JP2002351642A - 印刷用紙・インク代還元装置、送信端末及び受信端末 - Google Patents

印刷用紙・インク代還元装置、送信端末及び受信端末

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JP2002351642A
JP2002351642A JP2001160287A JP2001160287A JP2002351642A JP 2002351642 A JP2002351642 A JP 2002351642A JP 2001160287 A JP2001160287 A JP 2001160287A JP 2001160287 A JP2001160287 A JP 2001160287A JP 2002351642 A JP2002351642 A JP 2002351642A
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Osamu Katayama
修 片山
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハガキの印刷代として、印刷用紙とインク代
があり、その他プリンタを動作させるための電源費があ
る。受信側の印刷費用に応じて送信側が印刷費用に応じ
て送信側が印刷費用を還元するためには、送信側でその
還元すべき費用をあらかじめ見積もる必要があり、その
見積値は受信側の印刷時に発生するこれらの費用の値で
ある必要があった。 【解決手段】 上記課題を解決するための手段として
は、送信端末102が受信端末101で使用する印刷機
種を記憶する手段と、印刷機種が印刷するときに要する
印刷費用の表を記憶する手段を設け、受信端末101で
印刷する場合の印刷費用を算出してこれを印刷代として
求める手段と、受信端末101に対して還元する送信端
末102の負担値を記憶する手段と、仲介サーバ103
が前記記憶内容をもとに受信端末101に送信端末10
2の負担値を還元する手段を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、印刷情報がハガキ
などのデータで、受信者側がこれを印刷することが前提
のシステムにおいて、印刷に必要な印刷用紙とインク代
の負担を送信側と受信側で分担しあうことのできる印刷
用紙、インク代還元装置、送信端末及び受信端末に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電話回線などで接続されたネットワーク
を利用して電子メールを交換するシステムにおいて、電
子メールが年賀状などのようなハガキのデータであり、
受信したハガキデータを印刷してハガキを得る場合、ハ
ガキの印刷費用は受信者側の負担となる。本来、郵便物
はその送り手側がハガキ代を負担するものであり、受け
取り側は相手からハガキが送られてきてもこれを負担す
ることがない。このため、ネットワークを利用してハガ
キの電子データを送信し、受信側がこれを印刷した場合
でも、送信側が印刷に要した印刷費用を負担し、受信側
の負担を軽減する必要がある。
【0003】本発明の目的は、ネットワークを利用して
メールを交換する上記システムにおいて、このように受
信者側がハガキのデータを受信し印刷してハガキを取得
しても、その印刷費用を受信者側がすべて負担すること
がないようにし、送信側が負担する本来の郵便のシステ
ムに近い印刷費用負担の割り当てを実現するものであ
る。
【0004】このような、受信側の印刷費用を軽減する
方法として、例えば、特願平11−361129号公報
に開示された「情報提供システム及び情報提供方法」の
ように、利用者が情報提供サービスから入手した情報を
印刷して利用する場合、印刷される情報に広告を付加し
て利用料を減額するものがある。この方法では、付加す
る広告により情報の利用料金を0にすることはできる
が、利用するための電話代、および印刷に要する紙代な
どの印刷費用は利用者の負担のままである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ハガキの印刷費用とし
て、印刷用紙代とインク代があり、その他プリンタを動
作させるための電源費がある。受信側の印刷費用に応じ
て送信側が印刷費用を返還するためには、送信側でその
返還すべき費用を予め見積もる必要があり、その見積値
は受信側の印刷時に発生するこれらの費用の値である必
要がある。
【0006】また、印刷費用を送信者側に分担して、送
信者側で負担するための割り当てる方法は、広告は付
加せず本文データのみのハガキを送信し、送信者側がこ
の印刷費用を負担する、広告を付加し、広告業者また
は広告記載の商品またはサービスを販売する販売業者が
印刷費用を負担する、または送信者側と広告業者、販売
業者間で印刷費用の負担の割合を決めて負担する、受
け取り側で有益な広告で受け取り側が承諾する場合は受
け取り側で負担するなどがある。また、の場合でも送
信者側がすべての受け取り手側に対する負担処理を行う
方法や、送信者側の代わりに仲介業者が受け取り手側に
対する負担処理を行う方法がある。このような、さまざ
まな分担に対応できるような構成が必要となり、受信側
の印刷完了の通知を行う相手と、実際に印刷費用を負担
するものが異なる場合でも対応可能な方法が必要とな
る。
【0007】さらに、広告の印刷をしないで印刷する場
合も考えられ、このとき受信側が印刷したとき印刷デー
タのうちどの部分を印刷したのかを送信側で知る方法が
必要となる。このとき、送信側から送られる印刷データ
は本文と複数の広告からなることが想定され、印刷され
たデータがこれら複数のデータのどれであるかを容易に
送信側で認識されればよい。受信側が広告を選んで印刷
しない場合においても、送信側では、この情報により印
刷費用の分担を動的に再分配することが可能となる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、送信者端末が、受信端末で使用する印刷機
種を記憶する手段と、印刷機種が印刷するときに要する
印刷費用の表を記憶する手段を設けて、受信端末で印刷
する場合の印刷費用を算出してこれを印刷費用として求
める手段と、受信端末に対して返還する送信端末の負担
額を記憶する手段と、仲介サーバが前記記憶内容をもと
に受信端末に送信端末の負担額を返還する手段と、本文
と広告を要素とする構造化データとして印刷情報を作成
する手段と、本文または広告を印刷情報に追加するとと
もにそれぞれの印刷負担額を決定する手段と、受信端末
で印刷完了時に印刷した要素に対してのみ通知するデー
タを作成する手段を用いることを特徴とするものであ
る。
【0009】このとき、送信者側が送信する印刷情報
は、印刷情報を識別する印刷情報識別番号、広告を識別
するための広告識別番号、印刷の完了を通知する通知先
などの情報を記述し、受信側が本文、広告を任意に印刷
すると、記述された情報をもとに印刷完了により印刷費
用負担額を請求するための印刷完了通知情報を自動生成
し、指定される通知先に返信する。通知先は印刷完了通
知情報を受信すると受信者側に対し本文の印刷費用負担
額および印刷完了通知情報に記載される広告識別番号に
該当する印刷費用負担額を返還し、さらに請求先にこれ
らの値をまとめて請求するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の印刷用紙、インク代還元装
置の構成を示すブロック図である。図1で、101は印
刷情報を作成し送信する送信端末、102は印刷機能を
備えた受信端末、103は受信端末102の印刷費用の
返還を代行して行う仲介サーバ、104は広告を提供す
る広告提供サーバ、105は広告提供サーバを通してサ
ービスまたは商品を提供する広告を受信端末に送る広告
依頼サーバ、111から115は金銭の値を記憶する金
銭値で、111は受信端末102の金銭値、112は送
信端末101の金銭値、113は仲介サーバ103の金
銭値、114は広告提供サーバ104の金銭値、115
は広告依頼サーバ105の金銭値である。
【0012】図1で装置は、受信端末102および送信
端末101、仲介サーバ103、広告提供サーバ10
4、広告依頼サーバ105で構成されており、送信端末
101から受信端末102に送られる印刷情報を受信端
末102で印刷したときに発生する、印刷用紙、インク
代を送信端末101、仲介サーバ103、広告提供サー
バ104、および広告依頼サーバ105間で負担額を決
め受信端末102に返還するものである。図1におい
て、各端末およびサーバ間の接続はネットワークを用い
ることも可能で、このときのネットワークは電話回線ま
たはインターネットのいずれかまたは双方により接続さ
れていてもよい。
【0013】ここでは、送信端末101で作成した印刷
情報に広告提供サーバ104が提供する広告を追加し、
受信端末102が印刷すると、広告提供サーバ104が
この広告に相当する印刷費用を負担する。送信端末10
1が送信する印刷情報は、本文と、複数の広告から構成
され、印刷情報を一意に決める印刷情報識別番号、広告
を識別する広告識別番号、印刷の完了を通知する印刷完
了通知先などの情報が追加され記述される。受信端末1
02が印刷情報を受信して、本文、広告を任意に選択し
て印刷すると、印刷情報識別番号と印刷した広告の広告
識別番号をパラメタとする印刷完了通知情報を生成し、
印刷情報の印刷完了通知先に返信する。印刷費用の負担
は本文と広告に対してそれぞれ分担され、本文は送信端
末101が負担し、広告は広告識別番号に対応する広告
を提供する広告提供サーバ104が負担する。仲介サー
バ103が通知先として印刷完了通知情報を受信する
と、受信端末102に対し本文の印刷費用負担額および
印刷完了通知情報に記載される広告識別番号に該当する
印刷費用負担額を返還し、さらに本文と広告識別番号の
請求先にこれらの値をまとめて請求するものである。こ
こで、本文は印刷情報と1対1の関係にあり、本文の識
別は印刷情報の識別情報である印刷情報識別番号によっ
て行う。
【0014】さらに、この方法により、印刷情報に広
告を付加せず送信端末が印刷費用負担額を負担する、
広告を付加し、広告提供サーバまたは広告記載の商品ま
たはサービスを提供するする広告依頼サーバが負担す
る、または送信端末と広告提供サーバ、広告依頼サーバ
間で負担の割合を決めて負担する、受信端末が広告の
印刷費用の値を負担することを承諾する場合は受信端末
で負担する方法で印刷費用の分担が可能である。また、
の場合でも仲介サーバを介さず送信端末がすべての受
信端末に対し直接印刷費用負担を返還する方法と、仲介
サーバを介して受信端末への印刷費用返還を行うことが
可能である。
【0015】図4は受信端末102が印刷したときに発
生する印刷費用に対する各端末の負担額を返還する方法
を説明したものである。図4で、151は返済を行う端
末、155は返済を受ける端末、152および156は
前記ネットワークを用いて通信情報を送受信する通信手
段、154および158は金銭の値を記憶する金銭値記
憶手段、153は通信手段152を用いて前記負担額を
含む金銭値増額情報を端末155に送り、端末151の
金銭値記憶手段154が記憶する値を前記負担額で減額
する減額手段、157は通信手段156を用いて金銭値
増額情報を受信すると金銭値記憶手段158が記憶する
値を増額する増額手段、159は返還の請求を行う請求
手段である。このとき、端末151から端末155に対
して前記負担額の返還は、減額手段153に前記負担額
を与えて金銭値記憶手段154に記憶する値を減額し、
前記負担額を含む金銭値情報を増額手段157が受信し
金銭値記憶手段158から前記金銭値増額情報に含まれ
る金額で増額することによりなされる。なお、端末15
1および端末155はそれぞれサーバに置き換えられ
る。また、前記返還に対して、負担額の請求を行うこと
も可能である。この場合は、端末155の請求手段15
9が請求額を含む金銭値請求情報を端末151に送信
し、端末151で減額手段が前記金銭値請求情報に含ま
れる請求額に従い返還を行う。
【0016】以上の方法により図1(1)の構成で、送
信端末101、受信端末102、仲介サーバ103、広
告提供サーバ104、広告依頼サーバ105の間で印刷
費用に対する各端末・サーバの負担額の返還がなされ
る。
【0017】図2は、各端末/サーバの金銭値111か
ら115を共通のサーバとして金銭値サーバ106にお
き、各端末/サーバは金銭値サーバ106をアクセスし
て返還を行う場合を示したものである。図2で、106
は金銭値の返還処理をする金銭値サーバ、121は前記
ネットワークを用いて通信情報を送受信する通信手段、
122は識別番号で識別されるひとつ以上の金銭値を記
憶する金銭値記憶手段、123は通信手段121を用い
て増額値と、増額識別番号と減額識別番号からなる返還
値情報を受け取ると、金銭値記憶手段122において前
記増額識別番号で識別する金銭値の値を前記増額値で増
額し、前記減額識別番号で識別する金銭値の値を前記増
額値で減額する返還処理手段である。このとき、返還値
情報は図5で示される。図5で、161は増額値と、増
額識別番号と減額識別番号からなる返還値情報、162
は増額識別番号が受信端末識別番号、減額識別番号が送
信端末識別番号で、増額値が100である返還値情報で
ある。このとき、各端末/サーバはそれぞれを識別する
識別番号が与えられ、各端末/サーバの該当する識別番
号で金銭値サーバ106の返還処理手段123を通して
金銭値111から115をアクセスすることにより、印
刷費用に対する返還を行うことができる。たとえば、送
信端末101から受信端末102に100円を返還する
場合は、増額値に100の値を、増額識別番号に受信端
末102の識別番号を、減額識別番号に送信端末101
の識別番号を設定した返還値情報162を金銭値サーバ
106の変換処理手段123に送ることによりなされ
る。
【0018】本方式で用いる金銭値111から115
は、受信端末102、送信端末101、仲介サーバ10
3、広告提供サーバ104、広告依頼サーバ105の使
用者に識別番号を与えて設定することが可能で、このと
き、使用者が金銭値を各端末/サーバに設定して複数の
端末を使用する場合は、それらの端末のうちただひとつ
の端末または金銭値サーバに使用者の識別番号に該当す
る金銭値を設定することができる。このとき、金銭値が
設定されている端末を交換する場合は、金銭値を一旦旧
端末より出金し金銭値を抹消して、新端末に金銭値を設
定して前記金額を金銭値に入金する。出金/入金の方法
は外部記憶メディアに一時使用する一時金銭値を設定
し、旧端末金銭値から一時金銭値へ返還し、一時金銭値
から新端末金銭値へ返還することにより行う。このと
き、現金と金銭値を交換する手段を用意し、現金を入力
し、現金を金銭値に返還し記憶する記憶媒体を使用し
て、上記入金の方法により金銭値に入金することが可能
となる。また、金銭値を上記出金の方法により記憶させ
た記憶媒体の金銭値を現金に交換することもできる。
【0019】図9はネットワーク上に前記送信端末およ
び受信端末で送受信される全ての通信情報を保持する通
信情報サーバを接続して情報交換を行う方法を説明して
いる。図9で、107は端末/サーバで送受信される全
ての通信情報を保持する通信情報サーバ、131は前記
ネットワークを用いて通信情報を送受信する通信手段、
132は前記端末/サーバの通信情報を記憶する通信情
報記憶手段、133は前記端末/サーバの通信情報を前
記端末/サーバをネットワーク上で識別する前記端末/
サーバ通信アドレスにより前記通信情報をアクセスする
通信情報アクセス手段である。この通信サーバ107を
用いることにより、たとえば送信端末101から受信端
末102に印刷情報を送信する場合は、送信端末101
は印刷情報を通信サーバ106の受信端末102の通信
アドレスで通信情報アクセス手段133にアクセスし、
受信端末102の通信アドレスに対応する通信情報に格
納し、受信端末102は受信端末102の通信アドレス
で通信情報アクセス手段133にアクセスし、受信端末
102の通信アドレスに対応する通信情報に格納されて
いる印刷情報を受信する。この方法は、既知の電子メー
ルによる通信方法と同じである。
【0020】(実施の形態1)図6は本発明の第1の実
施の形態を示したものである。第1の実施の形態は、送
信端末が印刷情報を受信端末に送信し、送信端末が印刷
情報の印刷費用を設定して、受信端末において前記印刷
情報の印刷が行われない場合においても、前記印刷費用
を受信端末に支払うことのできる送信端末および受信端
末からなる装置の構成を示したものである。装置は、受
信端末と送信端末から構成され、受信端末と送信端末は
電話回線またはインターネットのいずれかのネットワー
クで接続される。
【0021】図6において、101は送信端末、102
は受信端末、211はディスプレイなどの表示手段、2
12はキーボードやマウスなどの入力手段、213およ
び221は前記ネットワークを介して通信情報の送受信
を行う通信手段、214は送信端末101の使用者が入
力手段212を用いて送信先のネットワーク上のアドレ
スまたはFAXの電話番号などを設定する送信先設定手
段、215は送信先設定手段214で設定した送信先に
印刷情報を送信する印刷情報送信手段、216は受信端
末102における印刷費用に対する送信端末101の負
担額を表示手段111に提示して問い合わせる負担額提
示手段と、217は負担額提示手段216の問合せに対
して入力手段212を用いて送信端末101の使用者が
金額の変更あるいは承認を行うことにより負担額を確定
する負担額確定手段、218は負担額確定手段217に
より確定した負担額を記憶する負担額記憶手段、21
9、223は金銭の値を記憶する金銭値記憶手段、22
0は通信手段213を用いて前記負担額を含む金銭値増
額情報を受信端末102に送り、送信端末101の金銭
値記憶手段219の値を前記負担額で減額する減額手
段、222は通信手段221を用いて受信した印刷情報
を印刷する印刷手段、224は通信手段222を用いて
金銭値増額情報を受信すると金銭値記憶手段223が記
憶する値を増額する増額手段、225は負担額確定手段
217が負担額を確定し、印刷情報送信手段215で印
刷情報が送信されると減額手段220に前記負担額を与
えて減額手段220を起動させる制御手段である。
【0022】このとき、送信端末101の使用者は、受
信端末102が備えるプリンタが受け付けて印刷するこ
とができるプリンタコマンドもしくは前記プリンタコマ
ンドに返還できるワープロ文書や画像などの印刷データ
を構成要素とする印刷情報を用意し、送信先設定手段2
14で送信先の電話番号などを設定し、送信先設定手段
214が設定した送信先に印刷情報送信手段215を用
いて送信する。次に、前記印刷情報を送信する前に負担
額提示手段216により表示手段211が表示する金額
に対して、負担額確定手段217により入力手段212
を用いて金額の承認あるいは変更を行って、負担額を確
定する。前記負担額は負担額記憶手段218に記憶し、
制御手段225が減額手段220に前記負担額を与え
て、金銭値記憶手段219が記憶する値を減額し、受信
端末102に金銭値増額情報を送信する。受信端末10
2では、印刷情報を通信手段221で受信し、印刷情報
を印刷手段222で印刷することができる。さらに、送
信端末から金銭値増額情報を受信すると、前記金銭値増
額情報に含まれる金額で金銭値記憶手段223が記憶す
る値を増額する。
【0023】図7は、本方式における負担額提示手段2
16による画面の例と、印刷情報および金銭値増額情報
のデータの構成を示したものである。
【0024】図7で、231は負担額提示手段216に
より表示手段211に表示される画面、232は金額の
表示と入力手段212により前記金額の入力が可能な表
示領域、233は入力手段212を用いて表示領域23
2に表示された金額を決定するボタンである。このと
き、負担額提示手段216は負担額を表示領域232に
表示させ、使用者が入力手段212で表示領域232に
表示される金額を変更する。表示領域の金額でよい場合
は入力手段212のリターンキーを押すか、マウスカー
ソルの指示とクリックでボタン233を押して負担額を
確定する。
【0025】図7で、241は送信端末101が送信す
る印刷情報、242は送信端末101が送信する金銭値
増額情報である。印刷情報241は印刷可能な印刷デー
タを含む通信情報で、印刷データは受信端末102の印
刷手段が印刷可能なプリンタコマンドもしくは前記プリ
ンタコマンドに変換できるワープロ文書や画像などの電
子化データである。また、金銭値増額情報242は負担
額に対応する金銭の値を可読文字コードにより表現され
る数値データを含んでいる。
【0026】図8は、ひとつの端末が送信端末の機能と
受信端末の機能を兼ね備えた送受信端末として、送受信
端末間でそれぞれの送信端末機能部分と受信端末の機能
部分を交互に接続する端末を示したものである。図8
で、110は送信端末101に受信端末102の機能を
含め、ひとつの端末が送信端末の機能と受信端末の機能
を兼ね備えた送受信端末である。送信端末101は、受
信端末102の増額手段124と、印刷手段122を追
加することにより、受信端末102としての機能が追加
された送受信可能な送受信端末110となる。
【0027】本方式では、印刷用紙をハガキサイズの用
紙を用いることにより郵便ハガキの代用として利用する
ことが可能である。このとき受信端末で発生する印刷用
紙とインク代の負担は、印刷費用の値としてこの装置が
決めた負担の分担で返還される。
【0028】また、受信端末102で印刷情報を記憶す
る印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な磁気記憶
装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し可能な記
憶媒体であってもよく、複数の印刷情報を蓄積後、いつ
でも印刷が可能となる。
【0029】(実施の形態2)図9は本発明の第2の実
施の形態を示したものである。第2の実施の形態は、送
信端末が印刷情報を受信端末に送信し、送信端末が印刷
情報の印刷費用を設定して、受信端末において前記印刷
情報の印刷が行われたことにより、前記印刷費用を受信
端末に支払うことのできる送信端末および受信端末から
なる装置の構成を示したものである。装置は、受信端末
と送信端末から構成され、受信端末と送信端末は電話回
線またはインターネットのいずれかのネットワークで接
続される。
【0030】図9において、101から225の構成要
素は図2の構成要素と同じものである。図9で、301
はディスプレイなどの表示手段、302はキーボードや
マウスなどの入力手段、311は通信手段221を用い
て受信した印刷情報をひとつ以上記憶する印刷情報記憶
手段、312は印刷情報記憶手段311が記憶する印刷
情報の一覧を表示手段に提示し、入力手段302を用い
て受信端末102の使用者が前記提示された一覧から印
刷情報を選択することにより印刷情報を確定する印刷情
報確定手段、313は印刷情報確定手段312で選択さ
れた印刷情報が印刷手段222で印刷されると前記印刷
情報に記載された通知先に印刷完了を通知する印刷完了
通知情報を送信する印刷完了通知手段である。また、3
20は本方式のときに送信端末101の印刷情報送信手
段215が出力する印刷情報である。印刷情報320に
は、印刷情報320が受信端末で印刷されたときに受信
端末102が印刷完了を通知する通知先が含まれてい
る。前記通知先は、電話番号、あるいは、ネットワーク
上で識別されるメールアドレスなどを記述する。
【0031】このとき、送信端末101の使用者は、受
信端末102が備えるプリンタが受け付けて印刷するこ
とができるプリンタコマンドもしくは前記プリンタコマ
ンドに返還できるワープロ文書や画像などの印刷データ
を構成要素とする印刷情報を用意し、送信先設定手段1
14で送信先の電話番号などを設定し、印刷情報に送信
端末101の電話番号などを印刷完了通知先に設定し、
送信先設定手段214が設定した送信先に印刷情報送信
手段215を用いて送信する。次に、前記印刷情報を送
信する前に負担額提示手段216により表示手段211
が表示する金額に対して、負担額確定手段217により
入力手段212を用いて金額の承認あるいは変更を行っ
て、負担額を確定し、負担額記憶手段218に記憶す
る。受信端末は通信手段221により印刷情報を印刷情
報記憶手段311に記憶しておき、受信端末102の使
用者が印刷情報確定手段312により印刷する印刷情報
を確定する。前記印刷情報が印刷手段222で印刷され
ると、印刷完了通知手段313は前記印刷情報に含まれ
る印刷完了通知先に記載されている通知先に印刷完了情
報を送信する。送信端末101は前記印刷完了通知情報
を受信すると、減額手段220に負担額記憶手段218
に格納してある負担額を与えて、減額手段220が金銭
値記憶手段219が記憶する値を減額し、受信端末10
2に金銭値増額情報を送信する。受信端末102では、
送信端末101から金銭値増額情報を受信すると、前記
金銭値増額情報に含まれる金額で金銭値記憶手段223
が記憶する値を増額する。
【0032】図10は本方式における印刷情報確定手段
312による画面の例と、本方式でにおける印刷情報お
よび印刷完了通知情報のデータの構成を示したものであ
る。
【0033】図10で、321は印刷情報確定手段31
2により表示手段301に表示される画面、322は印
刷情報記憶手段311に記憶されている印刷情報を縮小
イメージで表示した印刷情報の一覧、323は印刷情報
の一覧322から印刷情報を選択する入力手段302の
マウスのカーソル、324はカーソル323で選択した
印刷情報である。このとき、印刷情報確定手段313は
印刷情報記憶手段311に記憶されている印刷情報を、
印刷情報の一覧322で表示し、使用者は入力手段30
2のマウスカーソル323で指示しマウスボタンをクリ
ックして印刷情報324を選択する。
【0034】図10で、341は送信端末101が送信
する印刷情報、342は受信端末102が送信する印刷
完了通知情報である。印刷情報341は印刷情報341
を識別する印刷情報識別番号と、印刷完了の通知先と、
印刷可能な印刷データを含む通信情報で、印刷情報識別
番号および印刷完了通知先は可読文字コードからなる文
字列、印刷データは受信端末102の印刷手段が印刷可
能なプリンタコマンドもしくは前記プリンタコマンドに
変換できるワープロ文書や画像などの電子化データであ
る。また、印刷完了通知先は送信端末101のネットワ
ークアドレスを文字列で設定し、受信端末102は印刷
完了情報を前記印刷完了通知先のネットワークアドレス
にする。印刷完了通知情報342は印刷情報識別番号か
らなり、印刷情報識別番号は印刷完了した前記印刷情報
の識別番号を文字コードで設定する。
【0035】図11は、ひとつの端末が送信端末の機能
と受信端末の機能を兼ね備えた送受信端末として、送受
信端末間でそれぞれの送信端末機能部分と受信端末の機
能部分を交互に接続する端末を示したものである。図1
1で、111は送信端末101に受信端末102の機能
を含めた送受信端末である。送信端末101は、受信端
末102の増額手段224と、印刷手段222と、印刷
情報記憶手段311と、印刷情報確定手段312と、印
刷情報完了通知手段313を追加することにより、受信
端末102としての機能が追加された送受信可能な送受
信端末111となる。
【0036】(実施の形態3)図12は本発明の第3の
実施の形態を示したものである。第3の実施の形態は、
前記実施の形態2において、送信端末が印刷情報の印刷
費用を設定して、その負担額を受信端末に通知し、受信
端末が前記の負担額に対して承認あるいは変更すること
ができる装置の構成を示したものである。装置は、受信
端末と送信端末から構成され、受信端末と送信端末は電
話回線またはインターネットのいずれかのネットワーク
で接続される。
【0037】図12において、101から313の構成
要素は図9の構成要素と同じものである。図12で、4
02は入力手段212を用いて送信端末101の使用者
が負担額の上限を入力し、通信手段213により負担額
確定手段217が確定する負担額と前記負担額の上限を
受信端末102に送信する負担額上限送信手段、403
は通信手段213を用いて受信端末102から送られる
負担額を前記負担額の上限の範囲で確定する負担額送信
確定手段、406は通信手段221を用いて送信端末1
01から送られる負担額と、負担額の上限を表示手段3
01に提示して受信端末102の使用者に問い合わせる
負担額上限提示手段、407は負担額上限提示手段40
6の問合せに対して入力手段302を用いて受信端末1
02の使用者が前記負担額の上限の範囲で負担額の変更
を行うことにより負担額を確定する負担額受信確定手
段、408は負担額受信確定手段407が確定する負担
額を送信端末に送信する負担額送信手段である。
【0038】このとき、送信端末101の使用者は、負
担額確定手段217で負担額を確定し、負担額上限送信
手段402で入力した負担額の上限と前記負担額を受信
端末102に送信すると、入力すると、負担額送信手段
401で前記負担額を受信端末102に送信し、受信端
末102は前記負担額と負担額の上限を受信すると、負
担額上限提示手段406により表示手段301に前記負
担額と負担額の上限を表示させ、受信端末102の使用
者に問い合わせる。受信端末102の使用者は問合せに
対して、負担額受信確定手段407により入力手段30
2を用いて、金額の承認あるいは変更を行うことにより
負担額を確定する。負担額受信確定手段407により確
定した負担額は負担額送信手段408により送信端末1
01に送信する。送信端末101は受信端末102から
負担額を受信すると負担額上限送信手段402で設定し
た負担額の上限の範囲内で前記受信端末102から受信
した負担額の値を負担額として確定し、負担額記憶手段
218に記憶する。負担額送信確定手段403はさら
に、減額手段220に負担額記憶手段218に格納して
ある負担額を与えて、金銭値記憶手段219が記憶する
値を減額し、受信端末102に金銭値増額情報を送信す
る。受信端末102では、送信端末101から金銭値増
額情報を受信すると、前記金銭値増額情報に含まれる金
額で金銭値記憶手段223が記憶する値を増額する。
【0039】図13は本方式における負担額上限送信手
段402と負担額上限提示手段406による画面の例で
ある。図13で、411は負担額上限送信手段402に
より表示手段211に表示される画面、412は金額の
表示と入力手段212により前記金額の入力が可能な表
示領域、413は入力手段212を用いて表示領域41
2に表示された金額を決定するボタン、421は負担額
上限提示手段406により表示手段301に表示される
画面、422は金額の表示と入力手段302により前記
金額の入力が可能な表示領域、423は入力手段302
を用いて表示領域422に表示された金額を決定するボ
タンである。このとき、送信端末101では、負担額上
限送信手段402により負担額確定手段217で確定し
た負担額を画面411に表示し、前期表示の下に負担額
の上限を表示領域412に表示させ、使用者が入力手段
212で表示領域412に表示される負担額の上限金額
を変更する。表示領域412の金額でよい場合は入力手
段212のリターンキーを押すか、マウスカーソルの指
示とクリックでボタン413を押して負担額の上限を確
定する。また受信手段102では、負担額上限提示手段
402により送信端末101から負担額と負担額の上限
を受信し、負担額の上限を画面421に表示し、前期表
示の下に負担額を表示領域422に表示させ、使用者が
入力手段302で表示領域422に表示される負担額の
金額を変更する。表示領域422の金額でよい場合は入
力手段302のリターンキーを押すか、マウスカーソル
の指示とクリックでボタン423を押して負担額を確定
する。
【0040】図14は、ひとつの端末が送信端末の機能
と受信端末の機能を兼ね備えた送受信端末として、送受
信端末間でそれぞれの送信端末機能部分と受信端末の機
能部分を交互に接続する端末を示したものである。図1
4で、110は送信端末101に受信端末102の機能
を含めた送受信端末である。送信端末101は、受信端
末102の増額手段224と、印刷手段222と、印刷
情報記憶手段311と、印刷情報確定手段312と、印
刷情報完了通知手段313と、負担額上限提示手段40
6と、負担額受信確定手段407、負担額送信手段40
8を追加することにより、受信端末102としての機能
が追加された送受信可能な送受信端末110となる。
【0041】(実施の形態4)図15は本発明の第4の
実施の形態を示したものである。第4の実施の形態は、
前記実施の形態2において、受信端末が印刷情報の印刷
費用を設定して、その負担額を送信端末に通知し、送信
端末が前記の負担額に対して承認すると負担額が確定
し、変更する場合は、変更する負担額を受信端末に送り
受信端末が承認すると負担額が確定する装置の構成を示
したものである。装置は、受信端末と送信端末から構成
され、受信端末と送信端末は電話回線またはインターネ
ットのいずれかのネットワークで接続される。
【0042】図15において、101から408の構成
要素は図4の構成要素と同じものである。図15で、5
01は負担額確定手段217が確定する負担額を受信端
末102に送信する負担額送信手段、502は受信端末
102から負担額を受信し、前記負担額が負担額確定手
段217により確定した負担額と同額の場合に負担額を
確定する負担額応答送信確定手段、503は前記印刷費
用に対する送信端末101の負担額あるいは通信手段2
21を用いて送信端末101から送られる負担額を表示
手段301に提示して問い合わせる負担額提示手段、5
04は負担額提示手段503の問合せに対して入力手段
302を用いて受信端末102の使用者が金額の変更あ
るいは承認を行うことにより負担額を確定する負担額確
定手段、505は送信端末101から負担額を受信し、
前記負担額が負担額確定手段504により確定した負担
額と同額の場合、負担額を確定する負担額応答受信確定
手段である。
【0043】このとき、受信端末102の使用者は負担
額提示手段503により表示手段301に負担額を表示
させ、受信端末102の使用者に問い合わせる。受信端
末102の使用者は問合せに対して、負担額確定手段5
04により入力手段302を用いて、金額の承認あるい
は変更を行うことにより負担額を確定する。負担額確定
手段504により確定した負担額を負担額送信手段40
8で送信端末に送り、送信端末101は負担額提示手段
216により前記負担額を提示して、送信端末101の
使用者が負担額確定手段217により入力手段212を
用いて前記負担額を承認すると負担額が確定され、負担
額を確定する。負担額確定手段217により確定した負
担額は負担額送信手段501により受信端末102に送
信される。受信端末は負担額応答受信確定手段505に
より負担額を受信して負担額確定手段504で確定した
負担額と同額かどうか検査し同額の場合は負担額が確定
したものとする。同額でない場合は受信した負担額を負
担額提示手段503により提示し、負担額確定手段50
4により負担額を確定して送信端末101に送る。送信
端末101は負担額応答送信確定手段502により負担
額を受信して負担額確定手段217で確定した負担額と
同額かどうか検査し同額の場合は負担額が確定したもの
とする。同額でない場合は受信した負担額を負担額提示
手段216により提示し、負担額確定手段217により
負担額を確定して受信端末102に送る。以上の手順を
負担額が確定するまで行う。以上の手順で、負担額が確
定すると、負担額応答送信確定手段502はさらに、減
額手段220に負担額記憶手段218に格納してある負
担額を与えて、金銭値記憶手段219が記憶する値を減
額し、受信端末102に金銭値増額情報を送信する。受
信端末102では、送信端末101から金銭値増額情報
を受信すると、前記金銭値増額情報に含まれる金額で金
銭値記憶手段223が記憶する値を増額する。
【0044】図16は、ひとつの端末が送信端末の機能
と受信端末の機能を兼ね備えた送受信端末として、送受
信端末間でそれぞれの送信端末機能部分と受信端末の機
能部分を交互に接続する端末を示したものである。図1
6で、110は送信端末101に受信端末102の機能
を含めた送受信端末である。送信端末101は、受信端
末102の増額手段224と、印刷手段222と、印刷
情報記憶手段311と、印刷情報確定手段312と、印
刷情報完了通知手段313と、負担額上限提示手段40
6と、負担額受信確定手段407、負担額送信手段40
8、負担額応答受信確定手段505を追加することによ
り、受信端末102としての機能が追加された送受信可
能な送受信端末110となる。
【0045】図17,18は送信端末101における印
刷費用の分担の方法、受信端末102の印刷機種の問合
せ方法について説明したものである。
【0046】図17,18で、511は送信端末101
が送信する印刷情報の識別番号を設定する印刷情報識別
番号生成手段、512は受信端末102と受信端末10
2の印刷手段が備える印刷機種との対応を記憶する印刷
機種対応記憶手段、513は前記印刷機種の印刷処理に
よる印刷費用および前記印刷費用における受信端末10
2の負担額の暫定値を記憶する印刷費暫定負担額記憶手
段、514は印刷機種対応記憶手段512に記憶される
受信端末102の印刷機種により印刷費暫定負担額記憶
手段513に記憶される受信端末102の印刷費用およ
び受信端末暫定負担額を抽出する暫定負担額抽出手段、
515は印刷費用を全額負担するか、一部の金額で負担
するか決定する負担条件決定手段、516は印刷情報を
送信する前に受信端末102に対して受信端末102が
もつ印刷機種と印刷費用を問い合わせる印刷機種問合せ
手段、517は送信端末101の使用者が印刷情報送信
時に入力手段212を用いて受信端末102の使用者が
印刷する印刷枚数に対して送信端末101の使用者の負
担する限度を示す印刷可能枚数を入力して印刷情報に設
定する印刷可能枚数設定手段、518は印刷完了通知情
報の印刷情報識別番号をもとに負担額記憶手段218に
記憶された負担額を抽出する負担額抽出手段、519は
印刷完了通知情報の受信端末識別番号を増額識別番号
に、送信端末識別番号を減額識別番号に、負担額抽出手
段518で抽出した負担額を増額値に設定した返還値情
報を金銭値サーバ106に送信する返還値情報送信手
段、520は送信端末101を識別する識別番号を記憶
する送信端末識別番号記憶手段である。521、523
は印刷情報、522、524は印刷完了通知情報であ
る。ここで、印刷機種対応記憶手段512は受信端末識
別番号と、受信端末アドレスと、印刷機種名の対応表で
あり、受信端末識別番号は英数字による固定長文字列、
受信端末アドレスは電話番号あるいはメールアドレス、
印刷機種名は機種の品名あるいは品番を記憶し、印刷費
暫定負担額記憶手段513は印刷機種名と、印刷情報印
刷費用と、受信端末暫定負担額の対応表であり、印刷機
種名は印刷機種対応記憶手段512に記憶する印刷機種
名、印刷情報印刷費用は印刷機種が印刷するときの印刷
費用で、受信端末暫定負担値とともに2バイトバイナリ
の数値で記憶する。さらに、負担額記憶手段218は印
刷情報識別番号と、受信端末識別番号と、受信端末負担
額と、送信端末負担額の対応表であり、印刷情報識別番
号と受信端末識別番号は英数字による固定長文字列、受
信端末負担額と送信端末負担額は2バイトバイナリの数
値で記憶する。また、印刷情報521は印刷情報識別番
号と、印刷完了通知先と、印刷データからなり、印刷情
報識別番号は印刷完了通知先は523のように文字列で
設定し、印刷完了通知情報522は印刷情報識別番号と
受信端末識別番号からなり、印刷情報識別番号と受信端
末識別番号は524のように文字列で設定する。
【0047】以上の構成において、送信端末101は、
印刷情報を受信端末102で印刷する場合の印刷費用
を、あらかじめ印刷機種対応記憶手段512で記憶して
おいた受信端末102の印刷機種名と、その印刷機種が
印刷する場合に必要とする経費を記憶する印刷費暫定負
担額記憶手段513を用いて暫定負担額抽出手段514
で求める。もし、印刷機種対応記憶手段512にこれか
ら印刷情報を送信しようとする受信端末102が未登録
の場合は、印刷機種問合せ手段516により受信端末1
02の印刷手段が備える印刷機種を問い合わせる。問合
せは、送信端末101の通信手段213を用いて問合せ
情報を送信し、受信端末102から印刷機種名と印刷費
用返還の支払い先に対応する受信端末識別番号を含む印
刷機種情報受信して、受信端末102が返信する印刷機
種と印刷費用を印刷機種対応記憶手段512に記憶す
る。受信端末102の印刷手段が備える印刷機種が印刷
機種対応記憶手段512に記憶されている場合は、印刷
機種問合せ手段516により受信端末102に対して問
い合わせを前記印刷情報を送信するごとに前記印刷情報
送信の直前に毎回行うかあるいは、一定の期間を設定し
前記期間を超過するごとに受信端末102に問合せを行
い、受信端末102が返信する印刷機種と印刷費用を印
刷機種対応記憶手段512に記憶する。
【0048】このとき受信端末102が返信する印刷費
用は、受信端末102の印刷手段の備える印刷機種の印
刷モードとか、使用する印刷用紙の枚数、使用するロー
ル紙の長さ、インクの種類、吐出インクのドット数、印
刷した文字数などに基づいて算出する費用とすることが
できる。
【0049】このとき、送信端末101は負担条件決定
手段515により印刷費用を全額負担するか、一部を適
当な金額で負担するか決定する。送信端末101は負担
条件決定手段515により全額で負担する決定を行う
と、負担額確定手段手段217により送信端末101の
負担額を確定し、負担額送信手段501により前記負担
額を受信端末102に送信し、負担額送信確定手段21
7あるいは負担額応答送信確定手段502により負担額
を設定する。送信端末101は負担条件決定手段515
により一部負担する決定を行うと、負担額確定手段21
7により負担額を設定する。
【0050】印刷費用を受信端末と送信端末で負担する
方法は、負担額確定手段217において以下の3通りの
決定方法のいずれかを用いる。
【0051】第1の方法は、負担額確定手段217で予
め負担額の固定値を決めておき、決めてある固定値を受
信端末負担額とし、送信端末負担額は印刷費用の値から
この受信端末負担額を減算して求める。
【0052】第2の方法は、印刷費暫定負担額記憶手段
513記載の受信端末暫定負担額を受信端末負担額とし
て、送信端末負担額は印刷費用の値からこの受信端末負
担額を減算して求める。
【0053】第3の方法は、負担額確定手段217に負
担額を比率で設定する機能を設けて、送信端末に対して
印刷費用の負担率を任意に設定する指定を行い、たとえ
ば受信端末が印刷費用の値n%を負担し、送信端末が
(100−n)%を負担する設定を行う。
【0054】ここで求めた受信端末負担額および送信端
末負担額を負担額記憶手段218に記憶した後、送信端
末101は印刷情報211を印刷機種対応記憶手段51
2に記憶された受信端末102に送信する。複数の受信
端末に送信する場合は、それぞれの受信端末に対応する
受信端末負担額および送信端末負担額を負担額記憶手段
218に記憶した後で、それぞれの受信端末に印刷情報
を送信する。
【0055】受信端末102は印刷情報521を受信
し、印刷手段で印刷を行うと印刷情報521に含まれる
印刷情報識別番号と受信端末識別番号を用いて印刷完了
通知情報523を作成する。印刷完了通知情報212は
印刷情報521に含まれる印刷完了通知先に送信する。
このとき、印刷完了通知先は送信端末101である。
【0056】送信端末101は、印刷完了通知情報52
3を受信すると、印刷完了通知情報523記載の受信端
末識別番号と印刷情報識別番号を用いて負担額記憶手段
218から送信端末負担額を求め、この負担額の印刷枚
数倍した値を負担額として減額手段220により受信端
末102に返還する。
【0057】前記の例では減額手段220を用いて受信
端末102に返還したが、送信端末101は印刷完了通
知情報523を受信すると、負担額抽出手段518によ
り負担額を抽出して、送信端末識別番号記憶手段520
に記憶された送信端末101の識別番号と、前記負担額
と、印刷完了通知情報523の受信端末識別番号をもと
に、返還値情報送信手段519により返還値情報を作成
し金銭値サーバ106に送信して、受信端末102に返
還することもできる。このときの、返還値情報は図20
の527に示す通りである。
【0058】また、図19で、525は印刷可能枚数を
含む印刷情報である。このとき、本方式では、送信端末
101は送信端末101が負担する限度として印刷可能
枚数を印刷情報に追加し送信することができる。このと
き印刷可能枚数設定手段517により印刷可能枚数を設
定した印刷情報525を受信端末102に送ると、受信
端末102がこの印刷可能枚数以内の枚数で印刷した場
合は、送信端末101が印刷費用を送信端末負担額で負
担する。一方、受信端末102が印刷可能枚数を超えた
枚数で印刷すると、印刷可能枚数までを送信端末101
が負担し、印刷可能枚数を超えた部分は受信端末102
で負担することになる。ここで、印刷情報525に設定
する印刷可能枚数は印刷情報526のように文字列によ
る数値で設定する。
【0059】本方式では、印刷用紙をハガキサイズの用
紙を用いることにより郵便ハガキの代用として利用する
ことが可能である。このとき受信端末で発生する印刷用
紙とインク代の負担は、印刷費用の値としてこの装置が
決めた負担の分担で返還される。
【0060】また、受信端末102で印刷情報を記憶す
る印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な磁気記憶
装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し可能な記
憶媒体であってもよく、複数の印刷情報を蓄積後、いつ
でも印刷が可能となる。
【0061】(実施の形態5)図21は本発明の第2の
実施の形態を示したものである。第5の実施の形態は、
仲介サーバが追加されたもので、仲介サーバは送信端末
に代わり受信端末への印刷費用の負担額の返還を代行す
るものである。
【0062】図21は、送信端末101が印刷情報を受
信端末102に送り、受信端末102が送信端末101
から送られる印刷情報を印刷すると、印刷完了の印刷完
了通知情報で請求を仲介サーバ103に行い、仲介サー
バ103は受信端末に印刷費用の負担額を返還し、受信
端末102に支払った負担額を送信端末101に請求
し、送信端末101が仲介サーバ103の請求に対し返
還する場合を示したものである。装置は、受信端末10
2、送信端末101、仲介サーバ103で構成され、受
信端末102、送信端末101、仲介サーバ103は電
話回線またはインターネットのいずれかまたは双方のネ
ットワークで接続される。
【0063】図22は、図21における構成の詳細を示
すもので、図22において、601は前記ネットワーク
を介して通信情報の送受信を行う通信手段、602は送
信端末101の負担額記憶手段218が記憶する負担額
を前記送信端末101から受信し記憶する負担額記憶手
段、603は金銭の値を記憶する金銭値記憶手段、60
4は前記印刷完了通知情報を受信すると通信手段601
を用いて受信端末102の金銭値記憶手段が記憶する値
を増額させる金銭値増額情報を受信端末102に送り、
仲介サーバ103の金銭値記憶手段の値を前記負担額で
減額する減額手段、605は減額手段604が前記負担
額で値を増加させる請求値記憶手段、606は請求値記
憶手段605が記憶する値による金銭値請求情報を送信
する請求手段である。
【0064】このとき、仲介サーバ103は、受信端末
102に送信端末101の負担額を返還するための負担
額を求めるため、前もって送信端末101より負担額記
憶手段218の格納情報を受信し負担額記憶手段602
に記憶しておく。仲介サーバ103は印刷完了通知情報
が受信端末102より受信されると、印刷完了通知情報
記載の受信端末識別番号と印刷情報識別番号を用いて負
担額記憶手段602から送信端末負担額を求め、減額手
段604により受信端末102に返還する。このとき、
負担額を請求値記憶手段605が記憶する値に加算させ
ておく。これらの返還処理を複数の受信端末に対して行
うと、請求値記憶手段605が記憶する値はこれら複数
の受信端末に対する負担額の総計となり、この値を請求
手段606により送信端末101に請求する。送信端末
101は、仲介サーバ103から受信する金銭値請求情
報に含まれる請求値で減額手段220により仲介サーバ
103に返還を行う。
【0065】図23は、金銭値サーバ106がネットワ
ークに接続され、仲介サーバ103が返還を行う場合に
金銭値サーバ106を利用する場合の仲介サーバ103
における構成を示すもので、図23において、607は
印刷完了通知情報を受信し、印刷完了通知情報の印刷情
報識別番号をもとに負担額記憶手段602に記憶された
負担額を抽出する負担額抽出手段、608は印刷完了通
知情報の受信端末識別番号を増額識別番号に、仲介サー
バ識別番号を減額識別番号に、負担額抽出手段607で
抽出した負担額を増額値に設定した返還値情報を金銭値
サーバ106に送信する返還値情報送信手段、609は
仲介サーバ103を識別する識別番号を記憶する仲介サ
ーバ識別番号記憶手段、611は増額識別番号が受信端
末識別番号、減額識別番号が仲介サーバ識別番号、増額
値が負担額である返還値情報である。
【0066】このとき、仲介サーバは印刷完了通知情報
を受信すると、負担額抽出手段602により負担額を抽
出して、仲介サーバ識別番号記憶手段609に記憶され
た仲介サーバ103の識別番号と、前記負担額と、印刷
完了通知情報の受信端末識別番号をもとに、返還値情報
送信手段608により返還値情報611を作成し金銭値
サーバ106に送信して、受信端末102に返還する。
【0067】本方式における、印刷費用の値の負担の分
配方法は、実施の形態4と同様である。
【0068】また、受信端末102で印刷情報を記憶す
る印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な磁気記憶
装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し可能な記
憶媒体を用いること可能なのも実施の形態1と同様であ
る。
【0069】(実施の形態6)図24は本発明の第6の
実施の形態を示したものである。第6の実施の形態は、
広告提供サーバが広告を用意して送信端末を通して受信
端末に広告を送り、受信端末が広告を印刷することによ
り広告サーバが広告印刷費の値の全部または一部を負担
するものである。
【0070】図24は、広告提供サーバ104が広告を
送信端末101に提供し、送信端末101がこれを印刷
情報に貼り付けて受信端末102に送り、受信端末10
2が広告を印刷すると、受信端末102は印刷情報印刷
費用の本文の請求を送信端末101に、広告の請求を広
告提供サーバ104に、それぞれ印刷完了通知情報によ
り行う。受信端末102からの請求に従い送信端末10
1と広告提供サーバ104は受信端末102に還元を行
うものである。装置の構成は、受信端末102および送
信端末101、広告提供サーバ104からなり、受信端
末102、送信端末101、広告提供サーバ104は電
話回線またはインターネットのいずれかで接続される。
【0071】図25は、図24における構成の詳細を示
すもので、図25において、701は前記ネットワーク
を介して通信情報の送受信を行う通信手段、702は通
信手段701を用いて広告情報を提供する広告提供手
段、703は金銭の値を記憶する金銭値記憶手段、70
4は請求額を含む金銭値請求情報を受信すると通信手段
701を用いて前記金銭値請求情報送信先の金銭値記憶
手段の値を増額させる金銭値増額情報を前記金銭値請求
情報送信先に送り、金銭値記憶手段703が記憶する値
を前記請求額で減額する減額手段、705は前記印刷費
用に対する送信端末101の負担額と受信端末102の
負担額と広告提供サーバ104の負担額を比率で設定す
る広告負担額設定手段、706は暫定負担額抽出手段5
14が抽出する印刷費用を広告負担額設定手段705が
設定する比率で、受信端末102の負担額と送信端末1
01の負担額と広告提供サーバ104の負担額を表示手
段211に提示して問い合わせる広告負担額提示手段、
707は負担額確定手段217が確定する広告提供サー
バ104の負担額を記憶する広告負担額記憶手段、70
8は通信手段701を用いて広告提供サーバ104の提
供可能な広告の一覧を送信端末101に送信する広告一
覧提供手段、709は表示手段211に前記広告の一覧
を表示し、送信端末101の使用者が入力手段212を
用いて前記広告一覧の中から広告を選択することにより
前記印刷情報に追加する広告を選択する広告選択手段、
710は送信端末101の使用者が入力手段212を用
いて広告印刷データを印刷情報に追加せずに送信する受
信端末を設定する無広告端末設定手段、711は前記印
刷情報から広告データを除いた印刷データを作成し、削
除した広告識別番号を印刷完了通知手段に通知する広告
データ削除手段である。
【0072】ここで、広告負担額記憶手段707は、印
刷情報識別番号と、広告識別番号と、広告印刷負担額
と、広告を印刷しない場合の前記広告負担額のうち送信
端末が負担する信端末広告負担額からなる。広告負担額
記憶手段707の実施の形態を図26に示す。なお、広
告を印刷しない場合の例は、後述で説明する。
【0073】図27は各端末・サーバ間で交換する情報
を示すもので、721は広告提供手段702により送ら
れる広告、722および725は送信端末101が送信
する印刷情報、723および724は受信端末102が
送信する印刷完了通知情報である。
【0074】図28は送信端末101における広告選択
手段709による画面の例を説明したものである。図2
8で、731は広告選択手段709により表示手段21
1に表示される画面、732は広告を縮小イメージで表
示した広告の一覧、733は広告の一覧732から広告
を選択する入力手段212のマウスのカーソル、734
はカーソル733で選択した広告である。
【0075】図29は送信端末101における広告負担
額提示手段706による画面の例を説明したものであ
る。図29で、741は広告負担額提示手段706によ
り表示手段211に表示される画面、742は金額の表
示と入力手段212により前記金額の入力が可能な表示
領域、743は入力手段212を用いて表示領域232
に表示された金額を決定するボタンである。
【0076】図30は受信端末102における広告負担
額提示画面の例を説明したものである。図30で、75
1は広告負担額を含む印刷情報を受信した受信端末が前
記印刷情報の広告負担額を表示する画面、752は前記
広告負担額の表示金額、753は広告データを印刷情報
から削除するボタン、754は広告をそのまま印刷情報
とともに印刷することを決定するボタンである。
【0077】図31は受信端末102における定期購読
問合せ応答手段712による画面の例を説明したもので
ある。図31で、761は定期購読問合せ応答手段71
2により表示手段301に表示される画面、762は入
力手段302を用いて定期購読の受諾を決定するボタ
ン、763は入力手段302を用いて定期購読の拒絶を
行うボタンである。
【0078】このとき、広告提供手段702には、提供
する広告とその識別情報としての広告識別番号と、前記
広告が印刷されるときの広告負担可能値を記憶されてお
り、広告一覧提供手段708は広告提供手段702の保
持する広告の一覧を送信端末101に送信し、送信端末
101では広告選択手段709により画面731を用い
て広告を選択する。広告提供手段702は広告選択手段
709の選択する広告を送信端末101に送信する。こ
のとき、広告提供サーバ104が送信端末101に提供
する広告は広告721のように広告データとこれらの広
告識別番号および広告負担可能額からなる。送信端末1
01が広告選択手段709により広告を選択し印刷情報
725に追加すると、印刷情報725は印刷情報722
のように印刷データに広告データが追加される。このと
き、広告負担額設定手段705が設定する広告負担額を
広告負担額提示手段706により画面741で提示し、
負担額確定手段217により受信端末102、送信端末
101、広告提供サーバ104の印刷負担額を決定し、
それぞれの負担額を負担額記憶手段218、広告負担額
記憶手段707に格納して、印刷情報512を受信端末
102に送信する。このとき、負担額確定手段217は
4通りの決定方法により受信端末102、送信端末10
1、広告提供サーバ104の負担額を決定する。
【0079】第1の方法は、印刷費暫定負担額記憶手段
513記載の受信端末暫定負担額を受信端末負担額に、
広告711記載の広告負担可能値を広告印刷負担額とし
て決定し、印刷費用の値からこれらの値を減算して送信
端末負担額を求めるものである。この方法では、受信端
末負担額は負担額確定手段であらかじめ設定された固定
値をあててもよい。
【0080】第2の方法は、広告711記載の広告負担
可能値を広告印刷負担額として決定し、印刷費用の値か
らこの広告印刷負担額を減算した残りの値を任意の比率
で送信端末と受信端末で分担するもので、たとえば送信
端末負担額を残りの値n%とすると受信端末負担額を
(100−n)%に分配するものである。
【0081】第3の方法は、印刷費暫定負担額記憶手段
513記載の受信端末暫定負担額を受信端末負担額の固
定値として決定し、印刷費用の値からこの受信端末負担
額を減算した残りの値を任意の比率で送信端末と広告提
供サーバで分配するもので、たとえば送信端末負担額を
n%とすると広告提供サーバ負担額を(100−n)%
に分配するものである。この方法では、受信端末負担額
は負担額確定手段であらかじめ設定された固定値をあて
てもよい。
【0082】第4の方法は、送信端末において印刷費用
の値の負担率を任意に設定し、受信端末が印刷費用の値
n%を負担し、印刷費用の値m%を広告提供処理手段が
負担し、残りの印刷費用の値(100−n―m)%を印
刷情報送信手段が負担するように負担率を設定するもの
である。
【0083】また、送信端末101は、無広告端末設定
手段710により印刷情報512に広告を含めない本文
だけの印刷情報515を送る受信端末を指定することが
できる。このとき負担額確定手段217は、印刷情報5
12から広告要素を削除し、印刷データのみからなる印
刷情報515を作成し、広告負担額記憶手段707の広
告印刷負担額を削除し広告提供サーバ104の負担額を
0とし、前記広告印刷負担額を負担額記憶手段218の
送信端末負担額に加算する。
【0084】なお、画面741は金額による提示を行っ
ているが、上記方法において、印刷情報の印刷費用に対
する比率を表示することにより、負担額の比率分担を決
定することができる。
【0085】以上の方法で、印刷費用の値の負担が決定
し、印刷情報722または725を受信端末102が受
信し印刷すると、印刷完了通知手段313は印刷情報7
22に対して本文印刷負担額を請求する印刷情報識別番
号および広告印刷負担額を請求する広告識別番号を含む
印刷完了通知情報724を作成し、印刷情報725に対
して本文印刷負担額を請求する印刷情報識別番号を含む
印刷完了通知情報723を作成する。そして、送信端末
101は印刷完了通知情報722または725を受信す
ると、印刷完了通知情報記載の印刷情報識別番号により
負担額記憶手段218の該当する送信端末負担額と印刷
完了通知情報記載の広告識別番号により広告負担額記憶
手段707の該当する広告印刷負担額を求めこれらを総
計し、総計した値を減額手段220で受信端末に返還す
る。このとき、印刷完了通知情報記載の広告識別番号に
より返還する値を請求手段506で広告提供サーバ10
4に請求すると、広告サーバ104は送信端末101に
返還する。
【0086】受信端末102の印刷手段201は印刷情
報722の広告データを選択して印刷することができ、
例えば広告データを含めないで印刷すると、印刷完了通
知情報723が作成される。送信端末が送信した印刷情
報722の広告識別番号と受信した印刷完了通知情報7
23の識別情報を比較し、受信端末で印刷されるはずの
広告が印刷されないことを検出する。この場合、広告を
印刷することにより負担される広告印刷負担額は広告が
印刷されないため、広告提供サーバ以外が負担しなけれ
ばならない。この負担は、広告データを印刷情報に貼り
付けたときに、広告印刷負担額とともに負担額確定手段
217で以下の方法で決定を行う。負担の決定の方法は
次の2つである。
【0087】第1の方法は、受信端末が一定の値で広告
印刷負担額の全部または一部を負担し、残りを送信端末
が負担する。
【0088】第2の方法は、受信端末と送信端末で広告
印刷負担額を比率で分担し、たとえばn%を受信端末が
負担し、(100−n)%を送信端末が負担する。
【0089】以上の方法において決定した負担額のうち
送信端末の負担額を送信端末広告負担額として広告負担
額記憶手段707に設定する。このとき、送信端末10
1が印刷情報に広告印刷をしない場合の受信端末負担額
を広告印刷負担額と送信端末広告負担額から求め印刷情
報に含めて送信し、受信端末102は画面751にを用
いて前記受信端末負担額を表示させ、入力手段302を
用いて印刷を行うかどうかの選択を行うことができる。
【0090】さらに、本方式では、前記広告情報に前記
広告提供サーバの別の広告を受信端末が請求するかどう
か問い合わせる定期購読問い合わせ情報を付加して広告
提供サーバ104が前記広告情報に広告提供サーバ10
4が提供する別の広告を受信端末102が請求するかど
うか問い合わせる定期購読問い合わせ情報を付加して送
信端末101に送信し、送信端末101が前記定期購読
問合せ情報を前記印刷情報に付加して受信端末102に
送信し、受信端末102は、前記定期購読問合せ情報を
表示手段301に表示して問合せ、受信端末102の使
用者が入力手段302を用いて前記問合せに対して承諾
あるいは拒絶する受諾情報で広告提供サーバ104に応
答する定期購読問合せ応答手段712をもち、定期購読
問合せ応答手段712は画面761を用いて、広告提供
サーバ104に承諾の応答をすると、広告提供サーバ1
04が印刷費用を受信端末102に返還することが可能
である。このとき、印刷完了通知情報は、印刷完了通知
情報714に受諾情報を追加して広告提供サーバ104
に通知される。定期購読問合せ応答手段712におい
て、受信端末102の使用者の承諾は、受信端末102
の使用者がボタン762を押すと、受信端末102の使
用者の電話番号、あるいは電子メールのアドレスなどを
広告提供サーバ104に送信することによりなされる。
【0091】この場合における印刷費用の値の還元は、
広告提供サーバ104が印刷費用の値の全部または一部
の固定値を負担する方法と、広告提供サーバ104と受
信端末102が任意の負担率で、たとえば受信端末10
2がn%負担し、広告提供サーバ104が残り(100
−n)%の印刷費用の値を負担する方法をとることがで
きる。
【0092】また、受信端末102で印刷情報を記憶す
る印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な磁気記憶
装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し可能な記
憶媒体であってもよく、複数の印刷情報を蓄積後、いつ
でも印刷が可能となる。
【0093】(実施の形態7)図32は本発明の第7の
実施の形態を示したものである。第7の実施の形態は、
広告提供サーバが提供する広告を受信端末で受信し、受
信端末がこれを印刷すると、受信端末は仲介サーバに印
刷費用を請求し、仲介サーバは受信端末に返還し、その
返還した金額のうち本文の印刷負担額を送信端末に、広
告の印刷負担額を請求するものである。
【0094】図32は、広告提供サーバ104が広告を
送信端末101に提供し、送信端末101が広告を印刷
情報に含めて受信端末102に送り、受信端末102が
広告を印刷することにより広告提供サーバ104が広告
印刷費として印刷費用の一部を負担するもので、このと
き送信端末101は仲介サーバ103を用意し、受信端
末102が送信端末101から送られる印刷情報を印刷
すると、印刷完了通知情報を作成し、印刷完了通知情報
で印刷費用の請求を仲介サーバ103に行い、仲介サー
バ103は受信端末102に印刷費用の負担額を返還
し、受信端末102に返還した負担額を送信端末101
および広告提供サーバ104に請求する場合を示したも
ので、装置の構成は受信端末102および送信端末10
1、仲介サーバ103、広告提供サーバ104からな
り、受信端末102、送信端末101、仲介サーバ10
3、広告提供サーバ104は電話回線またはインターネ
ットのいずれかのネットワークで接続される。
【0095】図33は、図32の装置の構成における仲
介サーバの構成を示したものである。図33で、801
は送信端末101の広告負担額記憶手段707が記憶す
る広告提供サーバ負担額を送信端末101から受信し記
憶する広告負担額記憶手段、804は送信端末101に
請求する送信端末請求額を記憶する送信端末請求額記憶
手段、805は広告提供サーバ104に請求する広告提
供サーバ請求額を記憶する広告印刷請求額記憶手段、8
06は前記送信端末請求額を含めた金銭値請求情報を送
信端末101に送信し、前記広告提供サーバ請求額を含
めた金銭値請求情報を前記広告提供サーバに送信する請
求手段である。
【0096】このとき、仲介サーバ103は通知完了情
報を受信すると、送信端末101の負担額と前記広告負
担額を合計した金額を含む金銭値増額情報を受信端末1
02に送信し、前記送信端末の負担額を前記送信端末請
求額記憶手段に追加し、前記広告負担額を前記広告印刷
請求額記憶手段に追加し、前記請求手段により前記送信
端末請求額を含む金銭値請求情報を前記送信端末に送信
し、前記広告提供サーバ請求額を含む金銭値請求情報を
前記広告提供サーバに送信し、前記送信端末は、前記仲
介サーバから前記金銭値請求情報を受信すると、前記送
信端末請求額を含む金銭値増額情報を仲介サーバに送信
し、前記広告提供サーバは、前記仲介サーバから前記金
銭値請求情報を受信すると、前記広告提供サーバ請求額
を含む金銭値増額情報を仲介サーバに送信する。
【0097】送信端末101が仲介サーバ103を利用
して返還を行う場合、印刷情報811は、仲介サーバ1
03のアドレスが印刷完了通知先に設定され、本文の印
刷データ、広告データが追加される。受信端末102が
この印刷情報811を受信し印刷すると、印刷完了通知
情報712は印刷完了通知先の仲介サーバ103に送ら
れる。このとき、仲介サーバ103は、前もって送信端
末101より本文負担額を求める負担額記憶手段218
と、広告印刷費用負担額を求める広告負担額記憶手段7
07の内容を受信し、それぞれの内容を負担額記憶手段
602と広告負担額記憶手段801に記憶しておき、印
刷完了通知情報712に含まれる受信端末識別番号と印
刷情報識別番号を負担額記憶手段602で参照し、負担
額記憶手段602から送信端末負担額を求め、また印刷
完了通知情報712に含まれる広告識別番号を広告負担
額記憶手段801で参照し、広告負担額記憶手段801
から広告印刷費用負担額を求め、これらの負担額を合計
した値を印刷枚数倍した値を負担額として還元手段40
1により受信端末102に返還する。このとき、仲介サ
ーバ103は、送信端末負担額の総計を記憶する送信端
末請求額記憶手段804と、広告負担額の総計を記憶す
る広告印刷請求額記憶手段805を備えて、送信端末負
担額を送信端末請求額記憶手段804が記憶する請求額
に加算させ、広告印刷費用負担額を広告印刷請求額記憶
手段805が記憶する請求額に加算させておく。これら
の処理を複数の受信端末に対して行うと、仲介サーバ1
03は負担額の総計として請求手段403により送信端
末請求額記憶手段804が記憶する請求額を送信端末1
01に請求し、広告印刷請求額記憶手段805が記憶す
る請求額を広告提供サーバ104に請求する。仲介サー
バ103からの請求に従い送信端末101および広告提
供サーバ104は仲介サーバ103に対して返還を行
う。
【0098】本方式における、印刷費用の値の負担の分
配方法は、実施の形態6と同様である。
【0099】また、受信端末102で印刷情報を記憶す
る印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な磁気記憶
装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し可能な記
憶媒体であってもよく、複数の印刷情報を蓄積後、いつ
でも印刷が可能となる。
【0100】(実施の形態8)図35は本発明の第8の
実施の形態を示したものである。第8の実施の形態は、
広告依頼サーバがサービス提供を示す広告を印刷情報に
貼り付け、受信端末がこれを印刷すると、広告依頼サー
バがその広告の印刷費用の値の一部または全部を負担す
るものである。
【0101】図35で、広告依頼サーバ105は広告提
供サーバ104に広告を依頼し、広告提供サーバ104
がサービス提供を示す広告を送信端末101に提供す
る。送信端末101は広告を印刷情報に貼り付けて受信
端末102に送り、受信端末102が広告を印刷する
と、受信端末102は印刷完了通知情報を仲介サーバ1
03に送り印刷費用の請求を行う。仲介サーバ103は
印刷完了通知情報を受けると、受信端末102に印刷費
用の負担額を返還し、受信端末102に返還した負担額
を送信端末101および広告提供サーバ104に請求す
る。送信端末101および広告提供サーバ104は仲介
サーバ103からの請求に従い印刷負担額を返還する。
さらに、広告提供サーバ104は広告依頼元の広告依頼
サーバ105に対し、広告依頼サーバ105の広告印刷
負担額の一部または全部を請求し、広告依頼サーバ10
5がその請求に対して返還する場合を示したものであ
る。装置の構成は、受信端末102および送信端末10
1、仲介サーバ103、広告提供サーバ104、広告依
頼サーバ105からなり、受信端末102、送信端末1
01、仲介サーバ103、広告提供サーバ104、広告
依頼サーバ105は電話回線またはインターネットのい
ずれかによるネットワークで接続される。
【0102】図36は、図35の装置の構成における広
告依頼サーバ105および広告提供サーバ104の構成
を示したものである。図36で、広告依頼サーバ105
において、901は前記ネットワークを介して通信情報
の送受信を行う通信手段、902は通信手段901を用
いて広告提供サーバ104に前記広告の掲載を依頼する
広告掲載依頼手段、903は金銭の値を記憶する金銭値
記憶手段、904は通信手段901を用いて広告提供サ
ーバ104からの請求に対する請求額を含む金銭値増額
情報を広告提供サーバ104に送り、広告依頼サーバ1
05の金銭値記憶手段903が記憶する値を前記請求額
で減額する減額手段、906は前記請求額を含む金銭値
請求情報を広告依頼サーバ105に送信する請求手段、
907は広告依頼サーバ105が広告負担額の分担を設
定する広告依頼負担額設定手段である。また、広告提供
サーバ104において、905は広告提供サーバ104
が広告負担額の分担を設定し広告依頼サーバ105に送
信する広告提供負担額設定手段、908は通信手段70
1を用いて金銭値増額情報を受信すると金銭値記憶手段
703が記憶する値を増額する増額手段である。
【0103】このとき、広告依頼サーバ105は広告掲
載依頼手段902によりサービス提供を促す広告の掲載
を広告提供サーバ104に依頼する。広告提供サーバ1
04は広告依頼サーバ105の依頼に基づき送信端末1
01に広告を提供する。広告が受信端末102で印刷さ
れ、仲介サーバ103からその広告印刷費用負担額が広
告提供サーバ104に請求されると、広告提供サーバ1
04はこれを減額手段704で金銭値増額情報を仲介サ
ーバ103に送信して返還し、返還した値を請求額とし
て金銭値請求情報を広告依頼サーバ105に送信して請
求する。広告依頼サーバ105は広告提供サーバ104
から請求を受けると減額手段904により金銭値記憶手
段903が記憶する値から請求額を広告提供サーバ10
4に返還する。
【0104】本方式では、広告提供サーバ104あるい
は広告依頼サーバ105のいずれかが広告印刷負担額に
対する負担の割合を設定することができる。広告提供サ
ーバ104が設定する場合は、広告提供負担額設定手段
905を用いて広告印刷負担額に対する分担額あるいは
分担の比率を設定し、広告依頼サーバ105が設定する
場合は、広告依頼負担額設定手段907を用いて広告印
刷負担額に対する分担額あるいは分担の比率を設定す
る。
【0105】本方式における受信端末の印刷費用の受信
端末負担額、送信端末負担額、広告印刷負担額の分配方
法は、実施の形態3と同様である。本方式においては、
広告印刷負担額の一部または全部を広告依頼サーバが負
担するものである。負担の方法は以下の2通りである。
【0106】第1の方法は、広告負担額の全部または一
部の値を固定値として広告依頼サーバが負担し、残りの
値を広告提供サーバが負担するものである。
【0107】第2の方法は、広告印刷負担額を広告提供
サーバと広告依頼サーバの間で任意の比率で分配するも
ので、たとえば広告印刷負担額のs%を広告提供サーバ
が負担し、残りの(100−s)%を広告依頼サーバが
負担するように設定するものである。
【0108】なお本方式において、受信端末102で印
刷情報を記憶する印刷情報記憶手段311は、書き換え
可能な磁気記憶装置のほか、ICメモリカードなどの取
り外し可能な記憶媒体であってもよく、複数の印刷情報
を蓄積後、いつでも印刷が可能となる。 (実施の形態9)図37は本発明の第9の実施の形態を
示したものである。第9の実施の形態は、広告依頼サー
バが提供するサービスを示す広告を印刷情報に貼り付
け、受信端末がこのサービスの提供を承諾して印刷する
と、受信端末識別番号が広告依頼サーバに通知され、広
告依頼サーバがサービスを提供するとともに、印刷費用
に対して、受信端末、送信端末、広告提供サーバの負担
額の一部または全部を負担するものである。
【0109】図37で、広告依頼サーバ105は広告提
供サーバ104に広告を依頼し、広告提供サーバ104
がサービス提供を示す広告を送信端末101に提供す
る。送信端末101は広告を印刷情報に貼り付けて受信
端末102に送り、受信端末102がサービスの享受を
承諾して広告を印刷すると、印刷用紙に受信端末識別番
号を印刷し、この印刷用紙を広告依頼サーバ105に入
力するか、または印刷完了通知情報を広告依頼サーバに
通知して通知するか、いずれかの方法で受信端末識別番
号を広告依頼サーバ105に入力し、広告依頼サーバ1
05は入力した受信端末識別番号により受信端末102
に印刷費用の負担額を返還する。広告依頼サーバ105
は仲介サーバ103からの請求に従い印刷負担額を還元
する。装置の構成は、受信端末102および送信端末1
01、仲介サーバ103、広告提供サーバ104、広告
依頼サーバ105からなり、電話回線またはインターネ
ットのいずれかのネットワークで接続される。
【0110】なお、この装置で、受信端末102がサー
ビス提供を承諾せずに印刷する場合の印刷費用負担額の
分担は前記実施の形態8と同様である。
【0111】図38および図40は、図37の装置の構
成において印刷完了通知情報で広告依頼サーバに通知す
るための、受信端末102、仲介サーバ103、広告依
頼サーバ105による構成を示したものである。図38
で、広告依頼サーバ105において、1001は受信端
末識別番号を受けて受信端末識別番号に対応する受信端
末102にサービスを提供するサービス提供手段、10
02は受信端末識別番号に対応する受信端末102への
返還を依頼する返還依頼手段である。図40で、101
1はサービス通知先が記載された印刷情報である。
【0112】以上の構成で、受信端末102はサービス
提供を承諾して印刷すると、印刷完了通知手段313に
より印刷完了通知情報を作成し、サービス通知先に記載
される広告依頼サーバ105に印刷完了通知情報を送
る。広告依頼サーバ105はサービス提供手段1001
で印刷完了通知情報記載の受信端末識別番号を入力する
と、サービスを受信端末102に提供するとともに返還
依頼手段1002により受信端末識別番号を仲介サーバ
103に送り、対応する受信端末102への返済を依頼
する。仲介サーバ103は入力した受信端末識別番号を
負担額記憶手段602および広告負担額記憶手段801
から受信端末102への支払額を求め受信端末102に
減額手段604より返済する。仲介サーバ103で返済
された額は広告依頼サーバ105に請求手段806によ
り請求し、広告依頼サーバ105が減額手段904によ
り仲介サーバ103に前記請求額で返済する。
【0113】図39は、図37の装置の構成において印
刷用紙に受信端末識別番号を印刷して広告依頼サーバ1
05に入力するための、受信端末102、仲介サーバ1
03、広告依頼サーバ105による構成を示したもので
ある。図39で、1003は受信端末102の受信端末
識別番号を印刷情報に含めて印刷データを作成する受信
端末識別番号書込手段、1004は印刷用紙に印刷され
た受信端末識別番号を読み取り入力する印刷データ読取
手段である。
【0114】以上の構成で、受信端末102の使用者が
サービス提供を承諾して印刷すると、受信端末識別番号
が受信端末識別番号書込手段1003により追加され、
印刷情報とともに印刷される。受信端末102の使用者
が印刷済みの用紙を広告依頼サーバ105の印刷データ
読取手段1004に入力して、印刷用紙に印刷された受
信端末識別番号を広告依頼サーバ105に入力する。こ
こで、印刷される受信端末識別番号はPOS入力が可能
なバーコードまたは、光学式文字読み取り可能な書体に
よる文字を用いることができる。広告依頼サーバ105
は印刷データ読取手段1004により受信端末識別番号
を入力すると、受信端末102にサービスの提供を行う
とともに返還依頼手段1002により受信端末識別番号
を仲介サーバ103に送り対応する受信端末102への
返済を依頼する。仲介サーバ103は入力した受信端末
識別番号を負担額記憶手段602および広告負担額記憶
手段801から受信端末102への支払額を求め受信端
末102に減額手段604より返済する。仲介サーバ1
03で返済された額は広告依頼サーバ105に請求手段
806により請求し、広告依頼サーバ105が減額手段
904により仲介サーバ103に前記請求額で返済す
る。
【0115】以上2つの場合において、受信端末102
は印刷完了通知手段313により印刷完了通知情報を作
成し仲介サーバ103に送り、受信端末102、送信端
末101および広告提供サーバ104で印刷費用の負担
を分担する。
【0116】また、広告依頼サーバ105は返還依頼手
段1002により送信端末101、広告提供サーバ10
4の負担額の一部または全部を返還することもでき、こ
のときの返還の方法は以下の2つのうち何れかを用い
る。
【0117】第1の方法は、送信端末101、広告提供
サーバ104に対してそれぞれの負担額の全部または一
部を固定値で負担する。
【0118】第2の方法は、送信端末101、広告提供
サーバ104に対してそれぞれの負担額をn%の比率で
負担する。
【0119】これらの方法による返還は、仲介サーバ1
03の負担額記憶手段602と広告負担額記憶手段80
1から上記方法により算出し対応する値を求めて減額手
段604により送信端末101、広告提供サーバ104
に対して金銭値増額情報を送信して行われる。
【0120】また、受信端末102では印刷情報を受信
して印刷するまでに印刷情報記憶手段311で記憶して
おき、この印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な
磁気記憶装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し
可能な記憶媒体であってもよく、複数の印刷情報を蓄積
後、いつでも印刷が可能となる。
【0121】(実施の形態10)図41は本発明の第1
0の実施の形態を示したものである。第10の実施の形
態は、送信端末が印刷情報の印刷費用返還期限を指定す
るか、広告提供サーバまたは広告依頼サーバが広告の印
刷費用返還期限を指定して、これらの期限を過ぎて受信
端末が印刷情報を印刷する場合はそれぞれに対して受信
端末が負担するものである。
【0122】図42で、1111は返還可能時期が指定
された印刷情報、1112は広告提供サーバ104また
は広告依頼サーバ105が返還可能時期を指定した広
告、1113は広告印刷負担額の返還可能時期が指定さ
れた印刷情報、1114は印刷情報の返還可能時期、1
115は広告提供サーバ104または広告依頼サーバ1
05により指定された広告返還可能時期、1116は広
告印刷負担額の広告返還可能時期である。ここで、送信
端末101は、印刷情報の印刷費用を負担する期間とし
て返還可能期限を印刷情報に記載して指定することがで
きる。この返還可能期限の指定により、受信端末側で指
定期日を越えた不用意の印刷に対する負担を軽減でき
る。また、広告提供サーバ104は広告に返還可能期限
を付加して送信端末101に提供することができ、送信
端末101はこの広告返還可能期限を印刷情報に記載す
る。この広告返還可能期限の指定により、受信端末側で
指定期日を越えた不用意の印刷に対する広告印刷費用負
担を軽減できる。
【0123】図41で、1101は受信端末102が印
刷情報に記載された返還可能期限と印刷の時刻を比較す
る返還期限確認手段、1102は受信端末102が印刷
情報に記載された広告返還可能期限と印刷の時刻を比較
する広告返還期限確認手段、図43で、1121は返還
期限確認手段1101により返還期限が超過している場
合に表示手段301を用いて印刷を行うかどうか問い合
わせる画面、1122は入力手段302を用いて「印刷
する」を決定するボタン、1123は入力手段302を
用いて「印刷しない」の決定を行うボタン、1124は
広告返還期限確認手段1102により広告返還期限が超
過している場合に表示手段301を用いて印刷を行うか
どうか問い合わせる画面、1125は入力手段302を
用いて「印刷する」を決定するボタン、1126は入力
手段302を用いて「印刷しない」の決定を行うボタン
である。このとき、受信端末102が印刷情報を印刷し
ようとすると、受信端末102は返還期限確認手段11
01により印刷時刻が前記返還可能期限を超過している
場合は、画面1121で印刷するかどうか問い合わせを
行う。この場合は、印刷の「する」、「しない」にかか
わらず印刷完了通知を行わない。一方、返還可能期限を
超過していない場合は、広告返還期限確認手段1102
により印刷時刻が広告返還可能期限を超過しているかど
うか確認する。超過している場合は、画面1124で印
刷するかどうか問い合わせを行う。「印刷する」の決定
をすると、前記広告の識別番号を記載しないで印刷完了
通知情報を作成する。これにより、送信端末101また
は広告提供サーバ104は、受信端末102が印刷情報
を印刷するとき、返還可能期限が超過した印刷情報の印
刷費用負担額または広告返還可能期限が超過した広告印
刷負担額の返還をまぬかれることができる。
【0124】なお、返還可能時期は年月日による絶対時
刻または印刷情報受信時の時刻からの相対時間を指定し
てもよい。
【0125】また、受信端末102では印刷情報を受信
して印刷するまでに印刷情報記憶手段311で記憶して
おき、この印刷情報記憶手段311は、書き換え可能な
磁気記憶装置のほか、ICメモリカードなどの取り外し
可能な記憶媒体であってもよく、複数の印刷情報を蓄積
後、いつでも印刷が可能となる。
【0126】
【発明の効果】本発明の構成により、受信側でハガキを
印刷するときの印刷費用として発生する印刷用紙とイン
ク代を送信側が負担し、受信側に対して完全に返還する
ことができ、且つ受信側に返還するための印刷費用負担
の分担を効率よく決めることが可能となる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の印刷用紙、インク代還元装置の概略構
成を示すブロック図
【図2】金銭値サーバをアクセスして返還処理を行う場
合の構成図
【図3】ネットワ−ク上の通信情報を通信情報サーバを
用いて情報交換を行う場合の構成図
【図4】受信端末が印刷した場合に発生する印刷費用を
各端末/サーバの負担額を返還する説明のための構成図
【図5】返還値情報を示す説明図
【図6】本発明の第1の実施形態における印刷用紙、イ
ンク代還元装置の構成を示すブロック図
【図7】第1の実施形態における負担額、印刷情報およ
び金銭値増額情報を示す説明図
【図8】第1の実施形態における送信端末と受信端末の
両機能を備えた送受信端末の構成を示すブロック図
【図9】本発明の第2の実施形態における印刷用紙、イ
ンク代還元装置の構成を示すブロック図
【図10】第2の実施形態における印刷情報確定手段の
画面の例と、印刷情報および印刷完了通知情報を示す説
明図
【図11】第2の実施形態における送信端末と受信端末
の両機能を備えた送受信端末の構成を示すブロック図
【図12】本発明の第3の実施形態における印刷用紙、
インク代還元装置の構成を示すブロック図
【図13】第3の実施形態における負担額上限送信手段
と負担額上限提示手段による画面の例を示す説明図
【図14】第3の実施形態における送信端末と受信端末
の両機能を備えた送受信端末の構成を示すブロック図
【図15】本発明の第4の実施形態における印刷用紙、
インク代還元装置の構成を示すブロック図
【図16】第4の実施形態における送信端末と受信端末
の両機能を備えた送受信端末の構成を示すブロック図
【図17】第4の実施形態における送信端末の印刷費用
の分担方法、印刷機種の問い合わせ方法を説明するため
に示す構成図
【図18】第4の実施形態における送信端末の印刷費用
の分担方法、印刷機種の問い合わせ方法を説明する説明
【図19】第4の実施形態における印刷可能枚数を示す
印刷情報の例を示す説明図
【図20】第4の実施形態における返還値情報を示す説
明図
【図21】本発明の第5の実施形態における仲介サーバ
を追加した印刷用紙、インク代還元装置の概略構成図
【図22】第5の実施形態における仲介サーバを追加し
た印刷用紙、インク代還元装置の構成を示すブロック図
【図23】第5の実施形態における金銭値サーバを利用
する仲介サーバの構成を示すブロック図
【図24】本発明の第6の実施形態における広告提供サ
ーバを追加した印刷用紙、インク代還元装置の概略構成
【図25】第6の実施形態における広告提供サーバを追
加した印刷用紙、インク代還元装置の構成を示すブロッ
ク図
【図26】第6の実施形態における広告負担記憶手段の
記憶内容を示す説明図
【図27】第6の実施形態における各端末/サーバ間で
交換する情報を示す説明図
【図28】第6の実施形態における送信端末の広告選択
手段による画面の例を示す説明図
【図29】第6の実施形態における送信端末の広告負担
額提示手段による画面の例を示す説明図
【図30】第6の実施形態における受信端末の広告負担
額提示画面の例を示す説明図
【図31】第6の実施形態における受信端末の定期購読
問い合わせ応答手段による画面の例を示す説明図
【図32】本発明の第7の実施形態における仲介サーバ
と広告提供サーバを追加した印刷用紙、インク代還元装
置の概略構成図
【図33】第7の実施形態における仲介サーバの構成を
示すブロック図
【図34】第7の実施形態における印刷情報識別番号等
を示す説明図
【図35】本発明の第8の実施形態における広告依頼サ
ーバを追加した印刷用紙、インク代還元装置の概略構成
【図36】第8の実施形態における広告提供サーバと広
告依頼サーバの構成を示すブロック図
【図37】本発明の第9の実施形態におけるサービス提
供サーバを追加した印刷用紙、インク代還元装置の概略
構成図
【図38】第9の実施形態における印刷完了通知情報で
広告依頼サーバに通知する場合の受信端末、仲介サーバ
及び広告依頼サーバと広告依頼サーバの構成を示すブロ
ック図
【図39】第9の実施形態における受信端末識別番号を
印刷して広告依頼サーバに入力する場合の受信端末、仲
介サーバ及び広告依頼サーバの構成を示すブロック図
【図40】第9の実施形態におけるサービス通知先を含
む印刷情報を示す説明図
【図41】第10の実施形態における受信端末の構成を
示すブロック図
【図42】第10の実施形態における広告返還可能期限
を含む印刷情報を示す説明図
【図43】第10の実施形態における広告返還可能期限
が超過している場合に印刷の有無を問い合わせる画面の
例を示す説明図
【符号の説明】
101 受信端末 102 送信端末 103 仲介サーバ 104 広告提供サーバ 105 広告依頼サーバ 106 金銭値サーバ 107 通信情報サーバ 111 金銭値 112 金銭値 113 金銭値 114 金銭値 115 金銭値 121 通信手段 122 金銭値記憶手段 123 返還処理手段 131 通信手段 133 通信情報アクセス手段 132 通信情報記憶手段 151 端末 152 通信手段 153 減額手段 154 金銭値記憶手段 155 端末 156 通信手段 157 増額手段 158 金銭値記憶手段 159 請求手段 211 表示手段 212 入力手段 213 通信手段 214 送信先設定手段 215 印刷情報送信手段 216 負担額提示手段 217 負担額確定手段 218 負担額記憶手段 219 金銭値記憶手段 220 減額手段 221 通信手段 222 印刷手段 223 金銭値記憶手段 224 増額手段 225 制御手段 301 表示手段 302 入力手段 311 印刷情報記憶手段 312 印刷情報確定手段 313 印刷完了通知手段 402 負担額上限送信手段 403 負担額送信確定手段 406 負担額上限提示手段 407 負担額受信確定手段 408 負担額送信手段 501 負担額送信手段 502 負担額応答送信確定手段 503 負担額提示手段 504 負担額確定手段 505 負担額応答受信確定手段 511 印刷情報識別番号生成手段 512 印刷機種対応記憶手段 513 印刷費暫定負担額記憶手段 515 負担条件決定手段 516 印刷機種問合せ手段 517 印刷可能枚数設定手段 518 負担額抽出手段 519 返還値情報送信手段 520 送信端末識別番号記憶手段 601 通信手段 602 負担額記憶手段 603 金銭値記憶手段 604 減額手段 605 請求値記憶手段 606 請求手段 607 負担額抽出手段 608 返還値情報送信手段 609 仲介サーバ識別番号記憶手段 701 通信手段 702 広告提供手段 703 金銭値記憶手段 704 減額手段 705 広告負担額設定手段 706 広告負担額提示手段 707 広告負担額記憶手段 708 広告一覧提供手段 709 広告選択手段 710 無広告端末設定手段 711 広告データ削除手段 712 定期購読問合せ応答手段 801 広告負担額記憶手段 804 送信端末請求額記憶手段 805 広告印刷請求額記憶手段 806 請求手段 901 通信手段 902 広告掲載依頼手段 903 金銭値記憶手段 904 減額手段 905 広告提供負担額設定手段 906 請求手段 907 広告依頼負担額設定手段 908 増額手段 1001 サービス提供手段 1002 返還依頼手段 1003 受信端末識別番号書込手段 1004 印刷データ読取手段 1005 増額手段 1101 返還期限確認手段 1102 広告返還期限確認手段

Claims (89)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷情報を作成し送信する送信端末と、
    前記印刷情報を受信し印刷する受信端末とがネットワー
    クで接続され、前記受信端末における印刷処理で発生す
    る印刷用紙やインク代などの印刷費用負担額である金銭
    値を前記受信端末に返還する印刷用紙・インク代還元装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ネットワークは、電話回線またはイ
    ンターネットのいずれかである請求項1記載の印刷用紙
    ・インク代還元装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷情報は、印刷することができる
    プリンタコマンドもしくは前記プリンタコマンドに変換
    できるワープロ文書や画像などの印刷データを構成要素
    とする電子化データである、請求項1、2のいずれかに
    記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  4. 【請求項4】 キーボードやマウスなどの入力手段と、
    前記ネットワークを介して情報の送受信を行う通信手段
    と、前記入力手段を用いて送信先を設定する送信先設定
    手段と、前記送信先に前記印刷情報を送信する印刷情報
    送信手段と、前記印刷費用に対する本送信端末の負担額
    を問い合わせる負担額提示手段と、前記負担額提示手段
    の問合せに対して前記入力手段を用いて金額の変更ある
    いは承認を行うことにより負担額を確定する負担額確定
    手段と、前記負担額を記憶する負担額記憶手段と、金銭
    の値を記憶する金銭値記憶手段と、前記通信手段を用い
    て前記負担額を含む金銭値増額情報を前記受信端末に送
    り、前記金銭値記憶手段が記憶する値を前記負担額で減
    額する減額手段を備えた送信端末。
  5. 【請求項5】 前記ネットワークを介して情報の送受信
    を行う通信手段と、金銭の値を記憶する金銭値記憶手段
    と、前記通信手段を用いて受信した印刷情報を印刷する
    印刷手段と、前記通信手段を用いて前記金銭値増額情報
    を受信すると前記金銭値記憶手段が記憶する値を増額す
    る増額手段を備えた受信端末。
  6. 【請求項6】 前記通信手段を用いて受信した印刷情報
    を印刷する前記印刷手段と、前記通信手段を用いて前記
    金銭値増額情報を受信すると前記金銭値記憶手段が記憶
    する値を増額する前記増額手段をさらに備えた請求項4
    に記載の送信端末。
  7. 【請求項7】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情報
    の印刷完了を通知する印刷完了通知先を含む電子化デー
    タである、請求項1、3のいずれかに記載の印刷用紙・
    インク代還元装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情報
    の印刷完了を通知する印刷完了通知先を含む電子化デー
    タである、請求項4,6のいずれかに記載の送信端末。
  9. 【請求項9】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情報
    の印刷完了を通知する印刷完了通知先を含む電子化デー
    タである、請求項5に記載の受信端末。
  10. 【請求項10】 キーボードやマウスなどの入力手段
    と、前記ネットワークを介して情報の送受信を行う通信
    手段と、前記入力手段を用いて送信先を設定する送信先
    設定手段と、前記印刷情報の印刷完了通知先に本送信端
    末がネットワーク上で識別できるアドレスを設定し、前
    記送信先に前記印刷情報を送信する印刷情報送信手段
    と、前記印刷費用に対する本送信端末の負担額を問い合
    わせる負担額提示手段と、前記負担額提示手段の問合せ
    に対して前記入力手段を用いて金額の変更あるいは承認
    を行うことにより負担額を確定する負担額確定手段と、
    前記負担額を記憶する負担額記憶手段と、金銭の値を記
    憶する金銭値記憶手段と、前記通信手段を用いて前記受
    信端末から前記印刷情報の印刷完了を通知する印刷完了
    通知情報を受信すると、前記通信手段を用いて前記負担
    額を含む金銭値増額情報を前記受信端末に送り、本送信
    端末の前記金銭値記憶手段が記憶する値を前記負担額で
    減額する減額手段を備えた送信端末。
  11. 【請求項11】 前記通信手段を用いて受信した印刷情
    報をひとつ以上記憶する印刷情報記憶手段と、前記印刷
    情報記憶手段が記憶する印刷情報から前記入力手段を用
    いて印刷情報を選択することにより印刷情報を確定する
    印刷情報確定手段と、前記印刷情報確定手段で選択され
    た印刷情報の印刷完了の通知を受けると前記印刷情報に
    記載の通知先に印刷完了を通知する印刷完了通知情報を
    送信する印刷完了通知手段と、金銭の値を記憶する金銭
    値記憶手段と、前記通信手段を用いて前記金銭値増額情
    報を受信すると前記金銭値記憶手段が記憶する値を増額
    する増額手段を備えた受信端末。
  12. 【請求項12】 前記通信手段を用いて受信した印刷情
    報をひとつ以上記憶する印刷情報記憶手段と、前記印刷
    情報記憶手段が記憶する印刷情報から前記入力手段を用
    いて印刷情報を選択することにより印刷情報を確定する
    印刷情報確定手段と、前記印刷情報確定手段で選択され
    た印刷情報の印刷完了の通知を受けると前記印刷情報に
    記載の通知先に印刷完了を通知する印刷完了通知情報を
    送信する印刷完了通知手段と、前記通信手段を用いて前
    記金銭値増額情報を受信すると前記金銭値記憶手段が記
    憶する値を増額する増額手段をさらに備えた請求項10
    記載の送信端末。
  13. 【請求項13】 前記印刷完了通知情報は、少なくと
    も、印刷完了の印刷情報を識別する印刷情報識別番号
    と、前記印刷完了通知情報を送信する受信端末の識別番
    号を含む電子化データである、請求項10、12のいず
    れかに記載の送信端末。
  14. 【請求項14】 前記減額手段は、印刷完了通知情報に
    含まれる受信端末の識別番号に対応する受信端末に前記
    金銭値増額情報を送り、前記受信端末の金銭値記憶手段
    に記憶された値を増額する、請求項4,10のいずれか
    に記載の送信端末。
  15. 【請求項15】 前記入力手段を用いて負担額の上限を
    入力し、前記通信手段により前記負担額確定手段が確定
    する負担額と前記負担額の上限を前記受信端末に送信す
    る負担額上限送信手段と、前記通信手段を用いて前記受
    信端末から送られる負担額を前記負担額の上限の範囲で
    確定する負担額送信確定手段をさらに備えた請求項10
    記載の送信端末。
  16. 【請求項16】 前記通信手段を用いて前記送信端末か
    ら送られる負担額とこの負担額の上限を問い合わせる負
    担額上限提示手段と、前記負担額上限提示手段の問合せ
    に対して前記入力手段を用いて前記負担額の上限の範囲
    で負担額の変更を行うことにより負担額を確定する負担
    額受信確定手段と、負担額を前記送信端末に送信する負
    担額送信手段をさらに備えた請求項11載の受信端末。
  17. 【請求項17】 前記通信手段を用いて前記送信端末か
    ら送られる負担額とこの負担額の上限を問い合わせる負
    担額上限提示手段と、前記負担額上限提示手段の問合せ
    に対して前記入力手段を用いて前記負担額の上限の範囲
    で負担額の変更を行うことにより負担額を確定する負担
    額受信確定手段が確定する負担額受信確定手段をさらに
    備えた請求項15記載の送信端末。
  18. 【請求項18】 前記負担額確定手段が確定する負担額
    を前記受信端末に送信する負担額送信手段と、前記受信
    端末から負担額を受信し、前記負担額が前記負担額確定
    手段が確定する負担額と同額の場合、負担額を確定する
    負担額応答送信確定手段をさらに備えた請求項15記載
    の送信端末。
  19. 【請求項19】 前記印刷費用に対する前記送信端末の
    負担額あるいは前記通信手段を用いて前記送信端末から
    送られる負担額を問い合わせる負担額提示手段と、前記
    負担額提示手段の問合せに対して前記入力手段を用いて
    金額の変更あるいは承認を行うことにより負担額を確定
    する負担額確定手段と、前記負担額確定手段が確定する
    負担額を前記送信端末に送信する負担額送信手段と、前
    記送信端末から負担額を受信し、前記負担額が前記負担
    額確定手段により確定した負担額と同額の場合、負担額
    を確定する負担額応答受信確定手段をさらに備えた請求
    項16記載の受信端末。
  20. 【請求項20】 前記印刷費用に対する前記送信端末の
    負担額あるいは前記通信手段を用いて前記送信端末から
    送られる負担額を問い合わせる負担額応答受信確定手段
    をさらに備えた請求項18記載の送信端末。
  21. 【請求項21】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情
    報を識別する印刷情報識別番号を含む電子化データであ
    る、請求項1,3のいずれかに記載の印刷用紙・インク
    代還元装置。
  22. 【請求項22】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情
    報を識別する印刷情報識別番号を含む電子化データであ
    る、請求項4,6,10,12,13のいずれかに記載
    の送信端末。
  23. 【請求項23】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情
    報を識別する印刷情報識別番号を含む電子化データであ
    る、請求項5,7,11のいずれかに記載の受信端末。
  24. 【請求項24】 前記印刷情報の識別番号を生成する印
    刷情報識別番号生成手段をさらに備え、前記負担額は前
    記印刷情報識別番号に対応して前記負担額記憶手段に記
    憶される、請求項20記載の送信端末。
  25. 【請求項25】 前記受信端末と前記受信端末の印刷手
    段が備える印刷機種との対応を記憶する印刷機種対応記
    憶手段と、前記印刷機種の印刷処理による印刷費用およ
    び前記印刷費用における前記受信端末の負担額の暫定値
    を記憶する印刷費暫定負担額記憶手段と、前記印刷機種
    対応記憶手段に記憶される前記受信端末の前記印刷機種
    により前記印刷費暫定負担額記憶手段に記憶される前記
    受信端末の印刷費用および受信端末暫定負担額を抽出す
    る暫定負担額抽出手段をさらに備え、本送信端末の負担
    額確定手段の提示する送信端末負担額は、前記暫定負担
    額抽出手段が抽出する前記印刷費から前記受信端末暫定
    負担額を引いて求めた額とする、請求項24記載の送信
    端末。
  26. 【請求項26】 印刷費用を全額負担するか、一部の金
    額で負担するか決定する負担額条件決定手段をさらに備
    え、前記負担額条件決定手段により全額で負担する決定
    を行うと、前記負担額確定手段により本送信端末の負担
    額を確定し、前記負担額送信手段により前記負担額を前
    記受信端末に送信し、前記負担額送信確定手段あるいは
    前記負担額応答送信確定手段により負担額を設定するか
    あるいは、前記負担額条件決定手段により一部負担する
    決定を行うと、前記負担額確定手段により負担額を設定
    する請求項25記載の送信端末。
  27. 【請求項27】 前記印刷情報を送信する前に前記受信
    端末に対して前記受信端末がもつ印刷機種と印刷費用を
    問い合わせる印刷機種問合せ手段をさらに備え、前記受
    信端末の印刷機種が前記印刷機種対応記憶手段に記憶さ
    れていない場合は、前記印刷機種問合せ手段により前記
    受信端末に問合せ、前記受信端末が返信する印刷機種と
    印刷費用を前記印刷機種対応記憶手段に記憶する請求項
    26記載の送信端末。
  28. 【請求項28】 前記受信端末の印刷機種が前記印刷機
    種対応記憶手段に記憶されている場合は、前記印刷機種
    問合せ手段により前記受信端末に対して問い合わせを前
    記印刷情報を送信するごとに前記印刷情報送信の直前に
    毎回行うかあるいは、一定の期間を設定し前記期間を超
    過するごとに前記受信端末に問合せを行い、前記受信端
    末が返信する印刷機種と印刷費用を前記印刷機種対応記
    憶手段に記憶する、請求項27記載の送信端末。
  29. 【請求項29】 前記印刷費用は、前記受信端末の印刷
    手段の備える印刷機種の印刷モードや、使用する印刷用
    紙の枚数、使用するロール紙の長さ、インクの種類、吐
    出インクのドット数、印刷した文字数などに基づいて算
    出する費用とする、請求項1記載の印刷用紙・インク代
    還元装置。
  30. 【請求項30】 前記印刷費用は、前記受信端末の印刷
    手段の備える印刷機種の印刷モードや、使用する印刷用
    紙の枚数、使用するロール紙の長さ、インクの種類、吐
    出インクのドット数、印刷した文字数などに基づいて算
    出する費用とする、請求項4,10,20,25乃至2
    8のいずれかに記載の送信端末。
  31. 【請求項31】 前記印刷費用は、前記受信端末の印刷
    手段の備える印刷機種の印刷モードや、使用する印刷用
    紙の枚数、使用するロール紙の長さ、インクの種類、吐
    出インクのドット数、印刷した文字数などに基づいて算
    出する費用とする、請求項19記載の受信端末。
  32. 【請求項32】 前記ネットワーク上に前記送信端末お
    よび受信端末で送受信される全ての通信情報を保持する
    通信情報サーバが接続され、前記通信情報サーバは、前
    記送信端末の通信情報および前記受信端末の通信情報を
    記憶する通信情報記憶手段と、前記送信端末の通信情報
    は前記送信端末を識別する送信端末アドレスにより、前
    記受信端末の通信情報は前記受信端末を識別する受信端
    末アドレスにより前記通信情報をアクセスする通信情報
    アクセス手段を備えた請求項1記載の印刷用紙・インク
    代還元装置。
  33. 【請求項33】 前記ネットワーク上に金銭値の返還処
    理をする金銭値サーバが接続され、前記金銭値サーバ
    は、識別番号で識別されるひとつ以上の金銭値を記憶す
    る金銭値記憶手段と、前記通信手段を用いて増額値と、
    増額識別番号と減額識別番号からなる返還値情報を受け
    取ると、前記金銭値記憶手段において前記増額識別番号
    で識別する金銭値の値を前記増額値で増額し、前記減額
    識別番号で識別する金銭値の値を前記増額値で減額する
    返還処理手段を備えた請求項1記載の印刷用紙・インク
    代還元装置。
  34. 【請求項34】 前記印刷完了通知情報は、さらに、前
    記印刷情報識別番号と、前記受信端末の受信端末識別番
    号を含む電子化データである、請求項10、12乃至1
    4のいずれかに記載の送信端末。
  35. 【請求項35】 本送信端末を識別する送信端末識別番
    号と、前記印刷完了通知情報を受信し、前記印刷完了通
    知情報の印刷情報識別番号をもとに前記負担額記憶手段
    に記憶された負担額を抽出する負担額抽出手段をさらに
    備え、前記印刷完了通知情報の受信端末識別番号を前記
    増額識別番号に、前記送信端末識別番号を前記減額識別
    番号に、前記負担額抽出手段で抽出した負担額を前記増
    額値に設定した返還値情報を前記金銭値サーバに送信す
    る、請求項25記載の送信端末。
  36. 【請求項36】 前記ネットワーク上にさらに、前記送
    信端末の返還処理を代行する仲介サーバが接続され、前
    記仲介サーバは、前記送信端末の負担額記憶手段が記憶
    する負担額を前記送信端末から受信し記憶する負担額記
    憶手段と、金銭の値を記憶する金銭値記憶手段と、前記
    印刷完了通知情報を受信すると前記受信端末の金銭値記
    憶手段の値を増額させる金銭値増額情報を前記受信端末
    に送る通信手段と、前記仲介サーバの金銭値記憶手段の
    値を前記負担額で減額する減額手段とを備え、前記送信
    端末が前記印刷情報の印刷完了通知先に前記仲介サーバ
    をネットワーク上で識別する仲介サーバのアドレスを記
    載して送信し、前記受信端末が前記印刷完了通知情報を
    前記印刷完了通知先記載の仲介サーバのアドレスで識別
    される仲介サーバに送信する、請求項1記載の印刷用紙
    ・インク代還元装置。
  37. 【請求項37】 前記仲介サーバは、前記仲介サーバを
    識別する仲介サーバ識別番号をもち、前記負担額を前記
    印刷情報識別番号に対応して記憶する負担額記憶手段
    と、前記印刷完了通知情報を受信し、前記印刷完了通知
    情報の印刷情報識別番号をもとに前記負担額記憶手段に
    記憶された負担額を抽出する負担額抽出手段をさらに備
    え、前記印刷完了通知情報の受信端末識別番号を前記増
    額識別番号に、前記仲介サーバ識別番号を前記減額識別
    番号に、前記負担額抽出手段で抽出した負担額を前記増
    額値に設定した返還値情報を前記金銭値サーバに送信す
    る、請求項36記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  38. 【請求項38】 前記ネットワーク上にさらに、広告を
    提供し広告が印刷されると印刷費用を負担する広告提供
    サーバが接続され、前記広告提供サーバは、前記通信手
    段を用いて広告情報を提供する広告提供手段と、金銭の
    値を記憶する金銭値記憶手段と、請求額を含む金銭値請
    求情報を受信すると前記金銭値請求情報送信先の金銭値
    記憶手段の値を増額させる金銭値増額情報を前記金銭値
    請求情報送信先に送る通信手段と、前記広告提供サーバ
    の金銭値記憶手段の値を前記請求額で減額する減額手段
    を備え、前記広告提供サーバが前記送信端末に前記広告
    情報を提供し、前記送信端末が前記広告情報に含まれる
    広告データを追加した印刷情報を前記受信端末に送信
    し、前記受信端末で前記広告データを含む前記印刷情報
    が印刷されると、広告提供サーバが印刷費用を前記受信
    端末に返還する、請求項1記載の印刷用紙・インク代還
    元装置。
  39. 【請求項39】 前記広告提供サーバは、さらに、前記
    広告提供サーバを識別する広告提供サーバ識別番号をも
    ち、前記負担額を前記増額値に、前記受信端末識別番号
    を前記増額識別番号に、前記広告提供サーバ識別番号を
    前記減額識別番号に設定した返還値情報を前記金銭値サ
    ーバに送信する請求項38記載の印刷用紙・インク代還
    元装置。
  40. 【請求項40】 前記印刷情報は、さらに、前記広告印
    刷データと、前記広告印刷データを識別する広告識別番
    号を含む電子化データである、請求項21,36乃至3
    8のいずれかに記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  41. 【請求項41】 前記印刷情報は、さらに、前記広告印
    刷データと、前記広告印刷データを識別する広告識別番
    号を含む電子化データである、請求項22、24,2
    7,28,34,35のいずれかに記載の送信端末。
  42. 【請求項42】 前記印刷情報は、さらに、前記広告印
    刷データと、前記広告印刷データを識別する広告識別番
    号を含む電子化データである、請求項23記載の受信端
    末。
  43. 【請求項43】 前記受信端末の印刷完了通知手段は、
    前記印刷情報を受信し印刷すると、印刷完了通知情報に
    前記広告印刷データに対応する印刷費用負担額を請求す
    る広告識別番号を追加して前記送信端末に送信し、前記
    送信端末は、前記印刷完了通知情報を受信すると、前記
    印刷完了通知データの記載する広告識別番号に対応する
    広告提供サーバの負担額を前記広告負担額記憶手段より
    求め、前記送信端末の負担額と前記広告提供サーバの負
    担額を合計した負担額を前記減額手段により受信端末に
    送信する、請求項37乃至請求項40のいずれかに記載
    の印刷用紙・インク代還元装置。
  44. 【請求項44】 前記広告情報は、少なくとも、前記広
    告データを識別する広告識別番号と、印刷手段が受け付
    けて印刷することができるプリンタコマンドもしくは前
    記プリンタコマンドに変換できるワープロ文書や画像な
    どの印刷データである広告データを含む電子化データで
    ある、請求項38,43のいずれかに記載の印刷用紙・
    インク代還元装置。
  45. 【請求項45】 前記印刷費用に対する本送信端末の負
    担額と前記受信端末の負担額と広告提供サーバの負担額
    を設定する広告負担額設定手段と、前記暫定負担額抽出
    手段が抽出する前記印刷費用を前記広告負担額設定手段
    が設定する前記負担額であって、受信端末の負担額と送
    信端末の負担額と広告提供サーバの負担額を前記表示手
    段に提示して問い合わせる広告負担額提示手段と、前記
    広告負担額提示手段の問合せに対して前記入力手段を用
    いて金額の変更あるいは承認を行うことにより負担額を
    確定する負担額確定手段と、前記負担額確定手段が確定
    する前記広告提供サーバの負担額を記憶する広告負担額
    記憶手段を有する送信端末。
  46. 【請求項46】 前記印刷情報から広告データを除いた
    印刷データを作成し、削除した広告識別番号を印刷完了
    通知情報通知手段に通知する広告データ削除手段を有
    し、前記印刷完了通知手段は広告データ削除手段が通知
    する広告識別番号を印刷完了通知情報に含めないように
    した受信端末。
  47. 【請求項47】 前記印刷完了通知情報に含まれない前
    記広告識別番号を前記広告負担額記憶手段から求め、前
    記負担額確定手段が前記広告印刷負担額を比率で送信端
    末の負担額と受信端末の負担額を確定し、本送信端末の
    負担額を前記受信端末の金銭値記憶手段に返還する、請
    求項45記載の送信端末。
  48. 【請求項48】 前記印刷情報は、さらに、広告データ
    に対する印刷費用を負担する広告印刷負担額を含む電子
    化データである、請求項40,43のいずれかに記載の
    印刷用紙・インク代還元装置。
  49. 【請求項49】 前記印刷情報は、さらに、広告データ
    に対する印刷費用を負担する広告印刷負担額を含む電子
    化データである、請求項41記載の送信端末。
  50. 【請求項50】 前記印刷情報は、さらに、広告データ
    に対する印刷費用を負担する広告印刷負担額を含む電子
    化データである、請求項42,46のいずれかに記載の
    受信端末。
  51. 【請求項51】 前記印刷情報送信手段は、さらに、前
    記広告印刷負担額を含めた印刷情報を前記受信端末に送
    信する、請求項4,10のいずれかに記載の送信端末。
  52. 【請求項52】 前記広告印刷負担額に基づいて前記入
    力手段を用いて、広告を印刷するか否かを選択すること
    が可能な受信端末。
  53. 【請求項53】 前記受信端末の前記広告印刷負担額
    は、金額あるいは前記印刷情報の印刷費用に対する比率
    である、請求項48記載の印刷用紙・インク代還元装
    置。
  54. 【請求項54】 前記受信端末の前記広告印刷負担額
    は、金額あるいは前記印刷情報の印刷費用に対する比率
    である、請求項47、49のいずれかに記載の送信端
    末。
  55. 【請求項55】 前記受信端末の前記広告印刷負担額
    は、金額あるいは前記印刷情報の印刷費用に対する比率
    である、請求項50記載の受信端末。
  56. 【請求項56】 前記広告提供サーバは、前記通信手段
    を用いて前記広告提供サーバの提供可能な広告の一覧を
    前記送信端末に送信する広告一覧提供手段をさらに備
    え、前記送信端末は、前記入力手段を用いて前記広告一
    覧の中から広告を選択することにより前記印刷情報に追
    加する広告を選択する広告選択手段をさらに備え、前記
    広告選択手段が選択する広告の広告情報を前記広告提供
    手段から受信する、請求項38記載の印刷用紙・インク
    代還元装置。
  57. 【請求項57】 広告印刷データを印刷情報に追加せず
    に送信する受信端末を設定する無広告端末設定手段を備
    え、前記無広告端末設定手段が設定した受信端末に送信
    する印刷情報から広告印刷データと広告情報識別番号を
    削除して送信し、前記送信端末負担額に前記広告印刷デ
    ータに対して設定した広告提供サーバ負担額を追加し、
    前記広告提供サーバ負担額を0とする、請求項45記載
    の送信端末。
  58. 【請求項58】 前記広告提供サーバは、前記広告情報
    に前記広告提供サーバの別の広告を受信端末が請求する
    かどうか問い合わせる定期購読問い合わせ情報を付加し
    て、前記送信端末が前記定期購読問い合わせ情報を前記
    印刷情報に付加して前記受信端末に送信し、前記受信端
    末は、前記定期購読問い合わせ情報を受信すると、前記
    入力手段を用いて前記問合わせに対して承諾あるいは拒
    絶することにより前記広告提供サーバに応答する定期購
    読問合せ応答手段を備え、前記定期購読問合せ応答手段
    が前記広告提供サーバに承諾の応答をすると、前記広告
    提供サーバが印刷費用を前記受信端末に返還する印刷用
    紙・インク代還元装置。
  59. 【請求項59】 前記定期購読問合せ応答手段が、前記
    受信端末の前記問合わせに対しての承諾は、前記受信端
    末の電話番号、あるいは電子メールのアドレスを前記広
    告提供サーバに送信することによりなされる請求項58
    記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  60. 【請求項60】 前記仲介サーバは、前記送信端末の広
    告負担額記憶手段が記憶する広告提供サーバ負担額を前
    記送信端末から受信し記憶する広告負担額記憶手段と、
    前記送信端末に請求する送信端末請求額を記憶する送信
    端末請求額記憶手段と、前記広告提供サーバに請求する
    広告提供サーバ請求額を記憶する広告印刷請求額記憶手
    段と、前記送信端末請求額を含めた金銭値請求情報を前
    記送信端末に送信し、前記広告提供サーバ請求額を含め
    た金銭値請求情報を前記広告提供サーバに送信する請求
    手段を備えた印刷用紙・インク代還元装置。
  61. 【請求項61】 前記印刷通知完了情報を受信すると、
    前記送信端末の負担額と前記広告負担額を合計した金額
    を含む金銭値増額情報を前記受信端末に送信し、前記送
    信端末の負担額を前記送信端末請求額記憶手段に追加
    し、前記広告負担額を前記広告印刷請求額記憶手段に追
    加し、前記請求手段により前記送信端末請求額を含む金
    銭値請求情報を前記送信端末に送信し、前記広告提供サ
    ーバ請求額を含む金銭値請求情報を前記広告提供サーバ
    に送信し、前記送信端末は、前記仲介サーバから前記金
    銭値請求情報を受信すると、前記送信端末請求額を含む
    金銭値増額情報を仲介サーバに送信し、前記広告提供サ
    ーバは、前記仲介サーバから前記金銭値請求情報を受信
    すると、前記広告提供サーバ請求額を含む金銭値増額情
    報を仲介サーバに送信する、請求項60記載の印刷用紙
    ・インク代還元装置。
  62. 【請求項62】 前記ネットワーク上にさらに、サービ
    スを提供するための広告掲載を依頼し、前記広告が印刷
    されると印刷費用を負担する広告依頼サーバが接続さ
    れ、前記広告依頼サーバは、前記広告提供サーバに前記
    広告の掲載を依頼する広告掲載依頼手段と、広告掲載を
    依頼するときの広告印刷費用負担額である金銭の値を記
    憶する金銭値記憶手段と、前記広告依頼サーバが前記広
    告提供サーバに前記広告掲載を依頼し、前記広告が前記
    受信端末で印刷情報とともに印刷されると、前記広告依
    頼サーバが前記金銭値記憶手段に記憶された金銭値から
    前記広告印刷費用負担額を広告提供サーバに返還する減
    額手段とを備えた印刷用紙・インク代還元装置。
  63. 【請求項63】 前記広告依頼サーバは、さらに、前記
    広告依頼サーバを識別する広告依頼サーバ識別番号をも
    ち、前記負担額を前記増額値に、前記受信端末識別番号
    を前記増額識別番号に、前記広告依頼サーバ識別番号を
    前記減額識別番号に設定した返還値情報を前記金銭値サ
    ーバに送信することを特徴とする請求項62記載の印刷
    用紙・インク代還元装置。
  64. 【請求項64】 前記印刷情報は、さらに、前記印刷情
    報に含まれる広告記載のサービスを依頼するサービス通
    知先を含む電子化データである、印刷用紙・インク代還
    元装置。
  65. 【請求項65】 前記送信端末が前記印刷情報の前記サ
    ービス通知先に前記広告依頼サーバのネットワーク上の
    アドレスを記載し、前記受信端末が前記印刷情報の広告
    記載のサービスを享受する場合は、前記サービス通知記
    載のアドレスに、前記サービスを依頼するサービス依頼
    通知情報を送信する、請求項64記載の印刷用紙・イン
    ク代還元装置。
  66. 【請求項66】 前記広告提供サーバが前記広告印刷負
    担額に対する広告提供サーバの負担額を設定する広告提
    供負担額設定手段を備えた印刷用紙・インク代還元装
    置。
  67. 【請求項67】 前記広告依頼サーバが前記広告印刷負
    担額に対する広告依頼サーバの負担額を設定する広告依
    頼負担額設定手段を備えた印刷用紙・インク代還元装
    置。
  68. 【請求項68】 前記受信端末が前記広告記載のサービ
    スの提供を受けようとして前記印刷情報を印刷すると、
    前記印刷完了通知情報が前記印刷情報のサービス通知先
    に記載されている前記広告依頼サーバに通知され、前記
    受信端末に対して前記広告依頼サーバがサービスの提供
    を行う、請求項63記載の印刷用紙・インク代還元装
    置。
  69. 【請求項69】 前記広告依頼サーバは、さらに、印刷
    用紙に印刷された受信端末識別番号を読み取る印刷デー
    タ読取手段を備え、前記受信端末は、さらに、印刷情報
    の印刷時前に印刷用紙に前記受信端末の識別番号を前記
    印刷情報に含める受信端末識別番号書込手段を備え、前
    記入力手段を用いて前記広告記載のサービスの提供を受
    ける選択を行うと、前記受信端末識別番号書込手段が前
    記受信端末識別番号を前記印刷情報に書き込み、前記印
    刷情報を印刷すると、前記受信端末の識別番号が印刷用
    紙に印刷され、印刷された受信端末識別番号を前記広告
    依頼サーバの受信端末識別番号読取手段が読み取ること
    により前記広告依頼サーバに依頼が通知され、前記受信
    端末に対して前記広告依頼サーバがサービスの提供を行
    う、請求項63記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  70. 【請求項70】 前記広告依頼サーバは前記受信端末に
    対して前記受信端末負担額を返還する、請求項68,6
    9のいずれかに記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  71. 【請求項71】 前記広告依頼サーバは前記送信端末お
    よび広告提供サーバに対してそれぞれの負担額の全部ま
    たは一部を固定値で返還する、請求項70記載の印刷用
    紙・インク代還元装置。
  72. 【請求項72】 前記広告依頼サーバは前記送信端末お
    よび広告提供サーバに対してそれぞれの負担額のn%を
    還元する、請求項71記載の印刷用紙・インク代還元装
    置。
  73. 【請求項73】 前記受信端末が広告記載のサービス提
    供を受けるために印刷する印刷出力に印刷される前記受
    信端末の識別番号はバーコード形式で印刷され、POS
    入力でサービス提供処理手段に入力することが可能であ
    る請求項69記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  74. 【請求項74】 前記受信端末が広告記載のサービス提
    供を受けるために印刷する印刷出力に印刷される前記受
    信端末の識別番号は光学読み取り可能な文字で印刷さ
    れ、光学読み取り入力で広告依頼サーバに入力すること
    が可能である請求項69記載の印刷用紙・インク代還元
    装置。
  75. 【請求項75】 前記受信端末が広告記載のサービス提
    供を受けるために印刷する印刷出力に印刷される印刷情
    報識別番号をバーコード形式で印刷し、POS入力で入
    力する前記広告依頼サーバに入力することが可能である
    請求項69記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  76. 【請求項76】 前記受信端末が広告記載のサービス提
    供を受けるために印刷する印刷出力に印刷される印刷情
    報識別番号を光学読み取り可能な文字で印刷し、光学読
    み取り入力で広告依頼サーバに入力することが可能であ
    る請求項69記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  77. 【請求項77】 前記送信端末から受信する印刷情報に
    印刷費用の返還を行うことのできる返還可能期限が含ま
    れていると、前記返還可能期限と現在時刻を比較し、印
    刷費用の返還が可能か検査する返還期限確認手段を構成
    要素にもち、前記受信端末は前記返還可能期限を含む印
    刷情報を受信すると、前記印刷情報の返還可能期限と印
    刷費用の返還可能の可・不可を表示し、前記表示を確認
    して前記印刷情報を受信する受信端末。
  78. 【請求項78】 前記印刷情報は、さらに、時刻と日付
    からなる前記返還可能期限を含む電子化データである、
    請求項77記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  79. 【請求項79】 前記広告提供サーバは、広告印刷負担
    額の返還を行うことのできる広告返還可能期限を指定す
    る広告返還可能期限設定手段をさらに備え、前記送信端
    末の返還可能期限設定手段は前記広告返還可能期限を印
    刷情報に設定し、前記受信端末は前記広告返還可能期限
    を含む印刷情報を受信すると、前記広告印刷負担額の返
    還可能期限と広告印刷費用の返還可能の可・不可を表示
    し、前記表示を確認して前記印刷情報の広告を印刷する
    請求項38,39,56,58乃至60のいずれかに記
    載の印刷用紙・インク代還元装置。
  80. 【請求項80】 前記印刷情報は、さらに、時刻と日付
    からなる前記広告返還可能期限を含む電子化データであ
    る、請求項79記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  81. 【請求項81】 前記受信端末が持つ前記印刷情報記憶
    手段がICメモリカードである請求項80記載の印刷用
    紙・インク代還元装置。
  82. 【請求項82】 前記送信端末は、前記印刷情報の送信
    時に前記入力手段を用いて印刷する印刷枚数に対して印
    刷可能枚数を入力して前記印刷情報に設定する印刷可能
    枚数設定手段を備え、前記印刷可能枚数設定手段が前記
    印刷情報に印刷可能枚数を設定し、前記受信端末が前記
    印刷情報を1枚または複数枚印刷したとき、印刷する枚
    数が印刷可能枚数以内の場合は、印刷枚数分の前記送信
    端末負担額を前記受信端末に返還する、印刷用紙・イン
    ク代還元装置。
  83. 【請求項83】 前記印刷情報は、さらに、数値の文字
    列で表現される前記印刷可能枚数を含む電子化データで
    ある、請求項82記載の印刷用紙・インク代還元装置。
  84. 【請求項84】 印刷情報がハガキデータである請求項
    7,21,40,48,64のいずれかに記載の印刷用
    紙・インク代還元装置。
  85. 【請求項85】 印刷情報がハガキデータである請求項
    8,22,41,49のいずれかに記載の送信端末。
  86. 【請求項86】 印刷情報がハガキデータである請求項
    9,23,42,50のいずれかに記載の受信端末。
  87. 【請求項87】 印刷用紙がはがきである請求項1乃至
    3,29,69乃至71のいずれかに記載の印刷用紙・
    インク代還元装置。
  88. 【請求項88】 印刷用紙がはがきである請求項30記
    載の送信端末。
  89. 【請求項89】 印刷用紙がはがきである請求項31記
    載の受信端末。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015091078A (ja) * 2013-11-07 2015-05-11 セイコーエプソン株式会社 印刷装置、及び、印刷制御システム
US9804809B2 (en) 2013-11-01 2017-10-31 Seiko Epson Corporation Print control system
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