JP2002351984A - 処方箋の作成および読取装置 - Google Patents

処方箋の作成および読取装置

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JP2002351984A
JP2002351984A JP2001159046A JP2001159046A JP2002351984A JP 2002351984 A JP2002351984 A JP 2002351984A JP 2001159046 A JP2001159046 A JP 2001159046A JP 2001159046 A JP2001159046 A JP 2001159046A JP 2002351984 A JP2002351984 A JP 2002351984A
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JP2001159046A
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Hiroyuki Hirokawa
裕之 廣川
Gakubin Ryu
学敏 劉
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EM Systems Co Ltd
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EM Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文字情報のスタイルを変更せずに、処方内容
がデジタル化された情報で印刷された処方箋を提供す
る。 【解決手段】 処方内容φ0を変換用のデータベース2
7を参照していったん圧縮した後、その圧縮した情報φ
3を2次元コード化した印刷データφ2を、処方内容φ
0の文字情報φ1と共に処方箋6に印刷し、文字7およ
び2次元コード8が印刷された処方箋6を提供する。処
方内容を変換用のデータベースによりいったん圧縮する
ことにより、1つの2次元コード8で処方箋6に記載す
ることが可能となり、現状の文字情報7を主体とした処
方箋の基本的な形態を変えずに、処方箋に記載されてい
る全内容をデジタル化した情報として薬局側に提供する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、処方箋を作成およ
び読み取るシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】薬局で調剤するための薬品名、処方量、
処方日数、処方時のコメント、服用方法および薬局に対
する医師のコメントなどの情報は、処方箋に記載して患
者に提供される。したがって、患者は、適当な薬局を選
択して、その処方箋を提出し、処方箋に記載された処方
内容に基づいて調剤された薬剤を薬局から購入する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】薬局における調剤業務
や、それに関連する諸業務を効率的に行うために、処方
箋の内容はデジタル情報に変換されており、処方箋の文
字情報をコンピュータに対し手入力することが一般的に
行われている。たとえば、保険機構と患者に請求する保
険料計算および会計システム、患者の服薬履歴の管理シ
ステム、調剤内容を監査するシステム、患者への服薬指
導のための医薬品情報検索と指導書作成システム、薬品
在庫管理および受発注システム、自動調剤機の制御シス
テムなどを挙げることが可能であり、患者と医師に関連
する管理情報と薬剤の処方内容を含む処方箋情報は、薬
局の調剤業務に関連する各種の業務処理システムの入力
の出発点となる重要な情報である。
【0004】しかしながら、処方箋の文字情報を手入力
でデジタル情報に変換する作業の効率には限界がある。
このため、OCRなどが検討されているが、認識ミスの
頻度が高く、極めて高い信頼性が要求される調剤業務の
情報を入力する作業には適合しない。さらに、認識ミス
の修正を手作業で行っていたのでは効率の向上に寄与し
ない。また、手入力作業の入力ミスの監査は必須なので
手入力が必要とされる限り効率の向上は難しく、処方箋
情報のデジタル化を高い効率で確実に行う方法は見出さ
れていない。
【0005】その一方で、処方箋を発行する医師、すな
わち病院側においては情報のデジタル化および電子化が
進められており、処方箋に記載される情報も電子化され
つつある。したがって、処方箋に文字情報で出力する代
わりにデジタル化された情報を、そのままインターネッ
トなどのコンピュータネットワークを介して薬局に提供
したり、適当な記録媒体に記録して患者を経由して薬局
に提供することも可能な状況になっている。
【0006】しかしながら、デジタル化された情報で処
方内容が病院と薬局との間で交換されると、幾つかの問
題が発生する。まず、現状では、処方箋には処方内容
が、漢字、ひらがな、カタカナ、英文字、数字を含む文
字で印刷されているために、容易ではないかもしれない
が、患者は処方された内容を把握することが可能であ
り、医師から薬局に伝達されている内容を知ることがで
きる。処方内容がデジタル化されてしまうとその内容を
患者が把握することは困難であり情報開示という点では
劣る。また、デジタル化された処方内容がインターネッ
トなどを経由して伝達されると、その情報が盗用される
可能性がある。コンピュータネットワークのセキュリテ
ィ性は向上しているが、病院の外部から患者の個人情報
である処方内容にアクセスできるシステムはセキュリテ
ィ上の問題が大きい。また、コンピュータネットワーク
を介して処方内容を伝送することは患者に対する情報開
示という点でも問題がある。
【0007】処方箋に、処方内容を文字で印刷すると共
に、処方内容をバーコードなどのデジタル化されたデー
タに変換して印刷することにより、患者に対する情報開
示という課題と、病院から薬局に対しデジタル化された
データで処方内容を伝達して薬局側の業務を効率化する
という課題の両方を解決することができる。しかしなが
ら、バーコードではコード化可能なデータ量が少ないた
めに処方箋の多くの領域をバーコードが占有することに
なる。したがって、文字を主体としてデザインされた処
方箋の形態を変える必要が生じ、膨大な数の病院と薬局
のシステムを変更する必要があるので、実際的ではな
い。これに対し、2次元コードを採用することによりコ
ード化可能なデータ量を増加できる。
【0008】2次元コードはスタック型およびマトリク
ス型が提案されており、Intermec社のCode
49、Symbol Technologies社のP
DF417、VERITEC社のVERICODE、
I.D.MATRIX社のDATA CODE、デンソ
ー株式会社のQR CODE、Micro QRなどが
ある。これらの2次元コードはバーコードの30分の1
程度のスペースで同程度のデジタルデータを表現するこ
とが可能である。しかしながら、2次元コードといえど
も、誤り訂正用のデータを含めてコード化すると、漢字
で数十文字程度をコード化できるだけであり、処方内容
を全て2次元コード化しようとすると処方箋の形態を変
えざるを得ないことには変わりがない。
【0009】処方箋に記載される情報のうち、患者の情
報や、医師の情報などの限られた情報だけを2次元コー
ド化して処方箋に印刷することも可能であり、デジタル
化された管理情報として利用して薬局の業務の効率化を
図ることも可能である。しかしながら、処方内容の全て
を信頼性の高いデジタル化された情報にできなければ、
結局、文字情報を主体として調剤などの作業を行わざる
を得ず、根本的な解決にならない。そして、そのために
は、デジタル化された処方内容を2次元コードで処方箋
に印刷したとしても印刷する2次元コードの量が多いの
で、2次元コードを印刷するスペースを確保するために
処方箋の形態を変えざるを得ず、多くの病院や薬局でス
トレスなく導入できるものにはならない。
【0010】そこで、本発明においては、現状の文字を
主体とした処方箋の基本的な形態を変えずに、さらに、
処方箋に記載されている全内容をデジタル化した情報と
して薬局側に提供することができる処方箋、その作成方
法および読取方法を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、処方内容を、予め特定の処方項目とその内容に対
応する符号が定められた変換用のデータベースを参照し
ていったん圧縮した後、その圧縮された情報を2次元コ
ードにして印刷することにより、文字情報の領域を減ら
すことなく、デジタル化された情報も記録した処方箋を
提供できるようにしている。すなわち、本発明の処方箋
は、薬剤の処方内容が文字で印刷された領域と、予め特
定の処方項目とその内容に対応する符号が定められた変
換用のデータベースを参照して圧縮した情報が2次元コ
ードで印刷された領域とを有する。
【0012】処方内容をいったん圧縮した後に2次元コ
ード化することにより、2次元コード化するデータ量を
減らすことが可能である。そして、圧縮する対象が処方
内容という、ある程度限定された情報であることから、
予め特定の処方項目とその内容に対応する符号が定めら
れた変換用のデータベースを用意することが可能であ
る。したがって、その変換用のデータベースを参照して
処理内容を圧縮することにより、処方内容を非常に効率
よく圧縮することが可能となり、2次元コードに含める
処方内容に関するデータ量も大幅に削減できる。したが
って、処方箋の文字情報の領域をほとんど変更あるいは
減らすことなく、処方内容を文字とデジタル情報とで伝
達する処方箋を提供することが可能となる。このため、
本発明の処方箋であれば、文字による処方内容の伝達形
態を変えることなく、処方内容を文字と2次元コードで
記載することが可能であり、病院や薬局のシステムを基
本的には変えることなく、病院から薬局に対し処方内容
をデジタル情報で伝達するシステムを構築できる。
【0013】さらに、本発明の処方箋には、処方内容が
文字とデジタルデータで記載されているので、患者に対
する情報開示の程度も従来の処方箋と同程度に確保する
ことができる。その一方で、2次元コードというデジタ
ルデータで処方内容が記載されているので、薬局では処
方箋の2次元コードを読み取ることにより信頼性の高い
デジタル情報で処方内容を取得できる。このため、薬局
においても、膨大な手間をかけずに精度の高いデジタル
化された処方内容が得られるので、デジタル化された処
方内容の情報に従い低コストで業務を行うことが可能と
なり、業務の効率化を促進できる。さらに、本発明の処
方箋では、文字でも処方内容が記載されているので、必
要なときはいつでも文字による処方内容により、調剤す
る内容や患者に対するコメントなどを確認することがで
きる。したがって、本発明の処方箋を採用することによ
り、薬局における業務を高い信頼性を維持したまま効率
化することが可能となる。
【0014】薬剤の処方内容を文字で印刷する第1のデ
ータに変換する手段と、予め特定の処方項目とその内容
に対応する符号が定められた変換用のデータベースを参
照して処方内容を圧縮する手段と、圧縮された処方内容
を2次元コードで印刷する第2のデータに変換する手段
と、第1および第2のデータを同一の処方箋に印刷する
ために出力する手段とを有する処方箋の作成装置により
本発明の処方箋を作成できる。また、文字および2次元
コードで情報が印刷された処方箋から2次元コードをデ
コードする手段と、2次元コードをデコードした情報
を、上記の変換用のデータベースを参照して薬剤の処方
内容に伸張する手段とを有する処方箋の読取装置により
処方内容を最終的に読み取ることができる。したがっ
て、これらの作成装置および読取装置とを有する情報伝
達システムにより、本発明の処方箋を用いて、文字情報
およびデジタル情報で記載された処方内容を病院から薬
局に伝達することができる。
【0015】また、本発明には、薬剤の処方内容を文字
で印刷する第1のデータに変換する工程と、予め特定の
処方項目とその内容に対応する符号が定められた変換用
のデータベースを参照して処方内容を圧縮する工程と、
圧縮された処方内容を2次元コードで印刷する第2のデ
ータに変換する工程と、第1および第2のデータを同一
の処方箋に印刷する工程とを有する処方箋の作成方法が
含まれる。そして、これらの工程を実行可能な命令を有
するプログラムをコンピュータ読み取り可能な適当な記
録媒体に記録して提供し、パーソナルコンピュータやワ
ークステーションなどにインストールすることにより上
記の作成装置としての機能を備えた情報処理装置を実現
できる。また、本発明には、文字および2次元コードで
情報が印刷された処方箋から2次元コードをデコードす
る工程と、2次元コードをデコードした情報を、さら
に、予め特定の処方項目とその内容に対応する符号が定
められた変換用のデータベースを参照して薬剤の処方内
容に伸張する工程とを有する処方箋の読取方法も含まれ
る。そして、これらのデコードする工程と、伸張する工
程とを実行可能な命令を有するプログラムとして上記の
プログラムと同様に提供することが可能であり、それを
パーソナルコンピュータやワークステーションにインス
トールすることにより読取装置としての機能を備えた情
報処理装置を実現できる。
【0016】薬品名、処方コメント、服用方法および医
師コメントの漢字を含んだ文字情報として記載される情
報を符号化できるように変換用のデータベースを構築す
ることにより、圧縮率を向上できる。さらに、薬品名
を、処方単位を含めた情報として差別化し、符号化する
ことにより、処方単位に対応する符号をデータベースに
用意する必要はなく、また、2次元コードで記述するデ
ータから省くことが可能となる。また、処方量は単位な
しの数値として記述できる。したがって、2次元コード
で処方箋に記録するデータ量をさらに削減できる。
【0017】本発明の処方箋を用いた情報伝達システム
では、作成装置あるいは工程と、読取装置あるいは工程
とで同一の内容の変換用のデータベースを使用すること
が必要である。更新された変換用のデータベースは、イ
ンターネットなどのコンピュータネットワークを介して
提供することが可能であり、変換用のデータベースをダ
ウンロードして使用できる。したがって、コンピュータ
ネットワークを介して変換用のデータベースをダウンロ
ードする、あるいは更新する手段または工程をさらに設
けておくことが望ましい。また、ネットワーク上のデー
タベースを参照して処理内容を圧縮したり伸張したりす
ることができる。変換用のデータベースの内容は個人情
報ではないので、コンピュータネットワークを介して供
給しても個人情報が漏洩する恐れはなくセキュリティに
も優れている。そして、ネットワークを介して提供され
る共通の変換用のデータベースと、患者が搬送する本発
明の処方箋により、患者に対して情報を開示すると共
に、患者の個人情報は保護した状態で、薬局で使用しや
すいデジタルデータで処方内容を正確に薬局に伝達する
ことが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら、本発
明についてさらに説明する。図1に、本発明に係る処方
箋を介して処方内容を病院から薬局に伝達するシステム
の概要を示してある。本例の情報伝達システム10は、
病院の院内情報システム20と、薬局の薬局情報システ
ム30とを備えており、これら院内情報システム20と
薬局情報システム30はインターネット1を介して処方
箋流通管理システム2から変換用のデータベース5をダ
ウンロードできるようになっている。
【0019】院内情報システム20は、カルテや投薬の
処方内容などの患者の治療に必要な情報が電子化されて
管理されている院内データベース21と、この院内デー
タベース21から処方内容φ0を取得して処方箋6とし
て印刷する処方箋作成装置22とを備えている。処方箋
作成装置22は、処方内容φ0を文字で印刷するための
第1のデータφ1に変換する文字情報生成部23と、変
換用のデータベース27を参照して処理内容φ0を圧縮
する圧縮部24と、圧縮された処方内容φ3を2次元コ
ードで印刷するための第2のデータφ2に変換する2次
元コード生成部25と、第1のデータφ1および第2の
データφ2を同一の処方箋6に印刷するためにプリンタ
11に対し出力する出力部26とを備えている。変換用
のデータベース27は、特定の処方項目と、その内容、
さらにそれらに対応する符号が記録されており、変換用
データベース27を参照することにより、処理内容をデ
ータ量の少ない符号に変換することができる。そして、
処方箋作成装置22は、変換用のデータベース27をメ
ンテナンスする管理部28を備えており、インターネッ
ト1を経由して処方箋流通管理システム2の変換用のデ
ータベース5の更新状態を定期的に確認し、必要であれ
ば定期的にダウンロードする。
【0020】したがって、処方箋作成装置22により、
文字情報7が記載された領域7fと、2次元コード8が
記載された領域8fとを備えた処方箋6がプリンタ11
から出力できる。領域7fには、処方内容を示す文字情
報7が印刷される。一方、領域8fには、処方内容をい
ったん圧縮した情報を示す2次元コード8が印刷され
る。
【0021】薬局情報システム30は、スキャナ12に
より処方箋6に印刷された2次元コードを読み込んで処
理内容φ0を出力する処方箋読取装置31と、処方内容
や薬剤の管理情報などの患者に提供する薬剤を生成する
ために必要な情報を管理する調剤データベース32とを
備えている。処方箋読取装置31は、処方箋6から2次
元コード8を読み込んでデコードする2次元コード処理
部33と、2次元コード8をデコードした情報φ5を、
変換用のデータベース37を参照して薬剤の処方内容φ
0に伸張する伸張部34とを備えている。処方箋読取装
置31で使用される変換用データベース37は、処方箋
作成装置22で使用される変換用データベース27と同
一の内容を備えている。そして、処方箋読取装置31も
変換用のデータベース37をメンテナンスする管理部3
8を備えている。この管理部38は、インターネット1
を経由して処方箋流通管理システム2の変換用のデータ
ベース5の更新状態を定期的に確認し、必要であれば定
期的にダウンロードすることにより院内情報システム2
0の変換用のデータベース27と同一の内容のデータベ
ース37が利用できるようにしている。
【0022】図2に、処方箋作成装置22における処理
の概要をフローチャートにより示してある。まず、ステ
ップ51で院内情報データベース21より患者に対する
処方内容φ0を取得する。ステップ52で、その処方内
容φ0を文字で印刷するための情報(文字情報、第1の
データ)φ1に変換する。また、ステップ53で処方内
容を変換用のデータベース27を参照して圧縮し、ステ
ップ54で、その圧縮した情報φ3を2次元コードで印
刷するための情報(第2のデータ)φ2に変換する。そ
して、ステップ55で、文字情報φ1と2次元コードφ
2を同一の処方箋に印刷し、文字情報7と2次元コード
8が記載された処方箋6を作成する。
【0023】この処方箋6は、病院などの医療機関で発
行され、患者3に提供される。患者3は、その後、図1
に示すように、自己の状況に適合した薬局に処方箋6を
提出し、調剤をオーダする。本例の処方箋読取装置31
としての機能を備えた薬局情報システム30を有する薬
局であれば、処方箋読取装置31の機能により、処方箋
6に印刷された2次元コード8から処方内容φ0をデジ
タル化されたデータとして読み取ることができる。
【0024】図3に読取装置31における概略の処理を
フローチャートで示してある。まず、ステップ61で、
スキャナ12により処方箋6から2次元コード8を読み
取る。次に、ステップ62で2次元コード8をデコード
し、2次元コード化されていたデータを取得する。本例
では、この段階で処方内容を圧縮した情報φ3と同じ情
報がデコードした情報φ5として得られる。そして、ス
テップ63で変換用のデータベース37を参照して、デ
コードした情報φ5を伸張し、処方内容φ0をデジタル
化された情報として取得する。したがって、処方箋読取
装置31から得られるデジタル化された処方内容φ0
は、オペレータが間接的に入力したデジタルデータや、
OCRなどの信頼性のそれほど高くない処理方法により
デジタル化したデータと異なり、誤り率の少ない2次元
コード8を介して伝達された情報となる。そして、2次
元コード8は誤り訂正用の符号を導入することによりデ
ジタルデータの読取ミスを大幅に低減できる。
【0025】したがって、本例の処方箋6を介して医療
機関より提供され、処方箋読取装置31により取得され
た処方内容φ0のデジタルデータは、院内情報システム
20でデジタル化されている処方内容φ0と同等のデー
タと同じであり、信頼性が高い。このため、本例の薬局
情報システム30では、処方箋読取装置31から得られ
る、処方内容φ0をデジタル化されたデータを信頼して
調剤などの作業を行うことができる。そして、文字情報
をデジタル化するための作業や、デジタル化された情報
を確認する作業を省くことが可能であり、その段階で発
生するミスや誤りデータも未然に防止できる。その一方
で、処方箋6には文字情報により処方内容φ0が記載さ
れているので、随時、文字情報により処方内容φ0を確
認することが可能であり、患者3も処方内容を知ること
ができる。したがって、患者に対する情報開示も十分で
あり、薬剤師による最終的な確認も文字情報7に基づき
行うことができる。
【0026】このような処方箋を作成する処理および読
み取る処理は、上記の各ステップを実行するための命令
を有するプログラムとして、コンピュータに読取可能な
適当な記録媒体、たとえば、CD−ROMなどに記録し
て提供することが可能である。あるいは、インターネッ
トなどのコンピュータネットワークを介しても提供する
ことが可能であり、そのプログラムを適当なコンピュー
タシステムにインストールすることにより処方箋作成装
置22としての機能を備えた院内情報システム20、処
方箋読取装置31としての機能を備えた薬局情報システ
ム30を構築することができる。
【0027】処方箋を介して病院から薬局に伝達される
情報は、投薬の対象となる患者および処方内容φ0を作
成した医師の情報を含む管理情報φ4と、医薬品、処方
量、処方日数、処方コメント、服用方法および医師コメ
ントを含む処方内容φ0である。これらのうち、医薬品
は認可された薬品の情報であるので、その品名は限定さ
れている。処方量は基本的には数値であり、処方単位を
医薬品の種類に含めることにより数値データのみにする
ことができる。処方日数は数値である。処方コメント、
服用方法も幾つかのバリエーションに限定される情報で
ある。また、処方内容に基づき調剤する薬剤師に対する
医師のコメントも、その内容はある程度のバリエーショ
ンを許可すれば限定することが可能である。したがっ
て、処方箋で伝達される処方内容φ0のうち、処方量お
よび処方日数は数値データのみにすることが可能であ
る。
【0028】一方、医薬品、処方コメント、服用方法お
よび医師コメントといった数値データにはならない処方
項目は、それぞれの項目に分類すると、その内容は限定
されており、バリエーションもそれほど多くない。した
がって、処方単位を含めた医薬品、処方コメント、服用
方法および医師コメントのバリエーションの各々に対し
て1対1でデータ量の少ない数字などの符号を付すこと
により、処方内容φ0を示すデータ量を大幅に圧縮する
ことができる。そこで、本例の処方箋作成装置22で
は、処方項目とその内容と短いデータの符号とが対応付
けされたデータベース(以降では変換辞書)27に基づ
いて処方内容φ0を符号化して圧縮し、2次元コードで
記述するデータ量φ3を大幅に低減している。
【0029】図4に示すように、本例の変換辞書27で
は、処方内容φ0のうち、上記の処方単位を含めた医薬
品71、処方コメント72、服用方法73および医師コ
メント74を、5桁の数字列からなるコード80に圧縮
できるように構成されている。まず、医薬品名71は、
図5に示すように、商品名と、メーカ名と、成分含有量
と、処方単位を含む情報であり、本例の変換辞書27で
は、00001から59999の数字列がコード81と
して予約されている。さらに、辞書のメンテナンスを考
慮して、これらのコード81のうち、内服薬71a、外
用薬71b、注射薬71cおよび歯科薬71dに対して
上位1桁が異なる数字列が予約されている。
【0030】処方コメント72は、図6に示すように、
処方された薬剤を患者に提供するときに付されるコメン
トであり、60001から60999の数字列が対応す
るコード82として予約されている。また、服用方法7
3は、図7に示すように、薬局において調剤する際に参
照されるコメントであり、70001から70999の
数字列が対応するコード83として予約されている。さ
らに、医師コメント74は、図8に示すように医師から
薬剤師に対するコメントであり、80001から809
99の数字列が対応するコード84として予約されてい
る。
【0031】したがって、本例の変換辞書27を参照す
ることにより、処方内容φ0のうち、医薬品71、処方
コメント72、服用方法73および医師コメント74は
それぞれ5桁の数字列のコード81、82、83および
84に圧縮される。また、処方内容φ0のうち、処方量
75および処方日数76は2桁の数値になる。したがっ
て、処方内容φ0は全て数字列で表すことが可能とな
り、処方内容φ0が6薬品、3服用方法であれば、図9
に示すように、83桁程度の数字列に圧縮することが可
能となる。
【0032】2次元コードで表現可能なデータ量は、上
述した各社が提供しているPDF417、QRCOD
E,VERICODEなどのコードの種類と、2次元コ
ードの大きさと、コード化される文字種類によって異な
るが、数字で数10から2000字程度、漢字で10か
ら数100程度である。そして、誤り訂正率を向上しよ
うとすると、1つの2次元コードに含められるデータは
数分の1に減少する。したがって、同じデータ量であれ
ばバーコードの数10分の1のスペースで記載すること
が可能な2次元コードであるが、1つの2次元コードに
含められるデータ量は限定される。しかしながら、数字
列であれば、1000文字程度は十分に1つの2次元コ
ードに含めることができる。
【0033】本例の変換辞書27を用いて圧縮された処
方内容φ0を示すデータは、数字で数10から100文
字程度となる。したがって、バーコードで印刷するには
数行に分けてバーコードを印刷する必要があり、処方箋
6の紙面を無視できない程度に占有する。しかしなが
ら、2次元コードを用いれば、1つの2次元コードで十
分に印刷することができる。したがって、現状のデザイ
ンの処方箋6で文字情報が記載されないヘッダーやフッ
ターの空いている領域に2次元コードで印刷し、デジタ
ル化されたデータとして処方箋6に記載できる。
【0034】これに対し、上記の医薬品71、処方コメ
ント72、服用方法73および医師コメント74を文字
情報φ1で表現すると、1つの医薬品71の文字情報だ
けで漢数字を含めて30から40文字程度となる。処方
コメント72が数文字、服用方法73が10文字、医師
コメント74が20文字程度であり、図9に示した処方
内容φ0を文字情報にすると、漢字を含めて300文字
程度となる。したがって、1つの2次元コードに含める
ことは不可能であり、複数の2次元コードを印刷する必
要がある。このため、処方箋6のヘッダーやフッターの
空いたスペースに印刷するには無理があり、処方箋6に
複数の2次元コードを十分に印刷できる領域を確保する
必要がある。
【0035】このように、本例の処方箋作成装置22に
より変換辞書27を用いて処方内容φ0を数字列に変換
すると、文字情報φ1の1/6程度のデータ量に圧縮す
ることが可能であり、処方内容φ0をほぼ確実に1つの
2次元コードで印刷することができる。さらに、本例の
処方箋作成装置22では2次元コード化するために圧縮
されたデータφ3がすべて数字になるので、2次元コー
ド化するときの圧縮効率も高く、この点でもメリットが
ある。また、2次元コード化するデータ量にも余裕が十
分にあるので、医療品71の数が増えたり、その他の処
方内容の情報が増えても十分に対応することができる。
【0036】上述したように、処方箋6には処方内容φ
0に加えて、管理情報φ4も記載される。管理情報φ4
は、医師情報あるいは医師が属する病院などの医療機関
の情報と、患者の情報である。医師の情報は、個々の医
師を識別する情報として番号を用いたとしても6桁程度
の数字列で十分に表すことができる。また、患者の情報
としては保険所番号、生年月日、電話番号などがある
が、これらも10桁前後の数字列で十分に表すことがで
きる。したがって、付随する情報を加えたとしても、数
10文字程度の数字列で管理情報φ4は表すことが可能
であり、1つの2次元コードで十分に印刷することがで
きる。
【0037】このため、本例の処方箋作成装置22であ
れば、図10に示すように、処方箋6のヘッダー部分の
両角の余白6aを2次元コードを印刷する領域8fと
し、処方内容φ0を含む2次元コード8aと、管理情報
φ4を含む2次元コード8bを印刷することができる。
これらの2次元コード8aおよび8bは、フッター部分
の両角の余白6bに印刷することも可能である。いずれ
の場合も、処方箋6の文字情報を印刷する領域7fを変
える必要はなく、管理情報φ4を示す文字情報7bと、
処方内容φ0を示す文字情報7aを従来の処方箋と同じ
フォーマットで印刷することができる。このため、本例
の処方箋作成装置22により、文字情報のスタイルある
いはフォーマットを変えずに、文字情報7aおよび7b
に加え、その文字情報を全てデジタル化した情報を2次
元コード8aおよび8bで印刷した処方箋6を作成する
ことができる。
【0038】このように、本例の処方箋作成装置22
と、処方箋読取装置31とを用いた情報伝達システム1
0であれば、変換辞書27および37に基づいて処方箋
6に記載される処方内容φ0を、その処方項目とその内
容に対応して予め定められたコード体系にいったん圧縮
し、その圧縮した情報φ3を2次元コード化することに
より、1つの2次元コードに膨大な処方内容を含めるこ
とができる。したがって、処方箋6の処方内容φ1を文
字情報で記載する領域を文字情報の領域を減らすことな
く、処方内容φ1をデジタル化した情報を処方箋6に印
刷できる。また、患者や医師の情報を含む管理情報φ4
も1つの2次元コードにして、処方箋6の文字情報の領
域を外して記載することが可能である。このため、従来
の処方箋6のスタイルを変更することなく、デジタル化
された処方内容φ0および管理情報φ4を、処方箋6を
通じて医療機関である病院などから調剤する薬局あるい
は薬剤師に伝達することができる。したがって、従来の
医療機関あるいは薬局などの医薬業務に関するスタイル
あるいはシステムを大幅に変更することなく処方内容φ
0を信頼性の高いデジタル情報で医療機関から薬局へ提
供することが可能となり、薬局における調剤業務を効率
化でき、患者に対するサービスを向上することができ
る。
【0039】また、処理内容φ0を1つの2次元コード
8で記録できるので、処方箋6の文字情報7と同じ面
(表面)に印刷することができる。したがって、処方箋
6を2つに折り曲げたりしたときも文字情報7と共に2
次元コード8も保護され、処方箋6を取り扱うときに汚
れたり傷がつくことがない。このため、薬局側で読み取
る際の精度が劣化するのを防止できる。また、文字情報
7と共に表面に2次元コード8が印刷されることによ
り、スキャナで読み取る処理に誤りがない。さらに、2
次元コード8を1つ読めば、処理内容φ0のデジタル情
報を取得できるので、複数の2次元コードの情報をマー
ジする必要もなく、マージのミスを防止したり、マージ
のミスにより情報が変化してしまう恐れもない。したが
って、本例のように1つの2次元コード8aで処方内容
φ0を確実に伝達できるシステムであれば、読取側は、
簡単な構成のプログラムで信頼性の高いデジタル情報を
取得することができる。
【0040】さらに、デジタル化された処方内容φ0
を、患者3が媒介となる処方箋6を介して提供すること
により、患者3が希望する薬局だけに処方内容φ0が伝
達されるので個人情報が他に漏洩することも防止でき
る。そして、本例の処方箋作成装置22では、処方内容
という限られた情報に適した符号化を行う変換辞書27
を用いて処方内容φ0を圧縮した後に2次元コードにし
て印刷しているので、処方箋6の管理情報だけではな
く、処方内容φ0を漏れなく1つの2次元コードに含め
ることができる。したがって、処方箋6に印刷された2
次元コード8を読取装置31で読み取ってデコードする
だけで信頼性の高いデジタル化された処方内容の情報を
得ることが可能であり、その情報に基づき調剤の作業を
進めることが可能となる。その一方で、文字情報の領域
は従来通り確保できるので、患者がその内容を見たり、
薬剤師が最終的に文字情報により投薬の内容を確認した
りすることが可能であり、従来の処方箋6のメリットを
一切損なうことがない。したがって、処方箋6という従
来の紙媒体を用いて、インターネットなどのコンピュー
タネットワークを介してデジタルデータを交換するのと
同様に医療機関から薬局にデジタルデータを提供でき
る。そして、患者3が媒介となる処方箋6を用いている
ので、プライバシーも保護できる。
【0041】本例の処方箋6を介して処方内容φ0のデ
ジタルデータを伝達するシステム10では変換辞書27
を用いて高度に情報を圧縮し、上記のように処方箋6の
スタイルを変えずに大量のデジタルデータを伝達してい
る。したがって、このシステム10において重要なこと
は、処方箋作成装置22で用いる変換辞書27と、処方
箋読取装置31で用いる変換辞書37の内容が一致して
いることである。一方、医薬品の情報や、その他の処方
内容の項目に関わる内容は随時更新される必要があり、
変換辞書27および37の内容も適宜更新される必要が
ある。このため、本例の処方箋作成装置22および読取
装置31は、変換辞書27および37をそれぞれメンテ
ナンスする管理手段28および38を備えており、イン
ターネット1にオープンしている処方箋流通管理システ
ム2の基本変換辞書5により変換辞書27および37を
適宜更新している。したがって、作成装置22で変換辞
書27を参照して圧縮された処方内容は、読取装置31
では変換辞書37を参照して確実にオリジナルの処方内
容に伸張することが可能となる。このため、本例の作成
装置22および読取装置31を用いたシステム10によ
り、患者の健康に関わる重要な情報である処方内容φ0
の信頼性の低下させることなく、高度に圧縮して伝達す
ることができる。そして、インターネット1から得られ
る変換辞書27および37の情報は、個人情報ではなく
プライバシーを保護する機能を損ねることはない。
【0042】変換辞書27および37を個々の作成装置
22および読取装置31が保持する代わりに、処方箋を
作成する都度、あるいは処方箋を読み取る都度、流通管
理システム2の基本変換辞書5を参照して処方内容を圧
縮あるいは伸張することも可能である。この方法である
と、圧縮あるいは伸張される変換辞書の内容は常に最新
となるが、処方内容を圧縮あるいは伸張する際にネット
ワークを介して参照されるデータから処方内容が類推さ
れる可能性がある。したがって、プライバシー保護の点
からは変換辞書5の内容を個々の作成装置22および読
取装置31でダウンロードした後に参照することが望ま
しい。また、ダウンロードされた変換辞書27および3
7の更新状況が一致しないと圧縮あるいは伸張するデー
タに影響を与える可能性がある。したがって、処方内容
φ0あるいは管理情報φ4と共に、作成装置22で参照
した変換辞書27のバージョン情報などを2次元コード
8に含めて処方箋6に印刷しておくことが望ましい。そ
して、読取装置31では、変換辞書37のバージョンを
確認するステップを設けておくことが望ましい。
【0043】また、上述した変換辞書27および37の
内容および符号化のシステムは例示であり、これに限定
されるものではない。処方内容を圧縮するための符号と
して数字列の代わりに英数文字列や漢字列などを用いて
も良いが、数字列の方が2次元コード化した際の圧縮率
は高くなる。また、符号をビット列にすることも可能で
あるが、変換辞書のメンテナンスを考慮すると読取の容
易な数字列が好ましい。
【0044】また、各処方項目の区分けも上記に限定さ
れることはなく、たとえば、医薬品の項目71に含まれ
ている処方単位の情報を別の区分けでコード化しても良
い。しかしながら、処方量毎に処方単位を示す情報を付
加する必要があるので、2次元コード化する情報量は増
加する。したがって、本例の変換辞書のように、処方単
位が異なると医薬品71として異なるコード81を割り
当てるようにした方が処方内容の情報の圧縮率を向上で
きる。
【0045】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の処方箋
作成装置および処方箋読取装置を用いた情報伝達システ
ムでは、処方内容を変換用のデータベースを参照してい
ったん圧縮した後、その圧縮した情報を2次元コード化
し、文字情報と共に処方箋に印刷している。したがっ
て、処方内容を数少ない、たとえば1つの2次元コード
で処方箋に記載することが可能となり、現状の文字情報
を主体とした処方箋の基本的な形態を変えずに、処方箋
に記載されている全内容をデジタル化した情報として薬
局側に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る処方箋作成装置およ
び処方箋読取装置を含む情報伝達システムの概要を示す
図である。
【図2】処方箋作成装置の処理の概要を示すフローチャ
ートである。
【図3】処方箋読取装置の処理の概要を示すフローチャ
ートである。
【図4】変換辞書のコード体系を示す図である。
【図5】変換辞書の医薬品の内容を示す図である。
【図6】変換辞書の処方コメントの内容を示す図であ
る。
【図7】変換辞書の服用方法の内容を示す図である。
【図8】変換辞書の医師コメントの内容を示す図であ
る。
【図9】変換辞書により圧縮された処方内容の例を示す
図である。
【図10】2次元コードが印刷された処方箋の例を示す
図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 処方箋流通管理システム 5 基本変換辞書 10 情報伝達システム 20 院内情報システム 22 処方箋作成装置 30 薬局情報システム 31 処方箋読取装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬剤の処方内容を文字で印刷する第1の
    データに変換する手段と、 予め特定の処方項目とその内容に対応する符号が定めら
    れた変換用のデータベースを参照して前記処方内容を圧
    縮する手段と、 圧縮された前記処方内容を2次元コードで印刷する第2
    のデータに変換する手段と、 前記第1および第2のデータを同一の処方箋に印刷する
    ために出力する手段とを有する処方箋作成装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記圧縮する手段で
    は、前記変換用のデータベースにより、前記処方内容の
    うち、処方単位を含めた薬品名、処方コメント、服用方
    法および医師コメントを圧縮する処方箋作成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記圧縮する手段で
    は、コンピュータネットワークを介して提供されている
    前記変換用のデータベースを利用する処方箋作成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、コンピュータネット
    ワークを介して前記変換用のデータベースをダウンロー
    ドする、または更新する手段をさらに有する処方箋作成
    装置。
  5. 【請求項5】 文字および2次元コードで情報が印刷さ
    れた処方箋から前記2次元コードをデコードする手段
    と、 前記2次元コードをデコードした情報を、さらに、予め
    特定の処方項目とその内容に対応する符号が定められた
    変換用のデータベースを参照して薬剤の処方内容に伸張
    する手段とを有する処方箋読取装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記伸張する手段で
    は、コンピュータネットワークを介して提供されている
    前記変換用のデータベースを利用する処方箋読取装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、コンピュータネット
    ワークを介して前記変換用のデータベースをダウンロー
    ドする、または更新する手段をさらに有する処方箋読取
    装置。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の処方箋作成装置と、請
    求項5に記載の処方箋読取装置とを有する情報伝達シス
    テム。
  9. 【請求項9】 薬剤の処方内容を文字で印刷する第1の
    データに変換する工程と、 予め特定の処方項目とその内容に対応する符号が定めら
    れた変換用のデータベースを参照して前記処方内容を圧
    縮する工程と、 圧縮された前記処方内容を2次元コードで印刷する第2
    のデータに変換する工程と、 前記第1および第2のデータを同一の処方箋に印刷する
    工程とを有する処方箋の作成方法。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記圧縮する工程
    では、前記変換用のデータベースにより、前記処方内容
    のうち、処方単位を含めた薬品名、処方コメント、服用
    方法および医師コメントを圧縮する処方箋の作成方法。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記圧縮する工程
    では、コンピュータネットワークを介して提供されてい
    る前記変換用のデータベースを利用する処方箋の作成方
    法。
  12. 【請求項12】 文字および2次元コードで情報が印刷
    された処方箋から前記2次元コードをデコードする工程
    と、 前記2次元コードをデコードした情報を、さらに、予め
    特定の処方項目とその内容に対応する符号が定められた
    変換用のデータベースを参照して薬剤の処方内容に伸張
    する工程とを有する処方箋の読取方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記伸張する工
    程では、コンピュータネットワークを介して提供されて
    いる前記変換用のデータベースを利用する処方箋の読取
    方法。
  14. 【請求項14】 薬剤の処方内容が文字で印刷された領
    域と、 予め特定の処方項目とその内容に対応する符号が定めら
    れた変換用のデータベースを参照して圧縮した情報が2
    次元コードで印刷された領域とを有する処方箋。
  15. 【請求項15】 請求項14において、前記変換用のデ
    ータベースにより、前記処方内容のうち、処方単位を含
    めた薬品名、処方コメント、服用方法および医師コメン
    トが圧縮されている処方箋。
  16. 【請求項16】 薬剤の処方内容を文字で印刷する第1
    のデータに変換する工程と、 予め特定の処方項目とその内容に対応する符号が定めら
    れた変換用のデータベースを参照して前記処方内容を圧
    縮する工程と、 圧縮された前記処方内容を2次元コードで印刷する第2
    のデータに変換する工程と、 前記第1および第2のデータを同一の処方箋に印刷する
    工程とを実行するための命令を有するプログラム。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記圧縮する工
    程では、前記変換用のデータベースにより、前記処方内
    容のうち、処方単位を含めた薬品名、処方コメント、服
    用方法および医師コメントを圧縮するプログラム。
  18. 【請求項18】 請求項16において、前記圧縮する工
    程では、コンピュータネットワークを介して提供されて
    いる前記変換用のデータベースを利用するプログラム。
  19. 【請求項19】 文字および2次元コードで情報が印刷
    された処方箋から前記2次元コードをデコードする工程
    と、 前記2次元コードをデコードした情報を、さらに、予め
    特定の処方項目とその内容に対応する符号が定められた
    変換用のデータベースを参照して薬剤の処方内容に伸張
    する工程とを実行するための命令を有するプログラム。
  20. 【請求項20】 請求項19において、前記伸張する工
    程では、コンピュータネットワークを介して提供されて
    いる前記変換用のデータベースを利用するプログラム。
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Cited By (4)

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