JP2002349829A - 焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定方法及び測定装置 - Google Patents

焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定方法及び測定装置

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JP2002349829A
JP2002349829A JP2001151337A JP2001151337A JP2002349829A JP 2002349829 A JP2002349829 A JP 2002349829A JP 2001151337 A JP2001151337 A JP 2001151337A JP 2001151337 A JP2001151337 A JP 2001151337A JP 2002349829 A JP2002349829 A JP 2002349829A
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combustion exhaust
cooling
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Akira Nakao
彰 中尾
Toshiharu Shimizu
俊治 清水
Shinsuke Akimoto
慎介 秋元
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 頻繁な熱電対の交換を不要にすることが可能
な、焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定方法及び測定装
置を提供する。 【解決手段】 冷却手段90によって冷却された冷却排
ガスの温度を冷却排ガス温度測定装置121で測定し、
冷却排ガスの流量を冷却排ガス流量測定装置122で測
定し、冷却によって二次燃焼排ガスから除去された熱量
に関する情報としての冷却手段90による水の流量を水
流量測定装置120で測定し、これらのデータに基づい
てデータ処理装置110が間接的に二次燃焼排ガス温度
を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼却炉の二次燃焼
排ガス温度の測定方法および測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、一次燃焼室の火格子上で廃棄
物等の被処理物を一次空気によって一次燃焼し、一次燃
焼室から排出された未燃分を含む一次燃焼排ガスを一次
燃焼室の上部に連接される二次燃焼室において二次空気
を導入して二次燃焼し、二次燃焼室から排出される二次
燃焼排ガスを二次燃焼室の上部に連接される冷却室にお
いて噴霧水によって冷却し、冷却排ガスを後段の排ガス
処理装置で処理したのち排出する、いわゆる直上式冷却
室を備えたストーカ型の焼却炉が知られている。
【0003】このような二次燃焼室を備える焼却炉にお
いては、ダイオキシン類を高温雰囲気で十分に分解して
大気中へのダイオキシン類の排出を抑制すべく、二次燃
焼室から排出される二次燃焼排ガスの温度を850℃以
上に制御することが望ましい。
【0004】このため、このような焼却炉においては二
次燃焼排ガスの温度を監視すべく、二次燃焼室の出口近
傍にセラミック製等の保護管を備えた高価な熱電対が設
置されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、二次燃
焼室内は850℃以上の高温で二次燃焼がなされる過酷
な環境であって、2〜3ヶ月に一度はこの熱電対を交換
することが必要とされ、高コスト化の原因となってい
た。
【0006】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、頻繁な熱電対の交換を不要にすることが可能な、
焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定方法及び測定装置を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る焼却炉の二
次燃焼排ガス温度の測定方法は、被処理物を一次燃焼
し、排出される一次燃焼排ガスを二次燃焼し、排出され
る二次燃焼排ガスを冷却して冷却排ガスとする焼却炉の
二次燃焼排ガス温度の測定方法であって、冷却排ガスの
温度と流量と、二次燃焼排ガスの冷却によって除去され
た熱量と、に関する情報を各々取得し、これらの情報に
基づいて二次燃焼排ガス温度を取得することを特徴とす
る。
【0008】また、本発明に係る焼却炉の二次燃焼排ガ
ス温度の測定装置は、被処理物を一次燃焼する一次燃焼
室と、一次燃焼室から排出される一次燃焼排ガスを二次
燃焼させる二次燃焼室と、二次燃焼された二次燃焼排ガ
スの熱量を除去し冷却排ガスを得る冷却手段と、を備え
た焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定装置であって、冷
却排ガス温度に関する情報を取得する冷却排ガス温度取
得手段と、冷却排ガス流量に関する情報を取得する冷却
排ガス流量取得手段と、冷却手段によって二次燃焼排ガ
スから除去された熱量に関する情報を取得する除去熱量
取得手段と、取得された情報に基づいて二次燃焼排ガス
温度を取得する情報処理手段と、を備えることを特徴と
する。
【0009】本発明に係る焼却炉の二次燃焼排ガス温度
の測定方法及び測定装置によれば、二次燃焼排ガス温度
を冷却排ガス温度等に基づいて間接的に測定するので、
高温で過酷な雰囲気の二次燃焼排ガスの温度を直接熱電
対等の温度測定手段で測定する必要がなくされる。
【0010】ここで、二次燃焼排ガスの冷却を水噴霧に
より行い、除去された熱量に関する情報として当該水噴
霧の流量を取得することが好ましい。
【0011】これによって、二次燃焼排ガスの冷却およ
び除去熱量測定が容易とされ、二次燃焼排ガス温度の測
定が好適に実施される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明に係る焼却炉の二次燃焼排ガスの温度測定方法及
び装置についての好適な実施形態について詳細に説明す
る。
【0013】図1は、本実施形態に係る焼却炉および二
次燃焼排ガス温度測定装置を示す概略図である。本実施
形態に係る焼却炉1はいわゆるストーカ炉であって、炉
床を構成しホッパ115を介してゴミ等の被処理物(以
下、被処理物とする)116が供給される火格子108
と、これを覆う炉壁10とによって一次燃焼室101が
形成され、火格子108上に供給される被処理物116
は、当該火格子108の動作により排出側(図示右側)
に移動するとともに、この火格子108の下方からライ
ンL52を介して分割供給される一次空気により一次燃
焼される構成となされている。
【0014】また、この一次燃焼室101の上部には、
炉壁10をさらに上方に延在してなる炉壁11によって
形成され、一次燃焼室101からの一次燃焼排ガスを導
く縦長の領域105が連接されている。この領域105
の下部には内部に二次空気を供給するラインL50が接
続されるとともに、この領域105の中央部には内部に
水を噴霧する水噴霧ノズル(冷却手段)90が水を供給
するラインL54を介して接続されている。
【0015】そして、この領域105は、ラインL50
を介して供給される二次空気によって一次燃焼排ガスの
二次燃焼を行う下部の二次燃焼室102と、水噴霧ノズ
ル90から噴霧される水の蒸発潜熱等により二次燃焼排
ガスを冷却して冷却排ガスとする中央部より上部の冷却
室104とに概ね分けられている。
【0016】また、冷却室104の上端にはラインL5
1を介して冷却排ガスの脱硫等の排ガス処理を行う排ガ
ス処理装置21が接続され、この排ガス処理装置21に
はラインL52を介して焼却炉1内のガスを吸引する吸
引ファン22が接続され、この吸引ファン22には吸引
した排ガスを大気に排出する煙突23がラインL53を
介して接続されている。
【0017】水噴霧ノズル90に水を供給するラインL
54には、水の流量を調節する流量調節バルブ91と、
水の流量を検出する水流量検出器92とが設置されてい
る。この流量調節バルブ91および水流量検出器92に
は、信号線203,204を介して流量制御装置93が
接続され、この流量制御装置93は水流量検出器92に
よって検出される流量信号を受けて水の流量を取得する
とともに、取得した流量に基づいてラインL54を流れ
る水の流量を所定の値にすべく流量調節バルブ91を制
御する。そして、この水流量検出器92と流量制御装置
93が、冷却室104において水噴霧によって二次燃焼
排ガスから除去される熱量に関する情報としての水流量
を取得する水流量測定装置(除去熱量取得手段)120
を構成している。
【0018】また、この焼却炉1は、冷却室104内の
出口近傍に冷却排ガスの温度を検出する熱電対111
と、この熱電対111に信号線201を介して接続され
る温度制御装置95とを具備しており、これらが冷却排
ガス温度を測定する冷却排ガス温度測定装置(冷却排ガ
ス温度取得手段)121を構成している。
【0019】そして、この温度制御装置95には流量制
御装置93が信号線202を介して接続されており、冷
却室104内の冷却排ガス温度を、以下に示すようない
わゆるカスケード制御によってあらかじめ設定された設
定温度に維持する構成になっている。すなわち、温度制
御装置95が設定温度と測定温度との差に基づいて流量
制御装置93の水流量設定値を制御し、流量制御装置9
3がこれに基づいて流量調節バルブ91を制御してライ
ンL54の水の流量を調節する。なお、この冷却排ガス
温度の設定温度は、後段での排ガス処理装置21におけ
る排ガス処理等を容易とするために600℃以下にする
ことが好ましい。
【0020】また、排ガス処理装置21と吸引ファン2
2とを接続するラインL52には、冷却排ガスの流量を
検知する排ガス流量検出器81と、この排ガス流量検出
器81に信号線206を介して接続された流量表示装置
96とを備えており、これらが冷却排ガス流量を測定す
る冷却排ガス流量測定装置(冷却排ガス流量取得手段)
122を構成している。
【0021】さらに、本実施形態の焼却炉1は、CPU
を具備し二次燃焼排ガス温度を演算により取得するデー
タ処理装置(情報処理手段)110と、この取得に必要
な情報を記憶するRAM131と、この取得の処理手順
をプログラムの形で格納するROM132と、取得され
た二次燃焼排ガス温度を表示する表示装置112とを備
えており、上述の冷却排ガス流量測定装置122、冷却
排ガス温度測定装置121および水流量測定装置120
を加えて焼却炉1の二次燃焼排ガス温度測定装置2を構
成している。
【0022】具体的には、このデータ処理装置110
は、流量制御装置93に信号線205を介して接続され
ており、水流量測定装置120により得られたラインL
54の水流量Qw[kg/s]のデータと、冷却排ガス温度測定
装置121により得られた冷却排ガス温度T2[K]のデー
タとを取得する。また、このデータ処理装置110は流
量表示装置96に信号線207を介して接続されてお
り、データ処理装置110は冷却排ガス流量測定装置1
22により得られた冷却排ガス流量Q[Nm3/s]のデータを
取得する。
【0023】そして、このデータ処理装置110は、こ
のようにして取得したデータを用い、二次燃焼排ガスの
熱量と、冷却排ガスの熱量と、除去熱量としての水流量
Qwと水の蒸発潜熱Cpw[J/kg]との積と、に関する熱収支
により得られる式(1)に基づいて二次燃焼排ガス温度
T1[K]を演算する。ここで、Cpgはガスの平均比熱[J/Nm3
K]である。 T1Cpg(Q−Qw(22.4/18)) = T2Cpg(Q−Qw(22.4/18)) + QwCpw ……(1)
【0024】また、データ処理装置110は、式(2)
に基づいて、二次燃焼室102内のガスの平均滞留時間
Rt[s]を推算する。ここで、Vは二次燃焼室102の体積
[m3]である。 Rt = V/(Q−Qw(22.4/18)(273+T1)/273) ……(2)
【0025】つぎに、本実施形態の焼却炉1の二次燃焼
排ガス温度測定装置2の作用について図2のフロー図を
参照して説明する。
【0026】まず、ホッパ115から被処理物116を
火格子108上に供給し、一次空気によって一次燃焼室
101内で燃焼させる。未燃分を含む一次燃焼排ガス
は、吸引ファン22によって吸引されて二次燃焼室10
2に導入され、ラインL50によって供給される二次空
気によって二次燃焼される。二次燃焼排ガスは、水噴霧
ノズル90から噴霧される水によって冷却室104内で
所定温度に冷却され、冷却排ガスは排ガス処理装置21
を介して無害化されて煙突23から大気中に排出され
る。
【0027】このような燃焼が行われているとき、デー
タ処理装置110は、ROM132に書き込まれている
プログラムに従い、まずステップ1(S1)において、
冷却排ガス温度測定装置121、冷却排ガス流量測定装
置122および水流量測定装置120から冷却排ガス温
度、冷却排ガス流量および水流量を各々取得する。
【0028】つぎに、ステップ2(S2)において、式
(1)に基づいて二次燃焼排ガスの温度を演算し、ステ
ップ3(S3)において式(2)に基づいて二次燃焼室
102内のガスの滞留時間を演算する。
【0029】つぎに、ステップ4(S4)において、取
得した二次燃焼排ガスの温度および二次燃焼室102の
ガスの滞留時間を表示装置112上に表示する。
【0030】そして、ステップ5(S5)において、取
得された二次燃焼排ガス温度や図示しない他の測定手段
に基づいて取得したデータ等に基づいて、二次燃焼排ガ
ス温度が所定の温度、好ましくは850℃以上に、か
つ、二次燃焼室102内のガスの滞留時間が所定時間、
好ましくは2秒以上に維持されるように所定の方法で一
次空気や二次空気の量等の制御を行って焼却炉1の燃焼
管理を行う。
【0031】例えば、二次燃焼室102内が一酸化炭素
等の測定結果に基づいて完全燃焼状態であると判断さ
れ、二次燃焼排ガス温度が所定温度よりも低い場合は二
次空気量を減らす一方、二次燃焼排ガス温度が所定温度
よりも上昇した場合は二次空気量を増やす。また、二次
燃焼室102内が不完全燃焼状態と判断された場合は一
次空気量を減らす。
【0032】このとき、二次燃焼排ガス温度測定装置2
は、二次燃焼排ガス温度を冷却排ガス温度等に基づいて
間接的に測定するので、高温で過酷な雰囲気の二次燃焼
排ガスの温度を直接熱電対等の温度測定装置で測定する
必要がなくされる。そして、二次燃焼排ガス温度より低
くされた冷却排ガスの温度を検知する熱電対111の損
耗速度は十分遅く、頻繁な熱電対111の交換が不要と
されて焼却炉1のランニングコストの低廉化が可能とな
る。
【0033】また、二次燃焼室102でのガスの滞留時
間を容易に取得することができ、二次燃焼排ガス温度と
滞留時間とを指標とした焼却炉1の燃焼管理を好適に行
うことができる。
【0034】なお、本発明に係る焼却炉の二次燃焼排ガ
ス温度の測定方法および測定装置は、上記実施形態に限
定されるものではなく、種々の変形態様をとることが可
能である。
【0035】例えば、本実施形態では、冷却排ガス温度
取得手段として熱電対111を備える冷却排ガス温度測
定装置121を採用しているがこれに限られず、抵抗温
度計を備えるもの等でもかまわない。
【0036】また、本実施形態では、熱電対111を冷
却室104内に設置しているが冷却排ガスの温度を検知
できればこれに限られず、ラインL51上やラインL5
2上等に設置しても構わない。
【0037】また、本実施形態では、データ処理装置1
10において、式(1)にもとづいて二次燃焼排ガス温
度を演算しているがこれに限られず、例えば、あらかじ
め定められたデータテーブル等に基づいて二次燃焼排ガ
ス温度を選択してもよいし、また、式(1)ではなく、
さらに他の式を用いて二次燃焼排ガス温度を演算しても
よい。
【0038】また、本実施形態では、冷却手段として水
噴霧ノズル90を採用し、二次燃焼排ガスを水により直
接冷却しているがこれに限られず、例えば、伝熱管内を
流れる水によって二次燃焼排ガスを間接的に冷却するボ
イラ等を採用しても構わない。この場合、除去熱量に関
する情報としては、例えば、発生蒸気量や蒸気の温度・
圧力等を取得することが考えられ、これらに基づいて除
去熱量を取得することができる。
【0039】また、本実施形態では、焼却炉1としてス
トーカ型の焼却炉を採用しているが、二次燃焼室を備え
る焼却炉ならこれに限られず、ロータリーキルン等でも
かまわない。
【0040】
【発明の効果】本発明に係る焼却炉の二次燃焼排ガス温
度の測定方法および測定装置によれば、冷却排ガス温度
と、冷却排ガス流量と、冷却によって二次燃焼排ガスか
ら除去された熱量とに関する情報を各々取得し、これら
の情報に基づいて間接的に二次燃焼排ガス温度を取得す
るので、高温で過酷な雰囲気の二次燃焼排ガスの温度を
直接熱電対等の温度測定装置で測定する必要がなくされ
る。そして、二次燃焼排ガスの温度より低くされた冷却
排ガスの温度を検知する温度測定装置の損耗速度は十分
遅く、頻繁な温度測定装置の交換が不要とされるので焼
却炉のランニングコストの低廉化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る焼却炉および二次燃焼排ガス
温度測定装置を示す概略図である。
【図2】本実施形態に係る焼却炉の二次燃焼排ガス温度
の測定方法を示すフロー図である。
【符号の説明】
1…焼却炉、2…二次燃焼排ガス温度測定装置、90…
水噴霧ノズル(冷却手段)、101…一次燃焼室、10
2…二次燃焼室、116…被処理物、110…データ処
理装置(情報処理手段)、120…水流量測定装置(除
去熱量取得手段)、121…冷却排ガス温度測定装置
(冷却排ガス温度取得手段)、122…冷却排ガス流量
測定装置(冷却排ガス流量取得手段)。
フロントページの続き (72)発明者 秋元 慎介 東京都品川区北品川五丁目9番11号 住友 重機械工業株式会社内 Fターム(参考) 3K062 AA01 AB01 AC01 AC19 BA02 CB06 CB08 CB10 DA01 DB28 3K078 AA02 AA06 BA03 BA22 CA03 CA12 CA24

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物を一次燃焼し、排出される一次
    燃焼排ガスを二次燃焼し、排出される二次燃焼排ガスを
    冷却して冷却排ガスとする焼却炉の二次燃焼排ガス温度
    の測定方法であって、 前記冷却排ガスの温度と流量と、前記二次燃焼排ガスの
    冷却によって除去された熱量と、に関する情報を各々取
    得し、これらの情報に基づいて前記二次燃焼排ガス温度
    を取得することを特徴とする焼却炉の二次燃焼排ガス温
    度の測定方法。
  2. 【請求項2】 前記二次燃焼排ガスの冷却を水噴霧によ
    り行い、前記除去された熱量に関する情報として当該水
    噴霧の流量を取得することを特徴とする、請求項1に記
    載の焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定方法。
  3. 【請求項3】 被処理物を一次燃焼する一次燃焼室と、
    前記一次燃焼室から排出される一次燃焼排ガスを二次燃
    焼させる二次燃焼室と、前記二次燃焼された二次燃焼排
    ガスの熱量を除去し冷却排ガスを得る冷却手段と、を備
    えた焼却炉の二次燃焼排ガス温度の測定装置であって、 前記冷却排ガス温度に関する情報を取得する冷却排ガス
    温度取得手段と、 前記冷却排ガス流量に関する情報を取得する冷却排ガス
    流量取得手段と、 前記冷却手段によって前記二次燃焼排ガスから除去され
    た熱量に関する情報を取得する除去熱量取得手段と、 前記取得された情報に基づいて前記二次燃焼排ガス温度
    を取得する情報処理手段と、 を備えることを特徴とする焼却炉の二次燃焼排ガス温度
    の測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016191544A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 マルティン ゲーエムベーハー フュー ウンヴェルト− ウント エネルギーテクニーク 発火装置における燃焼管理のための方法および発火装置
JP7153431B2 (ja) 2017-08-17 2022-10-14 Jfeエンジニアリング株式会社 ボイラの腐食防止装置及び腐食防止方法

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