JP2002349121A - ドアレール用給油兼拭取り装置 - Google Patents
ドアレール用給油兼拭取り装置Info
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Abstract
するようドアに取付けられる給油器と前記ドアレール下
部に摺接するようドアに取付けられる拭取り器とを備え
たことを特徴とする。又、給油器と拭取り器とは、各
々、保持枠と、ドアレールに摺接可能で前記該保持枠に
着脱自在に保持される摺接保油部材とで構成されたこと
を特徴とする。
Description
懸架されるよう架設されたドアレールに対するドアレー
ル用給油兼拭取り装置に関する。
レール用給油器はあったが、ドアレールに給油された余
分な若しくはドアレールの表面を巡った後に垂れ落ちる
余油を拭取る機能を備えた装置は知られていない。
に基づいて説明する。図4はエレベータのドアに装置さ
れた状態を示す側面図、図5は図4のA−A断面説明図
である。図4及び図5において、1はエレベータ(非図
示)のドア、2はエレベータカゴ(非図示)の乗降口の上
辺部に架設されたドアレールである。このドアレール2
に懸架されて走行するドア1には、ドアレール2への給
油器3が装備されている。給油器3は、ドアレール2の
上面に摺接するように、ドア1の上辺部のドアハンガー
11に取付けられている。
乗るハンガーローラ12を備えており、ドアレール2上
を走行するハンガーローラ12によってドア1が開閉走
行される。尚、図中の13はドアレール2の下面側に当
接されたアップスラストローラである。上記図5におい
ては、このアップスラストローラ13は省略され、図示
されていない。
ール2から垂れ落ちる余油を受けるための拭取り器を備
えていないため、ドアレール2に給油された後の油(潤
滑油)は殆ど垂れ落ち状態に置かれており、油がドアレ
ール2から垂れ落ちない程度に給油器3に給油すること
で、余油の垂れ落ちが生じないように管理されていた。
管理手法では、油切れが生じてドア1の走行に悪影響を
与える上、油切れが生じないようにするには、給油器3
の保油状態を頻繁にチェックする作業が必要となり、こ
の種のドア1管理に大変な作業手間と作業時間とを要し
ていた。又、給油器3への給油に当っては、各ドア1毎
の使用頻度により給油量が異なるため、熟練者による給
油でなくてはならず、給油量を間違うとドア1の表面に
まで余油が垂れ落ちてしまうため、人手による拭取り作
業を強いられていた。本発明はこれらの諸問題を解決す
る装置の提供を目的とする。
ール用給油兼拭取り装置の発明は、架設されたドアレー
ルに摺接するようドアに取付けられる給油器と前記ドア
レール下部に摺接するようドアに取付けられる拭取り器
とを備えたことを特徴とする。
レール用給油兼拭取り装置において、給油器と拭取り器
とは、ドアレールの上下に相対に配置されたことを特徴
とする。
に記載のドアレール用給油兼拭取り装置において、給油
器と拭取り器とは、共通の取付部材を介してドアに取付
けられることを特徴とする。
の何れかに記載のドアレール用給油兼拭取り装置におい
て、給油器と拭取り器とはドア又は共通の取付部材に対
して着脱自在に構成されたことを特徴とする。
の何れかに記載のドアレール用給油兼拭取り装置におい
て、給油器と拭取り器とは相互に互換可能に構成された
ことを特徴とする。
の何れかに記載のドアレール用給油兼拭取り装置におい
て、給油器と拭取り器とは、各々、保持枠と、ドアレー
ルに摺接可能で前記該保持枠に着脱自在に保持される摺
接保油部材とで構成されたことを特徴とする。
施の形態1を示す図1及び図2に基づいて説明する。図
1はドアレール用給油兼拭取り装置がドアに取付られた
状態を示す側面図、図2はドアレール用給油兼拭取り装
置の斜視図である。尚、従来の技術で説明した図4及び
図5と同じ符号は同じ内容であるからその説明を省略す
る。
ドアレール用給油兼拭取り装置である。以下、これを本
装置ともいう。31は給油器、32は拭取り器であり、
給油器31はドアレール2の上面に、拭取り器32はド
アレールの2の下部に、それぞれ摺接するようにドアレ
ール2の上下に相対に配置されている。
り器32とは、共通の取付部材33を介してドア1に、
具体的にはドア1を構成するドアハンガー11に着脱自
在に装着されている。取付部材33は2本の支持腕3
5、36を有する板状の部材で、ドアレール2の側面側
に平行に配置されている。尚、図中の37は止着穴であ
り、ネジ等の止着部材(非図示)が挿通される。
取付け部材33の支持腕35、36の先端側に着脱自在
に固定されている。給油器31と拭取り器32は例えば
フェルト等で成形され保油可能な部材であればよい。以
下、これを摺接保油部材ともいう。
ば、図示のように、何れも、給油器31として、或いは
拭取り器32として、互換可能に使用できるよう、例え
ば、同じ構造としてあり、何れの支持腕35、36に固
定されるかによって、給油器31或いは拭取り器32と
して機能し、使用できる構成としておくとよい。
ことによって、支持腕35、36に固定されていた給油
器31と拭取り器32との上下位置を換えて、互いに取
り換えることにより、保油量が減少した給油器31を拭
取り器32として、他方、余油を吸収して保油量が増大
した拭取り器32を給油器31として、それぞれ転用し
ての再使用ができ、使用油量を大幅に節約することがで
きると共に、保油量が限界に達する毎に拭取り器32を
破棄処分する必要が無くなり、極めて経済的となる。
転用することにより、両器を長期にわたって有効に使用
することができる。又、給油器31と拭取り器32とを
ドアレール2を中央にして上下位置に相対に配置するこ
とによって、給油器31に過度に給油されても、ドアレ
ール2を伝って垂れ落ちる余油を下方の拭取り器32で
吸収することができるので、ドア1の表面への余油の垂
れ落ちを防止することができる。
の形態1における給油器31と拭取り器32との別の構
成を示すもので、これを図3に基づいて説明する。図3
は本装置の斜視図である。図3において、図1及び図2
と同じ符号は同じ内容であるからその説明を省略する。
保持枠31Aに着脱自在に嵌め込まれる摺接保油部材と
しての例えばフェルト31Bとで構成されており、箱形
の保持枠31Aの天地を逆さまにした状態、即ち当該保
持枠31Aからフェルト31Bが露出した側を下に向け
た状態にて、保持枠31Aを支持腕35に着脱自在に固
定している。
31と同じ構成である。即ち、箱形の保持枠32Aと当
該保持枠32Aに着脱自在に嵌め込まれる摺接保油部材
としての例えばフェルト32Bとで構成されており、箱
形の保持枠32Aの天地をそのままにした状態、即ち当
該保持枠32Aからフェルト32Bが露出した側を上に
向けた状態にて、保持枠32Aを支持腕36に着脱自在
に固定している。
1と拭取り器32とは、その箱形の保持枠31A、32
Aの天地を適宜設定して、所要の支持腕35、36へ取
付けるだけで、実質的に給油器31としての、或いは拭
取り器32としての何れの機能をも果すことができる。
部材としての例えばフェルト31B、32Bが、各々保
持枠31A、32Aに対して着脱自在に挿着されている
ので、保持枠31A、32Aを支持腕35、36から取
外すこと無く、フェルト31B、32Bのみを上下に位
置する保持枠31A、32Aに差し替えるだけで済むか
ら、上記実施の形態1に比べて、配置換え交換作業を迅
速且つ容易に行うことができる。尚、フェルト31B、
32Bはその有する弾性によって保持枠31A、32A
に保持させることができるが、他の適当な保持手段を用
いてもよい。
ベータカゴのドアを例にして説明したが、本発明はこれ
に限らず、広くドアレールに適用することができる。
ば、何れも、給油を受けたドアレールからの余油を拭取
り器によって吸収することができ、ドア表面への余油の
垂れ落ちを阻止することができる。又、給油器への給油
作業において給油量の加減に必要以上の注意を払わずに
済み、諸処のドアを巡っての給油作業を迅速且つ容易に
行うことができる。
器とを上下位置に相対に配置してあるので、給油器から
ドアレールへの過剰供給が、例えば、ドアの走行中或い
は停止中におきても、余油を吸収することができる。
器とが共通の取付部材を介してドアに装着できるので、
予め、取付部材に給油器と拭取り器とを固定しておくこ
とによって、ドアへの両器の取付を容易に行うことがで
きる。殊に、取付部材の所定の位置に予め両器を固定し
ておくことによって、ドアレールに対する位置決めが容
易となる。
器とがドア又は共通の取付部材に対して着脱自在に固定
されているので、給油器及び拭取り器のみの交換を容易
におこなうことができる。
器とが相互に互換可能に構成されているので、保油量が
減少した給油器を拭取り器として、他方、保油量が増大
した拭取り器を給油器として、それぞれ、交換して転用
することができるので、油(潤滑油)の使用量を大幅に節
約できると共に、給油器と拭取り器とを繰り返して長期
にわたり使用することができる。
器との配置交換が摺接保油部材のみの差し替え交換で済
むので、給油器と拭取り器との機能的な交換作業を極め
て迅速に行うことができる。
置がドアに取付られた状態を示す側面図である。
置の斜視図である。
置の斜視図である。
の取付状態を示す側面図である。
0 ドアレール用給油兼拭取り装置、31 給油器、3
2 拭取り器、31A、32A 保持枠、32A、32
B 摺接保油部材、33 取付部材、35、36 支持
腕。
Claims (6)
- 【請求項1】 架設されたドアレールに摺接するようド
アに取付けられる給油器と前記ドアレール下部に摺接す
るようドアに取付けられる拭取り器とを備えたことを特
徴とするドアレール用給油兼拭取り装置。 - 【請求項2】 給油器と拭取り器とは、ドアレールの上
下に相対に配置されたことを特徴とする請求項1に記載
のドアレール用給油兼拭取り装置。 - 【請求項3】 給油器と拭取り器とは、共通の取付部材
を介してドアに取付けられることを特徴とする請求項1
又は請求項2に記載のドアレール用給油兼拭取り装置。 - 【請求項4】 給油器と拭取り器とはドア又は共通の取
付部材に対して着脱自在に構成されたことを特徴とする
請求項1乃至請求項3の何れかに記載のドアレール用給
油兼拭取り装置。 - 【請求項5】 給油器と拭取り器とは相互に互換可能に
構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何
れかに記載のドアレール用給油兼拭取り装置。 - 【請求項6】 給油器と拭取り器とは、各々、保持枠
と、ドアレールに摺接可能で前記該保持枠に着脱自在に
保持される摺接保油部材とで構成されたことを特徴とす
る請求項1乃至請求項5の何れかに記載のドアレール用
給油兼拭取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001158561A JP2002349121A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ドアレール用給油兼拭取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001158561A JP2002349121A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ドアレール用給油兼拭取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002349121A true JP2002349121A (ja) | 2002-12-04 |
Family
ID=19002254
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001158561A Pending JP2002349121A (ja) | 2001-05-28 | 2001-05-28 | ドアレール用給油兼拭取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002349121A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020261415A1 (ja) * | 2019-06-26 | 2020-12-30 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターのドアレール清掃治具 |
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-
2001
- 2001-05-28 JP JP2001158561A patent/JP2002349121A/ja active Pending
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CN114072347B (zh) * | 2019-06-26 | 2022-11-29 | 三菱电机楼宇解决方案株式会社 | 电梯的门导轨清扫辅具 |
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