JP2002351785A - メールアドレス管理方法及び装置 - Google Patents

メールアドレス管理方法及び装置

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JP2002351785A
JP2002351785A JP2001163342A JP2001163342A JP2002351785A JP 2002351785 A JP2002351785 A JP 2002351785A JP 2001163342 A JP2001163342 A JP 2001163342A JP 2001163342 A JP2001163342 A JP 2001163342A JP 2002351785 A JP2002351785 A JP 2002351785A
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JP2001163342A
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English (en)
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Hiroichi Tani
博一 谷
Masayoshi Tanazawa
正義 棚澤
Koichi Hieda
耕一 稗田
Koshiro Higaki
高士郎 桧垣
Takeshi Igi
竹志 井木
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録されたメールアドレスに誤りがあるユー
ザに対して自動的に誤りがある旨を通知できるようにす
る。 【解決手段】 会員登録受付処理部22は、ユーザから
登録要求があったメールアドレスを当該ユーザがログイ
ンする際に入力する個人識別情報と対応させて記憶す
る。また、そのメールアドレスを宛先にしてアドレス確
認メールを送信する。メール受信部23は、アドレス確
認メールが宛先不明の未着であったとき、そのメールア
ドレスを不正メールアドレスとして記憶する。ログイン
受付処理部24は、ユーザからログインがあると、その
ログインの際に入力された個人識別情報に対応して記憶
しているメールアドレスが不正メールアドレスとして記
憶しているものか否かを判断する。そして、不正メール
アドレスとして記憶しているメールアドレスであると
き、当該ユーザにメールアドレスの誤登録を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークを利用してサーバから送信されるメール
の受信者を特定するメールアドレスを管理する方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット上に開設されたウ
ェブ(Web)サイトのなかには、会員登録をしたユー
ザに対して会員専用のホームページを閲覧可能にした
り、電子メールを利用して定期的あるいは不定期に様々
な情報を配信したりするサービスを行なっているところ
がある。
【0003】通常、このような会員登録制度を実施して
いるウェブサイトのホームページには会員登録用のウェ
ブページがリンクしており、ユーザはパーソナルコンピ
ュータ(以下、パソコンと略称する)や携帯電話等のイ
ンターネット対応のクライアント端末を操作して会員登
録用のウェブページにアクセスし、そのウェブページに
氏名,メールアドレス等の必要事項を入力することによ
って会員登録を行なえるようになっている。また、手紙
やファクシミリ等を利用して氏名,メールアドレス等の
必要事項を記入した会員登録申込書を当該ウェブサイト
の管理者に送ることにより、会員登録を行なう場合もあ
る。
【0004】いずれにしても、会員登録を行なったユー
ザに対しては、当該ウェブサイトを形成するウェブサー
バへのログイン(ネットワークを通じてコンピュータに
接続し、そのコンピュータを操作可能な状態にするこ
と)に必要な個人識別情報としてアカウント名とパスワ
ードが与えられ、以後、ユーザは、インターネット対応
のクライアント端末を操作して当該ウェブサイトのホー
ムページにアクセスした後、アカウント名とパスワード
を入力することによりログインでき、会員専用のホーム
ページを閲覧できるようになっていた。
【0005】また、当該ウェブサイトのウェブサーバに
おいては、各ユーザのメールアドレスがデータベース上
で記憶管理されていた。そして、当該ウェブサイトの管
理者が会員専用の電子メールを投稿すると、その電子メ
ールがインターネットを通じて各ユーザのメールアドレ
ス宛に一斉に配信されるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来、ウェブサ
ーバのデータベース上で管理される各ユーザのメールア
ドレスは、各ユーザが会員登録用のウェブページに入力
したアドレス、あるいは登録申込書に記入したアドレス
であったので、アドレスの入力ミスあるいは記入ミスを
犯したユーザに対しては、当該ウェブサイトから発信す
る電子メールが配信されないという問題があった。
【0007】このような場合、該当するユーザの氏名や
住所または電話番号等が当該ウェブサイトの管理者側で
把握できていればメールアドレスに誤りがあることを通
知できるが、その実施には管理者側に大きな負担が強い
られるため、対応が困難であった。また、会員登録用の
ウェブページから会員登録を行なうユーザのなかには氏
名や住所等を正しく入力しないユーザもおり、このよう
なユーザに対してはメールアドレスに誤りがあることを
通知する手だてがなかった。
【0008】本発明はこのような事情に基づいてなされ
たもので、その目的とするところは、登録されたメール
アドレスに誤りがあるユーザに対して自動的に誤りがあ
る旨を通知できるメールアドレス管理方法及びその装置
を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願請求項1記載の発明
は、ネットワークを利用してサーバから送信されるメー
ルの受信者を特定するメールアドレスを管理する方法で
あって、ユーザから登録要求があったメールアドレスを
当該ユーザがサーバにネットワークを通じてログインす
る際に入力する個人識別情報と対応させて記憶するとと
もに、その記憶したメールアドレスを宛先にしてアドレ
ス確認メールをネットワークを通じて送信し、このアド
レス確認メールが宛先不明の未着であったとき、このア
ドレス確認メールの宛先であるメールアドレスを不正メ
ールアドレスとして記憶し、その後、ユーザからネット
ワークを通じてサーバへのログインがあると、そのログ
インの際に入力された個人識別情報に対応して記憶して
いるメールアドレスが不正メールアドレスとして記憶し
ているものか否かを判断し、不正メールアドレスとして
記憶しているメールアドレスであると判断すると、当該
ユーザにメールアドレスの誤登録を通知するようにした
ものである。
【0010】本願請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載のメールアドレス管理方法において、メールアドレ
スの誤登録を通知したユーザからメールアドレスの修正
要求があると、当該ユーザの個人識別情報と対応させて
記憶しているメールアドレスを修正要求のあったメール
アドレスに変更するステップを有したものである。
【0011】本願請求項3記載の発明は、ネットワーク
を利用してサーバから送信されるメールの受信者を特定
するメールアドレスを管理するメールアドレス管理装置
において、ユーザから登録要求があったメールアドレス
を当該ユーザがサーバにネットワークを通じてログイン
する際に入力する個人識別情報と対応させて記憶するメ
ールアドレス記憶手段と、このメールアドレス記憶手段
により記憶したメールアドレスを宛先にしてアドレス確
認メールをネットワークを通じて送信する確認メール送
信手段と、この確認メール送信手段により送信したアド
レス確認メールが宛先不明の未着であったとき、このア
ドレス確認メールの宛先であるメールアドレスを不正メ
ールアドレスとして記憶する不正アドレス記憶手段と、
ユーザからネットワークを通じてサーバへのログインが
あると、そのログインの際に入力された個人識別情報に
対応してメールアドレス記憶手段により記憶しているメ
ールアドレスが不正アドレス記憶手段により不正メール
アドレスとして記憶しているものか否かを判断するアド
レス正誤判断手段と、このアドレス正誤判断手段により
不正メールアドレスとして記憶しているメールアドレス
であると判断すると、当該ユーザにメールアドレスの誤
登録を通知するアドレス誤登録通知手段とを備えたもの
である。
【0012】本願請求項4記載の発明は、上記請求項3
記載のメールアドレス管理装置に、アドレス誤登録通知
手段によりメールアドレスの誤登録を通知したユーザか
らメールアドレスの修正要求があるとメールアドレス記
憶手段により当該ユーザの個人識別情報と対応させて記
憶しているメールアドレスを修正要求のあったメールア
ドレスに変更するメールアドレス修正手段を設けたもの
である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
面を用いて説明する。なお、この実施の形態は、インタ
ーネットを利用した電子メールのメールアドレス管理機
能に本発明を適用したものである。
【0014】はじめに、本実施の形態のシステム全体構
成を図1に示す。同図において、符号1はTCP/IP
プロトコルを使用したコンピュータ・ネットワークであ
るインターネットであって、このインターネット1に、
World-Wide-Web(以下、WWWと略称す
る)システムを利用して情報送信を行なうウェブサーバ
2と、ユーザからのアクセスを受付けインターネット1
に接続できるようにする各インターネット接続事業者
(以下、プロバイダと称する)のコンピュータ3とが接
続されている。また、各プロバイダのコンピュータ3に
は、電話回線や専用線等の通信回線4を介してインター
ネット接続対応のパソコンや携帯電話等のクライアント
端末5が接続されており、ユーザは、クライアント端末
5を操作してアクセスすることにより、対応するプロバ
イダのコンピュータ3を介してインターネット1に接続
し、ウェブサーバ2から送信されるウェブページを閲覧
したり、電子メールを受信したりできるようになってい
る。
【0015】本実施の形態において、ウェブサーバ2
は、会員登録制度を導入しているウェブサイトを制御す
るものであり、会員登録されたユーザに関する情報を図
2に示すレコードレイアウトで記憶管理する会員データ
ベース6を備えている。因みに、図2において、「N
o」はそのレコード固有の番号である。また、「レイア
ウト」及び「パスワード」は、会員登録されたユーザに
対して当該ウェブサイトの管理者から発行される個人識
別情報であり、「会員氏名」及び「メールアドレス」は
ユーザの個人情報である。また、「最終アクセス日」は
ユーザが当該ウェブサイトにアクセスした最終日であ
る。そして本実施の形態では、特に不正アドレス記憶手
段として、同一レコード内のメールアドレスに電子メー
ルを送信したがこのメールが宛先不明で未着になったと
きセットされる「宛先不明フラグ」F1を各レコードに
付加している。
【0016】さて、本実施の形態において、ウェブサー
バ2は、図3に示すように通信制御部21、会員登録受
付処理部22、メール受信処理部23及びログイン受付
処理部24をそれぞれプログラムで構成することによ
り、本発明のメールアドレス管理機能を実現している。
【0017】通信制御部21は、インターネット1を介
してデータを受信したり、インターネット1上にデータ
を送信したりするもので、受信したデータがユーザから
の会員登録要求であった場合には会員登録受付処理部2
2に送出し、電子メールであった場合にはメール受信処
理部23に送出し、ログイン(ネットワークを通じてコ
ンピュータに接続し、そのコンピュータを操作可能な状
態にすること)の要求であった場合にはログイン受付処
理部24に送出する。また、会員登録受付処理部22及
びログイン受付処理部24からウェブページや電子メー
ルのデータを受取ると、それをインターネット1上に送
信するものとなっている。
【0018】会員登録受付処理部22は、図4の流れ図
に示す処理を実行するものである。すなわち、ST(ス
テップ)1として会員登録要求のデータを受信するのを
待機する。そして、通信制御部21を介して会員登録要
求のデータを受信すると、ST2として会員登録ページ
ファイル25に予め設定されている会員登録用のウェブ
ページを通信制御部21を介してインターネット1上に
送信する。
【0019】次に、ST3として会員登録用のウェブペ
ージに会員登録に必要な情報が入力されて返信されてく
るのを待機する。そして、通信制御部21を介してその
入力情報を受信すると、ST4として会員登録に必須の
事項(本実施の形態では、氏名とメールアドレスとす
る)が入力されているか否かを判断する。入力されてい
ない場合にはST2に戻り、会員登録用のウェブページ
を再度インターネット1上に送信する。
【0020】ST4にて会員登録に必須の事項が入力さ
れていた場合には、ST5として新規会員を識別するた
めのアカウントとパスワードを内部で生成する。そし
て、このアカウントとパスワードを通知するウェブペー
ジを通信制御部21を介してインターネット1上に送信
する。
【0021】次に、ST6としてこの新規のアカウント
とパスワードに対応させて会員登録情報として入力され
た会員氏名及びメールアドレスをセットした会員データ
ベースのレコードを作成し、このレコードを会員データ
ベース6に登録する(メールアドレス記憶手段)。
【0022】しかる後、ST7として会員登録情報とし
て入力され会員データベース6に登録されたメールアド
レスを取得し、このメールアドレスを、予め確認メール
文章ファイル26に設定されているメール文章をメール
本文にセットした電子メールの宛先とする。そして、こ
の電子メール,いわゆる確認メールを通信制御部21を
介してインターネット1上に送信して(確認メール送信
手段)、今回の会員登録要求に対する処理を終了するも
のとなっている。
【0023】メール受信処理部23は、図5の流れ図に
示す処理を実行するものである。すなわち、ST11と
して電子メールを受信するのを待機する。そして、通信
制御部21を介して電子メールを受信すると、ST12
としてその電子メールが宛先不明で返信されてきた未着
メールか否かを判断する。ここで、未着メールでない場
合には、その電子メールを受信トレイに格納する。
【0024】受信メールが未着メールであった場合に
は、ST13としてその未着メールの本文には宛先不明
となった送信メールの宛先であるメールアドレス(宛先
メールアドレス)が記録されているので、未着メールの
メール本文から宛先メールアドレスを抽出する。そし
て、ST14として会員データベース6を検索し、メー
ルアドレスが今回の宛先メールアドレスと一致するレコ
ードの宛先不明フラグF1を“1”にセットする(不正
アドレス記憶手段)。以上で、今回の未着メール受信に
対する処理を終了するものとなっている。
【0025】ログイン受付処理部24は、図6の流れ図
に示す処理を実行するものである。すなわち、ST21
としてログイン要求のデータを受信するのを待機する。
そして、通信制御部21を介してログイン要求のデータ
を受信すると、ST22としてこのログインの際に入力
されたアカウントとパスワードを含むレコードが会員デ
ータベース6に登録されているか否かを調べる。その結
果、ST23として入力されたアカウントとパスワード
を含むレコードが会員データベース6に登録されていな
い場合には、ST24としてログインエラーの応答メッ
セージを返信して、今回の処理を終了する。
【0026】これに対し、入力されたアカウントとパス
ワードを含むレコードが会員データベース6に登録され
ていた場合には、ST25としてそのレコードの宛先不
明フラグF1をチェックする(アドレス正誤判断手
段)。ここで、宛先不明フラグF1が“1”にセットさ
れていない場合には、このレコードのメールアドレスは
宛先不明のアドレスではないので、ST26として会員
トップページファイル27に予め設定されている会員専
用のウェブトップページを通信制御部21を介してイン
ターネット1上に送信して、今回の処理を終了する。
【0027】一方、ST25にて宛先不明フラグF1が
“1”にセットされていた場合には、このレコードのメ
ールアドレスは宛先不明のアドレスなので、ST27と
してメールアドレスが誤登録であることをユーザに知ら
せるメッセージを上記会員専用ウェブトップページに組
み込み、通信制御部21を介してインターネット1上に
送信する(アドレス誤登録通知手段)。
【0028】その後、ST28としてウェブトップペー
ジに対するユーザからの応答データを受信するのを待機
する。そして、通信制御部21を介して応答データを受
信すると、ST29としてその応答データがメールアド
レスの修正を要求するデータか否かを判断する。ここ
で、メールアドレスの修正を要求するデータであった場
合には、ST30として会員データベース6の該当する
レコードのメールアドレスを修正後のメールアドレスに
変更する(メールアドレス修正手段)。また、ST31
として該当するレコードの宛先不明フラグF1を“0”
にリセットする。しかる後、ST32として修正された
メールアドレスを取得し、このメールアドレスを、前記
会員登録受付処理部22と同様に確認メール文章ファイ
ル26のメール文章をメール本文にセットした電子メー
ルの宛先とする。そして、この電子メール,いわゆる確
認メールを通信制御部21を介してインターネット1上
に送信して(確認メール送信手段)、今回のログイン受
付処理を終了するものとなっている。
【0029】このように構成された本実施の形態におい
ては、ユーザがクライアント端末5を操作してウェブサ
ーバ2のウェブサイトにアクセスすると、先ず、当該ウ
ェブサイトの一般(非会員)向けウェブトップページが
クライアント端末5のディスプレイに表示される。ここ
で、ユーザが非会員であり会員登録を希望する場合に
は、そのトップページにリンクしている会員登録用のウ
ェブページにアクセスする。そうすると、インターネッ
ト1を介してウェブサーバ2に会員登録要求のデータが
送信される。
【0030】これに応じて、ウェブサーバ2では会員登
録受付処理が実行される。先ず、図7に示すようなレイ
アウトの会員登録用ウェブページがインターネット1を
介して当該ユーザのクライアント端末5にダウンロード
され、ディスプレイに表示される。そこでユーザは、会
員登録用ウェブページに少なくとも氏名やメールアドレ
スを入力して[登録]ボタンをクリックする。そうする
と、この会員入力情報がインターネット1を介してウェ
ブサーバ2に送信される。
【0031】これにより、ウェブサーバ2においては、
新規のアカウントとパスワードが生成され、このアカウ
ントとパスワードを通知するウェブページがインターネ
ット1を介して当該ユーザのクライアント端末5にダウ
ンロードされる。また、このアカウントとパスワードに
対応してユーザが会員登録画面で入力した氏名とメール
アドレスのデータをセットした会員データベースのレコ
ードが作成され、会員データベース6に登録される。さ
らに、ユーザが会員登録画面で入力したメールアドレス
を宛先としてアドレス確認用の電子メールが作成され、
インターネット1上に送信される。
【0032】したがって、ユーザ自身によって会員登録
画面で入力されたメールアドレスが正しいときには、当
該ユーザに対してアドレス確認用の電子メールが送達す
る。ところが、メールアドレスに誤りがあった場合に
は、アドレス確認用の電子メールは送達せず、この確認
メールに対して宛先不明の着信メールがウェブサーバ2
に返信される。
【0033】これにより、ウェブサーバ2においては、
メール受信処理が実行される。そして、宛先不明の着信
メールからその宛先不明となった確認メールのメールア
ドレスが自動的に抽出され、このメールアドレスに対応
して会員データベースで記憶されている宛先不明フラグ
F1が“1”にセットされて、当該メールアドレスが宛
先不明であると管理される。
【0034】一方、ウェブサイトへの会員登録を終えて
アカウントとパスワードを取得したユーザは、その後、
当該ウェブサイトの会員専用ウェブページを閲覧する際
に上記アカウントとパスワードを入力することによって
ログインを行なう。そうすると、インターネット1を介
してウェブサーバ2にログイン要求のデータが送信され
る。
【0035】これに応じて、ウェブサーバ2ではログイ
ン受付処理が実行される。そして、入力されたアカウン
トとパスワードに対応して会員データベース6上で管理
されているメールアドレスが宛先不明であり、宛先不明
フラグF1がセットされていた場合には、図8に示すよ
うなレイアウトのメールアドレス誤登録メッセージ付の
会員専用ウェブトップページが当該ユーザのクライアン
ト端末5にダウンロードされ、ディスプレイに表示され
る。そこでユーザは、確認ボタンを入力する。そうする
と、図7に示すようなレイアウトの会員登録画面が表示
され、メールアドレス欄に当該ユーザが会員登録時に入
力したメールアドレスが表示されるので、誤りを訂正
後、登録ボタンをクリックする。そうすると、メールア
ドレス変更の応答データがインターネット1を介してウ
ェブサーバ2に送信される。
【0036】これにより、ウェブサーバ2においては、
会員登録データベース6にて記憶管理されている宛先不
明のメールアドレスが自動的に修正される。そして、再
びこの修正後のメールアドレスを宛先とするアドレス確
認メールがインターネット1上に送信される。したがっ
て、ユーザ自身によって修正されたメールアドレスが正
しいときには、当該ユーザに対して上記確認メールが送
信される。
【0037】このように本実施の形態によれば、ウェブ
サーバ2の会員データベース6に登録されたメールアド
レスに誤りがあるユーザに対しては、このユーザが当該
ウェブサイトにログインする際にメールアドレスに誤り
がある旨が自動的に通知されるので、ユーザにメールア
ドレスが誤りであることを通知することができる。そし
て、この場合において、メールアドレスに誤りがある旨
の通知を受けたユーザが、正しいメールアドレスを再入
力することによって自動的にメールアドレスが修正され
るので、修正に要する労力と時間の浪費を省くことがで
きる。
【0038】なお、前記一実施の形態では、未着メール
のメール本文からメールアドレスを抽出することによっ
て宛先不明のメールアドレスを検出したが、未着メール
の本文には宛先不明メールの件名も含まれるので、アド
レス確認メールの件名をユーザ固有のものにすることに
よって、未着メールの本文から件名を抽出し、その件名
から宛先不明のメールアドレスを検出するようにしても
よい。
【0039】また、前記一実施の形態では、会員登録時
にユーザ自身によって入力されたメールアドレスが宛先
不明のときの処理について説明したが、会員登録後にプ
ロバイダの変更等によってメールアドレスを変更したが
当該ウェブサイトにメールアドレスの変更を通知し忘れ
たユーザがいた場合にも、本発明は有効である。すなわ
ち、当該ウェブサイトから各ユーザに電子メールを配信
した際に宛先不明の未着メールが戻ってきた場合、その
未着メールから宛先不明のメールアドレスが検出され
て、この宛先不明のメールアドレスに対応する宛先不明
フラグF1がセットされる。これにより、該当するユー
ザがログインした際にはメールアドレスが誤りである旨
が通知されるようになる。
【0040】また、前記一実施の形態では会員登録をイ
ンターネットを介して行なうオンライン登録の場合を示
したが、書面やファクシミリによって会員登録を行なう
オフライン登録にも本発明は同様に適用できるものであ
る。この他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形
実施可能であるのは勿論である。
【0041】
【発明の効果】以上詳述したように本願請求項1記載の
発明によれば、登録されたメールアドレスに誤りがある
ユーザに対して自動的に誤りがある旨を通知できるメー
ルアドレス管理方法を提供できる。
【0042】また、本願請求項2記載の発明によれば、
誤りがあったメールアドレスを自動的に修正できるメー
ルアドレス管理方法を提供できる。
【0043】また、本願請求項3記載の発明によれば、
登録されたメールアドレスに誤りがあるユーザに対して
自動的に誤りがある旨を通知できるメールアドレス管理
装置を提供できる。
【0044】また、本願請求項4記載の発明によれば、
誤りがあったメールアドレスを自動的に修正できるメー
ルアドレス管理装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるシステムの全
体構成図。
【図2】 同実施の形態においてウェブサーバが有する
会員データベースのデータレイアウトを示す図。
【図3】 同実施の形態においてウェブサーバが有する
メールアドレス管理機能の構成図。
【図4】 図3における会員登録受付処理部の構成を具
体的に示す流れ図。
【図5】 図3におけるメール受信処理部の構成を具体
的に示す流れ図。
【図6】 図3におけるログイン受付処理部の構成を具
体的に示す流れ図。
【図7】 同実施の形態において表示される会員登録画
面の一例図。
【図8】 同実施の形態において表示されるメールアド
レス誤登録メッセージ付会員ウェブトップページ画面の
一例図。
【符号の説明】
1…インターネット 2…ウェブサーバ 4…クライアント端末 6…会員データベース 22…会員登録受付処理部 23…メール受信処理部 24…ログイン受付処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稗田 耕一 東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号 日本橋Fタワー 東芝テック株式会社内 (72)発明者 桧垣 高士郎 東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号 日本橋Fタワー 東芝テック株式会社内 (72)発明者 井木 竹志 東京都中央区日本橋浜町3丁目21番1号 日本橋Fタワー 東芝テック株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを利用してサーバから送信
    されるメールの受信者を特定するメールアドレスを管理
    する方法であって、 ユーザから登録要求があったメールアドレスを当該ユー
    ザが前記サーバに前記ネットワークを通じてログインす
    る際に入力する個人識別情報と対応させて記憶するとと
    もに、その記憶したメールアドレスを宛先にしてアドレ
    ス確認メールを前記ネットワークを通じて送信し、この
    アドレス確認メールが宛先不明の未着であったとき、こ
    のアドレス確認メールの宛先であるメールアドレスを不
    正メールアドレスとして記憶し、その後、ユーザから前
    記ネットワークを通じて前記サーバへのログインがある
    と、そのログインの際に入力された個人識別情報に対応
    して記憶しているメールアドレスが不正メールアドレス
    として記憶しているものか否かを判断し、不正メールア
    ドレスとして記憶しているメールアドレスであると判断
    すると、当該ユーザにメールアドレスの誤登録を通知す
    ることを特徴とするメールアドレス管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメールアドレス管理方法
    において、 メールアドレスの誤登録を通知したユーザからメールア
    ドレスの修正要求があると、当該ユーザの個人識別情報
    と対応させて記憶しているメールアドレスを修正要求の
    あったメールアドレスに変更するステップを有したこと
    を特徴とするメールアドレス管理方法。
  3. 【請求項3】 ネットワークを利用してサーバから送信
    されるメールの受信者を特定するメールアドレスを管理
    するメールアドレス管理装置において、 ユーザから登録要求があったメールアドレスを当該ユー
    ザが前記サーバに前記ネットワークを通じてログインす
    る際に入力する個人識別情報と対応させて記憶するメー
    ルアドレス記憶手段と、 このメールアドレス記憶手段により記憶したメールアド
    レスを宛先にしてアドレス確認メールを前記ネットワー
    クを通じて送信する確認メール送信手段と、 この確認メール送信手段により送信したアドレス確認メ
    ールが宛先不明の未着であったとき、このアドレス確認
    メールの宛先であるメールアドレスを不正メールアドレ
    スとして記憶する不正アドレス記憶手段と、 ユーザから前記ネットワークを通じて前記サーバへのロ
    グインがあると、そのログインの際に入力された個人識
    別情報に対応して前記メールアドレス記憶手段により記
    憶しているメールアドレスが前記不正アドレス記憶手段
    により不正メールアドレスとして記憶しているものか否
    かを判断するアドレス正誤判断手段と、 このアドレス正誤判断手段により不正メールアドレスと
    して記憶しているメールアドレスであると判断すると、
    当該ユーザにメールアドレスの誤登録を通知するアドレ
    ス誤登録通知手段とを具備したことを特徴とするメール
    アドレス管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のメールアドレス管理装置
    において、 アドレス誤登録通知手段によりメールアドレスの誤登録
    を通知したユーザからメールアドレスの修正要求がある
    とメールアドレス記憶手段により当該ユーザの個人識別
    情報と対応させて記憶しているメールアドレスを修正要
    求のあったメールアドレスに変更するメールアドレス修
    正手段を設けたことを特徴とするメールアドレス管理装
    置。
JP2001163342A 2001-05-30 2001-05-30 メールアドレス管理方法及び装置 Pending JP2002351785A (ja)

Priority Applications (1)

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