JP2002351802A - 電子メールを用いたデータ配信方法及びデータ配信システム - Google Patents
電子メールを用いたデータ配信方法及びデータ配信システムInfo
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- JP2002351802A JP2002351802A JP2001156028A JP2001156028A JP2002351802A JP 2002351802 A JP2002351802 A JP 2002351802A JP 2001156028 A JP2001156028 A JP 2001156028A JP 2001156028 A JP2001156028 A JP 2001156028A JP 2002351802 A JP2002351802 A JP 2002351802A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 電子メールを媒介として配信されるデータの
内容確認作業が容易であり、かつ、ユーザ側で配信デー
タ内容の確認実行が行なわれるデータ配信方法を提供す
る。 【解決手段】 配信すべきデータは、電子メールの本体
メッセージファイルに組み込まれてなり、当該電子メー
ルを媒介として端末5に配信されるメール配信データ
と、メール配信データから分離され、電子メールを介さ
ずにWEBサーバ3から端末5へダウンロードされる分
離配信データとからなる。メール配信データ内に、分離
配信データをダウンロードするためのダウンロードプロ
グラムを有し、本体メッセージファイルを開くことを条
件として、端末5上にてダウンロードプログラムを自動
起動させる。これにより、WEBサーバ3から分離配信
データを端末5にダウンロードし、本体メッセージファ
イルを開くことにより端末5のモニタ画面上にそのダウ
ンロードした分離配信データに基づく表示を行う。
内容確認作業が容易であり、かつ、ユーザ側で配信デー
タ内容の確認実行が行なわれるデータ配信方法を提供す
る。 【解決手段】 配信すべきデータは、電子メールの本体
メッセージファイルに組み込まれてなり、当該電子メー
ルを媒介として端末5に配信されるメール配信データ
と、メール配信データから分離され、電子メールを介さ
ずにWEBサーバ3から端末5へダウンロードされる分
離配信データとからなる。メール配信データ内に、分離
配信データをダウンロードするためのダウンロードプロ
グラムを有し、本体メッセージファイルを開くことを条
件として、端末5上にてダウンロードプログラムを自動
起動させる。これにより、WEBサーバ3から分離配信
データを端末5にダウンロードし、本体メッセージファ
イルを開くことにより端末5のモニタ画面上にそのダウ
ンロードした分離配信データに基づく表示を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータ配信方法及び
システムに関し、具体的には、電子メールを媒介として
データサーバから端末に通信ネットワークを介してデー
タを配信する方法及びシステムに関する。
システムに関し、具体的には、電子メールを媒介として
データサーバから端末に通信ネットワークを介してデー
タを配信する方法及びシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネットやパソコン通信など、一
般ユーザが利用可能な通信ネットワークは、近年インフ
ラストラクチャの整備が目覚しく、また、このような通
信ネットワークを利用した電子メールサービスも急速に
普及するに至った。この電子メールを利用して、最近で
は、多数の商品画像を商品説明とともに掲載した電子カ
タログを配信したり、ゲームソフトやその他の一般向け
アプリケーションソフトなどをオンライン配信したりす
るサービスも普及しつつある。
般ユーザが利用可能な通信ネットワークは、近年インフ
ラストラクチャの整備が目覚しく、また、このような通
信ネットワークを利用した電子メールサービスも急速に
普及するに至った。この電子メールを利用して、最近で
は、多数の商品画像を商品説明とともに掲載した電子カ
タログを配信したり、ゲームソフトやその他の一般向け
アプリケーションソフトなどをオンライン配信したりす
るサービスも普及しつつある。
【0003】ところで、通信ネットワークを介して配信
されるデータは、マルチメディア対応のパーソナルコン
ピュータが普及するにつれ、動画像や音楽データ、カラ
ー高解像度静止画画像あるいは多機能アプリケーション
ソフトなど、大容量のデータが扱われるケースが急速に
増えている。従来の電子メールによるデータ配信形態で
は、このような大容量データは添付ファイルの形で、メ
ッセージ本体ファイルから分離して同送する形態が一般
的であった。
されるデータは、マルチメディア対応のパーソナルコン
ピュータが普及するにつれ、動画像や音楽データ、カラ
ー高解像度静止画画像あるいは多機能アプリケーション
ソフトなど、大容量のデータが扱われるケースが急速に
増えている。従来の電子メールによるデータ配信形態で
は、このような大容量データは添付ファイルの形で、メ
ッセージ本体ファイルから分離して同送する形態が一般
的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ール添付ファイルの形でデータ配信を行なう場合、添付
ファイルを開いて起動してみるまではデータの内容を確
認できず、受信端末側での操作が煩雑になる難点があ
る。また、商品広告やその他のPRを行なうために、電
子メールを利用したダイレクトメールを不特定多数のユ
ーザに配信する場合、ユーザは受信した電子メールの本
体メッセージファイルを開いて内容を確認することは行
なっても、その内容だけでは興味が湧かなかった場合
は、添付ファイルを開くことなくメールを廃棄してしま
い、PR効果が十分に得られなくなってしまうこともあ
る。
ール添付ファイルの形でデータ配信を行なう場合、添付
ファイルを開いて起動してみるまではデータの内容を確
認できず、受信端末側での操作が煩雑になる難点があ
る。また、商品広告やその他のPRを行なうために、電
子メールを利用したダイレクトメールを不特定多数のユ
ーザに配信する場合、ユーザは受信した電子メールの本
体メッセージファイルを開いて内容を確認することは行
なっても、その内容だけでは興味が湧かなかった場合
は、添付ファイルを開くことなくメールを廃棄してしま
い、PR効果が十分に得られなくなってしまうこともあ
る。
【0005】他方、動画像や音楽データ、あるいはアプ
リケーションソフトなどのデータは、ダウンロード自体
は電子メール受信時に行なえても、実行用のプログラム
(プラグイン)が受信側の端末に予めインストールされ
ていなければ、閲覧や動作が不可能であり、プラグイン
の事前配布及びインストールなど、面倒で高コストな手
法が採用されていた。
リケーションソフトなどのデータは、ダウンロード自体
は電子メール受信時に行なえても、実行用のプログラム
(プラグイン)が受信側の端末に予めインストールされ
ていなければ、閲覧や動作が不可能であり、プラグイン
の事前配布及びインストールなど、面倒で高コストな手
法が採用されていた。
【0006】さらに、電子カタログ等においては、デー
タ容量縮小のために、商品等の画像は、低解像度でサイ
ズの小さい画像のみを貼り付けた形にしておき、詳細画
像は、ネットワークリンクを利用して、その都度データ
サーバからダウンロードして表示する手法が採用されて
いた。しかしながら、大容量の詳細画像データを一括し
てダウンロードする形になっていたので、データ転送に
時間がかかり、とりわけ、ネットワークが混雑している
場合は、画像閲覧時のフラストレーションが増幅される
ことにつながる。
タ容量縮小のために、商品等の画像は、低解像度でサイ
ズの小さい画像のみを貼り付けた形にしておき、詳細画
像は、ネットワークリンクを利用して、その都度データ
サーバからダウンロードして表示する手法が採用されて
いた。しかしながら、大容量の詳細画像データを一括し
てダウンロードする形になっていたので、データ転送に
時間がかかり、とりわけ、ネットワークが混雑している
場合は、画像閲覧時のフラストレーションが増幅される
ことにつながる。
【0007】本発明の課題の第一は、電子メールを媒介
として配信されるデータの内容確認作業が容易であり、
かつ、ユーザ側で配信データ内容の確認実行が行なわれ
ることを効果的に促すことができ、ひいてはPR効果等
にも優れたデータ配信方法及びシステムを提供すること
にある。また、本発明の課題の第二は、電子メールを媒
介として大容量の画像データを配信可能であり、かつ、
閲覧したい画像のデータを短時間でダウンロードでき、
ひいては画像閲覧時のフラストレーションが溜まり難い
データ配信方法及びシステムを提供することにある。
として配信されるデータの内容確認作業が容易であり、
かつ、ユーザ側で配信データ内容の確認実行が行なわれ
ることを効果的に促すことができ、ひいてはPR効果等
にも優れたデータ配信方法及びシステムを提供すること
にある。また、本発明の課題の第二は、電子メールを媒
介として大容量の画像データを配信可能であり、かつ、
閲覧したい画像のデータを短時間でダウンロードでき、
ひいては画像閲覧時のフラストレーションが溜まり難い
データ配信方法及びシステムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】本発明の
データ配信方法の第一は、通信ネットワークを介してデ
ータサーバから端末へ電子メールを用いてデータを配信
する方法であって、配信すべきデータが、電子メールの
本体メッセージファイルに組み込まれてなり、当該電子
メールを媒介として端末に配信されるメール配信データ
と、メール配信データから分離され、電子メールを介さ
ずにデータサーバから端末へダウンロードされる分離配
信データとからなり、メール配信データ内に、分離配信
データをダウンロードするためのダウンロードプログラ
ムデータを記述するとともに、受信した電子メールファ
イルのうちの本体メッセージファイルを開くことを条件
として、端末上にてダウンロードプログラムを自動起動
させることにより、データサーバから分離配信データを
端末にダウンロードし、他方、本体メッセージファイル
を開くことにより端末のモニタ画面上に出力されるメッ
セージウィンドウに、そのダウンロードした分離配信デ
ータに基づく出力を行なうことを特徴とする。
データ配信方法の第一は、通信ネットワークを介してデ
ータサーバから端末へ電子メールを用いてデータを配信
する方法であって、配信すべきデータが、電子メールの
本体メッセージファイルに組み込まれてなり、当該電子
メールを媒介として端末に配信されるメール配信データ
と、メール配信データから分離され、電子メールを介さ
ずにデータサーバから端末へダウンロードされる分離配
信データとからなり、メール配信データ内に、分離配信
データをダウンロードするためのダウンロードプログラ
ムデータを記述するとともに、受信した電子メールファ
イルのうちの本体メッセージファイルを開くことを条件
として、端末上にてダウンロードプログラムを自動起動
させることにより、データサーバから分離配信データを
端末にダウンロードし、他方、本体メッセージファイル
を開くことにより端末のモニタ画面上に出力されるメッ
セージウィンドウに、そのダウンロードした分離配信デ
ータに基づく出力を行なうことを特徴とする。
【0009】また、本発明のデータ配信システムの第一
は、通信ネットワークと、該通信ネットワークを介して
接続されるデータサーバとメールサーバと端末とを含
み、通信ネットワークを介してデータサーバからメール
サーバを経由して端末へ電子メールを用いてデータを配
信するシステムであって、配信すべきデータが、電子メ
ールの本体メッセージファイルに組み込まれてなり、当
該電子メールを媒介として端末に配信されるメール配信
データと、メール配信データから分離され、電子メール
を介さずにデータサーバから端末へダウンロードされる
分離配信データとからなり、メール配信データ内に、分
離配信データをダウンロードするためのダウンロードプ
ログラムデータを記述するとともに、端末には、該ダウ
ンロードプログラムを、受信した電子メールファイルの
うち、本体メッセージファイルを開くことを条件として
自動起動させるプログラム実行手段が形成され、データ
サーバには、当該ダウンロードプログラムの実行に基づ
く端末からのダウンロード要求を受信して、分離配信デ
ータを端末に送信する分離配信データ送信手段が形成さ
れ、端末にて、本体メッセージファイルを開くことによ
り端末のモニタ画面上に出力されるメッセージウィンド
ウに、そのダウンロードした分離配信データに基づく出
力を行なうことを特徴とする。
は、通信ネットワークと、該通信ネットワークを介して
接続されるデータサーバとメールサーバと端末とを含
み、通信ネットワークを介してデータサーバからメール
サーバを経由して端末へ電子メールを用いてデータを配
信するシステムであって、配信すべきデータが、電子メ
ールの本体メッセージファイルに組み込まれてなり、当
該電子メールを媒介として端末に配信されるメール配信
データと、メール配信データから分離され、電子メール
を介さずにデータサーバから端末へダウンロードされる
分離配信データとからなり、メール配信データ内に、分
離配信データをダウンロードするためのダウンロードプ
ログラムデータを記述するとともに、端末には、該ダウ
ンロードプログラムを、受信した電子メールファイルの
うち、本体メッセージファイルを開くことを条件として
自動起動させるプログラム実行手段が形成され、データ
サーバには、当該ダウンロードプログラムの実行に基づ
く端末からのダウンロード要求を受信して、分離配信デ
ータを端末に送信する分離配信データ送信手段が形成さ
れ、端末にて、本体メッセージファイルを開くことによ
り端末のモニタ画面上に出力されるメッセージウィンド
ウに、そのダウンロードした分離配信データに基づく出
力を行なうことを特徴とする。
【0010】上記本発明の方法及びシステムの第一によ
れば、配信すべきデータを、電子メールの本体メッセー
ジファイルに組み込まれて、当該電子メールを媒介とし
て端末に配信されるメール配信データと、メール配信デ
ータから分離され、電子メールを介さずにデータサーバ
から端末へダウンロードされる分離配信データとに分け
ておく。そして、メール配信データ内に記述されたダウ
ンロードプログラムを、本体メッセージファイルを開く
ことを条件として端末上にて自動起動させ、分離配信デ
ータをデータサーバから端末に自動的にダウンロードす
るようにしたから、電子メールソフト以外のダウンロー
ドプログラムを起動することなく、電子メールの本体メ
ッセージファイルを開く(以下、特に断りない場合は、
単に「電子メールを開く」等と表現する場合には、本体
メッセージファイルを開くことを意味する)だけでデー
タのダウンロードを行なうことができる。これにより、
コンピュータに関する知識が少ないユーザでも、ダウン
ロードがいわば無意識のうちに行なわれるので、操作が
直感的でわかりやすく、手間もかからない。そして、電
子メールを開くと表示されるメッセージウィンドウに、
そのダウンロードした分離配信データに基づく出力を行
なうようにしたから、電子メールを開くだけで、添付フ
ァイル等を別途開かなくとも、分離配信データに基づく
出力内容を確認することができる。例えば分離配信デー
タにより商品広告やその他のPRを行なう場合、あまり
積極的でないユーザも、電子メールを開くぐらいの操作
は行なう可能性が高いから、ユーザ側で分離配信データ
内容の確認実行が行なわれることを効果的に促すことが
でき、ひいてはPR効果等を高めることができる。
れば、配信すべきデータを、電子メールの本体メッセー
ジファイルに組み込まれて、当該電子メールを媒介とし
て端末に配信されるメール配信データと、メール配信デ
ータから分離され、電子メールを介さずにデータサーバ
から端末へダウンロードされる分離配信データとに分け
ておく。そして、メール配信データ内に記述されたダウ
ンロードプログラムを、本体メッセージファイルを開く
ことを条件として端末上にて自動起動させ、分離配信デ
ータをデータサーバから端末に自動的にダウンロードす
るようにしたから、電子メールソフト以外のダウンロー
ドプログラムを起動することなく、電子メールの本体メ
ッセージファイルを開く(以下、特に断りない場合は、
単に「電子メールを開く」等と表現する場合には、本体
メッセージファイルを開くことを意味する)だけでデー
タのダウンロードを行なうことができる。これにより、
コンピュータに関する知識が少ないユーザでも、ダウン
ロードがいわば無意識のうちに行なわれるので、操作が
直感的でわかりやすく、手間もかからない。そして、電
子メールを開くと表示されるメッセージウィンドウに、
そのダウンロードした分離配信データに基づく出力を行
なうようにしたから、電子メールを開くだけで、添付フ
ァイル等を別途開かなくとも、分離配信データに基づく
出力内容を確認することができる。例えば分離配信デー
タにより商品広告やその他のPRを行なう場合、あまり
積極的でないユーザも、電子メールを開くぐらいの操作
は行なう可能性が高いから、ユーザ側で分離配信データ
内容の確認実行が行なわれることを効果的に促すことが
でき、ひいてはPR効果等を高めることができる。
【0011】分離配信データは、例えば、メッセージウ
ィンドウ上に表示させる画像データ(例えばPR用ある
いはカタログの商品画像データ)を含むものとすること
ができる。なお、分離配信データが音声データを含み、
メッセージウィンドウの表示状態で、該音声データによ
る音声出力を行なう場合、これも「メッセージウィンド
ウへの分離配信データに基づく出力」の一形態であるも
のとみなす。
ィンドウ上に表示させる画像データ(例えばPR用ある
いはカタログの商品画像データ)を含むものとすること
ができる。なお、分離配信データが音声データを含み、
メッセージウィンドウの表示状態で、該音声データによ
る音声出力を行なう場合、これも「メッセージウィンド
ウへの分離配信データに基づく出力」の一形態であるも
のとみなす。
【0012】次に、本発明のデータ配信方法の第二は、
通信ネットワークを介してデータサーバから端末へ電子
メールを用いてデータを配信する方法であって、配信す
べきデータが、端末のモニタ画面上に表示ウィンドウを
設定する表示ウィンドウ設定データと、その表示ウィン
ドウ上への画像の貼り込み領域を設定する画像貼り込み
領域設定データと、画像をモニタ画面上に表示するため
の画像データであって、1枚の画像を分割した複数枚の
基本画像セグメントからなり、各々ピクセルデータの集
合にて画像を記述した基本分割画像データと、その基本
分割画像データから一定比率にてピクセルを減じた、基
本分割画像データよりも低解像度の画像データとを含む
階層構造画像データと、低解像度の画像データによる画
像を被拡大画像として、該被拡大画像上に拡大領域を設
定し、被拡大画像よりも高解像度の階層を構成する画像
データのうち、その拡大領域に属する画像セグメント
(以下、拡大表示用セグメントという)を用いて、被拡
大画像の拡大領域に属する部分の拡大画像を表示する表
示制御プログラムデータと、該拡大表示に必要な拡大表
示用セグメントをデータサーバから選択的にダウンロー
ドするダウンロードプログラムデータと、を含み、表示
ウィンドウ設定データ、画像貼り込み領域設定データ、
表示制御プログラムデータ及びダウンロードプログラム
データを、電子メールファイルに組み込まれたメール配
信データとして、電子メールを媒介として端末に配信す
る一方、表示制御プログラムとダウンロードプログラム
とを、受信した電子メールファイルを開くことを条件と
して端末上にて自動起動し、データサーバから拡大表示
用セグメントのデータを、メール配信データから分離さ
れた分離配信データとして、ダウンロードプログラムの
実行に基づいて端末へダウンロードするとともに、表示
制御プログラムの実行に基づいて拡大表示を行なうこと
を特徴とする。
通信ネットワークを介してデータサーバから端末へ電子
メールを用いてデータを配信する方法であって、配信す
べきデータが、端末のモニタ画面上に表示ウィンドウを
設定する表示ウィンドウ設定データと、その表示ウィン
ドウ上への画像の貼り込み領域を設定する画像貼り込み
領域設定データと、画像をモニタ画面上に表示するため
の画像データであって、1枚の画像を分割した複数枚の
基本画像セグメントからなり、各々ピクセルデータの集
合にて画像を記述した基本分割画像データと、その基本
分割画像データから一定比率にてピクセルを減じた、基
本分割画像データよりも低解像度の画像データとを含む
階層構造画像データと、低解像度の画像データによる画
像を被拡大画像として、該被拡大画像上に拡大領域を設
定し、被拡大画像よりも高解像度の階層を構成する画像
データのうち、その拡大領域に属する画像セグメント
(以下、拡大表示用セグメントという)を用いて、被拡
大画像の拡大領域に属する部分の拡大画像を表示する表
示制御プログラムデータと、該拡大表示に必要な拡大表
示用セグメントをデータサーバから選択的にダウンロー
ドするダウンロードプログラムデータと、を含み、表示
ウィンドウ設定データ、画像貼り込み領域設定データ、
表示制御プログラムデータ及びダウンロードプログラム
データを、電子メールファイルに組み込まれたメール配
信データとして、電子メールを媒介として端末に配信す
る一方、表示制御プログラムとダウンロードプログラム
とを、受信した電子メールファイルを開くことを条件と
して端末上にて自動起動し、データサーバから拡大表示
用セグメントのデータを、メール配信データから分離さ
れた分離配信データとして、ダウンロードプログラムの
実行に基づいて端末へダウンロードするとともに、表示
制御プログラムの実行に基づいて拡大表示を行なうこと
を特徴とする。
【0013】また、本発明のデータ配信システムの第二
は、通信ネットワークと、該通信ネットワークを介して
接続されるデータサーバとメールサーバと端末とを含
み、通信ネットワークを介してデータサーバからメール
サーバを経由して端末へ電子メールを用いてデータを配
信するシステムであって、配信すべきデータが、端末の
モニタ画面上に表示ウィンドウを設定する表示ウィンド
ウ設定データと、その表示ウィンドウ上への画像の貼り
込み領域を設定する画像貼り込み領域設定データと、画
像をモニタ画面上に表示するための画像データであっ
て、1枚の画像を分割した複数枚の基本画像セグメント
からなり、各々ピクセルデータの集合にて画像を記述し
た基本分割画像データと、その基本分割画像データから
一定比率にてピクセルを減じた、基本分割画像データよ
りも低解像度の非分割画像データと、基本分割画像デー
タと非分割画像データとの中間の解像度となるように基
本分割画像データから一定比率にてピクセルを減じら
れ、かつ、基本分割画像データよりも少ない2以上の中
間画像セグメントからなる中間分割画像データとの組か
らなる階層構造画像データと、非分割画像データ又は中
間分割画像データによる画像を被拡大画像として、該被
拡大画像上に拡大領域を設定し、被拡大画像よりも高解
像度の階層を構成する画像データのうち、その拡大領域
に属する画像セグメント(以下、拡大表示用セグメント
という)を用いて、被拡大画像の拡大領域に属する部分
の拡大画像を表示する表示制御プログラムデータと、該
拡大表示に必要な拡大表示用セグメントをデータサーバ
から選択的にダウンロードするダウンロードプログラム
データと、を含み、表示ウィンドウ設定データ、画像貼
り込み領域設定データ、表示制御プログラムデータ及び
ダウンロードプログラムデータを、電子メールファイル
に組み込まれたメール配信データとして、電子メールを
媒介として端末に配信する一方、端末には、表示制御プ
ログラムとダウンロードプログラムとを、受信した電子
メールファイルを開くことを条件として自動起動するプ
ログラム実行手段が形成され、他方、データサーバに
は、ダウンロードプログラムの実行に基づく端末からの
ダウンロード要求を受信して、分離配信データを端末に
送信する分離配信データ送信手段が形成され、データサ
ーバから拡大表示用セグメントのデータを、メール配信
データから分離された分離配信データとして、ダウンロ
ードプログラムの実行に基づいて端末へダウンロードす
るとともに、表示制御プログラムの実行に基づいて拡大
表示を行なうことを特徴とする。
は、通信ネットワークと、該通信ネットワークを介して
接続されるデータサーバとメールサーバと端末とを含
み、通信ネットワークを介してデータサーバからメール
サーバを経由して端末へ電子メールを用いてデータを配
信するシステムであって、配信すべきデータが、端末の
モニタ画面上に表示ウィンドウを設定する表示ウィンド
ウ設定データと、その表示ウィンドウ上への画像の貼り
込み領域を設定する画像貼り込み領域設定データと、画
像をモニタ画面上に表示するための画像データであっ
て、1枚の画像を分割した複数枚の基本画像セグメント
からなり、各々ピクセルデータの集合にて画像を記述し
た基本分割画像データと、その基本分割画像データから
一定比率にてピクセルを減じた、基本分割画像データよ
りも低解像度の非分割画像データと、基本分割画像デー
タと非分割画像データとの中間の解像度となるように基
本分割画像データから一定比率にてピクセルを減じら
れ、かつ、基本分割画像データよりも少ない2以上の中
間画像セグメントからなる中間分割画像データとの組か
らなる階層構造画像データと、非分割画像データ又は中
間分割画像データによる画像を被拡大画像として、該被
拡大画像上に拡大領域を設定し、被拡大画像よりも高解
像度の階層を構成する画像データのうち、その拡大領域
に属する画像セグメント(以下、拡大表示用セグメント
という)を用いて、被拡大画像の拡大領域に属する部分
の拡大画像を表示する表示制御プログラムデータと、該
拡大表示に必要な拡大表示用セグメントをデータサーバ
から選択的にダウンロードするダウンロードプログラム
データと、を含み、表示ウィンドウ設定データ、画像貼
り込み領域設定データ、表示制御プログラムデータ及び
ダウンロードプログラムデータを、電子メールファイル
に組み込まれたメール配信データとして、電子メールを
媒介として端末に配信する一方、端末には、表示制御プ
ログラムとダウンロードプログラムとを、受信した電子
メールファイルを開くことを条件として自動起動するプ
ログラム実行手段が形成され、他方、データサーバに
は、ダウンロードプログラムの実行に基づく端末からの
ダウンロード要求を受信して、分離配信データを端末に
送信する分離配信データ送信手段が形成され、データサ
ーバから拡大表示用セグメントのデータを、メール配信
データから分離された分離配信データとして、ダウンロ
ードプログラムの実行に基づいて端末へダウンロードす
るとともに、表示制御プログラムの実行に基づいて拡大
表示を行なうことを特徴とする。
【0014】上記本発明の方法及びシステムの第二で
は、配信すべきデータを、電子メールファイル(本体メ
ッセージ又は添付ファイル)に組み込まれて、当該電子
メールを媒介として端末に配信されるメール配信データ
と、メール配信データから分離され、電子メールを介さ
ずにデータサーバから端末へダウンロードされる分離配
信データとに分けておく。そして、メール配信データ内
に記述されたダウンロードプログラムを、電子メールフ
ァイルを開くことを条件として端末上にて自動起動さ
せ、分離配信データをデータサーバから端末に自動的に
ダウンロードするようにしたから、電子メールソフト以
外のダウンロードプログラムを起動することなく、電子
メールファイルを開く(本体メッセージファイル又は添
付ファイルのいずれかを開くことを意味する)だけでデ
ータのダウンロードを行なうことができる。これによ
り、コンピュータに関する知識が少ないユーザでも、ダ
ウンロードがいわば無意識のうちに行なわれるので、操
作が直感的でわかりやすく、手間もかからない(この場
合も、添付ファイルではなく、本体メッセージファイル
にダウンロードプログラムを組み込んでおけば、前記し
た本発明の方法及びシステムの第一と同様の効果が得ら
れることはもちろんである)。
は、配信すべきデータを、電子メールファイル(本体メ
ッセージ又は添付ファイル)に組み込まれて、当該電子
メールを媒介として端末に配信されるメール配信データ
と、メール配信データから分離され、電子メールを介さ
ずにデータサーバから端末へダウンロードされる分離配
信データとに分けておく。そして、メール配信データ内
に記述されたダウンロードプログラムを、電子メールフ
ァイルを開くことを条件として端末上にて自動起動さ
せ、分離配信データをデータサーバから端末に自動的に
ダウンロードするようにしたから、電子メールソフト以
外のダウンロードプログラムを起動することなく、電子
メールファイルを開く(本体メッセージファイル又は添
付ファイルのいずれかを開くことを意味する)だけでデ
ータのダウンロードを行なうことができる。これによ
り、コンピュータに関する知識が少ないユーザでも、ダ
ウンロードがいわば無意識のうちに行なわれるので、操
作が直感的でわかりやすく、手間もかからない(この場
合も、添付ファイルではなく、本体メッセージファイル
にダウンロードプログラムを組み込んでおけば、前記し
た本発明の方法及びシステムの第一と同様の効果が得ら
れることはもちろんである)。
【0015】また、ダウンロードの対象は、データ容量
の大きな画像データであり、具体的には、複数枚の基本
画像セグメントからなり、各々ピクセルデータの集合に
て画像を記述した基本分割画像データと、その基本分割
画像データから一定比率にてピクセルを減じた、基本分
割画像データよりも低解像度の画像データとを含む階層
構造画像データである。低解像度の画像データは、高解
像度データからピクセルを減ずる形で生成されたものが
使用されるので、基本となる画像データとして基本分割
画像データを作成するのみでよく、解像度別に画像デー
タを1から作成する必要がないので経済的である。そし
て、拡大表示を行なう際には、その拡大表示に必要な拡
大表示用セグメントをデータサーバから選択的にダウン
ロードすればよいから、閲覧したい画像のデータを短時
間でダウンロードでき、ひいては画像閲覧時のフラスト
レーションが溜まり難い。さらに、その階層構造画像デ
ータを用いた端末での画像の拡大/縮小の表示制御は、
電子メールファイルに組み込まれて自動的にダウンロー
ド/インストールされる表示制御プログラムが行なうの
で、表示制御のためのプラグインなどを事前にユーザ側
の端末に配布・インストールしておく必要性もない。
の大きな画像データであり、具体的には、複数枚の基本
画像セグメントからなり、各々ピクセルデータの集合に
て画像を記述した基本分割画像データと、その基本分割
画像データから一定比率にてピクセルを減じた、基本分
割画像データよりも低解像度の画像データとを含む階層
構造画像データである。低解像度の画像データは、高解
像度データからピクセルを減ずる形で生成されたものが
使用されるので、基本となる画像データとして基本分割
画像データを作成するのみでよく、解像度別に画像デー
タを1から作成する必要がないので経済的である。そし
て、拡大表示を行なう際には、その拡大表示に必要な拡
大表示用セグメントをデータサーバから選択的にダウン
ロードすればよいから、閲覧したい画像のデータを短時
間でダウンロードでき、ひいては画像閲覧時のフラスト
レーションが溜まり難い。さらに、その階層構造画像デ
ータを用いた端末での画像の拡大/縮小の表示制御は、
電子メールファイルに組み込まれて自動的にダウンロー
ド/インストールされる表示制御プログラムが行なうの
で、表示制御のためのプラグインなどを事前にユーザ側
の端末に配布・インストールしておく必要性もない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の電
子メールを用いたデータ配信システム1(以下、単にシ
ステム1ともいう)の全体構成を示すブロック図であ
る。システム1は、インターネット等の通信ネットワー
ク2、該通信ネットワーク2を介して接続されるWEB
サーバ(データサーバ)3、同じくメールサーバ4及び
ユーザのパーソナルコンピュータ等にて構成される端末
5とを含み、インターネットやイントラネット、パソコ
ン通信網、公衆電話回線網、LAN等からなる通信ネッ
トワーク2(本実施形態ではインターネットである)を
介してWEBサーバ3からメールサーバ4を経由して端
末5へ、電子メールを用いてデータを配信するものであ
る。
に示す実施例を参照して説明する。図1は、本発明の電
子メールを用いたデータ配信システム1(以下、単にシ
ステム1ともいう)の全体構成を示すブロック図であ
る。システム1は、インターネット等の通信ネットワー
ク2、該通信ネットワーク2を介して接続されるWEB
サーバ(データサーバ)3、同じくメールサーバ4及び
ユーザのパーソナルコンピュータ等にて構成される端末
5とを含み、インターネットやイントラネット、パソコ
ン通信網、公衆電話回線網、LAN等からなる通信ネッ
トワーク2(本実施形態ではインターネットである)を
介してWEBサーバ3からメールサーバ4を経由して端
末5へ、電子メールを用いてデータを配信するものであ
る。
【0017】図2は端末5の構成例であり、I/Oポー
ト11を備え、これにCPU12、ROM13、RAM
14、ハードディスクドライブ(HDD)、CD/Rド
ライブ、DVDドライブ、MOドライブ、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ(FDD)等で構成され
た、ローカルボリュームをなす固定記憶装置21、ネッ
トワーク接続のための変復調部(モデム、ルータ、LA
Nボードなど)15、キーボード、マウスその他のポイ
ンティングデバイスからなる入力部16、モニタ17、
プリンタ18、D/A変換器19及びこれにつながれる
スピーカ19等が接続されている。また、MIDIデー
タによる音楽演奏を可能とするMIDI音源22と、圧
縮動画及び音声を再生するためのデコーダ(本実施形態
では、MPEGデコーダ)23も同様に接続されてい
る。
ト11を備え、これにCPU12、ROM13、RAM
14、ハードディスクドライブ(HDD)、CD/Rド
ライブ、DVDドライブ、MOドライブ、フロッピー
(登録商標)ディスクドライブ(FDD)等で構成され
た、ローカルボリュームをなす固定記憶装置21、ネッ
トワーク接続のための変復調部(モデム、ルータ、LA
Nボードなど)15、キーボード、マウスその他のポイ
ンティングデバイスからなる入力部16、モニタ17、
プリンタ18、D/A変換器19及びこれにつながれる
スピーカ19等が接続されている。また、MIDIデー
タによる音楽演奏を可能とするMIDI音源22と、圧
縮動画及び音声を再生するためのデコーダ(本実施形態
では、MPEGデコーダ)23も同様に接続されてい
る。
【0018】RAM14は、CPU12の主記憶部を構
成するもので、CPU12が実行する種々のプログラム
の実行メモリと、そのプログラム実行時に使用する種々
のデータメモリ(キャッシュメモリを含む)のエリアが
形成されている。これらメモリにロードされるプログラ
ムは、前記したローカルボリューム21にインストール
されているものと、WEBサーバ3からダウンロードさ
れるものとがある。以下、各メモリの意味について説明
する。
成するもので、CPU12が実行する種々のプログラム
の実行メモリと、そのプログラム実行時に使用する種々
のデータメモリ(キャッシュメモリを含む)のエリアが
形成されている。これらメモリにロードされるプログラ
ムは、前記したローカルボリューム21にインストール
されているものと、WEBサーバ3からダウンロードさ
れるものとがある。以下、各メモリの意味について説明
する。
【0019】まず、OS実行メモリは、端末5のオペレ
ーティングシステムソフトウェア(OS:本実施形態で
はWindows(米国Microsoft社の商標名;Windows98、 Wi
ndows2000等、種々のバージョンが存在する)を使用し
ている)を実行するためのワークメモリである。また、
インターネットWEBブラウザ上で動作する種々のプロ
グラムは、公知のプログラミング言語であるJava
(米国SunMicrosystems社の商標名)で記述されること
が多いため、そのJavaの動作環境を前記OS上にて
実現するためのJava仮想マシンプログラムの実行メ
モリ(仮想マシン実行メモリ)が形成されている。この
Java仮想マシンをインストールすることにより、O
S種別など、プラットフォームに依存せず、Javaに
よるプログラムを動作させることができる。
ーティングシステムソフトウェア(OS:本実施形態で
はWindows(米国Microsoft社の商標名;Windows98、 Wi
ndows2000等、種々のバージョンが存在する)を使用し
ている)を実行するためのワークメモリである。また、
インターネットWEBブラウザ上で動作する種々のプロ
グラムは、公知のプログラミング言語であるJava
(米国SunMicrosystems社の商標名)で記述されること
が多いため、そのJavaの動作環境を前記OS上にて
実現するためのJava仮想マシンプログラムの実行メ
モリ(仮想マシン実行メモリ)が形成されている。この
Java仮想マシンをインストールすることにより、O
S種別など、プラットフォームに依存せず、Javaに
よるプログラムを動作させることができる。
【0020】そして、Java実行メモリは、Java
で記述されたプログラムを実行するためのものである。
Javaのプログラムは、動作上の制限が少ないアプリ
ケーション・クラスにて作成されたものと、より制限的
なアプレット・クラスにて作成されたもの(以下、単に
アプレットという)との2種類があり、本実施形態で
は、前記した本発明の要旨を実現するために、電子メー
ルファイル(本実施形態では、電子メールの本体メッセ
ージファイル)内のメール配信データに組み込まれたプ
ログラムの一部を、このアプレットにより作成する。そ
して、Java実行メモリ内には、このアプレットの実
行メモリが形成されている。
で記述されたプログラムを実行するためのものである。
Javaのプログラムは、動作上の制限が少ないアプリ
ケーション・クラスにて作成されたものと、より制限的
なアプレット・クラスにて作成されたもの(以下、単に
アプレットという)との2種類があり、本実施形態で
は、前記した本発明の要旨を実現するために、電子メー
ルファイル(本実施形態では、電子メールの本体メッセ
ージファイル)内のメール配信データに組み込まれたプ
ログラムの一部を、このアプレットにより作成する。そ
して、Java実行メモリ内には、このアプレットの実
行メモリが形成されている。
【0021】本発明のように、電子メールを用いた開放
性の高いデータ配信形態を利用する場合、その利便性と
表裏一体の関係で、コンピュータウィルスのような悪質
な動作をするプログラムの被害を受けやすくなるとい
う、セキュリティ上のリスクも高くなる。メール配信デ
ータに組み込まれたプログラムを、例えば上記Java
のアプレットとして記述しておくと、前記Java仮想
マシン上にてこれが実行される場合に、電子メールファ
イルを開いている間においてのみ、端末のワークメモリ
内に読み込まれて実行され、かつ、電子メールファイル
を閉じるに伴い、ワークメモリから消去されるものとな
る。すなわち、該プログラムは、その開いている電子メ
ールファイルにおいてのみ有効なプログラムとして極め
て制限された動作を行い、電子メールファイルを閉じる
とワークメモリから消去されてしまうので、仮にウィル
スのような悪質な動作をするものであっても、電子メー
ルファイルを閉じることさえできれば、その動作を停止
し、かつ消滅させることができるので、より安全な電子
メールによるデータ配信が可能となる。
性の高いデータ配信形態を利用する場合、その利便性と
表裏一体の関係で、コンピュータウィルスのような悪質
な動作をするプログラムの被害を受けやすくなるとい
う、セキュリティ上のリスクも高くなる。メール配信デ
ータに組み込まれたプログラムを、例えば上記Java
のアプレットとして記述しておくと、前記Java仮想
マシン上にてこれが実行される場合に、電子メールファ
イルを開いている間においてのみ、端末のワークメモリ
内に読み込まれて実行され、かつ、電子メールファイル
を閉じるに伴い、ワークメモリから消去されるものとな
る。すなわち、該プログラムは、その開いている電子メ
ールファイルにおいてのみ有効なプログラムとして極め
て制限された動作を行い、電子メールファイルを閉じる
とワークメモリから消去されてしまうので、仮にウィル
スのような悪質な動作をするものであっても、電子メー
ルファイルを閉じることさえできれば、その動作を停止
し、かつ消滅させることができるので、より安全な電子
メールによるデータ配信が可能となる。
【0022】また、Javaアプレット等の採用によ
り、メール配信データに組み込まれたプログラムを、該
プログラムの実行中において、端末のローカルボリュー
ムへのアクセス、データサーバ3の利用許可されている
ディレクトリ以外の場所へのアクセス、及びデータサー
バ3側に置かれているファイル書き換えを禁止した状態
にて実行させることができる(いわゆる、サンドボック
ス内での動作)。これにより、アプレットの動作中は、
データサーバ3へのアクセス及びファイルの書き換え
と、端末に直接つながっている記憶装置21、つまりロ
ーカルボリュームへのデータ読み書きを含めたアクセス
が一切禁じられるので、メールに添付されたコンピュー
タウィルス等によるデータ破壊活動を封じることができ
る。こうしたサンドボックス環境は、前記仮想マシン上
で実行されるJavaのセキュリティマネージャ(公
知)と称されるモジュールにより実現される。
り、メール配信データに組み込まれたプログラムを、該
プログラムの実行中において、端末のローカルボリュー
ムへのアクセス、データサーバ3の利用許可されている
ディレクトリ以外の場所へのアクセス、及びデータサー
バ3側に置かれているファイル書き換えを禁止した状態
にて実行させることができる(いわゆる、サンドボック
ス内での動作)。これにより、アプレットの動作中は、
データサーバ3へのアクセス及びファイルの書き換え
と、端末に直接つながっている記憶装置21、つまりロ
ーカルボリュームへのデータ読み書きを含めたアクセス
が一切禁じられるので、メールに添付されたコンピュー
タウィルス等によるデータ破壊活動を封じることができ
る。こうしたサンドボックス環境は、前記仮想マシン上
で実行されるJavaのセキュリティマネージャ(公
知)と称されるモジュールにより実現される。
【0023】図2に示すように、上記のアプレットに
は、具体的には、実行するべきアプレットを特定するア
プレット特定データ(アプレット・クラス名)、WEB
サーバ3からデータをダウンロードしようとする際に
は、そのWEBサーバ3内のデータ所在場所を表すアド
レス名、及び、そのアプレットが有効となる電子メール
を特定するためのメール特定データ(送信アドレス、受
信アドレス、日付及び件名など)が記述されたダウンロ
ード制御モジュールが備えられており、特定電子メール
のオープン中において、データサーバ内の特定領域から
のみデータのダウンロードが許可されるようになってい
る。また、データ処理モジュールについては後述する。
は、具体的には、実行するべきアプレットを特定するア
プレット特定データ(アプレット・クラス名)、WEB
サーバ3からデータをダウンロードしようとする際に
は、そのWEBサーバ3内のデータ所在場所を表すアド
レス名、及び、そのアプレットが有効となる電子メール
を特定するためのメール特定データ(送信アドレス、受
信アドレス、日付及び件名など)が記述されたダウンロ
ード制御モジュールが備えられており、特定電子メール
のオープン中において、データサーバ内の特定領域から
のみデータのダウンロードが許可されるようになってい
る。また、データ処理モジュールについては後述する。
【0024】次に、RAM14内には、メールハンドラ
(メーラーソフト)の実行エリアが形成されている。メ
ールハンドラは、電子メールの作成及びその送受信制御
を司るプログラムであり、例えば米国Microsoft社のOut
look Express(商標名)を使用することができる。該実
行エリアには、メールハンドラプログラムに含まれるメ
ール送受信モジュール、作成又は受信した電子メールの
本体メッセージをモニタ17に表示したり、プリンタ1
8から印刷出力したりするための表示モジュール(印刷
モジュールの概念を含む)の実行エリアと、表示すべき
電子メールのデータを格納するメール表示メモリ、添付
ファイルがある場合は、それを格納するための添付ファ
イルメモリが形成されている。
(メーラーソフト)の実行エリアが形成されている。メ
ールハンドラは、電子メールの作成及びその送受信制御
を司るプログラムであり、例えば米国Microsoft社のOut
look Express(商標名)を使用することができる。該実
行エリアには、メールハンドラプログラムに含まれるメ
ール送受信モジュール、作成又は受信した電子メールの
本体メッセージをモニタ17に表示したり、プリンタ1
8から印刷出力したりするための表示モジュール(印刷
モジュールの概念を含む)の実行エリアと、表示すべき
電子メールのデータを格納するメール表示メモリ、添付
ファイルがある場合は、それを格納するための添付ファ
イルメモリが形成されている。
【0025】さらに、本実施形態では、電子メールの本
体メッセージを、カタログデザイン等のために、寸法や
太さ、フォント種別などの文字書式制御、画像貼り込み
及び文字や画像のレイアウト等の設定が可能となるよ
う、ウェブページの記述言語であるハイパーテキスト言
語、例えばWWW(World Wide Web)のページ記述言語
である公知のHTML(Hyper Text Markup Language)
により作成できるようにしている(いわゆるHTMLメ
ール)。そして、メールハンドラプログラムには、HT
MLの解読モジュールが搭載されており、本体メッセー
ジをなすHTML文書を解読して、例えば図12に示す
ように、文字や画像を記述された内容、商標などのロゴ
(画像)及びレイアウトにて本体メッセージの表示ウィ
ンドウに表示させる。図2に示すように、画像が、特定
フォーマット(例えばMPEG(最新規格はMPEG−
4)やJPEG)の動画や静止画データに基づいて表示
される場合をサポートできるように、その画像表示制御
プログラムの実行エリア(画像表示制御実行メモリ)と
静止画あるいは動画の表示モジュールの常駐エリアが設
けられている。また、表示用のビットマップ画像フレー
ムはフレームメモリに記憶される。
体メッセージを、カタログデザイン等のために、寸法や
太さ、フォント種別などの文字書式制御、画像貼り込み
及び文字や画像のレイアウト等の設定が可能となるよ
う、ウェブページの記述言語であるハイパーテキスト言
語、例えばWWW(World Wide Web)のページ記述言語
である公知のHTML(Hyper Text Markup Language)
により作成できるようにしている(いわゆるHTMLメ
ール)。そして、メールハンドラプログラムには、HT
MLの解読モジュールが搭載されており、本体メッセー
ジをなすHTML文書を解読して、例えば図12に示す
ように、文字や画像を記述された内容、商標などのロゴ
(画像)及びレイアウトにて本体メッセージの表示ウィ
ンドウに表示させる。図2に示すように、画像が、特定
フォーマット(例えばMPEG(最新規格はMPEG−
4)やJPEG)の動画や静止画データに基づいて表示
される場合をサポートできるように、その画像表示制御
プログラムの実行エリア(画像表示制御実行メモリ)と
静止画あるいは動画の表示モジュールの常駐エリアが設
けられている。また、表示用のビットマップ画像フレー
ムはフレームメモリに記憶される。
【0026】また、端末5のRAM14内には、インタ
ーネット2のホームページを閲覧するための、公知のW
EBブラウザソフト(例えば、Internet Explorer(Mic
rosoft社の商標名)あるいはNetscape Navigator(米国
NetscapeCommunications社の商標名))の実行メモリが
形成されている。該実行メモリ内には、WEBサイト特
定データ(例えばURLアドレス)のメモリ、WEBサ
ーバ3が提供するホームページに接続するための送受信
制御モジュール、WEBページ(ホームページ)を記述
するHTML文書を解読するためのHTML解読モジュ
ール等、各プログラムの実行エリアが形成され、さら
に、受信したWEBページのデータを格納するWEBペ
ージ受信メモリ、同じく、表示すべきWEBページの画
像データを格納するWEBページ表示メモリ、リンクボ
タンのクリックにより、リンク先のページにジャンプす
る制御を行なうためのリンク制御モジュール(HTML
の体系に組み込まれているものである)の実行エリア、
さらに、前記したスピーカ20による音声出力を司るた
めの音声出力制御プログラムの実行メモリ、受信したM
PEG音声ストリームなどの音声データ格納メモリ、同
じくMIDI(MusicalInstrumentDigitalInterface)
により記述された音楽データ(MIDIデータ)を格納
するMIDIデータメモリ(MIDI音源22によりデ
ジタル音声データに変換される)、及びMIDIデータ
の実行により音楽演奏を行なうシーケンサソフトの実行
メモリなどが形成されている。なお、本実施形態におい
ては、前述のJavaは、WEBブラウザに組み込まれ
たJavaインタープリタにより実行されるようになっ
ており、Javaで記述されたアプレットを実行する際
も、一旦WEBブラウザが立ち上がってから、そのWE
Bブラウザ上にて実行される形式とされている。
ーネット2のホームページを閲覧するための、公知のW
EBブラウザソフト(例えば、Internet Explorer(Mic
rosoft社の商標名)あるいはNetscape Navigator(米国
NetscapeCommunications社の商標名))の実行メモリが
形成されている。該実行メモリ内には、WEBサイト特
定データ(例えばURLアドレス)のメモリ、WEBサ
ーバ3が提供するホームページに接続するための送受信
制御モジュール、WEBページ(ホームページ)を記述
するHTML文書を解読するためのHTML解読モジュ
ール等、各プログラムの実行エリアが形成され、さら
に、受信したWEBページのデータを格納するWEBペ
ージ受信メモリ、同じく、表示すべきWEBページの画
像データを格納するWEBページ表示メモリ、リンクボ
タンのクリックにより、リンク先のページにジャンプす
る制御を行なうためのリンク制御モジュール(HTML
の体系に組み込まれているものである)の実行エリア、
さらに、前記したスピーカ20による音声出力を司るた
めの音声出力制御プログラムの実行メモリ、受信したM
PEG音声ストリームなどの音声データ格納メモリ、同
じくMIDI(MusicalInstrumentDigitalInterface)
により記述された音楽データ(MIDIデータ)を格納
するMIDIデータメモリ(MIDI音源22によりデ
ジタル音声データに変換される)、及びMIDIデータ
の実行により音楽演奏を行なうシーケンサソフトの実行
メモリなどが形成されている。なお、本実施形態におい
ては、前述のJavaは、WEBブラウザに組み込まれ
たJavaインタープリタにより実行されるようになっ
ており、Javaで記述されたアプレットを実行する際
も、一旦WEBブラウザが立ち上がってから、そのWE
Bブラウザ上にて実行される形式とされている。
【0027】次に、図3は、WEBサーバ3の構成例で
あり、I/Oポート40を備え、これにCPU41、R
OM42、RAM43、ハードディスクドライブ(HD
D)等で構成された固定記憶装置48、ネットワーク接
続のための変復調部(モデム、ルータ、LANボードな
ど)44、入力部45、モニタ46、プリンタ47等が
接続されている。記憶装置48には、インターネット上
にアップロードするWEBページのファイルデータ、例
えば本実施形態では、カタログ、動画、音楽データ、ゲ
ーム等のオンラインソフトなど、種々のデータ商品アイ
テムをオンライン提供するWEBページのファイルデー
タが格納されている。また、提供される各アイテムも、
アイテム特定データとなるアドレスを付与して同様に格
納されている。さらに、カタログ等のアイテムに貼り付
けられる画像データは、画像データベースの形でアドレ
スを付与して格納・管理されている。なお、アクセス統
計データファイルについては後述する。
あり、I/Oポート40を備え、これにCPU41、R
OM42、RAM43、ハードディスクドライブ(HD
D)等で構成された固定記憶装置48、ネットワーク接
続のための変復調部(モデム、ルータ、LANボードな
ど)44、入力部45、モニタ46、プリンタ47等が
接続されている。記憶装置48には、インターネット上
にアップロードするWEBページのファイルデータ、例
えば本実施形態では、カタログ、動画、音楽データ、ゲ
ーム等のオンラインソフトなど、種々のデータ商品アイ
テムをオンライン提供するWEBページのファイルデー
タが格納されている。また、提供される各アイテムも、
アイテム特定データとなるアドレスを付与して同様に格
納されている。さらに、カタログ等のアイテムに貼り付
けられる画像データは、画像データベースの形でアドレ
スを付与して格納・管理されている。なお、アクセス統
計データファイルについては後述する。
【0028】他方、RAM43には、データサーバ側の
OS実行メモリ(Javaの実行を行なう場合は、端末
5と同様にJava仮想マシンがインストールされ
る)、WEBページをアップロードするためのWEBペ
ージ配信プログラムの実行メモリ、及び電子メールによ
りアイテムの配信を行なうので、端末5と同様のメール
・ハンドラの実行メモリが形成されている。
OS実行メモリ(Javaの実行を行なう場合は、端末
5と同様にJava仮想マシンがインストールされ
る)、WEBページをアップロードするためのWEBペ
ージ配信プログラムの実行メモリ、及び電子メールによ
りアイテムの配信を行なうので、端末5と同様のメール
・ハンドラの実行メモリが形成されている。
【0029】図4は、メールサーバ4の構成例であり、
I/Oポート31を備え、これにCPU32、ROM3
3、RAM34、ハードディスクドライブ(HDD)等
で構成された固定記憶装置36、ネットワーク接続のた
めの変復調部(モデム、ルータ、LANボードなど)3
5等が接続されている。RAM34には、端末5あるい
はWEBサーバ3あるいはそれ以外の端末ないしホスト
から要求のあった、電子メールの送受信タスクを実行管
理する制御管理プログラムの実行メモリ、その送受信タ
スクを実行する際に、送受信アドレスを検索・照合する
ための照合メモリ、及びこれから送信しようとするメー
ルデータを一時格納する送信メールデータメモリ、同じ
く受信したメールデータを一時格納する受信メールデー
タメモリなどが形成されている。そして、記憶装置36
には、受信した電子メールデータの格納部がメールアド
レスと対応付けて形成されたメールボックスが設けられ
ている。例えば、WEBサーバ3から、特定のメールア
ドレスに向けてアイテムを組み込んだ電子メールをイン
ターネット上に送信すると、その電子メールは、メール
サーバ4の、指定されたアドレスの電子メールデータ格
納部に格納される。他方、端末5において、ユーザがメ
ールアドレスを指定して受信要求をインターネット上に
送信すると、メールサーバはこれを読み取ってそのメー
ルアドレスの電子メールデータ格納部内を検索し、電子
メールがあればこれを端末5に送信する。
I/Oポート31を備え、これにCPU32、ROM3
3、RAM34、ハードディスクドライブ(HDD)等
で構成された固定記憶装置36、ネットワーク接続のた
めの変復調部(モデム、ルータ、LANボードなど)3
5等が接続されている。RAM34には、端末5あるい
はWEBサーバ3あるいはそれ以外の端末ないしホスト
から要求のあった、電子メールの送受信タスクを実行管
理する制御管理プログラムの実行メモリ、その送受信タ
スクを実行する際に、送受信アドレスを検索・照合する
ための照合メモリ、及びこれから送信しようとするメー
ルデータを一時格納する送信メールデータメモリ、同じ
く受信したメールデータを一時格納する受信メールデー
タメモリなどが形成されている。そして、記憶装置36
には、受信した電子メールデータの格納部がメールアド
レスと対応付けて形成されたメールボックスが設けられ
ている。例えば、WEBサーバ3から、特定のメールア
ドレスに向けてアイテムを組み込んだ電子メールをイン
ターネット上に送信すると、その電子メールは、メール
サーバ4の、指定されたアドレスの電子メールデータ格
納部に格納される。他方、端末5において、ユーザがメ
ールアドレスを指定して受信要求をインターネット上に
送信すると、メールサーバはこれを読み取ってそのメー
ルアドレスの電子メールデータ格納部内を検索し、電子
メールがあればこれを端末5に送信する。
【0030】例えば、電子メールファイル(ここでは、
図12に示すように、本体メッセージファイルとする
が、これに添付されたWEBページのHTMLファイル
であってもよい)の表示ウィンドウをカタログ表示ウィ
ンドウとし、そのカタログ表示ウィンドウに画像データ
として、カタログ商品の画像データを表示する場合を例
にとる。図5に示すように、カタログ表示ウィンドウに
表示される電子カタログのデータは、商品毎に形成され
たカタログフィールドにそれぞれ、商品の画像の貼込領
域と、商品名、商品番号、注文ソフトボタン(マウスク
リック等により操作される)、及び商品説明のテキスト
フレームが形成されたものであり、画像貼込領域には、
別画像データをダウンロードして切換え表示するための
リンクボタンが形成されている。注文ソフトボタンをク
リックすると、商品注文画面に移行し、商品の購入を行
なうことができるが、これは通常のオンラインショッピ
ングの概念と何ら相違しないので、詳細な説明は省略す
る。
図12に示すように、本体メッセージファイルとする
が、これに添付されたWEBページのHTMLファイル
であってもよい)の表示ウィンドウをカタログ表示ウィ
ンドウとし、そのカタログ表示ウィンドウに画像データ
として、カタログ商品の画像データを表示する場合を例
にとる。図5に示すように、カタログ表示ウィンドウに
表示される電子カタログのデータは、商品毎に形成され
たカタログフィールドにそれぞれ、商品の画像の貼込領
域と、商品名、商品番号、注文ソフトボタン(マウスク
リック等により操作される)、及び商品説明のテキスト
フレームが形成されたものであり、画像貼込領域には、
別画像データをダウンロードして切換え表示するための
リンクボタンが形成されている。注文ソフトボタンをク
リックすると、商品注文画面に移行し、商品の購入を行
なうことができるが、これは通常のオンラインショッピ
ングの概念と何ら相違しないので、詳細な説明は省略す
る。
【0031】図6(a)は、上記のようなカタログを表
示するための、本体メッセージの構造を概念的に示すも
のである。すなわち、商品説明のテキストフレームを記
述するためのテキストデータと表示制御コードデータ
(フォント、大きさなどの書式制御を行なうためのも
の)、及びテキストの貼込位置データ、ダウンロードす
る画像データの所在場所(ここでは、WEBサーバ3の
記憶装置48内にある画像データベースである)を示す
画像データアドレス、表示する画像のサイズ、画像の貼
込位置を示すデータが含まれる。また、画像中にリンク
ボタンを形成する場合は、そのリンク先のアドレスも記
述される。さらに、本体メッセージには、前述のアプレ
ットが組み込まれている。
示するための、本体メッセージの構造を概念的に示すも
のである。すなわち、商品説明のテキストフレームを記
述するためのテキストデータと表示制御コードデータ
(フォント、大きさなどの書式制御を行なうためのも
の)、及びテキストの貼込位置データ、ダウンロードす
る画像データの所在場所(ここでは、WEBサーバ3の
記憶装置48内にある画像データベースである)を示す
画像データアドレス、表示する画像のサイズ、画像の貼
込位置を示すデータが含まれる。また、画像中にリンク
ボタンを形成する場合は、そのリンク先のアドレスも記
述される。さらに、本体メッセージには、前述のアプレ
ットが組み込まれている。
【0032】表示する画像は、最も単純には1つの画像
貼込領域に単一の画像フレームのみを表示する形態とし
てもよいし、図6(c)に示すように、複数の画像フレ
ームを1つの画像貼込領域に同時表示すること(ここで
は画像Aと画像Bとの2フレームを表示する場合を例示
している)、あるいは、図6(b)に示すように、表示
の時系列的順序が予め定められた複数の画像データ(画
像フレーム)の組を、1つの画像貼込領域にて順次切換
えながら表示することもできる。
貼込領域に単一の画像フレームのみを表示する形態とし
てもよいし、図6(c)に示すように、複数の画像フレ
ームを1つの画像貼込領域に同時表示すること(ここで
は画像Aと画像Bとの2フレームを表示する場合を例示
している)、あるいは、図6(b)に示すように、表示
の時系列的順序が予め定められた複数の画像データ(画
像フレーム)の組を、1つの画像貼込領域にて順次切換
えながら表示することもできる。
【0033】後者の場合、電子メールにて配信すべきデ
ータは、端末5のモニタ17の画面上に表示ウィンドウ
(図12参照)を設定する表示ウィンドウ設定データ、
その表示ウィンドウ上への画像の貼り込み領域を設定す
る画像貼り込み領域設定データ、表示の時系列的順序が
予め定められた上記複数の画像データの組、それら複数
の画像データを、同一の貼り込み領域内において時系列
的順序に従い自動的に順次切換え表示させる表示制御プ
ログラムデータ、同じく、それら複数の画像データを、
必要なものから順にデータサーバからダウンロードする
ダウンロードプログラムデータとを含むものとされる。
ータは、端末5のモニタ17の画面上に表示ウィンドウ
(図12参照)を設定する表示ウィンドウ設定データ、
その表示ウィンドウ上への画像の貼り込み領域を設定す
る画像貼り込み領域設定データ、表示の時系列的順序が
予め定められた上記複数の画像データの組、それら複数
の画像データを、同一の貼り込み領域内において時系列
的順序に従い自動的に順次切換え表示させる表示制御プ
ログラムデータ、同じく、それら複数の画像データを、
必要なものから順にデータサーバからダウンロードする
ダウンロードプログラムデータとを含むものとされる。
【0034】そして、表示ウィンドウ設定データ、画像
貼り込み領域設定データ及び表示制御プログラムデータ
及びダウンロードプログラムデータが、電子メールファ
イル(ここでは本体メッセージファイル)に組み込まれ
たメール配信データとして、電子メールを媒介としてW
EBサーバ(データサーバ)3から端末5に配信され
る。本実施形態では、これらのプログラムは、前記した
アプレットのデータ処理モジュール(図2)の形で本体
メッセージファイルのHTML文書内に組み込まれる。
そして、表示制御プログラムとダウンロードプログラム
とは、受信した電子メールファイルを開くことを条件と
して端末5上にて自動起動し、WEBサーバ(データサ
ーバ)3からの複数の画像データは、ダウンロードプロ
グラムの実行に基づいて端末5へ順次ダウンロードさ
れ、表示制御プログラムの実行に基づいて切換え表示が
行なわれる。
貼り込み領域設定データ及び表示制御プログラムデータ
及びダウンロードプログラムデータが、電子メールファ
イル(ここでは本体メッセージファイル)に組み込まれ
たメール配信データとして、電子メールを媒介としてW
EBサーバ(データサーバ)3から端末5に配信され
る。本実施形態では、これらのプログラムは、前記した
アプレットのデータ処理モジュール(図2)の形で本体
メッセージファイルのHTML文書内に組み込まれる。
そして、表示制御プログラムとダウンロードプログラム
とは、受信した電子メールファイルを開くことを条件と
して端末5上にて自動起動し、WEBサーバ(データサ
ーバ)3からの複数の画像データは、ダウンロードプロ
グラムの実行に基づいて端末5へ順次ダウンロードさ
れ、表示制御プログラムの実行に基づいて切換え表示が
行なわれる。
【0035】この方法によると、複数枚の画像の切換え
を実行するための表示制御プログラムデータが、電子メ
ールファイル内に組み込まれて該電子メールと同時配信
され、さらに、電子メールファイルを開くことで自動的
に実行されるため、表示制御プログラムをプラグインの
形で端末5に事前に配布・インストールする必要がなく
なる。
を実行するための表示制御プログラムデータが、電子メ
ールファイル内に組み込まれて該電子メールと同時配信
され、さらに、電子メールファイルを開くことで自動的
に実行されるため、表示制御プログラムをプラグインの
形で端末5に事前に配布・インストールする必要がなく
なる。
【0036】また、画像データ(フレーム)の少なくと
も1以上のものが、以下のような階層構造を有するもの
として構成されている。すなわち、図7(a)に示すよ
うに、画像データの要部は、1枚の画像を分割した複数
枚の基本画像セグメントからなり、各々ピクセルデータ
の集合にて画像を記述した基本分割画像データLV1と
される。該基本分割画像データLV1は、図7(b)に
示されるように、基本画像セグメントLV1−1、LV
1−2‥を単位として、WEBサーバ3の画像データベ
ース(図3)個別に保存されている。また、基本分割画
像データLV1には、図7(c)に示すように、その基
本分割画像データから一定比率にてピクセルを減じるこ
とで生成された、基本分割画像データよりも低解像度の
画像データLV2〜LV4が随伴しており、全体として
階層構造画像データが構築されている。
も1以上のものが、以下のような階層構造を有するもの
として構成されている。すなわち、図7(a)に示すよ
うに、画像データの要部は、1枚の画像を分割した複数
枚の基本画像セグメントからなり、各々ピクセルデータ
の集合にて画像を記述した基本分割画像データLV1と
される。該基本分割画像データLV1は、図7(b)に
示されるように、基本画像セグメントLV1−1、LV
1−2‥を単位として、WEBサーバ3の画像データベ
ース(図3)個別に保存されている。また、基本分割画
像データLV1には、図7(c)に示すように、その基
本分割画像データから一定比率にてピクセルを減じるこ
とで生成された、基本分割画像データよりも低解像度の
画像データLV2〜LV4が随伴しており、全体として
階層構造画像データが構築されている。
【0037】そして、図8(a)に示すように、低解像
度の画像データLV4による画像を被拡大画像として、
該被拡大画像上に拡大ウィンドウにより拡大領域を設定
し、被拡大画像よりも高解像度の階層を構成する画像デ
ータLV3のうち、その拡大領域に属する画像セグメン
ト(拡大表示用セグメント)を用いて、被拡大画像の拡
大領域に属する部分の拡大画像を表示するようにする。
この表示制御は、アプレットにて記述された前記の表示
制御プログラムが司る。そして、この拡大表示に必要な
拡大表示用セグメントは、アプレットにて記述されたダ
ウンロードプログラムにより、WEBサーバ3から選択
的にダウンロードされる。なお、ダウンロードは画像セ
グメント単位で行なわれるものであり、図8(b)に示
すように、拡大ウィンドウが部分的にしかかからないセ
グメントでも、その全体がダウンロードされる形とな
る。
度の画像データLV4による画像を被拡大画像として、
該被拡大画像上に拡大ウィンドウにより拡大領域を設定
し、被拡大画像よりも高解像度の階層を構成する画像デ
ータLV3のうち、その拡大領域に属する画像セグメン
ト(拡大表示用セグメント)を用いて、被拡大画像の拡
大領域に属する部分の拡大画像を表示するようにする。
この表示制御は、アプレットにて記述された前記の表示
制御プログラムが司る。そして、この拡大表示に必要な
拡大表示用セグメントは、アプレットにて記述されたダ
ウンロードプログラムにより、WEBサーバ3から選択
的にダウンロードされる。なお、ダウンロードは画像セ
グメント単位で行なわれるものであり、図8(b)に示
すように、拡大ウィンドウが部分的にしかかからないセ
グメントでも、その全体がダウンロードされる形とな
る。
【0038】その結果、WEBサーバ3から端末5への
データ配信形態は、以下のようなものとなる。すなわ
ち、表示ウィンドウ設定データ、画像貼り込み領域設定
データ、表示制御プログラムデータ及びダウンロードプ
ログラムデータを、電子メールファイル(ここでは、本
体メッセージファイル)に組み込まれたメール配信デー
タとして、電子メールを媒介として端末5に配信する。
他方、アプレットとして記述された表示制御プログラム
とダウンロードプログラムとは、受信した電子メールフ
ァイルを開くことを契機として端末上にて自動起動し、
WEBサーバ3から拡大表示用セグメントのデータを、
メール配信データから分離された分離配信データとし
て、ダウンロードプログラムの実行に基づいて端末5へ
ダウンロードするとともに、表示制御プログラムの実行
に基づいて拡大表示が行なわれる。
データ配信形態は、以下のようなものとなる。すなわ
ち、表示ウィンドウ設定データ、画像貼り込み領域設定
データ、表示制御プログラムデータ及びダウンロードプ
ログラムデータを、電子メールファイル(ここでは、本
体メッセージファイル)に組み込まれたメール配信デー
タとして、電子メールを媒介として端末5に配信する。
他方、アプレットとして記述された表示制御プログラム
とダウンロードプログラムとは、受信した電子メールフ
ァイルを開くことを契機として端末上にて自動起動し、
WEBサーバ3から拡大表示用セグメントのデータを、
メール配信データから分離された分離配信データとし
て、ダウンロードプログラムの実行に基づいて端末5へ
ダウンロードするとともに、表示制御プログラムの実行
に基づいて拡大表示が行なわれる。
【0039】図7に示すように、本実施形態において
は、階層構造画像データは、基本分割画像データよりも
低解像度の非分割画像データLV4と、基本分割画像デ
ータLV1と非分割画像データLV4との中間の解像度
となるように基本分割画像データから一定比率にてピク
セルを減じられ、かつ、基本分割画像データよりも少な
い2以上(LV3では4つ、LV2では16)の中間画
像セグメント(図7(b)においてLV3−1,LV3
−2‥等として画像データベースに保存されている)か
らなる中間分割画像データLV2,LV3との組からな
る。そして、非分割画像データLV4又は中間分割画像
データLV2,LV3による画像を被拡大画像として、
該被拡大画像上に拡大領域を設定することができるよう
にしてある。これにより、画像の拡大縮小を複数段階に
てきめ細かく行なうことができる。そして、いずれの段
階でも必要な画像セグメントだけをダウンロードして表
示を行なうので、拡大表示を迅速かつスムーズに行なう
ことができる。
は、階層構造画像データは、基本分割画像データよりも
低解像度の非分割画像データLV4と、基本分割画像デ
ータLV1と非分割画像データLV4との中間の解像度
となるように基本分割画像データから一定比率にてピク
セルを減じられ、かつ、基本分割画像データよりも少な
い2以上(LV3では4つ、LV2では16)の中間画
像セグメント(図7(b)においてLV3−1,LV3
−2‥等として画像データベースに保存されている)か
らなる中間分割画像データLV2,LV3との組からな
る。そして、非分割画像データLV4又は中間分割画像
データLV2,LV3による画像を被拡大画像として、
該被拡大画像上に拡大領域を設定することができるよう
にしてある。これにより、画像の拡大縮小を複数段階に
てきめ細かく行なうことができる。そして、いずれの段
階でも必要な画像セグメントだけをダウンロードして表
示を行なうので、拡大表示を迅速かつスムーズに行なう
ことができる。
【0040】なお、本実施形態では、電子メールファイ
ルを開くことにより、商品の画像データのうち非分割画
像データをダウンロードプログラムの実行によりダウン
ロードして、カタログ表示ウィンドウに自動表示させる
ようにしている。これによれば、非分割画像データを、
商品表示に最小限必要なサムネイル画像として自動表示
させることができ、商品選択等をより行なう易くするこ
とができる。
ルを開くことにより、商品の画像データのうち非分割画
像データをダウンロードプログラムの実行によりダウン
ロードして、カタログ表示ウィンドウに自動表示させる
ようにしている。これによれば、非分割画像データを、
商品表示に最小限必要なサムネイル画像として自動表示
させることができ、商品選択等をより行なう易くするこ
とができる。
【0041】また、図9に示すように、端末5上にて、
被拡大画像上にて拡大領域を移動させたときは、移動後
の拡大領域内に新たに入り込む画像部分を与える拡大表
示用セグメントのみ、追加ダウンロードするようにして
いる。これにより、端末5において表示ウィンドウ上に
て拡大画像のスクロールを行なう場合、スクロールによ
り新たに必要となる拡大表示用セグメントを順次ダウン
ロードしてゆけばよいので、スクロール処理も迅速化す
ることができる。なお、上記の処理において、一度ダウ
ンロードした画像セグメントは、端末5内に設けたキャ
ッシュメモリに蓄えるようにすれば、以降は再ダウンロ
ードの必要がなくなり、表示をさらに迅速化することが
できる。
被拡大画像上にて拡大領域を移動させたときは、移動後
の拡大領域内に新たに入り込む画像部分を与える拡大表
示用セグメントのみ、追加ダウンロードするようにして
いる。これにより、端末5において表示ウィンドウ上に
て拡大画像のスクロールを行なう場合、スクロールによ
り新たに必要となる拡大表示用セグメントを順次ダウン
ロードしてゆけばよいので、スクロール処理も迅速化す
ることができる。なお、上記の処理において、一度ダウ
ンロードした画像セグメントは、端末5内に設けたキャ
ッシュメモリに蓄えるようにすれば、以降は再ダウンロ
ードの必要がなくなり、表示をさらに迅速化することが
できる。
【0042】以下、上記システム1を用いた本発明のデ
ータ配信方法の処理の流れについて説明する。図10
は、端末5とWEBサーバ3とにおける各処理の流れの
一例を、両者の間でのデータのやり取りとともに並列に
示したフローチャートである。まず、端末5側ではWE
Bブラウザを起動してインターネットに接続し(T
1)、指定されたアドレスにより、WEBサーバ3が提
供するWEBページにアクセスする(T2)。WEBサ
ーバ3ではこれを受け(S1)、WEBファイルを端末
5に転送する(S2)。端末5では、受信したWEBフ
ァイルに基づきWEBページが表示され(T3)、該ペ
ージで提供される種々のアイテム(図3参照)が発注可
能となる。
ータ配信方法の処理の流れについて説明する。図10
は、端末5とWEBサーバ3とにおける各処理の流れの
一例を、両者の間でのデータのやり取りとともに並列に
示したフローチャートである。まず、端末5側ではWE
Bブラウザを起動してインターネットに接続し(T
1)、指定されたアドレスにより、WEBサーバ3が提
供するWEBページにアクセスする(T2)。WEBサ
ーバ3ではこれを受け(S1)、WEBファイルを端末
5に転送する(S2)。端末5では、受信したWEBフ
ァイルに基づきWEBページが表示され(T3)、該ペ
ージで提供される種々のアイテム(図3参照)が発注可
能となる。
【0043】例えば、T4で特定のカタログを発注する
と、WEBサーバ3はこれを受注し(S3)、HTML
にて記述されるとともにカタログ閲覧のための前記種々
のプログラムがアプレットの形で組み込まれたカタログ
データを用意するとともに、これを電子メールの本体メ
ッセージファイルに張り込んで、電子メールファイルを
作成する。そして、メール・ハンドラの実行により、カ
タログデータが張り込まれた電子メールファイル(カタ
ログメール)は、発注者のメールアドレスに向けて送信
される(S4)。このとき、カタログデータ内には、画
像の貼込位置のみが記述され、画像データそのものは添
付されない。
と、WEBサーバ3はこれを受注し(S3)、HTML
にて記述されるとともにカタログ閲覧のための前記種々
のプログラムがアプレットの形で組み込まれたカタログ
データを用意するとともに、これを電子メールの本体メ
ッセージファイルに張り込んで、電子メールファイルを
作成する。そして、メール・ハンドラの実行により、カ
タログデータが張り込まれた電子メールファイル(カタ
ログメール)は、発注者のメールアドレスに向けて送信
される(S4)。このとき、カタログデータ内には、画
像の貼込位置のみが記述され、画像データそのものは添
付されない。
【0044】端末5ではメール・ハンドラを起動して
(T5)、T6にて、メールサーバ4に受信アクセスを
行なうことで、このカタログメールを受信することがで
きる。ところで、アプレットはこの電子メールの本体メ
ッセージファイルに張り込んであるので、受信によりロ
ーカルボリューム21(図2)に保存されることにな
る。アプレットは、本来はWEBブラウザの起動によ
り、その都度データサーバからWEBブラウザ上にダウ
ンロードされ、主記憶装置内にのみロードされる。そし
て、アプレットが立ち上がっている間は、前記したセキ
ュリティマネージャの機能により、上記のようなアプレ
ットのローカルボリューム21への書き込みは本来不可
能であった。しかし、本方式では、アプレットが電子メ
ールの本体メッセージファイルに貼り込まれているた
め、電子メールファイルが閉じた状態であればセキュリ
ティマネージャの制御が及ばない。したがって、アプレ
ットは、電子メールファイルによりいわば梱包した形で
ローカルボリューム21への書き込みが可能となり、さ
らに、電子メールを利用すれば、所望の送信先に随意に
転送することが可能となる。このようにすれば、画像制
御等のアプレットを、いちいちWEBブラウザを介して
WEBサーバにアクセスしなくとも取得できるようにな
り、例えば複数データサーバや端末を中継した配信な
ど、より柔軟なデータ配信形態が可能となる。
(T5)、T6にて、メールサーバ4に受信アクセスを
行なうことで、このカタログメールを受信することがで
きる。ところで、アプレットはこの電子メールの本体メ
ッセージファイルに張り込んであるので、受信によりロ
ーカルボリューム21(図2)に保存されることにな
る。アプレットは、本来はWEBブラウザの起動によ
り、その都度データサーバからWEBブラウザ上にダウ
ンロードされ、主記憶装置内にのみロードされる。そし
て、アプレットが立ち上がっている間は、前記したセキ
ュリティマネージャの機能により、上記のようなアプレ
ットのローカルボリューム21への書き込みは本来不可
能であった。しかし、本方式では、アプレットが電子メ
ールの本体メッセージファイルに貼り込まれているた
め、電子メールファイルが閉じた状態であればセキュリ
ティマネージャの制御が及ばない。したがって、アプレ
ットは、電子メールファイルによりいわば梱包した形で
ローカルボリューム21への書き込みが可能となり、さ
らに、電子メールを利用すれば、所望の送信先に随意に
転送することが可能となる。このようにすれば、画像制
御等のアプレットを、いちいちWEBブラウザを介して
WEBサーバにアクセスしなくとも取得できるようにな
り、例えば複数データサーバや端末を中継した配信な
ど、より柔軟なデータ配信形態が可能となる。
【0045】図11は、端末5の画面上に、受信したカ
タログメールのアイコンが表示された状態を示してい
る。これにポインタを合わせてマウスクリックすれば
(T7:Yes)、電子メールの本体メッセージファイ
ルが開く。すると、HTMLで記述されたカタログデー
タ(電子メールのメッセージでもある)がHTML解読
モジュール(インタープリタ)により解読され、図12
に示すように、本体メッセージウィンドウにカタログ内
容が表示される。そして、アプレット部分の解読に進む
と、WEBブラウザがバックグラウンドで立ち上がり、
Javaで記述されたアプレットが実行(入力待ちの状
態を含む)される(T8)。そして、アプレット内に記
述された画像データのアドレスをWEBサーバに送信す
ることで、カタログフィールド(図5)内の各所に貼り
込むための画像データの送信要求を行なう。WEBサー
バ側では、画像リクエストを受信する(S5)ととも
に、その実行プログラムがアプレットであることを確認
し、利用許可されたディレクトリ内にあるデータかどう
かをチェックする(S6)。もし利用許可されていない
場合は、アクセス拒否信号を返す(S7)。他方、利用
許可されている場合にはアクセスを許可し(S8)、指
定されたアドレスの画像データを端末5に送信する。
タログメールのアイコンが表示された状態を示してい
る。これにポインタを合わせてマウスクリックすれば
(T7:Yes)、電子メールの本体メッセージファイ
ルが開く。すると、HTMLで記述されたカタログデー
タ(電子メールのメッセージでもある)がHTML解読
モジュール(インタープリタ)により解読され、図12
に示すように、本体メッセージウィンドウにカタログ内
容が表示される。そして、アプレット部分の解読に進む
と、WEBブラウザがバックグラウンドで立ち上がり、
Javaで記述されたアプレットが実行(入力待ちの状
態を含む)される(T8)。そして、アプレット内に記
述された画像データのアドレスをWEBサーバに送信す
ることで、カタログフィールド(図5)内の各所に貼り
込むための画像データの送信要求を行なう。WEBサー
バ側では、画像リクエストを受信する(S5)ととも
に、その実行プログラムがアプレットであることを確認
し、利用許可されたディレクトリ内にあるデータかどう
かをチェックする(S6)。もし利用許可されていない
場合は、アクセス拒否信号を返す(S7)。他方、利用
許可されている場合にはアクセスを許可し(S8)、指
定されたアドレスの画像データを端末5に送信する。
【0046】端末5では、アプレットの起動に伴い、セ
キュリティマネージャの機能により、(仮想マシンでな
く)OS上でのネイティブコードプログラムの実行が禁
止され、WEBサーバ上のファイル書き換えや、ローカ
ルボリューム21へのアクセスが禁止されてサンドボッ
クス環境が形成される(T9,T10)。そして、T1
1で、画像をダウンロードして決められた場所に貼込な
がら、HTML文書が記述する内容で、図12に示すよ
うに本体メッセージ表示ウィンドウにカタログを表示す
る。端末5側のユーザは、その表示されたカタログを閲
覧することができる。そして、閲覧を終了する場合は、
図12に示すメールクローズボタンをクリックすること
で、本体メッセージファイルを閉じる(T12:Ye
s)。これにより、アプレットは端末5のアプレット実
行メモリから消去され、セキュリティマネージャが設定
した前記の種々の禁止事項も解除される(T13)。
キュリティマネージャの機能により、(仮想マシンでな
く)OS上でのネイティブコードプログラムの実行が禁
止され、WEBサーバ上のファイル書き換えや、ローカ
ルボリューム21へのアクセスが禁止されてサンドボッ
クス環境が形成される(T9,T10)。そして、T1
1で、画像をダウンロードして決められた場所に貼込な
がら、HTML文書が記述する内容で、図12に示すよ
うに本体メッセージ表示ウィンドウにカタログを表示す
る。端末5側のユーザは、その表示されたカタログを閲
覧することができる。そして、閲覧を終了する場合は、
図12に示すメールクローズボタンをクリックすること
で、本体メッセージファイルを閉じる(T12:Ye
s)。これにより、アプレットは端末5のアプレット実
行メモリから消去され、セキュリティマネージャが設定
した前記の種々の禁止事項も解除される(T13)。
【0047】図13は、図12のカタログ表示を行なう
ためのHTMLソースコードの例を示すものであり、下
線部分がJavaアプレットであることを示す(個々の
コードの意味については、多数の文献により公知である
から詳細な説明は省略する)。図12においては、商品
画像として一眼レフカメラの画像が表示されているが、
この画像のデータは、図6(b)に示す形式の複数の画
像データの組であり、より詳しくは、一連の動画像を構
成する動画フレームデータの組とされている。そして、
図13のアプレットには、動画フレームデータを順次切
り換えて表示させることにより、アニメーション再生を
行なうためのプログラム部分が含まれている。従って、
Quick Time(米国Apple Computer社の商標名)あるいは
MPEG−4プレイヤー等の動画プラグインが存在しな
くとも、電子メールファイルを開くだけで、再生が可能
である。以下、その再生のための画像制御プログラムの
処理の流れについて、図14のフローチャートにより説
明する。
ためのHTMLソースコードの例を示すものであり、下
線部分がJavaアプレットであることを示す(個々の
コードの意味については、多数の文献により公知である
から詳細な説明は省略する)。図12においては、商品
画像として一眼レフカメラの画像が表示されているが、
この画像のデータは、図6(b)に示す形式の複数の画
像データの組であり、より詳しくは、一連の動画像を構
成する動画フレームデータの組とされている。そして、
図13のアプレットには、動画フレームデータを順次切
り換えて表示させることにより、アニメーション再生を
行なうためのプログラム部分が含まれている。従って、
Quick Time(米国Apple Computer社の商標名)あるいは
MPEG−4プレイヤー等の動画プラグインが存在しな
くとも、電子メールファイルを開くだけで、再生が可能
である。以下、その再生のための画像制御プログラムの
処理の流れについて、図14のフローチャートにより説
明する。
【0048】まず、R1では最初のフレーム番号(F=
1)が設定され、R2でそのフレーム番号の画像データ
がダウンロードされて表示される。フレーム切換えの間
隔は公知のタイマールーチンにより制御されるので、そ
のフレームの表示が開始されるとともにタイマーが起動
する。そして、R3でタイムアップすれば、R4でフレ
ーム番号をインクリメントする。そして、R5において
インクリメント後のフレーム番号が最大値Nを越えてい
なければR6に進み、表示順序の逆転指令を受けていな
いことを確認してR2に戻り、そのインクリメント後の
フレーム番号の画像を新たにダウンロードして画像を切
り換える。以下、R2〜R6を経てR2に戻る処理が繰
り返されることにより、画像の切換え表示が順次進行す
る。なお、R5においてインクリメント後のフレーム番
号が最大値Nを越えていた場合はR1に戻り、フレーム
番号を1にセットしなおして以下同様の処理となる。こ
れにより、最終のフレームを表示した後は最初のフレー
ムに戻って切換え表示を継続することになる。なお、ダ
ウンロードした画像は端末5のキャッシュメモリに蓄積
され、以降はそのキャッシュメモリから読み出されて表
示が行なわれるので、新たなダウンロードは行なわれな
い。
1)が設定され、R2でそのフレーム番号の画像データ
がダウンロードされて表示される。フレーム切換えの間
隔は公知のタイマールーチンにより制御されるので、そ
のフレームの表示が開始されるとともにタイマーが起動
する。そして、R3でタイムアップすれば、R4でフレ
ーム番号をインクリメントする。そして、R5において
インクリメント後のフレーム番号が最大値Nを越えてい
なければR6に進み、表示順序の逆転指令を受けていな
いことを確認してR2に戻り、そのインクリメント後の
フレーム番号の画像を新たにダウンロードして画像を切
り換える。以下、R2〜R6を経てR2に戻る処理が繰
り返されることにより、画像の切換え表示が順次進行す
る。なお、R5においてインクリメント後のフレーム番
号が最大値Nを越えていた場合はR1に戻り、フレーム
番号を1にセットしなおして以下同様の処理となる。こ
れにより、最終のフレームを表示した後は最初のフレー
ムに戻って切換え表示を継続することになる。なお、ダ
ウンロードした画像は端末5のキャッシュメモリに蓄積
され、以降はそのキャッシュメモリから読み出されて表
示が行なわれるので、新たなダウンロードは行なわれな
い。
【0049】他方、R6で表示順序の逆転指令を受けた
場合はR7に進み、フレーム番号のデクリメントを開始
する。そして、R8でフレーム番号が1未満となってい
ないことを確認し、R10でその番号のフレームの画像
を表示する。そして、表示時間がタイムアップすればR
7に戻ってさらにフレーム番号をデクリメントし、以下
の処理を繰り返すことで、R1〜R6とは逆順で画像が
切換え表示される。なお、R8でフレーム番号が1未満
になったときは、フレーム番号を最大値Nに戻し、逆順
切換え再生を繰り返す。R12で再び逆転指令を受けた
場合はR1に戻り、正順の切換え表示に戻る。
場合はR7に進み、フレーム番号のデクリメントを開始
する。そして、R8でフレーム番号が1未満となってい
ないことを確認し、R10でその番号のフレームの画像
を表示する。そして、表示時間がタイムアップすればR
7に戻ってさらにフレーム番号をデクリメントし、以下
の処理を繰り返すことで、R1〜R6とは逆順で画像が
切換え表示される。なお、R8でフレーム番号が1未満
になったときは、フレーム番号を最大値Nに戻し、逆順
切換え再生を繰り返す。R12で再び逆転指令を受けた
場合はR1に戻り、正順の切換え表示に戻る。
【0050】図15は、その表示例を示すもので、
(a)、(b)、(c)、(d)の順にカメラの画像が
切り替わっている。ここでは、その切換えに使用する複
数の画像データが、カメラと被写体との相対撮影角度を
予め定められた方向に変化させながらコマ撮り撮影され
た画像データの組であり、その撮影角度順に切換え表示
の時系列的順序が定められている。このような画像デー
タの組を切換え表示すると、画像切換え相対撮影角度の
変化方向に対応して、被写体(カメラ)が回転している
アニメーションが再生され、平面的な画像の切換えを行
っているにも拘わらず、被写体の立体的な情報を得るこ
とができる。カタログの場合、興味のある商品を回転さ
せて見ることができるようになり、気になる部分をすべ
ての角度から品定めできるようになる。このような機能
は、リーフレット形式の紙カタログでは決して実現でき
ない機能であるといえる。
(a)、(b)、(c)、(d)の順にカメラの画像が
切り替わっている。ここでは、その切換えに使用する複
数の画像データが、カメラと被写体との相対撮影角度を
予め定められた方向に変化させながらコマ撮り撮影され
た画像データの組であり、その撮影角度順に切換え表示
の時系列的順序が定められている。このような画像デー
タの組を切換え表示すると、画像切換え相対撮影角度の
変化方向に対応して、被写体(カメラ)が回転している
アニメーションが再生され、平面的な画像の切換えを行
っているにも拘わらず、被写体の立体的な情報を得るこ
とができる。カタログの場合、興味のある商品を回転さ
せて見ることができるようになり、気になる部分をすべ
ての角度から品定めできるようになる。このような機能
は、リーフレット形式の紙カタログでは決して実現でき
ない機能であるといえる。
【0051】図12に戻り、画像表示ウィンドウには、
表示制御ボタン群が設けられており、その操作により種
々の付加機能を駆使することができる。表示逆転ボタン
をクリックすれば前記した表示順序の逆転が行なわれ、
図12の場合はカメラ画像の回転方向が逆向きとなる。
また、速度切換えボタンを操作すると、タイマー設定値
が変更され、画像切換え間隔が変更される(この場合、
カメラ画像の回転速度が変化することになる)。また、
カメラ画像自体をクリックするか、切換え表示をクリッ
クすれば切換え表示(回転表示)が停止し、拡大縮小ボ
タンの操作が許可される。これを操作したときの処理の
流れを、図16及び図17のフローチャートにより説明
する。
表示制御ボタン群が設けられており、その操作により種
々の付加機能を駆使することができる。表示逆転ボタン
をクリックすれば前記した表示順序の逆転が行なわれ、
図12の場合はカメラ画像の回転方向が逆向きとなる。
また、速度切換えボタンを操作すると、タイマー設定値
が変更され、画像切換え間隔が変更される(この場合、
カメラ画像の回転速度が変化することになる)。また、
カメラ画像自体をクリックするか、切換え表示をクリッ
クすれば切換え表示(回転表示)が停止し、拡大縮小ボ
タンの操作が許可される。これを操作したときの処理の
流れを、図16及び図17のフローチャートにより説明
する。
【0052】図16の処理もアプレットによるデータ処
理モジュール(図2)の1つとして実行され、具体的に
は、停止ボタンクリック等により切換え表示の停止指令
を受けることで起動する割り込み処理として実行され
る。R51では、停止指令を受けたことに対応して切換
え表示のタイマールーチンをホールドし、表示を固定す
る。何もしなければ、そのまま停止状態が維持される。
また、R52で、拡大縮小ボタンの操作により拡大指令
を受けた場合はR57に進んで拡大表示処理となる。
理モジュール(図2)の1つとして実行され、具体的に
は、停止ボタンクリック等により切換え表示の停止指令
を受けることで起動する割り込み処理として実行され
る。R51では、停止指令を受けたことに対応して切換
え表示のタイマールーチンをホールドし、表示を固定す
る。何もしなければ、そのまま停止状態が維持される。
また、R52で、拡大縮小ボタンの操作により拡大指令
を受けた場合はR57に進んで拡大表示処理となる。
【0053】図17は、拡大表示処理の詳細を示すもの
で、R101では前述の拡大表示ウィンドウを設定し、
マウスクリック等により設定を確定する。これにより、
R102では、そのウィンドウ内に属する解像度が1レ
ベル上位の画像セグメントを、拡大表示セグメントとし
てWEBサーバ3に要求する。WEBサーバ3は要求さ
れた拡大表示セグメントのみを選択的に端末5に送信す
る。端末5は、R103においてこれをダウンロード
し、R104でそれを用いてウィンドウ内の画像を拡大
表示する。拡大表示ウィンドウは、画像表示領域よりも
小さい相似な形状としておき、これを画像表示領域サイ
ズまで引き伸ばす形で拡大すれば、画像表示領域を一種
のファインダとして、カメラのズーム機能を扱う感覚で
画像を拡大することができる。
で、R101では前述の拡大表示ウィンドウを設定し、
マウスクリック等により設定を確定する。これにより、
R102では、そのウィンドウ内に属する解像度が1レ
ベル上位の画像セグメントを、拡大表示セグメントとし
てWEBサーバ3に要求する。WEBサーバ3は要求さ
れた拡大表示セグメントのみを選択的に端末5に送信す
る。端末5は、R103においてこれをダウンロード
し、R104でそれを用いてウィンドウ内の画像を拡大
表示する。拡大表示ウィンドウは、画像表示領域よりも
小さい相似な形状としておき、これを画像表示領域サイ
ズまで引き伸ばす形で拡大すれば、画像表示領域を一種
のファインダとして、カメラのズーム機能を扱う感覚で
画像を拡大することができる。
【0054】R105では、現在表示されている拡大画
像が最上位の解像度レベルによるものかどうかを判断
し、YesであればR107に進んで画像の縮小操作の
み許可されるようにする。他方、Noの場合はR106
に進み、その拡大後の画像上に新たな拡大ウィンドウが
設定されたか否かを確認する。YesであればR102
に戻り、より上位の解像度の画像セグメントをダウンロ
ードする形でR102〜R106に至る処理を繰り返
す。図18はその表示例を示すもので、(a)、
(b)、(c)の順に拡大を進行させている。また、
(d)は、(b)の画像に対する(c)とは異なる部分
の拡大画像である。(a)及び(b)では、上位の解像
度の拡大モードが存在するので、画面内には白抜きによ
り拡大ウィンドウの表示が継続されている。この内側に
ポインタを合わせてマウスクリックすると、上位解像度
の拡大画像に切り替わる((a)→(b)→(c))。
他方、最大解像度の(c)及び(d)の画像では、それ
以上の解像度の画像が存在しないので、拡大ウィンドウ
が表示されていない。なお、拡大縮小ボタンは、操作前
の状態(図12)では拡大を許容する「+」の第一表示
となっているが、一旦操作後は、図18に示すように縮
小を許容する「−」の第二表示となり、マウスクリック
により、1段階下の解像度の画像に復帰する処理がなさ
れる。
像が最上位の解像度レベルによるものかどうかを判断
し、YesであればR107に進んで画像の縮小操作の
み許可されるようにする。他方、Noの場合はR106
に進み、その拡大後の画像上に新たな拡大ウィンドウが
設定されたか否かを確認する。YesであればR102
に戻り、より上位の解像度の画像セグメントをダウンロ
ードする形でR102〜R106に至る処理を繰り返
す。図18はその表示例を示すもので、(a)、
(b)、(c)の順に拡大を進行させている。また、
(d)は、(b)の画像に対する(c)とは異なる部分
の拡大画像である。(a)及び(b)では、上位の解像
度の拡大モードが存在するので、画面内には白抜きによ
り拡大ウィンドウの表示が継続されている。この内側に
ポインタを合わせてマウスクリックすると、上位解像度
の拡大画像に切り替わる((a)→(b)→(c))。
他方、最大解像度の(c)及び(d)の画像では、それ
以上の解像度の画像が存在しないので、拡大ウィンドウ
が表示されていない。なお、拡大縮小ボタンは、操作前
の状態(図12)では拡大を許容する「+」の第一表示
となっているが、一旦操作後は、図18に示すように縮
小を許容する「−」の第二表示となり、マウスクリック
により、1段階下の解像度の画像に復帰する処理がなさ
れる。
【0055】次に、画像を画面上でスクロールしたり
(R108)、縮小ボタン操作により一段階前に戻り、
拡大ウィンドウの位置を変更した後、再度拡大操作を行
ったりしたときは、図9を用いて既に説明した通り、不
足する画像セグメントのみダウンロードして、その部位
の拡大表示に切り換える(R109,R110)。な
お、拡大表示中に停止ボタンの操作を行なうと、最も解
像度の低い非分割画像(拡大前フレーム)の固定表示状
態(図18(a))に戻り、拡大解除となる(R11
1:NO)。他方、表示逆転ボタンを操作すると、図1
5の切換え表示状態に復帰する)。
(R108)、縮小ボタン操作により一段階前に戻り、
拡大ウィンドウの位置を変更した後、再度拡大操作を行
ったりしたときは、図9を用いて既に説明した通り、不
足する画像セグメントのみダウンロードして、その部位
の拡大表示に切り換える(R109,R110)。な
お、拡大表示中に停止ボタンの操作を行なうと、最も解
像度の低い非分割画像(拡大前フレーム)の固定表示状
態(図18(a))に戻り、拡大解除となる(R11
1:NO)。他方、表示逆転ボタンを操作すると、図1
5の切換え表示状態に復帰する)。
【0056】図16に戻り、拡大解除後はR58の拡大
前の状態に復帰し、表示逆転ボタン等による停止解除処
理がなされなければ(R55:No)R51に戻って以
下の処理を繰り返す。そして、所定のコマ送り操作(R
53)、ここでは、停止中の画面をマウスクリックする
操作を行なうことで、画像は次のフレームに切り替わる
(R54)。そして、R52→R57の操作へ移行すれ
ば、図19(a)〜(c)に示すように、その切り替わ
った画像において図18の拡大/縮小操作を全く同様に
行なうことができる。すなわち、本実施形態では、全て
の撮影角度について商品画像の拡大を行なうことがで
き、商品のあらゆる部分を詳細に観察・評価することが
できる。なお、上記のように全ての撮影角度の商品画像
を階層構造画像データとするのではなく、その一部のみ
を階層構造画像データとすることもできる。この場合、
複数の画像データのうち、撮影角度の異なる2以上の画
像データを上記のような階層構造画像データとしておけ
ば、商品の詳細な観察・評価を異なる角度にて行なうこ
とができ、部分的にではあるが、上記と同様の効果が達
成される形となる。また、切換え表示に関しては、階層
構造画像データの全ての階層のものについて行なうこと
も可能であるが、処理負担の軽減のため、商品に対する
視角の確認がとりあえず確実に行なうことができる、非
分割画像データのみがコマ撮り撮影された画像データの
組の形で切換え表示されるようにしている。
前の状態に復帰し、表示逆転ボタン等による停止解除処
理がなされなければ(R55:No)R51に戻って以
下の処理を繰り返す。そして、所定のコマ送り操作(R
53)、ここでは、停止中の画面をマウスクリックする
操作を行なうことで、画像は次のフレームに切り替わる
(R54)。そして、R52→R57の操作へ移行すれ
ば、図19(a)〜(c)に示すように、その切り替わ
った画像において図18の拡大/縮小操作を全く同様に
行なうことができる。すなわち、本実施形態では、全て
の撮影角度について商品画像の拡大を行なうことがで
き、商品のあらゆる部分を詳細に観察・評価することが
できる。なお、上記のように全ての撮影角度の商品画像
を階層構造画像データとするのではなく、その一部のみ
を階層構造画像データとすることもできる。この場合、
複数の画像データのうち、撮影角度の異なる2以上の画
像データを上記のような階層構造画像データとしておけ
ば、商品の詳細な観察・評価を異なる角度にて行なうこ
とができ、部分的にではあるが、上記と同様の効果が達
成される形となる。また、切換え表示に関しては、階層
構造画像データの全ての階層のものについて行なうこと
も可能であるが、処理負担の軽減のため、商品に対する
視角の確認がとりあえず確実に行なうことができる、非
分割画像データのみがコマ撮り撮影された画像データの
組の形で切換え表示されるようにしている。
【0057】なお、図16のR55において停止解除処
理がなされればR56にてタイマーホールドを解除し、
図14の切換え表示処理に復帰する。
理がなされればR56にてタイマーホールドを解除し、
図14の切換え表示処理に復帰する。
【0058】商品画像の切換え表示は、上記のような商
品の回転に関するものに限らず、例えば商品機能説明の
ためのアニメーションとしてもよい。図20はその例を
示すものであり、キムチ冷蔵庫の使用方法を、連続写真
のコマ送りアニメーション((a)→(b)→(c)→
(d))にて表現している。
品の回転に関するものに限らず、例えば商品機能説明の
ためのアニメーションとしてもよい。図20はその例を
示すものであり、キムチ冷蔵庫の使用方法を、連続写真
のコマ送りアニメーション((a)→(b)→(c)→
(d))にて表現している。
【0059】また、図21(a)及び(b)は、図6
(c)の形態の画像データを用いた商品の表示方法の例
を示すものである。いずれも服飾製品(ここでは婦人
服)の全体画像を画像Aとし、その服地の高解像度画像
を画像Bとして1つの表示領域内に並べて表示してい
る。いずれも前記した拡大機能により拡大表示が可能と
なっている。図22(a)は、図21(b)の画像Aの
拡大表示画像を、同じく(b)は、画像Bの拡大表示画
像を示すものであり、画像Bでは画像Aよりもさらに解
像度が高く、服地をクローズアップして撮影してあるの
で、これまでの服飾製品カタログでは表現できなかっ
た、服地の微妙な風合いなども手に取るように観察する
ことができる。
(c)の形態の画像データを用いた商品の表示方法の例
を示すものである。いずれも服飾製品(ここでは婦人
服)の全体画像を画像Aとし、その服地の高解像度画像
を画像Bとして1つの表示領域内に並べて表示してい
る。いずれも前記した拡大機能により拡大表示が可能と
なっている。図22(a)は、図21(b)の画像Aの
拡大表示画像を、同じく(b)は、画像Bの拡大表示画
像を示すものであり、画像Bでは画像Aよりもさらに解
像度が高く、服地をクローズアップして撮影してあるの
で、これまでの服飾製品カタログでは表現できなかっ
た、服地の微妙な風合いなども手に取るように観察する
ことができる。
【0060】また、図23においては、画像1〜3の3
つの商品のサムネイル画像が組み合わせ配置されている
が、これらには各々リンクボタンが設けられ、各々クリ
ックすることにより、リンクされた画像データが新たに
ダウンロードされて、個別に表示されるようになってい
る。図24(a)〜(c)は、画像1〜3の各リンク画
像を示すものであり、いずれも前記した制御ボタン群を
有する、複数画像の切換え表示の可能なものとなってい
る。
つの商品のサムネイル画像が組み合わせ配置されている
が、これらには各々リンクボタンが設けられ、各々クリ
ックすることにより、リンクされた画像データが新たに
ダウンロードされて、個別に表示されるようになってい
る。図24(a)〜(c)は、画像1〜3の各リンク画
像を示すものであり、いずれも前記した制御ボタン群を
有する、複数画像の切換え表示の可能なものとなってい
る。
【0061】次に、上記のような階層構造画像データか
らなる商品画像データに対し、拡大表示のための閲覧ア
クセスを端末にて行なった際に、そのアクセス記録をデ
ータサーバにおいて、商品別の閲覧統計データとして蓄
積することができる。拡大表示のための閲覧アクセスが
あったということは、特に興味を持ってその商品の情報
を閲覧したことを意味するから、これを商品別の閲覧統
計データとして蓄積しておけば、アクセスした不特定多
数のユーザがどの商品に特に関心を持っているかなど、
購買者側の商品への志向傾向などを分析するのに有用で
ある。本実施形態では、閲覧統計データは、図3のアク
セス統計メモリにデータファイルの形で蓄積される。
らなる商品画像データに対し、拡大表示のための閲覧ア
クセスを端末にて行なった際に、そのアクセス記録をデ
ータサーバにおいて、商品別の閲覧統計データとして蓄
積することができる。拡大表示のための閲覧アクセスが
あったということは、特に興味を持ってその商品の情報
を閲覧したことを意味するから、これを商品別の閲覧統
計データとして蓄積しておけば、アクセスした不特定多
数のユーザがどの商品に特に関心を持っているかなど、
購買者側の商品への志向傾向などを分析するのに有用で
ある。本実施形態では、閲覧統計データは、図3のアク
セス統計メモリにデータファイルの形で蓄積される。
【0062】閲覧統計データは、例えば、階層構造画像
データを構成する、解像度の異なる画像データの階層毎
に集計した形で蓄積することができる。これにより、例
えば、より解像度の高い画像まで多数のアクセスのあっ
た商品は、特に関心を集めた商品と判断することがで
き、商品の人気を分析する指標を得ることができる。
データを構成する、解像度の異なる画像データの階層毎
に集計した形で蓄積することができる。これにより、例
えば、より解像度の高い画像まで多数のアクセスのあっ
た商品は、特に関心を集めた商品と判断することがで
き、商品の人気を分析する指標を得ることができる。
【0063】他方、閲覧統計データは、画像セグメント
毎に集計した形で蓄積することもできる。これは、アク
セスの集中した画像セグメントに現われている商品部分
が特に関心が高かったことを意味し、商品のPRポイン
ト等を分析する手法として有用である。
毎に集計した形で蓄積することもできる。これは、アク
セスの集中した画像セグメントに現われている商品部分
が特に関心が高かったことを意味し、商品のPRポイン
ト等を分析する手法として有用である。
【0064】図29(a)は、アクセス統計データファ
イルの内容を模式的に示すものであり、非分割画像への
アクセス回数である商品アクセス回数、図15のように
切換えにより回転表示されている画像のフレーム別のア
クセス回数、解像度の階層別のアクセス回数、画像セグ
メント別のアクセス回数を各々記録するソフトカウンタ
が、商品特定データ(ここでは、商品の画像アドレス及
び商品ID)と対応付けた形にて記憶されている。端末
5側から各アクセスがある毎に残るアクセスログを、W
EBサーバ3側にて拾い、各カウンタをインクリメント
させるようにする。(b)は、図15のカメラの場合
の、各カウンタの集計結果の一例を概念的に示すもので
あり、総アクセス数が比較的高いにも拘わらず、階層別
集計はそれほど高解像度のレベルにまで進んでいないこ
とから、見かけほどには人気を集めていない商品である
ことを示している。また、フレーム別のアクセス数で
は、正面と背面の画像にアクセスが集中し、カメラの基
本機能に関心を持つユーザが多いことを示している。ま
た、セグメント別の集計ではレンズ部分へのアクセスが
集中しており、人気を集めていることがわかる。
イルの内容を模式的に示すものであり、非分割画像への
アクセス回数である商品アクセス回数、図15のように
切換えにより回転表示されている画像のフレーム別のア
クセス回数、解像度の階層別のアクセス回数、画像セグ
メント別のアクセス回数を各々記録するソフトカウンタ
が、商品特定データ(ここでは、商品の画像アドレス及
び商品ID)と対応付けた形にて記憶されている。端末
5側から各アクセスがある毎に残るアクセスログを、W
EBサーバ3側にて拾い、各カウンタをインクリメント
させるようにする。(b)は、図15のカメラの場合
の、各カウンタの集計結果の一例を概念的に示すもので
あり、総アクセス数が比較的高いにも拘わらず、階層別
集計はそれほど高解像度のレベルにまで進んでいないこ
とから、見かけほどには人気を集めていない商品である
ことを示している。また、フレーム別のアクセス数で
は、正面と背面の画像にアクセスが集中し、カメラの基
本機能に関心を持つユーザが多いことを示している。ま
た、セグメント別の集計ではレンズ部分へのアクセスが
集中しており、人気を集めていることがわかる。
【0065】以上、本発明を電子カタログに適用する場
合を例にとって実施形態を説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、図25は、電子パン
フレットの一例であり、パンフレットの全体が前記の階
層構造画像データにより画像表示されている。(a)に
示す非分割の全体表示画像では文字を判読することはほ
とんどできないが、パンフレットのレイアウトは非常に
把握しやすい。そして、(b)のようにこれを3段階上
の解像度にて表示すれば、各文字を容易に判読できる。
この場合、最大解像度の画像データが非分割になってい
ると、データの読み出し/再描画だけで相当の時間を有
し、スクロール等も遅くなるのでフラストレーションが
溜まるが、階層構造画像データの採用により、(a)の
状態から(b)の状態に移行するのに、3回のマウスク
リックを行なうだけで、わずか数秒で移行することがで
きる。
合を例にとって実施形態を説明したが、本発明はこれに
限定されるものではない。例えば、図25は、電子パン
フレットの一例であり、パンフレットの全体が前記の階
層構造画像データにより画像表示されている。(a)に
示す非分割の全体表示画像では文字を判読することはほ
とんどできないが、パンフレットのレイアウトは非常に
把握しやすい。そして、(b)のようにこれを3段階上
の解像度にて表示すれば、各文字を容易に判読できる。
この場合、最大解像度の画像データが非分割になってい
ると、データの読み出し/再描画だけで相当の時間を有
し、スクロール等も遅くなるのでフラストレーションが
溜まるが、階層構造画像データの採用により、(a)の
状態から(b)の状態に移行するのに、3回のマウスク
リックを行なうだけで、わずか数秒で移行することがで
きる。
【0066】また、図26は、個人用の電子メールにス
ライドショーを行なうための切換え画像を貼り込んだ例
であり、図27に示すように、メールの本体メッセージ
ファイルを開くと、スナップ写真等が自動的に切り替わ
ってスライドショーを楽しむことができる。さらに、図
28は、(a)に示すような横長広角の風景画像を分割
し、(b)〜(d)に示すように、これを連続的に切り
換えることにより、視点を回転させながら風景を見渡し
たときのようなパノラマ効果を達成することに成功して
いる。
ライドショーを行なうための切換え画像を貼り込んだ例
であり、図27に示すように、メールの本体メッセージ
ファイルを開くと、スナップ写真等が自動的に切り替わ
ってスライドショーを楽しむことができる。さらに、図
28は、(a)に示すような横長広角の風景画像を分割
し、(b)〜(d)に示すように、これを連続的に切り
換えることにより、視点を回転させながら風景を見渡し
たときのようなパノラマ効果を達成することに成功して
いる。
【0067】さらに、上記の実施形態では、電子メール
の本体メッセージファイルを用いてデータ配信する内容
を例にとったが、メール配信データを、WEBページの
HTMLファイルとして作成し、これを電子メールの添
付ファイルとして配信してもよい。この場合、受け取っ
た添付ファイルは、WEBブラウザを用いて閲覧する形
となる。また、配信対象となるデータは画像を主体とす
るものに限らず、音楽データや、オンラインソフトのデ
ータであってもよい。
の本体メッセージファイルを用いてデータ配信する内容
を例にとったが、メール配信データを、WEBページの
HTMLファイルとして作成し、これを電子メールの添
付ファイルとして配信してもよい。この場合、受け取っ
た添付ファイルは、WEBブラウザを用いて閲覧する形
となる。また、配信対象となるデータは画像を主体とす
るものに限らず、音楽データや、オンラインソフトのデ
ータであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータ配信システムの全体構造の一例
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】端末の構成例を示すブロック図。
【図3】WEBサーバ(データサーバ)の構成例を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図4】メールサーバの構成例を示すブロック図。
【図5】電子カタログのレイアウトの一例を示す模式
図。
図。
【図6】電子カタログ内容を記述するメールメッセージ
内容と、分離配信される画像データの構成例を概念的に
示す模式図。
内容と、分離配信される画像データの構成例を概念的に
示す模式図。
【図7】階層構造画像データの説明図。
【図8】その配信形態の説明図。
【図9】画面スクロール時のデータのダウンロード形態
を説明する図。
を説明する図。
【図10】図1のシステムによるデータ配信処理の流れ
を示すフローチャート。
を示すフローチャート。
【図11】電子メールの本体メッセージファイルのアイ
コン表示例を示す図。
コン表示例を示す図。
【図12】カタログメールの表示例を示す図。
【図13】その表示内容を記述するHTMLメッセージ
の例を示す図。
の例を示す図。
【図14】画像表示制御の流れを示すフローチャート。
【図15】切換え画像により商品を回転表示するカタロ
グメールの表示例を示す図。
グメールの表示例を示す図。
【図16】拡大表示を行なうための割り込みルーチンの
流れを示すフローチャート。
流れを示すフローチャート。
【図17】その拡大表示処理の詳細を示すフローチャー
ト。
ト。
【図18】カタログメール上での拡大表示の例を示す説
明図。
明図。
【図19】同じく別の例を示す説明図。
【図20】商品の機能説明アニメーションを画像切換え
により表示する例を示す説明図。
により表示する例を示す説明図。
【図21】同一商品の解像度の異なる2種の画像を並列
配置表示する例を示す説明図。
配置表示する例を示す説明図。
【図22】図21の拡大表示例を示す説明図。
【図23】リンクボタンを形成した画像表示例を示す説
明図。
明図。
【図24】そのリンク画像を示す説明図。
【図25】階層構造画像データによるパンフレット画像
の表示例を示す説明図。
の表示例を示す説明図。
【図26】スライドショー画像を表示した電子メールの
例を示す説明図。
例を示す説明図。
【図27】そのスライドショーの内容を示す説明図。
【図28】パノラマ画像を切換え表示する例を示す説明
図。
図。
【図29】アクセス統計データファイルの内容の一例を
示す模式図。
示す模式図。
【符号の説明】 1 電子メールを用いたデータ配信システム 2 インターネット(通信ネットワーク) 3 WEBサーバ(データサーバ) 4 メールサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA02 BA01 BA04 LA03 5C064 AA06 AC18 AC20 AD08
Claims (20)
- 【請求項1】 通信ネットワークを介してデータサーバ
から端末へ電子メールを用いてデータを配信する方法で
あって、配信すべきデータが、 電子メールの本体メッセージファイルに組み込まれてな
り、当該電子メールを媒介として前記端末に配信される
メール配信データと、 前記メール配信データから分離され、前記電子メールを
介さずに前記データサーバから前記端末へダウンロード
される分離配信データとからなり、 前記メール配信データ内に、前記分離配信データをダウ
ンロードするためのダウンロードプログラムデータを記
述するとともに、受信した電子メールファイルのうちの
前記本体メッセージファイルを開くことを条件として、
前記端末上にて前記ダウンロードプログラムを自動起動
させることにより、前記データサーバから前記分離配信
データを前記端末にダウンロードし、他方、前記本体メ
ッセージファイルを開くことにより前記端末のモニタ画
面上に出力されるメッセージウィンドウに、そのダウン
ロードした分離配信データに基づく出力を行なうことを
特徴とする電子メールを用いたデータ配信方法。 - 【請求項2】 前記分離配信データを、前記メッセージ
ウィンドウ上に表示させる画像データを含むものとする
請求項1記載のデータ配信方法。 - 【請求項3】 通信ネットワークを介してデータサーバ
から端末へ電子メールを用いてデータを配信する方法で
あって、配信すべきデータが、 前記端末のモニタ画面上に表示ウィンドウを設定する表
示ウィンドウ設定データと、 その表示ウィンドウ上への画像の貼り込み領域を設定す
る画像貼り込み領域設定データと、 前記画像を前記モニタ画面上に表示するための画像デー
タであって、1枚の画像を分割した複数枚の基本画像セ
グメントからなり、各々ピクセルデータの集合にて画像
を記述した基本分割画像データと、その基本分割画像デ
ータから一定比率にてピクセルを減じた、前記基本分割
画像データよりも低解像度の画像データとを含む階層構
造画像データと、 前記低解像度の画像データによる画像を被拡大画像とし
て、該被拡大画像上に拡大領域を設定し、被拡大画像よ
りも高解像度の階層を構成する画像データのうち、その
拡大領域に属する画像セグメント(以下、拡大表示用セ
グメントという)を用いて、前記被拡大画像の前記拡大
領域に属する部分の拡大画像を表示する表示制御プログ
ラムデータと、 該拡大表示に必要な拡大表示用セグメントを前記データ
サーバから選択的にダウンロードするダウンロードプロ
グラムデータと、を含み、 前記表示ウィンドウ設定データ、前記画像貼り込み領域
設定データ、前記表示制御プログラムデータ及び前記ダ
ウンロードプログラムデータを、電子メールファイルに
組み込まれたメール配信データとして、前記電子メール
を媒介として前記端末に配信する一方、 前記表示制御プログラムと前記ダウンロードプログラム
とを、受信した前記電子メールファイルを開くことを条
件として前記端末上にて自動起動し、前記データサーバ
から前記拡大表示用セグメントのデータを、前記メール
配信データから分離された分離配信データとして、前記
ダウンロードプログラムの実行に基づいて前記端末へダ
ウンロードするとともに、前記表示制御プログラムの実
行に基づいて前記拡大表示を行なうことを特徴とする電
子メールを用いたデータ配信方法。 - 【請求項4】 前記階層構造画像データは、前記基本分
割画像データよりも低解像度の非分割画像データと、前
記基本分割画像データと前記非分割画像データとの中間
の解像度となるように前記基本分割画像データから一定
比率にてピクセルを減じられ、かつ、前記基本分割画像
データよりも少ない2以上の中間画像セグメントからな
る中間分割画像データとの組からなり、 前記非分割画像データ又は前記中間分割画像データによ
る画像を被拡大画像として、該被拡大画像上に拡大領域
を設定する請求項3記載のデータ配信方法。 - 【請求項5】 前記端末上にて、前記被拡大画像上にて
前記拡大領域を移動させたとき、移動後の拡大領域内に
新たに入り込む画像部分を与える拡大表示用セグメント
のみ、追加ダウンロードする請求項3又は4に記載のデ
ータ配信方法。 - 【請求項6】 前記配信すべきデータが、 前記端末のモニタ画面上に表示ウィンドウを設定する表
示ウィンドウ設定データと、 その表示ウィンドウ上への画像の貼り込み領域を設定す
る画像貼り込み領域設定データと、 前記画像を前記モニタ画面上に表示するための画像デー
タであって、表示の時系列的順序が予め定められた複数
の画像データの組と、 前記複数の画像データを、同一の貼り込み領域内におい
て前記時系列的順序に従い自動的に順次切換え表示させ
る表示制御プログラムデータと、 前記複数の画像データを、必要なものから順に前記デー
タサーバからダウンロードするダウンロードプログラム
データと、を含み、 前記表示ウィンドウ設定データ、前記画像貼り込み領域
設定データ及び前記表示制御プログラムデータ及び前記
ダウンロードプログラムデータを、電子メールファイル
に組み込まれたメール配信データとして、前記電子メー
ルを媒介として前記端末に配信する一方、 前記表示制御プログラムと前記ダウンロードプログラム
とを、受信した前記電子メールファイルを開くことを条
件として前記端末上にて自動起動し、前記データサーバ
から前記複数の画像データを、前記ダウンロードプログ
ラムの実行に基づいて前記端末へ順次ダウンロードする
とともに、前記表示制御プログラムの実行に基づいて前
記切換え表示を行なう請求項1ないし5のいずれか1項
に記載のデータ配信方法。 - 【請求項7】 前記複数の画像データは、一連の動画像
を構成する動画フレームデータの組とされる請求項6記
載のデータ配信方法。 - 【請求項8】 前記複数の画像データは、カメラと被写
体との相対撮影角度を予め定められた方向に変化させな
がらコマ撮り撮影された画像データの組であり、その撮
影角度順に前記切換え表示の時系列的順序が定められて
いる請求項6又は7に記載のデータ配信方法。 - 【請求項9】 請求項3に記載の要件を含み、かつ、前
記複数の画像データのうち、撮影角度の異なる2以上の
画像データが、前記階層構造画像データとされる請求項
8記載のデータ配信方法。 - 【請求項10】 前記階層構造画像データのうち、前記
非分割画像データのみが前記コマ撮り撮影された画像デ
ータの組の形で切換え表示される請求項9記載のデータ
配信方法。 - 【請求項11】 前記表示ウィンドウはカタログ表示ウ
ィンドウであり、前記画像データは、そのカタログ表示
ウィンドウに表示するカタログ商品の画像データである
請求項1ないし10のいずれかに記載のデータ配信方
法。 - 【請求項12】 請求項3に記載の要件を含み、かつ、
前記電子メールファイルを開くことをにより、前記商品
の画像データのうち前記非分割画像データを前記ダウン
ロードプログラムの実行によりダウンロードして、前記
カタログ表示ウィンドウに自動表示させる請求項11記
載のデータ配信方法。 - 【請求項13】 請求項3に記載の要件を含み、かつ、
前記前記階層構造画像データからなる商品画像データに
対し、前記拡大表示のための閲覧アクセスを前記端末に
て行なった際に、そのアクセス記録を前記データサーバ
において、商品別の閲覧統計データとして蓄積する請求
項11又は12に記載のデータ配信方法。 - 【請求項14】 前記閲覧統計データを、前記階層構造
画像データを構成する、解像度の異なる画像データの階
層毎に集計した形で蓄積する請求項13記載のデータ配
信方法。 - 【請求項15】 前記閲覧統計データを、前記画像セグ
メント毎に集計した形で蓄積する請求項13又は14に
記載のデータ配信方法。 - 【請求項16】 前記メール配信データは、前記電子メ
ールの本体メッセージファイルに組み込まれてなり、該
本体メッセージファイルを開くことを条件として、前記
拡大表示プログラムと前記ダウンロードプログラムとが
自動起動する請求項3ないし15のいずれかに記載のデ
ータ配信方法。 - 【請求項17】 前記メール配信データに組み込まれた
プログラムは、前記電子メールファイルを開いている間
においてのみ、前記端末のワークメモリ内に読み込まれ
て実行され、かつ、前記電子メールファイルを閉じるに
伴い、前記ワークメモリから消去される請求項1ないし
16のいずれかに記載のデータ配信方法。 - 【請求項18】 前記メール配信データに組み込まれた
プログラムは、該プログラムの実行中において、前記端
末のローカルボリュームへのアクセス、前記データサー
バの利用許可されているディレクトリ以外の場所へのア
クセス、及び前記データサーバ側に置かれているファイ
ル書き換えを禁止した状態にて実行される請求項17記
載のデータ配信方法。 - 【請求項19】 通信ネットワークと、該通信ネットワ
ークを介して接続されるデータサーバとメールサーバと
端末とを含み、前記通信ネットワークを介して前記デー
タサーバから前記メールサーバを経由して前記端末へ電
子メールを用いてデータを配信するシステムであって、
配信すべきデータが、 電子メールの本体メッセージファイルに組み込まれてな
り、当該電子メールを媒介として前記端末に配信される
メール配信データと、 前記メール配信データから分離され、前記電子メールを
介さずに前記データサーバから前記端末へダウンロード
される分離配信データとからなり、 前記メール配信データ内に、前記分離配信データをダウ
ンロードするためのダウンロードプログラムデータを記
述するとともに、前記端末には、該ダウンロードプログ
ラムを、受信した電子メールファイルのうち、前記本体
メッセージファイルを開くことを条件として自動起動さ
せるプログラム実行手段が形成され、 前記データサーバには、当該ダウンロードプログラムの
実行に基づく前記端末からのダウンロード要求を受信し
て、前記分離配信データを前記端末に送信する分離配信
データ送信手段が形成され、 前記端末にて、前記本体メッセージファイルを開くこと
により前記端末のモニタ画面上に出力されるメッセージ
ウィンドウに、そのダウンロードした分離配信データに
基づく出力を行なうことを特徴とする電子メールを用い
たデータ配信システム。 - 【請求項20】 通信ネットワークと、該通信ネットワ
ークを介して接続されるデータサーバとメールサーバと
端末とを含み、前記通信ネットワークを介して前記デー
タサーバから前記メールサーバを経由して前記端末へ電
子メールを用いてデータを配信するシステムであって、
配信すべきデータが、 前記端末のモニタ画面上に表示ウィンドウを設定する表
示ウィンドウ設定データと、 その表示ウィンドウ上への画像の貼り込み領域を設定す
る画像貼り込み領域設定データと、 前記画像を前記モニタ画面上に表示するための画像デー
タであって、1枚の画像を分割した複数枚の基本画像セ
グメントからなり、各々ピクセルデータの集合にて画像
を記述した基本分割画像データと、その基本分割画像デ
ータから一定比率にてピクセルを減じた、前記基本分割
画像データよりも低解像度の非分割画像データと、前記
基本分割画像データと前記非分割画像データとの中間の
解像度となるように前記基本分割画像データから一定比
率にてピクセルを減じられ、かつ、前記基本分割画像デ
ータよりも少ない2以上の中間画像セグメントからなる
中間分割画像データとの組からなる階層構造画像データ
と、 前記非分割画像データ又は前記中間分割画像データによ
る画像を被拡大画像として、該被拡大画像上に拡大領域
を設定し、被拡大画像よりも高解像度の階層を構成する
画像データのうち、その拡大領域に属する画像セグメン
ト(以下、拡大表示用セグメントという)を用いて、前
記被拡大画像の前記拡大領域に属する部分の拡大画像を
表示する表示制御プログラムデータと、 該拡大表示に必要な拡大表示用セグメントを前記データ
サーバから選択的にダウンロードするダウンロードプロ
グラムデータと、を含み、 前記表示ウィンドウ設定データ、前記画像貼り込み領域
設定データ、前記表示制御プログラムデータ及び前記ダ
ウンロードプログラムデータを、電子メールファイルに
組み込まれたメール配信データとして、前記電子メール
を媒介として前記端末に配信する一方、 前記端末には、前記表示制御プログラムと前記ダウンロ
ードプログラムとを、受信した前記電子メールファイル
を開くことを条件として自動起動するプログラム実行手
段が形成され、他方、前記データサーバには、前記ダウ
ンロードプログラムの実行に基づく前記端末からのダウ
ンロード要求を受信して、前記分離配信データを前記端
末に送信する分離配信データ送信手段が形成され、 前記データサーバから前記拡大表示用セグメントのデー
タを、前記メール配信データから分離された分離配信デ
ータとして、前記ダウンロードプログラムの実行に基づ
いて前記端末へダウンロードするとともに、前記表示制
御プログラムの実行に基づいて前記拡大表示を行なうこ
とを特徴とする電子メールを用いたデータ配信システ
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156028A JP2002351802A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 電子メールを用いたデータ配信方法及びデータ配信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001156028A JP2002351802A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 電子メールを用いたデータ配信方法及びデータ配信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002351802A true JP2002351802A (ja) | 2002-12-06 |
Family
ID=19000103
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001156028A Pending JP2002351802A (ja) | 2001-05-24 | 2001-05-24 | 電子メールを用いたデータ配信方法及びデータ配信システム |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002351802A (ja) |
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- 2001-05-24 JP JP2001156028A patent/JP2002351802A/ja active Pending
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