JP2002350393A - プロトン導電体ガスセンサ - Google Patents

プロトン導電体ガスセンサ

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JP2002350393A JP2001157166A JP2001157166A JP2002350393A JP 2002350393 A JP2002350393 A JP 2002350393A JP 2001157166 A JP2001157166 A JP 2001157166A JP 2001157166 A JP2001157166 A JP 2001157166A JP 2002350393 A JP2002350393 A JP 2002350393A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 金属ワッシャ14と蓋体16の間に、プロト
ン導電体膜を用いたセンサ本体4を配置し、絶縁性のガ
スケット22を介して、金属缶24に保持する。蓋体1
6には活性炭を収容し、開口17,18を介して、被測
定雰囲気をセンサ本体4へ導入し、ワッシャ14の開口
15から水蒸気と酸素を供給する。 【効果】 電池部品として用いられる蓋体を活性炭の容
器にでき、しかも活性炭内に広いガス流路を設けること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の利用分野】この発明はプロトン導電体ガスセン
サに関し、特にその実装構造に関する。
【0002】
【従来技術】金属缶構造を用いたプロトン導電体ガスセ
ンサが知られている。センサ本体は、有機合成樹脂系の
プロトン導電体膜を、一対の電極膜でサンドイッチして
MEA(膜電極複合体)とし、さらにMEAを炭素シー
ト等でサンドイッチしたものである。そして金属缶に水
を蓄え、水の上部に第1の金属ワッシャを配置して、金
属ワッシャ上にセンサ本体を配置する。センサ本体の上
部を第2の金属ワッシャで覆い、絶縁性のガスケットで
第2のワッシャとセンサ本体を第1のワッシャ側に押圧
する(米国特許6200443、特開平2000−14
6908)。第2のワッシャはセンサの検知極側の端子
となり、第1のワッシャに導通した金属缶が対極側の端
子となる。そしてMEAと上下のワッシャ間の導通は、
ガスケットからの圧力で保たれる。ガスセンサには通
常、被毒物質が検知極へ侵入するのを防止するため、活
性炭などのフィルタを設ける。しかしながら前記のガス
センサでは、フィルタの取り付け構造について、特には
検討していない。
【0003】
【発明の課題】この発明の基本的課題は、フィルタの新
たな取り付け構造を提供することにある(請求項1〜
4)。この発明の追加の課題は、センサ本体の側面を介
して、検知極側の雰囲気が対極側に回り込むのを防止す
ることにある(請求項2,3)。この発明での他の追加
の課題は、水溜の水の腐敗を防止することにある(請求
項4)。
【0004】
【発明の構成】この発明のプロトン導電体ガスセンサ
は、下部に水溜を設けた金属缶に、下側の第1の金属部
材と中間のプロトン導電体膜を用いたセンサ本体と上側
の第2の金属部材とを、リング状の絶縁性のガスケット
で取り付けて、第2の金属部材側から前記センサ本体に
被測定雰囲気を導入し、第1の金属部材側から水蒸気を
センサ本体へ導入するようにしたセンサにおいて、前記
第2の金属部材を、底板と上板とを有し内部にフィルタ
材料を収容した中空の容器で構成し、かつ前記底板と上
板の各々に、前記プロトン導電体膜に垂直な方向から見
て重ならないように、通気用の開口を設けたことを特徴
とする。
【0005】好ましくは、前記センサ本体は、プロトン
導電体膜とその下面に設けた対極と、プロトン導電体膜
の上面に設けた検知極と、検知極上に設けた連続気孔の
多孔質導電体膜とを有し、かつセンサ本体は上面と下面
と側面とを有するディスク状の部材であり、さらに前記
ガスケットがセンサ本体の側面に接することにより、ガ
スケットとセンサ本体の側面の間にオープンスペースが
生じないようにする。
【0006】また好ましくは、前記センサ本体は、プロ
トン導電体膜とその下面に設けた対極と、プロトン導電
体膜の上面に設けた検知極と、検知極上に設けた連続気
孔の多孔質導電体膜とを有し、かつセンサ本体は上面と
下面と側面とを有するディスク状の部材であり、さらに
前記ガスケットとセンサ本体の側面との間に、絶縁性の
リング状の弾性部材を配置して、ガスケットとセンサ本
体の側面の間にオープンスペースが生じないようにす
る。
【0007】好ましくは、前記水溜の水に防腐剤を含有
させる。
【0008】
【発明の作用と効果】この発明では、底板と上板とを有
し内部にフィルタ材料を収容した中空の容器を、センサ
本体の検知極側の蓋体とする。蓋体には活性炭やシリカ
ゲル等のフィルタ材料を収容し、底板と上板とに、プロ
トン導電体膜に垂直な方向からみて重ならないように各
々通気用の開口を設ける。このようにすると、上板の開
口から被測定雰囲気がフィルタ材料を通って拡散し、底
板の開口からセンサ本体へと導かれる。上板の開口と底
板の開口は、プロトン導電体膜に垂直な方向でみて重な
らないので、小さな蓋体でも長くかつ広いガス流路を取
ることができ、長期間に渡ってセンサ本体の劣化を防止
できる。そして蓋体は検知極に接続されて、センサの一
方の端子となる。このような蓋体は、電池部品として大
量に製造されており、金属缶やガスケット蓋体に、電池
用の部品を転用できるので、安価にガスセンサを製造す
ることができ、しかも検出器に電池と同様にしてセンサ
を装着できる(請求項1)。
【0009】センサ本体では、検知極上に連続気孔の多
孔質導電体膜を配置することが知られている。これは、
検知極のなるべく広い範囲に、被測定雰囲気を供給する
ためである。ここで発明者は、センサ本体とその周囲の
ガスケットとの間にオープンスペースがあると、多孔質
導電体膜から被測定雰囲気がオープンスペースを介して
対極側に回り込み、センサ出力にオーバーシュートやア
ンダーシュートが生じることを見出した。オーバーシュ
ートやアンダーシュートを小さくするには、このオープ
ンスペースを閉じれば良く、例えばディスク状のセンサ
本体の側面にガスケットが接触させて、オープンスペー
スを解消する(請求項2)。
【0010】オープンスペースを閉じるには、ガスケッ
トを直接センサ本体の側面に接触させることのほかに、
ガスケットとセンサ本体の側面との間に絶縁性のリング
状の弾性部材を配置しても良い。この弾性部材は、蓋体
に加わる圧力により変形し、センサ本体の側面のオープ
ンスペースを閉止する(請求項3)。
【0011】発明者は、金属缶の水溜に蓄えた水にかび
等が発生しうることを見出した。これは、イオン交換水
等では金属イオンや陰イオンは除かれていても、有機物
は完全には除去されておらず、この有機物を栄養分とし
てかび等の生物が発生することによるものである。かび
等への栄養源としては、これ以外に金属缶の内側に付着
した有機物、特にガスセンサの製造時に入り込んだ汚れ
などの有機物がある。水にかび等が生じると、水溜から
センサ本体への水蒸気の通路を封じたり、対極を劣化さ
せたりすることがある。このことを防止するには、水溜
の水に防腐剤を添加すればよい(請求項4)。
【0012】
【実施例】図1,図2に実施例のガスセンサ2を示す。
これらの図において、4はセンサ本体で、MEA(膜電
極複合体)6とその上下両面に配置した一対の炭素シー
ト12,13とから成り、炭素シート12,13は設け
なくても良い。MEA6は、プロトン導電体膜8の一方
の面に膜状の検知極10を、他方の面に膜状の対極11
を配置したもので、MEA6自体は周知のものである。
MEAは例えば直径が5〜13mm程度とし、プロトン
導電体膜8の膜厚は例えば10〜200μmとする。な
お以下この明細書では、プロトン導電体膜8からみて検
知極10や炭素シート12側を上側、対極11や炭素シ
ート13側を下側とよぶ。
【0013】センサ本体4の下側には金属ワッシャ14
を設け、15はワッシャ14に設けた開口で、例えば直
径0.1〜1.0mm程度とする。16は、センサ本体4の
上側の蓋体で、上蓋19に設けた開口17と、下蓋20
に設けた開口18とを有し、下蓋20の開口18は、例
えばセンサ本体4の中央部に存在する。上蓋19の開口
17は、図2の上から下へみた場合に、開口18の外側
に、同心円状に複数個配置されている。開口17,18
の直径は、例えば0.1〜1mm程度とする。そして蓋
体16内には例えば粒状の活性炭21等を収容するが、
シリカゲル等の他のフィルタ材料でも良い。
【0014】22はリング状の電気絶縁性ガスケット
で、24は金属缶で、26は絞りである。また28は金
属リボンで、その一端が金属ワッシャ14に溶接され、
他端が金属缶24に溶接してある。ガスケット22は絶
縁性のネオプレンやブタジエン等のゴムからなり、金属
缶24でガスケット22を介して蓋体16をかしめるこ
とにより、蓋体16と金属ワッシャ14とをセンサ本体
4側へ加圧し、電気的接続を確保する。金属缶24の下
部は水溜として用いられ、例えばゲル化水30を収容す
る。
【0015】図2に、ガスセンサ2内での雰囲気の流れ
を示すと、CO等の測定対象ガスは、蓋体16の上蓋1
9に設けた開口17から活性炭21内を通って、下蓋2
0の開口18からセンサ本体4へ供給される。ここで開
口17と開口18とは、センサ本体4に垂直な方向から
みて、互いに重なっていない。このため開口17から活
性炭21へ入り込んだ雰囲気は、活性炭21内を広い範
囲で拡散しながら、開口18へ到着する。このため蓋体
16内でのガス流路を広くかつ長くできるので、活性炭
21を有効に利用し、センサ本体4の被毒や劣化あるい
は誤動作等を防止できる。
【0016】開口18から炭素シート12へ拡散したガ
スは、図2の黒抜き矢印のように、炭素シート12内を
拡散して、広い範囲でMEA6の検知極10側へと供給
される。一方、金属缶24内の水蒸気や酸素は、開口1
5から炭素シート13へ供給され、同様に炭素シート1
3内を図2の白抜き矢印に示すように拡散して、広い範
囲で対極11へ供給される。このためセンサ本体4を広
い範囲で用いることができ、大きな出力を取り出すと共
に、センサの寿命を長くできる。
【0017】炭素シート12内を拡散したガスが、セン
サ本体4の側面の外側から対極11側へ回り込むと、セ
ンサ出力にオーバーシュートやアンダーシュートが生じ
る。これを防止するには、センサ本体4の側面とガスケ
ット22との間のオープンスペースをなくせば良く、図
2の場合、ガスケット22がセンサ本体4の側面にほぼ
接するようにして、オープンスペースを除いている。
【0018】図3に液体の水を蓄えたガスセンサ3の構
造を示す。このガスセンサ3は、図1,図2のガスセン
サと、ゲル化水30ではなく液体の水を蓄えている他は
同様である。電池の分野では、ガスケット22をピッチ
等で金属缶24に気密に封じるのが普通である。ところ
で金属缶24にゲル化水30ではなく液体の水を保持
し、ガスセンサ3を横倒しに用いた場合、夏等に水溜内
の空気が膨張すると、水が開口15からセンサ本体4側
へ押し出されることがある。これはガスセンサの寿命を
縮める。
【0019】そこでガスケット22を、金属缶24の内
面に固着せず、すなわちガスケット22を金属缶24に
ピッチ等の接着剤で接着しないようにする。このように
すると、金属缶24内の空気が加圧された場合、ガスケ
ット22と金属缶24との隙間から加圧された空気が逃
げることができる。なおガスケット22は疎水性で、ガ
スケット22と金属缶24との隙間が小さいので、液体
の水がここから逃げることはない。
【0020】ゲル化水30や水31はかびることがあ
る。これは安価なイオン交換水の場合、有機物の除去が
完全でないため、かびの栄養源が残っているためであ
る。またこれ以外に、金属缶24等の洗浄や製造時の管
理が不十分であると、栄養源が水にはいりこむことがあ
る。そこで好ましくはゲル化水30や水31に防腐剤を
加える。防腐剤には例えばグリセリンやペンタノール、
あるいはエチレングリコール等を用い、陽イオンや陰イ
オンを含まないものが好ましい。そしてその添加量は、
ゲル化水30や水31の100重量%に対して、例えば
1〜30重量%、好ましくは約10重量%とする。
【0021】図4に変形例のガスセンサ42を示す。な
お以下特に指摘した部分以外は、図1,図2のガスセン
サ2と同様で、同じ符号は同じものを表す。44は新た
なガスケットで、金属ワッシャ14をガスケット44で
挟み込んでいないので、金属ワッシャ14を直接金属缶
24に接続できる。またセンサ本体4とリング状のガス
ケット44との隙間には、Oリング46を配置して、こ
の隙間を封止する。なおOリング46には、ネオプレン
やイソプレン等の絶縁性でかつ弾性のある材料を用い、
ガスケット44から蓋体16を介して加わる加圧力によ
り変形して、センサ本体4の側面外周の隙間を塞ぐよう
にする。
【0022】図5に、比較例のガスセンサ52を示す。
ガスセンサ52は、センサ本体4の側面外周のオープン
スペース56の効果を調べるためのもので、オープンス
ペース56が生じるように、ガスケット54の構造を変
更した他は、図1,図2のガスセンサ2と同様である。
【0023】オープンスペースの有無による、オーバー
シュートやアンダーシュートについて検討した。図6
に、図4の実施例のガスセンサ42を用いた際の、CO
0〜1000ppmに対する応答波形を、図7に、図5の
ガスセンサ52を用いた際の応答波形を示す。いずれの
ガスセンサでも、ゲル化水30や水は用いていない。た
だし極端に乾燥した雰囲気でない限り、水溜に水を蓄え
なくても、センサ本体4は動作する。
【0024】蓋体16を一方の極、金属缶24を他方の
極とし、この間に100Ω程度の負荷抵抗を配置して、
流れる電流を増幅したものを、図6,図7の縦軸に示
す。横軸は時間で、CO濃度を0〜1000ppmまで階
段状に増した後、COを除去した。図6の場合、CO3
0〜300ppmまではオーバーシュートは認められず、
CO1000ppmで僅かにオーバーシュートが生じてい
る。COを除くと、センサ出力は最初の値に復帰する。
なお図6で、CO0ppm中での出力は0でないが、これ
は増幅回路のオフセットによるものである。
【0025】これに対して図7の場合、CO300ppm
以上で著しいオーバーシュートがみられ、COを除くと
著しいアンダーシュートがみられる。図6と図7とでの
センサの違いは、図6で用いたセンサ2ではセンサ本体
4の周囲にオープンスペースはなく、図7で用いたセン
サ52ではオープンスペース56があることである。し
たがって、オーバーシュートやアンダーシュートの発生
は以下のように推定できる。オープンスペース56が存
在すると、検知極側から対極側へのCOの回り込みが生
じる。この回り込みは遅く、COを導入した直後には対
極側にはCOが拡散していないので大きな出力が得ら
れ、次いで徐々に対極側にCOが拡散し、その結果出力
が低下する。このようにしてオーバーシュ−トが生じ
る。COを除くと、検知極側でまずCO濃度が低下し、
対極側のCO濃度の低下が遅れるので、アンダーシュー
トが生じる。
【0026】なおオーバーシュートやアンダーシュート
の原因として、これ以外に対極への酸素の供給が遅れる
ことが考えられる。高濃度のCOが供給され、対極への
酸素の供給が遅いと、出力が見かけ低下することがあり
得る。しかしながら、図6の場合、1000ppmのCO
中でこのような現象が生じているとしても、僅かであ
る。対極への酸素の供給を速めるには、対極側の炭素シ
ート13の通気性を増す、あるいは対極11の通気性を
検知極10の通気性よりも増すようにすればよい。
【0027】以上に示したように、実施例では、実質的
に市販の電池用の部品をパッケージに用い、簡単にかつ
安価にガスセンサを製造することができる。ガスセンサ
は、通常の電池と同様に検出装置に装着できる。そして
蓋体16内でのガス流路を広くかつ長くし、センサの劣
化を防止することができる。また、検知極側から対極側
へのガスの回り込みを防止し、オーバーシュートやアン
ダーシュートを小さくすることができる。さらに水溜の
水の腐敗を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のガスセンサの断面図
【図2】 実施例のガスセンサの要部拡大断面図
【図3】 水溜に液体の水を保持した変形例のガスセン
サでの、加圧時の空気の逃げを示す断面図
【図4】 変形例のガスセンサの断面図
【図5】 比較例のガスセンサの断面図
【図6】 実施例のガスセンサのCO30〜1000pp
mへの応答を示す波形図
【図7】 図5のガスセンサのCO30〜1000ppm
への応答を示す波形図
【符号の説明】
2,3,42,52 ガスセンサ 4 センサ本体 6 MEA(膜電極複合体) 8 プロトン導電体膜 10 検知極 11 対極 12,13 炭素シート 14 金属ワッシャ 15,17,18 開口 16 蓋体 19 上蓋 20 下蓋 21 活性炭 22,44,54 ガスケット 24 金属缶 26 絞り 28 金属リボン 30 ゲル化水 31 水 46 Oリング 56 オープンスペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中原 毅 箕面市船場西1丁目5番3号 フィガロ技 研株式会社内 Fターム(参考) 2G004 ZA04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部に水溜を設けた金属缶に、下側の第
    1の金属部材と中間のプロトン導電体膜を用いたセンサ
    本体と上側の第2の金属部材とを、リング状の絶縁性の
    ガスケットで取り付けて、第2の金属部材側から前記セ
    ンサ本体に被測定雰囲気を導入し、第1の金属部材側か
    ら水蒸気をセンサ本体へ導入するようにしたセンサにお
    いて、 前記第2の金属部材を、底板と上板とを有し内部にフィ
    ルタ材料を収容した中空の容器で構成し、かつ前記底板
    と上板の各々に、前記プロトン導電体膜に垂直な方向か
    ら見て重ならないように、通気用の開口を設けたことを
    特徴とする、プロトン導電体ガスセンサ。
  2. 【請求項2】 前記センサ本体は、プロトン導電体膜と
    その下面に設けた対極と、プロトン導電体膜の上面に設
    けた検知極と、検知極上に設けた連続気孔の多孔質導電
    体膜とを有し、 かつセンサ本体は上面と下面と側面とを有するディスク
    状の部材であり、 さらに前記ガスケットがセンサ本体の側面に接すること
    により、ガスケットとセンサ本体の側面の間にオープン
    スペースが生じないようにした、ことを特徴とする、請
    求項1のプロトン導電体ガスセンサ。
  3. 【請求項3】 前記センサ本体は、プロトン導電体膜と
    その下面に設けた対極と、プロトン導電体膜の上面に設
    けた検知極と、検知極上に設けた連続気孔の多孔質導電
    体膜とを有し、 かつセンサ本体は上面と下面と側面とを有するディスク
    状の部材であり、 さらに前記ガスケットとセンサ本体の側面との間に、絶
    縁性のリング状の弾性部材を配置して、ガスケットとセ
    ンサ本体の側面の間にオープンスペースが生じないよう
    にした、ことを特徴とする、請求項1のプロトン導電体
    ガスセンサ。
  4. 【請求項4】 前記水溜の水に防腐剤を含有させたこと
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれかのプロトン導電
    体ガスセンサ。
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