクであって、 前記アドレスデータがバイフェーズ変調され、 バイフェーズ変調の結果得られたチャンネルビットデー
    タが、前記チャンネルビットの始点と終点が前記周波数
    変調波のゼロクロス点とされ、 前記チャンネルビットの長さが、前記周波数変調波の波
    長の1/2の整数倍の長さとされ、 前記チャネルビットの第1の値、および、前記チャネル
    ビットの第2の値のそれぞれに対応する、正の半波から
    始まる前記周波数変調波と、負の半波から始まる前記周
    波数変調波のうち、直前の信号と連続する前記周波数変
    調波が選択されるように周波数変調され、 前記周波数変調の結果得られた周波数変調波により前記
    プリグルーブがウォブリングされているディスクに対し
    て情報を記録または再生する記録再生装置において、 前記ディスクに対して情報を記録または再生する記録再
    生手段と、 前記記録再生手段の再生出力から、前記アドレスデータ
    を抽出する抽出手段と、 前記抽出手段により抽出された前記アドレスデータに対
    応して前記記録再生手段の前記ディスク上の位置を制御
    する制御手段とを備えることを特徴とする記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 データを記録するトラックがプリグルー
    ブとして予め形成されているとともに、前記プリグルー
    ブが、アドレスデータに対応してウォブリングされてい
    るディスクであって、 前記アドレスデータがバイフェーズ変調され、 バイフェーズ変調の結果得られたチャンネルビットデー
    タが、前記チャンネルビットの始点と終点が前記周波数
    変調波のゼロクロス点とされ、 前記チャンネルビットの長さが、前記周波数変調波の波
    長の1/2の整数倍の長さとされ、 前記チャネルビットの第1の値、および、前記チャネル
    ビットの第2の値のそれぞれに対応する、正の半波から
    始まる前記周波数変調波と、負の半波から始まる前記周
    波数変調波のうち、直前の信号と連続する前記周波数変
    調波が選択されるように周波数変調され、 前記周波数変調の結果得られた周波数変調波により前記
    プリグルーブがウォブリングされているディスクに対し
    て情報を記録または再生する記録再生方法において、 前記ディスクの再生出力から、前記アドレスデータを抽
    出し、 抽出された前記アドレスデータに対応して前記ディスク
    上のアクセス点を制御することを特徴とする記録再生方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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